JP2508361B2 - 産業車両のフレ―ムタンク - Google Patents

産業車両のフレ―ムタンク

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JP2508361B2 JP12332790A JP12332790A JP2508361B2 JP 2508361 B2 JP2508361 B2 JP 2508361B2 JP 12332790 A JP12332790 A JP 12332790A JP 12332790 A JP12332790 A JP 12332790A JP 2508361 B2 JP2508361 B2 JP 2508361B2
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修 三木
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,フォークリフトトラック等の産業車両にお
けるフレームタンクの構造に係り,更には該フレームタ
ンクの近傍に配設されるステップの構造及びバッテリ収
納室の構造に関する。
〔従来技術〕
一般にフォークリフトトラック等の産業車両において
は,第5図に示すごとく,車体9の側面に前フェンダ91
と後フェンダ92との間に位置して,フレームタンク93と
ステップ941,942とを配設している。また,車体9上に
は,運転席96を配設し,該運転席96の足元には,フロア
面95を形成している。
上記フレームタンク93は,第6図及び第7図に示すご
とく,3枚のタンク部材931,932,933を接合することによ
り箱状に形成してある。そして,該タンク部材931の頂
面9310と,タンク部材932の外側面9320とにより,フレ
ームタンク93を車体9のフレーム90に固定してある。該
フレームタンク93内には,油圧装置の作動油或いはエン
ジンの燃料油を貯溜する。
上記ステップは,第5図及び第6図に示すごとく,第
1ステップ941と第2ステップ942とからなり,該第1ス
テップ941及び第2ステップ942は上記フレームタンク93
のタンク部材931の外側面に固着する。該第1ステップ9
41は,第6図に示すごとく,第2ステップ942よりも大
きな奥行きを有し,第1ステップ941と,第2ステップ9
42とは階段状になっている。また,該第1ステップ941
の奥側には,第2ステップ942の下方に位置してバッテ
リ収納室97を配設し,該バッテリ収納室97内にはバッテ
リ970を収納する。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら,従来の産業車両においては,フレーム
タンクの外側面にステップを設けているため,該フレー
ムタンクの容量を大きくとることができない。また,上
記フレームタンク構造及びステップ位置に関連して,バ
ッテリの搭載位置が低いため,該バッテリの載せ降ろし
に際して,作業性が悪い。
この点について,第6図を用いて説明する。
同図に示すごとく,産業車両においては,フレームタ
ンク93及びステップ941,942を設けるための車体側面ス
ペースには,一定の制限Dがある。従来のフレームタン
クにおいては,同図に示すごとく,その外側面から車体
幅方向にステップ941,942を延設しているため,上記制
限スペースD間に形成したフレームタンク93の幅寸法は
必然的に小さくなる。このため,該フレームタンク93の
容量を大きくとることができない。また,このとき,第
1ステップ941の下方のスペースは無駄になっている。
また,同図に示すごとく,バッテリ970は第1ステッ
プ941上に載置している。該バッテリ970は,例えば10kg
の重量を有するものである。また,第1ステップ941
は,例えば地面から490mmの低い位置に設定されてい
る。従って,バッテリ970の搭載位置が低くなり,該バ
ッテリ970の載せ降ろしが大変な重労働となる。そのた
め,バッテリ970の載せ降ろしに関して,作業性が悪
く,また作業者の腰痛の原因ともなっていた。
本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,フレームタン
クの容量が大きくて,バッテリ搭載位置を高く設定する
ことができる,産業車両のフレームタンクを提供しよう
とするものである。
〔課題の解決手段〕
本発明は,車体側面に,前後のフェンダ間に位置し
て,フレームタンク,ステップ及びバッテリ収納室を配
設したフォークリフトトラック等の産業車両において,
前記フレームタンクと前記フェンダとの間には,第1ス
テップを配設し,フレームタンク上には,上記第1ステ
ップの斜め上側方に第2ステップを配設し,上記第2ス
テップの奥側には,フレームタンク上に前記バッテリ収
納室を配設したことを特徴とする産業車両のフレームタ
ンクにある。
本発明においてもっとも注目すべきことは,フレーム
タンクとフェンダとの間に配設した第1ステップの斜め
上側方に位置して,フレームタンク上に,第2ステップ
を配設すると共に該第2ステップの奥側にバッテリ収納
室を配設したことにある。
即ち,該フレームタンクに,タンク本来の貯溜機能
と,第2ステップとしての機能と,高位置におけるバッ
テリマウントとしての機能とを兼用させるようにしたこ
とにある。
また,上記のごとく,フレームタンク上に第2ステッ
プを配設し,また該第2ステップの斜め下側方に必要最
小限面積の第1ステップを配設することにより,第1ス
テップ及び第2ステップの部分にまでフレームタンクの
容量を拡張することができるように構成したことにあ
る。
本発明において,第1ステップは,前フェンダとフレ
ームタンクとの間に配設する場合(実施例参照),後フ
ェンダとフレームタンクとの間に配設する場合がある。
また,上記第1ステップ,第2ステップ,バッテリ収
納室及びフレームタンクは,車体の左側面のみに配設す
る場合(実施例参照),車体の右側面のみに配設する場
合,車体の左右両側面に配設する場合がある。
〔作 用〕
本発明においては,運転席への乗り降りは,フレーム
タンクを第2ステップとして利用することにより行う。
また,第1ステップは上記第2ステップの斜め下側方に
位置するため,第1ステップ,第2ステップ及び車体上
のフロア面を,人間の歩行動作に合わせて千鳥状に配置
することが可能となる。従って,千鳥状配置の場合は,
運転席への乗り降りは,第1ステップ,第2ステップ,
フロア面を片足ずつ交互に踏みながら行う。
そして,上記のごとく,第1ステップ,第2ステップ
を構成しているため,該第2ステップの真下及び第1ス
テップの真横にまでフレームタンクの容量を拡張した構
造とすることも可能である。
また,第2ステップを兼ねたフレームタンク上にバッ
テリ収納室を配設しているため,バッテリ搭載位置を従
来の第1ステップよりも高く設定した構造となる。その
ため,バッテリの交換,充電等の補修作業が容易とな
る。
〔効 果〕
それ故,本発明によれば,フレームタンク容量が大き
くて,バッテリ搭載位置を高くできる,産業車両のフレ
ームタンクを提供することができる。
〔実施例〕
本発明の実施例にかかる産業車両のフレームタンクに
つき,第1図〜第4図を用いて説明する。
本例においては,第1図及び第3図に示すごとく,車
両9の左側面にフレームタンク1と前フェンダ91との間
に位置して,第1ステップ21を配設する。また,該フレ
ームタンク1上には,第1ステップ21の斜め上側方に第
2ステップ22を配設する。そして,該第2ステップ22の
奥側には,フレームタンク1上にバッテリ収納室3を配
設する。
上記フレームタンク1は,第4図に示すごとく,略コ
字状に屈曲形成した2枚のタンク部材11,12からなる。
該タンク部材11は,フレームタンク1の底部と側板とを
構成する。また,タンク部材12は,フレームタンク1の
天板と側板とを構成する。そして,同図に示すごとく,
両タンク部材11,12を箱状に接合することにより,フレ
ームタンク1を形成する。
上記フレームタンク1は,第1図及び第2図に示すご
とく,車体9の側面において,後フェンダ92側に寄せて
配設する。そして,該フレームタンク1は,第3図に示
すごとく,車体9のフレーム90に固定する。
前記第1ステップ21は,第1図及び第2図に示すごと
く,上記フレームタンク1の前面と前フェンダ91との間
に配設する。また,該第1ステップ21は,板状に形成
し,その端部は車体9のフレーム90,前フェンダ91及び
フレームタンク1に接合する。
また,前記第2ステップ22は,第1ステップ21の斜め
上右側方に位置して,上記フレームタンク1に配設す
る。具体的には,第3図に示すごとく,フレームタンク
1の頂面には,第2ステップ22を形成するためのステッ
ププレート220を貼着する。そして,第1図及び第2図
に示すごとく,該ステッププレート220の端部は,車体
9のフレーム90及び前フェンダ91に接合する。
これにより,第1ステップ21,第2ステップ22及びフ
ロア面95は,千鳥状に配置される。
また,前記バッテリ収納室3は,第3図に示すごと
く,上記第2ステップ22の奥側に位置して,フレームタ
ンク1上に配設する。該バッテリ収納室3の前面開口部
には,第1図〜第3図に示すごとく,バッテリカバー30
を開閉可能に配設する。そして,該バッテリ収納室3内
には,従来よりも大型のバッテリ31を収納する。
その他は,前記従来例と同様である。
本例のフレームタンクは,上記のように構成されてい
るので,次の作用効果を呈する。
即ち,運転席96への乗り降りは,フレームタンク1を
第2ステップ22として利用することにより行う。具体的
には,運転席96に乗る場合は,まず左足により第1ステ
ップ21を踏む。次に,右足により第2ステップ22を踏
む。そして,第1ステップ21上の左足をフロア面95上に
移動させる。そして,第2ステップ22上の右足を移動さ
せて,運転席96に跨がる。
このように,第1ステップ21の右側方にフレームタン
ク1を配設し,該フレームタンク1を第2ステップ22と
して利用するため,第3図に示すごとく,該フレームタ
ンク1が第1ステップ21及び第2ステップ22にまで拡張
した構造となる。従って,前記従来例の第6図に示した
制限スペースDの枠一杯にフレームタンク1を拡張して
いる。
更に,第1ステップ21の下方にまでフレームタンク1
を拡張している。これにより,第1ステップ21下方の無
駄スペースの有効利用を図ると共に,車両9の低重心化
を達成している。具体的には,フレームタンク1の容量
は,従来の70から140へと大幅に増大した。
また,第2ステップ22を兼ねたフレームタンク1上に
バッテリ収納室3を配設しているため,第3図に示すご
とく,バッテリ31の搭載位置Hが従来よりも高くなって
いる。具体的には,この搭載位置Hは,従来の約500mm
から約750mmへと大幅に高くなった。そのため,バッテ
リ31の載せ降ろしに際して,作業性が大幅に向上した。
また,従来問題となっていた作業者の腰痛問題が解消し
た。
また,上記のごとくバッテリ収納室3を形成している
ため,バッテリ31の大型化に対応することも可能であ
る。
このように,本例によれば,フレームタンク1の容量
を大きく,またバッテリ31の搭載位置を高く設定するこ
とができる。
更に,本例によれば,タンク構成が簡素となる。ま
た,剛性の高いフレームタンク1上に第2ステップ22を
形成しているため,従来に比べて左右方向の荷重に対し
て断面係数で約5割,強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は実施例にかかる産業車両のフレームタ
ンクを示し,第1図は該産業車両の斜視図,第2図はそ
の左側面図,第3図は第2図のX−X線矢視断面図,第
4図はフレームタンクの分解斜視図,第5図〜第7図は
従来例を示し,第5図は産業車両の斜視図,第6図は第
5図のY−Y線矢視断面図,第7図はフレームタンクの
分解斜視図である。 1……フレームタンク, 21……第1ステップ, 22……第2ステップ, 3……バッテリ収納室, 31……バッテリ, 91……前フェンダ, 92……後フェンダ,

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側面に,前後のフェンダ間に位置し
    て,フレームタンク,ステップ及びバッテリ収納室を配
    設したフォークリフトトラック等の産業車両において, 前記フレームタンクと前記フェンダとの間には,第1ス
    テップを配設し,フレームタンク上には,上記第1ステ
    ップの斜め上側方に第2ステップを配設し,上記第2ス
    テップの奥側には,フレームタンク上に前記バッテリ収
    納室を配設したことを特徴とする産業車両のフレームタ
    ンク。
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