JP3112177B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP3112177B2
JP3112177B2 JP03126924A JP12692491A JP3112177B2 JP 3112177 B2 JP3112177 B2 JP 3112177B2 JP 03126924 A JP03126924 A JP 03126924A JP 12692491 A JP12692491 A JP 12692491A JP 3112177 B2 JP3112177 B2 JP 3112177B2
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capstan motor
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録再生装置に関し、例
えば携帯型のテープレコーダに適用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型のテープレコーダにおいて
は、全体として1つのモータを用いて、記録トラツクを
切り換えて記録再生し得るようになされたものがある。
【0003】すなわちこの種のテープレコーダにおいて
は、所定の操作子を操作すると、キヤプスタンモータの
回転方向が切り換わるようになされ、これにより正方向
又は逆方向に磁気テープを走行させる。
【0004】さらにこの種のテープレコーダにおいて
は、所定の歯車を介してキヤプスタンモータの駆動力を
テープカセツトのリールに伝達するようになされ、走行
方向切り換えの操作子の操作に応動して当該歯車が可動
するようになされている。これにより当該テープレコー
ダにおいては、磁気テープの走行方向に対応したリール
をキヤプスタンモータで駆動し、当該リールに磁気テー
プを巻き取るようになされている。
【0005】さらにこの種のテープレコーダにおいて
は、当該操作子の操作に応動して記録再生用の磁気ヘツ
ドを切り換える。
【0006】これにより当該テープレコーダにおいて
は、1つのモータの回転方向を切り換えると共に、リー
ル駆動機構を切り換えることにより、簡易な構成で記録
トラツクを切り換えて記録再生し得るようになされてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
して記録トラツクを切り換える場合、当該テープレコー
ダにおいては、モータの回転方向及びリール駆動機構を
同時に切り換える必要がある。すなわちモータの回転方
向及びリール駆動機構が同時に切り換わらない場合、テ
ープレコーダにおいては、磁気テープに過大な張力が加
わつたり、これとは逆に磁気テープにたるみが発生し、
甚だしい場合は磁気テープがキヤプスタン等にからみつ
くようになる。
【0008】このため従来のテープレコーダにおいて
は、当該リール駆動機構等の機械的精度を向上して、モ
ータの回転方向及びリール駆動機構が同時に切り換わる
ようになされていた。
【0009】ところが、機械的精度を向上しても、完全
にモータの回転方向及びリール駆動機構を同時に切り換
えることは困難で、解決策としては未だ不十分な問題が
あつた。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、確実に動作モードを切り換えることができる記録再
生装置を提案しようとするのもである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、磁気テープを正方向又は逆方向に
選択的に走行させて記録再生する記録再生装置1におい
て、動作モードを切り換える操作子2と、当該操作子2
の第1及び第2の操作位置と、第1及び第2の操作位置
の中間位置を検出する操作位置検出手段10と、操作子
2の操作に応動してキヤプスタンモータ6の駆動力を正
方向又は逆方向のリールに選択的に伝達するリール駆動
機構4と、操作位置検出手段10の検出結果に基づい
て、第1及び第2の操作位置でキヤプスタンモータ6の
駆動条件を切換制御すると共に、第1及び第2の操作位
置の中間位置でキヤプスタンモータ6の駆動を停止制御
するキヤプスタンモータ制御手段13とを設けるように
した。
【0012】
【作用】操作位置検出手段10により操作子2の第1及
び第2の操作位置の中間位置を検出したときに、キヤプ
スタンモータ制御手段13によりキヤプスタンモータ6
を停止制御すると共に、リール駆動機構4により正方向
又は逆方向のリールを選択することにより、駆動すべき
正方向又は逆方向のリールを確実に切り換えた状態で、
この後、操作子2で指定された第1又は第2の操作位置
に応じた駆動条件でキヤプスタンモータ6を駆動させ始
めて磁気テープに記録再生することができる。
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0014】図1において1は全体としてテープレコー
ダを示し、リバース操作子2を操作することにより、記
録トラツクを切り換え得るようになされている。すなわ
ちリバース操作子2は、テープレコーダ1の側面から操
作ノブ2Aが突出するように保持され、当該操作ノブ2
Aを矢印9で示すように、テープレコーダ1の側面に沿
つてスライドし得るようになされている。
【0015】さらにテープレコーダ1は、当該リバース
操作子2及びリバース機構4が所定の連結部材を介して
連結されるようになされ、これにより当該リバース操作
子2をスライドさせると、リバース機構4の歯車が可動
するようになされている。
【0016】ここでリバース機構4は、キヤプスタンモ
ータ6の駆動力をリールに伝達する駆動力伝達機構で、
歯車を可動することにより、正方向又は逆方向のリール
を選択的に駆動し得るようになされている。
【0017】リバース操作子2は、根本に凹部が形成さ
れ、当該凹部がスライドスイツチ10のノブと系合する
ようになされている。これによりテープレコーダ1にお
いては、リバース操作子2をスライド操作すると、スラ
イドスイツチ10を介してその操作量を検出し得るよう
になされている。
【0018】すなわちスライドスイツチ10は、リバー
ス操作子2の操作に応動して端子11がスライドするよ
うになされ、当該端子11で5つの接点10a〜10e
のうち連続する3つの接点を短絡するようになされてい
る。これによりスライドスイツチ10は、リバース操作
子2の位置が標準位置に保持されているとき、接点10
a、10b、10cが短絡され、接点10b、10cを
介してサーボコントロール回路13に電源電圧VCCを
出力するようになされている。
【0019】これに対してリバース操作子2がスライド
操作されると、スライドスイツチ10は、操作途中で接
点10b、10c、10dが短絡された後、接点10
c、10d、10eが短絡される。これによりスライド
スイツチ10は、最終的にリバース操作子2がリバース
位置に保持されると、サーボコントロール回路13の入
力電圧を0〔V〕に切り換えるのに対し、リバース操作
子2がスライド途中の過程においては、抵抗R1及びR
2で決まる分圧電圧を出力する。
【0020】これによりサーボコントロール回路13に
おいては、リバース操作子2の操作途中の状態を検出し
得るようになされている。
【0021】サーボコントロール回路13は、スライド
スイツチ10から出力される出力電圧に応じてキヤプス
タンモータ6の動作を切り換える。
【0022】すなわちサーボコントロール回路13は、
当該出力電圧が電源電圧VCCのとき、キヤプスタンモ
ータ6に駆動信号SC及び回転方向信号SHを出力し、
これによりキヤプスタンモータ6を正方向に駆動する。
これによりテープレコーダ1においては、リバース機構
4が正方向のリールを駆動する状態で、磁気テープ(図
示せず)を正方向に走行させ、当該走行方向に対応した
リールで当該磁気テープを巻き取るようになされてい
る。
【0023】サーボコントロール回路13は、これとは
逆に当該出力電圧が0〔V〕のとき、回転方向信号SH
を切り換え、これによりキヤプスタンモータ6を逆方向
に駆動する。これによりテープレコーダ1においては、
リバース機構4が逆方向のリールを駆動する状態で、磁
気テープ(図示せず)を逆方向に走行させ、当該走行方
向に対応したリールで磁気テープを巻き取るようになさ
れている。
【0024】これに対してサーボコントロール回路13
は、当該出力電圧が抵抗R1及びR2で決まる分圧電圧
のとき、駆動信号SCの出力を停止制御し、これにより
キヤプスタンモータ6を駆動を停止する。このときリバ
ース機構4が正方向から逆方向に、又は逆方向から正方
向に切り換わる途中にあることにより、当該テープレコ
ーダ1においては、走行方向が切り換わる途中の状態で
キヤプスタンモータ6の駆動を停止し、リバース機構4
の走行方向が確実に切り換わつた後、キヤプスタンモー
タ6を駆動するようになされている。
【0025】従つて当該テープレコーダ1においては、
リバース操作子2が操作途中にあることを検出してキヤ
プスタンモータ6の駆動を停止制御することにより、確
実に磁気テープの走行方向を切り換えることができる。
【0026】さらにサーボコントロール回路13は、ス
ライドスイツチ10の出力電圧に応じて、磁気ヘツドの
接続を切り換える。これにより当該テープレコーダ1に
おいては、確実に記録トラツクを切り換えて、記録再生
し得るようになされている。
【0027】以上の構成において、テープレコーダ1に
おいては、リバース操作子2をスライド操作すると、ス
ライドスイツチ10の接点10a、10b、10cに代
えて、接点10b、10c、10dが短絡された後、続
いて接点10c、10d、10eが短絡される。
【0028】これによりテープレコーダ1においては、
始めに電源電圧VCCに保持されたサーボコントロール
回路13の入力電圧が、抵抗R1及びR2で決まる分圧
電圧に切り換わつた後、0〔V〕に立ち下がる。
【0029】これによりテープレコーダ1においては、
始めに磁気テープのの走行方向が正方向に保持されてい
る場合、キヤプスタンモータ6の駆動が停止制御された
後、リバース機構4が切り換わる。さらにテープレコー
ダ1においては、当該リバース機構4が完全に切り換わ
つた状態でキヤプスタンモータ6が逆方向に駆動され、
これにより確実に記録トラツクを切り換えて記録再生す
ることができる。
【0030】以上の構成によれば、リバース操作子2の
操作途中の状態を検出し、キヤプスタンモータ6を停止
制御することにより、当該リバース機構4が完全に切り
換わつた状態でキヤプスタンモータ6を駆動し得、確実
に記録トラツクを切り換えて記録再生することができ
る。
【0031】なお上述の実施例においては、スライドス
イツチを用いて操作子2の操作量を検出する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図2に示す
ように2つのスイツチ21A及び21Bを用いてリバー
ス操作子22の操作量を検出するようにしてもよい。
【0032】すなわちテープレコーダ20においては、
リバース操作子22を上方向から下方向にスライドさせ
ると、順次スイツチ21A、21Bがオン状態に切り換
わるようになされている。これによりテープレコーダ2
0においては、スイツチ21A、21Bの何れもがオフ
状態のとき、サーボコントロール回路24でキヤプスタ
ンモータ6を正方向に駆動し、スイツチ21Aのみオン
状態に切り換ると当該キヤプスタンモータ6の駆動を停
止制御し、スイツチ21A、21Bが共にオン状態にな
ると、キヤプスタンモータ6を逆方向に駆動する。
【0033】これにより2つのスイツチ21A及び21
Bを用いた場合でも、確実に記録トラツクを切り換えて
記録再生することができる。
【0034】さらに上述の実施例においては、記録トラ
ツクを切り換えて記録再生する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、例えば所定の操作子の操作に応
動して再生速度を切り換える場合にも広く適用すること
ができる。
【0035】すなわちこの場合においては、キヤプスタ
ンモータの駆動力をリール駆動機構でリールに伝達し、
このときリール駆動機構の歯車を切り換えることにより
当該駆動力を操作子の操作に応動して切り換える。この
とき当該テープレコーダにおいては、操作子が操作途中
の状態で、キヤプスタンモータの駆動を停止制御した
後、リール駆動機構の切り換えが完了してキヤプスタン
モータの駆動を開始すことにより、例えばノーマル再生
から早送り再生の状態に確実に再生モードを切り換える
ことができる。
【0036】さらに上述の実施例においては、操作子と
系合するようにスライドスイツチ又はスイツチを配置し
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、所定
の連結部材を介して操作子の操作位置を検出する場合、
さらにはリール駆動機構を介して当該操作子の操作位置
を検出する場合に広く適用することができる。
【0037】さらに上述の実施例においては、本発明を
携帯型のテープレコーダに適用する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えばデイジタルオーデイ
オテープレコーダ等、種々の記録再生装置に広く適用す
ることができる。
【0038】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、操作子の
第1及び第2の操作位置の中間位置を検出したときに、
キヤプスタンモータ制御手段によりキヤプスタンモータ
を停止制御すると共に、リール駆動機構により正方向又
は逆方向のリールを選択することにより、駆動すべき正
方向又は逆方向のリールを確実に切り換えた状態で、こ
の後、操作子で指定された第1又は第2の操作位置に応
じた駆動条件でキヤプスタンモータを駆動させ始めて磁
気テープに記録再生することができ、かくして、磁気テ
ープに過大な張力が加わつたり、又は磁気テープがたる
んでキヤプスタンにからみつくことを確実に防止して動
作モードを切り換え得る記録再生装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるテープレコーダを示す
ブロツク図である。
【図2】その他の実施例を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1、20……テープレコーダ、2、22……操作子、6
……キヤプスタンモータ、10、21A、21B……ス
イツチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/10 G11B 15/18 G11B 15/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを正方向又は逆方向に選択的に
    走行させて記録再生する記録再生装置において、 動作モードを切り換える操作子と、 上記操作子の第1及び第2の操作位置と、上記第1及び
    第2の操作位置の中間位置を検出する操作位置検出手段
    と、 上記操作子の操作に応動してキヤプスタンモータの駆動
    力を上記正方向又は逆方向のリールに選択的に伝達する
    リール駆動機構と、 上記操作位置検出手段の検出結果に基づいて、上記第1
    及び第2の操作位置で上記キヤプスタンモータの駆動条
    件を切換制御すると共に、上記第1及び第2の操作位置
    の中間位置で上記キヤプスタンモータの駆動を停止制御
    するキヤプスタンモータ制御手段とを具えることを特徴
    とする記録再生装置。
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