JP6557038B2 - 情報処理装置、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印字媒体を取り扱う電子機器と通信可能な情報処理装置、プログラム、および、情報処理システムに関する。
近年、プリンタは、サーバと通信する手段を有している。このようなプリンタは、サーバと通信することによって、プリンタの動作を妨げる事象が発生したときに、当該事象を解消するための機能をユーザに提供する。
例えば、特許文献1には、エラーが発生したときに、当該エラーに関する情報をサーバに通知し、かつ、当該エラーを解消するためのソフトウェアをサーバからダウンロードするプリンタが開示されている。
特開2004−240588号公報
プリンタは、エラーが発生したときだけでなく、プリンタの消耗品の残量が尽きたときにも、動作することができなくなる。
しかし、特許文献1のように、ソフトウェアをサーバからダウンロードするだけでは、消耗品の残量が尽きたときにプリンタを動作させることはできない。つまり、特許文献1では、プリンタの消耗品の残量が尽きたという事象を解消することはできない。
特に、ラベルプリンタに使用される消耗品は、一般に流通していないものが多い。
例えば、複合機では、印字媒体として、一般に流通している普通紙が使用可能である。したがって、普通紙を使い切ってしまったときのユーザへの影響は比較的小さい。
一方、ラベルプリンタでは、印字媒体として、専用ラベルが使用される。この専用ラベルは、普通紙に比べて、一般に流通していない。したがって、専用ラベルを使い切ってしまったときのユーザへの影響は大きい。
本発明の目的は、印字媒体を取り扱う電子機器のユーザが消耗品の交換時期を見過ごすことを防ぎ、かつ、消耗品を発注するときのユーザの負担を軽減することである。
本発明のある態様の情報処理装置は、印字媒体に情報を印字する少なくとも1つのプリンタ、および、表示装置と通信可能な情報処理装置であって、前記プリンタから所定時間毎に、前記プリンタの消耗品の使用量に関する情報であるステータス情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得されたステータス情報を参照して、前記プリンタのユーザによる前記消耗品の交換時期を予測する予測手段と、前記予測手段によって予測された交換時期と前記消耗品を前記ユーザに配達するために必要な時間に基づいて、前記消耗品の注文を受け付けるための注文画面を表示するための情報を前記表示装置に送信する送信手段と、備え、前記予測手段は、前記所定時間毎に取得する前記ステータス情報を基に各ユーザの使用時期ごとの前記消耗品の平均使用量を算出し、算出した平均使用量のデータに基づいて、前記プリンタのユーザによる消耗品の交換時期を予測する。
本発明のある態様によれば、印字媒体を取り扱う電子機器のユーザが消耗品の交換時期を見過ごすことを防ぎ、かつ、消耗品を発注するときのユーザの負担を軽減することができる。
本実施形態の情報処理システムの構成を示す図。 本実施形態の管理サーバの構成を示すブロック図。 本実施形態のラベルプリンタの構成を示すブロック図。 本実施形態のユーザ端末の構成を示すブロック図。 本実施形態のユーザデータテーブルの構成例を示す図。 本実施形態のサプライデータテーブルの構成例を示す図。 本実施形態のステータスデータテーブルの構成例を示す図。 本実施形態の履歴データテーブルの構成例を示す図。 本実施形態のマッチングテーブルの構成例を示す図。 本実施形態の情報処理システムの主要な機能を示す機能ブロック図。 本実施形態のステータスデータの構成例を示す図。 本実施形態の注文画面の表示の処理のシーケンス図。 本実施形態の表示用情報の生成の処理(図12のS112)のフローチャート。 本実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。
(1)情報処理システムの構成(図1)
本実施形態の情報処理システムについて説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示す図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、管理サーバ10と、複数のラベルプリンタ30−1〜30−n(以下、各ラベルプリンタ30−1〜30−nに共通して言及するときには、「ラベルプリンタ30」という)と、複数のユーザ端末50−1〜50−n(以下、各ユーザ端末50−1〜50−nに共通して言及するときには、「ユーザ端末50」という)と、を備える。
管理サーバ10と、ラベルプリンタ30と、ユーザ端末50とは、通信網N(例えば、インターネット)を介して、相互に通信可能である。
なお、ユーザ端末50は必須ではない。
管理サーバ10は、ラベルプリンタ30から送信された情報に基づいて、ラベルプリンタ30の消耗品の使用量を管理する機能を有する。「消耗品」とは、ラベルプリンタ30の部品のうち、ラベルプリンタ30の使用に伴って減少または劣化する部品であって、かつ、交換可能な部品である。管理サーバ10は、情報処理装置の一例である。
ラベルプリンタ30は、所定の印字媒体(例えば、ラベル)に情報を印字する機能と、ラベルプリンタ30の使用量に関する情報を管理サーバ10に送信する機能と、を有する。ラベルプリンタ30は、印字媒体を取り扱う電子機器の一例であり、かつ、印字媒体に情報を印字するプリンタの一例でもある。印字媒体に印字される情報は、例えば、テキスト、バーコード、画像、または、それらの組合せである。
ユーザ端末50は、管理サーバ10から送信された情報に基づいて、ラベルプリンタ30の消耗品を購入するための注文画面を表示する機能を有する。ユーザ端末50は、例えば、コンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等である。ユーザ端末50は、表示装置の一例である。
(1−1)管理サーバの構成(図2)
管理サーバ10の構成について説明する。
図2は、本実施形態の管理サーバの構成を示すブロック図である。
図2に示すように、管理サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、ストレージ14と、通信インタフェース17と、を備える。
ROM12は、管理サーバ10のオペレーティングシステム(以下「OS」という)のプログラムを記憶するための装置である。
RAM13は、CPU11によって参照されるデータを一時的に記憶する記憶装置である。
ストレージ14は、管理サーバ10の機能を実現するためのアプリケーション(以下「サーバアプリケーション」という)のプログラムと、CPU11の処理の実行結果に基づくデータと、を記憶する記憶装置である。例えば、ストレージ14は、フラッシュメモリまたはハードディスクである。
CPU11は、ストレージ14に記憶されたサーバアプリケーションのプログラムを実行することによって、サーバアプリケーションの機能を実現する。
通信インタフェース17は、ラベルプリンタ30およびユーザ端末50との間の通信を制御する。
(1−2)ラベルプリンタの構成(図3)
ラベルプリンタ30の構成について説明する。
図3は、本実施形態のラベルプリンタの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ラベルプリンタ30は、CPU31と、ROM32と、RAM33と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)34と、操作入力部35と、表示部36と、通信インタフェース37と、印字機構38と、計測機構39と、を備える。
ROM32は、ラベルプリンタ30を制御するためのアプリケーション(以下「ファームウェア」という)のプログラムを記憶するための装置である。
RAM33は、CPU31によって参照されるデータを一時的に記憶する記憶装置である。
EEPROM34は、ファームウェアによって参照されるデータであって、ラベルプリンタ30の動作設定に関する情報(以下「設定情報」という)を記憶する記憶装置である。
CPU31は、ROM32に記憶されたファームウェアのプログラムを実行することによって、ファームウェアの機能を実現する。
操作入力部35は、例えば、ハードキーやタッチパネル等の入力デバイスである。
表示部36は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。
通信インタフェース37は、管理サーバ10およびユーザ端末50との間の通信を制御する。
印字機構38は、印字媒体に情報を印字するための機構である。印字機構38は、例えば、用紙収容部と、プラテンローラ(搬送部の一例)と、サーマルヘッド(印字部の一例)と、を含む。
用紙収容部には、ロール状の連続紙が収容される。連続紙は、例えば、台紙に仮着された複数のラベル、台紙に仮着されていないロール状のラベル、または、RFIDが埋め込まれた台紙に仮着された複数のラベルである。
プラテンローラは、連続紙を搬送する機能を有する。プラテンローラは、ファームウェアの制御に従って回転する。プラテンローラが回転すると、連続紙が用紙収容部から繰り出される。用紙収容部から繰り出された連続紙は、プラテンローラの回転によって搬送される。
サーマルヘッドは、印字媒体に情報を印字する機能を有する。サーマルヘッドは、複数の発熱素子を有する。各発熱素子は、ファームウェアの制御に従って発熱する。発熱した発熱素子がプラテンローラによって搬送された連続紙に、直接、または、インクリボン(印字部の一例)を介して押し当てられると、連続紙上の発熱素子と接触した部分が変色する。これにより、連続紙に情報が印字される。
ラベル、インクリボン、プラテンローラ、および、サーマルヘッドは、使用に伴い消耗する消耗品である。
計測機構39は、ラベルプリンタ30の消耗品の使用量を計測するための機構である。計測機構39は、例えば、用紙収容部に収容されたロール状の連続紙の直径(つまり、ラベルの残量)を計測するセンサと、プラテンローラの回転距離を計測するカウンタと、サーマルヘッドを通過した連続紙の累積距離(以下「印字距離」という)を計測するカウンタと、を含む。
(1−3)ユーザ端末の構成(図4)
ユーザ端末50の構成について説明する。
図4は、本実施形態のユーザ端末の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ユーザ端末50は、CPU51と、ROM52と、RAM53と、ストレージ54と、操作入力部55と、表示部56と、通信インタフェース57とを備える。
ROM52は、ユーザ端末50のオペレーティングシステムのプログラムを記憶するための装置である。
RAM53は、CPU51によって参照されるデータを一時的に記憶する記憶装置である。
ストレージ54は、アプリケーション(例えば、ブラウザ)のプログラムと、CPU51の処理の実行結果に基づくデータと、を記憶する記憶装置である。例えば、ストレージ54は、フラッシュメモリまたはハードディスクである。
CPU51は、ストレージ54に記憶されたプログラムを実行することによって、ユーザ端末50の機能を実現する。
操作入力部55は、例えば、キーボードやタッチパネル等の入力デバイスである。
表示部56は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。
通信インタフェース57は、管理サーバ10およびラベルプリンタ30との間の通信を制御する。
(2)データテーブルの構成
本実施形態のデータテーブルの構成について説明する。
本実施形態のデータテーブルは、管理サーバ10のストレージ14に記憶されている。
(2−1)ユーザデータテーブルの構成(図5)
図5は、本実施形態のユーザデータテーブルの構成例を示す図である。
図5に示すように、ユーザデータテーブルTBL1の各レコード(以下「ユーザレコード」という)には、ユーザに関する情報(以下「ユーザ情報」という)が格納される。ユーザレコードは、例えば、ラベルプリンタ30のユーザがカスタマー登録を行ったときに作成される。
ユーザデータテーブルTBL1は、「ユーザID」フィールドと、「ユーザ名」フィールドと、「プリンタ情報」フィールドと、「サプライ情報」フィールドと、を含む。
「ユーザ」とは、ラベルプリンタ30のユーザとして登録されたユーザである。実際にラベルプリンタ30を使用しているユーザと、登録されたユーザとは、同一であってもよいし、異なってもよい。また、「ユーザ」とは、個人であってもよいし、組織(例えば、企業)であってもよいし、組織を構成する部門(例えば、製造工場、製造ライン等)であってもよい。
「ユーザID」フィールドには、ラベルプリンタ30のユーザを識別するためのユーザIDが格納される。「ユーザID」フィールドの値は、ユーザレコードを特定する主キーである。ユーザIDは、ユーザが決定した情報(例えば、メールアドレス)であってもよいし、管理サーバ10がランダムで決定した情報であってもよい。
「ユーザ名」フィールドには、ユーザ名を示す値(例えば、文字列)が格納される。「ユーザ名」フィールドの値は、ユーザが任意に決定した情報である。
「プリンタ情報」フィールドは、「シリアルコード」フィールドと、「機種ID」フィールドと、を含む。
「シリアルコード」フィールドには、ラベルプリンタ30を識別するためのシリアルコードが格納される。シリアルコードは、各ラベルプリンタ30に固有の値である。例えば、同一の機種である複数のラベルプリンタ30は、それぞれ、異なるシリアルコードを有する。
「機種ID」フィールドには、ラベルプリンタ30の機種を識別するための機種IDが格納される。例えば、同一の機種である複数のラベルプリンタ30は、同一の機種IDを有する。
「プリンタ情報」フィールドは、例えば、ユーザがラベルプリンタ30を購入する度に、ユーザの指示に基づいて更新される。
「サプライ情報」フィールドは、「サプライID」フィールドと、「ストック量」フィールドと、を含む。
「サプライID」フィールドには、消耗品を識別するためのサプライIDが格納される。
「ストック量」フィールドには、ユーザが所有する消耗品の残数を示す値が格納される。
「サプライ情報」フィールドは、ユーザが消耗品を使用する度、および、ユーザが消耗品を購入する度に、ラベルプリンタ30のカスタマーエンジニアまたはユーザの指示に基づいて更新される。
(2−2)サプライデータテーブルの構成(図6)
図6は、本実施形態のサプライデータテーブルの構成例を示す図である。
図6に示すように、サプライデータテーブルTBL2の各レコード(以下「サプライレコード」という)には、消耗品に関する情報(以下「消耗品情報」という)が格納される。サプライレコードは、消耗品を発売する度に、管理サーバ10のオペレータ(例えば、消耗品の製造者)の指示に基づいて作成される。
サプライデータテーブルTBL2は、「サプライID」フィールドと、「サプライ名」フィールドと、「初期残量」フィールドと、「対応機種ID」フィールドと、「推奨フラグ」フィールドと、「販売情報」フィールドと、を含む。
「サプライID」フィールドには、サプライIDが格納される。「サプライID」フィールドの値は、サプライレコードを特定する主キーである。サプライIDは、オペレータが決定した情報であってもよいし、管理サーバ10がランダムで決定した情報であってもよい。
「サプライ名」フィールドには、消耗品の名称を示す値(例えば、文字列)が格納される。「サプライ名」フィールドの値は、オペレータが任意に決定した情報である。
「初期残量」フィールドには、消耗品の残量の初期値が格納される。「初期残量」フィールドの値は、オペレータが任意に決定した情報である。
「対応機種ID」フィールドには、消耗品に対応するラベルプリンタ30の機種を識別するための機種IDが格納される。「対応機種ID」フィールドの値は、オペレータが任意に決定した情報である。
「推奨フラグ」フィールドには、使用が推奨される消耗品であるか否かを示す値が格納される。例えば、値「0」は、使用が推奨されていない消耗品を示し、値「1」は使用が推奨されている消耗品を示す。「推奨フラグ」フィールドの値は、オペレータが任意に決定した情報である。
「販売情報」フィールドは、「価格」フィールドと、「在庫」フィールドと、「配達日数」フィールドと、を含む。
「価格」フィールドには、消耗品の販売価格を示す値が格納される。「価格」フィールドの値は、オペレータが任意に決定した情報である。
「在庫」フィールドには、消耗品の在庫の量を示す値が格納される。「在庫」フィールドの値は、消耗品の在庫が変動する度に、オペレータの指示に基づいて更新される。
「配達日数」フィールドには、消耗品をユーザに配達するために必要な日数を示す値が格納される。「配達日数」フィールドの値は、消耗品の在庫、消耗品の製造地(例えば、消耗品の製造工場の住所)と消耗品の届け先(例えば、ユーザの住所)との距離、または、これらの組合せに基づいて、管理サーバ10によって決定される。
(2−3)ステータスデータテーブルの構成(図7)
図7は、本実施形態のステータスデータテーブルの構成例を示す図である。
図7に示すように、ステータスデータテーブルTBL3の各レコード(以下「ステータスレコード」という)には、プリンタの使用量に関する情報(以下「ステータス情報」という)が格納される。ステータスレコードは、ラベルプリンタ30からステータ情報を取得する度に、管理サーバ10によって作成される。
ステータスデータテーブルTBL3は、「日時」フィールドと、「ラベル情報」フィールドと、「ヘッド情報」フィールドと、「プラテン情報」フィールドと、を含む。
ステータスデータテーブルTBL3は、シリアルコードに対応付けられる(つまり、ステータスデータテーブルTBL3は、ラベルプリンタ30毎に設けられる)。
「日時」フィールドには、ステータス情報の日時を示す値が格納される。「日時」フィールドの値は、ステータスレコードを特定する主キーである。
「ラベル情報」フィールドは、「ラベルID」フィールドと、「残量」フィールドと、を含む。
「ラベルID」フィールドには、ラベルの種類を識別するためのラベルIDが格納される。
「残量」フィールドには、ラベルの残量を示す値が格納される。
「ヘッド情報」フィールドは、「ヘッドID」フィールドと、「印字距離」フィールドと、を含む。
「ヘッドID」フィールドには、サーマルヘッドの種類を識別するためのヘッドIDが格納される。
「印字距離」フィールドには、サーマルヘッドの印字距離を示す値が格納される。「印字距離」フィールドの値が大きい程、サーマルヘッドが消耗していることを示す。
「プラテン情報」フィールドと、「ローラID」フィールドと、「回転距離」フィールドと、を含む。
「ローラID」フィールドには、プラテンローラの種類を識別するためのローラIDが格納される。
「回転距離」フィールドには、プラテンローラの回転距離を示す値が格納される。「回転距離」フィールドの値が大きい程、プラテンローラが消耗していることを示す。
(2−4)履歴データテーブルの構成(図8)
図8は、本実施形態の履歴データテーブルの構成例を示す図である。
図8に示すように、履歴データテーブルTBL4の各レコード(以下「履歴レコード」という)には、消耗品の使用履歴に関する情報(以下「履歴情報」という)が格納される。履歴レコードは、所定期間(例えば、1月)毎に、ステータスデータテーブルTBL3に基づいて、管理サーバ10によって更新される。
履歴データテーブルTBL4は、「サプライID」フィールドと、「使用時期」フィールドと、を含む。
履歴データテーブルTBL4は、ユーザIDに対応付けられる(つまり、履歴データテーブルTBL4は、ユーザ毎に設けられる)。
「サプライID」フィールドには、消耗品を識別するためのサプライIDが格納される。「サプライID」フィールドの値は、履歴レコードを特定する主キーである。
「使用時期」フィールドは、「1月」フィールド〜「12月」フィールドを含む。
「1月」フィールド〜「12月」フィールドには、それぞれ、1月〜12月における各消耗品の平均使用量を示す値が格納される。
図8は、ユーザID「U0001」によって識別されるユーザに関して、サプライID「L0001」によって識別されるラベルの1月の平均使用量が100(m)であることを示している。
(2−5)マッチングテーブルの構成(図9)
図9は、本実施形態のマッチングテーブルの構成例を示す図である。
図9に示すように、マッチングテーブルTBL5の各レコード(以下「マッチングレコード」という)には、各消耗品の使用量と交換時期との関係を示す情報が格納される。「交換時期」とは、消耗品が使用できなくなる時期、または、消耗品が使用できなくなる時期から所定時間前の時期(つまり、消耗品がニアエンドになる時期)である。交換時期は、例えば、ラベルの残量が所定値以下になる時期、サーマルヘッドの印字距離が所定の耐用距離に達する時期、プラテンローラの回転距離が所定の耐用距離に達する時期である。マッチングレコードは、各消耗品の使用量と当該消耗品が使用できなくなる時期との関係に関する経験則に基づいて、オペレータによって作成される。
マッチングテーブルTBL5は、「サプライID」フィールドと、「交換時期」フィールドと、を含む。
「サプライID」フィールドには、消耗品を識別するためのサプライIDが格納される。「サプライID」フィールドの値は、マッチングレコードを特定する主キーである。
「交換時期」フィールド」は、「10日」フィールド〜「1日」フィールドを含む。
「10日」フィールド〜「1日」フィールドには、それぞれ、交換時期が10日後〜1日後であると予測される場合の各消耗品の使用量を示す値が格納される。
図9は、サプライID「L0001」に対応する図7の「残量」フィールドの値が「19(m)」〜「20(m)」である場合、交換時期が10日後であることを示している。
(3)情報処理システムの機能(図10〜図11)
本実施形態の情報処理システムの機能について説明する。
図10は、本実施形態の情報処理システムの主要な機能を示す機能ブロック図である。図11は、本実施形態のステータスデータの構成例を示す図である。
図10に示すように、管理サーバ10は、取得手段110と、更新手段120と、予測手段130と、送信手段140と、を備える。
管理サーバ10の各手段は、CPU11が、ストレージ14に記憶されたサーバアプリケーションのプログラムをRAM13に展開し、RAM13に展開されたプログラムを実行することにより実現される。
なお、更新手段120は、必須ではない。
また、ユーザ端末50が上記手段を備えてもよい。
ラベルプリンタ30は、管理手段310と、表示制御手段320と、を備える。
ラベルプリンタ30の各手段は、CPU31が、ROM32に記憶されたファームウェアのプログラムをRAM33に展開し、RAM33に展開されたプログラムを実行することにより実現される。
ユーザ端末50は、表示制御手段510を備える。
表示制御手段510は、CPU51が、ストレージ54に記憶されたブラウザのプログラムをRAM53に展開し、RAM53に展開されたプログラムを実行することにより実現される。
(3−1)管理手段
管理手段310は、ラベルプリンタ30の消耗品の使用量を管理する機能を有する。
例えば、管理手段310の機能は次のように実現される。
ラベルプリンタ30のCPU31は、計測機構39による計測の結果に基づいて、ラベルプリンタ30の消耗品の使用量に関する情報(例えば、用紙収容部に収容された連続紙の直径を示す値、プラテンローラの回転距離を示す値、および、サーマルヘッドの印字距離を示す値)を生成する。
次に、CPU31は、所定時間(例えば、1時間)毎に、通信インタフェース37を介して、図11のステータスデータDAT1(ステータス情報の一例)を管理サーバ10に送信する。このステータスデータDTA1は、図11に示すように、ラベルプリンタ30を識別するためのシリアルコードと、ステータスデータDAT1の送信日時を示す値と、ラベルを識別するためのラベルIDと、当該ラベルの残量を示す値と、サーマルヘッドを識別するためのヘッドIDと、当該サーマルヘッドの印字距離を示す値と、プラテンローラを識別するためのローラIDと、当該プラテンローラの回転距離を示す値と、を含む。
(3−2)取得手段
取得手段110は、ラベルプリンタ30から、ラベルプリンタ30の消耗品の使用量に関する情報であるステータス情報を取得する機能を有する。
例えば、取得手段110の機能は次のように実現される。
管理サーバ10のCPU11は、通信インタフェース17を介して、ラベルプリンタ30のCPU31が送信したステータスデータDAT1を受信する。
次に、CPU11は、ストレージ14から、このステータスデータDAT1に含まれるシリアルコードに対応するステータスデータテーブルTBL3を読み出す。
次に、CPU11は、ステータスデータDAT1に含まれるラベルIDと、ラベルの残量を示す値と、ヘッドIDと、サーマルヘッドの印字距離を示す値と、ローラIDと、プラテンローラの回転距離を示す値と、を含むステータスレコードをステータスデータテーブルTBL3に追加する。
次に、CPU11は、追加されたステータスレコードを含むステータスデータテーブルTBL3をストレージ14に記憶する。
(3−3)更新手段
更新手段120は、取得手段110によって取得されたステータス情報を参照して、履歴データテーブルTBL4を更新する機能を有する。
例えば、更新手段120の機能は次のように実現される。
管理サーバ10のCPU11は、ステータスデータテーブルTBL3を参照して、使用時期毎の各消耗品の平均使用量(例えば、月毎の各消耗品の平均使用量)を算出する。
次に、CPU11は、この平均使用量を用いて、履歴データテーブルTBL4を更新する(例えば、履歴データテーブルTBL4の各フィールドに、各月の平均使用量を示す値を格納する)。
(3−4)予測手段
予測手段130は、取得手段110によって取得されたステータス情報を参照して、消耗品の交換時期を予測する機能を有する。
例えば、予測手段130の機能は次のように実現される。
管理サーバ10のCPU11は、マッチングテーブルTBL5を参照して、ステータスデータDAT1に含まれるラベルの残量を示す値、サーマルヘッドの印字距離を示す値、および、プラテンローラの回転距離を示す値に対応する交換時期(つまり、ラベルの交換時期、サーマルヘッドの交換時期、および、プラテンローラの交換時期)を特定する。
また、予測手段130の機能は次のように実現されてもよい。
管理サーバ10のCPU11は、ユーザデータテーブルTBL1を参照して、複数のラベルプリンタ30のそれぞれが送信したステータスデータDAT1に含まれるシリアルコードに対応するユーザIDを特定する。
次に、CPU11は、ステータスデータDAT1に含まれるサプライID(例えば、ラベルID、ヘッドID、および、ローラID)毎に、消耗品の平均使用量(例えば、ラベルの残量の平均値、サーマルヘッドの印字距離の平均値、および、プラテンローラの回転距離の平均値)を算出する。
次に、CPU11は、マッチングテーブルTBL5を参照して、ユーザID毎に、消耗品の平均使用量に基づく交換時期を特定する。
この場合、予測手段130は、複数のラベルプリンタ30が送信したステータスデータDAT1に基づいて、ユーザID毎(例えば、個人毎、組織毎、部門(一例として、製造工場、製造ライン等)毎)に、消耗品の平均使用量に基づく交換時期を予測する。
また、予測手段130の機能は次のように実現されてもよい。
管理サーバ10のCPU11は、ユーザデータテーブルTBL1を参照して、複数のラベルプリンタ30のそれぞれが送信したステータスデータDAT1に含まれるシリアルコードに対応するユーザIDを特定する。
次に、CPU11は、特定したユーザIDに対応する履歴データテーブルTBL4を参照して、ステータスデータDAT1に含まれる日時に対応する使用時期と、ステータスデータDAT1に含まれるサプライID(例えば、ラベルID、ヘッドID、および、ローラID)と、に対応する平均使用量(つまり、使用時期毎の平均使用量)を特定する。
次に、CPU11は、特定した平均使用量に基づいて、マッチングテーブルTBL5の各フィールドの値を調整する。例えば、図8の例では、ラベルID「L0001」によって識別されるラベルの使用量は、2月より1月の方が多い。CPU11は、1月の平均使用量に基づく交換時期を特定する場合、マッチングテーブルTBL5の各フィールドの値を減少させ、2月の平均使用量に基づく交換時期を特定する場合、マッチングテーブルTBL5の各フィールドの値を増加させる。
次に、CPU11は、マッチングテーブルTBL5を参照して、平均使用量に基づく交換時期を特定する。
上記のとおり、予測手段130は、ユーザによる消耗品の使用履歴に基づいて、交換時期を予測してもよい。この場合、例えば、消耗品の残量が同一であっても、平均使用量の多い月(例えば、1月)は、平均使用量の少ない月(例えば、2月)と比べると、交換時期が早く到来する。
なお、予測手段130は、消耗品の平均使用量ではなく、消耗品の使用パターン(例えば、月末の使用量が月初の使用量の3倍になるというパターン)に基づいて、交換時期を予測してもよい。
これらの予測手段130の機能は、適宜組合せ可能である。
(3−5)送信手段
送信手段140は、予測手段130によって予測された交換時期までの残り時間が所定値以下である場合、消耗品の注文を受け付けるための注文画面を表示するための情報(以下「表示用情報」という)をラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つに送信する機能を有する。
例えば、送信手段140の機能は次のように実現される。
管理サーバ10のCPU11は、サプライデータテーブルTBL2を参照して、ステータスデータDAT1に含まれるサプライIDに対応する配達日数を特定する。
次に、CPU11は、配達日数と、交換時期と、を比較する。CPU11が処理を実行する時点から交換時期までの残り時間が配達日数以下である場合、CPU11は、表示用情報(例えば、ラベルプリンタ30の表示部36に注文画面を表示させるための命令、ユーザ端末50の表示部56に注文画面を表示させるためのHTML(HyperText Markup Language)データ等)を生成する。
次に、CPU11は、通信インタフェース17を介して、ラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つに表示用情報を送信する。
また、送信手段140の機能は次のように実現されてもよい。
管理サーバ10のCPU11は、サプライデータテーブルTBL2を参照して、ステータスデータDAT1に含まれるサプライIDに対応する配達日数を特定する。
次に、CPU11は、配達日数と、交換時期と、を比較する。交換時期までの残り時間が配達日数以下である場合、CPU11は、ユーザデータテーブルTBL1を参照して、ステータスデータDAT1に含まれるシリアルコードに対応する機種IDを特定する。
次に、CPU11は、サプライデータテーブルTBL2を参照して、当該機種IDに対応するサプラウIDのうち、「推奨フラグ」フィールドの値が「1」であるサプライID(つまり、ユーザが使用するラベルプリンタ30が対応する消耗品のうち、使用が推奨される消耗品を識別するための情報)を特定する。
次に、CPU11は、当該サプライIDによって識別される消耗品を注文するための注文画面を表示するための表示用情報を生成する。
次に、CPU11は、通信インタフェース17を介して、ラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つに表示用情報を送信する。
これらの送信手段140の機能は、適宜組合せ可能である。
(3−6)表示制御手段
表示制御手段320および510は、それぞれ、送信手段140によって送信された表示用情報を用いて、注文画面を表示する機能を有する。
例えば、表示制御手段320および510の機能は、それぞれ、次のように実現される。
ラベルプリンタ30のCPU31およびユーザ端末50のCPU51は、それぞれ、通信インタフェース37および57を介して、管理サーバ10のCPU11が送信した表示用情報を受信する。
次に、CPU31および51は、それぞれ、表示用情報を用いて、表示部36および56に注文画面を表示する。
(4)情報処理のフロー(図12〜図14)
本実施形態の情報処理のフローについて説明する。
図12は、本実施形態の注文画面の表示の処理のシーケンス図である。図13は、本実施形態の表示用情報の生成の処理(図12のS112)のフローチャートである。図14は、本実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図である。
図12に示すように、はじめに、ラベルプリンタ30は、所定時間(例えば、1時間)毎に、ステータスデータDAT1を管理サーバ10に送信する(S130)。
具体的には、ファームウェアは、計測機構39による計測の結果に基づいて、ラベルプリンタ30の消耗品の使用量に関する情報(例えば、用紙収容部に収容された連続紙の直径を示す値、プラテンローラの回転距離を示す値、および、サーマルヘッドの印字距離を示す値)を生成する。
次に、ファームウェアは、通信インタフェース17を介して、消耗品の使用量に関する情報を含むステータスデータDAT1(図11)を管理サーバ10に送信する。
S130の処理は、管理手段310の機能の一例である。
次に、管理サーバ10は、ラベルプリンタ30が送信したステータスデータDAT1を受信する(S110)。
具体的には、サーバアプリケーションは、通信インタフェース37を介して、ステータスデータDAT1を受信する。
次に、サーバアプリケーションは、ストレージ14から、ステータスデータDAT1に含まれるシリアルコードに対応するステータスデータテーブルTBL3を読み出す。
次に、サーバアプリケーションは、ステータスデータテーブルTBL3に、ステータスデータDAT1に含まれる情報(ステータス情報の日時を示す値、ラベルID、ラベルの残量を示す値、ヘッドID、サーマルヘッドの印字距離を示す値、ローラID、および、プラテンローラの回転距離を示す値)を含むステータスレコードを追加する。
次に、サーバアプリケーションは、追加されたステータスレコードを含むステータスデータテーブルTBL3を、ストレージ14に記憶する。
S110の処理は、取得手段110の機能の一例である。
次に、管理サーバ10は、表示用情報の生成の処理(S112)を実行する。
ここで、表示用情報の生成の処理(S112)について、図13を参照して説明する。
図13に示すように、はじめに、管理サーバ10は、交換時期を予測する(S1120)。
具体的には、サーバアプリケーションは、マッチングテーブルTBL5を参照して、ステータスデータDAT1に含まれるラベルの残量を示す値、サーマルヘッドの印字距離を示す値、および、プラテンローラの回転距離を示す値に対応する交換時期(つまり、ラベルの交換時期、サーマルヘッドの交換時期、および、プラテンローラの交換時期)を特定する。
S1120の処理は、予測手段130の機能の一例である。
次に、管理サーバ10は、ニアエンドか否かを判定する(S1122)。
具体的には、サーバアプリケーションは、サプライデータテーブルTBL2を参照して、ステータスデータDAT1に含まれるサプライIDに対応する配達日数を特定する。
次に、サーバアプリケーションは、S1120において特定された交換時期(つまり、予測された交換時期)までの残り時間と、配達日数と、を比較する。
残り時間が配達日数以下である場合、サーバアプリケーションは、「ニアエンドである」と判定する(S1122−YES)。
一方、残り時間が配達日数より大きい場合、サーバアプリケーションは、「ニアエンドではない」と判定する(S1122−NO)。
管理サーバ10は、S1122において「ニアエンドである」と判定した場合(S1122−YES)、表示用情報を生成する(S1124)。
具体的には、サーバアプリケーションは、注文画面をラベルプリンタ30の表示部36に表示する場合、注文画面を表示させるための命令を生成する。一方、サーバアプリケーションは、注文画面をユーザ端末50の表示部56に表示する場合、注文画面を表示させるためのHTMLデータを生成する。
表示用情報の生成の処理は、S1122において「ニアエンドではない」と判定された場合(S1122−NO)、または、S1124の処理が実行された後に終了する。
ここで、図12の注文画面の表示の処理の説明に戻る。
図12に示すように、管理サーバ10は、表示用情報の生成の処理(S112)において表示用情報を生成した場合(S114−YES)、ラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つに表示用情報を送信する(S116)。
具体的には、サーバアプリケーションは、通信インタフェース17を介して、ラベルプリンタ30の表示部36に注文画面を表示させるための命令、および、ユーザ端末50の表示部56に注文画面を表示させるためのHTMLデータの少なくとも1つを、それぞれ、ラベルプリンタ30およびユーザ端末50に送信する。
S1122〜S1124、S114、および、S116の処理は、送信手段140の機能の一例である。
ラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つは、表示用情報DAT2を受信すると、表示用情報DAT2を用いて、注文画面を表示する(S132)。
具体的には、ラベルプリンタ30のファームウェアは、S116においてサーバアプリケーションが送信した命令に従って、表示部36に、図14の画面D10を表示する。
また、ユーザ端末50のブラウザは、S116においてサーバアプリケーションが送信したHTMLデータに従って、表示部56に、図14の画面D10を表示する。
画面D10は、注文画面の一例である。
図14に示すように、画面D10は、領域A100およびA101と、入力フィールドF100と、ボタンB100と、を含む。
領域A100には、ユーザ名と、「ニアエンドである」と判定された消耗品に関する情報(例えば、消耗品の名称、価格、在庫の量、配達可能日数)と、が提示される。
領域A101には、当該消耗品のストック量(つまり、ユーザが所持している量)、および、当該消耗品のユーザの月単位の平均使用量が提示される。
入力フィールドF100は、ユーザが、消耗品の発注数量を示す値を入力するための入力フィールドである。
ボタンB100は、ユーザが、消耗品を発注するための指示(以下「発注指示」という)DAT3を管理サーバ10に与えるためのボタンである。
ユーザが、図14の画面D10の入力フィールドF100へ所望の値を入力し、かつ、ボタンB100を指定すると、ラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つは、発注指示DAT3を管理サーバ10に送信する(S136)。
具体的には、ファームウェアおよびブラウザの少なくとも1つは、それぞれ、通信インタフェース37および57を介して、発注指示DAT3を管理サーバ10に送信する。発注指示DAT3は、画面D10の領域A100に提示された消耗品に関する情報に対応する消耗品(つまり、「ニアエンドである」と判定された消耗品)を識別するためのサプライIDと、画面D10の入力フィールドF100に入力された値(つまり、当該消耗品の発注数量を示す値)と、を含む。
管理サーバ10は、発注指示DAT3を受信すると、受注の処理を実行する(S118)。
具体的には、サーバアプリケーションは、通信インタフェース17を介して、発注指示DAT3を受信する。
次に、サーバアプリケーションは、通信インタフェース17を介して、発注された消耗品を製造する工場の生産管理サーバ(図示せず)に発注指示DAT3を転送する。
生産管理サーバは、発注指示DAT3を受信すると、消耗品の発注を受け付けたことを示す通知(以下「受注通知」という)を管理サーバ10に送信する。
次に、管理サーバ10は、受注が完了したことを示す画面(以下「受注完了画面」という)を表示するための表示用情報DAT4を、ラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つに送信する(S120)。
具体的には、サーバアプリケーションは、生産管理サーバが送信した受注通知を受信すると、ユーザデータテーブルTBL1の「ストック量」フィールドのうち、発注された消耗品を識別するためのサプライIDに対応する「ストック量」フィールドに、画面D10の入力フィールドF100に入力された値を加算する。
次に、サーバアプリケーションは、受注完了画面を表示するための表示用情報DAT4を生成する。表示用情報DAT4は、例えば、ラベルプリンタ30の表示部36に受注完了画面を表示させるための命令、または、ユーザ端末50の表示部56に受注完了画面を表示させるためのHTMLデータである。
次に、サーバアプリケーションは、通信インタフェース17を介して、ラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つに表示用情報DAT4を送信する。
ラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つは、表示用情報DAT4を受信すると、表示用情報DAT4に従って、受注完了画面を表示する(S136)。
具体的には、ラベルプリンタ30のファームウェアは、S120においてサーバアプリケーションが送信した命令に従って、表示部36に、図14の画面D12を表示する。
また、ユーザ端末50のブラウザは、S120においてサーバアプリケーションが送信したHTMLデータに従って、表示部56に、図14の画面D12を表示する。
画面D12は、受注完了画面の一例である。
図14に示すように、画面D12には、発注を受け付けたことを示すメッセージが表示される。
(5)本実施形態の小括
以下、本実施形態について小括する。
本実施形態では、管理サーバ10が、ラベルプリンタ30から取得したステータスデータDAT1に基づいて消耗品の交換時期を予測する。そして、管理サーバ10は、交換時期に基づいて消耗品がニアエンドであるか否かを判定する。そして、管理サーバ10は、「ニアエンド」であると判定した場合、注文画面を表示するための情報を、ラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つに送信する。
これにより、ラベルプリンタ30のユーザが消耗品の交換時期を見過ごすことを防ぐことができ、かつ、消耗品を発注するときのユーザの負担を軽減することができる。
また、本実施形態では、管理サーバ10が、ユーザID毎に、消耗品の平均使用量に基づく交換時期を予測する。
これにより、1人のユーザが必要な消耗品の製造を一度に受注することができる。その結果、配送効率を改善することができ、かつ、消耗品を発注するときのユーザの負担をさらに軽減することができる。
特に、本実施形態では、管理サーバ10が、ユーザIDに対応する製造工場毎、または、製造ライン毎に交換時期を予測する。
これにより、実際にラベルプリンタ30を使用している製造工場毎、または、製造ライン毎に、消耗品の発注を受け付けることができる。
また、本実施形態では、管理サーバ10が、ユーザIDに対応する履歴情報に基づいて、交換時期を予測する。
これにより、ユーザの使用頻度に合わせて注文画面を表示させることができる。例えば、サーバアプリケーションは、ステータスデータDAT1に含まれるラベルの残量を示す値が同一である複数のユーザU1およびU2のうち、平均使用量が大きいユーザU1が使用するラベルプリンタ30およびユーザ端末50の少なくとも1つに、注文画面を表示させることができる。
(6)変形例
本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態では、送信手段140が、消耗品がニアエンドであるか否かを判定するために、配達日数を示す値と交換時期を示す値とを比較する例について説明したが、本発明はこれに限られない。
例えば、送信手段140は、消耗品がニアエンドであるか否かを判定するために、所定の閾値と交換時期を示す値とを比較してもよい。
また、送信手段140は、消耗品がニアエンドであるか否かを判定するために、配達日数を示す値と所定値との合計と、交換時期を示す値と、を比較してもよい。
本実施形態では、交換時期の予測対象がラベル、プラテンローラ、および、サーマルヘッドである例を説明したが、交換時期の予測対象は、ラベルプリンタ30に設けられる部品のうち、使用に伴って劣化するものであれば、どのようなものでもよい。例えば、使用に伴って劣化するものとしては、トルクリミッタ、モータ、センサ、基板、カッタ、ボタン、リボン、プリンタ本体等が挙げられる。
本実施形態では、管理サーバ10がラベルプリンタ30の使用量を管理する機能を有する例について説明したが、ユーザ端末50がラベルプリンタ30の使用量を管理する機能を有してもよい(つまり、ユーザ端末50が情報処理装置として機能してもよい)。
この場合、図12のS130において、ラベルプリンタ30は、ユーザ端末50にステータスデータDAT1を送信する。
また、S110〜S120の処理は、ユーザ端末50によって実行される。
上記実施形態では、印字媒体を取り扱う電子機器がラベルプリンタ30である例について説明したが、本実施形態の電子機器は、これに限られない。本実施形態の電子機器は、印字媒体に情報を印字するその他の装置(例えば、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ、複合機等)、および、印字媒体を任意の物体に貼付する貼付装置(例えば、情報が印字されたラベルを製品や梱包材に貼付するラベル貼付装置)も含む。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態および変形例は、組合せ可能である。
1 :情報処理システム
10 :管理サーバ
11 :CPU
12 :ROM
13 :RAM
14 :ストレージ
17 :通信インタフェース
30 :ラベルプリンタ
31 :CPU
32 :ROM
33 :RAM
34 :EEPROM
35 :操作入力部
36 :表示部
37 :通信インタフェース
38 :印字機構
39 :計測機構
50 :ユーザ端末
51 :CPU
52 :ROM
53 :RAM
54 :ストレージ
55 :操作入力部
56 :表示部
57 :通信インタフェース
110 :取得手段
120 :更新手段
130 :予測手段
140 :送信手段
310 :管理手段
320 :表示制御手段
510 :表示制御手段

Claims (9)

  1. 印字媒体に情報を印字する少なくとも1つのプリンタ、および、表示装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記プリンタから所定時間毎に、前記プリンタの消耗品の使用量に関する情報であるステータス情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得されたステータス情報を参照して、前記プリンタのユーザによる前記消耗品の交換時期を予測する予測手段と、
    前記予測手段によって予測された交換時期と前記消耗品を前記ユーザに配達するために必要な時間に基づいて、前記消耗品の注文を受け付けるための注文画面を表示するための情報を前記表示装置に送信する送信手段と、
    を備え
    前記予測手段は、前記所定時間毎に取得する前記ステータス情報を基に各ユーザの使用時期ごとの前記消耗品の平均使用量を算出し、算出した平均使用量のデータに基づいて、前記プリンタのユーザによる消耗品の交換時期を予測する、
    情報処理装置。
  2. 印字媒体に情報を印字する少なくとも1つのプリンタと通信可能な情報処理装置であって、
    前記プリンタから所定時間毎に、前記プリンタの消耗品の使用量に関する情報であるステータス情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得されたステータス情報を参照して、前記プリンタのユーザによる前記消耗品の交換時期を予測する予測手段と、
    前記予測手段によって予測された交換時期と前記消耗品をユーザに配達するために必要な時間に基づいて、前記消耗品の注文を受け付けるための注文画面を前記プリンタの表示部に表示するための情報を前記プリンタに送信する送信手段と、
    を備え
    前記予測手段は、前記所定時間毎に取得する前記ステータス情報を基に各ユーザの使用時期ごとの前記消耗品の平均使用量を算出し、算出した平均使用量のデータに基づいて、前記プリンタのユーザによる消耗品の交換時期を予測する、
    情報処理装置。
  3. 前記送信手段は、前記予測手段によって予測された交換時期と前記消耗品をユーザに配達するために必要な時間とを比較して、前記交換時期までの残り時間が所定時間以下である場合、前記消耗品の注文を受け付けるための注文画面を表示するための情報を前記表示装置に送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定時間は、前記消耗品をユーザに配達するために必要な時間である、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記消耗品の注文を受け付けるための注文画面には、前記プリンタが対応する消耗品のうち、使用が奨励される消耗品の情報が表示される、
    請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記消耗品の注文を受け付けるための注文画面には、注文対象である前記消耗品の情報とユーザが所持している前記消耗品の量が同時に表示される、
    請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. さらに、前記消耗品のユーザの所定期間の平均使用量が同時に表示される、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータに、請求項1〜7のいずれかに記載の情報処理装置の各手段を実現させるためのプログラム。
  9. 印字媒体に情報を印字する少なくとも1つのプリンタ、および、表示装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記プリンタから所定時間毎に、前記プリンタの消耗品の使用量に関する情報であるステータス情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得されたステータス情報を参照して、前記プリンタのユーザによる前記消耗品の交換時期を予測する予測手段と、
    前記予測手段によって予測された交換時期と前記消耗品をユーザに配達するために必要な日数である配達日数とに基づいて、前記消耗品の注文を受け付けるための注文画面を表示するための情報を前記表示装置に送信する送信手段と、
    を備え
    前記予測手段は、前記所定時間毎に取得する前記ステータス情報を基に各ユーザの使用時期ごとの前記消耗品の平均使用量を算出し、算出した平均使用量のデータに基づいて、前記プリンタのユーザによる消耗品の交換時期を予測する、
    情報処理装置。
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