JPH0124766Y2 - - Google Patents
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- JPH0124766Y2 JPH0124766Y2 JP8118882U JP8118882U JPH0124766Y2 JP H0124766 Y2 JPH0124766 Y2 JP H0124766Y2 JP 8118882 U JP8118882 U JP 8118882U JP 8118882 U JP8118882 U JP 8118882U JP H0124766 Y2 JPH0124766 Y2 JP H0124766Y2
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- 230000008929 regeneration Effects 0.000 claims description 14
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はリバース機能を備えたテープレコーダ
のスイツチング回路に関するものである。
のスイツチング回路に関するものである。
本考案の前提とするテープレコーダは第1、第
2の再生釦と、停止釦とを有し、これら第1、第
2の再生釦を選択的に操作することにより磁気ヘ
ツドを載置したサブシヤーシ及びテープ定速走行
機構等を動作させテープを正又は逆方向に走行さ
せての再生モードを得ることができるテープレコ
ーダにあり、そして、本考案はこのようなテープ
レコーダにおいて、例えば、第1の再生釦を操作
しての正方向のテープ走行による再生モードでテ
ープが終端に到達した場合で引き続いて逆方向で
の再生モードを得たいとき、一々停止釦を操作す
ることなく直接第2の再生釦を操作することによ
り逆方向でのテープ走行による再生モードとする
ことができるようなスイツチング回路を提供せん
とするものである。
2の再生釦と、停止釦とを有し、これら第1、第
2の再生釦を選択的に操作することにより磁気ヘ
ツドを載置したサブシヤーシ及びテープ定速走行
機構等を動作させテープを正又は逆方向に走行さ
せての再生モードを得ることができるテープレコ
ーダにあり、そして、本考案はこのようなテープ
レコーダにおいて、例えば、第1の再生釦を操作
しての正方向のテープ走行による再生モードでテ
ープが終端に到達した場合で引き続いて逆方向で
の再生モードを得たいとき、一々停止釦を操作す
ることなく直接第2の再生釦を操作することによ
り逆方向でのテープ走行による再生モードとする
ことができるようなスイツチング回路を提供せん
とするものである。
以下、本考案に係るスイツチング回路の一実施
例を図に従つて詳細に説明する。
例を図に従つて詳細に説明する。
第1図は本考案に係るスイツチング回路を備え
たテープレコーダの要部の概略的模式図であつ
て、図中1及び2は正及び逆方向での再生モード
を得る為の第1及び第2の再生釦にして、夫々押
圧操作すればロツク板4にて操作位置にロツクさ
れ、停止釦3の操作で斯るロツク板4によるロツ
クを解除される。
たテープレコーダの要部の概略的模式図であつ
て、図中1及び2は正及び逆方向での再生モード
を得る為の第1及び第2の再生釦にして、夫々押
圧操作すればロツク板4にて操作位置にロツクさ
れ、停止釦3の操作で斯るロツク板4によるロツ
クを解除される。
5は上面に再生ヘツド6を載置したサブシヤー
シにして、再生ヘツド6をテープTより離間させ
る停止の位置と再生ヘツド6をテープTに接触さ
せる再生の位置とを取るように前後に往復動で
き、その往動は上記第1又は第2の再生釦1,2
の操作位置への操作で実行され、又、復動はこれ
ら釦1,2の非操作の位置への復動に伴つてスプ
リング21にて実行されるべく成つている。
シにして、再生ヘツド6をテープTより離間させ
る停止の位置と再生ヘツド6をテープTに接触さ
せる再生の位置とを取るように前後に往復動で
き、その往動は上記第1又は第2の再生釦1,2
の操作位置への操作で実行され、又、復動はこれ
ら釦1,2の非操作の位置への復動に伴つてスプ
リング21にて実行されるべく成つている。
7及び8はピンチローラ9及び10を枢支した
ピンチローラレバーにて、キヤプスタン11,1
2から離間した停止の位置とキヤプスタン11,
12にテープTを介して係合する再生の位置とを
取るように回動でき、斯る回動は上記第1及び第
2の再生釦1及び2の操作を図示しない連動機構
を介して受け実行されるべく成つている。
ピンチローラレバーにて、キヤプスタン11,1
2から離間した停止の位置とキヤプスタン11,
12にテープTを介して係合する再生の位置とを
取るように回動でき、斯る回動は上記第1及び第
2の再生釦1及び2の操作を図示しない連動機構
を介して受け実行されるべく成つている。
1,3はメインスイツチにして、そのアクチユ
エータ13aをロツク板4の一端に対置させてお
り、第1及び第2の再生釦1又は2が操作されず
に非操作位置にあつてロツク板4が実線のように
非ロツクの位置にあるときにはオフすると共にロ
ツク板4が釦1、又は2を操作位置にロツクする
ロツク位置(点線の状態)を取るときにはオンす
るべく成り、殊に、第1の再生釦(又は第2の再
生釦)がロツク板4にロツクされているときに第
2の再生釦(又は第1の再生釦)を押圧操作して
ロツク板4による釦1,2のロツクを切り換える
際においても、ロツク板4の横方向の移動量の関
係でメインスイツチ13はそのオンを持続する。
エータ13aをロツク板4の一端に対置させてお
り、第1及び第2の再生釦1又は2が操作されず
に非操作位置にあつてロツク板4が実線のように
非ロツクの位置にあるときにはオフすると共にロ
ツク板4が釦1、又は2を操作位置にロツクする
ロツク位置(点線の状態)を取るときにはオンす
るべく成り、殊に、第1の再生釦(又は第2の再
生釦)がロツク板4にロツクされているときに第
2の再生釦(又は第1の再生釦)を押圧操作して
ロツク板4による釦1,2のロツクを切り換える
際においても、ロツク板4の横方向の移動量の関
係でメインスイツチ13はそのオンを持続する。
又、14は連動スイツチにして、アクチユエー
タ14aを上記第1及び第2の再生釦1,2にお
ける作動片1A,2Aのカム面1a,2aに共通
して対応させており(第2図参照)、何れかの再
生釦1又は2が操作されたときアクチユエータ1
4aをカム面1a又は2aに一時的に押圧されて
その間、オンするべく成つている。
タ14aを上記第1及び第2の再生釦1,2にお
ける作動片1A,2Aのカム面1a,2aに共通
して対応させており(第2図参照)、何れかの再
生釦1又は2が操作されたときアクチユエータ1
4aをカム面1a又は2aに一時的に押圧されて
その間、オンするべく成つている。
次いで、本考案に係るスイツチング回路につい
て説明する。
て説明する。
第2図がその電気的結線図であり、図中、15
は直流電源にして、この電源電圧が上記したメイ
ンスイツチ13を通じて以下の全回路に供給され
るべく成つている。
は直流電源にして、この電源電圧が上記したメイ
ンスイツチ13を通じて以下の全回路に供給され
るべく成つている。
Tr1はNPN型のスイツチングトランジスタに
して、上記メインスイツチ13のオンに伴うコン
デンサC1の充電電流をベースに受けてオンする
ことによりバイアス抵抗R1を介してPNP型のト
ランジスタTr2をオンする構成を取り、そして、
このトランジスタTr2がオンした後、コンデンサ
C1の充電が終つても、バイアス抵抗R2を介して
電流の供給を受けオンを持続する。要するに、ト
ランジスタTr1,Tr2とバイアス抵抗R2でスイツ
チ回路手段を構成している。
して、上記メインスイツチ13のオンに伴うコン
デンサC1の充電電流をベースに受けてオンする
ことによりバイアス抵抗R1を介してPNP型のト
ランジスタTr2をオンする構成を取り、そして、
このトランジスタTr2がオンした後、コンデンサ
C1の充電が終つても、バイアス抵抗R2を介して
電流の供給を受けオンを持続する。要するに、ト
ランジスタTr1,Tr2とバイアス抵抗R2でスイツ
チ回路手段を構成している。
16及び17はモータ及びアンプで、上記トラ
ンジスタTr2がオンすることによつて電源15よ
り電流の供給を受けて動動するべく成り、殊に、
モータ16は正方向及び逆方向を含むテープ駆動
系の駆動源として機能するものである。
ンジスタTr2がオンすることによつて電源15よ
り電流の供給を受けて動動するべく成り、殊に、
モータ16は正方向及び逆方向を含むテープ駆動
系の駆動源として機能するものである。
19はリール台(供給又は巻取リール台)18
の動きを検知するテープ終端検知回路にして、テ
ープ終端の到来でリール台19の回転が停止する
と、終端検知信号を出力するべく成つている。
の動きを検知するテープ終端検知回路にして、テ
ープ終端の到来でリール台19の回転が停止する
と、終端検知信号を出力するべく成つている。
Tr3は上記終端検知信号をベースに入力すると
オンする遮断用トランジスタにして、該トランジ
スタTr3がオンすると上記バイアス抵抗R2を介し
てのスイツチングトランジスタTr1のベースへの
電流供給が遮断されてスイツチングトランジスタ
Tr1がオフし、その結果、トランジスタTr2がオ
フして上記モータ16及びアンプ17への電源電
流の供給が停止される。
オンする遮断用トランジスタにして、該トランジ
スタTr3がオンすると上記バイアス抵抗R2を介し
てのスイツチングトランジスタTr1のベースへの
電流供給が遮断されてスイツチングトランジスタ
Tr1がオフし、その結果、トランジスタTr2がオ
フして上記モータ16及びアンプ17への電源電
流の供給が停止される。
C2は上記コンデンサC1と並列に接続されたコ
ンデンサにして、上記メインスイツチ13がオン
している状態において上記連動スイツチ14がオ
ンされると電源15から電流の供給を受けて充電
を開始し、その充電電流を以つて上記スイツチン
グトランジスタTr1をオンさせるもので、放電用
の抵抗R4を並列に接続されている。
ンデンサにして、上記メインスイツチ13がオン
している状態において上記連動スイツチ14がオ
ンされると電源15から電流の供給を受けて充電
を開始し、その充電電流を以つて上記スイツチン
グトランジスタTr1をオンさせるもので、放電用
の抵抗R4を並列に接続されている。
本考案は叙上のように構成されるものであり、
以下、その作用について説明する。
以下、その作用について説明する。
第1、第2の再生釦1,2の何れもが操作され
ていない停止モードではロツク板4が非ロツクの
位置を取つていることからメインスイツチ13は
オフしていると共に連動スイツチ14はアクチユ
エータ14aを各カム面1a,2aから離脱して
オフ状態にある。又、ピンチローラ9及び10は
夫々キヤプスタン11,12から離間した位置を
取つている。
ていない停止モードではロツク板4が非ロツクの
位置を取つていることからメインスイツチ13は
オフしていると共に連動スイツチ14はアクチユ
エータ14aを各カム面1a,2aから離脱して
オフ状態にある。又、ピンチローラ9及び10は
夫々キヤプスタン11,12から離間した位置を
取つている。
勿論、メインスイツチ13がオフの為、スイツ
チングトランジスタTr1がオフしていてモータ1
6及びアンプ17は電源15と遮断されている。
チングトランジスタTr1がオフしていてモータ1
6及びアンプ17は電源15と遮断されている。
而して、このような停止モードより正方向にテ
ープを定速走行させての再生モード(正方向再生
モード)を得るに当つて、第1の再生釦1を押圧
操作して該釦1をロツク板4にて操作位置にロツ
クすると、ロツク板4がロツク位置を取ることか
らメインスイツチ13がオンすることとなる。
ープを定速走行させての再生モード(正方向再生
モード)を得るに当つて、第1の再生釦1を押圧
操作して該釦1をロツク板4にて操作位置にロツ
クすると、ロツク板4がロツク位置を取ることか
らメインスイツチ13がオンすることとなる。
すると、このメインスイツチ13のオンに相俟
つて電源15の電源電流がコンデンサC1を通じ
てスイツチングトランジスタTr1のベースに供給
されて該トランジスタTr1がオンし、その結果、
トランジスタTr2がオンしてモータ16及びアン
プ17に電源15からの電流が供給され夫々が駆
動を始める。
つて電源15の電源電流がコンデンサC1を通じ
てスイツチングトランジスタTr1のベースに供給
されて該トランジスタTr1がオンし、その結果、
トランジスタTr2がオンしてモータ16及びアン
プ17に電源15からの電流が供給され夫々が駆
動を始める。
勿論、トランジスタTr2のオンでバイアス抵抗
R2を介してスイツチングトランジスタTr1のベー
スに電源電流が供給される為、コンデンサC1の
充電が終つてもスイツチングトランジスタTr1は
オンを持続する。
R2を介してスイツチングトランジスタTr1のベー
スに電源電流が供給される為、コンデンサC1の
充電が終つてもスイツチングトランジスタTr1は
オンを持続する。
又、上記第1の再生釦1の押圧操作の当初、連
動スイツチ14はそのアクチユエータ14aを第
1の再生釦1のカム面1aにて押圧され一時的に
オンして、その間コンデンサC2に充電電流(こ
の電流はトランジスタTr1のベースにコンデンサ
C1からの電流と共に供給される)を流し、該コ
ンデンサC2を充電するが、第1の再生釦1の操
作位置方向への押圧が進んでアクチユエータ14
aが再びカム面1aと離脱すると再度オフし、そ
の結果、コンデンサC2の充電電荷は抵抗R3を介
して放電される。
動スイツチ14はそのアクチユエータ14aを第
1の再生釦1のカム面1aにて押圧され一時的に
オンして、その間コンデンサC2に充電電流(こ
の電流はトランジスタTr1のベースにコンデンサ
C1からの電流と共に供給される)を流し、該コ
ンデンサC2を充電するが、第1の再生釦1の操
作位置方向への押圧が進んでアクチユエータ14
aが再びカム面1aと離脱すると再度オフし、そ
の結果、コンデンサC2の充電電荷は抵抗R3を介
して放電される。
又、上述のように第1の再生釦1が操作位置に
押圧された事に伴つてサブチヤージ5又はスプリ
ング21に抗して再生の位置に移行して再生ヘツ
ド6を磁気テープTに接触させると共にピンチロ
ーラレバー7は図示しない連動機構を介して再生
の位置に回転されてピンチローラ9をキヤプスタ
ン11に係合させる。更に、このピンチローラ9
とキヤプスタン11に協働してテープTを正方向
に定速送行させる機構(リール台18Aを回転さ
せる機構)も動作状態となる。
押圧された事に伴つてサブチヤージ5又はスプリ
ング21に抗して再生の位置に移行して再生ヘツ
ド6を磁気テープTに接触させると共にピンチロ
ーラレバー7は図示しない連動機構を介して再生
の位置に回転されてピンチローラ9をキヤプスタ
ン11に係合させる。更に、このピンチローラ9
とキヤプスタン11に協働してテープTを正方向
に定速送行させる機構(リール台18Aを回転さ
せる機構)も動作状態となる。
以上でテープレコーダは正方向再生モードにな
つた訳で、テープTは矢印A方向に走行され再生
ヘツド6により、例えば、テープ幅方向の上半分
のトラツク上の記録情報を再生される。
つた訳で、テープTは矢印A方向に走行され再生
ヘツド6により、例えば、テープ幅方向の上半分
のトラツク上の記録情報を再生される。
而して、このような正方向再生モードにおい
て、テープTの終端が到来すると、テープ終端検
知回路19がテープ終端検知信号を出力し、トラ
ンジスタTr3をオンにする。
て、テープTの終端が到来すると、テープ終端検
知回路19がテープ終端検知信号を出力し、トラ
ンジスタTr3をオンにする。
すると、このトランジスタTr3のオンに相俟つ
て、スイツチングトランジスタTr1がオフし、更
にトランジスタTr2がオフしてモータ16、アン
プ17への電源電流の供給を遮断する。
て、スイツチングトランジスタTr1がオフし、更
にトランジスタTr2がオフしてモータ16、アン
プ17への電源電流の供給を遮断する。
即ち、自動的にモータ、アンプの電源回路を遮
断する訳である。
断する訳である。
又、このトランジスタTr2のオフでテープ終端
検知回路11はその動作を停止し上記テープ終端
検知信号を消勢して遮断用トランジスタTr3を再
びオフにする。
検知回路11はその動作を停止し上記テープ終端
検知信号を消勢して遮断用トランジスタTr3を再
びオフにする。
以後、テープレコーダはこの状態を持続する。
従つて、第1の再生釦1は操作位置にロツクされ
たままであり、又、コンデンサC1は充電された
ままとなつている。
従つて、第1の再生釦1は操作位置にロツクされ
たままであり、又、コンデンサC1は充電された
ままとなつている。
さて、このような状態において、本考案では、
第2の再生釦2を操作することにより直接、逆方
向にテープを定速走行させての再生モード(逆方
向再生モード)を得ることができる。
第2の再生釦2を操作することにより直接、逆方
向にテープを定速走行させての再生モード(逆方
向再生モード)を得ることができる。
即ち、上記のような正方向再生モードの終了で
完全な停止モードに復帰しない待期の状態におい
て、第2の操作釦2をその停止の位置から押圧操
作すると、この釦2の操作に相俟つてロツクの位
置にあつたロツク板4が一旦非ロツクの位置方向
に移動して第1の再生釦1のロツクを解除した後
再びロツクの位置を取つて第2の再生釦2を操作
の位置にロツクすると共にメインスイツチ13を
オフする間もなくオンとする。
完全な停止モードに復帰しない待期の状態におい
て、第2の操作釦2をその停止の位置から押圧操
作すると、この釦2の操作に相俟つてロツクの位
置にあつたロツク板4が一旦非ロツクの位置方向
に移動して第1の再生釦1のロツクを解除した後
再びロツクの位置を取つて第2の再生釦2を操作
の位置にロツクすると共にメインスイツチ13を
オフする間もなくオンとする。
又、サブシヤーシ5は復帰する間もなく第2の
再生釦2により再生の位置に保持されると共にピ
ンチローラレバー8は停止の位置から再生の位置
に回転されキヤプスタン12に係合される。更
に、このピンチローラ10とキヤプスタンに協働
して磁気テープTを逆方向に定速走行させる機構
(リール台18Bを回転させる機構)も動作状態
となる。
再生釦2により再生の位置に保持されると共にピ
ンチローラレバー8は停止の位置から再生の位置
に回転されキヤプスタン12に係合される。更
に、このピンチローラ10とキヤプスタンに協働
して磁気テープTを逆方向に定速走行させる機構
(リール台18Bを回転させる機構)も動作状態
となる。
又、これらとは別に上記第2の再生釦2の押圧
操作の当初、連動スイツチ14はアクチユエータ
14aを第2の再生釦2のカム面1a(復動中の
第1の再生釦1のカム面1aも含む)にて押圧さ
れて一時的にオンし、その間メインスイツチ13
から得られる電源15の電源電流をコンデンサ
C2を通してスイツチングトランジスタTr1のベー
スに供給して該トランジスタTr1をオンとする。
その結果、トランジスタTr2がオンしてモータ1
6及びアンプ17に電源15からの電流が供給さ
れ夫々が駆動を始める。そして、このトランジス
タTr2のオンでバイアス抵抗R2を介してスイツチ
ングトランジスタTr1のベースに電源電流が供給
される為、上記連動スイツチ14が第2の再生釦
2の押圧及び第1の再生釦1の復動の進行でその
アクチユエータ14aをカム面1a,2aから離
脱してオフしても、トランジスタTr1のオンは持
続される。勿論、連動スイツチ14がオフすれば
コンデンサC2は充電した電荷を抵抗R4を通じて
放電する。
操作の当初、連動スイツチ14はアクチユエータ
14aを第2の再生釦2のカム面1a(復動中の
第1の再生釦1のカム面1aも含む)にて押圧さ
れて一時的にオンし、その間メインスイツチ13
から得られる電源15の電源電流をコンデンサ
C2を通してスイツチングトランジスタTr1のベー
スに供給して該トランジスタTr1をオンとする。
その結果、トランジスタTr2がオンしてモータ1
6及びアンプ17に電源15からの電流が供給さ
れ夫々が駆動を始める。そして、このトランジス
タTr2のオンでバイアス抵抗R2を介してスイツチ
ングトランジスタTr1のベースに電源電流が供給
される為、上記連動スイツチ14が第2の再生釦
2の押圧及び第1の再生釦1の復動の進行でその
アクチユエータ14aをカム面1a,2aから離
脱してオフしても、トランジスタTr1のオンは持
続される。勿論、連動スイツチ14がオフすれば
コンデンサC2は充電した電荷を抵抗R4を通じて
放電する。
以上でテープレコーダは逆方向再生モードにな
つた訳で、テープTは矢印B方向に定速走行され
再生ヘツド6により例えば、テープ幅方向の上半
分のトラツク上の記録情報を再生する。
つた訳で、テープTは矢印B方向に定速走行され
再生ヘツド6により例えば、テープ幅方向の上半
分のトラツク上の記録情報を再生する。
以上のように本考案では正方向での再生モード
でテープ終端が到来し未だ停止釦3が操作されて
いない待期の状態において、第2の再生釦を操作
すれば直接逆方向での再生モードに成る訳である
が、その逆も又同様に実行できる。
でテープ終端が到来し未だ停止釦3が操作されて
いない待期の状態において、第2の再生釦を操作
すれば直接逆方向での再生モードに成る訳である
が、その逆も又同様に実行できる。
又、上述のような正又は逆方向での再生モード
において停止釦3を操作して第1又は第2の再生
釦1又は2のロツク板4によるロツクを解除して
非操作の位置に復帰させることにより停止モード
とすることができる。
において停止釦3を操作して第1又は第2の再生
釦1又は2のロツク板4によるロツクを解除して
非操作の位置に復帰させることにより停止モード
とすることができる。
この停止モードとなつたときメインスイツチ1
3はオフされるが、その後、コンデンサC1の充
電電荷は抵抗R3を通じて放電される。
3はオフされるが、その後、コンデンサC1の充
電電荷は抵抗R3を通じて放電される。
本考案は叙上のように構成されるものであるか
ら、一方の再生モードにおいてテープ終端に至つ
たとき他のテープ送り方向での再生モードを得る
為の再生釦を操作すれば直ちに斯る他のテープ送
り方向での再生モードを得ることができ、従つ
て、操作性に優れたテープレコーダを提供できる
優れた考案である。
ら、一方の再生モードにおいてテープ終端に至つ
たとき他のテープ送り方向での再生モードを得る
為の再生釦を操作すれば直ちに斯る他のテープ送
り方向での再生モードを得ることができ、従つ
て、操作性に優れたテープレコーダを提供できる
優れた考案である。
第1図は本考案に係るスイツチング回路を備え
たテープレコーダの構成概略図、第2図は同上の
ものにおける要部拡大構成図、第3図は同上スイ
ツチ回路を示す電気的結線図である。 1,2……第1(第2)の再生釦、13……メ
インスイツチ、14……連動スイツチ、15……
電源、16……モータ。
たテープレコーダの構成概略図、第2図は同上の
ものにおける要部拡大構成図、第3図は同上スイ
ツチ回路を示す電気的結線図である。 1,2……第1(第2)の再生釦、13……メ
インスイツチ、14……連動スイツチ、15……
電源、16……モータ。
Claims (1)
- 第1又は第2の再生釦を操作することにより正
又は逆方向の再生モードを得るテープレコーダに
おいて、電源とモータとの間にスイツチ回路手段
を設けると共に該スイツチ回路手段と上記電源と
の間には上記第1又は第2の再生釦の何れかが操
作されたときオンして上記スイツチ回路手段をオ
ンさせ該スイツチ回路手段を介して電源電流を上
記モータに供給させるメインスイツチを設け、上
記オン状態にあるスイツチ回路手段はテープ終端
検知回路のテープ終端検知動作でオフして上記モ
ータへの電源電流の供給を遮断する構成とし、か
つ、上記メインスイツチとスイツチ回路の間には
上記第1又は第2の再生釦の何れかの操作に応動
してオンし上記モータへの電源電流を遮断してい
るオフ状態のスイツチ回路手段を再度オンする連
動スイツチを設けて成るリバース機能を備えたテ
ープレコーダのスイツチング回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118882U JPS58183657U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | リバ−ス機能を備えたテ−プレコ−ダのスイツチング回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118882U JPS58183657U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | リバ−ス機能を備えたテ−プレコ−ダのスイツチング回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58183657U JPS58183657U (ja) | 1983-12-07 |
JPH0124766Y2 true JPH0124766Y2 (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=30090309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8118882U Granted JPS58183657U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | リバ−ス機能を備えたテ−プレコ−ダのスイツチング回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58183657U (ja) |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP8118882U patent/JPS58183657U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58183657U (ja) | 1983-12-07 |
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