JP2555831B2 - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JP2555831B2
JP2555831B2 JP4110472A JP11047292A JP2555831B2 JP 2555831 B2 JP2555831 B2 JP 2555831B2 JP 4110472 A JP4110472 A JP 4110472A JP 11047292 A JP11047292 A JP 11047292A JP 2555831 B2 JP2555831 B2 JP 2555831B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品や部品等に貼付す
るラベルに品名や値段等の各種データを印字するラベル
プリンタに関し、特に、多種の印字フォーマットで印字
可能なラベルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】商品や部品等に貼付するラベルに印字を
行うラベルプリンタは、小売店やスーパーマーケット等
で使用され、販売処理の効率化に貢献している。このよ
うなラベルプリンタにおける印字フォーマットは、印字
する内容、ラベルの大きさ、およびユーザの指定するレ
イアウト等によって異なっているため、従来のラベルプ
リンタにおいては、通常、予め商品番号あるいは部品番
号毎に、印字データとともに各種の印字フォーマットが
商品データファイル(PLU(Price Look
Up)ファイル)に記憶されている。そして、商品番号
または部品番号が指定されることによって、その商品あ
るいは部品に応じた印字フォーマットが自動的に選択さ
れる。
【0003】なお、上述した従来のラベルプリンタにつ
いては、本出願人が先に提案したプリンタの公報(特開
昭61−197272号公報)を参照されたい。また、
従来のラベルプリンタのなかには、各種印字フォーマッ
トの作成および登録がラベルプリンタの操作部を操作す
ることで自由に行えるようなもの(フリーフォーマッ
ト)もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、食品
添加物の記載の義務化や商品広告の印字の必要性のため
に、ラベルが大型化し、かつ、印字文字の種類も多くな
ってきている。また、それに伴って、印字フォーマット
の種類も飛躍的に増大してきている。しかしながら、上
述した従来のラベルプリンタにおいては、ラベルに印字
される多数のデータのうち、1つのデータの印字位置が
異なるだけでも、それらは異なる印字フォーマットとし
て記憶させる必要があった。そのため、多数の印字フォ
ーマットデータを記憶させるために必要なメモリの容量
が増加するだけでなく、多数の印字フォーマットデータ
を作成する作業が面倒であるという問題があった。本発
明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、記憶する
印字フォーマットデータの量を増加させずに多種の印字
フォーマットを用いて印字することができるラベルプリ
ンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明によるラベルプリンタ
は、それぞれに印字フォーマット番号が与えられた複数
の印字フォーマットを記憶する第1の記憶手段と、商品
や部品等の番号に対応して、前記商品や部品等の品名や
値段等の複数の印字データと、該複数の印字データをラ
ベルに印字するための印字フォーマットを指定する複数
の印字フォーマット番号とを記憶する第2の記憶手段
と、前記番号を入力して前記第2の記憶手段から前記複
数の印字データを呼び出した際、該入力した番号に対応
して該第2の記憶手段内に記憶されているそれぞれの前
記印字フォーマット番号が示す印字フォーマットを前記
第1の記憶手段より呼び出し、呼び出したそれぞれの前
記印字フォーマットで前記複数の印字データからそれぞ
れの印字イメージデータを作成し、合成する合成手段
と、該合成手段によって合成された印字イメージデータ
を前記ラベルに印字する印字手段とを具備することを特
徴とする。
【0006】請求項2記載の発明によるラベルプリンタ
は、請求項1記載の発明によるラベルプリンタにおい
て、前記合成手段は、前記それぞれの印字イメージデー
タを論理和により合成することを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明によるラベルプリンタ
は、請求項1記載の発明によるラベルプリンタにおい
て、前記合成手段は、前記それぞれの印字イメージデー
タを排他的論理和により合成することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明によるラベルプリンタ
は、請求項1記載の発明によるラベルプリンタにおい
て、 前記ラベルは、その印字エリアが複数の印字エリア
に区分けされている ことを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明によるラベルプリンタ
は、請求項4記載の発明によるラベルプリンタにおい
て、前記印字エリアの区分は、同一ラベルの上半分と下
半分であり、前記第1の記憶手段に記憶されている前記
印字フォーマットは上半分の印字フォーマットと下半分
の印字フォーマットとであることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明によるラベルプリンタ
は、請求項4記載の発明によるラベルプリンタにおい
て、前記印字エリアの区分は、同一ラベルの左半分と右
半分であり、前記第1の記憶手段に記憶されている前記
印字フォーマットは左半分の印字フォーマットと右半分
の印字フォーマットとであることを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明によるラベルプリンタ
は、請求項4記載の発明によるラベルプリンタにおい
て、前記ラベルは前記複数の印字エリアのそれぞれに1
対1に対応する複数の小ラベルから構成されてことを特
徴とする。
【0012】
【作用】オペレータが商品または部品に対応した番号を
入力すると、その番号に対応した複数の印字データと複
数の印字フォーマット番号とが第2の記憶手段から呼び
出される。この際、合成手段は、呼び出したそれぞれの
印字フォーマット番号が示す印字フォーマットで複数の
印字データからそれぞれの印字イメージデータを作成
し、合成する。これにより、印字手段は、その印字イメ
ージデータをラベルに印字する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の実施例につい
て説明する。まず、第1実施例によるラベルプリンタに
ついて説明する。本実施例は、複数の印字フォーマット
を重ね合わせることによって1つの印字フォーマットを
構成することを特徴とする。つまり、複数の印字フォー
マットの印字イメージを合成して、それを1枚のラベル
に印刷することができる。図1は本実施例によるラベル
プリンタの印字フォーマットの構成方法を示すものであ
り、図1(a)は印字フォーマットF1、同図(b)お
よび(c)は各々印字フォーマットの左半分に関する印
字データのみを有する印字フォーマットF1Aおよび印
字フォーマットの右半分に関する印字データのみを有す
る印字フォーマットF1Bを示している。これらの図
は、印字フォーマットF1が印字フォーマットF1Aと
印字フォーマットF1Bとの重ね合わせで構成されてい
ることを示している。
【0014】なお、本実施例においては、複数の印字フ
ォーマットデータが重複してしまう可能性があるので、
それぞれの印字フォーマットデータを論理和(OR)に
よって処理する。
【0015】図2は本発明の第1実施例によるラベルプ
リンタ1の外観構成を示す正面図、図3は同側面図であ
る。ラベルプリンタ1の正面には、図2に示すように、
表示部2、操作部3を各々構成する各種キー(ファンク
ションキー3a、テンキー3bおよび文字キー3c)、
印刷部4を構成するラベル発行口4aが配設されてい
る。表示部2、操作部3の各種キーは視認性、操作性な
どを考慮して、垂直面からほぼ30度傾斜して配置され
ている(図3参照)。このうち、表示部2、ファンクシ
ョンキー3aおよびテンキー3bは、パネル板5に各々
取り付けられている。いっぽう、文字キー3cは、パネ
ル板5の上方に設けられたボード6に取り付けられてい
る。また、上記ラベル発行口4aから、台紙付きのラベ
ル7が印字後排出されるようになっている。ラベル7
は、図3に示す側板8を取り外して装置内部のラベル収
納部(図示せず)に装填されるようになっている。側板
8には、取り外しを容易にするため、凹状の把持部8a
が形成されている。
【0016】つぎに、ラベルプリンタ1の電気的構成に
ついて図4を参照して説明する。図に示すように、この
ラベルプリンタ1は、CPU9、表示部2、操作部3、
印字部4、ROM(Read Only Memory)10およびRA
M(Random Access Memory)11から構成されている。
【0017】CPU9は上記各部2〜4,10,11の
動作を制御する情報処理動作を行うものである。表示部
2は、上述した印字部4へ送信される印字データやラベ
ル発行枚数データをデジタル的に表示するもので、本実
施例においては、ドット・マトリクス表示を行う液晶表
示パネルが用いられている。操作部3は、複数のキーを
具備し、その打鍵操作によって、CPU9を介し、RA
M11に商品に係わる所要データを入力させるものであ
る。ここで、商品に係わる所要データとはラベルに印字
する印字データおよびラベルの発行枚数データのことで
あり、印字データは商品データ、すなわち商品名、加工
年月日、有効年月日、単価、重量、値段、コード番号、
バーコード、あるいは店名などの全部またはその一部か
らなっている。印字部4はRAM11からCPU9を介
して転送される印字データを発行枚数データに基づき、
当該データをラベルに連続的に印字し、設定枚数分を発
行するものである。また、ROM10には、CPU9に
よって用いられる制御プログラムが格納されており、R
AM11は各種データを記憶するメモリである。そし
て、これらの装置はバスを介してCPU9に接続されて
いる。
【0018】次に、RAM11の構成について説明す
る。図5に示すように、RAM11はフラグ・レジスタ
・バッファ・エリア12、プリセット・データエリア1
3、集計データエリア14および仕様データ記憶エリア
15などから構成されている。
【0019】 フラグ・レジスタ・バッファ・エリア12 フラグ・レジスタ・バッファ・エリア12には、各種の
フラグ、レジスタや印字イメージバッファなどが設定さ
れている。
【0020】プリセット・データエリア13 プリセット・データエリア13には、商品データファイ
ル16が記憶されており、商品データファイル16に
は、図6に示すように、商品番号に対応して、品名(た
とえば、チラシ寿司)、値段(たとえば、800)、有
効期間(たとえば、2)などの印字データ16aとフォ
ーマット番号16bとが格納されている。この例では、
フォーマット番号16bとして、第1フォーマット番号
(たとえば、No.10)16b1および第2フォーマ
ット番号(たとえば、No.15)16b2が格納され
ており、2つまでの印字フォーマットが設定できるよう
になっている。
【0021】集計データエリア14 集計データエリアには、商品番号毎にラベルの発行枚数
等を累計した集計データが格納されている。
【0022】なお、上述したプリセットデータエリア1
3および集計データエリア14は、バッテリによってバ
ックアップされており、ラベルプリンタ1の電源がOF
Fされた場合でも一定期間その記憶内容を保持し得るよ
うになっている。
【0023】仕様データ記憶エリア15 不揮発性RAMである仕様データ記憶エリア15は、ラ
ベルプリンタ1の仕様を決定する各種仕様データを記憶
するエリアである。このエリアには、図7に示すような
印字フォーマットファイル17が記憶されており、そこ
には、上述のNo.10やNo.15などのフォーマッ
ト番号16bに対応する印字フォーマットデータが格納
されている。ここで、印字フォーマットデータとは、品
名、値段等の各印字データについて、それぞれラベル上
の印字の有無、印字位置、印字方向および印字文字の大
きさなどを規定するものである。
【0024】また、以上述べた印字フォーマットデータ
の詳細については上述した公報(特開昭61−1972
72号公報)を参照されたい。
【0025】ここで、上述した印字フォーマットについ
てさらに詳細に説明する。図8は6種類の印字フォーマ
ットを示しており、同図(イ),(ロ)および(ハ)は
ラベルの左半分用の印字フォーマット、同図(a),
(b)および(c)はラベルの右半分用の印字フォーマ
ットを示している。ここで、同図(イ)において、「品
名」および「値段」はともに通常サイズ、同図(ロ)に
おいては、「品名」および「値段」は各々拡大サイズお
よび通常サイズ、同図(ハ)においては、「品名」およ
び「値段」は各々通常サイズおよび拡大サイズである。
【0026】図8に示す印字フォーマットは(イ)〜
(ハ),(a)〜(c)の6種類であるが、左半分用の
印字フォーマット(イ)〜(ハ)のそれぞれ1種類と右
半分用の印字フォーマット(a)〜(c)のそれぞれ1
種類とを組み合わせた場合、9種類の印字フォーマット
を作成することができる。したがって、これらに左半分
用の印字フォーマットまたは右半分用の印字フォーマッ
トのどちらか一方だけを用いた場合を加えると、全部で
15種類の印字フォーマットが作成可能である。すなわ
ち、左半分用および右半分用の印字フォーマットが各々
m種類およびn種類ある場合、印字可能な印字フォーマ
ットは全部で(mn+m+n)種類となる。
【0027】つぎに、ラベルプリンタ1がラベルに印字
する際のCPU9が行う処理について図9に示すフロー
チャートおよび上述の図6,図7に基づいて説明する。
動作の前提として、商品データファイル16には、各商
品番号に対応する商品データが記憶(プリセット)さ
れ、また、印字フォーマットファイル17には、印字フ
ォーマットデータが記憶(プリセット)されていること
が必要である。これらの各データの設定は、通常、操作
部3の各種キー3a〜3cを操作して行う。
【0028】最初、スタートにおいて、オペレータが印
字する商品の商品番号を操作部3の各種キー3a〜3c
を操作して入力すると、まず、CPU9は、入力された
商品番号に対応する印字データ16aおよび第1、第2
フォーマット番号16b1,16b2を商品データファイ
ル16から呼び出して、ステップSP1へ進む。ステッ
プSP1では、上記スタートで読み出した第1フォーマ
ット番号16b1に対応する印字フォーマットデータを
印字フォーマットファイル17から読み出して、その印
字イメージを図示せぬスクリーンメモリに展開した後、
ステップSP2へ進む。ステップSP2では、上記スタ
ートで読み出した第2フォーマット番号16b2にデー
タが入力されているか否かを判断する。この判断結果が
「YES」の場合には、ステップSP3へ進む。ステッ
プSP3では、第2フォーマット番号16b2に対応す
る印字フォーマットデータを印字フォーマットファイル
17から読み出して、その印字イメージを上述したスク
リーンメモリに重ねて(論理和)展開した後、ステップ
SP4へ進む。また、ステップSP2の判断結果が「N
O」の場合、すなわち、第2フォーマット番号16b2
にデータが入力されていない場合も、ステップSP4へ
進む。ステップSP4では、ステップSP3でのスクリ
ーンメモリの内容を印字する。また、同一ラベルを複数
枚発行する場合は、ステップSP4の処理をラベルの枚
数分繰り返す。以上の処理を経て一連の作業を終了す
る。
【0029】以上述べたように、本実施例の処理手順は
(スタート)−(ステップSP1)〜(ステップSP
4)であり、この処理手順は従来のラベルプリンタにお
ける処理手順(スタート)−(ステップSP1)−(ス
テップSP4)に第2フォーマット番号16b2に対応
する印字イメージを第1フォーマット番号16b1に対
応する印字イメージに重ねる処理(ステップSP2)お
よび(ステップSP3)を加えたものである。したがっ
て、商品データファイル16において、1つの商品番号
に対応する印字フォーマットが1種類しか設定されてい
ない場合(ステップSP2の判断結果が「NO」の場
合)には、CPU9は従来のラベルプリンタと同一の処
理を行う。
【0030】なお、本実施例によるラベルプリンタ1は
商業用であり、その印字データ16aが商品名、値段等
であったが、印字データ16aを部品名、個数、部品コ
ード等にして工業用として用いてもよい。また、このラ
ベルプリンタ1を計量器と共に構成し、商品あるいは部
品の計量値、その計量値から算出された商品あるいは部
品の値段または個数などの印字データ16aを設定すれ
ば、計量ラベルプリンタとして用いることができる。
【0031】また、本実施例では、印字フォーマットデ
ータとして、品名、値段等の各印字データの印字の有
無、印字位置、印字方向および印字文字の大きさなどを
設定したが、印字フォーマットデータの項目はこれらに
限定されない。例えば、印字データとして、枠、線また
は黒ブロック等を対象とすることも可能である。また、
本実施例では、左半分用の印字フォーマットと右半分用
の印字フォーマットとを合成することにより、全体の印
字フォーマットを構成したが、合成される印字フォーマ
ット数(指定できるフォーマット番号16bの数)およ
びそれぞれの印字フォーマットにおける印字位置等はこ
れに限定されない。図10には、代表的な合成による印
字フォーマットの構成方法を示す。
【0032】なお、本実施例では、複数の印字フォーマ
ットを重ね合わせる方法として論理和を用いたが、排他
的論理和(Exclusive OR)を用いてもよ
く、その場合の一例を図11に示す。図11(a)は下
半分が黒ブロックである印字フォーマットF2A、同図
(b)は上半分および下半分に印字データを有する印字
フォーマットF2B、同図(c)は印字フォーマットF
2Aと印字フォーマットF2Bとを合成した場合の印字
フォーマットF2である。同図(a),(b)に示すよ
うに、印字フォーマットF2Aの下半分の黒ブロックと
印字フォーマットF2Bの下半分の印字部分とは重なっ
てしまうが、図11(c)に示すように、重なった印字
部分は反転文字となる。したがって、このように構成す
ることで、所定エリアの印字データのみ反転文字で印字
するための印字フォーマットを簡単に作成することが可
能である。
【0033】また、上述した商品データファイル16を
設定する際、1つの商品番号に対して複数のフォーマッ
ト番号16bを設定した場合に、CPU9が各フォーマ
ット番号16bに対応する印字フォーマットデータを読
み出し、印字データの印字位置に重複があるか否かをチ
ェックするようにしてもよい。この場合、印字位置に重
複があれば、その旨を報知してその設定が誤った設定で
あるか否かを確認できるように、ラベルプリンタ1を構
成する。
【0034】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。まず、本実施例によるラベルプリンタ18の外観構
成および電気的構成は、上述した第1実施例と同様であ
るため、それらの説明は省略する。図12は第2実施例
によるラベルプリンタ18の印字フォーマットの構成方
法を示す図であり、図13はラベルプリンタ18の商品
データファイル19の記憶内容を示す図である。
【0035】図12(a)に示す印字フォーマットF3
は、同図(b)に示すエリアA用の印字フォーマットF
3Aと同図(c)に示すエリアB用の印字フォーマット
F3Bとを組み合わせることによって作成する。すなわ
ち、商品データファイル19には、エリアA用のフォー
マット番号およびエリアB用のフォーマット番号の項目
が設けられており、商品または部品を指定することによ
りそれぞれのエリアに対応するフォーマット番号が選択
される。したがって、本実施例においては、上述した第
1実施例にように、複数の印字フォーマットが重複する
ことはなく、論理和または排他的論理和の重複した印字
フォーマットの処理法を考慮する必要がない。
【0036】本実施例において、エリアA用の印字フォ
ーマットが5種類、エリアB用の印字フォーマットが5
種類ある場合、RAM11に記憶させる印字フォーマッ
トは合計10種類である。しかし、これらの印字フォー
マットを合成してできる印字フォーマットは25(=5
×5)種類である。また、エリアA用の印字フォーマッ
トとエリアB用の印字フォーマットとを入れ換えること
が可能である場合、印字するための印字フォーマットは
50種類となる。このように、記憶させる印字フォーマ
ットの種類に対して印字するための印字フォーマットの
種類は飛躍的に増大する。また、オペレータが操作部3
を操作して印字フォーマットを作成する際、エリアAが
共通の印字フォーマットである場合は、エリアBの印字
フォーマットについてのみ設定および操作すればよいの
で、印字フォーマットの作成作業が簡単になる。
【0037】つぎに、ラベルプリンタ18がラベルに印
字する際のCPU9が行う処理について図14に示すフ
ローチャートおよび上述の図13に基づいて説明する。
本実施例においても、第1実施例と同様に、商品データ
ファイル19には、商品番号に対応して、各商品データ
が記憶(プリセット)され、また、印字フォーマットフ
ァイルには、印字フォーマットデータが記憶(プリセッ
ト)されていることが必要である。
【0038】最初、スタートにおいて、オペレータが印
字する商品の商品番号が操作部3の各種キー3a〜3c
を操作して入力すると、まず、CPU9は、入力された
商品番号に対応する印字データおよびエリアA用フォー
マット番号およびエリアB用フォーマット番号を商品フ
ァイル19から呼び出して、ステップSTP1へ進む。
ステップSTP1では、上記スタートで読み出したエリ
アA用フォーマット番号に対応する印字フォーマットデ
ータを印字フォーマットファイルから読み出し、その印
字イメージをスクリーンメモリに展開した後、ステップ
STP2へ進む。ステップSTP2では、上記スタート
で読み出したエリアB用フォーマット番号に対応する印
字フォーマットデータを印字フォーマットファイルから
読み出し、その印字イメージをスクリーンメモリに展開
した後、ステップSTP3へ進む。ステップSTP3で
は、ステップSTP1およびステップSTP2でスクリ
ーンメモリに展開された印字イメージの内容を印字す
る。また、同一ラベルを複数枚発行する場合は、ステッ
プSTP3の処理をラベルの枚数分繰り返す。以上の処
理により全ての処理を終了する。
【0039】なお、本実施例においては、ラベルをエリ
アAとエリアBに区分する場合を示したが、図10に示
す印字フォーマットの構成図と同様に、多種にわたって
印字エリアを区分することができる。また、本実施例で
は、ラベルの印字エリアの区分が予め固定され、かつ、
決められている場合であったが、ラベルの印字エリアの
区分を各商品番号毎に、適宜、設定あるいは選択できる
ように構成してもよい。この場合、各商品番号毎に印字
するラベルの種類を設定できるように構成し、指定され
たラベルの種類によって印字エリアの区分を自動的に設
定あるいは選択するように構成することが可能である。
【0040】 また、本実
施例において、印字エリアは同一ラベルを区分するもの
であったが、図15,16に示すように、それぞれの印
字エリアが異なるラベルに対応するようにしてもよい。
図15は台紙20上のラベル21とラベル22とが横方
向に配置されている場合であり、ラベル21およびラベ
ル22は各々エリアAおよびエリアBに対応している。
図16は台紙23上のラベル24とラベル25とが縦方
向に配置されている場合であり、ラベル24およびラベ
ル25は各々エリアAおよびエリアBに対応している。
【0041】また、商品データファイル19にフォーマ
ット番号を設定する際、エリアA用またはエリアB用の
フォーマットとして適さない印字フォーマットデータ番
号が指定された場合、その旨を報知するように構成して
もよい。さらに、第1実施例と同様に、このラベルプリ
ンタ18の印字データを部品名、個数、部品コード等に
して工業用として用いられてもよい。このラベルプリン
タ18を計量器と共に構成し、商品あるいは部品の計量
値、その計量値から算出された商品あるいは部品の値段
または個数などの印字データを設定すれば、計量ラベル
プリンタとして用いることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少種の部分的な印字フォーマットを用いて多種の印字フ
ォーマットを構成できる。そのため、それらの印字フォ
ーマットデータを記憶させるために必要なメモリの容量
は少なくてもよく、多種の印字フォーマットデータを作
成するという面倒な作業がないという効果がある。しか
も、商品や部品等毎に、様々な印字フォーマットを容易
に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるラベルプリンタ1の
印字フォーマットの構成図である。
【図2】ラベルプリンタ1の外観構成を示す正面図であ
る。
【図3】図2に示すラベルプリンタ1の側面図である。
【図4】ラベルプリンタ1の電気的構成を示すブロック
図である。
【図5】ラベルプリンタ1のRAM11の構成を示す概
念図である。
【図6】商品データファイル16の記憶内容を示す概念
図である
【図7】印字フォーマットファイル17の記憶内容を示
す概念図である。
【図8】各種印字フォーマットの概略図である。
【図9】本実施例の印字動作を概説するためのCPU9
の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】ラベルを区分する印字エリアの構成図であ
る。
【図11】ラベルプリンタ1の印字フォーマットの構成
図である。
【図12】本発明の第2実施例によるラベルプリンタの
印字フォーマットの構成図である。
【図13】商品データファイルの記憶内容を示す概念図
である。
【図14】第2実施例の印字動作を概説するためのCP
Uの処理手順を示すフローチャートである。
【図15】異なるラベルにそれぞれ印字エリアを対応さ
せて印字する場合のラベルの配置図である。
【図16】異なるラベルにそれぞれ印字エリアを対応さ
せて印字する場合のラベルの配置図である。
【符号の説明】
1,18 ラベルプリンタ 3 操作部 4 印字部 9 CPU 11 RAM 16,19 商品データファイル 16a 印字データ 16b フォーマット番号 17 印字フォーマットファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−11379(JP,A) 特開 昭63−254074(JP,A) 特開 昭61−197272(JP,A) 特開 平2−99352(JP,A) 特開 昭60−254082(JP,A) 特開 昭62−206679(JP,A) 特開 平2−301873(JP,A) 特開 昭61−175722(JP,A) 特開 平3−129564(JP,A) 特開 昭64−5875(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれに印字フォーマット番号が与え
    られた複数の印字フォーマットを記憶する第1の記憶手
    段と、 商品や部品等の番号に対応して、前記商品や部品等の品
    名や値段等の複数の印字データと、該複数の印字データ
    をラベルに印字するための印字フォーマットを指定する
    複数の印字フォーマット番号とを記憶する第2の記憶手
    段と、 前記番号を入力して前記第2の記憶手段から前記複数の
    印字データを呼び出した際、該入力した番号に対応して
    該第2の記憶手段内に記憶されているそれぞれの前記印
    字フォーマット番号が示す印字フォーマットを前記第1
    の記憶手段より呼び出し、呼び出したそれぞれの前記印
    字フォーマットで前記複数の印字データからそれぞれの
    印字イメージデータを作成し、合成する合成手段と、 該合成手段によって合成された印字イメージデータを前
    記ラベルに印字する印字手段とを具備することを特徴と
    するラベルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記合成手段は、前記それぞれの印字イ
    メージデータを論理和により合成することを特徴とする
    請求項1記載のラベルプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記合成手段は、前記それぞれの印字イ
    メージデータを排他的論理和により合成することを特徴
    とする請求項1記載のラベルプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記ラベルは、その印字エリアが複数の
    印字エリアに区分けされている ことを特徴とする請求項
    1記載のラベルプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記印字エリアの区分は、同一ラベルの
    上半分と下半分であり、前記第1の記憶手段に記憶され
    ている前記印字フォーマットは上半分の印字フォーマッ
    トと下半分の印字フォーマットとであることを特徴とす
    る請求項4記載のラベルプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記印字エリアの区分は、同一ラベルの
    左半分と右半分であり、前記第1の記憶手段に記憶され
    ている前記印字フォーマットは左半分の印字フォーマッ
    トと右半分の印字フォーマットとであることを特徴とす
    る請求項4記載のラベルプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記ラベルは前記複数の印字エリアのそ
    れぞれに1対1に対応する複数の小ラベルから構成され
    ていることを特徴とする請求項4記載のラベルプリン
    タ。
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