JP2573267B2 - 磁気記録担体及びその製造方法 - Google Patents
磁気記録担体及びその製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は円盤状の可撓性非磁性担持体材料と、その上
に形成された垂直方向記録に適するコバルト/クロム合
金層と、この合金層上に形成された減摩層とから成る磁
気記録担体ならびにその製造方法に関するものである。
に形成された垂直方向記録に適するコバルト/クロム合
金層と、この合金層上に形成された減摩層とから成る磁
気記録担体ならびにその製造方法に関するものである。
長く使用されている磁気記録技術は、磁化し得る層に
相違する磁化帯域を形成し、次いで記録帯域の減衰後に
生ずる残留磁化を記録することを基礎とする、公知の磁
気記録担体においては、ピグメント/結合剤の磁気層に
も均斉金属層にも、層平面中に情報担持磁化の磁気優勢
方向が存在する。しかしながら、この長手方向記録方法
は記録密度が著しく高くなると、磁化範囲の対向面への
影響により非磁化消滅が生起するという欠点があり、こ
れは磁性層厚さを技術的に可能な範囲まで薄くしても十
分には限定され得ない。
相違する磁化帯域を形成し、次いで記録帯域の減衰後に
生ずる残留磁化を記録することを基礎とする、公知の磁
気記録担体においては、ピグメント/結合剤の磁気層に
も均斉金属層にも、層平面中に情報担持磁化の磁気優勢
方向が存在する。しかしながら、この長手方向記録方法
は記録密度が著しく高くなると、磁化範囲の対向面への
影響により非磁化消滅が生起するという欠点があり、こ
れは磁性層厚さを技術的に可能な範囲まで薄くしても十
分には限定され得ない。
(従来技術) そこで磁性層の磁化方向を垂直方向にする提案がすで
になされている(例えばIEEE Trans.Mag.1977年Mag-13
巻、5号、1272-1277頁S.イワサキらの論稿参照)。こ
の垂直方向データ記録の利点は磁化範囲の対向面への影
響が小さく、従って磁化範囲、すなわちビット領域が著
しく減縮され得る。ことに可撓性記録担体の場合に、こ
のようにして記録密度の著しい増大を期待できる。この
記録担体はクロム含量15乃至25原子%のコバルト/クロ
ム合金を真空蒸着させて製造される。これによる合金の
柱状成長により、100nmの平均径を有する六方晶構造柱
体が対向面に対する磁気的結合を断ち、磁化により金属
層面に対し垂直に強力な磁気異方性がもたらされる。
になされている(例えばIEEE Trans.Mag.1977年Mag-13
巻、5号、1272-1277頁S.イワサキらの論稿参照)。こ
の垂直方向データ記録の利点は磁化範囲の対向面への影
響が小さく、従って磁化範囲、すなわちビット領域が著
しく減縮され得る。ことに可撓性記録担体の場合に、こ
のようにして記録密度の著しい増大を期待できる。この
記録担体はクロム含量15乃至25原子%のコバルト/クロ
ム合金を真空蒸着させて製造される。これによる合金の
柱状成長により、100nmの平均径を有する六方晶構造柱
体が対向面に対する磁気的結合を断ち、磁化により金属
層面に対し垂直に強力な磁気異方性がもたらされる。
この記録担体は環状磁気ヘッドによっても、また特殊
な単極ヘッドによっても操作される。このような記録担
体の全記憶容量を完全に利用し得るようにするために
は、慣用の可撓性記録担体におけると同様に接触法で使
用しなければならない。しかしながら、この方法では薄
いコバルト/クロム層では極めて早く摩滅をもたらす。
この記録媒体の有効寿命を長くするため、層表面上に液
状オリゴマーを塗布する方法が提案されている(上記文
献IEEE Trans.Mag.1985年Mag-21巻、5号、1533頁ブッ
タファバ(Buttafava)らの論稿参照)しかしながら、
この液体は金属層表面に対する接着性が弱く、更に使用
量が臨界的である。余りに厚い塗布層は粘着性であり、
ヘッドのよごれをもたらす。また界面の部分酸化により
金属層表面を硬化させる方法が、1986年フェニックスに
おけるインターマグ、コンファレンス(Intermag Confe
rence)においてY.ナカマツ等により報告されている
が、これにより酸化層は高い摩擦係数をもたらす点にお
いて好ましくない。更にまた磁性層をコバルト/クロム
をベースとして硬化させる方法がジャーナル、オブ、ア
プライド、フィジックス57巻4019頁(1985年)に記載さ
れている。これによればジルコニウム及びタンタルの合
金により金属性磁気層としてその機械的特性を改善す
る。しかしながらこの処理により層の磁気特性は劣化せ
しめられる。
な単極ヘッドによっても操作される。このような記録担
体の全記憶容量を完全に利用し得るようにするために
は、慣用の可撓性記録担体におけると同様に接触法で使
用しなければならない。しかしながら、この方法では薄
いコバルト/クロム層では極めて早く摩滅をもたらす。
この記録媒体の有効寿命を長くするため、層表面上に液
状オリゴマーを塗布する方法が提案されている(上記文
献IEEE Trans.Mag.1985年Mag-21巻、5号、1533頁ブッ
タファバ(Buttafava)らの論稿参照)しかしながら、
この液体は金属層表面に対する接着性が弱く、更に使用
量が臨界的である。余りに厚い塗布層は粘着性であり、
ヘッドのよごれをもたらす。また界面の部分酸化により
金属層表面を硬化させる方法が、1986年フェニックスに
おけるインターマグ、コンファレンス(Intermag Confe
rence)においてY.ナカマツ等により報告されている
が、これにより酸化層は高い摩擦係数をもたらす点にお
いて好ましくない。更にまた磁性層をコバルト/クロム
をベースとして硬化させる方法がジャーナル、オブ、ア
プライド、フィジックス57巻4019頁(1985年)に記載さ
れている。これによればジルコニウム及びタンタルの合
金により金属性磁気層としてその機械的特性を改善す
る。しかしながらこの処理により層の磁気特性は劣化せ
しめられる。
従って、この分野における技術的課題は、円盤状の可
撓性非磁性担持体材料上に垂直方向記録に適するコバル
ト/クロム合金層を設け、この合金層上に減摩層を設け
て成る磁気記録担体であって、上述した諸欠点をもたら
さず、ことに長い使用寿命を有する磁気記録担体と、こ
れを製造するための方法を提供することである。
撓性非磁性担持体材料上に垂直方向記録に適するコバル
ト/クロム合金層を設け、この合金層上に減摩層を設け
て成る磁気記録担体であって、上述した諸欠点をもたら
さず、ことに長い使用寿命を有する磁気記録担体と、こ
れを製造するための方法を提供することである。
(発明の要約) しかるに、上記減摩層が5乃至100nmの厚さを有す
る、スパッタリング処理により形成された非晶質炭化水
素層であることを特徴とする本発明による磁気記録担体
により解決され得ることが見出されるに至った。
る、スパッタリング処理により形成された非晶質炭化水
素層であることを特徴とする本発明による磁気記録担体
により解決され得ることが見出されるに至った。
本発明の対象は、また、このような特殊の磁気記録担
体の製造方法である。このために非晶質炭化水素層はDC
マグネトロンスパッタリング処理により形成され、その
際のRKP値を1乃至10、ことに2乃至5とすることが好
ましい。このRKP値はアルゴン分圧(パスカル)と比蒸
着電力(Watt/cm)の積として定義される。この比蒸着
電力はターゲットにおける電力(Watt)対ターゲット全
面積(cm)で得られる。1乃至10のRKP値で、好ましい
平滑性及び耐摩耗性を有する非晶質炭化水素層が得られ
る。
体の製造方法である。このために非晶質炭化水素層はDC
マグネトロンスパッタリング処理により形成され、その
際のRKP値を1乃至10、ことに2乃至5とすることが好
ましい。このRKP値はアルゴン分圧(パスカル)と比蒸
着電力(Watt/cm)の積として定義される。この比蒸着
電力はターゲットにおける電力(Watt)対ターゲット全
面積(cm)で得られる。1乃至10のRKP値で、好ましい
平滑性及び耐摩耗性を有する非晶質炭化水素層が得られ
る。
(発明の構成) 垂直方向記録に適当なコバルト/クロム合金層を有す
る円盤状磁気記録担体自体は公知である。これはDCマグ
ネトロンスパッタリング処理により製造される。この処
理方法は公知であり、例えば1978年アカデミック、プレ
ス刊、レ、ジョーン、フォッセン及びウェルナー、ケル
ン著、「シン、フィルム、プロセスズ」(Thin Film Pr
ocesses)131-173頁に記載されている。このスパッタリ
ング法乃至蒸着法は層成長速度が著しく早い点において
有利である。真空室内には陰極及び陽極が設けられ、陽
極は基体により構成され、陰極は所望のCoCr合金から成
る厚い円盤でターゲットに取り付けられる。調節可能の
アルゴン導入弁を経て、所望の蒸着圧がもたらされるま
で蒸着ガスが真空室内に導入される。アルゴンガスはフ
ィラメントからのエレクトロンでイオン化される。その
正電荷によりアルゴンイオンが陰極化ターゲットに向け
て加速され、その運動力学的エネルギーで基体上に蒸着
される粉末としての中性ターゲット原子表面に噴霧され
る。この一旦励起された状態は、物理的処理によりアル
ゴンプラズマ内に保持される。
る円盤状磁気記録担体自体は公知である。これはDCマグ
ネトロンスパッタリング処理により製造される。この処
理方法は公知であり、例えば1978年アカデミック、プレ
ス刊、レ、ジョーン、フォッセン及びウェルナー、ケル
ン著、「シン、フィルム、プロセスズ」(Thin Film Pr
ocesses)131-173頁に記載されている。このスパッタリ
ング法乃至蒸着法は層成長速度が著しく早い点において
有利である。真空室内には陰極及び陽極が設けられ、陽
極は基体により構成され、陰極は所望のCoCr合金から成
る厚い円盤でターゲットに取り付けられる。調節可能の
アルゴン導入弁を経て、所望の蒸着圧がもたらされるま
で蒸着ガスが真空室内に導入される。アルゴンガスはフ
ィラメントからのエレクトロンでイオン化される。その
正電荷によりアルゴンイオンが陰極化ターゲットに向け
て加速され、その運動力学的エネルギーで基体上に蒸着
される粉末としての中性ターゲット原子表面に噴霧され
る。この一旦励起された状態は、物理的処理によりアル
ゴンプラズマ内に保持される。
このような処理により、170℃で例えば厚さ75μmの
基体としてのポリイミドシート両面に360nmのCo80Cr20
が蒸着される。まずシートは放電され、DCマグネトロン
法による磁性層形成が行われる。アルゴン蒸着圧は2×
103トルとするが、この場合処理開始前の基礎減圧を2
×107トルとすることが重要である。秀れた結晶特性及
び磁気特性はこのような製造パラメータでもたらされ
る。典型的なデータは以下の通りである。
基体としてのポリイミドシート両面に360nmのCo80Cr20
が蒸着される。まずシートは放電され、DCマグネトロン
法による磁性層形成が行われる。アルゴン蒸着圧は2×
103トルとするが、この場合処理開始前の基礎減圧を2
×107トルとすることが重要である。秀れた結晶特性及
び磁気特性はこのような製造パラメータでもたらされ
る。典型的なデータは以下の通りである。
Hc 700Oe 保持力 Hk 3600Oe 異法性磁界強度 Ms 650mT 飽和磁化 シータ 3.5度 結晶学的(002)コバルト反射幅 このような記録担体に本発明による非晶質炭化水素層
を設ける。このためコバルト/クロム層を有する可撓性
基板は直ちに同じ装置において後処理される。ターゲッ
トとしては単にグラファイト性炭素のみを使用するター
ゲット電力密度は1乃至10Watt/cmとし、アルゴン蒸着
圧は0.2乃至1.5パスカルとする。本発明方法により通常
の使用態様において改善された使用寿命を有する磁気記
録担体が得られる。
を設ける。このためコバルト/クロム層を有する可撓性
基板は直ちに同じ装置において後処理される。ターゲッ
トとしては単にグラファイト性炭素のみを使用するター
ゲット電力密度は1乃至10Watt/cmとし、アルゴン蒸着
圧は0.2乃至1.5パスカルとする。本発明方法により通常
の使用態様において改善された使用寿命を有する磁気記
録担体が得られる。
本発明方法を実施する場合、RKP値を1乃至10ことに
2乃至5とすることが望ましい。このRKP値は蒸着圧
(パスカル)、例えばアルゴン(分圧及び比蒸着電力
(Watt/cm)の積として定義される。比蒸着電圧はター
ゲットにおける電力(Watt対ターゲット全面積(cm)得
られる。
2乃至5とすることが望ましい。このRKP値は蒸着圧
(パスカル)、例えばアルゴン(分圧及び比蒸着電力
(Watt/cm)の積として定義される。比蒸着電圧はター
ゲットにおける電力(Watt対ターゲット全面積(cm)得
られる。
例えば5.25インチ径でポリイミドシート両面上に厚さ
350nmのコバルト/クロム磁性層を設けて成る可撓性デ
ィスクを300Upmの標準回転数、18pのヘッド圧のFD磁気
ヘッドを使用し、伸び計、すなわちエクステンソメータ
で計測した所、0.27乃至0.32の摩擦係数を示した。7分
間のテスト回転後、磁性層傷害のためにテストを中止し
なければならなかった。しかるに、同様の記録担体に本
発明により厚さ40nmの炭化水素層を形成して、同様の方
法で試験した所摩擦係数は0.11で始まり0.22で飽和値に
達した。しかも磁性層の傷害をもたらすことなく60分間
のテストを終了することができた。
350nmのコバルト/クロム磁性層を設けて成る可撓性デ
ィスクを300Upmの標準回転数、18pのヘッド圧のFD磁気
ヘッドを使用し、伸び計、すなわちエクステンソメータ
で計測した所、0.27乃至0.32の摩擦係数を示した。7分
間のテスト回転後、磁性層傷害のためにテストを中止し
なければならなかった。しかるに、同様の記録担体に本
発明により厚さ40nmの炭化水素層を形成して、同様の方
法で試験した所摩擦係数は0.11で始まり0.22で飽和値に
達した。しかも磁性層の傷害をもたらすことなく60分間
のテストを終了することができた。
また、高速使用寿命シュミレーションテストにおいて
も炭化水素層を設けた記録担体は秀れた結果を示した。
この場合100Upmの回転数で慣用の駆動装置に記録担体を
回転させ、これに40pの押圧力で磁気ヘッドダミーとし
て25mm径のAlTiCピンを負荷した。炭化水素層を設けな
いコバルト/クロム層は6秒後にすでに担持体シートが
露出するまで摩滅したが、炭化水素層を設けたディスク
は磁気層の傷害をもたらすことなく、1500秒後にテスト
を終了した。
も炭化水素層を設けた記録担体は秀れた結果を示した。
この場合100Upmの回転数で慣用の駆動装置に記録担体を
回転させ、これに40pの押圧力で磁気ヘッドダミーとし
て25mm径のAlTiCピンを負荷した。炭化水素層を設けな
いコバルト/クロム層は6秒後にすでに担持体シートが
露出するまで摩滅したが、炭化水素層を設けたディスク
は磁気層の傷害をもたらすことなく、1500秒後にテスト
を終了した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーアヒム、ハック ドイツ連邦共和国、6700、ルートヴィッ ヒスハーフェン、プラァラー‐フリード リヒ‐シュトラーセ、34 (56)参考文献 特開 昭61−131231(JP,A) 特開 昭61−142525(JP,A) 特開 昭60−263311(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】円盤状の可撓性非磁性担持体材料と、その
上に形成された垂直方向記録に適するコバルト/クロム
合金層と、この合金層上に形成された減摩層とから成る
磁気記録担体であって、上記減摩層が5乃至100nmの厚
さを有する、スパッタリング処理により形成された非晶
質炭化水素層であることを特徴とする磁気記録担体。 - 【請求項2】円盤状の可撓性非磁性担持体材料と、その
上に形成された垂直方向記録に適するコバルト/クロム
合金層と、この合金層上に形成された減摩層とから成る
磁気記録担体の製造方法であって、減摩層としてDCマグ
ネトロンスパッタリング処理により厚さ5乃至100nmの
非晶質炭化水素層を形成することを特徴とする方法。 - 【請求項3】特許請求の範囲(2)による製造方法であ
って、上記DCマグネトロンスパッタリング処理が1乃至
10のRKP値で行われることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19863644823 DE3644823A1 (de) | 1986-12-31 | 1986-12-31 | Magnetische aufzeichnungstraeger |
DE3644823.0 | 1986-12-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63168831A JPS63168831A (ja) | 1988-07-12 |
JP2573267B2 true JP2573267B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=6317444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62324210A Expired - Lifetime JP2573267B2 (ja) | 1986-12-31 | 1987-12-23 | 磁気記録担体及びその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4891114A (ja) |
EP (1) | EP0273330B1 (ja) |
JP (1) | JP2573267B2 (ja) |
DE (2) | DE3644823A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5374463A (en) * | 1991-10-22 | 1994-12-20 | International Business Machines Corporation | Magnetic recording disk having a contiguous fullerene film and a protective overcoat |
JP2817502B2 (ja) * | 1992-03-25 | 1998-10-30 | 日本電気株式会社 | 磁気記憶体 |
DE19505720C1 (de) * | 1995-02-20 | 1996-04-18 | Fraunhofer Ges Forschung | Verfahren zur Abscheidung eines Films aus amorphem Kohlenstoff |
JP2002083447A (ja) * | 2000-06-28 | 2002-03-22 | Tdk Corp | 光情報媒体 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US32464A (en) * | 1861-06-04 | Pipe-butts | ||
USRE32464E (en) * | 1971-05-03 | 1987-07-28 | Thin film recording and method of making | |
US4411963A (en) * | 1976-10-29 | 1983-10-25 | Aine Harry E | Thin film recording and method of making |
EP0036717A1 (en) * | 1980-03-07 | 1981-09-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
US4524106A (en) * | 1983-06-23 | 1985-06-18 | Energy Conversion Devices, Inc. | Decorative carbon coating and method |
CA1235087A (en) * | 1983-11-28 | 1988-04-12 | Akio Hiraki | Diamond-like thin film and method for making the same |
JPS60138720A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | Sharp Corp | 垂直磁気記録媒体 |
JPH0618059B2 (ja) * | 1984-04-11 | 1994-03-09 | 株式会社日立製作所 | 垂直磁気記録媒体 |
JPS6145412A (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-05 | Victor Co Of Japan Ltd | 磁気記録媒体製造法 |
JPS6154036A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-18 | Nec Corp | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
JPS61131231A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-18 | Toshiba Corp | 磁気記録媒体 |
JPS61142525A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-30 | Hitachi Metals Ltd | 磁気記録媒体 |
US4737419A (en) * | 1985-02-11 | 1988-04-12 | International Business Machines Corporation | Overcoat for particulate magnetic recording disk |
JPS61210518A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体の製造方法 |
JPS61289530A (ja) * | 1985-06-17 | 1986-12-19 | Hitachi Ltd | 磁気記録媒体 |
JPS6246423A (ja) * | 1985-08-23 | 1987-02-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 垂直記録媒体 |
US4647494A (en) * | 1985-10-31 | 1987-03-03 | International Business Machines Corporation | Silicon/carbon protection of metallic magnetic structures |
-
1986
- 1986-12-31 DE DE19863644823 patent/DE3644823A1/de not_active Withdrawn
-
1987
- 1987-12-18 US US07/134,883 patent/US4891114A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-12-19 EP EP87118900A patent/EP0273330B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-19 DE DE8787118900T patent/DE3761931D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-23 JP JP62324210A patent/JP2573267B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3761931D1 (de) | 1990-04-19 |
JPS63168831A (ja) | 1988-07-12 |
US4891114A (en) | 1990-01-02 |
EP0273330B1 (de) | 1990-03-14 |
DE3644823A1 (de) | 1988-07-14 |
EP0273330A1 (de) | 1988-07-06 |
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