JP2002166631A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

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JP2002166631A
JP2002166631A JP2001282537A JP2001282537A JP2002166631A JP 2002166631 A JP2002166631 A JP 2002166631A JP 2001282537 A JP2001282537 A JP 2001282537A JP 2001282537 A JP2001282537 A JP 2001282537A JP 2002166631 A JP2002166631 A JP 2002166631A
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image
control
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JP2001282537A
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Kazuhiro Takemoto
和広 竹本
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーが多種多様な画像形成装置のなかか
ら、使用環境に最も適した画像形成装置を選択すること
は困難であるため、画像形成装置をユーザーの使用環境
に応じて動作を行えるようにする。 【解決手段】 記録材上に画像を形成する画像形成装置
において、使用環境に応じた制御を行う制御部を備え、
前記画像形成装置の所定の動作を前記制御部によって前
記使用環境に応じた動作に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のユーザーに共
用として利用される画像形成装置の制御に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】記録紙上に画像を形成する複写機や、プ
リンタなどの画像形成装置は、ネットワークに接続され
て、複数のユーザーによって共用されたり、ネットワー
クに接続されず単独で使用されている画像形成装置にお
いても、複数のユーザーによって共用されている。この
ように使用される画像形成装置は、メーカー各社から様
々な能力を有するものが提供されている。例えば、単位
時間当たりに形成可能な枚数が多い高速処理機種や、こ
れより出力処理の遅い中速機種、さらに処理速度の遅い
低速機種や、様々な画像処理機能、動作モードを有した
ものや、前記機能、モード等を省略した廉価品等など多
種多様な画像処理装置が市販されている。
【0003】ユーザーが画像形成装置を購入する場合
は、前記説明のように多種多様な市販品のなかから、使
用する環境を考慮したうえで、最も適した製品を選択し
て購入する。例えば、プリンタの使用環境を考慮する
と、オフィスごとでプリンタ1台当たりの利用ユーザー
数は様々であり、同じ機種のプリンタでも、あるオフィ
スで2、3人で共用している場合と、数十人で共用して
いる場合とでは画像形成している時間は明らかに異なっ
てくる。前者のように共用人数が少ない場合はプリンタ
待機時間が多くなるため、待機時間中の消費電力を極力
抑えたい。後者のように共用人数が多い場合は、ひっき
りなしに画像形成するようになり、そのため、待機状態
から稼動状態への移行時間をできるだけ短縮したい。ま
た、異なるユーザーから印刷指示が連続して行われる
と、複数のユーザーのプリントアウトがプリンタトレー
に混在することなどから、ページ消失や、取り違いなど
が起こる可能性が高くなる。このような障害を防ぐため
にもユーザーの使用環境に適した機能、仕様を有する画
像形成装置を選ぶことが必要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記説明の
ように、ユーザーが、多種多様な画像形成装置のなかか
ら、使用環境に最も適した画像形成装置を選択し決定す
ることは、ユーザーに対して多大な労力負担を負わせる
ことになり、折角購入した画像形成装置であっても、ユ
ーザーの使用環境に合わない場合もあり、この場合、ユ
ーザーに対して不快感を与えることになってしまう。
【0005】そこで、本発明は、ユーザーが購入した画
像形成装置自身が、ユーザーの使用環境に応じて画像形
成装置の動作を変更可能とすることにより、購入時のユ
ーザー負担を軽減し、ユーザーの使用環境に適合した利
用し易い画像形成装置を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
記録材上に画像を形成する画像形成装置において、使用
環境に応じた制御を行う制御部を備え、前記画像形成装
置の所定の動作を前記制御部によって前記使用環境に応
じた動作に変更することを特徴とするものである。
【0007】請求項12に係る発明は、記録材上に画像
を形成する画像形成装置において、使用環境に応じた制
御を行う制御部と、使用環境を複数の選択肢として記憶
した記憶手段とを備え、前記画像形成装置の所定の動作
を前記制御部によって前記選択肢から選択された使用環
境に応じた動作に変更することを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項14に係る発明は、記録材上に画像
を形成する画像形成装置において、前記画像形成装置の
使用状況に基づいて使用環境を取得する取得手段を有す
ることを特徴とするものである。
【0009】請求項15に係る発明は、ネットワーク上
に複数のユーザー端末とともに接続され、記録材上に画
像を形成する画像形成装置において、使用環境に応じた
制御を行う制御部と、前記ネットワーク上に接続された
ユーザー端末及び他の画像形成装置と通信する通信部と
を備え、前記制御部は前記ネットワークに接続された他
の画像形成装置の台数に応じた動作に制御することを特
徴とするものである。
【0010】請求項16に係る発明は、ネットワーク上
に複数のユーザー端末とともに接続され、複数のユーザ
ーによって共用される記録材上に画像を形成する画像形
成装置の制御方法において、前記画像形成装置を制御す
る制御部は、前記画像形成装置の使用環境を入力するス
テップを含み、この使用環境に基づいて、前記画像形成
装置の制御内容を所定の制御内容へ変更することを特徴
とするものである。
【0011】請求項20に係る発明は、記録材上に画像
を形成する画像形成装置において、当該画像形成装置の
障害発生を検知する障害検知手段と、前記障害発生を検
知した際の対応動作が少なくとも2つの対応動作から選
択可能に制御する制御手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0012】請求項23に係る発明は、記録材上に画像
を形成する画像形成装置において、前記記録材上に画像
を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段の寿命を
検知する寿命検知手段と、前記寿命検知を警告する警告
手段と、前記寿命の検知に応じて前記警告手段を制御す
る制御手段とを有し、前記寿命検知手段は、少なくとも
第1の寿命と、前記第1の寿命検知後に到来する第2の
寿命を検知し、前記制御手段は、少なくとも前記第1の
寿命の検知に応じて前記警告手段で警告する動作と、前
記第2の寿命の検知に応じて前記警告手段で警告する動
作とを選択可能に制御することを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項24に係る発明は、記録材上に画像
を形成する画像形成装置において、少なくとも第1の交
換カートリッジまたは第2の交換カートリッジを着脱可
能で、前記交換カートリッジの交換を促す警告手段を有
し、少なくとも、前記警告手段による前記第1の交換カ
ートリッジへの交換を促す動作と、前記警告手段による
前記第2の交換カートリッジへの交換を促す動作とを選
択可能に制御する制御手段を有することを特徴とするも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、オフィス等に構築されたローカル
エリアネットワーク(以下、LANと記載する)の構成
を示すブロック図である。LAN1には画像形成装置2
と、パソコンやワークステーション等のユーザー端末3
a、3b、3c、…とが接続されている。例えば、複合
プリンタ等の画像形成装置2は操作部4と、画像形成部
5と、表示部6と、制御部7と、通信部8と、第1記憶
部9と、第2記憶部10と、からなり、各ユーザー端末
から要求された画像を記録紙に形成し出力する。
【0015】操作部4は画像形成装置2の各機能、動作
モードの切り替え、障害発生時の対処などを手動で行う
操作ボタン等の入力手段を備えており、この入力操作に
よって発せられる信号を制御部7へ送信する。
【0016】画像形成部5は、記録用紙等の記録材上に
画像形成を行うものであり、種々の画像形成エンジンを
用いることができ、例えばインクジェット方式や、電子
写真方式などのエンジンを用いることができる。なお、
この画像形成部5として、記録材上に画像形成を行う画
像形成部のみならず、原稿の画像データを読み取る画像
読み取り部や、原稿を自動搬送して読み取る原稿自動搬
送部や、画像形成された記録材の後処理(ソーティング
やステープルなど)を行う後処理部を備えるようにして
もよい。これら自動原稿搬送部や後処理部は、一般的に
は画像形成部5のオプションとしてユーザーの希望によ
り付加することができる。
【0017】表示部6は、画像形成装置2の動作、及び
設定状態を把握するために、画像形成装置2の設定、又
は印刷等の進行状況などが表示される。また、障害発生
時のエラーメッセージ等の表示も逐次表示される。この
障害の種類によって緊急を要する場合には、警報音等に
よってユーザーに報知する音声報知手段を備えてもよ
い。また、前記操作部4の操作について、設定項目の表
示、操作方法の案内等の表示や、数値入力、あるいは選
択操作を行う(タッチパネルを設けておき)数値キー等
を表示するようにしてもよい。
【0018】制御部7は、第1記憶部9に記憶された各
種プログラムに基づいて画像形成装置2を制御する制御
部であり、操作部4からの入力に基づいて画像形成部5
などを制御し、表示部6に現在の動作設定状況の表示、
ジョブ(画像形成)進行状況の表示や、障害発生時には
障害の発生箇所や、その種類を表示させる等の制御を行
う。
【0019】通信部8は、前記制御部7の制御に基づい
てLAN1内における情報の授受や、図示されない他の
ネットワークとの情報通信を司るものである。また、こ
こでは図示されないがLAN1に複数の画像形成装置を
接続し、ホストコンピュータをLANに設け、各画像形
成装置の通信部とホストコンピュータとの間で、データ
通信を行うことで、ホストコンピュータは、それぞれの
画像形成装置のジョブ進行状況を掌握しながら、比較的
ジョブの空いている画像形成装置にジョブを振り分ける
ようにし、障害発生時の対処やLAN全体の稼動を効率
良く行えるようにしてもよい。
【0020】第1記憶部9は、各種プログラムを記憶し
た不揮発性記憶手段であり、また、前記LAN1上でデ
ータ通信を行う際に一時的に記憶することも可能であ
り、例えば、プログラムのメンテナンス等の都合から容
易に書き換えが可能なフラッシュメモリ等を使用しても
よい。また、第1記憶部の記憶内容には、画像形成部5
の制御プログラム、例えば、画像形成部本体、画像読み
取り部、及び後処理部のシーケンス制御を行うプログラ
ム、読み取った画像情報を処理する画像処理プログラ
ム、画像を記録材に書き込み処理を行う画像書き込みプ
ログラム、通信部8を制御する(ネットワークインター
フェース等)プログラム、表示部6、及び操作部4を制
御するプログラムなどが記憶されている。また、第2記
憶部10は、画像形成装置2の消耗品であるカートリッ
ジ等に備えられ、このカートリッジについて制御や消耗
進行状況等のデータを制御部7に送信し、所定の制御を
行うプログラムやデータ等を記憶している。第2記憶部
10は消耗品交換と共に交換されるものである。
【0021】以上のように構成された画像形成装置2を
使用環境、例えば利用するユーザー数などによって変更
される制御動作を図2、及び図3の図表に基づいて説明
する。本実施の形態でいう使用環境とは、画像形成装置
2が使用される環境のことであり、当該画像形成装置が
稼働開始時点あるいは適時点に取得される静的使用環境
と、当該画像形成装置が稼働中にリアルタイムで取得さ
れ、時とともに変化しうる動的使用環境とがある。また
使用環境は、当該画像形成装置に関わる全ての使用環境
が取得される全体的使用環境と、当該画像形成装置に関
わる一部分の使用環境が取得される部分的使用環境とが
ある。
【0022】静的使用環境は、ある時点において取得さ
れると自動的には変動しないことが前提の使用環境であ
る。例えば、画像形成装置開始時における画像形成装置
の共用ユーザ数、ユーザーに占める職種、年齢層、性別
に比率、稼働頻度などが挙げられる。静的使用環境は、
ユーザーが任意に入力されることが好ましい。
【0023】動的使用環境は、リアルタイムで取得され
る情報に基づいて刻々と変化することが前提の使用環境
である。動的使用環境は、画像形成装置、あるいはユー
ザー端末で実行されるプログラムによって、リアルタイ
ムで自動的に取得されることが好ましい。また、これら
の静的使用環境と動的使用環境の両方に基づき画像形成
装置の動作を変更することも可能である。
【0024】全体的使用環境は、当該画像形成装置に関
わる全ての時間、場所あるいはユーザーにおいて取得さ
れる使用環境であり、例えば画像形成装置が稼働開始し
てから現在に至るまでの累積のジョブカウンタ、データ
カウンタ、画像形成ページカウンタ、待機時間カウンタ
の値もしくはそれらのカウンタの値から算出される値、
当該画像形成装置を使用可能な全てのユーザー端末台数
ならびに印刷ジョブの送信頻度、当該画像形成装置を使
用可能な全てのユーザー数などがこれに該当する。
【0025】部分的使用環境は、当該画像形成装置に関
わる全ての時間、場所あるいはユーザーにおいて取得さ
れる使用環境であり、ある特定の期間、ある特定のユー
ザー端末あるいはある特定ユーザーにおける各種カウン
タ値もしくはそれらのカウンタ値から算出される値など
がこれに該当し、特定の期間、ユーザー端末、ユーザー
等は予め指定された上で使用環境が取得される。
【0026】使用環境の具体例としては後述するが、画
像形成装置2の共用(ユーザー)人数、画像形成装置2
の稼動頻度などがある。これらの動作は前記制御部7に
よって司られ、共用人数等の使用環境の設定によって変
更される各処理、動作内容(制御プログラム)は第1記
憶部9に記憶されている。また、後述する共用人数など
の設定項目は、画像形成装置2の使用を開始する電源投
入時(または適時)に、表示部6に各項目を表示し、ユ
ーザーの操作部4の入力、あるいは選択操作によって、
それぞれの項目に該当する数値等が入力される。ここで
の設定変更等が不要であれば省略することができる。最
初、あるいはリセット操作等が行われた場合は、前記各
設定項目にはデフォルト値として適当な各初期設定がな
される。以降ユーザー等によって手動で操作部4等から
各設定項目の設定が行われる。
【0027】なお、使用環境の設定が省略された場合、
プリセットされた使用環境が自動的に設定され、当該自
動設定された使用環境に応じた動作を初期設定とするこ
とを、ユーザーが任意に選択するようにしておく。この
ようにすることで、使用開始時に設定作業を行うことな
く、迅速にユーザーは画像形成装置を使用することが可
能となる。
【0028】また、使用環境の取得手段として、上述し
た手動で設定するものの他に、自動で取得するように構
成してもよい。例えば、通信部8を通じて入力される情
報に基づいて実行ジョブ数を自動的にカウントするジョ
ブカウンタ、入力される情報の累積データ量を自動的に
カウントするデータカウンタ、画像形成部5における画
像形成ページ数を自動的にカウントする画像形成ページ
カウンタ、画像形成装置2の待機状態の継続時間をカウ
ントする待機時間カウンタなどを備えて、係るカウンタ
から稼動頻度(単位時間当たり、単位日当たりなど)を
算出し、これを自動で使用環境として設定するようにし
てもよい。勿論、使用環境が共用人数である場合には、
画像形成装置2で画像形成するジョブを指示したユーザ
ー名(ユーザー端末から行われた印刷指示に付されるユ
ーザー名)から、この画像形成装置2を利用している人
数をカウントして共用人数を自動取得し、使用環境を設
定するようにしてもよい。さらに、入力される情報に基
づいて当該ジョブの指示者(ユーザー)の職種や年齢等
の情報を自動的に取得するユーザー情報取得手段を設け
て設定することも可能である。
【0029】前記説明のようにして取得された使用環境
について、制御部7は使用環境として設定されたデータ
を第1記憶部9に記憶させ、これらのデータを利用して
画像形成装置2を制御するようにしてもよい。また、前
記ユーザー端末3a、3b、3c、…等から同様に設定
することができるようにしてもよい。
【0030】なお、本実施の形態において、共用ユーザ
ー数とは、1台の画像形成装置を使用しうる人数を表
し、例えば、当該画像形成装置の設置されているオフィ
スに在籍している従業員の数、当該画像形成装置にLA
Nを介して接続しているユーザー端末数、単位時間もし
くは単位日数当たりに当該画像形成装置を使ってジョブ
を実行した最大、最小、もしくは平均人数などが挙げら
れる。また、画像形成装置の稼動頻度とは、当該画像形
成装置が、どれだけ稼動しているかを示す指標であり、
例えば、単位時間もしくは単位日数当たりの平均あるい
は最大の実行ジョブ数や、単位時間もしくは単位日数当
たりの平均あるいは最大の印刷ページ数や、ビジネスア
ワー(例えば、午前9時〜午後5時)における画像形成
装置の待機状態の最長、最短、平均のいずれかの継続時
間や、画像形成装置が通信部8を介して受信する単位時
間もしくは単位日数当たりのデータ量などが挙げられ
る。
【0031】[共用人数の設定]1台の画像形成装置2
を、共用する人数によって使い勝手が変わってくること
を考慮し、ユーザーが無用なトラブルを起こさないよう
にし、また、画像形成装置が無駄な動作を行わないよう
にするため、図2に示す動作、制御を例示する。
【0032】(節電モードへの移行時間)画像形成装置
2は、電源は常時ON状態として使用される場合が多
く、そのため、画像形成ジョブが所定時間内に発生しな
い場合は、即画像形成を行える状態から、操作部4、通
信部8、制御部7の一部などを残して他の機構への供給
電力を減少させ、消費電力を節約する節約状態(以下、
節電モードと記載する)に移行する。節電モードから画
像形成が可能な状態となるまでは、多少時間を要する。
そのため、節電モードから画像形成を行う動作モードへ
頻繁に切り替わるようでは作業効率が悪くなり好ましく
ない。画像形成装置2の共用人数が多いほど、画像形成
装置2の稼働率が高くなるので、節電モードと動作モー
ドの切り替えが頻繁にならないようにするため、共用人
数によって節電モードに移行するまでの待機時間を変更
することが必要になる。
【0033】ここでは、使用頻度の高い日中は、共用人
数が1ないし5人の場合はジョブ完了後1分間、次のジ
ョブが発生しなければ節電モードに移行するように制御
される。また、共用人数が6ないし20人の場合は5分
間、21人以上で共用する場合は節電モードに移行され
ないようにしており、図2では移行時間を無限大として
表している。夜間、及び週末のように装置の使用頻度が
低い時間帯には共用人数によらず、ジョブ完了後1分経
過すると節電モードへ移行される。なお、画像形成装置
の使用される環境によって、例えば1つのジョブ処理に
要する平均時間が長い場合や、画像形成装置の出力まで
の処理スピード等によって、共用人数や節電モードへの
移行時間等を適当な設定とすることが必要なため、これ
らの条件(共用人数や移行時間等)は、例示したものに
限定されない。
【0034】(印刷指示後の動作)1台の画像形成装置
2を複数のユーザーで共用すると、複数のユーザーから
出力要求された印刷物等が同じ場所に混在することにな
り、要求した印刷物が他のユーザーが要求した印刷物に
紛れ込むなど紛失する可能性が高くなる。そのため、あ
るユーザーから印刷(画像形成)指示があった場合、画
像形成装置2の制御動作は、共用人数が少ない1ないし
20人までの場合は、直ちに印刷出力を開始させ、共用
人数が21人以上の場合は、ユーザーが自分の出力結果
を間違いなく入手できるように、すぐに印刷出力を行わ
ず、一旦第1記憶部9に画像データを保持し、出力を指
示したユーザーが画像処理装置2へ出向いて操作部4を
操作して印刷出力を開始させる。なお、ここでも、前記
説明のように、1つのジョブ当たり平均出力枚数の多少
によって、最適な共用人数の設定とすることが好ましい
ので、ここに例示した共用人数には限定されない。
【0035】(トラブル発生時の対処)画像形成装置2
に障害(以下、トラブルと記載)が発生した場合の動作
は、共用人数が1ないし10人の場合には、全ユーザー
にトラブル発生を(全ユーザー端末に)通知する。ま
た、音声警報手段としてブザー等を有している場合は、
小音量の警報を発する。これは、人数の少ないオフィス
は、その広さや周りの雑音がそれほど大きくないので、
大音量でなくとも、十分鳴り響くからである。また、共
用人数が21人以上の場合は、管理者と印刷ジョブ(出
力)待ちユーザーの端末にトラブル内容の詳細を通知す
る。大人数の居るオフィスでは、周囲の雑音等も相当発
生するので前記音声警報手段を用いる場合は大音量の警
報を発する。
【0036】(プロセスカートリッジの寿命検知)共用
人数によって、画像形成装置2の消耗品交換周期をそれ
ぞれの場合について設定し、消耗品交換を促す表示を行
う条件を変更する。例えば、消耗品としてプロセスカー
トリッジについて説明すると、共用人数が1ないし10
人に設定された場合は、カートリッジ内容物の残量が残
り500プリント相当になると図示されない検知手段に
より寿命検知が行なわれ、この検知結果と第2記憶部1
0に記憶された内容に基づいて制御部7はカートリッジ
交換の警告表示を行う。また、カートリッジ交換に際し
てカートリッジ内容物の経時劣化を防ぐたに小容量カー
トリッジの使用を推奨する表示をあわせて行う。また、
共用人数が11人以上の場合には、残り1000プリン
ト相当でカートリッジ交換の警告表示を行い、あわせて
大容量カートリッジを推奨する表示を行う。共用人数が
多い場合は、画像形成装置2が休みなく稼動するように
なり、早めに消耗品を補充、交換しないと装置が正常に
動作できなくなり、短時間でも稼動できないと、その間
に処理できないジョブ数も多くなり損害が発生すること
になるので、残量が多いうちに警告を発する必要があ
る。
【0037】本実施の形態においてプロセスカートリッ
ジは、収納される現像剤量が比較的大きく、比較的高耐
久性の各種構成部品を使用した大容量カートリッジと、
収納される現像剤量が比較的少なく、比較的低耐久性の
各種構成部品を使用した小容量カートリッジとがあり、
これらのカートリッジのうちのいずれかをユーザーが購
入して本発明の画像形成装置に装着できるよう構成され
ている。
【0038】(用紙仕分け処理)前記説明ではオプショ
ンとして例示した後処理部の動作は、例えば、共用人数
が1ないし10人の場合には、メールボックス(Eメー
ル)ソーターとして動作させ、出力した(メールを印刷
した)用紙を各ユーザーごと(メールの宛先ごと)に仕
分けることを優先させ、ユーザーから設定指示があった
場合には他のソート処理を行う。また、共用人数が11
人以上の場合には、通常のソーター(設定部数だけペー
ジ順に並べて仕分ける動作)として動作することを優先
させ、ユーザーから設定指示があった場合には、その指
示されたソート処理を行う。
【0039】[1日当たりの平均実行ジョブ数の設定]
次に、1日当たりの平均実行ジョブ数を設定して、画像
形成装置2の動作内容を変更させる一例について説明す
る。
【0040】(節電モードへの移行時間)日中の節電モ
ードへの移行時間は、1日当たりの実行ジョブが50件
以下に設定した場合、ジョブ完了後1分で移行し、51
ないし200件の場合は5分経過後節電モードに移行さ
れる。実行ジョブが201件以上の場合は頻繁に装置が
稼動しているので、節電モードは使用されず、図2の表
中では無限大と表記されている。また、夜間、週末の使
用頻度の低い時間には平均実行ジョブ数に依らず1分経
過後に節電モードに移行される。
【0041】(トラブル発生時の対処)紙詰まり等のト
ラブル発生時には、ジョブ数が200件以下に設定した
場合、画像形成装置2の運転を停止し、ユーザーにトラ
ブル発生を通知する。この通知は、例えば、LAN1の
運用に当って、予めトラブルが発生した画像形成装置2
を割り当てられて使用している、所定のユーザー端末に
表示される。また、ジョブ数を201件以上に設定した
場合は、LAN1に接続された他の画像形成装置にジョ
ブデータを転送して処理させ、管理者にトラブル発生を
通知させる。1日当たり平均201件以上のジョブが発
生するオフィスでは、LANに1台だけ画像装置形成を
設けることは、物理的に酷であり、複数の画像形成装置
を設けることが一般的に行われているので、前記説明の
ように他の画像形成装置を用いて対処させる。
【0042】(プロセスカートリッジの寿命検知)プロ
セスカートリッジの交換は、1日当たりのジョブ数を1
00件以下に設定した場合は、カートリッジ内容物の残
量が残り500プリント相当になると寿命検知が行わ
れ、カートリッジ交換の警告表示が行われる。また、カ
ートリッジ交換に際して内容物の経時劣化を防ぐため小
容量カートリッジの使用を推奨する表示があわせて行わ
れる。また、ジョブ数が101件以上の場合には、残り
1000プリント相当でカートリッジ交換の警告表示が
行われ、あわせて大容量カートリッジを推奨する表示が
行われる。1日当たりに処理されるジョブ数が多い場合
は、画像形成装置2が休みなく稼動するようになり、早
めに消耗品を補充、交換しないと装置が稼動されなくな
る時間が生じ、その間にジョブが処理できないと損害が
発生することになるので、残量が多いうちに警告を発す
る必要がある。
【0043】[待機状態の(平均)継続時間の設定]画
像形成装置2に、使用環境の一条件として待機している
平均時間を設定することで、画像形成装置2の設定部7
に使用頻度を判断させ、適した各制御動作を行わせるよ
うにしたものである。
【0044】(節電モードへの移行時間)使用頻度の高
い日中は、待機継続時間が平均10分以下となる稼動率
の高い場合には、節電モードへの移行時間を図2に示し
たように無限大として、節電モードに移行されないよう
にしている。待機状態の継続時間が平均10分ないし3
0分に設定された場合には、ジョブ完了後5分で節電モ
ードへ移行される。待機状態が平均30分以上継続する
と設定された場合には、1分経過後節電モードに移行さ
れる。また、夜間、及び週末のように装置の使用頻度が
低い時間帯には待機状態の継続時間設定によらず、ジョ
ブ完了後1分経過すると節電モードへ移行される。
【0045】(トラブル発生時の対処)画像形成装置2
にトラブルが発生した場合の対処は、待機状態の継続時
間が平均10分以下に設定された場合には、画像形成装
置2の運転を停止し、ユーザーにトラブル発生が通知さ
れる。この通知は、例えば、LAN1の運用に当って、
予めトラブルが発生した画像形成装置2を割り立てられ
ている、所定のユーザー端末に表示する。また、待機状
態の継続時間が平均10分以上に設定された場合は、L
AN1に接続された他の画像形成装置にジョブデータを
転送して処理させ、トラブルの発生した画像形成装置の
管理者やジョブを実行させていたユーザーなどにトラブ
ル発生を通知する。
【0046】(プロセスカートリッジの寿命検知)画像
形成装置2の消耗品交換について、プロセスカートリッ
ジの交換を促す表示は、待機状態の継続時間が平均30
分未満に設定された場合、残り1000プリント相当の
残量を検知した時点でカートリッジ交換の警告表示を行
い、あわせて大容量カートリッジを推奨する表示を行
う。待機時間が平均30分未満では、画像形成装置2が
休みなく稼動することになり、早めに消耗品を補充、交
換する必要がある。待機状態が平均30分以上継続する
設定では、カートリッジ内容物の残量が残り500プリ
ント相当が検知されたらカートリッジ交換の警告表示を
行う。また、カートリッジ交換に際して、カートリッジ
内容物の経時劣化を防ぐため小容量カートリッジの使用
を推奨する表示をあわせて行う。
【0047】以上図2に基づいて説明した、共用人数の
設定、1日当たり平均実行ジョブ数の設定、及び待機時
間の(平均)継続時間の設定は、LAN1の運用にあた
り、比較的短い期間内に諸条件の変更が生じるものであ
り、刻々と変化するLAN1全体の運用状況から判断し
て設定内容を適時変更していくものである。次に、図3
に基づいて説明する画像形成装置2の各設定は、一度設
定された内容は、それほど変更する必要が生じないもの
である。
【0048】[オフィス全人員に占める事務員の比率の
設定]LAN1を利用するオフィス全人員のうち、事務
員の人数がどれだけの比率かによって、画像形成装置2
の設定を事務職の使用形態に適したものにする各制御内
容を説明する。事務職が画像形成装置2を利用する場
合、取り扱う書類、印刷物等は、保存対象となるもの
や、正式な通知書面などが多く含まれるため、不鮮明な
印刷や汚れなどが写りこむことは、特に好ましくない。
そのため、印字は欠け等がなく、グラフ等の画像は細部
まで鮮明に印刷出力されなければならない。また、印刷
部数や、1部当たりの印刷ページなども多大なジョブが
しばしば発生する。このような使用に適した制御を行う
一例を示す。
【0049】(解像度)オフィス全人数のうち、事務員
の比率が5%未満に設定された場合は、画像形成を行う
際の解像度を低くし、5%以上に設定した場合は解像度
を高くする。高解像度の画像形成は必要になるメモリ容
量(ワークエリア容量)が大きくなり、画像形成処理に
時間がかかり、その間、他のジョブは待機させられるこ
とになる。そのため、事務職以外の利用者が多い場合
は、できるだけ、処理の早い低い解像度で印刷を行うこ
とが好ましい。
【0050】(ハーフトーンの処理)前記説明のよう
に、事務職扱いの印刷物は、より鮮明な印刷仕上がりを
要求されるため、原稿等のハーフトーン処理についても
前記解像度の場合と同様、次のように制御される。事務
員の比率を5%未満に設定した場合には、ハーフトーン
をディザ処理とし、これによって画像を形成する過程で
必要なメモリ容量を少なく抑え、また、短時間で画像形
成を行えるようにして無用に出力待ち時間を長引かせな
いようにする。また、事務員の比率を5%以上に設定し
た場合には、ハーフトーンについて誤差拡散処理を行
い、事務職が扱う書類等に適するように詳細まで鮮明に
出力させる場合に対応させる。
【0051】(クリーニング)事務職で扱う書類等につ
いて、詳細な部分まで鮮明に印刷出力されることが望ま
れるので、常に画像形成装置2は正常に動作できるよう
に、また、汚れなどが印刷出力に写りこまないようにす
るため、画像形成装置2の各部リーニングの頻度も事務
員数によって高くし、業務に支障をきたさないようにし
ている。事務員の比率が20%未満ではクリーニングの
頻度を通常通りとし、また、事務員比率が20%以上と
高い設定の場合には、通常より多くクリーニングを行う
ようにする。
【0052】(トナー撹拌時間)前記説明のように、事
務職が扱う書類等は、特に汚れなどが写りこまないよう
にして、鮮明に文字等が印刷されることが要求される。
そのために、トナーを固まった状態で使用するようなこ
とがないように、事務員の比率が20%未満ではトナー
の撹拌時間を通常通りとし、事務員比率が20%以上と
なる事務職利用が多い場合には、トナー撹拌時間を通常
より長く行うように制御される。
【0053】(操作部の表示)事務員が画像形成装置2
を利用する場合は、印刷出力等を行う場合、その出力枚
数が大量であったり、冊子として大量に出力する必要が
あるなど、画像形成、及び後処理に当って詳細に設定す
る高機能処理を利用することが多くなるため、事務員の
比率が20%未満に設定された場合は、通常は設定操作
が繁雑になる高機能メニュー表示を隠しておき、基本操
作等に用いる操作項目等を表示させているが、事務員の
比率が20%以上と設定された場合には、高機能メニュ
ーを予め表示部6に表示させる。
【0054】[オフィス内に存在する他の画像形成装置
台数の設定]前記説明のように、LAN1にホストコン
ピュータの管理の下に画像形成装置を複数設けた場合に
は、画像形成装置1台当たりの稼働時間が短くなるた
め、それぞれ負担が軽減され以下のような制御が可能に
なる。
【0055】(節電モードへの移行時間)LAN1に他
の画像形成装置が設けられていない場合や、1台だけ他
の画像形成装置が設けられている場合には、それぞれの
画像形成装置の稼動率が高くなるため、節電モードへの
移行時間を、図3に示したように無限大として、節電モ
ードに移行されないように制御する。また、他の画像形
成装置が2台以上設けられている場合は、LAN1に計
3台以上の画像形成装置が設けられたことになり、各装
置のジョブ負担を抑えることができるため、5分経過後
に節電モードへ移行させる。
【0056】(印刷指示後の動作)複数のユーザーから
要求された印刷物等の出力が同じ場所に混在すると、要
求した印刷物が、他の印刷物に紛れ込むなど紛失する可
能性が高くなる。そのため、あるユーザーから印刷(画
像形成)指示があった場合、画像形成装置2の動作は、
LAN1に設けられている、他の画像形成装置が1台、
あるいは無い場合には、直ちに印刷出力を開始させる。
また、他の画像形成装置が2台以上設けられている場合
には、ユーザーが自分の出力結果を間違いなく入手でき
るように、すぐに印刷出力を行わず、一旦第1記憶部9
に画像データを保持させ、出力を指示したユーザーが画
像処理装置2へ出向いて操作部4を操作して印刷出力を
開始させる。
【0057】(トラブル発生時の対処)画像形成装置2
に障害トラブルが発生した場合の動作は、LAN1に設
けられている他の画像形成装置が2台以下、あるいは無
い場合には、全ユーザーにトラブル発生を(全ユーザー
端末に)通知する。また、他の画像形成装置が2台以上
設けられている場合には、他の画像形成装置(プリン
タ)に印刷ジョブを転送して処理させる。このとき、前
記説明と同様に管理者と印刷ジョブ(出力)待ちのユー
ザー端末にトラブル内容の詳細を通知させるようにして
もよい。
【0058】(プロセスカートリッジの寿命検知)画像
形成装置2の消耗品交換について、プロセスカートリッ
ジの交換を促す表示は、LAN1に設けられている他の
画像形成装置が1台、あるいは無い場合には、カートリ
ッジ内容物が残り1000プリント相当の残量となった
ことを検知した時点でカートリッジ交換の警告表示を行
い、あわせて大容量カートリッジを推奨する表示を行
う。また、他の画像形成装置が2台以上設けられている
場合には、残り500プリント相当が検知されたら、カ
ートリッジ交換の警告表示を行う。また、カートリッジ
交換に際して内容物経時劣化を防ぐため小容量カートリ
ッジの使用を推奨する表示をあわせて行う。
【0059】[オフィスに占める20代、30代の人員
比率]オフィスにおける、年代別の画像形成装置の使用
形態から、次のような制御を行う。
【0060】(トラブル発生時の対処)LAN1が構築
されたオフィスの全人員のうち、20代、30代が占め
る比率が50%未満の場合は、画像形成装置2の管理者
にトラブル発生を通知させる。また、20代、30代が
占める比率が50%以上の場合には、ユーザーにトラブ
ル発生を通知させる。これはトラブルに対処できるユー
ザーに通知することを目的としており、無用の混乱を避
けるためである。
【0061】(用紙仕分け処理)前記説明ではオプショ
ンとして例示した後処理部の動作は、例えば、オフィス
に占める20代、30代の比率が50%未満の場合に
は、メールボックス(Eメール)ソーターとして動作さ
せ、出力した(メールを印刷した)用紙を各ユーザーご
と(メールの宛先ごと)に仕分けることを優先させ、ユ
ーザーから設定指示があった場合には他のソート処理を
行う。また、20代、30代の比率が50%以上の場合
には、通常のソーター(設定部数だけページ順に並べて
仕分ける動作)として動作することを優先させ、ユーザ
ーから設定指示があった場合には、その指示されたソー
ト処理を行う。年代別に発生する業務内容に沿って使用
頻度の高い設定を優先させている。
【0062】(解像度)オフィスに占める20代30代
の人員が50%未満の場合、画像形成を行う際の解像度
を高くし、50%以上の場合は解像度を低くする。高解
像度の画像形成は必要になるメモリ容量(ワークエリア
容量)が大きくなり、画像形成処理に時間がかかり、そ
の間、他のジョブは待機させられることになる。そのた
め、印刷枚数が多いジョブがよく発生する20代、30
代が多いオフィスでは、できるだけ出力までの処理が早
い、低解像度で印刷を行うことが好ましい。
【0063】(操作部の表示)前記解像度の説明にもあ
るように、20代、30代の人員が画像形成装置2を利
用する場合は、出力枚数が大量であったり、また、冊子
として大量に出力するなど、画像形成、及び後処理に当
って詳細に設定する高機能処理を利用することが多くな
るため、20代、30代の人員が50%未満に設定され
た場合は、通常は設定操作が繁雑になる高機能メニュー
表示を隠しておき、基本操作等に用いる操作項目等を表
示させているが、20代、30代の人員が50%以上と
設定された場合には、高機能メニューを予め表示部6に
表示させる。
【0064】(縮小印刷)また、20代、30代の人員
が50%未満に設定された場合は、通常通り印刷出力す
る設定が優先的になされ、20代、30代の人員が50
%以上の場合には縮小印刷が優先的に設定されるように
してもよい。ジョブの性格上、原稿サイズが大きくなる
場合が多いときや、ファイリングの都合から印刷用紙サ
イズが限定されているような場合など、このようなジョ
ブは20代、30代に発生することが多いので、前記説
明のように予め縮小印刷となるように設定してもよい。
【0065】以上、本発明の実施の形態について、例示
しながら説明してきたが、各設定項目等の数値は、実際
に制御する画像形成装置の処理能力や、ユーザーの使用
環境、ジョブの性質等により、それぞれの作用、効果を
損なわないように、ユーザーが使用し易く設定されるも
のであり、ここに例示されたものに限定されるものでは
ない。
【0066】
【実施例】図4(A)は、本発明に係る画像形成装置の
実施例であるプリンタの構成を示すブロック図であり、
図4(B)は前記プリンタの概観斜視図である。ここで
例示するプリンタ20は、一般的なネットワークカラー
プリンタであり、印刷出力紙をソート、ステープルなど
の処理を行う後処理部21と、後述するLAN1との通
信において画像データ圧縮、及び画像データ伸縮を行う
フォーマッタ22と、トナー等を内容物とし消耗品とし
て交換されるカートリッジユニットのプロセスカートリ
ッジ23と、押しボタン及びLCDタッチパネルなどか
ら成る操作部24と、インクジェット方式や電子写真方
式などのエンジンから成る画像形成部25と、LCDデ
ィスプレイなどの表示部26と、制御部27と、LAN
1との通信で画像データをネットワーク通信規格の周波
数帯に整合した変調信号に変換したり、その逆に変調信
号を画像データに変換するネットワークインターフェー
ス28と、第1メモリ29と、第2メモリ30と、から
構成されている。
【0067】前記プロセスカートリッジ23は、図示さ
れない印刷に使用されるトナーが充填されたトナー容器
と、トナー残量検知手段と、CPUを備えるプロセスカ
ートリッジ制御部とが設けられ、第2メモリ30が前記
プロセスカートリッジ制御部と接続され、プロセスカー
トリッジ23に内臓されている。前記プロセスカートリ
ッジ制御部は制御部27と制御信号等の通信が可能とな
っており、プロセスカートリッジのトナー残量などの情
報を相互通信し、プリンタ20の各機構を制御してい
る。また、前記トナー残量検知手段は、トナー重量計
測、あるいは光透過率計測などによってトナー残量を検
知する。
【0068】また、プリンタ20に障害が発生した場
合、警告音を発生するブザー等の図示されない警告音発
声手段を備えてもよい。プリンタ20はLAN1に接続
され、このLAN1を介して複数のパソコン(PC)等
のユーザー端末31a、31b、31c…に接続されて
いる。
【0069】プリンタ20の各設定は、LAN1を介し
てユーザー端末31a、31b、31c…の入力操作に
よって行うことができる。または、プリンタ20の操作
部24を操作することでも行うことができる。ここで
は、共用人数をプリンタ20に設定し、そのときプリン
タ20が行う動作、及び制御について説明する。
【0070】プリンタ20は大きく分けると(1)画像
形成状態、(2)待機状態、(3)節電状態の3つの状
態があり、これらの状態の一例を以下に示す。 (1)画像形成状態 感光体ドラム(図示されない)駆動、用紙搬送部(図示
されない)駆動、現像部(図示されない)駆動、定着部
(図示されない)駆動、露光部(図示されない)駆動、
表示部26駆動、ネットワークインターフェース28駆
動、制御部27駆動などの制御が行われる。 (2)待機状態 感光体ドラム停止、用紙搬送部停止、現像部停止、定着
部は定温維持、露光部はポリゴンモーターのみ駆動しレ
ーザー発光は停止、表示部26駆動、ネットワークイン
ターフェース28駆動、制御部27駆動などの制御が行
われる。 (3)節電状態 感光体ドラム停止、用紙搬送部停止、現像部停止、定着
部停止、露光部停止、表示部26停止、ネットワークイ
ンターフェース28駆動、制御部27の一部駆動などの
制御が行われる。
【0071】(共有人数の設定)前記共用人数の設定
は、プリンタ20とLAN1を介して接続されたユーザ
ー端末31a、31b、31c、…にプリンタ設定ウイ
ンドゥ等を表示させて設定人数を入力する。あるいは、
プリンタ20の操作部24を操作して共用人数の設定を
行う。この設定値は第1メモリ29、及びプロセスカー
トリッジ23の第2メモリ30双方に記憶される。
【0072】共用人数の区分の一例を以下に示す。 区分A:1〜5人 区分B:6〜10人 区分C:11〜20人 区分D:21人以上 この区分は、プリンタの消費電力、ウォームアップ所要
時間、印字速度、及び印字用紙仕分け機構の構造等によ
って様々に設定され、ここに例示した閾値に限定されな
い。
【0073】(節電モード移行時間)次に、プリンタ2
0に共用人数を設定した場合、プリンタ20が節電状態
(節電モード)へ移行するまでの制御過程を説明する。
プリンタ20は前記待機状態が所定の時間が経過すると
節電状態へ移行するように制御される。前記区分A〜D
では、それぞれ節電モードに移行するまでの待機時間は
以下のようになる。 区分A:1分 区分B:5分 区分C:10分 区分D:10分。
【0074】待機状態から節電状態に移行されるまでの
制御を図5のフローチャートに基づいて説明する。ある
ジョブが完了し、プリンタ20が動作状態から待機状態
となったステップ(以下、Sと記載する)101から、
制御部27はS102で第1メモリ29に記憶されてい
るタイムカウント(カウンター)プログラムを起動さ
せ、このカウント値をリセットした後、ただちにカウン
トを開始させる。計時が開始するとS103で、待機状
態のプリンタ20について印刷ジョブの発生を監視する
ため、印刷開始命令の有無を判断する。印刷開始命令が
無ければ、S104で前記カウンターの値mが所定の時
間経過したか否かを判断する。カウント値mは前記区分
A〜Dごとに例示した時間であり、共有人数が多いほど
カウント時間を長く設定している。これは前記説明にあ
るように、共有人数が多いほど印刷ジョブの発生頻度が
高く、頻繁に節電状態と印刷可能な動作状態を切り替え
ると作業効率が落ちるばかりでなく、消費電力の節約効
果も薄れてしまうためである。カウンター値mが所定の
時間となったなら、S105でプリンタ20は節電状態
に移行される。節電状態となった後もS103の印刷開
始命令の有無を判断し、新たな印刷ジョブの発生を監視
する。また、各区分ごとのカウント値mは、前記説明に
あるように画像形成装置の処理速度等によって同様の作
用効果を得るには異なる閾値となることがあるため、こ
こで例示した閾値に限定されるものではない。
【0075】本実施例のプリンタ20において節電状態
とは、当該プリンタ20が単位時間当たりの消費電力を
節約するように制御された状態のことを示し、例えば、
前記定着部(加熱定着装置)のヒーターへの通電量を削
減もしくは停止し、各種駆動モーターの運転を停止し、
表示部26のバックライトへの通電を停止する等を行
う。
【0076】(印刷開始)S103で印刷開始命令が有
った場合はS106でプリンタ20を動作状態として印
刷出力を行う。S107で印刷終了を判断し、終了して
いなければ、引き続きS106の印刷出力を行い、印刷
が終了したならば、プリンタ20はS101の待機状態
となるように制御される。
【0077】次に、ユーザーによる印刷指示後のプリン
タ20の動作について、図6のフローチャートに基づい
て説明する。プリンタ20の共有人数が多い場合には、
複数のユーザーから要求された印刷物が同じプリンタか
ら出力されるため、ユーザー間で印刷物の取り違えが起
こる可能性が高くなる。
【0078】ユーザーは、例えばユーザー端末3aを操
作してS201で、プリンタ20に印刷様式や、印刷画
像データなどを入力設定する。設定が済んだ後、S20
2で印刷命令をプリンタ20へ送信する。S203でプ
リンタ20に設定された共有人数を判断し、設定が20
人以下の場合は、S204で印刷出力を実行させる。ま
た、設定が21人以上であれば、前記説明のように印刷
物の取り違えを防ぐために、S202でユーザー端末3
aから印刷命令が発せられた印刷ジョブを、S205で
プリンタ20はジョブ名とともに画像データを第1メモ
リ29へ記憶し、S206で乱数発生手段等によって作
成されたパスワードをユーザー端末3aに発行する。
【0079】パスワードを受け取ったユーザーは、プリ
ンタ20の設置場所へ出向いて、S207でプリンタ2
0の表示部26に表示されている印刷待ちのジョブ一覧
の中から、操作部24を操作して印刷するジョブを選択
し、前記S206で発行されたパスワードを操作部24
を操作して入力する。プリンタ20は入力されたパスワ
ードが正しいか否かをS208で判断し、正しくない場
合は、入力されたパスワードと選択されたジョブの整合
がとれなかったので、S209でパスワードエラーを表
示し、S207のジョブ選択に戻る。また、S208で
入力されたパスワードが正しかった場合は、S204の
印刷実行となり、ユーザーは印刷出力を得ることができ
る。
【0080】前記説明のようにすることで、共用人数が
比較的少ない場合は、直ちに印刷出力を得ることがで
き、共用人数が多い場合には、ユーザーがプリンタ20
の設置された場所に居る状態で印刷物を出力するので、
他のユーザーの印刷物と取り違えることが生じない。
【0081】(障害発生時)プリンタ20に障害が発生
し、正常に印刷出力が行えなくなった場合について、図
7のフローチャートに基づいて説明する。障害発生と
は、画像形成装置が画像形成を継続できない状態になっ
たことを示し、例えば記録材詰まり、プロセスカートリ
ッジの寿命到来、印刷データの消失ならびに破壊、ネッ
トワークの断線などが挙げられる。
【0082】プリンタ20に、S301で、例えば紙詰
まりなどの障害が発生したとき、プリンタ20は、S3
02で、プリンタ20の共用人数が10人以下(区分
A、B)の場合、S303で、共有に係る全ユーザー
(当該画像形成装置を使用可能な全てのユーザー)に対
して障害発生箇所を通知する。画像形成装置を使用可能
な全てのユーザーとは、ユーザー端末に当該画像形成装
置を使用するのに必要なソフトウェアならびにハードウ
ェアを具備しているユーザーのことである。また、共用
人数が少ない場合は、ユーザーは、ある程度障害発生状
況を推測することが容易にできるので、簡単な障害状況
の通知(障害発生通知)のみを行い、プリンタ20の制
御部27等の処理負担を軽減させる。障害発生通知と
は、ネットワークを介しての障害発生の通知であり、例
えばSNMP(Simple Network Man
agement Protocol)や電子メールなど
を用いてユーザーに対して障害発生のメッセージを送信
することである。また、簡単な障害状況の通知のみと
は、当該画像形成装置に障害発生のあった旨のメッセー
ジであり、具体的には「プリンタ〇〇で障害が発生しま
した。現在動作不可能です。」「プリンタ〇〇で障害が
発生しました。」といった内容である。このように、全
ユーザーに障害通知を行い、一刻も早いプリンタ機能復
帰を図るものである。
【0083】前述のように、前記障害通知は各ユーザー
端末に送られるものであり、さらに、プリンタ20は障
害発生をユーザーに報知するため、プリンタ20に備え
られたブザー等に警報音を発生させる。この警報音を発
生させるとき、S304で、共用人数が5人以下(区分
A)の場合には、報知対象人数が少ないので、S305
としてブザー音量を小さく制御する。また共用人数が6
〜10人(区分B)の場合には、S306としてブザー
音量を中レベルに制御する。警報音はユーザーを不快に
させない範囲で、できるだけ早く障害解除が行われるよ
うに促すものである。S307で、プリンタ20管理
者、ユーザー等の作業によって障害がプリンタ20から
除去された場合は、S308で、プリンタ20は各ユー
ザー端末への表示終了、及び警報音が停止するように制
御され、障害発生通知を解除する。S307で、障害が
除去されていない場合は、S303の障害発生通知、及
びS305(あるいはS306)の警報音の発生が引き
続き行われ、これらの動作は障害が除去されるまで継続
される。
【0084】S302で、プリンタ20の共用人数が1
1人以上(区分C、D)の場合、S309で、予めプリ
ンタ20に登録されたプリンタ管理者、及びプリンタ使
用中(印刷ジョブ待ちを含む)のユーザーに対して障害
発生の詳細内容をそれぞれのユーザー端末に通知する。
このとき、前記管理者に対してはメール送信、携帯端末
へのメール送信等を行うのが好ましい。障害発生の詳細
内容とは、当該画像形成装置に障害発生の具体的障害内
容(障害発生時刻、障害の種類、障害発生時のユーザー
情報など)や障害発生箇所を含むメッセージであり、具
体的には「プリンタ〇〇の給紙工程でジャムが発生しま
した。」「プリンタ〇〇のプロセスカートリッジが寿命
になりました。」「プリンタ〇〇との通信断が発生しま
した。」といった内容である。また、前記画像形成装置
の管理者とは、当該画像形成装置を保守・管理する権限
ならびに責任を有する者であり、予め定められて記憶装
置に記憶されている。さらに、画像形成装置を使用中の
ユーザーとは、当該画像形成装置を使用可能なユーザー
であって、かつ当該画像形成装置において印刷ジョブを
実行中もしくは印刷ジョブの実行待ちをしているユーザ
ーのことである。
【0085】また、前記説明のS304と同様に、S3
10で共用人数が20人以下(区分C)の場合は、S3
11として障害発生を報知するブザーを中レベルの音量
で発生させ、共用人数が21人以上(区分D)の場合は
S312としてブザー音量を大レベルで発生させる。S
313で、管理者、あるいはユーザー等によってプリン
タ20の障害が除去された場合は、S308で、前記説
明同様、障害発生通知が解除される。また、S313で
障害が除去されていない場合は、S314として、他の
ユーザーからプリンタ20の現状について、問い合わせ
があるか否かを判断し、障害通知を行っていない他のユ
ーザー端末から問い合わせがあれば、S315として、
このユーザーに対して障害発生箇所と障害内容を通知す
る。プリンタ20の障害が除去されるまで、前記説明の
S309、S311(あるいはS312)、S314、
S315の処理が継続して行われる。
【0086】このように、共用人数が多い場合は、プリ
ンタ障害の対処方法を知らないユーザーが多く含まれる
ので、特定のユーザーへのみ通知を行い、不要な混乱を
避けながら、詳細な障害内容を通知することができるよ
うになる。また、管理者に通知することで、1台のプリ
ンタに障害が発生している間、各ユーザーを他のプリン
タを利用するように対処することもでき、プリンタ障害
発生によるプリントアウト停滞の2次障害発生を避ける
ことができる。
【0087】(プロセスカートリッジの交換時期)プロ
セスカートリッジには、前記説明のように、CPUを備
えたプロセスカートリッジ制御部と、トナー残量検知手
段と、プリンタの共用人数に応じた制御プログラム等や
トナー残量と対応させてカートリッジ交換時期を記憶さ
せた記憶部とが備えられており、プロセスカートリッジ
の交換時期について、プロセスカートリッジ制御部によ
って次の説明のように制御される。図8はプロセスカー
トリッジ23の交換時期に関するプリンタ20の動作を
示すフローチャートであり、図8に基づいてプリンタ2
0の動作を説明する。
【0088】プロセスカートリッジ制御部は、前記トナ
ー検知手段によって検知されたトナー残量と第2メモリ
30(記憶部)に記憶された交換時期を示すデータとか
らカートリッジ交換時期を判断し、必要な場合にはプリ
ンタ20の制御部27と通信を行い、プリンタ20全体
の制御を行う。S401で、プリンタ20の共用人数が
10人以下(区分A、B)の場合には、S402でトナ
ー残量を検出し、S403で検出した残量から、前記プ
ロセスカートリッジ制御部は印刷可能な枚数を求め、可
能な枚数が500枚より多ければS402のトナー残量
検知を続行させる。また、500枚以下と判断されたな
らば、トナー充填量の少ない小容量プロセスカートリッ
ジへの交換を促す信号をプリンタ20の制御部27へ送
信し、S404としてプリンタ20の表示部26、また
は、所定のユーザー端末に「プロセスカートリッジを交
換して下さい。推奨型番はPC01です。」と警告表示
を行う。
【0089】前記S404の警告表示により、プロセス
カートリッジ23の交換を促されたユーザーは、S40
5でプロセスカートリッジ23を交換する。カートリッ
ジ交換が行われたなら、制御部27は、前記S404の
警告表示を終了させ、プリンタ20が待機状態となるよ
う制御する。また、プロセスカートリッジ23の交換が
S405で行われなかった場合は、S406でトナー残
量の有無を判断し、残量がある場合は、S402からS
406までの処理を繰り返す。この間にカートリッジ交
換が行われた場合は前記説明のように待機状態になり、
カートリッジ交換が行われずS406でトナー残量なし
と判断された場合は、印刷続行が不可能となるため、S
407でプリンタ20の動作を停止させる。このとき、
停止されるのは印刷処理中のジョブであり、印刷待ちの
ジョブはそのままプリンタ20に記憶される。動作が停
止された後、プロセスカートリッジ23が交換され、動
作可能となった場合、中断したジョブをキャンセルして
再びセットし直すようにしてもよいが、中断箇所を記憶
しておき、動作を再させるときに中断したジョブを続行
されるようにしてもよい。
【0090】S401で、プリンタ20の共用人数が1
1人以上(区分C、D)の場合には、S408でトナー
残量を検出し、この残量から、S409として前記プロ
セスカートリッジ制御部は印刷可能な枚数を求め、可能
な枚数が1000枚より多ければS408のトナー残量
検知を継続させる。また、1000枚以下と判断された
ならば、トナー充填量の多い大容量プロセスカートリッ
ジへの交換を促す信号をプリンタ20の制御部27へ送
信し、S410としてプリンタ20の表示部26に「プ
ロセスカートリッジを交換して下さい。推奨型番はPC
02です。」と警告表示を行う。
【0091】前記S410の警告表示により、プロセス
カートリッジ23の交換を促されたユーザーは、S41
1でプロセスカートリッジ23を交換する。カートリッ
ジ交換が行われたなら、制御部27は、前記S410の
警告表示を終了させ、プリンタ20が待機状態となるよ
う制御する。また、プロセスカートリッジ23の交換が
S411で行われなかった場合は、S412でトナー残
量の有無を判断し、残量がある場合は、S408からS
412までの処理を繰り返す。この間にカートリッジ交
換が行われた場合は前記説明のように待機状態になり、
カートリッジ交換が行われずS412でトナー残量なし
と判断された場合は、印刷続行が不可能となるため、S
413でプリンタ20の動作を停止させる。
【0092】プリンタの共用人数が多い場合は、プリン
ト不可となったときユーザーへの影響が大きいため、早
めにプロセスカートリッジを交換する必要があるので、
残り1000枚以下となるところで、交換のめやすとし
ている。また、共有人数が少ない場合は小容量プロセス
カートリッジ、共有人数が多い場合は大容量プロセスカ
ートリッジの使用を促し、共有人数によらず同程度の周
期でカートリッジ交換をするようにして、トナー性能の
経時劣化や、頻繁なカートリッジ交換が生じないように
して、メンテナンス等によるユーザー負担を軽減してい
る。
【0093】(画像形成装置の寿命検知)画像形成手段
の寿命とは、感光体ドラムや現像ローラーなどの消耗部
品を具備し、現像剤などの消耗品を内蔵するプロセスカ
ートリッジで継続可能な画像形成の指標であり、例えば
予め定められた最大プリント上限枚数に対する当該プロ
セスカートリッジによる累積プリント枚数の割合や、最
大プリント上限枚数に到達するまでの残りプリント可能
枚数、当該プロセスカートリッジに内蔵している現像剤
残量などが一般的である。
【0094】寿命検知手段は、プロセスカートリッジの
寿命を検知する手段であって、累積プリント枚数、プロ
セスカートリッジに内蔵している現像剤残量、プロセス
カートリッジに内蔵している感光体ドラムの摩耗度な
ど、公知の寿命検知が使用可能である。よって、寿命検
知手段が検知する第1の寿命と、前記第1の寿命検知後
に到来する第2の寿命は、例えば残りプリント可能枚数
の場合ならば、例えば第1の寿命を1000枚として、
第2の寿命を500枚とすることになり、例えば現像剤
の残重量の場合ならば、例えば第1の寿命を25gとし
て、第2の寿命を12.5gとすることになる。
【0095】警告手段は、ユーザーもしくは管理者に対
して、プロセスカートリッジの交換を促すメッセージを
発する手段であって、ネットワークを介してユーザー端
末にメッセージを送信するか、あるいは表示部にメッセ
ージを表示する。
【0096】以上に説明した、プロセスカートリッジの
交換を促す制御は、プロセスカートリッジに内臓された
第2メモリ30とプロセスカートリッジ制御部によって
行われるので、これら第2メモリ30、及びプロセスカ
ートリッジ制御部もカートリッジ交換と同時に、新規の
ものに交換されるため、充填されているトナー容量が変
更されたり、カートリッジ型式が変更された場合でも、
プリンタ20本体の制御部27を変更することなく、対
応することが可能である。また、プロセスカートリッジ
に変更がない場合でも、カートリッジは定期的に交換さ
れるため、第2メモリ30と、プロセスカートリッジ制
御部等に変更を加えることで最新の制御内容をユーザー
に提供することができる。
【0097】(使用環境に関する情報の自動取得)使用
環境に関する情報を自動的に取得し、その制御を変更す
る本発明の画像形成装置の例を、図9を用いて説明す
る。
【0098】印刷ジョブを実行するに当って、通信部8
を通じて入力される情報に基づいて使用環境の取得を行
う(S901)。使用環境の取得は、図1で説明したよ
うにジョブカウンタ、データカウンタ、画像形成ページ
カウンタ、待機時間カウンタを使用して、係るカウンタ
から稼動頻度(単位時間当たり、単位日当りなど)を算
出したり、画像形成装置2で画像形成するジョブを指示
したユーザー名から共用人数を計数したり、ジョブの指
示者(ユーザー)の職種や年齢等の情報を自動的に取得
して、これらの人数を計数する。使用環境の取得に続い
て、S901で取得した使用環境に対応する動作が当該
印刷ジョブ実行前の動作と異なるか否かの判別を行う
(S902)。異なる場合は、すなわち動作の変更を行
うことになり、ユーザーに対して変更となる動作の対象
とその内容を、表示部6に表示するか通信部8を通じて
ユーザー端末に通知し、(S903)動作の変更を受け
入れるか否かを尋ねる(S904)。S904に対し
て、ユーザーが動作の変更を承諾すれば、動作の変更を
行い(S905)、承諾しない場合は動作の変更を行う
ことなく、印刷ジョブを実行し(S906)、動作が完
了する。
【0099】
【発明の効果】画像形成装置の制御を、使用環境に適し
た設定とするようにしたので、各ユーザーが画像形成装
置を使用するに当って、要求される印刷品質の確保が容
易になり、また、画像形成装置の消耗品交換等の保守が
適時に行うことができる。また、使用環境に適した動作
内容とすることができるので、画像形成装置を複数の人
員で共用するオフィス等で画像形成出力物の取り違い等
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】実施の形態に係る画像形成装置の設定動作を示
す図表である。
【図3】実施の形態に係る画像形成装置の設定動作を示
す図表である。
【図4】本発明による画像形成装置の実施例を示すブロ
ック図及び斜視図である。
【図5】図4に示した画像形成装置の動作制御を示すフ
ローチャートである。
【図6】図4に示した画像形成装置の動作制御を示すフ
ローチャートである。
【図7】図4に示した画像形成装置の動作制御を示すフ
ローチャートである。
【図8】図4に示した画像形成装置の動作制御を示すフ
ローチャートである。
【図9】図4に示した画像形成装置の動作制御を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 LAN 2 画像形成装置 4、24 操作部 5、25 画像形成部 6、26 表示部 7、27 制御部 8 通信部 9 第1記憶部 10 第2記憶部 20 プリンタ 21 後処理部 22 フォーマッタ 23 プロセスカートリッジ 28 ネットワークインターフェース 29 第1メモリ 30 第2メモリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 396 G03G 21/00 396 398 398 500 500 510 510 G06F 3/12 G06F 3/12 D H04N 1/00 H04N 1/00 C Fターム(参考) 2C061 AP01 AP07 AQ05 AQ06 HK11 HK15 HK19 HK23 HM07 HQ03 HT03 HV05 HV09 HV14 HV32 HV35 2H027 DA40 EF16 EJ13 EJ15 EK03 FA23 FA30 GA30 GB07 HB02 HB15 ZA07 5B021 AA01 BB01 CC05 EE04 5C062 AA05 AA35 AB23 AB38 AB49 AB51 AC10 AC58

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上に画像を形成する画像形成装置
    において、 使用環境に応じた制御を行う制御部を備え、前記画像形
    成装置の所定の動作を前記制御部によって前記使用環境
    に応じた動作に変更することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記所定の動作を変更す
    る際に、ユーザーに対して変更するか否かの確認を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記画像形成装置の消費
    電力を節約する制御を、前記使用環境に応じて行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記画像形成装置に障害
    が発生した場合の制御を、前記使用環境に応じて行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記画像形成装置の印刷
    出力を、前記使用環境に応じて制御することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記画像形成装置に設け
    られた、設定等を表示する表示部に、前記使用環境に応
    じた表示を行うように制御することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記画像形成装置に設け
    られた印刷出力の後処理部を、前記使用環境に応じて制
    御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、前記画像形成装置の共用
    人数に応じた制御を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、前記画像形成装置の稼動
    頻度に応じた制御を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、前記画像形成装置を使
    用するユーザーの職種、年齢層の少なくとも一方に応じ
    た制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 前記制御部は、複数の選択肢から選択
    された前記使用環境に応じた制御を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 記録材上に画像を形成する画像形成装
    置において、 使用環境に応じた制御を行う制御部と、使用環境を複数
    の選択肢として記憶した記憶手段とを備え、前記画像形
    成装置の所定の動作を前記制御部によって前記選択肢か
    ら選択された使用環境に応じた動作に変更することを特
    徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記制御部は、前記使用環境の有無に
    関わらず、前記記憶手段に記憶された複数の選択肢のう
    ちいずれか1つを予め定められた初期設定として制御を
    行う制御モードを有することを特徴とする請求項12に
    記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 記録材上に画像を形成する画像形成装
    置において、 前記画像形成装置の使用状況に基づいて使用環境を取得
    する取得手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 ネットワーク上に複数のユーザー端末
    とともに接続され、記録材上に画像を形成する画像形成
    装置において、 使用環境に応じた制御を行う制御部と、前記ネットワー
    ク上に接続されたユーザー端末、及び他の画像形成装置
    と通信する通信部とを備え、前記制御部は前記ネットワ
    ークに接続された他の画像形成装置の台数に応じた動作
    に制御することを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 ネットワーク上に複数のユーザー端末
    とともに接続され、複数のユーザーによって共用される
    記録材上に画像を形成する画像形成装置の制御方法にお
    いて、 前記画像形成装置を制御する制御部は、前記画像形成装
    置の使用環境を入力するステップを含み、この使用環境
    に基づいて、前記画像形成装置の制御内容を所定の制御
    内容へ変更することを特徴とする画像形成装置の制御方
    法。
  17. 【請求項17】 前記画像形成装置を制御する制御部
    は、前記画像形成装置が画像形成動作を終了すると画像
    形成状態から待機状態へ移行させるステップと、この待
    機状態の継続時間をカウントするステップと、前記使用
    環境に基づいて前記継続時間に閾値を設けておき、前記
    継続時間のカウント値が前記閾値を越えたときに前記画
    像形成装置を節電状態へ移行させるステップとを更に含
    むことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置の
    制御方法。
  18. 【請求項18】 前記画像形成装置を制御する制御部
    は、前記使用環境に閾値を設けておき、この閾値を越え
    たとき前記画像形成装置を制御するステップと、前記閾
    値を越えないとき前記画像形成装置を制御するステップ
    とを更に含むことを特徴とする請求項16に記載の画像
    形成装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記画像形成装置を制御する制御部
    は、前記閾値を越えたとき、ユーザーに画像形成を要求
    された画像データを前記画像形成装置が備える記憶手段
    に記憶するステップと、この記憶された画像データに対
    応させた識別符号をユーザーへ発行するステップと、前
    記ユーザーによって前記画像形成装置へ入力された前記
    識別符号と対応する画像データについて画像形成を行う
    ステップとを更に含むことを特徴とする請求項18に記
    載の画像形成装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 記録材上に画像を形成する画像形成装
    置において、当該画像形成装置の障害発生を検知する障
    害検知手段と、前記障害発生を検知した際の対応動作が
    少なくとも2つの対応動作から選択可能に制御する制御
    手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記画像形成装置のユーザーに対して
    前記障害発生を通知する障害通知手段を有し、前記制御
    手段は、少なくとも前記障害通知手段で当該画像形成装
    置を使用可能な全てのユーザーに前記障害発生を通知す
    る対応動作と、前記障害通知手段で当該画像形成装置の
    管理者および当該画像形成装置を使用中のユーザーに前
    記障害発生を通知する対応動作を含む選択肢の中から選
    択可能に制御することを特徴とする請求項20に記載の
    画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記画像形成装置のユーザーに対して
    前記障害発生を通知する障害通知手段を有し、前記制御
    手段は、少なくとも前記障害通知手段で前記障害発生し
    た事のみを通知する対応動作と、前記障害通知手段で前
    記障害発生の詳細内容を通知する対応動作を含む選択肢
    の中から選択可能に制御することを特徴とする請求項2
    0に記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 記録材上に画像を形成する画像形成装
    置において、前記記録材上に画像を形成する画像形成手
    段と、前記画像形成手段の寿命を検知する寿命検知手段
    と、前記寿命検知を警告する警告手段と、前記寿命の検
    知に応じて前記警告手段を制御する制御手段とを有し、
    前記寿命検知手段は、少なくとも第1の寿命と、前記第
    1の寿命検知後に到来する第2の寿命を検知し、前記制
    御手段は、少なくとも前記第1の寿命の検知に応じて前
    記警告手段で警告する動作と、前記第2の寿命の検知に
    応じて前記警告手段で警告する動作とを選択可能に制御
    することを特徴とする画像形成装置。
  24. 【請求項24】 記録材上に画像を形成する画像形成装
    置において、少なくとも第1の交換カートリッジまたは
    第2の交換カートリッジを着脱可能で、前記交換カート
    リッジの交換を促す警告手段を有し、少なくとも、前記
    警告手段による前記第1の交換カートリッジへの交換を
    促す動作と、前記警告手段による前記第2の交換カート
    リッジへの交換を促す動作とを選択可能に制御する制御
    手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記第1の交換カートリッジの装着か
    ら交換までの寿命は、前記第2の交換カートリッジより
    も長いことを特徴とする請求項24に記載の画像形成装
    置。
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