JPH0133426Y2 - - Google Patents

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JPH0133426Y2
JPH0133426Y2 JP1983070854U JP7085483U JPH0133426Y2 JP H0133426 Y2 JPH0133426 Y2 JP H0133426Y2 JP 1983070854 U JP1983070854 U JP 1983070854U JP 7085483 U JP7085483 U JP 7085483U JP H0133426 Y2 JPH0133426 Y2 JP H0133426Y2
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JP
Japan
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sensor
transmission case
cover body
plate
tractor
Prior art date
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Application number
JP1983070854U
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English (en)
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JPS59174971U (ja
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  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 走行用の伝動ケース上方の左右両側に一対の後
輪フエンダを配置して、この左右の後輪フエンダ
に亘つて板状カバー体を架設接続し、この板状カ
バー体の上面側に運転席を配置すると共に、前記
伝動ケースに連結された支持枠に前記板状カバー
体を取り付けてあるトラクタの傾斜センサー取付
構造に関する。
傾斜検出センサーを取付けるに、従来、板状カ
バー体の上部に載置する状態で取付けるようにし
ているが、この場合、雨水のふり掛りを回避すべ
く、センサーを覆う特別なカバーを設けなければ
ならない煩しさがあつた。
このため、本考案者は、センサーを、伝動ケー
スの上側壁に載せ付け固定する状態で、カバー体
の下方に入り込ませる手段を考えたが、この場
合、カバー体を有効利用して雨水ふり掛りを回避
できるものの、伝動ケースの熱のためにセンサー
に悪影響が与えられる不都合があり、実用できな
いものであつた。さらに詳述すると、前記伝動ケ
ース内には、ギヤ伝動装置に対する潤滑油が注入
されており、その潤滑油の温度が上昇するに伴い
伝動ケースの温度が上昇することは否めないもの
であり、又、センサーを構成するに、例えば、揺
動自在に吊下げ支持したウエイトに付設の磁石の
移動によつてホール素子の超電圧を変化させるよ
うにしたり、回転型ポテンシヨメータの回転操作
軸をウエイトを用いて回転操作させるようにする
等、温度変化により出力が変化する電気材を用い
て構成するものであるため、センサーを大きな温
度変化を与えられる状態で設置しないようにする
必要がある。
本考案は、上記実状に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、本来構成を有効利用した簡単
な改造によつて、雨水のふり掛りを回避させ、且
つ、温度により悪影響を受けない状態で、しか
も、組付作業の容易化を図る状態でセンサーを取
付けることができるようにする点にある。
本考案によるトラクタの傾斜センサー取付構造
の特徴構成は、伝動ケースから延出され板状カバ
ー体に連結される支持枠よりセンサー支持台を延
出し、水平面に対する傾斜角を検出するセンサー
を、このセンサーが前記後輪フエンダ、板状カバ
ー体及び伝動ケースの夫々に囲まれた空間内で、
且つ、前記伝動ケースから間隔を隔てた位置で支
持されるように、前記センサー支持台に取り付け
てあることにある。
次に、本案特徴構成による作用効果を述べる。
すなわち、フエンダ、板状カバー体、及び伝動
ケースにて囲まれた空間は、後輪からの泥水飛散
がフエンダによつて阻止され、且つ、板状カバー
体によつて雨水の侵入が少なくなる点に着目し
て、その空間内に、センサーを入れ込み配置さ
せ、しかも、伝動ケースの熱による悪影響を回避
すべく、センサーを伝動ケースに対して間隔をも
つて位置させるに、センサー支持台をカバー体支
持枠に連設させて、カバー体支持枠の組付けに伴
い、センサー支持台を組付けることができるよう
にしてある。
従つて、本来構成を有効した簡単な改造で、雨
水のふり掛りの少ない状態で、且つ、熱による悪
影響が少ない状態で、そのうえ、組付作業性の良
い状態でセンサーを設けることができるのであ
り、実用上の利点大なトラクタの傾斜センサー取
付構造を得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、左右後輪フエンダ1,1
間に運転席2を設けたトラクタの後部に、左右一
対のリフトアーム3,3を単動型流体圧シリンダ
4によつて揺動操作自在に設けると共に、左右ロ
アリンク5,5及びトツプリンク6からなる3点
リンク装置を介してロータリ耕耘装置7を、トラ
クタ後部に昇降自在に連結し、そして、一対のリ
フトアーム3,3の夫々を、左右ロアリンク5,
5に対して、リフトロツド8及びローリング操作
用の複動型流体圧シリンダ9を介して各別に連結
し、もつて、耕耘装置7をトラクタに対して駆動
昇降自在で、且つ、駆動ローリング操作自在な乗
用型耕耘機を構成してある。
第1図乃至第3図に示すように、前記トラクタ
の後部に、トラクタの水平面に対する左右傾斜角
を電圧信号の変動として検出するセンサー10を
取付けると共に、前記複動型流体圧シリンダ9の
伸縮位置を耕耘装置7の対トラクタローリング姿
勢として検出し、且つ、その検出結果を電圧信号
の変動として検出するセンサー11を、複動型流
体圧シリンダ9に付設してある。そして、傾斜セ
ンサー10の検出信号に基づいて、耕耘装置7の
水平面に対する左右傾斜角を設定範囲内に維持さ
せるに適する複動型流体圧シリンダ9の目標伸縮
位置を演算し、且つ、伸縮位置検出センサー11
によつて複動型流体圧シリンダ9の伸縮位置を確
認しながら、シリンダ9を自動的に作動させる、
いわゆるローリング制御を行なわせるようにして
ある。
第2図乃至第4図に示す如く、前記運転席2の
下方に位置させて板状カバー体12を設けて、そ
れの下方に位置する伝動ケース13の熱が作業者
に不快感を与えることを抑制してある。但し、板
状カバー体12に、運転席2の背部を覆うカバー
部分12a、及び、足載せステツプ16と板状カ
バー体12との間を閉じるカバー部分12bを備
えさせてある。
そして、板状カバー体12を支持するに、その
両横端縁部を、前端縁部が足載せステツプ16に
ボルト接続される後輪フエンダ1にボルト接続す
ると共に、伝動ケース13の横側壁にボルト接続
される枠部分14A及び伝動ケース13の上側壁
にボルト接続される枠部分14Bからなる支持枠
14を左右一対設けて、それら支持枠14,14
の夫々に、クツシヨンゴム15を介してボルト接
続してある。
前記傾斜センサー10を取付けるに、左方側の
フエンダ1、板状カバー体12、伝動ケース13
の夫々にて囲まれた空間内に入れ込ませて、泥水
や雨水のふり掛りを少なくすると共に、前記左方
側カバー体支持枠14に溶接したセンサー支持台
17に、伝動ケース13に対して間隔をもつて位
置させる状態で、クツシヨンゴム18を介してボ
ルト接続して、伝動ケース13からの熱がセンサ
ー10に伝わり難いように、且つ、組付の容易化
を図るようにしてある。
但し、図中19は、伝動ケース13の横側壁か
ら突設される後車軸ケース、及び、20は、板状
カバー体12の後部にボルト接続される板状の補
助カバー体である。
本考案は、トラクタの水平面に対する前後傾斜
角を検出するセンサーの取付にも適用できる。
又、本考案を実施するに、センサー支持台17
を、カバー体支持枠14と一体形成する等、セン
サー支持台17をカバー体支持枠14に連設させ
る具体構成は各種変更できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るトラクタの傾斜センサー取
付構造の実施例を示し、第1図はトラクタ後部の
斜視図、第2図は同部の一部切欠側面図、第3図
は同部の一部切欠背面図、第4図は傾斜センサー
の取付部を示す切欠背面図である。 1……後輪フエンダ、2……運転席、10……
センサー、12……板状カバー体、13……伝動
ケース、14……支持枠、17……センサー支持
台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行用の伝動ケース13上方の左右両側に一対
    の後輪フエンダ1,1を配置して、この左右の後
    輪フエンダ1,1に亘つて板状カバー体12を架
    設接続し、この板状カバー体12の上面側に運転
    席2を配置すると共に、前記伝動ケース13に連
    結された支持枠14に前記板状カバー体12を取
    り付けてあるトラクタの傾斜センサー取付構造で
    あつて、前記支持枠14よりセンサー支持台17
    を延出し、水平面に対する傾斜角を検出するセン
    サー10を、このセンサー10が前記後輪フエン
    ダ1,1、板状カバー体12及び伝動ケース13
    の夫々に囲まれた空間内で、且つ、前記伝動ケー
    ス13から間隔を隔てた位置で支持されるよう
    に、前記センサー支持台17に取り付けてあるト
    ラクタの傾斜検出センサー取付構造。
JP1983070854U 1983-05-11 1983-05-11 トラクタの傾斜センサ−取付構造 Granted JPS59174971U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983070854U JPS59174971U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 トラクタの傾斜センサ−取付構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983070854U JPS59174971U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 トラクタの傾斜センサ−取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59174971U JPS59174971U (ja) 1984-11-22
JPH0133426Y2 true JPH0133426Y2 (ja) 1989-10-11

Family

ID=30201004

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983070854U Granted JPS59174971U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 トラクタの傾斜センサ−取付構造

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JP (1) JPS59174971U (ja)

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JPS59174971U (ja) 1984-11-22

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