JP4459700B2 - 商品ラベルのラベルフォーマット設定装置及びそれを有するラベル印字装置並びにラベルフォーマット設定プログラム - Google Patents

商品ラベルのラベルフォーマット設定装置及びそれを有するラベル印字装置並びにラベルフォーマット設定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品ラベルの印字項目ごとに印字フォーマットを選択させて、商品ラベル全体のラベルフォーマットを設定することができる、ラベルフォーマット設定装置及びそれを有するラベル印字装置並びにラベルフォーマット設定プログラムプログラムに関する。
従来、小売店の店頭における消費者への商品情報表示手段として、商品に直接貼付される貼付ラベルや、商品の陳列場所の近傍に掲げられるポップ広告等の商品ラベルが使用されている。例えば、貼付ラベルは、商品名、産地、調理方法、保存方法、包装容器の材質、消費期限、加工日、単価、正味量、本体価格、消費税込価格等の複数の印字項目を備えており、商品の種類に応じて、ラベル全体のデザインが予め設定されている。ラベル全体のデザインを構成するラベルフォーマットは、上記した印字項目ごとに、適用する印字フォーマット(印字サイズ、印字色、印字フォント等)を選択することにより作成され、作成されたラベルフォーマットは、必要に応じて呼び出すことができるように記憶されている。
ところで、上記印字項目に適用する印字フォーマットの選択は、ラベルフォーマットを作成する担当者が自由に行えるわけではなく、所定のルールに従って選択する必要がある。例えば、商品ラベルに、商品の本体価格と消費税込価格を併記することがある(例えば、特許文献1参照)が、取り決め上、これらに適用する印字フォーマットについては、本体価格が消費税込価格より目立つように表示される組み合わせを避けなければならず、また、商品ラベルには、商品の通常価格と特売価格を併記することがあるが、消費者へ安さをアピールするために、これらに適用する印字フォーマットについては、通常価格が特売価格より目立つように表示される組み合わせを避けるようにしなければならないこと等が考えられる。
特開2003−16529号公報
しかしながら、商品の種類に応じて設定すべき商品ラベルの数はきわめて多く、しかも、各商品ラベルが多数の印字項目を備えるために、ラベルフォーマットの作成担当者によるチェック洩れを完全になくすことは難しい。したがって、印字フォーマットを誤って選択し、その選択ミスに気付かないままに設定された不適正なラベルフォーマットで商品ラベルを印字してしまうおそれがあった。しかも、上記のように、一方の印字フォーマットが他方に印字フォーマット比べて目立つか否かという感覚的な判断をするために、担当者の違いによって判断結果が異なることが有り得る。
本発明は、上記のような問題点を解決すべく、商品ラベルのラベルフォーマットを設定する際に、商品ラベルの特定印字項目に対して選択される印字フォーマットが、他の特定印字項目に対して選択される印字フォーマットとの関係において、不適正なものとならないように監視できるようにした商品ラベルのラベルフォーマット設定装置及びそれを有するラベル印字装置並びにラベルフォーマット設定プログラムを提供する。
請求項1の発明は、複数の印字項目を備える商品ラベルの印字項目ごとに適用する文字サイズ、文字色若しくはフォント又はこれらの複合としての印字フォーマットを選択させることにより、商品ラベル全体のラベルフォーマットを設定することができる商品ラベルのラベルフォーマット設定装置であって、前記複数の印字項目のうちの2以上の特定印字項目について選択された印字フォーマットの組み合わせが、所定の不適正な組み合わせに該当するか否かを判定することを特徴とする商品ラベルのラベルフォーマット設定装置を提供する。
請求項2の発明は、前記特定印字項目について選択された印字フォーマットの組み合わせが、前記所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、警告及び/又は選択の取消しをすることを特徴とする請求項1に記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定装置を提供する。
請求項3の発明は、前記特定印字項目について選択された印字フォーマットの組み合わせが、前記所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、前記所定の不適正な組み合わせに該当しなくなるように、前記特定印字項目のすべて又は一部の印字フォーマットを自動的に変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定装置を提供する。
請求項の発明は、前記特定印字項目は、前記商品ラベルが使用される商品の本体価格及び消費税込価格であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定装置を提供する。
請求項の発明は、前記特定印字項目は、前記商品ラベルが使用される商品の通常価格及び特売価格であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定装置を提供する。
請求項の発明は、請求項1からのいずれかに記載のラベルフォーマット設定装置を有してなり、前記ラベルフォーマット設定装置により設定されたラベルフォーマットに基づいて、商品ラベルを印字することを特徴とする商品ラベルの印字装置を提供する。
請求項の発明は、複数の印字項目を備える商品ラベルの印字項目ごとに適用する印字フォーマットを選択させることにより、商品ラベル全体のラベルフォーマットを設定することができるラベルフォーマット設定プログラムであって、コンピュータを、印字項目ごとに適用する印字フォーマットを選択させる印字フォーマット選択手段、選択された印字フォーマットを対応する印字項目と関連付けて記憶する記憶手段、及び前記複数の印字項目のうちの2以上の特定印字項目に関連付けて記憶される印字フォーマットが所定の不適正な組み合わせに該当するか否かを判定する判定手段、として機能させることを特徴とする商品ラベルのラベルフォーマット設定プログラムを提供する。
請求項の発明は、前記特定印字項目に関連付けて記憶される印字フォーマットが、前記判定手段により前記所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、
コンピュータを、警告をする警告手段及び/又は選択の取消しをする取消手段、として機能させることを特徴とする請求項に記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定プログラムを提供する。
請求項の発明は、前記特定印字項目に関連付けて記憶される印字フォーマットが、前記判定手段により、前記所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、コンピュータを、前記所定の不適正な組み合わせに該当しなくなるように、前記特定印字項目の両方又はいずれかの印字フォーマットを自動的に変更する変更手段として機能させることを特徴とする請求項又はに記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定プログラムを提供する。
上記請求項1〜に記載の発明によれば、ラベルフォーマットの設定時に、商品ラベルの2以上の特定印字項目について選択された文字サイズ、文字色若しくはフォント又はこれらの複合としての印字フォーマットの組み合わせが、所定の不適正な組み合わせに該当するか否かを判定するので、印字フォーマットの組み合わせが不適正なラベルフォーマットを誤って設定したり、そのような誤ったラベルフォーマットで商品ラベルを印字したりする可能性を排除できるという優れた効果を奏し得るものである。
特に上記請求項2又はに記載の発明によれば、所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合に、警告及び/又は選択の取消しをするので、ラベルフォーマットの誤設定や、誤設定したラベルフォーマットによる商品ラベルの印字を、一層確実に排除することができるという優れた効果を奏し得るものである。
また、特に上記請求項3又はに記載の発明によれば、所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合に、不適正な組み合わせに該当しなくなるように自動的に印字フォーマットを変更するので、ラベルフォーマットの誤設定や、誤設定したラベルフォーマットによる商品ラベルの印字を、一層確実に排除することができ、さらに、ラベルフォーマットを設定する作業担当者の負担を軽減することができるという優れた効果を奏し得るものである。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら説明する。
〔ラベル印字装置1〕
図1は、本実施形態に係るラベルフォーマット設定装置を有してなるラベル印字装置1の外観斜視図であり、図2は、そのブロック構成図である。ラベル印字装置1は、商品に貼付される商品ラベルを印字するための装置であって、表示部及び操作入力部として機能する液晶タッチパネル11、専ら操作入力部として機能するストロークキー12、商品ラベルを印字発行する印字部13、商品重量を計量する計量部14、及び制御部15(図1では不図示)を備えてなる。
制御部15は、装置の作動を制御処理するためのCPU151に、CPU151により実行されるプログラムが書換え不能に記憶されるROM152と、商品ごとに商品ラベルの印字項目(例えば、商品名、産地、調理方法、保存方法、消費期限、加工日、単価等)が割付け設定されたプライスルックアップ情報(以下「PLU情報」という)や商品の種類に応じて設定されて商品ラベルのデザインを構成するラベルフォーマット等が書換え可能に記憶されるRAM153と、商品ラベルに表示される加工日、消費期限を求めるためのカレンダー時計154と、が接続されてなる。
商品ラベルを印字発行させるときは、液晶タッチパネル11やストロークキー12を操作して、商品ラベルを発行しようとする商品に対応するPLU情報を読み出し、計量部14に商品を載せる。CPU151は、ROM152に記憶されるプログラムを実行して、計量部14により計量される商品の正味量と読み出されたPLU情報から得られる単価に基づいて、本体価格と消費税込価格とを算出し、これをカレンダー時計154の時間情報に基づいて算出される加工日や消費期限とともに、RAM153に記憶させる。
上記のようにして算出、記憶された情報は、PLU情報の割付け設定に従って、商品ラベル上における配置がなされ、予め設定されるラベルフォーマットに基づいて、商品ラベルとして印字されるものである。図3(a)は、予め設定されたラベルフォーマットに基づいて、ラベル印字装置1により印字される商品ラベルLの一例を示す。商品ラベルLは、その裏面に、粘着剤が塗布されて商品に貼付することができる貼付ラベルとされており、その表面には、商品名、産地、消費期限、加工日、単価、正味量、消費税込価格、本体価格等、複数の印字項目を備えられている。
〔ラベルフォーマット設定装置〕
ラベルフォーマットは、ラベル印字装置1に備えられるラベルフォーマット設定装置により、上記印字項目ごとに適用する印字フォーマット(文字サイズ、文字色、フォントの組み合わせ)を、作業担当者に選択させることで設定される。具体的には、PLU情報を読み出して、液晶タッチパネル11の表示画面上に印字項目を表示させ、すべての印字項目について適用する印字フォーマットを選択し確定させる作業を繰り返すことにより設定される。
ここで、上記印字項目のうち、消費税込価格と本体価格の2つの印字項目が併記される商品ラベルを作成する場合、所定の取り決めにより、本体価格が消費税込価格より目立つように表示されることは避けなければならないとされている。これに対して、本実施形態に係るラベルフォーマット設定装置、すなわちラベル印字装置1では、ラベルフォーマットの設定時に、本体価格と消費税込価格について選択された印字フォーマットの組み合わせが、本体価格が消費税込価格よりも目立つように表示する不適正な組み合わせに該当するか否かを判定することとし、不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、その旨の警告メッセージを液晶タッチパネル11に、警告メッセージを表示することとしている。また、その不適正な組み合わせに該当しなくなるように、本体価格の印字フォーマットを自動的に変更する処理を行うこととしている。
本実施形態では、本体価格が消費税込価格よりも目立つように表示することになる不適正な組み合わせを、文字サイズ、文字色、フォントごとに予め設定しておき、本体価格及び消費税込価格について選択された文字サイズ、文字色、フォントのいずれか一つでも、その不適正な組み合わせに該当する場合には、印字フォーマットが、本体価格が消費税込価格よりも目立つように表示する不適正な組み合わせに該当するものと判定することとしている。文字サイズについては、例えば、図3(b)に示されるように本体価格が消費税込価格よりも大きく印字される場合には、本体価格が目立つ不適正な組み合わせに該当することと定めており、CPU151にそのような処理を実行させるためのプログラムをROM152に記憶させている。なお、本体価格の文字サイズが、消費税込価格と同サイズ、または消費税込価格よりも小さいサイズである場合には、不適正な組み合わせではないものとして処理されることになる。
文字色、フォントについては、文字サイズのように定量的な判定基準を設定することが難しい。そのため、本体価格と消費税込価格に設定し得る組み合わせのそれぞれについて、本体価格が消費税込価格よりも目立つものである(不適正)か、否(適正)かの判定基準を、図4(a)および(b)に示されるように予め定めてRAM153に記憶させることとしている。そして、CPU151でROM152に記憶させているプログラムを実行させて本体価格と消費税込価格の組み合わせが不適正なものか否かを判定するときの判定基準として利用するものである。したがって、例えば、図3(c)に示されるように、本体価格が赤色で、消費税込価格が黒色である場合には、図4(a)の表において矢印で示されるように、不適正な組み合わせに該当すると判定されることになる。また、図3(d)に示されるように、本体価格がゴシック体である場合には、図4(b)の表において矢印で示されるように、不適正な組み合わせに該当すると判定されることになるものである。
〔ラベルフォーマットの設定処理〕
上記のようなラベルフォーマット設定装置において、ラベルフォーマットの設定がなされた後に、CPU151により、ROM152に格納されるプログラムに基づいて、図5乃至図7のフローチャート図に示される処理が順次実行される。
図5は、文字サイズについて不適正か否かを判定し警告等するための処理内容を示すものである。まず、本体価格と消費税込価格の表示枠が存在するか否か確認される(ステップa)。両方の表示枠が存在する場合には、本体価格の文字サイズが消費税込価格の文字サイズよりも大きいか否かの確認がなされる(ステップb)。そして、本体価格の文字サイズが大きいと確認される場合には、『本体価格には、消費税込価格より大きな文字サイズは使用できません』という警告メッセージが液晶タッチパネル11の表示画面に表示され(ステップc)、さらに『自動的に文字サイズを変更しますか?』という問いかけのメッセージが表示される(ステップd)。この問いかけのメッセージに対してYESを入力した場合には、自動的に本体価格の文字サイズを消費税込価格の文字サイズより小さくする変更がなされる(ステップe)。また、問いかけのメッセージに対してNOを入力した場合には、自動的に本体価格の表示を削除し(ステップf)、再度、文字サイズを選択させる処理が開始されることになる。
図6は、文字色について不適正か否かを判定し警告等するための処理内容を示す。まず、本体価格と消費税込価格の表示枠の存否が確認され(ステップa)、両表示枠が存在する場合には、本体価格と消費税込価格の文字色の組み合わせが所定の不適正な組み合わせに該当するか否かの確認がなされる(ステップb)。そして、所定の不適正な組み合わせに該当すると確認される場合には、『本体価格には、消費税込価格より目立つ文字色は使用できません』という警告メッセージが液晶タッチパネル11に表示され(ステップc)、さらに『自動的に文字色を変更しますか?』という問いかけのメッセージが表示される(ステップd)。これに対してYESの入力時は、自動的に本体価格の文字色を、図4(a)に示される適正な組み合わせにする変更がなされる(ステップe)。NOを入力した場合には、自動的に本体価格の表示を削除し(ステップf)、再度文字サイズを選択させる処理が開始される。
図7は、フォントについて不適正か否かを判定し警告等するための処理内容を示す。まず、本体価格と消費税込価格の表示枠の存否が確認され(ステップa)、両表示枠が存在する場合には、本体価格と消費税込価格のフォントの組み合わせが所定の不適正な組み合わせに該当するか否かの確認がなされる(ステップb)。そして、所定の不適正な組み合わせに該当すると確認される場合には、『本体価格には、消費税込価格より目立つフォントは使用できません』という警告メッセージが液晶タッチパネル11に表示され(ステップc)、さらに『自動的にフォントを変更しますか?』という問いかけメッセージが表示される(ステップd)。これに対してYESを入力したときは、自動的に本体価格のフォントを、図4(b)に示される適正な組み合わせにする変更がなされる(ステップe)。NOを入力した場合には、自動的に本体価格の表示を削除し(ステップf)、再度フォントを選択させる処理が開始される。
〔ラベル印字装置1あるいはラベルフォーマット設定装置の特徴点〕
上記のラベル印字装置1あるいはラベルフォーマット設定装置は、下記のような特徴点を有する。
第1に、商品ラベルに印字される本体価格と消費税込価格という2つの印字項目については、本体価格が目立つように表示してはならないという取り決めがあるところ、ラベルフォーマットの設定時に、これらについて選択された印字フォーマットの組み合わせが、本体価格が消費税込価格より目立つように表示される所定の不適正な組み合わせに該当するか否かを判定するので、本体価格が目立つように表示される不適正なラベルフォーマットを誤って設定したり、そのように誤って設定されたラベルフォーマットで商品ラベルを印字したり、という不都合を監視することにより、その可能性を排除することができるという特徴点を有する。
第2に、本体価格と消費税込価格について選択された印字フォーマットの組み合わせが、所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、表示部となる液晶タッチパネル11に、その旨の警告を表示させるので、ラベルフォーマットの設定をする作業担当者に対して、不適正な印字フォーマットの選択を速やかに解消させるように促すことができるものであり、ラベルフォーマットの誤設定や、誤設定したラベルフォーマットによる商品ラベルの印字を一層確実に排除することができるという特徴点を有する。
第3に、本体価格と消費税込価格について選択された印字フォーマットの組み合わせが、所定の不適正な組み合わせに該当する旨の警告をした後に引き続いて、適正な組み合わせを構成するように、本体価格の印字フォーマットを自動的に変更させるようにしたので、ラベルフォーマットの設定を担当する作業担当者の負担を軽減することができるとともに、不適正な組み合わせの選択を繰り返す不都合を一層確実に防止し、ラベルフォーマットの設定に要する時間の短縮化を図ることができるという特徴点を有する。
第4に、本体価格と消費税込価格について選択された印字フォーマットの組み合わせについて、本体価格の表示を自動的に削除し、本体価格の印字フォーマットの自動的変更を中止することができるので、本体価格の印字フォーマットを変更するだけでは、不都合が解消できない場合(例えば、消費税込価格の表示が小さすぎる場合)に、速やかに対応することができるという特徴点を有する。
第5に、本体価格と消費税込価格について選択された印字フォーマットが、本体価格を目立たせる不適正な組み合わせに該当するか否かについて、文字サイズ、文字色、フォントという要素ごとに判定することとしたので、判定処理の手順をシンプルに構成することができるという特徴点を有する。
第6に、印字フォーマットを構成する文字サイズ、文字色、フォントのいずれか一つでも、本体価格が消費税込価格よりも目立つように表示される不適正な組み合わせである場合に、印字フォーマット全体が不適正な組み合わせに該当することとしたので、判定基準の設定が容易となるうえに、判定基準のデータ量が小さくなり、RAM153の容量をあまり大きくしなくても済むという特徴点を有する。
〔上記実施形態の変形例〕
上記実施形態では、商品ラベルは、裏面に粘着剤が塗布されて商品に貼付することができる貼付ラベルとして説明したが、これに限られるものではなく、小売店の店頭で、商品の陳列場所周辺に置かれたり、吊るされたりする、いわゆるポップ表示のようなものも含まれるものとする。
上記実施形態では、本体価格と消費税込価格という2つの特定印字項目について選択される印字フォーマットが、所定の不適正な組み合わせに該当するか否かを判定することとしていたが、判定対象となる特定印字項目はこれに限られるものでなく、例えば、商品ラベルが貼付される商品の通常価格と特売価格として、通常価格が特売価格よりも目立つように表示される場合に、不適正な組み合わせとして判定し、警告メッセージを表示させたり、通常価格が特売価格より目立たなくなるように印字フォーマットを自動的に変更させたりするようにしても良い。また、特定印字項目は2つに限られるものではなく、3つ以上を設定することもできる。
上記実施形態では、特定印字項目について選択された印字フォーマットが、所定の不適正な組み合わせに該当するか否かを判定される場合に、その旨の警告を液晶タッチパネルに表示することとしていたが、警告音を発するようにしても良い。また、警告とは別に、あるいは警告とあわせて印字フォーマットの選択の取消しをするようにしても良い。また、上記実施形態では、2つの特定印字項目のうち、本体価格の印字フォーマットのみを自動的に変更させることとしていたが、消費税込価格の印字フォーマットを変更させ、あるいは、すべての印字フォーマットを変更させるようにしても良い。
上記実施形態では、文字サイズ、文字色、フォントの3つのみを判定項目としていたが、これ以外にも、例えば、白抜き表示の有無等のさまざまな事項を判定項目とすることもできるものである。また、文字サイズ、文字色、フォントのいずれか一つによって、印字フォーマットが不適正な組み合わせに該当するか否かを判定することとしていたが、これらを複合的に組み合わせて判定することとしても良いことはもちろんである。
上記実施形態では、ラベル印字装置に、ラベルフォーマット設定装置を一体的に備えることとしていたが、ラベルフォーマット設定装置のみを単独で製作するようにしても良いし、特にラベルフォーマット設定装置を製作するのではなく、モニターを備えるパーソナルコンピュータに所定のプログラムをインストールすることにより、ラベルフォーマット設定装置と同様の機能を果たさせるようにしても良い。なお、プリンターを接続しておけば、ラベル印字装置として機能させることができるものである。
プログラムの具体的内容としては、パーソナルコンピュータを、印字項目ごとに適用する印字フォーマットを選択させる印字フォーマット選択手段、選択された印字フォーマットを対応する印字項目と関連付けて記憶する記憶手段、及び前記複数の印字項目のうちの2以上の特定印字項目に関連付けて記憶される印字フォーマットが所定の不適正な組み合わせに該当するか否かを判定する判定手段として機能させるものであれば足りる。そして、判定手段により所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、パーソナルコンピュータを、警告をする警告手段や、所定の不適正な組み合わせに該当しなくなるように、印字フォーマットを自動的に変更する変更手段として機能させるようにしておくと良い。
本実施形態に係るラベルフォーマット設定装置を有するラベル印字装置の外観斜視図。 本実施形態に係るラベル印字装置のブロック構成図。 本実施形態に係るラベル印字装置で印字される商品ラベル。(a)は、適正なラベルフォーマットで印字されたラベル。(b)〜(c)は、不適正なラベルフォーマットで印字されたラベル。 印字フォーマットの組み合わせに関する判定基準を示すマトリックス表。(a)は文字色、(b)はフォントに関する判定基準。 文字サイズに関する判定処理等を示すフローチャート図。 文字色に関する判定処理等を示すフローチャート図。 フォントに関する判定処理等を示すフローチャート図。
1 ラベル印字装置
11 液晶タッチパネル
12 ストロークキー
13 印字部
14 計量部
15 制御部
151 CPU
152 ROM
153 RAM
154 カレンダー時計
L 商品ラベル

Claims (9)

  1. 複数の印字項目を備える商品ラベルの印字項目ごとに適用する文字サイズ、文字色若しくはフォント又はこれらの複合としての印字フォーマットを選択させることにより、商品ラベル全体のラベルフォーマットを設定することができる商品ラベルのラベルフォーマット設定装置であって、
    前記複数の印字項目のうちの2以上の特定印字項目について選択された印字フォーマットの組み合わせが、所定の不適正な組み合わせに該当するか否かを判定することを特徴とする商品ラベルのラベルフォーマット設定装置。
  2. 前記特定印字項目について選択された印字フォーマットの組み合わせが、前記所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、警告及び/又は選択の取消しをすることを特徴とする請求項1に記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定装置。
  3. 前記特定印字項目について選択された印字フォーマットの組み合わせが、前記所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、前記所定の不適正な組み合わせに該当しなくなるように、前記特定印字項目のすべて又は一部の印字フォーマットを自動的に変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定装置。
  4. 前記特定印字項目は、前記商品ラベルが使用される商品の本体価格及び消費税込価格であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定装置。
  5. 前記特定印字項目は、前記商品ラベルが使用される商品の通常価格及び特売価格であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定装置。
  6. 請求項1からのいずれかに記載のラベルフォーマット設定装置を有してなり、前記ラベルフォーマット設定装置により設定されたラベルフォーマットに基づいて、商品ラベルを印字することを特徴とする商品ラベルの印字装置。
  7. 複数の印字項目を備える商品ラベルの印字項目ごとに適用する印字フォーマットを選択させることにより、商品ラベル全体のラベルフォーマットを設定することができるラベルフォーマット設定プログラムであって、
    コンピュータを、印字項目ごとに適用する印字フォーマットを選択させる印字フォーマット選択手段、選択された印字フォーマットを対応する印字項目と関連付けて記憶する記憶手段、及び前記複数の印字項目のうちの2以上の特定印字項目に関連付けて記憶される印字フォーマットが所定の不適正な組み合わせに該当するか否かを判定する判定手段、として機能させることを特徴とする商品ラベルのラベルフォーマット設定プログラム。
  8. 前記特定印字項目に関連付けて記憶される印字フォーマットが、前記判定手段により前記所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、
    コンピュータを、警告をする警告手段及び/又は選択の取消しをする取消手段、として機能させることを特徴とする請求項に記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定プログラム。
  9. 前記特定印字項目に関連付けて記憶される印字フォーマットが、前記判定手段により、前記所定の不適正な組み合わせに該当すると判定される場合には、
    コンピュータを、前記所定の不適正な組み合わせに該当しなくなるように、前記特定印字項目の両方又はいずれかの印字フォーマットを自動的に変更する変更手段として機能させることを特徴とする請求項又はに記載の商品ラベルのラベルフォーマット設定プログラム。
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