JP4553946B2 - 商品ラベル印字装置 - Google Patents

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Description

本発明は、商品に貼付する商品ラベルに商品管理情報として少なくとも日付を印字する商品ラベル印字装置に関する。
周知のように、スーパーマーケットやコンビニエンスストアー等の店舗において取り扱われる商品には商品ラベルが貼付されていることが多い。一般に、商品ラベルにはその商品の商品名や加工日等の商品情報が表示される。図8は、商品ラベルの一例を示す図である。この商品ラベルには、商品名「ひらめのお造り」およびその価格の他、消費期限や加工日の日付が商品管理情報として印字されている。このような商品ラベルは、一般消費者には商品購入についての必要な情報を提供するとともに、店側には商品管理のための情報を提供する機能を有する。
通常、かかる商品ラベルは値付けハカリ等の商品ラベル印字装置によって印字される。このときに、加工日等の日付としては原則として装置に内蔵された時計によって計時された日付、すなわちラベル発行時の実際の日付が印字される。
しかしながら、加工日や製造日等は最も重要な商品管理情報であって厳格に正確な日付を表示しなければならないため、商品ラベルに加工日等として印字する印字日付を装置内蔵時計によって計時された実際の日付と異なるものとしなければならない場合もある。例えば、あるイベント用に大量の弁当を製造するときに、それに貼付する商品ラベルを予め弁当製造日の前日に発行しておきたい場合は、印字日付を実際の日付の翌日にしなければならない。また、例えば、ある加工食品が売れ残ったときに、それに再貼付するための特別価格を表示した商品ラベルを発行する場合は、印字日付を実際の日付の前日にしなければならない。
このような場合は、商品ラベルに加工日等として印字する印字日付を変更して実際の日付と異なるものにするのであるが、このような印字日付の変更を行う作業者は最大限の注意を払わなければならない。これは、間違った加工日が印字された商品ラベルを商品に貼付すると、その商品は無価値となり、最悪の場合全品回収という事態を招くとともに、店舗や製造者の信用を著しく損なうからである。
しかし、作業者の熟練度や注意力は一様ではなく、従来より印字日付の変更に伴う操作ミスは後を絶たず、不適切な加工日が印字された商品ラベルを発行するという問題は避けがたいものとなっていた。
また、従来においては、一旦不適切な加工日が印字された商品ラベルが発行されたときに、如何なる経緯によってそのようなミスが生じたのかを特定することができず、原因を究明して再発防止に役立てることができなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、日付印字に関する履歴管理を確実なものとすることができる商品ラベル印字装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、発明は、商品に貼付する商品ラベルに商品管理情報として少なくとも日付を印字する商品ラベル印字装置であって、前記商品ラベルに印字される日付の変更の指示の有無を判断する判断手段と、前記判断手段が前記変更の指示が有ると判断すると、前記印字される日付が変更される旨の警告を発生する第1警告発生手段と、前記第1警告発生手段による警告発生後に、前記印字される日付の変更の許可指示を受け付ける許可指示入力手段と、前記許可指示入力手段から前記印字される日付の変更の許可指示が入力されると、前記印字される日付の変更を行う変更手段と、現在の日付を取得する計時手段と、前記印字される日付と前記現在の日付とを比較する比較手段と、前記比較手段が前記印字される日付と前記現在の日付とが相違すると判断すると、前記印字される日付が前記現在の日付と異なる旨の警告を発生する第2警告発生手段と、前記第2警告発生手段による警告発生後に、印字指示を受け付ける印字指示入力手段と、前記印字指示入力手段から印字指示が入力されると、前記商品ラベルに前記印字される日付を印字する印字手段と、前記第1警告発生手段による警告と前記第2警告発生手段による警告との少なくともいずれか一方の警告を無視したか否かを判断する警告無視判断手段と、前記警告無視判断手段により警告を無視したと判断された場合に、そのことを記録する記録手段とを備える。
発明によれば、日付印字に関する履歴管理を確実なものとすることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る商品ラベル印字装置の斜視図である。この商品ラベル印字装置1はいわゆる汎用ラベルプリンターであり、対象商品に貼付すべき商品ラベルを印字する機能を有する。
図1の商品ラベル印字装置1は、主として操作パネル20およびラベル発行部30を備えている。
操作パネル20は、入力キー21および液晶の表示パネル22によって構成されている。作業者は、表示パネル22に表示された内容を確認しつつ、必要なデータおよびコマンドを入力キー21を介して商品ラベル印字装置1に入力することができる。
ラベル発行部30は、商品ラベル印字装置1の内部に設けられており、ラベル発行口31と印字部32と搬送部33とラベル収納部34とを備えている。ラベル収納部34には、複数のラベル用紙が貼付されたラベル台紙がロール状に巻き取られて収納されている。搬送部33は、図示を省略するモータや複数の送給ロールによって構成されており、ラベル収納部34に収納されているラベル台紙をラベル発行口31まで搬送する。印字部32は、搬送部33によってラベル発行口31までの搬送途中にあるラベル用紙(厳密にはラベル台紙に貼り付けられたラベル用紙)に必要な内容を印字する。ラベル発行口31からは搬送部33によって搬送されたラベル台紙が装置外部に送り出され、作業者はその送り出されたラベル台紙から印字済の商品ラベルを剥がして使用することができる。
また、商品ラベル印字装置1は、その内部に装置全体を制御するための制御部を備えている。図2は、商品ラベル印字装置1の制御部の概略構成を示す機能ブロック図である。商品ラベル印字装置1の制御部40は、コンピュータによって構成されており、その本体部であるCPU41と、読み出し専用メモリーであるROM42と、読み書き自在のメモリーであるRAM43と、計時機能を有する内蔵時計44と、制御用ソフトウェアやデータなどを記憶しておく不揮発性メモリ(例えば、バッテリーバックアップされたS−RAM)45とを備えている。CPU41と内蔵時計44や不揮発性メモリ45等とはバスライン49を介して電気的に接続されている。また、制御部40のバスライン49には、商品ラベル印字装置1の操作パネル20、印字部32等も電気的に接続されており、これらは全て制御部40の制御下にて動作することとなる。
制御部40は、不揮発性メモリ45内の処理用ソフトウェアに基づいて、操作パネル20からの入力に応答して所定の処理を行うとともに、印字部32の動作制御を行う。また、不揮発性メモリ45には、商品ラベルに印字すべき印字日付や日付の印字に関する履歴を記録したログファイルが格納されているが、これらについてはさらに後述する。
なお、本実施形態においては、処理用ソフトウェアに基づいてCPU41が実現する処理部が警告発生手段および記録手段に相当し、不揮発性メモリ45が記憶手段に相当し、内蔵時計44が計時手段に相当し、操作パネル20が変更指示入力手段に相当する。
次に、商品ラベル印字装置1における処理内容について説明する。商品ラベル印字装置1における主たる処理内容の概略は、対象商品に貼付すべき商品ラベルに、操作パネル20から入力された内容を商品情報として印字するというものである。このときに印字すべき商品情報として、対象商品の加工日や製造日等の日付を含める場合がある。特に対象商品が食料品である場合には加工日や製造日等の日付が最重要の商品管理情報の一つであり、図8に示したように必須の印字事項となっている。そして、加工日や製造日等については厳格に正確な日付を表示しなければならないため、商品ラベルに加工日等として印字する印字日付を内蔵時計44によって計時された実際の日付と異なるものとしなければならない場合もあることは、既述したとおりである。
以下、商品に貼付する商品ラベルに商品管理情報として少なくとも日付を印字するときの商品ラベル印字装置1における処理内容について説明する。図3は、商品ラベル印字装置1における日付印字の処理手順を示すフローチャートである。なお、通常、商品ラベルには日付以外にも商品名等が印字されるのであるが、図3においては特に日付を印字する場合の処理手順について示している。
本実施形態の商品ラベル印字装置1は2種類の日付を保持している。第1は内蔵時計44によって取得された実際の日付であり、第2は不揮発性メモリ45に記憶された商品ラベルに印字される印字日付である。本実施形態においては、実際の日付と印字日付とが完全に独立に管理されているものとする。すなわち、一旦設定された印字日付は実際の日付にかかわらず、不揮発性メモリ45にそのまま記憶されているものとする。そして、商品ラベルに印字されるのは不揮発性メモリ45に記憶されている印字日付である。
商品ラベル印字装置1にて商品ラベルに日付を印字するときには、まず印字日付の変更指示の有無が制御部40のCPU41によって判断される(ステップS1)。印字日付の変更の指示は操作パネル20から作業者によって入力されるものである。操作パネル20から印字日付の変更の指示が入力されていない場合は、後述のステップS5に進む。
一方、作業者によって操作パネル20から印字日付の変更の指示が入力された場合には、ステップS2に進み、CPU41によって印字日付を変更するという告知内容の警告が発せられる。具体的には、操作パネル20の表示パネル22に「印字日付を変更する」という告知内容の警告メッセージが表示される。図4は、印字日付の変更の指示が入力されたときに表示される警告メッセージの一例を示す図である。同図に示すように、表示パネル22には「印字日付を変更する」という告知内容の警告メッセージの他、「はい」ボタン51および「いいえ」ボタン52が表示される。
このような警告メッセージが表示されることによって、作業者は印字日付の変更に対する注意を促され、誤って印字日付を変更するという操作ミスが防がれ、その結果不適切な印字日付を商品ラベルに印字することが防止される。
次に、図3のステップS3に進み、図4の警告メッセージを見た上でなお印字日付の変更を希望する作業者、すなわち確信を持って印字日付の変更を行う作業者は「はい」ボタン51を選択し、操作ミスであることに気づいた作業者は「いいえ」ボタン52を選択する。「いいえ」ボタン52が選択された場合には最初の処理(ステップS1)に戻り、「はい」ボタン51が選択された場合にはステップS4に進む。
ステップS4においては、CPU41によって印字日付変更処理が実行される。より具体的には、作業者によって入力された印字日付の変更指示の内容に従って、CPU41が不揮発性メモリ45に記憶されている印字日付を所定の日数だけ変更し、その変更した印字日付を不揮発性メモリ45の記憶内容に上書きする。なお、印字日付の変更には所定の日数だけ進める変更と、所定の日数だけ戻す変更との2種類がある。
印字日付が変更された後、ステップS5に進み、内蔵時計44によって実際の日付が取得される。なお、作業者によって印字日付の変更の指示が入力されなかった場合はステップS1から直接ステップS5に進み、内蔵時計44によって実際の日付が取得される。実際の日付とは、商品ラベル発行時点の日付を意味する。
次に、ステップS6に進み、不揮発性メモリ45に記憶されている印字日付と内蔵時計44によって取得された実際の日付との比較がCPU41によって行われる。このときに、ステップS4にて印字日付が変更された場合にはその変更後の印字日付と実際の日付とが比較され、印字日付の変更が行われていない場合には印字処理以前から不揮発性メモリ45に記憶されていた印字日付と実際の日付とが比較される。その結果、「印字日付」と「実際の日付」とが一致している場合にはステップS9に進み、相違する場合にはステップS7に進む。
ステップS7においては、CPU41によって印字日付が実際の日付と異なるという告知内容の警告が発せられる。具体的には、操作パネル20の表示パネル22に「印字日付が実際の日付と異なる」という告知内容の警告メッセージが表示される。ここでの「印字日付」とは、上記変更処理が行われた場合にはその変更後の印字日付であり、変更処理が行われていない場合には印字処理以前から不揮発性メモリ45に記憶されていた印字日付である。
図5および図6は、印字日付と実際の日付とが相違するときに表示される警告メッセージの一例を示す図である。既述したように、印字日付の変更には所定の日数だけ進める変更と、所定の日数だけ戻す変更との2種類があり、これに対応して印字日付と実際の日付とが相違する場合にも、印字日付が実際の日付に先行する場合と、印字日付が実際の日付よりも遅れる場合との2種類がある。図5に示すのは印字日付が実際の日付に先行する場合に表示される警告メッセージ例であり、図6に示すのは印字日付が実際の日付よりも遅れる場合に表示される警告メッセージ例である。
印字日付が実際の日付に先行する場合、図5に示すように、表示パネル22には「印字する日付は、先日付です」という告知内容の警告メッセージの他、「はい」ボタン56および「いいえ」ボタン57が表示される。一方、印字日付が実際の日付よりも遅れる場合、図6に示すように、表示パネル22には「印字する日付は、過去日付です」という告知内容の警告メッセージの他、「はい」ボタン58および「いいえ」ボタン59が表示される。
このような警告メッセージが表示されることによって、作業者は印字日付と実際の日付とが相違することに対する注意を促され、誤って不適切な印字日付を商品ラベルに印字するという操作ミスが防がれ、その結果不適切な印字日付を商品ラベルに印字することが防止される。なお、ここで「不適切な印字日付」とは上記実際の日付と異なる印字日付という意味ではなく、実際の加工日や製造日とは異なる印字日付という意味である。例えば、あるイベント用に大量に製造する弁当に貼付する商品ラベルを予め弁当製造日の前日に発行しておくときに、印字日付が実際の日付の翌日になっているのは適切な印字日付であり、逆に印字日付が実際の日付になっている場合は不適切な印字日付である。
次に、図3のステップS8に進み、図5または図6の警告メッセージを見た上でなお実際の日付と異なる印字日付の印字を希望する作業者、すなわち確信を持って実際の日付と異なる印字日付の印字を行う作業者は「はい」ボタン56(または58)を選択し、操作ミスであることに気づいた作業者は「いいえ」ボタン57(または59)を選択する。「いいえ」ボタン57(59)が選択された場合には最初の処理(ステップS1)に戻り、「はい」ボタン56(58)が選択された場合にはステップS9に進む。
ステップS9においては、CPU41からの指示に基づいて印字部32によって印字処理が実行される。すなわち、不揮発性メモリ45に記憶されている印字日付が印字部32によってラベル用紙に印字され、当該印字日付を印字した商品ラベルが発行される。
以上のように、本実施形態においては、印字日付を変更するという旨の警告および印字日付が実際の日付と異なるという旨の警告の2段階の警告が発せられる。ところで、印字日付は原則として実際の日付と一致するものであり、通常作業者はこの原則を前提として印字処理のための作業を行う。従って、日付印字の際に発生し得るミスとしては、印字日付の変更に伴う単純な操作ミスおよび印字日付が実際の日付と異なっているにもかかわらず実際の日付が印字されると思い込んでいたがために発生するミスの2種類が主として想定される。後者は、主にラベル発行の作業者が途中で交代したような場合に多く生じ得る。ここで、本実施形態のように2段階の警告を発するようにすれば、いずれの場合のミスであっても作業者に注意を与えることができ、不適切な印字日付を商品ラベルに印字することが防止されるのである。
しかしながら、2段階の警告を発したにもかかわらずなお不適切な印字日付が印字される可能性も若干残されている。特に、印字日付の変更を頻繁に行う作業者は、警告メッセージを見慣れているため、2段階の警告にもかかわらず不適切な印字日付を商品ラベルに印字させることも考えられる。このような場合、如何なる経緯によってそのようなミスが生じたのかを調査して再発を防止することが重要であり、このために本実施形態においては日付の印字に関する履歴を記録したログファイルを作成し、不揮発性メモリ45に記憶させている。以下、ログファイルの作成について説明する。
印字処理(ステップS9)が終了した後、ステップS10に進み、上記の各警告が無視されたか否かがCPU41によって判断される。すなわち、少なくともいずれか一方の警告が発せられたにもかかわらずその告知内容が実現されたか否かが判断され、当該告知内容が実現された場合にはステップS11に進んでCPU41によりログファイルへの記録が行われる。例えば、印字日付を変更するという告知内容の警告が発せられたにもかかわらずその告知内容たる印字日付の変更が実現された場合には、ステップS11に進んでログファイルへの記録が行われる。また、印字日付が実際の日付と異なるという告知内容の警告が発せられたにもかかわらずその告知内容たる印字日付が実際の日付と異なる状況が実現された場合にも、ステップS11に進んでログファイルへの記録が行われる。なお、いずれの警告の告知内容も実現されていない場合には、ログファイルへの記録も行われず、一連の日付印字処理が終了する。
図7は、ログファイルの一例を示す図である。本実施形態では、いずれかの警告が発せられたにもかかわらずその告知内容が実現されたものつき、4つの項目がログファイルに記録されることとなる。すなわち、「印字日付の変更の有無(変更有)」、「印字日付が実際の日付と一致しているか否か(日付一致)」、「実際の日付(実日付)」および「印字日付」の4つの項目がログファイルに記録される。なお、このようなログファイルは不揮発性メモリ45に記憶されているものであり、新たな記録が行われるごとにCPU41によって更新されることとなる。
図7に示すように、例えば、商品番号「001」の商品に貼付する商品ラベルに印字する印字日付を変更し、その印字日付が実際の日付よりも先行することとなったとき、すなわち2つの警告の告知内容がともに実現されたときには、「変更有」項目に”Y”が記録され、「日付一致」項目に”N”が記録されるとともに、「実日付」項目および「印字日付」項目にそれぞれ該当する日付が記録される。なお、本実施形態においては、1ロットの商品ラベルの印字が終了したとしても、不揮発性メモリ45に記憶されている印字日付はそのまま記憶され続ける。
次に、商品番号「002」の商品に貼付する商品ラベルに印字する印字日付については不揮発性メモリ45に記憶されている印字日付のままで良い場合、つまり実際の日付よりも先行した印字日付で良い場合には、印字日付の変更は行われないものの、その印字日付は実際の日付と異なる。この場合は、印字日付を変更するという告知内容の警告は発せられないものの、印字日付が実際の日付と異なるという告知内容の警告が発せら、その告知内容が実現されることとなる。このときには、「変更有」項目に”N”が記録され、「日付一致」項目に”N”が記録されるとともに、「実日付」項目および「印字日付」項目にそれぞれ該当する日付が記録される。
次に、商品番号「003」の商品に貼付する商品ラベルに印字する印字日付については通常に戻す場合、つまり実際の日付と一致した印字日付にする場合には、印字日付の変更が行われ、その結果印字日付が実際の日付と一致する。この場合上記(商品番号「002」)とは逆に、印字日付が実際の日付と異なるという告知内容の警告は発せられないものの、印字日付を変更するという告知内容の警告が発せら、その告知内容が実現されることとなる。このときには、「変更有」項目に”Y”が記録され、「日付一致」項目に”Y”が記録されるとともに、「実日付」項目および「印字日付」項目にそれぞれ該当する日付が記録される。
その後、商品番号「004」から「014」までの商品に貼付する商品ラベルに印字する印字日付については、変更も行われず、実際の印字日付と一致しているため、いかなる警告も発せられず、従ってログファイルへの記録は行われない。
そして、商品番号「015」の商品に貼付する商品ラベルに印字する印字日付を変更し、その印字日付が実際の日付よりも遅れることとなったとき、すなわち商品番号「001」と同様に2つの警告の告知内容がともに実現されたときには、「変更有」項目に”Y”が記録され、「日付一致」項目に”N”が記録されるとともに、「実日付」項目および「印字日付」項目にそれぞれ該当する日付が記録される。
さらに、商品番号「016」の商品に貼付する商品ラベルに印字する印字日付については通常に戻す場合、つまり実際の日付と一致した印字日付にする場合には、印字日付の変更が行われ、その結果印字日付が実際の日付と一致する。この場合、商品番号「003」と同様に、印字日付が実際の日付と異なるという告知内容の警告は発せられないものの、印字日付を変更するという告知内容の警告が発せら、その告知内容が実現されることとなる。このときには、「変更有」項目に”Y”が記録され、「日付一致」項目に”Y”が記録されるとともに、「実日付」項目および「印字日付」項目にそれぞれ該当する日付が記録される。
このように、本実施形態においては、警告が発せられたにもかかわらずその告知内容が実現されたときに、当該告知内容を記録するようにしている。すなわち、印字日付を変更するという告知内容の警告が発せら、その告知内容が実現されたときには、「変更有」項目に”Y”を記録して当該告知内容を記録するようにしている。また、印字日付が実際の日付と異なるという告知内容の警告が発せら、その告知内容が実現されたときには、「日付一致」項目に”N”を記録して当該告知内容を記録するようにしている。そして、本実施形態においては、告知内容の他に、内蔵時計44によって取得された実際の日付および商品ラベルに印字された印字日付をそれぞれ「実日付」項目および「印字日付」項目に記録している。
以上のようにすれば、警告が無視されたときにその警告の告知内容を記録することによって日付印字に関する履歴管理を確実なものとすることができ、不適切な印字日付が商品ラベルに印字されたときには、不揮発性メモリ45に記憶されたログファイルを調査することによって如何なる経緯によってそのようなミスが生じたのかを知ることができ、再発防止に役立てることができる。そして、告知内容の他に、実際の日付および印字日付をそれぞれ記録することによって日付印字に関する履歴管理をより確実なものとすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、1ロットの商品ラベルの印字が終了したときに、不揮発性メモリ45に記憶されている印字日付はそのまま記憶され続けるようにしていたが、これを1ロットの印字終了ごとに印字日付を内蔵時計44によって取得された実際の日付に自動的に戻すようにしても良い。この場合は、印字日付を変更していないにもかかわらず印字日付と実際の日付とが相違する場合(図7の商品番号「002」の場合)はあり得ないが、印字日付を変更する際には、2段階の警告が行われることになるので、作業者に注意を与えることができ、不適切な印字日付を商品ラベルに印字することが防止される。また、警告を無視して印字日付が変更されたときには、その警告の告知内容が記録されるため、日付印字に関する履歴管理を確実なものとすることができる。
また、上記実施形態においては、ログファイルに4つの項目を記録するようにしていたが、これに限定されるものではなく、少なくとも告知内容、すなわち印字日付の変更の有無および印字日付と実際の日付とが一致するか否かを記録するようにしておけば日付印字に関する履歴調査を行うことができる。もっとも、上記実施形態のように、告知内容の他に、実際の日付および印字日付を併せて記録することによって日付印字に関する履歴管理をより確実なものとすることができる。
さらに、上記各実施形態の商品ラベル印字装置1は、いわゆる汎用ラベルプリンターであったが、これに限定されるものではなく、少なくとも対象商品についての商品管理情報として日付を商品ラベルに印字する装置であれば本発明にかかる技術を適用することができる。
本発明に係る商品ラベル印字装置の斜視図である。 図1の商品ラベル印字装置の制御部の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の商品ラベル印字装置における日付印字の処理手順を示すフローチャートである。 印字日付の変更の指示が入力されたときに表示される警告メッセージの一例を示す図である。 印字日付と実際の日付とが相違するときに表示される警告メッセージの一例を示す図である。 印字日付と実際の日付とが相違するときに表示される警告メッセージの一例を示す図である。 ログファイルの一例を示す図である。 商品ラベルの一例を示す図である。
符号の説明
1 商品ラベル印字装置
20 操作パネル
41 CPU
44 内蔵時計
45 不揮発性メモリ

Claims (1)

  1. 商品に貼付する商品ラベルに商品管理情報として少なくとも日付を印字する商品ラベル印字装置であって、
    前記商品ラベルに印字される日付の変更の指示の有無を判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記変更の指示が有ると判断すると、前記印字される日付が変更される旨の警告を発生する第1警告発生手段と、
    前記第1警告発生手段による警告発生後に、前記印字される日付の変更の許可指示を受け付ける許可指示入力手段と、
    前記許可指示入力手段から前記印字される日付の変更の許可指示が入力されると、前記印字される日付の変更を行う変更手段と、
    現在の日付を取得する計時手段と、
    前記印字される日付と前記現在の日付とを比較する比較手段と、
    前記比較手段が前記印字される日付と前記現在の日付とが相違すると判断すると、前記印字される日付が前記現在の日付と異なる旨の警告を発生する第2警告発生手段と、
    前記第2警告発生手段による警告発生後に、印字指示を受け付ける印字指示入力手段と、
    前記印字指示入力手段から印字指示が入力されると、前記商品ラベルに前記印字される日付を印字する印字手段と、
    前記第1警告発生手段による警告と前記第2警告発生手段による警告との少なくともいずれか一方の警告を無視したか否かを判断する警告無視判断手段と、
    前記警告無視判断手段により警告を無視したと判断された場合に、そのことを記録する記録手段と
    を備える、商品ラベル印字装置。
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