JP6468325B2 - ラベル編集装置及び印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の印刷対象、例えば商品等に貼付するラベルに所定の情報を印刷するラベル編集装置及び印刷装置に関する。
所定の印刷対象として、例えば、商品等に貼付するラベルには、商品名、産地名、製造日、賞味期限、値段等が印刷される。この商品を店頭に配置する場合、個々の商品についての情報を表示したラベルを発行する必要がある。
このラベルを発行するラベル発行装置には、はかりが接続されており、ラベル発行装置は、はかりが計量した重量に応じた値段を、商品名、産地名、製造日、賞味期限等とともにラベルに印刷する。
このラベル発行装置として、実際にラベル上に所定の情報を印刷する前に、ラベル上に印刷される内容が正しいか否かを表示画面にて確認することができる装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−082933号公報
しかしながら、印刷する前にラベル上に印刷される内容が正しいか否かを表示画面にて確認しているときに、誤記に気が付く場合がある。例えば、ラベルに印刷される産地名を修正する場合、ユーザは、印刷処理を中止し、産地名を設定するための画面に戻って産地名を修正しなければならなかった。例えば、印刷画像を確認するための表示画面から、設定値を設定するための表示画面に戻って、再度、印刷画像を確認するための表示画面を表示し、印刷を指示する等の作業が必要となる場合があり、印刷するまでに手間と時間がかかるという問題があった。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、印刷時の修正作業を効率よく行うことができる技術を提供することを目的とする。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様によるラベル編集装置は、 商品に貼付するラベルを編集するラベル編集装置であって、印刷処理が実行可能な状態において印刷される印字項目からなる印刷プレビューを表示する表示手段と、記印刷プレビュー上において前記印字項目の設定値を編可能な編集手段とを備え、前記印字項目には、前記編集可能な編集手段による設定値の変更を許可する変更許可印字項目と、設定値の変更を禁止する変更禁止印字項目とがあり、前記変更禁止印字項目には、少なくとも、商品の賞味期限を示した印字項目が含まれ、前記表示手段は、前記変更禁止印字項目であるか前記変更許可印字項目であるかに基づいて、前記印刷プレビュー上の前記印字項目の表示態様を異ならせて表示する。
また、上記ラベル編集装置は、前記編集手段として、前記印刷プレビュー上の前記変更許可印字項目をタッチ操作により特定し、該変更許可印字項目の設定値を編集する第1編集手段と、前記印刷プレビュー上の前記変更許可印字項目を入力操作により入力された識別番号の桁数に基づいて特定し、該変更許可印字項目の設定値を編集する第2編集手段とを有するものであってもよい。
また、上記ラベル編集装置において、前記表示手段は、前記第1編集手段のタッチ操作により特定された前記変更許可印字項目の設定値を選択可能な選択画面を表示し、当該選択画面で表示される設定値は、時間情報または選択回数情報に基づいて並べて表示されるようにしてもよい。
本発明の他の態様による印刷装置は、上記ラベル編集装置を備えた印刷装置である。
本発明によれば、印刷プレビュー画面を表示している状態において、印刷対象に印刷される内容を修正するための作業を入力することができるため、印刷時の修正作業を効率よく行うことができる。
本発明の実施形態に係るラベルプリンタの構成を表すブロック図の一例である。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタが記憶する情報の一例である。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタが記憶する情報の一例である。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタが記憶する情報の一例である。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタが記憶する情報の一例である。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタによる画面の表示例である。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタによる画面の表示例である。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタによる画面の表示例である。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタによる処理の一例を示すフローチャートである。 図9に示した処理に含まれる一部処理の一例を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明に係るラベル編集装置の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、ラベル編集装置の一例として、ラベルである印刷対象に、所定の情報を印刷するラベルプリンタ1について説明する。このラベルプリンタ1は、商品又は商品容器に貼付するラベルを発行する装置である。
図1は、ラベルプリンタ1の構成の一例を表すブロック図である。ラベルプリンタ1は、図1に示すように、制御部100と、キー操作部200と、タッチパネル300と、記憶部400と、印刷機構500と、はかり600とを備える。このタッチパネル300は、例えば、一体的に設けられる操作パネル301と表示部302とを含む。本実施形態において、キー操作部200と操作パネル301は、ユーザからの操作を受け付ける操作部を構成する。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)であって、記憶部400に格納されている各種情報を読み出し、ラベルプリンタ1を統括的に制御するとともに、各処理内容に合わせて機能する機能構成部を含む。この制御部100は、各機能構成部として、操作内容判定部101と、設定制御部102と、表示制御部103と、印刷制御部104と、ロードセル制御部105とを含む。
操作内容判定部101は、操作部(キー操作部200又は操作パネル301)からの出力に基づき、操作部(キー操作部200又は操作パネル301)が受け付けた操作内容を判定する。例えば、操作内容判定部101は、操作パネル301の検出結果が示すユーザの指の接触位置(あるいは近接位置)および接触時間(あるいは近接時間)から、ユーザの指の動きを判定する。また、操作内容判定部101は、判定したユーザの指の動きと、当該操作を受け付けた際にタッチパネル300に表示されている画像との位置関係に基づき、判定したユーザの指の動きが示す操作内容を判定する。
例えば、操作内容判定部101は、表示画面のアイコン部分やテキスト部分にユーザの指が接触あるいは近接する操作を操作パネル301が検出した場合、その操作がタッチ操作であると判定する。
また、操作内容判定部101は、判定結果に基づき、操作内容に応じた表示内容を表示部302に表示するよう表示制御部103に指示する。
設定制御部102は、操作内容判定部101による判定結果、つまり、操作部(キー操作部200又は操作パネル301)が受け付けた操作に基づき、項目ごとの設定値又は選択候補を記憶部400に書き込む。
例えば、項目ごとの設定値となりうる選択候補の変更又は追加を指示する操作を受け付けたことを操作内容判定部101が判定した場合、設定制御部102は、入力した情報に基づき、記憶部400に対して、指定された項目の選択候補の追加又は変更をする。
また、記憶部400に記憶されている選択候補のうち一の選択候補が選択されたことを操作内容判定部101が判定した場合、設定制御部102は、操作内容判定部101の判定結果に基づき、一の選択候補が、指定された項目の設定値であることを示す情報を記憶部400に書き込む。
表示制御部103は、操作内容判定部101による判定結果が示す操作内容に基づき、記憶部400に記憶されている情報に基づく画像を生成し、表示部302に表示させる。
本実施形態において、表示制御部103は、記憶部400に記憶されている情報を参照して、選択候補の追加又は変更を指示する操作を受け付ける設定画面をタッチパネル300に表示させる。
また、表示制御部103は、記憶部400に記憶されている情報を参照して、項目の印刷位置にそれぞれの設定値を表示する印刷プレビュー画面をタッチパネル300に表示させる。
さらに、表示制御部103は、一の選択候補が選択されたことを操作内容判定部101が判定した場合、操作内容判定部101の判定結果に基づき、印刷プレビュー画面における項目の印刷位置に、選択された一の選択候補を表示させる。つまり、設定値の変更が、選択候補を指定するという操作によってなされた場合、表示制御部103は、変更後の設定値(つまり指定された選択候補)を項目の印刷位置に表示した印刷プレビュー画面に切り替えることができる。
なお、表示制御部103は、設定値が変更された場合、変更後の設定値(つまり指定された選択候補)を、変更されていない設定値と異なる表示態様で表示するものであってもい。例えば、表示制御部103は、変更後の設定値の色やフォントを変更したり、点灯している文字を点滅する文字に変更することができる。
印刷制御部104は、印刷機構500を制御して、印刷プレビュー画面に応じた画像を印刷対象であるラベルに印刷させる。
ロードセル制御部105は、はかり600が備えるロードセル601から出力される計測結果に基づき、はかり600の上に載置された商品の重量を算出する。このロードセル制御部105は、算出した商品の重量を示す情報を表示制御部103及び印刷制御部104に出力する。
キー操作部200は、テンキーと印刷キーとを備える。テンキーは、例えば数字や文字の入力を受け付ける。印刷キーは、ユーザからの印刷指示の入力を受け付ける。
タッチパネル300は、表示部302の上面に操作パネル301が積層された形となっており、同一面でデータの表示と入力とができるようになっている。
この操作パネル301は、透明のパネルであり、表示部302の上面に設けられている。また、操作パネル301は、ユーザからの操作を受け付けるセンサーを備え、センサーによる検出結果を制御部100の操作内容判定部101に出力する。本実施形態において、操作パネル301は、操作画面に接触するユーザの指の接触位置を、一定の時間間隔ごとに、センサーにより検出し、このセンサーの検出結果を出力する。なお、本発明はこれに限られず、操作パネル301が、例えば、操作画面に近接するユーザの指や操作指示手段(ペン)等の位置を非接触センサーにより検出するものであってもよい。
表示部302は、液晶パネルであって、例えば480×200ドットのドット表示により、各種データの表示を行う。
記憶部400は、制御部100が用いる情報を記憶する記憶領域を備え、項目ごとの設定値と選択候補、及び制御プログラムを記憶する。
印刷機構500は、記憶部400に記憶されている情報に基づき、印刷対象に印刷を行う。本実施形態において、印刷機構500は、ラベルに対する印刷を行い、印刷したラベルを外部に排出する。この印刷機構500は、例えば、ドット印刷を行うサーマルヘッドと、1ドットライン分のデータを蓄積し、サーマルヘッドに供給するシフトレジスタと、ラベルを1ドットラインずつ移動させるステッピングモータとを有しており、任意の文字、数字、および画像を印刷する。
はかり600は、ロードセル601を備え、ロードセル601の上に載置された商品の重量を計測し、計測結果を示す情報を制御部100のロードセル制御部105に出力する。
次に、図2〜5を参照して、ラベルプリンタ1が記憶部400に記憶する情報の一例について説明する。
図2は、ラベルプリンタ1が記憶部400に記憶する設定値テーブルの一例である。図2に示す設定値テーブルは、商品ごとの設定値をそれぞれ対応づけて格納するテーブルである。この商品ごとの設定値は、複数の設定項目、例えば、商品番号、品名、単価、製造日、賞味期限、産地番号、広告文番号、フォーマット番号ごとに、それぞれ対応付けられている。つまり、設定値テーブルには、各設定項目の選択候補の中から選択された設定項目ごとの設定値を示す情報が格納されている。
商品番号とは、各商品を区別するための識別番号であって、本実施形態において、商品番号は5桁の数字である。
単価は、単位重量(例えば100g)当たりの商品の値段を示す情報である。
広告文番号とは、各広告文を区別するための識別番号であり、本実施形態において、広告文番号は1桁の数字である。
フォーマット番号とは、各フォーマットを区別するための識別番号であり、本実施形態において、フォーマット番号は4桁の数字である。
なお、設定値テーブルにおいて、設定項目「品名」、設定項目「製造日」、設定項目「賞味期限」は、印刷プレビュー画面に表示される印刷項目であると、図5に示すフォーマットデータテーブルにおいて決められている。
また、図2に示す設定値テーブルのテーブル構成は一例であって、例えば、製造日、賞味期限は日にちを設定する形式ではなく、広告文番号などと同様、他のファイルの参照値(外部キー)を設定する形式としてもよく、内蔵する時計が出力する日にちに予め決められた数字を加算又は減算して得られる値であってもよい。
図3は、ラベルプリンタ1が記憶部400に記憶する広告文選択候補テーブルの一例である。図3に示す広告文選択候補テーブルは、設定項目「広告文番号」の選択候補である「広告文番号」と「広告文」とをそれぞれ対応付けて格納するテーブルである。つまり、広告文選択候補テーブルには、項目ごとに設定される設定値の選択候補を示す情報が格納されている。
なお、広告文選択候補テーブルの広告文、つまり、設定項目「広告文番号」に対応する設定値は、印刷プレビュー画面に表示される印刷項目であると、図5に示すフォーマットデータテーブルにおいて決められている。
図4は、ラベルプリンタ1が記憶部400に記憶する産地名選択候補テーブルの一例である。図4に示す産地名選択候補テーブルは、項目「産地名番号」の選択候補である「産地名番号」と「産地名」とをそれぞれ対応付けて格納するテーブルである。つまり、産地名選択候補テーブルには、項目ごとに設定される設定値の選択候補を示す情報が格納されている。
なお、産地名選択候補テーブルの産地名、つまり、設定項目「産地名番号」に対応する設定値は、印刷プレビュー画面に表示される印刷項目であると、図5に示すフォーマットデータテーブルにおいて決められている。
図5は、ラベルプリンタ1が記憶部400に記憶するフォーマットデータテーブルの一例である。図5に示すフォーマットデータテーブルは、フォーマットごとの設定値をそれぞれ対応づけて格納するテーブルである。このフォーマットごとの設定値は、複数の設定項目、例えば、フォーマット番号、印刷項目、印刷位置(X座標)、印刷位置(Y座標)、向き(縦書き/横書き)、フォントごとに、それぞれ対応付けられている。つまり、フォーマットデータテーブルには、設定項目ごとに決められた印刷位置を示す情報が格納されている。
印刷項目とは、印刷対象であるラベルに印刷される設定項目を示す情報である。
印刷位置(X座標)及び印刷位置(Y座標)は、設定項目ごとに決められたラベル内の設定値の印刷位置を示す情報である。
向きは、設定値の印刷方向(縦又は横)を示す情報である。
フォントは、印刷される設定値のフォントを示す情報である。
例えば、矩形状ラベルの左下の角をX軸、Y軸の原点(0、0)とし、その位置から矩形状の各項目の領域における左下の点を、各項目の印刷位置とする。そして、各項目は、該印刷位置からX軸方向、Y軸方向への幅(ΔX、ΔY、つまり各項目における領域の幅)(不図示)が設定されて記憶している。そして、このΔX、ΔYを変えることで、各印刷領域の大きさを変えることができる。つまり、フォーマットデータテーブルには、フォーマット情報として、ラベルに印刷する項目の種類と、各項目の印刷位置(表示位置)と、印刷方向と、フォントとが、フォーマット番号別に定義されている。
なお、本実施形態において、この印刷位置(X座標)及び印刷位置(Y座標)は、設定項目ごとに決められた印刷プレビュー画面内の表示位置を示す情報も兼ねている。なお、本発明に限られず、フォーマットデータテーブルは、印刷位置及び表示位置として、それぞれ異なる値を格納するものであってもよい。
次に、図6〜8を参照して、ラベルプリンタ1のタッチパネル300に表示される画面の一例について説明する。
図6は、設定画面の一例を示す図である。この設定画面は、複数の設定項目に対する設定値又は選択候補の入力、変更又は削除を受け付けるための操作画面である。
図6に示す設定画面P1には、複数の項目ボタンB1と、印刷ボタンB2と、プレビューボタンB3と、終了ボタンB4と、戻るボタンB5とが表示されている。
この項目ボタンB1は、設定される設定項目ごとに、設定項目の名称とそれぞれの設定値が表示されている。
印刷ボタンB2は、ユーザからの印刷指示の操作を受け付ける操作ボタンである。
プレビューボタンB3は、ユーザからの印刷プレビュー画面P2の表示指示の操作を受け付ける操作ボタンである。
終了ボタンB4は、ユーザからの終了指示の操作を受け付ける操作ボタンである。
戻るボタンB5は、ユーザからの1つ前の画面に戻る指示の操作を受け付ける操作ボタンである。
本実施形態において、設定画面P1に表示される情報は、商品(ラベル)毎の情報である。図6に示す設定画面P1は、商品「牛ロース」に関する情報である。
なお、表示部302に表示される画面は、設定値又は選択候補の入力、変更、又は削除を指示する操作を操作内容判定部101が受け付けることにより、不図示の第1画面(メニュー画面)から、図6に示す設定画面P1へ遷移する。
図7は、印刷プレビュー画面の一例を示す図である。この印刷プレビュー画面は、印刷対象であるラベルに印刷されるイメージを表示する画面である。
図7に示す印刷プレビュー画面P2には、例えば、設定されたフォーマット番号「1」の印刷項目に定義されている設定項目の設定値として、広告文と、商品名と、産地名と、バーコードと、製造日と、賞味期限と、値段とが、それぞれ、項目ごとに決められている印刷位置(表示位置)に表示されている。図7に示す例では、商品名の印刷位置(表示位置)が、ラベルの中央部分と決められている。また、広告文の印刷位置(表示位置)が、商品名の印刷位置の上と決められており、産地名の印刷位置(表示位置)が、商品名の印刷位置の横と決められている。さらに、バーコード、製造日、賞味期限、値段の印刷位置(表示位置)は、それぞれ、商品名の印刷位置の下と決められている。なお、図7において、それぞれの設定項目の設定値を表示するエリアを点線で示す。この点線で示すエリア内がタッチされることにより、操作内容判定部101は、この設定項目の修正を指示する操作が入力されたことを判定することができる。
また、印刷プレビュー画面P2には、印刷ボタンB6と、戻るボタンB7とが表示されている。
ユーザは、印刷プレビュー画面P2において、例えば、ラベルのサイズ、ラベルに印刷される印刷内容とそれぞれの印刷位置を確認し、印刷ボタンB2をタッチすることで、該ラベルの印刷を指示することができる。
なお、表示部302に表示される画面は、プレビューボタンB3がタッチされることにより、図6の設定画面P1から、図7に示す印刷プレビュー画面P2へ遷移する。
つまり、印刷プレビュー画面P2には、実際にラベル上に印刷される設定値の各印刷位置に、各設定項目の設定値がそれぞれ表示されている。図7に示す例では、設定項目「広告文」の設定値「1」に対応付けられた広告文(本日特売品)と、設定項目「商品番号」の設定値「00001」に対応付けられた商品名(牛ロース)と、設定項目「産地番号」の設定値「001」に対応付けられた産地名(北海道産)と、設定項目「製造日」の設定値「13. 4. 5」と、設定項目「賞味期限」の設定値「13. 4. 7」と、が表示されている。また、バーコードの印刷位置には、設定項目「バーコード」の設定値「512345 014340」(バーコード情報)に基づいて実際に印刷されるバーコード画像が表示されている。さらに、値段の印刷位置には、設定項目「単価」の設定値「150円」と、ロードセル601が測定した商品の重量「300g」に基づいて算出された商品の値段(450円)が表示されている。
ユーザは、この印刷プレビュー画面P2において、実際にラベル上に印刷される内容を確認することができる。
なお、本実施形態において、表示制御部103は、設定値テーブル及びフォーマットデータテーブルを参照して、商品ごとに決められている印刷項目の設定値を読み出し、読み出した情報に基づいて印刷プレビュー画面を生成する。本実施形態において、表示制御部103は、例えば、フォーマット番号「1」の印刷項目として決められている、広告文、商品名、産地名、バーコード、製造日、賞味期限、及び値段に関する情報を設定値テーブルから読み出し、それぞれ、項目ごとに決められている印刷位置(表示位置)に表示されている。なお、バーコードなど、読み出した情報から画像生成処理が必要な場合、表示制御部103は、読み出した情報に基づき画像を生成して、項目ごとに決められている印刷位置(表示位置)に生成した画像を表示させる。
また、表示制御部103は、設定値の変更が禁止されている設定項目を、設定値の変更が可能な設定項目と異なる表示態様で表示させる印刷プレビュー画面を生成するものであってもよい。例えば、製造日、賞味期限、及び値段等が、設定値の変更が禁止されている設定項目であることがフォーマットデータテーブルに定義されているとする。この場合、表示制御部103は、図7に示す通り、フォーマットデータテーブルに定義されている設定値の変更が禁止されている設定項目、例えば、製造日、賞味期限、値段の表示領域にマスク処理を施した画像を表示して、薄暗く表示するものであってもよい。また、操作内容判定部101は、これら製造日、賞味期限、値段の表示領域がタッチされた場合であっても、これら設定項目についての操作を受け付けない。
これにより、ユーザは、印刷プレビュー画面において、設定値の変更が可能な設定項目と、設定値の変更が不可能な設定項目とを、視覚的に容易に認識することができる。また、このように、設定値の変更が禁止されている項目を設けることにより、日付の偽装やその他不正行為等を防ぐことができる。
なお、操作内容判定部101及び設定制御部102は、印刷プレビュー画面に限られず、設定画面を介して設定が変更される場合であっても、設定値の変更が禁止されている設定項目については、これら設定項目についての操作を受け付けず、設定値を変更させないものであってもよい。
図8は、選択リスト画面の一例を示す図である。この選択リスト画面は、印刷プレビュー画面を表示している状態において設定値を変更する際に、指定された設定項目ごとの選択候補の一覧を表示する画面である。
図8に示す選択リスト画面P3は、設定項目「産地番号」が指定された場合の一例を示す。
図8に示す通り、設定項目「産地番号」の選択候補の一覧を表示する選択リスト画面P3には、設定項目「産地番号」の選択候補である「産地番号」と「産地名」とが表示されている。なお、図8に示す例では、産地番号と産地名の両方を表示する例を示したが、本発明はこれに限られず、指定された設定項目「産地番号」の選択候補として、産地番号のみを表示するものであってもよく、産地名のみを表示するものであってもよい。
なお、本実施形態において、表示制御部103は、指定された設定項目の選択候補テーブル、例えば、記憶部400内の広告文選択候補テーブル又は産地名候補テーブルから、各設定項目に対応する選択候補を読み出し、読み出した情報に基づいて選択リスト画面を生成する。この選択リスト画面に表示される選択候補の順番は、任意に設定可能である。
例えば、表示制御部103は、予め決められた順番(例えば、産地番号の昇順)で選択候補を上から下に並べて表示する選択リスト画面を生成するものであってもよく、現在の時刻に応じて予め決められている選択候補を優先してリストの上位に表示する選択リスト画面を生成するものであってもよい。例えば、夕方の4時〜6時になったら「広告文」の選択リスト画面として、「タイムセール」をリストの上位に表示する選択リスト画面を生成するものであってもよい。
また、操作内容判定部101は、選択リスト画面を介して設定項目が指定された場合、指定された設定項目ごとに指定回数又は指定時刻等の指定操作の履歴を示す履歴情報を記憶部400に格納するものであってもよい。この場合、表示制御部103は、この履歴情報を参照して、選択した回数の多い選択候補を優先して上位に表示する選択リスト画面を生成するものであってもよく、直近で指定された選択候補を優先して上位に表示する選択リスト画面を生成するものであってもよい。
なお、候補リスト画面に表示する選択候補の順番を示す情報は、設定項目又は商品ごとに決められるものであってもよい。例えば、選択候補テーブル内の各設定項目にそれぞれ対応付けて記憶されているものであってもよく、設定値テーブル内の各商品番号にそれぞれ対応付けて記憶されているものであってもよい。このように、商品番号ごとに候補リスト画面に表示する選択候補の順番を決めることにより、より精密な設定が可能となる。
次に、図9を参照して、本実施形態に係るラベルプリンタ1の処理方法の一例について説明する。図9は、本実施形態に係るラベルプリンタ1の処理方法の一例について説明するためのフローチャートである。
この図9に示すフローチャートは、例えば第1画面において、ラベルを発行する商品が指定されることにより開始する。なお、各ステップは、制御部100によって実行される処理である。
ステップS11:表示制御部103は、指定された商品の設定項目及び設定値を記憶部400から読み出し、読み出した情報に基づき設定画面を生成し、表示部302に表示させる。例えば、商品番号「00001」が指定された場合、表示制御部103は、記憶部400の設定値テーブルを参照して、商品番号「00001」と対応付けられている設定項目及び設定値を設定テーブルから読み出し、図6に示した設定画面P1を生成し、表示部302に表示させる。
ステップS12:次いで、操作内容判定部101は、設定画面P1を表示している状態において、設定値を設定する指示の操作を受け付けた否かを判定する。例えば、操作内容判定部101は、設定画面P1内の項目ボタンB1がタッチされたか否かを判定する。任意の項目ボタンB1がタッチされた場合、操作内容判定部101は、指定された設定項目の設定値の設定(変更も含む)を指示するボタン(図示せず)をタッチする操作を受け付けたか否かを判定する。なお、設定値の設定や変更を指示するボタンとは、例えば、文字、数字、削除キー等を表示するキー入力画面であって、操作内容判定部101は、このキー入力画面から入力された情報を設定値として受け付ける。
ステップS13:設定値を設定(変更も含む)する指示の操作を受け付けたことを操作内容判定部101が判定した場合、設定制御部102は、記憶部400内の設定値テーブルにおける指定された設定項目に対応付けて、設定(変更も含む)された設定値を書き込む。
ステップS14:また、操作内容判定部101は、設定画面P1を表示している状態において、選択候補を追加、変更又は削除する指示の操作を受け付けた否かを判定する。例えば、操作内容判定部101は、設定画面P1内の項目ボタンB1がタッチされたか否かを判定する。任意の項目ボタンB1がタッチされた場合、操作内容判定部101は、指定された設定項目の選択候補を追加、変更又は削除を指示するボタン(図示せず)をタッチする操作を受け付けたか否かを判定する。なお、選択候補を追加、変更又は削除を指示するボタンとは、例えば、文字、数字、削除キー等を表示するキー入力画面であって、操作内容判定部101は、このキー入力画面から入力された情報を、選択候補として受け付ける。
ステップS15:選択候補を追加又は変更する指示の操作を受け付けたことを操作内容判定部101が判定した場合、設定制御部102は、指定された設定項目の選択候補テーブル、例えば、記憶部400内の広告文選択候補テーブル又は産地名候補テーブルに、追加又は変更する指示を受けた選択候補を書き込む。なお、選択候補を削除する指示の操作を受け付けたことを操作内容判定部101が判定した場合、設定制御部102は、指定された設定項目の選択候補テーブル、例えば、記憶部400内の広告文選択候補テーブル又は産地名候補テーブルから、削除が指示された選択候補を消去する。
ステップS16:そして、操作内容判定部101は、設定画面P1を表示している状態において、印刷プレビュー画面の表示指示の操作を受け付けた否かを判定する。例えば、操作内容判定部101は、設定画面P1内のプレビューボタンB3がタッチされたか否かを判定する。
ステップS17:プレビューボタンB3がタッチされ、印刷プレビュー画面の表示指示の操作を受け付けたことを操作内容判定部101が判定した場合、表示制御部103は、記憶部400の設定値テーブルを参照して、印刷プレビュー画面P2を生成し、表示部302に表示させる。
ステップS18:そして、制御部100は、印刷プレビュー画面P2を表示している状態において、操作内容判定部101は、指定された設定項目の選択候補のうち一の選択候補が選択されたか否かを判定する。一の選択候補が選択されたことを操作内容判定部101が判定した場合、表示制御部103は、印刷プレビュー画面P2に表示されている指定の設定項目の設定値を、選択された一の選択候補に変更した印刷プレビュー画面を作成し、表示部302に表示させる。なお、ステップS18の詳細な処理については、図10を参照して、後述する。
ステップS19:次いで、操作内容判定部101は、印刷プレビュー画面を表示している状態において、印刷指示の操作を受け付けた否かを判定する。例えば、操作内容判定部101は、印刷プレビュー画面内の印刷ボタンB6がタッチされたか否かを判定する。
ステップS20:印刷ボタンB6がタッチされ、印刷指示の操作を受け付けたことを操作内容判定部101が判定した場合、印刷制御部104は、記憶部400の設定値テーブルを参照して、印刷プレビュー画面に表示されている情報を出力し、印刷機構500にラベルの印刷を実行させる。
なお、制御部100は、図9に示す処理を繰り返し実行する。
次に、図10を参照して、本実施形態に係るラベルプリンタ1の処理方法の一部について説明する。図10は、本実施形態に係るラベルプリンタ1の処理方法の一部について説明するためのフローチャートである。
この図10に示すフローチャートは、図9に示すステップS18に相当する処理である。なお、各ステップは、制御部100によって実行される処理である。
ステップS21:操作内容判定部101は、印刷プレビュー画面を表示している状態において、キー操作部200からの操作入力を受け付けたか否かを判定する。
ステップS22:キー操作部200からの操作入力を受け付けたことを操作内容判定部101が判定した場合、操作内容判定部101は、設定項目の指定があるか否かを判定する。例えば、印刷プレビュー画面内の設定項目の印刷位置に対応する画面エリアがタッチされた場合、操作内容判定部101は、タッチされた画面エリアに対応する設定項目が指定されたことを判定する。また、入力された数字の桁数に応じて設定項目が一意に決められている場合、操作内容判定部101は、入力された数字の桁数に対応する設定項目が指定されたことを判定する。
ステップS23:ステップS21においてキー操作部200からの操作入力を受け付けたこと、及び、ステップS22において設定項目が指定されたことを操作内容判定部101が判定した場合、表示制御部103は、印刷プレビュー画面において指定された設定項目の設定値を、選択された一の選択候補に変更した印刷プレビュー画面を作成し、表示部302に表示させる。
ステップS24:また、ステップS21においてキー操作部200からの操作入力を受け付けたこと、及び、ステップS22において設定項目が指定されたことを操作内容判定部101が判定した場合、設定制御部102は、記憶部400の設定値テーブルに対して、指定された設定項目に対応する設定値を、選択された選択候補に書き換える。
ステップS25:一方、ステップS21において、キー操作部200からの操作入力を受け付けたことを判定しない場合、操作内容判定部101は、印刷プレビュー画面P2から設定項目を指定する操作を受け付けたか否かを判定する。例えば、印刷プレビュー画面P2内の設定項目の所定の印刷位置に対応する画面エリアがタッチされた場合、操作内容判定部101は、タッチされた画像エリアに対応する設定項目が指定されたことを判定する。
ステップS26:設定項目が指定されたことを操作内容判定部101が判定した場合、表示制御部103は、指定された設定項目の選択候補テーブル、例えば、記憶部400内の広告文選択候補テーブル又は産地名候補テーブルに格納されている選択候補を読み出し、選択リスト画面を生成して、表示部302に選択リスト画面P3を表示させる。
ステップS27:次いで、選択リスト画面P3の中から一の選択候補がタッチされた場合、操作内容判定部101は、タッチされた設定項目が指定されたことを判定する。そして、制御部100は、ステップS23,24の処理に移行する。
以上説明した通り、本発明の一実施形態に係るラベルプリンタ1によれば、印刷プレビュー画面を表示している状態において、印刷対象に印刷される内容を修正するための作業を入力することができるため、印刷時の修正作業を効率よく行うことができる。
例えば、印刷プレビュー画面P2を見て、産地名に誤記があることが発見された場合、ユーザが印刷プレビュー画面P2内の産地名が表示されている部分をタッチすることで、表示制御部103は、選択リスト画面P3を表示する。そして、選択リスト画面P3の中から青森産と記載された部分をユーザがタッチしたとする。これにより、表示制御部103は、産地名の選択リスト画面P3から印刷プレビュー画面に遷移させるとともに、印刷プレビュー画面P2内の産地名の印刷位置に表示されている「北海道産」という文字を「青森産」に変更して表示させることができる。また、設定制御部102は、設定値テーブルの設定項目「産地番号」の設定値を「001」から「002」に書き換えることができる。このように、印刷プレビュー画面P2のラベルイメージ上において変更したい設定項目をタッチすることにより、選択候補の選択が可能となるため、設定値の変更に要する時間が短縮され、操作性が向上する。
また、印刷プレビュー画面P2が表示されている状態において、キー操作部200から「002」が入力されたとする。この場合、操作内容判定部101は、入力された数字の桁数に基づき設定項目「産地番号」が指定されたこと、及び、入力された数字「002」に対応する「青森産」という選択候補が選択されたことを判定することができる。この操作により、表示制御部103は、印刷プレビュー画面内の産地名の印刷位置に表示されている「北海道産」という文字を「青森産」に変更して表示させることができる。また、設定制御部102は、設定値テーブルの設定項目「産地番号」の設定値を「001」から「002」に書き換えることができる。このように、印刷プレビュー画面が表示されている状態において、設定値を示す識別番号が入力されることにより、選択候補の選択が可能となるため、設定値の変更に要する時間が短縮され、操作性が向上する。また、この例のように、識別番号の桁数に基づき指定された設定項目を判定することができるため、設定値の変更に要する時間をさらに短縮し、操作性をさらに向上させることができる。
さらに、印刷プレビュー画面P2を表示している状態において、そのまま、設定値を修正し、修正後の印刷イメージを再び確認することができる。よって、設定項目の変更前後の確認を容易に行うことができる。従って、印刷プレビュー画面から設定画面に戻って設定値を変更し、再度印刷プレビュー画面を表示させて印刷イメージを確認するという作業に比べて、本願発明に係るラベルプリンタ1は、操作回数を減らし、設定値の変更に要する時間を短縮させ、操作性を向上させることができる。
なお、上述の実施形態では、ラベルプリンタ1がそれぞれの画面を表示部302の全面に表示する例について説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、表示制御部103は、設定画面に表示されている内容と、印刷プレビュー画面に表示されている内容を、同一の画面上に、同時に表示するものであってもよい。これにより、ラベルに印刷される設定項目については印刷プレビュー画面に表示されている設定値をタッチして変更することができるため、直感的な設定値の変更操作が可能となる。また、ラベルに表示されていない設定値についても、印刷プレビュー画面を見ながら変更することが可能となる。
また、この場合、表示制御部103は、設定値が変更された場合、つまり、一の選択候補が選択された場合、変更後の設定値(つまり選択された選択候補)を、変更されていない設定値と異なる表示態様で表示するものであってもよい。例えば、表示制御部103は、変更後の設定値の色やフォントを変更したり、点灯している文字を点滅する文字に変更したりすることができる。これにより、ユーザは、設定値が変更された設定項目を視覚的に容易に確認することができる。
また、本発明の実施形態によるラベルプリンタ1の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の実施形態によるラベルプリンタ1の各処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
また、上述の実施形態では、本発明に係るラベル編集装置がラベルプリンタ1である例について説明したが、本発明はこれに限られない。
例えば、印刷機構500及びはかり600は、外部に設けられる構成の装置であってもよい。具体的に説明すると、本発明に係るラベル編集装置が、ラベル編集機能に特化した専用の装置や、ラベル編集機能を実現するプログラムを実行して動作するパーソナルコンピュータであって、印刷機構500を有する外部のプリンタや、はかり600を有する外部の計量機と接続されるものであってもよい。
また、本発明は、少なくとも制御部100、キー操作部200、タッチパネル300、及び記憶部400を備えるいかなる装置であってもよい。具体的に説明すると、商品を包装する包装機や、商品の重量を計測する計量機などであって、少なくとも制御部100、キー操作部200、タッチパネル300、及び記憶部400が搭載される装置であってもよい。これら本発明に適用可能な包装機や計量機は、印刷機構500及びはかり600を内蔵する構成であってもよい。
上記の実施形態で示したラベルプリンタ1に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)ラベルプリンタ1は、設定項目ごとに設定される設定値の選択候補を示す情報と、設定項目ごとの設定値を示す情報と、設定項目ごとに決められた印刷位置を示す情報と、を記憶する記憶部400と、操作部(キー操作部200又は操作パネル301)からの入力情報に基づき、選択候補の中から一の選択候補が選択されたか否かを判定する操作内容判定部101と、記憶部400に記憶されている情報を参照して、設定項目の印刷位置に設定された設定値を表示する印刷プレビュー画面を表示部302に表示させるとともに、一の選択候補が選択されたことを操作内容判定部101が判定した場合、操作内容判定部101の判定結果に基づき、印刷プレビュー画面における設定項目の印刷位置に、一の選択候補を表示させる表示制御部103と、を備えるものであってもよい。
(付記2)ラベルプリンタ1は、一の選択候補が選択されたことを操作内容判定部101が判定した場合、操作内容判定部101の判定結果に基づき、一の選択候補が対応する設定項目に設定された設定値であることを示す情報を記憶部400に書き込む設定制御部102を、さらに備えるものであってもい。
これにより、印刷プレビュー画面からのユーザ操作によって設定値を変更することが可能となるため、設定値の変更に要する時間が短縮され、操作性が向上する。
(付記3)ラベルプリンタ1の表示制御部103は、印刷プレビュー画面における設定項目が指定されたことを操作内容判定部101が判定した場合、指定された項目に対応する選択候補のリストを表示部302に表示させ、操作内容判定部101は、選択候補のリストの中から一の選択候補が指定された場合、一の選択候補が選択されたと判定するものであってもよい。
これにより、ユーザは、選択候補を確認しながら一の選択候補を選択することが可能となるため、操作性が向上する。
(付記4)ラベルプリンタ1の操作内容判定部101は、一の選択候補に割り当てられた識別情報が指定された場合、一の選択候補が選択されたと判定するものであってもよい。
これにより、ユーザは、リストを表示部302に表示させるという手間を省くことができるため、さらに設定値の変更に要する時間が短縮され、操作性が向上する。
(付記5)ラベルプリンタ1の表示制御部103は、選択候補の追加又は変更を指示する操作を受け付ける画像領域を、印刷プレビュー画面とともに同一画面内に表示させるものであってもよい。
これにより、印刷対象に印刷される設定項目については印刷プレビュー画面に表示されている設定値をタッチして変更することができるため、直感的な設定値の変更操作が可能となる。また、印刷対象に表示されていない設定値についても、印刷プレビュー画面を見ながら変更することが可能となる。
(付記6)ラベルプリンタ1の表示制御部103は、一の選択候補が選択されたことを操作内容判定部101が判定した場合、印刷プレビュー画面に表示されている他の設定値と異なる表示態様で、一の選択候補を表示させるものであってもよい。
これにより、ユーザは、設定値が変更された設定項目を視覚的に容易に確認することができる。
(付記7)
ラベル編集装置は、印刷される印字項目からなる印刷プレビューを表示する表示手段と、前記表示されている印刷プレビュー上の前記印字項目の設定値をタッチ操作により編集する第1の編集手段とを備え、前記第1の編集手段は、前記印刷プレビュー上の1つの前記印字項目に対するタッチ操作に基づいて編集対象の前記印字項目を特定して、当該印字項目の設定値を編集し、前記表示手段は、編集後の新たな設定値を前記印刷プレビューに表示する。
このラベル編集装置によると、印刷プレビュー画面を表示している状態において、印刷対象に印刷される内容を修正するための作業を入力することができるため、印刷時の修正作業を効率よく行うことができる。
(付記8)
また、上記ラベル編集装置において、前記表示手段は、タッチ操作に基づいて特定された編集対象の前記印字項目に応じて当該印字項目の新たな設定値となり得る複数の候補設定値を表示可能であり、前記第1の編集手段は、1つの候補設定値に対するタッチ操作に基づいて新たな設定値を特定することにより、当該印字項目について新たな設定値に編集するようにしてもよい。
(付記9)
また、上記ラベル編集装置は、印字項目の設定値をキー操作により編集する第2の編集手段を更に備え、前記第2の編集手段は、キー操作による入力値に基づいて編集対象の印字項目と新たな設定値とを特定することにより、当該印字項目について新たな設定値に編集するようにしてもよい。
(付記10)
また、上記ラベル編集装置において、前記表示手段は、前記印字項目が編集可能であるか否かに基づいて、前記印刷プレビュー上の前記印字項目の表示態様を異ならせて表示するようにしてもよい。
付記11
ラベル編集装置は、印刷処理が実行可能な状態において印刷される印字項目からなる印刷プレビューを表示する表示手段と、前記表示されている印刷プレビュー上の前記印字項目の設定値をタッチ操作により編集する編集手段とを備え、前記編集手段は、前記印刷プレビュー上の1つの前記印字項目に対するタッチ操作に基づいて編集対象の前記印字項目を特定して、当該印字項目の設定値を編集し、前記表示手段は、前記印字項目が編集可能であるか否かに基づいて、前記印刷プレビュー上の前記印字項目の表示態様を異ならせて表示する。
付記12
また、上記ラベル編集装置において、前記表示手段は、タッチ操作に基づいて特定された編集対象の前記印字項目に応じて当該印字項目の新たな設定値となり得る複数の候補設定値を表示可能であり、前記編集手段は、1つの候補設定値に対するタッチ操作に基づいて新たな設定値を特定することにより、当該印字項目について新たな設定値に編集してもよい。
付記13
また、上記ラベル編集装置は、時間を計時する計時手段を備え、前記表示手段は、前記計時手段により計時された時間に基づく前記印字項目を、編集不可の表示態様として表示してもよい。
付記14
上記ラベル編集装置を備えた印刷装置であってもよい。
1 ラベルプリンタ
100 制御部
101 操作内容判定部
102 設定制御部
103 表示制御部
104 印刷制御部
105 ロードセル制御部
200 キー操作部
300 タッチパネル
301 操作パネル
302 表示部
400 記憶部
500 印刷機構
600 はかり
601 ロードセル

Claims (3)

  1. 商品に貼付するラベルを編集するラベル編集装置であって、
    印刷処理が実行可能な状態において印刷される印字項目からなる印刷プレビューを表示する表示手段と、
    前記印刷プレビュー上において前記印字項目の設定値を編集可能な編集手段と
    を備え、
    前記印字項目には、前記編集可能な編集手段による設定値の変更を許可する変更許可印字項目と、設定値の変更を禁止する変更禁止印字項目とがあり、
    前記変更禁止印字項目には、少なくとも、商品の賞味期限を示した印字項目が含まれ、
    前記表示手段は、
    前記変更禁止印字項目であるか前記変更許可印字項目であるかに基づいて、前記印刷プレビュー上の前記印字項目の表示態様を異ならせて表示し、
    前記編集手段として、
    前記印刷プレビュー上の前記変更許可印字項目をタッチ操作により特定し、該変更許可印字項目の設定値を編集する第1編集手段と、
    前記印刷プレビュー上の前記変更許可印字項目を入力操作により入力された識別番号の桁数に基づいて特定し、該変更許可印字項目の設定値を編集する第2編集手段と
    を有することを特徴とするラベル編集装置。
  2. 前記表示手段は、
    前記第1編集手段のタッチ操作により特定された前記変更許可印字項目の設定値を選択可能な選択画面を表示し、
    当該選択画面で表示される設定値は、時間情報または選択回数情報に基づいて並べて表示されることを特徴とする請求項に記載のラベル編集装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のラベル編集装置を備えた印刷装置。
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