JP4543741B2 - グラフ作成装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、グラフを作成する技術に関する。
例えば、特許文献1には、スキャナで読み取った帳票の内容に基づいてグラフを作画する画像生成装置が開示されている。この特許文献1に記載された技術によれば、例えば、月毎の売上額が示された帳票の原稿を画像生成装置に読み取らせるだけで、帳票に示された月毎の売上額の推移を表すグラフを得ることができる。
特開平4−74286号公報
ところで、特許文献1に記載された技術では、スキャナに読み取らせる帳票の原稿を、手書きであってもよいものの、予め定められた書式に従って作成しなければならない。したがって、例えば、既に印刷されている2003年度版のグラフを構成する各要素の値を少しずつ変更して2004年度版のグラフを作成する場合や、既に印刷されているグラフ中の、ある幾つかの要素の値のみを修正したい場合等であっても、予め定められた書式に従って帳票を作成しなければならず、煩雑であった。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、グラフの修正や新たなグラフの作成を、既に印刷されているグラフの原稿を用いて簡単に行えるようにすることである。
請求項1に係る発明は、原稿から光学的に読み取られた画像を取得する取得手段と、前記原稿のデータを、当該データを識別するための識別情報と対応付けて記憶する記憶手段と、前記取得手段により取得された画像に含まれているグラフを検出し、当該グラフの種類を判別する判別手段と、前記グラフの画像を解析し、前記グラフを構成する要素毎に前記グラフに示された当該要素の値を特定する特定手段と、前記取得手段により取得された画像において、前記要素毎に、当該要素に対して割り当てられた領域内から手書きの値を抽出し、文字認識処理を施して前記手書きの値を認識する認識手段と、前記特定手段により特定された前記要素毎の値を、前記認識手段により認識された前記要素毎の値を用いて修正する修正手段と、前記識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された識別情報によって特定されるデータを前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出されたデータに含まれているグラフのデータと、前記修正手段により修正された前記要素毎の値とに基づいて、グラフを作成する作成手段と、前記読出手段により読み出されたデータに含まれているグラフのデータを前記作成手段により作成されたグラフのデータに変更する第1の変更手段と、前記読出手段により読み出されたデータから、前記グラフの内容を説明する文または前記グラフの内容を示す表を検索する検索手段と、前記検索手段による検索の結果、ヒットした文または表に含まれている前記要素毎の値を、前記修正手段により修正された前記要素毎の値に変更する第2の変更手段と、前記第1の変更手段によりグラフのデータが変更され、かつ前記第2の変更手段により文または表が修正された原稿のデータを出力する出力手段とを具備することを特徴とするグラフ作成装置である。
請求項4に係る発明は、コンピュータを、原稿から光学的に読み取られた画像を取得する取得手段と、前記原稿のデータを、当該データを識別するための識別情報と対応付けて記憶する記憶手段と、前記取得手段により取得された画像に含まれているグラフを検出し、当該グラフの種類を判別する判別手段と、前記グラフの画像を解析し、前記グラフを構成する要素毎に前記グラフに示された当該要素の値を特定する特定手段と、前記取得手段により取得された画像において、前記要素毎に、当該要素に対して割り当てられた領域内から手書きの値を抽出し、文字認識処理を施して前記手書きの値を認識する認識手段と、前記特定手段により特定された前記要素毎の値を、前記認識手段により認識された前記要素毎の値を用いて修正する修正手段と、前記識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された識別情報によって特定されるデータを前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出されたデータに含まれているグラフのデータと、前記修正手段により修正された前記要素毎の値とに基づいて、グラフを作成する作成手段と、前記読出手段により読み出されたデータに含まれているグラフのデータを前記作成手段により作成されたグラフのデータに変更する第1の変更手段と、前記読出手段により読み出されたデータから、前記グラフの内容を説明する文または前記グラフの内容を示す表を検索する検索手段と、前記検索手段による検索の結果、ヒットした文または表に含まれている前記要素毎の値を、前記修正手段により修正された前記要素毎の値に変更する第2の変更手段と、前記第1の変更手段によりグラフのデータが変更され、かつ前記第2の変更手段により文または表が修正された原稿のデータを出力する出力手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、グラフの修正や新たなグラフの作成を、既に印刷されているグラフの原稿を用いて簡単に行えるようになる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[A.実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係るグラフ作成装置10の構成を例示するブロック図である。同図において、CPU101は、ROM102やHD(ハードディスク)108に記憶されているプログラムを読み出して実行し、グラフ作成装置10を制御する。ROM102には、グラフ作成装置10の基本制御を司るプログラム等が記憶されている。RAM103は、CPU101のワークエリアとして用いられる。スキャナ104は、原稿を光学的に読み取ってカラー画像を生成する。
操作部105は、テンキーや各種の操作ボタン、あるいはキーボードやマウス等を有している。印刷部106は、グラフ作成装置10によって作成されたグラフの画像等を用紙に印刷する。表示部107は、液晶表示パネルと、液晶表示パネルの表示制御を行う駆動回路とを有している。HD108には、グラフ作成装置10によって作成されたグラフのデータ等が記憶される。また、このHD108には、スキャナ104によって読み取られた原稿のカラー画像等が一時的に記憶される。
次に、グラフ作成装置10の動作について説明する。
例えば、グラフ作成装置10や他のパーソナルコンピュータによって作成され、印刷された原稿に、図3(a)に示す円グラフ20が含まれていたとする。ここで、円グラフ20を構成する3つの要素、“A”、“B”および“C”のうち、要素“A”の比率を“50%”から“60%”へ、要素“C”の比率を“20%”から“10%”へ修正したい場合、まず、ユーザは、図3(b)に示すように、原稿上において、円グラフ20の周囲のうち、要素“A”と対応する部分に“60”を、要素“C”と対応する部分に“10”を、赤色のペンで書き込む。勿論、書き込まれる数値の色は、グラフ作成装置10に登録さえしておけば、青や緑あるいは黒であっても構わない。
次いで、ユーザは、数値を書き込んだ原稿をスキャナ104にセットし、操作部105を操作して読み取りの開始を指示する。これに応じてCPU101は、図2に示すように、スキャナ104に対して原稿の読み取りを指示する。これによりスキャナ104は、セットされた原稿を読み取ってカラー画像データを生成する(ステップS101)。次いで、CPU101は、スキャナ104から出力されたカラー画像データに対して画像認識処理を施し、この画像に含まれているグラフを検出するとともに、検出したグラフの種類を判別する(ステップS102)。ここで、HD108には、例えば、円グラフの特徴を示す基準パターンデータ(画像データ)や、棒グラフの特徴を示す基準パターンデータ、あるいは折れ線グラフの特徴を示す基準パターンデータが記憶されており、CPU101は、これらの基準パターンデータを用いる等して、画像中に含まれているグラフが、円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフのうちのどれに該当するのか、その種類を判別する。
この後、CPU101は、検出したグラフの画像を解析し、このグラフを構成する各要素について、グラフに示されている値(グラフ値)を特定する(ステップS103)。例えば、図3(b)に示す円グラフ20の場合、CPU101は、円グラフ20の内側の領域に対して文字認識処理を施し、要素“A”については“50”、要素“B”については“30”、要素“C”については“20”とのグラフ値を得る。勿論、CPU101は、円グラフ20を構成する要素毎に、円グラフ20の中心を基点として形成される扇型の中心角を求め、360度を100とした場合の値に置き換えることで、各要素のグラフ値を得る構成であってもよい。
次いで、CPU101は、例えば、図3(c)に示すように、検出した円グラフ20の周囲に、文字列抽出領域30a,30b,30cを設定する(ステップS104)。そして、CPU101は、設定した文字列抽出領域30a,30b,30cの中から、赤色で書き込まれた手書き文字を抽出して文字認識処理を施し、要素毎にユーザが書き込んだ数値を得る(ステップS105)。例えば、図3(c)の場合、文字列抽出領域30a内に書き込まれている数値“60”が要素“A”の修正後の値として、また、文字列抽出領域30c内に書き込まれている数値“10”が要素“C”の修正後の値として取得される。また、文字列抽出領域30b内には何ら文字が書き込まれていないので、CPU101は、要素“B”については修正なしと判定する。
なお、修正したい数値を書き込む場所(領域)は、要素毎に予め定められており、図3(c)に示した円グラフ20の場合、要素“A”については文字列抽出領域30a、要素“B”については文字列抽出領域30b、要素“C”については文字列抽出領域30cとなっている。勿論、数値を書き込む領域を円グラフ20の内側に設定することもできる。
次いで、CPU101は、ステップS103において取得した各要素のグラフ値と、ステップS105において取得した各要素のユーザ記入値との対応関係を示したグラフ修正テーブル40を作成し(ステップS106)、HD108に記憶する。ここで、図4は、図3(c)に示した円グラフ20のグラフ修正テーブル40について示す図である。例えば、CPU101は、図3(c)に示した円グラフ20について、12時の方向から順に時計回りで各要素を特定し、要素IDを割り当てる。そして、図4に示すように、要素IDと対応付けて、ステップS103において取得した各要素のグラフ値と、ステップS105において取得した各要素のユーザ記入値とをグラフ修正テーブル40に格納する。
この後、CPU101は、ステップS102において判別したグラフの種類と、ステップS106において作成したグラフ修正テーブル40とに基づいて、グラフを作成し(ステップS107)、表示部107に表示する(ステップS108)。例えば、CPU101は、図3(c)に示した円グラフ20の場合、グラフの種類“円グラフ”と、図4に示したグラフ修正テーブル40とに基づいて、図3(d)に示すように、要素“A”については、その値を“50”から“60”へ修正し、要素“B”についてはその値を“30”のままに、また、要素“C”については、その値を“20”から“10”へ修正した円グラフ25を作成する。
なお、CPU101は、グラフ修正テーブル40に格納されているグラフ値およびユーザ記入値を用いて修正後の各要素の値を求めている。すなわち、図4に示すように、例えば、要素IDが“1(要素A)”の場合、グラフ値が“50”、ユーザ記入値が“60”であるので、CPU101は、要素Aの値を“60”に変更する。また、要素IDが“2(要素B)”の場合、グラフ値が“30”、ユーザ記入値が“−(なし)”であるので、CPU101は、要素Bの値を“30”のままとする。また、要素IDが“3(要素C)”の場合、グラフ値が“20”、ユーザ記入値が“10”であるので、CPU101は、要素Cの値を“10”に変更する。
勿論、ユーザによって原稿中に書き込まれる数値(ユーザ記入値)は、各要素の修正後の値ではなく、例えば、“+10”や“−10”等、各要素のグラフ値に対して加算または減算する値であってもよい。
また、CPU101は、グラフの画像を解析し、グラフのサイズ、グラフ中に記載されている各文字列やその配置位置、フォントサイズ等の情報を得て、ステップS107においてグラフを作成する際には、それらの情報を用いて、作成するグラフのサイズや、グラフ中に配置する文字列の位置やフォントサイズ等を設定することができる。また、CPU101は、グラフ中に配置する文字列についても、グラフ修正テーブル40を参照し、各要素の値を修正することができる。例えば、図3(d)に示すように、CPU101は、要素“A”について示した文字列を“A50%”から“A60%”に、また、要素“C”について示した文字列を“C20%”から“C10%”に修正する。
次いで、CPU101は、保存形式を問うメッセージを表示部107に表示する。ユーザは、例えば、新規のデータとして保存したい場合は、操作部105を操作し、ファイル名を入力するとともに新規のデータとして保存する旨を指示する(ステップS109:YES)。この場合、CPU101は、ステップS107において作成したグラフのデータを、入力されたファイル名でHD108に保存する(ステップS110)。
また、ユーザが操作部105を操作し、HD108に保存されているいずれかのデータを選択して上書き保存を行う旨を指示した場合(ステップS109:YES)、CPU101は、ステップS107において作成したグラフのデータを、ユーザによって選択されたデータとしてHD108に上書き保存する(ステップS110)。なお、文書データの一部としてグラフが組み込まれている場合は、文書データのうちグラフに関するデータの部分のみが上書きされ、差し替えられる。
また、CPU101は、操作部105からグラフの印刷が指示された場合は(ステップS111)、ステップS107において作成したグラフのデータを印刷部106に送信するとともに、印刷部106に対して印刷を指示する。これに応じて印刷部106は、作成したグラフの画像を用紙に印刷する(ステップS112)。
以上説明したように本実施形態によれば、グラフ作成装置10は、原稿から読み取った画像に含まれているグラフの種類を判別するとともに、このグラフの画像を解析し、グラフを構成する各要素についてグラフに示されている値を特定する。また、グラフ作成装置10は、特定した各要素の値を、文字列抽出領域30a,30b,30cから抽出した手書きの数値を用いて修正し、修正後の各要素の値と、判別したグラフの種類とに基づいてグラフを作成する。
したがって、ユーザは、既に印刷されたグラフの原稿上に、修正したい要素の値を手書きし、この原稿をスキャナ104に読み取らせるだけで、グラフの修正や新たなグラフの作成を行うことができる。よって、例えば、既に印刷されている2003年度版のグラフを構成する各要素の値を少しずつ変更して2004年度版のグラフを作成する場合や、既に印刷されているグラフ中の、ある幾つかの要素の値のみを修正したい場合等に、簡単にグラフの修正や新たなグラフの作成を行うことができる。
なお、グラフ作成装置10(コンピュータ)は、HD108にインストールされているプログラムに従って本発明に係るグラフ作成処理(図2参照)を実行するが、このプログラムを通信によってグラフ作成装置10へ送信し、HD108にインストールさせるようにしてもよい。また、このプログラムをCD−ROM等の記録媒体に記録して提供してもよい。
[B.変形例]
(1)上述した実施形態では、修正したい数値を書き込む領域(文字列抽出領域30a,30b,30c)が、グラフの周囲またはグラフの内側に設定される場合について説明した。しかしながら、図5(a)に示すように、円グラフ20の各要素の値を示した表50がある場合は、この表50の近くに文字列抽出領域30a,30b,30cを設定してもよい。このように修正したい数値を書き込む領域は、要素毎に予め定められていればよく、また、この領域の位置をユーザに対して明示するため、点線や破線で囲って原稿中に印刷してもよい。
なお、図5(a)に示す原稿の場合、グラフ作成装置10は、原稿から読み取った画像に対して画像認識処理や文字認識処理を施し、表50のデータを作成することもできる。この場合、グラフ作成装置10は、円グラフ20の修正に加え、表50についても、グラフ修正テーブル40を参照して表50に示されている各要素の値を修正し、図5(b)に示すように円グラフ25および表55として表示または印刷する。なお、グラフと関連する表の検索には、グラフを構成する各要素の名称や、各要素の修正前のグラフ値、グラフのキャプション(見出し)等が検索キーワードとして使用される。勿論、グラフと表にリンクが設定されている場合は、このリンク情報に従ってグラフと関連する表を特定することができる。
(2)グラフ作成装置10は、グラフのデータ(あるいはグラフのデータが含まれている文書データ)のファイル名や、このファイル名を示す2次元バーコードを、グラフの画像とともに原稿中に印刷することが可能である。グラフ作成装置10は、原稿から読み取った画像からファイル名や2次元バーコードを検出した場合、このファイル名や2次元バーコードによって特定されるグラフのデータをHD108から読み出し、読み出したグラフのデータと、ステップS106において作成したグラフ修正テーブル40とに基づいてグラフを作成する。このような構成とすれば、グラフを作成する場合に、HD108に記憶されている元のグラフのデータを用いることができるので、修正が必要な要素の値のみを変更するだけでよく、グラフの作成処理を簡素化し、処理時間を短縮することができる。
なお、ファイル名や2次元バーコードを原稿中に印刷する代わりに、RFIDタグを原稿に貼り付け、このRFIDタグから送信されたID情報によってグラフのデータを特定し、HD108から読み出す構成であってもよい。但し、この場合は、タグリーダで読み取られた無線タグのID情報を入力するための通信部、あるいはタグリーダそのものがグラフ作成装置10に備わっている必要がある。また、ユーザが操作部105を操作し、グラフの作成の際に使用する元のデータのファイル名を入力する構成であってもよい。
また、図5(a)に示した円グラフ20と表50が、文書データ中においてHTMLやXML等のデータ記述言語によって図6に示すように記述されていた場合、CPU101は、文字列抽出領域30a,30b,30cから抽出した手書きの数値を、図6中、破線で示す各要素の変更値(修正後の値)を収める開始タグと終了タグの間に代入することで、円グラフ20および表50を修正し、図5(b)に示したように円グラフ25および表55として表示または印刷することができる。なお、図6において、“<cellvalue>”〜“</cellvalue>”は表オブジェクト、“<piechart>”〜“</piechart>”は円グラフオブジェクトである。また、“<re_A></re_A>(要素A)”、“<re_B></re_B>(要素B)”、“<re_C></re_C>(要素C)”は,各要素の変更値が入力されるオブジェクトである。勿論、グラフ作成装置10は、原稿から読み取られた画像を解析し、画像中に含まれているグラフや表について、図6に示すデータを作成することもできる。
(3)グラフ作成装置10は、図7(a)および図7(b)に示すように、円グラフ20の修正に応じて、円グラフ20について述べている文書を修正することもできる。例えば、グラフ作成装置10は、上述した変形例(2)で述べたように、原稿から読み取った画像中に含まれているファイル名や2次元バーコードによって特定される文書データをHD108から読み出し、まず、この文書データに含まれているグラフのデータを修正する。
次いで、グラフ作成装置10は、修正したグラフについて、このグラフを構成する各要素の名称や、各要素の修正前のグラフ値、このグラフのキャプション等を検索キーワードとして使用し、文書データの検索を行う。なお、グラフの内容を説明している文は、文書データ中においてグラフの近くにあることが多い。したがって、文書の検索範囲をグラフの位置を基準としてその近傍に限定してもよい。そして、グラフ作成装置10は、検索の結果、修正したグラフの内容を説明している文を検出すると、その文に含まれている各要素の値を、グラフ修正テーブル40を参照して修正後の各要素の値に変更する。例えば、図7に示す例では、円グラフ20の修正に応じて、図7(a)に示す文字列“実験では、Aが50%、Bが30%、Cが20%となった”が、図7(b)に示すように“実験では、Aが60%、Bが30%、Cが10%となった”と修正される。なお、グラフ作成装置10は、このようにして修正した文や、修正後のグラフを含む文書データ全体を表示したり印刷することができる。
(4)本発明に係るグラフ作成装置10は、複写機に適用することができる。また、スキャナとプリンタが接続されたパーソナルコンピュータ等に本発明を適用することができる。このようにスキャナ104と印刷部106は、ネットワークや通信ケーブルを介してグラフ作成装置10に接続される構成であってもよい。また、表示部107も、LCD等の外部接続機器としてグラフ作成装置10に接続される構成であってもよい。また、グラフ作成装置10は、DVD等の記録媒体に対してデータの読み出しや書き込みを行う記録媒体ドライブを備え、原稿から光学的に読み取られたグラフの画像を記録媒体から読み出して取得する一方、作成したグラフのデータを記録媒体に書き込んで出力する構成であってもよい。勿論、グラフ作成装置10がネットワークを介した通信を制御するネットワーク通信インタフェースを備えている場合は、原稿から光学的に読み取られたグラフの画像をネットワークを介して取得してもよいし、作成したグラフのデータをネットワークを介して他の通信装置へ出力してもよい。また、上述した実施形態では、円グラフの場合を例示して説明を行ったが、棒グラフや折れ線グラフ等に本発明を適用することもできる。
本発明の実施形態に係るグラフ作成装置10の構成を例示するブロック図である。 同実施形態に係り、グラフ作成装置10の動作を例示するフローチャートである。 同実施形態に係り、円グラフ20の修正処理について説明するための図である。 同実施形態に係り、グラフ修正テーブル40のデータ構成を例示する図である。 本発明の変形例(1)に係り、円グラフ20と表50の修正処理について説明するための図である。 本発明の変形例(2)に係り、円グラフ20と表50の修正処理について説明するための図である。 本発明の変形例(3)に係り、円グラフ20と説明文の修正処理について説明するための図である。
符号の説明
10…グラフ作成装置、20…円グラフ(修正前)、25…円グラフ(修正後)、30a,30b,30c…文字列抽出領域、40…グラフ修正テーブル、50…表(修正前)、55…表(修正後)、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…スキャナ、105…操作部、106…印刷部、107…表示部、108…HD。

Claims (5)

  1. 原稿から光学的に読み取られた画像を取得する取得手段と、
    前記原稿のデータを、当該データを識別するための識別情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記取得手段により取得された画像に含まれているグラフを検出し、当該グラフの種類を判別する判別手段と、
    前記グラフの画像を解析し、前記グラフを構成する要素毎に前記グラフに示された当該要素の値を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得された画像において、前記要素毎に、当該要素に対して割り当てられた領域内から手書きの値を抽出し、文字認識処理を施して前記手書きの値を認識する認識手段と、
    前記特定手段により特定された前記要素毎の値を、前記認識手段により認識された前記要素毎の値を用いて修正する修正手段と、
    前記識別情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された識別情報によって特定されるデータを前記記憶手段から読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出されたデータに含まれているグラフのデータと、前記修正手段により修正された前記要素毎の値とに基づいて、グラフを作成する作成手段と、
    前記読出手段により読み出されたデータに含まれているグラフのデータを前記作成手段により作成されたグラフのデータに変更する第1の変更手段と、
    前記読出手段により読み出されたデータから、前記グラフの内容を説明する文または前記グラフの内容を示す表を検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索の結果、ヒットした文または表に含まれている前記要素毎の値を、前記修正手段により修正された前記要素毎の値に変更する第2の変更手段と、
    前記第1の変更手段によりグラフのデータが変更され、かつ前記第2の変更手段により文または表が修正された原稿のデータを出力する出力手段と
    を具備することを特徴とするグラフ作成装置。
  2. 前記認識手段は、前記取得手段により取得された画像において、前記要素毎に、当該要素に対して割り当てられた領域内から、予め定められた色で書かれている手書きの値を抽出し、文字認識処理を施して前記手書きの値を認識する
    ことを特徴とする請求項1に記載のグラフ作成装置。
  3. 前記取得手段により取得された画像から前記識別情報を検出する検出手段を有し、
    前記入力手段は、前記検出手段により検出された識別情報を入力する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のグラフ作成装置。
  4. コンピュータを、
    原稿から光学的に読み取られた画像を取得する取得手段と、
    前記原稿のデータを、当該データを識別するための識別情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記取得手段により取得された画像に含まれているグラフを検出し、当該グラフの種類を判別する判別手段と、
    前記グラフの画像を解析し、前記グラフを構成する要素毎に前記グラフに示された当該要素の値を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得された画像において、前記要素毎に、当該要素に対して割り当てられた領域内から手書きの値を抽出し、文字認識処理を施して前記手書きの値を認識する認識手段と、
    前記特定手段により特定された前記要素毎の値を、前記認識手段により認識された前記要素毎の値を用いて修正する修正手段と、
    前記識別情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された識別情報によって特定されるデータを前記記憶手段から読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出されたデータに含まれているグラフのデータと、前記修正手段により修正された前記要素毎の値とに基づいて、グラフを作成する作成手段と、
    前記読出手段により読み出されたデータに含まれているグラフのデータを前記作成手段により作成されたグラフのデータに変更する第1の変更手段と、
    前記読出手段により読み出されたデータから、前記グラフの内容を説明する文または前記グラフの内容を示す表を検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索の結果、ヒットした文または表に含まれている前記要素毎の値を、前記修正手段により修正された前記要素毎の値に変更する第2の変更手段と、
    前記第1の変更手段によりグラフのデータが変更され、かつ前記第2の変更手段により文または表が修正された原稿のデータを出力する出力手段
    として機能させるためのプログラム。
  5. 請求項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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