JP4693825B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、スキャナにより読み取られた帳票の画像に基づき、当該帳票上の記載に対し手書きによる訂正が行われた箇所を検知する情報処理装置およびプログラムに関する。
保険会社においては、一般に、契約申込書などの帳票に書かれた内容は電子的な情報としてサーバ装置などの情報処理装置に登録されて管理される。例えば、契約者が保険の更新や新たな保険の契約を行う際には、契約者の登録済みの住所・氏名などが活字印刷された申込書が作成される。契約者は、自身の住所に変更が生じているような場合、申込書中の住所欄に記載されている旧住所に取消線等を引き、余白部分に現在の住所を手書きで書き込む。
保険会社では、このような手書きによる訂正を目視でチェックし、訂正箇所をマーカーペン等を用いて目立たせるような手作業を経て、オペレータによる登録済みデータの訂正処理等を行うようにしている。ただ、訂正箇所を探す作業は負担が大きく、見落としが生じる可能性もある。また、マーカーペン等による記入忘れ・誤記入が生じる可能性もある。また、マーカーペン等で帳票を汚してしまうこともある。
一方で、帳票上の訂正箇所を、光学式文字読取装置などにより検出する手法が知られている。例えば、特許文献1には、装置が抹消記号や抹消線によって文字が取り消されていると判断した時にそのパターンを削除し、取消し文字の上側の余白に記入されている文字パターンを有効として訂正文字の読み取りを行うことが開示されている。
特開平10−116315号公報(段落0004等)
しかしながら、特許文献1の技術では、訂正された文字の読み取り結果を得ることはできても、取り消された文字の情報や文字帳票上の訂正箇所の情報が残るわけではない。このため、オペレータは帳票上のどの箇所でどのような文字がどのような文字に訂正されたのかを一目で確認することができない。また、そのような確認作業を行った上で登録済みデータの訂正処理等を行うといったことができない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、帳票上の手書きによる訂正箇所を効率的に検知すると共にその訂正箇所の記載内容を一目で確認できる情報を生成することが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、スキャナにより読み取られた帳票の画像に基づき、当該帳票上の記載に対し手書きによる訂正が行われた箇所を検知する情報処理装置であって、前記帳票上において所定値以上の長さを有する一定方向の直線が記載されている箇所もしくは一定の規則性を乱す記載がある箇所を検出する検出手段と、事前に指定された前記帳票上の個々の領域のうち、前記検出手段により検出された箇所が属する領域が、手書きによる訂正が行われた訂正領域であるものと判定する判定手段と、前記帳票上に記載されている文字の認識処理を行う文字認識手段と、前記判定手段により判定された訂正領域を表示の際に際立たせる帳票画像を生成する生成手段とを具備し、前記文字認識手段は、前記判定手段により判定された訂正領域に含まれている手書き文字の認識処理をも行い、前記生成手段は、前記文字認識手段が前記手書き文字を認識処理した結果である活字体の文字情報と前記判定手段により判定された訂正領域の画像情報とを含む情報を生成して表示装置に表示させる処理をも行うものである
本発明に係るプログラムは、スキャナにより読み取られた帳票の画像に基づき、当該帳票上の記載に対し手書きによる訂正が行われた箇所を検知するプログラムであって、前記帳票上において所定値以上の長さを有する一定方向の直線が記載されている箇所もしくは一定の規則性を乱す記載がある箇所を検出する機能と、事前に指定された前記帳票上の個々の領域のうち、前記検出された箇所が属する領域が、手書きによる訂正が行われた訂正領域であるものと判定する機能と、前記帳票上に記載されている文字の認識処理を行う機能と、前記判定された訂正領域を表示の際に際立たせる帳票画像を生成する機能とをコンピュータに実現させ、前記認識処理を行う機能は、前記判定する機能により判定された訂正領域に含まれている手書き文字の認識処理をも行い、前記生成する機能は、前記認識処理を行う機能が前記手書き文字を認識処理した結果である活字体の文字情報と前記判定手段により判定された訂正領域の画像情報とを含む情報を生成して表示装置に表示させる処理をも行うものである
本発明によれば、帳票上の手書きによる訂正箇所を効率的に検知すると共にその訂正箇所の記載内容を一目で確認できる情報を生成することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。
本情報処理システムは、例えば保険会社における保険契約の業務に使用されるシステムであり、情報処理装置1、スキャナ2、表示装置3、入力装置4、およびサーバ装置5を含む。なお、スキャナ2、表示装置3、および入力装置4は、情報処理装置1に含まれる形態であってもよいし、外部装置として情報処理装置1に接続される形態であってもよい。また、情報処理装置1に備えられる各種機能のうちのいくつかの機能が、当該情報処理装置1にネットワークを介して接続される別の情報処理装置に備えられる形態をとっていてもよい。サーバ装置5は、例えばネットワークを介して情報処理装置1に接続される。
情報処理装置1は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)として実現されるものである。この情報処理装置1は、スキャナ2により読み取られた帳票20の画像に基づき、当該帳票20上の手書きによる訂正箇所を効率的に検知すると共にその訂正箇所の記載内容を一目で確認できる情報を生成して表示装置3に表示したり、入力装置4を通じて入力される操作者からの指示に従って訂正内容を反映させた契約情報をサーバ装置5へ送信したりすることができる。
上記帳票20の一例としては、図2に示されるような保険の申込書が挙げられる。帳票20上には、住所や氏名などを記入するための記入枠(罫線など)が印刷されている。当該記入枠はドロップアウトカラーで印刷されている。なお、図中では住所以外の名前・性別・生年月日・電話番号などの記載を省略しているが、実際には活字で印刷された文字の記載があるものとする。また、帳票20の種類をスキャナ2もしくは情報処理装置1が既存の技術を用いて識別できる種別マーク(図示せず)も印刷されているものとする。申込者は、自身の住所に変更が生じているような場合、申込書中の住所欄に記載されている旧住所に例えば取消線21を引き、余白部分22に現在の住所を手書きで書き込む。上記情報処理装置1は、このような訂正箇所を検知することができる。
スキャナ2は、帳票20の表面上を光学的に走査して光電変換を行うことにより帳票20上に記載された情報をカラーもしくはモノクロの画像として生成する装置であり、例えば帳票20上に光を照射する光源、およびその反射光を受けて電気信号に変換する自己走査形のCCDイメージセンサ等によって構成される。このスキャナ2により生成された画像信号は、情報処理装置1へ供給される。
表示装置3は、情報処理装置1から生成される各種の情報を表示する装置である。
入力装置4は、情報処理装置1に対して各種の指示を行うための装置である。
サーバ装置5は、各種の保険契約に関わる契約情報(申込番号、申込日、氏名、性別、住所、電話番号、保険種目、保険期間、証券番号、その他)を含むデータベースを管理する装置である。このサーバ装置5は、情報処理装置1からの要求に応じ、登録済みの契約情報を情報処理装置1へ送信したり、情報処理装置1から送信されてくる訂正内容等が反映された契約情報を登録したりする。
上記情報処理装置1は、各種の情報を記憶するデータベースとして、画像情報記憶部D1、フォーム情報記憶部D2、文字辞書記憶部D3、文字認識結果記憶部D4、および契約情報記憶部D5を有する。これらは、ハードディスクやメモリなどの記憶媒体を用いて実現される。また、情報処理装置1は、各種の機能として、画像取込部11、取消箇所検出部12、訂正領域判定部13、文字認識部14、情報生成部15、ユーザインタフェース16、および訂正処理部17を有する。これらの機能の全部もしくは一部は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサにより実行可能なコンピュータプログラムとして実現される。
画像情報記憶部D1は、画像取込部11により取り込まれた帳票20の画像情報を記憶したり、訂正領域判定部13により判定された訂正領域(手書きによる訂正があると判定された領域)を特定する座標情報を当該画像情報と併せて記憶したりするものである。
フォーム情報記憶部D2は、帳票20を含む各種帳票のフォームに関する情報を記憶するものであり、例えば事前に指定された帳票20上の個々のチェック対象領域(氏名や住所などの記入枠、もしくは当該記入枠の中の実質的な文字記入領域)の座標情報などを記憶している。この情報には、取消線等の有無をチェックすべき領域の座標情報や、文字認識を行うべき領域の座標情報などが含まれている。
文字辞書記憶部D3は、文字認識部14での文字認識処理に使用される文字辞書を記憶するものである。
文字認識結果記憶部D4は、文字認識部14での文字認識を行った結果得られる文字情報を記憶するものである。
契約情報記憶部D5は、サーバ装置5から取得される契約情報を記憶したり、訂正処理部17により訂正処理が施された後の契約情報を記憶したりするものである。
画像取込部11は、スキャナ2により生成された画像情報を取り込み、取り込んだ画像情報を画像情報記憶部D1に記憶させるものである。
取消箇所検出部12は、画像情報記憶部D1に記憶されている画像情報に基づき、帳票20上において所定値以上の長さを有する横方向の直線が記載されている箇所(例えば、一重もしくは二重の取消線が記載されている箇所)や、一定の規則性を乱す記載がある箇所(例えば、ある文字に対して×や印影などの取消マークが記載されている箇所)などを検出するものであり、検出結果としてその箇所の座標情報を出力する。
なお、取消箇所検出部12は、帳票20上の全ての領域を検出対象とするのではなく、必要な領域のみを検出対象とすることができる。その場合、取消箇所検出部12は、フォーム情報記憶部D2に記憶されているチェック対象領域の座標情報を参照することにより、検出対象の絞り込みを行う。これにより、検出時間の短縮化や誤検出の防止を実現できる。
取消線を検出するためには、例えば、帳票20上において1cm幅以上の長さを有する横方向(文字列と同じ方向)の直線を探索する。1文字の幅は通常1cm未満なので、1cm幅以上の直線を取消線とみなすことができる。なお、取消箇所検出部12は帳票20上のドロップアウトカラーで印刷されている記入枠の線を検出しない。このため、記入枠の線が取消線として誤検出されることはない。
一方、取消マークを検出するためには、帳票20上において一定の規則性のある記載が要求される領域の中で、例えば、規則性の乱れの割合が所定値を超える箇所を探索する。帳票20上において数字が連続して記載されることが要求される領域(郵便番号や電話番号などが記載される領域)であれば、その領域の中において数字の連続性が失われている箇所などを探索する。なお、数字の認識処理は、例えば後述する文字認識部の機能を用いて実現することができる。もし、連続して記載されている複数の数字の中の一部が数字として検出されない場合、もしくは数字としての認識率が所定値に満たない場合には、その箇所に数字以外のマーク(×など)が書き込まれているものとみなすことができる。なお、この検出方法は、数字に限らず、文字の場合にも適用することができる。さらに、帳票20上の赤色部分(赤色の印影)を探索することにより、印鑑による訂正印の箇所を検出することができる。
訂正領域判定部13は、取消箇所検出部12により検出された箇所の座標情報と、フォーム情報記憶部D2に記憶されている帳票20上の個々のチェック対象領域の座標情報とに基づき、手書きによる訂正が行われた領域(訂正領域)を判定するものである。すなわち、訂正領域判定部13は、帳票20上の個々のチェック対象領域のうち、取消箇所検出部12により検出された箇所が属する領域が、手書きによる訂正が行われた領域であるものと判定する。なお、判定される訂正領域の範囲としては、住所や氏名などの記入枠そのものを訂正領域としてもよいし、当該記入枠の中の実質的な文字記入領域を訂正領域としてもよい。
また、訂正領域判定部13は、帳票20上の個々のチェック対象領域のうち、取消箇所検出部12により検出された箇所が属する領域のほかに、一定の規則性を乱す記載を含む領域がある場合に、当該領域も手書きによる訂正が行われた領域であると判定する機能も備えている。この機能を使用することにより、取消線や取消マークとは異なる形態で文字取消の意図を示している情報を含む領域についても検知することができ、訂正領域を判定する際の精度を一層高めることが可能となる。
また、訂正領域判定部13は、訂正領域の判定を行った後、当該訂正領域を特定する座標情報を帳票20の画像情報と併せて画像情報記憶部D1に記憶させる。
文字認識部14は、文字辞書記憶部D3に記憶されている文字辞書を用いて、帳票20上に記載されている文字の認識処理を行い、その文字認識結果を文字認識結果記憶部D4に記憶させるものである。この文字認識部14は、特に、訂正領域判定部13により判定された訂正領域に含まれている手書き文字の認識処理を行う。その際に、文字認識部14は、手書き文字の認識結果と共に、当該手書き文字の位置を示す座標情報を文字認識結果記憶部D4に記憶させる。
情報生成部15は、ユーザインタフェース16からの要求に応じ、各種の記憶部D1,D4,D5に記憶されている情報を選択的に用いて各種の情報を生成するものである。
この情報生成部15は、例えば、帳票画像の閲覧画面を形成する情報の要求をユーザインタフェース16から受けた場合、画像情報記憶部D1に記憶されている帳票20の画像情報(訂正領域の座標情報付き)に基づき、表示装置3での表示の際に訂正領域を際立たせる帳票画像(例えば、訂正領域を表示の際に拡大表示もしくは強調表示させる帳票画像)を生成する。こうして生成される帳票画像がユーザインタフェース16を通じて表示装置3に表示される際の画面の一例を図3に示す。
図3に示される閲覧画面30の中には、帳票画像を表示するウインドウ31がある。なお、図中では住所以外の名前・性別・生年月日・電話番号などの記載を省略しているが、実際には活字で印刷された文字の記載があるものとする。上記帳票画像の中には、太い囲み線もしくは網がけ・色付け等の装飾により強調表示された訂正領域32が含まれている。また、訂正領域32の部分を拡大した画像33を別途表示するようにしてもよい。なお、図3の例では、訂正領域の範囲として、住所の記入枠の中の実質的な文字記入領域を訂正領域としているが、住所の記入枠そのものを訂正領域としてもよい。
これにより、オペレータは帳票上のどの箇所でどのような文字がどのような文字に訂正されたのかを一目で確認することができる。
また、上記情報生成部15は、例えば、契約情報の編集画面を形成する情報の要求をユーザインタフェース16から受けた場合、契約情報記憶部D5に予め記憶されている契約情報と、文字認識結果記憶部D4に記憶されている訂正領域内の文字情報と、画像情報記憶部D1に記憶されている帳票20の画像情報(訂正領域の座標情報付き)とを含む情報を生成する。こうして生成される情報に基づく編集画面情報がユーザインタフェース16を通じて表示装置3に表示される際の画面の一例を図4に示す。
図4に示される編集画面40の中には、前述の帳票画像を表示するウインドウ31のほかに、契約情報編集用のウインドウ41がある。なお、図中では住所以外の名前・性別・生年月日・電話番号などの記載を省略しているが、実際には活字で印刷された文字の記載があるものとする。ウインドウ41の中の住所の入力欄42には、帳票上の手書き文字に対して文字認識した結果である文字情報「東京都府中市片町3-22」が自動的に入力される。また、その近辺には、前述の訂正領域32のコピー43が表示される。オペレータが図示しないOKボタンを押下操作すると、今回訂正した内容を含む契約情報の保存が実行されることになる。
これにより、オペレータは手書き文字と活字体となった文字との比較を行いやすいため、訂正内容が正しく入力されているか否かを確認しやすく、正しい訂正内容を確実に契約情報に反映させることが可能となる。
ユーザインタフェース16は、表示装置3および入力装置4を介して操作者から要求された処理を行うものである。例えば、入力装置4を通じて帳票画像の閲覧要求があった場合、ユーザインタフェース16は、情報生成部15から帳票画像の閲覧画面を形成する情報を取得し、取得した情報に基づく閲覧画面を表示装置3に表示させる。また、入力装置4を通じて契約情報の編集要求があった場合、ユーザインタフェース16は、情報生成部15から契約情報の編集画面を形成する情報を取得し、取得した情報に基づく編集画面を表示装置3に表示させる。また、入力装置4を通じて訂正内容を含む契約情報の保存要求があった場合、ユーザインタフェース16は、訂正処理部17に対し、訂正内容を契約情報に反映させて保存することを要求する。
訂正処理部17は、ユーザインタフェース16からの要求に応じ、訂正内容を契約情報に反映させて保存する処理を行うものである。
情報通信部18は、契約情報記憶部D5内の訂正内容が反映された契約情報をサーバ装置5へ送信したり、サーバ装置5から契約情報を取得して契約情報記憶部D5に記憶させたりするものである。
ここで、図5のフローチャートを参照して、本システムの動作について説明する。
画像取込部11は、スキャナ2により生成された画像情報を取り込み、取り込んだ画像情報を画像情報記憶部D1に記憶させる(ステップS1)。
次に、取消箇所検出部12は、画像情報記憶部D1に記憶されている画像情報に基づき、帳票20上において所定値以上の長さを有する横方向の直線が記載されている箇所(例えば、一重もしくは二重の取消線が記載されている箇所)や、一定の規則性を乱す記載がある箇所(例えば、ある文字に対して×や印影などの取消マークが記載されている箇所)などを検出し、検出結果としてその箇所の座標情報を出力する(ステップS2)。
次に、訂正領域判定部13は、訂正領域判定部13は、帳票20上の個々のチェック対象領域のうち、取消箇所検出部12により検出された箇所が属する領域が、手書きによる訂正が行われた領域であるものと判定する(ステップS3)。そのほか、訂正領域判定部13は、帳票20上の個々のチェック対象領域のうち、取消箇所検出部12により検出された箇所が属する領域のほかに、一定の規則性を乱す記載を含む領域がある場合に、当該領域も手書きによる訂正が行われた領域であると判定する。訂正領域の判定を行った後は、当該訂正領域を特定する座標情報を帳票20の画像情報と併せて画像情報記憶部D1に記憶させる。
次に、文字認識部14は、文字辞書記憶部D3に記憶されている文字辞書を用いて、帳票20上に記載されている文字(特に、訂正領域判定部13により判定された訂正領域に含まれている手書き文字)の認識処理を行い、その文字認識結果を文字認識結果記憶部D4に記憶させる(ステップS14)。
次に、情報生成部15は、入力装置4から帳票画像の閲覧要求もしくは契約情報の編集要求がなされたことがユーザインタフェース16を介して伝えられると、各種の記憶部D1,D4,D5に記憶されている情報を選択的に用いて、表示装置3での表示の際に訂正領域を際立たせる帳票画像(例えば、訂正領域を表示の際に拡大表示もしくは強調表示させる帳票画像)や、契約情報の編集画面を形成する情報を生成する(ステップS15)。
次に、ユーザインタフェース16は、情報生成部15から取得した情報に基づき、帳票の閲覧画面や契約情報の編集画面を表示装置3に表示させる(ステップS16)。
次に、ユーザインタフェース16は、入力装置4を通じて訂正内容を含む契約情報の保存要求があると、訂正処理部17に対し、訂正内容を契約情報に反映させて保存することを要求する。これにより、訂正処理部17は、訂正内容を契約情報に反映させて保存する処理を行う(ステップS17)。
次に、情報通信部18は、訂正内容が反映された契約情報をサーバ装置5へ送信する。これにより、サーバ装置5は、訂正内容が反映された契約情報の登録を実行する(ステップS18)。
このように本実施形態によれば、帳票上の手書きによる訂正箇所を効率的に検知できることに加えて、オペレータは、帳票画像の閲覧画面を通じて、帳票上のどの箇所でどのような文字がどのような文字に訂正されたのかを一目で確認することができる。更に、オペレータは、契約情報の編集画面を通じて、手書き文字と活字体となった文字との比較を簡単に行えるため、訂正内容が正しく入力されているか否かを確認しやすく、正しい訂正内容を確実に契約情報に反映させることが可能となる。
なお、上述した実施形態で述べた本発明に係る各種の処理手順は、コンピュータプログラムとして、コンピュータ(情報処理装置)により読み取り可能な記憶媒体(例えば磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ)に記憶させておき、必要に応じてそれをプロセッサにより読み出して実行するようにしてもよい。また、このようなコンピュータプログラムは、通信媒体を介してあるコンピュータから他のコンピュータに伝送することにより配布することも可能である。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図。 本システムで扱われる帳票の一例を示す図。 帳票画像の閲覧画面の一例を示す図。 契約情報の編集画面の一例を示す図。 本システムの動作を示すフローチャート。
符号の説明
1…情報処理装置、2…スキャナ、3…表示装置、4…入力装置、11…画像取込部、12…取消箇所検出部、13…訂正領域判定部、14…文字認識部、15…情報生成部、16…ユーザインタフェース、17…訂正処理部、18…情報通信部、20…帳票、D1…画像情報記憶部、D2…フォーム情報記憶部、D3…文字辞書記憶部、D4…文字認識結果記憶部、D5…契約情報記憶部。

Claims (5)

  1. スキャナにより読み取られた帳票の画像に基づき、当該帳票上の記載に対し手書きによる訂正が行われた箇所を検知する情報処理装置であって、
    前記帳票上において所定値以上の長さを有する一定方向の直線が記載されている箇所もしくは一定の規則性を乱す記載がある箇所を検出する検出手段と、
    事前に指定された前記帳票上の個々の領域のうち、前記検出手段により検出された箇所が属する領域が、手書きによる訂正が行われた訂正領域であるものと判定する判定手段と、
    前記帳票上に記載されている文字の認識処理を行う文字認識手段と、
    前記判定手段により判定された訂正領域を表示の際に際立たせる帳票画像を生成する生成手段とを具備し、
    前記文字認識手段は、前記判定手段により判定された訂正領域に含まれている手書き文字の認識処理をも行い、
    前記生成手段は、前記文字認識手段が前記手書き文字を認識処理した結果である活字体の文字情報と前記判定手段により判定された訂正領域の画像情報とを含む情報を生成して表示装置に表示させる処理をも行うものである、
    情報処理装置。
  2. 前記帳票上の記入枠は、前記検出手段が検出しないドロップアウトカラーで印刷されている請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段は、事前に指定された前記帳票上の個々の領域のうち、前記検出手段により検出された箇所が属する領域のほかに、一定の規則性を乱す記載を含む領域がある場合に、当該領域も手書きによる訂正が行われた訂正領域であると判定する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成手段は、前記判定手段により判定された訂正領域を表示の際に拡大表示もしくは強調表示させる帳票画像を生成する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. スキャナにより読み取られた帳票の画像に基づき、当該帳票上の記載に対し手書きによる訂正が行われた箇所を検知するプログラムであって、
    前記帳票上において所定値以上の長さを有する一定方向の直線が記載されている箇所もしくは一定の規則性を乱す記載がある箇所を検出する機能と、
    事前に指定された前記帳票上の個々の領域のうち、前記検出された箇所が属する領域が、手書きによる訂正が行われた訂正領域であるものと判定する機能と、
    前記帳票上に記載されている文字の認識処理を行う機能と、
    前記判定された訂正領域を表示の際に際立たせる帳票画像を生成する機能と
    をコンピュータに実現させ
    前記認識処理を行う機能は、前記判定する機能により判定された訂正領域に含まれている手書き文字の認識処理をも行い、
    前記生成する機能は、前記認識処理を行う機能が前記手書き文字を認識処理した結果である活字体の文字情報と前記判定手段により判定された訂正領域の画像情報とを含む情報を生成して表示装置に表示させる処理をも行うものである、
    プログラム。
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