JPH087539Y2 - 高速録音テープレコーダ - Google Patents

高速録音テープレコーダ

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JPH087539Y2
JPH087539Y2 JP1985131650U JP13165085U JPH087539Y2 JP H087539 Y2 JPH087539 Y2 JP H087539Y2 JP 1985131650 U JP1985131650 U JP 1985131650U JP 13165085 U JP13165085 U JP 13165085U JP H087539 Y2 JPH087539 Y2 JP H087539Y2
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recording
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信登司 福田
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、少なくとも再生機能を有する再生デッキ
と、少なくとも録音機能を有する少なくとも1台の録音
デッキとを備え、かつ再生デッキによる再生信号の録音
デッキによるコピー録音を高速で行えるようになした高
速録音テープレコーダに関するものである。
〔考案の技術的背景及びその問題点〕
従来この種の装置として第4図にブロック図で示すよ
うなものがあった。図において、1aは再生デッキの機構
部で、倍速制御回路2aにより定速又は倍速のいずれかの
状態で回転されるキャップスタンモータを有し、該機構
部1aに対応して該機構部1aを駆動する駆動部3aが設けら
れている。1bは録音デッキの機構部で、倍速制御回路2b
により定速又は倍速のいずれかの状態で回転されるキャ
プスタンモータを有し、該機構部1bに対応して該機構部
を駆動する駆動部3bが設けられている。
4は倍速切換スイッチで、該スイッチの状態によって
倍速制御回路2a,2bをオン・オフして機構部1a,1bのキャ
プスタンモータを定速か倍速かのどちらかの状態にす
る。
5は主コントローラで、倍速切換スイッチを除くキー
スイッチを有する操作部6の操作に応じて駆動部3a,3b
を制御して機構部1a,1bを動作させる。
以上の構成において、操作部6のコピーキースイッチ
が操作されると、主コントローラ5は操作部6からの信
号に基づいて駆動部3a,3bに指令を出す。駆動部3a,3bは
主コントローラ5からの指令に従って機構部1a,1bをそ
れぞれ再生、録音状態にする。一方、倍速切換スイッチ
4の操作によって独立に定速又は倍速の切換えが行わ
れ、これに基づいて倍速制御回路2a,2bは機構部1a,1bの
キャプスタンモータがそれに対応した状態になるように
制御する。
ところで、最近のテープレコーダでは、操作部の操作
に応じて機構部の状態を切換えるのに、キャプスタンモ
ータの回転力を利用したパワーアシスト動作を用い、別
途駆動源を設けることなくフェザータッチ式の操作で機
構部の切換えを行えるようになしたものが多くなってき
ているが、このような機構を有するテープレコーダに、
第4図について上述したように機構部走行制御と倍速切
換えが分離されている従来の倍速コントロール装置を適
用した場合、倍速切換スイッチ4が既に倍速位置にある
ときに操作部6のコピーキースイッチが操作されると、
機構部1a,1bの切換えが倍速状態にあるキャプスタンモ
ータの回転によるパワーアシスト動作で行われるように
なり、不都合が生ずる危れがあった。
〔考案の目的〕
本考案は上述した従来のものの欠点を除去するために
なされたもので、パワーアシスト動作を操作部の状態の
いかんにかかわらず常にキャプスタンモータの定速回転
状態で行え、パワーアシスト動作と高速切換動作を正確
にかつスムーズに行える高速録音テープレコーダを提供
することを目的としている。
〔考案の概要〕
再生デッキ及び録音デッキのキャプスタンモータの高
速回転により、再生デッキによる再生信号を録音デッキ
により録音する高速録音を行え、キャプスタンモータの
回転力によるパワーアシスト動作を行うようにしたもの
において、指令手段により高速録音の指令が行われたと
き、制御手段は各デッキの機構部のキャプスタンモータ
を定速回転させると共に該定速回転状態において再生デ
ッキ及び録音デッキをそれぞれ再生状態及び録音状態に
する駆動手段による機構部のパワーアシスト動作を行わ
せ、該パワーアシスト動作が終了した後、機構部のキャ
プスタンモータを高速回転させて再生状態になった再生
デッキによる再生信号を録音状態になった録音デッキに
より高速録音させることにより、高速録音の指令操作を
行うだけで再生デッキ及び録音デッキをそれぞれ再生状
態及び録音状態にした後に高速録音を自動的に開始させ
る一連の動作を行わせることができる他、キャプスタン
モータを高速にして行う高速録音の開始前に再生デッキ
及び録音デッキをそれぞれ再生状態及び録音状態にする
ためのパワーアシスト動作が常に定速で行えるようにな
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図であり、
第4図について上述した従来のものと同等の部分には同
一の符号を付してある。
6′は操作部であり、高速録音を指令する指令手段と
しての倍速コピーキースイッチを有する。5′は主コト
ローラであり、操作部6′からの操作信号に基づいて機
構部コトローラ7a及び7bに信号を送る。機構部コトロー
ラ7aは主コントローラ5′からの信号に基づいて倍速制
御回路2a及び2bと駆動部3aを制御し、機構部コントロー
ラ7bは主コントローラ5′からの信号に基づいて駆動部
3bを制御する。再生デッキ及び録音デッキのそれぞれの
機構部1a及び1bは倍速制御回路2a及び2bと駆動部3a及び
3bによってそれぞれ動作される。
以上の構成により、今、操作部6′の倍速コピーキー
スイッチが操作されると、主コントローラ5′は機構部
コントローラ7bにまず録音(REC)命令を出し、その後
時間を遅らせて機構部コントローラ7aに倍速コピー命令
を出力する。機構部コントローラ7a,7bは共に予め定め
られたプログラムで操作して駆動部3a,3bをそれぞれ制
御しているが、一方のコントローラ7aのみが倍速モード
を内部に記憶するようになっていて、主コントローラ
5′からの倍速コピー命令を受けると、倍速フラグをセ
ットする。
録音(REC)命令を受けた機構部コントローラ7bは駆
動部3bを動作させて機構部1bのキャプスタンモータを回
転させ、該キャプスタンモータのパワーアシストにより
機構部1bをREC状態にする。一方、倍速コピー命令を受
けた機構部コントロール7aは機構部1bのパワーアシスト
(REC)動作に入った後に、駆動部3aを動作させて機構
部1aのキャプスタンモータを回転させ、該キャプスタン
モータのパワーアシストにより機構部1aをPLAY状態にす
る。その後、機構部コントローラ7aは両機構部1a,1bの
パワーアシスト動作が完了するに十分な一定時間が経過
した後、倍速命令を出し、これを倍速制御回路2a,2bに
印加する。
倍速命令を受けた倍速制御回路2a,2bはb、キャプス
タンモータの定速回転によるパアーアシスト動作により
既にPLAY状態、REC状態になっている機構部1a,1bのキャ
プスタンモータをそれぞれ倍速回転させ、機構部1aによ
って倍速再生されて得られる再生信号を機構部1bにおい
て倍速コピー録音させる。
ところで、上記機構部コントローラ7a,7bは機構部1a,
1bに装着されているテープエンドにそれぞれ応じ、駆動
部3a,3bをパワーアシスト動作により走行方向反転動作
を行うように制御するようにもなっており、特に機構部
コントローラ7aはテープエンドに応じて倍速フラグをリ
セットして反転動作時のキャプスタンモータの回転を定
速にしてから行い、反転動作終了後再度倍速フラグをセ
ットし、倍速制御回路2a,2bに倍速命令を出すようにな
っている。しかし、機構部コントローラ7bがテープエン
ドに応じて反転動作するときには、キャプスタンモータ
は倍速で回転していることになる。
従って、機構部1a,1bに装着されているテープ長さが
同一のときには特に不具合はないが、例えば機構部1bに
装着されているテープが先にテープエンドに達するよう
な場合には、テープエンドに応じて機構部コントローラ
7bが駆動部3bを動作させて機構部1bのテープ走行方向を
反転させる際のパワーアシスト動作がキャプスタンモー
タの倍速回転状態で行われると共に、この機構部1bの反
転動作中も機構部1aは倍速で再生をし続けるという不具
合がある。
第2図はこのような不具合を解消した他の実施例を示
し、第1図の例とは、機構部コントローラ7aの出力に駆
動部3bの出力により制御されるスイッチング回路8を付
加した点で異なる他は同一の構成となっている。駆動部
3bは機構部コントローラ7aの制御のもとでパワーアシス
ト動作をしている際中はスイッチング回路8を閉し、そ
れ以外のときは開する信号を出力する。
従って、機構部1bに装着したテープがテープエンドに
至り、これに応じて機構部コントローラ7bが駆動部3bに
走行方向反転動作を行わせたときには、スイッチング回
路8が閉され、機構部コントローラ7aから倍速命令が出
力されていても、スイッチング回路8によって遮断され
倍速制御回路2a,2bに送られることがなくなるため、機
構部1a,1bのキャプスタンモータは、機構部1aに装着さ
れたテープのテープエンドに応じた機構部1aの走行方向
反転動作時だけでなく機構部1bに装着されたテープのテ
ープエンドに応じた機構部1bの走行方向反転動作時にも
定速回転にされ、定速回転によるパワーアシスト動作に
より走行方向反転が行われるようになると共に、機構部
1bが反転動作中に再生が高速で行われ続けるという不具
合もなくなる。
第3図は第2図の装置の上述した動作を中心にして全
体の動作について示すフローチャートであり、各デッキ
が往復走行可能なものについて示している。
なお、上述の実施例では、2つのデッキの場合につい
て示したが、3つ以上のデッキの場合にも適用すること
ができ、この場合、機構部1b、倍速制御回路2b、駆動部
3b、及び機構部コントローラ7bに対応するものをその数
に応じて追加すればよい。
また、図示の例では機構部1aが再生デッキのもの、機
構部1bが録音デッキのものとして説明したが、両機構部
1a,1bは録再機構をもったデッキのものでもよい。しか
し、この場合、倍速コピー録音時に操作部6′の操作に
応じ各機構部の機能の一方を特定してやることになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、高速録音の指令
操作を行うだけで再生デッキ及び録音デッキをそれぞれ
再生状態及び録音状態にした後に高速録音を自動的に開
始させる一連の動作を行わせることができる他、キャプ
スタンモータを高速にして行う高速録音の開始前に再生
デッキ及び録音デッキをそれぞれ再生状態及び録音状態
にするためのパワーアシスト動作が常に定速で行えるよ
うになるので、高速録音の指令操作が行われても、キャ
プスタンモータを利用したパワーアシスト動作が高速状
態にあるキャプスタンモータによって行われることがな
く、高速状態で行われることによる不都合の発生をなく
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
本考案の他の実施例を示すブロック図、第3図は第2図
の例についてその全体の動作を示すフローチャート図、
及び第4図は従来例を示すブロック図である。 1a,1b……機構部、2a,2b……倍速制御回路、3a,3b……
駆動部、5′……主コントローラ、6′……操作部、7
a,7b……機構部コントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも再生機能を有する再生デッキ
    と、 少なくとも録音機能を有する録音デッキと、 前記各デッキに設けられ定速及び該定速より速い速度で
    ある高速に切換可能なキャプスタンモータとを備え、 前記キャプスタンモータの高速回転により、前記再生デ
    ッキによる再生信号を前記録音デッキにより録音する高
    速録音を行えるようになし、かつ前記キャプスタンモー
    タの回転力によるパワーアシスト動作を行うようにした
    高速録音テープレコーダにおいて、 前記各デッキの機構部に対応して設けられ機構部をパワ
    ーアシスト動作させる駆動手段と、 前記機構部のキャプスタンモータの定速及び高速回転を
    制御すると共に前記駆動手段による前記機構部のパワー
    アシスト動作を制御する制御手段と、 高速録音を指令する指令手段とを備え、 前記指令手段により高速録音の指令が行われたとき、前
    記制御手段は前記各デッキの機構部のキャプスタンモー
    タを定速回転させると共に該定速回転状態において前記
    再生デッキ及び前記録音デッキをそれぞれ再生状態及び
    録音状態にする前記駆動手段による機構部のパワーアシ
    スト動作を行わせ、該パワーアシスト動作が終了した
    後、前記機構部のキャプスタンモータを高速回転させて
    再生状態になった前記再生デッキによる再生信号を録音
    状態になった前記録音デッキにより高速録音させる ことを特徴とする高速録音テープレコーダ。
JP1985131650U 1985-08-30 1985-08-30 高速録音テープレコーダ Expired - Lifetime JPH087539Y2 (ja)

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JPS6242112U JPS6242112U (ja) 1987-03-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57149548U (ja) * 1981-03-11 1982-09-20
JPS6031723U (ja) * 1983-08-05 1985-03-04 日本ビクター株式会社 テ−プレコ−ダ
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JPS6077015U (ja) * 1983-10-31 1985-05-29 株式会社ケンウッド カセツトデツキ
JPH045067Y2 (ja) * 1985-03-20 1992-02-13

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