JP2538000B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2538000B2
JP2538000B2 JP63256367A JP25636788A JP2538000B2 JP 2538000 B2 JP2538000 B2 JP 2538000B2 JP 63256367 A JP63256367 A JP 63256367A JP 25636788 A JP25636788 A JP 25636788A JP 2538000 B2 JP2538000 B2 JP 2538000B2
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JP
Japan
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tape
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JPH02103762A (ja
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政和 山本
安和 森本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録再生装置のテープの巻戻しを高速
で行い時間の短縮を行うことに関するものである。
従来の技術 近年、磁気記録再生装置(以下VTRと略す)の普及利
用がさかんになり、記録済みテープでの番組検索等で早
送り巻戻しを行う場合、その時間の短縮が望まれてい
る。
従来の巻戻しでは、巻取り側のリールをテープ・エン
ドでリールを停止させた時に、テープ走行上にあるヘッ
ドとリーダー・テープが接触しないで停止できる程度の
一定速度で回転させて巻取っていた。
発明が解決しようとする課題 以上のように従来のままで、ただ単にリールの回転数
を上げて巻戻し時間を短縮するという方法を使うとヘッ
ドとリーダー・テープが接触してヘッドの目づまり、破
損といった大きなダメージになってしまう恐れがあると
いう課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、通常は高速で巻戻しを行
い、テープ・エンド付近またはテープ巻中(両方のリー
ル回転数が等しくなるところ)以後は低速で巻戻しを行
い時間の短縮が可能な磁気記録再生装置を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の磁気記録再生装置
は、供給リールと巻取りリールに巻回された磁気テープ
を収納したカセットを装填して磁気テープを高速で巻戻
しする磁気記録再生装置であって、前記巻取りリールの
回転周波数ftを検出する巻取りリールパルス検出回路
と、前記供給リールの回転周波数fsを検出する供給リー
ルパルス検出回路と、巻戻しの初期は低速で前記供給と
巻取りリールの一方のリールを回転させて磁気テープを
巻取り、その時の巻取り側リール回転周波数ft、供給側
リール回転周波数fsとした時、ft>fsであれば高速で前
記リールを回転させて磁気テープを巻取り、更にその後
の巻取り側リール回転周波数Ft、供給側リール回転周波
数Fsとした時、Ft≦Fsになるまでの時間が所定時間T1よ
り長い場合は、 Fs/Ft≧ft/fs を満足するところで再び低速で前記リールを回転させて
磁気テープを巻取り、またFt≦Fsになるまでの時間が前
記T1より短い場合は、Ft≦Fsの条件を満足するところで
低速モードに戻すよう制御する制御手段とを備えたもの
である。
作用 本発明は上記した構成により巻取りリールと供給リー
ルの回転周波数を検出しその値を演算し、リール駆動制
御部に対し、テープ・エンド付近またはテープ巻中まで
は高速回転指令を出し、テープ・エンド付近またはテー
プ巻中以後は低速指令を出しテープ・エンドでヘッド等
のダメージが防げることとなる。
実施例 以下、本発明を実施例を用いて説明する。第1図は家
庭用VTRのテープ走行状態を示す機構図、第2図は本発
明の一実施例を示す回路図、第3図は第2図に使用して
いるマイコンの動作を説明するためのフロー・チャート
である。
第1図は早送り巻戻しの時のテープ走行パスを示して
おり1はシリンダー、2はA/Cヘッド、3,4,5,6はテープ
・ガイド、7は供給リール、8は巻取りリール、9はテ
ープ、10,11はシリンダーに取り付けられたヘッド、12
はカセットである。
パラメータとして、低速回転時の巻取りリール回転周
波数をft、供給リール回転数をfs、高速回転時の巻取り
リール回転周波数をFt、供給リール回転数をFsとする。
ここで早送り動作での説明をおこなう。早送りモードに
入った時は、始めに低速回転を行い、この時の巻取りリ
ール回転周波数ftと供給リール回転周波数fsを検出して
比較し、ft>fsならば、テープ量は供給リールの方が多
いと判断が出来リール回転数を高速にする。この時r=
ft/fsを計算しておく。
次に高速回転時の巻取りリール回転周波数Ftと供給リ
ール回転周波数Fsを検出してR=Fs/Ftを計算して前に
計算したrと比較してr≦Rすなわち ft/fs≦Fs/Ft となる条件を満たすところから再び低速回転にもどす。
ここで、リール直径が等しい場合には上記の様な条件
を満足するところはテープ終端までに存在する。しか
し、VHS-Cアダプターでは、2つのリールの直径が異な
っており上記のような条件は満足出来ずにテープ・エン
ドになってしまい高速モードのままテープ・エンドにな
りヘッド等のダメージが発生してしまう恐れがある。と
ころでVHS-Cアダプターの場合、巻かれているテープ量
がVHSの細ハブ・カセットに比べて少ないということよ
り、巻き戻し開始からテープ中(両リールの回転数が等
しいところ)迄にかかる時間をカウントしてVHSの標準
カセットかVHS-Cアダプターかが判断できる。よって、
両者を区別できる時間をT1とすると、巻き戻し開始から
テープ中迄にかかる時間がT1より長ければそのまま高速
モードを続けT1より短ければテープ中より低速モードに
する。このときテープ・エンドでは低速モードになり、
ダメージは発生しない。
上記の判別,制御方法を実現する具体的手段を第2
図,第3図を用いて説明する。21はマイコン、22は巻取
りリール・パルス検出回路、23は供給リール・パルス検
出回路、24はテープ・エンド検出回路、25は動作モード
指令部、26はメカニズム駆動部、27はリール回転指令で
ある。
以上のように構成された回路において、以下第2図及
び第3図を用いてその動作を説明する。
動作モード指令部25は、巻き戻しの指令をマイコン21
に出し、マイコン21は、それを受けてメカニズム駆動部
26を巻き戻しのモードにする。22は巻取りリールの回転
を電気信号に変換してマイコン21に入力する。同様に23
は供給リールの回転を電気信号に変換してマイコン21に
入力する。27は21のマイコンでの処理結果に基づき高速
か低速の指令をメカニズム駆動部26に入力する。
次に、マイコンの動作は、第3図に示すように、巻き
戻しモードになったときは、まず低速モードにする。巻
取りリール・パルス検出回路22及び供給リール・パルス
検出回路23からの入力信号より巻取りリール回転周波数
ft及び供給リール回転周波数fsを検出する。ftとfsを比
較してft>fsならばリール回転指令27を高速モードにし
てリールを高速回転モードにする。更に、このときのft
とfsの比r=ft/fsを記憶しておくと同時に巻き戻し時
間カウンターで巻き戻しにかかる時間を計る。また、ft
<fsならば、低速モードのままとする。次に、高速モー
ドになってから巻取りリール・パルス検出回路22及び供
給リール・パルス検出回路23からの入力信号より巻取り
リール回転周波数Ft及び供給リール回転周波数Fsを検出
する。そしてFt≦Fsとなったところの巻き戻し時間カウ
ンターの値をtとするとt≧T1ならば、そのまま高速モ
ードを続けていってFtとFsの比R=Fs/Ftを計算して、
前に計算していたrと比較してr≦Rすなわちft/fs
Fs/Ftとなっているところでリール回転指令27を低速モ
ードにする。t<T1ならば即低速モードに戻す。そうす
るとそれ以後は、低速回転となり、そのままテープ・エ
ンドになってテープ・エンド検出回路24よりテープ・エ
ンド情報がマイコン21に入力されてそれによりマイコン
21からメカニズム駆動部26に停止動作情報を送って巻戻
し動作を停止させてもリール回転速度は、低速になって
いるためヘッド等には何のダメージも与えずに停止でき
る。かつ、リール径の等しいカセットでは、途中の殆ど
の区間を高速回転モードで動作させているために巻き戻
し時間は、大幅に短縮できる。
発明の効果 以上説明した通り本発明によればリール径が等しいカ
セットでは、テープ・エンドでヘッド等にダメージを与
えずに高速で巻戻しが出来その時間も大幅に短縮でき
る。またVHS-Cアダプターのようなリール径の違うカセ
ットでは、ヘッド等にダメージを与えずに巻き戻しが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は家庭用VTRのテープ走行状態を示す上面図、第
2図は本発明の一実施例を示す回路図、第3図は第2図
に使用しているマイコンの動作を説明するためのフロー
・チャートである。 1……シリンダー、2……A/Cヘッド、3,4,5,6……テー
プ・ガイド、7……供給リール、8……巻取りリール、
9……テープ、10,11……シリンダーに取り付けられた
ヘッド、12……カセット、21……マイコン、22……巻取
りリール・パルス検出回路、23……供給リール・パルス
検出回路、24……テープ・エンド検出回路、25……動作
モード指令部、26……メカニズム駆動部、27……リール
回転指令。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給リールと巻取りリールに巻回された磁
    気テープを収納したカセットを装填して磁気テープを高
    速で巻戻しする磁気記録再生装置であって、前記巻取り
    リールの回転周波数ftを検出する巻取りリールパルス検
    出回路と、前記供給リールの回転周波数fsを検出する供
    給リールパルス検出回路と、巻戻しの初期は低速で前記
    供給と巻取りリールの一方のリールを回転させて磁気テ
    ープを巻取り、その時の巻取り側リール回転周波数ft、
    供給側リール回転周波数fsとした時、ft>fsであれば高
    速で前記リールを回転させて磁気テープを巻取り、更に
    その後の巻取り側リール回転周波数Ft、供給側リール回
    転周波数Fsとした時、Ft≦Fsになるまでの時間が所定時
    間T1より長い場合は、 Fs/Ft≧ft/fs を満足するところで再び低速で前記リールを回転させて
    磁気テープを巻取り、またFt≦Fsになるまでの時間が前
    記T1より短い場合は、Ft≦Fsの条件を満足するところで
    低速モードに戻すよう制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする磁気記録再生装置。
JP63256367A 1988-10-12 1988-10-12 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JP2538000B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP63256367A JP2538000B2 (ja) 1988-10-12 1988-10-12 磁気記録再生装置

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JP63256367A JP2538000B2 (ja) 1988-10-12 1988-10-12 磁気記録再生装置

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JPH02103762A JPH02103762A (ja) 1990-04-16
JP2538000B2 true JP2538000B2 (ja) 1996-09-25

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JP63256367A Expired - Lifetime JP2538000B2 (ja) 1988-10-12 1988-10-12 磁気記録再生装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59107444A (ja) * 1982-12-10 1984-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プ走行速度制御装置
JPS63144449A (ja) * 1986-12-05 1988-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プ巻取装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59107444A (ja) * 1982-12-10 1984-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プ走行速度制御装置
JPS63144449A (ja) * 1986-12-05 1988-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プ巻取装置

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JPH02103762A (ja) 1990-04-16

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