JP2002254719A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JP2002254719A
JP2002254719A JP2001055753A JP2001055753A JP2002254719A JP 2002254719 A JP2002254719 A JP 2002254719A JP 2001055753 A JP2001055753 A JP 2001055753A JP 2001055753 A JP2001055753 A JP 2001055753A JP 2002254719 A JP2002254719 A JP 2002254719A
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substance
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JP2001055753A
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English (en)
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Satoshi Kato
聡 加藤
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Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者が簡単にアレルギー物質を確認できる
ラベルを発行するラベルプリンタを提供する。 【解決手段】 商品に対して少なくとも商品、単価、原
材料データを印字して発行するラベルプリンタにおい
て、物質名を複数記憶する特定物質テーブルを備える。
CPU20は、商品の原材料データと同じ物質名が特定
物質テーブル内に存在するか否かを判断し、特定物質と
判断した原材料名においては、その原材料名をドットデ
ータに展開する処理を行う際に、所定の処理を施すこと
により他の原材料名とは異なる態様で印字するよう制御
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品等の商品に貼
付して商品データを表示するためのラベルを印字、発行
するラベルプリンタに係り、特に原材料を表示するラベ
ルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、加工食品用のラベルにおいては、
商品、値段の他に原材料名や添加物等が印字されてい
る。そして、このように商品についての詳細を消費者に
対して提示することにより、消費者は安心して商品を購
入することができる。例えば、アレルギー体質の消費者
等は、商品のラベルに印字された原材料名や添加物等を
参照し、その商品の中にアレルギーを引き起こすような
物質が含有されていないかを確認して、商品を購入する
か否かを判断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、原材料や添加物の印字はどれも同じ様態で印字され
ているため、食品アレルギー体質の消費者は、注意深く
ラベルに印字された原材料や添加物等を確認しなければ
ならなかった。このため、商品購入を判断するのに、多
大な時間を要する等の問題があった。また、注意深くラ
ベルを確認しなければ食品アレルギーを引き起こす原材
料名が含有されているか否かを確認できなかったため、
時間がない場合等には食品アレルギーを引き起こす原材
料名を見落としてしまう等の問題もあった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、原材料や添加物に食品アレルギー物質が含まれ
る場合には、その物質を他と異なる形態でラベルに印字
することにより、消費者が簡単にアレルギー物質を確認
できるラベルを発行するラベルプリンタを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、商品に対して少なくとも商品、単価、原
材料データを印字して発行するラベルプリンタにおい
て、物質名を複数記憶する特定物質テーブルと、前記原
材料データと同じ物質名が特定物質テーブル内に存在す
るか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が存在す
ると判断した場合に、特定物質として他の原材料名とは
異なる態様で印字する印字制御手段とを具備することを
特徴とするラベルプリンタを提供する。消費者が注意し
ている特別な物質は、特定物質テーブルに記憶しておく
ことにより、オペレータ(作業者)はラベル発行時には
何ら意識することなく確実にその物質を他の原材料名と
は異なる態様で印字できる。このように、特別な物質に
ついては、他と異なる様態でラベルに印字することによ
り、その物質を目立たせることができ、消費者が見落と
してしまう虞を極めて低くすることが可能となる。更
に、原材料名のみを対象とするため、他の項目の文字が
異なる態様で印字されることが無く、原材料の特定物質
のみを明確に区別することができる。
【0006】また、上記ラベルプリンタにおいて、前記
特定物質テーブルに記憶される物質名は、食品アレルギ
ー物質であることを特徴とする。これにより、食品アレ
ルギー物質の含有の有無が明確になるため、消費者は安
心して買い物ができ、消費者と販売者間で発生する不要
なトラブルを低減できる。この結果、商品販売側は、消
費者に好印象を与えることができ、利益増大につながる
という効果が得られる。
【0007】また、上記ラベルプリンタは、入力データ
がドットデータである印字部を備え、前記異なる態様で
印字する場合は、所定の処理が行われたドットデータが
入力データとして入力されることを特徴とする。このよ
うに、所定の処理が施されたドットデータを印字するこ
とにより、他と異なる様態の印字を実現することが可能
となる。このため、ラベルプリンタに新たな部品を増設
する必要がないので、安価に実現することが可能とな
る。
【0008】また、上記ラベルプリンタにおいて、前記
異なる態様とは、反転文字であることを特徴とする。こ
のように、白黒反転文字にすることで印字スペースを別
に設けることなく、特定物質のみを目立たせて表示する
ことができる。
【0009】また、上記ラベルプリンタは、特定物質テ
ーブルを書き換え可能な記憶手段に設け、所定数のアレ
ルギー物質を初期設定する初期設定手段を備えたことを
特徴とする。アレルギー物質の種類の数は多少増減する
可能性があるため、これに対応できると共に、基本とな
るような主要なアレルギー物質については初期値として
設定しておくことにより、設定作業を簡単に行うことが
可能となる。
【0010】また、上記ラベルプリンタの前記特定物質
テーブルには、前記アレルギー物質が複数の文字の種類
で記憶されていることを特徴とする。このように、原材
料名をカタカナ、漢字、かな等の複数の文字種類によっ
て記憶することにより、文字種類を考慮せずに原材料名
が設定されていても、アレルギー物質か否かを確実に判
断することができる。
【0011】また、上記ラベルプリンタは、原材料番号
と原材料名とからなる原材料テーブルを備え、前記特定
物質テーブルの特定物質名の設定入力は、前記原材料テ
ーブルの原材料名を指定して行うことを特徴とする。こ
れにより、特定物質名の設定を簡単に且つ迅速に行うこ
とが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形
態によるラベルプリンタの外観構成例を示す外観斜視図
であり、図2は同ラベルプリンタの電気的構成例を示す
ブロック図である。これらの図において、本体1の内部
には、図2に示す制御部が設けられており、この制御部
には秤2が接続されている。また、本体1の前面には、
第1ラベル印字機構部3a及び第2ラベル印字機構部3
bが設けられるとともに、操作部4が設けられている。
上記第1ラベル印字機構部3a及び第2ラベル印字機構
部3bは、任意の文字、数字、及び画像をドット単位で
印字する。
【0013】これら第1ラベル印字機構部3a及び第2
ラベル印字機構部3bにはそれぞれ異なるラベル用紙が
装着され、第1ラベル印字機構部3a及び第2ラベル印
字機構部3bの何れか一方を選択し、目的に合ったラベ
ル用紙に印字ができるようになっている。例えば、第1
ラベル印字機構部3aには通常の値付ラベルを装着して
通常商品の値付ラベルを印字し、第2ラベル印字機構部
3bには、同出願人の先願である特開平8−32452
9号公報の願書に添付した明細書中に記載されているよ
うなPOP印字付きの値付ラベルを装着して特売商品の
値付ラベルを印字できるようになっている。
【0014】上記操作部4には、テンキー5、品番キー
6、操作・表示部8等が設けてある。ここで、上記品番
キー6は、上記テンキー5と一緒に、商品の品番入力時
に使用される。上記操作・表示部8は、液晶表示器8a
(図2参照)の上面にタッチパネル8b(図2参照)が
積層された構造をしている。また、上記操作部4には、
コネクタ9を介してイメージスキャナ10が接続されて
いる。このイメージスキャナ10は図形を読み込み、こ
れにより、読み込んだ図形をラベル用紙に印字すること
が可能となる。また、このイメージスキャナ10は、お
客にアピールするためのラベル上に印字するイメージデ
ータを読み込むためにも使用される。
【0015】図2に示す20は、装置各部を制御して処
理を行うCPU(中央処理装置)である。具体的に、C
PU20は、操作部4から入力された入力データ、イメ
ージスキャナ20によって読み込まれたイメージデー
タ、及び秤2から入力された重量データ等の各種入力デ
ータを処理する入力処理、第1ラベル印字機構部3a,
3bの印字動作を制御する印字処理、種々の情報を液晶
表示器8aへ出力する表示処理、及び印字データを作成
する印字データ作成処理等を行う。また、CPU20は
本体1の動作モードを、ラベルを印字して値付ラベルを
発行する値付モード、印字する内容を設定する設定モー
ド、ラベル発行結果の報告等を行うレポートモード、及
び本体1のメンテナンスモード等に切り換える。
【0016】上記秤2、第1ラベル印字機構部3a,第
2ラベル印字機構部3b、イメージスキャナ10、液晶
表示器8a、各種キー及びスイッチ、及びタッチパネル
8bは、図2に示されるように、ロードセル制御部2
1、印字制御部22、スキャナ制御部23、表示制御部
25、及び操作制御部24を介して、それぞれ、CPU
20と接続されており、秤2に商品が載置された場合に
は、その商品の重量がロードセル制御部21を介して計
量データとしてCPU20へ出力される。
【0017】40は、ROM(Read Only Memory)であ
り、上述したCPU20の処理制御用の各種プログラ
ム、即ち、入力処理プログラム、印字処理プログラム、
表示処理プログラム、及び印字データ作成処理プログラ
ム等が格納されている。35は、数字、アルファベッ
ト、かな、漢字、カンマ、及び記号等の各文字のフォン
トデータを複数種類記憶しているキャラクタジネレータ
ROM(以下、キャラジェネROMと称する)である。
このキャラジェネROM35は同一の文字、即ち、文字
コードが同一であっても異なるフォントデータを複数備
えている。各文字は、文字の種類及び文字の書体毎にフ
ォントとして区分されており、各々のフォントに対して
はフォント番号が割り振られている。このキャラジェネ
ROM35はフォント番号が“20”未満の文字に対応
している。
【0018】また、30はRAM(Random Access Memo
ry)であり、上記各種プログラムの実行時に使用される
フラグ、レジスタ、及びカウンタ等の内容を格納し、ま
た後述する各種ファイルから読み出されたデータが一時
的に格納されるワーキングエリアと、商品ファイル、原
材料テーブル、特定物質テーブル等を格納する格納領域
とが設けられている。また、各記憶領域はバッテリバッ
クアップが施されており、本体の電源を落とした場合で
も、商品ファイル等の内容は失われないようになってい
る。
【0019】次に、上記RAM30の各記憶領域に格納
されている各ファイルについて詳述する。商品ファイル
は、図3に示すように、品番、品名、単価等の項目の他
に、原材料番号が設定されている。なお、1つの品番に
対して複数の原材料番号が設定されている場合は、各原
材料番号はカンマ等の区切り記号で区切って設定され
る。原材料テーブルは、図4に示すように、原材料番号
と原材料名とが設定されている。この原材料テーブルに
格納されるデータは、後述する原材料設定の操作をタッ
チパネル8b等から行うことにより任意に変更すること
が可能である。特定物質テーブルは特定物質が設定され
たテーブルであり、図5は、特定物質をアレルギー物質
とした場合であり、アレルギー物質名が設定されてい
る。なお、各物質名をカタカナ、ひらがな、漢字とそれ
ぞれの文字の種類をカンマなどの区切り記号で区切って
複数設定できるようにしてもよい。
【0020】次に、本発明のラベルプリンタの動作につ
いて図6に示したフローチャートに従って説明する。な
お、以下に示す処理は、ラベルプリンタ内のCPUがR
OMに格納されている所定のプログラムを実行すること
により行われる動作である。
【0021】動作が開始すると、まず、ステップS1に
おいて、本体1の動作モードがラベル発行を行う値付け
モードになっているか否かをRAM30に設けた不図示
のフラグにより判断する。この結果、値付けモードにな
っていると判断した場合は、ステップSP2へ移行し、
値付けモードになっていないと判断した場合には、ステ
ップSP10へ移行する。ステップSP2では、品番が
入力されるまで待機し、品番が入力されたことを検出す
ると、ステップSP3へ移行する。ステップSP3で
は、ステップSP2で入力された品番に該当する商品デ
ータを商品ファイルから読み出し、その各文字コードに
該当するドットデータをキャラクタジェネレータROM
35から読み出して印字イメージデータに展開する。但
し、原材料番号については展開しない。
【0022】続くステップSP4では、読み出した商品
データ中の原材料番号を1つ抽出し、更にこの原材料番
号に該当する原材料名を図4に示す原材料テーブルから
読み出す。なお、商品ファイルにおいて、原材料番号
は、図3に示すようにカンマ等の区切り記号により区切
られて記載されているため、この区切り記号を識別する
ことにより、1つの原材料番号を読み出すことが可能と
なる。
【0023】続くステップSP5では、読み出した原材
料名が特定物質であるか否かを判断する。具体的には、
今回のステップSP4において読み出した原材料名が図
5に示した特定物質テーブル内に設定されている特定物
質名を含んでいるか否かを判断する。例えば、ステップ
SP4において読み出された原材料名が「小麦粉」、特
定物質テーブルには特定物質名として「小麦」が設定さ
れている場合、特定物質名の「小麦」を原材料名の「小
麦粉」が含んでいるので、原材料名「小麦粉」は特定物
質であると判断する。そして、特定物質であると判断し
た場合には、ステップSP6へ移行し、原材料名をステ
ップSP3と同様にドットデータに変換し、更に、
“1”(黒)と“0”(白)を反転させて、印字イメー
ジデータに展開する。一方、ステップSP5において、
特定物質でないと判断した場合には、ステップSP7へ
移行し、原材料名をステップSP3と同様にドットデー
タに変換して印字イメージデータに展開する。
【0024】そして、ステップSP6、又はステップS
P7の処理が行われると、ステップSP8へ移行し、商
品データの原材料番号全てについて、ドットデータへの
展開(変換)が行われたか否かを判断する。即ちステッ
プSP4〜7間の処理を行ったか否かを判断する。この
結果、商品データの原材料番号全てについてドットデー
タへの展開が行われていないと判断した場合には、ステ
ップSP4へ戻り、まだドットデータへの展開を行って
いない原材料番号を読み出し、ステップSP4〜ステッ
プSP7間の処理を行う。一方、全ての原材料番号全て
についてドットデータへの展開が行われたと判断した場
合には、ステップSP9へ移行する。ステップSP9で
は、タッチパネル8b等の操作部4から印字を指示する
旨の所定の操作がオペレータにより行われる等して、ラ
ベルの発行が指示された場合に、ステップSP3、ステ
ップSP6、ステップP7において展開したドットデー
タを図2中の印字制御部22へ送信する。そして、印字
制御部22は、予め指定されてある第1ラベル印字機構
部3a又は第2ラベル印字機構部3bによりラベル用紙
に印字が行われ、図8に示すようなラベルが印字され、
発行される。同図において、「卵」、「小麦」がアレル
ギー物質として他と異なる形態、ここでは文字が反転さ
れて印字される。
【0025】続いて、ステップSP1において値付けモ
ードでないと判断された場合には、ステップSP10へ
移行し、ここで設定モードであるか否かを判断する。こ
の結果、設定モードであると判断した場合にはステップ
SP11へ移行し、商品ファイルの設定であるか否かを
判断し、商品ファイルの設定であればステップSP12
へ移行する。ステップSP12では、商品データの入力
がタッチパネル8b等の操作部4から行われることによ
り、商品ファイルの設定を行う。そして、この処理が終
了するとステップS1へ戻る。
【0026】一方、ステップSP11において、商品フ
ァイルの設定でないと判断された場合には、図7のステ
ップSP13へ移行し、原材料テーブルの設定であるか
否かを判断する。この結果、原材料テーブルの設定であ
ると判断した場合には、ステップSP14に移行する。
ステップSP14では、原材料データの設定画面をタッ
チパネル8bに表示させる。この画面においてオペレー
タによりタッチパネル8b等の操作部4から所定の操作
が行われることにより、その指示に基づいて原材料テー
ブルの設定を行う。そして、この処理が終了するとステ
ップ1へ戻る。
【0027】一方、ステップSP13において、原材料
テーブルの設定でないと判断した場合には、ステップS
P15へ移行し、特定物質テーブルの設定であるか否か
を判断する。この結果、特定物質テーブルの設定である
と判断した場合には、ステップSP16へ移行する。ス
テップSP16では、特定物質の設定画面をタッチパネ
ル8bに表示し、この画面において「テーブル初期化」
のキー50がタッチされたか否かを判断する。
【0028】ここで、図9に、特定物質をアレルギー物
質として設定した場合の特定物質の設定画面を示す。こ
の画面において、オペレータにより「テーブル初期化」
のキー50がタッチされ、テーブル初期化の指示がなさ
れた場合には、ステップSP17へ移行し、現在RAM
30の特定物質テーブルの格納領域に格納されている特
定物質テーブルのデータを全て消去する。続くステップ
SP18では、ROM40に予め設定されているアレル
ギー物質初期テーブルのデータを読み出して、このデー
タをRAM30の特定物質テーブルに書き込む。これに
より、初期設定が行われる。そして、この処理が終了す
るとステップSP1へ戻る。なお、上述のROM40に
格納されているアレルギー物質初期テーブルには、アレ
ルギー物質としてよく知られている複数の物質名が格納
されている。
【0029】一方、ステップSP16において、テーブ
ル初期化の指示がタッチパネル8b等の操作部4からな
されなかった場合、即ち、図9に示した特定物質の設定
画面において操作者により「テーブル初期化」のキー5
0が操作されなかった場合には、ステップSP19に移
行する。
【0030】ステップSP19では、同じく図9に示す
特定物質の設定画面において、オペレータにより「追加
設定」のキー51が操作されることにより、特定物質テ
ーブルの追加設定画面をタッチパネル8bに表示させ
る。図10に、特定物質テーブルの追加設定画面の一例
を示す。この図に示すように、本画面の右側には図4に
示した原材料テーブルに設定されているデータの一覧6
1を表示する。そして、その原材料名上がオペレータに
よりタッチされることにより特定物質名が指定され、続
いて「確定」キー62がタッチされることにより、確定
が指示される。係る処理がオペレータによりなされる
と、指定された特定物質名を特定物質テーブルに設定す
る。
【0031】なお、原材料テーブルにおいて、1つの原
材料番号に対し、複数の原材料名が設定されている場合
には、原材料名毎に特定物質の指定ができるようにする
とよい。また、オペレータにより「文字入力」キー63
がタッチされると、パソコンのキーボードのような文字
入力を可能にするための画面をタッチパネル8bに表示
する。そして、オペレータは、この画面において1つづ
つ文字入力を行い、特定物質名の入力を可能とする。こ
の場合、入力された物質名が原材料テーブルに存在しな
い場合には、警報音を発するようにすると設定入力ミス
を低減させることが可能となる。オペレータによって指
定された原材料名を特定物質として特定物質テーブルに
設定する処理が終了すると、ステップSP1へ戻る。
【0032】一方、ステップSP15において、特定物
質テーブルの設定でないと判断した場合には、ステップ
SP20に移行する。ステップSP20では、他の設定
処理を行い、この処理を終了するとステップSP1へ戻
る。また、図6のステップSP10において、設定モー
ドでないと判断した場合には、ステップSP21へ移行
する。ステップSP21では、上記以外の処理を行う。
例えば、メンテナンスやレポート出力等を行う。そし
て、この処理が終了するとステップSP1へ戻る。
【0033】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0034】例えば、上述した本実施形態においては、
特定を白黒反転させて表示する場合について述べたが、
他と異なる態様、即ち非特定物質よりも目立つように印
字されれば、その表示態様如何は問わない。例えば、文
字のフォント、サイズ、スタイル(斜体、太文字)を変
更する、下線を付す、枠で囲う、或いは多色印字が可能
なラベルプリンタであれば色を変える等の表示態様が考
えられる。また、表示位置も特定物質をはじめに記載す
るようにする等、他よりも目立つ位置に印字することに
より、更に消費者に対して特定物質が含有されているこ
とをアピールすることができる。
【0035】なお、特定物質としてアレルギー物質を例
に挙げて説明したが、特定物質を他の属性に設定するこ
とももちろん可能である。また、上述した実施形態で
は、原材料名に対してのみ特定物質か否かの判断を行っ
ているが、本実施形態でいう原材料とは、商品を構成す
る原料を全て含むものであるため、添加物等についても
特定物質か非特定物質かの判断を行う。また、特定物質
であるか否かの判断は、商品ファイルへの原材料データ
の設定時に行って、セット、リセットしたフラグをその
データに付加するようにし、印字時にこのフラグを判断
するようにしても良い。また、原材料テーブルや特定物
質テーブルで1つの番号に複数の材料名、物質名が設定
されてある場合には、フローチャートのステップSP
4、SP5では、その名称毎に処理できるようにすると
よい。また、特定物質テーブルは、物質名に代えて、原
材料テーブルに設定された原材料番号を設定したもので
も良い。これにより、原材料名を求めることが可能とな
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラベルプ
リンタによれば、特別な物質については、他と異なる様
態でラベルに印字するので、その物質を目立たせること
ができ、消費者が見落としてしまう虞を極めて低くする
ことが可能となる。更に、原材料名のみを対象とするた
め、他の項目の文字が異なる態様で印字されることが無
く、原材料の特定物質のみを明確に区別することができ
る。これにより、消費者は特定の物質を含有するか否か
を瞬時にして見分けることができるため、安心して商品
を購入することができるとともに、商品購入に要する時
間も著しく短縮することができるという効果を奏する。
【0037】また、請求項2に記載の発明によれば、特
定物質テーブルに記憶される物質名は、食品アレルギー
物質であるので、食品アレルギー物質の含有の有無が明
確になる。このため、消費者は安心して買い物ができ、
消費者と販売者間で発生する不要なトラブルを低減でき
る。これにより、商品販売側は、消費者に好印象を与え
ることができ、利益増大につながるという効果が得られ
る。
【0038】また、請求項3に記載の発明によれば、入
力データがドットデータである印字部を備え、異なる態
様で印字する場合は、所定の処理が行われたドットデー
タが入力データとして入力される。このように、所定の
処理が施されたドットデータを印字することにより、他
と異なる様態の印字を容易に実現する。このため、ラベ
ルプリンタに新たな部品を増設する必要がないので、安
価に実現することができるという効果が得られる。
【0039】また、請求項4に記載の発明によれば、特
定物質を反転文字として印字するので、印字スペースを
別に設けることなく、特定物質のみを目立たせて表示す
ることができるという効果が得られる。
【0040】また、請求項5に記載の発明によれば、特
定物質テーブルを書き換え可能な記憶手段に設け、所定
数のアレルギー物質を初期設定する初期設定手段を備え
ることにより、ラベルプリンタのオペレータは設定作業
を簡単に行うことが可能となる。
【0041】また、請求項6に記載の発明によれば、特
定物質テーブルには、アレルギー物質がカタカナ、漢
字、かな等の複数の文字の種類で記憶されているので、
文字種類を考慮せずに原材料名が設定されていても、ア
レルギー物質か否かを確実に判断することができる。こ
れにより、より正確な情報を消費者に対して提供するこ
とができる。
【0042】また、請求項7に記載の発明によれば、原
材料番号と原材料名とからなる原材料テーブルを備え、
特定物質テーブルの特定物質名の設定入力は原材料テー
ブルの原材料名を指定して行うので、特定物質名の設定
を簡単に且つ迅速に行うことが可能となるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るラベルプリンタの
外観構成例を示す外観斜視図である。
【図2】 同ラベルプリンタの電気的構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】 商品ファイルの一構成例を示す図である。
【図4】 原材料テーブルの一構成例を示す図である。
【図5】 特定物質テーブルの一構成例を示す図であ
る。
【図6】 本発明の一実施形態によるラベルプリンタの
動作の概略を示すフローチャートである。
【図7】 同実施形態によるラベルプリンタの動作の概
略を示すフローチャートである。
【図8】 同実施形態によるラベルプリンタが印字発行
するラベルの一例を示す図である。
【図9】 特定物質をアレルギー物質として設定した場
合の特定物質設定画面の一例を示す図である。
【図10】 特定物質テーブルの追加設定画面の一例を
示す図である。
【符号の説明】
3a…第1ラベル印字機構部(印字部)、3b…第2ラ
ベル印字機構部(印字部)、4…操作部、8b…タッチ
パネル、20…CPU(判断手段)、22…印字制御
部、25…表示制御部、30…RAM、35…ROMキ
ャラクタジェネレータ、40…ROM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に対して少なくとも商品名、単価、
    原材料データを印字してラベルを発行するラベルプリン
    タにおいて、物質名を複数記憶する特定物質テーブル
    と、前記原材料データと同じ物質名が特定物質テーブル
    内に存在するか否かを判断する判断手段と、前記判断手
    段が存在すると判断した場合に、特定物質として他の原
    材料名とは異なる態様で印字する印字制御手段とを具備
    することを特徴とするラベルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記特定物質テーブルに記憶される物質
    名は、食品アレルギー物質であることを特徴とする請求
    項1に記載のラベルプリンタ。
  3. 【請求項3】 入力データがドットデータである印字部
    を備え、前記異なる態様で印字する場合は、所定の処理
    が行われたドットデータが入力データとして入力される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のラベル
    プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記異なる態様とは、反転文字であるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの項に記
    載のラベルプリンタ。
  5. 【請求項5】 特定物質テーブルを書き換え可能な記憶
    手段に設け、所定数のアレルギー物質を初期設定する初
    期設定手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の
    ラベルプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記特定物質テーブルには、前記アレル
    ギー物質が複数の文字の種類で記憶されていることを特
    徴とする請求項2又は請求項5に記載のラベルプリン
    タ。
  7. 【請求項7】 原材料番号と原材料名とからなる原材料
    テーブルを備え、前記特定物質テーブルの特定物質名の
    設定入力は、前記原材料テーブルの原材料名を指定して
    行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のラ
    ベルプリンタ。
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