JPH0114083Y2 - - Google Patents

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JPH0114083Y2
JPH0114083Y2 JP19845482U JP19845482U JPH0114083Y2 JP H0114083 Y2 JPH0114083 Y2 JP H0114083Y2 JP 19845482 U JP19845482 U JP 19845482U JP 19845482 U JP19845482 U JP 19845482U JP H0114083 Y2 JPH0114083 Y2 JP H0114083Y2
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JP
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tractor
fender
control circuit
circuit section
respect
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JP19845482U
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、左右後車輪の間に運転席を設けたト
ラクタの後部に、対地作業装置を駆動装置によつ
てローリング操作自在に連結し、その対地作業装
置の対トラクタローリング姿勢を検出するセンサ
ーを設けると共に、前記トラクタの水平面に対す
る左右傾斜角を検出するセンサーを、前記トラク
タの後部に取付け、前記対地作業装置の水平面に
対する左右傾斜角を設定範囲内に維持させるよう
に、前記両センサー夫々からの検出情報に基づい
て自動的に前記駆動装置を操作するローリング制
御機構を設けたトラクタに関する。
かかるトラクタにおいて、制御機構を構成する
電気制御回路部を設けるに、従来では、その回路
部に雨水がふり掛ることを回避すべく、トラクタ
の前部に配設する原動部を覆うカバー体の内部に
配置させるようにしているが、この場合、トラク
タの後方側に位置する両センサーと制御回路部と
を電線にて接続させるに、その電線の配線距離が
長くなる経済面の不利があるばかりでなく、例え
ば、搭乗ステツプの下方を迂回させて電線を配線
する作業が煩しく面倒となる等、組付面での不利
もあつた。
本考案は、上記実情に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、既設の部材を有効利用した簡
単な改造で、電気制御回路部を、トラクタ後部に
雨水のふり掛らない状態で、しかも、配線の容易
に行なえる状態で設けるようにする点にある。
本考案の特徴構成は、冒記トラクタにおいて、
前記制御機構を構成する電気制御回路部を、前記
左右後車輪の一方に対するフエンダーの上部とそ
れの内面に付設されるカバー体とで囲まれた閉空
間内に配設し、前記両センサー夫々から延出され
る電線を前記制御回路部に接続するためのカプラ
ーを、前記フエンダーの外部に位置させると共
に、前記カプラーを前記制御回路部に接続するた
めの電線を、前記フエンダーにおける運転席側縦
壁部分を貫通させる状態で設けた点にある。
次に、本案特徴構成による作用、効果を述べ
る。
すなわち、トラクタに本来的に備えられる後輪
フエンダーの一部を有効利用しながら、フエンダ
ーとそれに付設されるカバー体とで囲まれる閉空
間内に、電気制御回路部を位置させるようにして
あるから、フエンダーの一部をカバー構造の一部
に有効利用した簡単な構造で、電気制御回路部
を、雨水のふりかからない状態でトラクタ後部に
設けることができ、それに伴い、制御回路部と両
センサーとを接続する電線長さを短くすることが
できるようになつた。
しかも、本案によれば、両センサー夫々から延
出される電線を制御回路部に接続するためのカプ
ラーを、フエンダーの外部に位置させるようにし
て、配線作業の容易化を図るようにし、加えて、
カプラーを制御回路部に接続するための電線を、
フエンダーにおける運転席側縦壁部分を貫通させ
ることによつて、特別なシール構造を設けること
なしに、あるいは、たとえシール構造を設けるに
しても簡単なシール構造を設けるだけで、電線貫
通箇所から制御回路部の装着箇所内に雨水等が侵
入することを抑制できるものである。
もつて、冒記不都合を構成の簡略化、及び、組
付作業の容易化を図る状態で解消できるのであ
り、全体として、一層良好に使用することが可能
なトラクタを得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、左右後輪1,1間に運転
席2を設けたトラクタの後部に、左右一対の昇降
アーム3,3を単動型流体圧シリンダ4によつて
揺動操作自在に設けると共に、左右ロアリンク
5,5及びトツプリンク6からなる3点リンク装
置を介してロータリ耕耘装置7を、トラクタ後部
に昇降自在に連結し、そして、一対の昇降アーム
3,3の夫々を、左右ロアリンク5,5に対し
て、リフトロツド8及び複動型流体圧シリンダ9
を介して各別に連結し、もつて、耕耘装置7をト
ラクタに対して駆動昇降自在で、且つ、駆動ロー
リング操作自在な乗用型耕耘機を構成してあり、
以下、ローリング制御機構について説明する。
第1図乃至第3図に示すように、前記トラクタ
の後部に、トラクタの水平面に対する左右傾斜角
を電圧信号(θ)の変動として検出するセンサー
10を取付けると共に、前記複動型流体圧シリン
ダ9の伸縮位置を耕耘装置7の対トラクタローリ
ング姿勢として検出し、且つ、その検出結果を電
圧信号(l)の変動として出力するセンサー11を、
前記複動型流体圧シリンダ9に付設してある。そ
して、前記傾斜角センサー10からの信号(θ)
に基づいて、耕耘装置7の水平面に対する左右傾
斜角を設定範囲内維持させるに適する複動型シリ
ンダ9の目標伸縮位置を演算し、且つ、それに応
じて電圧信号(Lo)を出力する演算回路12、
それからの信号(Lo)とローリングセンサー1
1の信号(l)との差が不感帯巾(Δl)内にあるか
否かを判別し、且つ、複動型シリンダ9の作動方
向を判別する判別回路13、その回路13からの
情報に基づいてパルス信号を発生する回路14、
及び、複動型シリンダ9の制御弁15に対する短
縮用及び伸長用操作回路16,17を択一的に作
動させるためのアンド回路18,19を設け、も
つて、耕耘装置7の水平面に対する左右傾斜角を
設定範囲内に維持させるように、自動的に複動型
シリンダ9を伸縮作動させるように構成してあ
る。但し、前記耕耘装置7の水平面に対する左右
傾斜角の設定範囲を、零に近い範囲に決めて、耕
耘装置7の左右傾斜姿勢を水平に近い姿勢に維持
させるようにしてある。
前記耕耘装置7のトラクタに対する左右傾斜姿
勢を平行にするための基準電圧信号(La)を発
生する回路20を設けると共に、その回路20と
前記演算回路12とを前記判別回路13に択一的
に接続する切換スイツチ21を、前記昇降アーム
3がストロークエンド近くに在る時にのみ基準電
圧発生回路20を接続させる状態に切換えられる
ように、前記昇降アーム3に押圧操作される状態
で設け、もつて、非作業時において、耕耘装置7
をストロークエンド近くまで上昇すると、耕耘装
置7をトラクタに対する平行姿勢に自動的に操作
するように構成してある。
前記耕耘装置7のトラクタに対する左右傾斜姿
勢を所望の姿勢に変更するための電圧信号(Lb)
を出力する設定器22を設けると共に、その設定
器22を判別回路13に接続する状態と前記演算
回路12あるいは基準電圧発生回路20を判別回
路13に接続する状態とに切換えるための手動ス
イツチ23を設け、もつて、耕耘装置7のトラク
タに対するローリング姿勢を所望の姿勢に変更操
作できるようにしてある。
第3図乃至第5図に示すように、上記制御機構
における電気制御回路部24を、左右後輪フエン
ダー25,25の右方のものの上部とそれの内面
にボルト接続されるカバー体26とで囲まれた閉
空間内に、カバー体26にボルト接続する状態で
設けると共に、前記両センサー10,11及び耕
耘装置上昇エンド検出スイツチ21夫々から延出
される電線27,27,27を制御回路部24に
接続するためのカプラー28,28,28を、前
記右方フエンダー25の外部に位置させ、さら
に、カプラー28を制御回路部24に接続させる
ための電線29を、前記右方フエンダー25にお
ける運転席側縦壁部分25aを貫通させる状態で
設けると共に、縦壁部分25aにおける電線挿通
用孔の縁部に、シールを兼ねた環状ゴム30を嵌
着させてある。
又、前記設定器22及び手動スイツチ23を備
えた人為操作部31を、制御回路部24に近接さ
せて位置させるよう、右方フエンダー25の外面
にボルト接続してある。
第1図及び第6図に示すように、前記耕耘装置
7に、それの水平面に対する左右傾斜角を検出す
るセンサー32を設けると共に、そのセンサーの
検出結果、及び、前記トラクタの左右傾斜角の検
出結果夫々を発光ダイオードを用いて数字によつ
て表示する装置33A,33Bを運転席前方の操
作パネル34に設け、もつて、ローリング制御の
作動状況を正確に認識できるように構成してあ
る。但し、数字を用いて表示するに左方へ傾斜す
る場には、(+)を、且つ、右方に傾斜する場合
には、(−)を、表示する数字とともに点灯させ
ることになる。
本考案は、耕耘装置7に代えて、プラウやプラ
ンター等の各種対地作業装置を連結する場合に適
用でき、又、ローリング用駆動装置としては、シ
リンダ9の他、減速機構付き電動モータ等の各種
のものが使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るトラクタの実施例を例示
し、第1図はトラクタ後部の斜視図、第2図はロ
ーリング制御機構の具体構成を示す回路図、第3
図はトラクタ後部の概略平面図、第4図は電気制
御回路部の装着部を示す一部切欠側面図、第5図
は第4図における−線矢視図、第6図は傾斜
角表示装置の装着部を示す平面図である。 1……後輪、2……運転席、7……対地作業装
置、9……ローリング用駆動装置、10……左右
傾斜角検出センサー、11……ローリング姿勢検
出センサー、24……電気制御回路部、25……
フエンダー、26……カバー体、27……電線、
28……カプラー、29……電線、31……人為
操作部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右後車輪1,1の間に運転席2を設けたト
    ラクタの後部に、対地作業装置7を駆動装置9
    によつてローリング操作自在に連結し、その対
    地作業装置7の対トラクタローリング姿勢を検
    出するセンサー11を設けると共に、前記トラ
    クタの水平面に対する左右傾斜角を検出するセ
    ンサー10を、前記トラクタの後部に取付け、
    前記対地作業装置7の水平面に対する左右傾斜
    角を設定範囲内に維持させるように、前記両セ
    ンサー10,11夫々からの検出情報に基づい
    て自動的に前記駆動装置9を操作するローリン
    グ制御機構を設けたトラクタであつて、前記制
    御機構を構成する電気制御回路部24を、前記
    左右後輪1,1の一方に対するフエンダー25
    の上部とそれの内面に付設されるカバー体26
    とで囲まれた閉空間内に配設し、前記両センサ
    ー10,11夫々から延出される電線27,2
    7を前記制御回路部24に接続するためのカプ
    ラー28,28を、前記フエンダー25の外部
    に位置させると共に、前記カプラー28,28
    を前記制御回路部24に接続するための電線2
    9,29を、前記フエンダー25における運転
    席側縦壁部分25aを貫通させる状態で設けて
    あるトラクタ。 前記制御回路部24に対する人為操作部31
    を、前記フエンダー25の外面に付設してある
    実用新案登録請求の範囲第項に記載のトラク
    タ。
JP19845482U 1982-12-24 1982-12-24 トラクタ Granted JPS5998705U (ja)

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JP19845482U JPS5998705U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 トラクタ

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JPS5998705U JPS5998705U (ja) 1984-07-04
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JPH0448652Y2 (ja) * 1990-02-20 1992-11-17

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