JP4690947B2 - 異常対処方法、異常対処装置および荷電粒子線装置 - Google Patents

異常対処方法、異常対処装置および荷電粒子線装置 Download PDF

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本発明は、真空中において荷電粒子線を応用する荷電粒子線装置で検出された異常および故障の対処を表示する異常対処方法および異常対処装置に関し、さらに、この異常対処装置を有する荷電粒子線装置に関する。
荷電粒子線装置は、真空中において、高電圧を印加して荷電粒子線を発生させ、荷電粒子線を試料に照射することにより、試料の検査、観察、加工等をおこなっている。前記荷電粒子線装置は、高電圧を使用する真空装置であるので、異常および故障が発生する場合がある。そこで、異常および故障が発生した場合には、荷電粒子線装置が、自己診断を行い、自動的に最適な状態に設定する荷電粒子線装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−306409号公報
荷電粒子線装置は、汎用的な装置ではあるものの、荷電粒子線装置毎に、使用される設置環境、高電圧の設定電圧、真空度、試料には偏りがあり、発生する異常および故障も荷電粒子線装置毎に偏りが生じていく場合があった。
この異常および故障の偏りを、荷電粒子線装置毎に取得できれば、発生しやすい異常および故障を事前に予測できるので、異常および故障の対処を迅速に表示でき、荷電粒子線装置が使用できない時間を短縮できると考えられた。また、異常および故障に伴う消耗部品についても、発生しやすい異常および故障の事前の予測を利用し、荷電粒子線装置の停止時間を短縮できるように消耗部品を交換すべきであると考えられた。
そこで、本発明の課題は、荷電粒子線装置毎の異常および故障の偏りに応じて、荷電粒子線装置が使用できない時間を短縮できる異常対処方法および異常対処装置とこの異常対処装置を有する荷電粒子線装置を提供することにある。
前記課題を解決した本発明は、真空中において荷電粒子線を応用する荷電粒子線装置で検出された異常および故障に対応する対処を表示する異常対処方法および異常対処装置とこの異常対処装置を有する荷電粒子線装置において、前記異常および故障の識別子に、次回発生しやすい順番を決定可能な順番データと、前記異常および故障それぞれに対応する前記対処とを関係付けて記憶し、同時に複数の前記異常および故障が発生した場合に、発生した複数の前記異常および故障の前記識別子を抽出し、抽出した前記識別子に基づいて、発生した前記異常および故障の前記順番データを抽出し、抽出した前記順番データに基づいて決定される前記順番にしたがって、発生した前記異常および故障に対応する前記対処を抽出し、抽出した前記対処を表示し、前記順番データは、前記異常および故障それぞれの直近の発生日時を含み、前記発生日時の早いまたは遅い順番をもって前記次回発生しやすい順番を決定することを特徴とする。
本発明によれば、荷電粒子線装置毎の異常および故障の偏りに応じて、荷電粒子線装置が使用できない時間を短縮できる異常対処方法および異常対処装置とこの異常対処装置を有する荷電粒子線装置を提供できる。
以下、図面を参照して、本発明に係る異常対処方法、異常対処装置とこの異常対処装置を有する荷電粒子線装置の一実施形態について説明する。なお、以下に示す実施の形態では、荷電粒子線装置として、走査型電子顕微鏡(SEM)を例に説明する。ただ、本発明はSEMに限られず、電子線を用いた検査装置や測定装置、イオン打ち込み装置、イオンや帯電したクラスタを用いる加工装置に適用できる。
(第1の実施の形態)
(荷電粒子線装置)
(電子顕微鏡本体)
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る荷電粒子線装置(SEM)1は、電子顕微鏡(SEM)本体と、異常検出部3と、異常対処装置2とを有している。電子顕微鏡本体については、真空排気系の構成を例に説明し、荷電粒子線を発生させる高電圧系については説明を省略するが高電圧系にも本発明は適用できる。
ポンプ101は例えばオイルを必要とするロータリポンプであり、ポンプ102の後段のポンプとして機能するとともに観察室120の前室の排気を行い、異常および故障の検出器としてオイルのレベルが検出レベル以下になったことを検出するレベル検出器を備えている。ポンプ102は例えばターボ分子ポンプであり、観察室120を排気し、圧力異常等の異常を検出し運転停止の動作をとることができる。ポンプ103乃至105は例えば、イオンポンプであり、荷電粒子線源である電子銃が納められた鏡筒の排気をし、異常および故障の検出器としてイオンに起因する電流のレベルが検出レベル以上になったことを検出するレベル検出器を備えている。バッファタンク106は、ポンプ101とポンプ102の間に設けられている。
ガスバルブ107はポンプ101と前室の間に設けられ、ガスバルブ108はポンプ101とポンプ102の間に設けられ、ガスバルブ109乃至111は観察室120と鏡筒の間に設けられる。ゲートバルブ112は観察室120と前室とを仕切り、ゲートバルブ113は観察室120とポンプ102とを仕切り、ゲートバルブ114は観察室120と鏡筒とを仕切る。リークバルブ115は前室に接続され、リークバルブ116はポンプ101に接続される。ガスバルブ107乃至111とゲートバルブ112乃至114とリークバルブ115、116とは開閉命令の信号を受信して開閉動作し開閉が完了した際に開閉完了信号を出力する。開閉命令に対して対応する開閉完了信号が出力されないときは異常および故障と判断することができる。
真空計117は前室の真空度を測定し、真空計118はバッファタンク106の真空度を測定し、真空計119はポンプ102の真空度を測定し、異常および故障の検出器として真空度のレベルが検出レベルになったことを検出するレベル検出器を備えている。
観察試料121を観察する場合は、観察試料121は、外部から前室とゲートバルブ112を通って観察室120に送られ、ポンプ101乃至105が運転し、ガスバルブ107乃至111が開状態、リークバルブ115、116が閉状態、ゲートバルブ112乃至114が開状態で、観察室120を含むSEM本体の内部は高真空に保たれている。
(異常検出部)
異常検出部3は、SEM本体で発生した異常および故障を検出し、検出した異常および故障を、異常対処装置2が受信可能な信号に変換して送信する。具体的に、異常検出部3は、ポンプ101から、オイルのレベルが検出レベル以下になったことを「ポンプ101異常」として検出する。同様に、異常検出部3は、ポンプ102から、圧力異常になったことを「ポンプ102異常」として検出する。また、異常検出部3は、ポンプ103乃至105から、イオンに起因する電流のレベルが検出レベル以上になったことを「ポンプ103等の異常」として検出する。異常検出部3は、ガスバルブ107乃至111とゲートバルブ112乃至114とリークバルブ115、116とから、開閉命令に対して対応する開閉完了信号が出力されないことを「バルブ故障」として検出する。異常検出部3は、真空計117乃至119から、真空度のレベルが検出レベルになったことを「真空計異常」として検出する。
(異常対処装置)
異常対処装置2は、順位データベース6と交換提示時間データベース7とを有する記憶部5と、順位データベース6と交換提示時間データベース7とに基づいて異常および故障の対処を抽出し交換提示時間を変更するCPU4と、抽出された対処を表示し交換提示時間に達したことを表示する表示部8とを有している。
CPU4は、異常項目抽出部11と、順番データ抽出部12と、単複判定部16と、対処抽出部17と、更新部18と、交換提示時間抽出部23と、タイマ24とを有している。順番データ抽出部12は、回数順抽出部13と、日時順抽出部14と、順位順抽出部15とを有している。更新部18は、カウンタ20を有する発生回数更新部19と、発生日時更新部21と、順位更新部22とを有している。CPU4は、本実施形態の異常対処方法を実行可能なプログラムを読み込むことにより各部の実行を可能にしている。
図2に示すように、順位データベース6は、異常検出部3で検出可能な異常および故障の識別子すべてを項目として記憶している。項目毎に、異常および故障を検出した検出器とそれらの検出レベルが記憶されている。また、項目毎に、異常および故障の致命的か軽微かの重要度の順位と、荷電粒子線装置1を特定の使用者がはじめて使用する以前の経験則等から、同時に複数の異常および故障が発生した場合に、複数の異常および故障に対応する複数の対処を順次提示するための優先順位とを、加味した順位を初期設定順位として記憶しておく。さらに、項目毎に、異常および故障の発生回数と、異常および故障が直近で発生した発生日時と、荷電粒子線装置1を特定の使用者が現時点まで使用することにより異常および故障の発生の偏りを反映させた次回発生しやすい異常および故障の順位である現状の順位とを、順番データとして記憶している。また、項目毎に、異常および故障の原因となる消耗部品と、この消耗部品の稼動時間と、この消耗部品の稼働時間が達したら交換の推奨を提示する交換提示時間と、異常および故障の対処内容が記載された対処とが記憶されている。項目、検出器、検出レベル、初期設定順位、発生回数、発生日時、消耗部品、稼働時間、交換提示時間、現状の順位と対処は、一方から他方を抽出可能なように関係付けて記憶されている。
(異常対処方法)
図3に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る異常対処方法では、まず、ステップS1で、SEM本体で同時に複数の異常および故障が発生する。ステップS2で、異常検出部3は、複数の異常および故障を検出する。
ステップS3で、図1の異常項目抽出部11が、検出された複数の異常および故障の項目(識別子)を抽出する。
ステップS4a、S4b、〜S4zで、更新部18の発生回数更新部19が、抽出された項目すべての発生回数を抽出し、それぞれの発生回数に1を加算する。
ステップS5で、順番データ抽出部12の回数順抽出部13が、抽出した発生回数に基づいて決定される順番にしたがって、抽出された発生回数の中で最大の項目を抽出する。このように、回数順抽出部13は、発生回数の多い順番をもって、異常および故障が次回発生しやすい順番を決定している。発生回数が等しく、最大の発生回数が複数の項目で生じる場合があるので、ステップS6で、単複判定部16が、最大の発生回数が複数の項目で生じているか否かを判定する。複数であれば、ステップS9に進む。複数でなく単一であれば、ステップS7に進む。
ステップS7で、対処抽出部17が、発生回数が最大であるとして抽出された項目に基づいて、対応する対処を順位データベース6から抽出する。ステップS8で、表示部8が、抽出された対処を表示する。
ステップS16で、更新部18の発生日時更新部21が、異常および故障が検出された項目に基づいて抽出される発生日時を、今回発生した異常および故障が発生した日時に変更する。
ステップS17で、更新部18の順位更新部22が、異常および故障が検出された項目に基づいて抽出される現状の順位を1つ繰り上げる変更をし、異常対処方法をストップさせる。そして、ステップS1で異常および故障が発生することにより、異常対処方法は繰り返し実行されることになる。
ステップS6から、ステップS9へ進んだ場合は、順番データ抽出部12の日時順抽出部14が、抽出した発生日時に基づいて決定される順番にしたがって、最大の発生回数を有する項目の中から、抽出された発生日時の中で最近または最古の項目を抽出する。このように、日時順抽出部14は、発生日時の早いまたは遅い順番をもって次回発生しやすい順番を決定している。早い順を採用するか遅い順を採用するかは、異常および故障の発生状況に合わせて適宜選択すればよい。発生日時が同時で最近または最古の発生日時が複数の項目で生じる場合があるので、ステップS10で、単複判定部16が、最近または最古の発生日時が複数の項目で生じているか否かを判定する。複数であれば、ステップS13に進む。複数でなく単一であれば、ステップS11に進む。
ステップS11で、対処抽出部17が、発生日時が最近または最古であるとして抽出された項目に基づいて、対応する対処を抽出する。ステップS12で、表示部8が、抽出された対処を表示する。そして、ステップS16、S17を実行して、異常対処方法をストップさせる。
ステップS10から、ステップS13へ進んだ場合は、順番データ抽出部12の順位順抽出部15が、抽出した現状の順位に基づいて決定される順番にしたがって、最近または最古の発生日時を有する項目の中から、抽出された現状の順位の中で最高順位の項目を抽出する。このように、順位順抽出部15は、現状の順位をもって次回発生しやすい順番を決定している。
ステップS14で、対処抽出部17が、現状の順位が最高順位であるとして抽出された項目に基づいて、対応する対処を抽出する。ステップS15で、表示部8が、抽出された対処を表示する。そして、ステップS16、S17を実行して、異常対処方法をストップさせる。このように、ステップS4a、S4b、〜S4z、S16、S17で、順位データベース6は、発生回数、発生日時、現状の順位を、異常および故障が発生した際に、発生した異常および故障に応じて、更新している。そして、更新された発生回数、発生日時、現状の順位を用い、発生回数の多い異常の対処を提示し、発生回数が同じ場合は発生日時の最新または最古の異常の対処を提示し、発生日時も同じ場合は現状の順位の高い対処を提示するので、発生する異常および故障の偏りに応じた対処を提示することができる。
第1の実施の形態の異常対処方法によれば、発生回数、発生日時、現状の順位により、個々の荷電粒子線装置1で発生する異常および故障の偏りを把握でき、この偏りから発生が予測された異常および故障の対処を使用者に迅速に表示できるので、異常および故障による荷電粒子線装置を使用できない時間を短縮することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る異常対処方法では、図1の荷電粒子線装置1の交換提示時間データベース7が、異常および故障の発生回数が増えるとその異常および故障の原因である消耗部品の交換提示時間が短くなるように、それぞれの項目に対応する消耗部品について、発生回数毎に交換提示時間を関係付けて記憶している。そして、まず、異常および故障が発生すると、異常および故障が異常検出部3で検出される。検出された異常および故障の項目が順位データベース6から抽出される。抽出された項目に対応する発生回数を発生回数更新部19のカウンタ20が1カウント分カウントする。カウントされた発生回数に対応する交換提示時間を交換提示時間データベース7から交換提示時間抽出部23が抽出し、順位データベース6の交換提示時間を更新して記憶させる。タイマ24は、更新された交換提示時間に消耗部品の稼働時間が達すると、表示部8が荷電粒子線装置1の使用者に消耗部品の交換を促す表示をするように命令する。
第1の実施の形態の異常対処方法によれば、発生回数により、個々の荷電粒子線装置1で発生する異常および故障の偏りを把握でき、この偏りから発生が予測された異常および故障の原因となる消耗部品の交換の促しを使用者に異常発生の前に表示できるので、異常および故障による荷電粒子線装置を使用できない時間を短縮することができる。
(第2の実施の形態)
(異常対処方法)
本発明の第2の実施の形態に係る異常対処方法も、図2に示す順位データベース6を有する図1の荷電粒子線装置1を用いて実行することができる。第2の実施の形態の異常対処方法では、複数の異常が発生し、対処を一つ提示するだけでは異常が解決しない場合に、更に別の対処を順次提示することができる。
図4と図5に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る異常対処方法では、ステップS1からステップS8までが、第1の実施の形態に係る異常対処方法のステップS1からステップS8までと同じである。なお、ステップS9乃至S17のそれぞれの実行の内容も、第1の実施の形態と第2の実施の形態とでは同じである。
ステップS8の次に、ステップS21で、表示された対処を使用者が実施し、対処の終了後に荷電粒子線装置1を再起動させる。異常が解決すればステップS16、ステップS17に進みスタートに戻り異常の発生まで待機することになる。荷電粒子線装置1を再起動して、異常検出部3が解決していない異常を検出しこの異常の検知を順番データ抽出部12に入力したり、使用者が異常を認知し表示部8を介し異常の認知を順番データ抽出部12に入力したりするとステップS22に進む。
ステップS22で、回数順抽出部13が、ステップS3で抽出された項目の中で、2番目(第2位)に発生回数の多い項目を抽出する。ステップS23で、単複判定部16が抽出された2番目に発生回数の多い項目が複数項目あるか否か判定する。複数項目であれば図5のステップS9に進む。複数項目でなく単一の項目であれば、図4のステップS24に進み、対処抽出部17が2番目に発生回数の多い項目に対応する対処を抽出する。ステップS25で表示部8が抽出された対処を表示する。
ステップS26で、この対処に基づいて、ステップS21と同じように異常が解決したか判定する。ステップS26以降のステップでは、ステップS26等の解決の判定でYesになり異常が解決するまで、3番目に発生回数の多い項目からm番目に発生回数の多い項目(第m位)までのそれぞれの順位の項目について、ステップS21乃至S25に相当するステップS26以降ステップS30までを繰り返し実行する。
発生回数が同数で複数の項目が抽出され、図5に示すステップS9に進むと、第1の実施の形態と同様に、ステップS9からステップS12までを実行する。次に、ステップS31で、発生回数が同数の項目の内で発生日時が最新または最古の項目の対処に基づいて、前記したステップS21と同じように異常が解決したか判定する。解決した場合(S31、Yes)は、第1の実施の形態と同様に、ステップS16とS17を実行し、ステップS1に戻る。
異常が解決しない場合(S31、No)は、ステップS32に進み、日時順抽出部14が、ステップS6、S23またはS28で抽出された複数の項目の中で、2番目に発生日時の早いまたは遅い項目を抽出する。ステップS33で、単複判定部16が抽出された2番目に発生日時の早いまたは遅い項目が複数項目あるか否か判定する。複数項目であればステップS13に進む。複数項目でなく単一の項目であれば、ステップS34に進み、対処抽出部17が2番目に発生日時の早いまたは遅い項目に対応する対処を抽出する。ステップS35で表示部8が抽出された対処を表示する。ステップS36で、この対処に基づいて、ステップS21と同じように異常が解決したか判定する。以下、異常が解決するまで、3番目に発生日時の早いまたは遅い項目からn番目(第n位)に発生日時の早いまたは遅い項目まで、それぞれの順位の項目について、ステップS31乃至S35に相当するステップS36以降ステップS40までを繰り返し実行する。
発生日時が同時で複数の項目が抽出され(S10、Yes)、ステップS13に進むと、第1の実施の形態と同様に、ステップS13からステップS15までを実行する。次に、ステップS41で、発生日時が同時の項目の内で現状の順位が最上の対処に基づいて、ステップS21と同じように異常が解決したか判定する。解決した場合(S41、Yes)は、第1の実施の形態と同様にステップS16とS17を実行し、ステップS1に戻る。
異常が解決しない場合(S41、No)は、ステップS42に進み、順位順抽出部15が、ステップS10、S33またはS38で抽出された複数の項目の中で、2番目に現状の順位が上位の項目を抽出する。ステップS43で、対処抽出部17が2番目に現状の順位が上位の項目に対応する対処を抽出する。ステップS44で表示部8が抽出された対処を表示する。ステップS45で、この対処に基づいて、ステップS21と同じように異常が解決したか判定する。以下、異常が解決するまで、3番目に現状の順位が上位の項目からp番目に現状の順位が上位の項目まで、それぞれの順位の項目について、ステップS41乃至S44に相当するステップS45以降ステップS48までを繰り返し実行する。
第2の実施の形態に係る異常対処方法によれば、対処を表示した後に、この対処を実行した後の異常および故障が検出された場合は、対処抽出部17は、抽出した発生回数、発生日時と現状の順位を有する順番データに基づいて決定される順番にしたがって、未実施の対処を抽出することができる。そして、表示部8は、この未実施の対処を使用者に対して表示することができる。このように、順番データに基づいて抽出した複数の対処を順に実行することにより、個々の荷電粒子線装置1で発生する異常および故障の偏りに対応でき、異常箇所を迅速に絞りこむことができる。
本発明の実施例1では、第1の実施の形態の荷電粒子線装置1を用いている。図1の荷電粒子線装置1が運転開始後に、第1回目の異常が以下の通り発生したとする。
まず、真空計119が異常を検知し、続いてポンプ102が異常を検知し停止動作を開始し、荷電粒子線装置1内部の保護回路が働きゲートバルブ112乃至114およびガスバルブ108乃至111が閉動作し、そして、ポンプ101も異常を検知し停止動作を開始したとする。
それぞれの異常は異常検出部3で検出され、図6に示すように、表示部8の表示画面25内の異常個所の表示領域27に異常個所が表示される。今回の異常は1回目の異常であるので、図2の順位データベース6に記憶されている項目毎の発生回数はすべて0回であり、発生日時にはすべての項目に対して日時が記憶されていない。現状の順位には、項目毎に、初期設定順位と同じ順番の順位が記憶されている。
真空計119の異常をはじめ一連の異常を異常検出部3が検出した場合に、まず、検出された複数の異常の項目すべてが抽出される。次に、初期設定順位と同じ現状の順位の順番に、検出された項目の中で1番順位の高い、「真空計119の異常」の項目が抽出される。「真空計119の異常」の項目に基づいて、対応する対処「ゲートバルブ112、113、114を点検して下さい。」を抽出する。対処「ゲートバルブ112、113、114を点検して下さい。」は、第1番目の対処として図6の対処の表示領域26に表示される。使用者は、表示された対処に従って、ゲートバルブ112乃至114の点検を行い、不具合があれば消耗部品の交換などを行う。点検の後、異常の発生により停止していた荷電粒子線装置1を再起動する。異常がすべて解決すれば、使用者は対処の表示領域26内の解決ボタンをクリックする。未解決の異常が存在すれば、使用者は未解決ボタンをクリックする。
異常がすべて解決すれば、順位データベース6における「真空計119の異常」の項目に対応する発生回数に1回の発生を示す1が記憶され、対応する発生日時に今回の真空計119の異常の発生した日時が記憶され、対応する現状の順位を一つ上の順位の項目と入れ替えて記憶する。
一方、未解決の異常が存在する場合は、検出された項目の中で2番目に順位の高い、「ポンプ102の異常」の項目が抽出される。「ポンプ102の異常の項目」に基づいて、対応する対処「ポンプ102を点検して下さい。」を抽出する。対処「ポンプ102を点検して下さい。」は、第2番目の対処として図6の対処の表示領域26に表示される。使用者は、表示された対処に従って、ポンプ102の点検を行い、不具合があれば消耗部品の交換などを行う。点検の後、荷電粒子線装置1を再起動する。異常がすべて解決すれば、使用者は対処の表示領域26内の第2対処方法の解決ボタンをクリックする。未解決の異常が存在すれば、使用者は第2対処方法の未解決ボタンをクリックする。
異常がすべて解決すれば、順位データベース6における「ポンプ102の異常」の項目に対応する発生回数に1回の発生を示す1が記憶され、対応する発生日時に今回のポンプ102の異常の発生した日時が記憶され、対応する現状の順位を一つ上の順位の項目と入れ替えて記憶する。
一方、未解決の異常が存在する場合は、以下同様に、検出された項目の中で3番目に順位の高い項目として「ゲートバルブ112乃至114の異常」の項目が抽出され、4番目に順位の高い項目として「ガスバルブ108の異常」の項目が抽出され、5番目に順位の高い項目として「ガスバルブ109乃至111の異常」の項目が抽出される。「ゲートバルブ112乃至114の異常」の項目に基づいて対応する対処「リークバルブ115を点検して下さい。」を抽出し、「ガスバルブ108の異常」の項目に基づいて対応する対処「ガスバルブ107、108、リークバルブ116を点検して下さい。」を抽出し、「ガスバルブ109乃至111の異常」の項目に基づいて対応する対処「ポンプ101を点検して下さい。」を第5対処として抽出し、それぞれの対処が表示される。
実施例1によれば、現状の順位により、個々の荷電粒子線装置1で発生する異常および故障の偏りを把握でき、この偏りから発生が予測された異常および故障の対処を使用者に迅速に表示できるので、異常および故障による荷電粒子線装置を使用できない時間を短縮することができる。
本発明の実施例2では、第1の実施の形態の荷電粒子線装置1と、第2の実施の形態の異常対処方法を用いている。荷電粒子線装置1は運転時間が長くなり、すでに、複数の発生日時において、複数の異常が発生しており、今回新たに複数の異常が発生したとする。
実施例2に係る荷電粒子線装置1は、前回までに発生した異常から、ポンプ101が例えばオイルを必要とするロータリポンプであり、そのオイルの消費が激しく、このオイル消費を原因とする異常が数多く発生していたとする。
今回の異常の発生では、「真空計119の異常」や、「ポンプ101の異常」などの複数の異常の項目が抽出された。初回の異常発生時には、図6に示すように、第1対処が、「真空計119の異常」の項目に対応する対処「ゲートバルブ112、113、114を点検して下さい。」であり、第5対処が、「ポンプ101の異常」の項目に対応する対処「ポンプ101を点検して下さい。」であった。ところが、今回の異常発生時には、図7に示すように、第1対処が、「ポンプ101の異常」の項目に対応する対処「ポンプ101を点検して下さい。」であり、第2対処が、「真空計119の異常」の項目に対応する対処「ゲートバルブ112、113、114を点検して下さい。」であった。これは、「ポンプ101の異常」の多さから、「ポンプ101の異常」の項目が順位データにおいて順位を上げたからであり、荷電粒子線装置1固有の異常発生の傾向(癖)を把握した異常発生時の対処を提示している。このような対処の提示により、的確かつ迅速に異常個所の修理ができるので、異常による停止時間を短くすることができる。
本発明の実施例3でも、第1の実施の形態の荷電粒子線装置1を用いており、特に、交換提示時間データベース7を用いている。
従来から、電子顕微鏡にはロータリポンプ101のオイルや真空計117乃至119のゲージ、その他、ゲートバルブ112乃至114等の各可動部のグリス等、それぞれの稼動時間が所定の時間に達すると、交換、補充が必要な消耗部品が複数存在し、この所定の時間に達すると消耗部品の交換、補充を促すメッセージを使用者に表示するものがある。
実施例3では、交換提示時間データベース7が、図8に示すように、異常および故障の発生回数が増えるとその異常および故障の原因である消耗部品の稼働時間に対する交換提示時間が短くなるように、それぞれの消耗部品について、発生回数毎に交換提示時間を関係付けて記憶している。また、図8に示すような発生回数が増えると交換提示時間が減少する関係を関数化し、発生回数から交換提示時間を算出してもよい。
一方、図2の順位データベース6には、異常および故障の項目毎に、発生回数、消耗部品、稼働時間、交換提示時間が互いに対応付けられて記憶されている。
異常および故障が発生すると、異常および故障の項目が順位データベース6から抽出され、抽出された項目に対応する発生回数をカウンタ20が1カウント加算する。加算された発生回数に対応する交換提示時間を交換提示時間データベース7から抽出し、順位データベース6の交換提示時間を更新する。今回の異常および故障の発生により、異常および故障の項目に対応する消耗部品は交換、補充され、交換、補充された消耗部品のタイマ24はリセットされる。異常および故障が解消され、荷電粒子線装置1が稼動すると、タイマ24は稼働時間を計測する。更新された交換提示時間に消耗部品の稼働時間が達すると、表示部8が消耗部品の交換を促す表示をする。
このように、異常の発生回数により、交換提示時間を変化させているので、荷電粒子線装置1固有の異常発生の傾向(癖)により、多発する異常の発生原因となる消耗部品はあらかじめ設定していた当初の交換提示時間よりも短い時間で交換させることができ、異常の発生の前に発生原因の消耗部品を交換可能になるので、荷電粒子線装置1の停止時間を短くすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る荷電粒子線装置の構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る異常対処装置の順位データベースの構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る異常対処方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る異常対処方法のフローチャート(その1)である。 本発明の第2の実施の形態に係る異常対処方法のフローチャート(その2)である。 本発明の実施例1に係る異常対処装置の表示部に表示された画面である。 本発明の実施例2に係る異常対処装置の表示部に表示された画面である。 本発明の実施例3に係る異常対処装置の交換提示時間データベースの構成図である。
符号の説明
1 荷電粒子線装置
2 異常対処装置
3 異常検出部
4 CPU
5 記憶部
6 順位データベース
7 交換提示時間データベース
8 表示部
11 異常項目抽出部
12 順番データ抽出部
13 回数順抽出部
14 日時順抽出部
15 順位順抽出部
16 単複判定部
17 対処抽出部
18 更新部
19 発生回数更新部
20 カウンタ
21 発生日時更新部
22 順位更新部
23 交換提示時間抽出部
24 タイマ
25 表示画面
26 対処の表示領域
27 異常個所の表示領域

Claims (9)

  1. 真空中において荷電粒子線を応用する荷電粒子線装置で検出された異常および故障に対応する対処を表示する異常対処方法において、
    異常対処装置は、
    前記異常および故障の識別子に、次回発生しやすい順番を決定可能な順番データと、前記異常および故障それぞれに対応する前記対処とを関係付けて記憶し、
    同時に複数の前記異常および故障が発生した場合に、発生した複数の前記異常および故障の前記識別子を抽出し、
    抽出した前記識別子に基づいて、発生した前記異常および故障の前記順番データを抽出し、
    抽出した前記順番データに基づいて決定される前記順番にしたがって、発生した前記異常および故障に対応する前記対処を抽出し、
    抽出した前記対処を表示し、
    前記順番データは、前記異常および故障それぞれの直近の発生日時を含み、前記発生日時の早いまたは遅い順番をもって前記次回発生しやすい順番を決定することを特徴とする異常対処方法。
  2. 前記順番データは、前記異常および故障それぞれの発生回数を含み、前記発生回数の多い順番をもって前記次回発生しやすい順番を決定することを特徴とする請求項1に記載の異常対処方法。
  3. 前記対処を表示した後に、前記対処を実行した後の前記異常および故障が検出された場合は、抽出した前記順番データに基づいて決定される前記順番にしたがって、未実施の前記対処を抽出し、
    前記未実施の前記対処を表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の異常対処方法。
  4. 前記順番データを、前記異常および故障が発生した際に、発生した前記異常および故障に応じて、更新することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の異常対処方法。
  5. 真空中において荷電粒子線を応用する荷電粒子線装置で検出された異常および故障に対応する対処を表示する異常対処装置において、
    前記異常および故障の識別子に、次回発生しやすい順番を決定可能な順番データと、前記異常および故障それぞれに対応する前記対処とを関係付けて記憶する順位データベースと、
    同時に複数の前記異常および故障が発生した場合に、発生した複数の前記異常および故障の前記識別子を抽出する異常項目抽出部と、
    抽出した前記識別子に基づいて、発生した前記異常および故障の前記順番データを抽出する順番データ抽出部と、
    抽出した前記順番データに基づいて決定される前記順番にしたがって、発生した前記異常および故障に対応する前記対処を抽出する対処抽出部と、
    抽出した前記対処を表示する表示部とを有し、
    前記順番データは、前記異常および故障それぞれの直近の発生日時を含み、
    前記順番データ抽出部は、前記発生日時の早いまたは遅い順番をもって前記次回発生しやすい順番を決定する日時順抽出部を有することを特徴とする異常対処装置。
  6. 前記順番データは、前記異常および故障それぞれの発生回数を含み、
    前記順番データ抽出部は、前記発生回数の多い順番をもって前記次回発生しやすい順番を決定する回数順抽出部を有することを特徴とする請求項5に記載の異常対処装置。
  7. 前記対処を表示した後に、前記対処を実行した後の前記異常および故障が検出された場合は、前記対処抽出部は、抽出した前記順番データに基づいて決定される前記順番にしたがって、未実施の前記対処を抽出し、
    前記表示部は、前記未実施の前記対処を表示することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の異常対処装置。
  8. 前記順位データベースは、前記順番データを、前記異常および故障が発生した際に、発生した前記異常および故障に応じて、更新することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の異常対処装置。
  9. 荷電粒子線装置であって、
    前記異常および故障の発生を検出する異常検出部と、
    請求項5乃至請求項8のいずれか1項に記載の異常対処装置とを有することを特徴とする荷電粒子線装置。
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