JP2015027770A - 印刷装置 - Google Patents

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Minako Ishida
美菜子 石田
石井 秀和
Hidekazu Ishii
秀和 石井
義継 友松
Yoshitsugu Tomomatsu
義継 友松
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Abstract

【課題】基準数量を増減する度合いに応じて自動的に印刷物における印字態様を変更することができ、操作負担を低減しかつ迅速に複数の印字態様の印刷物を作成する。
【解決手段】印字ラベル200の各エリアM1〜M3に配置される印字オブジェトとして、基準数量(標準価格「80円」等)と、基準数量を増減させるための増減値を含む割引率(「30%OFF」等)と、が含まれ、基準数量が増減値を用いて補正後数量及び補正後フォントサイズが算出される。
【選択図】図6

Description

本発明は、被印字媒体に対して所望の印字オブジェクトの印字を行って印刷物を作成する印刷装置に関する。
従来から、所謂ラベルプリンタ等と称される印刷装置では、被印字テープに短冊状に一定間隔で設けられた被印字媒体としてのラベル台紙に対して所望の印字オブジェクトの印字を行って印刷物である値札ラベル等の印刷物を作成する印刷装置が知られている。
この際、値札ラベルは、売り場に陳列された各商品に、その店舗で定めてあるフォーマット形式で作製された値札ラベルが貼り付けられている。一方、値札ラベルは、来店客の購買動機を高めて商品売上を確保する場合(所謂、目玉商品)や、売れ残りのリスクを避ける等の目的で、商品の陳列日数や陳列経過時間(商品製造時間)の経過等に応じる場合など、漸次又は一時的に商品の売値を変更する場合がある。
このような変更後の値札ラベルの作成を自動化するためには、例えば、管理用計算機やPOSの装置にラベルプリンタを接続し、管理用計算機等の売値変更情報に基づいて生成する値札表記を、ラベルプリンタに出力してラベル印刷を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開平07−205950号公報
ところが、値札ラベルは、単に売値を示す数値の変更だけではなく、商品によってラベルの背景模様、特売であることを示す文字など、POP効果を具備した多種多様なラベルフォーマットが要求されていた。
このような多種多様なラベルフォーマットを用意するには、ラベルフォーマットを記憶するための記憶装置及びラベルフォーマットを変更するための制御プログラムを備えなければならない。
したがって、ラベルフォーマット自体の追加、変更及び削除を行うためには、端末装置毎にその記憶装置の内容及び制御プログラムを変更する必要があった。よって、従来のラベル印刷システムでは、装置コスト及びメインテナンスに費用がかかっていた。
本発明の目的は、基準数量を増減する度合いに応じて、自動的に印刷物における印字態様を変更することができるとともに、基準数量の増減程度ごとにマニュアル操作で印刷物の印字態様を個別に設定する場合に比べ、操作負担を低減しつつかつ迅速に複数の印字態様の印刷物を作成することができ、操作者にとっての利便性を向上することができる印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字媒体を搬送させるための搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字媒体に対し、所望の印字オブジェクトの印字を行う印字手段と、を有し、前記印字オブジェクトが前記被印字媒体に形成された印刷物を作成する印刷装置であって、前記印刷物に関して設定される複数のブロックのうち第1ブロックに配置可能な、増減基準となる基準数量を含む第1印字オブジェクトのための入力操作を受け付ける、第1印字オブジェクト受付手段と、前記複数のブロックのうち前記第1ブロックと異なる第2ブロックに配置可能な、前記基準数量の増減値を含む第2印字オブジェクトのための入力操作を受け付ける、第2印字オブジェクト受付手段と、前記第1印字オブジェクト受付手段で受け付けた前記基準数量を、前記第2印字オブジェクト受付手段で受け付けた前記増減値を用いて補正した、補正後数量を算出する補正手段と、前記搬送手段及び前記印字手段を制御して、前記増減値が0若しくは0を含む所定範囲内の値である第1の場合には、前記第1ブロックに対し前記第1印字オブジェクトを所定の第1印字態様で印字形成するとともに、前記増減値が上記第1の場合以外の値となる第2の場合には、前記第1ブロックに対し、前記補正後数量を含む補正後第1印字オブジェクトを、当該増減値の値に対応して前記第1印字態様から変更された第2印字態様で印字形成し、前記印刷物を生成する印刷制御手段と、を有することを特徴とする。
本願発明の印刷装置においては、搬送手段により搬送される被印字媒体に対し、印字手段により印字オブジェクトの印字形成が行われる。これにより、印字オブジェクト(文字列等)が備えられた印刷物が作成される。各印刷物に備えられる上記印字オブジェクトを配置するために、本願発明では、各印刷物において複数のブロックが設定され、各ブロックに印字オブジェクトが配列される。
このとき、本願発明では、各ブロックに配置される印字オブジェトとして、基準数量を含む第1印字オブジェクト(例えば商品販売において標準価格となる「○○円」等。第1ブロックに配置可能である)と、その基準数量を増減させるための増減値を含む第2印字オブジェクト(例えば上記商品販売における割引率を表す「△△%引き」や「××円引き」等。第2ブロックに配置可能である)と、が含まれる。操作者が上記第1印字オブジェクトの入力操作を行うと、その操作が第1印字オブジェクト受付手段によって受け付けられる。操作者が上記第2印字オブジェクトの入力操作を行うと、その操作が第2印字オブジェクト受付手段によって受け付けられる。そして、補正手段により、上記受け付けられた第1印字オブジェクトに含まれる上記基準数量が、上記受け付けられた第2印字オブジェクトに含まれる上記増減値を用いて補正され、補正後数量が算出される。
そして、本願発明では、上記増減値の値に応じて、印刷制御手段が搬送手段及び印字手段を制御する。すなわち、増減値が0(あるいは0を含む所定範囲内の値)であった場合(=第1の場合)においては、上記第1ブロックに対し予め定められた通常の印字態様(=第1印字態様)で上記第1印字オブジェクトが印字形成される。これにより、例えば商品を割り引くことなく標準価格で販売する場合に、上記通常の印字態様で当該標準価格の印字形成を行い、印刷物を作成することができる。
一方、増減値が上記以外の値であった場合(=第2の場合)においては、上記第1ブロックに対し、上記第1印字態様から当該増減値の値に対応して変更された特別な印字態様(=第2印字態様)で、上記補正後数量を含む補正後第1印字オブジェクトが印字形成される。これにより、例えば商品を割引価格で販売する場合に、その割引率等に応じて変更した印字態様(例えば上記通常の印字態様よりも人目につくようにした態様)で当該割引価格の印字形成を行い、印刷物を作成することができる。
以上のようにして、本願発明においては、基準数量を増減する度合いに応じて、自動的に印刷物における印字態様の変更が行われる。この結果、基準数量の増減程度ごとにマニュアル操作で印刷物の印字態様を個別に設定する場合に比べ、操作負担を低減しつつかつ迅速に複数の印字態様の印刷物を作成することができる。この結果、操作者にとっての利便性を向上することができる。
本発明によれば、基準数量を増減する度合いに応じて、自動的に印刷物における印字態様を変更することができるとともに、基準数量の増減程度ごとにマニュアル操作で印刷物の印字態様を個別に設定する場合に比べ、操作負担を低減しつつかつ迅速に複数の印字態様の印刷物を作成することができ、操作者にとっての利便性を向上することができる。
本発明の一実施形態の印刷装置の外観を示す斜視図である。 印刷装置の平面図である。 液晶パネルにおけるラベルイメージの表示例を表す説明図である。 カートリッジの内部構造を模式的に表す拡大平面図である。 印刷装置の制御系を表す概念図である。 印刷装置によるラベル作成例を表す、(A)は基準のフォーマットの説明図、(B)は標準販売価格時の印字ラベルの説明図、(C)は30%割引時の印字ラベルの説明図、(D)は50%割引時の印字ラベルの説明図、(E)は70%割引時の印字ラベルの説明図である。 制御回路が実行する処理手順を表すフローチャートである。 印刷装置によるラベル作成例の変形例を表す、(A)は基準のフォーマットの説明図、(B)は標準販売価格時の印字ラベルの説明図、(C)は30%割引時の印字ラベルの説明図、(D)は50%割引時の印字ラベルの説明図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、本発明の印刷装置を印字ラベル作成装置に適用した場合について示す。
<印字ラベル作成装置の概略構成>
図1及び図2に示すように、印字ラベル作成装置1は、外郭を構成する筐体1Aを備えている。筺体1Aは、装置下面及び装置側面を構成する樹脂製の下カバー15と、装置上面を構成する樹脂製の上カバー17とからなる。上カバー17は、後部側にカートリッジボルダ9(後述の図4参照)を覆うカートリッジカバー17aを備え、カートリッジカバー17aは、後端部を支点として開閉可能である。上カバー17の前部側には、カートリッジカバー17aに隣接した例えば矩形状の開口縁部6が設けられている。開口縁部6の内側には、液晶パネル5(後述の図3参照)が設けられている。開口縁部6の周囲には操作キー部2が設けられている。操作キー部2には、上カバー17の前方向から後方向に向けて、文字入力等の種々の操作が行われるキーボード3と、電源スイッチや上下左右キー等の印字ラベル作成装置1の各種機能を実行させるための機能キー群4とが配置されている。機能キー群4は、例えば、開口縁部6の右側位置の電源ボタン4fやその下側位置の上下左右キー4d等を含む。
筺体1Aの内部には、例えば液晶パネル5の下側に、後述の制御回路210(後述の図5参照)等を構成する電子素子(ICチップ等)を実装した図示しないメイン基板と、メイン基板の上記制御回路210にコネクタを介して接続された図示しないキー基板とが設けられている。キー基板は、上記キーボード3及び機能キー群4を構成する各キーに対応する複数のキー用接点を有し、操作者がキーボード3及び機能キー群4の各キーを操作した際にキー用接点が閉成され、これにより各キーに割り当てられた機能が実行される。
例えば操作者は、キーボード3と上下左右キー4d等を使用し、液晶パネル5の表示を確認しながら文字や印字ラベルの編集等を行う。図3の例では、編集状態の一例を表しており、液晶パネル5上に、予め定められたフォーマットの所定個所に印字する項目(商品名、金額、増減値(例えば、割引率))が表示されている。これら各項目に入力されたラベルデータは、制御回路210のメモリ220(後述の図5参照)に記憶される。なお、図3において、液晶パネル5のうち入力する項目の側方には、フォーマットに基づいて生成される印刷物である印字ラベルの印字結果と同じラベルイメージMが入力項目に合わせて表示され、視覚的に印字ラベルの印字結果を確認することができる。
上述した入力項目のうち、例えば、商品名には、「ポテトコロッケ」等の商品名がキーボード3を用いて文字入力可能となっている。また、増減基準となる基準数量としての金額には、キーボード3の数字キーを用いて標準価格(定価)が入力される。増減値には、基準数量である標準価格に対して割引を行う場合に入力され、キーボード3の数字キーを用いて増減値を入力する。
上述したフォーマットには、例えば、印字ラベルに対して入力項目の印字エリアが割り当てられており、例えば、商品名を印字するための第1エリアM1、標準価格を印字するための第2エリア(第1ブロック)M2、増減値を印字するための第3エリア(第2ブロック)M3、を有する。この際、第2エリアM2には、詳細は後述するが、増減値が「0」である標準価格販売の場合には標準販売価格が表示され、増減値が「0」でない割引価格販売の場合には割引後の割引販売価格を表示する。
<カートリッジホルダ及びカートリッジ>
筺体1Aのカートリッジカバー17aの内側には、図4に示すように、印字済みラベル用テープ109を供給するためのカートリッジ8が着脱可能な上記カートリッジホルダ9が設けられている。このカートリッジホルダ9は、上記カートリッジカバー17aによって常には閉塞されており、カートリッジカバー17aを開放するとカートリッジホルダ9が露出される。カートリッジホルダ9には、カートリッジ8内の使用済みのインクリボン105を巻き取るためのリボン巻取りローラ駆動軸107と、カートリッジ8内のカバーフィルム103(被印字テープに相当)を搬送するためのテープ送りローラ駆動軸108(搬送手段に相当)とが設けられている。またカートリッジホルダ9には、カバーフィルム103に所望の印字形成を行うサーマルヘッド23(印字手段に相当)が、カートリッジ8の装着時にその開口部に位置するように設けられている。サーマルヘッド23は、カバーフィルム103の搬送方向と直交する方向に配列された複数の発熱素子23a(後述の図5参照)を備え、カバーフィルム103を搬送方向に印字解像度に分割してなる各印字ライン上に少なくとも各ドットを形成することにより、カバーフィルム103への印字を行う。
カートリッジ8は、筐体8Aと、この筐体8A内に配置され、帯状の基材テープ101が巻回された第1ロール102(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、上記基材テープ101と略同じ幅である透明な上記カバーフィルム103が巻回された第2ロール104(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、上記インクリボン105(熱転写リボン、但し被印字テープが感熱テープの場合は不要)が巻回されたリボン供給側ロール111と、印字後のインクリボン105を巻取るリボン巻取りローラ106と、カートリッジ8のテープ排出部の近傍に回転可能に支持された送りローラ27とを有する。
第1ロール102は、リール部材102aの周りに上記基材テープ101を巻回している。基材テープ101は、例えば、内側に巻かれる側よりその反対側へ向かって、貼り合わせ用の粘着剤層、ベースフィルム、貼り付け用の粘着剤層、剥離紙の順序で積層され構成されている。第2ロール104は、リール部材104aの周りに上記カバーフィルム103を巻回している。
送りローラ27は、上記基材テープ101と印字形成後の上記カバーフィルム103とを押圧して搬送しつつ接着させて上記印字済みラベル用テープ109とし、得られる印字済みラベル用テープ109を図4中矢印Aで示す方向に搬送する。なお、リボン巻取りローラ106及び送りローラ27は、ローラ駆動用モータ208(後述の図5参照)の駆動力が上記リボン巻取りローラ駆動軸107及びテープ送りローラ駆動軸108に伝達されることによって、連動して回転駆動される。なお、この回転駆動の際、サーマルヘッド23に対向配置されるプラテンローラ26や、送りローラ27に対向配置される圧着ローラ28も同様に回転する。
また、印字済みラベル用テープ109の搬送経路に沿って送りローラ27及び圧着ローラ28の下流側には、印字済みラベル用テープ109を所定の長さに切断するための、カッタ40が設けられている。カッタ40の下流側には、筺体1Aの一方側(上記図2の図示左側)に開設されたラベル排出口1B(上記図2及び後述の図5参照)が設けられている。
<印字ラベル作成装置の制御系>
図5を用いて、印字ラベル作成装置1の制御系を説明する。図5において、印字ラベル作成装置1には、上記サーマルヘッド23の発熱素子23aへの通電を行う印刷駆動回路205と、液晶パネル5がタッチパネル部5Bを有するタッチパネル方式である場合に、そのタッチパネルを駆動するタッチパネル駆動回路207と、上記テープ送りローラ駆動軸108(図4参照)及びリボン巻取りローラ駆動軸107(図4参照)を駆動するローラ駆動用モータ208を制御するローラ駆動回路209と、カッタ40を切断動作させるカッタソレノイド280への通電を制御するカッタソレノイド駆動回路300と、印刷駆動回路205、タッチパネル駆動回路207、ローラ駆動回路209、カッタソレノイド駆動回路300等を介し、印字ラベル作成装置1全体の動作を制御するための制御回路210と、が設けられている。
操作キー部2のキーボード3及び機能キー群4は制御回路210に接続されている。そして、制御回路210に、キーボード3及び機能キー群4の操作に対応した操作信号が入力される。また液晶パネル5は制御回路210に接続されており、上記キーボード3や機能キー群等の編集操作に基づくテキスト等のラベルイメージM(上記図3参照)が、液晶パネル5に表示される。制御回路210は、操作キー部2の操作による各設定に応じて、印刷駆動回路205、ローラ駆動回路209、ローラ駆動用モータ208、カッタソレノイド駆動回路300等を制御する。
制御回路210は、いわゆるマイクロコンピュータであり、詳細な図示を省略するが、中央演算処理装置であるCPU、ROM、及びRAM等から構成されるとともに、例えばRAMからなるメモリ220を備えている。そして制御回路210は、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラム(タッチパネル部5Bでの操作入力による実行プログラムを含む)に従って所定の処理を行う。
なお、制御回路210は、電源回路により給電されるとともに、通信回路を介し例えば通信回線に接続され、この通信回線に接続された図示しないルートサーバ、他の端末(外部端末に相当)、汎用コンピュータ、及び情報サーバ等との間で情報のやりとりが可能となっている。
<印字ラベル作成装置の基本動作>
上記構成の印字ラベル作成装置1において、カートリッジ8が上記カートリッジホルダ9に装着されると、カバーフィルム103及びインクリボン105がサーマルヘッド23とプラテンローラ26との間に狭持されるとともに、基材テープ101及びカバーフィルム103が送りローラ27と圧着ローラ28との間に狭持される。一方、操作キー部2のキーボード3及び機能キー群4を介した編集操作により生成されたラベルイメージMがメモリ220に一時的に格納されると共に、液晶パネル5に表示される。
そして、テープ送りローラ駆動軸108の駆動に伴い、リボン巻取りローラ106及び送りローラ27が図4中矢印B及び矢印Cで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動される。送りローラ27の回転により圧着ローラ28が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出されて送りローラ27へ供給され、リボン巻取りローラ106の回転によりリボン供給ローラ111からインクリボン105が繰り出される。また、インクリボン105の繰り出しによりプラテンローラ26が回転し、送りローラ27、圧着ローラ28、及びプラテンローラ26の回転により第2ロール104からカバーフィルム103が繰り出されて送りローラ27へ供給される。このとき、メモリ220から上記格納されていたラベルイメージMが読み出され、その読み出されたラベルイメージMに基づき、印刷駆動回路205によりサーマルヘッド23の複数の発熱素子23aが通電される。この結果、第2ロール104から繰り出されたカバーフィルム103の裏面に、上記ラベルイメージMに対応した所望の印字RR(図5参照)が印刷される。
そして、上記基材テープ101と上記印刷が終了したカバーフィルム103とが上記送りローラ27及び圧着ローラ28により接着されて一体化されることにより印字済みラベル用テープ109として形成され、テープ排出部よりカートリッジ8外へと搬出される。カバーフィルム103への印字RRの形成が終了したインクリボン105は、リボン巻取りローラ駆動軸107の駆動によりリボン巻取りローラ106に巻取られる。
その後、送りローラ27のラベル搬送方向下流側のカッタ40が作動して、印字済みラベル用テープ109が所定の長さに切断され、所望の長さの印字ラベル(印刷物に相当)が生成される。生成された印字ラベルは、筺体1Aの排出口1Bから印字ラベル作成装置1の外部へ排出される。
<本実施形態の特徴>
本実施形態においては、その最大の特徴として、被印字媒体を搬送させるための搬送手段としてのテープ送りローラ駆動軸108により搬送される被印字媒体としての被印字テープ(カバーフィルム)103に対し、所望の印字オブジェクトの印字を行う印字手段としてのサーマルヘッド23を有する。この際、印刷物(印字ラベル)に形成される印字オブジェクトは、印字ラベルに対して入力項目の印字エリアが割り当てられており、例えば、商品名を印字するための第1エリアM1、標準価格を印字するための第2エリア(第1ブロック)M2、増減値を印字するための第3エリア(第2ブロック)M3、を有する。この際、第2エリアM2には、詳細は後述するが、増減値が「0」である標準価格販売の場合には標準販売価格が表示され、増減値が「0」でない割引価格販売の場合には割引後の割引販売価格を表示する。
具体的には、図6(A)に示す印字ラベル200には、上述したように、商品名を印字するための第1エリアM1、標準価格を印字するための第2エリア(第1ブロック)M2、増減値を印字するための第3エリア(第2ブロック)M3、が予め設定されている。
したがって、増減値が「0」である標準価格販売の場合には、図6(B)に示すように、第1エリアM1には商品名「ポテトコロッケ」の文字が印字され、第3エリアM3には何も印字がなされず、第2エリアM2には標準販売価格である「80円」の文字が印字される。
そして、増減値が基準価格の30%割引であった場合、図6(C)に示すように、第1エリアM1には商品名「ポテトコロッケ」の文字が印字され、第3エリアM3には、「30%OFF」の文字が印字され、第2エリアM2には標準販売価格である「80円が」を小さいフォントで印字するとともに、その下に増減値が「0」であった場合の標準販売価格の際のフォントよりも大きいフォント(例えば、130%拡大)で割引後の割引価格「56円」の文字が表示される。なお、この第2エリアM2では、例えば、標準販売価格である「80円が」をエリア幅方向に対して自動的に右寄せし、割引後の割引価格「56円」をエリア幅方向に対して中央寄せ(センタリング)するように自動設定してもよい(以下において同じ)。
また、増減値が基準価格の50%割引であった場合、図6(D)に示すように、第1エリアM1には商品名「ポテトコロッケ」の文字が印字され、第3エリアM3には「50%OFF」の文字が印字され、第2エリアM2には標準販売価格である「80円が」を小さいフォントで印字するとともに、その下に増減値が「0」であった場合の標準販売価格の際のフォント及び30%割引の際のフォントよりもさらに大きいフォント(例えば、150%拡大)で割引後の割引価格「40円」の文字が表示される。
さらに、増減値が基準価格の70%割引であった場合、図6(E)に示すように、第1エリアM1には商品名「ポテトコロッケ」の文字が印字され、第3エリアM3には「70%OFF」の文字が印字され、第2エリアM2には標準販売価格である「80円が」を小さいフォントで印字するとともに、その下に増減値が「0」であった場合の標準販売価格の際のフォント、30%割引の際のフォント、及び50%割引の際のフォントよりもさらに大きいフォント(例えば、170%拡大)で割引後の割引価格「24円」の文字が表示される。
なお、上記の各例は、項目の増減値に割引率を入力した場合に、制御回路210が演算した割引販売価格を第2エリアM2に印字するとともに、その印字フォントのサイズを割引率に応じた拡大率で印字するものとした。だが、実際には、上述した惣菜1つのように、商品の標準販売価格が低額(取り扱い商品の業種や種類等によって不定)である場合、割引率よりも値引き金額の方が消費者の目を引く場合がある。したがって、第3エリアM3には、例えば、「30円引き」等の値引き金額を印字し、第2エリアM2には標準販売価格である「80円が」を小さいフォントで印字するとともに、その下に基準数量「80」から「30」を引いた金額である「50円」を印字するとともに、その印字フォントを基準数量「80」から「30」の値引きした場合の値引き率(約38%)に応じた拡大率(138%)で印字してもよい。
次に、制御回路210による具体的な処理ルーチンを図7のフローチャートに基づいて説明する。
図7に示すメインフローにおいて、ステップS1で、まず、制御回路210は、利用者のキーボード3の操作によりラベル作成が開始されると、予めメモリ220に記憶されたフォーマットを呼び出し、入力項目とラベルイメージMとを液晶パネル5に表示させる。
ステップS2で、制御回路210は、利用者のキーボード3の操作により、項目「商品名」に商品名「ポテトコロッケ」の文字を入力・決定すると、公知の文字変換機能によるオブジェクト受け付けにより、例えば、図6(B)に示すように、イメージ文字「ポテトコロッケ」を第1エリアM1に表示する。なお、文字入力の修正等は、各項目毎及び全ての項目入力が終わった後、のいずれにおいても可能である。
ステップS3で、制御回路210は、利用者のキーボード3の操作により、項目「金額」に標準販売価格である「80」の文字を入力・決定すると、公知の文字変換機能によるオブジェクト受け付け(第1印字オブジェクト受付手段)により、例えば、図6(B)に示すように、入力文字「80」に対してイメージ文字「80円」を第2エリアM2に表示する。この際、割引(増減)のない定価販売の場合には、この状態でラベル印刷を行えば、定価販売用の印字ラベル200とすることができる。また、制御回路210は、このステップS3で入力した値を割引又は値引きのための基準値とするだけのため、予め定価と割引率(増減値)とが決定している場合などのように、ここでの「80円」の表示は省略又は入力した数字の確認用として簡略表示としてもよい(後述のステップS5のルーチンと重複するため)。
ステップS4で、制御回路210は、利用者のキーボード3の操作により、項目「増減値」(又は項目「割引率」)に割引率である「30」「50」「80」等の文字を入力・決定すると、公知の文字変換機能によるオブジェクト受け付け(第2印字オブジェクト受付手段)により、入力文字「30」「50」「80」に対してイメージ文字「30%OFF」「50%OFF」「80%OFF」を第3エリアM3に表示する。
ステップS5で、制御回路210は、上記ステップS4で割引率又は割引金額を「0」と入力したか否かが判定され、割引率又は割引金額を「0」と入力と判定した場合、ステップS6において、ステップS3で入力・決定した「80」を販売価格と決定し、第2エリアM2に、予め規定されたフォント及びサイズの文字(第1印字態様)で「80円」を表示する。なお、上記ステップS3で「80円」を入力数字の確認用として簡略表示とした場合、このステップS5のルーチンにおいて予め規定されたフォント及びサイズの文字(第1印字態様)で「80円」を変換して表示する。
一方、ステップS5で、制御回路210は、上記ステップS4で割引率又は割引金額を「0」以外の数値を入力と判定した場合、ステップS7において、ステップS4で入力・決定した割引率に対応する価格を販売価格と決定し、ステップS2で入力した基準数量「80」に対してステップS4で入力した割引率に応じた販売価格を補正後数量として算出するとともにフォント拡大率を算出する。
そして、ステップS8で、制御回路210は、第2エリアM2の上段に、ステップS2で入力した価格を基準価格として予め規定されたフォント及びサイズの文字で「80円が」を表示するとともに、自動開業処理を実行したうえで、第2エリアM2の下段に、上記ステップS7で算出した割引率の販売価格をステップS7で算出したフォント拡大率(第2印字態様)で「56円」「40円」「24円」等を表示する。
さらに、ステップS9で、制御回路210は、利用者のキーボード3の操作により、印刷実行指令を受け付けると、上述した項目の設定が完了したとして、搬送手段としてのテープ送りローラ駆動軸108によるテープ送り量等及び印字手段としてサーマルヘッド23による印字等を制御して、液晶画面5に表示した状態の印字ラベル200の印刷を開始する。なお、この際、利用者は、印刷枚数の指定を行うことができるなど、その他の印刷設定は公知のラベル印刷時と同じである。
また、メモリ220には、印字ラベル200のフォーマットに加え、例えば、図6(D)や図6(E)に示すように、購入者の目を引くための矩形枠や雲形枠等を重ねて表示及び印字することが可能である。また、各エリアM1,M2,M3に印字する文字のフォント種類や印字色等はエリア毎に異ならせてもよいし、傾斜・反転(白抜き等)のアート加工も可能である。また、増減した販売価格の印字は、フォントサイズ等に応じて第2エリアM2の適宜位置に位置調整される。さらに、割引率が低い場合(例えば、5%や10%)、フォントサイズの変更(拡大)は行わないようにすることも可能である。さらに、第2エリアM2に印字(表示)される割引率の傾斜角度は、例えば、割引率に応じて水平から右上がりに傾斜角度を大きく(例えば、最大45°までの5°単位など)することも可能である。このように、割引率等の増大に応じて、単にフォントサイズだけでなく、様々な態様への変更を自動又は一部設定により可能とすることにより、販売促進に貢献することが可能となる。
<実施形態の効果>
このように、本発明の印刷装置1にあっては、印字ラベル200に関して設定される複数のブロック(エリアM1〜M3)のうち第1ブロックとしての第2エリアM2に配置可能な、増減基準となる基準数量(例えば「80」)を含む第1印字オブジェクト(例えば「80円」)のための入力操作を受け付け、複数のブロックのうち第2エリアM2と異なる第2ブロックとしての第3エリアM3に配置可能な、基準数量の増減値(例えば30%OFFの「30」,50%OFFの「50」,70%OFFの「70」)を含む第2印字オブジェクト(例えば「30%OFF」「50%OFF」「70%OFF」)のための入力操作を受け付けるとともに、第1印字オブジェクトで受け付けた基準数量(例えば「80」)を、第2印字オブジェクトで受け付けた増減値を用いて補正した補正後数量(例えば「56」「40」「24」)を制御回路210で算出し、テープ送りローラ駆動軸108及びサーマルヘッド23を制御して、増減値が「0」(若しくは「0」を含む所定範囲内の値)である第1の場合には、第2エリアM2に対し第1印字オブジェクトを所定の第1印字態様で印字形成するとともに、増減値が第1の場合以外の値となる第2の場合には、第2エリアM2に対し、補正後数量を含む補正後第1印字オブジェクト(例えば「80円が56円」「80円が40円」「80円が24円」)を、当該増減値の値に対応して第1印字態様から変更(例えばフォントサイズ増大,中央寄配置変更,行書式化)された第2印字態様で印字形成し、印字ラベル200を生成する制御回路210と、を有する。
これにより、印刷装置1は、テープ送りローラ駆動軸108により搬送されるカバーフィルム103に対し、サーマルヘッド23により印字オブジェクトの印字形成が行われる。これにより、印字オブジェクト(文字列等)が備えられた印字ラベル200が作成される。各印字ラベル200に備えられる印字オブジェクトを配置するために、本実施の形態では、各印字ラベル200において複数のブロックが設定され、各ブロックに印字オブジェクトが配列される。
このとき、本実施の形態では、各ブロックに配置される印字オブジェトとして、基準数量を含む第1印字オブジェクト(例えば商品販売において標準価格となる「○○円」等。第2エリアM2に配置可能である)と、その基準数量を増減させるための増減値を含む第2印字オブジェクト(例えば商品販売における割引率を表す「△△%引き」等。第3エリアM3に配置可能である)と、が含まれる。操作者が第1印字オブジェクトの入力操作を行うと、その操作が第1印字オブジェクトによって受け付けられる。操作者が第2印字オブジェクトの入力操作を行うと、その操作が第2印字オブジェクトによって受け付けられる。そして、補正手段により、受け付けられた第1印字オブジェクトに含まれる基準数量が、受け付けられた第2印字オブジェクトに含まれる増減値を用いて補正され、補正後数量が算出される。
そして、本実施の形態では、増減値の値に応じて、制御回路210がテープ送りローラ駆動軸108及びサーマルヘッド23を制御する。すなわち、増減値が0(あるいは0を含む所定範囲内の値)であった場合(=第1の場合)においては、第2エリアM2に対し予め定めされた通常の印字態様(=第1印字態様)で第1印字オブジェクトが印字形成される。これにより、例えば商品を割り引くことなく標準価格で販売する場合に、通常の印字態様で当該標準価格の印字形成を行い、印字ラベル200を作成することができる。
一方、増減値が「0」以外の値であった場合(=第2の場合)においては、第2エリアM2に対し、第1印字態様から当該増減値の値に対応して変更された特別な印字態様(=第2印字態様)で、補正後数量を含む補正後第1印字オブジェクトが印字形成される。これにより、例えば商品を割引価格で販売する場合に、その割引率に応じて変更した印字態様(例えば通常の印字態様よりも人目につくようにした態様)で当該割引価格の印字形成を行い、印字ラベル200を作成することができる。
以上のようにして、本実施の形態においては、基準数量を増減する度合いに応じて、自動的に印字ラベル200における印字態様の変更が行われる。この結果、基準数量の増減程度ごとにマニュアル操作で印字ラベル200の印字態様を個別に設定する場合に比べ、操作負担を低減しつつかつ迅速に複数の印字態様の印字ラベル200を作成することができる。この結果、操作者にとっての利便性を向上することができる。
また、制御回路210は、テープ送りローラ駆動軸108及びサーマルヘッド23を制御して、第1の場合には第3エリアM3に対し印字形成を行わず、第2の場合には、第3エリアM3に対し、増減値を含む第2印字オブジェクト(例えば「30%OFF」「50%OFF」「70%OFF」)を、当該増減値の値に対応して変更(例えば枠付け及び枠変更)された第3印字態様で印字形成することにより、例えば商品を割引価格で販売する場合に、その割引率に応じて変更した印字態様(例えば割引率が高いほど人目につくようにした態様)で、当該割引率字体の印字形成も併せて行うことができる。
さらに、制御回路210は、第2印字態様として、補正後第1印字オブジェクトのうち少なくとも一部(例えば「56円」「40円」「24円」)の書式(フォントサイズ,フォント種類,文字スタイル(斜字等の字体)を、増減値の値に応じて変更するか、若しくは、第3印字態様として、第2印字オブジェクトのうち少なくとも一部の書式(フォントサイズ,フォント種類,文字スタイル(斜字等の字体)を、増減値の値に応じて変更することにより、例えば商品を割引価格で販売する場合に、割引率に応じて書式を変更(例えばフォントサイズを大きくしたり、目立つフォント種類としたり、文字を太字化する等)しつつ当該割引価格や割引率の印字形成を行うことができる。これにより、当該割引価格や割引率をより視覚的に目立つようにすることができ、効果的な販売戦略を実現することができる。
しかも、制御回路210は、第2印字態様として、補正後第1印字オブジェクトのうち少なくとも一部(例えば「56円」「40円」「24円」)の印字ラベル200における配置位置を、増減値の値に応じて変更するか、若しくは、第3印字態様として、第2印字オブジェクトのうち少なくとも一部の印字ラベル200における配置位置を、増減値の値に応じて変更することにより、例えば商品を割引価格で販売する場合に、割引率に応じて配置を変更(例えば印字ラベル200のより中央側に配置する等)しつつ当該割引価格や割引率の印字形成を行うことができる。これにより、当該割引価格や割引率をより視覚的に目立つようにすることができ、効果的な販売戦略を実現することができる。
また、制御回路210は、第2印字態様として、補正後第1印字オブジェクトのうち少なくとも一部に対する装飾を、増減値の値に応じて変更するか、若しくは、第3印字態様として、第2印字オブジェクト(「30%OFF」「50%OFF」「70%OFF」)のうち少なくとも一部に対する装飾(枠の有無及び態様)を、増減値の値に応じて変更することにより、例えば商品を割引価格で販売する場合に、割引率に応じて装飾を変更(例えば枠やアンダーライン等を付けたり、さらに枠やアンダーラインの形状や本数を変化させる等)しつつ当該割引価格や割引率の印字形成を行うことができる。これにより、当該割引価格や割引率をより視覚的に目立つようにすることができ、効果的な販売戦略を実現することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)第2エリアM2を分割した場合
上記においては、第2エリアM2において、増減値が「0」以外(5%、10%等の所定範囲以外を含む)の場合、基準数量である「80」に対する印字「80円が」と割引後の販売価格(例えば「40円」)とを同一の第2エリアM2に、表示・印字する場合で例示したが、例えば、図8に示すように、第4エリアM4を設けて、増減値が「0」の通常価格の場合と割引価格の場合、すなわち、実販売価格エリアを独立して設けてもよい。この場合、第2エリアM2には、割引があった場合の標準価格を示す「80円が」が表示・印字される。
このような構成とすれば、上記嫉視の形態で示した第2エリアM2のように、「80円が」の後を自動改行処理を施すなどの処理が不要となり、簡素なエリア割り当てとすることができる。
(2)例外モード〜日持ちする商品は値下げするが書式等は変えず
また、上記実施の形態では、割引と同時にフォントサイズを拡大するものとして例示したが、例えば、生鮮食品や惣菜等のように日持ちのしない商品に対しては販売促進のためにフォントサイズを拡大する一方、日持ちのする商品(例えば、缶詰等)や客寄せ商品・目玉商品・チラシ広告商品等の場合、標準価格に対する割引率等は第1エリアM1〜第3エリアM3(又は第4エリアM4)に印字するものの、例外としてフォントサイズの拡大は行わないキャンセル機能や修正機能を設けることも可能である。
すなわち、制御回路210は、第2の場合において第2エリアM2に対し補正後第1印字オブジェクトを第2印字態様で印字形成する標準モードと、第2の場合において第2エリアM2に対し補正後第1印字オブジェクトを第1印字態様で印字形成する例外モードと、を備えることにより、例えば商品を割引価格で販売する場合であっても、一部の商品については例外的に印字態様を変えることなく当該割引価格の印字形成を行うことができる。この結果、販売戦略のバリエーションが広がり、さらに利便性を向上することができる。
(3)その他
なお、図示はしないが、本発明の印刷装置1における印字ラベル200は、商品販売時における値札に限定されるものではなく、例えば、広告チラシの全体における一部のスペースに対する商品広告として、或いは、各種ポイントカード等の所定ポイント毎の割引率表示(例えば、ポイント20点に達したときに、カット3000円が20%OFFの2400円等)、あらゆる形態に適用が可能である。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印字ラベル作成装置(印刷装置)
5 液晶パネル
23 サーマルヘッド(印字手段)
103 カバーフィルム(被印字テープ)
108 テープ送りローラ駆動軸(搬送手段)
M ラベルイメージ(印刷物イメージ)
M1 第1エリア
M2 第2エリア(第1ブロック)
M3 第3エリア(第2ブロック)
200 印字ラベル

Claims (6)

  1. 被印字媒体を搬送させるための搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字媒体に対し、所望の印字オブジェクトの印字を行う印字手段と、
    を有し、
    前記印字オブジェクトが前記被印字媒体に形成された印刷物を作成する印刷装置であって、
    前記印刷物に関して設定される複数のブロックのうち第1ブロックに配置可能な、増減基準となる基準数量のための入力操作を受け付ける、第1印字オブジェクト受付手段と、
    前記複数のブロックのうち前記第1ブロックと異なる第2ブロックに配置可能な、前記基準数量の増減値を含む第2印字オブジェクトのための入力操作を受け付ける、第2印字オブジェクト受付手段と、
    前記第1印字オブジェクト受付手段で受け付けた前記基準数量を、前記第2印字オブジェクト受付手段で受け付けた前記増減値を用いて補正した、補正後数量を算出する補正手段と、
    前記搬送手段及び前記印字手段を制御して、前記増減値が0若しくは0を含む所定範囲内の値である第1の場合には、前記第1ブロックに対し前記第1印字オブジェクトを所定の第1印字態様で印字形成するとともに、前記増減値が上記第1の場合以外の値となる第2の場合には、前記第1ブロックに対し、前記補正後数量を含む補正後第1印字オブジェクトを、当該増減値の値に対応して前記第1印字態様から変更された第2印字態様で印字形成し、前記印刷物を生成する印刷制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記印刷制御手段は、
    前記搬送手段及び前記印字手段を制御して、前記第1の場合には前記第2ブロックに対し印字形成を行わず、前記第2の場合には、前記第2ブロックに対し、前記増減値を含む前記第2印字オブジェクトを、当該増減値の値に対応して変更された第3印字態様で印字形成する
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、
    前記印刷制御手段は、
    前記第2印字態様として、前記補正後第1印字オブジェクトのうち少なくとも一部の書式を、前記増減値の値に応じて変更するか、若しくは、
    前記第3印字態様として、前記第2印字オブジェクトのうち少なくとも一部の書式を、前記増減値の値に応じて変更する
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記印刷制御手段は、
    前記第2印字態様として、前記補正後第1印字オブジェクトのうち少なくとも一部の前記印刷物における配置位置を、前記増減値の値に応じて変更するか、若しくは、
    前記第3印字態様として、前記第2印字オブジェクトのうち少なくとも一部の前記印刷物における配置位置を、前記増減値の値に応じて変更する
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記印刷制御手段は、
    前記第2印字態様として、前記補正後第1印字オブジェクトのうち少なくとも一部に対する装飾を、前記増減値の値に応じて変更するか、若しくは、
    前記第3印字態様として、前記第2印字オブジェクトのうち少なくとも一部に対する装飾を、前記増減値の値に応じて変更する
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記印刷制御手段は、
    前記第2の場合において前記第1ブロックに対し前記補正後第1印字オブジェクトを前記第2印字態様で印字形成する標準モードと、
    前記第2の場合において前記第1ブロックに対し前記補正後第1印字オブジェクトを前記第1印字態様で印字形成する例外モードと、
    を備える
    ことを特徴とする印刷装置。
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