JP5223800B2 - ラベルプリンタ - Google Patents
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Description
<第1の実施の形態>
[ラベルプリンタの構成例]
図1は、ラベルプリンタ50の外観構成例を示している。ラベルプリンタ50は、ラベルプリンタ本体20とヒンジ部30と操作部62と表示部64とを備えている。ラベルプリンタ本体20は上部筐体20Aと下部筐体20Bとから構成され、上部筐体20Aと下部筐体20Bとがヒンジ部30を介して開閉可能に連結されている。下部筐体20Bの内部には、後述する制御部52やメモリ部60等が設けられている。
図2は、ラベルプリンタ50のブロック構成例を示している。ラベルプリンタ50は、制御部52とメモリ部60と操作部62と表示部64とラベル発行部66と通信用インタフェース68とメモリカード用インタフェース70と時計機能部72とを備えている。これらは、互いにバス76を介して電気的に接続されている。
図3は、ラベルプリンタ50により発行されるラベル200Aの構成の一例を示している。ラベル200Aには、「品名」や「賞味期限」等を示す項目情報200aと、各項目情報200aの内容を示す「まんじゅう」や「3月27日」等の内容情報200bとが印刷され、ラベル排出口74から発行される。なお、本例では、項目情報200aとして商品の賞味期限を例にしたが、商品の消費期限であっても良い。
図4は、商品データとこの商品の商品期限データとが対応付けられた商品−商品期限テーブルTMの構成例を示している。商品期限とは、商品の賞味期限や消費期限を意味している。商品−商品期限テーブルTMは、所定の「商品」のファイルが選択されたとき、選択された「商品」に対応した「商品期限」を出力するものである。例えば、商品「まんじゅう」のファイルが選択された場合には商品期限「10日間」を出力し、商品「だんご」のファイルが選択された場合には商品期限「3日間」を出力し、商品「クッキー」のファイルが選択された場合には商品期限「20日間」を出力する。なお、商品−商品期限テーブルTMは、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置により作成してメモリカード90に保存して使用しても良いし、サーバからダウンロードしてメモリ部60に保存して使用しても良い。
次に、商品の商品期限日を設定する際の制限について説明する。図5は、商品の賞味期限日(商品期限日)の設定範囲の制限を説明するための図である。なお、本例では、ラベル発行日と商品の販売日とを同日に設定するものとする。一般に商品は、工場においてに製造され、工場で製造された商品が販売店に輸送される。販売店では、商品の賞味期限日等を印刷したラベル200Aをラベルプリンタ50により発行する。ラベルプリンタ50により発行されたラベル200Aは、商品に貼り付けられた後、店頭において販売される。
ラベル発行日(現在日)<賞味期限日≦最大賞味期限日・・・(1)
次に、ラベルプリンタ50の動作の一例について説明する。図6は、ラベルプリンタ50の動作の一例を示すフローチャートを示している。なお、以下の例では、商品の賞味期限日をラベル200Aに印刷して発行する場合について説明する。またラベルプリンタ50のメモリ部60には、コンピュータ等で予め作成された複数のラベル200Aのレイアウト(ラベルデータ)や商品−商品期限テーブルTMがメモリカード90に保存されているものとする。
次に、第2の実施の形態に係る発明について説明する。なお、第2の実施の形態で説明するラベルプリンタ50は、第1の実施の形態で説明したラベルプリンタ50と同一の構成であるため、詳細な説明は省略する。
まず、商品の期限表示について説明する。食品等の商品の保存期間は、商品の特性や品質変化の要因等に基づいて設定されており、商品の品質等が劣化するまでの期間に応じて「消費期限」と「賞味期限」の2種類に分類される。「消費期限」は製造日を含めて概ね5日以内で品質が急速に劣化する商品に設定され、「賞味期限」は製造日を含めて概ね5日を越えても品質が比較的劣化しにくい商品に設定される。
図7(A)は消費期限用のラベルのレイアウト200R1を示し、図7(B)は賞味期限用のラベルのレイアウト200R2を示している。本例では、例えば一つのファイルに対して、消費期限用のレイアウト200R1と賞味期限用のレイアウト200R2の2パターンのレイアウトが用意される。消費期限用のレイアウト200R1と賞味期限用のレイアウト200R2とは、「消費期限」項目200a1と「賞味期限」項目200a2が異なるのみで、その他の「名称」、「品名」、「原材料名」、「価格」、「会社名」、「住所」、「バーコード」の項目は共通している。
次に、ラベルプリンタ50の動作の一例について説明する。図8は、ラベルプリンタ50の動作の一例を示すフローチャートを示している。図9(A)は消費期限用のラベル200B1を示し、図9(B)は賞味期限用のラベル200B2を示している。まず、第1の実施の形態の図6に示したステップS100,S110と同様に、所定のファイルがユーザにより選択されたか否かを判断し、選択されたファイルを表示部64の画面に表示する。
52・・・制御部
60・・・メモリ部
62・・・操作部
64・・・表示部
66・・・ラベル発行部
72・・・時計機能部
90・・・メモリカード
200A,200B1,200B2・・・ラベル
TM・・・商品−商品期限テーブル
Claims (5)
- 少なくとも物品の製造日を入力するための操作部と、
前記物品に関するラベルを発行するラベル発行日を取得すると共に前記物品毎に設定されている前記物品の物品期限を取得し、取得した前記物品期限と前記操作部により入力された前記物品の前記製造日とを加算して前記物品の物品期限日を算出し、算出した当該物品期限日が前記ラベル発行日以前であるか否かを判断する制御部と、
前記制御部により判断された判断結果に基づいて前記物品期限日を印刷したラベルを発行する発行部とを備え、
前記制御部は、
前記物品期限日が前記ラベル発行日以前であると判断した場合、前記物品期限日を印刷した前記ラベルを発行することができない旨を告知し、前記物品期限日が前記ラベル発行日以前でないと判断した場合、前記物品の前記物品期限日を印刷した前記ラベルを発行するように前記発行部を制御する
ことを特徴とするラベルプリンタ。 - 前記制御部は、
前記物品期限日が前記ラベル発行日以前でないと判断した場合であって、前記操作部の操作により前記物品の前記物品期限日が変更された場合、変更された物品期限日を変更物品期限日として当該変更物品期限日が前記ラベル発行日以前であるか否かを判断し、
前記変更物品期限日が前記ラベル発行日以前であると判断した場合、前記変更物品期限日を印刷した前記ラベルを発行することができない旨を告知し、前記変更物品期限日が前記ラベル発行日以前でないと判断した場合、前記物品の前記変更物品期限日を印刷した前記ラベルを発行するように前記発行部を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。 - 前記物品の物品情報を表示する表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記物品期限日が前記ラベル発行日以前であると判断した場合、前記物品期限日を印刷した前記ラベルを発行することができない旨を前記表示部の画面に表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。 - 前記物品と当該物品の物品期限とが対応付けられたテーブルを記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記操作部の操作により前記物品を項目情報として含む所定のファイルが選択されたとき、前記物品に対応した前記物品の物品期限を前記テーブルを参照して取得する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のラベルプリンタ。 - 日付および時刻を得るための時計機能部をさらに備え、
前記制御部は、前記ラベル発行日を前記時計機能部から取得する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のラベルプリンタ。
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