JP6465084B2 - 部門別消耗品管理システム及び画像形成装置 - Google Patents

部門別消耗品管理システム及び画像形成装置 Download PDF

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本発明は、部門毎にそれぞれ設置され、それぞれの部門が保有する消耗品を用いて画像形成を行う複数の画像形成装置と、該画像形成装置と無線通信可能な携帯通信端末とを備えた部門別消耗品管理システム及び画像形成装置に関する。
従来、複合機やプリンター等の画像形成装置においては、トナー等の消耗品切れを防ぐため、予備の消耗品が保管されていることが多い。そのため、消耗品の在庫情報を管理する技術が提案されている。
例えば、在庫検出装置が検出した消耗品の個数を複数の携帯端末や画像形成装置間で送信し合って共有するようにしたり、ネットワークで接続された複数の画像形成装置のそれぞれが他の画像形成装置が記憶する消耗品在庫情報を互いに検索し合えるようにしたりする技術が提案されている(例えば、特許文献1、2を参照)。この他にも、保管場所と消耗品の種別とを対応付けて管理するようにしたり、各画像形成装置の消耗品切れ情報や消耗品保有情報をサーバーが管理したり、消耗品の画像や保管位置の経路を携帯端末に表示させる技術が提案されている(例えば、特許文献3〜5を参照)。
特開2016-034867号公報 特開2004-206588号公報 特開2004-005544号公報 特開2009-037515号公報 特開2013-058835号公報
ところで、会社内の各部門がそれぞれ個別に予備の消耗品を保有しているような場合においては、自部門の消耗品がなくなった場合に、他部門に予備の消耗品があるかどうか問い合わせて貸してもらうことが行われている。しかしながら、特許文献1〜5の技術では、各部門のそれぞれに消耗品の在庫を管理するデータベースが設けられていなかった場合に、消耗品の借用交渉を行うための他部門を簡単に特定できなかったという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、自部門の画像形成装置が消耗品切れを起こした場合に、消耗品の借用交渉を行うための他部門を簡単に特定することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の部門別消耗品管理システムは、複数の画像形成装置と、携帯通信端末とを備えた部門別消耗品管理システムであって、前記画像形成装置は、設置されている部門を特定する部門情報の登録を受け付ける部門登録受け付け部と、画像形成に使用される消耗品の保有情報の登録を受け付ける消耗品登録受け付け部と、通信範囲内の前記携帯通信端末と無線通信可能な装置側無線通信部と、前記装置側無線通信部を介して前記通信範囲内に侵入した前記携帯通信端末に前記保有情報と前記部門情報とを消耗品保有状況として送信する保有状況送信処理部とを具備し、前記携帯通信端末は、通信範囲内の前記画像形成装置と無線通信可能な端末側無線通信部と、前記端末側無線通信部によって受信された前記消耗品保有状況に基づいて前記部門毎の前記保有情報を記憶する部門別消耗品データベースとを備えたことを特徴とする。
また、前記消耗品保有状況は、前記画像形成装置の機種情報を含み、前記携帯通信端末は、前記画像形成装置の機種を特定する登録機種情報の登録を受け付ける機種登録受け付け部と、前記部門別消耗品データベースに基づいて、前記登録が受け付けられた前記登録機種情報と同一機種が設置されている前記部門の前記消耗品保有状況をリストアップした借用先候補リストを作成する候補リスト作成部とを備えてもよい。
また、前記消耗品保有状況は、前記消耗品の個数を含み、前記候補リスト作成部は、前記個数が多い順に前記部門を並べて、前記借用先候補リストを作成してもよい。
また、前記消耗品保有状況は、前記消耗品の貸し出しが可か否かを示す貸し出し可否を含み、前記候補リスト作成部は、前記消耗品の貸し出しが可の前記部門を前記消耗品の貸し出しが否の前記部門より上位に並べて前記借用先候補リストを作成してもよい。
また、前記消耗品保有状況は、前記消耗品を管理する担当者の連絡先を含み、前記候補リスト作成部は、前記連絡先を含めて前記借用先候補リストを作成してもよい。
また、前記候補リスト作成部は、前記機種登録受け付け部により前記機種情報が変更されると、変更後の前記機種情報に対応する前記借用先候補リストを自動的に作成し直してもよい。
また、前記消耗品保有状況は、前記消耗品の購入単価を含み、前記候補リスト作成部は、前記購入単価が安い順に前記部門を並べて、前記借用先候補リストを作成してもよい。
本発明の画像形成装置は、設置されている部門を特定する部門情報の登録を受け付ける部門登録受け付け部と、画像形成に使用される消耗品の保有情報の登録を受け付ける消耗品登録受け付け部と、通信範囲内の携帯通信端末と無線通信可能な装置側無線通信部と、前記装置側無線通信部を介して前記通信範囲内に侵入した前記携帯通信端末に前記保有情報と前記部門情報とを消耗品保有状況として送信する保有状況送信処理部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、自部門の画像形成装置が消耗品切れを起こした場合に、消耗品の借用交渉を行うための他部門を簡単に特定することができる。
本発明に係る実施形態の部門別消耗品管理システムの概略構成を示す構成図である。 図1に示す画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1に示すウェアラブル端末の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す部門別消耗品管理システムにおける画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示す部門別消耗品管理システムにおけるウェアラブル端末の動作を示すフローチャートである。 図2に示す部門別消耗品DBの登録例を示すイメージ図である。 図2に示す借用先候補リストのイメージ図である。
以下、図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
図1を参照すると、部門別消耗品管理システム100は、会社内の各部門に設置されている複数の画像形成装置1と、画像形成装置1と無線通信を行うウェアラブル端末2とを備えている。図1では、ウェアラブル端末2としてリストバンド型を示しているが、時計型、眼鏡型、指輪型等であってもよい。また、ウェアラブル端末2は、ユーザーが携帯可能で無線通信機能を備えた携帯通信端末であればよく、例えば、スマートフォンや携帯電話等であってもよい。また、図1では、ウェアラブル端末2は1台であるが、複数であってもよい。
画像形成装置1は、プリンターや複写機、複合機等であり、社内の部門毎に設置されている。図2を参照すると、画像形成装置1は、操作部11と記憶部12と画像処理部13と印刷部14と有線通信部15と装置側無線通信部16と制御部17とを備えている。なお、図2は、各部門に設置された画像形成装置1に共通の主要構成を示しており、この他にも、原稿を読み取るスキャナーや、ファクシミリ通信を行うファクシミリ送受信部等を備えてもよい。
操作部11は、操作画面等を表示するためのタッチパネル等の表示部と、操作指示等を受け付けるための操作ボタンとを備えたユーザーインターフェイスである。表示部はタッチパネルであってもよい。
記憶部12は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、画像データを記憶する。また、記憶部12は、機種情報121と、部門情報122と、消耗品保有情報123とを記憶する。
機種情報121は、画像形成装置1の機種を示すものであり、製造時に設定される。部門情報122は、画像形成装置1が設置されている部門を示すものであり、部門に設置されるときに設定される。消耗品保有情報123は、この画像形成装置1の画像形成に使用される消耗品の保有情報を示しており、消耗品名と、その個数と、登録日と、他部門への貸し出し可否と、消耗品を管理する担当者の連絡先とを含んで構成される。
画像処理部13は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段である。画像処理部13では、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理が行われる。
印刷部14は、記録紙に印刷を施す印刷手段である。印刷部14は、例えば、記憶部12から読み出した画像データに基づき感光体ドラムの表面に潜像を形成し、トナーによってその潜像をトナー像とする画像形成を行い、その感光体ドラムから記録紙にトナー像を転写させ、そのトナー像を記録紙に定着させて排紙する。
有線通信部15は、LAN(Local Area Network)ケーブルに接続され、ネットワークを介してコンピューター端末等から印刷ジョブ等の各種データを送受信する機能を有する。
装置側無線通信部16は、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等により通信範囲内のウェアラブル端末2と無線通信を行って、各種データを送受信する機能を有する。装置側無線通信部16の通信範囲は、Wi-Fi(登録商標)であれば100m程度であり、Bluetooth(登録商標)であれば10m程度である。
制御部17は、操作部11、記憶部12、画像処理部13、印刷部14、有線通信部15及び装置側無線通信部16にそれぞれ接続されている。制御部17は、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部17は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、装置全体の制御を行う。また、制御部17は、部門登録受け付け部170と、消耗品登録受け付け部171と、装置側接続処理部172と、保有状況送信処理部173として機能する。
部門登録受け付け部170は、操作部11を介して設置されている部門を特定する部門情報122の登録を受け付ける機能を有する。部門情報122は、画像形成装置1が部門に設置されたときに登録されればよい。
消耗品登録受け付け部171は、操作部11を介して消耗品保有情報123の登録を受け付ける機能を有する。担当者は、この画像形成装置1について、自部門に消耗品が納品されたり、保有している消耗品を使用したりして、自部門が保有する消耗品の在庫数に増減が生じると、消耗品名とその個数と他部門への貸し出し可否と自分の連絡先とを操作部11から入力する。担当者が入力を終了すると、入力内容で記憶部12の消耗品保有情報123が更新されると共に、更新した日付が登録日として消耗品保有情報123に登録される。
装置側接続処理部172は、装置側無線通信部16の通信範囲内のウェアラブル端末2との間で無線通信を確立する機能を有する。
保有状況送信処理部173は、装置側接続処理部172によって画像形成装置1とウェアラブル端末2との間で無線通信が確立されると、接続中のウェアラブル端末2に消耗品保有状況を装置側無線通信部16経由で送信する機能を有する。送信される消耗品保有状況には、記憶部12に記憶された機種情報121、部門情報122、消耗品保有情報123が含まれる。
図3を参照すると、ウェアラブル端末2は、端末側無線通信部22と、操作部21と、記憶部23と、外部I/F部24と、制御部25とを備えている。
端末側無線通信部22は、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等により画像形成装置1と無線通信を行って、各種データを送受信する機能を有する。
操作部21は、操作指示を受け付けるための操作ボタンや各種情報を表示するための表示部を備えている。
記憶部23は、フラッシュメモリー等で構成され、登録機種情報231と部門別消耗品DB(部門別消耗品データベース)232と借用先候補リスト233とを記憶する。
登録機種情報231としては、画像形成装置1の機種が登録される。例えば、ウェアラブル端末2の装着者が所属している部門の画像形成装置1の機種を登録することができる。部門別消耗品DB232は、端末側無線通信部22が画像形成装置1から受信した消耗品保有状況を記憶するデータベースである。借用先候補リスト233は、部門別消耗品DB232に基づいて、登録機種情報231と同一機種が設置されている部門を消耗品の借用先候補としてリストアップしたものである。
外部I/F部24は、例えばUSB(Universal Serial Bus)端子等の外部端末との接続インターフェイスを備えており、コンピューター端末やスマートフォン等に接続して各種データを送受信する機能を有する。
制御部25は、操作部21、端末側無線通信部22、記憶部23及び外部I/F部24にそれぞれ接続されている。制御部25は、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMにはウェアラブル端末2の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部25は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、端末全体の制御を行う。また、制御部25は、機種登録受け付け部251と、端末側接続処理部252と、DB処理部(データベース処理部)253と、候補リスト作成部254として機能する。
機種登録受け付け部251は、操作部21や外部I/F部24に接続された外部端末を介して、画像形成装置1の機種を特定する登録機種情報231の登録を受け付けて、記憶部23に記憶させる機能を有する。例えば、装着者が所属する部門に設置されている画像形成装置1の機種が登録機種情報231として登録される。
端末側接続処理部252は、端末側無線通信部22を介して画像形成装置1と無線通信を確立する機能を有する。
DB処理部253は、端末側無線通信部22が画像形成装置1から受信した消耗品保有状況を部門別消耗品DB232に登録する機能を有する。
候補リスト作成部254は、部門別消耗品DB232を参照して、登録機種情報231と同一機種が設置されている部門を消耗品の借用先候補としてリストアップした借用先候補リスト233を作成する機能を有する。
次に、図4を参照して、画像形成装置1において、装置側無線通信部16の通信範囲内に侵入したウェアラブル端末2に消耗品保有状況を送信する処理を説明する。
画像形成装置1の装置側接続処理部172は、装置側無線通信部16を介して通信範囲内にウェアラブル端末2が存在するか監視している(ステップs11、ステップs11でNo)。ウェアラブル端末2を装着したユーザー(装着者)が社内を移動して、画像形成装置1の通信範囲内に侵入すると、装置側接続処理部172は、装置側無線通信部16を介してウェアラブル端末2を検出し(ステップs11でYes)、検出したウェアラブル端末2に接続要求を送信する(ステップs12)。
つづいて、装置側接続処理部172は、ウェアラブル端末2から応答があるか否かを判断し(ステップs13)、応答がない場合(ステップs13でNo)、本処理を終了する。応答があった場合には(ステップs13でYes)、装置側接続処理部172は、応答に含めて送信されるウェアラブル端末2の識別情報に基づいて、ウェアラブル端末2が予め接続を許可された端末(所定端末)であるか否かを判断する(ステップs14)。予め接続を許可された端末でない場合には(ステップs14でNo)、本処理が終了する。
予め接続を許可された端末である場合(ステップs14でYes)、装置側接続処理部172は、このウェアラブル端末2に自装置の接続情報を送信して、装置側無線通信部16と端末側無線通信部22との間で無線通信を確立させる(ステップs15)。
これによれば、部門の画像形成装置1が交換されたとしても、新たに設置された画像形成装置1の装置側接続処理部172が、予め接続を許可されたウェアラブル端末2に自装置の接続情報を送信するので、ウェアラブル端末2との間で無線通信を確立させることができる。なお、装置側接続処理部172は、予め接続を許可されたウェアラブル端末2の識別情報を有しているものとする。
無線通信が確立すると、保有状況送信処理部173は、機種情報121と部門情報122と消耗品保有情報123とを消耗品保有状況として装置側無線通信部16経由でウェアラブル端末2に送信し(ステップs16)、本処理を終了する。
これにより、画像形成装置1は、装着者が自部門を訪れると、画像形成装置1における消耗品保有状況をウェアラブル端末2に送信することができる。従って、ウェアラブル端末2は、送信された消耗品保有状況に基づいて保有情報を部門毎に部門別消耗品DB232に蓄積することができる。なお、消耗品保有状況の送信が終了すると、画像形成装置1とウェアラブル端末2との無線接続は装置側接続処理部172によって切断される。
次に、図5を参照して、部門別消耗品管理システム100におけるウェアラブル端末2の動作を説明する。
ウェアラブル端末2の端末側接続処理部252は、端末側無線通信部22を介して画像形成装置1から接続要求を受信するまで待機している(ステップs21、ステップs21でNo)。
接続要求を受信すると(ステップs21でYes)、端末側接続処理部252は、端末側無線通信部22を介して画像形成装置1に応答を送信し(ステップs22)、無線通信が確立したか判断する(ステップs23)。無線通信が確立しなかった場合(ステップs23でNo)、本処理は終了する。
無線通信が確立すると(ステップs23でYes)、DB処理部253は、端末側無線通信部22を介して消耗品保有状況を受信し(ステップs24)、受信した消耗品保有状況を部門別消耗品DB232に登録する(ステップs25)。
図6は、装着者が部門D、部門B、部門Aを訪れた場合における部門別消耗品DB232の登録例である。例えば、装着者が部門Dを訪れた場合、部門Dに設置された画像形成装置1から送信された消耗品保有状況に基づいて、部門別消耗品DB232には、部門名"D"、機種名"MFP001"、消耗品名"トナーa"、在庫数"3"、登録日"2016/3/1"、貸し出し可否"可"、連絡先"内線1111"が登録される。同様に、部門B、部門Aのそれぞれの画像形成装置1から送信された消耗品保有状況に基づいて、部門名、機種名、消耗品名、在庫数、登録日、貸し出し可否、連絡先がそれぞれ部門別消耗品DB232に登録されている。つまり、送信された消耗品保有状況に基づいて消耗品保有情報が部門毎に部門別消耗品DB232に蓄積される。
部門別消耗品DB232が更新されると、候補リスト作成部254は、借用先候補リスト233を作成する。
まず、候補リスト作成部254は、部門別消耗品DB232を参照して、登録機種情報231と同一機種のレコードを絞り込む(ステップs26)。つづいて、候補リスト作成部254は、部門別消耗品DB232から絞り込んだレコードのリストを消耗品の個数が多い順に並び替える(ステップs27)。
つづいて、候補リスト作成部254は、並び替えたリストを貸し出し可否が"可"となっている部門を貸し出し可否が"否"(不可)となっている部門より上位に位置するように並び替える(ステップs28)。つづいて、候補リスト作成部254は、並び替えたリストを借用先候補リスト233として記憶部23に記憶させて(ステップs29)、本処理を終了する。
なお、個数の並び替え及び貸し出し可否の並び替えをするか否かは、それぞれユーザーが任意で指示できるようにしてもよい。また、候補リスト作成部254は、貸し出し可否が"否"となっている部門を借用先候補リスト233から除外して、貸し出し可否が"可"となっている部門だけを残すように借用先候補リスト233を作成してもよい。
図7は、登録機種情報231が"MFP001"であるウェアラブル端末2が図6に示す部門別消耗品DB232に基づいて作成した借用先候補リスト233の一例である。図7には、機種名"MFP001"の画像形成装置1を保有する部門Dと部門Aの消耗品保有状況がリストアップされている。借用先候補リスト233には、各部門の消耗品の個数、その貸し出し可否、消耗品を管理する担当者の連絡先が記載されているので、他部門に消耗品の借用交渉を簡単に行うことができる。特に、他部門の消耗品における貸し出し可否が分かるので、貸し出し可否"可"となっている部門に優先的に連絡することで、スムーズに借用交渉を行うことができる。候補リスト作成部254は、作成した借用先候補リスト233を、操作部21に表示させてもよいし、外部I/F部24を介して外部端末に出力してもよい。
このように、本実施形態の部門別消耗品管理システム100は、複数の画像形成装置1と、携帯通信端末(ウェアラブル端末2)とを備えており、画像形成装置1は、設置されている部門を特定する部門情報122の登録を受け付ける部門登録受け付け部170と、画像形成に使用される消耗品の保有情報(消耗品保有情報123)の登録を受け付ける消耗品登録受け付け部171と、通信範囲内の携帯通信端末と無線通信可能な装置側無線通信部16と、装置側無線通信部16を介して通信範囲内に侵入した携帯通信端末に保有情報と部門情報122とを消耗品保有状況として送信する保有状況送信処理部173とを具備し、携帯通信端末は、通信範囲内の画像形成装置1と無線通信可能な端末側無線通信部22と、端末側無線通信部22によって受信された消耗品保有状況に基づいて部門毎の保有情報を記憶する部門別消耗品データベース(部門別消耗品DB232)とを備えたことを特徴とする。
これにより、装着者が各部門を訪れるだけで、その部門に設置された画像形成装置1から送信される消耗品保有状況を部門別消耗品DB232に自動的に蓄積させることができるので、簡単に部門毎の消耗品保有状況を把握することができる。
なお、候補リスト作成部254は、ユーザーから指示されたタイミングで借用先候補リスト233を作成してもよいし、ウェアラブル端末2の登録機種情報231が変更されたタイミングで借用先候補リスト233を作成してもよい。DB処理部253は、画像形成装置1から送信された消耗品保有状況が登録機種情報231と異なる機種のものであっても部門別消耗品DB232に記憶している。そのため、ウェアラブル端末2の登録機種情報231が変更されても、部門別消耗品DB232の消耗品保有状況から変更後の登録機種情報231に対応する借用先候補リスト233を作成し直すことができる。
また、消耗品登録受け付け部171は、消耗品保有情報として、消耗品の購入単価の入力を受け付けてもよい。この場合、画像形成装置1から送信される消耗品保有状況に消耗品の購入単価も含まれ、部門別消耗品DBに登録される。候補リスト作成部254は、消耗品の購入単価が安い順に部門を並べて、借用先候補リスト233を作成してもよい。これによれば、担当者は、購入単価が安い順に他部門に借用交渉を行うことができると共に、購入単価に基づいて自部門の経費を借用先の他部門に譲渡する手続きを行いやすくなる。
なお、上記実施形態では、画像形成装置1がウェアラブル端末2を検出して通信を確立させる場合を説明したが、ウェアラブル端末2が画像形成装置1を検出して通信を確立させてもよい。
また、上記実施形態では、各部門に1台の画像形成装置1が設置された場合を例に説明したが、各部門に複数の画像形成装置1が設置されてもよい。また、図6に示す部門別消耗品DB232では、消耗品としてトナーを例に説明したが、色別のトナーや、記録紙や、感光体等の複数の消耗品が消耗品保有状況に基づいて登録されてもよい。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 ウェアラブル端末
11 操作部
12 記憶部
13 画像処理部
14 印刷部
15 有線通信部
16 装置側無線通信部
17 制御部
21 操作部
22 端末側無線通信部
23 記憶部
24 外部I/F部
25 制御部
100 部門別消耗品管理システム
121 機種情報
122 部門情報
123 消耗品保有情報
170 部門登録受け付け部
171 消耗品登録受け付け部
172 装置側接続処理部
173 保有状況送信処理部
251 機種登録受け付け部
252 端末側接続処理部
253 DB処理部
254 候補リスト作成部
231 登録機種情報
232 部門別消耗品DB
233 借用先候補リスト

Claims (8)

  1. 複数の画像形成装置と、携帯通信端末とを備えた部門別消耗品管理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    設置されている部門を特定する部門情報の登録を受け付ける部門登録受け付け部と、
    画像形成に使用される消耗品の保有情報の登録を受け付ける消耗品登録受け付け部と、
    通信範囲内の前記携帯通信端末と無線通信可能な装置側無線通信部と、
    前記装置側無線通信部を介して前記通信範囲内に侵入した前記携帯通信端末に前記保有情報と前記部門情報とを消耗品保有状況として送信する保有状況送信処理部と
    を具備し、
    前記携帯通信端末は、
    通信範囲内の前記画像形成装置と無線通信可能な端末側無線通信部と、
    前記端末側無線通信部によって受信された前記消耗品保有状況に基づいて前記部門毎の前記保有情報を記憶する部門別消耗品データベースと
    を備えたことを特徴とする部門別消耗品管理システム。
  2. 前記消耗品保有状況は、前記画像形成装置の機種情報を含み、
    前記携帯通信端末は、
    前記画像形成装置の機種を特定する登録機種情報の登録を受け付ける機種登録受け付け部と、
    前記部門別消耗品データベースに基づいて、前記登録が受け付けられた前記登録機種情報と同一機種が設置されている前記部門の前記消耗品保有状況をリストアップした借用先候補リストを作成する候補リスト作成部と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の部門別消耗品管理システム。
  3. 前記消耗品保有状況は、前記消耗品の個数を含み、
    前記候補リスト作成部は、
    前記個数が多い順に前記部門を並べて、前記借用先候補リストを作成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の部門別消耗品管理システム。
  4. 前記消耗品保有状況は、前記消耗品の貸し出しが可か否かを示す貸し出し可否を含み、
    前記候補リスト作成部は、
    前記消耗品の貸し出しが可の前記部門を前記消耗品の貸し出しが否の前記部門より上位に並べて前記借用先候補リストを作成する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の部門別消耗品管理システム。
  5. 前記消耗品保有状況は、前記消耗品を管理する担当者の連絡先を含み、
    前記候補リスト作成部は、
    前記連絡先を含めて前記借用先候補リストを作成する
    ことを特徴とする請求項2から4までのいずれか1項に記載の部門別消耗品管理システム。
  6. 前記候補リスト作成部は、
    前記機種登録受け付け部により前記機種情報が変更されると、変更後の前記機種情報に対応する前記借用先候補リストを自動的に作成し直す
    ことを特徴とする請求項2から5までのいずれか1項に記載の部門別消耗品管理システム。
  7. 前記消耗品保有状況は、前記消耗品の購入単価を含み、
    前記候補リスト作成部は、前記購入単価が安い順に前記部門を並べて、前記借用先候補リストを作成する
    ことを特徴とする請求項2から6までのいずれか1項に記載の部門別消耗品管理システム。
  8. 設置されている部門を特定する部門情報の登録を受け付ける部門登録受け付け部と、
    画像形成に使用される消耗品の保有情報の登録を受け付ける消耗品登録受け付け部と、
    通信範囲内の携帯通信端末と無線通信可能な装置側無線通信部と、
    前記装置側無線通信部を介して前記通信範囲内に侵入した前記携帯通信端末に前記保有情報と前記部門情報とを消耗品保有状況として送信する保有状況送信処理部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2016157376A 2016-08-10 2016-08-10 部門別消耗品管理システム及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP6465084B2 (ja)

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