JPH10224530A - 画像形成システム - Google Patents
画像形成システムInfo
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- JPH10224530A JPH10224530A JP9022492A JP2249297A JPH10224530A JP H10224530 A JPH10224530 A JP H10224530A JP 9022492 A JP9022492 A JP 9022492A JP 2249297 A JP2249297 A JP 2249297A JP H10224530 A JPH10224530 A JP H10224530A
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- JP
- Japan
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- image forming
- power consumption
- forming apparatus
- network
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
成装置の中から、操作者の意図する適切な画像形成装置
を選択することのできる画像形成システムを提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成システムでは、ネット
ワーク上に画像データを出力するための画像形成装置を
複数接続してなる画像形成システムであって、前記複数
の画像形成装置が消費するそれぞれの消費電力量を算出
する消費電力算出手段と、前記消費電力算出手段により
算出された消費電力量に基づいて、消費電力量が最も小
さい画像形成装置を選択し、選択された画像形成装置に
画像形成動作を行わせるよう制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする。
Description
ンピュータを中心として、ディジタル複写機やプリンタ
等の画像形成装置が同一のネットワーク上に数台接続さ
れてなる画像形成システムに関する。
て、ディジタル複写機やプリンタ等の画像形成装置が同
一のネットワーク上に数台接続されてなる画像形成シス
テムが知られている。このような画像形成システムで
は、操作性を向上するため、画像形成装置であるプリン
タ及び複写機に予め優先順位を設定しておき、コンピュ
ータ側からの指示で画像をプリントアウトする際に、使
用可能な装置の内、設定されている優先順位の最も高い
ものに画像を出力させるものが提案されている。
ステムでは、予めプリンタや複写機等の各画像形成装置
に優先順位を設定する煩わしい作業が要求され、かつ、
どのような条件においても、設定された優先順位通りに
しか対応しないため、必ずしも操作者の意図する画像形
成装置を選択することができなかった。また、上記の画
像形成システムでは、各画像形成装置の消費電力につい
て何等考慮されていないため、既にウォーミングアップ
が完了している他の装置があるにもかかわらず、優先順
位に従って選択した複写機について、そのウォーミング
アップの完了を待ってから印字処理を開始するといった
事態が発生し、電力及び時間を浪費する場合があった。
例えば、既にウォーミングアップの完了している画像形
成装置があるにもかかわらず、オートパワーオフ機能の
働きにより待機状態になっている画像形成装置が、上記
優先順位に基づいて選択されたような場合である。
数接続された画像形成装置の中から、操作者の意図する
適切な画像形成装置を選択することのできる画像形成シ
ステムを提供することである。
ムでは、ネットワーク上に画像データを出力するための
画像形成装置を複数接続してなる画像形成システムであ
って、前記複数の画像形成装置が消費するそれぞれの消
費電力量を算出する消費電力算出手段と、前記消費電力
算出手段により算出された消費電力量に基づいて、消費
電力量が最も小さい画像形成装置を選択し、選択された
画像形成装置に画像形成動作を行わせるよう制御する制
御手段とを有することを特徴とする。また、前記制御手
段は、前記選択された画像形成装置の消費電力量との消
費電力量の差が所定範囲にある画像形成装置が複数存在
する場合は、画像形成動作が終了するまでの時間が最も
短い画像形成装置を選択することが好ましい。また、前
記消費電力算出手段は、算出時の状態から画像形成装置
が画像形成動作が可能となる状態になるまでの消費電力
量を算出することが好ましい。
の実施形態について添付の図面を用いて説明する。図1
は、実施形態における画像形成システムの構成を示す図
である。本システムは、同一ネットワーク上に、制御装
置であるパーソナルコンピュータ(図中、PCと記す)
1,2、画像読取装置であるフラットヘッドスキャナ
3、画像形成装置である印字速度が5枚/分のプリンタ
4、ファクシミリ装置(図中、FAXと記す)5、及
び、画像読取装置及び画像形成装置として機能する印字
速度が10枚/分の複写機6,印字速度が20枚/分の
複写機7,印字速度が30枚/分の複写機8が接続され
ており、互いにアクセスすることが可能となっている。
通常、パーソナルコンピュータ1台+スキャナ1台+プ
リンタ1台で構成される程度のシステムであれば、全て
の機器がパーソナルコンピュータの周囲に配置されてお
り、その様子が一目で分かるので、特に問題はない。し
かし、本図で示すように、同一ネットワーク上に複数の
複写機等が接続されている場合には、各々の複写機は操
作者より離れた位置に配置されるのが一般的であり、操
作者が各複写機の使用状況を直接確認できない場合が多
い。制御装置であるコンピュータ1又は2は、画像デー
タの出力を指示する際に、操作者が意図する画像形成装
置が選択しやすいように各画像形成装置についての情報
をモニタに表示する。また、接続されている複数の画像
形成装置の内、最も消費電力の少ないものを自動的に選
択し、更には、選択した画像形成装置の消費電力との差
が所定の範囲内にある画像形成装置の中で最も印字速度
の速いものを自動的に選択する自動選択機能を備える。
なお、制御装置であるコンピュータ1の構成及び当該コ
ンピュータの実行する制御処理の内容については、後に
説明する。
び、複写機6の構成を示すブロック図である。コンピュ
ータ1の備えるROM14には制御プログラムが格納さ
れており、CPU10は、このプログラムを実行してネ
ットワーク上に接続される各周辺機器にインターフェー
ス13を介して各種制御信号を出力する。RAM15
は、当該処理実行時のワーキングエリアとして使用され
る。このプログラムの実行による処理内容については、
後に説明する。なお、コンピュータ2の内部構成は、コ
ンピュータ1のものと同じである。複写機6を単体で使
用する場合、操作者は、図示しない原稿トレイ上に原稿
をセットした後に操作部101に設けられているスター
トキーを押下する。これによりスキャンモータ等で構成
される原稿走査部120による原稿の露光走査が開始
し、CCDセンサ102により原稿の画像データが読み
取られる。CCDセンサ102により読みとれられた原
稿の画像データは、画像処理部103において所定の処
理が施された後に、メモリ部104に記憶される。ま
た、例えば、複写機6がネットワーク上でプリンタとし
て接続されており、直接または後述する制御によってプ
リンタとして複写機6が指定された場合、操作者が入力
部12から入力された、あるいはRAM14やROM1
5等に格納された所望の画像データを指定し、入力部1
2から所定のプリンタ装置に画像出力を指示すると、コ
ンピュータ1のCPU10は、インターフェース13を
介して画像データ及び複写機6を指定する装置選択信号
をネットワークに出力する。複写機6のインターフェー
ス110は、コンピュータ1から出力された画像データ
を受け取り、メモリ部104に格納する。さらに、複写
機6がネットワーク上に接続されている場合、複写機6
に設けられているスキャナで読み取られた原稿の画像デ
ータをメモリ部104に一旦格納し、コンピュータ1か
らの出力指示を待って出力する場合もありうる。この場
合、操作者は、単体で使用する場合と同様に複写機6に
原稿読み取りのみを行わせて待機させる。以上のように
して、所望の画像データがメモリ部104に格納される
と、CPU106は、所定のタイミングでメモリ部10
4より画像データを読み出し、電子写真方式を採用する
プリンタ部105に出力する。プリンタ部105は、給
紙部121より給紙された用紙上に画像データに基づく
トナー像を転写する。定着部122は、プリンタ部10
5において用紙上に転写されたトナー像を加熱定着す
る。上記一連の画像形成処理は、ROM123に記憶す
る制御プログラムに基づいてCPU106が実行する。
なお、RAM124は、上記プログラム実行時における
ワーキングエリアとして使用される。CPU106は、
上記画像形成処理の終了後、カウンタ107をスタート
させ、不使用の時間を計測する。CPU106は、この
カウンタ107の値が規定値を超えた場合に、オートパ
ワーオフ機能を働かせて原稿操作部120や給紙部12
1等への電力供給を停止して装置を待機状態にする。C
PU106は、メインスイッチSW108の押下、又
は、制御装置であるコンピュータ1及びコンピュータ2
からのリモート起動の指示に応じて待機状態から通常状
態への復帰処理、即ち、定着部122の備える定着ロー
ラ等のウォーミングアップを行う。また、CPU106
は、オートパワーオフ機能の働きによる電源供給停止中
には、定着温度センサ109による定着ローラ402
(図3を参照)の温度の検出値及びヒータ406(図3
を参照)の容量によりリアルタイムにウォーミングアッ
プに要する時間を算出し、この算出結果を、コンピュー
タ1が複写機6を識別するための装置No.のデータと
共に、インターフェース(図中、I/Fと記す)110
を介してネットワーク上に出力する。なお、上記ウォー
ミングアップに要する時間は、制御装置であるコンピュ
ータ1又は2からの所定のコマンドに応じて、出力する
構成を採用してもよい。なお、複写機6、7及び8の内
部構成は同じであるため重複した説明は省く。また、図
示しないがプリンタ4も上記仕様データメモリ111に
相当するメモリを備えており、内部に備えるCPUがウ
ォーミングアップに要する時間及び印字速度等のスペッ
クの情報をインターフェースを介してネットワーク上に
出力する。
示す図である。プリンタ部105においてトナーの転写
された用紙400は、搬送ベルト401によって定着ロ
ーラ402及び加圧ローラ403よりなる定着ローラ対
にまで送られ、ここで加熱定着された後に、搬送ローラ
対404a,404bにより排紙口405から排出され
る。定着ローラ402の内部には、当該ローラを所定の
温度にまで昇温するためのヒータ406、及び、当該ロ
ーラの温度を測定する温度センサ407が備えられてお
り、通常の動作中は、この温度センサ407による測定
値に基づいてヒータ406の出力制御を行い、定着ロー
ラ402の表面温度を所定の範囲内に保つ。温度センサ
408は、複写機外部の環境温度を測定するセンサであ
り、CPU106(図2を参照)は、この温度センサ4
07及び408による測定値より、所定時間後の定着ロ
ーラ402の表面温度を算出し、ウォーミングアップに
要する時間を求める。CPU106は、複写機6のを識
別するための装置No.のデータと共に、定着ローラ4
02の熱容量、温度センサ408,408により測定
値、及び、ウーミングアップに要する時間のデータをネ
ットワーク上に出力する。これらのデータは、後に説明
するように、コンピュータ1において実行される消費電
力Wnの算出処理(図6、ステップS11)に用いられ
る。なお、これらのデータは、制御装置であるコンピュ
ータ1又は2からの所定のコマンドに応じて出力するこ
ととしてもよい。
の実行に伴いコンピュータ1の備えるモニタ11に表示
される画面を示す。操作者によりマウス又はキーボード
等の入力部12を介して画面上の「ネットワーク接続機
器状況表示」のメニュー300が選択された場合、CP
U10は、各周辺機器よりネットワーク上に出力されて
いる「周辺機器の名前」、「使用状況」、「ウォーミン
グアップに要する時間」及び「印字速度(枚数/分)」
等のデータを受け取り、(b)に示すように、各周辺機
器の現在の状況を一覧表示する。「接続機器名」の欄に
は、スキャナ3、プリンタ4、FAX5、及び、3台の
複写機6,7,8が順に表示される。「使用状況」の欄
には、当該装置が使用可能の場合には「OK」が表示さ
れ、使用中の場合には「使用中」が表示され、オートパ
ワーオフ機能による待機状態の場合には「A.P.O
中」が表示される。「ウォーミングアップ時間」の欄に
は、該当する画像形成装置のウォーミングアップに要す
る時間が表示される。「プリントスピード」の欄には、
該当する画像形成装置の印字速度(枚数/分)のスペッ
クが表示される。また、プリンタや複写機等の画像形成
装置が待機状態の場合には、「リモート起動」の欄に
「起動」のメニューが表示される。操作者は、この
(b)に示す表に基づいて、使用したい機器の状況を把
握することができる。使用する機器の選択は、マウス又
はキーボード等の入力部12により接続機器名を選択し
て行う。例えば、出力する枚数が少ない場合には、プリ
ントスピードが遅くとも、ウォーミングアップ時間の短
い「プリンタ4」を選択する。また、出力する枚数が多
い場合には、ウォーミングアップに要する時間が長くて
も最も印字速度の速い「複写機8」を選択することがで
きる。しかしこの場合、10分のウォーミングアップの
後に、必要部数のプリント処理が開始されるため、せっ
かく印字速度の速い複写機8を選択しても、印字枚数に
よっては、印字速度は劣るがウォーミングアップに要す
る時間の短い複写機7の方が先に印字を終了してしまう
こともある。この場合、「リモート起動」の欄に表示さ
れる「起動」のメニュー303を選択すれば、待機状態
にある複写機8をリモート操作により起動することがで
きる。また、画面に表示する「自動選択」のメニュー3
50を選択すれば、各画像形成装置のスペック情報よ
り、最も消費電力が少なく、かつ最も印字速度の速いプ
リンタを自動で選択し、これをリモート起動する。「自
動選択」のメニュー350を選択した場合であって、複
写機7が選択され、起動の指示がなされた場合、モニタ
11には、(c)に示すように、複写機7の「使用状
況」の欄には、「ウォーミングアップ中」の表示がなさ
れ、「ウォーミングアップ時間」の欄にはウォーミング
アップ完了までの残りの時間が表示される。コンピュー
タ1からのステータスリクエストに応じて、接続されて
いる各画像形成装置それぞれから定数値である「接続機
器の種別」、「使用状況」、「プリントスピード」、
「リモート起動ステータス」の各信号が出力されると共
に、後述する消費電力算出フローと同様の処理を行うフ
ローが動作し、現在の状態から定着可能状態になるまで
のウォーミングアップ時間が算出され、この算出結果が
「ウォーミングアップ時間」としてCPU10へ返され
る。
ニタ11に表示する「自動選択」のメニュー350が選
択された場合にCPU10の実行する処理のフローチャ
ートである。先ず、ネットワーク上に接続されている複
数の画像形成装置のうち、最も消費電力の少ないものを
選択するプリンタ自動選択処理(ステップS1)を実行
する。選択したプリンタが使用中の場合には(ステップ
S2でNO)、選択したプリンタがプリント可能になる
のを待って(ステップS2でYES)、プリント動作を
実行させる(ステップS3)。
1)のフローチャートである。以下、このフローに従っ
て、自動選択処理の説明を行うが、本画像形成システム
では、プリンタ4を装置No.1の画像形成装置とし、
複写機6を装置No.2の画像形成装置とし、複写機7
を装置No.3の画像形成装置とし、複写機8を装置N
o.4の画像形成装置とする。また、CPU10は、各
画像形成装置よりネットワーク上に出力されるデータ
を、そのデータと共に出力されている装置No.のデー
タに基づいて識別し、受け取る。まず、ネットワーク上
に接続されている全ての画像形成装置について、その消
費電力Wn及び装置No.nの画像形成装置により操作
者により指定されたプリント動作を行った場合のプリン
ト終了時間tnを計算する(ステップS10〜S1
4)。まず、装置No.の値nを初期値である1にセッ
トする(ステップS10)。装置No.nの画像形成装
置について、その消費電力Wnを算出すると共に(ステ
ップS11)、当該画像形成装置により操作者により指
定されたプリント動作を行った場合の処理終了時間tn
を計算する(ステップS12)。他に接続されている画
像形成装置がある場合には(ステップS13でYE
S)、変数nに1を加算した後に(ステップS14)、
ステップS11へと戻る。ネットワーク上に接続されて
いる全ての画像形成装置について、上記処理が終了した
場合には(ステップS13でNO)、全ての画像形成装
置の内で最小の消費電力Wminの値を特定する(ステッ
プS15〜S21)。まず、変数m及びjの値を1にセ
ットする(ステップS15)。装置No.mの消費電力
Wmを最小の消費電力wminとする(ステップS1
6)。変数mの値がネットワーク上に接続される画像形
成装置の総数nに満たない場合であって(ステップS1
7でNO)、装置No.mの画像形成装置の消費電力W
mが最小の消費電力Wmin以上の場合には(ステップS
18でNO)、変数mに1を加算した後に(ステップS
21)、ステップS17に戻る。また、装置No.mの
画像形成装置の消費電力Wmが最小の消費電力Wminに
満たない場合には(ステップS18でYES)、当該消
費電力Wmを最小の消費電力Wminとし(ステップS1
9)、変数jの値をmに設定し(ステップS20)、更
に、変数mの値に1を加算した後に(ステップS2
1)、ステップS17に戻る。変数mの値が、ネットワ
ーク上に接続されている画像形成装置の総数nより大き
くなった場合、即ち、全ての画像形成装置の内で最小の
消費電力Wminの特定がされた場合には(ステップS1
7でYES)、当該最小の消費電力Wminを中心とする
一定範囲内にある画像形成装置を抽出し、抽出した画像
形成装置の内で最も短時間でプリント動作が終了するも
のを選択する(ステップS22〜S27)。まず、変数
iの値を1にセットし、変数kの値をjにセットする
(ステップS22)。変数iの値がnの値に満たない場
合には(ステップS23でNO)、装置No.iの画像
形成装置の消費電力Wiの値が、装置No.jの画像形
成装置の消費電力Wj、即ち、最小の消費電力Wminの
値にΔWだけ加減したWj+ΔW未満であり、Wi−Δ
Wよりも大きいか否かを調べる。ここで、装置No.i
の画像形成装置の消費電力Wiの値が、上記Wj+ΔW
>Wi>Wi−ΔWの関係を満足する場合には(ステッ
プS24でYES)、プリント動作の終了時間tiと、
装置No.jの画像形成装置のプリント動作の終了時間
tjとの比較を行う。ここで、時間tiが時間tjの値
よりも小さい場合には(ステップS25でYES)、変
数kの値をiに置き換える。一方、装置No.iの画像
形成装置の消費電力Wiの値が、上記Wj+ΔW>Wi
>Wi−ΔWの関係を満足しない場合(ステップS24
でNO)、時間tiの値が時間tj以上の場合(ステッ
プS25でNO)、及び、上記ステップS26での変数
kの書き換え後、変数iの値に1を加算した後に(ステ
ップS27)、上記ステップS23に戻る。ステップS
23において、変数iの値が接続される画像形成装置の
総数nを越えた場合には(ステップS23でYES)、
変数kに設定されている値の装置No.の画像形成装置
をプリントアウトする装置として選択する(ステップS
28)。
テップS11)のフローチャートである。まず、装置N
o.nの画像形成装置からネットワーク上に出力される
定着ローラの温度のデータを受け取ると共に(ステップ
S50)、装置外部の環境温度のデータを受け取る(ス
テップS51)。CPU10は、同じく装置No.nの
画像形成装置よりネットワーク上に出力される定着ロー
ラの熱容量のデータを受け取り、当該受け取った熱容量
の値と外部環境温度より定着ローラの昇温特性を特定
し、特定した昇温特性、定着ローラの目標温度(定着可
能温度)と現在の温度との差、及び、定着ローラの目標
温度と外部環境温度との差に基づいて、画像形成処理の
実行に際してヒータで消費される電力を算出した後に
(ステップS52)、リターンする。以下、上記ステッ
プS52において実行する処理の内容についてより詳し
く説明する。図8は、単位時間当たりに一定の電力を供
給(消費)したときの定着ローラ402の昇温特性を示
すグラフであり、複写機6の昇温特性を一点鎖線で示
し、複写機7の昇温特性を点線で示し、複写機8の昇温
特性を実線で示す。このように各複写機毎に昇温特性が
異なるのは、定着ローラの熱容量及び当該定着ローラを
昇温するヒータの熱効率の違いによる。本グラフによれ
ば、複写機外部の環境温度が低いほど、定着ローラの温
度が定着可能な温度に到達するまでに長い時間を要し、
多くの電力を供給しなければならないことが解る。CP
U10は、ネットワークを介して複写機6,7,8等の
画像形成装置より送られてくる定着ローラの熱容量、及
び、外部の環境温度より定着器の昇温特性を特定し、特
定した昇温特性、定着ローラの目標温度と現在の温度と
の差、及び、定着ローラの目標温度と外部環境温度との
差に基づいて、ヒータが定着ローラを所定の定着可能温
度にまで昇温するのに消費する電力を算出する。具体的
には、複写機6、7、8等の画像形成装置からは、各画
像形成装置固有のヒータに印加する電力に対する定着ロ
ーラの発熱量(熱効率)に加えて、定着ローラの現在の
温度データ、画像形成装置の定着可能温度、画像形成装
置の環境温度が、それぞれCPU10に出力されてお
り、CPU10は、これらのデータから定着ローラの消
費電力を算出する。
(図6、ステップS12)のフローチャートである。ま
ず、ネットワーク上に出力されている装置No.nの画
像形成装置の印字速度を受け取る(ステップS6)。そ
して、受け取った印字速度及び操作者により設定されて
いるプリント枚数よりプリント動作に要する時間tnを
算出した後に(ステップS61)、リターンする。さら
に、上述した消費電力の算出制御から、接続されている
それぞれの画像形成装置の現在の状態から画像形成動作
可能となるまでのウォーミングアップに要する時間が特
定可能であるため、プリント動作に要する時間tnにウ
ォーミングアップに要する時間を加えて、所望枚数の画
像形成が、最も迅速に行われる画像形成装置を選択する
構成としても良い。
は、同一ネットワーク上に複数接続される画像形成装置
の消費電力を検出し、消費電力の最も少ないものを選択
し、更には、選択した画像形成装置の消費電力との差が
所定の範囲内にある画像形成装置の内、最もプリント処
理に要する時間の短いものを選択してプリントを行う。
なお、上記実施形態例においては、消費電力を定着ロー
ラの温度、環境温度により決定することとしたが、用紙
サイズ、コピー枚数、トナー付着量、定着ローラの熱容
量、又は、プリント総消費電力等により決定することと
しても良い。
ネットワーク上に接続される複数の画像形成装置の内、
最も消費電力が少ないものを自動的に選択することがで
き、無駄な電力の消費を抑えることができる。また、好
ましい構成の画像形成システムでは、上記選択された画
像形成装置の消費電力との差が所定の範囲内にある画像
形成装置の内、最も画像形成速度の速いものを自動的に
選択することができ、時間の浪費を抑えることができ
る。
である。
ータ及び複写機の構成ブロックを示す図である。
る。
伴いモニタ上に表示される画面を示す図である。
る処理フローチャートである。
る
定される定着ローラの昇温特性を示すグラフである。
ートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 ネットワーク上に画像データを出力する
ための画像形成装置を複数接続してなる画像形成システ
ムであって、 前記複数の画像形成装置が消費するそれぞれの消費電力
量を算出する消費電力算出手段と、 前記消費電力算出手段により算出された消費電力量に基
づいて、消費電力量が最も小さい画像形成装置を選択
し、選択された画像形成装置に画像形成動作を行わせる
よう制御する制御手段とを有することを特徴とする画像
形成システム。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記選択された画像形
成装置の消費電力量との消費電力量の差が所定範囲にあ
る画像形成装置が複数存在する場合は、画像形成動作が
終了するまでの時間が最も短い画像形成装置を選択する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。 - 【請求項3】 前記消費電力算出手段は、算出時の状態
から画像形成装置が画像形成動作が可能となる状態にな
るまでの消費電力量を算出することを特徴とする請求項
1記載の画像形成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02249297A JP3609911B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 画像形成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02249297A JP3609911B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 画像形成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10224530A true JPH10224530A (ja) | 1998-08-21 |
JP3609911B2 JP3609911B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=12084240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02249297A Expired - Fee Related JP3609911B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 画像形成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3609911B2 (ja) |
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