JP6544470B2 - ラベル発行装置、及びラベル印字方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、印字量に応じて発行方向に可変長のラベルを発行させるラベル発行装置、及びラベル印字方法に関する。
商品に貼付するラベルを発行するプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ラベルを印字発行する際、コスト等を削減するために、ラベル全体の領域に関して空白行を単純に削除する処理を行うラベルプリンタや、発行するラベルの前方または後方の空白(余白)を削除する処理を行うラベルプリンタが知られている。
特開2012−091412号公報
しかしながら、ラベルの全領域の全ての空白(余白)を単純に削除した場合、印字行の間隔が狭くなり、消費者にとって見づらいラベルが発行されてしまい、消費者の購買意欲の低下を生じることがある。
また、上述したように、発行するラベルの前方や後方の空白(余白)を削除する処理を行うラベルプリンタでは、いわゆる寸詰まりのラベルを発行することがあり、ラベル全体の印字バランスの低下、見栄えの低下、ラベルのコスト高などを生じることがある。
また、ラベル全体に亘って単純に空白(余白)を除いた場合、例えば、消費者へアピールするために設けたラベルの印字項目の印字行が詰まるとともに、ラベルの印字全体が詰まり、煩雑に見えてしまうため、消費者へアピールしたい印字項目が目立たなくなる、印字した情報がアイキャッチとして機能しない、などの問題を生じる虞がある。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、ラベルの全領域のうち所望の任意領域内の空白を削除してラベルを発行することができるラベル発行装置、及びラベル印字方法を提供すること、良好な印字バランスで印字を行うことができ、且つ、消費者へアピールしたい印字項目をアイキャッチとして機能させ、ラベルコストを削減可能なラベル発行装置、及びラベル印字方法を提供すること、などを目的とする。
本発明のラベル発行装置は、ラベルに印字する印字項目のレイアウトの設定を行う操作画面を表示部に表示し、前記設定されたレイアウトに基づいて、ラベルを発行するラベル発行装置であって、前記表示部に、印字項目のデータ量に応じて可変する印字領域を規定する印字フォーマットからなる印字フォーマット表示レイヤーと、前記印字フォーマット表示レイヤーに表示される一方の印字領域内の所定の印字項目から他方の印字領域内の所定の印字項目をまとめて関連付けて重ねて表示される領域を設定する領域設定表示レイヤーとを表示し、操作入力により、前記領域設定表示レイヤーに表示された前記領域を特定することにより前記印字フォーマット表示レイヤーに表示された前記一方の印字領域内の所定の印字項目と前記他方の印字領域内の所定の印字項目との間に表示される空白行の削除を行う制御手段を備えることを特徴とする。
また、本発明のラベル発行装置は、ラベルに印字する印字項目のレイアウトの設定を行う操作画面を表示部に表示し、前記設定されたレイアウトに基づいて、ラベルを発行するラベル発行装置であって、前記表示部に、印字項目のデータ量に応じて可変する印字領域を規定する印字フォーマットからなる印字フォーマット表示レイヤーと、前記印字フォーマット表示レイヤーに表示される1つの印字領域内の所定の一方の印字項目から該1つの印字領域内の所定の他方の印字項目をまとめて関連付けて重ねて表示される領域を設定する領域設定表示レイヤーとを表示し、操作入力により、前記領域設定表示レイヤーに表示された前記領域を特定することにより前記印字フォーマット表示レイヤーに表示された前記1つの印字領域内の前記所定の一方の印字項目と前記所定の他方の印字項目との間に表示される空白行の削除を行う制御手段を備えることを特徴とする。
また、本発明のラベル印字方法は、ラベルに印字する印字項目のレイアウトの設定を行う操作画面を表示部に表示し、前記設定されたレイアウトに基づいて、ラベルを印字するラベル印字方法であって、前記表示部に、印字項目のデータ量に応じて可変する印字領域を規定する印字フォーマットからなる印字フォーマット表示レイヤーと、前記印字フォーマット表示レイヤーに表示される一方の印字領域内の所定の印字項目から他方の印字領域内の所定の印字項目をまとめて関連付けて重ねて表示される領域を設定する領域設定表示レイヤーとを表示するステップと、操作入力により、前記領域設定表示レイヤーに表示された前記領域を特定することにより前記印字フォーマット表示レイヤーに表示された前記一方の印字領域内の所定の印字項目と前記他方の印字領域内の所定の印字項目との間に表示される空白行の削除を行うステップを備えることを特徴とする。
また、本発明のラベル印字方法は、ラベルに印字する印字項目のレイアウトの設定を行う操作画面を表示部に表示し、前記設定されたレイアウトに基づいて、ラベルを印字するラベル印字方法であって、前記表示部に、印字項目のデータ量に応じて可変する印字領域を規定する印字フォーマットからなる印字フォーマット表示レイヤーと、前記印字フォーマット表示レイヤーに表示される1つの印字領域内の所定の一方の印字項目から該1つの印字領域内の所定の他方の印字項目をまとめて関連付けて重ねて表示される領域を設定する領域設定表示レイヤーとを表示するステップと、操作入力により、前記領域設定表示レイヤーに表示された前記領域を特定することにより前記印字フォーマット表示レイヤーに表示された前記1つの印字領域内の前記所定の一方の印字項目と前記所定の他方の印字項目との間に表示される空白行の削除を行うステップを備えることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、ラベルの全領域のうち所望の領域内の空白を削除してラベルを発行するラベル発行装置、及びラベル印字方法を提供することができる。また、本発明によれば、良好な印字バランスで印字を行うことができ、且つ、消費者へアピールしたい印字項目をアイキャッチとして機能させ、ラベルコストを削減可能なラベル発行装置、及びラベル印字方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るラベルプリンタの機構の一例を示す図。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタの電気的なブロック図。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタの記憶部に記憶されている情報の一例を示す図、(a)は印字フォーマットファイルの一例を示す図、(b)は領域設定ファイルの一例を示す図、(c)は商品情報ファイルの一例を示す図。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタの印字処理の一例を示す図、(a)は領域設定ファイルに対応する制御レイヤとラベルフォーマットとを重ね合わせた状態の一例を示す図、(b)は印字されたラベルの一例を示す図。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタにおける、第1の任意領域および第2の任意領域を示す領域設定ファイルを示すレイヤとラベルフォーマットを示すレイヤの一例を示す図。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタのラベルフォーマットと、空白を削除する領域と空白を削除しない領域の一例を示す図、(a)は上半分を空白行削除領域、下半分を空白行非削除領域に設定したラベルフォーマットの一例を示す図、(b)は(a)に示した空白行削除領域と空白行非削除領域の境界を所定の方向に移動して設定したラベルフォーマットの一例を示す図。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタの空白行削除領域と空白行非削除領域を設定する動作の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタの動作の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係るラベルプリンタの動作の他の例を示すフローチャート。 制御コードを設定したラベルフォーマットの一例を示す図。
本発明の実施形態に係るラベルプリンタとしての台紙レスラベルプリンタ(ライナレスプリンタ)を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100の機構の一例を示す図である。図2はラベルプリンタ100の電気的なブロック図である。
図3は本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100の記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。詳細には、図3(a)は印字フォーマットファイルの一例を示す図、図3(b)は領域設定ファイルの一例を示す図、図3(c)は商品情報ファイルの一例を示す図である。
図4は本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100の印字処理の一例を示す図である。詳細には、図4(a)は領域設定ファイルに対応する制御レイヤとラベルフォーマットとを重ね合わせた状態の一例を示す図、図4(b)は印字されたラベルの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100は、印字フォーマットに基づいて印字データを印字部3(サーマルヘッドなど)により印字する。ラベルプリンタ100は、空白行を削除する第1の領域(第1の任意領域)D1(エリア)と、空白行を削除しない第2の領域(第2の任意領域)D2(エリア)とを、印字フォーマットに関連付けて設定できるように構成されている。
なお、印字フォーマットに関連付けて設定される第1の領域D1、第2の領域D2の設定領域は、任意領域または、所定領域の何れであってもよい。
印字フォーマットは、例えば、ラベルへの各印字項目の文字のサイズ、印字項目の印字領域などを規定し、印字データは各印字項目に対応するデータを有する。
また、本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100は、印字フォーマットに基づいて印字データを印字部3により印字する際、例えば、印字フォーマットにおける第1の領域D1の印字データの量が比較的少ない場合など、第1の領域D1で空白行(余白行)が生じると判別したことを条件として、その第1の領域D1の空白行(余白行)を削除して印字部3により印字データを印字する。このように、設定された第1の領域D1の空白行を削除して印字を行うことで、ラベル発行方向のラベル長の短いラベルを発行することができる。このため、ラベルコストを削減することができる。
また、本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100は、例えば、印字フォーマットにおける第2の領域D2の印字データの量が比較的少ない場合など、第2の領域D2で空白行(余白行)が生じても、その第2の領域D2の空白行(余白行)を削除することなく、印字部3により印字データを印字する。このように、ラベルプリンタ100は、第2の領域D2について、空白行を設けたままの状態で印字を行う。
このため、例えば、空白行を削除しないほうが見やすい印字項目を第2の領域D2に設定した場合、第2の領域D2内の印字項目の印字バランスが良好であり、商品の消費者にとって、商品に貼付されたラベルが見易い。
つまり、第2の領域D2内に設けたアイキャッチとして機能させたい印字項目は、領域内に所望の空白行が設けられたままの状態で印字されるので、第2の領域D2内の印字項目は見易く、消費者に対するアイキャッチとして機能し、店が伝えたい情報を消費者に正しくアピールすることができる。
詳細には、本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100は、制御部10が、印字フォーマットのレイヤに領域設定ファイルのレイヤを重ねた状態でイメージデータの生成を行う。制御部10は、印字イメージが第1の領域D1内において空白行(余白行)である場合、その空白行を削除してイメージデータを生成しラベル発行方向のラベル長を短くし、第2の領域D2内に空白行が存在する場合に、その空白行はそのままの状態で印字イメージデータを生成する。
以下、本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100の各構成要素を詳細に説明する。尚、ラベルプリンタ100は、ラベルの貼付対象である商品を計量する計量器に接続されていてもよいし、計量器に接続されていなくともよい。また、ラベルプリンタ100は、被包装物を包装する包装装置で用いられるラベルプリンタであってもよい。
図1に示したように、台紙レスラベルプリンタ100は、表面に感熱発色面、裏面に粘着面を有する台紙レスラベル用紙1(ラベル用紙)をロール状に巻いたラベルロール2からラベル用紙1を引き出し、印字部3としてのサーマルヘッドとステッピングモータにより駆動されるプラテンローラ4との間で挟んでラベル用紙1を搬送するとともに加熱してラベル用紙1に印字を行い、印字後のラベル用紙1をカッター5でカットし、ラベル6として発行するように構成されている。
なお、台紙レスラベル用紙1(ラベル用紙)は、感熱発色面を備えているものに限らず、インクリボンを介して熱転写される感熱発色面を備えていない台紙レスラベル用紙(ラベル用紙)であってもよい。
ラベルプリンタ100は、品名、添加物、メッセージ、原材料などの印字項目について、該当する印字データを用紙搬送方向の印字範囲の印字項目の位置に印字する。
ラベルプリンタ100の筐体22には、ラベル6が排出される排出口23が設けられている。排出口23のラベル排出下流側にラベルレシーバ24(ラベル保持部)が設けられている。また、このラベルレシーバ24に検出部21が設けられている。この検出部21は、ラベル6を保持するラベルレシーバ24に、印字されたラベル6が残っているか否かを検出する。
ラベルプリンタ100は、1つのラベル発行口(排出口23)を備えてもよいし、2つなど複数のラベル発行口(排出口23)を備えたものでもよい。例えば、ラベル発行口(排出口23)を2つ備える場合、ラベル幅の異なるラベルロールがラベルプリンタ100内に装填されるものとする。
本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100は、台紙レスラベルを発行するが、これに限られるものではなく、例えば、台紙付の長尺状の固定長ラベルに対しても同様に本発明に係る制御を行ってもよい。
図2に示したように、ラベルプリンタ100は、制御部10(CPU)、記憶部としてのフラッシュメモリ11とRAM12、操作入力部13(操作部)、表示部14、通信部15、インタフェース16、サーマルヘッドなどの印字部3、ステッピングモータ18、切断手段としてのカッター5、および、検出部21、などを有する。
伝送路(バス)20により、制御部10(CPU)、フラッシュメモリ11、RAM12、操作入力部13、表示部14、通信部15、インタフェース16、および、検出部21がデータ伝送可能に接続されている。
制御部10は、例えば、フラッシュメモリ11上の制御プログラムなどのプログラムを実行して、ラベルプリンタ100の動作を統括する中央演算処理装置である。
フラッシュメモリ11は、ラベルプリンタ100の制御プログラム、制御用データ等を記憶する読み出し専用メモリである。
RAM12は、一時的にデータを呼び出して(読み出して)処理するためのワークエリアを有する。RAM12のワークエリアは、印字データをドットデータに展開するドット展開エリア、フォーマットファイルから1つのフォーマットデータを呼び出して記憶する呼出フォーマットエリア、商品データを呼び出して記憶する呼出商品データエリア、などを有する。また、RAM12には、ラベル印字のフォーマットが定義されたフォーマットファイル(図3(a)を参照)、ラベル印字用の各種商品データが定義された商品ファイル(図3(c)を参照)、フォントファイル(キャラクタジェネレータ)などが記憶されている。RAM12は、電源オフ時であっても、商品ファイル、書式ファイルなどを保持することができるように、バッテリでバックアップされている。
また、RAM12は、ラベルへの印字内容を示す印字データ、少なくとも印字位置を規定する印字フォーマット、ラベル長、などを関連付けて記憶している。この印字フォーマットは、領域設定ファイル(図3(b)を参照)とリンクしており、その領域設定ファイルは、特定の印字フォーマットファイルの任意の領域を特定する領域1(第1の領域:指定領域内の空白行を削除する領域D1)、領域2(第2の領域:指定領域内の空白行を削除しない領域D2)、などを規定する。
また、台紙レスラベルプリンタの各種モード(例えば、値付モード、設定モード、レポートモード、メンテナンスモード)に関する各種プログラムはRAM12に記憶されている。
操作入力部13(操作部)は、ラベルプリンタの操作を行うための入力装置であり、表示部14と一体に構成されたタッチパネルを有する。この操作入力部13は、ユーザーの識別情報を設定する設定手段としても機能する。
表示部14は、各種のメニュー画面やデータを表示する液晶ディスプレイである。通信部15は、上位管理装置としてのホストコンピュータなどと通信を行う。インタフェース16は、制御部10等と各駆動部やモータ等との間でデータの入出力を行う。
サーマルヘッドなどの印字部3は、制御部10の指令に基づいて用紙1を加熱して印字する。ステッピングモータ18は、制御部10の指令に基づいて、所定の印字位置、もしくは加熱位置へラベル用紙1が搬送されるよう、ラベルロール2や、プラテンローラ4を回転駆動する。
カッター5は、制御部10の指令に基づいて、印字後の用紙1をカットする。検出部21は、ラベルプリンタの筐体22の排出口23の近傍に設けられている。この検出部21は、ラベル6を排出する排出口23に、印字されたラベル6が残っているか否かを検出する。
また、本発明の実施形態に係るラベルプリンタの制御部10は、検出部21によりラベル6が排出口23に残っていないことを検出した場合、記憶部(フラッシュメモリ11やRAM12など)に記憶された印字データを印字フォーマットに従って印字部3としてのサーマルヘッドにより印字処理を行う。
制御部10は、本発明に係るプログラムを実行することにより、本発明に係る機能をコンピュータであるラベルプリンタ100に実現する。制御部10は、設定部101と、印字制御部102と、などを有する。
設定部101は、ラベルの空白行を削除する第1の領域D1、および、空白行を削除しない第2の領域D2を、印字フォーマットに関連付けて設定する。詳細には、設定部101は、第1の領域D1および第2の領域D2を示す領域設定ファイルと印字フォーマットを関連付けて記憶部に記憶する。
印字制御部102は、印字フォーマットに基づいて印字データを印字する場合、空白行削除領域である第1の領域D1において空白行を削除する処理を行うとともに、空白行非削除領域である第2の領域D2において空白行を削除しない処理を行い、印字部3により印字を行う。
印字制御部102は、領域設定ファイルを示すレイヤを重畳した印字フォーマットを示すレイヤと、印字データに基づいて生成したイメージデータから、第1の領域D1内の空白行を削除する処理を施し、その削除処理を施したイメージデータに基づいて、印字部3により印字を行う。
また、印字制御部102は、所定の印字フォーマットに基づいて、印字データとしての商品情報などを用紙に印字する際、印字フォーマットの第1の領域D1内において、用紙の幅方向に亘る空白行が生じた場合に、その空白行を削除して商品情報を印字部3により印字する処理を行い、印字フォーマットの第2の領域D2内において、用紙の幅方向に亘る空白行が生じた場合に、その空白行を削除せずに商品情報を印字部3により印字する処理を行う。
図3(a)に示したように、印字フォーマットファイルは、フォーマット番号毎に、商品名を印字するラベルの位置、高さ、長さ、フォントや、添加物名を印字するラベルの位置、高さ、長さ、フォントなどが関連付けられて記憶している。
図3(b)に示したように、領域設定ファイルは、識別番号毎に、フォーマット番号、第1の領域D1に関するデータ、第2の領域D2に関するデータなどが関連付けられて記憶している。第1の領域D1(エリア)に関するデータは、そのエリアの位置、高さ、長さ、空白行を削除することを示す情報、などを記憶している。第2の領域D2(エリア)に関するデータは、そのエリアの位置、高さ、長さ、空白行を削除することを示す情報、などを記憶している。
図3(c)に示したように、商品情報ファイルは、識別番号毎に、例えば、JANコード(商品情報)、商品の名称、原産地名、原産地名称、値段、原材料名、添加物名などを関連付けて記憶している。
図4、図5に示したように、空白を削除する第1の領域D1と空白を削除しない第2の領域D2を有する領域設定ファイルのレイヤ(LD)と、印字フォーマットのレイヤ(LR)を重ね合わせることで、ラベルフォーマットに第1の領域D1と第2の領域D2が対応付けられる。
図5は、本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100における、第1の領域D1および第2の領域D2を示す領域設定ファイルを示すレイヤ(LD)とラベルフォーマットを示すレイヤ(LR)の一例を示す図である。図6はラベルフォーマットと、空白を削除する領域D1と空白を削除しない領域D2の一例を示す図である。詳細には、図6(a)は上半分を空白行削除領域D1、下半分を空白行非削除領域D2に設定したラベルフォーマットの一例を示す図、図6(b)は図6(a)に示した空白行削除領域D1と空白行非削除領域D2の境界を所定の方向に移動して設定したラベルフォーマットの一例を示す図である。
図7は本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100の空白行削除領域(第1の領域D1)と空白行非削除領域(第2の領域D2)とを設定する動作の一例を示すフローチャートである。
ステップST1において、制御部10(CPU)の設定部101は、空白行削除領域D1を設定する処理を行う。詳細には、制御部10は、空白行削除領域D1の開始位置(始点)と終了位置(終点)とを設定する。具体的には、ユーザーによる、操作入力部13(タッチパネル、キーボード、マウスなどの入力装置)の操作に応じた操作信号に基づいて、制御部10が空白行削除領域D1を設定する。
例えば、図6(a)、図6(b)に示したように、空白行削除領域D1の開始位置(始点)や、終了位置(終点)を選択した状態で所望の位置まで移動させる操作信号が操作入力部13から入力された場合、制御部10は、操作信号に基づいて空白行削除領域D1を設定するように構成されている。
例えば、空白行削除領域D1の高さ、長さについては、空白行削除領域D1の開始位置(始点)と終了位置(終点)から算出する。制御部10の設定部101は、上記空白行削除領域D1を記憶部の領域設定ファイルに記憶する。
次に、ステップST3において、制御部10(CPU)は、空白行非削除領域D2を設定する処理を行う。詳細には、制御部10は、空白行非削除領域D2の開始位置(始点)と終了位置(終点)とを設定する。具体的には、ユーザーによる、操作入力部13の操作に応じた操作信号に基づいて、制御部10が空白行削除領域D2を設定する。
例えば、図6(a)、図6(b)に示したように、空白行削除領域D2の開始位置(始点)や、終了位置(終点)を選択した状態で所望の位置まで移動させる操作信号が操作入力部13から入力された場合、マウス操作やタッチパネル操作を示す操作信号に基づいて、制御部10が空白行削除領域D2を設定するように構成されている。
例えば、空白行非削除領域D2の高さ、長さについては、空白行非削除領域D2の開始位置(始点)と終了位置(終点)から算出する。制御部10の設定部101は、上記空白行非削除領域D2を記憶部の領域設定ファイルに記憶する。
ステップST5において、制御部10は、空白行削除領域D1と空白行非削除領域D2の設定を終了するか否かを判別し、設定を終了しない場合、ステップST1の処理に進み、それ以外の場合、設定を終了する処理を行う。具体的には、制御部10は、例えば、設定終了ボタンなどが操作されたことを検出した場合に、上記設定処理を終了する。
尚、上記ステップST1の空白行削除領域D1の設定と、ステップST3の空白行非削除領域D2の設定は、順番が逆であってもよいし、同時に行ってもよいし、どちらか一方のみを行ってもよい。
図8は本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100の動作の一例を示すフローチャートである。図8に示した例では、ラベルプリンタ100のライン印字イメージを生成しながら印字を行う動作の一例を示すフローチャートである。
ステップST11において、制御部10は、フラッシュメモリ11やRAM12などの記憶部から商品情報などの商品情報ファイルを読み出す(図3(c)参照)。
ステップST13において、制御部10は、記憶部から印字フォーマットを読み出す(図3(a)参照)。
ステップST15において、制御部10は、記憶部から領域設定ファイルを読み出す(図3(b)参照)。
ステップST17において、制御部10は、印字フォーマットライン、商品情報ファイル(印字データ)、および、領域設定ファイルに基づいて、ライン印字イメージを生成する。このライン印字イメージは、ラベルの一ライン毎のイメージデータである。
詳細には、制御部10は、図4、図5に示したように、印字フォーマットを示すレイヤと、領域設定ファイルを示すレイヤとを一ライン毎に重ね合わせる。図4に示したように、印字フォーマットと第1の領域D1および第2の領域D2が対応付けられ、印字項目毎に印字データを組み込むことで、ライン印字イメージデータを生成する。
ステップST21において、制御部10は、印字イメージが領域設定内に存在するか否かを判別する。詳細には、制御部10は、第1の領域D1内または第2の領域D2内に、ライン印字イメージにおいて、空白でない画素値の画素が存在するか否かを判別し、ライン印字イメージが領域設定内に存在すると判別した場合、ステップST23の処理に進み、ライン印字イメージが領域設定内に存在しないと判別した場合、ステップST25の処理に進む。
ステップST23において、制御部10は、現在処理中のライン印字イメージに関して、空白行を削除する第1の領域D1か否かを判別し、第1の領域D1であると判別した場合、ステップST17の処理に進み、それ以外の場合にステップST25の処理に進む。
ステップST25において、制御部10は、ライン印字イメージデータに基づいて、サーマルヘッドなどの印字部3により用紙に印字処理を行い、カッター5により用紙を切断することで、ラベルを発行する。
ステップST27において、制御部10は、印字の終了か否かを判別する。詳細には、制御部10は、全てのライン印字イメージデータについて、順に上記処理を行い、最終のライン印字イメージデータに関して処理を終了したか否かを判別し、終了ではないと判別した場合、ステップST17の処理に進み、終了と判別した場合、上記一連の処理を終了する。
<ラベルプリンタ100の他の動作例>
図9は本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100の動作の他の例を示すフローチャートである。図9に示した例では、ラベルプリンタ100が、ラベルのイメージデータを全て、記憶部にバッファしてから、空白行削除領域D1と空白行非削除領域D2に関する処理を行う。
ステップST11において、制御部10は、フラッシュメモリ11やRAM12などの記憶部から商品情報などの商品情報ファイルを読み出す(図3(c)参照)。
ステップST13において、制御部10は、記憶部から印字フォーマットを読み出す(図3(a)参照)。
ステップST15において、制御部10は、記憶部から領域設定ファイルを読み出す(図3(b)参照)。
ステップST17において、制御部10は、印字フォーマットライン、商品情報ファイル(印字データ)、および、領域設定ファイルに基づいて、ラベル全体について、ライン印字イメージを順次生成して、記憶部に記憶する。この複数のライン印字イメージを並べて配置すると、ラベル全体の印字イメージとなる。後述するように、この印字イメージには、空白行の削除処理が施されておらず、ステップST33〜ステップST37の処理で、空白行の削除処理が施される。
ステップST31において、制御部10は、例えば、ライン印字イメージデータを生成するために、印字データなどがあるか否かを判別し、そのデータがないと判別した場合にステップST41の処理に進み、データがあると判別した場合、ステップST33の処理に進む。
ステップST33において、制御部10は、印字イメージが領域設定内にあるか否かを判別し、印字イメージが領域設定内にあると判別した場合、ステップST35の処理に進み、印字イメージが領域設定内にないと判別した場合、ステップST17の処理に進む。
ステップST35において、制御部10は、記憶部に記憶された全てのライン印字イメージから、所定の順番で、各ラインイメージデータについて処理を行う。詳細には、制御部10は、処理中のラインイメージデータが空白行を含み、且つ、第1の領域D1内であるという条件を満たすか否かを判別し、条件を満たす場合、ステップST37の処理に進み、条件を満たさない場合、ステップST17の処理に進む。
ステップST37において、制御部10は、ラベル印字イメージのうち、処理中のラインイメージデータの空白行を削除する処理を行う。
ステップST39において、制御部10は、全てのライン印字イメージについて上記空白行削除処理などの所定の処理を終了し、ラベル全体のイメージデータの生成を終了するか否かを判別し、終了すると判別した場合、ステップST41の処理に進み、それ以外の場合、ステップST17の処理に進む。
ステップST41において、制御部10は、記憶部に記憶されたイメージデータに基づいて、サーマルヘッドなどの印字部3により用紙に印字処理を行い、カッター5により用紙を切断することで、ラベル6を発行する。
<本発明の他の実施形態>
本発明の他の実施形態に係るラベルプリンタ100の一例を説明する。上述した実施形態との相違点を説明する。
設定部101は、第1の領域D1または第2の領域D2を示す制御コードを印字フォーマットに埋め込んで記憶部に記憶する。
図10は、第1の領域D1を示す制御コード(DELSP)や第2の領域D2を示す制御コード(NDELSP)を埋め込んだラベルフォーマットの一例を示す図である。例えば、制御コード(DELSP)は、第1の領域D1の開始位置や終了位置などの情報を有する。制御コード(NDELSP)は、第2の領域D1の開始位置や終了位置などの情報を有する。
印字制御部102は、印字フォーマット内の制御コードに基づいて、第1の領域D1の空白行の削除処理、または、第2の領域D2における空白行の非削除処理を行う。
このように、簡単な処理により、印字フォーマットに埋め込まれた制御コードに基づいて、第1の領域D1の空白行の削除処理を行い、且つ、第2の領域D2における空白行の非削除処理を行うことができる。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100は、用紙を繰り出し、繰り出した用紙に、印字データを所定の印字フォーマットに基づいて印字部3により印字を施し、枚葉状のラベルを発行する。
このラベルプリンタ100は、所定の印字フォーマットおよび印字データを記憶する記憶部(ROMなどのフラッシュメモリ11やRAM12)と、制御部10と、を有する。制御部10は、操作入力部13による操作信号に基づいて、ラベルの空白行を削除する第1の領域D1および空白行を削除しない第2の領域D2を、印字フォーマットに関連付けて設定する設定部101と、印字フォーマットに基づいて印字データを印字する場合、第1の領域D1において空白行を削除する処理を行うとともに、第2の領域D2において空白行を削除しない処理を行い、印字部3により印字を行う印字制御部102と、を有する。
また、本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100では、フラッシュメモリやRAM12などの記憶部が、印字データとして商品情報を記憶している。印字制御部102は、所定の印字フォーマットに基づいて、印字データとしての商品情報を用紙に印字する際、印字フォーマットの第1の領域D1内において、用紙の幅方向に亘る空白行が生じた場合に、その空白行を削除して商品情報を印字部3により印字する処理を行い、印字フォーマットの第2の領域D2内において、用紙の幅方向に亘る空白行が生じた場合に、その空白行を削除せずに商品情報を印字部3により印字する処理を行う。
このため、簡単な構成で、ラベルの全領域のうち所望の領域(第1の領域D1)の空白行を削除して印字可能なラベルプリンタ100を提供することができる。また、ラベルコストを削減可能なラベルプリンタ100を提供することができる。
また、例えば、空白行を削除しないほうが見やすい印字項目を第2の領域D2に設定した場合、第2の領域D2内の印字項目の印字バランスが良好であり、商品の消費者にとって、商品に貼付されたラベルが見易い。ラベルプリンタ100は、人目をひく効果、いわゆるアイキャッチ効果の高いラベルを発行することができる。また、商品に貼付されたラベルにより、伝えたい情報を消費者に正しくアピールすることができる。
つまり、ラベルプリンタ100は、消費者にアピールすることができるラベル印字を行うことができる。このように、ラベル全体で、良好な印字バランスで印字を行うことが可能なラベルプリンタ100を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100は、設定部101が、第1の領域D1および/または第2の領域D2を、印字フォーマットに設定されている、印字データを印字する印字項目を跨ぐように設定する(図4参照)、あるいは、ラベルの発行方向に所望の領域幅で、印字フォーマットに設定されている印字項目にかかるように設定するように構成されている。ここで、設定部101が、第1の領域D1および/または第2の領域D2を、ラベルの発行方向に所望の領域幅で、印字フォーマットに設定されている印字項目にかかるように設定するとは、第1の領域D1および/または第2の領域D2を、所定の印字項目のエリアの一部分に設定することである。こうすることで、設定部101により、第1の領域D1および/または第2の領域D2を、所望の任意領域に簡単に設定することができ、良好な印字バランスで印字させることができる。
また、本発明の実施形態に係るラベルプリンタ100は、設定部101が、操作入力部13からの操作信号に基づいて、第1の領域D1および第2の領域D2を示す領域設定ファイルと、印字フォーマットを関連付けて記憶部(フラッシュメモリ11やRAM12など)に記憶する。印字制御部102は、領域設定ファイルを示すレイヤと印字フォーマットを示すレイヤとを重畳し、その重畳したレイヤと印字データとに基づいてイメージデータを生成し、そのイメージデータから第1の領域D1内の空白行を削除する処理を施し、その削除処理を施したイメージデータに基づいて、印字部3により印字処理を行う。
このように、印字フォーマットとは別に、第1の領域D1と第2の領域D2とを示す情報を有する領域設定ファイルを記憶部に記憶するので、印字フォーマットを変更することなく、第1の領域D1と第2の領域D2に関する情報を管理することができる。
また、領域設定ファイルを示すレイヤと印字フォーマットを示すレイヤとを重畳することで、簡単に、第1の領域D1と第2の領域D2を印字フォーマットに関連付けて設定することができる。また、その重畳したレイヤと印字データとに基づいてイメージデータを生成し、そのイメージデータから第1の領域D1内の空白行を削除する処理を施し、その削除処理を施したイメージデータに基づいて、印字部3により印字処理を行うので、簡単にラベルの全領域のうち所望の領域(第1の任意領域D1)の空白行を削除して印字を行うことができる。
また、本発明の他の実施形態に係るラベルプリンタ100は、設定部101が第1の領域D1または第2の領域D2を示す制御コードを印字フォーマットに埋め込んで記憶部に記憶する。印字制御部102は、印字フォーマット内の制御コードに基づいて、第1の領域D1の空白行の削除処理、または、第2の領域D2における空白行の非削除処理を行う。
このため、簡単な処理により、所望の第1の領域D1の空白行を削除して印字可能なラベルプリンタ100を提供することができる。
ライナレスラベルの印字発行において、印字フォーマットの任意箇所に少なくとも空白行を削除する第1の領域D1と、空白行を削除しない第2の領域D2とを設けたので、第1の領域D1内に空白行(余白行)があるとその空白行を削除し、第2の領域D2内に空白行があっても削除しないでラベルを印字発行する制御とした。
このため、第1の領域D1内において空白行(余白行)があるとその空白行を削除してラベル発行方向のラベル長を短くするのでラベルコストを削減することができる。
また、第2の領域D2内に設けたアイキャッチとして機能させたい印字項目は、領域内に所望の空白行が設けられたままの状態で印字されるので、第2の領域D2内の印字項目は見易く、消費者に対するアイキャッチとして機能し、店が伝えたい情報を消費者に正しくアピールすることができる。
なお、本実施例において、第1の領域D1内に空白行(余白行)があるとその空白行を削除し、第2の領域D2内に空白行があっても削除しないでラベルを印字発行する制御を行っているがこれに限らず、例えば、第1の領域D1内の空白(余白)があるとその空白(余白)を全て削除する方式であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施形態の一部または全部は、以下の付記のように記載される。
[付記1]
用紙を繰り出し、前記繰り出した用紙に、印字データを所定の印字フォーマットに基づいて前記印字部により印字を施し、枚葉状のラベルを発行するラベルプリンタであって、
所定の印字フォーマットおよび印字データを記憶する記憶部と、
前記ラベルの印字領域において空白を削除する第1の領域と、空白を削除しない第2の領域とを、前記印字フォーマットに関連付けて設定する設定部と、
前記印字フォーマットに基づいて前記印字データを印字する際に、前記第1の領域において空白の削除と、前記第2の領域において空白を削除しない印字制御を行う制御部と、
を有することを特徴とするラベルプリンタ。
[付記2]
前記設定部は、前記第1の領域および/または前記第2の領域を、前記印字フォーマットに設定されている、前記印字データを印字する印字項目を跨ぐように設定する、あるいは、前記ラベルの発行方向に所望の領域幅で、前記印字フォーマットに設定されている前記印字項目にかかるように設定することを特徴とする付記1に記載のラベルプリンタ。
[付記3]
前記設定部は、前記第1の領域および前記第2の領域を示す領域設定ファイルと、前記印字フォーマットを関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記印字制御部は、前記領域設定ファイルを示すレイヤを重畳した前記印字フォーマットを示すレイヤと、前記印字データに基づいて生成したイメージデータから、前記第1の領域内の空白を削除する処理を施し、該削除処理を施したイメージデータに基づいて、前記印字部により印字を行うことを特徴とする付記1または付記2に記載のラベルプリンタ。
[付記4]
前記設定部は、前記第1の領域または前記第2の領域を示す制御コードを前記印字フォーマットに埋め込んで記憶部に記憶し、
前記印字制御部は、前記印字フォーマット内の前記制御コードに基づいて、前記第1の領域の空白の削除処理、または、前記第2の領域における空白の非削除処理を行うことを特徴とする付記1または付記2に記載のラベルプリンタ。
[付記5]
前記記憶部は、前記印字データとして商品情報を記憶し、
前記印字制御部は、前記所定の印字フォーマットに基づいて、前記印字データとしての前記商品情報を前記用紙に印字する際、前記印字フォーマットの前記第1の領域内において、前記用紙の幅方向に亘る空白が生じた場合に、該空白を削除して前記商品情報を前記印字部により印字する処理を行い、前記印字フォーマットの前記第2の領域内において、前記用紙の幅方向に亘る空白が生じた場合に、該空白を削除せずに前記商品情報を前記印字部により印字する処理を行うことを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載のラベルプリンタ。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1 ラベル用紙
2 ラベルロール
3 サーマルヘッド(印字部)
4 プラテンローラ(印字部)
5 カッター(切断手段)
6 ラベル
10 制御部(CPU)
11 フラッシュメモリ(記憶部)
12 RAM(記憶部)
13 操作入力部(設定部)
14 表示部
15 通信部
16 インタフェース
18 ステッピングモータ(印字部)
20 伝送路(バス)
21 検出部
22 ラベルプリンタの筐体部
23 排出口(ラベル発行口)
24 ラベルレシーバ(ラベル保持部)
100 ラベルプリンタ(台紙レスプリンタ)
101 設定部
102 印字制御部
D1 第1の領域(空白行削除領域)
D2 第2の領域(空白行非削除領域)
Da、Db 空白行削除領域
Dc、Dd 空白行非削除領域
LD 領域設定ファイルを示すレイヤ
LR ラベルフォーマットを示すレイヤ

Claims (4)

  1. ラベルに印字する印字項目のレイアウトの設定を行う操作画面を表示部に表示し、前記設定されたレイアウトに基づいて、ラベルを発行するラベル発行装置であって、
    前記表示部に、印字項目のデータ量に応じて可変する印字領域を規定する印字フォーマットからなる印字フォーマット表示レイヤーと、前記印字フォーマット表示レイヤーに表示される一方の印字領域内の所定の印字項目から他方の印字領域内の所定の印字項目をまとめて関連付けて重ねて表示される領域を設定する領域設定表示レイヤーとを表示し、
    操作入力により、前記領域設定表示レイヤーに表示された前記領域を特定することにより前記印字フォーマット表示レイヤーに表示された前記一方の印字領域内の所定の印字項目と前記他方の印字領域内の所定の印字項目との間に表示される空白行の削除を行う制御手段を備えることを特徴とするラベル発行装置。
  2. ラベルに印字する印字項目のレイアウトの設定を行う操作画面を表示部に表示し、前記設定されたレイアウトに基づいて、ラベルを発行するラベル発行装置であって、
    前記表示部に、印字項目のデータ量に応じて可変する印字領域を規定する印字フォーマットからなる印字フォーマット表示レイヤーと、前記印字フォーマット表示レイヤーに表示される1つの印字領域内の所定の一方の印字項目から該1つの印字領域内の所定の他方の印字項目をまとめて関連付けて重ねて表示される領域を設定する領域設定表示レイヤーとを表示し、
    操作入力により、前記領域設定表示レイヤーに表示された前記領域を特定することにより前記印字フォーマット表示レイヤーに表示された前記1つの印字領域内の前記所定の一方の印字項目と前記所定の他方の印字項目との間に表示される空白行の削除を行う制御手段を備えることを特徴とするラベル発行装置。
  3. ラベルに印字する印字項目のレイアウトの設定を行う操作画面を表示部に表示し、前記設定されたレイアウトに基づいて、ラベルを印字するラベル印字方法であって、
    前記表示部に、印字項目のデータ量に応じて可変する印字領域を規定する印字フォーマットからなる印字フォーマット表示レイヤーと、前記印字フォーマット表示レイヤーに表示される一方の印字領域内の所定の印字項目から他方の印字領域内の所定の印字項目をまとめて関連付けて重ねて表示される領域を設定する領域設定表示レイヤーとを表示するステップと、
    操作入力により、前記領域設定表示レイヤーに表示された前記領域を特定することにより前記印字フォーマット表示レイヤーに表示された前記一方の印字領域内の所定の印字項目と前記他方の印字領域内の所定の印字項目との間に表示される空白行の削除を行うステップを備えることを特徴とするラベル印字方法。
  4. ラベルに印字する印字項目のレイアウトの設定を行う操作画面を表示部に表示し、前記設定されたレイアウトに基づいて、ラベルを印字するラベル印字方法であって、
    前記表示部に、印字項目のデータ量に応じて可変する印字領域を規定する印字フォーマットからなる印字フォーマット表示レイヤーと、前記印字フォーマット表示レイヤーに表示される1つの印字領域内の所定の一方の印字項目から該1つの印字領域内の所定の他方の印字項目をまとめて関連付けて重ねて表示される領域を設定する領域設定表示レイヤーとを表示するステップと、
    操作入力により、前記領域設定表示レイヤーに表示された前記領域を特定することにより前記印字フォーマット表示レイヤーに表示された前記1つの印字領域内の前記所定の一方の印字項目と前記所定の他方の印字項目との間に表示される空白行の削除を行うステップを備えることを特徴とするラベル印字方法。
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