JP2006268650A - 消耗品情報提供システム及び画像形成装置及び消耗品情報提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の消耗品の発注と納期確認を容易にする。
【解決手段】顧客オフィス10の複合機12は、消耗品14の交換時期が接近したことを検知すると、消耗品14の発注要否を尋ねる画面をコンソール画面に表示する。顧客がその画面で発注指示を行うと、複合機12は電子メールで発注データ100を営業所20に送る。営業所20の管理コンピュータ22は、発注データ100に基づき出荷指示データ110を作成し、倉庫30に送る。倉庫30の管理コンピュータ32は、出荷指示データに基づき、注文された消耗品の納期を計算し、納期データ120を管理コンピュータ22に返す。これを受け取った管理コンピュータ22は、納期データ130を複合機12に送る。複合機12は、納期データ130が示す納期をコンソール画面に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタや複写機や複合機等の画像形成装置に関し、特に画像形成装置の消耗品の配送情報の提供のための技術に関する。
画像形成装置は、トナーやインクのカートリッジ、感光体ドラム等の消耗品を使用している。これら消耗品が交換時期となった場合、ユーザの手元に買い置きがあればそれと交換できるが、買い置きがないとその時点で業者に発注することとなり、入荷するまで待つこととなる。従来、消耗品は、ユーザが電話等で業者に発注することが一般的であるが、消耗品の残量を監視して交換時期を検知し、交換時期になると自動的に通信回線を介して配送センターに発注を行う画像形成装置も知られている。また、消耗品の交換時期になるとコンソール画面にアラーム表示を行う画像形成装置もよく知られており、この種の装置では、ユーザはそのアラーム表示に応じて発注を行っている。
画像形成装置の消耗品に限らない、配送情報管理一般の従来技術として、特許文献1に示される技術が知られている。この技術では、荷物の所在を管理するために、荷物に電子荷札を貼付し、輸送車両に設けられた情報認識手段により、荷物の積込時や積降ろし時にその荷札を読み取り、読取結果をアンテナを介して所定の施設に送信する。施設では、輸送車両から送信されてくる情報に基づき、荷物が配送センター、集荷車、配送車等のいずれかに積載されているかを判別する。
また特許文献2には、荷物と配送車にそれぞれICカード(RFID)を取り付け、積み卸しエリアに設けられた外部端末機でそれらICカードの情報を読み取ることで、どの配送車にどの荷物が積み込まれているかを把握するシステムが開示されている。
特許第2890886号明細書 特許第3452942号明細書
発注した消耗品がいつ届くのかは、ユーザにとって重大な関心事である。常に適正な量の買い置きが残っているように前もって発注する運用を採っているユーザもいるが、そのようなユーザであっても、大量の印刷を行う予定がある場合などには、発注した消耗品の入荷予定日時を知ることは重要である。ユーザが電話等で業者に発注する場合、口頭で予定納期を聞くことができるが、画像形成装置が自動発注する従来システムは、ユーザ側に予定納期を知らせる仕組みを持たない。
また特許文献1及び2には、それぞれ配送される品物がどの位置(段階)にいるかを検出しているが、これは配送業者側での管理のためのものであり、予定納期をユーザ側に知らせるための仕組みはない。
本発明は、画像形成装置の消耗品の配送管理を行う消耗品提供業者側の配送管理システムと、配送管理システムに対して通信回線を介して接続された顧客側の画像形成装置と、を含む消耗品情報提供システムであって、前記画像形成装置は、コンソール画面表示手段と、消耗品の発注データを前記通信回線経由で前記配送管理システムに送信する発注手段と、前記発注データに対応して前記配送管理システムから前記通信回線を介して送られてくる消耗品の納期情報を受け取り、前記コンソール画面表示手段に表示させる納期表示制御手段と、を備え、前記配送管理システムは、前記画像形成装置からの消耗品の発注データに対し該消耗品の納期を計算する納期計算手段と、計算された納期を示す納期情報を前記通信回線経由で前記画像形成装置に送信する納期通知手段と、を備える、消耗品情報提供システム、を提供する。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について説明する。
図1に示すように、本実施形態の消耗品情報提供システムは、顧客オフィス10に設置された複合機12と、トナーカートリッジ等の消耗品を提供する業者の営業所20と倉庫30にそれぞれ設置された管理コンピュータ22,32を有している。これら複合機12及び管理コンピュータ22,32は、インターネット等の広域のデータ通信ネットワーク60に接続されている。
複合機12は、プリンタ、スキャナ、コピー機、ファクシミリ等の機能を兼ね備えた装置であり、制御のためのコンピュータを内蔵している。複合機12は、ユーザから操作指示の入力を受け付けるコンソール部(図示省略)を備えており、このコンソール部には液晶タッチパネル等の表示装置が設けられている。複合機12の備える不揮発性記憶装置では、その複合機12の固有識別情報であるマシン番号が記憶されている。また、複合機12には、消耗品14が装着されている。図示は省略するが、この消耗品14には、RFID(Radio Frequency IDentifier)タグが取り付けられており、このタグには、タグ自身の識別情報(「タグID」と呼ぶ。これは個々の消耗品14の識別情報として用いることができる)や、消耗品種別を示す消耗品コードを初めとする各種の管理情報が記憶されている。また、消耗品の使用量又は残量を示すカウント値などが複合機12から書き込まれることもある。複合機12は、顧客オフィス10内のLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)や電話回線を介して、インターネット等のデータ通信ネットワーク60に接続可能となっている。なお、本実施形態では複合機12を例にとったが、複写機やプリンタ等の他の画像形成装置であっても、コンピュータとコンソール部、及びデータ通信ネットワーク60を介して管理コンピュータ22と通信するための手段を備えていれば、以下に示す本実施形態の動作を実行可能である。
営業所20の管理コンピュータ22は、複合機12からの発注を受け付けて管理するためのものであり、顧客DB(データベース)24及び注文DB26と接続されている。
顧客DB24には、各顧客に設置された複合機12の管理情報が登録されている。図2に示すように、1台の複合機12の管理情報は、その複合機12に一意に割り当てられた「マシン番号」、設置先顧客の「顧客名」、「顧客住所」、顧客内で複合機12を管理する「担当者名」、複合機12の「URL」(Uniform Resource Locator)、及び顧客と消耗品提供業者の間で交わした当該複合機12に対する保守契約の「契約条件」の情報を含んでいる。複合機12のURLは、複合機12に対して各種の情報を送信する際の宛先情報として用いられる。URLは、例えば複合機12の電子メールアドレスである。契約条件は、例えば、保守料金別の契約コースや、消耗品配送の条件(例えば「24時間以内に納品」や「毎週月曜午後1時に納品」などの時期的条件)を含む。
注文DB26には、複合機12からの注文の情報が登録される。図3に示すように、1つの注文の管理情報には、その注文に対し管理コンピュータ22が一意に付与した「注文番号」に対応づけて、注文対象の消耗品の種類を示す「消耗品コード」、注文された消耗品の「数量」、その注文の「緊急度」、注文元の複合機12の「マシン番号」、及びその注文の「納期」が登録される。「緊急度」は、注文の緊急性の程度又はランク」を示す数値であり、複合機12からの発注データや顧客DB24の情報に基づき、管理コンピュータ22が決定する。「納期」は、倉庫30の管理コンピュータ32から送られてくる。
倉庫30は、消耗品を在庫し、顧客からの注文に応じて営業所20が発行する出荷指示に注文に応じ、顧客へ消耗品を出荷する。倉庫30の出荷管理DB34には、図4に示すように、出荷管理情報は、「注文番号」に対応づけて、注文元顧客の「顧客名」、「顧客住所」、「担当者名」と、注文対象の消耗品の「消耗品コード」、「数量」、「緊急度」が登録される。また、この注文に対して顧客へと消耗品を出荷した場合、出荷した数量分の消耗品のRFIDタグのタグIDのリストが、管理情報の「タグIDリスト」に登録される。また、出荷管理情報には、管理コンピュータ32が計算した当該注文に対する消耗品の「納期」と、その消耗品を配送する配送車の識別情報である「配送車ID」が登録される。この配送車IDは、注文品を積載している配送車の詳細位置情報を取得するのに用いられる。また、出荷管理情報には、当該注文の「ステータス」、及び注文された消耗品の詳細な所在位置である「詳細位置」が含まれる。「ステータス」は、注文の現在の状態である。例えば注文対象物を倉庫30から発送前なら発送準備中など、発送後なら顧客までの配送経路上のどの拠点(例えば配送ターミナル)、又は拠点間の区間にあるかなどがステータスの一例である。消耗品に取り付けられたRFIDタグのタグIDが各拠点のチェックポイントで読み取られ、その読取結果が管理コンピュータ32に通知されると、管理コンピュータ32は、その通知に応じて各注文のステータスを更新する。「詳細位置」は、拠点間、または最終拠点から顧客オフィスまでの間を配送中の消耗品の位置(例えば緯度、経度の組合せで表される)である。この詳細位置の情報は、配送車に設けられたGPS(Global Positioning System)受信機などの位置検出手段が求めた位置情報をインターネットその他の通信回線(通信ネットワーク60と異なるものであってもよい)経由で受け取ることで得ることができる。GPS受信機等の位置検出手段は、例えば、配送車が搭載するカーナビゲーションシステムに組み込まれているものを用いればよい。
また倉庫30のピッキング装置36は、倉庫30内の棚に保管された消耗品50をピッキングして出荷用ラインに乗せる装置である。リーダ・ライタ38は、消耗品50に装着されているRFIDタグからタグIDその他の管理情報を読み取ったり、消耗品50が倉庫30に入庫した後に生じた当該消耗品50に関する管理情報を書き込んだりする。リーダ・ライタ38は、出荷用ライン上の所定の場所に設けられ、ライン上を配送車40へと送られる消耗品50のRFIDタグに対する情報の読み書きを行う。ラインから配送車40に載せられた消耗品50は、直接顧客オフィス10に、又はいくつかの流通拠点を経て顧客オフィス10へと、発送される。
また倉庫30の管理コンピュータ32は、公知の在庫管理処理を行うと共に、注文と在庫等の情報に基づき公知の手法により出荷スケジュールを決定する。また管理コンピュータ32は、その出荷スケジュールに応じてピッキング装置36やリーダ・ライタ38などを制御し、注文された消耗品の発送管理を行う。
次に、図5〜8を参照して、このシステムの処理手順を説明する。これら図面に示す手順は、システムを構成する複合機12,管理コンピュータ22及び32が行う処理のうち、消耗品の注文に対する処理手順のみである。
まず、顧客オフィス10の複合機12は、図5に示すように、公知の消耗品残量検出の機構を用いて、消耗品14の交換時期が接近したか、すなわち消耗品14の残量が予め定められている閾値以下となったかどうかを判定する(S10)。この判定処理は、例えば定期的に、繰り返される。
交換時期が接近したと判定すると、複合機12は、自身が備えるコンソール画面に対して、交換時期警告画面を表示する(S12)。従来も同種の警告表示が行われているが、本実施形態では、この警告画面に単に警告のメッセージを表示するだけでなく、当該消耗品の発注指示を受け付けることとした。このような警告画面の一例を、図8(a)に示す。この画面200は、黒色トナー(複合機12がカラー機であると想定する)カートリッジのトナー切れを警告するメッセージ202の他に、そのカートリッジの発注の要否を問い合わせるメッセージ204と、その要否を入力するためのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)ボタン206及び208を示している。なお、この画面表示例は、コンソール画面が、表示画面への指の接触によりユーザから入力を受け付けるタッチパネルである場合を示しているが、他の方式のユーザインタフェース機構を用いても、同様のことは実現可能である。顧客オフィス10のユーザは、この警告画面を見て発注が必要と考えたら、ボタン206を押下する。また、その時点では発注の必要性を認めない場合は、ボタン208を押下したり、コンソール画面の表示を最上位メニュー画面などの他の画面に切り替えたり、或いは単に放置したりする。なお、発注指示のボタン206が押下されるとパスワード入力を求めるなどの方法により、消耗品の発注ができる人を顧客オフィス10内の特定の人(例えば複合機12の管理者)に限定することも可能である。複合機12は、この警告画面200に対する発注要否の指示の入力を待つ(S14)。
警告画面200に対し発注指示が入力された場合、複合機12は、発注データ100を、データ通信ネットワーク60を介して、営業所20の管理コンピュータ22へ送信し(S16)、その発注に対する営業所20側からの回答を待つ。
図1に示すように、発注データ100は、複合機12の「マシン番号」、発注対象の消耗品の種類を示す「消耗品コード」、その時点でのその消耗品の「残量」(残量は複合機12が把握している)、及びその発注データの「発信日時」を含む。この発注データ100は、例えばそれら各項目を所定の書式で記述した電子メールの形で管理コンピュータ22に送られる。ここで、営業所20(の管理コンピュータ22)のURL(メールアドレス)は、複合機12に登録されている。
営業所20の管理コンピュータ22は、図6に示すように、複合機12から発注データ100を受け取ると(S30)、その発注に対して一意な注文番号を付与し、注文DB26に、図3に示すような注文管理情報のエントリを作成する(S32)。この時点では、図3に示す項目のうち、緊急度と納期は未決定である。
次に管理コンピュータ22は、この注文に対する緊急度を決定する(S34)。緊急度は、発注データ100に含まれる「消耗品コード」が示す消耗品の「残量」の情報と、「マシン番号」から顧客DB24を検索して求めた当該複合機12を使用する顧客の「契約条件」及び「顧客住所」とに基づき、管理コンピュータ22にインストールされた緊急度判定プログラムにより決定される。すなわち、「残量」が0になると予測される時刻より前かつ契約条件を満たす時間以内に、顧客住所へと注文品を届けるという条件を満足するように、緊急度を決定する。決定された緊急度は、注文DB26に登録される。なお、顧客が交換用の消耗品を既に手元に保管している場合もあり、その際には緊急度を低くしてもよい。これには、例えば複合機12における消耗品発注の際に、顧客が緊急性の有無、或いは交換用の消耗品を手元に持っているか否かなどの情報を入力するようにし、その情報を考慮して管理コンピュータ22が緊急度を決定するようにすればよい。
次に管理コンピュータ22は、出荷指示データ110を作成し、データ通信ネットワーク60を介して倉庫30の管理コンピュータ32へ送信する(S36)。出荷指示データ110は、図1に示すように、「注文番号」、「顧客名」、「顧客住所」、「担当者名」、「消耗品コード」、「数量」、「緊急度」の項目を含む。このうち「注文番号」、「消耗品コード」、「数量」は、発注データ100から取得する。また、「顧客名」、「顧客住所」、「担当者名」は、発注データ100の「マシン番号」に対応するものを、顧客DB24から検索する。「緊急度」は、前述のようにして求められる。この出荷指示データ110は、例えば電子メールの形で管理コンピュータ32に送られる。出荷指示データ110の送信の後、管理コンピュータ22はその指示に対する倉庫30側からの回答を待つ(S38)。
倉庫30の管理コンピュータ32は、図7に示すように、営業所20から出荷指示データ110を受け取ると(S50)、出荷管理DB34に、図4に示したような出荷管理情報のエントリを作成する(S52)。この時点では、管理情報のうちタグIDリストと納期、配送車、詳細位置は未入力である。ステータスは、この時点では例えば「発送準備中」などとなる。そして、管理コンピュータ32は、その出荷指示データ110に示された消耗品コードに対応する消耗品の在庫の有無を、自身の管理する在庫管理情報から判定し、在庫があれば、出荷指示データ110に示された緊急度に応じて出荷日時を決定し、その出荷日時に応じ顧客オフィス10にその消耗品が到着する納期(入荷日程)を計算する(S54)。この納期計算は、従来公知の方式で行えばよい。納期が計算できると、管理コンピュータ32は、「注文番号」と「納期」とを示した納期データ120(図1参照)を作成し、これを例えば電子メールなどで指示元の営業所20の管理コンピュータ22へと返す(S56)。
また、倉庫30の管理コンピュータ32は、出荷指示された消耗品50のピックアップをピッキング装置36に指示する。これにより、その消耗品50が出荷ラインに載せられ、配送車40のところまで運ばれる。また管理コンピュータ32は、その配送車40の配送車ID(これは例えば、配送車40のコンピュータと、出荷ライン末端の積み込み位置に設けられた通信機とで通信を行い、取得すればよい)を出荷管理DB34に登録する。また管理コンピュータ32は、配送車40に積み込まれる消耗品50のタグIDをリーダ・ライタ38に読み取らせてそれを出荷管理DB34の「タグIDリスト」に登録する。また管理コンピュータ32は、配送車40に積み込まれる消耗品50のRFIDタグに対し、その消耗品50に係る注文番号を書き込む。このとき、配送先の顧客名や顧客住所を更に書き込むことも好適である。また、管理コンピュータ32は、顧客へ送る配送伝票を作成し、配送担当者に出荷を指示する。管理コンピュータ32は、この後、公知の方法で随時注文の「ステータス」情報を取得し、出荷管理DB34における「ステータス」を更新する。また、注文対象の消耗品50が配送車40で配送されている際には、GPS等により求めた配送車の現在位置により、出荷管理DB34における「詳細位置」を更新する。
営業所20の管理コンピュータ22は、倉庫30から納期データ120を受信すると(S38)、その納期データ120の注文番号に該当する注文管理情報を注文DB26から求め、その管理情報の「納期」の欄に納期データ120中の納期の値を登録する。また、管理コンピュータ22は、その注文番号に該当するマシン番号を注文管理情報から求め、そのマシン番号に該当する顧客のURLを顧客DB24から求める。そして、その顧客URLに対して、「マシン番号」と「納期」の値を示した納期データ130を送信する(S40)。この納期データの送信は電子メールを用いてもよい。
顧客オフィス10の複合機12は、納期データ130を受け取ると、納期データを記憶し、コンソール画面に対し、図8(b)に示すような入荷予定表示指示画面210を表示して、ユーザからの指示を待つ(S20)。指示画面210には、入荷予定日(すなわち納期)を表示をするか否かを指示するためのGUIボタン212及び214が含まれる。ユーザがボタン212を押下して表示を指示すると、図8(c)に示すように消耗品の入荷時期表示222を画面表示する(S22)。この入荷時期表示222は、メニュー画面等の通常の画面の一部にオーバーレイされ、常に画面表示される。
以上のようにして発注時に複合機12に提供される納期情報は、あくまで発注時点の状況に基づく予測値である。そこで、本実施形態のシステムは、納期情報を発注時点以降の状況の変化に考慮して更新して複合機12に提供するための仕組みを備える。以下、このための仕組みを、図9及び図10を用いて説明する。
更新された納期情報を取得するために、複合機12から納期確認要求を発行する。複合機12には、この納期確認要求の発行指示をユーザ(例えば複合機12の管理者)から受け取るためのユーザインタフェース画面を有する。ユーザがメニュー画面からこの納期確認要求指示画面を呼び出し、納期確認要求の発行を指示すると、複合機12は、注文番号を含んだ納期確認要求のデータを営業所20の管理コンピュータ22へと電子メール等で送信する(S60)。このあと、複合機12は、管理コンピュータ22から納期の回答(S62)が来るのを待つ。
納期確認要求を受け取った管理コンピュータ22は、その要求を倉庫30の管理コンピュータ32へと転送する。
倉庫30の管理コンピュータ32は、納期確認要求を受け取る(S70)と、その要求中の注文番号に対応する管理情報を出荷管理DB34から検索し、当該注文の「ステータス」を取得する(S72)。ステータスは、管理コンピュータ32が随時更新している。そして、取得したステータスから、顧客オフィス10までの配送経路における最終の流通拠点を出発したかどうかを判定する(S72)。出発していなければ、ステータスに基づき納期を再計算する(S74)。これには、公知の手法を用いることができる。例えばステータスの値(すなわち配送処理の各段階)ごとにそのステータスにある注文対象が顧客に到達するまでに要する所要時間を管理コンピュータ32に登録しておき、それを検索し現在時刻に足すことで、納期を概算すればよい。そして管理コンピュータ32は、再計算した納期と注文番号とを含む納期データを営業所の管理コンピュータ22に返す。
また、ステップS72で注文対象の消耗品が最終拠点を出発したと判断した場合、管理コンピュータ32は、当該注文の管理情報中の「詳細位置」の情報を出荷管理DB34から取得する(S76)。この詳細位置の情報は、管理コンピュータ32が、例えば定期的に各配送車の搭載するGPS受信機等の自車位置検出装置と無線通信し、各配送車の詳細位置(例えば緯度・経度)を求め、これにより管理情報の「詳細位置」の値を更新している。したがって、この更新の間隔を十分に短くとれば、管理情報の「詳細位置」はほぼその時点の消耗品の位置を表すものとなる。管理コンピュータ32は、この詳細位置と顧客住所の情報とに基づき、当該消耗品の詳細な納期を計算する(S80)。この詳細な納期は、ステップS54やS74で計算される納期よりも詳細な単位(例えば時間単位や10分単位)まで計算する。そして管理コンピュータ32は、再計算した詳細な納期と注文番号とを含む納期データを営業所の管理コンピュータ22に返す。
倉庫30の管理コンピュータ32から納期データを受け取った管理コンピュータ22は、その納期データを複合機12に転送する。
複合機12は、納期データを受け取ると(S62)、納期データを記憶し、図8(c)に示すように消耗品の入荷時期表示222を画面表示する(S64)。
このような仕組みにおいて、複合機12に提供する納期データに、注文のステータスや、注文品の詳細位置(配送車の位置)の情報を付加して送り、複合機12側でその付加情報を納期とあわせて表示することも好適である。
また、本実施形態では、管理コンピュータ22又は32が注文番号(又はタグID)と対応づけて配送先の顧客住所と配送車IDを保持しているので、配送車が搭載するカーナビゲーションシステムに対し、その配送車が積載している各消耗品の配送先の顧客住所の情報を提供することもできる。この配送先の住所情報は、消耗品を配送車に積載するとき、又はそれ以降に管理コンピュータ22又は32と配送車のカーナビゲーションシステムとが配送車位置を更新するための通信を行うときに、提供することができる。
以上では、営業所20が注文の緊急度を決定し、倉庫30がその緊急度に基づき出荷スケジュールを立てたが、営業所20が緊急度を求めずに消耗品残量や契約条件及び顧客住所の情報を倉庫30に伝え、倉庫30がこれらの情報から出荷スケジュールを立てるようにしてもよい。
また以上では、営業所20と倉庫30の管理コンピュータ22及び32が別々に存在し、顧客が営業所20に対して発注を行い、営業所20がその発注を倉庫30に取り次ぐ場合を例にとった。しかし、これは一例にすぎない。この代わりに、営業所と倉庫の機能が一体となった配送センターの管理コンピュータに対し、顧客側から発注を行うようにする仕組みとしてもよい。
また以上では、複合機12側ではユーザからの指示に基づいて入荷予定日を表示するようにしたが、消耗品の交換時期の警告が画面に表示される場合に同時に入荷予定日を表示するようにしてもよい。このようにすると、例えばトナーカートリッジの交換時期の警告が表示されていても、入荷予定日が表示されているため、操作者は入荷予定日まで装置の使用量を調整することができる。
また以上では、一つの消耗品についてその交換時期の警告に対する入荷予定日の表示について説明をしたが、複数の消耗品についてその交換時期の警告される場合は、同じ画面に複数の消耗品について各々その入荷予定日を表示するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザは、複合機のユーザインタフェースを操作することで消耗品を発注でき、その発注に対する納期をそのユーザインタフェース上で知ることができる。電話やパーソナルコンピュータ上から発注したり納期を確認したりすることもできるが、これではどの複合機の消耗品をいつ発注し、その納期がいつになるかをユーザが把握しなければいけないが、本実施形態では複合機自身から発注しその入荷予定を複合機自身に表示するようにしたので、ユーザの管理負担を軽減できる。また、消耗品の交換時期を検知した複合機の警告画面上で消耗品の発注操作ができるので、発注し忘れの防止効果が期待できる。
実施形態のシステム構成を示す図である。 営業所の顧客DBに登録された顧客レコードのデータ構造を示す図である。 営業所の注文DBに登録された注文レコードのデータ構造を示す図である。 倉庫の出荷管理DBに登録されたレコードのデータ構造を示す図である。 顧客の複合機の処理手順を示すフローチャートである。 営業所の管理コンピュータの処理手順を示すフローチャートである。 倉庫の管理コンピュータの処理手順を示すフローチャートである。 複合機のコンソール画面に表示されるユーザインタフェース画面の例を示す図である。 納期確認処理のための複合機の処理手順を示すフローチャートである。 納期確認処理のための倉庫の管理コンピュータの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 顧客オフィス、12 複合機、14 消耗品、20 営業所、22 管理コンピュータ、24 顧客DB、26 注文DB、30 倉庫、32 管理コンピュータ、34 出荷管理DB、36 ピッキング装置、38 リーダ・ライタ、100 発注データ、110 出荷指示データ、120,130 納期データ。

Claims (8)

  1. 画像形成装置の消耗品の配送管理を行う消耗品提供業者側の配送管理システムと、配送管理システムに対して通信回線を介して接続された顧客側の画像形成装置と、を含む消耗品情報提供システムであって、
    前記画像形成装置は、
    コンソール画面表示手段と、
    消耗品の発注データを前記通信回線経由で前記配送管理システムに送信する発注手段と、
    前記発注データに対応して前記配送管理システムから前記通信回線を介して送られてくる消耗品の納期情報を受け取り、前記コンソール画面表示手段に表示させる納期表示制御手段と、
    を備え、
    前記配送管理システムは、
    前記画像形成装置からの消耗品の発注データに対し該消耗品の納期を計算する納期計算手段と、
    計算された納期を示す納期情報を前記通信回線経由で前記画像形成装置に送信する納期通知手段と、
    を備える、消耗品情報提供システム。
  2. 前記画像形成装置は、消耗品の交換時期の到来を検出する交換時期検出手段を備え、
    前記発注手段は、前記交換時期検出手段により交換時期の到来が検出された場合に、当該消耗品の発注指示を顧客から受け取るための発注指示画面を前記コンソール画面表示手段を介して顧客に提供し、該発注指示画面を用いて顧客から発注指示が入力された場合に、発注データを前記配送管理システムに送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の消耗品情報提供システム。
  3. 前記消耗品には該消耗品の識別情報を記憶する無線タグが取り付けられており、
    前記納期計算手段は、消耗品提供業者側の倉庫から顧客までの各配送拠点又は配送車から前記消耗品の無線タグの読取通知を通信回線を介して受け取り、その通知に従って前記消耗品の所在位置を判定し、判定した所在位置に基づき前記消耗品の納期を更新する、
    ことを特徴とする請求項1記載の消耗品情報提供システム。
  4. 前記納期計算手段は、前記配送車が備える自車位置検出手段からの通信により該配送車の位置情報を取得し、該位置情報に基づき前記消耗品の納期を更新する、
    ことを特徴とする請求項3記載の消耗品情報提供システム。
  5. 前記配送管理システムは、
    顧客の住所を記憶した顧客住所データベースと、
    配送される消耗品の識別情報と配送先の顧客の識別情報とを対応づけて記憶する配送先記憶手段と、
    配送車に積載される消耗品の無線タグから読み取られた該消耗品の識別情報を受け取り、該消耗品の配送先の顧客を配送先記憶手段から求め、求めた配送先顧客の住所を顧客住所データベースから求めて前記配送車の備えるナビゲーションシステムに送信する配送先情報提供手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3記載の消耗品情報提供システム。
  6. 前記配送管理システムは、顧客の契約条件を記憶した契約条件データベースを更に備え、
    前記納期計算手段は、顧客から発注された前記消耗品の納期を計算するに当たり、前記契約条件データベースから検索した当該顧客の契約条件を加味して計算を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の消耗品情報提供システム。
  7. 画像形成装置の消耗品の配送管理を行う消耗品提供業者側の配送管理システムに対して通信回線を介して接続される画像形成装置であって、
    コンソール画面表示手段と、
    消耗品の発注データを前記通信回線経由で前記配送管理システムに送信する発注手段と、
    前記発注データに対応して前記配送管理システムから前記通信回線を介して送られてくる消耗品の納期情報を受け取り、前記コンソール画面表示手段に表示させる納期表示制御手段と、
    を備える画像形成装置。
  8. 画像形成装置の消耗品の配送管理を行う消耗品提供業者側の配送管理システムと、配送管理システムに対して通信回線を介して接続された顧客側の画像形成装置と、を含む消耗品情報提供システムにおいて、
    前記画像形成装置が、消耗品の発注データを前記通信回線経由で前記配送管理システムに送信し、
    前記配送管理システムが、前記画像形成装置からの消耗品の発注データに対し該消耗品の納期を計算し、計算した納期を示す納期情報を前記通信回線経由で前記画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置が、前記発注データに対応して前記配送管理システムから前記通信回線を介して送られてくる消耗品の納期情報を受け取り、当該画像形成装置が備えるコンソール画面に表示する、
    消耗品情報提供方法。
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