JPH0417147A - テープテンション制御装置 - Google Patents

テープテンション制御装置

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JPH0417147A
JPH0417147A JP2119808A JP11980890A JPH0417147A JP H0417147 A JPH0417147 A JP H0417147A JP 2119808 A JP2119808 A JP 2119808A JP 11980890 A JP11980890 A JP 11980890A JP H0417147 A JPH0417147 A JP H0417147A
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tape tension
pinch roller
tape
roller side
tension
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JP2119808A
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English (en)
Inventor
Toshiro Kawamura
河村 敏郎
Nobuyoshi Owada
信義 大和田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPH0417147A publication Critical patent/JPH0417147A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テープテンション制御装置に関し、特に、摩
擦係数の異なった複数のテープ状体(記録媒体)に対し
、最適なテープ・ヘッドコンタクトが得られるよう、テ
ープテンションを設定することが可能なテープテンショ
ン制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年の高度情報化社会といった環境のもとで、磁気記録
再生装置の高密度記録化が進められている。例えば、1
インチメタルテープを用いたハイビジ璽ン・ディジタル
VTRでは、テープ速度が80 S 2 m m/s 
a  )ラック幅が60μm、最短記録波長が0.69
μmであり、テープ強力はシリンダ巻付中央部で2.5
N±α3Nとなっている。
ここで、従来のテープテンション制御装置を第7図に示
す。
gg7図において、1はテープ供給リールを回転させる
テープ供給リールモータ、2はテープ供給リールによシ
供給され、テープ巻取リールによシ巻き取られるテープ
状体、3はテープ状体2に対し、所定の信号の記録及び
1または再生を行う回転ヘッドを保持し、回転シリンダ
モータにより回転軸を中心に回転シリンダと、テープ状
体2の走行案内を行うらせん状のリードを有し、回転シ
リンダと同軸に配置され、固定された固定シリンダと、
で構成されるシリンダ部、4はテープ状体2を一定速度
で走行駆動させるキャプスタンモータ、5はキャプスタ
ンモータ4の中心軸と平行に設けられ、テープ状体2を
所定の圧着力で圧着するピンチローラ、6はテープ巻取
リールを回転させるテープ巻取リールモータ、7は供給
側テンションアーム、8はポテンシ曹ンメータ、9は巻
取側テンシーンアーム、21は供給側リールモータ駆動
増幅回路、22は供給側テンシロンエラー電圧発生回路
、29は供給側テープテンション設定電圧発生回路、で
ある。
第7図において、テープ状体2はテープ供給リールから
送り出され、供給側テンションアーム7、シリンダ部3
、キャプスタン、ピンチローラ5及び巻取側テンション
アーム9を介してテープ巻取リールに巻き取られている
供給側テンションアーム7は、テープ供給リールからシ
リンダ部6に至る間におけるテープ状体2のテープテン
ションに応じて動き、その動き量はボテンシ冒ンメータ
8により供給側テープテンション電圧として検出される
。この供給側テープテンション電圧は、供給側テープテ
ンション設定電圧発生回路29より発生される常に一定
の供給側テープテンシlン設定電圧と共に、供給側テン
ションエラー電圧発生回路22に入力される。そして、
そこにおいて、両者は比較され、その比較結果(例えば
、差分)が供給側テープテンションエラー電圧として出
力される。
この供給側テープテンションエラー電圧が、供給側リー
ルモータ駆動増幅回路21に入力されることにより、テ
ープ供給リールモータ1を駆動し、供給側テンションア
ーム7の位置でのテープテンションが一定に保たれるよ
うに制御される。
なお、この種のテープテンション制御装置としては、例
えば、特開昭65−282949号公報に記載のものが
挙げられる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来技術は、シリンダ局面及びキャプスタ
ン/ピンチローラ部におけるテープ状体のテープテンシ
ョンの制御については配慮されておらず、そのため、テ
ープ状体の摩擦係数が異なった場合に、シリンダ局面及
びキャプスタン/ピンチローラ部のテープテンションが
変化して、次のような問題があった。
すなわち、テープ状体の摩擦係数が異常に大きい場合、
シリンダ局面及びキャプスタン/ピンチローラ部のテー
プテンションは異常に大きくなる。
例えば、磁性面摩擦係数がCl2Oで、バックコート面
摩擦係数がα18である磁気テープを用いた時に、シリ
ンダのテープ入口側で1.7N、テープ出口側で&6N
となるように、シリンダ局面のテープテンシリンが設定
されている場合に、磁気テープを磁性面摩擦係数がα3
8で、バックコート面摩擦係数が121である磁気テー
プに替えると、シリンダのテープ入口側で1.7N、テ
ープ出口側で4.6Nとなシ、シリンダ局面及びキャプ
スタン/ピンチローラ部のテープテンシリンはかなり大
きくなる。
この様に、シリンダ周面及びキャプスタン/ピンチロー
ラ部のテープテンシリンが大きくなると、回転シリンダ
の回転負荷が大きくなって、より大きな荷重が回転シリ
ンダにかかシ、回転ヘッドの摩耗が大きくなって、回転
ヘッドの寿命が短くなったり、あるいは、テープ状体を
定速走行させるためのキャプスタン/ピンチローラ部に
おいて、ピンチ目−ラの圧着力がテープテンションに対
応しなくなって、ピンチローラが滑ったり、テープ状体
に片伸び(テープ状体の幅方向において一部が走行方向
に伸びること)が生じたシするなどの問題があった。
また、反対に、テープ状体の摩擦係数が異常に小さい場
合は、シリンダ局面のテープテンシリンが異常に小さく
なるため、十分なテープ・ヘッドコンタクトが得られず
、そのため、十分な記録/再生が行えないという問題が
あった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、テー
プ状体の摩擦係数が異なっても、シリンダ局面及びキャ
プスタン/ピンチローラ部のテープテンシリンが常に一
定になるように制御することができるテープテンション
制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、キャプスタン
/ピンチ四−ラ部及びその近傍のテープテンションを検
出し、その検出結果をピンチロー2部テープテンシ曹ン
検出情報として出力するピンチローラ部テープテンシ曹
ン検出手段と、ピンチローラ部テープテンシリン設定情
報と前記ピンチローラ部テープテンション検出情報とを
比較し、その比較結果をピンチローラ部テープテンショ
ンエラー情報として出力するピンチローラ部テープテン
ション比較手段と、 前記ピンチローラ部テープテンションエラー情報に基づ
いて供給側テープテンション設定情報を作成して出力す
る供給側テープテンシリン設定情報作成手段と、 を設けるようにした。
また、本発明では、テープテンシリン制御装置の電源を
オフした後、再度電源をオンした場合に、前回の供給側
テープテンシラン設定情報をそのまま今回の初期情報と
することができるように、前記供給側テープテンション
設定情報作成手段を、前記ピンチローラ部テープテンシ
ョン設定情報及びプログラムを格納するROMと、 該ROMに格納された前記プログラムにしたがりて演算
及び制御を行うことによフ、前記ピンチローラ部テープ
テンシ■ンエラー情報に基づいて前記供給側テープテン
ション設定情報を作成して出力するCPUと、 該CPUが前記演算及び制御を行う際に必要な情報等を
一時的に格納するRAMと、 前記ピンチローラ部テープテンシ曹ンエラー情報及び供
給側テープテンション設定情報を格納すると共に、テー
プテンシリン制御装置の電源がオフした場合でも、格納
した前記ピンチローラ部テープテンションエラー情報及
び供給側テープテンション設定情報をそのまま保持する
ことができるメモリ手段と、 で構成するようにした。
また、本発明では、順方向走行時だけではなく、逆方向
走行時においても、テープ状体の摩擦係数に関わらず、
前記ピンチローラ部テープテンションが常に一定になる
ようにするために、さらに、前記ピンチローラ部テープ
テンションエラー情報に基づいて巻取側テープテンシラ
ン設定情報を作成して出力する巻取側テープテンシlン
設定情報作成手段を設けるようにした。
また、本発明では、前記ピンチローラ部テープテンショ
ンを検出するために、前記ピンチローラ部テープテンシ
曹ン検出手段を、 前記キャプスタンモータの負荷電流を検出する手段と、 検出した該負荷電流より前記ピンチロー2部テープテン
ションを求めてピンチローラ部テープテンション検出情
報として出力する手段と、で構成するか、 回転シリンダ及び固定シリンダと前記ピンチローラとの
間における前記ピンチローラの近傍において、 前記テープ状体に接触し、該テープ状体のテープテンシ
ョンに応じて回動するテンションアームと、 該テンションアームの回動角度によって前記ピンチロー
ラ部テープテンションを求めてピンチローラ部テープテ
ンション検出情報として出力する手段と、 で構成するようにした。
〔作用〕
本発明では、前記ピンチローラ部テープテン7目ン検出
手段と、前記ピンチローラ部テープテンション比較手段
と、前記供給側テープテンシラン設定情報作成手段と、
を設け、該供給側テープテンシラン設定情報作成手段に
おいて作成された前記供給側テープテンシラン設定情報
と検出して得られた供給側テープテンシリン検出情報と
を比較し、その比較結果として得られる供給側テープテ
ンションエラー情報に基づいてテープ供給リールモータ
を駆動して、前記テープ状体のテープテンシ、yを制御
する。
これにより、テープ状体の摩擦係数が異なっても、常に
ピンチローラ部テープテンションが一定になるように制
御される。すなわち、摩擦係数が大きい場合は、テープ
供給側テープテンションが小さくなるように設定し、高
テンシロンに伴う回転ヘッドの摩耗の増大を抑止する。
また、摩擦係数が小さい場合は、テープ供給側テープテ
ンションが大きくなるよう設定し、低テンシ目ンに伴う
テープ・ヘッドコンタクトの劣化を抑止する。
また、本発明では、前記供給側テープテンション設定情
報作成手段を、前記ROMと、前記CPUと、前記RA
Mと、前記メモリ手段と、で構成する。これにより、テ
ープテンシリン制御装置の電源をオフした後、再度電源
をオンした場合に、前回の供給側テープテンシラン設定
情報をそのまま今回の初期情報とすることができる。す
なわち、一種の学習機能として作用し、前記供給側テー
プテンシラン設定情報等がよシ短い時間で求められる。
また、本発明では、前記ピンチローラ部テープテンシ曹
ン検出手段、ピンチローラ部テープテンション比較手段
、及び供給側テープテン7目ノ設定情報作成手段の他、
さらに、前記巻取側テープテンション設定情報作成手段
を設け、該巻取側テープテンシラン設定情報作成手段に
おいて作成された前記巻取側テープテンション設定情報
と検出して得られた巻取側テープテンシラン検出情報と
を比較し、その比較結果として得られる巻取側テープテ
ンションエラー情報に基づいてテープ巻取リールモータ
を駆動して、前記テープ状体のテープテンションを制御
する。
これにより、テープ状体の摩擦係数が異なっても、逆転
走行時のピンチロー2部テープテンションが一定になる
ように制御される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例としてのテープテンショ
ン制御装置を示すブロック図である。
第1図において、第7図と同一のものは同一の符号を付
しである。その他、11はピンチローラ部テープテンシ
■ン検出装置、23は供給側テープテンシコン設定回路
、24はピンチローラ部テンシ讐ンエラー電圧発生回路
、25はピンチローラ部テープテンション設定回路、で
ある。
まず、ピンチローラ5あるいはその近傍におけるテープ
テンションがピンチローラ部テープテンション検出装置
11によりピンチローラ部テープテンション検出電圧と
して検出され、そのピンチローラ部テープテンション検
出電圧と、ピンチローラ部テープテンション設定回路2
5よシ与えられたピンチローラ部テープテンション設定
電圧とがピンチローラ部テンシ冒ンエラー電圧発生回路
24に入力される。そして、そこにおいて、両者は比較
され、その比較結果(例えば、差分)がピンチロー2部
テープテンションエラー電圧として出力される。
このピンチローラ部テープテンシ曹ンエラー電圧は、供
給側テープテンション設定回路25に入力され、そこに
おいて、そのピンチローラ部テープテンシぼンエラー電
圧に比例した電圧が供給側テープテンション設定電圧と
して出力される。
こうして出力された供給側テープテンション設定電圧は
、ボテン¥冒ンメータ8からの供給側テーフテンシロン
′1圧と共に、供給側テンシロンエラー電圧発生回路2
2に入力される。以−下の動作は、第7図で述べた動作
と同様となる。
以上により、所定のピンチローラ部テープテンションが
得られるように、供給側テープテンションが調整される
なお、ピンチローラ部テープテンションにより、直接テ
ンションサーボをかけないのは、テープ走走モードを切
り換えた(例えば、「再生」から「早送り」に切夛換え
るなど)直後に、テープテンションが大きく変動し、制
御不可能となる恐れがあるためであり、従来通り直接的
なテンシロンサーボは供給側テンションアーム7で行う
ようにしである。
第2図は本発明の第2の実施例としてのテープテンショ
ン制御装置を示すブロック図である。
第2図において、第1図または第7図と同一のものは同
一の符号を付した。その他、41はCPU 。
42はROM、45はRAM、45.46はD/A変換
器、47はA / D変換器である。
第2図において、CPU41は、ROM42に記憶しで
あるピンチローラ部テープテンション設定データを読み
出し、D/A変換器46によってピンチローラ部テープ
テンション設定電圧に変換させ出力させる。
出力されたピンチローラ部テープテンション設定電圧は
、第1図と同様に、ピンチローラ部テープテンションエ
ラー電圧発生回路24にピンチローラ部テープテンショ
ン検出電圧と共に入力され、コノ結果、ピンチローラ部
テンシ冒ンエラー電圧発生回路24からは、ピンチロー
ラ部テープテンションエラー電圧が出力される。
CPU41は、これをA / D変換器47によってデ
ィジタルデータであるピンチローラ部テープテンション
エラーデータに変換させ、ROM42に書き込まれたプ
ログラムにしたがうて、このピンチローラ部テープテン
シlンエラーデータカラ供給側テープテンション設定デ
ータを得る。また、CPU41は、この際、必要がある
時には、途中で得られるデータを一時的にRAM43に
保持させる。
その後、CPU41は、得られた供給側テープテンショ
ン設定データf、D/A変換器45によって供給側テー
プテンシフン設定電圧に変換させ、供給側テンシロンエ
ラー電圧発生回路22に出力させる。その他の動作は第
1図の動作と同様である。
第3図は本発明の第3の実施例としてのテープテンショ
ン制御装置を示すブロック図である。
第3図において、第1図、第2図または第7図と同一の
ものについては同一の符号を付した。その他、44は書
き替え可能な不揮発性メモリである。
第3図において、CPU41は、得られた供給側テープ
テンシlン設定データ及びピンチローラ部テープテンシ
ョンエラーデータを、書き替え可能な不揮発性メモリ4
4に記憶させる。
この結果、テープテンション制御装置の電源をオフした
後、再度電源をオンした場合(起動時)に、CPU41
が不揮発性メモリ44に記憶されたデータを読み出すこ
とによル、前回の供給側テ−プテンシ四ン設定データ及
びピンチローラ部テープテンションエラーデータを初期
データとして用いることができる。すなわち、一種の学
習機能として作用し、供給側テープテンシリン設定電圧
等がより短い時間で求められる。
第4図は本発明の第4の実施例としてのテープテンショ
ン制御装置を示すブロック図である。
第4図において、第1図、第2図、第3図または第7図
と同一のものについては同一の符号を付した。その他、
10はボテンシ日メータ、26は巻取側リールモータ駆
動増幅回路、27は巻取側テンシロンエラー電圧発生回
路、4BはD/A変換器である。
第4図において、テープ状体2がテープ巻取リールから
テープ供給リールに向って逆方向走行する場合、テープ
巻取リールからピンチローラ5に至る間におけるテープ
状体2のテープテンションにより、巻取側テンションア
ーム9が動き、その動き量はポテンシ璽/メータ10に
よp巻取側テープテンション電圧として検出される。こ
の巻取側テープテンション電圧は、D/A変換器48か
ら出力される巻取側テープテンション設定電圧と共に、
巻取側テンシロンエラー電圧発生回路27に入力される
。そして、そこにおいて、両者は比較され、その比較結
果(例えば、差分)が巻取側テープテンションエラー電
圧として出力される。
この巻取側テープテンションエラー電圧が、巻取側リー
ルモータ駆動増幅回路26に入力されることにより、テ
ープ巻取リールモータ6を駆動し、巻取側テンションア
ーム7の位置でのテープテンションが一定に保たれるよ
う制御される。
ここで、巻取側テープテンション設定電圧は次のように
して得られる。
第1図で説明したように、ピンチロー25あるいはその
近傍におけるテープテンションがピンチローラ部テープ
テンション検出装置11によシピンチローラ部テーグテ
ンシυン検出電圧として検出され、そのピンチローラ部
テープテンション検出電圧と、D/A変換器46から出
力されたピンチローラ部テープテンション設定電圧とが
ピンチローラ部テンシ冒ンエラー電圧発生回路24に入
力され、両者からピンチロー2部テンシ冒ンエラー電圧
が得られる。
CPU41は、これをA/D変換器47によってピンチ
ローラ部テープテンシ曹ンエラーデータに変換させ、R
OM42に書き込まれ九プログラムにしたがって、この
ピンチローラ部テープテンションエラーデータから巻取
側テープテンシlン設定データを得る。その後、CPU
41は、得られた供給側テープテンション設定データを
D/A変換器48によって巻取側テープテンション設定
電圧に変換させ出力させる。
以上により、逆走行方向の場合においても、順方向走行
の場合と同様に、所定のピンチローラ部テープテンショ
ンが得られるように巻取側テープテンションが調整され
る。
また、CPU41は、得られた巻取側テープテンション
設定データ及びピンチローラ部テープテンションエラー
データを、書き換え可能な不揮発性メモリ44に記憶さ
せる。
この結果、逆方向走行の場合も、順方向走行の場合と同
様に、テープテンション制御装置の電源をオフした後、
再度電源をオンした場合(起動時)に、CPU41が不
揮発性メモリ44に記憶されたデータを読み出すことに
より、前回の巻取側テープテンション設定データ及びピ
ンチローラ部テープテンシlンエラーデータを初期デー
タとして用いることがでをる。
第5図は本発明の各実施例において用いられるピンチロ
ーラ部テープテンション検出装置11の一具体例を示す
ブロック図である。
第5図において、前述した各図と同一のものについては
同一の符号を付した。その他、28はキャプスタンモー
タ負荷電流検出回路である。
第5図において、テープ状体2はキャプスタンとピンチ
ローラ5にょシ圧着され、かつ、ある張力を有して走行
している。したがって、キャプスタンには回転負荷がか
かる。
そこで、本具体例では、このキャプスタンに回転負荷が
かかることによって発生するキャプスタンモータ4の負
荷電流ヲ、キャプスタンモータ負荷電流検出回路28に
よシ検出し、結果として、ピンチローラ部テープテンシ
■ンを得るものである。
第6図は本発明の各実施例において用いられるピンチロ
ーラ部テープテンション検出装置11の他の具体例を示
すブロック図である。
第6図において、前述した各図と同一のものについては
同一の符号を付した。その他、12はガイドボスト、1
3はピンチミーラ部入側テンシ冒ンアーム、14はボテ
ンシlンメータである。
第6図において、ピンチローラ部入側テンシ四ンアーム
はテープ状体2のテープテンションによって動く。そこ
で、本実施例では、その動き量をボテンシ璽ンメータ1
4によって検出し、その結果として得られるピンチロー
2部入側のテープテンションをピンチローラ部テープテ
ンションとして得るものである。
さて、以上の各実施例においては、ピンチローラ部テー
プテンシ曹ンを常に一定に制御するテープテンション制
御装置について説明を行ったが、実際には、必ずしも、
常にピンチローラ部テープテンションを認識する必要は
ない。すなわち、例えば、テープ状体2をローディング
した直後において、記録あるいは再生時のサーボロック
がかかった状態でピンチローラ部テープテンションを検
出し、ピンチローラ部テンシ冒ンエラー電圧(またはデ
ータ)′fr:求め、その後、このピンチローラ部テン
シ冒ンエラー電圧(またはデータ)に基づいて、記録、
通常再生、スチル再生、及び可変速再生時の好適なピン
チローラ部テープテンションが得られるように、供給側
テープテンション及び巻取側テープテンションを設定す
るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ピンチローラ部
テープテンシ■ンを検出して、供給側テープテンション
設定情報を求めているので、テープ状体のlli擦係数
が異なっても、常にピンチローラ部テープテンションが
一定になるように制御することかできる。したがって、
テープ状体の摩擦係数が大きい場合でも、高テンシlン
に伴う回転ヘッドの摩耗の増大を抑止でき、また、逆に
、テープ状体の層線係数が小さい場合には、低テンシ日
ンに伴うテープ・ヘッドコンタクトの劣化を抑止できる
また、テープ状体の逆方向走行時に、ピンチローラ部テ
ープテンションを検出して、巻取側テープテンション設
定情報を求めた場合は、逆方向走行時においても、順方
向走行時と同様に、テープ状体の摩擦係数が異なっても
、常にピンチローラ部テープテンションが一定になるよ
うに制御することができる。
さらにまた、検出したピンチローラ部テープテンション
より得られるピンチローラ部テープテンションエラー情
報や、前述の供給側テープテンション設定情報あるいは
巻取側テープテンション設定情報を、特定のメモリ手段
に格納するようにした場合には、テープテンション制御
装置の電源をオフした後、再び電源をオンしても、その
メモリ手段より格納した情報を読み出すことにより、前
回の情報をそのiま今回の初期情報とすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例としてのテープテンショ
ン制御装置を示すブロック図、第2図、第3図、第4図
はそれぞれ本発明の第2、第3、第4の実施例としての
テープテンション制御装置を示すブロック図、第5図は
本発明の各実施例において用いられるピンチローラ部テ
ープテンション検出装置11の一具体例を示すブロック
図、第6図は本発明の各実施例において用いられるピン
チローラ部テープテンシ■ン検出装置11の他の具体例
を示すブロック図、第7図は従来のテープテンション制
御装置を示すブロック図、である。 符号の説明 2・・・テープ状体、5・・・ピンチローラ、11・・
・ピンチローラ部テープテン7目ン検出装置、25・・
・供給側テープテンション設定回路、24・・・ピンチ
ローラ部テンシヲンエラー電圧発生回路、25・・・ピ
ンチローラ部テープテンション設定回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、テープ供給リールから繰り出されてシリンダ部を通
    り、更にキャプスタンモータ及びピンチローラにより一
    定速度で走行駆動されて巻き取りリールに巻き取られる
    テープ状記録媒体において、該媒体の前記テープ供給リ
    ールから前記シリンダ部に至る間におけるテープテンシ
    ョンを検出する供給側テープテンション検出手段と、前
    記テープ供給リールからシリンダ部に至る間におけるテ
    ープテンションの目標値を設定して出力する供給側テー
    プテンション設定手段と、前記供給側テープテンション
    の検出値と供給側テープテンションの設定値とを比較し
    てその間の誤差を出力する供給側比較手段と、前記供給
    側誤差が零になるように前記テープ供給リールの駆動モ
    ータを制御する供給側駆動制御手段と、から成るテープ
    テンション制御装置において、前記ピンチローラ近傍に
    おける前記媒体のテープテンションを検出するピンチロ
    ーラ側テープテンション検出手段と、前記ピンチローラ
    近傍における媒体のテープテンションの目標値を設定し
    て出力するピンチローラ側テープテンション設定手段と
    、前記ピンチローラ側テープテンションの検出値とピン
    チローラ側テープテンションの設定値とを比較してその
    間の誤差を出力するピンチローラ側比較手段と、前記ピ
    ンチローラ側誤差が零になるように前記供給側テープテ
    ンション設定手段における設定値を制御する設定値制御
    手段と、を具備したことを特徴とするテープテンション
    制御装置。 2、請求項1に記載のテープテンション制御装置におい
    て、前記設定値制御手段は、前記ピンチローラ側テープ
    テンション設定手段に設定されるテープテンションの目
    標値及びプログラムを格納するROMと、該プログラム
    に従って演算及び制御を行うことにより前記ROMに格
    納されているテープテンションの目標値を読み出して前
    記ピンチローラ側テープテンション設定手段に設定する
    と共に、前記ピンチローラ側比較手段からのピンチロー
    ラ側誤差を読み込み、それに基づき前記供給側テープテ
    ンション設定手段における設定値を作成して該供給側テ
    ープテンション設定手段に設定するCPUと、該CPU
    が演算及び制御を行う際に必要とする情報等を一時的に
    格納するRAMと、から成ることを特徴とするテープテ
    ンション制御装置。 3、請求項2に記載のテープテンション制御装置におい
    て、前記ピンチローラ側比較手段からのピンチローラ側
    誤差及びそれに基づき作成された前記供給側テープテン
    ション設定手段に設定すべき設定値を格納しておき、電
    源オフ時においても、それらが失うことのないようにし
    た不揮発性メモリを更に具備したことを特徴とするテー
    プテンション制御装置。 4、請求項1に記載のテープテンション制御装置におい
    て、テープ状記録媒体の逆方向の走行に備えて、 前記媒体の前記テープ巻き取りリールから前記ピンチロ
    ーラに至る間におけるテープテンションを検出する巻き
    取り側テープテンション検出手段と、前記テープ巻き取
    りリールからピンチローラに至る間におけるテープテン
    ションの目標値を設定して出力する巻き取り側テープテ
    ンション設定手段と、前記巻き取り側テープテンション
    の検出値と巻き取り側テープテンションの設定値とを比
    較してその間の誤差を出力する巻き取り側比較手段と、
    前記巻き取り側誤差が零になるように前記テープ巻き取
    りリールの駆動モータを制御する巻き取り側駆動制御手
    段と、を具備すると共に、テープ状記録媒体の逆方向の
    走行時には、前記設定値制御手段により、前記巻き取り
    側テープテンション設定手段における設定値を制御する
    ことを特徴とするテープテンション制御装置。 5、請求項4に記載のテープテンション制御装置におい
    て、前記設定値制御手段は、前記ピンチローラ側テープ
    テンション設定手段に設定されるテープテンションの目
    標値及びプログラムを格納するROMと、該プログラム
    に従って演算及び制御を行うことにより前記ROMに格
    納されている前記ピンチローラ側テープテンション設定
    手段のテープテンションの目標値を読み出して前記ピン
    チローラ側テープテンション設定手段に設定すると共に
    、前記ピンチローラ側比較手段からのピンチローラ側誤
    差を読み込み、それに基づき前記巻き取り側テープテン
    ション設定手段における設定値を作成して該巻き取り側
    テープテンション設定手段に設定するCPUと、該CP
    Uが演算及び制御を行う際に必要とする情報等を一時的
    に格納するRAMと、から成ることを特徴とするテープ
    テンション制御装置。 6、請求項5に記載のテープテンション制御装置におい
    て、前記ピンチローラ側比較手段からのピンチローラ側
    誤差及びそれに基づき作成された前記巻き取り側のテー
    プテンション設定手段に設定すべき設定値を格納してお
    き、電源オフ時においても、それらが失うことのないよ
    うにした不揮発性メモリを更に具備したことを特徴とす
    るテープテンション制御装置。 7、請求項1、2、3、4、5又は6に記載のテープテ
    ンション制御装置において、 前記ピンチローラ側テープテンション検出手段は、 前記キャプスタンモータの負荷電流を検出する手段と、 検出した該負荷電流より前記ピンチローラ側テープテン
    ションを求めてピンチローラ側テープテンション検出情
    報として出力する手段と、から成ることを特徴とするテ
    ープテンション制御装置。 8、請求項1、2、3、4、5又は6に記載のテープテ
    ンション制御装置において、 前記ピンチローラ側テープテンション検出手段は、 前記シリンダ部を構成する回転シリンダ及び固定シリン
    ダと前記ピンチローラとの間における前記ピンチローラ
    の近傍において、 前記テープ状体に接触し、該テープ状体のテープテンシ
    ョンに応じて回動するテンションアームと、 該テンションアームの回動角度より前記ピンチローラ側
    テープテンションを求めて、ピンチローラ側テープテン
    ション検出情報として出力する手段と、 から成ることを特徴とするテープテンション制御装置。
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