JP6620985B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
特許文献1には、トナーの残量が配送閾値を下回った場合に、消耗品管理システムへトナーカートリッジの配送要求を送信する画像形成装置が記載されている。特許文献1の技術では、配送閾値の決定を、トナーの消費量の実測データを基づき求められた今後のトナー消費量を予測するための統計データと、配送要求を送信してからトナーカートリッジが配送されてくるまでの配送必要日数とを用いて行っている。
特開2013−109202号公報
しかしながら、トナーの消費量の変動はユーザの都合に応じて大きく変化することがある。その点について、特許文献1は何ら考慮されておらず、トナーの消費量がある時期に急激に増えた場合に、当該急激な増加が統計データに十分に反映されず、配送要求の送信時期が遅れ、トナーカートリッジの配送が間に合わなくなる虞がある。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、消耗品の消費がある時期に急激に増えることがあっても、消耗品を適切な時期に配送可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の第1態様の情報処理装置は、サーバと通信可能な情報処理装置であって、通信部と、記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、消耗品の発注に関する情報を含む発注情報を前記サーバに送信する送信手段と、を備えている。
本発明の第2態様の情報処理装置は、記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、消耗品の残量に関する残量情報含む消耗品情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、消耗品の発注を決定する決定手段と、を備えている。
本発明の第1態様の管理サーバは、プリンタとサーバと通信可能な管理サーバであって、通信部と、記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記記憶部に記憶されている固有情報により特定されるプリンタの、消耗品の残量に関する残量情報含む消耗品情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタで消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注に関する情報を含む発注情報を前記サーバに送信する送信手段と、を備えている。
本発明の第2態様の管理サーバは、プリンタと通信可能な管理サーバであって、通信部と、記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記記憶部に記憶されている固有情報により特定されるプリンタの、消耗品の残量に関する残量情報含む消耗品情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタで消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を決定する決定手段と、を備えている。
なお、本発明の情報処理装置は、情報処理装置を制御する制御装置、制御方法、制御プログラム、制御プログラムを記録する記録媒体等の種々の形態で構成することができる。
本明細書に開示される第1態様の情報処理装置及び管理サーバによれば、固有情報により特定されるプリンタの、消耗品の残量に関する残量情報含む消耗品情報に含まれる、前記残量情報が示す消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品について発注を行う発注条件を満たすかが、第1判断手段により判断される。一方、固有情報により特定されるプリンタの、前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタで消耗品の急激な使用がされたかが、第2判断手段により判断される。第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合には、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける。第1判断手段により発注条件を満たすと判断された場合、または、消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合に、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注に関する情報を含む発注情報がサーバに送信される。
これにより、所定の発注条件を満たす場合に限らず、消耗品の急激な使用がされた場合であっても、発注情報をサーバに送信できるので、そのような場合であっても、消耗品を適切な時期に届けることができる。また、消耗品の急激な使用がされたと判断された場合には、消耗品の発注を行う選択を受け付けたことを条件として、発注情報が送信されるので、消耗品の急激な使用が一時的であり、消耗品の発注が必要とされない状況において、消耗品の発注が不適切に行われることを防止できる。
また、受信した消耗品情報から算出した2種類の消費推移、すなわち、第1の消費推移および第2の消費推移を用いて、発注条件を満たすか否かと、消耗品の急激な使用がされたか否かをそれぞれ判断できる。このとき、第2の消費推移の算出対象となる消耗品の残量の変化の一次回帰直線の傾きの絶対値が所定値以上である場合に、消耗品の急激な使用がされたと判断されるので、消耗品の急激な使用がされたか否かを定量的に判断できる。
あるいは、受信した消耗品情報から算出した第1の消費推移に基づき、発注条件を満たすか否かが判断される一方で、直近に受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、前回に受信された消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量との差に基づき、消耗品の急激な使用がされたか否かを判断できる。このとき、直近に受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、前回に受信された消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量との差が所定値以上である場合に、消耗品の急激な使用がされたと判断されるので、消耗品の急激な使用がされたか否かを定量的に判断できる。
また、前記所定値は、直近に受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、直近に消耗品情報を受信した時期と、消耗品が発注されてからの配送期間とに基づいて決定される。これにより、直近に消耗品情報を受信した時期に対し、配送期間を考慮して、消耗品の急激な使用がされたか否かが判断されるので、消耗品の急激な使用がされた場合に、消耗品の配送が間に合わなくことを抑制できる。さらに、前記所定値を、直近に受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、直近に消耗品情報を受信した時期と、配送期間と、消耗品情報を受信するタイミングの間隔(すなわち、受信間隔)とに基づいて決定することにより、消耗品情報の受信間隔が、消耗品の発注タイミングに影響して、消耗品の配送が間に合わなくことを抑制できる。
また、受信された消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量が、第1の消費推移に基づき決定される閾値より、消耗品の使用が少ない側に設定される第2閾値に達した後、それ以前に比べて短い間隔で消耗品情報を受信する。これにより、消耗品情報の受信間隔が、消耗品の発注タイミングに影響して、消耗品の配送が間に合わなくことを抑制できる。
また、第2判断手段は、受信された消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、第1の消費推移に基づき決定される閾値との差が所定値以下であることを条件として、消耗品の急激な使用がされたかの判断を行う。これにより、消耗品の残量が十分にある場合には、消耗品の急激な使用がされた場合であっても、直ぐに消耗品を発注する必要がない状況もある。よって、消耗品の急激な使用がされたかの判断を、第1の消費推移に基づき決定される閾値に近づいたことを条件として行うので、直ぐに消耗品を発注する必要がないにもかかわらず、消耗品の発注を行うか否かの選択を行わせることを抑制できる。
また、消耗品の発注を行わない選択を受け付けた場合、その後に第1判断手段により発注条件を満たすと判断された場合には、発注情報がサーバに送信される。よって、消耗品の急激な使用がされたと判断された場合に、消耗品の発注が行われなかったとしても、その後に発注条件に応じて消耗品を発注できる。一方、消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、その後に第1判断手段により発注条件を満たすと判断された場合には、発注情報の送信を行うことなく通知が行われる。消耗品の急激な使用がされたと判断されたことに応じて消耗品が発注された場合には、その後に発注条件を満たしたとしても、消耗品が重複するために発注が必要とされない可能性がある。よって、かかる場合に、発注を行わず通知することにより、不要な消耗品が無駄に配送されることを防止できる。
また、消耗品情報は、固有情報と、消耗品の種類に関する情報を含む。これにより、固有情報により特定されるプリンタにて使用される消耗品の種類毎に、消耗品の急激な使用を判断できる。また、発注情報は、発注の対象となる消耗品の種類に関する情報と、受信された消耗品情報を送信したプリンタを特定する固有情報とを含む。これにより、固有情報により特定されるプリンタで使用される消耗品を、当該消耗品の種類に応じて発注できる。また、消耗品情報は、予め決められた間隔で受信される。これにより、消耗品情報を定期的に受信できる。
本明細書に開示される第2態様の情報処理装置及び管理サーバによれば、固有情報により特定されるプリンタの、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報に含まれる、前記残量情報が示す消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品について発注を行う発注条件を満たすかが、第1判断手段により判断される。一方、固有情報により特定されるプリンタの、前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタで消耗品の急激な使用がされたかが、第2判断手段により判断される。第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合には、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける。第1判断手段により発注条件を満たすと判断された場合、または、消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合に、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注が決定される。
これにより、所定の発注条件を満たす場合に限らず、消耗品の急激な使用がされた場合であっても、消耗品の発注が決定されるので、そのような場合であっても、消耗品を適切な時期に届けることができる。また、消耗品の急激な使用がされたと判断された場合には、消耗品の発注を行う選択を受け付けたことを条件として、消耗品の発注が決定されるので、消耗品の急激な使用が一時的であり、消耗品の発注が必要とされない状況において、消耗品の発注が不適切に行われることを防止できる。
消耗品発注システムの全体構成を示すブロック図である。 管理サーバの電気的構成を示すブロック図である。 管理サーバによる消耗品の発注の決定方法を説明するための模式図である。 (a)は、管理サーバが消耗品の急激な利用を検出した場合における各装置の主な動作を示すシーケンス図であり、(b)は、警告画面の一例を示す模式図である。 実施形態での消耗品発注処理を示すフローチャートである。 管理サーバに記憶されるテーブルの一例を示す模式図である。 管理サーバによる消耗品情報の受信間隔の変更を説明するための模式図である。 変形例での消耗品発注処理の変形例を示すフローチャートである。 他の実施形態1における管理サーバの電気的構成を示すブロック図である。 他の実施形態2におけるPCの電気的構成を示すブロック図である。 他の実施形態3におけるプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 他の実施形態3における消耗品発注処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、消耗品発注システム1の全体構成を示すブロック図である。消耗品発注システム1は、プリンタ10と、管理サーバ100と、発送サーバ200とから構成される。管理サーバ100は、本発明の管理サーバの一実施形態である。詳細は後述するが、本実施形態の管理サーバ100は、プリンタ10の消耗品が急激に使用された場合であっても、当該消耗品が、当該消耗品が使用できなくなる前の適切な時期に、プリンタ10のユーザの手元に届くことを可能にする。
消耗品発注システム1において、プリンタ10は、所定のタイミング(例えば、毎日決められた時間)毎に、プリンタ10を特定する固有情報と、消耗品情報を管理サーバ100に送信する。本実施形態では、管理サーバ100は、所定のタイミング毎に、消耗品情報通知要求を送信し、プリンタ10は、消耗品情報通知要求を受信したことに応じて、消耗品情報を管理サーバ100に送信する。消耗品情報通知要求を用いることなく、プリンタ10が管理サーバ100に定期的に消耗品通知情報を送信する構成であってもよい。
固有情報は、例えば、プリンタ10のMACアドレスや、予め登録したプリンタ10のノード名、あるいは、プリンタ10の型番や個々のプリンタ10に割り当てられたシリアルナンバなどの固有の文字列などである。本実施形態では、プリンタ10の固有情報は、プリンタ10の型番であるとする。特許請求の範囲に記載される「固有情報」としては、プリンタ10のシリアルナンバであってもよく、プリンタ10の型番およびシリアルナンバの両方であってもよい。また、特許請求の範囲に記載される「固有情報」が、プリンタ10のMACアドレスや、予め登録したプリンタ10のノード名などであってもよい。
消耗品情報は、プリンタ10にて使用される消耗品の残量に関する情報(以下「残量情報」と称す)を含む。消耗品としては、例えば、インクカートリッジである。プリンタ10は、消耗品の残量を検出するセンサを有し、消耗品情報を送信する毎に、消耗品の残量を検出し、検出された残量を示す残量情報を含む消耗品情報を管理サーバ100に送信する。なお、残量情報が示す残量は、%で表される残量の割合であってもよいし、mlやgなどで表される物理量であってもよい。
消耗品がインクカートリッジである場合、プリンタ10には、利用可能な色毎に複数のインクカートリッジが装着されている。消耗品情報は、消耗品の種類に関する情報(以下「種類情報」と称す)を含む。つまり、消耗品情報は、消耗品の種類毎に、種類情報と、当該種類情報が示す種類の消耗品に対する残量情報とを含む。本実施形態では、種類情報が示す消耗品の種類は、消耗品の型番である。消耗品の型番により、消耗品の色や容量などを特定できる。種類情報が示す消耗品の種類は、消耗品の色や容量などであってもよい。
管理サーバ100は、プリンタ10から受信した消耗品情報を分析し、消耗品の残量が所定の閾値に達した場合(すなわち、閾値を下回った場合)に、消耗品の発注を決定し、発注情報を発送サーバ200に送信する。消耗品情報の分析は、消耗品情報に含まれる種類情報が示す種類毎に行われる。発注情報は、残量が所定の閾値に達した消耗品の種類に対応する種類情報と、発注の対象となる消耗品に対する消耗品情報の送信元のプリンタ10の固有情報と、発注要求とを含む。
詳細は後述するが、管理サーバ100は、プリンタ10から受信した消耗品情報の分析に基づき、消耗品の急激な使用があったか否かの判断を行う。管理サーバ100は、消耗品の残量が所定の閾値に達していない場合であっても、消耗品の急激な使用があったと判断した場合には、急激に使用された消耗品の発注を行うか否かを選択させる画面をプリンタ10に表示させる。そして、当該画面に対し、該当する消耗品の発注を行う選択が入力された場合、管理サーバ100は、消耗品の残量が所定の閾値に達した場合と同様に、消耗品の発注を決定し、発注情報を発送サーバ200に送信する。
発送サーバ200には、複数のプリンタ10について、ユーザ毎に、各ユーザが登録したプリンタ10の固有情報と、消耗品の種類である消耗品の型番と、消耗品の配送先に関する情報(以下「配送先情報」と称す)とを関連付けた発送情報テーブルが記憶されている。配送先情報は、例えば、配送先の住所である。かかる発送情報テーブルに記憶される各情報は、ユーザが予め登録したものである。なお、発送情報テーブルにおいて、消耗品の種類として消耗品の色と、色毎の消耗品の型番とが関連付けられていてもよい。
発送サーバ200は、管理サーバ100から発注情報を受信した場合、発送情報テーブルを参照し、受信した発注情報に含まれる固有情報に応じた消耗品の型番と配送先情報とを特定し、特定された型番の消耗品を、特定された配送先情報が示す配送先に配送する処理を実行する。当該処理の結果として、管理サーバ100がプリンタ10から受信した消耗品情報に基づき発送サーバ200に送信した発注情報に応じた型番の消耗品が、発注情報に応じた配送先、すなわち、当該発注情報の対象となるプリンタ10を所有するユーザの元に配送される。
図2は、管理サーバ100の電気的構成を示すブロック図である。管理サーバ100は、例えば、プリンタ10のベンダにより提供される。管理サーバ100は、周知のサーバ機能を有する装置であればよい。管理サーバ100には、制御部101、記憶部102、ネットワークインターフェイス(以下「ネットワークI/F」と称す)103が主に設けられている。これらの各部は、入出力ポート104を介して互いに接続されている。
制御部101は、CPUと、CPUに電気的に接続されたROM及びRAMとを含み、コンピュータを構成する。CPUは、ROMおよび記憶部102に記憶されるプログラムやデータに従って、管理サーバ100の動作を制御する。
記憶部102は、不揮発性の記憶装置である。記憶部102は、例えば、ハードディスクドライブである。記憶部102には、管理サーバ100の動作を制御する各種のプログラム、例えば、後述する図5において制御部101が各処理を実行するためのプログラムなどが記憶されている。また、記憶部102には、ユーザ毎に、各ユーザが登録したプリンタ10の固有情報が記憶されている。ネットワークI/F103は、インターネット800に接続された他の装置と通信するための機器である。ネットワークI/F103としては、周知のネットワークカードを採用できる。管理サーバ100は、ネットワークI/F103を介してインターネット800に接続される。
プリンタ10は、制御部11、プリンタ部12、接続部13、読取部14、検出センサ15、ネットワークI/F16が主に設けられている。これらの各部は、入出力ポート17を介して互いに接続されている。制御部11は、図示されないCPUと、CPUに電気的に接続されたROM及びRAMとを含み、コンピュータを構成する。CPUは、ROMに記憶されるプログラムやデータに従って、プリンタ10の動作を制御する。
プリンタ部12は、印刷機構であり、インクジェットヘッドを有している。制御部11は、プリンタ部12へ駆動信号を入力し、インクジェットヘッドは入力された駆動信号に応じて、ノズルからインクを吐出する。なお、プリンタ部12は、レーザ方式による印刷機構であってもよい。
接続部13は、プリンタ部12で用いられるインクが充填されたカートリッジ21を接続するためのものである。なお、接続部13には、プリンタ10の機種に応じて利用可能なインクの色の分だけカートリッジ21を接続できる。つまり、接続部13には、プリンタ10の機種に応じた1または複数のカートリッジ21を接続できる。カートリッジ21には、そのカートリッジ21を識別するためのシリアルIDが記憶されたICチップが貼付されている。
読取部14は、接続部13に接続されたカートリッジ21のICチップからシリアルIDを読み取る。検出センサ15は、接続部13に接続されている各カートリッジ21内のインクの残量を検出する。ネットワークI/F16は、インターネット800に接続された他の装置と通信するための機器である。プリンタ10は、ネットワークI/F16を介してルータ30に接続する。これにより、プリンタ10は、ルータ30を介してインターネット800に接続される。
管理サーバ100とプリンタ10との間の通信は、接続確立型のプロトコル、より詳細には、XMPP over BOSH(Extensible Messaging and Presence Protocol Over Bidirectional−Streams Over Synchronous HTTPの略)に従って行われる。XMPP over BOSHは、接続を確立した状態をほぼ常時維持する、常時接続型または接続維持型のプロトコルである。一方、管理サーバ100と処理サーバ200との間の通信は、HTTP(Hypertext Transfer Protocolの略)に従って行われる。
次に、図3を参照して、管理サーバ100による消耗品の発注の決定方法について説明する。管理サーバ100は、所定のタイミング(例えば、毎日決められた時間)毎にプリンタ10から受信した消耗品情報に含まれる残量情報に基づき、消耗品の利用予測情報を算出する。
具体的に、利用予測情報は、消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量の時間
変化に基づき算出される。例えば、毎日決められた時間に消耗品情報を取得する場合において、消耗品が交換された日付Pから、プリンタ10から消耗品情報を受信する毎に、当該消耗品情報を受信した日付に対し、残量情報が示す消耗品の残量を、種類情報が示す種類の消耗品における今回の残量としてプロットする。
利用予測情報は、残量の時間変化を示すプロットに基づき算出される。例えば、図3(a)に示すように、日付PのDa日後である日付Qにおいて、日付Pから日付Qまでの各日にプロットされた各点の一次回帰直線L1が、第1の利用予測情報として算出される。なお、一次回帰直線L1の算出にあたり、日付Pから日付Qまでの各日にプロットされた全ての点を用いる必要はない。図3(a)および後述する図3(b)では、残量の時間変化を示すプロットにおける各点の図示は省略している。
このように算出された一次回帰直線L1と、消耗品の配送に要する日数(以下「配送日数」と称す)とから、消耗品の発注を決定するための閾値(以下「自動発注閾値」と称す)が算出される。例えば、図3(a)に示すように、自動発注閾値は、プリンタ10において消耗品を使用できないと判断される残量Aに達する日付Rから、配送日数Dbだけ遡った日付Sにおける一次回帰直線L1の値Jが示す残量THとして算出される。なお、プリンタ10において消耗品を使用できないと判断される残量Aは、ゼロであっても、ゼロよりやや大きい値であってもよい。
配送日数Dbは、配送先情報に基づき算出される。配送先情報が、例えば、住所、郵便番号、電話番号などを含む場合、配送日数Dbは、それら住所などにより特定される家または地域に消耗品を配送する際に要する日数として算出される。本実施形態では、配送先情報は、固有情報毎に発送サーバ200に記憶されている。よって、管理サーバ100は、配送日数Dbを算出するあたり、消耗品情報の送信元のプリンタ10の固有情報に対応する配送先情報を、発送サーバ200から取得する。
各固有情報に対応する配送先情報が管理サーバ100に記憶されている構成であってもよい。かかる構成において、管理サーバ100に記憶される配送先情報は、ユーザにより登録されたものであってもよいし、管理サーバ100が発送サーバ200から定期的(例えば、1日毎、1ヶ月毎など)に取得するものであってもよい。
あるいは、発送サーバ200が、配送先情報に応じた配送日数を記憶している場合、管理サーバ100は、その配送日数を発送サーバ200から取得し、配送日数Dbとする構成としてもよい。
なお、消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量の時間変化を示すプロットは、消耗品に含まれる種類情報が示す消耗品の種類毎に作成される。また、当該プロットは、プリンタ10に装着される消耗品が交換される毎に、新たなプロットが作成される。消耗品情報は、種類情報が示す種類の消耗品が交換された回数(以下「交換回数」と称す)を含む。
管理サーバ100は、消耗品情報に含まれる交換回数が変化する毎に、残量の時間変化を示すプロットを新たに作成する。図3(a)において、消耗品情報に含まれる交換回数が変化した日付が、日付Pである。なお、プリンタ10は、消耗品の種類毎に消耗品の交換回数を計数する交換カウンタを有する。交換カウンタは、プリンタ10の工場出荷時において、ゼロに初期化されている。プリンタ10は、交換カウンタの値に応じた交換回数を消耗品情報に含める。
本実施形態の管理サーバ100は、プリンタ10から取得した消耗品情報に基づき、消
耗品の急激な使用があったか否かの判断を行う。具体的に、図3(b)に示すように、直近に消耗品情報を取得した日付Qと、予め決められた日数Dc(例えば、3日)だけ遡った日付Tとの期間にてプロットされた各点の一次回帰直線L2が、第2の利用予測情報として算出される。なお、一次回帰直線L2を算出するにあたり、日付Tから日付Qまでの各日にプロットされた全ての点を用いる必要はない。本実施形態では、一次回帰直線L2の傾きの絶対値が所定値以上である場合には、消耗品の急激な使用があったと判断する。よって、消耗品の急激な使用があったか否かの判断を一次回帰直線L2の傾きの絶対値での大きさに基づいて行うので、当該判断を定量的に行うことができる。
消耗品の急激な使用があったか否かを判断するための一次回帰直線L2の傾きの閾値(以下「手動発注閾値」と称す)は、直近に消耗品情報をプリンタ10から受信した日付Qと、日付Qに受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、配送日数Dbとから算出される。
具体的に、日付Qから配送日数Dbの経過後に、日付Qにおける消耗品の残量(すなわち、この日に受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す残量)から残量Aまで到達する傾きが、手動発注閾値として算出される。一次回帰直線L2の傾きの絶対値が、算出された手動発注閾値が示す傾きの絶対値より大きい場合に、消耗品の急激な使用があったと判断する。
直近に消耗品情報をプリンタ10から受信した日付Qと、日付Qに受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、配送日数Dbとに加え、消耗品情報の受信間隔を考慮して、手動発注閾値を算出してもよい。消耗品情報の受信間隔が長くなると、当該受信間隔が、消耗品の発注タイミングに影響して、消耗品の配送が間に合わなくなる可能性がある。これに対し、消耗品情報の受信間隔を考慮することにより、当該可能性を低減できる。
例えば、上述したように算出される、日付Qから配送日数Dbの経過後に、日付Qにおける消耗品の残量(すなわち、この日に受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す残量)から残量Aまで到達する傾きを、受信間隔に応じて調整する。具体的に、受信間隔が長いほど、算出された傾きの絶対値を大きくし、受信間隔が短いほど、算出された傾きの絶対値を小さくする。つまり、次に消耗品情報を受信するタイミングまでに消耗品の使用傾向がより増え、次のタイミングにおいて発注が間に合わなくなることを抑制する。
図4(a)は、消耗品発注システム1において、管理サーバ100が消耗品の急激な利用を検出した場合における各装置の主な動作を示すシーケンス図である。プリンタ10は、所定のタイミング毎に消耗品情報を管理サーバ100に送信する(P1)。管理サーバ100は、プリンタ10から受信した消耗品情報に基づき、消耗品の急激な使用を検出した場合(K1)、警告画面表示指示をプリンタ10に送信する(K2)。
プリンタ10は、管理サーバ100から受信した警告画面表示指示に従う警告画面を表示部(例えば、液晶表示装置)に表示する(P2)。図4(b)は、プリンタ10の表示部に表示される警告画面20の一例を示す模式図である。警告画面20には、メッセージ20aと、Yesボタン20bと、Noボタン20cとが表示される。
メッセージ20aは、消耗品が急激に使用されたことを警告するメッセージである。Yesボタン20bは、消耗品を手動発注する選択を入力するためのボタンである。Noボタン20cは、消耗品を手動発注しない選択を入力するためのボタンである。
プリンタ10は、警告画面20に対して入力された手動発注の選択を受け付けた場合、発注依頼を管理サーバ100に送信する(P3)。つまり、プリンタ10は、警告画面20のYesボタン20bの操作を受け付けた場合、手動発注の選択を受け付けたとし、発注依頼を送信する。
管理サーバ100は、プリンタ10から受信した発注依頼に基づき、発注情報を発送サーバ200に送信する(K3)。なお、管理サーバ100は、発注情報を発送サーバ200に送信した後、発注対象の消耗品の種類や、配送予定日などを含む発注完了画面をプリンタ10に表示させてもよい。
発送サーバ200は、管理サーバ100から受信した発注情報に基づき、消耗品の発送処理を行う(H1)。発送サーバ200が発送処理を行うと、発注情報により発注された消耗品が、発注依頼を送信したプリンタ10の固有情報に関連づけられている配送先情報が示す配送先に配送される。これにより、発注情報により発注された消耗品が、発注依頼を送信したプリンタ10のユーザの元に届けられる。
図5は、消耗品発注処理を示すフローチャートである。本処理は、管理サーバ100の制御部101のCPUが実行する処理である。本処理は、管理サーバ100に電源が投入されたことに応じて開始される。制御部101のCPU(以下、単に「CPU」と称す)は、プリンタ10から通知の受信を待機する(S501)。CPUは、プリンタ10から通知を受信したかを判断する(S502)。CPUは、プリンタ10から通知を受信していないと判断した場合(S502:No)、処理をS501に移行する。
一方、CPUは、プリンタ10から通知を受信したと判断した場合(S502:Yes)、受信した通知の種類を判断する(S503)。CPUは、受信した通知が消耗品情報の通知であると判断した場合(S503:消耗品情報)、受信した消耗品情報を分析し、消耗品情報に含まれる各情報を記憶する(S504)。
消耗品情報には、残量情報と、種類情報と、交換回数と、印刷カウントとが含まれる。「印刷カウント」は、消耗品情報に含まれる種類情報が示す種類の消耗品について、現在の消耗品を用いて印刷を行ったページ数を示す値である。プリンタ10は、消耗品の種類毎に現在の消耗品を用いて印刷を行ったページ数を計数する印刷カウンタを有する。印刷カウンタは、該当する消耗品が交換される毎にゼロに初期化される。プリンタ10は、印刷カウンタの値を印刷カウントとして消耗品情報に含める。
また、S504において、CPUは、分析結果に基づき、利用予測情報を更新する。つまり、CPUは、第1の利用予測情報として、一次回帰直線L1を算出するとともに、第2の利用予測情報として、一次回帰直線L2を算出する。また、S504において、CPUは、自動発注閾値および手動発注閾値をそれぞれ更新する。
CPUは、受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量が、S504で更新された自動発注閾値に到達したか、すなわち、当該閾値を下回ったかを判断する(S505)。CPUは、受信した消耗品情報に応じた残量が自動発注閾値に到達したと判断した場合(S505:Yes)、手動発注済みであるかを判断する(S506)。具体的に、CPUは、残量が自動発注閾値に到達した消耗品について、警告画面20を用いた手動発注が既に行われているかを判断する(S506)。
CPUは、手動発注済みでないと判断した場合(S506:No)、発注アクションとして、発注情報を発送サーバ200に送信し(S507)、処理をS501に移行する。CPUが実行するS507の処理が、図4(a)のシーケンス図における処理K3に相当する。上述した通り、発送サーバ200に送信する発注情報は、残量が自動発注閾値に達した消耗品の種類に対応する種類情報と、発注の対象となる消耗品に対する消耗品情報の送信元のプリンタ10の固有情報と、発注要求とを含む。
CPUは、受信した消耗品情報に応じた残量が自動発注閾値に未だ到達していないと判断した場合(S505:No)、消耗品の急激な使用を検出したかを判断する(S509)。つまり、CPUは、一次回帰直線L2の傾きが手動発注閾値に到達したかを判断する。CPUは、消耗品の急激な使用を検出した、すなわち、一次回帰直線L2の傾きが手動発注閾値を超えた場合に、消耗品の急激な使用を検出したと判断する。
CPUは、S509において、消耗品の急激な使用を検出しないと判断した場合(S509:No)、処理をS501に移動する。一方、CPUは、消耗品の急激な使用を検出したと判断した場合(S509:Yes)、警告画面表示指示を、消耗品の急激な使用が検出されたプリンタ10に送信する(S510)。なお、CPUがS509にて消耗品の急激な使用を検出したと判断することが、図4(a)のシーケンス図における処理K1に相当する。
S510の結果、プリンタ10の表示部には警告画面20が表示される。CPUが実行するS510の処理が、図4(a)のシーケンス図における処理K2に相当する。CPUは、S510の処理後、処理をS501に移行する。S505,S509,S510の処理によれば、受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量が自動発注閾値に達しない状況であっても、消耗品の急激な使用が検出された場合、管理サーバ100は、プリンタ10に警告画面表示指示を送信し、その結果として、警告画面20がプリンタ10に表示される。
CPUは、S503において、受信した通知が発注依頼の通知であると判断した場合(S503:発注依頼)、処理をS507に移行する。発注依頼の通知は、警告画面20のYesボタン20bが操作された場合、または、後述する、確認画面(図示せず)に対し発注を実行する指示が入力された場合に、プリンタ10から管理サーバ100に送信される通知である。つまり、S507による発注情報の送信は、プリンタ10から受信した残量情報が示す消耗品の残量が自動発注閾値に達した場合、および、消耗品の急激な使用が検出されたことに基づきプリンタ10に表示された警告画面20への発注指示の入力がなされた場合との両方において行われる。
なお、CPUは、発注依頼の通知を受信したことに基づいてS507の処理を実行した場合、その旨を示す手動発注済み情報を記憶部102に記憶する。CPUは、上述したS506の判断を、当該手動発注済み情報が記憶部102記憶されているか否かに基づいて行う。記憶部102に記憶された手動発注済み情報は、該当する消耗品が交換された場合にクリアされる。なお、手動発注済み情報の記憶先は、制御部101のRAMであってもよい。
CPUは、受信した通知がその他の通知であると判断した場合(S503:その他)、処理をS501に移行する。その他の通知は、警告画面20のNoボタン20cが操作された場合、または、確認画面に対し発注を実行しない指示が入力された場合に、プリンタ10から管理サーバ100に送信される通知である。
CPUは、S506において、手動発注済みであると判断した場合(S506:Yes)、確認画面を表示させる指示(以下「確認画面表示指示」と称す)を、プリンタ10に送信する(S508)。CPUは、S508の処理後、処理をS501に実行する。プリンタ10の表示部に表示される確認画面(図示せず)は、手動発注が行われた後に、消耗品の残量が自動発注閾値に達した場合に表示される画面である。
確認画面は、手動発注が既に行われているが、消耗品の残量が自動発注閾値に達したことに応じて自動発注を行うかを確認する画面である。当該画面は、手動発注が既に行われているが自動発注を行うかを確認させるメッセージと、発注を実行する指示を入力するためのボタンと、発注を実行しない指示を入力するためのボタンとを含む。なお、CPUは、S508において確認画面表示指示を最初に送信した後は、該当する消耗品が交換された場合に当該確認画面を消去する指示をプリンタ10に送信する。あるいは、確認画面表示指示を受信したプリンタ10が、確認画面を表示させてから、所定時間後(例えば、6時間後)に当該確認画面を消去する。
消耗品の急激な使用に基づく手動発注が実行された場合、その後に自動発注条件を満たしたとしても、消耗品が重複するために発注が必要とされない可能性がある。これに対し、S505,S506,S508の処理によれば、手動発注の実行後に自動発注条件を満たした場合には、発注を行わず確認画面をプリンタ10に表示させることにより、不要な消耗品が無駄に配送されることを防止できる。一方、消耗品の急激な使用がされた場合に、手動発注が行われなかったとしても、その後に自動発注条件が満たされた場合には、S507において発注情報が発送サーバ200に送信される。
上記消耗品発注処理にて、プリンタ10から受信した消耗品情報に含まれる各値は、管理サーバ100の記憶部102に設けられたテーブル102a(図6参照)に記憶される。テーブル102aには、固有情報102a1に対し、種類情報102a2と、残量102a3と、交換回数102d4と、印刷カウント102a5と、手動発注済み情報102a6とが対応付けられている。
管理サーバ100がプリンタ10から消耗品情報を受信すると、S504にて、受信した消耗品情報に含まれる各値がテーブル102aに記憶される。具体的に、消耗品情報の送信元のプリンタを特定する固有情報102aについて、消耗品情報に含まれる種類情報102a2が示す消耗品の種類毎に、消耗品情報に含まれる残量情報、交換回数、および印刷カウントの各値が、それぞれ、残量102a3、交換回数102a4、および印刷カウント102a6に記憶される。
なお、プリンタ10の型番である固有情報102a1、および、インクカートリッジの型番である種類情報102a2の各情報は、ユーザにより登録された情報である。固有情報102a1は、プリンタ10のシリアルナンバなどであってもよい。手動発注済み情報102a6には、手動発注を行ったか否か、すなわち、発注依頼の通知を受信したことに基づいてS507の処理を実行したか否かを示す情報が記憶される。
本実施形態の管理サーバ100によれば、プリンタ10から受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量の変化に基づき、消耗品の急激な使用が検出された場合には、プリンタ10に表示された警告画面20からユーザに手動で消耗品を発注させることができる。よって、管理サーバ100は、消耗品の残量が自動発注閾値に達する前であっても、ユーザによる手動発注に基づく発注情報を発送サーバ200に送信できるので、消耗品を急激に使用したことによって消耗品の発注が間に合わず、消耗品が切れてユーザがプリンタ10を利用できない不都合を抑制できる。
特に、管理サーバ100は、消耗品の急激な使用が検出された場合には、ユーザによる手動発注を受け付けたことを条件として、発注情報を送信するので、検出された急激な使用が一時的なものであり、消耗品の残量からすると発注が必要とされない状況において、消耗品の発注が不適切に行われることを防止できる。
上記実施形態において、管理サーバ100が、管理サーバ,情報処理装置及びサーバの一例である。プリンタ10が、プリンタ及び情報処理装置の一例である。発送サーバ200が、サーバの一例である。制御部101が、制御部の一例である。ネットワークI/F103が、通信部の一例である。記憶部102が、記憶部の一例である。S502の処理を実行する制御部101が、受信手段、受付手段、取得手段の一例である。S505の処理を実行する制御部101が、第1判断手段の一例である。S509の処理を実行する制御部101が、第2判断手段の一例である。S507の処理を実行する制御部101が、送信手段、決定手段の一例である。S508の処理を実行する制御部101が、通知手段の一例である。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、本発明の管理サーバである管理サーバ100として、物理的に存在する1つのサーバを例示した。管理サーバ100は、複数の物理的な装置が協働して1つのサーバとして機能するヴァーチャルマシンであってもよい。例えば、管理サーバ100は、消耗品情報をプリンタ10から受信する第1のサーバと、第1のサーバから取得した消耗品情報に基づいて、発注をするか否かを決定する第2のサーバとが協同して1つのサーバとして機能する構成であってもよい。また、管理サーバ100が、発送サーバ200の機能を有する構成であってもよい。
上記実施形態では、管理サーバ100に接続される装置として、プリンタ10を例示したが、少なくとも印刷機能を有する多機能周辺装置であれば、本発明に適用できる。上記実施形態では、消耗品として、インクカートリッジを例示したが、トナーカートリッジであっても、同様に本発明を適用できる。
上記実施形態では、プリンタ10は、消耗品情報を、インターネット800を介して管理サーバ100に直接送信する構成とした。これに代えて、プリンタ10の消耗品情報を、PC50や他のPCなどの情報処理装置を介して間接的に管理サーバ100に送信する構成としてもよい。かかる場合に、プリンタ10と、プリンタ10からの消耗品情報を中継する情報処理装置との接続は、USBやLANなどによる有線接続であっても、無線LANなどによる無線接続であってもよい。
よって、特許請求の範囲における「プリンタと…通信可能な管理サーバ」は、プリンタと管理サーバとが直接通信する場合と、プリンタと管理サーバとが間接的に通信する場合との両方を意図する。また、特許請求の範囲における「受信手段」による消耗品情報の受信は、プリンタから消耗品情報を直接受信する場合と、プリンタから消耗品情報を間接的に受信する場合との両方を意図する。詳細は後述するが、「取得手段」も同様に、プリンタから消耗品情報を直接取得する場合と、プリンタから消耗品情報を間接的に取得する場合との両方を意図する。また、「取得」とは、自装置の内部で取得する場合と、外部装置から取得する場合との両方を意図する。
上記実施形態では、一次回帰直線L2の傾きの絶対値が所定値(すなわち、手動発注閾値)以上である場合に、消耗品の急激な使用があったと判断する構成とした。これに代えて、直近に取得した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、前回に取得した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量との差が、手動発注閾値以上である場合に、消耗品の急激な使用があったと判断する構成としてもよい。本変形例もまた、上記実施形態と同様、消耗品の急激な使用があったか否かの判断を定量的に行うことができる。
また、直近の残量と前回の残量との差を利用する上記変形例においても、一次回帰直線L2の傾きを利用する上記実施形態と同様、手動発注閾値は、直近に消耗品情報をプリンタ10から受信した日付Qと、日付Qに受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、配送日数Dbとから算出できる。具体的に、消耗品の残量が残量Aまで到達する日数が配達日数Dbとなるような、日付Qにおける消耗品の残量と、前回に受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す残量との差が、手動発注閾値として算出される。日付Qおよび前回に受信した消耗品情報が示す残量の差が、算出された手動発注閾値より大きい場合に、消耗品の急激な使用があったと判断する。さらに、消耗品情報の受信間隔を考慮して、手動発注閾値を算出してもよい。つまり、受信間隔が長いほど、手動発注閾値を大きめに見積もるようにしてもよい。
上記実施形態では、消耗品の利用予測情報を一次回帰直線としたが、消耗品の消費状況を統計的に予測できる情報であれば、一次回帰直線に限らず、各種の統計的に算出される予測式を利用できる。上記実施形態では、プリンタ10に装着される消耗品が交換される毎に、残量の時間変化を示すプロットを作成して、第1の利用予測情報(一次回帰直線L1)を算出する構成としたが、第1の利用予測情報については、過去のデータ、すなわち、現在装着されている消耗品より前に装着されていた消耗品に対する残量変化の各値を利用する構成としてもよい。
上記実施形態では、残量情報として、消耗品の残量を示す値としたが、消耗品情報に含まれる印刷カウントが残量情報を兼ねる構成としてもよい。つまり、印刷カウントの値を、消耗品の残量の指標としてもよい。
上記実施形態では、管理サーバ100がプリンタ10から消耗品情報を受信する間隔を一定としたが、自動発注閾値に近づいたら、消耗品情報の受信間隔を短くする構成としてもよい。例えば、自動発注閾値より消耗品の残量が多い側に第2の閾値を設け、残量情報が示す残量が当該第2の閾値に達したら、消耗品情報の受信間隔を短くする。例えば、残量情報が示す残量が当該第2の閾値に達したら、デフォルトで1日1回(すなわち、24時間毎)であった受信間隔を、1日8回(すなわち、3時間毎)にする。
本変形例について、図7および図8を参照して具体的に説明する。なお、図7および図8を説明するにあたり、上述した実施形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。図7に示すように、残量の時間変化を示すプロットにおいて、一次回帰直線L1が閾値THに達する日付Sから、予め決められた日数(例えば、7日)だけ遡った日付Uにおける一次回帰直線L1の値J’が示す残量TH’が、第2の閾値として算出される。なお、閾値TH’は、閾値THが示す消耗品の残量より、予め決められた量だけ多い側の残量として算出されてもよい。
直近で日付Qにおいてプリンタから受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量が、閾値TH’に達した場合、制御部101のCPUは、消耗品情報通知要求の送信間隔を、デフォルトの間隔から、当該デフォルトの間隔より短い所定間隔に設定する。例えば、デフォルトの送信間隔が24時間毎であり、消耗品の残量が第2の閾値に達した後の送信間隔が3時間毎であるとすると、図6に示すように、消耗品の残量が第2の閾値TH’に達する前は、管理サーバ100による消耗品情報の受信間隔は24時間毎であり、消耗品の残量が第2の閾値TH’に達した後は、消耗品情報の受信間隔は3時間毎となる。なお、消耗品発注システム1が、消耗品情報通知要求を用いない構成である場合には、管理サーバ100は、プリンタ10に消耗品の送信間隔の変更指示を送信する。
図8に示すように、制御部101のCPUは、受信した消耗品情報に応じた残量が自動発注閾値に未だ到達していないと判断した場合(S505:No)、残量が第2の閾値TH’に達したかを判断する(S701)。CPUは、消耗品の残量が第2の閾値TH’に未だ達していないと判断した場合(S701:No)、処理をS501に移行する。一方、消耗品の残量が第2の閾値TH’に到達したと判断した場合(S701:Yes)、消耗品情報通知要求の送信間隔を、デフォルトの間隔より短い所定間隔に変更する(S702)。なお、CPUは、S702による送信間隔の変更後に、S701にてYesと判断した場合には、S702の処理を省略して、S703の処理を実行する。
このように、自動発注閾値に近づいた場合に、消耗品情報の受信間隔を短くすることにより、管理サーバ100における消耗品情報の受信間隔が、消耗品の発注タイミングに影響して、消耗品の配送が間に合わなくことを抑制できる。また、第2の利用予測情報である一次回帰直線L2を算出するための点を増やすことができるので、消耗品の急激な使用がされたか否かの判断の精度を高めることができる。
上記実施形態では、図5の消耗品発注処理において、CPUは、残量情報が示す消耗品の残量が自動発注閾値に達していないと判断した場合、随時、S509にて、消耗品の急激な使用が検出されたかの判断を行う構成とした。消耗品の残量が十分にある場合には、消耗品の急激な使用が検出された場合であっても、直ぐに消耗品を発注する必要がない状況もある。
かかる状況を考慮し、消耗品の残量が自動発注閾値にある程度近づいたことを条件として、消耗品の急激な使用が検出されたかの判断を行う構成としてもよい。例えば、CPUは、残量情報が示す消耗品の残量が自動発注閾値に達していないと判断した場合、当該残量と自動発注閾値との差が所定値以下であることを条件として、S509の処理を実行する構成としてもよい。本変形例によれば、直ぐに消耗品を発注する必要がないにもかかわらず、警告画面20をプリンタ10に表示させ、消耗品の発注を行うか否かの選択をユーザに行わせることを抑制できる。
上記実施形態では、消耗品の急激な使用が検出された場合、警告画面20をプリンタ10に表示させることによって、消耗品の発注を行うか否かをユーザに選択させる構成とした。消耗品の急激な使用が検出された場合に、消耗品を通常の配送日数で配送する第1の配送形態を利用するか、消耗品を通常より短い特別な配送日数で配送する第2の配送形態を利用するかを、ユーザが選択できる構成としてもよい。例えば、図4(b)に示す警告画面20において、第2の配送形態を選択するためのボタンを設けるようにすればよい。あるいは、警告画面20のYesボタン20aが操作された場合に、第1または第2の配送形態のいずれを利用するかをユーザに選択させる画面をプリンタ10に表示し、ユーザにいずれかの配送形態を選択させればよい。
上記実施形態では、消耗品の急激な使用が検出された場合、警告画面20をプリンタ10に表示させる構成としたが、パーソナルコンピュータや、スマートフォンやタブレットなどの端末に警告画面20を表示させる構成としてもよい。
<他の実施形態1>
上記実施形態に加え、他の実施形態について説明する。まず他の実施形態1について、図9を参照しつつ説明する。本実施形態では、発送サーバ200がなく、管理サーバ100(情報処理装置の一例)が発送サーバ200の役割を備える点が異なる。したがって、管理サーバ100のCPUは、図4(a)のP3でプリンタ10から発注依頼が送信されると、消耗品を発注する。すなわち、図5及び図8のS507において、発注情報を発送サーバ200に送信することなく、管理サーバ100が消耗品を発送する。
<他の実施形態2>
他の実施形態2について、図10を参照しつつ説明する。本実施形態では、管理サーバ100がなく、PC(パーソナルコンピュータ)300が管理サーバ100の役割を備える点が異なる。プリンタ10及び発送サーバ200については、図2と同様の構成なので詳細な説明を省略する。
本実施形態のPC300(情報処理装置の一例)は、図10に示したように、制御部301を備える。制御部301は、CPUと、CPUと電気的に接続されたROM及びRAMとを含み、コンピュータを構成する。CPUは、ROMおよび記憶部302に記憶されるプログラムやデータに従って、PC300の動作を制御する。
記憶部302は、不揮発性の記憶装置である。記憶部302は、例えば、ハードディスクドライブである。記憶部302には、PC300の動作を制御する各種のプログラムなどが記憶されている。また、記憶部302には、ユーザ毎に、各ユーザが登録したプリンタ10の固有情報が記憶されている。
ネットワークI/F303は、インターネット800に接続された他の装置と通信するための機器である。ネットワークI/F303としては、周知のネットワークカードを採用できる。PC300は、ネットワークI/F303を介してルータ30に接続され。ルータ30を介してインターネット800に接続される。また、USBI/F308は、プリンタ10のUSBI/F18に接続される。すなわち、PC300はUSBI/Fを介してプリンタ10に接続される。
これらの各部は、入出力ポート304を介して互いに接続されている。
本実施形態では、図4(a)におけるK1〜K3,図5の消耗品発注処理及び図8の消耗品発注処理を、PC300の制御部301に含まれるCPUが実行する。図5及び図8のS502,S508,S510においては、CPUがネットワークI/Fを303介してプリンタ10に送信あるいは受信してもよいし、USBI/F308を介して送信あるいは受信してもよい。図5及び図8のS507においては、CPUがネットワークI/Fを介して、記憶部302に記憶された固有情報に基づく発注情報を発送サーバ200に送信する。
<他の実施形態3>
他の実施形態3について、図11〜図12を参照しつつ説明する。本実施形態では、管理サーバ100がなく、プリンタ10(情報処理装置の一例)が管理サーバ100の役割を備える点が異なる。すなわち、図4(a)におけるK1〜K3をプリンタ10が実行する。プリンタ10及び発送サーバについては図2と同様の構成なので、詳細な説明を省略する。
図11に示す本実施形態のプリンタ10は、プリンタ10の消耗品の発注情報を発送サーバ200に送信する。消耗品の種類情報及びプリンタの10の固有情報は、プリンタ10の制御部11のROM等に記憶されている。
続いて、消耗品発注処理の流れについて、図12を参照しつつ説明する。図5と同様のステップは同じ符号を付して、説明を省略する。本処理は、プリンタ10の制御部11のCPUが実行する処理である。本処理は、プリンタ10に電源が投入されたことに応じて開始される。制御部11のCPU(以下、単に「CPU」と称す)は、検出センサ15から通知が取得されるのを待機する(S601)。すなわち、ここでいう「取得」とはプリンタ10の内部において情報を取得することを意味する。CPUは、検出センサ15から通知を取得したかを判断する(S602)。CPUは、検出センサ15から通知を取得していないと判断した場合(S602:No)、処理をS601に移行する。
一方、CPUは、プリンタ10から通知を取得したと判断した場合(S602:Yes)、取得した通知の種類を判断する(S603)。CPUは、取得した通知が消耗品情報の通知であると判断した場合(S603:消耗品情報)、すなわち、検出センサ15から、接続部13に接続されている各カートリッジ21内のインクの残量を含む通知を取得した場合、受信した消耗品情報を分析し、消耗品情報に含まれる各情報を記憶する(S604)。
消耗品情報には、残量情報と、種類情報と、交換回数と、印刷カウントとが含まれる。「印刷カウント」は、消耗品情報に含まれる種類情報が示す種類の消耗品について、現在の消耗品を用いて印刷を行ったページ数を示す値である。プリンタ10は、消耗品の種類毎に現在の消耗品を用いて印刷を行ったページ数を計数する印刷カウンタを有する。印刷カウンタは、該当する消耗品が交換される毎にゼロに初期化される。プリンタ10は、印刷カウンタの値を印刷カウントとして消耗品情報に含めて管理する。
また、S504において、CPUは、分析結果に基づき、利用予測情報を更新する。
CPUは、手動発注済みでないと判断した場合(S506:No)、発注アクションとして、発注情報をネットワークI/F16を介して発送サーバ200に送信し(S507)、処理をS501に移行する。CPUが実行するS507の処理が、図4(a)の処理K3に相当する。上述した通り、発送サーバ200に送信する発注情報は、残量が自動発注閾値に達した消耗品の種類に対応する種類情報と、発注の対象となる消耗品に対するプリンタ10の固有情報と、発注要求とを含む。
CPUは、受信した消耗品情報に応じた残量が自動発注閾値に未だ到達していないと判断した場合(S505:No)、消耗品の急激な使用を検出したかを判断する(S509)。
CPUは、S509において、消耗品の急激な使用を検出しないと判断した場合(S509:No)、処理をS501に移動する。一方、CPUは、消耗品の急激な使用を検出したと判断した場合(S509:Yes)、警告画面表示指示を、表示部19に送信して表示させる(S610)。なお、CPUがS509にて消耗品の急激な使用を検出したと判断することが、図4(a)の処理K1に相当する。
S610の結果、プリンタ10の表示部には警告画面20が表示される。CPUが実行するS610の処理が、図4(a)のシーケンス図における処理K2に相当する。CPUは、S610の処理後、処理をS501に移行する。S505,S509,S610の処理によれば、受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量が自動発注閾値に達しない状況であっても、消耗品の急激な使用が検出された場合、管理サーバ100は、プリンタ10に警告画面表示指示を送信し、その結果として、警告画面20が表示部19に表示される。
CPUは、S503において、受信した通知が発注依頼の通知であると判断した場合(S503:発注依頼)、処理をS507に移行する。発注依頼の通知は、警告画面20のYesボタン20bが操作された場合、または、後述する、確認画面(図示せず)に対し発注を実行する指示が入力された場合に、CPUに送信される通知である。つまり、S507による発注情報の送信は、プリンタ10から受信した残量情報が示す消耗品の残量が自動発注閾値に達した場合、および、消耗品の急激な使用が検出されたことに基づきプリンタ10の表示部19に表示された警告画面20への発注指示の入力がなされた場合との両方において行われる。
なお、CPUは、発注依頼の通知を取得したことに基づいてS507の処理を実行した場合、その旨を示す手動発注済み情報を記憶部102に記憶する。CPUは、受信した通知がその他の通知であると判断した場合(S503:その他)、処理をS501に移行する。その他の通知は、警告画面20のNoボタン20cが操作された場合、または、確認画面に対し発注を実行しない指示が入力された場合に、CPUに送信される通知である。
CPUは、S506において、手動発注済みであると判断した場合(S506:Yes)、確認画面を表示させる指示(以下「確認画面表示指示」と称す)を、表示部19に送信する(S608)。CPUは、S508の処理後、処理をS501に実行する。プリンタ10の表示部に表示される確認画面(図示せず)は、手動発注が行われた後に、消耗品の残量が自動発注閾値に達した場合に表示される画面である。なお、CPUは、S508において確認画面表示指示を最初に送信した後は、該当する消耗品が交換された場合に当該確認画面を消去する指示を表示部19に送信する。あるいは、確認画面表示指示を受信したプリンタ10が、確認画面を表示させてから、所定時間後(例えば、6時間後)に当該確認画面を消去する。
消耗品の急激な使用に基づく手動発注が実行された場合、その後に自動発注条件を満たしたとしても、消耗品が重複するために発注が必要とされない可能性がある。これに対し、S505,S506,S508,S808の処理によれば、手動発注の実行後に自動発注条件を満たした場合には、発注を行わず確認画面をプリンタ10に表示させることにより、不要な消耗品が無駄に配送されることを防止できる。一方、消耗品の急激な使用がされた場合に、手動発注が行われなかったとしても、その後に自動発注条件が満たされた場合には、S507において発注情報が発送サーバ200に送信される。
上記消耗品発注処理にて、プリンタ10から受信した消耗品情報に含まれる各値は、制御部11のROMあるいはRAM設けられたテーブル102a(図6参照)に記憶される。テーブル102aには、固有情報102a1に対し、種類情報102a2と、残量102a3と、交換回数102d4と、印刷カウント102a5と、手動発注済み情報102a6とが対応付けられている。
プリンタ10が消耗品情報を受信すると、S504にて、受信した消耗品情報に含まれる各値がテーブル102aに記憶される。具体的に、消耗品情報の送信元のプリンタを特定する固有情報102aについて、消耗品情報に含まれる種類情報102a2が示す消耗品の種類毎に、消耗品情報に含まれる残量情報、交換回数、および印刷カウントの各値が、それぞれ、残量102a3、交換回数102a4、および印刷カウント102a6に記憶される。
本実施形態の管理サーバ100によれば、プリンタ10から受信した消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量の変化に基づき、消耗品の急激な使用が検出された場合には、プリンタ10の表示部19に表示された警告画面20からユーザに手動で消耗品を発注させることができる。よって、管理サーバ100は、消耗品の残量が自動発注閾値に達する前であっても、ユーザによる手動発注に基づく発注情報を発送サーバ200に送信できるので、消耗品を急激に使用したことによって消耗品の発注が間に合わず、消耗品が切れてユーザがプリンタ10を利用できない不都合を抑制できる。
特に、プリンタ10は、消耗品の急激な使用が検出された場合には、ユーザによる手動発注を受け付けたことを条件として、発注情報を送信するので、検出された急激な使用が一時的なものであり、消耗品の残量からすると発注が必要とされない状況において、消耗品の発注が不適切に行われることを防止できる。
上記実施形態では、図5,図8,図12〜13に記載される各処理を、各々制御部101,201,301のCPUが実行する構成として説明したが、上記各図に記載される各処理を、複数のCPUが協同的に実行する構成としてもよい。また、ASICなどのICが、単独で、または、複数によって協働的に、上記各図に記載される各処理を実行する構成してもよい。また、CPU11とASICなどのICとが協同して、上記各図に記載される各処理を実行する構成してもよい。
1:消耗品発注システム,10:プリンタ,100:管理サーバ,200:発送サーバ

Claims (26)

  1. サーバと通信可能な情報処理装置であって、
    通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    所定のタイミング毎に、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、消耗品の発注に関する情報を含む発注情報を前記サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記第1判断手段は、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に対応する前記消耗品が交換されてから、当該消耗品について直近に前記消耗品情報が取得されたタイミングまでの第1の期間において、当該第1の期間中に取得された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第1の消費推移に基づき決定される閾値を前記発注条件として、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量が前記閾値に達した場合に前記発注条件を満たすと判断し、
    前記第2判断手段は、前記取得手段により直近に前記消耗品情報が取得されたタイミングから、それ以前の前記第1の期間より短い第2の期間において、当該第2の期間中に取得された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第2の消費推移に基づいて、前記消耗品の急激な使用がされたかを判断することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の消費推移は、当該消費推移の算出対象となる前記消耗品の残量の変化を示す一次回帰直線で表され、
    前記第2判断手段は、前記一次回帰直線の傾きの絶対値が所定値以上である場合に、前記消耗品の急激な使用がされたと判断することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. サーバと通信可能な情報処理装置であって、
    通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    所定のタイミング毎に、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、消耗品の発注に関する情報を含む発注情報を前記サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記第1判断手段は、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に対応する前記消耗品が交換されてから、当該消耗品について直近に前記消耗品情報が取得されたタイミングまでの期間において当該期間中に取得された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第1の消費推移に基づき決定される閾値を前記発注条件として、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量が前記閾値に達した場合に前記発注条件を満たすと判断し、
    前記第2判断手段は、前記取得手段により直近に取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量と、前記取得手段により前回に取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量との差に基づいて、前記消耗品の急激な使用がされたかを判断することを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記第2判断手段は、前記取得手段により直近に取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量と、前記取得手段により前回に取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量との差が、所定値以上である場合に、前記消耗品の急激な使用がされたと判断することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記所定値は、前記取得手段により直近に取得した前記消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、前記取得手段により直近に前記消耗品情報を取得した時期と、消耗品が発注されてからの配送期間とに基づいて決定される値であることを特徴とする請求項2または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定値は、前記取得手段により直近に取得した前記消耗品情報に含まれる残量情報が示す消耗品の残量と、前記取得手段により直近に前記消耗品情報を取得した時期と、前記配送期間と、前記所定のタイミングの間隔とに基づいて決定される値であることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記取得手段は、当該取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量が、前記第1の消費推移に基づき決定される閾値より前記消耗品の使用が少ない側に設定される第2閾値に達した後、それ以前に比べて短い間隔で前記消耗品情報を取得することを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 前記第2判断手段は、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量と、前記第1の消費推移に基づき決定される閾値との差が所定値以下であることを条件として、前記消耗品の急激な使用がされたかの判断を行うことを特徴とする請求項2から7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. サーバと通信可能な情報処理装置であって、
    通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、消耗品の発注に関する情報を含む発注情報を前記サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記送信手段は、前記受付手段が前記消耗品の発注を行わない選択を受け付けた場合、その後に前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合には、前記発注情報を前記サーバに送信し、
    前記制御部は、
    前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、その後に前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合には、前記送信手段による前記発注情報の送信を行うことなく通知する通知手段を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記消耗品情報は、前記消耗品を使用するプリンタを特定するための固有情報と、前記消耗品の種類に関する情報とを含むことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 前記発注情報は、発注の対象となる前記消耗品の種類に関する情報と、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に対応するプリンタを特定するための固有情報とを含むことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の情報処理装置。
  12. 前記取得手段は、予め決められた間隔で前記消耗品情報を取得することを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の情報処理装置。
  13. 前記情報処理装置は、前記消耗品を使用するプリンタであることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 前記情報処理装置は、管理サーバであることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の情報処理装置。
  15. 前記情報処理装置は、パーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の情報処理装置。
  16. 前記消耗品は、固有情報により特定されるプリンタの消耗品であることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれかに記載の情報処理装置。
  17. 前記固有情報は、前記記憶部に記憶されることを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    所定のタイミング毎に、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、消耗品の発注を決定する決定手段と、
    を備え、
    前記第1判断手段は、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に対応する前記消耗品が交換されてから、当該消耗品について直近に前記消耗品情報が取得されたタイミングまでの第1の期間において、当該第1の期間中に取得された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第1の消費推移に基づき決定される閾値を前記発注条件として、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量が前記閾値に達した場合に前記発注条件を満たすと判断し、
    前記第2判断手段は、前記取得手段により直近に前記消耗品情報が取得されたタイミングから、それ以前の前記第1の期間より短い第2の期間において、当該第2の期間中に取得された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第2の消費推移に基づいて、前記消耗品の急激な使用がされたかを判断することを特徴とする情報処理装置。
  19. 記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    所定のタイミング毎に、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、消耗品の発注を決定する決定手段と、
    を備え、
    前記第1判断手段は、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に対応する前記消耗品が交換されてから、当該消耗品について直近に前記消耗品情報が取得されたタイミングまでの期間において当該期間中に取得された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第1の消費推移に基づき決定される閾値を前記発注条件として、前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量が前記閾値に達した場合に前記発注条件を満たすと判断し、
    前記第2判断手段は、前記取得手段により直近に取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量と、前記取得手段により前回に取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量との差に基づいて、前記消耗品の急激な使用がされたかを判断することを特徴とする情報処理装置。
  20. 記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記取得手段により取得された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、消耗品の発注を決定する決定手段と、
    を備え、
    前記決定手段は、前記受付手段が前記消耗品の発注を行わない選択を受け付けた場合、その後に前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合には、消耗品の発注を決定し、
    前記制御部は、
    前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、その後に前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合には、前記決定手段による消耗品の発注の決定を行うことなく通知する通知手段を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  21. プリンタとサーバと通信可能な管理サーバであって、
    通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    所定のタイミング毎に、前記記憶部に記憶されている固有情報により特定されるプリンタの、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタで消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注に関する情報を含む発注情報を前記サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記第1判断手段は、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に対応する前記消耗品が交換されてから、当該消耗品について直近に前記消耗品情報が受信されたタイミングまでの第1の期間において、当該第1の期間中に受信された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第1の消費推移に基づき決定される閾値を前記発注条件として、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量が前記閾値に達した場合に前記発注条件を満たすと判断し、
    前記第2判断手段は、前記受信手段により直近に前記消耗品情報が受信されたタイミングから、それ以前の前記第1の期間より短い第2の期間において、当該第2の期間中に受信された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第2の消費推移に基づいて、前記消耗品の急激な使用がされたかを判断することを特徴とする管理サーバ。
  22. プリンタとサーバと通信可能な管理サーバであって、
    通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    所定のタイミング毎に、前記記憶部に記憶されている固有情報により特定されるプリンタの、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタで消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注に関する情報を含む発注情報を前記サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記第1判断手段は、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に対応する前記消耗品が交換されてから、当該消耗品について直近に前記消耗品情報が受信されたタイミングまでの期間において当該期間中に受信された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第1の消費推移に基づき決定される閾値を前記発注条件として、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量が前記閾値に達した場合に前記発注条件を満たすと判断し、
    前記第2判断手段は、前記受信手段により直近に受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量と、前記受信手段により前回に受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量との差に基づいて、前記消耗品の急激な使用がされたかを判断することを特徴とする管理サーバ。
  23. プリンタとサーバと通信可能な管理サーバであって、
    通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記記憶部に記憶されている固有情報により特定されるプリンタの、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタで消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注に関する情報を含む発注情報を前記サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記送信手段は、前記受付手段が前記消耗品の発注を行わない選択を受け付けた場合、その後に前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合には、前記発注情報を前記サーバに送信し、
    前記制御部は、
    前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、その後に前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合には、前記送信手段による前記発注情報の送信を行うことなく通知する通知手段を備えていることを特徴とする管理サーバ。
  24. プリンタと通信可能な管理サーバであって、
    通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    所定のタイミング毎に、前記記憶部に記憶されている固有情報により特定されるプリンタの、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタで消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を決定する決定手段と、
    を備え、
    前記第1判断手段は、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に対応する前記消耗品が交換されてから、当該消耗品について直近に前記消耗品情報が受信されたタイミングまでの第1の期間において、当該第1の期間中に受信された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第1の消費推移に基づき決定される閾値を前記発注条件として、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量が前記閾値に達した場合に前記発注条件を満たすと判断し、
    前記第2判断手段は、前記受信手段により直近に前記消耗品情報が受信されたタイミングから、それ以前の前記第1の期間より短い第2の期間において、当該第2の期間中に受信された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第2の消費推移に基づいて、前記消耗品の急激な使用がされたかを判断することを特徴とする管理サーバ。
  25. プリンタと通信可能な管理サーバであって、
    通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    所定のタイミング毎に、前記記憶部に記憶されている固有情報により特定されるプリンタの、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタで消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を決定する決定手段と、
    を備え、
    前記第1判断手段は、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に対応する前記消耗品が交換されてから、当該消耗品について直近に前記消耗品情報が受信されたタイミングまでの期間において当該期間中に受信された複数回の前記消耗品情報の各々に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量の各値から算出される、前記消耗品に関する第1の消費推移に基づき決定される閾値を前記発注条件として、前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量が前記閾値に達した場合に前記発注条件を満たすと判断し、
    前記第2判断手段は、前記受信手段により直近に受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量と、前記受信手段により前回に受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量との差に基づいて、前記消耗品の急激な使用がされたかを判断することを特徴とする管理サーバ。
  26. プリンタと通信可能な管理サーバであって、
    通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記記憶部に記憶されている固有情報により特定されるプリンタの、消耗品の残量に関する残量情報を含む消耗品情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品について発注を行う発注条件を満たすかを判断する第1判断手段と、
    前記受信手段により受信された前記消耗品情報に含まれる前記残量情報が示す前記消耗品の残量に基づき、前記固有情報により特定されるプリンタで消耗品の急激な使用がされたかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により消耗品の急激な使用がされたと判断された場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を行うか否かの選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合、または、前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、前記固有情報により特定されるプリンタの消耗品の発注を決定する決定手段と、
    を備え、
    前記決定手段は、前記受付手段が前記消耗品の発注を行わない選択を受け付けた場合、その後に前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合には、消耗品の発注を決定し、
    前記制御部は、
    前記受付手段が前記消耗品の発注を行う選択を受け付けた場合、その後に前記第1判断手段により前記発注条件を満たすと判断された場合には、前記決定手段による消耗品の発注の決定を行うことなく通知する通知手段を備えていることを特徴とする管理サーバ。
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