JP3796180B2 - 映像記録再生用デジタル機器 - Google Patents
映像記録再生用デジタル機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3796180B2 JP3796180B2 JP2002013050A JP2002013050A JP3796180B2 JP 3796180 B2 JP3796180 B2 JP 3796180B2 JP 2002013050 A JP2002013050 A JP 2002013050A JP 2002013050 A JP2002013050 A JP 2002013050A JP 3796180 B2 JP3796180 B2 JP 3796180B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- data
- recording medium
- information
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、デジタルVTR等の映像記録再生用デジタル機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
監視カメラの映像を磁気テープに間欠的に記録するVTRが知られている。このようなVTRに用いられる磁気テープには、一般的に次のような記録制限がつけられる。
【0003】
(1)記録された情報を一定期間以上保管すること。
(2)決められたグループの機器でのみ記録可能とすること。
(3)繰り返し記録回数を所定回数以下にすること。
【0004】
このような記録制限を守って磁気テープを適正に使用するために、記録制限に関する情報(記録制限情報)は、記録日時、実際の繰り返し記録回数等の情報とともに、記録可否判定用情報として磁気テープ自体に記録されている。
【0005】
記録制限情報としては、保管期間の下限値、記録可能な機器のグループ番号および繰り返し記録回数の上限値がある。
【0006】
従来においては、記録可否判定用情報は、磁気テープの先頭部分のCTLトラックにのみ記録されている。このように、従来においては、記録可否判定用情報は磁気テープの先頭部分にのみ記録されているため、記録開始時には現時点で当該磁気テープへの記録が可能か否かを確認するために、磁気テープをテープトップまで巻き戻してから記録可否判定用情報を読み取る必要があった。単に記録可否をチェックしたいときも、同様に磁気テープをテープトップまで巻き戻してから記録可否判定用情報を読み取る必要があった。
【0007】
このように、記録可否を判定する必要がある記録開始時や、単に記録可否をチェックしたい場合に、磁気テープをテープトップまで巻き戻す必要があるため、時間がかかるという問題がある。
【0008】
デジタルVTRでは、データ記録領域にブロック単位毎に入力データが記録されるが、デジタルVTRとしてデータ記録領域に記録されたブロック単位のデータを正常に再生するための再生制御情報(実施の形態で説明するスタートマーク,エンドマーク等)が、そのブロック単位のデータが記録されたデータ記録領域に対応するCTLトラックに記録されるものがある。このような、デジタルVTRでは、記録可否判定用情報が記録されたCTLトラックに対応するデータ記録領域には、入力データを記録できなくなるという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、記録可否を判定する必要がある記録開始時や、単に記録可否をチェックしたい場合に、従来に比べて時間がかからなくなるようになる映像記録再生用デジタル機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明による映像記録再生用デジタル機器は、入力データを記録媒体に記録する映像記録再生用デジタル機器において、記録時において、所定単位の入力データ毎に、所定単位の入力データと当該記録媒体に関する記録可否判定用情報とを記録媒体の入力データ記憶領域に記録する手段を備えていることを特徴とする。
【0011】
記録開始指令入力時において、記録媒体から記録可否判定用情報を読み出し、読み出した記録可否判定用情報に基づいて、現時点で当該記録媒体への入力データの記録が可能であるかを判定する手段、およびその判定結果を表示する手段を備えていることが好ましい。
【0012】
現時点で当該記録媒体への入力データの記録が不可能であると判定された場合に、当該記録媒体への記録を禁止させる手段を備えていることが好ましい。
【0013】
記録媒体の記録可否判定指令を入力させるための入力手段、記録媒体の記録可否判定指令が入力されたときに、記録媒体から記録可否判定用情報を読み出し、読み出した記録可否判定用情報に基づいて、現時点で当該記録媒体への入力データの記録が可能であるかを判定する手段、およびその判定結果を表示する手段を備えていることが好ましい。
【0014】
記録媒体に関する記録可否判定用情報は、たとえば、記録情報の保管期間の下限値、記録可能な機器のグループ番号、繰り返し記録回数の上限値、記録日時および実際の繰り返し記録回数である。
【0015】
映像記録再生用デジタル機器はたとえばデジタルVTRである。この場合には、記録媒体は磁気テープである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明をデジタルVTRで使用される磁気テープに適用した場合の実施の形態について説明する。
【0017】
〔1〕デシタルVTRの構成の説明
【0018】
図1は、デシタルVTRの構成を示している。
【0019】
デジタルVTRは、ビデオ処理部1、オーディオ処理部2、メモリ3、フォーマッタ4、サブ制御部5、電磁変換部6、メイン制御部7等を備えている。
【0020】
メイン制御部7は、マイクロコンピュータで構成され、システムコントローラの機能とサーボブロックの機能とを備えている。メイン制御部7は、キャプスタン用周波数発生器(CFG)101の出力、CTL信号等に基づいてキャプスタンモータ100を制御するとともに、ドラム用位相発生器(DPG)201の出力、ドラム用周波数発生器(DFG)202の出力等に基づいてドラムモータ200を制御する。
【0021】
メイン制御部7内のCTL録再回路7aは、記録時には、CTLヘッド301を用いて磁気テープ(磁気テープ)300のコントロールトラックにCTL信号を記録し、再生時には、CTLヘッド301を用いて磁気テープ300のコントロールトラックからCTL信号を読み取る。
【0022】
ビデオ処理部1は、デコーダ11、エンコーダ12、JPEG規格の圧縮/伸長器13および圧縮/伸長処理用のメモリ14から構成される。メモリ14は、1フィールド分の容量をそれぞれ有しかつ入力データが交互に書き込まれる領域I、IIおよびJPEG圧縮後のデータを格納する領域IIIに分割されている。
【0023】
オーディオ処理部2はフィルタ21、A/D変換器22、D/A変換器23、PCMエンコーダ/デコーダ24およびFIFOメモリ25から構成される。サブ制御部5はCPU51、FPGA52から構成される。ビデオ処理部1、オーディオ処理部2、メモリ3、フォーマッタ4およびサブ制御部5は、データバスライン8を介して互いに接続されている。サブ制御部5はメイン制御部7と接続されている。
【0024】
〔2〕記録動作についての説明
【0025】
VTRの記録動作について説明する。この実施の形態では、磁気テープへの記録フォーマットをD−VHS、記録ブロックを366トラック、メモリ3の容量を64Mビット(8Mバイト)とする。
【0026】
記録時にはメイン制御部7は、キャプスタンモータ100及びドラムモータ200を一定速度で回転させるように制御する。また、CTL録再回路7aによって磁気テープ300のコントロールトラックにCTL信号を記録する。
【0027】
図示しない監視カメラ(ビデオカメラ)からのNTSC方式のコンポジットビデオ信号、または輝度/色信号に分離されたY/Cコンポーネント信号は、デコーダ11に入力される。デコーダ11は、入力されたビデオ信号をYUV変換し、得られたYUV信号をA/D変換する。
【0028】
デコーダ11によって得られたYUVデジタルデータは、JPEG規格で入出力データを圧縮伸長する圧縮/伸長器13に送られる。圧縮/伸長器13はCPU51からデータバスライン8を経由して送られてくる録画間隔情報により、指示されたフィールド毎のYUVデジタルデータをメモリ14の領域I、IIに交互に取り込む。メモリ14に取り込まれたYUVデジタルデータは、圧縮/伸長器13によって圧縮される。圧縮後の圧縮ビデオデータはメモリ14の領域IIIに書き込まれる。
【0029】
メモリ14の領域IIIに書き込まれた1フィールド分の圧縮ビデオデータは、CPU51からデータバスライン8を経由して送られてくる制御命令に基づき、圧縮/伸長器13によってメモリ14の領域IIIから読み出され、データバスライン8を経由して、メモリ3に書き込まれる。この際、FPGA52によってQテーブルデータ、映像データ領域を識別するための領域識別コードが圧縮ビデオデータに付加されてメモリ3に書き込まれる。
【0030】
一方、監視カメラ(図示略)からのオーディオ信号はオーディオ処理部2内のフィルタ21に連続して入力される。フィルタ21は、オーディオ信号の高域ノイズ成分を除去し、帯域制限されたオーディオ信号をA/D変換器22に出力する。A/D変換器22は、帯域制限されたオーディオ信号をA/D変換する。A/D変換器22によって得られたデジタルオーディオ信号は、PCMエンコーダ/デコーダ24に連続して送られる。
【0031】
PCMエンコーダ/デコーダ24は、送られてきたデジタルオーディオ信号を、PCM方式により圧縮する。圧縮後の圧縮オーディオデータは、FIFOメモリ25に書き込まれる。FIFOメモリ25は、上記録画間隔毎に書き込まれた圧縮オーディオデータを読み出し、データバスライン8を経由してメモリ3に書き込む。この際、FPGA52によってオーディオデータ領域を識別するための領域識別コードが圧縮オーディオデータに付加されてメモリ3に書き込まれる。また、CPU51から付加情報もメモリ3へ蓄えられる。
【0032】
付加情報には、当該磁気テープに対して記録を行えるか否かを判定するための記録可否判定用情報が含まれている。記録可否判定用情報には、次のような情報がある。
【0033】
(1)記録情報の保管期間の下限値(記録制限情報)
(2)記録可能な機器のグループ番号(記録制限情報)
(3)繰り返し記録回数の上限値(記録制限情報)
(4)記録日時
(5)実際の繰り返し記録回数
【0034】
メモリ3に所定の記録ブロック単位に応じたデータ(実データ)が蓄積される毎に、その実データ(圧縮ビデオデータ、圧縮オーディオデータ、付加情報)が読み出され、データバスライン8を経由して、フォーマッタ4に送られる。この例では、1記録ブロックは366トラック分のデータからなり、後述するように、そのうち288トラック分のデータが実データであるので、288トラック分のデータがメモリ3に蓄積される毎に、そのデータが読み出されてフォーマッタ4に送られる。
【0035】
フォーマッタ4によりフォーマット変換されたデータは電磁変換部6に送られ、電磁変換部6内の記録アンプおよびビデオヘッドを介して磁気テープ300に記録される。1記録ブロック単位のデータの記録が終了する毎に、磁気テープは停止せしめられる。
【0036】
図2は、磁気テープに記録される1フィールド分のデータに対するフォーマットを示している。
【0037】
1フィールド分のデータブロックは、ヘッダ部81、オーディオデータ部82および映像データ部83からなる。
【0038】
ヘッダ部81には、記録可否判定用情報、アラーム情報、カメラ番号等の付加情報、量子化テーブル(Qテーブル)、音声付加データ等が含まれている。つまり、この実施の形態では、記録制限情報を含む記録可否判定用情報は、1フィールド単位のデータブロック毎に記録されている。ヘッダ部81の先頭には、ヘッダ部81の先頭であることを示すフレームヘッダAが挿入されている。オーディオデータ部82の先頭にはオーディオデータ領域であることを識別するための領域識別コードBが挿入されている。映像データ部83の先頭には映像データ領域であることを識別するための領域識別コードCが挿入されている。映像データ部83の最後には、映像データ部の最後であることを示すエンドコードDが挿入されている。
【0039】
図3は、磁気テープに記録される1記録ブロックの構成およびCTLマーキングの構成を示している。
【0040】
1記録ブロックは、図3(a)に示すように、366トラック分(168CTL分)のデータからなり、複数フィールド数分のデータを含んでいる。1記録ブロックは、32トラック分(16CTL分)の前側ダミーデータ部、それに続く288トラック分(144CTL分)の実データ部および16トラック分(8CTL分)の後側ダミーデータ部とからなる。
【0041】
また、1記録ブロックに対応するCTLマーキングは、図3(b)に示すように、”0”を示す先頭の8CTL、それに続くスタートマークを表す8CTL、それに続く”0”を示す144CTLおよびそれに続くエンドマークを表す8CTLからなる。スタートマークはVHS規格によるVISS/VASS信号のショートSの”0”、”1”を使用した”10101010”から構成される。エンドマークはVHS規格によるVISS/VASS信号のロングLの”0”、”1”を使用した”10101010”から構成される。
【0042】
VHS規格ではショートSの”0”のN極書き込み時間とS極書き込み時間との比は57.5:42.5と定義され、ショートSの”1”のN極書き込み時間とS極書き込み時間との比は25.0:75.0と定義されている。また、ロングLの”0”のN極書き込み時間とS極書き込み時間との比は62.5:37.5と定義され、ロングLの”1”のN極書き込み時間とS極書き込み時間との比は30.0:70.0と定義されている。スタートマークおよびエンドマーク以外の”0”としては、VHS規格で規格されているショートSまたはロングLの”0”が用いられている。
【0043】
なお、CTL信号のスタートマークを、1記録ブロックの先頭に相当する位置に記録せずに、”0”のCTLが8つ出力された後に記録させるようにしているのは、次のような理由による。つまり、このVTRでは、再生時において、磁気テープは1記録ブロック分の再生が行なわれる毎に磁気テープ300の走行が停止せしめられる。このため、再生時において1記録ブロックの最初の部分はエンベロープが安定しないので、その不安定な位置にスタートマークを記録すると、スタートマークの検出ミスが発生するおそれがある。そこで、1記録ブロックの先頭に相当する位置よりも後位置にスタートマークを記録しているのである。
【0044】
図4は、記録動作開始後に、メモリ3内に1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータが書き込まれたときの各部の信号を示している。
【0045】
図4において信号MEMORY FULL は、メモリ3に1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータが書き込まれたときにHレベルとされ、その所定容量分のデータが読み出されたときにLレベルにされる信号を示している。この信号MEMORY FULL は、サブ制御部5によって生成されて、メイン制御部7に送られる。この信号MEMORY FULL は、記録時には1記録ブロックの記録開始トリガ信号となり、再生時には1記録ブロックの再生開始トリガ信号となる。
【0046】
信号SW TR は、フォーマッタ4より作成される位相サーボ用基準信号を示している。この信号SW TR は、フォーマッタ4からメイン制御部7に送られる。
【0047】
信号MC ON は、キャプスタンモータ100の駆動指令信号を示しており、メイン制御部7によって生成される。
【0048】
信号CTL は、記録時には磁気テープ300に記録されるCTL信号を示し、再生時には磁気テープ300から読み出されるCTL信号を示している。
【0049】
信号FORMATTER は、メイン制御部7からフォーマッタ4に送られるコントロール信号およびフォーマッタ4の状態を示す信号を示している。
【0050】
信号VD RECは、フォーマッタ4から電磁変換部6内のビデオヘッドに送られる記録指示信号を示している。
【0051】
信号FORMATTER USE は、記録時にはメモリ3内の実データをフォーマッタ4に送るための送信指令信号を示し、再生時にはフォーマッタ4からメモリ3に実データを送るための送信指令信号を示している。この信号FORMATTER USE は、メイン制御部7によって生成され、サブ制御部5に送られる。
【0052】
信号RD DATA は、フォーマッタ4から電磁変換部6に送られる記録データを示している。
【0053】
記録動作開始後に、メモリ3内に1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータが書き込まれると、サブ制御部5からメイン制御部7に送られるMEMORY FULL がHレベルとなる。
【0054】
MEMORY FULL がHレベルとなると(時点t1)、この後のSW TR の立ち下がりタイミングで(時点t2)、メイン制御部7は、信号MC ON をHレベルにさせて、キャプスタンモータ100を駆動させる。また、メイン制御部7は、サブ制御部5を介してフォーマッタ4に記録開始指令(REC指令) を送信する。
【0055】
フォーマッタ4は、記録開始指令を受信すると、記録動作モードとなり、RD DATA で示すようにダミーデータを出力するとともに、VD RECをHレベルにさせるので、電磁変換部6内のビデオヘッドによってダミーデータの磁気テープ300への記録が開始せしめられる。また、CTL録再回路7aによるCTL信号の磁気テープ300への記録が開始する。
【0056】
この後、メイン制御部7は、所定のタイミング(t3)で、サブ制御部5に送られているFORMATTER USE をHレベルにさせる。FORMATTER USE がHレベルとなると、メモリ3からフォーマッタ4への実データの送信が開始される。D−VHS規格のフォーマッタ4ではD−VHSのフォーマットにおいて6トラックシーケンスを守る必要があるためフォーマッタ4の内部にメモリを持っており、フォーマッタ4に送られたデータは一旦メモリに格納された後、RD DATA で示すように遅延されて出力される。したがって、実データは、時点t3より所定時間遅れた時点t4から、磁気テープ300に記録され始める。
【0057】
CTL信号のスタートマークは、上述したように、再生時にエンベロープが安定する位置、すなわち、”0”のCTLが8つ出力された後に出力されて、磁気テープ300に記録される。
【0058】
図5は、メモリ3から1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータが全て読み出されたときの各部の信号を示している。
【0059】
メモリ3から1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータが全て読み出されると、サブ制御部5からメイン制御部7に送られるMEMORY FULL がLレベルとなる。
【0060】
MEMORY FULL がLレベルとなると(時点t5)、メイン制御部7は、サブ制御部5に送られているFORMATTER USE をLレベルにする。FORMATTER USE がLレベルとなると、メモリ3からフォーマッタ4への実データの送信が停止せしめられる。ただし、上述したように、フォーマッタ4に送られたデータは遅延されて出力されるため、RD DATA に示すように、MEMORY FULL がLレベルとなった時点t5の後においてもフォーマッタ4から電磁変換部6に実データが送られる。
【0061】
実データの磁気テープ300への記録が終了すると(時点t6)、フォーマッタ4は所定量のダミーデータを電磁変換部6に送る。実データの磁気テープ300への記録が終了し(時点t6)、ダミーデータの記録が開始される時点から、CTL信号のエンドマークの記録が開始される。
【0062】
メイン制御部7は、MEMORY FULL がLレベルとなった時点t5の後、所定のタイミングで(時点t7)、サブ制御部5を介して、フォーマッタ4に記録停止指令(STOP)を送る。フォーマッタ4は、記録停止指令を受信すると、停止状態となるとともに、VD RECをLレベルにさせるので、電磁変換部6内のビデオヘッドによる磁気テープ300への記録が停止せしめられる。
【0063】
また、メイン制御部7は、フォーマッタ4が記録動作を停止するタイミング(時点t8)で、MC ON をLレベルにさせ、キャプスタンモータ100を停止させる。また、メイン制御部7は、CTL録再回路7aによるCTL信号の磁気テープ300への記録を停止させる。
【0064】
なお、記録ボタンの押し下げ等に基づいて記録開始指令が入力されたときには、デジタルVTRにセットさせれている磁気テープ300へのデータの記録が可能であるか否かの判定が行われるが、この判定動作については後述する。
【0065】
〔3〕再生動作についての説明
【0066】
再生時には、電磁変換部6内のビデオヘッドによって磁気テープから1記録ブロック単位毎にデータが読み出される。読み取られたデータは、電磁変換部6内の再生アンプを介してフォーマッタ4に送られる。フォーマッタ4は、送られてきたデータに対して記録時とは逆の変換を行う。フォーマッタ4によって得られた実データ(付加情報、圧縮ビデオデータおよび圧縮オーディオデータ)は、バスライン8を通じて、メモリ3に書き込まれる。
【0067】
メモリ3に1記録ブロック内の実データの全てが書き込まれると、CPU51からの読み出し命令により、FPGA52によってメモリ3からデータが読み出される。メモリ3から読み出されたQテーブルデータは圧縮/伸長器13に、圧縮ビデオデータは圧縮/伸長器13経由でメモリ14の領域IIIに送られる。また、メモリ3から読み出された圧縮オーディオデータはFIFOメモリ25に送られる。
【0068】
メモリ14の領域IIIに送られた圧縮ビデオデータはQテーブルデータに基いて、圧縮/伸長器13で伸長される。圧縮/伸長器13による伸長処理後に得られた1フィールド単位のYUVデジタルデータは、メモリ14の領域I、IIに交互に書き込まれる。
【0069】
メモリ14の領域I、IIに書き込まれたYUVデジタルデータは、圧縮/伸長器13によって読み出されて、エンコーダ12に送られる。エンコーダ12は、YUVデジタルデータをD/A変換した後、エンコードし、これによって得られたコンポジットビデオ信号およびY/Cコンポーネント信号を出力する。
【0070】
一方、FIFOメモリ25に書き込まれた圧縮オーディオデータは、PCMエンコーダ/デコーダ24によってデコードされ、D/A変換器23に送られる。D/A変換器23は、デジタルオーディオデータをD/A変換し、得られたアナログオーディオ信号をフィルタ21に出力する。フィルタ21は、送られてきたアナログオーディオ信号から、D/A変換器23によるD/A変換時に発生した高域のノイズ成分を除去して、得られたアナログオーディオ信号を出力する。
【0071】
再生開始直後においては、メイン制御部7は、信号MC ON をHレベルとして、キャプスタンモータ100を駆動させる。これにより、磁気テープ300から読み出されたデータがメモリ3に書き込まれていく。そして、磁気テープ300からエンドマークが検出されるとメイン制御部7は、信号MC ON をLレベルとして、キャプスタンモータ100を停止させる。
【0072】
キャプスタンモータ100が駆動せしめられた後において、メモリ3にある程度のデータが蓄積されると、メモリ3からデータが順次読み出される。メモリ3から読み出されたQテーブルデータおよび圧縮ビデオデータは、ビデオ処理部1に送られ、上述したような処理が行なわれて出力される。また、メモリ3から読み出された圧縮オーディオデータは、オーディオ処理部2に送られ、上述したような処理が行なわれて出力される。
【0073】
図6は、再生時において、メモリ3に書き込まれた1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータの全てが、メモリ3から読み出されたときの各部の信号を示している。
【0074】
図6において、信号ENV は、再生時に磁気テープ300から読み出されたデータを示している。また、信号PB Hは、内部のビデオ回路が再生画をメモリ3に取り込める状態となっていることを示す信号である。
【0075】
メモリ3に書き込まれた1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータの全てが、メモリ3から読み出されると、信号MEMORY FULL がLレベルとなる。信号MEMORY FULL がLレベルとなると(時点t11)、この後のSW TR の立ち下がりタイミングで(時点t12)、メイン制御部7は、信号MC ON をHレベルにして、キャプスタンモータ100を駆動させる。この後、CTL録再回路7aによるCTL信号の再生が開始する。
【0076】
この後に、メイン制御部7は、CTL信号からなるスタートマーク”10101010”の”10”を2度検出すると(時点t13)、サブ制御部5を介してフォーマッタ4に再生開始指令(PB 指令) を送るとともに、信号PB HをHレベルにする。また、メイン制御部7は、サブ制御部5に送られているFORMATTER USE をHレベルにさせる。
【0077】
フォーマッタ4は、再生開始指令を受信すると、再生動作モードとなる。FORMATTER USE がHレベルとなると、フォーマッタ4からメモリ3への実データの送信が開始される。メモリ3にある程度のデータが書き込まれると、メモリ3からデータが順次読み出される。
【0078】
図7は、再生時において、メモリ3に1記録ブロック内の実データが書き込まれている途中において、CTL信号からなるエンドマークが検出されたときの各部の信号を示している。
【0079】
メモリ3に1記録ブロック内の実データが書き込まれている途中において、メイン制御部7がCTL信号からなるエンドマーク”10101010”における”10”を2度検出すると(時点t14)、メイン制御部7は、信号MC ON をLレベルにして、キャプスタンモータ100を停止させる。このため、記録ブロックの後側ダミーデータ部の途中で磁気テープ300が停止せしめられる。
【0080】
また、メイン制御部7は、エンドマーク”10101010”における”10”を2度検出した時点t14から後の所定のタイミングで(時点t15)、サブ制御部5を介してフォーマッタ4に再生停止指令(STOP 指令) を送るとともに、信号PB HをLレベルにする。また、メイン制御部7は、サブ制御部5に送られているFORMATTER USE をLレベルにさせる。
【0081】
フォーマッタ4は、再生停止指令を受信すると、停止モードとなる。FORMATTER USE がLレベルとなると、フォーマッタ4からメモリ3への実データの送信が停止せしめられる。
【0082】
上記実施の形態によれば、記録ブロック単位毎にデータを記録するデジタルVTRにおいて、記録時に、サーボ及びメカ系の安定する記録ブロックの開始点および記録ブロックの終了点とを、コントロールトラックにスタートマークおよびエンドマークとして記録しているため、記録ブロックの安定した記録再生が可能となる。またエンベロープが安定してからフォーマッタを動作させているので、フォーマッタの誤動作も防ぐことが可能となる。なおスタートマークと、エンドマークとはCTLの比を変化させればどのような比率でも使用可能であることは言うまでもない。
【0083】
〔4〕記録可否判定用情報に基づく記録可否判定についての説明
【0084】
デジタルVTRは、図示しない操作部を備えている。操作部には、記録開始指令を入力するための記録ボタン、単に磁気テープに対する記録可否をチェックしたい場合に操作される記録可否チェックボタンが設けられているものとする。
【0085】
記録ボタンの押し下げ等に基づいて記録開始指令が入力されたとき、または記録可否チェックボタンの押し下げ等に基づいて磁気テープに対する記録可否チェック指令が入力された場合には、次のようにして磁気テープへのデータ記録が可能であるか否かの判定が行われる。
【0086】
つまり、メイン制御部7は、数記録ブロックだけ磁気テープを巻き戻した後、再生動作を行って、記録可否判定用情報を読み出す。従来のように、記録可否判定用情報を読み出すために磁気テープをテープヘッドまで巻き戻す必要はない。
【0087】
メイン制御部7は、記録可否判定用情報を取得すると、記録可否判定用情報に基づいて、現時点において当該磁気テープに対するデータ記録が可能であるか否かを判定し、その判定結果をデジタルVTRにに接続されたモニタに表示する。
【0088】
なお、記録開始指令が入力されたことに基づいて磁気テープへのデータ記録が可能であるか否かの判定を行った場合において、現時点において当該磁気テープに対するデータ記録が不可能であると判定した場合には、動作モードを当該磁気テープに対する記録動作を禁止するモードに設定する。
【0089】
記録可能か否かの判定項目としては、保管期間の制限を満たしているか否か、繰り返し記録回数の制限を満たしているか否か、使用可能な記録機器のグループに関する制限を満たしているか否かの3種類がある。
【0090】
保管期間の制限を満たしているか否かの判定は次のようにして行われる。つまり、記録可否判定用情報中の記録日時と保管期間の下限値とに基づいて、前回の記録日時から現在までの経過日数が、保管期間の下限値を越えているか否かを判定する。記録日時から現在までの経過日数が、保管期間の下限値を越えていれば、保管期間の制限を満たしていると判定する。
【0091】
繰り返し記録回数の制限を満たしているか否かの判定は次のようにして行われる。つまり、記録可否判定用情報中の実際の繰り返し記録回数が、記録可否判定用情報中の繰り返し記録回数の上限値を越えているか否かを判定する。実際の繰り返し記録回数が繰り返し記録回数の上限値を越えていなければ、繰り返し記録回数の制限を満たしていると判定する。
【0092】
使用可能な記録機器のグループに関する制限を満たしているか否かの判定は次のようにして行われる。つまり、記録可否判定用情報中の記録可能な機器のグループ番号と、当該記録機器のグループ番号とを比較し、両者が一致していれば記録機器のグループに対する制限を満たしていると判定する。
【0093】
図8および図9は、記録可否のチェック結果の表示例を示している。
【0094】
図8および図9において、"protect day" は保管期間の制限についての判定項目を示し、その右隣の分数の分母は保管期間の下限値を、分子は実際の保管日数を表している。さらにその右隣に、この判定項目に対する判定結果(OK or
NG)が表示されている。
【0095】
"rec pass"は繰り返し記録回数の制限についての判定項目を示し、その右隣の分数の分母は繰り返し記録回数の上限値を、分子は実際の繰り返し記録回数を表している。さらにその右隣に、この判定項目に対する判定結果(OK or NG)が表示されている。
【0096】
" group"は使用可能な記録機器のグループに対する制限についての判定項目を示し、その右隣の分数の分母は記録可能な機器のグループ番号を、分子は当該記録機器のグループ番号を表している。さらにその右隣に、この判定項目に対する判定結果(OK or NG)が表示されている。
【0097】
図8の例では、全ての判定項目において使用制限を満たしているため、上部に判定結果(CHECK RESULT) として記録可能を意味する" OK" の文字が表示されている。この場合には、ユーザがREC キーを操作することにより、記録動作が開始される。
【0098】
図9の例では、保管期間の制限を満たしていないため、上部に判定結果(CHECK RESULT) として記録不可能を意味する”NG" の文字が表示されている。この場合には、ユーザがEJECT キーを操作することにより、磁気テープがイジェクトされる。
【0099】
【発明の効果】
この発明によれば、記録可否を判定する必要がある記録開始時や、単に記録可否をチェックしたい場合に、従来に比べて時間がかからなくなるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デシタルVTRの構成を示すブロック図である。
【図2】磁気テープに記録される1フィールド分のデータに対するフォーマットを示す模式図である。
【図3】磁気テープに記録される1記録ブロックの構成および磁気テープのコントロールトラックに記録されるCTLマーキングの構成を示す模式図である。
【図4】記録動作開始後に、メモリ3内に1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータが書き込まれたときの各部の信号を示すタイミングチャートである。
【図5】記録時おいて、メモリ3から1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータが全て読み出されたときの各部の信号を示すタイミングチャートである。
【図6】再生時において、メモリ3に書き込まれた1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータの全てが、メモリ3から読み出されたときの各部の信号を示すタイミングチャートである。
【図7】再生時において、メモリ3に1記録ブロック内の実データが書き込まれている途中において、CTL信号からなるエンドマークが検出されたときの各部の信号を示すタイミングチャートである。
【図8】記録可否のチェック結果の表示例であって、記録可能(OK)と判定された場合の表示例を示す模式図である。
【図9】記録可否のチェック結果の表示例であって、記録不可能(NG)と判定された場合の表示例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ビデオ処理部
2 オーディオ処理部
3 メモリ
4 フォーマッタ
5 サブ制御部
6 電磁変換部
7 メイン制御部
Claims (6)
- 入力データを記録媒体に記録する映像記録再生用デジタル機器において、記録時において、所定単位の入力データ毎に、所定単位の入力データと当該記録媒体に関する記録可否判定用情報とを記録媒体の入力データ記憶領域に記録する手段を備えていることを特徴とする映像記録再生用デジタル機器。
- 記録開始指令入力時において、記録媒体から記録可否判定用情報を読み出し、読み出した記録可否判定用情報に基づいて、現時点で当該記録媒体への入力データの記録が可能であるかを判定する手段、およびその判定結果を表示する手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の映像記録再生用デジタル機器。
- 現時点で当該記録媒体への入力データの記録が不可能であると判定された場合に、当該記録媒体への記録を禁止させる手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の映像記録再生用デジタル機器。
- 記録媒体の記録可否チェック指令を入力させるための入力手段、記録媒体の記録可否チェック指令が入力されたときに、記録媒体から記録可否判定用情報を読み出し、読み出した記録可否判定用情報に基づいて、現時点で当該記録媒体への入力データの記録が可能であるかを判定する手段、およびその判定結果を表示する手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の映像記録再生用デジタル機器。
- 記録媒体に関する記録可否判定用情報が、記録情報の保管期間の下限値、記録可能な機器のグループ番号、繰り返し記録回数の上限値、記録日時および実際の繰り返し記録回数であることを特徴とする請求項1、2、3および4のいずれかに記載の映像記録再生用デジタル機器。
- 映像記録再生用デジタル機器がデジタルVTRであり、記録媒体が磁気テープであることを特徴とする請求項1、2、3、4および5のいずれかに記載の映像記録再生用デジタル機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002013050A JP3796180B2 (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | 映像記録再生用デジタル機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002013050A JP3796180B2 (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | 映像記録再生用デジタル機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003219352A JP2003219352A (ja) | 2003-07-31 |
JP3796180B2 true JP3796180B2 (ja) | 2006-07-12 |
Family
ID=27650097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002013050A Expired - Fee Related JP3796180B2 (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | 映像記録再生用デジタル機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3796180B2 (ja) |
-
2002
- 2002-01-22 JP JP2002013050A patent/JP3796180B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003219352A (ja) | 2003-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5737476A (en) | Automatic editing method and apparatus of a video signal | |
JP3796180B2 (ja) | 映像記録再生用デジタル機器 | |
US6954582B2 (en) | Digital VTR and video recording / reproducing apparatus | |
KR100758746B1 (ko) | 영상 기록 재생 장치 및 영상 기록 재생 방법 | |
US7092613B1 (en) | Backup device in case of power failure in image recording apparatus | |
JP3454772B2 (ja) | デジタルvtr | |
US7558011B2 (en) | Video recorder to be connected to a digital video camcorder via IEEE 1394 serial bus | |
JP3702155B2 (ja) | デジタルvtr | |
JP3515468B2 (ja) | デジタルvtr | |
JP3825651B2 (ja) | デジタルvtr | |
JP3574082B2 (ja) | デジタルvtr | |
JP3733039B2 (ja) | デジタルvtrにおける記録時刻指定による検索方法 | |
JP3454771B2 (ja) | デジタルvtr | |
KR100328560B1 (ko) | 디지탈 비디오 레코더의 영상 기록/재생 시스템 | |
JP3489421B2 (ja) | 電子機器システム及びその制御方法 | |
EP1271946A1 (en) | Video recorder/player, and method of video recording and playback | |
US6768862B1 (en) | Retrieval method and retrieval device by designation of recording time in image recording/reproducing apparatus | |
JP3422423B2 (ja) | 記録再生装置および方法 | |
JP3469589B2 (ja) | デジタル信号記録再生装置 | |
JP3416562B2 (ja) | 映像記録再生装置における特殊再生方法 | |
JP2001243682A (ja) | デジタルvtr | |
JPH0430381A (ja) | 記録再生装置 | |
JP2003289497A (ja) | デジタルvtr | |
JPH10289563A (ja) | 記録装置、再生装置および最終記録終了位置検索方法 | |
KR20000004687A (ko) | 디지털 브이씨알을 이용한 방범 시스템의 고속 탐색 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060414 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090421 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100421 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110421 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120421 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130421 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |