JP4707194B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は画像形成システムに係り、稼働率に応じた省電力化が容易で例えば複写機や複合機(MFP:Multi Function Peripheral)等に好適な画像形成システムの改良に関する。
近年、複写機や複合機等では、それらの使用に伴うコストの総額であるTCO(Total Cost of Ownership)という概念を導入し、例えば機器の本体購入価格、コピー数、トナーや用紙等の消耗品にかかるランニングコストを把握することでTCOを算出し、トータル的なコスト削減を図るようになってきている。
ところが、そのようなTCOを算出するためには、コピー数、トナーや用紙等の消耗品のランニングコストを個々の機器毎に調査しなければならないから、煩雑である。
そこで、これを改善するために、例えば特開2006−85487公報(特許文献1)に示すような稼働情報提供装置が提案されている。
この特許文献1の構成は、画像出力装置の型式に関する型式情報と印刷数に関する印刷数情報を有する装置情報に基づき当該画像出力装置の稼働状況に関する稼働情報を提供する稼働情報提供装置において、当該画像出力装置の型式情報および費用に関する費用情報が記憶された装置基礎情報DBと、その装置情報を入力する装置情報入力手段と、その装置情報に含まれる型式情報をキーにして装置基礎情報DBを参照し、その画像出力装置の費用情報を抽出する装置基礎情報抽出手段と、その装置基礎情報抽出手段により抽出された費用情報および印刷数情報に基づき当該画像出力装置の印刷コストを算出する稼働費用算出手段とを有するもので、より簡単かつ正確な稼働費用が得られるようにしたものである。
特開2006−85487号公報
しかしながら、上述した特許文献1の稼働情報提供装置では、機器の稼働率から稼働費用を算出しようとしているが、消耗品以外にもコスト削減に関係する項目があるにもかかわらず、トナーや用紙等の消耗品にかかるランニングコストだけでトータル的コスト削減を図るようになっており、実際には、トータル的コスト削減を図るには改善の余地が多分にあるのが実情である。
そこで、本発明者は、トータル的コスト削減に寄与する種々の要因を比較検討した結果、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置において、稼働率に基づき省電力モードを的確に制御すると、確実なコスト削減に結びつく点に着目して本発明を完成させた。
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、機器の稼働率に基づき機器毎に最適な省電力モードの設定が容易で、それら機器の電気料金の削減を介して確実なトータルコスト削減に寄与させることが可能な画像形成システムの提供を目的とする。
そのような課題を解決するために本発明に係る画像形成システムは、1個以上の画像形成装置およびこれを管理するサーバがネットワークを介して接続されて構成されている。
そして、そのサーバは、その画像形成装置の動作に係る稼働情報を前記ネットワークを介して所定のタイミングで受信するとともに、当該画像形成装置に所定の省電力制御情報を送信する送受信部と、その稼働情報を記憶する記憶部と、記憶された稼働情報に基づき所定期間における当該画像形成装置の稼働率を算出し、その算出稼働率の高低に応じて当該画像形成装置の省電力モード移行を制御する上記省電力制御情報をその送受信部に出力する稼働率算出部とを具備している。
しかも、上記稼働情報には、画像形成装置における特定エラー動作による特定動作停止期間の情報を含み、上記稼働率算出部が、その特定動作停止期間を除いた所定期間における上記稼働率を算出する機能を有している。
本発明の画像形成システムにおいて、上記稼働率算出部は、所定期間で得られた複数の稼働情報である複数の故障発生情報および修復終了情報から平均故障時間および平均復旧時間を算出するとともに、上記平均故障時間に平均復旧時間を加えた値で平均故障時間を割って上記稼働率を求める機能を有する。
本発明の画像形成システムにおいて、上記画像形成装置が、当該装置の上記稼働情報を検出する検出部と、この検出部からの稼働情報をそのネットワークを介して上記サーバに送信するとともに、そのサーバからの省電力制御情報を受信する送受信と、受信した省電力制御情報に基づき電源供給を省電力モードに切換え制御する制御部とを有する構成も可能である。
本発明の画像形成システムでは、上記サーバの稼働率算出部が、その省電力モードに移行する期間を可変指示する上記省電力制御情報を出力する構成も可能である。
本発明の画像形成システムでは、上記サーバの稼働率算出部が、移行する省電力モードレベルを可変指示するその省電力制御情報を出力する構成も可能である。
本発明の画像形成システムでは、上記サーバの稼働率算出部が、特定の期間又は時間帯において予め設定された値でその省電力モード移行期間を伸縮した省電力制御情報を出力する構成も可能である。
本発明の画像形成システムでは、上記サーバが、その稼働率算出部からの稼働率に係る情報を画像形成装置毎に表示する表示部を有する構成も可能である。
このような本発明に係る画像形成システムおよび画像形成装置では、その画像形成装置において、当該装置の動作に係る稼働情報を検出部で検出してネットワークを介して上記サーバに送信すると、そのサーバにおいて、その稼働情報を記憶部に記憶し、稼働率算出部が、その記憶稼働情報に基づき所定の期間における当該画像形成装置の稼働率を算出し、この算出稼働率の高低に応じて当該画像形成装置の省電力モード移行を制御する省電力制御情報を送受信部からネットワークを介して当該画像形成装置に送信するから、そのネットワークに接続された画像形成装置において、算出稼働率に応じて装置毎に最適な省電力モードの設定制御が容易で、当該装置の電気料金削減を介して確実なトータルコスト削減に寄与する。
しかも、上記画像形成装置からの稼働情報には、当該画像形成装置における特定エラー動作による特定動作停止期間の情報を含み、その稼働率算出部がその特定動作停止期間を除いた所定期間における稼働率を算出する機能を有するから、より的確な稼働率の算出および省電力制御が可能である。
本発明において、上記稼働率算出部が、所定期間で得られた複数の故障発生情報および修復終了情報から平均故障時間および平均復旧時間を算出するとともに、上記平均故障時間に平均復旧時間を加えた値で平均故障時間を割って上記稼働率を求めるから、エラーのない正常な使用状況の動作に基づく稼働率の算出に近づけることが可能である。
本発明において、上記画像形成装置が、当該装置の稼働情報を検出する検出部と、この検出部からの稼働情報をそのネットワークを介して上記サーバに送信するとともに、このサーバからの省電力制御情報を受信する送受信と、受信した省電力制御情報に基づき電源供給を省電力モードに切換え制御する制御部とを有する構成では、実際の画像形成装置において稼働率に応じた省電力制御の実行が確保される。
本発明において、上記サーバの稼働率算出部が、その省電力モードに移行する期間を可変指示する省電力制御情報を出力する構成では、特定の就業期間や季節による画像形成装置の所用態様を考慮した省電力制御も可能である。
本発明において、上記サーバの稼働率算出部が、移行する省電力モードレベルを可変指示する省電力制御情報を出力する構成では、算出稼働率に応じたレベルでより的確な省電力制御が可能である。
本発明において、上記サーバの稼働率算出部が、特定の期間又は時間帯において予め設定された値でその省電力モード移行期間を伸縮可変する省電力制御情報を出力する構成では、特定の就業期間や季節による画像形成装置の所用態様を考慮した省電力制御がより一層可能である。
本発明において、上記サーバが、その稼働率算出部からの稼働率に係る情報を画像形成装置毎に表示する表示部を有する構成では、その表示部からの出力データに基づき、稼働率を分析容易となって画像形成装置の管理、特に故障の原因の分析が容易になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る画像形成システムの実施の形態を画像形成装置とともに示す概略ブロック図である。
図1において、本発明に係る画像形成システムは、複数の画像形成装置A、BおよびサーバCがネットワーク1を介して接続されている。ネットワーク1は社内LANやインターネット等の公知のものである。
また、画像形成装置A、Bはほぼ同様の構成を有するので、画像形成装置Aのみ説明して画像形成装置Bの詳細は省略する。
まず、画像形成装置Aを説明する。
画像形成装置Aは、制御部3を中心にして画像読取部5、記憶部7、印刷部9、検出部11、操作表示部13、送受信部15、電源部17を有し、画像形成装置としての例えば複合機(MFP)を構成する。なお、画像形成装置Aは、これ以外にも構成を有するが、本発明の要旨ではないので説明および図示を省略する。
画像読取部5は、制御部3の制御の下、例えば印刷された複数頁の原稿から画像を光学的に読み込み、フィルタ処理等をして電子的画像データを印刷ジョブとして生成する公知のスキャナ等であり、頁毎の画像データが記憶部7に記憶制御される。
記憶部7は、画像読取部5からの読取り画像データや送受信部15からの後述する受信画像データを記憶したり、後述する稼働情報を記憶する他、制御部3の動作プログラムを記憶した読み書き可能な例えばハードディスクである。
印刷部9は、図2に示すように、画像形成装置(MFP)Aの本体ケース19の下部に配置された異なる印刷用紙21がセットされる複数の給紙部23と、トナーの収納されたトナーカセット25と、上述した画像データから印刷画像イメージデータに展開してトナーカセット25からのトナーでトナー現像して印刷用紙21に転写定着する転写定着部27と、画像が転写定着されて印刷された印刷用紙21を排紙する排紙部29と、両面印刷用に印刷用紙21を反転搬送する反転搬送部31等を有するカラー又はモノクロ印刷エンジンである。なお符号33は印刷用紙21の搬送ベルトである。
図1に戻って、検出部11は、当該画像形成装置Aに係る正常動作、故障に伴う動作停止および動作停止後の動作修復動作といった稼働状態を示す稼働情報を検出して制御部3に出力する機能を有している。
すなわち、検出部11は、当該装置全体として電源部17から電源が供給されて正常動作中に、例えば画像読取部5や印刷部9において紙づまり等に基づく故障が発生したときの時間情報である故障発生情報と、その故障が発生してから修復されて修復動作開始されたときの時間情報である修復終了情報とを検出し、それら故障発生情報および修復終了情報を稼働情報として出力する機能を有している。
検出部11は、特定エラー動作、故障ではないが例えばトナーカセット25のトナー切れ等といったエラー発生情報を特定動作停止期間の情報として検出し、制御部3に稼働情報として出力する機能も有している。
操作表示部13は、図2の本体ケース19の上部に配置された公知の液晶表示パネルと、装置の動作に係る画像が表示された箇所をタッチすることによって操作が受付ける表示部および設定部(操作部)としての機能を有している。
例えば図3に示すように、印刷(コピー)処理、プリント処理、スキャナ処理、ファクシミリ送受信処理等の種々の操作指示や選択をする選択キー13aの他、それらの操作に係る設定項目の設定変更やユーザを特定するユーザID(例えば社員番号)を入力する公知の例えばテンキー13b、スタートキー13cの他、装置の動作状況を表示する表示パネル部13d等を有するタッチ式キーボードを有している。
図1の送受信部15は、所定のプロトコルに従い、ネットワーク1を介して他の画像形成装置Bとの間で画像データを送受信するとともに、サーバCに対して上述した稼働情報を送信するとともに、サーバCから後述する省電力制御情報を受信するインターフェース部である。
なお、送受信部15は、ネットワーク1に接続されたとき、他の画像形成装置BおよびサーバCとの間で自動的に接続が構築され、例えば公知のネットワークアドレス等によって相手先を指定して情報を送受信する機能を有しているし、ファクシミリ送受信も可能であるが、本発明の要部ではないので説明を省略する。
電源部17は、商用交流電源を整流平滑して所定の直流駆動電源を形成して上述した構成駆動部又は図示しない構成駆動部に電源を供給する公知のものであり、制御部3によって個々の構成への電源供給、すなわち電源の印加、遮断又は供給電力制限による省電力モードへの移行切換え、省電力モードから通常モードへの復帰切換えが制御されている。
ここで、省電力モードについて簡単に説明しておく。なお、直ちに印刷可能動作が通常モードである。
省電力モードには、待機時の消費電力の大きさによって、例えばスタンバイモードおよびスリープモード等があるが、より細分化する場合もある。
スタンバイモードは、早く印刷動作(画像形成出力)に入れる温度になるように印刷部9中の転写定着部27の定着ヒータ(図示せず。)をオン/オフ制御するモードであり、短い待機期間で省電力モードに移行するが通常状態への復帰時間も短いモードである。
スリープモードは、スタンバイモードの時よりも一段階低い温度を目標値として、転写定着部27の定着ヒータの温度を制御する省電力モードをいい、印刷部9等への電力供給をオフし、比較的長い待機期間を経て省電力モードに移行し、通常状態への復帰時間も比較的長く、電力消費をより低く抑えるモードである。
制御部3は、CPUやこのCPUの動作プログラムを格納したROMを有して形成されており、上述した画像読取部5、記憶部7、印刷部9、検出部11、操作表示部13、送受信部15および電源部17等を制御するとともに、複合機の図示しない機能駆動部を制御している。
制御部3は、検出部11から取得した装置の動作に係る上述した稼働情報を逐次又は所定の期間毎にまとめ、送受信部15を制御してネットワーク1を介してサーバCに送信制御する機能を有している。
制御部3は、送受信部15で受信した省電力制御情報(詳細は後述する。)に基づき、電源部17から画像読取部5、印刷部9および操作表示部13への電源供給を制御する機能を有している。
例えば、省電力制御情報がスタンバイモードへの移行を制御するものであれば、制御部3は、印刷部9中の転写定着部27の定着ヒータをオン/オフ制御し、スリープモードであれば、印刷部9等への電力供給をオフし、操作表示部13への供給電圧を下げる等の制御を行い、複写操作等の何らかの操作入力や省電力制御を解除する省電力制御情報によって通常モードに復帰制御する。
制御部3は、受信した省電力制御情報が省電力制御の内容、例えば省電力モード(スタンバイモード又はスリープモード)に制御する旨の表示情報を含むものであれば、その表示情報で操作表示部13を表示制御する機能を有している。
なお、省電力制御情報(表示情報を含む。)については、これらがサーバCから送信されるのでサーバCを説明する過程で説明する。
図1中の画像形成装置Bも、画像形成装置Aとほぼ同様の構成を有しているが、上述したように説明および図示を省略する。
続いて、サーバCを説明する。
サーバCは、図1に示すように、主制御部35を中心にして送受信部37、設定部39、記憶部41、稼働率算出部43、操作部45および表示部47を有し、サーバとしての一般的な構成を有しているが、本発明に直接関係ない構成の説明は省略する。
送受信部37は、主制御部35の制御の下、ネットワーク1を介して稼働情報を画像形成装置A、Bから受信して記憶部41に出力するとともに、省電力制御情報をネットワーク1を介して画像形成装置A、B側に出力するインターフェース部である。
なお、送受信部37は、ネットワーク1に接続されたとき、他の画像形成装置A、Bとの間で自動的に接続が構築され、例えば公知のネットワークアドレス等によって相手先を指定して情報を送受信する機能を有しているのは、上述した送受信部15と同様である。
設定部39は、主制御部35の制御の下、例えば図4に示すようなプロファイル設定値を、予め、テーブルデータにして記憶する読み書き可能なメモリからなっている。
すなわち、設定部39は、画像形成装置(MFP)A、B毎に、省電力モード中のスリープモードに移行するか否かの基準となる稼働率基準値1、スタンバイモードに移行するか否かの基準となる稼働率基準値2、通常モードからスリープモードに移行するまでのスリープモード移行期間、スリープモードからスタンバイモードに移行するまでのスタンバイモード移行期間に加えて、例えば時間帯1(9時−20時)、時間帯2(20時−9時)においてそれら移行期間を延長又は短縮する延長期間や短縮期間等のプロファイル設定値をテーブルデータにして記憶している。
記憶部41は、主制御部35および稼働率算出部43の動作プログラム、送受信部39で受信した稼働情報を記憶する他、主制御部35および稼働率算出部43の動作中の中間データ等を一時的に記憶する読み書き可能なメモリ、例えばハードディスクであり、上述した設定部39にも共用される場合もある。
稼働率算出部43は、記憶部41に記憶された稼働情報に基づき、所定期間における当該画像形成装置の稼働率を算出し、その算出稼働率の高低(大小)に応じて当該画像形成装置の省電力モード移行タイミングを指示する省電力制御情報を送受信部37に出力する機能を有している。
すなわち、稼働率算出部43は、所定期間で得られた複数の稼働情報である複数の故障発生情報および修復終了情報から平均故障時間(平均連続稼働時間)と平均復旧時間を算出するとともに、それら平均故障時間に平均復旧時間を加えた値で平均故障時間を割って求める機能を有している。
しかも、稼働率算出部43は、設定部39のプロファイル設定値を参照し、個々の画像形成装置A、B毎に設定された稼働率基準値1、2を超えて算出稼働率が低下すれば、設定されたスリープモード移行期間やスタンバイモード移行期間の経過後にスリープモードやスタンバイモードに移行指示する省電力制御情報を出力するとともに、それらスリープモード又はスタンバイモードに移行した旨を表示する表示情報を省電力制御情報に含めて出力する。
さらに、稼働率算出部43は、個々の画像形成装置A、B毎に設定された稼働率基準値1、2を超えて算出稼働率が低下するとともに、該当する時間帯1(9時−20時)、時間帯2(20時−9時)に応じてそれら移行期間を延長又は短縮して省電力制御情報を出力する機能を有している。
従って、稼働率算出部43は、算出稼働率の高低に応じ、省電力モード移行期間およびモードレベルを可変制御する省電力制御情報を出力する機能を有している。
操作部45は、主制御部35の制御の下、サーバCの図示しない本体ケースに配置された公知のキーボードであり、上述したプロファイル設定値の設定変更を受け付ける機能、画像形成装置A、Bの動作状況の表示を受け付ける機能の他、サーバCの動作指示を受け付ける機能を有している。
表示部47は、主制御部35および操作部45の制御の下、画像形成装置A、Bの算出稼働率、エラー発生状況を表示したり印刷して出力する機能を有している。
主制御部35は、CPUやこのCPUの動作プログラムを格納したROMを有して形成されており、上述した送受信部37、設定部39、記憶部41、稼働率算出部43、操作部45および表示部47等を制御するとともに、稼働率算出部43等の機能の一部の機能を担っている。
次に、上述した本発明に係る画像形成システムの動作を簡単に説明する。
なお、予め、サーバCの設定部39には、画像形成装置A、B毎に上述したプロファイル設定値が設定されているとして説明する。
画像形成装置Aにおいて、検出部11が画像読取部5や印刷部9において紙づまり等に基づく故障発生情報および修復終了情報とを検出し、制御部3がそれら故障発生情報、修復終了情報および特定動作停止情報を稼働情報として送受信部15からネットワーク1を介してサーバCに送信する。
稼働情報を送受信部37で受信したサーバCでは、稼働情報を記憶部41に記憶するとともに、稼働率算出部43において、記憶部41に記憶された稼働情報に基づき、所定期間における当該画像形成装置の稼働率を算出し、算出稼働率が当該画像形成装置Aの稼働率基準値1を超えて低下すれば、設定された期間経過後にスリープモードに移行指示する省電力制御情報を出力し、送受信部37からネットワーク1を介して画像形成装置Aに送信する。
稼働率算出部43は、省電力制御情報を出力するタイミングが時間帯1(9時−20時)に該当すれば出力タイミングを延ばし、時間帯2(20時−9時)に該当すれば出力タイミングを短縮する。
画像形成装置Aでは、送受信部15で受信した省電力制御情報に基づき、制御部3が電源部17を制御してスリープモードに移行するとともに、操作表示部13を制御し、図3に示すような「スリープモード中です」と表示される。
さらに、サーバCにおける算出稼働率が低下して稼働率基準値2を超えて低下すれば、スタンバイモードに移行指示する省電力制御情報を出力し、画像形成装置Aではスタンバイモードに移行する。
このように本発明の画図形成システムでは、サーバCと複数の画像形成装置A、Bとがネットワーク1を介して接続されて形成されており、そのサーバCは、それら画像形成装置A、Bの稼働動作に係る稼働情報をネットワーク1を介して所定のタイミングで受信するとともに、当該画像形成装置A、Bに所定の省電力制御情報を送信する送受信部37と、その稼働情報を記憶する記憶部41と、記憶された稼働情報に基づき所定期間における当該画像形成装置A、Bの稼働率を算出し、設定部39のプロファイル設定値を参照するとともに、その算出稼働率の高低に応じて当該画像形成装置A、Bの省電力モード移行タイミングを制御する省電力制御情報を送受信部37に出力する稼働率算出部43とを具備している。
また、それら画像形成装置A、Bは、当該装置の稼働情報を検出する検出部11と、この検出部11からの稼働情報をネットワーク1を介してサーバCに送信するとともに、そのサーバCからの省電力制御情報を受信する送受信部15と、受信した省電力制御情報に基づき所定の電源部17からの電源供給を省電力モードに切換え制御する制御部3とを有している。
そのため、ネットワーク1に接続されたそれら画像形成装置A、Bにおける省電力モード移行時期をプロファイル設定値として個別任意に設定すれば、設定が個々に異なっていてもそれらの一括管理可能であり、個々の稼働率に基づき機器毎に省電力モードへの移行指示することが容易である。
従って、それら画像形成装置A、Bにおける省電力モードへの適切な移行制御を介して、画像形成装置A、Bの電気料金を削減し、確実なトータルコスト削減を図ることが容易である。
そして、サーバCの稼働率算出部43からの算出稼働率が、その省電力モードに移行が所定の期間に該当する場合、その出力タイミングを延長や短縮する等の可変指示も可能で、例えば、午前9時から午後8時(20時)の就業期間では省電力モード移行タイミングを延長し、逆に、午後8時(20時)から午後9時の休業期間では省電力モード移行タイミングを短縮する可変調節が可能で、適切な省電力制御が可能である。
省電力モード移行タイミングを延長や短縮は、1日の時間帯による可変に限らず、年末年始や決算期といった多忙期や、大型連休といった多忙でない期間に応じて設定可能である。
さらに、算出稼働率に応じてスリープモードやスタンバイモードといった省電力モードレベルを可変可能であるから、同様に、就業期間や季節による多忙期、多忙でない期間に応じて省電力モードに移行タイミングを可変して、上述した効果を得ることが可能である。
しかも、サーバCが、その稼働率算出部43からの算出稼働率に係る情報を画像形成装置毎に表示部47にて画像表示したり印刷可能であるから、これら表示部47からの出力データに基づき、稼働率の良好な画像形成装置A、Bを特定の区域に配置する等のレイアウト検討データに使用したり、供給メーカーにおける装置(デバイス)のエラー分析、エラー発生要因の参考に有用な資料を提供可能となる。
上述した本発明の本発明の画図形成システムでは、サーバCの稼働率算出部43において、単に、平均故障時間(平均連続稼働時間)を平均故障時間と平均復旧時間を加えたもので割って稼働率を算出したが、本発明においてはこれに限定されず、例えば、画像形成装置A、Bにおけるエラー発生情報に基づく特定動作停止情報による特定動作停止期間を平均故障時間から減算して稼働率を算出することも可能である。
このように、装置のエラー発生情報に基づく特定動作停止情報を考慮した平均故障時間を用いて稼働率を算出すれば、エラーのない正常な使用状況の下における動作に基づく稼働率の算出に近づけることが可能となり、実際の正常使用による稼働率の管理に近づけることが可能であるし、画像形成装置A、Bも1個以上の構成において本発明の実施が可能である。
なお、画像形成装置A、Bにおけるエラー発生情報としては、上述したように トナーカセット25のトナー切れ等といった情報の他に、画像読取部5、給紙部23、印刷部9、排紙部29等での用紙ジャム、給紙カセットの用紙切れ、廃棄トナータンクの満杯等の情報がある。
ところで、上述したサーバCは、ネットワーク1上で独立した装置である必要はなく、例えば、ネットワーク1に接続された複合機、プリンタ等に内蔵された同種の機能部分で構成可能である。
また、本発明の画像形成システムにおいては、上述したように、サーバCにおいて稼働率の算出および省電力モード移行の出力タイミングを可変制御し、画像形成装置A、B側では単に省電力モード移行制御する構成に限らず、サーバCにおいては算出稼働率に基づく省電力制御情報を出力し、画像形成装置A、B側においてプロファイル設定値に基づき省電力モードへの移行タイミングを延長又は短縮制御する構成も可能である。
ところで、上述した画像形成装置は、上述した構成を有するから、画像形成システムにおける当該効果と同様の効果を達成可能である。
本発明に係る画像形成装置を含む画像形成システムの実施の形態を示す概略ブロック図である。 本発明における画像形成装置の構成例を示す図である。 本発明における画像形成装置の操作表示部の表示状態を説明する図である。 本発明におけるプロファイルデータを説明する図である。
1 ネットワーク
3 制御部
5 画像読取部
7、41 記憶部
9 印刷部
11 検出部
13 操作表示部(操作部、表示部)
13a 選択キー(操作部)
13b テンキー(操作部)
13c スタートキー(操作部)
13d 表示パネル部(表示部)
15、37 送受信部
17 電源部
19 本体ケース
21 印刷用紙
23 給紙部
25 トナーカセット
27 転写定着部
29 排紙部
31 反転搬送部
33 搬送ベルト
35 主制御部
39 設定部
43 稼働率算出部
45 操作部
47 表示部
A、B 画像形成装置(複合機、MFP)
C サーバ

Claims (7)

  1. 1個以上の画像形成装置およびこれを管理するサーバがネットワークを介して接続された画像形成システムであり、
    前記サーバは、
    前記画像形成装置の動作に係る稼働情報を前記ネットワークを介して所定のタイミングで受信するとともに、当該画像形成装置に所定の省電力制御情報を送信する送受信部と、
    前記稼働情報を記憶する記憶部と、
    記憶された前記稼働情報に基づき、所定期間における当該画像形成装置の稼働率を算出し、前記算出稼働率の高低に応じて当該画像形成装置の省電力モード移行を制御する前記省電力制御情報を前記送受信部に出力する稼働率算出部と、
    具備し、
    前記稼働情報には、前記画像形成装置における特定エラー動作による特定動作停止期間の情報を含み、前記稼働率算出部は、前記特定動作停止期間を除いた前記所定期間における前記稼働率を算出する機能を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記稼働率算出部は、所定期間で得られた複数の前記稼働情報である複数の故障発生情報および修復終了情報から平均故障時間および平均復旧時間を算出するとともに、前記平均故障時間に前記平均復旧時間を加えた値で前記平均故障時間を割って前記稼働率を求める機能を有する請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成装置は、
    当該装置の前記稼働情報を検出する検出部と、
    この検出部からの前記稼働情報を前記ネットワークを介して前記サーバに送信するとともに、前記サーバからの前記省電力制御情報を受信する送受信と、
    受信した前記省電力制御情報に基づき所定の電源供給を省電力モードに切換え制御する制御部と、
    を有する請求項1又は2記載の画像形成システム。
  4. 前記サーバの前記稼働率算出部は、前記省電力モードに移行する期間を可変指示する前記省電力制御情報を出力する請求項1〜3いずれか1記載の画像形成システム。
  5. 前記サーバの前記稼働率算出部は、移行する前記省電力モードレベルを可変指示する前記省電力制御情報を出力する請求項1〜3いずれか1記載の画像形成システム。
  6. 前記サーバの前記稼働率算出部は、特定の期間又は時間帯において予め設定された値でその省電力モードへの移行期間を伸縮した前記省電力制御情報を出力する請求項1〜5いずれか1記載の画像形成システム。
  7. 前記サーバは、前記稼働率算出部からの稼働率に係る情報を前記画像形成装置毎に表示する表示部を有する請求項1〜6いずれか1記載の画像形成システム。
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