JP2005346262A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前回と同じPLUコードや部門コード等の売上を点検する場合にはコードの指定操作を省略できるようにする。
【解決手段】個別印刷により商品売上データを印刷出力するコードが指定されると、その指定されたコードの商品売上データを売上集計部から取得して記録紙に印刷出力する。また、最初のコードが指定された際には、コード保管部に保管されているコードをクリアし、その後、その最初のコードから順次指定されたコードをコード保管部に書込む。そして、コードが指定されることなく個別印刷の実行が指令された場合には、コード保管部に保管されているコードの商品売上データを売上集計部から取得して記録紙に印刷出力する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、電子式キャッシュレジスタ,POS(Point Of Sales)端末等の商品販売データ処理装置に関する。
一般に、この種の商品販売データ処理装置は、入力された各商品の販売データをその商品を識別する商品識別コード(単品コード,商品コード,PLUコード等と称される)やその商品の分類を識別する商品分類コード(部門コード,グループコード,クラスコード等と称される)等のコード別に集計して商品売上データを得、この商品売上データをレシート用紙等の記録紙に印刷出力することで各商品の売上動向を適時点検できるようになっている。
ところで、多くの品種を取り扱う小売店では、商品識別コードの数は勿論のこと商品分類コードの数も増えるため、点検の都度、全てのコードの商品売上データを印刷出力していては印刷に長時間を要する。また、常に全ての商品の売上動向をチェックする必要はない。
そこで従来、集計した値が所定の値、例えば0のときにはその値の項目全てを印刷しないようにして、印刷時間の短縮及び記録紙の消費節約を図るようにした商品販売データ処理装置は既に知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−123143公報
しかしながら、集計した値が所定値の項目の印刷を省略するようにした従来技術においては、必ずしも売上を点検したい項目のデータだけが印刷出力されるわけではなく、無駄な項目のデータも同時に印刷出力される場合が殆どである。また逆に、必要な項目のデータが印刷出力されない場合もあり得る。
そこで、売上を点検したい項目をその都度指定することで、指定項目の売上集計データだけを印刷出力する、いわゆる個別点検機能を備えた商品販売データ処理装置があった。しかし、従来の個別点検機能は、前回と同じ項目の売上を点検する場合も毎回同じ項目を指定しなければならないという不便があった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、前回と同じ項目の売上を点検する場合には項目指定操作を省略できる個別点検機能を備えた商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
本発明は、入力された各商品の販売データをその商品に設定されたコード、例えば商品識別コードや商品分類コード別に集計して商品売上データを得る売上集計部を有し、この売上集計部にて集計されたコード別の商品売上データを記録紙に印刷出力することが可能な商品販売データ処理装置において、売上集計部にてコード別に集計された商品売上データのうち指定されたコードの商品売上データを印刷出力する個別印刷を指令する個別印刷指令手段を設ける。また、個別印刷により商品売上データを印刷出力するコードを指定するコード指定手段と、指定されたコードを保管するコード保管部とを設ける。そして、コード指定手段によりコードが指定されると、個別印刷実行手段が動作して、その指定されたコードの商品売上データを売上集計部から取得して記録紙に印刷出力する。また、最初のコードが指定された際には、コード保管処理手段によりコード保管部に保管されているコードをクリアし、その後、その最初のコードから順次指定されたコードをコード保管部に書込むようにする。そして、コードが指定されることなく個別印刷の実行が指令された場合には、履歴印刷実行手段が動作して、コード保管部に保管されているコードの商品売上データを売上集計部から取得して記録紙に印刷出力するようにしたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、前回と同じ項目の売上を点検する場合には項目指定操作を省略できる個別点検機能を備えた商品販売データ処理装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、各商品を識別する商品識別コードをPLUコードとし、各商品を分類する商品分類コードを部門コードとして、PLUコード別及び部門コード別に各商品の売上データを集計するようにした電子式キャッシュレジスタに本発明を適用した場合である。
図1は本実施の形態における電子式キャッシュレジスタ1の外観を示す斜視図である。電子式キャッシュレジスタ1は、その前面手前側にキーボード2とモードスイッチ3の操作手段を設けている。また、その前面後方にオペレータ用の表示器4と顧客用の表示器5とを設けている。さらに、レシート印字を行うためのプリンタ6を内蔵しており、このプリンタ6によって印刷されたレシート用紙をレシート発行口7から排出するようになっている。また、電子式キャッシュレジスタ1は、釣銭等を収容するためのドロワ8を設けている。
キーボード2は、図2に示すように、「00」「0」〜「9」の置数キー21の他、クリアキー22、複数(図では10)の部門コードがプリセットされるプリセット部門キー23、複数(図では19)のPLUコードがプリセットされるプリセットPLUキー24、小計キー25、預/現計キー26、×キー27、部門キー28、PLUキー29等の各種ファンクションキーを配設したものである。
モードスイッチ3は、図3に示すように、「登録」,「点検」,「精算」,「設定」,「休止」等の各種業務モードを選択するための切替式のスイッチである。因みに、「登録」とは、キーボード2のキー操作により入力された販売商品のPLUコードまたは部門コードに基づいてその商品の販売点数,販売金額等の商品販売データをメモリ上でPLUコードまたは部門コード等の項目別に集計する業務のモードである。「点検」とは、「登録」によってPLUコードまたは部門コード等の項目別に集計された各商品の売上データをプリンタ6によりレシート用紙に印刷する業務のモードである。「精算」とは、「点検」と同様に項目別に集計された各商品の売上データをプリンタ6によりレシート用紙に印刷した後、メモリ上で集計されたデータをクリアする業務のモードである。
図4は電子式キャッシュレジスタに実装される制御回路の機能構成を示すブロック図である。電子式キャッシュレジスタは、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)41を搭載している。また、プログラム等の固定的データが予め格納されたROM(Read Only Memory)42、可変的なデータを記憶するための各種メモリエリア等が形成されたRAM(Random Access Memory)43、現在の日付及び時刻を計時する時計部44、モードスイッチ3の信号が入力されるポートとドロワ8への開放指令信号が出力されるポートとを有するI/O(Input/Output)ポート45、前記キーボード2から操作キーに対応したキー信号が入力されるキーボードコントローラ46、前記オペレータ用表示器4に表示データに対応した文字,数字等を表示させる表示コントローラ47、前記客用表示器5に表示データに対応した文字,数字等を表示させる表示コントローラ48、前記プリンタ6による印字動作を制御するプリンタコントローラ49等を備えている。CPU41と、ROM42,RAM43,時計部44、I/Oポート45及び各種入出力機器のコントローラ46〜49とは、アドレスバス,データバス等のバスラインで接続されている。
前記RAM43には、特に図5に示すエリア構造のPLU売上テーブル51、部門売上テーブル52、PLU個別点検履歴テーブル53、部門個別点検履歴テーブル54、PLU個別点検履歴フラグF1のフラグメモリ55及び部門個別点検履歴フラグF2のフラグメモリ56が設けられている。
PLU売上テーブル51は、各商品にそれぞれ設定されたPLUコードに対応して、そのPLUコードが設定された商品の名称であるPLU名称、その商品1点当たりの価格である単価及びその商品が属する部門コードであるリンク部門の各データを設定するとともに、その商品の売上点数及び売上金額の商品売上データを集計するもので、PLU別売上集計部を構成している。
部門売上テーブル52は、各商品を分類する部門コードに対応して、その部門コードの特定名称である部門名称データを設定するとともに、その部門に属する商品の売上点数及び売上金額の商品売上データを集計するもので、部門別売上集計部を構成している。
PLU個別点検履歴テーブル53は、前回のPLU個別点検時に指定されたPLUコードを全て保管するエリアである。また、部門個別点検履歴テーブル54は、前回の部門個別点検時に指定された部門コードを全て保管するエリアである。このPLU個別点検履歴テーブル53及び部門個別点検履歴テーブル54は、コード保管部を構成している。本実施の形態では、PLU個別点検履歴テーブル53及び部門個別点検履歴テーブル54は、最大で100個のコードを保管できるようになっている。
フラグメモリ55のPLU個別点検履歴フラグF1は、上記PLU個別点検履歴テーブル53にPLUコードを保管する際に“1”にセットされる。フラグメモリ56の部門個別点検履歴フラグF2は、上記部門個別点検履歴テーブル54に部門コードを保管する際に“1”にセットされる。
しかして、この電子式キャッシュレジスタは、「登録」モードが選択されている状態において、キーボード2のプリセットPLUキー24または置数キー21とPLUキー29との入力により販売商品のPLUコードが入力されると、CPU41が以下の売上集計処理を実行するものとなっている。すなわちCPU41は、入力されたPLUコードでPLU売上テーブル51を検索して、対応するPLU名称,単価及びリンク部門のデータを取得する。そして、単価に販売点数(PLUコードの入力直前に置数キー21と×キー27とにより乗数が入力されていた場合にはその乗数、入力されていない場合には“1”)を乗算して販売金額を算出する。そして、販売点数及び販売金額を、PLU売上テーブル51の当該PLUコードに対応する売上点数データ及び売上金額データに加算する。また、同販売点数及び販売金額を、部門売上テーブル52のリンク部門コードに対応する売上点数データ及び売上金額データに加算するものとなっている。
かくして、PLU売上テーブル51においては、各商品を識別するPLUコードに対応して販売入力された各商品の売上点数及び売上金額の商品売上データが集計されこととなり、部門売上テーブル52においては、各商品を分類する部門コードに対応して販売入力された各商品の売上点数及び売上金額の商品売上データが集計されることとなる。
また、この電子式キャッシュレジスタは、モードスイッチ3が切替え操作されて「点検」モードが選択されると、CPU41が特に図6〜図8の流れ図に示す処理を実行するものとなっている。
先ず、CPU41は、図6のST1として点検業務の中のいずれかの業務を指定する点検コードが入力されるのを待機する。そして、キーボード2の置数キー21と例えば小計キー25との操作によりいずれかの点検コードが入力されると、その点検コードによって指定された点検業務の処理を実行する。なお、点検業務としては、PLU売上テーブル51にてPLUコード別に集計された各商品の売上データを全て印刷出力するPLU通常点検業務、PLUコード別に集計された各商品の売上データの中から指定されたPLUコードの商品売上データを抽出して印刷出力するPLU個別点検業務、部門売上テーブル52にて部門コード別に集計された各商品の売上データを全て印刷出力する部門通常点検業務、部門コード別に集計された各商品の売上データの中から指定された部門コードの商品売上データを抽出して印刷出力する部門個別点検業務等がある。
今、PLU個別点検業務を指定する点検コードが入力されたとする。そうすると、CPU41は、図7に具体的に示すPLU個別点検処理を開始する。すなわちCPU41は、ST2としてPLU個別点検レポートの発行を指令するキー、例えば預/現計キー26が入力されるか、ST3として個別印刷を行うPLUコードが入力されるのを待機する。
プリセットPLUキー24または置数キー21とPLUキー29との入力により個別印刷を行うPLUコードが入力された場合には、CPU41は、PLU売上テーブル51を検索して当該PLUコードに対応するPLU名称,売上点数及び売上金額の各データを取得する。そして、このPLUコードとPLU名称,売上点数及び売上金額の各データをプリンタ6によりレシート用紙に印字出力する(個別印刷実行手段)。
次に、CPU41は、ST4としてPLU個別点検履歴フラグF1をチェックする。ここで、PLU個別点検履歴フラグF1が“0”にリセットされていた場合には、個別点検を行う最初のPLUコードが入力されたので、CPU41は、PLU個別点検履歴テーブル53に保管されている全てのPLUコードをクリアする。次いで、カウンタNを“0”に初期化するとともにPLU個別点検履歴フラグF1を“1”にセットしたならば、ST5としてカウンタNを「1」だけカウントアップする。そして、PLU個別点検履歴テーブル53のナンバーN(NはカウンタNの値)の領域に、入力されたPLUコードを書込む(コード保管処理手段)。
これに対し、ST4にてPLU個別点検履歴フラグF1が“1”にセットされていた場合には、個別点検を行う2品目以降のPLUコードが入力されたので、CPU41は、ST5の処理に進み、カウンタNを「1」だけカウントアップする。そして、PLU個別点検履歴テーブル53のナンバーN(NはカウンタNの値)の領域に、入力されたPLUコードを書込む(コード保管処理手段)。
こうして、PLUコードが入力される毎に上述した処理を繰返す。そして、預/現計キー26の入力を検知した場合には、PLU個別点検レポートの発行が指令されたので、CPU41は、ST6としてPLU個別点検履歴フラグF1をチェックする。この場合、PLU個別点検履歴フラグF1は“1”にセットされているので、CPU41は、PLU個別点検履歴フラグF1を“0”にリセットするとともに、ロングレシート処理をプリンタ6に指令し、レシート用紙をPLU個別点検レポートとして発行させて、今回のPLU個別点検業務を終了する。
一方、PLU個別点検業務を指定する点検コードが入力された後、PLUコードの入力無しに預/現計キー26が入力された場合には、CPU41は、ST6としてPLU個別点検履歴フラグF1をチェックする。この場合、PLU個別点検履歴フラグF1は“0”にリセットされているので、CPU41は、カウンタNを“0”に一旦初期化する。
次いで、CPU41は、カウンタNを「1」だけカウントアップしたならば、ST7としてPLU個別点検履歴テーブル53のナンバーN(NはカウンタNの値)の領域を検索し、PLUコードが保管されているか否かを判断する。そして、保管されている場合にはそのPLUコードを取得し、PLU売上テーブル51を検索して当該PLUコードに対応するPLU名称,売上点数及び売上金額の各データを取得する。そして、このPLUコードとPLU名称,売上点数及び売上金額の各データをプリンタ6によりレシート用紙に印字出力する(履歴印刷実行手段)。
その後、CPU41は、カウンタNをさらに「1」だけカウントアップする。そして、PLU個別点検履歴テーブル53のナンバーNの領域を検索し、PLUコードが保管されている場合にはそのPLUコードに対応するPLU名称,売上点数及び売上金額の各データをレシート用紙に印字出力する処理を繰返す。
こうして、PLU個別点検履歴テーブル53のナンバーNの領域を検索した結果、PLUコードが保管されていないことを確認した場合には、CPU41は、ロングレシート処理をプリンタ6に指令し、レシート用紙をPLU個別点検レポートとして発行させて、今回のPLU個別点検業務を終了する。
部門個別点検業務を指定する点検コードが入力された場合には、CPU41は、図8に具体的に示す部門個別点検処理を開始する。すなわちCPU41は、ST11として部門個別点検レポートの発行を指令するキー、例えば預/現計キー26が入力されるか、ST12として個別印刷を行う部門コードが入力されるのを待機する。
プリセット部門キー23または置数キー21と部門キー28との入力により個別印刷を行う部門コードが入力された場合には、CPU41は、部門売上テーブル52を検索して当該部門コードに対応する部門名称,売上点数及び売上金額の各データを取得する。そして、この部門コードと部門名称,売上点数及び売上金額の各データをプリンタ6によりレシート用紙に印字出力する(個別印刷実行手段)。
次に、CPU41は、ST13として部門個別点検履歴フラグF2をチェックする。ここで、部門個別点検履歴フラグF2が“0”にリセットされていた場合には、個別点検を行う最初の部門コードが入力されたので、CPU41は、部門個別点検履歴テーブル54に保管されている全ての部門コードをクリアする。次いで、カウンタNを“0”に初期化するとともに部門個別点検履歴フラグF2を“1”にセットしたならば、ST14としてカウンタNを「1」だけカウントアップする。そして、部門個別点検履歴テーブル54のナンバーN(NはカウンタNの値)の領域に、入力された部門コードを書込む(コード保管処理手段)。
これに対し、ST13にて部門個別点検履歴フラグF2が“1”にセットされていた場合には、個別点検を行う2品目以降の部門コードが入力されたので、CPU41は、ST14の処理に進み、カウンタNを「1」だけカウントアップする。そして、部門個別点検履歴テーブル54のナンバーN(NはカウンタNの値)の領域に、入力された部門コードを書込む(コード保管処理手段)。
こうして、部門コードが入力される毎に上述した処理を繰返す。そして、預/現計キー26の入力を検知した場合には、部門個別点検レポートの発行が指令されたので、CPU41は、ST15として部門個別点検履歴フラグF2をチェックする。この場合、部門個別点検履歴フラグF2は“1”にセットされているので、CPU41は、部門個別点検履歴フラグF2を“0”にリセットするとともに、ロングレシート処理をプリンタ6に指令し、レシート用紙を部門個別点検レポートとして発行させて、今回の部門個別点検業務を終了する。
一方、部門個別点検業務を指定する点検コードが入力された後、部門コードの入力無しに預/現計キー26が入力された場合には、CPU41は、ST15として部門個別点検履歴フラグF2をチェックする。この場合、部門個別点検履歴フラグF2は“0”にリセットされているので、CPU41は、カウンタNを“0”に一旦初期化する。
次いで、CPU41は、カウンタNを「1」だけカウントアップしたならば、ST16として部門個別点検履歴テーブル54のナンバーN(NはカウンタNの値)の領域を検索し、部門コードが保管されているか否かを判断する。そして、保管されている場合にはその部門コードを取得し、部門売上テーブル52を検索して当該部門コードに対応する部門名称,売上点数及び売上金額の各データを取得する。そして、この部門コードと部門名称,売上点数及び売上金額の各データをプリンタ6によりレシート用紙に印字出力する(履歴印刷実行手段)。
その後、CPU41は、カウンタNをさらに「1」だけカウントアップする。そして、部門個別点検履歴テーブル54のナンバーNの領域を検索し、部門コードが保管されている場合にはその部門コードに対応する部門名称,売上点数及び売上金額の各データをレシート用紙に印字出力する処理を繰返す。
こうして、部門個別点検履歴テーブル54のナンバーNの領域を検索した結果、部門コードが保管されていないことを確認した場合には、CPU41は、ロングレシート処理をプリンタ6に指令し、レシート用紙を部門個別点検レポートとして発行させて、今回の部門個別点検業務を終了する。
このように構成された本実施の形態において、例えばPLU個別点検業務を行う場合には、オペレータは、モードスイッチ3を「点検」の位置に切替えた後、PLU個別点検業務を指定する点検コードを置数し、小計キー25を入力してPLU個別点検業務を選択する。次いで、オペレータは、前回のPLU個別点検業務と同じPLUコードの売上を点検するか否かを判断する。
ここで、前回のPLU個別点検業務の時とは売上を点検するPLUコードが1つでも異なる場合には、オペレータは、売上を点検する全てのPLUコードを1つ1つ順番に入力し、入力し終えたならば預/現計キー26を操作して、PLU個別点検レポートの発行を指令する。こうすることにより、PLU売上テーブル51にて集計されているPLUコード別の売上データのうち、指定されたPLUコードの売上データのみが印刷されたレシート用紙が、PLU個別点検レポートとして発行される。また、入力されたPLUコードがPLU個別点検履歴テーブル53に順番に保管される。
この場合、PLU個別点検レポートに印字されるのは指定されたPLUコードの売上データのみなので、全てのPLUコードの売上データを印刷する場合と比較して印刷に要するコストを大幅に低減することができる。
一方、前回のPLU個別点検業務の時と売上を点検するPLUコードが全て一致する場合には、オペレータは、PLUコードの入力無しに預/現計キー26を操作して、PLU個別点検レポートの発行を指令する。こうすることにより、PLU個別点検履歴テーブル53に保管されているPLUコードが順番に抽出され、その都度、当該PLUコードが入力されたときと同様にしてそのPLUコード別に集計された売上データがレシート用紙に印刷される。そして、このレシート用紙がPLU個別点検レポートとして発行される。
したがって、前回と同一商品の売上データを点検する場合には、その商品のPLUコードを入力する手間を省略できるので、PLU個別点検レポートを得るまでの処理時間をより一層短縮することができる。また、操作が簡略化されるので、オペレータの負担も大幅に軽減できる。この効果は、同一商品の売上データを定期的に点検する運用において、大変に有効である。
なお、このような作用効果は、PLU個別点検業務を行う場合だけに限るものではなく、PLU個別点検履歴テーブル53に対応した部門個別点検履歴テーブル54を備えた本実施の形態においては、部門個別点検業務を行う場合も同様に作用し、同等の効果を奏することは言うまでもないことである。
また、PLUコード以外の商品識別コードや部門コード以外の商品分類コード別に売上データを集計する電子式キャッシュレジスタあるいはPOS端末に、本発明を適用できるのは勿論である。
また、前記実施の形態では、例えばPLU個別点検業務においてPLUコードが入力されると、そのPLUコードに対応した売上データを印字するとともにそのPLUコードをPLU個別点検履歴テーブル53に保管したが、PLUコードが入力されると、そのPLUコードをPLU個別点検履歴テーブル53に保管し、PLU個別点検レポートの発行を指令するキー操作が行なわれると、PLU個別点検履歴テーブル53に保管されているPLUコードに対応した売上データを順次印字して、PLU個別点検レポートを発行するようにしてもよい。こうすることにより、前回と同じPLUコードの個別点検レポートを発行する場合、すなわちPLUコードの入力無しにPLU個別点検レポートの発行を指令するキー操作が行なわれた場合とデータの印字動作が共通するので、プログラムを簡略化できる利点がある。このことは、部門個別点検業務においても同様である。
本発明の一実施の形態である電子式キャッシュレジスタの外観図。 同電子式キャッシュレジスタにおけるキーボードの主要なキー配置を示す模式図。 同電子式キャッシュレジスタのモードスイッチを示す模式図。 同電子式キャッシュレジスタに実装される制御回路の機能構成を示すブロック図。 同電子式キャッシュレジスタのRAMに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。 同電子式キャッシュレジスタのCPUが実行する「点検」モード処理の概略を示す流れ図。 図6におけるPLU個別点検処理を具体的に示す流れ図。 図6における部門個別点検処理を具体的に示す流れ図。
符号の説明
1…電子式キャッシュレジスタ、2…キーボード、3…モードスイッチ、4…オペレータ用表示器、5…客用表示器、6…プリンタ、41…CPU、42…ROM、43…RAM、51…PLU売上テーブル、52…部門売上テーブル、53…PLU個別点検履歴テーブル、54…部門個別点検履歴テーブル。

Claims (2)

  1. 入力された各商品の販売データをその商品に設定されたコード別に集計して商品売上データを得る売上集計部を有し、この売上集計部にて集計されたコード別の商品売上データを記録紙に印刷出力することが可能な商品販売データ処理装置において、
    前記売上集計部にてコード別に集計された商品売上データのうち指定されたコードの商品売上データを印刷出力する個別印刷を指令する個別印刷指令手段と、
    前記個別印刷により商品売上データを印刷出力するコードを指定するコード指定手段と、
    このコード指定手段により指定されたコードの商品売上データを前記売上集計部から取得して前記記録紙に印刷出力する個別印刷実行手段と、
    前記コード指定手段により指定されたコードを保管するコード保管部と、
    前記コード指定手段により最初のコードが指定されると前記コード保管部に保管されているコードをクリアし、その後、その最初のコードから順次指定されたコードを前記コード保管部に書込むコード保管処理手段と、
    コードが指定されることなく個別印刷の実行が指令されると、前記コード保管部に保管されているコードの商品売上データを前記売上集計部から取得して前記記録紙に印刷出力する履歴印刷実行手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記商品に設定されたコードは、各商品をそれぞれ識別する商品識別コードまたは各商品の分類を識別する商品分類コードのいずれか一方または両方であることを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011003015A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Toshiba Tec Corp 出力装置、およびプログラム
JP2012216243A (ja) * 2012-08-01 2012-11-08 Toshiba Tec Corp 出力装置、およびプログラム

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