JPS6329350A

JPS6329350A - 回転ヘツド式磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS6329350A
Application number: JP61174114A
Authority: JP
Inventors: Akira Sakuta; 明作田
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1986-07-22
Filing date: 1986-07-22
Publication date: 1988-02-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コこの発明は、ドラムに巻付けた磁気テープを高速走行さ
せることが可能な機構を備えた回転ヘッド式磁気記録再
生装置に関するものである。

［従来の技術］第４図、第５図は、従来の回転ヘッド式磁気記録再生装
置を示す、同図において、（１６）は磁気テープであり
、この磁気テープ（１Ｂ）は供給リール（１）と巻取リ
リール（２）との間にわたって、掛は渡しされている。

（３）は複数のテープガイドで、上記磁気テープ（１６
）の走行を規制するものである。（６）はテープテンシ
ョンを検出するためのテンションピンであって、支軸（
１７）の周りに回動可能なテンションアーム（７）の端
部に固定されている。（８）はスプリングで、上記テン
ションアーム（７）を第５図の矢印（ａ）方向、つまり
、磁気テープ（１６）にテンションを付与する方向に付
勢する。

（４）はガイドローラ、（５）はスラントピンであって
、ドラム（１２）の両側に１組ずつ配置され、記録・再
生時のテープ走行が安定するように磁気テープ（１６）
を規制している。上記ドラム（１２）には記録・再生用
の磁気ヘッド（図示せず）が取付けられ、この磁気ヘッ
ドによりテープ（１６）上への情報信号の書込み（記録
）および、テープ（１６）上からの情報信号の読み取り
（再生）が行なわれる。

（１３）はキャプスタンであり、上記ドラム（１２）と
巻取リリール（２）との間に設けられ、一定速度で回転
する。　（１４）はピンチローラで、このピンチローラ
（１０がと記キャプスタン（１３）に押しつけられ、両
者（１４）　、　（１３）間に挟み込んだテープ（１８
）を巻取リリール（２）側へ定速で送り込む役目を果た
す、　（１８）はバンドブレーキであって、上記供給リ
ール（１）に摩擦により回転負荷を与えるものである。

　（１５）はテープカセットである。

つぎに、上記構成の回転ヘッド式磁気記録再生装置の動
作について説明する。

記録・再生時において、磁気テープ（１６）は供給リー
ル（１）から出て、テープガイド（３）、テンションピ
ン（６）、テープガイド（３）、ガイドローラ（４）、
スラントピン（５）、ドラム（１２）、スラントピン（
５）、ガイドローラ（４）、テープガイド（３）、キャ
プスタン（１３）、ピンチローラ（１４）、テープガイ
ド（３）の順にそれぞれ巻付けられて、巻取リリール（
２）に巻取られる。このような記録・＋１）主動作時に
、上記テンションピン（８）にかけられている磁気テー
プ（１６）のテープテンションが設定値よりも大きくな
ると、上記テンションアーム（７）が第５図の矢印（ｂ
）方向に回動して、バンドブレーキ（１８）を緩め、上
記供給リール（１）への回転負荷が減少し、テープテン
ションは小さくなる。また、テープテンションが設定値
より小さくなると、テンションアーム（７）は第５図の
矢印（ａ）方向に回動して、バンドブレーキ（８）を締
めつけ、供給リール（１）への回転負荷が増大してテー
プテンションも大きくなる。このようにしてテープテン
ションをほぼ設定値に維持するような制御を行なう。

一方、高速検索、高速送り１巻戻しの際には、第５図の
一点鎖線で示すように上記テンションピン（６）とピン
チローラ（１４）を磁気テープ（１６）から離間させ、
テープテンション制御はまったく行なわない。

［発明が解決しようとする問題点〕従来の回転ヘッド式磁気記録再生装置は以上のように構
成されており、高速検索、高速送り、ｅ＝戻し時にはテ
ープテンション制御が行なわれないので、高速検索の際
には安定した信号再生を行なうことができない場合があ
り、また高速検索、高速送り１巻戻しの際には、テープ
テンションが適正でないから、磁気テープ（１６）に損
傷を与える等の問題があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、高速検索、高速送り９巻戻しの際にも安定し
た信号再生ができるとともに、テープの損傷などを極力
防止することができる回転ヘッド式磁気記録再生装置を
提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］この発明に係る回転ヘッド式磁気記録再生装置は、磁気
テープの送り方向の相違により変化するテープテンショ
ンを検出し、その検出信号にもとづいて、テープテンシ
ョンをそれぞれの設定値になるように制御するテンショ
ン制御装置・を設けたことを特徴とする。

［作用］この発明においては、通常の記録・再生と巻戻しといっ
たテープ送り方向の相違にもとづいて、それぞれの場合
のテープテンションを検出して、それぞれに見合ったテ
ンション制御を行なうことにより、高速検索、高速送り
２巻戻しなどの際にも、安定した信号再生が行なえると
ともに、磁気テープの損傷も防止される。

［実施例］以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説ｒ！１
１する。第１図ないし第３図は、この発明の一実施例に
よる回転ヘッド式磁気記録再生装置を示し、これらの図
において、（１）〜（９）　　、　（１２）〜（１８）
は第４図、第５図で示す従来のものの構成と同一である
ため、同一符号を付して、その詳しい説ＩＪＩは省略す
る。

同図において、（１０）は第１の位置検出用素子であっ
て、これは記録・再生、高速検索の順方向送り時のテー
プテンションに対応した位置に存する上記テンションピ
ン（Ｓ）の位置を検出する。

（１１）は第２の位置検出用素子であって、これは高速
検索の逆方向送り、および、高速巻戻し時のテープテン
ションに対応した位置に存する上記テンションピン（６
）の位置を検出する。これら第１および第２の位置検出
用素子（１０）および（１１）としては、ホール効果を
もつホール素子が使用される。上記供給リール（１）お
よび巻取リリール（２）には、上記ホール素子（ｌＯ）
および（１１）からの出力信号の大、小に応じて回転負
荷を減少、増大する、たとえば電磁ブレーキなど（図示
しない）が装備されていて、テープテンションをそれぞ
れの設定値になるように制御するテンション制御装置を
構成している。

つぎに、上記構成の実施例のものにおける動作について
説明する。

第２図に示すような記録・再生時と第２図の一点鎖線で
示すように、上記ピンチローラ（１４）を磁気テープ（
１６）から離間させた高速検索の順方向送り、高速送り
時において、テンションピン（６）は同図に示す位置に
あり、これが上記第１のホール素子（１０）によって検
出され、それに対応するテープテンションが検出される
。この第１のホール素子（ｌＯ）により検出されたテー
プテンションが設定値よりも大きい場合は、供給リール
（１）の回転負荷を減少し、また、検出されたテープテ
ンションが設定値よりも小さい場合は、供給リール（１
）の回転負荷を増大して、テープテンションが設定値に
なるように制御する。また、第３図に示すような高速検
索の逆方向送り、高速巻戻し時においては、ドラム（１
２）周りでのテープテンションをテープ順方向送りの場
合と同じにするため、テープ順方向送り時よりもテンシ
ョンピン（８）の設定位置でのテープテンションを増大
することになる。このとき、テンションピン（６）は第
３図に示す位置にあり、これが上記の第２のホール素子
（１１）によって検出され、それに対応するテープテン
ションが検出される。これにより得られた信号から、上
記の場合と同様にして巻取リリール（２）の回転負荷を
調整して、テープテンションを設定値になるように制御
する。

なお、上記実施例では、テンションピン（６）の位置検
出用素子（１ｏ）　、　（１１）として、上記テンショ
ンアーム（７）の振り出し角に対応する磁界の強さに応
じて信号を出力するホール素子を利用したが、これ以外
の位置検出素子であってもよい。

〔発明の効果］以上のように、この発明によれば、高速検索。

高速送り９巻戻しの際にも、それらの状況に合ったテー
プテンション制御を行なうことができるから、常に安定
のよい信号再生が行なえるとともに、磁気テープの損傷
を極力防止できる。

【図面の簡単な説明】

：１ＩＪ１図はこの発明の一実施例による回転ヘッド式
磁気記録再塗装この要部の拡大斜視図、第２図は記録・
再生および高速検索の順方向送り、高速送り時の回転ヘ
ッド式磁気記録再生装置を示す平面図、第３図は高速検
索の逆方向送り、高速巻戻し時の回転ヘッド式磁気記録
再生装置を示す平面図、第４図は従来の回転ヘッド式Ｉ
ａ気記録再塗装との要部の拡大斜視図、第５図は従来の
回転ヘッド式磁気記録再生装置の記録・再生時を示す平
面図である。（１）・・・供給リール、（２）・・・巻取リリール、
（３）・・・テープガイド、（４）・・・ガイドローラ
、（５）・・・スラントピン、（８）・・・テンション
ピン、（７）・・・テンションアーム、　（８）・・・
スプリング、（ｌＯ）・・・第１の位置検出用素子、（
１１）・・・第２の位置検出用素子、（１２）・・・ド
ラム、（１３）・・・キャプスタン、（１４）・・・ピ
ンチローラ、（１６）・・・磁気テープ。なお、図中、同一・符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁気テープに対する記録・再生用の磁気ヘッドを
ドラムに装着してなる回転ヘッド式磁気記録再生装置に
おいて、上記磁気テープの送り方向の相違によるテープ
テンションの変化に対応して位置変更可能なテンション
ピンを設けるとともに、このテンションピンの位置を検
出する複数個の位置検出用素子を設け、これら位置検出
用素子による検出信号にもとづいて、テープテンション
をそれぞれの設定値になるように制御するテンション制
御装置を設けたことを特徴とする回転ヘッド式磁気記録
再生装置。