JP2531056B2 - 磁気テ−プに対するデ−タ記録方法 - Google Patents
磁気テ−プに対するデ−タ記録方法Info
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- JP2531056B2 JP2531056B2 JP3356408A JP35640891A JP2531056B2 JP 2531056 B2 JP2531056 B2 JP 2531056B2 JP 3356408 A JP3356408 A JP 3356408A JP 35640891 A JP35640891 A JP 35640891A JP 2531056 B2 JP2531056 B2 JP 2531056B2
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- Japan
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- magnetic tape
- recording
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- magnetic
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/008—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
- G11B5/00813—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
- G11B5/00817—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on longitudinal tracks only, e.g. for serpentine format recording
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/12—Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/43—Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/488—Disposition of heads
- G11B5/4893—Disposition of heads relative to moving tape
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/026—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by using processor, e.g. microcomputer
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- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/05—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
- G11B15/06—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape
Landscapes
- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータの外部記録
装置等として使用される磁気テープ装置における磁気テ
ープに対するデータ記録方法に関する。
装置等として使用される磁気テープ装置における磁気テ
ープに対するデータ記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1及び図2に示すDC2000シリー
ズと呼ばれているデータカートリッジ1はスリーエム社
から販売されている。このデータカートリッジ1は基部
2と蓋部3とから成るケース4に一対のリール5、6
と、記録媒体磁気テープ7と、駆動ベルト8と、駆動ホ
イール9と、一対のテープ用ガイドピン10、11と、
一対のベルト用滑車12、13とを収容することによっ
て構成されている。一対のリール5、6はケース4に回
転自在に支持され、テープ7の一端は一方のリール5に
固定され、テープ7の他端は他方のリール6に固定され
ている。図2では正方向走行時に左側リール5がテープ
7を供給し、右側リール6がテープ7を巻き取る。一対
のテープガイドピン10、11はテープ7の幅方向位置
を制限するためのフランジを有し、テープ7の走行経路
に配置されている。ホイール9は図4に示すように基部
2に植設された軸14に回転自在に支持され、駆動ロー
ラ15に対する転接部9aとベルト駆動部9bとを有す
る。ベルト8はホイール9のベルト駆動部9bと滑車1
2、13とテープ8の巻回し部7a、7bの外周側面に
接している。ベルト8が矢印16の方向に移動すると、
テープ7は矢印17に示す正方向に走行する。即ち、ベ
ルト8は矢印16の方向の走行によって供給側テープ巻
回し部7a及び巻取側テープ巻回し部7bを反時計方向
に夫々回転させ、テープ7の走行を生じさせる。駆動ロ
ーラ15はテープ7を正方向走行させる時にモータ18
によって図2で反時計方向に回転され、逆方向走行時に
時計方向に回転される。これにより、ホイール9は時計
方向又は反時計方向に回転する。信号変換磁気ヘッド1
9はケース4に設けられている開閉自在な扉20を開け
ることによって露出したテープ7に接触する。
ズと呼ばれているデータカートリッジ1はスリーエム社
から販売されている。このデータカートリッジ1は基部
2と蓋部3とから成るケース4に一対のリール5、6
と、記録媒体磁気テープ7と、駆動ベルト8と、駆動ホ
イール9と、一対のテープ用ガイドピン10、11と、
一対のベルト用滑車12、13とを収容することによっ
て構成されている。一対のリール5、6はケース4に回
転自在に支持され、テープ7の一端は一方のリール5に
固定され、テープ7の他端は他方のリール6に固定され
ている。図2では正方向走行時に左側リール5がテープ
7を供給し、右側リール6がテープ7を巻き取る。一対
のテープガイドピン10、11はテープ7の幅方向位置
を制限するためのフランジを有し、テープ7の走行経路
に配置されている。ホイール9は図4に示すように基部
2に植設された軸14に回転自在に支持され、駆動ロー
ラ15に対する転接部9aとベルト駆動部9bとを有す
る。ベルト8はホイール9のベルト駆動部9bと滑車1
2、13とテープ8の巻回し部7a、7bの外周側面に
接している。ベルト8が矢印16の方向に移動すると、
テープ7は矢印17に示す正方向に走行する。即ち、ベ
ルト8は矢印16の方向の走行によって供給側テープ巻
回し部7a及び巻取側テープ巻回し部7bを反時計方向
に夫々回転させ、テープ7の走行を生じさせる。駆動ロ
ーラ15はテープ7を正方向走行させる時にモータ18
によって図2で反時計方向に回転され、逆方向走行時に
時計方向に回転される。これにより、ホイール9は時計
方向又は反時計方向に回転する。信号変換磁気ヘッド1
9はケース4に設けられている開閉自在な扉20を開け
ることによって露出したテープ7に接触する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す形式のデー
タカートリッジ1のテープ7の磁気ヘッド19に接触す
る部分でのテンションは図5に示すように変化する。即
ち、テープ始端(BOT)からテープ終端(EOT)に
向ってテープ7を走行させると特性線Aに示すようにテ
ンションは徐々に増大し、逆にEOTからBOTに向っ
て走行させる時にも特性線Bに示すようにテンションは
徐々に増大する。このテンション変化の理由は必ずしも
明らかでないが、テープ7のリール5、6に対する巻径
の変化等に基づくものと考えられる。
タカートリッジ1のテープ7の磁気ヘッド19に接触す
る部分でのテンションは図5に示すように変化する。即
ち、テープ始端(BOT)からテープ終端(EOT)に
向ってテープ7を走行させると特性線Aに示すようにテ
ンションは徐々に増大し、逆にEOTからBOTに向っ
て走行させる時にも特性線Bに示すようにテンションは
徐々に増大する。このテンション変化の理由は必ずしも
明らかでないが、テープ7のリール5、6に対する巻径
の変化等に基づくものと考えられる。
【0004】従来の磁気テープ装置においては、データ
の記録又は再生のエラーを防ぐために十分にテンション
が高いテープ位置からデータの記録を開始した。このた
め、テープテンションの低い範囲はデータの記録に使用
されておらず、記憶容量の増大を妨げた。なお、上述の
ような問題はテープテンションが図5に示すように変化
する別の磁気テープ装置においても生じる。
の記録又は再生のエラーを防ぐために十分にテンション
が高いテープ位置からデータの記録を開始した。このた
め、テープテンションの低い範囲はデータの記録に使用
されておらず、記憶容量の増大を妨げた。なお、上述の
ような問題はテープテンションが図5に示すように変化
する別の磁気テープ装置においても生じる。
【0005】そこで、本発明の目的は、磁気テープの記
録容量を増大させることができるデータ記録方法を提供
することにある。
録容量を増大させることができるデータ記録方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、複数のトラックを有する記録媒体磁気テー
プが一対のリールと共にケースに収容された構成の磁気
テープカートリッジを使用し、且つ前記磁気テープをそ
の一方の端から他方の端に向って走行させるにつれて前
記磁気テープの信号変換磁気ヘッドに対する接触部分に
おけるテンションが高くなるように走行させてデータを
記録する方法において、前記磁気テープの幅方向の中央
領域に配置されているトラックにおけるデータ記録開始
位置と前記磁気テープの始端との距離が前記磁気テープ
の幅方向の縁近傍領域に配置されているトラックにおけ
るデータ記録開始位置と前記磁気テープの始端との距離
よりも短くなるようにデータを記録することを特徴とす
る磁気テープに対するデータ記録方法に係わるものであ
る。なお、磁気テ−プの始端は非記録領域を含めた磁気
テ−プ全体の始端のみでなく記録領域(有効領域)の始
端またはBOTマ−カの位置等も意味する。
の本発明は、複数のトラックを有する記録媒体磁気テー
プが一対のリールと共にケースに収容された構成の磁気
テープカートリッジを使用し、且つ前記磁気テープをそ
の一方の端から他方の端に向って走行させるにつれて前
記磁気テープの信号変換磁気ヘッドに対する接触部分に
おけるテンションが高くなるように走行させてデータを
記録する方法において、前記磁気テープの幅方向の中央
領域に配置されているトラックにおけるデータ記録開始
位置と前記磁気テープの始端との距離が前記磁気テープ
の幅方向の縁近傍領域に配置されているトラックにおけ
るデータ記録開始位置と前記磁気テープの始端との距離
よりも短くなるようにデータを記録することを特徴とす
る磁気テープに対するデータ記録方法に係わるものであ
る。なお、磁気テ−プの始端は非記録領域を含めた磁気
テ−プ全体の始端のみでなく記録領域(有効領域)の始
端またはBOTマ−カの位置等も意味する。
【0007】
【作用及び効果】本発明においては、テープ始端に近い
テンションの低い領域であっても、テープの幅方向の中
央領域のトラックにはデータを記録する。テープの中央
領域はテープの損傷又は変形が少ないために磁気ヘッド
に対する接触状態が良好であり、テープの長手方向にお
いてテンションが低い領域であってもエラーの無い又は
少ない記録再生を行うことができる。従来使用していな
かったテープ始端に近い領域にもデータを記録するた
め、この分だけ記録容量を増大させることができる。
テンションの低い領域であっても、テープの幅方向の中
央領域のトラックにはデータを記録する。テープの中央
領域はテープの損傷又は変形が少ないために磁気ヘッド
に対する接触状態が良好であり、テープの長手方向にお
いてテンションが低い領域であってもエラーの無い又は
少ない記録再生を行うことができる。従来使用していな
かったテープ始端に近い領域にもデータを記録するた
め、この分だけ記録容量を増大させることができる。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例に係わ
るデータカートリッジに対するデータの記録方法を説明
する。図7及び図8は図1のデータカートリッジ1のテ
ープ7における本発明の実施例に従う記録トラックの配
置を示す。なお、図7はテープ7のBOT側の一部を示
し、図8はEOT側の一部を示す。テープ7は29本の
トラックT0 〜T28を有する。この内、T0 、T2 、T
4 、T6 、T8 、T10、T12、T14、T16、T18、T2
0、T22、T24、T26、T28で示される15本のトラッ
クが正方向走行記録トラックであり、テープ7の幅方向
のほぼ上半分に配置され、残りの14本の奇数番トラッ
クは逆方向走行記録トラックであり、テープ7の下半分
に配置されている。
るデータカートリッジに対するデータの記録方法を説明
する。図7及び図8は図1のデータカートリッジ1のテ
ープ7における本発明の実施例に従う記録トラックの配
置を示す。なお、図7はテープ7のBOT側の一部を示
し、図8はEOT側の一部を示す。テープ7は29本の
トラックT0 〜T28を有する。この内、T0 、T2 、T
4 、T6 、T8 、T10、T12、T14、T16、T18、T2
0、T22、T24、T26、T28で示される15本のトラッ
クが正方向走行記録トラックであり、テープ7の幅方向
のほぼ上半分に配置され、残りの14本の奇数番トラッ
クは逆方向走行記録トラックであり、テープ7の下半分
に配置されている。
【0009】図7に示すテープ7の始端側には6個のB
OTホール(マーカー)20と正方向走行時の記録領域
の始端を示すホールLPが設けられている。図8に示す
テープ7の終端側には3個のEOTホール(マーカー)
21と正方向走行の記録領域の終端を示すホールEWが
設けられている。逆方向走行時は、ホ−ルLP及びホ−
ルEWがそれぞれ正方向時と逆に機能する。
OTホール(マーカー)20と正方向走行時の記録領域
の始端を示すホールLPが設けられている。図8に示す
テープ7の終端側には3個のEOTホール(マーカー)
21と正方向走行の記録領域の終端を示すホールEWが
設けられている。逆方向走行時は、ホ−ルLP及びホ−
ルEWがそれぞれ正方向時と逆に機能する。
【0010】15本の正方向走行トラックT0 、T2 …
T28の記録開始位置は最後のBOTホール20の位置か
ら全て同一距離ではない。テープ7の幅方向における中
央領域W1 に配置されたトラックT0 、T8 、T24、T
18、T10、T16、T22、T28の記録開始位置のBOTか
らの距離L1 は、テープ7の一方の縁22の近傍領域W
2 に配置されたトラックT4 、T14、T26、T20、T1
2、T6 、T2 の記録開始位置のBOTからの距離L2
よりも短い。従来の記録方法では、すべての正方向トラ
ックにおいて記録開始位置とBOTとの距離がL2 であ
った。従って、図7では中央領域W1 における8本のト
ラックの長さが従来よりもL2 −L1 だけ長くなってい
る。なお、図7のトラックT0 の前及び図8のトラック
T1 の前に斜線を付して示すリアレンスバーストRは再
生アンプのゲイン調整のために記録されたものである。
また、図8から明らかなようにすべての正方向トラック
の終りの位置は同一である。
T28の記録開始位置は最後のBOTホール20の位置か
ら全て同一距離ではない。テープ7の幅方向における中
央領域W1 に配置されたトラックT0 、T8 、T24、T
18、T10、T16、T22、T28の記録開始位置のBOTか
らの距離L1 は、テープ7の一方の縁22の近傍領域W
2 に配置されたトラックT4 、T14、T26、T20、T1
2、T6 、T2 の記録開始位置のBOTからの距離L2
よりも短い。従来の記録方法では、すべての正方向トラ
ックにおいて記録開始位置とBOTとの距離がL2 であ
った。従って、図7では中央領域W1 における8本のト
ラックの長さが従来よりもL2 −L1 だけ長くなってい
る。なお、図7のトラックT0 の前及び図8のトラック
T1 の前に斜線を付して示すリアレンスバーストRは再
生アンプのゲイン調整のために記録されたものである。
また、図8から明らかなようにすべての正方向トラック
の終りの位置は同一である。
【0011】逆方向走行トラックに対しても図8から明
らかなように正方向走行トラックと同様な配慮がなされ
ている。即ち、幅方向の中央領域W3 のトラックT1 、
T13……T19の記録開始位置のEOTホール21からの
距離はL3 であるのに対し、テープ7の下側の縁23の
近傍領域W4 のトラックT9 、T17……T11の記録開始
位置のEOTからの距離はL4 であり、両者の間にL4
−L3 の差がある。従って、中央領域W3 のトラック長
は縁近傍領域W4 のトラック長よりもL4 −L3 だけ長
い。
らかなように正方向走行トラックと同様な配慮がなされ
ている。即ち、幅方向の中央領域W3 のトラックT1 、
T13……T19の記録開始位置のEOTホール21からの
距離はL3 であるのに対し、テープ7の下側の縁23の
近傍領域W4 のトラックT9 、T17……T11の記録開始
位置のEOTからの距離はL4 であり、両者の間にL4
−L3 の差がある。従って、中央領域W3 のトラック長
は縁近傍領域W4 のトラック長よりもL4 −L3 だけ長
い。
【0012】図9は図7及び図8に示すような記録トラ
ックを形成するための記録再生回路を示す。磁気ヘッド
19は、正方向記録ヘッド24と、正方向再生ヘッド2
5と、逆方向記録ヘッド26と、逆方向再生ヘッド27
と、消去ヘッド28との複合ヘッドから成る。記録ヘッ
ド24、26は記録信号処理回路29に接続され、再生
ヘッド25、27は再生信号処理回路30に接続され、
消去ヘッド28は消去信号供給回路(図示せず)に接続
されている。記録信号処理回路29及び再生信号処理回
路30はCPU(マイクロプロセッサ)31に接続され
ている。CPU31はコンピュータシステムのデータバ
ス32から供給された記録データをタイミング調整して
記録信号処理回路29に送る。BOT/EOTセンサ3
3は、図7のBOTホール20、図8のEOTホール2
1、逆方向終端ホールLP、正方向終端ホールEWを検
出してCPU31に通知する。CPU31はBOT/E
OTセンサ33の出力に基づいて図7及び図8に示すよ
うに記録トラックを形成する。記録トラックは図2に示
すテープ駆動装置でテープ7を走行させ、ヘッド19に
記録信号を流すことによって達成される。
ックを形成するための記録再生回路を示す。磁気ヘッド
19は、正方向記録ヘッド24と、正方向再生ヘッド2
5と、逆方向記録ヘッド26と、逆方向再生ヘッド27
と、消去ヘッド28との複合ヘッドから成る。記録ヘッ
ド24、26は記録信号処理回路29に接続され、再生
ヘッド25、27は再生信号処理回路30に接続され、
消去ヘッド28は消去信号供給回路(図示せず)に接続
されている。記録信号処理回路29及び再生信号処理回
路30はCPU(マイクロプロセッサ)31に接続され
ている。CPU31はコンピュータシステムのデータバ
ス32から供給された記録データをタイミング調整して
記録信号処理回路29に送る。BOT/EOTセンサ3
3は、図7のBOTホール20、図8のEOTホール2
1、逆方向終端ホールLP、正方向終端ホールEWを検
出してCPU31に通知する。CPU31はBOT/E
OTセンサ33の出力に基づいて図7及び図8に示すよ
うに記録トラックを形成する。記録トラックは図2に示
すテープ駆動装置でテープ7を走行させ、ヘッド19に
記録信号を流すことによって達成される。
【0013】ヘッド19のテープ7の幅方向の位置は、
ステッピングモータ34によってリードスクリュー35
を回転することによって達成する。ステッピングモータ
34の制御回路36はCPU31に接続されている。
ステッピングモータ34によってリードスクリュー35
を回転することによって達成する。ステッピングモータ
34の制御回路36はCPU31に接続されている。
【0014】この実施例では、L2 −L1 、L4 −L3
が約711.2cm(約280インチ)であるので、1
2249.7bpiの転送速度でデータを記録すると、
L2−L1 、L4 −L3 のトラック長に3,429,9
16ビット=428,739.5バイトを夫々記録する
ことができる。中央領域W1 、W3 の15本のトラック
が長く形成されているので、全体で約6.4Mバイトの
記憶容量の増大が達成される。
が約711.2cm(約280インチ)であるので、1
2249.7bpiの転送速度でデータを記録すると、
L2−L1 、L4 −L3 のトラック長に3,429,9
16ビット=428,739.5バイトを夫々記録する
ことができる。中央領域W1 、W3 の15本のトラック
が長く形成されているので、全体で約6.4Mバイトの
記憶容量の増大が達成される。
【0015】ところで、テープ7の中央領域W1 、W3
においては、正方向のP1 位置及び逆方向のP4 位置か
らデータを記録しても差し支えないことは、本件特許出
願人の種々の実験によって確認された。正方向走行時の
P1 〜P2 区間及び逆方向走行時のP4 〜P5 区間では
テープ7のテンションが低いが、テープ7の中央領域W
1 、W2 はテープの損傷や変形が少なく、ヘッド19の
記録再生ギャップ面19aに対する接触状態は良好であ
り、エラーは殆んど発生しない。一方、テープ7の縁2
2、23の近傍領域W2 、W4 ではテープ7の損傷や変
形が生じ、エラーが発生しやすい。このテープ7の損傷
や変形の原因の1つとして駆動ベルト8とテープ7との
接触がある。即ち、図3に示すようにベルト8はテープ
7の幅よりも狭い平ベルトであり、テープ7のほぼ中央
に接している。従って、テープ7におけるベルト8の接
触する部分と接触しない部分との境界近傍に変形が生じ
る。この変形によるテープ7のヘッド9に対する接触不
良領域はテープ7の縁近傍領域W2 、W4 に対応する。
テープ7の縁の変形や損傷の別の原因として、テープ7
とフランジを有するドラム型ガイドピン10、11との
接触がある。即ちテープ7の縁はガイドピン10、11
のフランジに当ることによって縁近傍部分が変形し、ヘ
ッド19に対する接触状態が悪くなる。テープ7の幅方
向においては両側でテンションが低く、中央でテンショ
ンが高くなる。図6はテープ7の縁部分のヘッド19に
対する接触不良の一例を説明的に示す。図6ではテープ
7の縁が湾曲しているが、縁近傍部分が波状に変形する
こともある。テープ7の縁近傍部分に変形が生じても、
テープテンションが強いと変形が補正されてエラーの無
い又は少ないデータの記録再生が可能になる。正方向走
行時の図7のP2 位置及び逆方向走行時の図8のP5 位
置はエラーの発生を防ぐことができるテープテンション
が得られる位置である。
においては、正方向のP1 位置及び逆方向のP4 位置か
らデータを記録しても差し支えないことは、本件特許出
願人の種々の実験によって確認された。正方向走行時の
P1 〜P2 区間及び逆方向走行時のP4 〜P5 区間では
テープ7のテンションが低いが、テープ7の中央領域W
1 、W2 はテープの損傷や変形が少なく、ヘッド19の
記録再生ギャップ面19aに対する接触状態は良好であ
り、エラーは殆んど発生しない。一方、テープ7の縁2
2、23の近傍領域W2 、W4 ではテープ7の損傷や変
形が生じ、エラーが発生しやすい。このテープ7の損傷
や変形の原因の1つとして駆動ベルト8とテープ7との
接触がある。即ち、図3に示すようにベルト8はテープ
7の幅よりも狭い平ベルトであり、テープ7のほぼ中央
に接している。従って、テープ7におけるベルト8の接
触する部分と接触しない部分との境界近傍に変形が生じ
る。この変形によるテープ7のヘッド9に対する接触不
良領域はテープ7の縁近傍領域W2 、W4 に対応する。
テープ7の縁の変形や損傷の別の原因として、テープ7
とフランジを有するドラム型ガイドピン10、11との
接触がある。即ちテープ7の縁はガイドピン10、11
のフランジに当ることによって縁近傍部分が変形し、ヘ
ッド19に対する接触状態が悪くなる。テープ7の幅方
向においては両側でテンションが低く、中央でテンショ
ンが高くなる。図6はテープ7の縁部分のヘッド19に
対する接触不良の一例を説明的に示す。図6ではテープ
7の縁が湾曲しているが、縁近傍部分が波状に変形する
こともある。テープ7の縁近傍部分に変形が生じても、
テープテンションが強いと変形が補正されてエラーの無
い又は少ないデータの記録再生が可能になる。正方向走
行時の図7のP2 位置及び逆方向走行時の図8のP5 位
置はエラーの発生を防ぐことができるテープテンション
が得られる位置である。
【0016】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、変形が可能なものである。例えばテープ7の幅方向
のほぼ中心と縁との間でトラック長を2段階に変える代
りに3段階以上に変えることもできる。また、データカ
ートリッジ1に類似した別の磁気テープを使用する場合
にも本発明を適用することが可能である。例えば、リー
ル駆動するフリップス型磁気テープカセットを使用する
磁気テープ装置においてテープテンションが図5に示す
特性を示す場合には、本発明を適用することができる。
また、BOTホ−ル20、EOTホ−ル21を基準にし
てP1 、P2、P4 、P5 位置を決定する代わりに、記
録領域の始端または終端を示すホ−ルLP及びEWを基
準にしてP1 、P2 、P4 、P5 位置を決めてもよい。
また、透明な非磁性体領域と不透明な磁性体領域とを有
する磁気テ−プの場合には、これ等の境界を始端として
P1 、P2 、P4 、P5 位置を決めることができる。
く、変形が可能なものである。例えばテープ7の幅方向
のほぼ中心と縁との間でトラック長を2段階に変える代
りに3段階以上に変えることもできる。また、データカ
ートリッジ1に類似した別の磁気テープを使用する場合
にも本発明を適用することが可能である。例えば、リー
ル駆動するフリップス型磁気テープカセットを使用する
磁気テープ装置においてテープテンションが図5に示す
特性を示す場合には、本発明を適用することができる。
また、BOTホ−ル20、EOTホ−ル21を基準にし
てP1 、P2、P4 、P5 位置を決定する代わりに、記
録領域の始端または終端を示すホ−ルLP及びEWを基
準にしてP1 、P2 、P4 、P5 位置を決めてもよい。
また、透明な非磁性体領域と不透明な磁性体領域とを有
する磁気テ−プの場合には、これ等の境界を始端として
P1 、P2 、P4 、P5 位置を決めることができる。
【図1】データカートリッジを示す斜視図である。
【図2】図1のデータカートリッジの蓋部を取り外し、
且つ扉を開放し、且つ駆動ローラ及び磁気ヘッドに対向
させた状態を示す平面図である。
且つ扉を開放し、且つ駆動ローラ及び磁気ヘッドに対向
させた状態を示す平面図である。
【図3】図2のA−A線の一部を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図4】図2のB−B線の一部を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図5】図2の磁気テープの走行位置とテンションの関
係を示す特性図である。
係を示す特性図である。
【図6】磁気テープのヘッドに対する接触不良を示す断
面図である。
面図である。
【図7】実施例の磁気テープのBOT側部分を示す平面
図である。
図である。
【図8】実施例の磁気テープのEOT側部分を示す平面
図である。
図である。
【図9】実施例の磁気テープ装置を示すブロック図であ
る。
る。
1 データカートリッジ 7 磁気テープ 8 ベルト T0 〜T28 トラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 充聰 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 テ イアック株式会社内 (72)発明者 坂井 淑晃 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 テ イアック株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のトラックを有する記録媒体磁気テ
ープが一対のリールと共にケースに収容された構成の磁
気テープカートリッジを使用し、且つ前記磁気テープを
その一方の端から他方の端に向って走行させるにつれて
前記磁気テープの信号変換磁気ヘッドに対する接触部分
におけるテンションが高くなるように走行させてデータ
を記録する方法において、 前記磁気テープの幅方向の中央領域に配置されているト
ラックにおけるデータ記録開始位置と前記磁気テープの
始端との距離が前記磁気テープの幅方向の縁近傍領域に
配置されているトラックにおけるデータ記録開始位置と
前記磁気テープの始端との距離よりも短くなるようにデ
ータを記録することを特徴とする磁気テープに対するデ
ータ記録方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3356408A JP2531056B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 磁気テ−プに対するデ−タ記録方法 |
US08/391,617 US5583711A (en) | 1991-12-24 | 1995-02-21 | Greater capacity writing method for a belt-driven tape cartridge or the like |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3356408A JP2531056B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 磁気テ−プに対するデ−タ記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05174317A JPH05174317A (ja) | 1993-07-13 |
JP2531056B2 true JP2531056B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=18448872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3356408A Expired - Lifetime JP2531056B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 磁気テ−プに対するデ−タ記録方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5583711A (ja) |
JP (1) | JP2531056B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE59509873D1 (de) * | 1994-04-22 | 2002-01-10 | Thomson Brandt Gmbh | Verfahren zur Aufzeichnung eines digitalen Signals |
US5886845A (en) * | 1996-08-13 | 1999-03-23 | Imation Corp. | Tape pack shift detection and retensioning methods and drive apparatus regarding same |
US6665137B2 (en) * | 2001-06-07 | 2003-12-16 | Quantum Corporation | Method for locating data tracks on a tape media |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3692255A (en) * | 1971-06-17 | 1972-09-19 | Minnesota Mining & Mfg | Belt driven tape cartridge |
JPS5299303U (ja) * | 1976-01-26 | 1977-07-27 | ||
US4492993A (en) * | 1982-12-14 | 1985-01-08 | Rosstream Research Associates, Ltd. | Magnetic recording tape and corresponding method providing indication of end-of-tape conditions |
JPS6342059A (ja) * | 1986-08-06 | 1988-02-23 | Sony Corp | 記録再生装置 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3356408A patent/JP2531056B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-02-21 US US08/391,617 patent/US5583711A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5583711A (en) | 1996-12-10 |
JPH05174317A (ja) | 1993-07-13 |
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