JP2012056089A - ラベルプリンタ、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性を向上させる。
【解決手段】ラベルプリンタは、画面記憶手段と、ユーザ受付手段と、表示制御手段と、を有する。画面記憶手段は、ユーザを識別するユーザ識別情報と、商品毎に付与するラベルを示す商品ラベルの選択ボタンの配置が設定された画面情報と、を対応付けて記憶する。ユーザ受付手段は、ユーザ識別情報の選択を受け付ける。表示制御手段は、受付手段が受け付けたユーザ識別情報に、記憶手段で対応付けられた画面情報を表示器に表示する。
【選択図】図5
【解決手段】ラベルプリンタは、画面記憶手段と、ユーザ受付手段と、表示制御手段と、を有する。画面記憶手段は、ユーザを識別するユーザ識別情報と、商品毎に付与するラベルを示す商品ラベルの選択ボタンの配置が設定された画面情報と、を対応付けて記憶する。ユーザ受付手段は、ユーザ識別情報の選択を受け付ける。表示制御手段は、受付手段が受け付けたユーザ識別情報に、記憶手段で対応付けられた画面情報を表示器に表示する。
【選択図】図5
Description
本発明の実施形態は、ラベルプリンタ、及びプログラムに関する。
スーパーマーケット等の店舗では、商品に貼付して商品名や価格等を表示したラベルを印刷するラベルプリンタが用いられている。ラベルプリンタは、商品マスタから商品名や価格などの商品情報を読み込んでラベルに印刷する印字データを生成し、生成した印字データに基づいてラベルを印刷する。
従来の技術としては、ラベル発行対象の商品が載置されたトレイの固有の番号を入力するだけで、商品の品番の入力を可能とするラベルプリンタに関する技術が開示されている。さらに、近年、商品の品番の入力ミスを抑止するために、ラベルプリンタが備えた表示器に、品番と対応付けられた各商品のボタンが配置された初期画面を表示することで、ボタンが押下された商品のラベルを印刷することも考えられている。
しかしながら、ユーザによって取り扱う商品は異なる。このため、各商品のボタンが配置された初期画面を表示可能なラベルプリンタを複数のユーザが共有すると、ユーザによっては必要のない品番等も表示されるため、操作性が良くないという問題がある。
実施形態のラベルプリンタは、画面記憶手段と、ユーザ受付手段と、表示制御手段と、を有する。画面記憶手段は、ユーザを識別するユーザ識別情報と、商品毎に付与するラベルを示す商品ラベルの選択ボタンの配置が設定された画面情報と、を対応付けて記憶する。ユーザ受付手段は、ユーザ識別情報の選択を受け付ける。表示制御手段は、受付手段が受け付けたユーザ識別情報に、記憶手段で対応付けられた前記画面情報を表示器に表示する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるラベルプリンタの最良な実施の形態を詳細に説明する。以下では、本発明のラベルプリンタを、食品等の商品に関連する情報を印刷したラベルやレシートを発行するラベルプリンタに適用した例を示すが、これに限定されることなく用紙等の記録媒体に各種情報を印刷する装置であればいずれの装置に適用してもよい。
図1は、実施の形態にかかるラベルプリンタ100の外観を示す斜視図である。ラベルプリンタ100は、略直方体形状のハウジング102を有する。ラベルプリンタ100は、ハウジング102の上面に、液晶ディスプレイを有する表示器としてのディスプレイ104と、そのディスプレイ104の表示面上に積層配置されて操作者が触れたパネル上の位置情報を検出するタッチパネル107と、操作者により押下操作される押しボタン式のキーボード103などが設けられている。ラベルプリンタ100は、ハウジング102の正面側に、開口部を備えている。ラベルプリンタ100は、開口部の内部に、二つの引き出しユニット105、106を横並びに収納する。
ラベルプリンタ100の引き出しユニット105、106は、その正面に、フロントパネル105a、106aを備えている。フロントパネル105a、106aは、上部に、ラベル発行口105b、106bを開口状態で備えている。フロントパネル105a、106aは、下部に、把持部105c、106cを備えている。また、ラベルプリンタ100は、引き出しユニット105、106を、ハウジング102で支持し、正面方向に引き出す、または収納する。このような構成により、作業者は把持部105c、106cを把持して引き出しユニット105、106をハウジング102から引き出すことができる。
図1中、ラベルプリンタ100の正面に隣接配置された機器は、計量装置108である。計量装置108は、扁平形状の本体装置109と、この本体装置109の上面に取り付けられた計量皿110とを備えている。本体装置109は、計量皿110に載置された品物の重量を計量し、その計量データを出力する機能を有する。計量装置108は、ラベルプリンタ100に対して電気的に接続している。計量装置108は、本体装置109から出力された計量データを、ラベルプリンタ100に対して出力する。
図2は、ラベルプリンタ100の内部のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
図2に示すように、ラベルプリンタ100は、CPU(Central Processing Unit)201に、バスラインBLを介して、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、HDD204、入力部205、操作表示部206、第1印字ユニット207、第2印字ユニット208、無線通信I/F211、有線通信I/F212などが接続されており、さらに、それら各構成要素部に対して動作に必要な電力を供給するための電源供給部213などが実装されている。
ここで、CPU201は、ROM202に格納されたプログラムをRAM203に展開して実行することで、このラベルプリンタ100の全体を制御するとともに、後述の制御部500として機能する。
ROM202は、各種プログラムやそれら各種プログラムの処理で用いられる各種データなどのファイルを記憶する。RAM203は、作業中のデータを一時記憶する。
HDD204は、記憶手段として機能するものであり、商品マスタと、画面情報マスタと、ユーザ管理テーブルと、を主に格納している。
図3は、商品マスタのテーブル構造を示す図である。図3に示すように、商品マスタは、ユーザIDと、品番コードと、商品名と、単価と、数量/内容量と、登録日時と、発行枚数と、(図示しない)各種商品を示す情報と、を対応付けて記憶している。このように、商品マスタは、ユーザを識別するユーザIDと、当該ユーザが発行する商品を識別する品番コードとを対応付けて記憶している。さらには、商品名や商品の単価などの様々な商品情報を、商品の識別情報である品番コードに対応付けて記憶している。このように、本実施の形態にかかるラベルプリンタ100では、図3に示すように、商品を示す品番コードと、ユーザIDとを予め対応付けておく必要がある。
図4は、ユーザ管理テーブルのテーブル構造を示す図である。図4に示すように、ユーザ管理テーブルは、ユーザIDと、ユーザ名と、画面レイアウトと、用紙種類と、ラベルフォーマットと、発行形式と、を対応付けて記憶している。
画面レイアウトは、ラベルプリンタ100のディスプレイ104に表示する初期画面のレイアウトを識別する情報とする。初期画面は、商品毎に付与するラベルを示す商品ラベルの選択ボタンの配置が、ユーザ用に設定された画面とする。つまり、当該初期画面は、ユーザ毎に、ユーザが利用しやすいように選択ボタンの配置が設定されたレイアウトとする。これにより、各ユーザの商品ラベルの選択が容易になる。
用紙種類は、第1印字ユニット207及び第2印字ユニット208のいずれか一方で印刷される用紙の種類を識別する情報とする。例えば、用紙種類が“Aタイプ”の場合に第1印字ユニット207を用い、用紙種類が“Bタイプ”の場合に第2印字ユニット208を用いることとする。
ラベルフォーマットは、商品ラベルに対する印字のフォーマットを特定する情報とする。この印字のフォーマットは、例えば、商品を出荷するユーザ毎に異ならせるなどが考えられる。発行形式は、商品ラベルの発行形式を識別する情報であり、例えば、ラベルの剥離の有無を識別する。
このようにユーザ管理テーブルは、ユーザID及びユーザ名などのユーザを識別する情報と、商品ラベルの選択ボタンの配置が設定された初期画面に関する情報と、商品ラベルの印刷態様の設定に関する情報と、を対応付けて記憶している。
画面情報マスタは、ユーザ管理テーブルが記憶する画面レイアウト毎に、当該画面レイアウトが選択された場合に表示する初期画面のレイアウトを保持する。本実施の形態にかかる初期画面のレイアウトには、商品ラベルを選択する選択ボタンの配置が含まれている。
入力部205は、前記したキーボード103と、そのキーボード103における各種押しボタンからのキー操作の入力処理を行うキーボードコントローラ210と、を有している。
操作表示部206は、前記したディスプレイ104と、そのディスプレイ104における各種情報の表示処理を行う表示コントローラ205と、を有している。さらに、操作表示部206は、前記したタッチパネル107と、そのタッチパネル107におけるタッチ操作の入力処理を行うタッチパネルコントローラ209と、を有している。
第1印字ユニット207は、発熱体(不図示)の発熱によりライナーレスラベルLに情報を印字するサーマルヘッド207eと、そのサーマルヘッド207eの発熱体の発熱を制御するヘッドドライバ207aと、プラテンローラ(不図示)を回転駆動するモータ207bと、そのモータの回転を制御するモータドライバ207cと、を有している。さらに、第1印字ユニット207は、情報の印字が行われたライナーレスラベルをラベル発行口105b近辺の所定位置でカットするカッター機構(不図示)なども有している。
第2印字ユニット208は、第1印字ユニット207と同様のハードウェア構成として、サーマルヘッド208e、ヘッドドライバ208a、モータ208b、モータドライバ208c、カッター機構(不図示)などを有している。
無線通信I/F211は、無線LAN(Local Area Network)などの所定の無線通信規格に従ってストアサーバなどの外部装置(不図示)との間で通信を行うための通信インタフェースである。有線通信I/F212は、USB(Universal Serial Bus)などの所定の有線通信規格に従って前記外部装置との間で通信を行うための通信インタフェースである。
電源供給部213は、商用電源などの外部電源(不図示)からの電力を、モータなどの各負荷部で必要な電力に変換して各負荷部に供給する。
図5は、ラベルプリンタ100の機能的構成を示す機能ブロック図である。図5に示すラベルプリンタ100の制御部500は、図2のCPU201がROM202に格納されたプログラムを読み出して、実行することで各部がRAM203上にロードされるソフトウェア構成とする。図5に示すように、制御部500は、表示制御部501と、ユーザ受付部502と、選択受付部503と、発行部504と、を含むモジュールで構成されている。
表示制御部501は、ディスプレイ104に様々な情報を表示する。表示制御部501は、ラベルプリンタ100の電源が投入された場合に、ユーザを選択する画面であるユーザ選択画面を表示する。
図6は、表示制御部501が表示するユーザ選択画面の例を示した図である。図6に示すようにユーザ選択画面では、ユーザIDとユーザ名とが示された選択ボタンが、ユーザ別に配置されている。そして、ユーザは、当該ユーザ選択画面から、自分のユーザ名等が示された選択ボタンを押下する。
ユーザ受付部502は、図6に示すユーザ選択画面上に配置された選択ボタンの押下を受け付けた場合、当該選択ボタンに示されたユーザIDが選択されたものとして受け付ける。
そして、表示制御部501は、ユーザ受付部502で選択を受け付けたユーザIDと、ユーザ管理テーブルで対応付けられた初期画面の情報を画面情報マスタから読み出した後、読み出した初期画面をディスプレイ104に表示する。
図7は、表示制御部501が表示する初期画面のレイアウト例を示した図である。図7に示す初期画面は、図6のユーザ選択画面で、選択ボタン601「鈴木××」(ユーザID‘0001’)が選択された場合に表示する画面である。
図7に示す初期画面の選択領域701上に、表示制御部501は、ユーザID‘0001’と商品マスタで対応付けられた品番コードの商品である「きゅうり(3本)」、「きゅうり(6本)」、「キャベツ」、「キャベツ(1/2)」、「トマト(3個)」、「レタス」、「レタス(1/2)」、「ピーマン(3個)」、「すいか」、「ネギ」、「なす」を選択ボタンとして表示する。これら選択ボタンは、品番コードと対応付けられている。つまり、選択受付部503が、これら選択ボタンの押下を受け付けた場合に、当該選択ボタンと対応付けられた品番コードの選択を受け付けたことになる。
そして、選択ボタン702が選択された場合に、表示制御部501は、初期画面の領域703に、選択された商品の品番コード、商品名、商品の内容量/数量、値段等の商品情報を、商品ラベルを発行するために表示する。
さらに、選択受付部503は、キーボード103等から、領域703に表示された商品について、商品ラベルを発行する旨の選択を受け付ける。
また、初期画面の下部704には、当該ユーザのユーザIDと対応付けられている全商品をリスト表示する品名リストボタン705、ラベルのイメージを表示するラベルイメージボタンなどの様々なボタンが設けられている。
また、選択受付部503は、商品の一覧表示を示す品名リストボタン705ボタンの選択を受け付ける。その場合、表示制御部501が、当該ユーザが商品ラベルを発行可能な品名リストを表示する。
図8は、表示制御部501が表示する品名リストの例を示した図である。このように、品名リストボタン705が選択された場合に、表示制御部501は、現在選択されているユーザと、商品マスタで対応付けられた商品の品名及び品番の一覧情報を、ディスプレイ104に表示する。図8に示すような品名リストの表示は、例えば、初期画面に全ての品名を表示できない場合に、品名を全て閲覧したい場合に特に有効な表示手法である。
図5に戻り、発行部504は、ユーザ受付部502が受け付けたユーザIDと、ユーザ管理テーブルで対応付けられたラベルフォーマット及び用紙種類で、選択受付部503が受け付けた商品の商品ラベルを発行する。本実施の形態にかかる発行部504は、初期画面での商品の選択ボタンが押下された場合に、商品マスタに格納されている商品の情報を読み出すと共に、ユーザ管理テーブルでラベルフォーマット及び用紙種類を読み出して、商品ラベルの印字データを生成し、RAM203に格納する。そして、発行部504は、RAM203に格納した印字データを、用紙種類に従って第1印字ユニット207のサーマルヘッド207e又は第2印字ユニット208のサーマルヘッド208eに送出し、各サーマルヘッド207e、208eによってラベル用紙に商品ラベルを印刷する。さらに、発行部504は、第1印字ユニット207及び第2印字ユニット208を制御して、印刷したラベルをラベル発行口105b、106bから排出して、ラベルを発行する。
図9は、発行された商品ラベルの例を示した図である。図9に示す商品ラベルは、図7の領域703に表示された「きゅうり(3本)」のために発行されたラベルとする。当該商品ラベルでは、発行部504は、ユーザ管理テーブルでユーザID‘0001’と対応付けられた、用紙種類‘Aタイプ’及びラベルフォーマット‘1’に従って商品ラベルを発行する。なお、用紙種類‘Aタイプ’は、第1印字ユニット207に設定されているものとする。これにより、第1印字ユニット207から、図9に示す商品ラベルが発行される。
上述したように、ユーザ選択画面で選択されたユーザに従って、初期画面及び発行されるラベルは、異なるものとなる。そこで、次に、図6に示すユーザ選択画面において、ユーザID‘0002’である選択ボタン「佐藤××」602が選択された場合について説明する。
図10は、図6に示すユーザ選択画面で選択ボタン「佐藤××」602が選択された場合に、表示制御部501が表示する初期画面のレイアウト例を示した図である。これら選択ボタンが、表示された品名の品番コードと対応付けられている点については図7と同様とする。そして、図10に示す初期画面では、ユーザになされた設定により、「いちご(大)」、「いちご(小)」の選択ボタンは、図7で示した初期画面より大きいサイズで表示される。このように、本実施の形態にかかるラベルプリンタ100では、ユーザ毎の設定に従って、選択ボタンの配置及びサイズを変更できる。
次に、図10に示す初期画面から発行される商品ラベルについて説明する。図11は、発行された商品ラベルの例を示した図である。図11に示す商品ラベルは、図10に示す初期画面で表示された「いちご(大)」のために、発行されたラベルとする。当該商品ラベルにおいては、発行部504は、ユーザ管理テーブルでユーザID‘0002’と対応付けられた、用紙種類‘Bタイプ’及びラベルフォーマット‘10’に従って商品ラベルを発行する。なお、用紙種類‘Bタイプ’は、第2印字ユニット208に設定されているものとする。これにより、第2印字ユニット208から、図11に示す商品ラベルが発行される。
ところで、従来のラベルプリンタにおいても、様々な商品について登録が可能である。このようなラベルプリンタを農協などで複数人が共有する場合、ユーザ毎に扱う品物が異なるため、発行したい商品のラベルを探す必要があった。具体的には、登録された商品を閲覧するために複数画面を参照する必要がある場合、ユーザは、ページ切り替え等の操作を行って、所望する商品を見つけ出す必要があった。
このようにラベルプリンタを複数人で共有する場合には、発行する商品を見つけ出すまでの操作性が困難という問題が生じていた。これに対し、本実施の形態にかかるラベルプリンタ100では、ユーザ選択画面で選択されたユーザに対応する初期画面が表示される。このようなラベルプリンタ100では、ユーザが発行したい商品のみが登録されている初期画面を表示することができるため、操作性を向上させることができる。
次に、本実施の形態にかかるラベルプリンタ100における、起動してからラベルを発行するまでの処理について説明する。図12は、本実施の形態にかかるラベルプリンタ100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ラベルプリンタ100は、ユーザからの操作で電源投入が行われる(ステップS1201)。そして、ラベルプリンタ100のCPU201が、ROM202に格納されている各ソフトウェアの展開、起動及び初期化を行う(ステップS1202)。
次に、CPU201は、ラベルプリンタ100に設定されたdipスイッチから、設定モードに移行すべきか否か判定する(ステップS1203)。設定モードに移行すべきと判定された場合(ステップS1203:Yes)、CPU201は、ラベルプリンタ100について設定モードに基づく設定を行う(ステップS1204)。この設定には、例えば、商品の登録やユーザの登録なども含まれる。そして、設定が終了した場合に、処理を終了する。
一方、CPU201が設定モードに移行すべきではないと判定した場合(ステップS1203:No)、CPU201上に展開された制御部500に含まれる表示制御部501が、図6に示すようなユーザ選択画面を表示する(ステップS1205)。
そして、ユーザ受付部502が、ユーザ選択画面上に配置された選択ボタンに基づいて、ユーザIDの選択を受け付ける(ステップS1206)。
そして、ユーザ受付部502は、選択を受け付けたユーザIDを、RAM203に記憶する(ステップS1207)。
その後、表示制御部501が、ユーザID管理テーブル及び画面情報マスタを参照し、記憶されたユーザIDと対応付けられている初期画面を表示する(ステップS1208)。当該初期画面では、当該ユーザIDと対応付けられている品番IDを選択するための選択ボタンが表示されている。
次に、選択受付部503が、初期画面に配置された選択ボタンで、品番コードの選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS1209)。品番コードの選択を受け付けていない場合には(ステップS1209:No)、当該ステップS1209の品番コードの選択を受け付けたか否かの判定を繰り返し行う。
一方、選択受付部503が、初期画面に配置された選択ボタンで、品番コードの選択を受け付けたと判定した場合(ステップS1209:Yes)、表示制御部501は、選択された品番コードで識別される商品の情報を、初期画面上に表示する(ステップS1210)。
その後、選択受付部503が当該商品を発行する旨の操作を受け付けた場合に、発行部504が、当該商品を表す商品ラベルを、記憶されたユーザIDと対応付けられた種類の用紙及びラベルフォーマットを用いて印刷する(ステップS1211)。
なお、品番コードの選択手法としては、初期画面に表示された選択ボタンの押下に制限するものではない。品番コードの入力手法の他の例としては、品名リストの一覧を表示し、当該品名リストから選択して品番コードを呼び出す手法が考えられる。
次に、初期画面から品名リストボタンが押下された場合の処理について説明する。図13は、本実施の形態にかかるラベルプリンタ100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。なお、図13に示す例では、既に、表示制御部501により、ユーザIDと対応付けられている初期画面が表示されているものとする。
そして、選択受付部503が、初期画面に配置された、品名リストボタンの選択を受け付けたものとする(ステップS1301)。
この場合、表示制御部501は、商品マスタにおいて、記憶されたユーザIDと対応付けられた品番コードで識別される品名のリストを、図8のように表示する(ステップS1302)。
そして、選択受付部503は、表示された品名リストから、品番コードの選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS1303)。そして、選択受付部503が、品番コードの選択を受け付けていない場合には(ステップS1303:No)、当該ステップS1303の品番コードの選択を受け付けたか否かの判定を繰り返し行う。
一方、選択受付部503が、品名リストから、品番コードの選択を受け付けたと判定した場合(ステップS1303:Yes)、表示制御部501は、選択された品番コードで識別される商品の情報を表示する(ステップS1304)。
その後、選択受付部503が当該商品を発行する旨の操作を受け付けた場合に、発行部504が、当該商品を表す商品ラベルを、記憶されたユーザIDと対応付けられた種類の用紙及びラベルフォーマットを用いて印刷する(ステップS1305)。
本実施の形態にかかるラベルプリンタ100では、上述した処理手順で処理を行うことで、商品リストから選択した商品の商品ラベルを発行できる。
本実施の形態にかかるラベルプリンタ100では、電源を立ち上げた直後に、操作を行うユーザを選択することで、当該ユーザと対応付けられた品番コード、初期画面の情報を呼び出し、当該ユーザに適した画面表示を行うことができる。
本実施の形態にかかるラベルプリンタ100では、ユーザIDとしてユーザ個人を識別する識別情報として用いた例について説明した。しかしながら、ユーザ個人に制限するものではなく、複数のユーザ、例えば部署などを識別する情報を、各品番コードと対応付けて利用しても良い。
このように、本実施の形態にかかるラベルプリンタ100では、複数ユーザで共有する場合でも、ユーザ毎にレイアウトの異なる初期画面が表示される。当該初期画面では、ユーザが必要な情報のみ表示し、当該ユーザが発行しない商品に関する情報の表示が抑止されるため、操作性、作業効率を向上させることができる。
さらに、ユーザと対応付けられているのは、品番コード、初期画面の情報に制限するものではなく、発行するラベルの形状、発行方式、ラベル印字内容等も対応付けられている。これにより、ユーザ毎に適切なラベルの発行を行うことができる。これにより、操作性及び作業効率を向上することができる。
なお、本実施の形態にかかるラベルプリンタ100で実行されるプログラムは、ROM202等に予め組み込まれて提供される。本実施形態のラベルプリンタ100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態にかかるラベルプリンタ100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のラベルプリンタ100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
100 ラベルプリンタ
500 制御部
501 表示制御部
502 ユーザ受付部
503 選択受付部
504 発行部
500 制御部
501 表示制御部
502 ユーザ受付部
503 選択受付部
504 発行部
Claims (6)
- ユーザを識別するユーザ識別情報と、商品毎に付与するラベルを示す商品ラベルの選択ボタンの配置が設定された画面情報と、を対応付けて記憶する画面記憶手段と、
ユーザ識別情報の選択を受け付けるユーザ受付手段と、
前記ユーザ受付手段が受け付けた前記ユーザ識別情報に、前記画面記憶手段で対応付けられた前記画面情報を表示器に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とするラベルプリンタ。 - 前記ユーザ識別情報と、前記商品ラベルのフォーマットと、を対応付けて記憶するラベル記憶手段と、
前記表示制御手段により表示された前記画面情報の前記選択ボタンに基づいて、前記商品ラベルの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記ユーザ受付手段が受け付けた前記ユーザ識別情報と、前記ラベル記憶手段で対応付けられた前記商品ラベルのフォーマットに従って、前記選択受付手段が受け付けた前記商品ラベルを発行する発行手段と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。 - 前記ユーザ識別情報と、前記商品ラベルの用紙の種類と、を対応付けて記憶する用紙記憶手段をさらに備え、
前記発行手段は、さらに、前記ユーザ受付手段で受け付けた前記ユーザ識別情報と、前記用紙記憶手段で対応付けられた前記用紙の種類で、前記商品ラベルを発行すること、
を特徴とする請求項2に記載のラベルプリンタ。 - 前記ユーザ識別情報と、当該ユーザが扱う商品を識別する商品識別情報と、を対応付けて記憶する商品記憶手段をさらに備え、
前記表示制御手段が表示する前記画面情報には、前記ユーザ受付手段が受け付けた前記ユーザ識別情報と、前記商品記憶手段で対応付けられた前記商品識別情報で識別される前記商品に付与する商品ラベルの選択ボタンが配置されていること、
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のラベルプリンタ。 - 前記選択受付手段は、さらに、商品の一覧表示を示すボタンの選択を受け付け、
前記表示手段は、さらに、前記商品の一覧表示を示すボタンの選択を受け付けた場合に、前記ユーザ識別情報と、前記商品記憶手段で対応付けられた前記商品識別情報で識別される前記商品の一覧情報を、前記表示器に表示すること、
を特徴とする請求項4に記載のラベルプリンタ。 - ユーザを識別するユーザ識別情報と、商品毎に付与するラベルを示す商品ラベルの選択ボタンの配置が設定された画面情報と、を対応付けて記憶する画面記憶手段を備えたコンピュータを、
ユーザ識別情報の選択を受け付けるユーザ受付手段と、
前記ユーザ受付手段が受け付けた前記ユーザ識別情報に、前記画面記憶手段で対応付けられた前記画面情報を表示器に表示する表示制御手段と、
して機能させるためのプログラム。
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