JP2001331069A - 画像形成装置の管理方法 - Google Patents

画像形成装置の管理方法

Info

Publication number
JP2001331069A
JP2001331069A JP2000148659A JP2000148659A JP2001331069A JP 2001331069 A JP2001331069 A JP 2001331069A JP 2000148659 A JP2000148659 A JP 2000148659A JP 2000148659 A JP2000148659 A JP 2000148659A JP 2001331069 A JP2001331069 A JP 2001331069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
image forming
forming apparatus
replacement
cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000148659A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Shimamoto
宏美 島本
Yoshinori Hayashi
善頼 林
創一 ▲吉▼村
Soichi Yoshimura
Hiroki Eto
弘樹 江藤
Kenichi Ueda
憲一 植田
Kazunori Miyamoto
和徳 宮本
Hiroshi Ishii
洋 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000148659A priority Critical patent/JP2001331069A/ja
Publication of JP2001331069A publication Critical patent/JP2001331069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消耗品の発注等のユーザー側の画像形成装置
の管理作業をより効率良く実施できるようにし、また、
画像形成装置に記憶させておく情報の書換えといったサ
ービスマン側の画像形成装置の管理作業も容易にする。 【解決手段】 交換品であるカートリッジに搭載された
ICカード部のメモリーに、カートリッジの交換に必要
な発注情報等を、工場出荷後の販売店において独自に書
き込む。カートリッジがセットされた画像形成装置は、
上記メモリーより情報を読み取り、カートリッジの交換
時期が接近したとき、読み取った情報を装置本体の表示
部に表示する。販売店において、販売店の連絡先や単価
等を書き込んで置くことで、1販売店のみのシンプルな
表示となり、ユーザーは簡単に発注を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置本体
に対して着脱自在に構成され、必要に応じて順次交換さ
れるトナーカートリッジや現像カートリッジ等の交換品
を利用して、ユーザによる消耗品の発注作業やサービス
マンによる管理作業を容易にし、かつ、ディ−ラーや販
売店等における交換品の販売促進も図り得る画像形成装
置の管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザーによる消耗品の発注
作業を容易にすることを目的とした技術が種々発明され
ている。例えば、特開平9−188042号公報には、
画像形成装置側でトナーやインクの残量を検出してお
き、残りが少なくなると、予め記憶された発注情報を発
注先に送信する構成が記載されている。また、特開平1
0−301451号公報には、画像形成装置本体でトナ
ー等の消耗品の残量を検出しておき、残りが少なくなる
と表示部に発注を促す表示を行い、ユーザーが承諾する
と通信回線を介して外部に通信する構成が記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平9−1
88042号公報や特開平10−301451号公報に
記載された構成では、ユーザーによる消耗品の発注作業
は確かに容易になる。しかしながら、発注先の所在地や
電話番号やネットワーク上のアドレス、その他、発注書
フォーマット等の変更があった場合、サービスマンがユ
ーザー元に出張して、画像形成装置に記憶されているこ
れらの情報を書き換える作業をする必要があり、サービ
スマンによる管理作業までをも容易にするものではな
い。また、上記公報の方法は何れも通信回線を介して直
接発注するものであるため、通信回線と接続されていな
い装置に対しては利用できない。
【0004】一方、従来より、トナーカートリッジや現
像カートリッジへのトナーの誤った詰め替えや、画像形
成装置に不適切なカートリッジを使用することにより装
置本体が故障することを防ぐといった保全を目的とし
て、トナーカートリッジや現像カートリッジ等の交換品
に、ICチップを取り付けておき、該ICチップに現像
条件やトナー残量などの情報を記憶させておくことが行
われている。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みなされたもの
で、その目的は、従来、専ら画像形成装置の保全を目的
として行われていた、交換品に現像条件やトナー残量な
どの情報をメモリーさせておく技術を画像形成装置の管
理に適用することで、消耗品の発注等のユーザー側の画
像形成装置の管理作業をより効率良く実施できるように
し、また、画像形成装置に記憶させておく情報の書換え
といったサービスマン側の画像形成装置の管理作業も容
易にし得る画像形成装置の管理方法を提案することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の画像
形成装置の管理方法においては、上記課題を解決するた
めに、交換品に搭載された記憶手段に交換品の交換に係
わる情報を工場出荷後の流通経路において書き込み、上
記交換品がセットされる画像形成装置が、上記記憶手段
より情報を読み取る一方、当該交換品の交換時期が接近
したことを検出したとき、読み取った交換品の交換に係
わる情報を、装置本体の表示手段、或いは装置本体に接
続された表示手段に表示することを特徴としている。
【0007】これによれば、交換品の交換時期が近づく
と、画像形成装置がこれを検知して、画像形成装置の表
示手段に交換品の交換に係わる情報が表示されるので、
ユーザーは交換品の交換に係わる情報を、交換品の取扱
説明書や、交換品についての情報を記載しておいたメモ
やノート等を参照することなく容易に入手することがで
きる。
【0008】上記交換品の交換に係わる情報としては、
例えば、当該交換品の型名や製造ロット番号、製造年月
日、適合機種等の情報からなる製造情報や、交換品を入
手するための入手情報等があるが、この中でも、特に、
交換品の交換時期に、交換品を入手するための入手情報
等が表示されることで、ユーザーは入手情報を容易に知
ることが可能となり、交換品の発注作業等が容易にな
り、利便性が向上する。
【0009】しかも、このとき表示される情報は、交換
品に搭載された記憶手段に、工場出荷後の流通経路、例
えばディ−ラーや販売店で書き込まれた情報である。し
たがって、ディ−ラーや販売店が、自身の連絡先や取り
扱い品の価格表など、独自の情報を書き込んでおくこと
で、ユーザーにとってはシンプルで理解し易い表示とな
ると共に、ディ−ラーや販売店にとっては、確実に注文
を得ることができ、売り上げの向上が期待できる。
【0010】この点について、より具体的に説明する。
例えば、工場では、出荷先のディ−ラーや販売店毎に書
き込む情報を切り替えるようなことはできないため、当
該交換品を購入可能なディ−ラーや販売店を記憶させよ
うとすると、販売店一覧リストのようなものとなる。そ
のため、ユーザーには、販売店一覧リストの中から近く
のディ−ラーや販売店を探し出すといった煩雑な作業を
強いることとなる。しかしながら、上記構成のように、
ディ−ラーや販売店が自身の連絡先等を書き込んでおく
ことで、当該交換品を購入した購入先のディ−ラーや販
売店のみが表示されるようになり、ユーザーは発注先を
容易に特定できる。そして、ディ−ラーや販売店は、確
実に次の注文を受けることができるので、販売促進につ
ながり、利益を上げることができる。
【0011】また、ディ−ラーや販売店の電話番号やF
AX番号、或いはネットワーク上のアドレス等の変更が
あった場合、従来の技術で紹介した公報の構成では、サ
ービスマンがユーザー元に出張して、画像形成装置に記
憶されているこれらの情報を書き換える作業が必要であ
ったが、本発明の管理方法では、これらの情報も画像形
成装置側で順次読み直されて更新されるので、サービス
マンの管理作業が容易になる。
【0012】また、上記した本発明に係る第1の画像形
成装置の管理方法においては、画像形成装置が、予め記
憶されているか又は交換品の入手情報として読み取った
発注書フォーマットに上記入手情報を組み合わせてプリ
ントアウトする構成とすることもできる。
【0013】これによれば、入手情報が発注書フォーマ
ットに組み合わされてプリントアウトされるので、プリ
ントアウトされた発注書に、発注数等の発注内容を記入
し、ファクシミリ等の外部通信手段を用いて発注先に送
信するといった簡単な作業で、発注を完了できる。
【0014】また、上記した本発明に係る第1の画像形
成装置の管理方法においては、予め記憶されているか又
は交換品の入手情報として読み取った発注書フォーマッ
トに組み合わせて上記入手情報を表示すると共に、装置
本体の操作設定部、或いは装置本体に接続された操作設
定部を用いて指示された発注内容を、さらに発注書フォ
ーマットに組み合わせて表示し、プリントアウトする構
成とすることもできる。
【0015】これによれば、入手情報が発注書フォーマ
ットに組み合わされて表示されると共に、操作設定部を
用いて指示された発注内容もさらに組み合わされて表示
されるので、発注内容を一目瞭然に確認することが可能
となる。しかも、発注内容が記載された状態でプリント
アウトされるので、プリントアウトされた発注書をその
ままファクシミリ等の外部通信手段を用いて発注先に送
信するといったさらに簡単な作業で、発注を完了でき
る。
【0016】また、上記した本発明に係る第1の画像形
成装置の管理方法においては、予め記憶されているか又
は交換品の入手情報として読み取った発注書フォーマッ
トに組み合わせて上記入手情報を表示すると共に、装置
本体の操作設定部、或いは装置本体に接続された操作設
定部を用いて指示された発注内容を、さらに発注書フォ
ーマットに組み合わせて表示し、装置本体内部に備えら
れた通信手段、或いは装置本体と接続されている通信手
段を用いて、発注書フォーマットに組み合わされた情報
を発注先に送信する構成とすることもできる。
【0017】これによれば、入手情報が発注書フォーマ
ットに組み合わされて表示されると共に、操作設定部を
用いて指示された発注内容もさらに組み合わされて表示
されるので、発注内容を一目瞭然に確認することが可能
となる。しかも、そのまま通信手段を用いて発注先に送
信されるので、プリントアウトされる構成よりも、さら
に簡単な作業で、発注を完了できる。
【0018】また、上記した本発明に係る第1の画像形
成装置の管理方法においては、上記交換品に搭載された
記憶手段に対する流通経路での情報の書き込みを、非接
触で情報の読み出し/書き込みを行う情報伝達手段を用
いて行う構成とすることが好ましい。
【0019】非接触に情報を書き込むことで、交換品の
開梱やコネクターの接続といった操作が不要となり、梱
包状態のままで書き込むことができる。その結果、交換
品の保存性が低下せず、また、再梱包といった手間も必
要ない。
【0020】本発明に係る第2の画像形成装置の管理方
法は、上記課題を解決するために、交換品に搭載され、
交換品がセットされる画像形成装置において情報の読み
出しが行われる記憶手段に対して、非接触で情報の読み
出し/書き込みを実施する情報伝達手段を用いて、流通
経路において交換品の交換に係わる情報を書き込むこと
を特徴としている。上記交換品の交換に係わる情報とし
ては、交換品を入手するための入手情報等がある。
【0021】これによれば、交換品に搭載された記憶手
段に、交換品の交換に係わる情報が、工場出荷後の流通
経路であるディ−ラーや販売店で書き込まれる。したが
って、ディ−ラーや販売店が、交換品の交換に係わる情
報、例えば入手情報として、自身の連絡先や取り扱い品
の価格表など、独自の情報を書き込んでおくことで、ユ
ーザーにとってはシンプルで理解し易い表示となると共
に、ディ−ラーや販売店にとっては、確実に注文を得る
ことができ、売り上げの向上が期待できる。
【0022】この点について、より具体的に説明する。
例えば、工場では、出荷先のディ−ラーや販売店毎に書
き込む情報を切り替えるようなことはできないため、当
該交換品を購入可能なディ−ラーや販売店を記憶させよ
うとすると、販売店一覧リストのようなものとなる。そ
のため、ユーザーには、販売店一覧リストの中から近く
のディ−ラーや販売店を探し出すといった煩雑な作業を
強いることとなる。しかしながら、上記構成のように、
ディ−ラーや販売店が自身の連絡先等を書き込んでおく
ことで、当該交換品を購入した購入先のディ−ラーや販
売店のみが表示されるようになり、ユーザーは発注先を
容易に特定できる。そして、ディ−ラーや販売店は、確
実に次の注文を受けることができるので、販売促進につ
ながり、利益を上げることができる。
【0023】また、ディ−ラーや販売店の電話番号やF
AX番号、或いはネットワーク上のアドレス等の変更が
あった場合、従来の技術で紹介した公報の構成では、サ
ービスマンがユーザー元に出張して、画像形成装置に記
憶されているこれらの情報を書き換える作業が必要であ
ったが、本発明の管理方法では、これらの情報も画像形
成装置側で順次読み直されて更新されるので、サービス
マンの管理作業が容易になる。
【0024】しかも、上記構成によれば、交換品に搭載
された記憶手段に対して、非接触に情報を書き込むの
で、交換品の開梱やコネクターの接続といった作用が不
要となり、梱包状態のままで書き込むことができる。そ
の結果、交換品の保存性が低下せず、また、再梱包とい
った手間も必要ない。
【0025】上記した本発明に係る第1及び第2の画像
形成装置の管理方法においては、上記情報伝達手段が、
電磁波を用いて情報の読み出し/書き込みを行うもので
あって、少なくとも交換品の梱包の一部が情報伝達のた
めに電磁波を透過する構成とすることができる。
【0026】これは、交換品に搭載された記憶手段に対
して、梱包を開梱することなく情報の書き込みを可能と
する一例を提案するものであって、これにより、開梱す
ることなく梱包されている記憶手段に対しての情報の書
き込みを容易に実現できる。
【0027】上記した本発明に係る第1及び第2の画像
形成装置の管理方法においては、上記記憶手段に、当該
記憶手段を搭載する交換品以外の交換品の入手情報も含
めて記憶させる構成とすることもできる。
【0028】例えば、コピー用紙等は交換品であっても
記憶手段を搭載する構成には向かない。そこで、交換品
に搭載された記憶手段に、当該交換品に係わる情報以外
の他の品目の入手情報も併せて記憶させておくことで他
の品目の販売も促進され、ディ−ラーや販売店の取り扱
っている交換品(消耗品)を幅広くカバーして、ディ−
ラーや販売店にとっての売り上げ利益を上げることがで
きる。
【0029】上記した本発明に係る第1及び第2の画像
形成装置の管理方法においては、上記記憶手段に、当該
記憶手段を搭載する交換品がセットされる画像形成装置
に係わる情報も含めて記憶させる構成とすることもでき
る。
【0030】交換品に搭載された記憶手段には、プロセ
ス情報等、画像形成装置に関する情報が持たされている
ことがある。このようなプロセス情報が、交換品の工場
出荷後にマイナーチェンジされた場合、従来では対応で
きなかったが、これによれば、ディ−ラーや販売店が必
要に応じてプロセス情報等、画像形成装置に関する情報
を適宜書き換えることで、流通経路在庫品もマイナーチ
ェンジに対応可能となる。
【0031】上記した本発明に係る第1及び第2の画像
形成装置の管理方法においては、上記記憶手段に、当該
記憶手段を搭載する交換品がセットされる画像形成装置
の保守サービスに係わる情報も含めて記憶させる構成と
することもできる。
【0032】流通経路にあるディーラーや販売店とは直
接関係ないが、ユーザーの所在地に近いサービスセンタ
ーの連絡先等の保守サービスの情報も、販売店で選択し
て書き込んでおくことで、取扱説明書に記載されている
サービスセンターの一覧表から、最寄りのサービスセン
ターを探し出すといった煩雑な作業をユーザーに強いる
ことなく、サービスセンターの情報を提供でき、利便性
が高まる。
【0033】上記した本発明に係る第1及び第2の画像
形成装置の管理方法で、発注書フォーマットに、入手情
報等が組み合わされるものにおいては、上記入手情報と
して、当該記憶手段を搭載する交換品がセットされる画
像形成装置を有するユーザーに係わる情報も含む構成と
することもできる。
【0034】発注書フォーマットには、必ず、発注主で
あるユーザーの名称や電話番号、及び製品配達先等の情
報をユーザーは書き込む必要がある。そこで、上記のよ
うに、上記入手情報として、当該記憶手段を搭載する交
換品がセットされる画像形成装置を有するユーザーに係
わる情報も含めておくことで、ユーザーに係わる情報の
入力といったユーザー側の作業を販売店側で代行するこ
とができ、ユーザーの負担をさらに軽減して、利便性を
一層向上できる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の一形態を、図
1〜図10に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0036】図2(a)(b)に、画像形成装置にセット
される交換品であるカートリッジ1を2種類示す。同図
(a)のカートリッジ1は、トナーを収容したボトル状
のトナーカートリッジと称されるタイプのものであり、
蓋部1aが外された状態で、画像形成装置にセットされ
る。一方、同図(b)のカートリッジ1は、内部に現像
ローラ等を備える現像カートリッジと称されるタイプの
ものであって、コネクタ部1bが、画像形成装置側に設
けられたコネクタ部と接続される。
【0037】同図(a)(b)何れのタイプのカートリッ
ジ1も、交換品に係わる情報を記憶する記憶手段として
のメモリーを搭載したICカード部5が取り付けられて
いる。
【0038】図3(a)(b)に、図2(a)に示すタイ
プのカートリッジ1に取り付けられた上記ICカード部
5の平面図と側面図とを示す。同図(a)(b)に示すよ
うに、ICカード部5は、カートリッジ1に固定される
平板状の基材5b上に、アンテナ11と薄型ICチップ
5aとが組み込まれた構成であり、薄型ICチップ5a
に、上記メモリーが具備されている。
【0039】上記ICカード部5に搭載されたメモリー
に対する情報の読み出し/書き込みは、ICカード部5
に対して非接触で行われるようになっている。ICカー
ド部5に対して非接触で情報の読み出し/書き込みを行
う手段として、近年、交通や情報通信分野において次世
代カードとして注目を集める非接触ICカードの技術を
用いることができる。非接触ICカードでは、電磁波を
使用している。
【0040】したがって、図 4(a)(b)に示すよう
に、カートリッジ1を梱包した状態でICカード部5に
対応する部分の梱包部材の材質を、電磁波を通過させ得
るものから形成しておくことで、カートリッジ1の梱包
を開梱することなく、上記メモリーに対する情報の読み
出し/書き込みが実施可能となる。図4(b)の2は、
ICカード部5に対して情報の読み出し/書き込みを行
う専用のR/W(リーダ/ライタ)装置である。
【0041】このようなICカード部5の特徴を利用し
て、本実施の形態の画像形成装置の管理方法では、IC
カード部5に搭載されたメモリー内の情報の読み出し/
書き込みを、工場や、カートリッジ1がセットされた画
像形成装置においてだけでなく、ディーラーや販売店
(以下、ディーラーも含めて販売店とする)サイドとい
った、従来ではアクセスできなかった、流通経路におい
ても可能としている。
【0042】ここで、図5(a)(b)を用いて、カート
リッジ1に備えられたICカード部5、このICカード
部5に備えられたメモリーに対する情報の読み出し/書
き込みを行うR/W装置2、及び画像形成装置3の各構
成を示す。
【0043】同図(a)は、工場又は販売店でのICカ
ード部5に搭載されたメモリー14に対して、R/W装
置2を用いて情報の読み出し/書き込みを行う状態であ
る。
【0044】カートリッジ1に搭載されたICカード部
5は、アンテナ11、無線通信部12、制御部13、及
びメモリー14からなり、このうち、メモリー14は、
不揮発性メモリやEEPROMから構成されている。
【0045】一方、R/W装置2は、アンテナ21、無
線通信部22、制御部23、メモリー24、回線通信部
25、操作入力部26、及び表示部27からなり、回線
を介して、パーソナルコンピュータ(以下、PC)と接
続されている。ICカード部5のメモリー14へ書き込
むべきデータの入力は、R/W装置2に接続されたパー
ソナルコンピュータ(以下、PC)より行われ、メモリ
ー14からのデータ読み出しも、同じくR/W装置2に
接続されたPCを通じて行われるようになっている。
【0046】本実施の形態においては、カートリッジ1
に搭載されたICカード部5からR/W装置2へと送信
される無線信号は、キャリア周波数62.5KHz,ビ
ットレート2Kbpsの形態であり、R/W装置2から
カートリッジ1のICカード部5へと送信される無線信
号は、キャリア周波数125KHz,ビットレート4K
bpsの形態である。
【0047】工場又は販売店側では、カートリッジ1の
メモリー14に情報をかき込むに際し、PCより書き込
みデータをR/W装置2に対して送信する。PCより送
信された書き込みデータは、回線を通じてR/W装置2
における回線通信部25で受信され、制御部23はこの
受信した書き込みデータを一旦メモリー24に格納す
る。次いで、PCより書き込みコマンドを回線受信する
か、操作入力部26の書き込みスイッチが操作される
と、制御部23は第1の送信要求を無線通信部22でP
SK(位相シフトキーイング)変調してアンテナ21よ
り送信する。
【0048】カートリッジ1のICカード部5では、R
/W装置2より出力された電磁波をアンテナ11で受信
する。受信した電力の一部は整流、平滑化され、ICカ
ード部5の電源として用いられる。アンテナ11で受信
した受信信号は、無線通信部12でPSK復調され、制
御部13がこれを解読して第1の送信要求であると判別
する。次いで制御部13は、メモリー14に保存されて
いるデータを、無線通信部12に送ると共に、書き込み
フラッグをセットする。無線通信部12では、該データ
をPSK変調して、読み取りデータ無線信号をアンテナ
11より送信する。
【0049】R/W装置2では、アンテナ21で受信し
た、ICカード部5からの読み取りデータ無線信号を、
無線通信部22でPSK復調し、制御部23がこれを解
読して第1の読み取りデータであると判別する。次い
で、制御部23は、この読み取りデータをメモリー24
に一旦格納した後、メモリー24に格納されたこの読み
取りデータを、回線通信部25を介してPCへ送信す
る。PCでは、読み取りデータの内容を確認し、支障が
無ければ書き込み許可信号をR/W装置2に送信する
(但し、スタンドアロンの時は制御部23で書き込み許
可信号を発生する)。
【0050】制御部23は、PCからの書き込み許可信
号を回線通信部25を介して認識すると、メモリー24
に既に格納されている書き込みデータを無線通信部22
に転送し、無線通信部22でPSK変調し、書き込みデ
ータ無線信号をアンテナ21より送信する。
【0051】カートリッジ1のICカード部5では、書
き込みデータ無線信号をアンテナ11で受信すると、無
線通信部12でPSK復調し、制御部13で解読し、第
1の書き込みデータであると判別する。次に制御部13
は、書き込みフラッグがセットされていることを確認す
ると、第1の書き込みデータをメモリー14に格納す
る。そして、所定のデータブロックが書き込まれると、
制御部13は書き込みフラッグをリセットし、書き込み
モードを終了して読み出しモードに復帰する。
【0052】書き込むべき情報として、複数のデータブ
ロックがある場合は、上記の操作を繰り返し行う。ここ
で、上記カートリッジ1のICカード部5に備えられる
メモリー14は、不揮発性メモリやEEPROMから構
成されているので、情報の読み出し/書き込み処理が終
了するなどして、R/W装置2から送信される電磁波の
送信エリア外になりキャリア信号による給電が停止され
ても、データは不揮発保存される。
【0053】一方、図5(b)は、カートリッジ1がセ
ットされる画像形成装置を備えたユーザー側で、画像形
成装置本体3が、セットされたカートリッジ1のメモリ
ー14に対して、情報の読み出し/書き込みを行う状態
である。
【0054】画像形成装置3は、アンテナ31、無線通
信部32、制御部33、メモリー34、回線通信部3
5、操作入力部(操作設定部)36、表示部(表示手
段)37、プロセス制御部38、駆動回路39、及びプ
リント制御部40からなり、回線を通じてホストPCと
接続されている。
【0055】本実施の形態においては、カートリッジ1
に搭載されたICカード部5からR/W装置2へと送信
される無線信号は、キャリア周波数62.5KHz,ビ
ットレート2Kbpsの形態であり、画像形成装置3か
らカートリッジ1のICカード部5へと送信される無線
信号は、キャリア周波数125KHz,ビットレート4
Kbpsの形態である。
【0056】画像形成装置3の制御部33は、第2の送
信要求を無線通信部32でPSK(位相シフトキーイン
グ)変調してアンテナ31より送信する。
【0057】カートリッジ1は、画像形成装置3にセッ
トされ、画像形成装置3における送信エリア内にICカ
ード部5が位置すると、アンテナ11で受信した、画像
形成装置3より出力された受信信号の一部を整流、平滑
化して、ICカード部5の電源として用いる。また、ア
ンテナ11で受信した受信信号は、無線通信部12でP
SK復調され、制御部13がこれを解読して第2の送信
要求であると判別する。次いで、制御部13は、メモリ
ー14に保存されているデータを、無線通信部12に送
る。無線通信部12では、該データをPSK変調し、読
み取りデータ無線信号をアンテナ11より送信する。
【0058】画像形成装置3では、アンテナ31で受信
した、ICカード部5からの読み取りデータ無線信号
を、無線通信部32でPSK復調し、制御部33がこれ
を解読して読み取りデータであると判別する。制御部3
3は、この読み取りデータを確認することにより、カー
トリッジ1が装着状態であることを検知する。ここで制
御部33は、データ内容をチェックして正規使用状態で
ないときは、表示部37を介してユーザーに警告表示す
ると共に、回線通信部35を介してホストPCへ警告を
送信する。
【0059】そして、画像形成装置3側では、ホストP
Cが送信した第2の書き込みデータを回線通信部35を
介して受信すると、制御部33は、この受信した第2の
書き込みデータを一旦メモリー34に格納する。もしく
は、ユーザーによる操作入力部36を用いたキー入力動
作を制御部33が検知すると、制御部33は受信した第
2の書き込みデータを一旦メモリー34に格納する。そ
して、ホストPCより書き込みコマンドを回線受信する
かもしくは操作入力部36の書き込みスイッチが操作さ
れると、制御部33は、第2の書き込み要求信号を無線
通信部32でPSK変調し、無線信号をアンテナ31よ
り送信する。
【0060】カートリッジ1のICカード部5では、書
き込みデータ無線信号をアンテナ11で受信すると、無
線通信部12でPSK復調し、制御部13で解読し、第
2の書き込み要求であると判別する。次いで制御部13
は、書き込みフラッグがセットした後、書き込みレディ
信号を無線通信部12に送る。無線通信部12は書き込
みレディ信号をPSK変調し、書き込みレディ信号の無
線信号をアンテナ11より送信する。
【0061】画像形成装置3では、書き込みレディ信号
の無線信号をアンテナ31で受信し、無線通信部32で
PSK復調し、制御部33がこれを解読して書き込みレ
ディ信号であると判別する。制御部33は、書き込みレ
ディ信号を確認することにより、カートリッジ1が書き
込みレディ状態であることを検知する。これにより、制
御部33は、書き込み許可とし、メモリー34に格納さ
れている第2の書き込みデータを無線通信部32に転送
し、無線通信部32でPSK変調し、第2の書き込みデ
ータ無線信号をアンテナ31より送信する。
【0062】カートリッジ1のICカード部5では、書
き込みデータ無線信号をアンテナ11で受信すると、無
線通信部12でPSK変調し、制御部13で解読し、第
2の書き込みデータであると判別する。次いで、制御部
13は、書き込みフラッグがセットされていることを確
認すると、第1の書き込みデータをメモリー14に格納
する。そして、所定のデータブロックが書き込まれる
と、制御部13は書き込みフラッグをリセットし、書き
込みモードを終了して読み出しモードに復帰する。この
場合も、書き込むべき情報として、複数のデータブロッ
クがある場合は、上記の操作を繰り返し行う。
【0063】図1に、上記のように情報の読み出し/書
き込みが行われるICカード部5のメモリー14に格納
された情報の内容、及びメモリー14の内容の操作場所
を示す。
【0064】ICカード部5のメモリー14に搭載され
る情報としては、大きくは、製造情報、プロセス情報、
使用状況情報、及び発注管理情報の4つに分けることが
できる。
【0065】製造情報は、ICカード部5を搭載したカ
ートリッジ1の製造に係わる情報であり、型名、製造ロ
ット番号、製造年月日、適合機種、トナーの色、カート
リッジリサイクル履歴の各情報からなる。
【0066】このうち、型名、製造ロット番号、製造年
月日、適合機種、トナーの色の各情報は、工場で書き込
まれ、従来であれば、そのうちの適合機種とトナーの色
の情報とが、画像形成装置3でのみ読み出される。これ
に対し、本実施の形態では、これら各情報は、販売店で
一旦読み出されるようになっており、これにて、販売店
側で交換品を特定し、当該交換品に対するマイナーチェ
ンジの有無を確認できるようになっている。
【0067】プロセス情報は、画像形成装置3で読み出
されてプロセス部の制御に用いられる情報であり、感光
体帯電電位、露光エネルギー、現像ドクターバイアス、
現像バイアス、転写バイアス、定着温度の各情報からな
る。
【0068】従来であれば、これら各情報は工場で書き
込まれ、画像形成装置3でのみ読み出されていたが、本
実施の形態では、これらの各情報の書き込みを販売店で
も実施できるようになっており、これにて、マイナーチ
ェンジがあった場合、これら情報を更新できるようにな
っている。
【0069】使用状況情報は、未使用フラッグ、使用禁
止フラッグ、使用開始日、装置ロット番号、装置オプシ
ョン情報、装置積算プリント枚数、カートリッジ積算プ
リント枚数、トナー残量の各情報からなる。
【0070】上記未使用フラッグは、カートリッジ1が
未使用であるときにセットされるもので、使用禁止フラ
ッグは、カートリッジ1が使用できない状態であるとき
にセットされるものである。装置ロット番号は、画像形
成装置3の機種等を特定する情報で、装置オプション情
報は、画像形成装置3に付設されたオプションの内容を
示す情報である。装置積算プリント枚数は、画像形成装
置3の積算プリント枚数を示す情報であり、カートリッ
ジ積算プリント枚数は、当該カートリッジ1が使用され
てからの積算プリント枚数を示す情報である。トナー残
量は、当該カートリッジ1内のトナー残量を示す情報で
ある。この使用状況情報に対するアクセスは、販売店で
は行わない。
【0071】発注管理情報は、ユーザーの発注及び保守
管理に係わる情報であって、発注書フォーマット、販売
店連絡先(販売店の名称、電話番号、FAX番号)、取
り扱い品価格表、注文品名・数量、製品配達場所、発注
者連絡先(ユーザーの名称、電話番号、FAX番号)、
サービスセンター連絡先(サービスセンターの名称、電
話番号、FAX番号)の各情報からなる。
【0072】このうち、発注書フォーマットの情報の
み、工場で書き込まれるが、この発注書フォーマットの
情報を含め、販売店連絡先、取り扱い品価格表、注文品
名・数量、製品配達場所、発注者連絡先、サービスセン
ター連絡先の各情報が、販売店で書き込まれるようにな
っている。発注書フォーマット、販売店連絡先、取り扱
い品価格表、注文品名・数量の各情報を、販売店側で書
き込むようにすることで、販売店が、それぞれ独自の情
報を書き込めるため、ユーザーにとっては1つの販売店
連絡先が、その販売店で扱われている品目が扱われてい
る価格で表示されるので、シンプルで理解し易い表示と
なると共に、販売店にとっては、他の販売店に注文が流
れることもなく、確実に注文を得ることができるので、
売り上げ向上が期待できる。また、販売店の移転等にて
販売店連絡先が変わったとしても、販売店連絡先とし
て、所在地や電話番号、ネットワーク上のアドレス等
を、サービスマンがユーザー元に出張して、画像形成装
置3に記憶されているこれらの情報を書き換える作業を
しなくとも、これらの情報を更新させることができ、サ
ービスマンの管理作業も容易になる。
【0073】また、ユーザーが入力する発注者連絡先や
製品配達場所の情報も、販売店で書き込んでおくこと
で、ユーザーの発注作業の一部を代行することができ、
ユーザーの負担をさらに軽減して発注作業の作業性をさ
らに向上させることができる。
【0074】さらに、販売店とは直接関係ないが、ユー
ザーの所在地に近いサービスセンターの連絡先の情報
も、販売店で選択して書き込んでおくことで、取扱説明
書に記載されているサービスセンターの一覧表から、最
寄りのサービスセンターを探し出すといった煩雑な作業
をユーザーに強いることなく、サービスセンターの情報
を提供でき、利便性が高まる。
【0075】そして、本実施の形態の画像形成装置の管
理方法が適用された画像形成装置3では、カートリッジ
1の交換時期が接近したことを画像形成装置3側でトナ
ー残量の情報、或いはカートリッジ積算プリント枚数の
情報で検出したとき、画像形成装置3の表示部37に、
カートリッジ1の交換が必要なことを知らせる警告表示
を行い、図6に示すような発注書(一例)を表示するよ
うになっている。
【0076】ここで表示される発注書には、販売店で書
き込まれた発注書フォーマットに、工場或いは販売店で
ICカード部5のメモリーに書き込まれた各種情報が組
み合わされている。
【0077】つまり、発注書フォーマットにおける発注
先の名称,電話番号,FAX番号の各欄には、販売店で
書き込まれた販売店連絡先の情報が組み合わされ、注文
主の名称,電話番号,FAX番号,配達先の各欄には、
販売店で書き込まれた販売店連絡先、製品配達場所の各
情報が、サービスコール,電話番号,FAX番号の各欄
には、販売店で書き込まれたサービスセンター連絡先の
情報が組み合わされている。また、本体名、オプション
の各欄には、画像形成装置3より読み取った情報が組み
合わされている。
【0078】そして、発注品目欄の最上段に、当該IC
カード部5を搭載したカートリッジ1(ここでは現像カ
ートリッジ)が表示されると共に、その他の注文可能な
品目、及び単価が、販売店で書き込まれた、注文品名・
数量や取り扱い品価格表の情報より読み出されて表示さ
れている。そして、この発注品目欄には、当該ICカー
ド部5を搭載したカートリッジ1以外の交換品である他
のカートリッジや、コピー用紙等の品目についても、各
単価と共に表示される。コピー用紙等は交換品であって
もICカード部5を搭載する構成には向かないが、カー
トリッジ1等のICカード部5を搭載するに適した交換
品に搭載されたICカード部5のメモリーに、カートリ
ッジ1以外の消耗品の入手情報も併せて記憶させておく
ことで他の品目の販売も促進され、販売店で取り扱って
いる交換品を幅広くカバーして、売り上げ利益を上げる
ことができる。
【0079】ユーザーは、画像形成装置3の表示部37
に表示されたこの発注書(発注表)を参照しながら、発
注品目欄の所望する品目の注文数の欄に購入数を、画像
形成装置3の操作入力部36を用いて入力し、完了キー
等を操作する。これにより、注文数に応じて小計が自動
的に計算されて表示されると共に、注文数の入力がなか
った品目は、注文数及び小計の欄共に0が表示され、図
7のような表示となる。
【0080】その後、ユーザーは、表示部37に表示さ
れた発注書の内容を確認し、OKであれば、注文承認キ
ーを操作する。これにて、画像形成装置3に接続されて
いる通信手段にて、発注先へ発注書が送信され、発注作
業が完了する。なお、画像形成装置3に通信手段が接続
されていない場合は、プリントアウトキー等を操作し
て、発注書をプリントアウトして、外部のファクシミリ
等で送信する。なお、図6に示す注文数及び小計の欄が
空欄の状態でプリントアウトし、その後、記入する構成
でも良い。
【0081】なお、上記の説明においては、画像形成装
置3に表示部37と操作入力部36とが備えられている
構成としたが、これら表示部37と操作入力部36と
が、画像形成装置3に接続されるパーソナルコンピュー
タ等に搭載されている構成でもよい。
【0082】次いで、図8〜図10を用いて、ICカー
ド部5のメモリーに書き込まれる各情報に対する、情報
の書き込み、及び読み出しの一実施例を、工場→販売店
→ユーザー(画像形成装置3)→工場(リサイクル工
場)と順を追って説明する。なお、ここでは、カートリ
ッジ1は一度もリサイクルされていない新品とする。
【0083】工場出荷時、カートリッジ1のICカード
部5におけるメモリー14には、R/W装置2を用い
て、製品情報の全5つの情報、プロセス情報の全6つの
情報、使用状況情報の、未使用フラッグ、使用禁止フラ
ッグ、装置積算プリント枚数、カートリッジ積算プリン
ト枚数及びトナー残量の5つの情報がそれぞれ書き込ま
れ、また、発注管理情報の発注書フォーマットの情報が
書き込まれる。
【0084】このような情報が書き込まれたカートリッ
ジ1に対し、販売店において、その入荷時或いは出荷時
(販売時)に、R/W装置2を用いて、さらに、発注管
理情報の販売店連絡先、取り扱い品価格表、注文品名・
数量、製品配達場所、サービスセンター連絡先の各情報
を書き込む。また、在庫品に対して、工場出荷時に書き
込まれた、製品情報の製品名、製造ロット番号、製造年
月日の各情報を読み出して、工場からマイナーチェンジ
通達の有無を調べ、該当する場合は、プロセス情報の全
6つの情報を更新する。
【0085】このように情報が書き込まれたカートリッ
ジ1が、ユーザーの画像形成装置3にセットされると、
画像形成装置3は、適合機種、トナーの色、未使用フラ
ッグ、使用禁止フラッグの各情報を読み出し、画像形成
装置3に適合するかどうかをチェックする。ここで、も
し、使用禁止フラッグが1の場合は、画像形成装置3の
表示部37に警告表示し、動作を停止する。また、未使
用フラッグを読み出し、該フラッグが1の場合は、上記
したプロセス情報を読み出して、画像形成装置3のプロ
セス条件を更新し、カートリッジ1の未使用フラッグを
0にリセットする。
【0086】その後、画像形成装置3は、その運転状況
に応じて、カートリッジ1の装置積算プリント枚数、カ
ートリッジ積算プリント枚数、及びトナー残量の各情報
を更新していく。そして、更新するうちに、トナー残量
が基準以下となるか、カートリッジ積算プリント枚数が
基準以下となり、寿命残量となると、画像形成装置3
は、カートリッジ1のICカード部5より販売店連絡
先、取り扱い品価格表、注文品名・数量、サービスセン
ター連絡先の各情報を読み取り、これら4つの情報から
なる警告表示を兼ねた簡単な発注書を表示部37に表示
する。
【0087】ユーザーが、表示部37に表示された発注
書に、操作入力部36を用いて購入数量をキー入力し、
注文承認キーを押すと、画像形成装置3は、通信回線を
通じて、発注内容を販売店に送信する。このとき装置ロ
ット番号、装置オプション情報、装置積算プリント枚
数、カートリッジ積算プリント枚数、トナー残量、注文
品名・数量、製品配達場所、発注者連絡先の各情報が送
信される。
【0088】一方、画像形成装置3が通信回線に接続さ
れていない場合は、操作入力部36を用いてプリントア
ウトキーを操作すると、画像形成装置3は、装置ロット
番号、装置オプション情報、装置積算プリント枚数、カ
ートリッジ積算プリント枚数、トナー残量、発注書フォ
ーマット、販売店連絡先、取り扱い品価格表、注文品名
・数量、製品配達場所、発注者連絡先の情報が記載され
た、前述の図6に示したような発注書をプリントアウト
する。その後、ユーザーが、購入数量を記入した後、フ
ァクシミリ等を利用して送信する。
【0089】なお、ここでは、画像形成装置3が通信手
段を有する場合、図6のような発注書ではなく、4項目
のみの簡単な発注書が表示されるとしたが、これは、画
像形成装置3の表示部37の大きさが小さい場合を想定
しており、画像形成装置3の表示部37の大きさが大き
い場合は、図6のような発注書が表示される構成とすれ
ばよい。
【0090】一方、販売店では、送信されてきた発注書
の内容を基に、装置ロット番号、装置オプション情報、
及び注文品名・数量の情報をチェックし、画像形成装置
3に適合しない品目が発注されたりしていないかを確認
し、注文ミスがあれば、発注者に連絡し、注文ミスが無
ければ注文品を発送する。
【0091】また、発注書の情報として送信されてき
た、装置ロット番号、装置オプション情報、及び装置積
算プリント枚数の情報に基づいて、カートリッジ1を含
むその他の消耗品の在庫管理を行うと共に、ユーザーへ
の販売促進、メンテナンス推奨等を行う。
【0092】その後、画像形成装置3では、カートリッ
ジ1の寿命がくると、カートリッジ1の使用禁止フラッ
グを1にセットし、カートリッジ1の誤使用を防止する
と共に、カートリッジ1のICカード部5に対して、使
用開始日、装置ロット番号、装置オプション情報、及び
装置積算プリント枚数、及びカートリッジ積算プリント
枚数の情報を書き込む。
【0093】この後、カートリッジ1は、画像形成装置
3より取り外され、リサイクルのために、再び工場に回
収される。工場では、カートリッジ1のICカード部5
よりR/W装置2を用いてカートリッジリサイクル履歴
を読み取り、リサイクルするか、分解するかの処理を決
定する。
【0094】ここで、リサイクルについて記載する。カ
ートリッジ1のリサイクルは、ここでは5回を限界とし
ている。したがって、リサイクル履歴が5回であれば、
分解し、マテリアル・リサイクルにする。一方、リサイ
クル履歴が5回未満であればリサイクル処理にまわし、
カートリッジ1に応じて、トナーや現像ローラ、感光体
等を交換し、消耗の激しいシール等は毎回交換し、駆動
ギヤー等は、2回に1度交換する。
【0095】その後、性能をチェックし、カートリッジ
1のICカード部5のメモリー14に格納される各情報
を、最新のものに更新すると共に、カートリッジリサイ
クル履歴の情報のみカウントアップする。リサイクルし
たカートリッジ1は、再度、販売される。
【0096】また、工場では、カートリッジ1が寿命に
達した際に、画像形成装置3にてカートリッジ1のIC
カード部5のメモリー14に書き込まれた、使用開始
日、装置ロット番号、装置オプション情報、及び装置積
算プリント枚数、及びカートリッジ積算プリント枚数の
情報を読み出して、データベース化し、顧客管理、製品
管理に活用する。
【0097】
【発明の効果】本発明に係る第1の画像形成装置の管理
方法は、以上のように、交換品に搭載された記憶手段に
交換品の交換に係わる情報を工場出荷後の流通経路にお
いて書き込み、上記交換品がセットされる画像形成装置
が、上記記憶手段より情報を読み取る一方、当該交換品
の交換時期が接近したことを検出したとき、読み取った
交換品の交換に係わる情報を、装置本体の表示手段、或
いは装置本体に接続された表示手段に表示するものであ
る。
【0098】これによれば、交換品の交換時期が近づく
と、画像形成装置がこれを検知して、画像形成装置の表
示手段に交換品の交換に係わる情報が表示されるので、
ユーザーは交換品の交換に係わる情報を、交換品の取扱
説明書や、交換品についての情報を記載しておいたメモ
やノート等を参照することなく容易に入手することがで
きる。
【0099】上記交換品の交換に係わる情報としては、
例えば、当該交換品の型名や製造ロット番号、製造年月
日、適合機種等の情報からなる製造情報や、交換品を入
手するための入手情報等があるが、この中でも、特に、
交換品の交換時期に、交換品を入手するための入手情報
等が表示されることで、ユーザーは入手情報を容易に知
ることが可能となり、交換品の発注作業等が容易にな
り、利便性が向上するという効果を奏する。
【0100】しかも、このとき表示される情報は、交換
品に搭載された記憶手段に、工場出荷後の流通経路、例
えばディ−ラーや販売店で書き込まれた情報である。し
たがって、ディ−ラーや販売店が、自身の連絡先や取り
扱い品の価格表など、独自の情報を書き込んでおくこと
で、ユーザーにとってはシンプルで理解し易い表示とな
ると共に、ディ−ラーや販売店にとっては、確実に注文
を得ることができ、売り上げの向上が期待できるという
効果も併せて奏する。
【0101】また、ディ−ラーや販売店の電話番号やF
AX番号、或いはネットワーク上のアドレス等の変更が
あった場合、従来の技術で紹介した公報の構成では、サ
ービスマンがユーザー元に出張して、画像形成装置に記
憶されているこれらの情報を書き換える作業が必要であ
ったが、本発明の管理方法では、これらの情報も画像形
成装置側で順次読み直されて更新されるので、サービス
マンの管理作業が容易になるという効果も併せて奏す
る。
【0102】また、上記した本発明に係る第1の画像形
成装置の管理方法においては、画像形成装置が、予め記
憶されているか又は交換品の入手情報として読み取った
発注書フォーマットに上記入手情報を組み合わせてプリ
ントアウトする構成とすることもできる。
【0103】これによれば、入手情報が発注書フォーマ
ットに組み合わされてプリントアウトされるので、プリ
ントアウトされた発注書に、発注数等の発注内容を記入
し、ファクシミリ等の外部通信手段を用いて発注先に送
信するといった簡単な作業で、発注を完了できるという
効果を併せて奏する。
【0104】また、上記した本発明に係る第1の画像形
成装置の管理方法においては、予め記憶されているか又
は交換品の入手情報として読み取った発注書フォーマッ
トに組み合わせて上記入手情報を表示すると共に、装置
本体の操作設定部、或いは装置本体に接続された操作設
定部を用いて指示された発注内容を、さらに発注書フォ
ーマットに組み合わせて表示し、プリントアウトする構
成とすることもできる。
【0105】これによれば、入手情報が発注書フォーマ
ットに組み合わされて表示されると共に、操作設定部を
用いて指示された発注内容もさらに組み合わされて表示
されるので、発注内容を一目瞭然に確認することが可能
となる。しかも、発注内容が記載された状態でプリント
アウトされるので、プリントアウトされた発注書をその
ままファクシミリ等の外部通信手段を用いて発注先に送
信するといったさらに簡単な作業で、発注を完了できる
という効果を併せて奏する。
【0106】また、上記した本発明に係る第1の画像形
成装置の管理方法においては、予め記憶されているか又
は交換品の入手情報として読み取った発注書フォーマッ
トに組み合わせて上記入手情報を表示すると共に、装置
本体の操作設定部、或いは装置本体に接続された操作設
定部を用いて指示された発注内容を、さらに発注書フォ
ーマットに組み合わせて表示し、装置本体内部に備えら
れた通信手段、或いは装置本体と接続されている通信手
段を用いて、発注書フォーマットに組み合わされた情報
を発注先に送信する構成とすることもできる。
【0107】これによれば、入手情報が発注書フォーマ
ットに組み合わされて表示されると共に、操作設定部を
用いて指示された発注内容もさらに組み合わされて表示
されるので、発注内容を一目瞭然に確認することが可能
となる。しかも、そのまま通信手段を用いて発注先に送
信されるので、プリントアウトされる構成よりも、さら
に簡単な作業で、発注を完了できるという効果を併せて
奏する。
【0108】上記した本発明に係る第1の画像形成装置
の管理方法においては、上記交換品に搭載された記憶手
段に対する流通経路での情報の書き込みを、非接触で情
報の読み出し/書き込みを行う情報伝達手段を用いて行
う構成とすることもできる。
【0109】非接触に情報を書き込むことで、交換品の
開梱やコネクターの接続といった操作が不要となり、梱
包状態のままで書き込むことができ、その結果、交換品
の保存性が低下せず、また、再梱包といった手間も必要
ないという効果を併せて奏する。
【0110】本発明に係る第2の画像形成装置の管理方
法は、以上のように、交換品に搭載され、交換品がセッ
トされる画像形成装置において情報の読み出しが行われ
る記憶手段に対して、非接触で情報の読み出し/書き込
みを実施する情報伝達手段を用いて、流通経路において
交換品の交換に係わる情報を書き込むものである。
【0111】これによれば、交換品に搭載された記憶手
段に、交換品の交換に係わる情報が、工場出荷後の流通
経路であるディ−ラーや販売店で書き込まれる。したが
って、ディ−ラーや販売店が、交換品の交換に係わる情
報、例えば入手情報として、自身の連絡先や取り扱い品
の価格表など、独自の情報を書き込んでおくことで、ユ
ーザーにとってはシンプルで理解し易い表示となると共
に、ディ−ラーや販売店にとっては、確実に注文を得る
ことができ、売り上げの向上が期待できるという効果を
奏する。
【0112】また、ディ−ラーや販売店の電話番号やF
AX番号、或いはネットワーク上のアドレス等の変更が
あった場合、従来の技術で紹介した公報の構成では、サ
ービスマンがユーザー元に出張して、画像形成装置に記
憶されているこれらの情報を書き換える作業が必要であ
ったが、本発明の管理方法では、これらの情報も画像形
成装置側で順次読み直されて更新されるので、サービス
マンの管理作業が容易になるという効果も併せて奏す
る。
【0113】しかも、上記構成によれば、交換品に搭載
された記憶手段に対して、非接触に情報を書き込むの
で、交換品の開梱やコネクターの接続といった作用が不
要となり、梱包状態のままで書き込むことができる。そ
の結果、交換品の保存性が低下せず、また、再梱包とい
った手間も必要ないという効果も併せて奏する。
【0114】上記した本発明に係る第1及び第2の画像
形成装置の管理方法においては、上記情報伝達手段が、
電磁波を用いて情報の読み出し/書き込みを行うもので
あって、少なくとも交換品の梱包の一部が情報伝達のた
めに電磁波を透過する構成とすることができる。
【0115】これは、交換品に搭載された記憶手段に対
して、梱包を開梱することなく情報の書き込みを可能と
する一例を提案するものであって、これにより、開梱す
ることなく梱包されている記憶手段に対しての情報の書
き込みを容易に実現できるという効果を併せて奏する。
【0116】上記した本発明に係る第1及び第2の画像
形成装置の管理方法においては、上記記憶手段に、当該
記憶手段を搭載する交換品以外の交換品の入手情報も含
めて記憶させる構成とすることもできる。
【0117】コピー用紙等は交換品であっても記憶手段
を搭載する構成には向かない。そこで、交換品に搭載さ
れた記憶手段に、当該交換品に係わる情報以外の他の品
目の入手情報も併せて記憶させておくことで他の品目の
販売も促進され、ディ−ラーや販売店の取り扱っている
交換品(消耗品)を幅広くカバーして、ディ−ラーや販
売店にとっての売り上げ利益を上げることができるとい
う効果を併せて奏する。
【0118】上記した本発明に係る第1及び第2の画像
形成装置の管理方法においては、上記記憶手段に、当該
記憶手段を搭載する交換品がセットされる画像形成装置
に係わる情報も含めて記憶させる構成とすることもでき
る。
【0119】交換品に搭載された記憶手段には、プロセ
ス情報等、画像形成装置に関する情報が持たされている
ことがある。このようなプロセス情報が、交換品の工場
出荷後にマイナーチェンジされた場合、従来では対応で
きなかったが、これによれば、ディ−ラーや販売店が必
要に応じてプロセス情報等、画像形成装置に関する情報
を適宜書き換えることで、流通経路在庫品もマイナーチ
ェンジに対応可能となるという効果を併せて奏する。
【0120】上記した本発明に係る第1及び第2の画像
形成装置の管理方法においては、上記記憶手段に、当該
記憶手段を搭載する交換品がセットされる画像形成装置
の保守サービスに係わる情報も含めて記憶させる構成と
することもできる。
【0121】ユーザーの所在地に近いサービスセンター
の連絡先等の保守サービスの情報も、販売店で選択して
書き込んでおくことで、取扱説明書に記載されているサ
ービスセンターの一覧表から、最寄りのサービスセンタ
ーを探し出すといった煩雑な作業をユーザーに強いるこ
となく、サービスセンターの情報を提供でき、利便性が
高まるという効果を併せて奏する。
【0122】上記した本発明に係る第1及び第2の画像
形成装置の管理方法で、発注書フォーマットに、入手情
報等が組み合わされるもとにおいては、上記入手情報と
して、当該記憶手段を搭載する交換品がセットされる画
像形成装置を有するユーザーに係わる情報も含む構成と
することもできる。
【0123】発注書フォーマットには、必ず、発注主で
あるユーザーの名称や電話番号、及び製品配達先等の情
報をユーザーは書き込む必要があるので、このように、
上記入手情報として、当該記憶手段を搭載する交換品が
セットされる画像形成装置を有するユーザーに係わる情
報も含めておくことで、ユーザーに係わる情報の入力と
いったユーザー側の作業を販売店側で代行することがで
き、ユーザーの負担をさらに軽減して、利便性を一層向
上できるという効果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すもので、交換品で
あるカートリッジに搭載されたICカード部のメモリー
に格納された情報の内容、及びメモリー内容の操作場所
を示す説明図である。
【図2】(a)は、カートリッジの一種であるトナーカ
ートリッジを示す説明図、(b)は、カートリッジの一
種である現像カートリッジを示す説明図である。
【図3】(a)は、図2(a)に示すカートリッジに搭
載されたICカード部の平面図、(b)は、その側面図
である。
【図4】(a)は、図2(a)に示すカートリッジが梱
包されている状態を示す説明図、(b)は、梱包された
カートリッジのICカード部に対して情報の読み出し/
書き込みを行う状態を示す説明図である。
【図5】(a)は、工場又は販売店で、カートリッジの
ICカード部に対して、R/W装置を用いて情報の読み
出し/書き込みを行う状態を示すブロック図、(b)
は、画像形成装置を備えたユーザー側で、画像形成装置
が、セットされたカートリッジのICカード部に対し
て、情報の読み出し/書き込みを行う状態を示すブロッ
ク図である。
【図6】画像形成装置で表示或いはプリントアウトされ
る発注書を示す説明図である。
【図7】画像形成装置で表示或いはプリントアウトされ
る発注内容まで記載された発注書を示す説明図である。
【図8】カートリッジに搭載されたICカード部のメモ
リーに書き込まれる各情報に対する、情報の書き込み、
及び読み出しの一実施例を示す説明図である。
【図9】カートリッジに搭載されたICカード部のメモ
リーに書き込まれる各情報に対する、情報の書き込み、
及び読み出しの一実施例を示す説明図である。
【図10】カートリッジに搭載されたICカード部のメ
モリーに書き込まれる各情報に対する、情報の書き込
み、及び読み出しの一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ(交換品) 2 R/W装置(情報伝達手段) 3 画像形成装置 5 ICカード部(情報伝達手段) 14 メモリ−(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼村 創一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 江藤 弘樹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 植田 憲一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 宮本 和徳 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 石井 洋 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AQ06 BB12 BB13 CQ10 CQ33 CQ34 CQ40 CQ45 HH03 HV14 HV26 HV33 HV60 2H027 DA45 EJ05 EJ08 EJ15 GB03 HB02 HB05 HB13 HB14 HB15 HB17 5C062 AA05 AA37 AB10 AB22 AB23 AB38 AB42 AC05 AC22 AC24 AC58 AD06 AF00 AF02 AF15 BA00

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換品に搭載された記憶手段に交換品の交
    換に係わる情報を工場出荷後の流通経路において書き込
    み、上記交換品がセットされる画像形成装置が、上記記
    憶手段より情報を読み取る一方、当該交換品の交換時期
    が接近したことを検出したとき、読み取った交換品の交
    換に係わる情報を、装置本体の表示手段、或いは装置本
    体に接続された表示手段に表示することを特徴とする画
    像形成装置の管理方法。
  2. 【請求項2】上記交換品の交換に係わる情報が、交換品
    を入手するための入手情報であることを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置の管理方法。
  3. 【請求項3】上記画像形成装置が、予め記憶されている
    か又は交換品の入手情報として読み取った発注書フォー
    マットに上記入手情報を組み合わせてプリントアウトす
    ることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置の管
    理方法。
  4. 【請求項4】上記画像形成装置が、予め記憶されている
    か又は交換品の入手情報として読み取った発注書フォー
    マットに組み合わせて上記入手情報を表示すると共に、
    装置本体の操作設定部、或いは装置本体に接続された操
    作設定部を用いて指示された発注内容を、さらに発注書
    フォーマットに組み合わせて表示し、プリントアウトす
    ることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置の管
    理方法。
  5. 【請求項5】上記画像形成装置が、予め記憶されている
    か又は交換品の入手情報として読み取った発注書フォー
    マットに組み合わせて上記入手情報を表示すると共に、
    装置本体の操作設定部、或いは装置本体に接続された操
    作設定部を用いて指示された発注内容を、さらに発注書
    フォーマットに組み合わせて表示し、装置本体内部に備
    えられた通信手段、或いは装置本体と接続されている通
    信手段を用いて、発注書フォーマットに組み合わされた
    情報を発注先に送信することを特徴とする請求項2に記
    載の画像形成装置の管理方法。
  6. 【請求項6】上記交換品に搭載された記憶手段に対する
    流通経路での情報の書き込みを、非接触で情報の読み出
    し/書き込みを行う情報伝達手段を用いて行うことを特
    徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装
    置の管理方法。
  7. 【請求項7】交換品に搭載され、交換品がセットされる
    画像形成装置において情報の読み出しが行われる記憶手
    段に対して、非接触で情報の読み出し/書き込みを実施
    する情報伝達手段を用いて、流通経路において交換品の
    交換に係わる情報を書き込むことを特徴とする画像形成
    装置の管理方法。
  8. 【請求項8】上記交換品の交換に係わる情報が、交換品
    を入手するための入手情報であることを特徴とする請求
    項7に記載の画像形成装置の管理方法。
  9. 【請求項9】上記情報伝達手段は、電磁波を用いて情報
    の読み出し/書き込みを行うものであって、少なくとも
    交換品の梱包の一部が情報伝達のために電磁波を透過す
    ることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装
    置の管理方法。
  10. 【請求項10】上記記憶手段に、当該記憶手段を搭載す
    る交換品以外の交換品の入手情報も含めて記憶させるこ
    とを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の画像
    形成装置の管理方法。
  11. 【請求項11】上記記憶手段に、当該記憶手段を搭載す
    る交換品がセットされる画像形成装置に係わる情報も含
    めて記憶させることを特徴とする請求項1〜10の何れ
    か1項に記載の画像形成装置の管理方法。
  12. 【請求項12】上記記憶手段に、当該記憶手段を搭載す
    る交換品がセットされる画像形成装置の保守サービスに
    係わる情報も含めて記憶させることを特徴とする請求項
    1〜11の何れか1項に記載の画像形成装置の管理方
    法。
  13. 【請求項13】上記入手情報として、当該記憶手段を搭
    載する交換品がセットされる画像形成装置を有するユー
    ザーに係わる情報も含むことを特徴とする請求項3〜5
    の何れか1項に記載の画像形成装置の管理方法。
JP2000148659A 2000-05-19 2000-05-19 画像形成装置の管理方法 Pending JP2001331069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000148659A JP2001331069A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 画像形成装置の管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000148659A JP2001331069A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 画像形成装置の管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001331069A true JP2001331069A (ja) 2001-11-30

Family

ID=18654651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000148659A Pending JP2001331069A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 画像形成装置の管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001331069A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003300358A (ja) * 2002-04-10 2003-10-21 Canon Inc カートリッジ装着装置およびプリンタ装置
JP2005181841A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び消耗品販売方法
US7034865B2 (en) * 2000-09-12 2006-04-25 Canon Kabushiki Kaisha Media pack, printer, and camera with printer
JP2006201486A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006208725A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、そのサービス拠点連絡方法、プログラム及び記録媒体
US7128380B2 (en) 2002-04-10 2006-10-31 Canon Kabushiki Kaisha Recording liquid container, ink jet recording apparatus, and cartridge collecting apparatus
US7249052B2 (en) 2000-11-29 2007-07-24 Reynolds And Reynolds Holdings, Inc. Loyalty link method and apparatus for integrating customer information with dealer management information
US7283972B2 (en) 2000-11-29 2007-10-16 Reynolds And Reynolds Holdings, Inc. Loyalty link method and apparatus with audio performance for integrating customer information with dealer management information
US8050977B2 (en) 2007-06-21 2011-11-01 Konica Minolta Business Technologies, Inc Supply unit ordering system, image forming apparatus, supply unit ordering method and supply unit ordering program
JP2013171133A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータプログラム
JP2018041361A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 セイコーエプソン株式会社 商品購入システム、印刷装置及び端末
WO2020196731A1 (ja) 2019-03-28 2020-10-01 ブラザー工業株式会社 画像記録装置
US11949810B2 (en) 2021-02-09 2024-04-02 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus that calls terminal device on other end indicated by predetermined destination number, when prespecified gesture is detected

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7468741B2 (en) 2000-09-12 2008-12-23 Canon Kabushiki Kaisha Camera with integrated printer
US7034865B2 (en) * 2000-09-12 2006-04-25 Canon Kabushiki Kaisha Media pack, printer, and camera with printer
US7249052B2 (en) 2000-11-29 2007-07-24 Reynolds And Reynolds Holdings, Inc. Loyalty link method and apparatus for integrating customer information with dealer management information
US7283972B2 (en) 2000-11-29 2007-10-16 Reynolds And Reynolds Holdings, Inc. Loyalty link method and apparatus with audio performance for integrating customer information with dealer management information
US7470013B2 (en) 2002-04-10 2008-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Recording liquid container, ink jet recording apparatus, and cartridge collecting apparatus
US7128380B2 (en) 2002-04-10 2006-10-31 Canon Kabushiki Kaisha Recording liquid container, ink jet recording apparatus, and cartridge collecting apparatus
US7252376B2 (en) 2002-04-10 2007-08-07 Canon Kabushiki Kaisha Recording liquid container, ink jet recording apparatus, and cartridge collecting apparatus
JP2003300358A (ja) * 2002-04-10 2003-10-21 Canon Inc カートリッジ装着装置およびプリンタ装置
US7562953B2 (en) 2002-04-10 2009-07-21 Canon Kabushiki Kaisha Recording liquid container, ink jet recording apparatus, and cartridge collecting apparatus
JP4631276B2 (ja) * 2003-12-22 2011-02-16 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び消耗品販売方法
JP2005181841A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び消耗品販売方法
JP2006201486A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4662029B2 (ja) * 2005-01-27 2011-03-30 株式会社リコー 画像形成装置、そのサービス拠点連絡方法、およびプログラム
JP2006208725A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、そのサービス拠点連絡方法、プログラム及び記録媒体
US8050977B2 (en) 2007-06-21 2011-11-01 Konica Minolta Business Technologies, Inc Supply unit ordering system, image forming apparatus, supply unit ordering method and supply unit ordering program
JP2013171133A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータプログラム
JP2018041361A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 セイコーエプソン株式会社 商品購入システム、印刷装置及び端末
WO2020196731A1 (ja) 2019-03-28 2020-10-01 ブラザー工業株式会社 画像記録装置
JP2020163595A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 ブラザー工業株式会社 画像記録装置
CN113646179A (zh) * 2019-03-28 2021-11-12 兄弟工业株式会社 图像记录装置
JP7156135B2 (ja) 2019-03-28 2022-10-19 ブラザー工業株式会社 画像記録装置
US11949810B2 (en) 2021-02-09 2024-04-02 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus that calls terminal device on other end indicated by predetermined destination number, when prespecified gesture is detected

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100472810B1 (ko) 잉크 카트리지 제품, 잉크 카트리지 장착 기기, 데이터 기입 장치, 및 잉크 카트리지
US20030058314A1 (en) Method and apparatus for identifying a sales channel
JP2001331069A (ja) 画像形成装置の管理方法
JP2002062769A (ja) ワイヤレス通信が可能な印刷装置用モジュール
JP2005059496A (ja) 情報管理システムおよびこれに用いる装置
JP2006171768A (ja) 装置識別方法及びシステム
JP2012043081A (ja) 電子機器、及び、情報管理システム
US7267269B2 (en) Product distribution management system, toner cartridge distribution management system, and product distribution management method
TW522337B (en) Information processing method, information processing system, electronic device, and cartridge
US6913195B2 (en) Discounting system, discounting device, discounting method, discounting program, record medium, cartridge, print controller, print control method, and print control program
US20050137941A1 (en) Image-forming device and method of selling consumables
JP2006268650A (ja) 消耗品情報提供システム及び画像形成装置及び消耗品情報提供方法
JP2003006481A (ja) メモリ付きロール紙の販売システム及び用紙販売システム
JP4580639B2 (ja) 消耗品管理システム
JP2003039795A (ja) 在庫管理システム
JP2009211644A (ja) カートリッジ回収用システム及びカートリッジ回収用システムの制御方法
JPH1166435A (ja) 金銭登録装置
JPH07205950A (ja) 携帯型ラベルプリンタ装置及び売値変更システム
JP2009042803A (ja) オーダリングシステムおよびプログラム
JP3949381B2 (ja) 交換部品の管理方法および交換部品の製造方法、交換部品の管理装置、交換部品の管理ネットワークシステム、並びに交換部品の管理方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4815764B2 (ja) 製品物流管理システム
JP2006079529A (ja) 消耗品調達サーバ、クライアント装置、消耗品調達システムおよび消耗品調達プログラム
JP3739050B2 (ja) リユース管理装置
JP2004258186A (ja) 交換品及び画像形成装置
JP3686004B2 (ja) サービス管理方法、サービス管理装置、サービス管理ネットワークシステム、並びにサービス管理方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体