JP2007323004A - 画像形成装置、消耗品容量管理システム及び方法 - Google Patents

画像形成装置、消耗品容量管理システム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 消耗品残量無しが検知された場合、ユーザによる特定操作を受けて、なおも印刷が可能な旨を伝え、代替消耗品入荷までの間、印刷を続行可能にする。
【解決手段】 画像形成装置10において、メインタンク残量管理部181は、装着されているトナーカートリッジ30aの全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンク分量分を除くメインタンク分量分のトナー残量の検出処理を行う。メインタンク残量管理部181によりメインタンクのトナー残量無しが検出された場合、印刷を一旦禁止し、その後、トナーカートリッジ30aを脱着する操作(特定操作)が特定操作検出処理部182によって検出された場合、仮想リザーブタンク切換制御部183は、仮想リザーブタンク内のトナーを使用可能に切換え、該仮想リザーブタンク内からのトナー供給による印刷を可能にする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像形成に用いる消耗品を交換可能に装着する画像形成装置、及び、該装着された消耗品の容量管理システム及び方法に係わり、詳しくは、装着中の消耗品の残量無しが検知された場合、ユーザによる特定操作を受けて、該ユーザになおも印刷が可能であることを伝え、かつ、代替消耗品が入荷するまでの間、印刷を続行可能にする画像形成装置、消耗品容量管理システム及び方法に関する。
プリンタや、複合機等の画像形成装置では、画像形成に利用され、その都度減耗を生じる消耗品として、トナーやドラム等を用いている。
トナーの残量切れが生じると印字ができなくなり、ドラムの磨耗が進むと印字画像品質低下等の支障を来たすため、これら消耗品は、残量や状態監視の下に、逐次交換して用いられることになる。
画像形成装置におけるトナー補給技術として、例えば、下記特許文献1には、現像器トナーホッパー内に設けられたトナーニアエンドセンサよりのトナーのニアエンド信号に応じてトナーケースより自動的にトナーを上記現像器トナーホッパー内へ供給する画像形成装置において、現像ユニット内のトナーが無くなって、未使用トナーの補給動作を所定時間行っても現像ユニット内で未使用トナーが検知されない場合は、現像ユニット内に一定量の残トナーしか残っていない旨のトナー切れ注意表示を行い、該残トナー量で記録可能な用紙枚数を設定し、記録動作を行うたびに設定した用紙枚数から1枚ずつ減算し、該減算結果が0になった場合にトナー切れ表示を行って記録動作を中止する技術が開示されている。
また、下記特許文献2には、電子写真記録装置に着脱可能なトナー補給タンク部と、トナー補給タンク部内に設けられてトナー搬出口へトナーを移動させる搬出機構とを有し、トナー収容部内のトナー量を検出するトナー量検出器28により、トナー収容部内のトナー量が一定量以下になったことが検出された場合、搬出機構を駆動してトナーをトナー補給タンク部に供給する技術が開示されている。
また、下記特許文献3には、複数の画像形成部を有するとともに、各画像形成部は、それぞれ、画像形成部のいずれかにおいてカートリッジエンプティが検出されたときに、複数の画像形成部のそれぞれにおけるトナーカートリッジ8から、ここに残存するトナーを、各トナーカートリッジ8に対応して設けられた所定量のトナーを収容するリザーブタンク部1bに投入し、画像形成部のいずれかにおいてトナーエンプティが検出された時点で、これより先にカートリッジエンプティが検出されている全てのカートリッジ8について新たなカートリッジと交換するように促すようにした画像形成装置におけるトナー補給方法が開示されている。
特開平05−204245号公報 特開平10−274881号公報 特開2002−148926号公報
特許文献1,2,3記載の装置は、いずれも、画像形成部の現像部内に現像部外のトナー補給装置(引用文献1ではトナーケース、引用文献2ではトナー補給部、引用文献3ではトナーカートリッジ)からトナーを自動補給するタイプであるが、トナー残量と印刷動作制御の関係については、トナー残量検出手段によりトナーの残量を監視し、トナー残量のニアエンドを検出するとその旨をユーザに報知し、更に、残量エンドを検出すると、印字を禁止するように制御することが基本である。
この種の従来装置の運用において、ユーザは、トナー残量のニアエンド報知を受けた際に、残量エンドが検知される(印字が禁止される)前に入荷が間に合うように新しいトナーカートリッジ(代替品)を手配し、残量エンドの検出時には入荷済みの代替品に交換することが望ましい。
しかしながら、実際の運用では、ニアエンドの検出後も、トナーをぎりぎりまで使用し、残量エンドが検出された時に、代替品が入荷しておらず、重要な印字が途中で中断してしまうケースも少なくない。
この背景には、消耗品は高価な買い物であるため、まだ使える状態で消耗品を買い換えることを控えよう、ぎりぎりまで購入を遅らせよう、というユーザの心理が働いている。
しかしながら、残量エンドが検出された時に、新たなトナーカートリッジが入手できていない場合には、その後トナーカートリッジを手配してそのトナーを入手するまでの間は印字ができず、結局は、円滑な運用が行えないという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解消し、消耗品を残量ぎりぎりまで使ってから代替品を手配する運用環境下で、装着中の消耗品の残量無しが検知された場合、ユーザによる特定操作を受けて、該ユーザになおも印刷が可能であることを伝え、かつ、代替消耗品が入荷するまでの間、印刷を続行可能にする画像形成装置、消耗品容量管理システム及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像形成に用いる消耗品を交換可能に装着する画像形成装置において、前記消耗品の全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンクの分量分の消耗品残量を検出する消耗品残量検出手段と、前記消耗品残量検出手段により、前記メインタンク分の消耗品の残量無しが検出された場合、印刷動作を禁止する印刷禁止手段と、前記印刷動作の禁止後、ユーザによる特定操作を検出する特定操作検出手段と、前記特定操作検出手段により前記特定操作が検出された場合、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換える切換制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記特定操作検出手段は、前記特定操作として、前記画像形成装置に対する前記消耗品の脱着を検出することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、前記残量検出手段により前記メインタンク分の消耗品の残量無しが検出された場合、前記特定操作を行えばリザーブタンクを使用可能である旨をユーザに報知する報知手段を具備することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3のいずれか記載の発明において、装着された消耗品が保持する情報を読取る情報読取手段と、前記情報読取手段により、前記消耗品の脱着前に読取った情報と、前記消耗品の着脱後に読取った情報が一致するか否かを判定する判定手段とを有し、前記切換制御手段は、前記判定手段の判定結果に応じて、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換えるか否かを制御することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、画像形成に用いる消耗品を交換可能に装着する画像形成装置と、前記消耗品の製造メーカの情報処理サーバとを通信可能に接続して成り、前記画像形成装置は、前記消耗品の全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンクの分量分の消耗品残量を検出する消耗品残量検出手段と、前記消耗品残量検出手段により、前記メインタンク分の消耗品の残量無しが検出された場合、印刷動作を禁止する印刷禁止手段と、前記残量検出手段により、前記メインタンク分の消耗品の残量無しが検出された場合、該消耗品の注文操作を行う注文画面を表示する注文画面表示手段と、前記注文画面を用いて入力される注文情報を前記情報処理サーバに送信し、該注文情報に基づく消耗品の注文処理を行なう注文処理手段と、前記注文処理手段による前記注文処理完了後、前記仮想リザーブタンクの使用キー情報を前記情報処理サーバから受信し、前記注文操作を行ったユーザに報知する使用キー情報報知手段と、前記注文処理手段による注文処理完了後にキー情報の入力を受付け、該入力されたキー情報を解析する解析手段と、前記解析手段による前記入力キー情報の解析結果に基づき、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能または使用禁止状態に切換える切換制御手段とを具備し、前記情報処理サーバは、前記画像形成装置から受信した前記注文情報に基づき、前記仮想リザーブタンクの使用キー情報を発行し、前記画像形成装置に送信する使用キー発行手段を具備することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項5記載の発明において、前記画像形成装置の前記注文処理手段は、前記注文画面を用いて入力される消耗品識別情報を含む前記注文情報を前記情報処理サーバに送信し、前記情報処理サーバの前記使用キー発行手段は、前記画像形成装置から受信した前記注文情報に含まれる消耗品識別情報を含む前記使用キー情報を発行することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項6記載の発明において、前記画像形成装置において、前記解析手段は、前記入力キー情報に含まれる消耗品識別情報を解析し、前記切換制御手段は、前記解析手段により解析された前記入力キー情報中の消耗品識別情報が、装着中の消耗品から読取った消耗品識別情報と一致する場合に、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換えることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、上記請求項6または7記載の発明において、前記画像形成装置の前記注文処理手段は、前記注文画面を用いて入力される注文者識別情報を含む前記注文情報を前記情報処理サーバに送信し、前記情報処理サーバの前記使用キー発行手段は、前記画像形成装置から受信した前記注文情報中の前記注文者識別情報によって識別される顧客の前記消耗品識別情報によって識別される消耗品の購入実績に対応する消耗品提供量を含む前記使用キー情報を発行することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、上記請求項8記載の発明において、前記画像形成装置において、前記解析手段は、前記入力キー情報に含まれる消耗品提供量を解析し、前記切換制御手段は、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換えた後、前記解析手段により解析された前記消耗品提供量に相当する消耗品容量の使用を許可することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、画像形成に用いる消耗品を交換可能に装着する画像形成装置の消耗品容量管理方法において、前記消耗品の全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンクの分量分の消耗品残量を消耗品残量検出手段により検出し、前記消耗品残量検出手段により、前記メインタンク分の消耗品の残量無しが検出された場合、印刷禁止手段により印刷動作を禁止し、前記印刷動作の禁止後、ユーザによる特定操作を特定操作検出手段により検出し、前記特定操作検出手段により前記特定操作が検出された場合、切換制御手段により、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換えることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、上記請求項10記載の発明において、前記特定操作検出手段は、前記特定操作として、前記画像形成装置に対する前記消耗品の脱着を検出することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、上記請求項10記載の発明において、前記消耗品の製造メーカの情報処理サーバを、前記画像形成装置に通信可能に接続して成り、前記画像形成装置において、前記印刷禁止手段により印刷動作が禁止された場合、注文画面表示手段が、前記残量無しが検出された消耗品の注文操作を行う注文画面を表示し、注文処理手段が、前記注文画面を用いて入力される注文情報を前記情報処理サーバに送信して該注文情報に基づく消耗品の注文処理を行うと共に、前記特定操作検出手段は、前記特定操作として、前記注文処理手段による前記注文処理の完了を検出することを特徴とする。
本発明によれば、消耗品の全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンクの分量分の消耗品残量を消耗品残量検出手段により検出し、該消耗品残量検出手段によりメインタンク分の消耗品の残量無しが検出されて印刷動作が禁止された後、特定操作検出手段により、ユーザによる特定操作が検出された場合、切換制御手段によって、仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換えるものである。
かかる構成によれば、消耗品を残量ぎりぎりまで使ってから代替品を手配する運用環境下において、代替品が入荷する前に消耗品の残量無しが検知された場合にも、ユーザが特定操作を行うことで、仮想リザーブタンクを用いた印刷をしばらく続行でき、この間に代替品の入荷を受けて通常の運用へと円滑に移行できる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる消耗品容量管理方法を適用して成る画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。
この画像形成装置10は、例えば、原稿読取(スキャン)、複写(コピー)、印刷(プリント)、FAX(ファクシミリ通信)等の機能を有する複合機を想定したものであり、図1に示すように、所定の読取位置(プラテン上)に載置される原稿Gの画像を読取り、電気的な画像信号(画像データ)に変換する読取部(スキャナ部)11、読取部11により原稿Gを読取走査して得られた画像データや、外部装置〔この例では、PC(パーソナル・コンピュータ)60〕から入力された画像データに対して画像処理を施す画像処理部12、画像データや動作プログラム等の各種情報を記憶する記憶部13、画像処理部12により画像処理された画像信号(印刷データ)に基づき電子写真プロセスを実行して記録媒体(記録用紙)に該印刷データに対応する画像を形成(印刷)する画像形成部14、タッチパネル機能を有する大型ビットマップディスプレイ等から成る表示/操作部17、スキャン、コピー、プリント及びFAX等の各機能に係わる該当各部の動作制御等、装置全体の制御を行なう制御部18、PC60との間の通信インタフェースを司る外部インタフェース(I/F)部19を備えて構成される。
この画像処理装置10において、画像形成部14は、画像形成プロセスの実行時に使用され、その都度消耗(減耗)する消耗品30として、例えば、トナーを用いる。
この例の消耗品30であるトナーは、収容容器(トナーカートリッジ30a)に収められて市場に流通しており、ユーザは、該画像形成装置10に適合するトナーカートリッジ30aを買い求めて画像形成部14に装着して用いる。
図2は、本発明に係わる画像形成装置10での使用を含むトナーカートリッジ30aの流通環境を示す概念図である。
図2において、ユーザが所有する画像形成装置10は製造メーカであるA社製のものである。
製造メーカ(A社)は、自社製の画像形成装置10に適合するトナーカートリッジ30aを組み立て(S51)、次いで、その内部に純正品トナーを充填(S52)し、更に、例えば、該トナーカートリッジ30a固有の情報を記録したバーコードを当該トナーカートリッジ30aに貼付したり、該トナーカートリッジ30aに設けられる無線タグに当該トナーカートリッジ30a固有の情報(型番情報等の情報や、これらの情報に対応するチェックサム等)を記録する等の情報記録作業(S53)を経て完成品を製造する。
完成品であるトナーカートリッジ30aは、例えば、卸業者、正規代理店、正規販売店という純正品供給ルート向けに出荷され(S54)、市場に投入される。
画像形成装置10のユーザは、正規代理店から純正品であるトナーカートリッジ30aを購入し、画像形成部14に装着して用いることができる。
トナーの残量がなくなって、新しいトナーカートリッジ30aと交換に抜き取られた使用済のトナーカートリッジ30aは、例えば、回収業者によって、製造メーカへと回収される。
製造メーカでは、回収されたトナーカートリッジを洗浄し(S55)、次いで、各部品のチェック(S56)を行い、部品が正常で使用可能(S57YES)なものはトナー充填工程(S52)に回し、部品が異常なもの(S57NO)は各部品毎に分別してマテリアルリサイクルに回す(S58)という工程でのリサイクルを実施する。
かかる流通環境下で、ユーザは、画像形成装置10に装着しているトナーカートリッジ30aを残量ぎりぎりまで使用した後、代替品のトナーカートリッジ30aを注文するケースが多い。
この場合にユーザが避けたいことは、代替品が入荷する前に、画像形成装置10において現在装着中のトナーカートリッジ30aがトナー切れとなって印刷できなくなることである。
このための対策として、本発明の画像形成装置10は、消耗品(トナーカートリッジ30a)の全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンクの分量分の消耗品(トナー)残量を消耗品残量検出手段により検出し、該消耗品残量検出手段により、メインタンクの分量分の消耗品(トナー)の残量無しが検出(図2のS11)された後、ユーザによる特定操作(同、S12)がなされた場合には、特定操作検出手段によりこれを検出し(同、S13YES)、切換制御手段によって、リザーブタンクの分量分の消耗品(トナー)を使用可能に切換える(同、S14)制御機能を備えたものである。
図3は、本発明の画像形成装置10におけるトナーカートリッジ30aのタンク構造とトナー残量検出処理方法を示す概念図である。
図3(a)に示すように、本発明では、画像形成装置10で用いるトナーカートリッジ30aの容量全体を、仮想的に、メインタンクとリザーブタンクに分けて運用する。
具体的には、トナーカートリッジ30aの全体容量(型番毎に予め分かっている)を、例えば、Yグラムとすると、その90パーセント(0.9Y=Y1)をメインタンクの分量に、残りの10パーセント(0.1Y=Y2)をリザーブタンクの分量として、それぞれ、仮想的に振り分ける。
そして、画像形成装置10では、仮想メインタンク及び仮想リザーブタンクを有する上記トナーカートリッジ30aの装着後、残量検出手段が、例えば、図3(b)に示す方法により、仮想メインタンク分のトナー量を対象にその残量検出を行う。
すなわち、残量検出手段では、図3(a)に示す仮想設定に従ったトナーカートリッジ30aの仮想メインタンクの容量(=Y1)を、例えば、90パーセント使って印字可能なピクセル数〔=X(0.9Y1)〕を事前に記憶しており、該トナーカートリッジ30aが新規に装着された後、1頁の印刷が行われる毎に、該1頁の印刷データのピクセル数=X0を加算して累計ピクセル数X1を更新していきながら、累計ピクセル数X1が上記ピクセル数〔=X(0.9Y1)〕に到達した際に当該メインタンクの残量がニアエンドとなったことを検出する。
また、残量検出手段は、仮想メインタンクの容量(=Y1)を100パーセント使って印字可能なピクセル数〔=X(Y1)〕も記憶しており、上記ニアエンド検出後の印刷動作中、累計ピクセル数X1が上記ピクセル数〔=X(Y1)〕に到達した際にメインタンクが残量無しとなったことを検出する。
一方、切換制御手段は、図3(a)に示す仮想設定に従ったトナーカートリッジ30aの仮想リザーブタンクの容量(=Y2)の、例えば、全容量を使って印字可能なピクセル数〔=X(Y2)=X(R)〕を事前に記憶しており、上記メインタンクのトナー残量無しが検出され、該仮想リザーブタンクを使用可能に制御する際には、1頁の印刷が行われる毎に該印刷データのピクセル数=X0を加算して累計ピクセル数X2を更新していきながら、累計ピクセル数X2が上記ピクセル数〔=X(R)〕に到達するまで印刷を実行可能に制御する。
なお、図3において、トナーカートリッジ30aの仮想メインタンクの残量を計算により求める(検出する)方法について述べたが、本発明では、既存の残量検出機構を利用して仮想メインタンクの残量無しを検出することも可能である。
画像形成装置10における既存のトナー残量検出機構としては、例えば、図4(a)及び(b)に示すように、発光素子16aと受光素子16bをトナーカートリッジ30aの幅より少し大きな距離離間して配置し、当該位置に、両側壁に光を透過する窓31a,31bが設けられたトナーカートリッジ30aを、光透過窓31a,31bが発光素子16aと受光素子16b間の光通路161上に位置するように装着し、発光素子16aから照射した光の受光素子16bによる受光出力に基づき、トナーカートリッジ30a内のトナーのニアエンドを検出するニアエンド検出機構が知られている。
このニアエンド検出機構において、受光素子16bの受光出力が得られない場合は、当該光通路161よりも上のライン位置に相当する量のトナーが残存しており、受光素子16bの受光出力が得られる場合は、当該光通路161よりも下のライン位置に相当する量までトナーが減耗したこと(ニアエンドに達したこと)を検出することができる。
ここで、トナーカートリッジ30a内のニアエンド検出ライン(光通路161に相当するライン)は、例えば、図4(b)〔図4(a)の矢印A方向からの側面概念構成図〕に示すように、該トナーカートリッジ30a内で残存トナー301aの位置が偏り、トナー供給口に達しない状態となる(そのままでは印刷のかすれを生じる)あたりのラインに設定されることになる。
しかしながら、上記ニアエンド検出ラインを基準にしてニアエンドが検出されたトナーカートリッジ30aを、ユーザが、画像形成装置10から取出して左右〔図4(a)における矢示B方向〕に振った後、再装着した場合には、該トナーカートリッジ30a内の残存トナー301aが揺り動かされて、図4(b)に点線で示す状態(トナー供給口への供給が可能なように偏りが補正された状態)の残存トナー301bとなり、該残存トナー301bを用いた印刷が続けられるようになる。
本発明では、この点に着目し、画像形成装置10に装着されるトナーカートリッジ30aに関し、該トナーカートリッジ30aの全容量のうち、上記ニアエンド検出機構によるニアエンド検出ラインまで減耗する分の分量を仮想的にメインタンクとして規定することで、当該ニアエンド検出機構を利用した当該トナーカートリッジ30aの仮想メインタンクのトナー残量無し検出を可能にしている。
一方で、仮想メインタンクの残量無しが検出された後、ユーザが、該トナーカートリッジ30aを取出して左右に振った後に再装着した際、当該トナーカートリッジ30aの底部にトナー供給口へ供給可能に残る残存トナー301b〔図4(b)参照〕の分量を仮想的にリザーブタンクと規定し、該残存トナー301bを用いて、仮想リザーブタンク使用時の印刷を実現するものである。
図5は、本発明に係わる画像形成装置10(図1参照)の特徴部分の詳細機能構成を示すブロック図である。
図5において、この画像形成装置10の画像形成部14には、図4で説明した構造を有するトナーカートリッジ30aが、図示しない着脱機構により、交換可能に装着される。
このトナーカートリッジ30aの上面所定個所には、機械可読符号である、例えば、二次元バーコード情報を記録したバーコード35が貼付されている。
このバーコード35には、製造メーカ(A社)における当該トナーカートリッジ30aの製造時に記録(図2のS53参照)された、当該トナーカートリッジ30を識別可能な固有の情報、例えば、カートリッジIDが記憶されている。
一方、画像形成装置10には、画像形成部14にトナーカートリッジ30aが装着された際に、該トナーカートリッジ30aの光透過窓31a,31bとそれぞれ対向する位置に発光素子16a,受光素子16bが設けられる。
また、画像形成装置10には、トナーカートリッジ30aが画像形成部14に装着された際に、該トナーカートリッジ30aに貼付されたバーコード35に対向する適宜な位置に臨み、制御部18に設けられる情報読取処理部185の制御下で、該バーコード35から情報を読取るバーコード読取部15が設けられる。
また、制御部18には、上述した情報読取処理部185の他、メインタンク残量管理部181、特定操作検出処理部182、リザーブタンク切換制御部183が設けられる。
メインタンク残量管理部181は、画像形成装置10に装着されるトナーカートリッジ30aの全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンクの分量分のトナー残量を検出する処理を行う。
メインタンク残量管理部181は、メインタンクのトナー残量無しに関しては、図4でも説明したように、発光素子16aと受光素子16bから成るニアエンド検出機構を用い、発光素子16aから照射した光が受光素子16bによって受光された時にメインタンクが残量無しとなったことを検出する。
特定操作検出処理部182は、メインタンク残量管理部181によって、メインタンクの残量無しが検出された後、ユーザにより、特定操作がなされた場合に当該特定操作を検出する。
仮想リザーブタンク切換制御部183は、メインタンクの残量無しが検出された状態で、ユーザが行なう特定操作が特定操作検出処理部182により検出された場合、当該トナーカートリッジ30aの上述した仮想リザーブタンクの分量分のトナーを使用可能に切換える制御を行なう。
図5における制御部18の構成中、特定操作検出処理部182は、例えば、後述する実施例1のように、メインタンクの残量無し検出後のユーザによる特定操作として、画像形成部14に現在装着中のトナーカートリッジ30aの脱着を検出する手段により実現可能である。
また、後述する実施例2のように、画像形成装置10が、製造メーカ(A社)の受注処理サーバ50と通信ネットワーク40により接続され、該受注処理サーバ50との間でWeb上の消耗品注文画面を用いてトナーカートリッジ30a等の消耗品の注文処理を実行可能な処理環境が整備されている場合(図10参照)、特定操作検出処理部182は、メインタンクの残量無し検出後のユーザによる特定操作として、上記消耗品注文画面を用いた消耗品(トナーカートリッジ30a)の注文処理の完了を検出する機能構成により実現することができる。
以下、本発明に係わる画像形成装置10及び受注処理サーバ50の処理動作について各実施例を挙げて詳細に説明する。
図6は、実施例1に係わる画像形成装置10(図1及び図5参照)の仮想リザーブタンク切換処理動作を示すフローチャートである。
この画像形成装置10では、画像形成部14にトナーカートリッジ30aが装着されると、まず、情報読取処理部185がバーコード読取部15を駆動してバーコード35に記憶された情報(例えば、当該トナーカートリッジ30aのカートリッジID)を読取り、該読取った情報を記憶部13の装着品情報管理テーブル(TB)131に保持する。
画像形成部14にトナーカートリッジ30が装着された状態で、例えば、PC60でのユーザ操作により、該PC60から文書情報の印字要求が受信されると、画像処理部12が該文書情報を画像処理して印刷データを生成し、次いで、画像生成部14が該印刷データに基づき画像形成プロセス(ステップS90)を実施する。
なお、ユーザにより、原稿Gがセットされ、表示/操作部17で複写開始操作がなされた場合には、読取部11で該原稿Gを読取り、該読取られた画像情報を画像処理部12で画像処理して印刷データを生成し、次いで、画像生成部14が該印刷データに基づき画像形成プロセス(ステップS90)を実施する。
上記画像形成プロセスにおいて、画像形成部14は、上記印刷データに応じて感光体ドラム上に静電潜像を形成し、次いで、トナーカートリッジ30aからトナー供給口を通じてトナーを供給して感光体ドラム上の静電潜像を現像(トナー像化)し、該現像されたトナー像を記録媒体に転写(印刷)する処理を行う。
これにより、装着されたトナーカートリッジ30a内のトナーは、画像形成プロセスの都度減耗していく。
上記画像形成プロセスと並行して、メインタンク残量管理部181は、図3を参照して説明した方法で、トナーカートリッジ30aのメインタンクのトナー残量を検出する処理を行う。
このトナー残量検出処理中、それまでの印刷における累計ピクセル数X1が、仮想メインタンクの、例えば、90パーセント使って印字可能なピクセル数X(0.9Y1)に到達した際に当該メインタンクの残量がニアエンドとなったことを検出し、その旨を報知する処理を行う。
上記ニアエンドの検出後、メインタンク残量管理部181は、印刷動作に合わせて受光素子16bの受光出力を監視し、該受光素子16bの受光出力が得られたか得られないかによって、仮想メインタンクのトナーが残量無しか残量有りかを判定する(ステップS101)。
ここで、受光素子16bの受光出力が得られずに、仮想メインタンクのトナーの残量有りが検出されている間(ステップS101NO)、制御部18は、PC60からの印字要求(あるいは、表示/操作部17での複写開始操作)に対して、その都度、トナーカートリッジ30aからのトナー供給による画像形成プロセス(ステップS90)を実行する制御を行なう。
これに対し、受光素子16bの受光出力が得られるようになり、仮想メインタンクのトナー残量無しが検出された場合(ステップS101YES)、制御部18は、PC60からの印字要求に対しても画像形成プロセスを禁止するように制御し、かつ、特定操作検出処理部182は、トナーカートリッジ30aを脱着することをユーザに指示する制御を行う(ステップS102)。
この脱着指示制御の具体例として、特定操作検出処理部182は、表示/操作部17のパネル上に、例えば、図7に示す内容のトナー残量無し報知画面171を表示し、ユーザに対して、トナーカートリッジ30aの脱着を促す。
このトナー残量無し報知画面171は、メッセージ領域1711と、「閉じる」ボタン1712から成り、メッセージ領域1711には、特定操作としてのトナーカートリッジ30aの脱着を促す旨のメッセージ“トナー無しが検出されました。トナーカートリッジの脱着を行なって下さい。”が表示される。
このトナー残量無し報知画面171の表示中、ユーザは、上記メッセージ領域1711のメッセージ内容を確認して、トナーカートリッジ30aの脱着作業を実施する。
なお、本実施例において、上記脱着作業は、ユーザが現在装着中のトナーカートリッジ30aを取出して、左右に振って中のトナーの偏りを直した後に、再び装着することを想定している〔図4(b)参照〕。
一方、画像形成装置10では、トナー残量無し報知画面171の表示後、特定操作検出処理部182が、着脱機構に設けた図示しないセンサの出力に基づいて、トナーカートリッジ30aが装置から取出された(外された)ことと、装置に装着されたことを検出している。
これにより、特定操作検出処理部182は、トナーカートリッジ30aが取出されたことが検出され、その後、装着されたことが検出されたか否かにより、トナーカートリッジ30aの脱着が完了したか否かをチェックする(ステップS103)。
ここで、トナーカートリッジ30aの脱着が完了したことが検出されると(ステップS103YES)、情報読取処理部185がバーコード読取部16を駆動してバーコード35に記憶された情報(この例では、カートリッジID)を読取り、次いで、リザーブタンク切換制御部183が、該読取ったカートリッジIDと事前に読取って装着品情報管理TB131に保持しているカートリッジIDと比較し(ステップS104)、両者が一致するか否かをチェックする(ステップS105)。
ここで、脱着前と脱着後に読取ったカートリッジIDが一致しなかった場合(ステップS105NO)、仮想リザーブタンク切換制御部183は、メインタンクからリザーブタンクへの切換制御への移行を禁止し(ステップS107)、画像形成プロセス(印刷)が行えないようにする。
これに対し、脱着前と脱着後に読取ったカートリッジIDが一致した場合(ステップS105YES)、仮想リザーブタンク切換制御部183は、メインタンクからリザーブタンクへの切換制御(ステップS106)に移行し、以後、リザーブタンクからのトナー供給による画像形成プロセスを実行可能に制御する。
図8は、本実施例に係わる画像形成装置10におけるリザーブタンク切換後の印刷処理動作を示すフローチャートである。
図8に示すように、画像形成装置10は、図6のステップS105でのカートリッジID一致(ステップS105YES)のチェック結果を得て、同、ステップS106でリザーブタンクへの切換制御に移行すると、まず、リザーブタンクが存在し、これを使って印字可能である旨をユーザに報知する(ステップS201)。
この処理の具体例として、リザーブタンク切換制御部183は、表示/操作部17のパネル上に、例えば、図9に示すリザーブタンク存在報知画面173を表示する。
リザーブタンク存在報知画面173は、メッセージ領域1731と、「閉じる」ボタン1732から成り、メッセージ領域1731には、リザーブタンクの存在をユーザに知らせ、且つ、トナーカートリッジの購入を促すためのメッセージ“リザーブタンクを使って印刷可能です。お早めにトナーカートリッジをご購入下さい。”が表示される。
このリザーブタンク存在報知画面173の表示中、ユーザは、上記メッセージ領域1731のメッセージ内容を見ることで、リザーブタンクの存在を知り、該リザーブタンクを用いて印刷を行えることを確認できる。
ここで、例えば、代替品のトナーカートリッジ30aを注文済みの場合には、該代替品が納品されるまでの間、仮想リザーブタンクを用いて、残りの文書情報等の印刷を行うことができ、代替品を注文していない場合には、仮想リザーブタンクを用いてしばらく印刷が行える期間に納期が間に合うように代替品のトナーカートリッジ30aを手配することができる。
一方、リザーブタンク存在報知画面173の表示後、仮想リザーブタンク切換制御部183は、トナーカートリッジ30aに対応して事前に仮想設定されている仮想リザーブタンクの容量〔図4(b)の残留トナー301bに相当〕を基に、該仮想リザーブタンクの例えば全容量で印字可能なピクセル数X(R)を算出(ステップS202)したうえで、印字要求があるか否かを監視する動作へ移行する(ステップS211)。
ここで、印字要求があった場合(ステップS211YES)、仮想リザーブタンク切換制御部183は、仮想リザーブタンク切換え後に印刷された印刷データのピクセル数X0をその都度累計加算して得た累計ピクセル数X2と、上記ステップS202で算出したピクセル数X(R)とを比較し(ステップS212)、印字可能であるか否かをチェックする。
ここで、累計ピクセル数X2が印字可能ピクセル数X(R)よりも小さく(ステップS212YES)、印字可能であると判断すると、当該印字要求対象の文書情報の1頁目の印字を実行する(ステップS213)。
そして、この1頁の文書情報の印字終了後(ステップS214YES)、仮想リザーブタンク切換制御部183は、該1頁分の印刷データのピクセル数X0を加算して累計ピクセル数X2を更新する(ステップS215)。
引き続き、仮想リザーブタンク切換制御部183は、印字要求対象の文書情報に次の頁が有るか否かをチェックし(ステップS216)、次の頁が無い場合(ステップS216NO)は、当該印字要求に対する印字処理を終了する。
これに対して、印字要求対象の文書情報に次の頁があれば(ステップS216YES)、ステップS212に戻って当該頁が印字可能かどうかチェックし、ここで、累計ピクセル数X2がピクセル数X(R)を超えていて(ステップS212NO)、印字不能であると判断すると、例えば、表示/操作部17のパネル上に所定のメッセージを表示するなどにより、リザーブタンクのトナーが無くなって印字が行えなくなったことを報知し(ステップS221)、処理を終了する。
なお、上記の説明では、トナー残量無し報知画面171や、リザーブタンク存在報知画面173を画像形成装置10の表示/操作部17に表示する例を挙げたが、例えば、PC60から文書情報の印字要求を行った場合等においては、これら各画面171,173に相当する画面をPC60の表示部に表示する構成としても良い。
このように、本実施例では、トナーカートリッジ32aの全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンクの分量分のトナー残量をメインタンク残量管理部182により検出し、該メインタンク残量管理部182により、メインタンクの分量分のトナー残量無しが検出され、印刷が禁止された後、ユーザによる特定操作として、トナーカートリッジ32aの脱着が検出された時には、リザーブタンクの分量分のトナーを使用可能に切換え、リザーブタンク内のトナーを用いて、しばらくの間、印刷を実行できるように制御する。
かかる制御によれば、トナーカートリッジ30aをトナー残量ぎりぎりまで使ってから代替品を手配する状況下で、代替品が入荷する前にトナー残量無しが検知された場合にも、ユーザが、例えば、トナーカートリッジ脱着等の特定操作を行うことで、仮想リザーブタンクを用いた印刷をしばらく続行でき、この間に代替品の納品を受けて、実質的に印刷不能期間をおかずに、該代替品を用いた通常の運用へと円滑に移行することが可能になる。
また、本実施例によれば、1つのトナーカートリッジ30aを仮想的にメインタンクとリザーブタンクに分けして運用するため、メインタンクとリザーブタンクを物理的に設けるなどの複雑な機構が不要になる。
具体的には、既存のトナーカートリッジ30aを無改造で装着し、既存のニアエンド検出機構を用いてメインタンクの残量無しを検出してリザーブタンクへの切換制御を行なう運用が可能となり、装置の製造コスト低減が図れる。
また、本実施例によれば、仮想メインタンクの残量無しを検出したタイミングで仮想リザーブタンクが使用可能であることをユーザに報知する(図8のステップS201)ため、ユーザは、仮想メインタンクの残量無しが検出されるまで、仮想リザーブタンクを使用して印刷を続行する方法を知ることができず、誤って仮想リザーブタンク使用のための特定操作を行うことを回避できる。
図10は、実施例2に係わる消耗品容量管理システムの全体構成を示すブロック図である。
このシステムは、ユーザが所有する画像形成装置10B(図10では、便宜的にユーザU1しか開示していないが、実際には多数のユーザがそれぞれに画像形成装置10Bを所有する)と、該画像形成装置10Bの製造メーカの受注処理サーバ50とを通信ネットワーク40を介して接続して構成される。
画像形成装置10Bには、実施例1に係わる画像形成装置10の構成要素(図1参照)に加えて、上記受注処理サーバ50との間の通信ネットワーク40を介した通信の通信インタフェースを担う通信インタフェース(I/F)部20と、該受注処理サーバ50との通信により、当該画像形成装置10Bで用いる消耗品、例えば、トナーカートリッジ30aを製造メーカに発注する発注処理機能が備わる。
図11は、実施例2に係わる画像形成装置10Bの特徴部分の詳細機能構成を示すブロック図である。
図11において、画像形成部14に設けられるトナーニアエンド検出機構(発光素子16a,受光素子16bを含む)、バーコード読取部15、及びトナーカートリッジ30aの着脱機構(図示せず)の構成は実施例1(図5参照)と同様である。
また、画像形成装置10Bの制御部18の構成中、メインタンク残量管理部181及び情報読取処理部185の構成は、実施例1における対応各部と同様のものであり、特定操作検出処理部182b、リザーブタンク切換制御部183b及び消耗品発注制御部184は本実施例独自の構成要素である。
このうち、消耗品発注制御部184は、装着中のトナーカートリッジ30aのメインタンクのトナー残量無しがメインタンク残量管理部181によって検出された場合、例えば、所定の消耗品注文画面を表示/操作部17に表示し、ユーザによる該消耗品注文画面を用いた所定の消耗品発注操作に従って受注処理サーバ50と通信してトナーカートリッジ30a等の消耗品の発注処理を行なう。
また、リザーブタンク切換制御部183bは、消耗品発注制御部184による消耗品注文(発注)処理完了後にキー情報の入力を受付け、該入力されたキー情報の解析結果に基づき、仮想リザーブタンクを使用可能または使用禁止状態に切換える制御を行う。
なお、リザーブタンク切換制御部183bが、仮想リザーブタンクの切換制御のためにユーザから入力を受付ける上記キー情報は、消耗品発注制御部184が注文処理に際して送信した注文情報を受信した製造メーカの受注処理サーバ50が、該受信した注文情報に基づき、仮想リザーブタンクの使用キー情報(後述する使用許可キー)として発行するキー情報である。
図12は、本実施例に係わる受注処理サーバ50の機能構成を示すブロック図である。
図12に示すように、受注処理サーバ50は、各種情報を表示する表示部51、動作プログラム等の各種情報を記憶する記憶部53、当該製造メーカ(A社)が販売した消耗品(この例では、トナーカートリッジ30a)の各顧客別の購入履歴をデータベース化した購入履歴管理データベース(DB)551を有するHDD等の記憶装置55、画像形成装置10Bの消耗品発注制御部184の発注処理に対応した消耗品受注処理や画像形成装置10Bと連携した消耗品容量管理処理等、上記動作プログラムに基づき装置全体の制御を行なう制御部57、ユーザ側(発注側)の画像形成装置10Bとの間の通信ネットワーク40を介した通信の通信インタフェースを司る通信インタフェース(I/F)59を備えて構成される。
制御部57には、画像形成装置10Bの消耗品発注制御部184による消耗品の発注処理に対応して該消耗品の受注処理を行う受注処理部571、該受注処理部571の受注処理により受注した消耗品に関する発注元ユーザの購入履歴に応じてリザーブタンクから提供するトナー量(トナー提供量)を決定するトナー提供量決定部572、画像形成装置10Bのユーザがリザーブタンクの使用許可を受けるために入力する使用許可キーを発行すると共に、該使用許可キーを発注元ユーザの画像形成装置10Bに送信する使用許可キー発行制御部573が設けられる。

また、この受注処理サーバ50において、例えば、記憶部53内に設けられるトナー提供量管理テーブル(TB)531には、トナー提供量決定部572がリザーブタンクから提供するトナー量を決定する際に参照する情報として、例えば、図13に示すように、トナーカートリッジ30aの購入回数帯毎にそれぞれ対応付けて、該トナーカートリッジ30aのリザーブタンクから提供するトナー量の値(この例では、リザーブタンクの全容量に対する提供許可トナー量の比率)が格納される。
また、記憶装置55に設けられる購入履歴管理DB551には、例えば、図14に示すように、製造メーカ(A社)製の画像形成装置10Bのユーザ(顧客)別に、該製造メーカが販売した各種トナーカートリッジ〔図10に示すユーザU1が所有する画像形成装置10Bで用いるトナーカートリッジ30a(例えば、型番A−11−abcd)を含む〕毎の購入回数が格納されている。
この購入履歴管理DB551において、顧客(ユーザ)を識別する情報としては、製造メーカが、例えば、各顧客と取引開始する際に該顧客に対して発行したユーザID(例えば、図10に示すユーザU1のユーザIDは“00001”)が用いられ、トナーカートリッジ30aを識別する情報としては、製造メーカが製造時に各トナーカートリッジ30aに割り振った固有のカートリッジID(図2のS53にてバーコード35に記録される)が用いられる。
上述した構成を踏まえ、以下、本実施例に係わる画像形成装置10B及び受注処理サーバ50の処理動作について説明する。
図15は、本実施例に係わる画像形成装置10Bの仮想リザーブタンク切換処理動作を示すフローチャートである。
この画像形成装置10Bにおいて、画像形成部14にトナーカートリッジ30aが装着された状態で、ユーザによってなされる複写開始操作やPC60からの文書情報の印字指令に応じて画像形成プロセス(ステップS90)を実施し、原稿の複写や文書情報の印刷を行ないながら、メインタンク残量管理部181が、受光素子16bの受光出力が得られたか否かによって、当該トナーカートリッジ30aの仮想メインタンクのトナー残量無しか有りかを判定する(ステップS101)処理は、実施例1に係わる画像形成装置10での同符号の処理(図6参照)と同様である。
本実施例の画像形成装置10Bでは、上記仮想メインタンクのトナーが残量無し検出後の処理が実施例1のものと異なる。
すなわち、上記トナー残量監視処理中、受光素子16bの受光出力が得られるようになり、仮想メインタンクのトナー残量無しが検出された場合(ステップS101YES)、制御部18では、印字要求に対しても画像形成プロセスを禁止するように制御する一方、消耗品発注制御部184は、例えば、表示/操作部17のパネル上に、Web上で消耗品を発注するために用いる消耗品注文画面を表示し(ステップS151)、ユーザに対して、代替品のトナーカートリッジ30aの注文を促す。
図18は、消耗品発注制御部184による消耗品注文画面175の表示例を示す図である。
この消耗品注文画面175は、メッセージ領域1751と、注文情報入力ツール領域1752、「注文」ボタン1753及び「閉じる」ボタン1754を表示して成る。
この消耗品注文画面175は、特に、トナーカートリッジ注文用の画面であり、メッセージ領域1751には、トナーカートリッジ(図15のS101でトナー残量エンドが検出されたものと同じトナーカートリッジ30a)を注文することを促すメッセージ“トナー無しが検出されました。新しいトナーカートリッジをご注文下さい。下記の項目の入力により注文できます。”が表示される。
注文情報入力ツール領域1752は、注文品ID入力ツール1752a、注文個数入力ツール1752b及び注文者ID入力ツール1752cの各ツールから成る。
この消耗品注文画面175の表示中、ユーザは、代替品(トナーカートリッジ30a)の注文を行わない場合には、「閉じる」ボタン1754を押下し、当該消耗品注文画面175を閉じることができる。
また、代替品(トナーカートリッジ30a)を注文する場合、ユーザは、該消耗品注文画面175の各入力ツール1752a,1752b,1752cを用い、各々、当該トナーカートリッジ30aのカートリッジID(この例では、12345)、注文個数(同、1)、注文者ID(同、00001)を入力し、入力完了後、「注文」ボタン1753を押下する。
一方、画像形成装置10Bでは、上記ステップS151で消耗品注文画面175を表示した後、該消耗品注文画面175上の上記各入力ツール1752a,1752b,1752cによる注文情報(カートリッジID、注文個数、注文者ID)の入力を受付けながら(ステップS152)、特定操作検出処理部182bが、該消耗品注文画面175の「注文」ボタン175が押下されたか否かを監視する(ステップS153)。
ここで、消耗品注文画面175の「注文」ボタン175が押下されたことが検出されると(ステップS153YES)、次いで、消耗品発注制御部184は、ステップS152でユーザによって入力された各情報〔カートリッジID、注文個数、注文者ID(ユーザID)〕を含む注文情報を注文要求と共に製造メーカの受注処理サーバ50に送信する(ステップS154)。
一方、製造メーカの受注処理サーバ50では、画像形成装置10Bが上記ステップS154で送出した注文要求を通信I/F部59により受信して、図16に示すフローチャートに従った受注処理を行う。
図16において、受注処理サーバ50は、画像形成装置10Bから送出された注文要求を受信すると(ステップS301YES)、受注処理部571が、該注文要求に含まれる注文情報中のカートリッジID(この例では、12345)、注文個数(同、1)、ユーザID(同、00001)を解析して、当該ユーザIDで識別されるユーザを発注元とし、当該カートリッジIDを持つトナーカートリッジ30aの当該個数分の注文を受付ける受注処理を行う(ステップS302)。
また、この受注処理において、受注処理部571は、今回受注した注文(注文情報)におけるユーザID、カートリッジID及び個数を基に、購入履歴管理DB551中の当該ユーザID及びカートリッジIDに対応する消耗品(カートリッジ)購入回数に今回受注分の回数を加算、更新するDB更新処理も行う。
次いで、トナー提供量決定部572は、今回受注した注文(注文情報)におけるユーザID、カートリッジIDをキーに購入履歴管理DB551を検索して当該ユーザID及びカートリッジIDに対応する購入回数を読み出す(ステップS303)。
引き続き、トナー提供量決定部572は、読み出した購入回数をキーにトナー提供量管理TB531を検索して、該購入回数に対応する仮想リザーブタンクからのトナー提供量を特定し(ステップS304)、該特定したトナー提供量を使用許可キー発行部573に通知する。
使用許可キー発行部573は、トナー提供量決定部572から通知されたトナー提供量と、該トナー提供量の特定に際して参照したカートリッジIDを基に、今回の発注元ユーザの画像形成装置10Bに装着中のトナーカートリッジ30aのリザーブタンク使用許可判定に用いるキー情報(使用許可キー)を生成する(ステップS305)。
ここで、上記ステップS303からびステップS305の処理の具体例について説明する。
上記ステップS303の処理に際し、今回受注した注文(注文情報)におけるユーザIDが“00001(図10におけるユーザU1のユーザIDに相当)”で、カートリッジIDが“12345”である場合、トナー提供量決定部572は、購入履歴管理DB551(図14参照)から、当該ユーザID=“00001”、消耗品ID=“12345”に対応する購入回数=3を特定し、次いで、ステップS304では、トナー提供量管理TB531(図13参照)から、上記ステップS304で特定したカートリッジ購入回数=3に対応するトナー提供量=70パーセントを特定して、該トナー提供量を使用許可キー発行部573に通知する。
ステップS305では、使用許可キー発行部573が、上記ステップS304でのトナー提供量特定時に照会キーとして利用したカートリッジID=“12345”と、同、ステップS304のトナー提供量特定処理によりトナー提供量決定部572より通知されたトナー提供量=70パーセントの各情報を用いて、例えば、「123457000000022」というキー情報を生成する。
このキー情報の最初の5桁=「12345」は、ユーザU1から受注したトナーカートリッジ30a(画像形成装置10Bの適合品)のカートリッジIDである。
次の2桁「70」は、トナー提供量決定部572から通知を受けたトナー提供量(単位:パーセント)である。
更に次の3桁「000」は挿入情報であり、更にその後の5桁「00022」は、当該キー情報の先頭から8桁の値に対応するチェックサム(check sum:検査合計)情報である。
このように、使用許可キー発行部573は、今回受注した注文情報中の消耗品(カートリッジ)IDと、今回の受注の発注元ユーザにおける当該カートリッジIDを持つトナーカートリッジ30aの購入履歴に応じてトナー提供量決定部572より決定されたトナー提供量とから、該カートリッジID及びトナー提供量、更には、セキュリティ上必要なチェックサムを含むキー情報を生成し(ステップS305)、該生成したキー情報を発注元ユーザ(図10におけるユーザU1)側の画像形成装置10Bに送信する(ステップS306)。
一方、画像形成装置10Bでは、図15に示す一連の処理中、ステップS154で注文情報を製造メーカの受注処理サーバ50に送信した後、該受注処理サーバ50からキー情報が受信されたか否かを監視する(ステップS155)。
この間、受注処理サーバ50から図16に示す一連の処理によって生成、送出されたキー情報が受信された場合(ステップS155YES)、特定操作検出処理部182bは、トナー残量がなくなったトナーカートリッジ30aのリザーブタンクの利用方法をユーザに報知する制御を行う(ステップS156)。
このリザーブタンク利用方法報知制御の具体例として、特定操作検出処理部182bは、表示/操作部17のパネル上に、例えば、図19に示す内容のリザーブタンク利用案内画面177を表示する。
このリザーブタンク利用案内画面177において、メッセージ領域1771には、今回の消耗品(代替品のトナーカートリッジ30a)の注文によって現在装着中のトナーカートリッジ30aのリザーブタンクが使用可能となったこと、及び、このリザーブタンクを利用する場合に入力するキー情報を知らせるメッセージ“ご注文ありがとうございます。リザーブタンクを使って印刷可能です。下記発行Key情報を入力して下さい。発行Key:123457000000022”が表示される。
このリザーブタンク利用案内画面177の表示中、ユーザは、上記メッセージ領域1771に表示される発行Key情報をメモや暗記などした後、「閉じる」ボタン1773を押下することで当該リザーブタンク利用案内画面177を閉じることができる。
その後、ユーザは、画像形成装置10Bに上記Key情報を入力することで、該画像形成装置10Bに現在装着中のトナーカートリッジ30aのリザーブタンクを利用した印刷が行える。
なお、上記ステップS156の処理については、リザーブタンク利用案内画面177のメッセージ領域1771における“下記発行Key情報を入力して下さい。”というメッセージ部分を、“トナーカートリッジを脱着後に下記発行Key情報を入力して下さい。”という内容に変えることで、トナーカートリッジ30aを脱着後に仮想リザーブタンク使用許可キーを入力するようにユーザを誘導しても良い。
一方、画像形成装置10Bでは、上記ステップS156でのリザーブタンク利用方法報知後(リザーブタンク利用案内画面177を閉じた後)、仮想リザーブタンク切換制御部183bが、例えば、表示/操作部17からKey情報が入力されたか否かをチェックする(ステップS157)。
このKey情報入力監視処理に際しては、表示/操作部17での所定の操作により該表示/操作部17のパネル上に、例えば、図20に示す如く、メッセージ領域1791、Key情報入力ツール1792、「開始」ボタン1793及び「閉じる」ボタン1794を有するリザーブタンク使用許可キー入力画面179を表示し、ユーザに、当該画面179上のKey情報入力ツール1792を用いてKey情報を入力させる方法がある。
ここで、上記リザーブタンク使用許可キー入力画面179を用いてKey情報が入力された場合(ステップS157YES)、仮想リザーブタンク切換制御部183bは、該入力されたKey情報の解析処理を行う(ステップS158)。
具体的には、Key情報の入力受付後、まず、該Key情報の先頭から8桁の数値を基にチェックサムを算出し、次いで、該算出したチェックサムが合っているか否かをチェックする(ステップS159)。
ここで、チェックサムがあっている時には(ステップS159YES)、次に、入力されたKey情報の先頭から5桁のカートリッジIDが、当該画像形成装置10Bへのトナーカートリッジ30aの装着時に、バーコード読取部15により読取って事前に記憶部13の装着品情報管理TB131に保持しているカートリッジIDと一致するか否かをチェックする(ステップS160)。
ここで、カートリッジIDが一致しなかった場合(ステップS160NO)、あるいは、上記ステップS159でチェックサムが合っていなかった場合(ステップS159NO)、仮想リザーブタンク切換制御部183bは、メインタンクからリザーブタンクへの切換制御への移行を禁止し(ステップS162)、画像形成プロセスが行えないように制御する。
一方、カートリッジIDが一致する場合(ステップS160YES)、仮想リザーブタンク切換制御部183bは、メインタンクからリザーブタンクへの切換制御(ステップS161)に移行し、以後、リザーブタンクからのトナー供給による画像形成プロセスを実行可能に制御する。
図17は、実施例2に係わる画像形成装置10Bにおけるリザーブタンク切換後の印刷処理動作を示すフローチャートである。
図17に示すように、この画像形成装置10Bでは、図15のステップS160でのカートリッジID一致(ステップS160YES)という照合結果を得て、同、ステップS161でリザーブタンクへの切換制御に移行すると、仮想リザーブタンク切換制御部183bは、まず、上記ステップS157で入力されたKey情報からその中の6,7桁目に当たるトナー提供量情報を抽出する(ステップS205)。
次いで、仮想リザーブタンク切換制御部183bは、トナーカートリッジ30aに対応して事前に仮想設定されている仮想リザーブタンクの容量〔図4(b)の残留トナー301bに相当〕に、上記ステップS205で入力Key情報から抽出したトナー提供量を乗じて、リザーブタンク全容量のうちの提供可能なトナー量を求め、更に、該提供可能なトナー量を当該トナー量で印刷できるピクセル数=X(Rn)に換算する。
その後は、実施例1の“リザーブタンクによる印刷処理(図8参照)”におけるステップS211〜S221の各処理と同様の流れで、1頁印刷する毎に該頁の印刷データのピクセル数X0を加算して累計ピクセル数X2を更新していき、該累計ピクセル数X2が提供可能トナー量に対応するピクセル数X(Rn)に到達しない間(ステップS212YES)は、ステップS213〜S216を経て要求された印刷データの印刷を実行する一方、累計ピクセル数X2が上記ピクセル数X(Rn)に到達した際(ステップS212NO)には、リザーブタンクがトナー無しとなったことをユーザに通知する(S221)。
このように、本実施例では、装着中のトナーカートリッジ32aのメインタンクのトナー残量無しが検出された後、例えば、該画像形成装置10Bの表示/操作部17に表示される注文画面(トナー残量無しが検出されたトナーカートリッジ30aの注文画面175)を用いて入力される注文情報を受注処理サーバ50に送信し、該受注処理サーバ50が受信した注文情報を含む仮想リザーブタンク使用許可キー情報を発行して送り返すのを受けて、該使用許可キー情報をユーザに報知し、その後、ユーザにより入力されるキー情報を解析し、その解析結果に基づき、仮想リザーブタンクを使用可能または使用禁止状態に切換えるようにしたものである。
かかる制御よれば、実施例1と同様、トナーカートリッジ30aをトナー残量ぎりぎりまで使ってから代替品を手配する状況下において、代替品が入荷する前にトナー残量無しが検知された場合にも、ユーザが、上記消耗品注文画面を用いてトナーカートリッジを製造メーカに発注し、これにより、製造メーカの受注処理サーバ50から発行される使用許可キー情報を画像形成装置10Bに入力することで、仮想リザーブタンクを用いた印刷をしばらく続行でき、代替品が届くまでの間、印刷が行えなくなるような事態を未然に回避できる。
また、本実施例では、メインタンクのトナー残量無しの検出後、注文画面を用いて消耗品の注文完了後に受注処理サーバ50からユーザにリザーブタンクの存在及びこれを利用する使用許可キー情報が報知され、画像形成装置10Bが該使用許可キー情報の入力を受付けて仮想リザーブタンクに切換え制御するため、上記使用許可キー情報を知る特定の操作者に対してのみ仮想リザーブタンクを用いた印刷の継続を提供でき、代替品が納品されるまでの間、限られた操作者のみにトナーを使用させることができる。
特に、本実施例では、ユーザ側からの消耗品の発注時に消耗品IDを要求し、該発注を受注した受注処理サーバ50が、該消耗品IDを含む上記使用許可キー情報を発行すると共に、画像形成装置10Bでは、ユーザが入力したキー情報(使用許可キー情報)中の消耗品IDが装着中の消耗品の消耗品IDと一致する場合にのみ仮想リザーブタンクの切換えに移行するため、特定の消耗品の注文完了を前提として、リザーブタンクを利用するための操作方法を公開でき、操作自体が公開されて誰もが使えるようになることを防止できる。
また、本実施例では、ユーザ側からの消耗品の発注時にユーザIDを要求し、該発注を受注した受注処理サーバ50が、該ユーザIDを基に、各顧客の当該消耗品の購入履歴に応じたトナー提供量を含む上記使用許可キー情報を発行すると共に、画像形成装置10Bでは、仮想リザーブタンクへの切換え後、ユーザが入力したキー情報(使用許可キー情報)中のトナー供給量に相当する量だけ使用可能に制御するため、ユーザの消耗品の購入実績に応じて、仮想リザーブタンクの使用量を変えることができる。
また、本発明では、メインタンクの残量無し検出後、トナーカートリッジ30aの注文画面を表示してユーザにトナーカートリッジ30aの注文を促すため、メインタンクの残量無しの検出に続いて、トナーカートリッジ30aの発注が行える。
なお、上記の説明では、消耗品注文画面175を画像形成装置10Bの表示/操作部17に表示し、該画像形成装置10Bから消耗品注文画面175を用いて消耗品を注文する例を挙げたが、PC60から文書情報の印字要求を指示した場合に、メインタンクのトナー残量無し検出後にPC60の表示部に消耗品注文画面175を表示し、この画面175を用いて、PC60から消耗品を注文できるようにしても良い。
その場合には、リザーブタンク利用案内画面177(図19参照)や、リザーブタンク使用許可キー入力画面179(図20参照)もPC60の表示部に表示し、PC60を対象に使用許可キー情報を報知し、該使用許可キー情報の入力をPC60側で受付けるようにしても良い。
また、上記の説明では、装着中のトナーカートリッジ32aのメインタンクのトナー残量無しが検出された後、製造メーカ側の受注処理サーバ50との間の発注/受注処理を通じて該受注処理サーバ50により発行される使用許可キー情報の入力を待って、仮想リザーブタンクを使用可能または使用禁止状態に切換えるようにしたが、これに限らず、例えば、画像形成装置10Bにおいて、特定操作検出処理部182bに、装着中のトナーカートリッジ30aのメインタンクのトナー残量無しが検出された後にユーザが行なう特定操作として、消耗品注文画面175の操作に基づく消耗品発注制御部184での注文処理の完了を検出する機能を持たせ、該特定操作検出処理部182bが上記注文処理の完了を検出した場合に仮想リザーブタンクを使用可能に切換える構成としても良い。
この他、本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上記各実施例では、トナーカーリッジ30aの識別情報(カートリッジID)等の情報を保持する手段として、当該トナーカートリッジ30aにバーコード35を貼付する例を挙げたが、この種の情報保持手段として、当該トナーカートリッジ30aに不揮発性メモリ(NVM)を実装した無線タグを付加する構成としても良い。
本発明は、画像形成に用いる消耗品を交換可能に装着する画像形成装置全般に適用でき、消耗品に関して仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンク分の残量無しが検出された後、ユーザによる特定操作が検出された時には、仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換えることで、装着中の消耗品の残量無しが検知された場合、ユーザによる上記特定操作を検出して、該ユーザになおも印刷が可能であることを伝え、かつ、代替消耗品が入荷するまでの間、印刷を続行可能にすることができる。
本発明に係わる画像形成装置の機能構成を示すブロック図。 本発明に係わる画像形成装置での使用を含むトナーカートリッジの流通環境を示す概念図。 本発明の画像形成装置におけるトナーカートリッジのタンク構造とトナー残量検出処理方法を示す概念図。 本発明のメインタンクトナー残量無し検出に適用するトナーニアエンド検出機構の構成を示す概念図。 図1における画像形成装置の特徴部分の詳細機能構成を示すブロック図。 実施例1に係わる画像形成装置の仮想リザーブタンク切換処理動作を示すフローチャート。 トナー残量無し報知画面の表示例を示す図。 実施例1に係わる画像形成装置におけるリザーブタンク切換後の印刷処理動作を示すフローチャート。 リザーブタンク存在報知画面の表示例を示す図。 実施例2に係わる消耗品容量管理システムの全体構成を示すブロック図。 実施例2に係わる画像形成装置の特徴部分の詳細機能構成を示すブロック図。 実施例2に係わる受注処理サーバの機能構成を示すブロック図。 トナー提供量管理テーブルの情報格納構造を示す表図。 購入履歴管理テーブルの情報格納構造を示す表図。 実施例2に係わる画像形成装置の仮想リザーブタンク切換処理動作を示すフローチャート。 受注処理サーバにおける受注処理及びリザーブタンク使用許可キー生成処理動作を示すフローチャート。 実施例2に係わる画像形成装置におけるリザーブタンク切換後の印刷処理動作を示すフローチャート。 消耗品注文画面の表示例を示す図。 リザーブタンク利用案内画面の表示例を示す図。 リザーブタンク使用許可キー入力画面の表示例を示す図。
符号の説明
10,10B…画像形成装置、11…読取部、12…画像処理部、13…記憶部、131…装着品情報管理テーブル、14…画像形成部、15…バーコード読取部、16a…発光素子、16b…受光素子、17…表示/操作部、171…トナー残量無し報知、173…リザーブタンク存在報知画面、175…消耗品注文、177…リザーブタンク利用案内画面、179…リザーブタンク使用許可キー入力画面、18…制御部、181…メインタンク残量管理部、182,182b…特定操作検出処理部、183,183b…仮想リザーブタンク切換制御部、184…消耗品発注制御部、185…情報読取処理部、19…外部インタフェース(I/F)部、20…通信インタフェース(I/F)部、30…消耗品、30a…トナーカートリッジ、31a,31b…光透過窓、35…バーコード、40…通信ネットワーク、50…受注処理サーバ、51…表示部、53…記憶部、531…トナー提供量管理テーブル、55…記憶装置、551…購入履歴管理データベース(DB)、57…制御部、571…受注処理部、572…トナー提供量決定部、573…使用許可キー発行部、59…通信インタフェース(I/F)部、60…PC(パーソナル・コンピュータ)

Claims (12)

  1. 画像形成に用いる消耗品を交換可能に装着する画像形成装置において、
    前記消耗品の全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンクの分量分の消耗品残量を検出する消耗品残量検出手段と、
    前記消耗品残量検出手段により、前記メインタンク分の消耗品の残量無しが検出された場合、印刷動作を禁止する印刷禁止手段と、
    前記印刷動作の禁止後、ユーザによる特定操作を検出する特定操作検出手段と、
    前記特定操作検出手段により前記特定操作が検出された場合、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換える切換制御手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記特定操作検出手段は、
    前記特定操作として、前記画像形成装置に対する前記消耗品の脱着を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記残量検出手段により前記メインタンク分の消耗品の残量無しが検出された場合、前記特定操作を行えばリザーブタンクを使用可能である旨をユーザに報知する報知手段
    を具備することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 装着された消耗品が保持する情報を読取る情報読取手段と、
    前記情報読取手段により、前記消耗品の脱着前に読取った情報と、前記消耗品の着脱後に読取った情報が一致するか否かを判定する判定手段と
    を有し、
    前記切換制御手段は、
    前記判定手段の判定結果に応じて、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換えるか否かを制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の画像形成装置。
  5. 画像形成に用いる消耗品を交換可能に装着する画像形成装置と、前記消耗品の製造メーカの情報処理サーバとを通信可能に接続して成り、
    前記画像形成装置は、
    前記消耗品の全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンクの分量分の消耗品残量を検出する消耗品残量検出手段と、
    前記消耗品残量検出手段により、前記メインタンク分の消耗品の残量無しが検出された場合、印刷動作を禁止する印刷禁止手段と、
    前記残量検出手段により、前記メインタンク分の消耗品の残量無しが検出された場合、該消耗品の注文操作を行う注文画面を表示する注文画面表示手段と、
    前記注文画面を用いて入力される注文情報を前記情報処理サーバに送信し、該注文情報に基づく消耗品の注文処理を行なう注文処理手段と、
    前記注文処理手段による前記注文処理完了後、前記仮想リザーブタンクの使用キー情報を前記情報処理サーバから受信し、前記注文操作を行ったユーザに報知する使用キー情報報知手段と、
    前記注文処理手段による注文処理完了後にキー情報の入力を受付け、該入力されたキー情報を解析する解析手段と、
    前記解析手段による前記入力キー情報の解析結果に基づき、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能または使用禁止状態に切換える切換制御手段と
    を具備し、
    前記情報処理サーバは、
    前記画像形成装置から受信した前記注文情報に基づき、前記仮想リザーブタンクの使用キー情報を発行し、前記画像形成装置に送信する使用キー発行手段
    を具備することを特徴とする消耗品容量管理システム。
  6. 前記画像形成装置の前記注文処理手段は、
    前記注文画面を用いて入力される消耗品識別情報を含む前記注文情報を前記情報処理サーバに送信し、
    前記情報処理サーバの前記使用キー発行手段は、
    前記画像形成装置から受信した前記注文情報に含まれる消耗品識別情報を含む前記使用キー情報を発行する
    ことを特徴とする請求項5記載の消耗品容量管理システム。
  7. 前記画像形成装置において、
    前記解析手段は、
    前記入力キー情報に含まれる消耗品識別情報を解析し、
    前記切換制御手段は、
    前記解析手段により解析された前記入力キー情報中の消耗品識別情報が、装着中の消耗品から読取った消耗品識別情報と一致する場合に、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換える
    ことを特徴とする請求項6記載の消耗品容量管理システム。
  8. 前記画像形成装置の前記注文処理手段は、
    前記注文画面を用いて入力される注文者識別情報を含む前記注文情報を前記情報処理サーバに送信し、
    前記情報処理サーバの前記使用キー発行手段は、
    前記画像形成装置から受信した前記注文情報中の前記注文者識別情報によって識別される顧客の前記消耗品識別情報によって識別される消耗品の購入実績に対応する消耗品提供量を含む前記使用キー情報を発行する
    ことを特徴とする請求項6または7記載の消耗品容量管理システム。
  9. 前記画像形成装置において、
    前記解析手段は、
    前記入力キー情報に含まれる消耗品提供量を解析し、
    前記切換制御手段は、
    前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換えた後、前記解析手段により解析された前記消耗品提供量に相当する消耗品容量の使用を許可する
    ことを特徴とする請求項8記載の消耗品容量管理システム。
  10. 画像形成に用いる消耗品を交換可能に装着する画像形成装置の消耗品容量管理方法において、
    前記消耗品の全容量のうち、仮想的に決定したリザーブタンクの分量分を除くメインタンクの分量分の消耗品残量を消耗品残量検出手段により検出し、
    前記消耗品残量検出手段により、前記メインタンク分の消耗品の残量無しが検出された場合、印刷禁止手段により印刷動作を禁止し、
    前記印刷動作の禁止後、ユーザによる特定操作を特定操作検出手段により検出し、
    前記特定操作検出手段により前記特定操作が検出された場合、切換制御手段により、前記仮想リザーブタンク分の消耗品容量を使用可能に切換える
    ことを特徴とする消耗品容量管理方法。
  11. 前記特定操作検出手段は、
    前記特定操作として、前記画像形成装置に対する前記消耗品の脱着を検出する
    ことを特徴とする請求項10記載の消耗品容量管理方法。
  12. 前記消耗品の製造メーカの情報処理サーバを、前記画像形成装置に通信可能に接続して成り、
    前記画像形成装置において、
    前記印刷禁止手段により印刷動作が禁止された場合、注文画面表示手段が、前記残量無しが検出された消耗品の注文操作を行う注文画面を表示し、
    注文処理手段が、前記注文画面を用いて入力される注文情報を前記情報処理サーバに送信して該注文情報に基づく消耗品の注文処理を行う
    と共に、
    前記特定操作検出手段は、
    前記特定操作として、前記注文処理手段による前記注文処理の完了を検出する
    ことを特徴とする請求項10記載の消耗品容量管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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