JP2001243548A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2001243548A
JP2001243548A JP2000051710A JP2000051710A JP2001243548A JP 2001243548 A JP2001243548 A JP 2001243548A JP 2000051710 A JP2000051710 A JP 2000051710A JP 2000051710 A JP2000051710 A JP 2000051710A JP 2001243548 A JP2001243548 A JP 2001243548A
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JP
Japan
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data
mode
image
business
sales
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Application number
JP2000051710A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nagamachi
健 永町
Masanori Sanbe
雅法 三部
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の業務モードをオペレータが容易に把握
し、業務モードの誤認識による誤操作を確実に防止でき
るようにする。 【解決手段】 表示部のデータ表示領域に表示する商品
販売データ等の画像を生成するのとは別に、現時点で選
択されている業務モードを識別するための画像を生成す
る。そして、この現時点で選択されている業務モードを
識別するための画像データの上に商品販売データ等の画
像データを重ね合わせて表示部のデータ表示領域に表示
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(Point Of
Sales:販売時点情報管理)ターミナルや電子式キャッ
シュレジスタ等の商品販売登録データ処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】POSターミナルは、一般に、キーボー
ド,スキャナ等の入力部からのデータ入力により得られ
る商品販売データを表示部に表示させるとともに記憶部
に加算登録して売上を累計する業務の登録モード、入力
部からのデータ入力により得られる商品販売データを表
示部に表示させ記憶部には登録しない業務の練習モー
ド、入力部からのデータ入力により得られる商品販売デ
ータを表示部に表示させるとともに記憶部に減算登録し
て売上から差し引く業務の返品モード等の各種業務モー
ドを選択的に実行可能となっている。
【0003】従来のこの種のPOSターミナルは、各種
の業務モードにそれぞれ対応してLEDを表示部に設
け、現在選択されている業務モードに対応したLEDを
点灯させることによって、オペレータに現在の業務モー
ドを知らせるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LED
の点灯表示では表示が見づらいためにオペレータが現在
の業務モードを誤認識して操作をしてしまうことがあっ
た。特に、練習モードが選択されている状態にあって
は、登録モードが選択されているときと同じ入力操作が
でき、その入力データに対する表示の内容も同一になる
ため、練習モードが選択されている状態で、実際に客が
買上げる商品のデータを入力してしまっても、オペレー
タが誤りに気づかないおそれがあった。この場合、商品
販売データが記憶部に登録処理されないため、売上を正
確に管理できなくなる不具合を生じる。
【0005】そこで本発明は、現在の業務モードをオペ
レータが容易に把握でき、業務モードの誤認識による誤
操作を確実に防止できる商品販売登録データ処理装置を
提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、入力部からのデータ入力により得られる商品販売デ
ータを表示部に表示させるとともに記憶部に加算登録し
て売上を累計する業務の登録モードと、入力部からのデ
ータ入力により得られる商品販売データを表示部に表示
させ記憶部には登録しない業務の練習モードとを選択的
に実行可能な商品販売登録データ処理装置において、入
力部からのデータ入力により得られる商品販売データ等
の画像を表示する表示部のデータ表示領域に、現時点で
選択されている業務モードを識別するための画像を、商
品販売データ等の画像を認識可能な状態で重複表示させ
る機能を設けたものである。このような機能を設けたこ
とにより、表示部のデータ表示領域には、商品販売デー
タ等の画像とともに、現時点で選択されている業務モー
ドを識別するための画像が表示されるので、オペレータ
はこの画像から現時点で選択されている業務モードを容
易に認識できる。しかも、表示部のデータ表示領域に
は、入力部からのデータ入力により得られる商品販売デ
ータ等の画像が認識できる状態で表示されるので、選択
されている業務モードの処理に支障をきたすこともな
い。
【0007】本願請求項2記載の発明は、同じく登録モ
ードと練習モードとを選択的に実行可能な商品販売登録
データ処理装置において、入力部からのデータ入力によ
り得られる商品販売データ等の画像を表示する表示部の
データ表示領域に、現時点で選択されている業務モード
が予め設定された表示対象のモードであるときその業務
モードを識別するための画像を、商品販売データ等の画
像を認識可能な状態で重複表示させる機能を設けたもの
である。このような機能を設けたことにより、現時点で
選択されている業務モードが予め設定された表示対象の
モードであるとき、表示部のデータ表示領域には、商品
販売データ等の画像とともにその業務モードを識別する
ための画像が表示されるので、現時点で選択されている
業務モードが表示対象のモードであるとき、オペレータ
はこの画像から現時点で選択されている業務モードを容
易に認識できる。しかも、表示部のデータ表示領域に
は、入力部からのデータ入力により得られる商品販売デ
ータ等の画像が認識できる状態で表示されるので、選択
されている業務モードの処理に支障をきたすこともな
い。また、表示対象外の業務モードのときには業務モー
ドを識別するための画像が表示されないので、業務モー
ドを識別するための画像によって表示が見づらくなるこ
とはない。
【0008】本願請求項3記載の発明は、同じく登録モ
ードと練習モードとを選択的に実行可能な商品販売登録
データ処理装置において、表示部のデータ表示領域に表
示する商品販売データ等の画像を生成するデータ画像生
成手段と、現時点で選択されている業務モードを識別す
るための画像を生成する業務識別画像生成手段と、この
業務識別画像生成手段により生成される画像データの上
にデータ画像生成手段により生成される画像データを重
ね合わせて表示部のデータ表示領域に表示させる表示制
御手段とを設けたものである。このような手段を設けた
ことにより、業務識別画像生成手段により生成される画
像データの上にデータ画像生成手段により生成される画
像データが重ね合わされた状態で表示部のデータ表示領
域に画像が表示されるので、表示部のデータ表示領域に
は、データ画像生成手段により生成される商品販売デー
タ等の画像データとともに、現時点で選択されている業
務モードを識別するための画像データが表示される。し
たがって、オペレータはこの画像から現時点で選択され
ている業務モードを容易に認識できる。しかも、表示部
のデータ表示領域には、入力部からのデータ入力により
得られる商品販売データ等の画像が認識できる状態で表
示されるので、選択されている業務モードの処理に支障
をきたすこともない。
【0009】本願請求項4記載の発明は、上記請求項3
記載の発明に、表示対象の業務モードを設定するモード
設定手段と、現時点で選択されている業務モードがモー
ド設定手段により設定されている表示対象の業務モード
か否かを判断するモード判断手段とを設ける。そして、
業務識別画像生成手段を、モード判断手段により現時点
で選択されている業務モードが表示対象の業務モードで
あると判断されるとその業務モードを識別するための画
像を生成する手段としたものである。このような手段を
設けたことにより、現時点で選択されている業務モード
がモード設定手段により設定されている表示対象の業務
モードであるときには、業務識別画像生成手段により生
成される画像データの上にデータ画像生成手段により生
成される画像データが重ね合わされた状態で表示部のデ
ータ表示領域に画像が表示されるので、表示部のデータ
表示領域には、データ画像生成手段により生成される商
品販売データ等の画像データとともに、現時点で選択さ
れている業務モードを識別するための画像データが表示
される。したがって、オペレータはこの画像から現時点
で選択されている業務モードを容易に認識できる。しか
も、表示部のデータ表示領域には、入力部からのデータ
入力により得られる商品販売データ等の画像が認識でき
る状態で表示されるので、選択されている業務モードの
処理に支障をきたすこともない。また、表示対象外の業
務モードのときには業務モードを識別するための画像が
表示されないので、業務モードを識別するための画像に
よって表示が見づらくなることはない。
【0010】本願請求項5記載の発明は、上記請求項3
または4記載の発明において、業務識別画像生成手段に
より生成される画像データを、データ画像生成手段によ
り生成される画像データよりも濃度の薄いデータとした
ものである。このような手段を講じたことにより、入力
部からのデータ入力により得られる商品販売データ等の
画像が現時点で選択されている業務モードを識別するた
めの画像データの影響を受けずにはっきりと表示される
ので、商品販売データ等の画像をより明確に認識できる
ようになる。
【0011】本願請求項4記載の発明は、上記請求項3
または4記載の発明において、業務識別画像生成手段に
より生成される画像データを、データ画像生成手段によ
り生成される画像データよりも明度の高い色のデータと
したものである。このような手段を講じても、入力部か
らのデータ入力により得られる商品販売データ等の画像
が現時点で選択されている業務モードを識別するための
画像データの影響を受けずにはっきりと表示されるの
で、商品販売データ等の画像をより明確に認識できるよ
うになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、本発明
をホストコンピュータによって集中管理されるPOSタ
ーミナルに適用した場合である。
【0013】図1はこの実施の形態におけるPOSター
ミナル10の外観斜視図であり、このPOSターミナル
10は、現金等を収容するためのドロワ11と一体的に
なっていて、このドロワ11の開放を制御する。また、
正面側にキーボード12,モードスイッチ13及びオペ
レータ用の表示器14を設け、背面側に客用の表示器1
5を設けるとともに、レシート印字などを行うためのプ
リンタ16を内蔵し、このプリンタ16で印字されたレ
シート用紙をレシート発行口17から排出して、レシー
トを発行するようになっている。さらに、バーコード化
されたPLUコード等をスキャニングするためのスキャ
ナ18を接続している。
【0014】図2は上記POSターミナル10の制御回
路構成を示すブロック図であり、制御部本体としてCP
U(Central Processing Unit)21を搭載している。
また、プログラムデータや印字・表示文字のキャラクタ
ジェネレータデータなどの固定的データを格納したRO
M(Read Only Memory)22、PLUファイルや売上集
計メモリなどの各種メモリエリアが形成されるRAM
(Random Access Memory)23、現在の日付及び時刻を
計時する時計部24、LAN(Local Area Network)等
の通信回線を用いたデータ通信を制御する通信インタフ
ェース25を搭載している。そして、通信回線には、当
該POSターミナル10の上位機種として機能するホス
トコンピュータ等が接続されている。
【0015】POSターミナル10は、さらに、前記モ
ードスイッチ13からの信号を入力するとともに前記ド
ロワ11を自動開放させるドロワ開放装置11aにドロ
ワオープン信号を出力するI/Oポート26、前記キー
ボード12から操作キーに対応したキー信号を取込むキ
ーボードコントローラ27、前記オペレータ用表示器1
4及び客用表示器15の駆動を制御し文字などを表示さ
せる表示コントローラ28、前記プリンタ16の駆動を
制御しレシート印字等を行わせるプリンタコントローラ
29、前記スキャナ18にて読取られたバーコードデー
タを取込むスキャナコントローラ30等を搭載してい
る。そして前記CPU21と、ROM22,RAM2
3,時計部24,通信インタフェース25、I/Oポー
ト26及び各コントローラ27〜30とを、アドレスバ
ス,データバスなどのバスライン31で接続して、PO
Sターミナルの制御回路を構成している。
【0016】前記モードスイッチ13は、図3に示すよ
うに、「登録」,「点検」,「返品」,「精算」,「練
習」,「設定」等の各種業務モードの中から実行モード
を選択するためのスイッチで、鍵にて切替操作される。
【0017】「登録」とは、キーボード12やスキャナ
18等の入力部から入力される販売商品のデータにより
その商品の販売データを取得し、この商品販売データを
オペレータ用表示器14及び客用表示器15の表示部に
表示させるとともに、記憶部としての前記売上集計メモ
リに加算登録して商品の売上を累計する業務のモードで
ある。「返品」とは、前記入力部から入力される返品商
品のデータによりその商品の販売データを取得し、この
商品販売データを前記表示部に表示させるとともに、記
憶部としての前記売上集計メモリに減算登録して商品の
売上から差し引く業務のモードである。
【0018】「点検」とは、「登録」や「返品」業務の
実行により売上集計メモリにて集計された売上データを
プリンタ16により記録紙に印字出力して売上を点検す
る業務のモードである。「精算」とは、「点検」業務と
同様に売上データをプリンタ16により記録紙に印字出
力した後、売上集計メモリのデータをクリアする業務の
モードである。
【0019】「練習」とは、「登録」や「返品」業務と
同様に、前記入力部から入力される販売商品のデータに
よりその商品の販売データを取得し、この商品販売デー
タを前記表示部に表示させる業務のモードである。ただ
し、「登録」や「返品」業務とは異なり、商品販売デー
タが売上集計メモリに登録されない。すなわち、この
「練習」モードは、新人のオペレータなどが商品の登録
操作を練習する際に使用するモードである。「設定」と
は、各種業務を実行する上で必要なデータを予めメモリ
に設定する業務のモードである。
【0020】前記キーボード12は、各種業務モードで
のデータ入力に必要な置数キー,クリアキー,乗算キ
ー,小計キー,現計キー,取消キー,PLUキー等を配
設したPOSターミナル特有のものである。
【0021】前記オペレータ用表示器14及び客用表示
器15は、それぞれオペレータ及び顧客に対して販売登
録された商品の商品名,価格や合計金額などを表示可能
なもので、本実施の形態では液晶カラーディスプレイを
用いるものとする。
【0022】さて、本実施の形態のPOSターミナル1
0は、表示対象の業務モードを設定するモード設定手段
として、前記RAM23に、図4に示すフォーマットの
モード別設定テーブル40を形成している。このモード
別設定テーブル40は、各種の業務モードのうち、表示
対象の業務モードに対応して、その業務モードを識別す
るための文字列(「登録」モードに対しては「トウロ
ク」,「返品」モードに対しては「ヘンピン」,「練
習」モードにおいては「トレーニング」)を表すビット
マップデータを選択的に設定記憶したものである。
【0023】しかして、本実施の形態のPOSターミナ
ル10は、CPU21が特に図5の流れ図に示す処理を
実行するように、プログラムを構成している。すなわち
CPU21は、モードスイッチ13が切替操作されるか
(ST1)、キーボード12またはスキャナ18からデ
ータが入力されるのを待機している(ST2)。
【0024】この状態で、I/Oポート26に入力され
るモードスイッチ13からの信号によりモードスイッチ
13が切替操作されたことを検出すると(ST1のYE
S)、前記モード別設定テーブル40を検索して、上記
モードスイッチの切替操作により今回選択された業務モ
ードに対応してビットマップデータが設定されているか
否かを判断する(モード判断手段)。そして、設定され
ている場合には、その業務モードは表示対象のモードな
ので、そのビットマップデータを読み込み、オペレータ
用表示器14の画面領域に対応した第1のイメージバッ
ファに展開する(ST3:業務識別画像生成手段)。
【0025】一方、キーボードコントローラ27または
スキャナコントローラ30を介してキーボード12のキ
ー入力データ若しくはスキャナ18のスキャニングデー
タを取込んだ場合には、現在選択されている業務モード
のプログラムで入力データを処理する(ST4)。
【0026】このデータ処理において、表示データが発
生した場合には(ST5のYES)、その表示データの
ビットマップデータを作成する。そして、このビットマ
ップデータをオペレータ用表示器14の画面領域に対応
した第2のイメージバッファに展開する(ST6:デー
タ画像生成手段)。また、必要に応じて、客用表示器1
5の画面領域に対応した第3のイメージバッファに展開
する。
【0027】しかる後、前記第1のイメージバッファに
展開されたビットマップデータの上に前記第2のイメー
ジバッファに展開されたビットマップデータを重ね合わ
せて前記オペレータ用表示器14に対する表示データと
し、オペレータ用表示器14の画面領域に表示させる
(表示制御手段)。また、前記第3のイメージバッファ
にビットマップデータが展開されている場合には、その
ビットマップデータを前記客用表示器15に対する表示
データとし、客用表示器15の画面領域に表示させる。
【0028】図6において、データ61は、「登録」ま
たは「練習」のいずれかの業務モードにおいて、キーボ
ード12またはスキャナ18から商品に関するデータが
入力されたことにより得られた商品販売データの画像例
であり、この画像に対応したビットマップデータは第2
のイメージバッファに展開される。
【0029】一方、同図において、データ62は、モー
ドスイッチ13により「練習」モードが選択された際に
モード別設定テーブル40から読み出されたビットマッ
プデー「トレーニング」により生成される画像の例であ
り、この画像に対応したビットマップデータは第1のイ
メージバッファに展開される。
【0030】しかして、本実施の形態においては、第1
のイメージバッファに展開されたビットマップデータの
画像62の上に第2のイメージバッファに展開されたビ
ットマップデータの画像61が重ね合わせられてオペレ
ータ用表示器14に表示される。すなわち,図6のデー
タ63のような画像が表示される。
【0031】したがって、POSターミナル10のオペ
レータは、オペレータ用表示器14に表示される画像を
見ると、商品販売データの画像61とともに、「練習」
モードを識別するための文字列「トレーニング」の画像
62が重複表示されているので、当該POSターミナル
10は「練習」モードが選択されていると容易に認識で
きる。
【0032】なお、「登録」モードが選択されていた場
合には、文字列「トレーニング」の代わりに「登録」モ
ードを識別するための文字列「トウロク」が表示される
ので、オペレータは、オペレータ用表示器14の画面か
ら、当該POSターミナル10は「登録」モードが選択
されていると容易に認識できる。同様に、「返品」モー
ドが選択されていた場合には、「返品」モードを識別す
るための文字列「ヘンピン」が表示されるので、オペレ
ータは、オペレータ用表示器14の画面から、当該PO
Sターミナル10は「返品」モードが選択されていると
容易に認識できる。
【0033】因みに、「設定」,「点検」,「設定」の
各モードのときには、モード別設定テーブル40に対応
するビットマップデータが設定されていないので、モー
ドを識別するための文字列画像は表示されない。
【0034】このように、本実施の形態は、現時点で選
択されている業務モードが予め設定された表示対象のモ
ードであるとき、その業務モードを識別するための画像
データを生成し、この画像データの上にデータ入力によ
って生成された画像データを重ね合わせてオペレータ用
表示器14の表示領域に表示させるようにしている。し
たがって、業務モードを識別するための画像データのサ
イズはオペレータ用表示器14の表示領域全域まで広げ
られるので、現時点で選択されている業務モードを大き
く見易い文字列によってオペレータに通知できる。その
結果、オペレータが業務モードを誤認識して誤操作する
のを未然に防ぐことができる。
【0035】しかも、データ入力によって生成された画
像データは、現時点で選択されている業務モードを識別
するための画像データの上に重ね合わされて表示される
ので、データ入力によって生成された画像データが隠れ
てしまうことはなく確実に認識することができる。した
がって、オペレータの業務に支障をきたすおそれもな
い。
【0036】この場合において、現時点で選択されてい
る業務モードを識別するための画像データを、データ入
力によって生成される画像データよりも濃度が薄くなる
ように、モード別設定テーブル40に設定されるビット
マップデータを調整しておく。こうすることにより、デ
ータ入力によって生成される画像データが現時点で選択
されている業務モードを識別するための画像データの影
響を受けずにはっきりと表示されるので、オペレータの
業務に支障をきたさない効果はより確かなものとなる。
【0037】また、現時点で選択されている業務モード
が予め設定された表示対象のモードでないときには、そ
のモードを識別するための画像が表示されないので、デ
ータの画像がみづらくなることはない。
【0038】なお、本発明は、前記一実施の形態に限定
されるものではない。例えば前記一実施の形態では、現
時点で選択されている業務モードを識別するための画像
データを、データ入力によって生成される画像データよ
りも濃度が薄くなるようにしたが、現時点で選択されて
いる業務モードを識別するための画像データを、データ
入力によって生成される画像データよりも明度が高い
色、例えばデータ入力によって生成される画像データを
黒色で表示し、業務モードを識別するための画像データ
を黄色や水色等で表示するように構成してもよい。この
ように構成しても、データ入力によって生成される画像
データが現時点で選択されている業務モードを識別する
ための画像データの影響を受けずにはっきりと表示され
るので、前記一実施の形態と同様な作用効果を奏するこ
とができる。
【0039】また、前記実施の形態では、「登録」,
「返品」,「練習」の各モードを表示対象のモードと設
定したが、「返品」,「練習」の各モードを表示対象の
モードと設定し、「登録」モードを表示対象外のモード
と設定してもよい。こうすることにより、商品販売デー
タの画像61に対して、「返品」,「練習」の各モード
のときにはそのモードを識別するための画像62が表示
されるが、「登録」モードのときには表示されなくな
る。換言すれば、商品販売データの画像61のみのとき
には「登録」モードと判断できるので、本発明の効果を
奏し得る。通常、「登録」モードは多くの時間使用され
るモードなので、商品販売データの画像61のみとして
画面を見やすくする効果は大きい。
【0040】また、本発明はPOSターミナル10に限
定されるものではなく、単体の電子式キャッシュレジス
タにも同様に適用できるものである。この他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿
論である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1乃至
4記載の各発明によれば、現在の業務処理に支障をきた
すことなく、現在の業務モードをオペレータが容易に把
握できるようになり、業務モードの誤認識による誤操作
を確実に防止できる商品販売登録データ処理装置を提供
できる。また、本願請求項5及び6記載の各発明によれ
ば、上記の効果をより確実に達成できる商品販売登録デ
ータ処理装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSターミナ
ルの外観構成を示す斜視図。
【図2】 同POSターミナルの制御回路構成を示すブ
ロック図。
【図3】 同POSターミナルが有するモードスイッチ
の模式図。
【図4】 同POSターミナルのRAMに形成するモー
ド別設定テーブルのフォーマットを示す図。
【図5】 同POSターミナルのCPUが実行する主要
なプログラム処理の手順を示す流れ図。
【図6】 本発明の一実施の形態で作用説明に用いる各
画像データの一例図。
【符号の説明】
10…POSターミナル 12…キーボード 13…モードスイッチ 14…オペレータ用表示器 15…客用表示器 16…プリンタ 18…スキャナ 21…CPU 22…ROM 23…RAM 40…モード別設定テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 BA05 CB01 CE06 DA01 5B049 AA02 BB11 DD01 DD02 FF04 GG01 9A001 DD11 JJ58 KK57

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部からのデータ入力により得られる
    商品販売データを表示部に表示させるとともに記憶部に
    加算登録して売上を累計する業務の登録モードと、前記
    入力部からのデータ入力により得られる商品販売データ
    を前記表示部に表示させ前記記憶部には登録しない業務
    の練習モードとを選択的に実行可能な商品販売登録デー
    タ処理装置において、 前記入力部からのデータ入力により得られる商品販売デ
    ータ等の画像を表示する前記表示部のデータ表示領域
    に、現時点で選択されている業務モードを識別するため
    の画像を、前記商品販売データ等の画像を認識可能な状
    態で重複表示させる機能を有したことを特徴とする商品
    販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 入力部からのデータ入力により得られる
    商品販売データを表示部に表示させるとともに記憶部に
    加算登録して売上を累計する業務の登録モードと、前記
    入力部からのデータ入力により得られる商品販売データ
    を前記表示部に表示させ前記記憶部には登録しない業務
    の練習モードとを選択的に実行可能な商品販売登録デー
    タ処理装置において、 前記入力部からのデータ入力により得られる商品販売デ
    ータ等の画像を表示する前記表示部のデータ表示領域
    に、現時点で選択されている業務モードが予め設定され
    た表示対象のモードであるときその業務モードを識別す
    るための画像を、前記商品販売データ等の画像を認識可
    能な状態で重複表示させる機能を有したことを特徴とす
    る商品販売登録データ処理装置。
  3. 【請求項3】 入力部からのデータ入力により得られる
    商品販売データを表示部に表示させるとともに記憶部に
    加算登録して売上を累計する業務の登録モードと、前記
    入力部からのデータ入力により得られる商品販売データ
    を前記表示部に表示させ前記記憶部には登録しない業務
    の練習モードとを選択的に実行可能な商品販売登録デー
    タ処理装置において、 前記表示部のデータ表示領域に表示する商品販売データ
    等の画像を生成するデータ画像生成手段と、現時点で選
    択されている業務モードを識別するための画像を生成す
    る業務識別画像生成手段と、この業務識別画像生成手段
    により生成される画像データの上に前記データ画像生成
    手段により生成される画像データを重ね合わせて前記表
    示部のデータ表示領域に表示させる表示制御手段とを具
    備したことを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  4. 【請求項4】 入力部からのデータ入力により得られる
    商品販売データを表示部に表示させるとともに記憶部に
    加算登録して売上を累計する業務の登録モードと、前記
    入力部からのデータ入力により得られる商品販売データ
    を前記表示部に表示させ前記記憶部には登録しない業務
    の練習モードとを選択的に実行可能な商品販売登録デー
    タ処理装置において、 前記表示部のデータ表示領域に表示する商品販売データ
    等の画像を生成するデータ画像生成手段と、表示対象の
    業務モードを設定するモード設定手段と、現時点で選択
    されている業務モードが前記モード設定手段により設定
    されている表示対象の業務モードか否かを判断するモー
    ド判断手段と、このモード判断手段により現時点で選択
    されている業務モードが表示対象の業務モードであると
    判断されるとその業務モードを識別するための画像を生
    成する業務識別画像生成手段と、この業務識別画像生成
    手段により生成される画像データの上に前記データ画像
    生成手段により生成される画像データを重ね合わせて前
    記表示部のデータ表示領域に表示させる表示制御手段と
    を具備したことを特徴とする商品販売登録データ処理装
    置。
  5. 【請求項5】 業務識別画像生成手段により生成される
    画像データは、データ画像生成手段により生成される画
    像データよりも濃度を薄くしたことを特徴とする請求項
    3または4記載の商品販売登録データ処理装置。
  6. 【請求項6】 業務識別画像生成手段により生成される
    画像データは、データ画像生成手段により生成される画
    像データよりも明度の高い色を用いたことを特徴とする
    請求項3または4記載の商品販売登録データ処理装置。
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