JPS6051181B2 - 磁気テ−プの番地検索方法 - Google Patents
磁気テ−プの番地検索方法Info
- Publication number
- JPS6051181B2 JPS6051181B2 JP4237279A JP4237279A JPS6051181B2 JP S6051181 B2 JPS6051181 B2 JP S6051181B2 JP 4237279 A JP4237279 A JP 4237279A JP 4237279 A JP4237279 A JP 4237279A JP S6051181 B2 JPS6051181 B2 JP S6051181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- address
- reel
- magnetic tape
- turns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気テープの位置出しを行うための番地検索方
法に関するものである。
法に関するものである。
映像信号を記録再生するためのVTRを用いてディジタ
ル情報を記録再生するシステムが開発されている。
ル情報を記録再生するシステムが開発されている。
このシステムでは磁気テープのビデオトラックにディジ
タル情報を記録すると共にオーディオトラックに番地信
号を記録するようにしている。この磁気テープから情報
を読み出す場合は、先ず所望の情報内容が記録された番
地を指定し、テープを早送り又は巻戻ししてその番地で
停止させ、次にテープを再生して情報を読み出すように
成す。この番地検索のために従来より種々の方法が提案
されている。例えばテープのコントロールトラックに記
録されたCTLパルスをカウントして、その計数値から
相対的に番地を知る方法あるいは番地信号を再生して所
望の番地で停止させる方法等が知られている。このよう
なシステムに従来から知られている回転ヘッドヘリカル
スキャン型カセットVTRを用いる場合は種々の問題が
生じる。斯種VTRでは記録再生時にカセットの供給リ
ールから繰り出されたテープを回転ヘッドが設けられた
回転ドラムを含む所定の走行経路を通して巻取りリール
に巻取るようにしている。このテープ走行経路は、上記
回転ドラムの他に、多数のガイドピン、エンドセンサ等
の多くの部材Jにより構成されており、テープはこれら
の部材に接して走行する。また早送り又は巻戻し時にも
テープが上記走行経路を通るようにした機種のVTRが
あるが、この場合はテープが上記の多くの部材に接しな
がら高速で走行するため、テープiが損傷し易い。この
ためテープの寿命を早めることになり、特にテープの磁
性面の損傷は信頼性の低下を招く。この問題を解決する
には、早送り又は巻戻し時に、テープを上記走行経路か
ら外して、カセットの内部で高速走行させるようにすれ
ばよい。しかしながらこのようにすると、指定された番
地の検索を行う場合、CTLパルスの再生ヘッドが番地
信号を検出するための検出ヘッドがテープの走行経路に
含まれなくなり、前述した従来の番地検索の方法を実施
することができなくなる。このような場合は、従来から
よく知られているような、カセットのリールに巻回され
たテープ量を検出する方法を適用することが考えられる
。この方法は、供給リール及び巻取りリールの回転周期
がテープ量によつて異ることを利用して、これらの回転
周期比を求めこれに基いて所定の演算を行うことによつ
て位置情報を知るものである。しかしながらこの方法は
テープの移動に従つて常に演算を行わなければならない
。従つて高速走行時には難があり、またリールのハブ径
、テープ厚、回転むら、テープの巻きむら等誤差要因が
多く、精度の高い位置出しを行うことができないと云う
問題がある。本発明は上記の問題を解決するためのもの
で、以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
タル情報を記録すると共にオーディオトラックに番地信
号を記録するようにしている。この磁気テープから情報
を読み出す場合は、先ず所望の情報内容が記録された番
地を指定し、テープを早送り又は巻戻ししてその番地で
停止させ、次にテープを再生して情報を読み出すように
成す。この番地検索のために従来より種々の方法が提案
されている。例えばテープのコントロールトラックに記
録されたCTLパルスをカウントして、その計数値から
相対的に番地を知る方法あるいは番地信号を再生して所
望の番地で停止させる方法等が知られている。このよう
なシステムに従来から知られている回転ヘッドヘリカル
スキャン型カセットVTRを用いる場合は種々の問題が
生じる。斯種VTRでは記録再生時にカセットの供給リ
ールから繰り出されたテープを回転ヘッドが設けられた
回転ドラムを含む所定の走行経路を通して巻取りリール
に巻取るようにしている。このテープ走行経路は、上記
回転ドラムの他に、多数のガイドピン、エンドセンサ等
の多くの部材Jにより構成されており、テープはこれら
の部材に接して走行する。また早送り又は巻戻し時にも
テープが上記走行経路を通るようにした機種のVTRが
あるが、この場合はテープが上記の多くの部材に接しな
がら高速で走行するため、テープiが損傷し易い。この
ためテープの寿命を早めることになり、特にテープの磁
性面の損傷は信頼性の低下を招く。この問題を解決する
には、早送り又は巻戻し時に、テープを上記走行経路か
ら外して、カセットの内部で高速走行させるようにすれ
ばよい。しかしながらこのようにすると、指定された番
地の検索を行う場合、CTLパルスの再生ヘッドが番地
信号を検出するための検出ヘッドがテープの走行経路に
含まれなくなり、前述した従来の番地検索の方法を実施
することができなくなる。このような場合は、従来から
よく知られているような、カセットのリールに巻回され
たテープ量を検出する方法を適用することが考えられる
。この方法は、供給リール及び巻取りリールの回転周期
がテープ量によつて異ることを利用して、これらの回転
周期比を求めこれに基いて所定の演算を行うことによつ
て位置情報を知るものである。しかしながらこの方法は
テープの移動に従つて常に演算を行わなければならない
。従つて高速走行時には難があり、またリールのハブ径
、テープ厚、回転むら、テープの巻きむら等誤差要因が
多く、精度の高い位置出しを行うことができないと云う
問題がある。本発明は上記の問題を解決するためのもの
で、以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
第1図は本発明を適用し得るVTRの走行経路を示すも
ので記録再生時には、カセット1の供給一リール2から
繰り出されたテープ3は、図示のようにテープエンド検
出のためのエンドセンサー13、テンションセンサー軸
牡回転ヘッドが設けられた回転ドラム5、オーディオヘ
ッド1牡キヤプスタン6及びピンチローラ7の外に多数
のガ!イドピン8を経て巻取りリール9に巻取られる。
上記テンションセンサー軸4はテンションアーム(図示
せず)上に設けられるもので、公知のテンションサーボ
により、このセンサー軸4は所定の位置Aに制御され、
これによつてテープ3に所定jのテンションを与えるよ
うにしている。尚、10はローディングリンクで、カセ
ット1の装着後矢印a方向に回転することによつてテー
プ3をカセット1から繰り出して、所定の走行経路に架
け繞らせるためのローディング動作を成すものであZる
。本発明では前述した番地検索を行うための早送り巻戻
し時に、テンションセンサー軸4を第1図のAの位置か
らBの位置に変更して、テープ3の走行経路から回転ド
ラム5を外し鎖線で図示されたテープ3aの経路で走行
させるようにしている。
ので記録再生時には、カセット1の供給一リール2から
繰り出されたテープ3は、図示のようにテープエンド検
出のためのエンドセンサー13、テンションセンサー軸
牡回転ヘッドが設けられた回転ドラム5、オーディオヘ
ッド1牡キヤプスタン6及びピンチローラ7の外に多数
のガ!イドピン8を経て巻取りリール9に巻取られる。
上記テンションセンサー軸4はテンションアーム(図示
せず)上に設けられるもので、公知のテンションサーボ
により、このセンサー軸4は所定の位置Aに制御され、
これによつてテープ3に所定jのテンションを与えるよ
うにしている。尚、10はローディングリンクで、カセ
ット1の装着後矢印a方向に回転することによつてテー
プ3をカセット1から繰り出して、所定の走行経路に架
け繞らせるためのローディング動作を成すものであZる
。本発明では前述した番地検索を行うための早送り巻戻
し時に、テンションセンサー軸4を第1図のAの位置か
らBの位置に変更して、テープ3の走行経路から回転ド
ラム5を外し鎖線で図示されたテープ3aの経路で走行
させるようにしている。
このようにすれば、早送り又は巻戻し時にテープ3aは
エンドセンサー13、センサー軸4及びカセット1に設
けられたガイドローラ11,12のみに接して他の部材
から外されるので、テープ及び他の部材の摩擦による損
傷を軽減することができる。これと共にこの■TRを前
述したディジタル情報の記録再生システムに用いる場合
は、lセンサー軸4によりテンションサーボをかけるこ
とができるので、巻きむらが生じることがなく、テープ
量の検出精度を高めることができる。尚、上記B位置は
テープ3aをエンドセンサー13と付近のガイドピン8
aとに接触させないような位置に設定される。尚、エン
ドセンサー13は、これに近接してテープ3,3aが走
行することによつてテープエンドを検出するようにした
検出素子が用いられている。次に上記早送り又は巻戻し
時に番地検索を行う方法について述べる。
エンドセンサー13、センサー軸4及びカセット1に設
けられたガイドローラ11,12のみに接して他の部材
から外されるので、テープ及び他の部材の摩擦による損
傷を軽減することができる。これと共にこの■TRを前
述したディジタル情報の記録再生システムに用いる場合
は、lセンサー軸4によりテンションサーボをかけるこ
とができるので、巻きむらが生じることがなく、テープ
量の検出精度を高めることができる。尚、上記B位置は
テープ3aをエンドセンサー13と付近のガイドピン8
aとに接触させないような位置に設定される。尚、エン
ドセンサー13は、これに近接してテープ3,3aが走
行することによつてテープエンドを検出するようにした
検出素子が用いられている。次に上記早送り又は巻戻し
時に番地検索を行う方法について述べる。
第2図は磁気テープ3を示し、ビデオトラック16には
ディジタル情報等の情報信号Sが記録され、コントロー
ルトラック17にはCTLパルスScが記録されている
。またオーディオトラックをキュートラック18として
用い、このキュートラック18には各ビデオトラック1
6を略対応する位置に番地信号SAが記録されている。
この番地信号SAは順次歩進数のコードとして予め記録
されているものである。従つてこの番地信号SAはテー
プ3の先端からの絶対距離を表わすものとなる。本発明
の一つの実施例では、番地検索に際してテープの現在位
置(スタート位置)における番地の巻回数と指定された
番地の巻回数との差を求め、次にテープを早送り又は巻
戻しして、巻取りリールが上記差の数だけ回転したとき
に停止させるように成される。これによつてテープを指
定された番地の近傍まで移動させることができる。この
後、VTRを再生モードにしてテープを所定の走行経路
に通し、検出ヘッドにより番地信号を検出して正確な位
置出しが行われる。また巻き取りリールが上記差の数だ
け回転した後、テープ走行を停止せずにVTRを再生モ
ードにして、検出ヘッドによる番地信号検索を行うよう
にしても良い。次にテープの巻回数を求める方法につい
て説明する。
ディジタル情報等の情報信号Sが記録され、コントロー
ルトラック17にはCTLパルスScが記録されている
。またオーディオトラックをキュートラック18として
用い、このキュートラック18には各ビデオトラック1
6を略対応する位置に番地信号SAが記録されている。
この番地信号SAは順次歩進数のコードとして予め記録
されているものである。従つてこの番地信号SAはテー
プ3の先端からの絶対距離を表わすものとなる。本発明
の一つの実施例では、番地検索に際してテープの現在位
置(スタート位置)における番地の巻回数と指定された
番地の巻回数との差を求め、次にテープを早送り又は巻
戻しして、巻取りリールが上記差の数だけ回転したとき
に停止させるように成される。これによつてテープを指
定された番地の近傍まで移動させることができる。この
後、VTRを再生モードにしてテープを所定の走行経路
に通し、検出ヘッドにより番地信号を検出して正確な位
置出しが行われる。また巻き取りリールが上記差の数だ
け回転した後、テープ走行を停止せずにVTRを再生モ
ードにして、検出ヘッドによる番地信号検索を行うよう
にしても良い。次にテープの巻回数を求める方法につい
て説明する。
第3図に示すようにハブ9aにテープ3が全部巻回され
ているものとする。
ているものとする。
ここで、L:テープ全長、t:テープ厚、r:ハブ9a
の半径、R:テープを含めた全体の半径、a:テープ巻
回面の総面積、A:半径Rを含めた総面積、N:巻回数
とし、巻回されたテープ間に空隙がないものとすると、
一方現在番地のテープの頭からの長さLpは、ビデオト
ラック16のピッチをpとすると、となる。
の半径、R:テープを含めた全体の半径、a:テープ巻
回面の総面積、A:半径Rを含めた総面積、N:巻回数
とし、巻回されたテープ間に空隙がないものとすると、
一方現在番地のテープの頭からの長さLpは、ビデオト
ラック16のピッチをpとすると、となる。
従つてこのLpを1式のLに代人すれば、巻取りリール
9における現在の巻数Npを知ることができる。また指
定された番地におけるテープの頭からの長さLDは、と
なる。
9における現在の巻数Npを知ることができる。また指
定された番地におけるテープの頭からの長さLDは、と
なる。
従つてこのLDを1式のLに代人すれば、テープが指定
番地まで巻取られたときの巻取りリール9の巻回数N。
を知ることができる。従つて現在番地〈指定番地である
ならテープを早送りさせて巻取りリール9の巻回数を増
加させ、現在番地〉指定番地であるならテープを巻戻し
て巻回数を減少させればよい。即ちN,−ND=Nxの
巻回数だけ巻取りリール9を順方向又は逆方向に回転さ
せてテープを巻き取るかあるいはテープが巻取られれば
、指定番地の近傍に到達することになる。番地検索の具
体的な方法は例えば次のように行われる。
番地まで巻取られたときの巻取りリール9の巻回数N。
を知ることができる。従つて現在番地〈指定番地である
ならテープを早送りさせて巻取りリール9の巻回数を増
加させ、現在番地〉指定番地であるならテープを巻戻し
て巻回数を減少させればよい。即ちN,−ND=Nxの
巻回数だけ巻取りリール9を順方向又は逆方向に回転さ
せてテープを巻き取るかあるいはテープが巻取られれば
、指定番地の近傍に到達することになる。番地検索の具
体的な方法は例えば次のように行われる。
先ずカセットを装着してテープ3をローディングにより
所定の走行経路に通す。次にこの状態でオーディオヘッ
ド14により現在番地を読み取る。この現在番地に基い
て演算手段によりL2を求め、さらにNpを求める。次
にアンローディングを行つてテープを上記走行経路から
外し、第1図のテープ3aの走行経路に変更する。次に
所望の情報が記録された番地を指定する。この指定され
た番地に基いて上記演算手段により、LDを求めさらに
Nc.を求めてNx=Np−NDを求める。このNxが
正であれば早送りが設定され、負であれば巻戻しが設定
される。そして早送り又は巻戻しが行われる。この場合
巻取りリール9に回転検出手段を設け、この検出手段か
らリールが一回転する毎に、即ちテープが一回巻かれる
毎に1個のパルスが出力されるように成す。このパルス
をカウンタでカウントアップ又はカウントダウンする。
この計数値がOからNxになつたとき又はNxからOに
なつたときにテープを停止させる。これによつて巻取り
リール9の巻回数がND=Np+Nぇとなり、テープは
指定された番地の近傍に到達する。この後再びローディ
ングを行いテープを走行させて、オーディオヘッド14
により番地信号を読み取り指定番地で停止させる。前述
のようにして求められたNp..NDは1式より明らか
なように、テープ厚t1ハブ径r1テープの空隙、トラ
ックピッチp等のばらつきに基く誤差要因を持つている
。
所定の走行経路に通す。次にこの状態でオーディオヘッ
ド14により現在番地を読み取る。この現在番地に基い
て演算手段によりL2を求め、さらにNpを求める。次
にアンローディングを行つてテープを上記走行経路から
外し、第1図のテープ3aの走行経路に変更する。次に
所望の情報が記録された番地を指定する。この指定され
た番地に基いて上記演算手段により、LDを求めさらに
Nc.を求めてNx=Np−NDを求める。このNxが
正であれば早送りが設定され、負であれば巻戻しが設定
される。そして早送り又は巻戻しが行われる。この場合
巻取りリール9に回転検出手段を設け、この検出手段か
らリールが一回転する毎に、即ちテープが一回巻かれる
毎に1個のパルスが出力されるように成す。このパルス
をカウンタでカウントアップ又はカウントダウンする。
この計数値がOからNxになつたとき又はNxからOに
なつたときにテープを停止させる。これによつて巻取り
リール9の巻回数がND=Np+Nぇとなり、テープは
指定された番地の近傍に到達する。この後再びローディ
ングを行いテープを走行させて、オーディオヘッド14
により番地信号を読み取り指定番地で停止させる。前述
のようにして求められたNp..NDは1式より明らか
なように、テープ厚t1ハブ径r1テープの空隙、トラ
ックピッチp等のばらつきに基く誤差要因を持つている
。
この誤差の問題を解決する方法として例えば次の方法が
採られる。先ずテープを第1図の記録再生時における走
行経路で走行させて、磁気ヘッドにより番地信号を検出
し、検出された各番地に対する実際に巻取られた巻回数
と前記計算により求めた巻回数とのずれ量を求めて置く
。そして実際の番地検索の際に上記ずれ量によつてNp
..NDを補正するように成す。この方法によれば経時
変化、温度特性等のような不安定な誤差要因をも吸収す
ることができる。またテープの巻きむらに基く誤差に関
しては、前述したように第1図において早送り又は巻戻
し時にテー易プ3aをテンションセンサー軸4を介して
走行させているので、テンションサーボをかけて一定の
テープテンションを与えることができ、これによつて巻
きむらをなくすようにしている。以上の説明は巻取りリ
ール9に巻回されるテープの巻回数・NPNNDを求め
ることにより、番地検索を行う場合であるが、供給リー
ル2の巻回数によつても同じ結果を得ることができる。
その場合は前記1式による原理をそのまま適用できるが
、LPNLDはテープの最後尾からの長さとなる。ノ
また本発明の他の実施例として、テープ長さLの半分以
上が巻取りリール9又は供給リール2に巻取られたらテ
ープ量の少い方のリールについての巻回数を見るように
する方法がある。
採られる。先ずテープを第1図の記録再生時における走
行経路で走行させて、磁気ヘッドにより番地信号を検出
し、検出された各番地に対する実際に巻取られた巻回数
と前記計算により求めた巻回数とのずれ量を求めて置く
。そして実際の番地検索の際に上記ずれ量によつてNp
..NDを補正するように成す。この方法によれば経時
変化、温度特性等のような不安定な誤差要因をも吸収す
ることができる。またテープの巻きむらに基く誤差に関
しては、前述したように第1図において早送り又は巻戻
し時にテー易プ3aをテンションセンサー軸4を介して
走行させているので、テンションサーボをかけて一定の
テープテンションを与えることができ、これによつて巻
きむらをなくすようにしている。以上の説明は巻取りリ
ール9に巻回されるテープの巻回数・NPNNDを求め
ることにより、番地検索を行う場合であるが、供給リー
ル2の巻回数によつても同じ結果を得ることができる。
その場合は前記1式による原理をそのまま適用できるが
、LPNLDはテープの最後尾からの長さとなる。ノ
また本発明の他の実施例として、テープ長さLの半分以
上が巻取りリール9又は供給リール2に巻取られたらテ
ープ量の少い方のリールについての巻回数を見るように
する方法がある。
例えば長さLのテープのLI2より少い量が巻取りリー
ル9に巻回されている状態から早送りする場合、最初は
巻取りリール9の回転検出手段からのパルスをカウント
し、巻取りリール9のテープ量がLノ2を越えたときか
ら、供給リール2の回転検出手段からのパルスをカウン
トする。前述した誤差要因に基く巻回数の誤差は、一般
の巻回数が大きくなる程蓄積されて増大するので、上述
の方法により、常に巻回数の少い方のリールについて巻
回数を見るようにすれば、一つのリールの巻回数のみを
見るよりも、理論的に誤差を略112に減らすことがで
きる。本発明はテープ先端からの長さと対応する番地信
号(例えは順次歩進コードの番地信号SA)が記録され
ている磁気テープを、供給リールと巻取りリールとの間
で走行させながら上記番地を検索する場合において、上
記磁気テープの走行開始位置における番地(現在番地)
に基いて上記二つのリールのうちの少くとも一方(例え
ば巻取りリール9)に巻回されている上記磁気テープの
巻回数(例えばNp)を求めると共に指定された番地に
基−いて上記一方のリールに巻回されるべき巻回数(例
えばND)を求め、さらに上記求められた二つの巻回数
の差の巻回数(例えばN,/.)を求め、次に上記磁気
テープを走行させて、上記一方のリールを上記差の巻回
数だけ回転させることにより、、上記指定された番地を
検索するようにしたことを特徴とする磁気テープの番地
検索方法に関するものである。
ル9に巻回されている状態から早送りする場合、最初は
巻取りリール9の回転検出手段からのパルスをカウント
し、巻取りリール9のテープ量がLノ2を越えたときか
ら、供給リール2の回転検出手段からのパルスをカウン
トする。前述した誤差要因に基く巻回数の誤差は、一般
の巻回数が大きくなる程蓄積されて増大するので、上述
の方法により、常に巻回数の少い方のリールについて巻
回数を見るようにすれば、一つのリールの巻回数のみを
見るよりも、理論的に誤差を略112に減らすことがで
きる。本発明はテープ先端からの長さと対応する番地信
号(例えは順次歩進コードの番地信号SA)が記録され
ている磁気テープを、供給リールと巻取りリールとの間
で走行させながら上記番地を検索する場合において、上
記磁気テープの走行開始位置における番地(現在番地)
に基いて上記二つのリールのうちの少くとも一方(例え
ば巻取りリール9)に巻回されている上記磁気テープの
巻回数(例えばNp)を求めると共に指定された番地に
基−いて上記一方のリールに巻回されるべき巻回数(例
えばND)を求め、さらに上記求められた二つの巻回数
の差の巻回数(例えばN,/.)を求め、次に上記磁気
テープを走行させて、上記一方のリールを上記差の巻回
数だけ回転させることにより、、上記指定された番地を
検索するようにしたことを特徴とする磁気テープの番地
検索方法に関するものである。
従つて本発明によれは、現在番地(検索開始番地)を読
み取るとき以外はテープ上のCTLパル.ス又は番地信
号等をヘッドで検出することなく番地検索を行うことが
可能となる。
み取るとき以外はテープ上のCTLパル.ス又は番地信
号等をヘッドで検出することなく番地検索を行うことが
可能となる。
このため第1図に示すような■TRに本発明を適用した
場合は、番地検索時には、テープを記録再生時のヘッド
のある走行経路から外して、ガイドピン等の部材の少い
経路で高速走行させることが可能となる。従つてテープ
が多数のガイドピン等の部材と接触することがなく、テ
ープの損傷を最小限に抑えることができる。また番地信
号はテープの絶対長さと対応しているので、予め誤差を
求めて置くことにより、補正を容易に行うことができる
。さらに番“地検索時にテープテンションサーボをかけ
るようにすれば、巻きむら等による誤差も最小限に抑え
ることができる。即ち、本発明によれば、テープの損傷
を最小限に抑えながら且つ精度の高い番地検索を行うこ
とが可能となる。また本発明は上記方法において、上記
二つのリールのうちの巻回数の少い方のリールの回転を
検出するようにしたものである。
場合は、番地検索時には、テープを記録再生時のヘッド
のある走行経路から外して、ガイドピン等の部材の少い
経路で高速走行させることが可能となる。従つてテープ
が多数のガイドピン等の部材と接触することがなく、テ
ープの損傷を最小限に抑えることができる。また番地信
号はテープの絶対長さと対応しているので、予め誤差を
求めて置くことにより、補正を容易に行うことができる
。さらに番“地検索時にテープテンションサーボをかけ
るようにすれば、巻きむら等による誤差も最小限に抑え
ることができる。即ち、本発明によれば、テープの損傷
を最小限に抑えながら且つ精度の高い番地検索を行うこ
とが可能となる。また本発明は上記方法において、上記
二つのリールのうちの巻回数の少い方のリールの回転を
検出するようにしたものである。
従つて本発明によれば、テープ巻回数の少い方のリール
の巻回数を見るようにしているので、1つのリールの巻
回数のみを見る場合に比し、誤差を大幅に軽減すること
ができる。
の巻回数を見るようにしているので、1つのリールの巻
回数のみを見る場合に比し、誤差を大幅に軽減すること
ができる。
第1図は本発明を適用し得るVTRのテープ走行経路を
示す慨略的な平面図、第2図は本発明を適用し得る磁気
テープの平面図、第3図はリールのテープ巻回数を求め
る際の説明に供する平面図である。 なお、図面に用いられている符号において、2・・・供
給リール、3,3a・・・磁気テープ、9・・・巻取り
リール、18・・・キュートラック、SA・・・番地信
号である。
示す慨略的な平面図、第2図は本発明を適用し得る磁気
テープの平面図、第3図はリールのテープ巻回数を求め
る際の説明に供する平面図である。 なお、図面に用いられている符号において、2・・・供
給リール、3,3a・・・磁気テープ、9・・・巻取り
リール、18・・・キュートラック、SA・・・番地信
号である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 テープ先端からの長さと対応する番地信号が記録さ
れている磁気テープを、供給リールと巻取りリールとの
間で走行させながら上記番地を検索する場合において、
上記磁気テープの検索開始位置における番地に基いて上
記二つのリールのうちの少なくとも一方のリールに巻回
されている上記磁気テープの巻回数を求めると共に、指
定された番地に基いて上記一方のリールに巻回されるべ
き巻回数を求め、さらに上記求められた二つの巻回数の
差の巻回数を求め、次に上記磁気テープを走行させて、
上記一方のリールを上記差の巻回数だけ回転させること
により、上記指定された番地を検索するようにしたこと
を特徴とする磁気テープの番地検索方法。 2 上記二つのリールのうち上記磁気テープ巻回数の少
い方のリールの回転を検出するようにした特許請求の範
囲第1項記載の磁気テープの番地検索方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237279A JPS6051181B2 (ja) | 1979-04-07 | 1979-04-07 | 磁気テ−プの番地検索方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237279A JPS6051181B2 (ja) | 1979-04-07 | 1979-04-07 | 磁気テ−プの番地検索方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55135380A JPS55135380A (en) | 1980-10-22 |
JPS6051181B2 true JPS6051181B2 (ja) | 1985-11-12 |
Family
ID=12634203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4237279A Expired JPS6051181B2 (ja) | 1979-04-07 | 1979-04-07 | 磁気テ−プの番地検索方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051181B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60101787A (ja) * | 1983-11-05 | 1985-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | Pcm記録再生装置 |
-
1979
- 1979-04-07 JP JP4237279A patent/JPS6051181B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55135380A (en) | 1980-10-22 |
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