JP5633735B2 - 印字管理方法 - Google Patents

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本発明は、印字装置に対し印字動作を実行させるための印字管理方法に関するものである。
例えばパソコン等の印字管理装置からラベル作成装置を操作し、所望の印字ラベルを作成する印字ラベル作成システムが、既に知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、一般に、印字管理装置に、ドライバプログラムと、アプリケーションプログラムとが記憶される。そして印字管理装置が、アプリケーションプログラムに基づき、印字のための印字情報を生成する。印字装置は、ドライバプログラムに基づく印字管理装置からのラベル作成指示信号により、被印字媒体に対し上記印字情報に基づく所望の印字を行い、印字ラベルを作成する。従来、このような印字管理装置から印字装置への印字情報の送信に関連する技術として、例えば特許文献1に記載のものがある。
この従来技術では、印字ラベル作成装置が、印字内容が定型的に設定される定型印字(いわゆるテンプレート)を用い、当該テンプレートに沿った印字データを印字領域に印字して印字ラベルを作成する。印字ラベル作成装置は、上記定型印字の印字態様を表す定型印字情報(テンプレートデータ)を記憶部(テンプレートデータ格納部)に記憶する。この定型印字情報は、印字管理装置において作成された後、上記印字情報の一部として印字ラベル作成装置へ出力され、上記記憶部に格納され保持される。
特開2004−302634号公報
上記のようにして、印字管理装置により作成されたファイル形式の印字情報を用いて印字装置が印字を行う印字システムにおいて、印字装置の種類によって適用されるファイル形式が異なる場合には、上記印字情報を、各印字装置に適応可能なファイル形式に変換する必要がある。そのために、上記変換を行うための変換処理プログラムが用意されており、この変換処理プログラムファイルは、一般に、アプリケーションプログラムに組み込まれている。すなわち、アプリケーションプログラムに含まれる上記変換処理プログラムが起動されると、その起動された変換処理プログラムにより、上記印字情報が、印字装置固有のファイル形式に対応した印字情報に変換される。そして、その変換された印字情報が印字装置へと出力される。
ところで、上記のようにして印字を行う場合に、印字装置の新機種が発売されたり、新しい機能が追加される場合がある。このような場合には、当該印字装置が適応可能なファイル形式も代わるため、変換処理プログラムも新規なものとしなければならない。上記のように変換処理プログラムファイルがアプリケーションプログラムに組み込まれている場合、上記変換処理プログラムファイルを含むアプリケーションプログラムと、印字駆動を行うためのドライバプログラムとの両方を、製造メーカ側で新規に作成する必要がある。このため、新規作成プログラム数が多くなって煩雑となり、製造メーカの負担が大きくなっていた。
本発明の目的は、印字装置(ラベル作成装置)ごとに固有のファイル形式の印字情報が用いられる場合の、製造メーカにおけるプログラム作成負担を低減できる、印字管理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、被印字媒体に対し印字情報に対応した印字を行って印字ラベルを作成する印字手段と、前記印字ラベルの印字領域において印字内容が定型的に設定される定型印字の当該印字態様を表す定型印字情報を記憶可能な記憶部と、を備えた、ラベル作成装置に接続され、かつ、前記印字情報を作成するためのアプリケーションプログラムと、定義ファイル、ドライバ本体プログラムファイル、及び、前記印字情報を前記ラベル作成装置に固有のファイル形式に変換するための変換処理プログラムファイル、が組み込まれたドライバプログラムと、を、相互に指示信号と情報信号を送受可能に個別に展開可能に記憶した記憶手段を有する、印字管理装置が実行する印字管理方法であって前記アプリケーションプログラムを起動するアプリケーション起動手順と、前記アプリケーション起動手順で起動した前記アプリケーションプログラムに基づき、第1印字情報を生成するデータ生成手順と、前記データ生成手順の後、前記アプリケーション起動手順で起動した前記アプリケーションプログラムに基づき、前記ドライバプログラムに含まれる前記変換処理プログラムファイルを呼び出し、当該変換処理プログラムファイルに対応した変換処理プログラムを起動させるプログラム起動手順と、前記プログラム起動手順で起動した前記変換処理プログラムに基づき、前記データ生成手順で生成した前記第1印字情報を、前記ラベル作成装置に対応したファイル形式の前記定型印字情報である第2印字情報に変換するデータ変換手順と、前記データ変換手順で変換した前記第2印字情報を、前記ラベル作成装置へ出力するデータ出力手順と、前記データ出力手順で出力した前記第2印字情報を前記記憶部へ登録するように、登録指示信号を前記ラベル作成装置へ出力する指示信号出力手順と、を有する。
本願発明においては、印字管理装置からのデータ及び信号の送信に基づいて、ラベル作成装置における印字が行われる。すなわち、記憶手段には、ドライバプログラムと、アプリケーションプログラムとが記憶されている。またデータ生成手順で、アプリケーションプログラムに基づき、印字のための第1印字情報を生成する。
ところで、ラベル作成装置の種類によって適用されるファイル形式が異なる場合には、上記第1印字情報を、各ラベル作成装置に適応可能なファイル形式に変換する必要がある。そのために、上記変換を行うための変換処理プログラムが用意されているが、本願発明では、変換処理プログラムファイルは定義ファイルやドライバ本体プログラムファイルと共にドライバプログラムに組み込まれている。そして、プログラム起動手順でアプリケーション起動手順で起動済みのアプリケーションプログラムに基づき、上記組み込まれた変換処理プログラムファイルを呼び出し、変換処理プログラムを起動する。その後、起動した変換処理プログラムに基づき、データ変換手順で、上記生成された第1印字情報を、ラベル作成装置のファイル形式に対応した第2印字情報に変換する。この第2印字情報を、データ出力手順でラベル作成装置へと出力する。データ出力手順で出力された第2印字情報を取得したラベル作成装置では、印字手段が第2印字情報に基づく印字を被印字媒体に対して行い、印字ラベルを作成する
以上のようにして印字を行う場合に、ラベル作成装置の新機種が発売されたり、新しい機能が追加される場合がある。このような場合には、当該ラベル作成装置が適応可能なファイル形式も代わるため、変換処理プログラムも新規なものとしなければならない。その際、変換処理プログラムファイルがアプリケーションプログラムに組み込まれた構成の場合には、上記変換処理プログラムファイルを含むアプリケーションプログラムと、印字駆動を行うためのドライバプログラムとの両方を、製造メーカ側で新規に作成する必要があり、新規作成プログラム数が多くなって煩雑となる。これに対して、本願発明においては、変換処理プログラムファイルがドライバプログラムに組み込まれている。これにより、変換処理プログラムを含むドライバプログラムのみを新規に作成すれば足り、アプリケーションプログラムは、従前のものをそのまま使用することができる。この結果、新規作成プログラム数を少なくすることができるので、製造メーカにおけるプログラム作成負担を低減することができる。
また、本願発明は、指示信号出力手順で型印字情報である第2印字情報の記憶部への登録を行うように指示する登録指示信号をラベル作成装置へと出力する。これにより、ラベル作成装置は、登録指示信号に基づき上記定型印字情報を記憶部へ登録し、その登録した定型印字情報を用いて上述のように印字ラベルを作成することができる。このように、印字管理装置側から出力して登録させた定型印字情報を用いて、ラベル作成装置が印字ラベルを作成する場合であっても、ラベル作成装置の新機種の発売や新しい機能の追加の際における新規作成プログラム数を少なくし、製造メーカにおけるプログラム作成負担を低減することができる。
本発明によれば、ラベル作成装置ごとに固有のファイル形式の印字情報が用いられる場合において、製造メーカにおけるプログラム作成負担を低減することができる。
本発明の一実施形態における印字システムの全体を表すシステム構成図である。 操作端末及びラベルプリンタの詳細機能を表す機能ブロック図である。 テンプレートを用いて作成された印字ラベルの一例を示す平面図である。 テンプレートデータの表示画面の一例を表す図である。 操作端末内における処理制御上の機能的構成の一例を表すブロック図である。 ドライバプログラムのライブラリの一例を表すブロック図である。 操作端末のCPUによって実行される制御手順を表すフローチャートである。 ラベルプリンタの制御回路によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の印字管理装置を備えた印字システム全体を表すシステム構成図である。
図1において、印字システム1は、例えば汎用パーソナルコンピュータで構成される操作端末(印字管理装置)2と、例えばUSB等のインターフェースを介して操作端末2に接続されたラベルプリンタ(ラベル作成装置)3とを有している。
ラベルプリンタ3は、操作端末2との間で各種の情報と指示信号を送受し、操作端末からの印字情報(後述)に基づき、所望の文字や図形などの印字を備えた印字ラベルL(後述の図3(a)及び図3(b)参照)を作成する。
図2は、上記操作端末2及びラベルプリンタ3の詳細機能を表す機能ブロック図である。
図2において、操作端末2は、CPU(中央演算装置)12と、例えばRAMやROM等からなるメモリ13(記憶手段)と、ユーザ(操作者)からの指示や情報が入力される操作部14と、各種情報やメッセージを表示する表示部17と、ハードディスク装置からなり各種情報を記憶する大容量記憶装置16と、例えばUSBなどの規格に準拠するインターフェース接続を介してラベルプリンタ3との情報信号の授受の制御を行う通信制御部15とを備えている。
CPU12は、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う。CPU12は、上記信号処理により、ラベルプリンタ3との間で、ネットワークNWを通じて各種の指示信号・情報信号の送受を行う。
一方、ラベルプリンタ3は、被印字媒体としてのテープ(本来は渦巻き状であるが簡略化して同心円で図示している)203を巻回したテープロール204を着脱可能な(又はテープロール204を備えたカートリッジを着脱可能な)テープロールホルダ部210と、このテープロール204から繰り出されたテープ203に所定の印字を行う印字ヘッド205(印字手段)と、印字が終了したテープ203を所定の長さに切断して印字ラベルLとするカッタ207と、印字ヘッド205に対向して設けられ、制御回路202により制御されてテープロール204からのテープ203を搬送する搬送装置209と、ユーザ(操作者)からの所望の操作が入力される操作部211と、所定の表示が行われる表示部212と、を有する。また制御回路202は通信制御部208を介してネットワークNWによって操作端末2の通信制御部15と接続されており、操作端末2と情報の送受が可能となっている。
また、ラベルプリンタ3にはさらに、印字ラベルLの印字領域において印字内容が定型的に設定される定型印字(いわゆるテンプレート)の当該印字態様を表す定型印字情報(テンプレート情報)を記憶したテンプレートメモリ300(記憶部)が備えられている。
ここで、上記テンプレートについて、図3(a)及び図3(b)を用いて説明する。図3(a)及び図3(b)は、互いに異なる種類の上記テンプレートを用いて作成された印字ラベルの例を表す上面図である。
図3(a)に示される印字ラベルLでは、上下方向中央部に模様Dが水平方向に設けられる一方、この模様Dの右下に当該ラベルの作成年月日を表す日時情報印字DAが「2008.8.18」の横書きにて設けられ、さらに模様Dの上部には1行の横書きで所望の印字R(この例では「WAIKIKI BEACH」)が設けられる印字態様となっている。
一方、図3(b)に示される印字ラベルLでは、左右方向中央部に上下2段に模様D1,D2が水平方向に設けられる一方、下段の模様D2の右下に上記図3(a)と同様のラベルの作成年月日を表す日時情報印字DAが「2008.8.18」の横書きにて設けられている。そして、上下2段の模様D1,D2それぞれの上部となるように横書き2行で所望の印字R1(この例では「WAIKIKI」及び印字R2(この例では「BEACH」)が設けられる印字態様となっている。
上記の印字態様をそれぞれ実現するために、図3(a)のテンプレートに対応するテンプレート情報、及び、図3(b)のテンプレートに対応するテンプレート情報、が操作端末2からラベルプリンタ3に送られ、上記テンプレートメモリ300に記憶される。このようにしてテンプレートメモリにテンプレート情報が記憶された状態で、例えばユーザがラベルプリンタ3の操作部211を適宜に操作し、いずれのテンプレートを用いるか、及び「WAIKIKI BEACH」のテキストを入力することで、制御回路202の制御により、対応するテンプレートデータに基づく印字ヘッド205による印字が行われ、上記図3(a)の印字ラベルL、又は、上記図3(b)の印字ラベルLが作成される(作成年月日の日時情報印字DAはその時点の日時が自動的に印字される)。
上記図3(a)及び図3(b)の印字ラベルLを作成するためのテンプレートデータは、上述したように操作端末2において作成される。図4(a)は図3(a)の印字ラベルLに対応したテンプレートデータを操作端末2の表示部17が表示した状態を表している。図4(a)に示す表示部17の画面17Aにおいて、テンプレートデータTP1には、テンプレート番号(この例では「TEMPLATE−1」)と、上記図4(a)における模様Dが印字されることを示す模様表示D′と、印字ラベル作成時の上記日時情報印字DAが印字されることを示す日時情報表示DA′と、所望の上記印字Rが印字可能であることを示す印字表示R′と、が設けられている。ユーザは、画面17AにおいてテンプレートデータTP1を確認した後、操作部14によって「転送」ボタン17aを操作することにより、当該テンプレートデータTP1が通信制御部15及び通信制御部208を介してラベルプリンタ3へ送信され、テンプレートメモリ300に記憶され登録される(後述のステップS60、ステップS130参照)。この結果、上述したように、このテンプレートTP1を用いた印字ラベルL(図3(a)参照)の作成が可能となる。
同様に、図4(b)は図3(b)の印字ラベルLに対応したテンプレートデータを操作端末2の表示部17が表示した状態を表している。図4(b)に示す表示部17の画面17Bにおいて、テンプレートデータTP2には、テンプレート番号(この例では「TEMPLATE−2」)と、上記図4(b)における模様D1,D2が印字されることを示す模様表示D1′,D2′と、印字ラベル作成時の上記日時情報印字DAが印字されることを示す日時情報表示DA′と、所望の上記印字R1,R2が印字可能であることを示す印字表示R1′,R2′と、が設けられている。ユーザは、画面17BにおいてテンプレートデータTP2を確認した後、操作部14によって「転送」ボタン17aを操作することにより、当該テンプレートデータTP2が通信制御部15及び通信制御部208を介してラベルプリンタ3へ送信され、テンプレートメモリ300に記憶され登録される(後述のステップS60、ステップS130参照)。この結果、上述したように、このテンプレートTP2を用いた印字ラベルL(図3(b)参照)の作成が可能となる。
以上の基本構成において、本実施形態の特徴は、上記テンプレートデータが操作端末2で作成された後ラベルプリンタ3へ送信されるときに実行される、データ変換にある。以下、その詳細を、順次説明する。
本実施形態では、ラベルプリンタ3の機種によって、ラベルプリンタ3側で使用可能な上記テンプレートデータTP1,TP2等(以下単に、テンプレートデータTPと称する)のファイル形式が異なるようになっている。この結果、上記図4(a)及び図4(b)の画面17A,17Bにおいて示したように、操作端末2側で作成した上記テンプレートデータTPを、各ラベルプリンタ3に送信する前に、当該機種に適したファイル形式に変換する必要がある。本実施形態では、このために、上記変換を行うための変換処理プログラムが用意されている。
図5は、操作端末2内における処理制御上の機能的構成の一例を表すブロック図である。この図5において、操作端末2の上記メモリ(RAM)13上に、上記テンプレートデータTPを含む印字情報を作成するためのアプリケーションAP(アプリケーションプログラム)と、プリンタドライバPD(ドライバプログラム)のそれぞれのプログラムが展開して起動しており、相互に指示信号と情報信号を送受可能となっている。そしてアプリケーションAPはプリンタドライバPDに対して信号を送受し、またプリンタドライバPDは上記通信制御部15,208どうしのインターフェース接続を介してラベルプリンタ3と信号を送受するようになっている。
アプリケーションAPとプリンタドライバPDとは、いずれも操作端末2が備える一つのCPU12によって実行されるものであるが、例えばタイムシェアリングシステム(TSS)などの時分割での割り込み制御によってそれぞれ個別に独立して実行されるものとなっている。
アプリケーションAPとして適用される具体例としては、机やイスなどの備品に貼付する印字ラベルLの作成・管理用の固定資産管理用アプリケーションプログラム、社員や来客などの人物に所持させる印字ラベルLの作成・管理用の名札管理用アプリケーションプログラム、又は書類ファイルなどに貼付する印字ラベルLの作成・管理用の文書管理用アプリケーションプログラムなどがある。
プリンタドライバPDは、汎用パーソナルコンピュータで構成される操作端末2の基本OSに予め組み込まれたものでもよいし、他のアプリケーションと同様にOS上で個別に起動されるプログラムであってもよい。そして、本実施形態の最大の特徴として、プリンタドライバPDには、上記テンプレートデータTP等の印字情報を各ラベルプリンタ3に固有のファイル形式に変換するための変換処理プログラムCPが組み込まれている。
上記プリンタドライバPDのライブラリの一例を図6に示す。図6に示すように、プリンタドライバPDは、「定義ファイル」と、印字イメージデータをラベルプリンタ3へ出力するためのドライバ本体プログラムファイル(「DLL1」「DLL2」「DLL3」)と、上述した、テンプレートデータTP等を含む印字情報をラベルプリンタ3に固有のファイル形式に変換するための変換処理プログラムファイル(「File Change」を含む「DLL4」)とによって構成される。尚、DLLとはダイナミック・リンキング・ライブラリ(特定処理のための命令群をファイル化したもの)の略称である。
以上のような各種プログラムを用いて、操作端末2のCPU12が実行する制御手順を図7に示す。
図7において、例えば操作端末2の電源がONにされ、操作部14を用いてユーザが適宜の操作を行うことにより、このフローが開始される。まず、ステップS10で、CPU12は、上記アプリケーションAPを起動する。これにより、例えば、図4(a)の画面17Aや図4(b)の画面17B等の、テンプレートデータTPを選択し編集入力可能な画面(以下、単に画面17A等と称する)が表示部17に表示される。
上記表示部17での画面17A等の表示に基づきユーザが操作部14より選択や編集入力等を行うことで、ステップS20にて、操作端末2のCPU12は、上記ステップS10で起動されたアプリケーションAPに基づき、第1印字情報としての上記テンプレートデータTP(但し後述する変換前である)の生成を完了する。このステップS20が、各請求項記載のデータ生成手段として機能する。
上記画面17A等の表示でテンプレートTPの生成を確認したユーザが、画面17A等における上記「転送」ボタン17aを操作することで、ステップS30に移る。ステップS30では、操作端末2のCPU12は、アプリケーションAPに基づき、プリンタドライバPDに含まれる上記変換処理プログラムファイル(上記「DLL4」ファイルに含まれる「File Change」ファイル)を呼び出し、当該変換処理プログラムファイルに対応した変換処理プログラムCPを起動させる。このステップS30が、各請求項記載のプログラム起動手段として機能する。
その後、ステップS40において、操作端末2のCPU12は、上記ステップS30で起動された変換処理プログラムCPに基づき、上記ステップS20で生成されたテンプレートデータTPを、ラベルプリンタ3に対応した固有のファイル形式のテンプレートデータ(第2印字情報に相当)に変換する。このステップS40が、各請求項記載のデータ変換手段として機能する。
そして、ステップS50に移り、操作端末2のCPU12は、上記ステップS40で変換されたテンプレートデータTPを、通信制御部15を介し、ラベルプリンタ3へ出力する。このステップS50が、各請求項記載のデータ出力手段として機能する。
その後、ステップS60で、操作端末2のCPU12は、アプリケーションAPによって、上記ステップS50で出力されたテンプレートデータTPのテンプレートメモリ300への記憶(登録)を行うための登録指示信号を、通信制御部15を介しラベルプリンタ3へ出力する。このステップS60が、各請求項記載の指示信号出力手段として機能する。
上記図7のフローに対応して、ラベルプリンタ3の制御回路202が実行する制御手順を図8に示す。
図8において、まず、ステップS110において、制御回路202は、上記図7のステップS50において操作端末2より出力されたテンプレートデータTPが通信制御部208を介し入力されたか否かを判定する。テンプレートデータTPが入力されていればステップS110の判定が満たされ、ステップS120に移る。
ステップS120では、制御回路202は、上記図7のステップS60において操作端末2より出力された上記登録指示信号が通信制御部208を介し入力されたか否かを判定する。登録指示信号が入力されるまでは判定が満たされずループ待機し、登録指示信号が入力されたらステップS120の判定が満たされ、ステップS130に移る。
ステップS130では、制御回路202は、上記ステップS110で操作端末2から入力されたテンプレートデータTP(上記変換後の第2印字情報に相当)を、テンプレートメモリ300に記憶し登録する。なお、このステップS130が、各請求項記載の登録処理手段として機能する。その後、ステップS110に戻って同様の手順を繰り返す。
一方、ステップS110において、テンプレートデータTPが入力されていなければステップS110の判定が満たされず、ステップS140に移る。
ステップS140では、ユーザの操作部211での操作により、印字ラベルLの作成指示(テンプレートを用いた各種テキストの入力・設定等を含む)があったか否かを判定する。ラベル作成指示があるまで判定が満たされずループ待機し、ラベル作成指示があったらステップS140の判定が満たされ、ステップS150に移る。
ステップS150では、上記ステップS140でのラベル作成指示に応じ、この時点でテンプレートメモリ300に記憶され(必要に応じて上記ステップS140での操作で選択された)テンプレートデータTPを用い、印字ヘッド205を制御し、対応する印字を行って印字ラベルLを作成する。なお、このステップS150が各請求項記載の印字制御手段として機能する。ステップS150が完了したら、このフローを終了する。
以上説明したように、本実施形態においては、操作端末2のメモリ13に、プリンタドライバPDとアプリケーションAPとが記憶されており、アプリケーションAPを用いて生成されたテンプレートデータTPが、ラベルプリンタ3の各機種に固有のファイル形式に変換された後、ラベルプリンタ3へ出力されて用いられる。このときの変換処理プログラムファイルは、プリンタドライバPDに組み込まれている。
ここで、ラベルプリンタ3の新機種が発売されたり、新しい機能が追加される場合がある。このような場合には、当該ラベルプリンタ3が適応可能なファイル形式も代わるため、変換処理プログラムCPも新規なものとしなければならない。その際、もし、変換処理プログラムファイルがアプリケーションAPに組み込まれていたとすると、上記変換処理プログラムファイルを含むアプリケーションAPと、印字駆動を行うためのドライバプログラムとの両方を、製造メーカ側で新規に作成する必要があり、新規作成プログラム数が多くなって煩雑となる。
これに対して、本実施形態では、図6に示したように変換処理プログラムファイル(「File Change」を含む「DLL4」)がプリンタドライバPDに組み込まれている。これにより、上述のような場合であっても、変換処理プログラムCPを含むドライバプログラムのみを新規に作成すれば足り、アプリケーションAPは、従前のものをそのまま使用することができる。この結果、新規作成プログラム数を少なくすることができるので、製造メーカにおけるプログラム作成負担を低減することができる。
なお、以上においては、印字情報の一例として、操作端末2においてテンプレートデータTPが生成され各ラベルプリンタ3に固有のファイル形式に変換される場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち例えば、適宜のファイル形式(例えばビットマップ形式)の画像データやシンボルマーク等が操作端末2において第1印字情報として生成された後、これらを、各ラベルプリンタ3に固有の別のファイル形式(例えばJPEG形式やTIFF形式等)に変換し、これを第2印字情報としてラベルプリンタ3に送信する場合等においても本発明を適用することができる。この場合も、上記同様の効果を得る。
なお、以上においては、テープロール204から繰り出された被印字媒体としてのテープ203に印字を行ってこれを切断し印字ラベルLを作成した場合を例にとって説明したが、これに限られず、基材テープと、当該基材テープとは別のカバーフィルム(被印字媒体)に印字を行い、それらを貼り合わせたテープを用いて印字ラベルLを作成する方式としてもよい。
さらに、以上は、テープ203がリール部材の周りに巻回されてロールを構成し、カートリッジ210内にそのロールが配置されてテープ203が繰り出される場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシート(ロールに巻回されたテープを繰り出した後に適宜の長さに切断して形成したものを含む)を、所定の収納部にスタックして(例えばトレイ状のものに平積み積層して)カートリッジ化し、このカートリッジをラベルプリンタ3側のカートリッジホルダに装着して、上記収納部から移送、搬送して印字を行い印字ラベルLを作成するようにしてもよい。
さらには上記ロールを直接ラベルプリンタ3側に着脱可能に装着する構成や、長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシートをラベルプリンタ3外より1枚ずつ所定のフィーダ機構によって移送しラベルプリンタ3内へ供給する構成も考えられ、さらにはカートリッジ210のようなラベルプリンタ3本体側に着脱可能なものにも限られず、ラベルプリンタ3側に着脱不能のいわゆる据え付け型あるいは一体型としてテープロール204を設けることも考えられる。
また、以上においては、印字装置として、印字ラベルLを作成するラベルプリンタ3に本発明を適用した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、その他の被印字媒体(通常の例えばA4サイズB4サイズ等の印刷用紙等)に印字を実行可能なプリンタ、複合機、FAX機等、他の形態の印字装置に本発明を適用してもよい。
なお、以上において、図2、図5等の各図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図7、図8に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印字システム
2 操作端末(印字管理装置)
3 ラベルプリンタ(ラベル作成装置)
205 印字ヘッド(印字手段)
300 テンプレートメモリ(記憶部)
PD プリンタドライバ(ドライバプログラム)
AP アプリケーション(アプリケーションプログラム)
CP 変換処理プログラム
TP テンプレートデータ
L 印字ラベル

Claims (1)

  1. 被印字媒体に対し印字情報に対応した印字を行って印字ラベルを作成する印字手段と、前記印字ラベルの印字領域において印字内容が定型的に設定される定型印字の当該印字態様を表す定型印字情報を記憶可能な記憶部と、を備えた、ラベル作成装置に接続され、かつ、前記印字情報を作成するためのアプリケーションプログラムと、定義ファイル、ドライバ本体プログラムファイル、及び、前記印字情報を前記ラベル作成装置に固有のファイル形式に変換するための変換処理プログラムファイル、が組み込まれたドライバプログラムと、を、相互に指示信号と情報信号を送受可能に個別に展開可能に記憶した記憶手段を有する、印字管理装置が実行する印字管理方法であって
    前記アプリケーションプログラムを起動するアプリケーション起動手順と、
    前記アプリケーション起動手順で起動した前記アプリケーションプログラムに基づき、第1印字情報を生成するデータ生成手順と、
    前記データ生成手順の後、前記アプリケーション起動手順で起動した前記アプリケーションプログラムに基づき、前記ドライバプログラムに含まれる前記変換処理プログラムファイルを呼び出し、当該変換処理プログラムファイルに対応した変換処理プログラムを起動させるプログラム起動手順と、
    前記プログラム起動手順で起動した前記変換処理プログラムに基づき、前記データ生成手順で生成した前記第1印字情報を、前記ラベル作成装置に対応したファイル形式の前記定型印字情報である第2印字情報に変換するデータ変換手順と、
    前記データ変換手順で変換した前記第2印字情報を、前記ラベル作成装置へ出力するデータ出力手順と、
    前記データ出力手順で出力した前記第2印字情報を前記記憶部へ登録するように、登録指示信号を前記ラベル作成装置へ出力する指示信号出力手順と、
    を有することを特徴とする印字管理方法
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