JPH0117507Y2 - - Google Patents

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JPH0117507Y2
JPH0117507Y2 JP6532983U JP6532983U JPH0117507Y2 JP H0117507 Y2 JPH0117507 Y2 JP H0117507Y2 JP 6532983 U JP6532983 U JP 6532983U JP 6532983 U JP6532983 U JP 6532983U JP H0117507 Y2 JPH0117507 Y2 JP H0117507Y2
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JP
Japan
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plate
agricultural tractor
transmission case
case
attached
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JP6532983U
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JPS59170082U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ミツシヨンケースの左右両側部に、
後車輪を軸支する車軸ケースが固定連結され、こ
の車軸ケースの上部に、前記後車輪に対するフエ
ンダが取付けられているとともに、前記両フエン
ダ間で、前記ミツシヨンケースの上部には、運転
席取付け部とこれの前端から下方に延出される板
部とを備えたフロア構成用板状体が設けられてい
る農用トラクタに関する。
従来の農用トラクタでは、これに連結されるロ
ータリ耕耘装置等の作業装置の作業姿勢を自動制
御する上で必要な傾斜センサーを前記フロア構成
用板状体の後端上部に取付けていたのであるが、
これによる場合は、傾斜センサーに雨水や泥等が
降り懸からないようにするための特別なカバーが
必要で、製造コストの高騰を招来し易い。しか
も、前記センサーがフロア構成用板状体上に突出
位置するため、走行時に作用する慣性力の悪影響
を受けるばかりでなく、石等の他物との接触又は
衝突によるセンサーの変形、破損を招来する可能
性が高い欠点があつた。
本考案は、農用トラクタの本来構成を利用した
合理的な改造をもつて前述の従来欠点を改善する
点に目的を有する。
かかる目的を達成するためになされた本考案に
よる農用トラクタの特徴構成は、左右一側部に位
置する車軸ケースの上面とフエンダとこれらに対
応するフロア構成用板状体部分及びミツシヨンケ
ース側面とで囲まれる空間内に傾斜センサーが配
設されている点にある。
上記特徴構成による作用、効果は次の通りであ
る。
〈作用〉 農用トラクタの本来構成、つまり、一方の車軸
ケースとフエンダーとこれらに対応するフロア構
成用板状体部分及びミツシヨンケースを、傾斜セ
ンサーに雨水や泥等が降り懸からないようにする
ためのカバー及び石等の他物との接触又は衝突を
回避するためのプロテクターに有効利用すること
ができるばかりでなく、走行時に作用する慣性力
の悪影響も極力小さくすることができる。
〈効果〉 従つて、傾斜センサーを上述の如く本来構成部
材から構成される空間内に配置するだけの合理的
な改造をもつて、傾斜センサーの検出精度を高め
かつ、保護効果を大にし乍らセンサー取付け構造
の簡素化及びコストダウンを図り得るに至つた。
以下、本考案構成の実施例を図面に基づいて説
明する。
農用トラクタを構成するに、第1図乃至第3図
で示す如く、ミツシヨンケース1の後部に、トツ
プリング2aと左右一対のロアーリンク2b,2
bからなる3点リンク機構2を介してロータリ耕
耘装置(作業装置の一例である。)3が連結され、
前記ロアーリンク2b,2bとミツシヨンケース
1の上部に装備された一対のリフトアーム4,4
とがリフトロツド5,6にて夫々連結され、この
リフトアーム4,4を1つの単動型油圧シリンダ
7で一体的に上下揺動することによつて、ロータ
リ耕耘装置3を油圧で上昇させ、自重で下降させ
ることができるようになつている。
又、一方の前記リフトロツド5は復動型の油圧
シリンダ〔以下リフトロツドシリンダと呼称す
る〕で構成されていて、このリフトロツドシリン
ダ5を伸縮することによつて左右ロアーリンク2
b,2bの高さを変え、もつてロータリ耕耘装置
3の左右傾斜姿勢を変更調節できるようになつて
いる。
また、前記ミツシヨンケース1の左右両側部
に、後車輪8,8を軸支する車軸ケース9,9が
固定連結されているとともに、前記ミツシヨンケ
ース1の上部で、左右の後車輪8,8に対するフ
エンダ10,10に亘つて、運転席取付け部11
aとこれの前端から下方に延出される板部11b
とを備えたフロア構成用板状体11が固定連結さ
れ、更に、前記フロア構成用板状体11の後部と
フエンダ10,10とに亘つて、フエンダ10,
10とミツシヨンケース1との間に位置する後カ
バー12,12が着脱自在に取付けられている。
前記フロア構成用板状体11は、前記車軸ケー
ス9,9の、前記ミツシヨンケース1への取付は
フランジ部及び前記ミツシヨンケース1の上部に
亘つて夫々固定連結されたステー13,13の上
端部に上下一対の防振ゴム14…を介して締付け
固定されている。
前記車軸ケース9,9、フエンダ10,10、
後カバー12,12のうち、左右一側部に位置す
るもの9,10,12とこれらに対するフロア構
成用板状体11部分及びミツシヨンケース1側面
とで構成される空間内で、前記ステー13に固着
されたブブラケツト15に、トラクタの左右傾斜
をアナログ的に検出する傾斜センサー16が上下
一対の防振ゴムを介して取付けられているととも
もに、前記ステー13とブラケツト15とに亘つ
て補強用リブ17が固着されている。
また、第4図でも示すように、前記傾斜センサ
ー16からの検出信号θは演算回路18に入力さ
れ、ここでロータリ耕耘装置3を水平姿勢にする
のに必要なリフトロツドシリンダ5の伸縮量が目
標制御信号L0として演算される。そして、この
目標制御信号L0と前記リフトロツドシリンダ5
の伸縮量を検出する直線式ポテンシヨメータ利用
のストロークセンサ19からの検出信号lとが比
較判別回路20に入力されて制御の要否及びこの
制御方向が判別され、その判別結果に基づいてロ
ーリング制御弁21の駆動回路22を作動させ
て、リフトロツドシリンダ5を目標伸縮量に近づ
けるよう構成されている。
前記ストロークセンサー19は、リフトロツド
シリンダ5に対して一対の防振ゴム23,23を
介在させた状態で取付けられている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用トラクタの実施例を示
し、第1図は斜視図、第2図は縦断側面図、第3
図は縦断背面図、第4図は水平制御系統図であ
る。 1……ミツシヨンケース、8……後車輪、9…
…車軸ケース、10……フエンダ、11……フロ
ア構成用板状体、11a……運転席取付け部、1
1b……板部、13……ステー、16……傾斜セ
ンサー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ミツシヨンケース1の左右両側部に、後車輪
    8,8を軸支する車軸ケース9,9が固定連結
    され、この車軸ケース9,9の上部に、前記後
    車輪8,8に対するフエンダ10,10が取付
    けられているとともに、前記両フエンダ10,
    10間で、前記ミツシヨンケース1の上部に
    は、運転席取付け部11aとこれの前端から下
    方に延出される板部11bとを備えたフロア構
    成用板状体11が設けられている農用トラクタ
    であつて、左右一側部に位置する車軸ケース9
    の上面とフエンダ10とこれらに対応するフロ
    ア構成用板状体11部分とで囲まれる空間内に
    傾斜センサー16が配設されている農用トラク
    タ。 2 前記傾斜センサー16が前記車軸ケース9に
    固定連結されたフロア構成用板状体11の取付
    けステー13に付設されている実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の農用トラクタ。
JP6532983U 1983-04-30 1983-04-30 農用トラクタ Granted JPS59170082U (ja)

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JP6532983U JPS59170082U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 農用トラクタ

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JP6532983U JPS59170082U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 農用トラクタ

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Publication Number Publication Date
JPS59170082U JPS59170082U (ja) 1984-11-14
JPH0117507Y2 true JPH0117507Y2 (ja) 1989-05-22

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JPH0610735Y2 (ja) * 1987-01-06 1994-03-23 ヤンマーディーゼル株式会社 耕深自動制御装置
JP6899761B2 (ja) * 2017-12-18 2021-07-07 株式会社クボタ トラクタ

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JPS59170082U (ja) 1984-11-14

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