JPS6323768Y2 - - Google Patents

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JPS6323768Y2
JPS6323768Y2 JP9924681U JP9924681U JPS6323768Y2 JP S6323768 Y2 JPS6323768 Y2 JP S6323768Y2 JP 9924681 U JP9924681 U JP 9924681U JP 9924681 U JP9924681 U JP 9924681U JP S6323768 Y2 JPS6323768 Y2 JP S6323768Y2
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track
tape
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running
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テープレコーダに係り、特にテープ
カセツト挿入時に指定したトラツクを確実に再生
させることができるようにしたテープレコーダに
関する。
テープカセツトの異なるトラツクを夫々専用の
再生ヘツドで択一的に再生できるようにし、プロ
グラムスイツチによるテープの走行方向の切換え
により、カセツトの挿入姿勢を変えることなく希
望のトラツクを再生できるようにしたリバース機
構付きのテープレコーダが知られている。しかる
に、従来のこの種のテープレコーダは、テープを
実際に再生してみるまではテープの走行方向が希
望のトラツクが再生される方向に一致しているの
かどうか判らないため、テープカセツト挿入後プ
ログラムスイツチによるテープ走行方向の切換え
が必要になることがある等の欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点を除去したものであ
り、トラツク指定手段とトラツク判別手段及び両
手段の出力から指定されたトラツクと現在設定さ
れているトラツクとが一致するかどうかを検出す
る検出手段とを設け、テープカセツトを挿入した
ときに指定されたトラツクとそのとき設定されて
いるトラツクが異なる場合は、前記検出手段の出
力により走行方向反転手段を動作させ、指定した
トラツクを再生せしめる構成とすることにより、
テープカセツト挿入後にプログラムスイツチ等を
操作することなく、指定したトラツクを確実に再
生できるようにしたテープレコーダを提供するこ
とを目的とする。
以下、図面を参照して本考案の一実施例につき
説明する。
第1図は、本考案になるテープレコーダの一実
施例の回路図を示す。
第1図中、テープレコーダ1は、テープの走行
方向を反転させる走行方向反転機構(リバース機
構)2と、この機構2に連動して切換わる一対の
再生ヘツド3a,3bを有している。反転機構2
は、テープ終端にて作動するオートリバース回路
2aと、回路2aの出力により通電励磁されるソ
レノイド2bと、ソレノイド2bの磁力によつて
変位されるスライダ2cとから大略構成される。
使用するテープカセツト4のテープ4tは、左右
2チヤンネルの信号がAトラツク4aとBトラツ
ク4bで交互に配列された2チヤンネル4トラツ
ク型のものであり、Aトラツク再生時には一方の
再生ヘツド3aがAトラツク4aに記録された信
号を再生し、Bトラツク再生時には他方の再生ヘ
ツド3bがBトラツク4bに記録された信号を再
生する。再生ヘツド3a,3bは、切換スイツチ
5を介して再生回路6に接続されており、切換ス
イツチ5の切換状態に応じていずれか一方の再生
ヘツド3a又は3bが再生回路6に接続される。
7a,7bはリール軸で、夫々Aトラツク再生時
及びBトラツク再生時のテープ駆動軸となる。リ
ール軸7a,7bの回転は、軸中に埋設した永久
磁石による磁場変化の有無を、対応するリードス
イツチ8a,8bが検出することにより行なわれ
る。これら2個のリードスイツチ8a,8bと前
記再生ヘツド切換用の切換スイツチ5は、反転機
構2のスライダ2c上に設けられている。スライ
ダ2cは、オートリバース回路2aの出力によつ
てトランジスタ2dが導通し、ソレノイド2bが
電源9からの電流によつて励磁されたときに、ソ
レノイド2bの磁力によつて切換動作をするよう
になつている。
従つて、例えば図示の如く、Aトラツク4aの
再生を行なつていて、今テープ4tが終端まで再
生され終ると、リール軸7aが回転停止し、リー
ドスイツチ8aは開成状態か閉成状態のいずれか
一方の状態を持続する。その結果、オートリバー
ス回路2aからテープ走行方向切換信号が出力さ
れ、トランジスタ2dの導通とともにソレノイド
2bが通電励磁される。このため、スライダ2c
はソレノイド2bの磁力により変位され、切換ス
イツチ5の切換えにより再生ヘツド3aに代わつ
て再生ヘツド3bが再生回路6に接続されるとと
もに、リール軸7aに代わつてリール軸7bが回
転駆動される。なお、リール軸7b,7aの回転
は、リードスイツチ8b,8aのオン・オフによ
り発生するパルスによつて検出制御される。
このように、テープレコーダ1のオートリバー
ス、即ちテープ終端での走行方向の自動転換は、
リードスイツチ8a,8bと反転機構2を構成す
るオートリバース回路2a、ソレイド2b及びス
ライダ2c等によりなされる。なお、テープ4t
が終端に達する前にテープ走行方向を転換したい
場合には、オートリバース回路2aに接続したプ
ログラム・スイツチ10を閉成すればよく、これ
によりオートリバース回路2aからテープ走行方
向切換信号を出力させることができる。
次に、本考案の要部であるテープ走行指定制御
回路11につき説明する。テープ走行指定制御回
路11は、希望する再生トラツクを指定するため
のトラツク指定回路12と、そのとき設定されて
いる再生トラツクを判別するためのトラツク判別
回路13と、トラツク指定回路12とトラツク判
別回路13の出力により、指定されたトラツクと
そのとき設定されているトラツクとが一致するか
どうかを検出する検出回路14とから大略構成さ
れている。
トラツク指定回路12は、本実施例の場合、テ
ープレコーダ1の前面につまみ(図示せず)があ
る切換スイツチ12Aで構成してあり、希望する
再生トラツク4a又は4bの指定は、添字が対応
する接点12a,12bに対し上記つまみの操作
により接片12cを接続することにより行なわれ
る。一方、トラツク判別回路13は、現在設定さ
れている再生トラツク4a又は4bに対応する添
字をもつ接点13a,13bに対し接片13cが
接続されるよう構成された切換スイツチ13Aか
らなる。ここで、このトラツク判別用切換スイツ
チ13Aはスライダ2c上に設けてあり、その接
点13a,13bは、前記トラツク指定用切換ス
イツチ12Aの接点12a,12bとは、添字の
異なるものどうしを互いに接続してある。この接
続により後述の如く検出回路14による検出動作
が可能となる。
なお、トラツク判別用の切換スイツチ13A
は、接片13cがカセツト挿入時にその挿入動作
に関連して閉成するカセツト挿入検知スイツチ1
5を介して電源9に接続されており、両接点13
a,13bは前記接点12a,12b以外に夫々
抵抗16a,16b及びトラツク表示用LED発
光素子17a,17bを介して筐体アースされて
いる。
検出回路14は、本実施例の場合、コンデンサ
18aを用いた微分回路18により構成してあ
り、前記トラツク指定用スイツチ12Aの接片1
2cとオートリバース回路2aとの間に、実質上
前記プログラムスイツチ10と並列になるよう接
続してある。即ち、微分回路18は、コンデンサ
18aの出力によつて導通されるトランジスタ1
8bを有しており、このトランジスタ18bが導
通することによりプログラムスイツチ10を閉成
したのと同様の動作が行なわれるような回路接続
としてある。18cは、トランジスタ18bのベ
ース入力となる微分パルスの立上り、立下りの時
定数を決める抵抗、18dは微分パルスの出力電
位を零にクランプするダイオードである。
次に、上記構成になるテープ走行指定制御回路
11の動作につき説明する。今、図示の如く、ト
ラツク指定用切換スイツチ12Aを操作して接片
12cを接点12bに接続しBトラツク4bを指
定したにも拘わらず、たまたまスライダ2cが前
回再生時そのままの位置にあるため、Aトラツク
4aが再生されるような設定になつていたものと
する。この場合、トラツク判別用切換スイツチ1
3Aの接片13cは接点13bに接続されている
ので、トラツク指定回路12とトラツク判別回路
13は、互いに接続状態にある。
従つて、テープカセツト4のテープレコーダ1
への挿入に伴ないカセツト挿入検知スイツチ15
が閉成されたとき、トラツク判別回路13とトラ
ツク指定回路12を介して検出回路14は電源9
に接続される。その結果、検出回路14には電源
9の電圧が印加され、コンデンサ18aで得られ
た微分パルスにより、検出回路14中のトランジ
スタ18bが導通し、オートリバース回路2aが
動作する。これにより、ソレノイド2bによつて
スライダ2cが切換わり、再生トラツクはAトラ
ツク4aからBトラツク4bに自動的に切換わ
り、指定したトラツクの再生が行なわれる。
一方、カセツト4を挿入するときに、指定した
トラツクがそのときの設定トラツクに一致してい
たような場合には、トラツク指定回路12とトラ
ツク判別回路13は互いに遮断状態にあり、従つ
てカセツト挿入検知スイツチ15が作動したとき
に検出回路14は作動せず、トラツクの切換えは
行なわれない。
このように、テープ走行指定制御回路11によ
れば、カセツト挿入前の設定トラツクがAトラツ
ク4aであろうとBトラツク4bであろうと、必
ず指定したトラツクが再生されるようテープ走行
方向を制御することができる。
なお、上記実施例では、判別回路13の出力に
よりオートリバース回路2aを動作させるような
回路構成としたが、例えば検出回路14はオート
リバース回路2aに接続せず、図中点線で示した
如く、オートリバース回路2aとは別途設けたリ
バース回路19によりソレノイド2bを直接駆動
する回路構成としてもよい。
又、上記実施例では、テープ終端でオートリバ
ース回路2aが作動したときに検出回路14が作
動したような場合には、オートリバース回路2a
が検出回路14のテープ走行方向切換信号を受付
けないよう、オートリバース回路2a内に適宜の
信号処理回路(図示せず)を設けておくことが望
ましいが、第2図に示したテープ走行を検出して
動作する安全回路21を用いて上記信号処理回路
の代用としてもよい。
安全回路21は、トラツク判別回路13の両接
点13a,13bを入力端子とする抵抗−コンデ
ンサ接続型の積分回路21aにPNP型のトラン
ジスタ21bを接続し、このトランジスタ21b
と検出回路14のNPN型のトランジスタ18b
の各エミツタどうしを接続した構成である。従つ
て、再生中であればトラツクの如何によらず積分
回路21a中のコンデンサが充電されているため
トランジスタ21bは非導通の状態にある。この
ため、テープ終端でオートリバース回路2aが作
動し、トラツク判別用スイツチ13Aの切換えと
ともにテープ走行指定制御回路11のトランジス
タ18bに微分パルスが入力された場合でも、オ
ートリバース回路2aに対してはテープ走行方向
切換信号は供給されない。
従つて、テープ終端でのオートリバース回路2
aによるテープ走行方向の転換直後にテープ走行
が再度行なわれてしまうといつた不都合は生じな
い。この安全回路21は、テープ終端でのオート
リバース動作時に限らず、プログラムスイツチ1
0によるプログラム変更時にも同様に有効である
ことは勿論である。
なお、安全回路21は、カセツト4を挿入する
前の状態にあつては、積分回路21a中のコンデ
ンサが放電状態にあるため、トランジスタ18b
に微分パルスが入力されたときはトランジスタ1
8bと21bが共に導通する。従つてカセツト挿
入時のテープ走行指定制御回路11の動作を妨げ
る不都合は生じない。
以上説明したように、本考案になるテープレコ
ーダによれば、テープカセツトを挿入したとき、
指定されたトラツクとそのときの設定トラツクが
異なる場合に走行方向反転手段を動作させ、指定
したトラツクが自動的に再生されるよう構成して
いるため、テープカセツトを挿入後はプログラム
スイツチ等を操作しなくとも指定したトラツクを
確実に再生することができ、特に再生ヘツドを2
個有しオートリバースが可能なテープレコーダで
あれば、トラツク指定手段とトラツク判別手段及
び両手段により作動する検出手段を付加すればよ
いだけであるから、極めて簡単に構成することが
でき、又テープカセツトの挿入は簡単なスイツチ
機構をカセツト挿入路に配設しておくだけで容易
に検出することができ、検出手段中に微分回路等
を用いれば、カセツト挿入時にのみ検出動作を行
なわせるよう構成することができる等の効果を奏
する。
又、本考案になるテープレコーダによれば、テ
ープ走行中は検出手段を非作動とする手段を設け
た構成とすることにより、例えばテープ終端でテ
ープ走行方向が自動的に反転されるオートリバー
ス機能をもつ走行方向反転手段を用いた場合、テ
ープ終端でオートリバース動作がなされたときに
検出手段が作動する不都合を確実に防止すること
ができ、これによりオートリバース動作の直後に
テープ走行方向が反転し、再びテープ終端の再生
を繰り返すことがないようにすることができる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるテープレコーダの一実施
例の回路図、第2図は上記テープレコーダの一変
形例の要部回路図である。 1……テープレコーダ、2……走行方向反転機
構、3a,3b……再生ヘツド、4……テープカ
セツト、4a……Aトラツク、4b……Bトラツ
ク、4t……テープ、11……テープ走行指定制
御回路、12……トラツク指定回路、13……ト
ラツク判別回路、14……検出回路、15……カ
セツト挿入検知スイツチ、21……安全回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) テープの走行方向を反転させる走行方向反転
    手段と、該走行方向反転手段に連動して切換わ
    る一対の再生ヘツドとを有し、該再生ヘツドが
    対応する異なるトラツクを再生する構成のテー
    プレコーダにおいて、希望する再生トラツクを
    指定するためのトラツク指定手段と、現在設定
    されている再生トラツクを判別するためのトラ
    ツク判別手段と、前記トラツク指定手段とトラ
    ツク判別手段の出力により、指定されたトラツ
    クとそのとき設定されているトラツクが一致す
    るかどうかを検出する検出手段とを設け、テー
    プカセツトを挿入したときに、指定されたトラ
    ツクとそのとき設定されているトラツクが異な
    る場合は、前記検出手段の出力により走行方向
    反転手段を動作させ、指定したトラツクを再生
    せしめる構成としてなるテープレコーダ。 (2) 前記検出手段は、テープ走行を検出するテー
    プ走行検出手段に接続してあり、該テープ走行
    検出手段がテープ走行を検出している間は該テ
    ープ走行検出手段の出力により非作動とされる
    構成としたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のテープレコーダ。
JP9924681U 1981-07-03 1981-07-03 テ−プレコ−ダ Granted JPS587212U (ja)

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JPS587212U JPS587212U (ja) 1983-01-18
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