JP2006079529A - 消耗品調達サーバ、クライアント装置、消耗品調達システムおよび消耗品調達プログラム - Google Patents

消耗品調達サーバ、クライアント装置、消耗品調達システムおよび消耗品調達プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができるとともに、販売者の売上げを向上することができ、さらに、効率的な回収による資源循環を促進することができる消耗品調達サーバ、クライアント装置、消耗品調達システムおよび消耗品調達プログラムを提供すること。
【解決手段】 消耗品調達サーバ2は、消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定し、クライアント装置1による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネットワークを介して消耗品を発注や調達を行うことができる消耗品調達サーバ、クライアント装置、消耗品調達システムおよび消耗品調達プログラムに関する。
複写機、プリンタまたはファクシミリ装置等の画像形成装置で使用される顕像材(トナー、インク等)、記録材(紙、フィルム等)、および像担持体(感光体、誘電体等)等の消耗品は、一般的に画像形成装置の機械寿命(耐用画像形成枚数)までに何度も供給・交換が行われる。
特に、顕像材や記録材は使用量が多いため、使用者にとって安く消耗品を購入したいという希望がある。また、使用者は、消耗品の保管のための在庫スペースが必要となるため、狭いオフィス等の場合には、大量に在庫を保管しておくことが困難となっている。このため、使用者は、一度に大量の消耗品を購入することを差し控える傾向にある。
また、使用者が消耗品の在庫を持たない場合には、消耗品が無くなる時期にタイムリーに届けることを優先させると、地域、経路、日時に対して効率的な配送計画が組めず、配送車等による環境負荷を低減することができない。
さらに、使用者が消耗品の在庫を持たない場合、配送時に消耗品の交換・回収を行うと、使い切っていない消耗品を回収することになり、使用者の利益を損ねてしまう。
他方、消耗品の販売者は売上げを伸ばすことが目標であるが、上述したように、使用者は、一度に大量の消耗品を購入することを差し控える傾向にあるため、一度に大量の消耗品を販売することが困難となっている。
ところで、近年の環境問題の視点では、製品を回収し製品・部品の再使用、マテリアルリサイクル等による循環型への移行が必要になっており、消耗品においても、消耗部材そのものは基本的に循環しないが、その保持体、ユニット構成部材、梱包材等は循環の必要性が高い。例えば、画像形成装置の消耗部材としては、トナーの容器であるトナーボトルやトナーに加え、現像ローラー等の稼動部品を組み込んだトナーカートリッジの構成部品等がある。
これら消耗部品に関しても、使用者、販売者共に上述したような不具合が発生してしまうことを避けることができない。
このような不具合を解消するものとしては、消耗品を使用する機器から、消耗品の残量が所定量に達したことを示す残量警告情報を獲得する残量警告獲得手段と、残量警告情報に基づいて、消耗品が無くなる期日を予測する予測手段と、予測手段により予測された期日までに消耗品の交換を促す警告を出力する出力手段とを備えた消耗品管理システムがある(例えば、特許文献1参照)。
また、その他に、クライアント装置から送出される画像形成装置に用いる顕像材、記録材および像担持体等の消耗品の種類、発注量並びに発注者情報を入力する発注情報入力手段と、発注情報入力手段から入力される消耗品の種類および発注量並びに発注者情報を対応させて登録する記憶手段と、消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づいて、発注された発注量の消耗品の価格を決定する消耗品価格決定手段と、発注された消耗品の納品形態を決定する納品形態決定手段とを備えた消耗品調達サーバがある(例えば、特許文献2参照)。
これら特許文献1、2に示すものは、在庫を持たずに消耗品が無くなったタイミングで配送し、配送時に使用済み品と交換することにより、回収効率を上げることができ、地域、経路、日時に対して効率的な配送計画を組むことができ、配送車等による環境負荷を低減することができる。
しかしながら、使用者が消耗品の在庫を持たないので、配送時に消耗品の交換・回収を行うと、使い切っていない消耗品が回収されてしまうおそれがあり、使用者の利益が損ねられてしまう可能性がある。
特開2001−228761号公報 特開2003−281415号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に示すものにあっては、在庫を持たず消耗品の無くなったタイミングで配送し、配送時に使用済み品と交換することで回収効率を上げることができるが、画像形成装置においては、使用者の日ごとの印刷枚数等により顕像材や記録材等の消耗品の消耗が変化してしまうので、配達時に消耗品が完全に無くなっているおそれがあり、消耗品の交換と同時に回収を行うことができない。
すなわち、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができるとともに、販売者の売上げを向上することができ、さらに、効率的な回収による資源循環を促進することを同時に解決することが困難であった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができるとともに、販売者の売上げを向上することができ、さらに、効率的な回収による資源循環を促進することができる消耗品調達サーバ、クライアント装置、消耗品調達システムおよび消耗品調達プログラムを提供するものである。
本発明の消耗品調達サーバは、ネットワークを介して接続されるクライアント装置からの消耗品の発注に応じて、消耗品の調達を行う消耗品調達サーバにおいて、前記クライアント装置から送出される画像形成装置に用いる消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を入力する発注情報入力手段と、前記発注情報入力手段から入力された前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する発注情報記憶手段と、前記消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された前記消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定する消耗品価格決定手段と、前記発注情報入力手段から入力された前記クライアント装置による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定する配達期間決定手段とを備えたものから構成される。
この構成により、消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定するので、使用者に購入メリットを提供して発注量を増加させることができ、販売者にとって売上げを向上させることができる。
また、発注情報入力手段から入力されたクライアント装置による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定するので、輸送の効率化のための自由度を増大させることができるとともに、消耗品の交換後に直ちに消耗品を納品して使用済みの消耗品を確実に回収することができる。
さらに、消耗品が無くなる時期にタイムリーに届けることができるため、地域、経路、日時に対して効率的な配送計画を組むことができ、配送車等による環境負荷を低減することができるとともに、効率的な回収により、画像形成装置のトナーボトルやトナー、現像ローラー等の稼動部品を組み込んだトナーカートリッジ等の資源循環を促進することができる。
また、本発明の消耗品調達サーバは、前記発注情報には納品数が含まれており、前記配達期間決定手段は、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定するものから構成される。
この構成により、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定するので、消耗品の在庫を1個のみにすることができ、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができる。
また、本発明の消耗品調達サーバは、消耗品の故障率または消耗率のデータを有し、前記配達期間決定手段は、前記データに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定し、前記配達期限内に配達期間を設定するものから構成される。
この構成により、消耗品の故障率または消耗率のデータに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定しているので、使用者が交換後に消耗品の予備を持たない場合であっても、消耗品の納品までに消耗品が故障または消耗し尽くしてしまうのを防止することができ、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務をより一層低減することができる。
また、本発明の消耗品調達サーバは、前記発注情報には、前記画像形成装置の使用に関する使用情報が含まれており、前記配達期間決定手段は、個々の画像形成装置の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出するものから構成される。
この構成により、個々の画像形成装置の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出するので、個々の画像形成装置の消耗品の納品までに消耗品が故障または消耗し尽くしてしまうのを防止することができ、個々の画像形成装置を一括して効率良く管理することができる。
また、本発明のクライアント装置は、ネットワークを介して接続される消耗品調達サーバに発注情報を送出するクライアント装置において、在庫または使用済みの消耗品を格納する消耗品格納手段と、前記消耗品格納手段に格納された消耗品が新品か使用済みかを検知する第1検知手段と、画像形成装置に装着した消耗品が新品であるか否かを検知する第2検知手段と、前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を取得する発注情報取得手段と、前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する発注情報記憶手段と、前記発注情報記憶手段に記憶された発注情報を前記消耗品調達サーバに送出する発注情報送出手段とを備えるものから構成される。
この構成により、在庫または使用済みの消耗品を格納する消耗品格納手段を備えるとともに、消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶し、消耗品が無くなったときに、発注情報を消耗品調達サーバに送出するので、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができる。
また、消耗品が無くなる時期にタイムリーに届けることができるため、地域、経路、日時に対して効率的な配送計画を組むことができ、配送車等による環境負荷を低減することができるとともに、効率的な回収による資源循環を促進することができる。
また、本発明のクライアント装置は、前記発注情報には既納入数が含まれており、前記既納入数を1個にするとともに、前記消耗品格納手段は1個の消耗品のみを格納するものから構成される。
この構成により、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定するので、消耗品の在庫を1個のみにすることができ、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができる。
また、本発明のクライアント装置は、前記発注情報送出手段は、前記画像形成装置に新品消耗品が交換装着された時点で前記発注情報を送出するものから構成される。
この構成により、消耗品が交換されるとともに使用済みの消耗品が発生した後に新品の消耗品を納品することができるので、消耗品の納品時に確実に使用済みの消耗品を回収することができ、消耗品の回収効率を向上させることができる。また、資源循環効率を向上させることができ、資源の配送および回収時の輸送ロスを低減できることができる。
また、本発明のクライアント装置は、前記画像形成装置は複写機から構成され、前記消耗品がトナーボトルであるとともに、消耗品格納手段が給紙トレイ内に設置されるものから構成される。
この構成により、消耗品の管理スペースを減少させることができるとともに、管理する消耗品を分かり易い位置に設置することができ、消耗品の在庫管理の負荷を低減することができる。
また、本発明の消耗品調達システムは、ネットワークを介して消耗品を発注するクライアント装置と、前記ネットワークを介して前記クライアント装置に接続され、前記クライアント装置からの消耗品の発注情報に応じて消耗品の調達を行う消耗品調達サーバとを備えた消耗品調達システムにおいて、前記クライアント装置は、在庫または使用済みの消耗品を格納する消耗品格納手段と、前記消耗品格納手段に格納された消耗品が新品か使用済みかを検知する第1検知手段と、画像形成装置に装着した消耗品が新品であるか否かを検知する第2検知手段と、前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を取得する発注情報取得手段と、前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する第1発注情報記憶手段と、前記第1発注情報記憶手段に記憶された発注情報を前記消耗品調達サーバに送出する発注情報送出手段とを備え、前記消耗品調達サーバは、前記クライアント装置から送出される画像形成装置に用いる消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を入力する発注情報入力手段と、前記発注情報入力手段から入力された前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する第2発注情報記憶手段と、前記消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された前記消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定する消耗品価格決定手段と、発注情報入力手段から入力された前記クライアント装置による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定する配達期間決定手段とを備えたものから構成される。
この構成により、消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定するので、使用者に購入メリットを提供して発注量を増加させることができ、販売者にとって売上げを向上させることができる。
また、発注情報入力手段から入力されたクライアント装置による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定するので、輸送の効率化のための自由度を増大させることができるとともに、消耗品の交換後に直ちに消耗品を納品して使用済みの消耗品を確実に回収することができる。
また、在庫または使用済みの消耗品を格納する消耗品格納手段を備えるとともに、消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶し、消耗品が無くなったときに、発注情報を消耗品調達サーバに送出するので、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができる。
また、本発明の消耗品調達システムは、前記発注情報には納品数が含まれており、前記配達期間決定手段は、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定するものから構成される。
この構成により、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定するので、消耗品の在庫を1個のみにすることができ、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができる。
また、本発明の消耗品調達システムは、消耗品の故障率または消耗率のデータを有し、前記配達期間決定手段は、前記データに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定し、前記配達期限内に配達期間を設定するものから構成される。
この構成により、消耗品の故障率または消耗率のデータに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定しているので、使用者が交換後に消耗品の予備を持たない場合であっても、消耗品の納品までに消耗品が故障または消耗し尽くしてしまうのを防止することができ、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務をより一層低減することができる。
また、本発明の消耗品調達システムは、前記発注情報には、前記画像形成装置の使用に関する使用情報が含まれており、前記配達期間決定手段は、個々の画像形成装置の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出するものから構成される。
この構成により、個々の画像形成装置の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出するので、個々の画像形成装置の消耗品の納品までに消耗品が故障または消耗し尽くしてしまうのを防止することができ、個々の画像形成装置を一括して効率良く管理することができる。
また、本発明の消耗品調達システムは、前記発注情報には既納入数が含まれており、前記既納入数を1個にするとともに、前記消耗品格納手段は1個の消耗品のみを格納するものから構成される。
この構成により、管理する消耗品の在庫を1個にするので、市場にストックされる消耗品を少なく抑えることができ、消耗品の投入量を抑制することができる。
また、本発明の消耗品調達システムは、前記発注情報送出手段は、前記画像形成装置に新品消耗品が交換装着された時点で前記発注情報を送出するものから構成される。
この構成により、消耗品が交換されるとともに使用済みの消耗品が発生した後に新品の消耗品を納品することができるので、消耗品の納品時に確実に使用済みの消耗品を回収することができ、消耗品の回収効率を向上させることができる。また、資源循環効率を向上させることができ、資源の配送および回収時の輸送ロスを低減できることができる。
また、本発明の消耗品調達システムは、前記画像形成装置は複写機から構成され、前記消耗品がトナーボトルであるとともに、消耗品格納手段が給紙トレイ内に設置されるものから構成される。
この構成により、消耗品の管理スペースを減少させることができるとともに、管理する消耗品を分かり易い位置に設置することができ、消耗品の在庫管理の負荷を低減することができる。
また、本発明の消耗品調達プログラムは、ネットワークを介して消耗品を発注するクライアント装置と、前記ネットワークを介して前記クライアント装置に接続され、前記クライアント装置からの消耗品の発注情報に応じて消耗品の調達を行う消耗品調達サーバとを制御するためにコンピュータによって実行される消耗品調達プログラムにおいて、在庫または使用済みの消耗品を格納する消耗品格納処理と、前記消耗品格納処理で格納された消耗品が新品か使用済みかを検知する第1検知処理と、画像形成装置に装着した消耗品が新品であるか否かを検知する第2検知処理と、前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を取得する発注情報取得処理と、前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する第1発注情報記憶処理と、前記第1発注情報記憶処理で記憶された発注情報を前記消耗品調達サーバに送出する発注情報送出処理と、前記クライアント装置から送出される画像形成装置に用いる消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を入力する発注情報入力処理と、前記発注情報入力処理で入力された前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する第2発注情報記憶処理と、前記消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された前記消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定する消耗品価格決定処理と、発注情報入力処理で入力された前記クライアント装置による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定する配達期間決定処理とを含んでなる。
この構成により、消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定するので、使用者に購入メリットを提供して発注量を増加させることができ、販売者にとって売上げを向上させることができる。
また、発注情報入力処理で入力されたクライアント装置による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定するので、輸送の効率化のための自由度を増大させることができるとともに、消耗品の交換後に直ちに消耗品を納品して使用済みの消耗品を確実に回収することができる。
また、在庫または使用済みの消耗品を格納する消耗品格納処理を備えるとともに、消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶し、消耗品が無くなったときに、発注情報を消耗品調達サーバに送出するので、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができる。
また、本発明の消耗品調達プログラムは、前記発注情報には納品数が含まれており、前記配達期間決定処理は、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定するものから構成される。
この構成により、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定するので、消耗品の在庫を1個のみにすることができ、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができる。
また、本発明の消耗品調達プログラムは、消耗品の故障率または消耗率のデータを有し、前記配達期間決定処理は、前記データに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定し、前記配達期限内に配達期間を設定するものから構成される。
この構成により、消耗品の故障率または消耗率のデータに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定しているので、使用者が交換後に消耗品の予備を持たない場合であっても、消耗品の納品までに消耗品が故障または消耗し尽くしてしまうのを防止することができ、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務をより一層低減することができる。
また、本発明の消耗品調達プログラムは、前記発注情報には、前記画像形成装置の使用に関する使用情報が含まれており、前記配達期間決定処理は、個々の画像形成装置の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出するものから構成される。
この構成により、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定するので、消耗品の在庫を1個のみにすることができ、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができる。
また、本発明の消耗品調達プログラムは、前記発注情報には既納入数が含まれており、前記既納入数を1個にするとともに、前記消耗品格納処理は1個の消耗品のみを格納するものから構成される。
この構成により、管理する消耗品の在庫を1個にするので、市場にストックされる消耗品を少なく抑えることができ、消耗品の投入量を抑制することができる。
また、本発明の消耗品調達プログラムは、前記発注情報送出処理は、前記画像形成装置に新品消耗品が交換装着された時点で前記発注情報を送出する。
この構成により、消耗品が交換されるとともに使用済みの消耗品が発生した後に新品の消耗品を納品することができるので、消耗品の納品時に確実に使用済みの消耗品を回収することができ、消耗品の回収効率を向上させることができる。また、資源循環効率を向上させることができ、資源の配送および回収時の輸送ロスを低減できることができる。
以上説明したように、本発明は、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができるとともに、販売者の売上げを向上することができ、さらに、効率的な回収による資源循環を促進することができる消耗品調達サーバ、クライアント装置、消耗品調達システムおよび消耗品調達プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図9は本発明に係る消耗品調達サーバ、クライアント装置、消耗品調達システムおよび消耗品調達プログラムの一実施の形態を示す図であり、本実施の形態は画像形成装置として複写機、ファクシミリ装置、プリンタ装置、あるいはコピー機能やファクシミリ機能等の複数の機能を有する複合機等に適用することができる。本実施の形態では、複写機を例に説明する。
図1において、発注者側にあるクライアント装置1は販売者側にある消耗品調達サーバ2にネットワーク3を介して接続されており、クライアント装置1は消耗品調達サーバに複数接続できるようになっている。
クライアント装置1には、新品の消耗品が在庫として格納されており、消耗品が交換されたタイミングで発注情報を消耗品調達サーバ2に送出するようになっている。また、消耗品調達サーバ2は、消耗品の配送期限内で配送負荷が低くなるように消耗品の配送期間を決定し、発注者側であるクライアント装置1に通知する。
消耗品調達サーバ2は、発注者の承諾を得た後に販売者が消耗品をトラック等の輸送手段を用いて発注者に納品し、納品時に使用済みの消耗品を回収する。
ここで、「消耗品」とは、複写機に使用される顕像材(トナー、インク等)、記録材(紙、フィルム等)、および像担持体(感光体、誘電体等)等の使用により、交換の必要な部材あるいは、これら消耗品の保持体、ユニット構成部材、梱包材等を含めたものを指している。
消耗品の保持体、ユニット構成部材、梱包材等としては、例えば、トナーの容器であるトナーボトルやトナーに加え、現像ローラー等の稼動部品を組み込んだトナーカートリッジの構成部品等も消耗品に含まれる。
図2は消耗品調達サーバ2の構成図である。消耗品調達サーバ2は、通信制御部11、制御部12、プログラム記憶部13、消耗品注文データベース14、消耗品単価データベース15および消耗品データベース16を備えており、各部11〜16はバスを介して互いに接続されている。
通信制御部11は、ネットワーク3を介して接続されるクライアント装置1を含んだネットワーク3上の各種装置とデータ通信する際にデータ通信を制御するようになっている。
制御部12は、CPU、ROM、RAM等のコンピュータから構成されており、プログラム記憶部13に記録されたプログラムに従って、消耗品調達サーバ2の各部11〜16の制御や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行うようになっている。特に、本実施の形態の制御部12は、プログラム記憶部13に記録された消耗品調達プログラムに従って後述する消耗品の発注・受注処理等を実行する。
プログラム記憶部13は、制御部12で実行するための各種プログラムやデータが記憶されており、このプログラムとしては、例えば、OSプログラムや、消耗品の発注・受注処理等を実行するための消耗品調達プログラム等がある。また、プログラム記憶部13の記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体を使用することができる。また、プログラム記憶部13に格納されたプログラムはネットワーク3を介して配信可能である。
消耗品注文データベース14は、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体から構成されており、消耗品注文データベース14には、クライアント装置1から通信制御部11を介して入力される発注者情報(発注者の氏名、住所等)、消耗品の種類(品名、型等)、発注数、既納品数(納品数)、消耗品交換日、在庫量等が記憶されるようになっている。本実施の形態では、通信制御部11が発注情報入力手段を構成し、消耗品注文データベース14が発注情報記憶手段および第1発注情報記憶手段を構成している。
消耗品単価データベース15は、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体から構成されており、消耗品単価データベース15には消耗品の種類毎に、発注量が多くなるに従って単価が易くなるように設定された消耗品単価データが記憶されている。
図3は消耗品単価データの一例を説明する図である。図3において、横軸は注文量、縦軸は消耗品単価を示している。図3に示す特性がデータ化されて消耗品単価データとして消耗品単価データベース15に記憶されている。
図3に示すように、消耗品単価データは、注文量に応じて非線形的に消耗品単価が安くなるように設定されている。ここで、非線形的とは、段階的に単価が下がるものや曲線的に価格が下がるもので代表されるように、数量に比例して単価が下がるものではない。
図3(a)は注文量に応じて段階的に消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データを示している。また、図3(b)は注文量応じて曲線的に消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データを示している。さらに、図3(c)は注文量がある規定値を超えた場合に消耗品単価の減少率が拡大する消耗品単価データを示している。なお、発注量が多くなるに従って単価が安くなるように設定されているデータであれば、図3に示す消耗品単価データに限定されるものではない。
消耗品データベース16は、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体から構成されており、消耗品の故障率、消耗率、複写機の使用情報(機械ID、複写枚数等)が記憶されている。
図4(a)は故障率の一例を示す図である。図4(a)はトナーカートリッジ等の故障率であり、縦軸は累積故障率、横軸は複写枚数を示している。この故障率は複写枚数が増加するに従って曲線的に増大するカーブを描くように設定されており、消耗品データベース16には消耗品毎に異なる故障率のデータが記憶されている。
図4(b)は消耗率の一例を示す図である。図4(b)はトナーボトルで供給されるトナーの消耗率であり、縦軸は累積消耗率、横軸は複写枚数を示している。この消耗率は複写枚数が増加するに従って直線的に増大するように設定されており、消耗品データベース16には消耗品毎に異なる消耗率のデータが記憶されている。
制御部12は、消耗品注文データベース14に記憶された発注情報、消耗品単価データベース15に記憶された消耗品単価データに基づき、発注された消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定するようになっており、消耗品価格決定手段を構成している。
また、制御部12は、消耗品の故障率または消耗率のデータに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定し、配達期限内に配達期間を設定するようになっており、配達期間決定手段を構成している。
この配達期間を決定する方法を図4(c)に基づいて説明する。図4(c)はトナーカートリッジ等の稼動部品を組み込んだユニット等の消耗品の場合に、構成部品による故障も発生する可能性があるので、故障率に基づいて配達期間を決定する例を示しており、縦軸は累積故障率、横軸は複写枚数を示している。
図4(c)において、トナーカートリッジに対応した故障率データを用いて規定の保証率から保障期間を換算する。この保障期間の意味は、例えば、交換により在庫が無くなった使用者においては、メーカーが保証する確率の中では少なくとも故障や消耗品の使い切りが発生しないという意味であり、そのために保証期間を設定することで消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定するようになっている。
ここでは、図示していないが、当然のことながら消耗率の保証期間を考慮した保証期間を故障率に加味して保証期間を設定することで消耗品交換日以降の配達期限を算出することも考えられる。なお、トナーボトル等の消耗品に関しては、トナーの消費が保障期間を設定する主要因であるため、消耗率データを用いて規定の保証率から保障期間を換算する。
図5はクライアント装置1の構成図である。図5において、クライアント装置1は、入力部21、通信制御部22、出力部23、CPU24、記憶部25、第1センサ26および第2センサ27を備えており、各部21〜27はバスを介して互いに接続されている。
入力部21は、カーソルキー、数字入力キーおよび各種機能キー等を備えたキーボード、マウスおよび画像を読取るスキャナ等から構成されている。また、このキーボード以外に、カーソルキー、数字入力キーおよび各種機能キーを備えたタッチセンサ付き液晶パネル、トラックボールや音声認識機構等から構成しても良い。
また、入力部21は、必ずしもクライアント装置1にローカルに接続される必要はなく、PHS・リモートターミナル(例えば、Personal Digital Assistant)等のリモート装置や、複写機に具備されている入力手段を使用しても良い。
出力部23は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)や、プラズマディスプレイ等により構成される表示装置から構成されており、CPU24から入力される表示データに応じた表示を行うようになっている。また、CPU24からの表示データを印刷するものから構成しても良い。
CPU24は、例えば、32ビットマイクロプロセッサ、他のマイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Prosessor)や、プログラマブルロジック等から構成されている。また、CPU24は、必ずしもシングルプロセッサである必要はなく、分散処理をするタイプのものでも良い。このCPU24は、記憶部25に格納されているプログラムに従って、クライアント装置1全体を制御する中央制御ユニットであり、このCPU24には、入力部21、通信制御部22、出力部23、記憶部25および第1センサ26および第2センサ27が接続されており、データ通信、メモリへのアクセスによるアプリケーションプログラムの読み出しや各種データのリード/ライト、データ/コマンド入力、カラー表示等を制御するようになっている。
通信制御部22は、電話回線、ISDN(Integrated Services Digital Network) 、LAN(Local Area Network)や、WAN(Wide Area Network)等のネットワークに接続され、内蔵したモデム(図示せず)を経て電話回線を介してデータ通信を行うようになっている。
記憶部25には、CPU24が実行可能なOSプログラム、アプリケーションプログラムおよび発注情報等の各種プログラムやデータが格納されている。上記各種プログラムは、CPU24が直接的または間接的に解釈可能なオブジェクトコードやソースコード等の形態で記憶部25に格納されている。また、記憶部25に格納されたプログラムはネットワーク3を介して配信可能である。
第1検知手段としての第1センサ26は、複写機に設けられた後述する給紙トレイ(消耗品格納手段)に格納されている消耗品が新品か使用済みかを検知するようになっており、この検知情報をCPU24に送信することでCPU24により記憶部25に記憶する。
第1センサ26は、例えば、消耗品につけられたICチップ等から電気的に情報を読取るセンサから構成されており、消耗品の未使用時には新品フラグがICチップに予め記録され、複写機に消耗品が装着されたときに新品フラグが消え、使い終わって取り外すときに使用済みフラグが書き込まれるようになっている。
また、第1センサ26は、消耗品の開封または装着時等に剥離・切断・欠損等が生じることによる形状変形を読取る、形状あるいは寸法センサであっても良い。
ここで、クライアント装置1が備える消耗品格納手段としては、複写機近辺に設置されることが望ましい。図6、図7において消耗品格納手段を示す。図6、図7において、複写機30の給紙トレイ(消耗品格納手段)31内にはサイドフェンス32a、32bおよびエンドフェンス33の間に記録紙34が収納されている。
複写機30等のような画像形成装置は、通常多段トレイを装備し、少なくともそのうちの一段にA4サイズの記録紙34を収納することが多い。そのため、給紙トレイ31における記録紙34の占有面積は一部であり、残余スペースにトナーボトル35を収納できる可能性がある。トナーボトル35としては、形状が円柱形のものは最大直径が格納可能高以下に収めることができる。
そこで、トナーボトル35に新品か否かを判別するためのICチップ36を取り付けるとともに、給紙トレイ31にICチップ36を読取る第1センサ26としてのICチップ読取装置37を取り付ける。また、ICチップ36には消耗品の種類が記憶されており、ICチップ読取装置37はICチップ36から新品/使用済み情報および消耗品の種類情報を読取り、CPU24に送信する。CPU24はこれらの情報を記憶部25に記憶する。
なお、クランアント装置1は複写機30と一体的に設けられていても良く、あるいは、複写機30に信号線で接続されていれば良いので、複写機30と別体のパーソナルコンピュータ(PC)から構成されていても良い。
また、第2検知手段としての第2センサ27は複写機30内に設けられており、第2センサ27により、例えば、現像装置にトナーを実際に供給するトナーボトルを複写機30に装着したときに、トナーボトルが新品か使用済みかを検知するようになっている。
第2センサ27は、複写機30内に設けられたICチップ読取装置から構成されており、トナーボトルに備えられるとともに、新品/使用済み情報および消耗品の種類情報が書き込まれたICチップをICチップ読取装置によって検知し、この検知情報をCPU24に送信することでCPU24により記憶部25に記憶する。
なお、ICチップの代わりに、トナーボトル等の消耗品に設けられた突起形状等が消耗品を複写機30に装着するための工程で変形、脱落等することにより機械的、光学的等のセンサにより検知する手段も考えられる。
また、消耗品格納手段は、給紙トレイ31の他に、複写機30を載せるテーブルや、図6に示すように、複写機30の本体側面より突出する両面印刷機能部の下方に消耗品格納手段38を設け、この消耗品格納手段38にトナーボトル39等の消耗品を格納しても良い。
また、記憶部25には第1センサ26および第2センサ27によって検知された消耗品の種類情報、新品/使用済み情報に加えて、入力部21によって発注者の氏名、住所等からなる発注者情報が入力されたときにこの発注者情報が記憶されるようになっている。
また、第1センサ26および第2センサ27によって消耗品が交換された日が検知されるとともに、第1センサ26によって給紙トレイ31内の消耗品の有無が検知されるため、記憶部25には交換日情報、在庫情報、発注量情報が記憶される。なお、発注量に関しては、入力部21から直接入力して記憶部25に記憶するようにしても良い。
すなわち、本実施の形態では、入力部21、第1センサ26および第2センサ27が発注情報取得手段を構成し、記憶部25が消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報からなる発注情報を記憶する発注情報記憶手段および第2発注情報記憶手段を構成している。
また、CPU24は発注時に記憶部25に記憶された発注情報を読み出して通信制御部22を介して消耗品調達サーバ2に送出するようになっており、発注情報送出手段を構成している。
一方、消耗品調達サーバ2のプログラム記憶部13に記憶された消耗品調達プログラムは、在庫または使用済みの消耗品を格納する消耗品格納処理と、消耗品格納処理で格納された消耗品が新品か使用済みかを検知する第1検知処理と、複写機30に装着した消耗品が新品であるか否かを検知する第2検知処理と、消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を取得する発注情報取得処理と、消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する第1発注情報記憶処理と、発注情報記憶処理で記憶された発注情報を消耗品調達サーバ2に送出する発注情報送出処理と、クライアント装置1から送出される複写機30に用いる消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を入力する発注情報入力処理と、発注情報入力処理で入力された消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する第2発注情報記憶処理と、消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定する消耗品価格決定処理と、発注情報入力処理で入力されたクライアント装置による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定する配達期間決定処理とを含んでいる。
この各処理は一定時間毎に実行され、消耗品調達サーバ2のみならずクライアント装置1に対しても実施されるものである。
また、配達期間決定処理は、消耗品の故障率、消耗率のデータに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定し、配達期限内に配達期間を設定するようになっている。また、発注情報送出処理は、複写機30に新品消耗品が交換装着された時点で発注情報を送出するようになっている。
次に、図8、図9に基づいて消耗品の発注処理における消耗品調達サーバ2およびクライアント装置1の処理を説明する。
図8は消耗品調達サーバ2とクライアント装置1との間で遣り取りされる処理のシーケンス図であり、図9は消耗品調達サーバ2によって実行される配達期間算出処理を示すフローチャートである。
本実施の形態では、複写機30に装着された消耗品が近いうちに消耗して無くなり、給紙トレイ31に新品の在庫が1個格納されている状態を想定して説明する。
まず、ICチップ読取装置37からなる第1センサ26が消耗品に装着されているICチップを読取ることで給紙トレイ31に格納されている消耗品が新品であることを検知して検知情報を記憶部25に記憶する。
次いで、消耗品が消耗して無くなると、使用者は、複写機30内に装着された使用済みの消耗品を取り外し、給紙トレイ31に格納されている新品の消耗品を複写機30内に装着する。
複写機30に消耗品を装着すると、ICチップ読取装置からなる第2センサ27が消耗品に装着されているICチップを読取ることで複写機30に装着された消耗品が新品であることを検知して記憶部25に記憶する(ステップS1)。
また、使用者が使用済みの消耗品を給紙トレイ31に格納すると、第1センサ26が使用済みの消耗品が格納されたことを検知し、記憶部25に記憶する(ステップS2)。このとき、クライアント装置1のCPU24は、記憶部25に記憶された消耗品の交換情報から新品に交換がなされたことを判断し、既に記憶部25に記憶されている消耗品の種類、発注者情報と共に交換日、発注量、在庫量のデータを通信制御部22を介して消耗品調達サーバ2に送出する(ステップS3)。
一方、消耗品調達サーバ2はクライアント装置1から発注情報を受けると、配送期間を算出し(ステップS4)、消耗品の価格を決定した後(ステップS5)、クライアント装置1に配達期間を通知して(ステップS6)、クライアント装置1から承認を得る(ステップS7)。
このステップS4〜ステップS7までに消耗品調達サーバ2で行われる配達期間算出処理を図9のフローチャートに基づいて説明する。
消耗品調達サーバ2では、クライアント装置1から発注が行われると、最初に消耗品の種類に対応した故障率または消耗率データを用いて規定の保証率から保障期間を換算する(ステップS21)。この保障期間の意味は、例えば、交換により在庫がなくなった使用者においては、メーカーが保証する確率の中では少なくとも故障や消耗品の使い切りが発生しないという意味である。
図4(a)(b)に示すような態様で故障率、消耗率は消耗品の種類毎に設定されている。例えば、トナーの配達期間は消耗率を考慮して決定されるが、トナーカートリッジ等の稼動部品を組み込んだユニットが消耗品の場合には、消耗率だけではなく、構成部品による故障も発生する可能性があるため、故障率も考慮する必要がある。
したがって、トナーカートリッジの配達期間を計算する場合には、図4(c)に示すように故障率のデータを用い、トナーボトル等はトナーの消費量がバロメータとなるため消耗率のデータを用いる。保証率は、例えばトナーカートリッジの場合0.0001とし累積故障率が0.0001に達したときの複写枚数を求めその枚数が保障期間となる。
また、保障期間が上述したように枚数相当で表されている場合には、日数に換算し保証日数とする(ステップS22)。例えば、複写機30の機種毎に設定された月毎の平均使用枚数や想定している最大使用枚数等を使う。
次いで、クライアント装置1から送出され、消耗品注文データベース14に記憶されている交換日にこの保証日数を足して、配達期限を求める(ステップS23)。配達期限は少なくともこの期限日までに届ければ、上述した保証を果たせる期限日である。
次いで、他のクライアント装置1から受信して消耗品注文データベース14に記憶した発注情報を照会し、配達地域、配達期間、配達する消耗品の種類等から、効率的に巡回し易いように今回の発注品の配達期間設定する(ステップS24)。この段階では、配達日にまで絞り込まなくても良い。
次いで、発注者であるクライアント装置1に上述した配達期間を通知して承認を求める(ステップS25)。この通知はネットワーク3を介してクライアント装置1の出力部23の画面を表示したり、メール等でクライアント装置1に通知するようにすれば良い。
次いで、発注者が承認したか否かを判別し(ステップS26)、発注者が承認した場合には、消耗品注文データベース14に指定された配達期間を記憶して配達期間算出処理を終了する。
また、発注者が承認しない場合には、配達期間の指定があるか否かを判別し(ステップS27)、配達期間の指定がない場合にはステップS25に戻り、配達期間の指定がある場合には、消耗品注文データベース14に指定された配達期間を記憶して(ステップS28)、配達期間算出処理を終了する。
消耗品調達サーバ2は、配達期間を通知する際には、配達個数や価格等も通知するが、配達個数や価格の決定に関しては、図3(a)〜(c)で示すような消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づいて、発注された消耗品の単価を決定し、この決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定する。
また、配達期間を決定すると、図8に示すように、配達手配に発注情報を送り、配達期間になった時点で他の配達情報と共に配送車等による環境負荷が低くなるように配達の地域、経路、日時に対して効率的な配送計画を組む(ステップS8)。配達経路の効率的な巡回計画には、例えば、ボイルツマンマシンと呼ばれるニューラルネットワークを用いて得られるが、配達日が期間として制約されているので、さらに突発的な変更等に柔軟に対応しつつ環境負荷を低減することが期待できる。
次いで、発注者に消耗品を納入し(ステップS9)、消耗品が納品された時点で使用者は給紙トレイ31に格納された使用済みの消耗品を配達者に渡す等の回収処理を行い(ステップS10)、納入された新品を給紙トレイ31に格納し(ステップS11)、ステップS1の初期状態に戻る。
また、消耗品の納品に際しては、給紙トレイ31に格納されている消耗品が使用済みであることが消耗品注文データベース14に記憶されるので、納品と同時に回収物があるという指示を配達員に出す等して回収を確実にし、回収効率を上げることもできる(ステップS12)。
このように本実施の形態では、消耗品調達サーバ2が、消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定するので、使用者に購入メリットを提供して発注量を増加させることができ、販売者にとって売上げを向上させることができる。
また、消耗品調達サーバ2が、クライアント装置1による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定するので、輸送の効率化のための自由度を増大させることができるとともに、消耗品の交換後に直ちに消耗品を納品して使用済みの消耗品を確実に回収することができる。
また、クライアント装置1が、在庫または使用済みの消耗品を格納する給紙トレイ31を備えるとともに、消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶部25に記憶し、消耗品が無くなったときに、発注情報を消耗品調達サーバ2に送出するので、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができる。
また、消耗品調達サーバ2が、消耗品データベース16に消耗品の故障率または消耗率のデータを記憶しており、このデータに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定し、配達期限内に配達期間を設定しているので、使用者が交換後に消耗品の予備を持たない場合であっても、消耗品の納品までに消耗品が故障または消耗し尽くしてしまうのを防止することができ、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務をより一層低減することができる。
また、クライアント装置1は、複写機30に新品消耗品が交換装着された時点で前記発注情報を送出するので、消耗品の納品時に確実に使用済みの消耗品を回収することができ、消耗品の回収効率を向上させることができる。また、資源循環効率を向上させることができ、資源の配送および回収時の輸送ロスを低減できることができる。
また、本実施の形態のように、消耗品がトナーボトルの場合には、消耗品格納手段を給紙トレイ31から構成すれば、消耗品の管理スペースを減少させることができるとともに、管理する消耗品を分かり易い位置に設置することができ、消耗品の在庫管理の負荷を低減することができる。
また、以上は、最小の労力と最大の効果を求めて自動化した手順であるが、これに代えて、消耗品の交換時に使用者が決められた数字を入力したり、ボタンを押したりする所定のクライアント操作により交換状態を入力するようにしても良い。
なお、1個の消耗品の管理を行うために、消耗品格納手段においては、1個のみの消耗品を格納できる形態にし、クライアント装置1からの発注情報には、発注数と共に納品数を1個にしておいても良い。
すなわち、発注情報には納品数を含み、消耗品調達サーバ2の制御部12が個々の複写機30に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定しても良い。この場合には、プログラム記憶部13の調達期間決定処理に、個々の複写機30に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定する処理を含める。
また、発注情報に複写機30の使用に関する使用情報を含み、消耗品調達サーバ2は個々の複写機30の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出する。この場合には、プログラム記憶部13の調達期間決定処理に、個々の複写機30の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出する処理を含める。
また、発注情報には既納入数を含み、クライアント装置1は既納入数を1個にするとともに、給紙トレイ31内に1個の消耗品のみを格納するようになっている。
以下、1個の消耗品の管理を行う方法を説明する。
消耗品の在庫を1個にし、交換後に納品する場合には完全に在庫のない期間が発生する。このため、配達期間の精度を高めるために図9のステップS22において各複写機30の使用情報から機械毎に保障期間を日数に換算する係数を導く。
例えば、使用情報は1日毎の複写枚数であり、ステップS22において最新1ヶ月のその複写機30の使用枚数を算出し、その複写機30が今後短期間同じペースで使用されているという予測の元に保障期間を計算する。または、日毎の複写枚数から増減率を求め、短期間の増加または減少傾向が同じという予測の元に保障期間を計算する。
このようにすることで消耗品の在庫を1個のみにすることができ、結果的に資源投入を大幅に減らすことができる。消耗品の在庫は、循環資源の観点から見れば、市場に使われていない資源がストックされていることになる。
例えば、簡略した計算ではあるが、ある複写機の機種が10万台市場で稼動しているとすると、例えば、トナーカートリッジの在庫を1個持つのと2個持つのでは10万個のトナーカートリッジ分の資源が余計にストックされている。すなわち、2個から1個に減らせば10万個分のトナーカートリッジの資源を使わずに済むことになる。
ところで、在庫を"0"にし続け、消耗品の丁度の消耗タイミングに納品・交換・回収を行うのは、複写機30の使用頻度は使用者により左右されるので予測の正確さには限界があり、実施は現実的ではない。しかしながら、在庫を1個管理にすることにより、交換後に納入・回収を行うことができ、現実的で、なおかつ資源投入を低く保つことができる。
以上、まとめると、個々の複写機30に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定するとともに、給紙トレイ30に1個の消耗品のみを格納するようにすれば、消耗品の在庫を1個のみにすることができ、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができる。
また、個々の複写機30の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出するので、個々の複写機30の消耗品の納品までに消耗品が故障または消耗し尽くしてしまうのを防止することができ、個々の複写機30を一括して効率良く管理することができる。
以上のように、本発明に係る消耗品調達サーバ、クライアント装置、消耗品調達システムおよび消耗品調達プログラムは、使用者の在庫スペースを小さくして使用者による在庫管理、発注業務を低減することができるとともに、販売者の売上げを向上することができ、さらに、効率的な回収による資源循環を促進することができるという効果を有し、ネットワークを介して消耗品を発注や調達を行うことができる消耗品調達サーバ、クライアント装置、消耗品調達システムおよび消耗品調達プログラムとして有用である。
本発明に係る消耗品調達システムの一実施の形態を示す図であり、その消耗品調達システムの概略図である。 一実施の形態の消耗品調達サーバの構成図である。 一実施の形態の消耗品単価データを示す図である。 (a)は一実施の形態の累積故障率のデータを示す図、(b)は累積消耗率のデータを示す図、(c)は累積保証率に保証率を加味したデータを示す図である。 一実施の形態のクライアント装置の構成図である。 一実施の形態の給紙トレイ内の状態を示す図である。 一実施の形態の複写機の外観図である。 一実施の形態の消耗品調達サーバとクライアント装置との間で遣り取りされる処理のシーケンス図である。 一実施の形態の消耗品調達サーバによって実行される配達期間算出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 クライアント装置
2 消耗品調達サーバ
3 ネットワーク
11 通信制御部(発注情報入力手段)
12 制御部(消耗品価格決定手段、配達期間決定手段)
13 プログラム記憶部
14 消耗品注文データベース(発注情報記憶手段、第1発注情報記憶手段)
15 消耗品単価データベース
16 消耗品データベース
21 入力部(発注情報取得手段)
22 通信制御部
23 出力部
24 CPU(発注情報送出手段)
25 記憶部(発注情報記憶手段、第2発注情報記憶手段)
26 第1センサ(第1検知手段、発注情報取得手段)
27 第2センサ(第2検知手段、発注情報取得手段)
31 給紙トレイ(消耗品格納手段)
38 消耗品格納手段

Claims (21)

  1. ネットワークを介して接続されるクライアント装置からの消耗品の発注に応じて、消耗品の調達を行う消耗品調達サーバにおいて、
    前記クライアント装置から送出される画像形成装置に用いる消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を入力する発注情報入力手段と、
    前記発注情報入力手段から入力された前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する発注情報記憶手段と、
    前記消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された前記消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定する消耗品価格決定手段と、
    前記発注情報入力手段から入力された前記クライアント装置による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定する配達期間決定手段とを備えたことを特徴とする消耗品調達サーバ。
  2. 前記発注情報には納品数が含まれており、
    前記配達期間決定手段は、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定することを特徴とする請求項1に記載の消耗品調達サーバ。
  3. 消耗品の故障率または消耗率のデータを有し、前記配達期間決定手段は、前記データに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定し、前記配達期限内に配達期間を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の消耗品調達サーバ。
  4. 前記発注情報には、前記画像形成装置の使用に関する使用情報が含まれており、
    前記配達期間決定手段は、個々の画像形成装置の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出することを特徴とする請求項3に記載の消耗品調達サーバ。
  5. ネットワークを介して接続される消耗品調達サーバに発注情報を送出するクライアント装置において、
    在庫または使用済みの消耗品を格納する消耗品格納手段と、
    前記消耗品格納手段に格納された消耗品が新品か使用済みかを検知する第1検知手段と、
    画像形成装置に装着した消耗品が新品であるか否かを検知する第2検知手段と、
    前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を取得する発注情報取得手段と、
    前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する発注情報記憶手段と、
    前記発注情報記憶手段に記憶された発注情報を前記消耗品調達サーバに送出する発注情報送出手段とを備えることを特徴とするクライアント装置。
  6. 前記発注情報には既納入数が含まれており、前記既納入数を1個にするとともに、前記消耗品格納手段は1個の消耗品のみを格納することを特徴とする請求項5に記載のクライアント装置。
  7. 前記発注情報送出手段は、前記画像形成装置に新品消耗品が交換装着された時点で前記発注情報を送出することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のクライアント装置。
  8. 前記画像形成装置は複写機から構成され、前記消耗品がトナーボトルであるとともに、消耗品格納手段が給紙トレイ内に設置されることを特徴とする請求項5〜請求項7の何れかに記載のクライアント装置。
  9. ネットワークを介して消耗品を発注するクライアント装置と、前記ネットワークを介して前記クライアント装置に接続され、前記クライアント装置からの消耗品の発注情報に応じて消耗品の調達を行う消耗品調達サーバとを備えた消耗品調達システムにおいて、
    前記クライアント装置は、
    在庫または使用済みの消耗品を格納する消耗品格納手段と、
    前記消耗品格納手段に格納された消耗品が新品か使用済みかを検知する第1検知手段と、
    画像形成装置に装着した消耗品が新品であるか否かを検知する第2検知手段と、
    前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を取得する第1発注情報取得手段と、
    前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する第1発注情報記憶手段と、
    前記第1発注情報記憶手段に記憶された発注情報を前記消耗品調達サーバに送出する発注情報送出手段とを備え、
    消耗品調達サーバは、
    前記クライアント装置から送出される画像形成装置に用いる消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を入力する発注情報入力手段と、
    前記発注情報入力手段から入力された前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する第2発注情報記憶手段と、
    前記消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された前記消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定する消耗品価格決定手段と、
    発注情報入力手段から入力された前記クライアント装置による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定する配達期間決定手段とを備えたことを特徴とする消耗品調達システム。
  10. 前記発注情報には納品数が含まれており、
    前記配達期間決定手段は、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定することを特徴とする請求項9に記載の消耗品調達システム。
  11. 消耗品の故障率または消耗率のデータを有し、前記配達期間決定手段は、前記データに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定し、前記配達期限内に配達期間を設定することを特徴とする請求項9または請求項10に記載の消耗品調達システム。
  12. 前記発注情報には、前記画像形成装置の使用に関する使用情報が含まれており、
    前記配達期間決定手段は、個々の画像形成装置の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出することを特徴とする請求項11に記載の消耗品調達システム。
  13. 前記発注情報には既納入数が含まれており、前記既納入数を1個にするとともに、前記消耗品格納手段は1個の消耗品のみを格納することを特徴とする請求項12に記載の消耗品調達システム。
  14. 前記発注情報送出手段は、前記画像形成装置に新品消耗品が交換装着された時点で前記発注情報を送出することを特徴とする請求項9〜請求項13の何れかに記載の消耗品調達システム。
  15. 前記画像形成装置は複写機から構成され、前記消耗品がトナーボトルであるとともに、消耗品格納手段が給紙トレイ内に設置されることを特徴とする請求項9〜請求項14の何れかに記載の消耗品調達システム。
  16. ネットワークを介して消耗品を発注するクライアント装置と、前記ネットワークを介して前記クライアント装置に接続され、前記クライアント装置からの消耗品の発注情報に応じて消耗品の調達を行う消耗品調達サーバとを制御するためにコンピュータによって実行される消耗品調達プログラムにおいて、
    在庫または使用済みの消耗品を格納する消耗品格納処理と、
    前記消耗品格納処理で格納された消耗品が新品か使用済みかを検知する第1検知処理と、
    画像形成装置に装着した消耗品が新品であるか否かを検知する第2検知処理と、
    前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を取得する発注情報取得処理と、
    前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する第1発注情報記憶処理と、
    前記第1発注情報記憶処理で記憶された発注情報を前記消耗品調達サーバに送出する発注情報送出処理と、
    前記クライアント装置から送出される画像形成装置に用いる消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報の少なくとも1つ以上を入力する発注情報入力処理と、
    前記発注情報入力処理で入力された前記消耗品の種類、交換日、発注量、在庫量および発注者に関する情報をそれぞれ対応させて記憶する第2発注情報記憶処理と、
    前記消耗品の注文量に応じて消耗品単価が安くなるように設定された消耗品単価データに基づき、発注された前記消耗品の単価を決定し、決定した単価で発注された発注量の消耗品の価格を決定する消耗品価格決定処理と、
    発注情報入力処理で入力された前記クライアント装置による消耗品交換日以降の配達期限を算出し、配達期間を決定する配達期間決定処理とを含んでなることを特徴とする消耗品調達プログラム。
  17. 前記発注情報には納品数が含まれており、
    前記配達期間決定処理は、個々の画像形成装置に対して1回の配達における消耗品毎の納品数を1個として配達期間を決定することを特徴とする請求項16に記載の消耗品調達プログラム。
  18. 消耗品の故障率または消耗率のデータを有し、前記配達期間決定処理は、前記データに基づいて規定の保証率を算出して配達期限を決定し、前記配達期限内に配達期間を設定することを特徴とする請求項16または請求項17に記載の消耗品調達プログラム。
  19. 前記発注情報には、前記画像形成装置の使用に関する使用情報が含まれており、
    前記配達期間決定処理は、個々の画像形成装置の使用情報に応じた消耗率により配達期限を算出することを特徴とする請求項18に記載の消耗品調達プログラム。
  20. 前記発注情報には既納入数が含まれており、前記既納入数を1個にするとともに、前記消耗品格納処理は1個の消耗品のみを格納することを特徴とする請求項19に記載の消耗品調達システム。
  21. 前記発注情報送出処理は、前記画像形成装置に新品消耗品が交換装着された時点で前記発注情報を送出することを特徴とする請求項16〜請求項19の何れかに記載の消耗品調達システム。
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