JP3128070B2 - 移動車輌 - Google Patents

移動車輌

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JP3128070B2
JP3128070B2 JP02049992A JP4999290A JP3128070B2 JP 3128070 B2 JP3128070 B2 JP 3128070B2 JP 02049992 A JP02049992 A JP 02049992A JP 4999290 A JP4999290 A JP 4999290A JP 3128070 B2 JP3128070 B2 JP 3128070B2
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seat
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moving vehicle
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洋一 金井
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、薬液散布作業を行う移動車輌の構成に関
する。
[発明が解決しようとする課題] 従来、散布を行なう移動車輌は、車体の前部、或いは
後部に薬液タンクを設けたり、また昇降自在に連結した
作業機の上部にこのタンクを設けて散布作業を行なうも
のであった。しかしながら、この従来の薬液タンクで
は、このタンク容量の増大化を図ると、車体の前後バラ
ンスが偏ってこの車輌を操向するときに車体が大きく振
られるので走行しにくいという課題が有った。
[課題を解決するための手段] この発明は、前記従来装置の課題を解消するために、
次のような技術的手段を講じた。即ち、前後車輪10,1を
有する車体に運転座席4を支持し、噴霧部37及び薬液タ
ンク42を前記車体上に着脱自在に構成する移動車輌であ
って、前記噴霧部37を前車輪10の前方に設け、前記運転
座席4の後方には昇降自在なアーム25を設けると共に、
このアーム25上には前方を開放した凹部33を有する薬液
タンク42の載置部7を設け、この載置部7に前記タンク
42の後部を載置したときに、同タンク42の凹部33が運転
座席4の側方及び後方を取り囲むよう前記噴霧部37、運
転座席4、薬液タンク42を配置した移動車輌とした。
[発明の効果] この発明は、前記以上のような構成により、次のよう
な技術的効果を奏する。即ち、移動車輌を防除作業に使
用するときには、昇降自在なアームに薬液タンクの後部
を載置する構成としたので、タンクの載置面積を広く取
って薬液タンクをなるべく低姿勢に配置することができ
る。また運転座席後部にタンクの載置部を常設する場合
と比較して、非防除作業時に車体後方、特に昇降アーム
及びこれに装着する作業機の位置等を確認し易い。
また、噴霧部を車体前部に、タンク部を車体後部へ配
置することで薬液を充填したときでも車輌の前後重量バ
ランスを良好に維持することができる。更に車輌の振れ
に対して、万一、タンクの固定具を固定し忘れていた
り、これが破損しても運転席或いはこれを支持する部材
に規制されるため、同タンクのずれを規制することがで
きる。
[実施例] 以下に、図面を参照して、この発明の実施例をくわし
く説明する。ただし、この実施例に記載されている構成
部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定
的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみ
に限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎな
い。
図例は、前後四車輪式の農用トラクター9にこの発明
を折り込んだものであって、農用トラクター9の後端部
に重量物載置台8を設けようとするものである。
図例の農用トラクター9は、左右の前車輪10,10と左
右の後車輪1,1間を主フレーム11で連結している。
12は前フレームであって、基端部を主フレーム11に取
付けると共に、先端部にヒッチ13部を設けている。
前車輪10,10間上方には、エンジン14が配設され、そ
の外周をボンネット15や側方カバー16はフロントグリル
17等で覆っている。
18は計器盤であって、ボンネット15の後方部に設けら
れ、運転用の計器を取付けており、中央部から上方に向
かってステアリングハンドル19を突設する。
左右の後車輪1,1上方にはフェンダー2,2が設けられ
る。
このフェンダー2は、略平面状の天井板2aの最上部に
設け、突起部を少なくしている。
フェンダー2の前端部は、フロア20の後端部に取付け
られており、左右のフェンダー2,2間上方に座席4を配
設する。
座席4は、フェンダー2と座席4の間に、座席4の下
部から後部に亘って下部空間5を有するように、座席4
前方に支持フレーム6を設けて座席4を支持している。
この座席4に運転者が座った状態で足を伸ばす部分
に、前述のフロア20が位置している。
フロア20は、左右のフェンダー2,2の天井板2a,2aより
少し低い状態で、機体幅方向に一定幅を有する。
次に、機枠部について第2図を主体に説明する。
エンジン14の後部には、伝動箱21が取付けられてお
り、伝動箱21の左右両側部から後方に向かって、夫れ夫
れ主フレーム11,11が延出している。
主フレーム11の後端近傍部には車輪駆動ケース22が取
付けられ、伝動箱21から主フレーム11内を経た駆動力
(図示せず)が、後輪1を駆動する。
左右の主フレーム11,11間には、後方に向かって駆動
軸23が伝動箱21から突出している。
また、左右の主フレーム11,11の後方には、両者間に
亘って支持軸24が取付けられ、この支持軸24に、昇降す
る二点リンク25の基端部が取付けられる。
二点リンク25は、基端部から上方に一体的に突出する
アーム26の、機枠27間に取付けた油圧シリンダー28等の
アクチュエータの伸縮により、他端側である後端部分を
昇降操作する。
二点リンク25の他端部には、リヤーヒッチ29が一体的
に設けられ、このリヤーヒッチ29部に、通常は、各種の
作業装置が着脱変更自在に取付けられるが、図例におい
ては、液体ポンプ3aが取付けられている。
液体ポンプ3aと前記駆動軸23の端部間は、自在継手3b
を介して連動連結されており、これらの液体ポンプ3aや
自在継手3bを駆動ユニット3と呼称する。
二点リンク25の中間部と機枠27部には、夫れ夫れ係止
孔30,31が開口され、両係止孔30,31は、二点リンク25を
最上げ位置近傍にした時一致し、係止ピン(図示せず)
を挿入して下降を規制する。
駆動ユニット3である液体ポンプ3aの上部は、略々平
面状の覆い板7で覆われ、二点リンク25を最上げ位置近
傍にした後、係止ピンで二点リンク25の下降を規制する
と、フェンダー2の天井板2a部と、この発明の載置部と
なる覆い板7部で、重量物積載台8となっている。
第3図は、農用トラクター9に、防除作業用時の重量
物である薬液タンク32を、重量物積載台8上に取付けた
状態図である。
薬液タンク32の前部は、座席4下方の下部空間5に挿
入するため、上下凹部33と前後凹部34を設け、この両凹
部33,34を座席4を支持する支持フレーム6の縦柱に接
当することにより、薬液タンク32の横ずれまたは、上下
ずれを規制する。
35はタンク固着具であって、リヤーヒッチ29側から上
方に揺動自在に突出し、薬液タンク32を前方に押圧し農
用トラクター9に取付けるものである。
36は締め付けネジであり、タンク固着具35の前後揺動
量を調節する。
37は噴霧部にあって、前フレーム12先端部のヒッチ13
部に着脱自在に取付けられ、横方向に広げて薬液を噴霧
し、路上走行等の非作業時にはボンネット15上方に折り
畳む。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものであって、第1図
は要部全体外観の側面図、第2図は機枠部の全体側面
図、第3図は重量物取付け後の一部断面した全体側面
図、第4図は一部断面した要部底面図である。 図中、符号1は後車輪、2はフェンダー、2aは天井板、
3は駆動ユニット、4は座席、5は下部空間、6は支持
フレーム、7は覆い板、8は重量物載置台である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後車輪10,1を有する車体に運転座席4を
    支持し、噴霧部37及び薬液タンク42を前記車体上に着脱
    自在に構成する移動車輌であって、前記噴霧部37を前車
    輪10の前方に設け、前記運転座席4の後方には昇降自在
    なアーム25を設けると共に、このアーム25上には前方を
    開放した凹部33を有する薬液タンク42の載置部7を設
    け、この載置部7に前記タンク42の後部を載置したとき
    に、同タンク42の凹部33が運転座席4の側方及び後方を
    取り囲むよう前記噴霧部37、運転座席4、薬液タンク42
    を配置した移動車輌。
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