JP2005111850A - ラベル発行機 - Google Patents
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Abstract
【課題】商品の出所を示すための識別情報を簡単に登録することができ、識別情報の入力間違いを生じることがないラベル発行機を提供する。
【解決手段】商品の出所を識別するめの例えば各牛に固有につけられる個体識別番号のような識別情報をバーコードスキャナのような読取手段で読取り(ST3)、この読取った個体識別番号を個体識別番号テーブルに記憶し(ST7)、個体識別番号テーブルに記憶される個体識別番号とPLUファイルに記憶される商品情報とを関連付けておく(ST13)。
【選択図】 図6
【解決手段】商品の出所を識別するめの例えば各牛に固有につけられる個体識別番号のような識別情報をバーコードスキャナのような読取手段で読取り(ST3)、この読取った個体識別番号を個体識別番号テーブルに記憶し(ST7)、個体識別番号テーブルに記憶される個体識別番号とPLUファイルに記憶される商品情報とを関連付けておく(ST13)。
【選択図】 図6
Description
本発明は、商品の商品名,単価等の商品情報などが印字されたラベルを印字発行するラベル発行機に関する。
近年、食料品の安全性に対する意識が消費者の間で大変高まっている。そのため食料品の販売時にパッケージ等に貼るラベルにも商品の出所を明確にしようという動きがある。例えば、牛の場合は、流通過程において各個体に対して個体識別番号がバーコード及び数値で示されたシールが付されているため、ラベルにその個体識別番号を示すことにより消費者に出所を示すことが考えられる。このように個体識別番号を印字したラベルをラベル発行機で発行しようとすると、従来は個体識別番号を表示していなかったため、オペレータは操作パネルを操作して個体識別番号を印字するためのエリアを作成し、個体識別番号をキー入力して印字する必要がある。
なお、キー入力をする必要がなく所定の操作が行えるものとしては、負荷された被計量物を計量する計量手段と、その計量手段により計量された計量値と、所定の計数とに基づいて、被計量物の実重量を算出することにより、キー入力する必要なく付着した水分の重量を計算することができる電子秤が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−351955号公報
しかしながら、商品の出所を示すための識別情報を商品を作成するたびに、その識別情報を印字するエリアを作成し、操作パネルを操作してキー入力する作業は、オペレータにとって大変面倒な作業である。また、識別情報は、多数桁の値により表記されること多いと考えられ(例えば、牛の個体識別番号の場合は、一般には10桁以上の値である。)、数値を入力する際に入力間違いが生じる可能性もある。
また、特許文献1に記載されたものでは、異なる識別情報を入力する作業に対しては、キー入力を省くことはできない。
また、特許文献1に記載されたものでは、異なる識別情報を入力する作業に対しては、キー入力を省くことはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、商品の出所を示すための識別情報を簡単に登録することができ、識別情報の入力間違いを生じることがないラベル発行機を提供することにある。
本発明は、商品に関する商品情報を例えばPLU(プライス・ルック・アップ)ファイルに記憶し、その記憶された商品情報に基づいてラベルを印字発行するラベル発行機において、商品の出所を識別するめの例えば各牛に固有につけられる個体識別番号のような識別情報をバーコードスキャナのような読取手段で読取り、この読取った個体識別番号を個体識別番号テーブルに記憶し、個体識別番号テーブルに記憶される個体識別番号とPLUファイルに記憶される商品情報とを関連付けておくものである。
本発明によると、商品の出所を示すための識別情報を簡単に登録することができ、識別情報の入力間違いを生じることがないラベル発行機を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、ラベル発行機1の外観を示す斜視図である。ラベル発行機1には、オペレータが商品情報の呼出しなどの各種入力を行うタッチパネルとオペレータに各種情報を表示するLCD(リキッド・クリスタル・ディスプレイ)などで構成された表示入力部2、電源が投入されていることを発行により報知するLED(発行ダイオード)3、数値を入力するための数値キーなどが設けられたキーボード部4、ラベルを発行するラベル発行口5、のせ皿に載置した商品の重量を計量するロードセルユニット6、バーコードからバーコードデータを読取るための読取手段としてのバーコードスキャナ7などが設けられている。
図2はキーボード部4を示す図である。キーボード部4には、各種設定/登録において数値入力をするための「0」〜「9」の数値キー、置数データのクリア又はエラーを解除するための「消」キー4a、ラベルを発行するための「発行」キー4b、風袋量を登録およびクリアするための「風袋」キー4c、データを訂正するための「訂正」キー4d、定額品番計量品番の切換えをするための「定額/計量」キー4e、ラベルを送るときに使用する「紙送り」キー4f、表示入力部の表示をON/OFFするための「待機」キー4g、パック数を設定又は変更するための「枚数」キー4h、品番を呼出すための「品番」キー4iなどが設けられている。オペレータはこの「品番」キー4iを入力した後、商品の商品番号を「0」〜「9」の数値キーにより入力する(入力手段)これにより、商品情報を読出すようになっている。
図3は、ラベル発行機1の要部構成を示すハードウェアブロック図である。図3に示すように、制御部本体を構成するCPU11、後述する個体識別番号登録処理を実行するプログラムを含む各種プログラムを記憶するフラッシュROM12、後述する識別情報記憶手段としての個体識別番号テーブル131及び商品に関する商品情報を商品番号ごとに記憶する商品情報記憶手段としてのPLU(プライス・ルック・アップ)ファイル132などを記憶するRAM13、ロードセルユニット6から重量データを取り込むための秤インタフェース14、上位装置からの各種設定データの送受信を行うためのEthernetインタフェース15、別体として取り付け可能な第2プリンタ16と通信を行うための第2プリンタインタフェース17、キーボード部4及び表示入力部2のタッチパネルからの入力データを取り込むキーコントローラ18、商品呼出し表示などの表示入力部2の各種設定画面表示及びLED3の表示を行う表示コントローラ19、ラベル発行を行う第1プリンタユニット20を制御する第1プリンタエンジン21(印字発行手段)、ラベルを発行する際に使用する透過,反射,温度等の各種センサ22とデータの受け渡しを行い、バーコードスキャナ7を接続するためのI/Oポート23が設けられている。また、CPU11と、フラッシュROM12,RAM13,秤インタフェース14,Ethernetインタフェース15,第2プリンタインタフェース17,キーコントローラ18,表示コントローラ19,第1プリンタエンジン21,I/Oポート23とはバスラインによって接続されている。
図4は、RAM13に記憶される個体識別番号テーブル131を示す図である。識別情報である個体識別番号は、例えば、各牛(各個体)に固有に付される番号である。すなわち、この個体識別番号は、流通過程において牛を原材料として生産される種々の商品の出所(どこの牧場のどの牛から生産された商品ものであるか)等を識別するための番号である。この個体識別番号テーブルには、テーブル番号に1対1となるように個体識別番号が記憶されるようになっている。
図5は、RAM13に記憶されるPLUファイル132を示す図である。PLUファイル132は、商品番号毎に、商品名、単価,テーブル番号割付部132a、この他にも図示しない印字フォーマットを割付けた番号など商品に関する種々の商品情報を記憶するものである。テーブル番号割付部132aには、複数のテーブル番号を割付けられるようになっている(関連付手段,本実施の形態では、「割付1」〜「割付3」の3つのテーブル番号が割付け可能となっている)。図4及び図5に示すように、商品番号「1」の商品名「牛肉肩」は固有識別番号が「0223987042」である1種の牛から生産されるのでテーブル番号割付部132aの「割付1」のエリアにテーブル番号「3」が1つ割付けられている。商品番号「2」の商品名「合挽きハンバーグ」は固有識別番号が「0123776397」,「0245894038」の2種の牛から生産されるのでテーブル番号割付部132aの「割付1」,「割付2」のエリアに「1」,「15」がそれぞれ記憶されている。このように、テーブル番号割付部132aは、複数のテーブル番号を割付けるエリアを設けているので、複数種の牛から生産される商品には複数のテーブル番号を割付けることができるようになっている。このように、PLUファイル132に個体識別番号テーブル131のテーブル番号を割付けることにより、個体識別番号を直接ファイル内に登録する場合と比較してPLUファイル132のファイル容量を小さくすることができる。
次に、オペレータがラベル発行機1を操作して、上述した個体識別番号をRAM13に登録する際に、CPU11が実行する個体識別番号登録処理の要部を図6のフローチャートを参照して説明する。
CPU11は、「品番」キー4iの入力データを受け取ると、品番呼出しの表示を表示入力部2に行い、続いて「数値」キーの入力データを受け取ると、その入力データに対応する商品番号の商品情報をPLUファイル132より読出し、表示入力部2に商品情報を表示する(ST1)。
続いてCPU11は、ラベル発行処理を実行するか個体識別番号登録処理を実行するかを判断する(ST2)。すなわち、CPU11はキーボード部4の「発行」キー4bの入力を受付けたか、又は、バーコードスキャナ7から個体識別番号登録処理を開始するための入力を検出したかを判断する。なお、個体識別番号登録処理を開始するための入力か否かの判断は、バーコードスキャナ7により読取ったバーコードデータに基づいて行う。例えば、バーコードデータの左側の所定数の桁(例えば左2桁)が示すデータが個体識別番号登録処理を開始すること示すデータとしてフラッシュROM12に予め設定されていたものと一致した場合に個体識別番号を登録する処理を開始するための入力だと判断する。
個体識別番号登録処理を開始するための入力があったと判断すると、CPU11は、続いて、バーコードスキャナ7により読取ったバーコードデータから、個体識別番号(例えば、左3桁目から12桁目の10桁のデータ)を読取り(ST3)、この読取った個体識別番号がRAM13の個体識別番号テーブル131内に記憶されている個体識別番号と同一のものが存在するかをサーチし(ST4)、そのサーチ結果に基づいて個体識別番号テーブル131内に記憶されている個体識別番号に読取った個体識別番号が存在するか否かを判断する(ST5)。
読取った個体識別番号が個体識別番号テーブル131内に存在しないと判断すると、続いてCPU11は、個体識別番号テーブル131内に記憶されている個体識別番号がFULLとなっているか否かを判断する(ST6)。CPU11は、個体識別番号テーブル131内の個体識別番号がFULLとなっていないと判断すると個体識別番号テーブル131の空いているエリアに読取った個体識別番号を記憶し(ST7)、個体識別番号テーブル131内の個体識別番号がFULLとなっていると判断すると表示入力部2に個体識別番号テーブル131を表示する(ST8)。そして、CPU11は、入替処理を実行するか否かを判断する(ST9)。この判断は、例えば表示入力部2のタッチパネルに表示された入替処理の実行を指示するキーの入力があったか否かに基づいて行われる。CPU11は入替処理の実行が指示されたと判断すると、表示入力部2のタッチパネルから入力を受付けて個体識別番号テーブル131内に記憶されているいずれかの個体識別番号と読取った個体識別番号とを入れ替える入替処理を行う(ST10)。この入替処理は、例えばオペレータにより個体識別番号テーブル131内の個体識別番号が選択されると、その選択された個体識別番号を消去し、その消去されたエリアに読取った個体識別番号を記憶する。また、この入替処理において、個体識別番号テーブル131内の個体識別番号を消去するときは、PLUファイル132内に消去する個体識別番号と対応するテーブル番号が他の商品のテーブル番号割付部に割付けられていれば、そのテーブル番号を消去する処理も併せて行う。
ステップST5において個体識別番号テーブル131内に読取った個体識別番号が存在すると判断したとき、ステップST7において新規に個体識別番号テーブル131に個体識別番号を登録したとき、ステップST10において読取った個体識別番号の入替処理を行ったときのいずれかの処理が行われると、CPU11は、読取った個体識別番号に対応する個体識別番号テーブル131のテーブル番号が、読出している商品のPLUファイル132のテーブル番号割付部に132aに割付けられているか否かを判断する(ST11)。この判断でNOと判断するとCPU11は、読出している商品情報におけるPLUファイル132のテーブル番号割付部132aがFULLとなっているか(テーブル番号割付部132aの「割付1」〜「割付3」のエリアに全てテーブル番号が割付けられているか)否かを判断する(ST12)。FULLとなっていないと判断すると、CPU11はテーブル番号割付部132aの「割付1」〜「割付3」の空いているエリアにテーブル番号を割付ける(ST13)。FULLとなっていると判断すると、CPU11は表示入力部2にテーブル番号割付部132aを表示する(ST14)。そして、CPU11は、入替処理を実行するか否かを判断する(ST15)。この判断は、例えば表示入力部2のタッチパネルに表示された入替処理の実行を指示するキーの入力があったか否かに基づいて行われる。CPU11は入替処理の実行が指示されたと判断すると、表示入力部2のタッチパネルから入力を受付けてテーブル番号割付部132aの「割付1」〜「割付3」のエリアに割付けられたいずれかのテーブル番号と、読取った個体識別番号を登録した個体識別番号テーブル131内のテーブル番号とを入れ替える入替処理を実行する(ST16)。この入替処理は、例えばオペレータによりテーブル番号割付部132aの「割付1」〜「割付3」のエリアに記憶されたテーブル番号が選択されると、その選択されたテーブル番号を消去し、その消去されたエリアに読取った個体識別番号を登録した個体識別番号テーブル内のテーブル番号が割付けられることにより行われる。
ステップST9において入替実行を行わないと判断したとき、ステップST11においてテーブル番号割付部132aの「割付1」〜「割付3」のエリアに同一のテーブル番号があると判断したとき、ステップST13においてテーブル番号を割付けたとき、ステップST15で入替処理を実行しないと判断したとき、ステップST16で入替処理を行ったときのいずれかの処理を行うと、CPU11は、バーコードスキャナ7から新たに個体識別番号の入力を開始するためのデータを受け取ると、登録処理は終了しないと判断してステップST3の処理へ戻った後上述した個体識別番号登録処理を実行し、表示入力部2のタッチパネルから他のキーが入力されたことを検出すると、個体識別番号を登録する処理は終了したと判断する(ST17)。このような個体識別番号を登録する処理をオペレータは必要な商品(個体識別番号が付与されたものを原材料として生産される商品)に対して複数行うことにより、個体識別番号はPLUファイル131に記憶した商品情報の一または複数の商品情報と関連付けることができる。
一方、ステップST2において、CPU11は、キーボード部4の「発行」キー4bの入力を受付けた場合には、ラベルを発行する処理を行う(ST18)。このラベルを発行する処理は、例えば、「発行」キー4bの入力を受付ける前にロードセルユニット6ののせ皿に載置された商品の計量データを秤インタフェース14を介して取り込み、読出されている商品情報のPLUファイル132に設定された単価から商品価格を算出しておき、「発行」キー4bの入力を受付けて設定された印字フォーマットに基づいて商品価格,その他PLUファイル132に設定された情報等をラベルに印字し、ラベル発行口5からラベルを発行する。このラベルを発行する印字フォーマットが個体識別番号を印字する印字フォーマットの設定となっており、テーブル番号割付部132aにテーブル番号が割付けられている場合には、ラベルの所定位置に個体識別番号が他の商品情報とともに印字される。
続いて、このように構成されたラベル発行機1により個体識別番号を登録してラベルを印字発行する際の作用について説明する。例えば「黒毛和牛のすき焼き用」を生産するための肉の部位(塊)の包装には、どの牛(個体)のものであるかを識別するための個体識別番号およびそのバーコードデータが表記されたシールが貼られている。この肉の部位から「黒毛和牛すき焼き用」のパックを生産する場合には、オペレータは先ず、「品番」キー4iを入力すると、表示入力部2に品番を入力するための表示がされ、「黒毛和牛すき焼き用」の商品番号を「0」〜「9」の数値キーにより入力する。すると、ラベル発行機1の表示入力部2には、「黒毛和牛すき焼き用」の商品情報が表示される。この商品情報が表示されると、オペレータは、肉の部位(塊)に貼られたシールのバーコードをバーコードスキャナ7で走査する。
ラベル発行機1は、バーコードスキャナ7で読取ったバーコードデータの端部のデータにより個体識別番号を示すデータであることを認識すると、読取ったバーコードデータから個体識別番号を取得し、その個体識別番号が個体識別番号テーブル131内に登録されていない場合には空いているエリアに記憶し、空いていない場合には個体識別番号テーブル131を表示入力部2に表示する。そして、オペレータにより個体識別番号テーブル131に登録しておく必要のなくなった個体識別番号との入替えが行われる。そして、「黒毛和牛すき焼き用」の商品番号に対応するPLUファイル132のテーブル番号割付部132aにその個体識別番号が登録されたテーブル番号が割付けられていない場合に、テーブル番号割付部132aの「割付1」〜「割付3」のエリアに空きがあるとその空いているエリアに記憶し、空きがないとテーブル番号割付部132aを表示入力部2に表示する。そして、オペレータにより割付ける必要がなくなったテーブル番号との入替えが行われる。
このように個体識別番号の登録されている商品のラベルを発行する場合について説明する。オペレータは先ず上述したように「黒毛和牛すき焼き用」の商品情報を呼出す。図7はこのようにして呼出された「黒毛和牛すき焼き用」の商品情報を表示入力部2に表示したときの表示例を示す図である。図中略中央部に個体識別番号を表示するエリアが3つ設けられており、その1つのエリアに個体識別番号として「1234567895」が登録されていることが表示されている。そして、オペレータは、所定量の黒毛和牛すき焼き用の牛肉が内包されたパックをロードセルユニット6ののせ皿に載置し、計量後に「発行」キー4bを入力する。ラベル発行機1は、第1プリンタエンジン21を制御して第1プリンタユニット20を動作させ、ロードセルユニット6から秤インタフェース14を介して取込んだ重量データ及び呼出しているPLUファイル132の商品情報に基づいて設定された印字フォーマットで商品名,重量,値段などとともに個体識別番号を印字し、ラベル発行口5からたラベル8を発行する。図8はこのように発行されたラベル8の表面を示す図である。ラベル8の商品名「黒毛和牛すき焼き用」の印字の下側に「個体識別番号12345678945」が印字されている。オペレータは、この発行されたラベル8をのせ皿に載置したパックに貼り付ける。そして、ラベル8が貼られたパックを陳列棚等に陳列する。
パック入りの「黒毛和牛すき焼き用」を購入した顧客は、そのパックのラベル8に表記された個体識別番号を、例えば、その商品を購入した店舗が開設しているホームページ等で確認することにより、購入した近江牛は、どこの牧場のどの牛から生産されたものであるかという商品の出所を確認することができる。
したがって、この実施の形態のラベル発行機1によると、オペレータは、商品の出所を示す個体識別番号の登録を、先ず商品の商品情報を呼出し、その商品の原材料の包装等に付されるバーコードをバーコードスキャナにより読取るという極めた簡単な操作により、個体識別番号を個体識別番号テーブル131に登録し、また、個体識別番号を登録した個体識別番号テーブル131のテーブル番号をPLUファイルの132のテーブル番号割付部132aに割付けておくことにより、個体識別番号テーブル131に登録される個体識別番号とPLUファイル132に記憶される商品情報とを関連付けておくことができる。したがって、識別情報を簡易かつ迅速に登録するとともに識別情報の入力間違い起こすことなく登録することができる。
なお、この実施の形態では、商品の出所を識別するための識別情報として牛に固有に付される個体識別番号をラベル発行機1に登録する場合で説明したが、これに限られるものではない。また、識別情報として所定数量の生産ロットを示す情報を登録するようにしても良い。
また、商品の出所を示す識別情報を読取る読取手段は、バーコードをバーコードスキャナ7で読取ることとしているが、識別情報が記憶されたIC(インテグレイテッド・サーキット)チップなどが埋設された無線タグから、無線タグリーダにより識別情報を読取るようにしても良い。
さらに、個体識別番号テーブル131のテーブル番号をPLUファイル132のテーブル番号割付部132aに割付けることにより、個体識別番号テーブル131とPLUファイル132との関連付けを行っているが、個体識別番号テーブル131にPLUファイル132の商品番号を割付けることにより個体識別番号テーブル131とPLUファイル132との関連付けを行うようにしても良い。このように関連付けを行うことにより、上記実施の形態より、さらに、PLUファイル132のファイル容量を小さくすることができる。
なお、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化でき、また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を変形できるものである。
1…ラベル発行機,2…表示入力部,4…キーボード部,6…ロードセルユニット,7…バーコードスキャナ,8…ラベル,11…CPU,12…フラッシュROM,13…RAM,131…個体識別番号テーブル,132…PLUファイル,132a…テーブル番号割付部
Claims (3)
- 商品に関する商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、その商品情報記憶手段に記憶された商品情報に基づいてラベルを印字発行する印字発行手段とを有するラベル発行機において、
商品の出所を識別するための識別情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取った識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記識別情報と前記商品情報記憶手段に記憶される商品情報とを関連付けて記憶する関連付手段とを具備することを特徴とするラベル発行機。 - 商品に関する商品情報を商品番号ごとに記憶する商品情報記憶手段と、ラベルを印字発行するプリンタユニットと、商品番号を入力する入力手段と、前記プリンタユニットで前記入力手段で入力された商品番号に応じて前記商品情報記憶手段から読出した商品情報に基づいてラベルを印字発行する印字発行手段とを有するラベル発行機において、
商品に付されこの商品の出所等の情報を識別するための識別情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取った識別情報を記憶する記憶手段と、前記識別情報と前記商品情報記憶手段に記憶した商品情報の一または複数の商品情報とを関連付けて記憶する関連付手段とを具備することを特徴とするラベル発行機。 - 商品に関する商品情報を商品番号ごとに記憶する商品情報記憶手段と、ラベルを印字発行するプリンタユニットと、商品番号を入力する入力手段と、前記プリンタユニットで前記入力手段で入力された商品番号に応じて前記商品情報記憶手段から読出した商品情報に基づいてラベルを印字発行する印字発行手段とを有するラベル発行機において、
商品に付されこの商品の出所等の情報を識別するための識別情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取った識別情報を記憶する記憶手段と、前記入力手段で入力された商品番号に応じて前記商品情報記憶手段から読出した商品情報と前記読取手段で読取った一または複数の識別情報とを関連付けて記憶する関連付手段とを具備することを特徴とするラベル発行機。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060320 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080722 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080919 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090210 |