JP7085386B2 - 情報処理システム、および情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム、および情報処理方法に関する。
近年、ネットワーク上のサーバと通信可能に接続され、サーバから様々なサービスの提供を受けるように構成されたプリンタが知られている。例えば、特許文献1には、プリンタにおいてエラーが発生したときに、プリンタが当該エラーに関する情報をサーバに通知し、当該エラーを解消するためのソフトウェアをサーバからダウンロードするようにすることが開示されている。
特開2004-240588号公報
ところで、例えばラベルプリンタにより店舗の商品に貼付するラベルを印字する場合、印字作業は店舗内(現場)で行われる。その一方で、店舗に対する業務指示等の連絡は、現場から離れた本部の事務所等から行われる。したがって、本部側から、情報処理装置としてのプリンタを操作するユーザが必要とする情報を瞬時に提供することができなかった。
本発明のある態様は、情報処理装置を操作するユーザが必要とする情報を適時に提供することを目的とする。
本発明のある態様は、ユーザが利用する情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続可能な情報処理端末と、を含む情報処理システムであって、前記情報処理装置は、ユーザ属を示すユーザ属性情報を記憶する非接触電子タグから、前記ユーザ属性情報を読み出すリーダと、前記リーダが前記非接触電子タグから読み出した前記ユーザ属性情報に基づき、前記情報処理端末により前記ユーザ属性の権限に対応させて作成された業務に関するデータを取得し、前記ユーザ属性の権限に応じた業務内容を通知するためのデータ、及び、前記情報処理装置の設置場所に応じた業務内容を通知するためのデータを、前記ユーザ属性の権限に応じてアクセス可能に表示部に表示させる制御部と、を備えた情報処理システムである。
本発明のある態様によれば、情報処理装置を操作するユーザが必要とする情報を適時に提供することができる。
実施形態の情報処理システムの概略構成を示す図である。 実施形態のプリンタの正面図である。 実施形態の情報処理システムで使用されるユーザカードを説明する図である。 実施形態の情報処理システムのシステム構成を示すブロック図である。 実施形態のプリンタにおいて実行されるフローチャートである。 実施形態のプリンタの表示画面を例示する図である。 実施形態のプリンタの表示画面を例示する図である。
本実施形態において「非接触電子タグ」は、情報を記憶する半導体メモリを内蔵して,非接触で読み書き可能な情報媒体を意味する。非接触電子タグとしては、リーダからの電波をエネルギー源として動作するパッシブタグに限らず、電池を内蔵したアクティブタグであってもよい。
本発明において「リーダ」とは、電磁界または電波によって,非接触電子タグの半導体メモリが記憶する情報を読み出すために近距離無線通信を行う読み出し装置を意味する。リーダと電子タグとの間で行われる近距離無線通信は、狭義のRFIDに限られず、NFC(Near Field Communication)であってもよく、無線通信規格を限定するものではない。
本実施形態において「ユーザの属性」とは、プリンタのユーザの組織内の役職、資格、地位、組織内で与えられた役割など、ユーザの組織内での特性、性質を示す情報と権限のことである。以下の実施形態では、プリンタのユーザの属性が、会社や店舗におけるマネージャ、一般社員、パート・アルバイトのいずれかである場合を例として挙げる。
以下の実施形態の説明では、情報処理装置の例としてプリンタの例を挙げるが、情報処理装置を限定する意図はない。
本実施形態の説明において「リーダが電子タグを検出すること」は、リーダが電子タグと無線通信可能となったことを意味する。
以下、本発明の実施形態に係る情報処理システム1について説明する。
(1)実施形態の情報処理システム1の構成
以下、本実施形態の情報処理システム1の構成について、図1~4を参照して説明する。図1は、本実施形態の情報処理システム1の概略構成を示す図である。図2は、本実施形態のプリンタの正面図である。図3は、本実施形態の情報処理システム1で使用されるユーザカードを説明する図である。図4は、本実施形態の情報処理システム1のシステム構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の情報処理システム1は、情報処理端末4、1または複数のプリンタ5、およびサーバ6を含む。情報処理端末4とプリンタ5、および、情報処理端末4とサーバ6は、ネットワークNWを介して接続されている。
プリンタ5は、ユーザが業務で使用する印刷媒体に印字する印字装置である。プリンタ5は、本実施形態の例では複数の店舗の各々に設置されている。
情報処理端末4は、店舗の従業員(つまり、プリンタ5のユーザ)に対して業務上の情報を送信するための装置であり、例えば各プリンタ5が配置される店舗を統括する本部の事務所に設置されている。情報処理端末4は、例えばパーソナルコンピュータ装置やタブレット型コンピュータ装置等である。情報処理端末4は、店舗の業務のデータや業務連絡についてのデータ等、業務に関するデータ(以下、「業務データ」という。)を、ネットワークNWを介してプリンタ5に提供する。
サーバ6は、プリンタ5の製造者によって管理されているネットワークサーバであり、プリンタ5のユーザに対してネットワークNWを介した様々なサービスを提供するために設けられている。サーバ6は、プリンタのメンテナンスデータ等、プリンタに関するデータ(以下、「プリンタ関連データ」という。)を、ネットワークNWを介してプリンタ5に提供する。
業務データおよびプリンタ関連データは、それぞれ、情報処理端末4やサーバ6からプリンタ5に送られる通知データの一例である。
図2に示すように、プリンタ5の正面には、電源ボタン53a、操作パネル53b、表示パネル54a、リーダ57、および、ラベル取出口59が設けられている。
電源ボタン53aは、プリンタ5に電源を投入するためのボタンである。表示パネル54aは、ユーザに画像情報を提供するための表示画面であり、例えばLCD(Liquid Crystal Panel)等である。本実施形態のプリンタ5は、ユーザに様々な情報を提供するために比較的大きな表示パネルが採用されている。
操作パネル53bは、表示パネル54aに表示されるメニュー画面の項目を選択する操作、複数の機能の中からいずれかの機能を選択、あるいは、所定の処理をプリンタ5に実行させるための指示などを行うための複数の操作ボタンを含む。
リーダ57は、後述するユーザカードに内蔵されるユーザタグとRFID通信を行うために設けられている。なお、リーダ57の位置は、図示の位置に限られない。ユーザが自身のユーザカードを図2に示したリーダ57にかざすことで、ユーザ属性がプリンタ5に認識される。
図3に示す例示的なユーザカードUCのおもて面には、ユーザを識別するユーザIDと名前が印字されている。ユーザカードUCには電子タグであるユーザタグTが内蔵されている。ユーザタグTには、ユーザID、ユーザの名前、所属、ユーザ属性などのデータが記録されている。図示しないが、ユーザタグTに記録されるデータには、情報閲覧権限を示すデータを含めてもよい。
本実施形態の例では、ユーザ属性は、「0」(管理者)、「1」(一般社員)、または「2」(パート・アルバイト)のいずれかの値である。
図4に示すように、情報処理端末4は、例えば、制御部41、ストレージ42、操作入力部43、表示部44、および通信部45を備える。
制御部41は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory))を含み、情報処理端末4の動作を制御する。マイクロコンピュータは、情報処理端末4の起動時にROMに記憶されているアプリケーションプログラムを読み出して実行する。
現場の店舗から離れた本部の事務所において、オペレータが、アプリケーションプログラムを実行し、操作入力部43に対して操作入力を行うことで、業務データが作成されてプリンタ5に送信されるように構成されている。
業務データは、限定するものではないが、店舗に設置されているプリンタ5向けの場合には、例えば、緊急連絡用データ、定時連絡用データ、セール品発行用データ、在庫販促案内用データ、プリンタ情報、および、店舗マニュアル用データを含む。業務データに含まれる各データは、業務データのサブデータの一例である。本実施形態のプリンタ5は、ユーザ属性に応じた1または複数のサブデータを取得する。
緊急連絡用データは、店舗のマネージャに対して緊急連絡を行うためのデータであり、例えば、マネージャのみがアクセス可能なデータである。
定時連絡用データは、店舗の社員に対して定期的な連絡を行うためのデータであり、例えば、マネージャ、一般社員、およびパート・アルバイトの全員がアクセス可能なデータである。
セール品発行用データは、店舗の中のセールとなる商品に貼付するラベルを発行するためのデータであり、例えば、マネージャおよび一般社員がアクセス可能なデータである。
在庫販促案内用データは、店舗内の在庫品の販売促進を通達するためのデータであり、例えば、マネージャのみがアクセス可能なデータである。
プリンタ情報は、プリンタ5のメンテナンス情報や使用実績に関する情報であり、例えば、マネージャおよび一般社員がアクセス可能なデータである。
店舗マニュアル用データは、店舗にあるプリンタおよび周辺機器のマニュアルを表示および動画再生するためのデータであり、例えば、マネージャ、一般社員、およびパート・アルバイトの全員がアクセス可能なデータである。
表示部44は、表示パネルと、表示パネルに画像を表示する駆動回路とを含み、上記アプリケーションプログラムの実行結果を表示する。
通信部45は、プリンタ5およびサーバ6と通信を行うための通信インタフェースである。
図4に示すように、プリンタ5は、例えば、制御部51、ストレージ52、操作入力部53、表示部54、モータ駆動部55、ヘッド駆動部56、リーダ57、および、通信部58を備える。モータ駆動部55およびヘッド駆動部56は印字部の少なくとも一部を構成する。
制御部51は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、プリンタ5の動作を制御する。マイクロコンピュータは、プリンタ5の起動時にROMに記憶されているファームウェアを読み出して実行する。ファームウェアを実行することで実現される機能には、ヘッド駆動部に供給する印字データを生成することが含まれる。
ストレージ52は、HDD(Hard Disk Drive)あるいはSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。
操作入力部53は、図2に示した電源ボタン53aおよび表示パネル54aと、入力インタフェース回路とを含む。
表示部54は、図2に示した表示パネル54aと、表示パネル54aに画像を表示する駆動回路とを含む。
モータ駆動部55は、プラテンローラ(図示せず)の回転を制御するステッピングモータ(図示せず)を駆動することによって、ラベルロールからラベルを引き出して搬送させる。モータ駆動部55は、制御部51からの搬送要求に応じて、当該搬送要求によって指定される搬送方向(順方向あるいは逆方向)および搬送量で連続紙を搬送させる。指定された搬送方向および搬送量は、例えばステッピングモータの回転方向およびステップ数に対応している。モータ駆動部55は、当該回転方向およびステップ数に基づいてステッピングモータを駆動する。
制御部51は、プラテンローラの回転数からプラテンローラの総走行距離のデータを取得し、所定のタイミング(例えば10分間隔)でサーバ6に送信する。総走行距離のデータに基づいてメンテナンスが必要となったときには、サーバ6からプリンタ関連データとしてメンテナンス情報が送信される。その場合、制御部51は、メンテナンス情報を表示部54に表示させる。
制御部51は、操作入力部53から、あるいはネットワークNWを介して情報処理端末4から印字データを受信する。ヘッド駆動部56は、当該印字データに基づき、複数の発熱素子を有するサーマルヘッドの各発熱素子に選択的に電流を流す。電流により発熱した発熱素子がプラテンローラによって搬送されたラベルにインクリボンを介して押し当てられると、発熱素子に押し当てられたラベルの部分が発色することでラベルに情報が印字される。
リーダ57は、ユーザカードUCが近接したときにユーザカードUCに含まれるユーザタグTと無線通信を行い、ユーザタグTに記憶されているユーザデータを読み出す。
通信部58は、情報処理端末4およびサーバ6とネットワークNWを介した通信を行い、データの送受信を行う。通信部58は、情報処理端末4から業務データを受信し、サーバ6からプリンタ関連データを受信する。
図4に示すように、サーバ6は、例えば、制御部61、ストレージ62、および、通信部63を備える。
制御部61は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、サーバ6の動作を制御する。マイクロコンピュータは、サーバ6の起動時にROMに記憶されているサービスプログラムを読み出して実行する。サービスプログラムを実行することで、プリンタ5のユーザに対して様々なサービスが提供されるように構成されている。
制御部61は、プリンタ関連データを、通信部63を介してプリンタ5に送信する。プリンタ関連データは、ストレージ62に格納されている。
例えば、ストレージ62には、サーバ6に接続されている複数のプリンタからの様々な情報(故障情報等)が蓄積されている。制御部61は、特定の機種のプリンタに不具合が生じた場合、同機種の他のプリンタに対して、プリンタ関連データとしてメンテナンス情報を、通信部63を介して送信する。
また、前述したように、サーバ6は、プリンタ5から総走行距離のデータを逐次受信する。その場合、制御部61は、プリンタ5ごとに総走行距離のデータをストレージ62に記録・更新し、メンテナンスが必要となるタイミングでメンテナンス情報をプリンタ5に送信する。
プリンタ関連データは、上記メンテナンス情報のほか、プリンタ5のユーザに対してメンテナンスのためのサービスエンジニアの訪問時期についてのデータや、消耗品の交換時期に関するデータなどを含む。
(2)実施形態のプリンタ5の動作
次に、本実施形態のプリンタ5の動作について、図5~7を参照して説明する。
図5は、本実施形態のプリンタ5において実行されるフローチャートである。図6および図7は、それぞれ本実施形態のプリンタ5の表示画面を例示する図である。図5のフローチャートは、プリンタ5の制御部51のマイクロコンピュータによって実行される。
なお、図5は、プリンタ5が情報処理端末4から業務データを受信し、サーバ6からプリンタ関連データを受信する場合の処理を示している。
図5において先ず、ユーザが自身のユーザカードUCをプリンタ5のリーダ57にかざすことでユーザタグTがリーダ57により検出されると(ステップS10:YES)、ステップS12以降の処理が開始される。プリンタ5の制御部51は、ユーザタグTのユーザデータを読み出し、ユーザ属性を判定する(ステップS12)。制御部51は、ステップS12で判定されたユーザ属性に基づいて、ネットワークNWを介して情報処理端末4から業務データを受信する。受信する業務データは、ステップS12で判定されたユーザ属性によって異なる。具体的には、以下のとおりである。
ステップS10で読み出したユーザデータにおいてユーザ属性が「0」(管理者)であると判定した場合、制御部51は、ネットワークNWを介して情報処理端末4から、管理者に対応する業務データを受信し、管理者用画面を構成して表示部54に表示させる(ステップS14)。
図6aは、ユーザ属性が「0」(管理者)であると判定した場合に表示される画面G1の例である。画面G1は、業務データやプリンタ関連データによって提供されるすべての項目のデータにアクセス可能となるメニュー画面により構成されている。画面G1に含まれるユーザの操作対象となるボタンは、以下のとおりである。
・緊急連絡用データにアクセスするためのボタンb1
・定時連絡用データにアクセスするためのボタンb2
・セール品発行用データにアクセスするためのボタンb3
・在庫販促案内用データにアクセスするためのボタンb4
・プリンタ情報にアクセスするためのボタンb5
・店舗マニュアル用データにアクセスするためのボタンb6
緊急連絡用データ、定時連絡用データ、セール品発行用データ、在庫販促案内用データ、および、店舗マニュアル用データは、業務データによって提供される項目のデータである。プリンタ情報は、プリンタ関連データによって提供される項目のデータである。
ステップS10で読み出したユーザデータにおいてユーザ属性が「1」(一般社員)であると判定した場合、制御部51は、ネットワークNWを介して情報処理端末4から、一般社員に対応する業務データを受信し、一般社員用画面を構成して表示部54に表示させる(ステップS20)。
図6bは、ユーザ属性が「1」(一般社員)であると判定した場合に表示される画面G2の例である。画面G2には、業務データやプリンタ関連データによって提供される一部の項目のデータにアクセス可能となるメニュー画面により構成されている。画面G2に含まれるユーザの操作対象となるボタンは、以下のとおりである。
・定時連絡用データにアクセスするためのボタンb2
・セール品発行用データにアクセスするためのボタンb3
・プリンタ情報にアクセスするためのボタンb5
・店舗マニュアル用データにアクセスするためのボタンb6
ステップS10で読み出したユーザデータにおいてユーザ属性が「2」(パート・アルバイト)であると判定した場合、制御部51は、ネットワークNWを介して情報処理端末4から、パート・アルバイトに対応する業務データを受信し、パート・アルバイト用画面を構成して表示部54に表示させる(ステップS26)。
図6cは、ユーザ属性が「2」(パート・アルバイト)であると判定した場合に表示される画面G3の例である。画面G3には、業務データによって提供される一部の項目のデータにアクセス可能となるメニュー画面により構成されている。画面G3に含まれるユーザの操作対象となるボタンは、以下のとおりであり、一般社員用よりもさらにアクセス可能な項目が限定される。
・定時連絡用データにアクセスするためのボタンb2
・店舗マニュアル用データにアクセスするためのボタンb6
ステップS14,S20,S26において表示された画面の中からいずれかのボタンに対する操作入力を受け付けると(ステップS16,S22,S28)、制御部51は、ボタン操作によって選択された処理を実行する(ステップS18,S24,S30)。図6に示すように、ユーザ属性に応じて選択可能な選択肢のみを表示させることで、各属性のユーザは、自身が望む情報に直ちにアクセスできるようになる。
図7a~7cは、それぞれ、ステップS18,S24,S30において、選択された処理が実行されるときの表示画面を例示している。
図7aは、図6においてボタンb1をユーザが操作したときに表示される緊急連絡用データの一例である。図7aに示す例では、店舗において緊急にプリンタ5によって印字発行する必要があるラベルのデータ(印字用データの例)を含む画面G4が示される。画面G4には、ラベルのプレビュー画像Im4と、ラベルに関する文字列tx4と、印字発行指示を受け付けるボタンb7とが含まれる。ボタンb7を操作することで、プリンタ5はラベルを印字する。
図7aに例示するラベルのデータは、例えば、各店舗を統括する本部の事務所で作成され、例えば当日に販売するセール品に貼付するラベル用のデータである。プリンタ5が設置されている店舗側では、ラベルを作成する必要がなく、単にボタンb7を操作するだけで簡単に所定枚数の所定のレイアウトのラベルを印字・発行することができる。
図7bは、図6においてボタンb5をユーザが操作したときに表示されるプリンタ情報の一例である。図7bに示す例では、プリンタ5に対するメンテナンス情報を案内する文字列tx5を含む画面G5が示される。なお、画面G5で示されるプリンタメンテナンス情報は、印字することもできる。
図7cは、図6においてボタンb6をユーザが操作したときに表示される店舗マニュアル用データの一例である。図7cに示す例では、プリンタ5の用紙を交換するときの用紙のセット方法を案内する動画を含む画面G6が示される。
以上説明したように、本実施形態の情報処理システム1によれば、ユーザ属性のデータを含むユーザカードUCをプリンタ5にかざすことでユーザ属性をプリンタ5が識別し、ユーザがユーザ属性に応じた情報にアクセスできるように構成されている。そのため、情報処理端末4やサーバ6等の複数の発信元から通知されるデータのうち、プリンタを操作するユーザが必要とする情報を適時に提供することができる。
例えば、近年では、プリンタがネットワーク上のサーバと通信可能に接続されており、業務指示等の連絡に関する情報(例えば上記業務データ)を本部から店舗のプリンタに送信することは可能である。しかし、店舗においてプリンタ操作する従業員は、マネージャ、一般社員、パート社員、アルバイト等、多岐に亘ることから、個々のユーザが必要とする情報を適時に届けることが困難である。また、プリンタは、経年変化、使用状況により故障や問題を発生する可能性がある。
そこで、本実施形態の情報処理システム1では、上述したように、ユーザの属性に応じた情報をプリンタ5の表示画面に表示し、それによってプリンタ5を操作するユーザが必要とする情報を適時に提供するように構成されている。ユーザは、自身のユーザの属性が記録されたユーザカードを所持している。ユーザカードをプリンタ5にかざすことによってユーザの属性がプリンタ5に認識され、ユーザの属性に応じた情報がリアルタイムにプリンタ5の表示画面に表示されるように構成されている。プリンタ5のメンテナンス情報や保守情報などの情報についても外部からプリンタ5に送信することで、プリンタ5を操作するユーザに応じた適切な情報をプリンタ5の表示部54を通して提供することができる。
以上、本発明のプリンタの情報処理システムの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、ユーザ属性に応じてメニュー画面に含まれる項目の種類が変化する場合について例示したが、その限りではない。すべての項目を含むメニュー画面を常に表示させ、ユーザ属性に応じて、項目を選択操作したときの画面の変化の有無を制御するようにしてもよい。
上述した実施形態では、リーダ57がユーザタグとRFID通信を行う場合について説明したが、その限りではなく、他の通信方式を利用してもよい。
1…情報処理システム
4…情報処理装置
41…制御部
42…ストレージ
43…操作入力部
44…表示部
45…通信部
5…プリンタ
51…制御部
52…ストレージ
53…操作入力部
53a…電源ボタン
53b…操作パネル
54…表示部
54a…表示パネル
55…モータ駆動部
56…ヘッド駆動部
57…リーダ
58…通信部
59…ラベル取出口
6…サーバ
61…制御部
62…ストレージ
63…通信部
NW…ネットワーク
UC…ユーザカード
T…ユーザタグ

Claims (7)

  1. ユーザが利用する情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続可能な情報処理端末と、を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    ユーザ属性を示すユーザ属性情報を記憶する非接触電子タグから、前記ユーザ属性情報を読み出すリーダと、
    前記リーダが前記非接触電子タグから読み出した前記ユーザ属性情報に基づき、前記情報処理端末により前記ユーザ属性の権限に対応させて作成された業務に関するデータを取得し、前記ユーザ属性の権限に応じた業務内容を通知するためのデータ、及び、前記情報処理装置の設置場所に応じた業務内容を通知するためのデータを、前記ユーザ属性の権限に応じてアクセス可能に表示部に表示させる制御部と、
    を備えた情報処理システム。
  2. 前記業務に関するデータは、前記ユーザ属性によって異なる1または複数の異なる用途のデータを有する、
    請求項1に記載された情報処理システム。
  3. 前記表示部は、前記ユーザ属性に応じて異なる表示態様のメニュー画面を表示する、
    請求項2に記載された情報処理システム。
  4. 前記情報処理装置は、印字媒体に情報を印字する印字部をさらに備え、
    前記通知するためのデータは印字用データを有し、
    前記制御部は、前記情報処理装置に対する操作入力に応じて、前記印字用データに基づく印字を行うように前記印字部を制御する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載された情報処理システム。
  5. 前記情報処理装置とネットワークを介して接続可能なサーバをさらに含み、
    前記情報処理装置は、前記通知するためのデータとして、前記情報処理端末および前記サーバの各々からデータを受信する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載された情報処理システム。
  6. ユーザが利用し、リーダを備えた情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続可能な情報処理端末と、を用いた情報処理方法であって、
    前記情報処理装置の前記リーダが、ユーザ属性を示すユーザ属性情報を記憶する非接触電子タグから、前記ユーザ属性情報を読み出し、
    前記情報処理装置が、前記リーダによって読み出されたユーザ属性情報に基づき、前記情報処理端末により前記ユーザ属性の権限に対応させて作成された業務に関するデータを取得し、前記ユーザ属性の権限に応じた業務内容を通知するためのデータ、及び、前記情報処理装置の設置場所に応じた業務内容を通知するためのデータを、前記ユーザ属性の権限に応じてアクセス可能に表示部に表示させる、
    情報処理方法。
  7. ユーザが利用し、ネットワークを介して情報処理端末と接続可能な情報処理装置であって、
    ユーザ属性を示すユーザ属性情報を記憶する非接触電子タグから、前記ユーザ属性情報を読み出すリーダと、
    前記リーダが前記非接触電子タグから読み出した前記ユーザ属性情報に基づき、前記情報処理端末により前記ユーザ属性の権限に対応させて作成された業務に関するデータを取得し、前記ユーザ属性の権限に応じた業務内容を通知するためのデータ、及び、前記情報処理装置の設置場所に応じた業務内容を通知するためのデータを、前記ユーザ属性の権限に応じてアクセス可能に表示部に表示させる制御部と、
    を備えた情報処理装置。
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