JP5064943B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置において独立して動作する各種アプリケーションやモジュールは、それぞれ違うファイル形式の文書を取り扱っている場合が多い。
また、MFP(Multi Function Peripheral)などの機器では、さらに、機器の情報(国内機や海外機の違い、セグメントごとの機種の違い、CPU(Central Processing Unit)やOS(Operation System)等の違い、など)や、接続オプション有無等によって、とり扱えるファイル形式が違う場合がある。
ここで、各種アプリケーションやモジュールで取り扱う所定のファイル形式の文書を異なるファイル形式の文書に変更する場合を考える。このような場合、上記の機器の情報やオプションごとに取り扱えるファイル形式の違いを把握して、変更後のファイル形式を選ぶ必要がある。
この種の関連技術として、特許文献1に開示された発明には、ICカード内に予め記憶されたアプリケーションIDを認識し、認識したアプリケーションIDに関連付けてICカードに記憶されている当該アプリケーションの付属データを読み出す等の処理を行う画像処理装置に係る技術が開示されている。
これにより、ICカード等の外部接続装置等に特定のアプリケーションと関連づけて、自動的にファイルを選択することができる。
また、特許文献2に開示された発明には、メディア毎にフォーマット変換テーブルを用いて、自動的にファイル形式を選択する技術が開示されている。
これにより、複数のメディアを混在させて使用する場合において、異なるメディア間でのファイルのコピーのためのユーザ操作等、各メディアに記録されているデータの処理のためのユーザ操作を容易なものとすることができる。
特開2005―100187号公報 特開2002―025182号公報
ところで、上記の従来技術では、各種アプリケーションやモジュールで取り扱う所定のファイル形式の文書を異なるファイル形式の文書に変更する場合に、変更後のファイル形式を選ぶためのユーザ操作を伴うときは、煩雑な処理が必要になるという問題があった。
また、ユーザ操作を伴わないときは、機器ごとに違う固定の定義ファイル等を使っているが、途中でオプションを接続した時には、定義ファイルを変更する必要があるなど、機器毎に機器が取り扱うファイル形式について管理する必要があった。
本発明は、上記の点に鑑みて、この問題を解決するために発明されたものであり、各種アプリケーションやモジュールで取り扱う文書のファイル形式の変更処理の煩雑さを解消する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明における情報処理装置は、所定の変換前データ形式の画像文書データを、所定の変換後データ形式に変換する変換手段を有する情報処理装置であって、当該情報処理装置の機器情報から定まる処理能力の情報である処理能力情報と、前記処理能力情報に適した変換後データ形式の情報と、を対応づけて格納する変換後データ格納手段と、前記画像文書データの変換前データ形式と、前記変換前データ形式から変換可能な前記変換後データ形式とを対応づけて格納する変換可能データ格納手段と、当該情報処理装置の処理能力情報を判定する処理能力情報判定手段とを有し、前記変換手段は、前記変換前データ形式の画像文書データ前記変換後データ格納手段において前記処理能力情報判定手段により判定された前記処理能力情報対応する前記変後データ形式であって、前記変換可能データ格納手段において前記画像文書データの前記変換前データ形式対応する前記変換後データ形式に変換するように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明における情報処理装置では、前記画像文書データが複数の画像文書データにより構成される場合、前記変換手段は、さらに、前記複数の画像文書データを一の画像文書データに結合するように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明における情報処理装置は、画像文書データの変換後データ形式の情報と、変換に係る優先順位と、を対応づける優先順位データを格納する優先順位データ格納手段をさらに有し、前記変換手段は、さらに、前記所定の変換前データ形式の画像文書データを前記変換後データ形式に変換することが不可能であると判定した場合、前記優先順位データにおいて前記変換後データ形式よりも優先順位の低い変換後データ形式に変換するように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明における前記優先順位データ格納手段は、画質を優先する場合と画像文書データの圧縮を優先する場合とで、異なる二種類の前記優先順位データを格納し、前記変換手段は、前記優先順位データを選択するように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明における前記情報処理装置の処理能力情報は、当該情報処理装置が予め設定されたデータ形式の画像文書データを出力可能な出力制御手段を有するか否かの情報を含んでおり、前記変換後データ格納手段により格納される変換後データ形式の情報は、当該情報処理装置が前記出力制御手段を有する場合には前記予め設定されたデータ形式であるように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明における前記情報処理装置の処理能力情報は、当該情報処理装置が備える記憶部に係る能力情報を含んでおり、前記変換後データ格納手段により格納される変換後データ形式の情報は、当該情報処理装置が所定以上の空容量を有する記憶部を備える場合と、当該情報処理装置が記憶部を備えない又は所定未満の空容量を有する記憶部を備える場合とで異なるように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明における前記情報処理装置の処理能力情報は、当該情報処理装置が備える印刷出力部に係る能力情報を含んでおり、前記変換後データ格納手段により格納される変換後データ形式の情報は、当該情報処理装置の印刷出力部がグレイ出力を行う場合と、当該情報処理装置の印刷出力部がカラー出力を行う場合とで異なるように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明における前記情報処理装置の処理能力情報は、当該情報処理装置が有する仕向け情報に係る情報を含んでおり、前記変換後データ格納手段により格納される変換後データ形式の情報は、当該情報処理装置が有する仕向け情報に応じて異なるように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明における情報処理方法は、当該情報処理装置の機器情報から定まる処理能力の情報である処理能力情報と、所定の変換前データ形式の画像文書データを所定の変換後データ形式に変換する際の、前記処理能力情報に適した変換後データ形式の情報と、を対応づけて格納する変換後データ格納部を有する情報処理装置における情報処理方法であって、当該情報処理装置の処理能力情報を判定する処理能力情報判定工程と、所定の変換前データ形式の前記画像文書データを、前記変換後データ格納部において前記処理能力情報判定工程により判定された前記処理能力情報と対応づけられた前記変換後データ形式に変換する変換工程とを有し、前記変換工程は、前記画像文書データの変換前データ形式と、前記変換前データ形式から変換可能な前記変換後データ形式とを対応づけて格納する変換可能データ格納部において、前記変換前データ形式に対応づけられている前記変換後データ形式が、前記処理能力情報に適した変換後データ形式に相当する場合に、当該変換後データ形式に変換することを特徴とする、情報処理方法。

また、上記の目的を達成するために、本発明における前記情報処理方法では、前記画像文書データが複数の画像文書データにより構成される場合、前記データ変換制御工程では、さらに、前記複数の画像文書データを一の画像文書データに結合するように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明における情報処理プログラムは、コンピュータに、上記の情報処理装置の各手段に係る処理を実行させるための情報処理プログラムであるように構成することができる。
本発明によれば、各種アプリケーションやモジュールで取り扱う文書のファイル形式の変更処理の煩雑さを解消する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。なお、本発明に係る情報処理装置の一例として、複合機(画像形成装置)を例に説明を行うが、この場合に限らないものとする。例えば、一般的なコンピュータ装置などであってもよい。
(装置の概要)
図1は、本実施の形態における情報処理装置の一例である複合機の概要を示す図である。図1に示される情報処理装置1は、コピー機能、プリント機能、スキャナ機能などを複合したMFP(Multi Function Peripheral)装置を示しており、操作部2、原稿読取部3、コントローラ部4等を有する。なお、説明を簡単にするために、本実施の形態では情報処理装置1を、単に複合機1と称する。
操作部2は、ユーザがダイアログ方式で設定条件やスタートの入力操作を行うためのキー及びタッチパネルディスプレイなどの表示器等を含んでいる。原稿読取部3は、原稿文書を画像文書データとして読み取るスキャナなどの読取装置である。コントローラ部4は、複合機1のコピー機能、プリント機能、スキャナ機能などの動作制御を行う制御部である。
以上の装置の構成により、本実施形態における複合機1では、例えば原稿読取部3で読み取られた或いは当該複合機1に予め蓄積された画像文書データのデータ形式(ファイル形式)を複合機1の機器情報(国内機や海外機の違い、セグメントごとの機種の違い、CPUやOS等の違い、など)や、接続オプション(例えばハードディスクなどの記憶部)の有無等に応じて、変換している。
例えば、複合機1が大容量のハードディスクを備えた場合にはデータ量が大きくとも画質のよいデータ形式のデータに変換したり、複合機1がハードディスクを備えていない又は備えていても空容量が小さい場合にはデータ量が小さい圧縮データ形式に変換することによりハードディスクを有効活用したり、といった動作を自動的に切り替えることができる。
そのため、画像文書データのデータ形式の変換に係る処理の煩雑さを解消できる。なお、データ形式が変換された画像文書データは、当該複合機1の記憶部に蓄積されたり或いは複合機1とネットワークを介して接続された非図示の外部装置に対してファクス送信されたりする。
(ハードウェアの構成)
図2は、本実施形態に係る複合機のハードウェア構成の一例を示す図である。図2において、複合機1は、操作部2、スキャナ3、コントローラ部4、ファクス制御ユニット5、プロッタ6、これら以外のハードウェアリソースを総称するその他ハードウェアリソース7、USB(Universal Serial Bus)8、IEEE1394(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.1394)9などにより構成される。
さらに、コントローラ部4は、CPU41、N.B.(North Bridge)42、RAM(Random Access Memory)43、S.B.(South Bridge)44、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)45、RAM(Random Access Memory)46、HDD(Hard Disk Drive)47、PHY(物理層)48などにより構成される。
操作部2は、ユーザによる各種操作などを入力する例えばオペレーションパネルであり、図1の操作部2に対応する。スキャナ3は、原稿文書を画像文書データとして読み取る装置であり、図1の原稿読取部3に対応する。
コントローラ部4は、複合機1の各部の制御を行う制御部であり、図1のコントローラ部4に対応する。コントロール部4は、複合機1の制御全体を司るマイクロプロセッサであるCPU41、CPU41とPCIバス等とを接続するチップであるNB42、CPU41が複合機1の制御を行う際にプログラムや中間処理データを一時的に記憶するためなどに使用される揮発性メモリであるRAM43、PCIバスとISAバス等とを接続するチップであるSB44、特定の用途のために製造された集積回路であるASIC45、ASIC45が処理を行う際にプログラムや中間処理データを一時的に記憶するためなどに使用される揮発性メモリであるRAM46、ハードディスクの読み取り装置であるHDD47、RS―232Cなどの当該複合機1と外部装置とを接続するインターフェースであるPHY48などにより構成される。
ファクス制御ユニット5は、複合機1がネットワーク等を介して接続された非図示の外部装置との間でファクス送受信に係る各種動作を行う際の制御を行う。G3ファクスは、MH(Modified Huffman)又はMR(modified Read)符号等で圧縮されたデータをファクス送受信する。G4ファクスは、MMR(Modified Modified Read)符号等で圧縮されたデータをファクス送受信する。
プロッタ6は、データを可視出力する装置である。プロッタ150の代わりにプリンタを用いることもできる。USB8は、複合機1と非図示の周辺機器を接続するインターフェースである。IEEE1394(9)は、複合機1と非図示の周辺機器を接続する高速シリアルインターフェースである。
(機能の構成)
図3は、本実施形態に係る複合機の機能構成の一例を示す図である。図3において、複合機1は、データ入力部110、データ制御部120、テーブル保持部130、データ出力部(蓄積部)140、各種ユニット160等を有する。
ここでは、本実施形態に係る複合機1が、例えばデータ入力部110(図1の原稿読取部3に対応)等により入力した画像文書データのデータ形式を変換するための機能の構成の一例について説明する。なお、本実施形態においては、変換処理を施される前の入力された画像文書データのデータ形式を「変換前データ形式」、変換処理を施された後の画像文書データのデータ形式を「変換後データ形式」として両者を区別する。
データ入力部110は、画像文書データ等のデータを入力する。例えば図1の原稿読取部3等により所定の変換前データ形式の画像文書データを入力する画像文書データ入力手段である。
データ制御部120は、データ入力部110により入力されたデータに対する各種制御(当該データのデータ形式の変換など)を行う。例えば図1のコントローラ部4が行う機能であり、後述のデータ変換制御部121、接続オプション判定手段122、機器情報判定手段123等を用いて行う。
データ変換制御部121は、データ入力部110により入力されたデータの変換、例えばデータ形式の変換等、に係る制御を、後述する接続オプション判定手段122、機器情報判定手段123、テーブル保持部130を用いて行う。また、後述の変換データ候補指定部150により指定された変換データ候補に応じてデータの変換を行うようにすることもできる。
データ変換制御部121の詳細動作については図8及び図9を用いて後述するが、接続オプション判定手段122、機器情報判定手段123、テーブル保持部130を用いることにより、当該複合機1の機器情報や、接続オプションに応じたデータの変換が可能になっている。
接続オプション判定手段122は、当該複合機1の接続オプション(FAXユニット5、HDD47、PDFユニット161、TIFFユニット162等の各種ユニット160)の有無等に係る判定を行う。例えば、当該複合機1がFAXユニット5(図2のファクス制御ユニット5に対応)等のハードウェアを有するか否か、HDD47を有するか否か(又は空容量が所定以上か否か)、PDFユニット161、TIFFユニット162等のソフトウェアライブラリを有するか否かを判定する。
機器情報判定手段123は、当該複合機1の機器情報(国内機や海外機の違い、セグメントごとの機種の違い、CPUやOS等の違い、など)を判定する。
テーブル保持部130は、データ変換制御部121が行うデータの変換において参照する各種テーブル(データ変換テーブル131、データ変換可否決定テーブル132、データ変換優先順位テーブル133等)を保持する。例えば図2のHDD47等の記憶部が保持する。各々のテーブルの具体例について図4〜図7を参照して説明する。
((データ変換テーブルの一例))
図4は、データ変換テーブルの一例を示す表である。ここでは、データ変換テーブル131の具体例について図4を用いて説明する。
データ変換テーブル131は、「日本」と「その他」、「白黒機」と「カラー機」複合機1の機器情報とHDD有り無しの接続オプション情報等(以降、本実施形態においては、機器情報、接続オプション情報のように装置の処理能力を示す情報を、総称して「処理能力情報」という)の処理能力情報と、優先的に変換できる変換後データ形式の情報(「RGB」「白黒」等)と、を対応付けた表である。即ち、変換すべきデータ形式である変換後データ形式が複合機1の処理能力情報に対応して設定されている。
図3のデータ変換制御部121は、このようなデータ変換テーブル131から、接続オプション判定手段122、機器情報判定手段123等により判定された当該複合機1の処理能力情報に対応する変換後データ形式を取得して、データ入力部110により入力された画像文書データを該変換後データ形式に変換する処理を行う。
図4(a)では、ハードディスクあり/なしで変換後データ形式の情報が異なる(例えば「日本」「カラー機」のとき、ハードディスクありでは「RGB」、ハードディスクなしでは「(圧縮)PDF」)が、この点について説明する。
ハードディスクありの場合には、ここではデータの記憶領域が十分あるとみなされるために画質優先でのデータ形式の変換が望ましい。そのため、図4(a)に示すように、画質優先で圧縮動作が施される程度が小さい又は施されないデータ形式である例えばRGB形式が予め設定されている。一方、ハードディスクなしの場合には、ここではデータの記憶領域が十分ないとみなされるために容量の削減を目的として圧縮優先でのデータ形式の変換が望ましい。そのため、図4(b)に示すように、圧縮優先で圧縮処理が施されるデータ形式(例えば(圧縮)PDF)が予め設定されている。
このように、複合機1が接続オプションとしてハードディスク等の大容量の不揮発メモリを備える場合と備えない場合とで優先的に変換できる変換後データ形式が異なるデータ形式になっている。即ち、複合機1はハードディスクなどの大容量の不揮発メモリを判定する手段と、データ変換テーブル131において大容量の不揮発メモリのあり/なしによって変換後データ形式を変更する手段を有している。
そのため、以下に掲げる利点を奏する。その利点とは、複合機1の装置の状況に応じて、最適なデータ形式を選択することになり、操作性や利便性の向上を図ることができることである。
なお、図4(a)ではハードディスクあり/なしで変換後データ形式が異なっているが、この場合に限らない。例えば、複合機1が所定以上の空容量を有するハードディスクを備える場合と、所定未満の空容量を有するハードディスクを備える或いはハードディスクを備えない場合とで変換後データ形式が異なるようにしてもよい。このとき、複合機1はハードディスクなどの記憶部の空容量を判定する手段を有している。
続いて、図4(a)において、カラー機か白黒機かで優先的に変換できる変換後データ形式が異なる(例えば「日本」「HDDなし」のとき、カラー機では「(圧縮)PDF」、白黒機では「TIFF」)が、この点について説明する。
白黒機の場合(複合機1がグレイ出力を行う印刷出力部を備える場合)には、取り扱うデータのデータ容量が少ないので生データなどの画質優先でのデータ形式の変換が望ましい。そのため、図4(a)に示すように、圧縮動作が施される程度が小さい又は施されないデータ形式(例えばTIFF形式)が設定されている。一方、カラー機の場合(複合機1がカラー出力を行う印刷出力部を備える場合)には、取り扱うデータのデータ容量が大きいので、容量の削減を目的として適度な圧縮をするような圧縮優先でのデータ形式の変換が望ましい。そのため、図4(a)に示すように、圧縮処理が施されるデータ形式(例えば(圧縮)PDF)が設定されている。
このように、複合機1が機器情報として白黒機である場合とカラー機である場合とで優先的に変換できる変換後データ形式が異なるデータ形式になっている。即ち、複合機1は、白黒機かカラー機を判定する手段と、データ変換テーブル131において白黒機/カラー機によって変換後データ形式を変更する手段を有している。
そのため、以下に掲げる利点を奏する。その利点とは、複合機1の装置の状況に応じて、最適なデータ形式を選択することになり、操作性や利便性の向上を図ることができることである。
続いて、図4(a)において、国内機か海外機かで優先的に変換できる変換後データ形式が異なるように設定する場合(例えば日本では圧縮方式は「LZH形式」、その他では圧縮方式は「ZIP形式」)について説明する。
国内機の場合には、国内に広く普及しているデータ形式である例えばLZH形式が設定される(非図示)。一方、その他の海外機の場合には、海外(例えばアメリカ)に広く普及しているデータ形式である例えばZIP形式が設定される。これは、国によって一般に使用されるデータ形式が違うためである。
このように、複合機1が国内機である場合と海外機である場合とで優先的に変換できる変換後データ形式が異なるデータ形式になっている。つまり、複合機1はどこの国向けの装置であるかという仕向け情報に係る情報を判定する手段と、データ変換テーブル131において仕向け情報の違いに応じて変換後データ形式を変更する手段を有している。
図4(a)に示す表では、日本機の場合には、広く普及しているデータ形式(例えばLZH形式)が設定されている。一方、その他の海外機の場合には、例えばアメリカで広く普及しているデータ形式(例えばZIP形式)が設定されている。
そのため、以下に掲げる利点を奏する。その利点とは、複合機1の装置の状況に応じて、最適なデータ形式を選択することになり、操作性や利便性の向上を図ることができることである。
以上、図4(a)を参照して説明してきたように、データ変換テーブル131は、複合機1の処理能力情報と、優先的に変換できる変換後データ形式の情報と、を対応付けている。なお、データ変換テーブル131において対応付けられる複合機1の処理能力情報と優先的に変換できる変換後データ形式の情報とは図4(a)に示す場合に限らないことはいうまでもない。例えば、独自の変換後データ形式などが設定されてもよい。
図4(b)に示すデータ変換テーブル131は、図4(a)に示すデータ変換テーブル131に加えてPDFユニット161及びTIFFユニット162の有無と、優先的に変換できる変換後データ形式と、を対応付けた表である。これは、PDFデータ形式及びTIFFデータ形式へのデータの変換には、PDFユニット161及びTIFFユニット162等のソフトウェアライブラリが必要であることを鑑みて設定されたものである。
前述したように、図3のデータ変換制御部121は、このようなデータ変換テーブル131から、接続オプション判定手段122、機器情報判定手段123等により判定された当該複合機1の処理能力情報に対応する変換後データ形式を取得して、データ入力部110により入力された画像文書データを該変換後データ形式に変換する処理を行う。
((データ変換可否決定テーブルの一例))
図5は、データ変換可否決定テーブルの一例を示す表である。ここでは、データ変換可否決定テーブル132の具体例について図5を用いて説明する。
データ変換可否決定テーブル132は、画像文書データの変換前データ形式の情報と、該画像文書データを変換可能な変換後データ形式の情報と、を対応づけて格納する変換可能データ格納手段である。即ち、変換前データ形式が、変換後データ形式に変換可能か不可能かを判定するための表である。図5では、例えばRAW(RGB)の変換前データ形式は、全ての変換後データ形式に変換可能であることを示している。また、例えばRAW(白黒)の変換前データ形式は、RAW(RGB)、RGBを除いた全ての変換後データ形式に変換可能であることを示している。
図3のデータ変換制御部121は、データ入力部110により入力された所定の変換前データ形式の画像文書データを図4のデータ変換テーブル131を用いて決定された変換後データ形式に変換することが可能か否かについて、データ変換可否決定テーブル132を参照して判定し、変換可能であると判定した場合、変換後データ形式に変換することができる。
このように、データ変換可否決定テーブル132は、画像文書データの変換前データ形式の情報と、該画像文書データを変換可能な変換後データ形式の情報と、を対応づけて格納している。
((データ変換優先順位テーブルの一例))
図6は、データ変換優先順位テーブルの一例を示す表である。ここでは、データ変換優先順位テーブル133の具体例について図6を用いて説明する。
データ変換優先順位テーブル133は、優先的に変換したいデータ形式を並べた表である。即ち、画像文書データの変換後データ形式の情報と、変換に係る優先順位と、を対応づけて格納する優先順位データ格納手段である。図6では、例えばRAW(RGB)が最も優先順位が高いことを示している。
図3のデータ変換制御部121は、データ入力部110により入力された所定の変換前データ形式(例えばRAW(白黒))の画像文書データを図4のデータ変換テーブル131を用いて決定された変換後データ形式(例えばRAW(RGB))に変換することが可能か否かについて、データ変換可否決定テーブル132を参照して判定する。このとき、変換不可能であると判定した場合、図6のデータ変換優先順位テーブル133において優先順位の低い変換後データ形式(RAW(RGB)よりも優先順位の低いRAW(白黒))に変換することができる。
このように、データ変換優先順位テーブル133は、画像文書データの変換後データ形式の情報と、変換に係る優先順位と、を対応づけて格納している。
((データ変換優先順位テーブルの別の例))
図7は、データ変換優先順位テーブルの別の例を示す表である。ここでは、データ変換優先順位テーブル133の別の例について図7を用いて説明する。
図7に示すデータ変換優先順位テーブル133には、画質優先の優先順位表(図6に示す表と同一)と、圧縮優先の優先順位表が格納されている。
このような複数の優先順位表(ここでは画質優先の優先順位表と圧縮優先の優先順位表)を切り替えることにより、例えば常に画質優先で変換後データ形式を選択するといったように装置の状況に応じて画質優先、圧縮優先のどちらも変換テーブルで対応できることになり、ユーザにとっての利便性を向上することができる。つまり、複合機1はデータ変換優先順位テーブル133を切り替える手段を有する。
図3に戻って、データ出力部(データ蓄積部)140は、データ変換制御部121によりデータ形式の変換等のデータの変換処理が施されたデータを出力する。例えば図2のファクス制御ユニット5であり、ネットワークを介して接続された外部装置に対してファクス送信する。また、例えば図2のHDD47であり、データを蓄積する。
変換データ候補指定部150は、データ変換制御部121によりデータ形式を変換する際の変換データ(変換後データと同義)の候補を指定する。例えば図2の操作部2上での入力又は非図示のキーボードにおける入力等により指定する。
以上の機能の構成により、本実施形態における複合機1では、例えばデータ入力部110(図1の原稿読取部3に対応)等により入力した画像文書データのデータ形式を変換する。以降、データ形式の変換処理の例について図8、図9を用いて説明を行う。
(動作例1)
図8は、本実施形態に係るデータ変換処理の第1の例を示すフローチャートである。
ここでは、予めデータ入力部110(図1の原稿読取部3に対応)により入力された2つ以上のデータ形式の複数の画像文書データを、1つのデータ形式の一の画像文書データに結合する処理を行う。
まず、データ変換制御部121は、入力データのデータ数を登録する(S1)。ここでは、入力された画像文書データの数を入力データ数として登録する。
ステップS2へ移って、データ変換制御部121は、機器情報、接続オプション等に基づき、データ変換テーブル131を用いて変換候補データ形式を取得する(S2)。ここでは、図4のデータ変換テーブル131から、接続オプション判定手段122、機器情報判定手段123等により判定された当該複合機1の処理能力情報(国コード、カラー機か白黒機か、ハードディスク有り無し等)に対応する変換後データ形式を変換候補データ形式として取得する。
ステップS3へ移って、データ変換制御部121は、入力データ数の確認を行う(S3)。ここでは、ステップS1で登録された入力データ数を確認する。なお、登録された入力データ数は、ステップS4〜S8に係る処理を繰り返す度に1少なくなる(ステップS8)。
ステップS3においてYESのとき(S3、YES)、ステップS4へ移る。ステップS3においてNOのとき(S3、NO)、ステップS9へ移る。
ステップS4へ移った場合、データ変換制御部121は、入力データが変換候補データ形式へ変換可能か否かについてデータ変換可否決定テーブル132を用いて判定する(S4)。ここでは、入力データ(入力された複数の画像文書データ)の内の一つの画像文書データに対して行う。
ステップS4において変換可能でないと判定した場合(S5、NO)、ステップS6へ移って、データ変換制御部121は、データ変換優先順位テーブル133において次の優先順位のデータ形式を変換候補データ形式と設定する(S6)。続いてステップS4へ戻る。
ステップS4において変換可能であると判定した場合(S5、YES)、ステップS7へ移って、データ変換制御部121は、ステップS5で変換可能であると判定されたデータ形式を変換候補データ形式として設定する(S7)。さらにステップS8へ移って、入力データ数を1少なくする(S8)。続いてステップS3の処理に戻る。
ステップS9へ移った場合、データ変換制御部121は、データ入力部110により入力された2つ以上のデータ形式の複数の画像文書データを、ステップS4〜S8に係る処理の繰り返しにより設定された変換候補データ形式へ変換可能か否かを判定する(S9)。
ステップS9において変換可能であると判定した場合(S9、YES)、ステップS10へ移って、データ変換制御部121は、全てのデータ形式のデータを変換候補データ形式に従ってデータ変換する(S10)。ステップS9において変換不可であると判定した場合(S9、NO)、ここではデータ変換を行わずに処理を終了する。
以上に示す動作により、本実施形態に係る複合機1では、予めデータ入力部110(図1の原稿読取部3に対応)により入力された2つ以上のデータ形式の複数の画像文書データを、1つのデータ形式の1の画像文書データに結合する処理を行う。なお、結合された画像文書データは、データ出力部(データ蓄積部)140により出力(或いは蓄積)される。
なお、ステップS4〜S8に係る処理を繰り返すことにより、入力された複数の画像文書データの全てを変換可能な一つの変換候補データ形式を設定することができる。
そのため、以下に掲げる利点を奏する。その利点とは、複合機1の機器情報及び接続オプションから最適な変換候補データ形式を選択することにより、ユーザ操作や、機器ごとの固定的な設定ファイル等の管理がなくなり、変換データを選択する複雑さを解消でき、操作性や利便性が向上できることである。また、図5に示される、変換前データ形式が、どのようなデータ形式に変換できるかの可/不可表と、図6に示される、変換後データ形式の優先順表のように表形式にすることで、変換後データを選択する複雑さを解消でき、利便性が向上できることである。さらに、2つ以上のデータ形式の画像文書データから1つのデータ形式の画像文書データを生成するに際して、データ形式を選択する処理の煩雑さを解消することができる。
(動作例2)
図9は、本実施形態に係るデータ変換処理の第2の例を示すフローチャートである。
ここでは、動作例1に加えて、予め、生成する一の画像文書データのデータ形式を指定する場合の処理を行う。
まず、変換データ候補指定部150は、指定データ形式の要求があるか否かを判定する(S11)。ここでは変換データ候補指定部150は、図2の操作部2におけるユーザ入力等による変換データ候補の指定(指定データ形式)の要求があったか否かを判定する。
ステップS11では、例えば図2の操作部2におけるファクス送信指示に基づいて一連の処理により生成した一の画像文書データをファクス送信する場合には、ファクス制御ユニット5が出力可能なデータ形式として予め設定されたデータ形式(G3ファクスの場合は、MHデータ形式又はMRデータ形式。G4ファクスの場合は、MMRデータ形式。)が、指定データ形式として要求されるものとすることもできる。
ステップS11において、要求がある場合(S11、YES)、ステップS12へ移る。要求がない場合(S11、NO)、ステップS24へ移って、前述した図8に示すデータ変換処理の第1の例で示されるデータ変換処理を行う(S24)。
ステップS12へ移った場合、データ変換制御部121は、入力データのデータ数を登録する(S12)。ここでは、入力された画像文書データの数を入力データ数として登録する。
ステップS13へ移って、データ変換制御部121は、入力データ数の確認を行う(S13)。ここでは、ステップS12で登録された入力データ数を確認する。なお、登録された入力データ数は、ステップS14〜S20に係る処理を繰り返す度に1少なくなる(ステップS20)。
ステップS14へ移った場合、データ変換制御部121は、ステップS11で指定された指定データ形式は終了したか否かを判定する(S14)。ここでは、指定データ形式が複数ある場合に、例えば最初に指定された指定データ形式等いずれか一つの指定データ形式の抽出を行う処理である。なお、ステップS11で指定データ形式の要求がある場合には、指定データ形式の数を登録している。登録された指定データ形式の数は、ステップS14〜S18に係る処理を繰り返す度に1少なくなる(ステップS18)。
ステップS14においてYESのとき(S14、YES)、ステップS15へ移る。ステップS14においてNOのとき(S14、NO)、ステップS23へ移って、指定データ形式へのデータ形式の変換は不可である旨のエラー表示を行い(S23)、処理を終了する。
ステップS15へ移った場合、データ変換制御部121は、指定データ形式を変換候補データ形式に設定する(S15)。ここでは、ステップS14で抽出された指定データ形式を変換候補データ形式として設定する。なお、ステップS14〜S18に係る繰り返し処理により既に設定された変換候補データ形式がある場合には、既に設定された変換候補データ形式と、ステップS14で抽出された指定データ形式の内、圧縮率が高いデータ形式を候補データ形式とすることもできる。
続いてステップS16へ移って、データ変換制御部121は、入力データが変換候補データ形式へ変換可能か否かについてデータ変換可否決定テーブル132を用いて判定する(S16)。ここでは、入力データ(入力された複数の画像文書データ)の内の一つの画像文書データに対して行う。
ステップS16において変換可能でないと判定した場合(S17、NO)、ステップS18へ移って、データ変換制御部121は、指定データ形式の数を1少なくする(S18)。続いてステップS14へ戻る。
ステップS16において変換可能であると判定した場合(S17、YES)、ステップS19へ移って、データ変換制御部121は、ステップS17で変換可能であると判定されたデータ形式を変換候補データ形式として設定する(S19)。さらにステップS8へ移って、入力データ数を1少なくする(S20)。続いてステップS13の処理に戻る。
ステップS21へ移った場合、データ変換制御部121は、データ入力部110により入力された2つ以上のデータ形式の複数の画像文書データを、ステップS14〜S20に係る処理の繰り返しにより設定された変換候補データ形式へ変換可能か否かを判定する(S21)。
ステップS21において変換可能であると判定した場合(S21、YES)、ステップS22へ移って、データ変換制御部121は、全てのデータ形式のデータを変換候補データ形式に従ってデータ変換する(S22)。ステップS21において変換不可であると判定した場合(S21、NO)、ここではデータ変換を行わずに指定データ形式へのデータ形式の変換は不可である旨のエラー表示を行い(S23)、処理を終了する。
以上に示す動作により、本実施形態に係る複合機1は、動作例1に加えて、予め、生成する一の画像文書データのデータ形式を指定する場合の処理を行う。
そのため、以下に掲げる利点を奏する。その利点とは、予め生成する一の画像文書データのデータ形式を指定することにより、テーブル保持部130により保持された各テーブルよりもユーザにとって優先度の高いデータ形式を選択することができ、利便性を向上することができることである。
以上、実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態にあげたその他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本実施形態における情報処理装置の一例である複合機の概要を示す図である。 本実施形態に係る複合機のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る複合機の機能構成の一例を示す図である。 データ変換テーブルの一例を示す表である。 データ変換可否決定テーブルの一例を示す表である。 データ変換優先順位テーブルの一例を示す表である。 データ変換優先順位テーブルの別の例を示す表である。 本実施形態に係るデータ変換処理の第1の例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るデータ変換処理の第2の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置(複合機)
2 操作部
3 読取部
4 コントローラ部
5 ファクス制御ユニット
47 HDD
110 データ入力部
120 データ制御部
121 データ変換制御部
122 データ変換部
123 接続オプション判定部
124 機器情報判定部
130 テーブル保持部
131 データ変換テーブル
132 データ変換可否決定テーブル
133 データ変換優先順位テーブル
140 データ出力部(データ蓄積部)
150 変換データ候補指定部

Claims (11)

  1. 所定の変換前データ形式の画像文書データを、所定の変換後データ形式に変換する変換手段を有する情報処理装置であって、
    当該情報処理装置の機器情報から定まる処理能力の情報である処理能力情報と、前記処理能力情報に適した変換後データ形式の情報と、を対応づけて格納する変換後データ格納手段と、
    前記画像文書データの変換前データ形式と、前記変換前データ形式から変換可能な前記変換後データ形式とを対応づけて格納する変換可能データ格納手段と、
    当該情報処理装置の処理能力情報を判定する処理能力情報判定手段とを有し、
    前記変換手段は、前記変換前データ形式の画像文書データ前記変換後データ格納手段において前記処理能力情報判定手段により判定された前記処理能力情報対応する前記変後データ形式であって、前記変換可能データ格納手段において前記画像文書データの前記変換前データ形式対応する前記変換後データ形式に変換することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記画像文書データが複数の画像文書データにより構成される場合、
    前記変換手段は、さらに、前記複数の画像文書データを一の画像文書データに結合することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 画像文書データの変換後データ形式の情報と、変換に係る優先順位と、を対応づける優先順位データを格納する優先順位データ格納手段をさらに有し、
    前記変換手段は、さらに、前記所定の変換前データ形式の画像文書データを前記変換後データ形式に変換することが不可能であると判定した場合、前記優先順位データにおいて前記変換後データ形式よりも優先順位の低い変換後データ形式に変換することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記優先順位データ格納手段は、画質を優先する場合と画像文書データの圧縮を優先する場合とで、異なる二種類の前記優先順位データを格納し、
    前記変換手段は、前記優先順位データを選択することを特徴とする、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置の処理能力情報は、当該情報処理装置が予め設定されたデータ形式の画像文書データを出力可能な出力制御手段を有するか否かの情報を含んでおり、
    前記変換後データ格納手段により格納される変換後データ形式の情報は、当該情報処理装置が前記出力制御手段を有する場合には前記予め設定されたデータ形式であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置の処理能力情報は、当該情報処理装置が備える記憶部に係る能力情報を含んでおり、
    前記変換後データ格納手段により格納される変換後データ形式の情報は、当該情報処理装置が所定以上の空容量を有する記憶部を備える場合と、当該情報処理装置が記憶部を備えない又は所定未満の空容量を有する記憶部を備える場合とで異なることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置の処理能力情報は、当該情報処理装置が備える印刷出力部に係る能力情報を含んでおり、
    前記変換後データ格納手段により格納される変換後データ形式の情報は、当該情報処理装置の印刷出力部がグレイ出力を行う場合と、当該情報処理装置の印刷出力部がカラー出力を行う場合とで異なることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置の処理能力情報は、当該情報処理装置が有する仕向け情報に係る情報を含んでおり、
    前記変換後データ格納手段により格納される変換後データ形式の情報は、当該情報処理装置が有する仕向け情報に応じて異なることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  9. 当該情報処理装置の機器情報から定まる処理能力の情報である処理能力情報と、所定の変換前データ形式の画像文書データを所定の変換後データ形式に変換する際の、前記処理能力情報に適した変換後データ形式の情報と、を対応づけて格納する変換後データ格納部を有する情報処理装置における情報処理方法であって、
    当該情報処理装置の処理能力情報を判定する処理能力情報判定工程と、
    所定の変換前データ形式の前記画像文書データを、前記変換後データ格納部において前記処理能力情報判定工程により判定された前記処理能力情報と対応づけられた前記変換後データ形式に変換する変換工程とを有し、
    前記変換工程は、前記画像文書データの変換前データ形式と、前記変換前データ形式から変換可能な前記変換後データ形式とを対応づけて格納する変換可能データ格納部において、前記変換前データ形式に対応づけられている前記変換後データ形式が、前記処理能力情報に適した変換後データ形式に相当する場合に、当該変換後データ形式に変換することを特徴とする、情報処理方法。
  10. 前記画像文書データが複数の画像文書データにより構成される場合、
    前記データ変換制御工程では、さらに、前記複数の画像文書データを一の画像文書データに結合することを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  11. コンピュータに、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置の各手段に係る処理を実行させるための情報処理プログラム。
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