JP5086212B2 - 建設機械 - Google Patents

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本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に関し、特に、運転席を上方から覆うキャノピを備えた建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより大略構成され、この作業装置を用いて土砂等の掘削作業等を行うものである。
ここで、油圧ショベルの上部旋回体は、通常、支持構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレームの後部側に設けられたカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に配置されオペレータが着席する運転席とを備えて構成されている。そして、キャブ仕様の油圧ショベルの場合には、運転席がキャブ内に配置され、キャノピ仕様の油圧ショベルの場合には、運転席の上方がキャノピによって覆われる構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−303618号公報
この従来技術によるキャノピ仕様の油圧ショベルは、下端側が旋回フレーム側に支持され上,下方向に延びる複数本の支柱と、該各支柱の上端側に設けられたルーフ部とにより大略構成され、このルーフ部によって運転席の上方を覆う構成となっている。
しかし、従来技術によるキャノピ仕様の油圧ショベルは、例えば傾斜地での掘削作業時等においてバランスを崩して後方に転倒した場合には、キャノピを構成する支柱の上端側が地面に衝突することにより、キャノピに大きな荷重が作用してしまう。特に、運転席を挟んで左,右に離間する2本の支柱を備えた2柱キャノピの場合には、左,右の支柱に大きな荷重が作用することにより、キャノピが変形または破損してしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、転倒時にキャノピに作用する荷重を軽減し、当該キャノピを保護することができるようにした建設機械を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体とからなり、該上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレームの後部側に設けられたカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に配置された運転席と、該運転席を上方から覆うキャノピとを備え、前記キャノピは、前記運転席を挟んで左,右に離間し前記運転席の後方を上,下方向に延びた左,右の支柱と、該各支柱の上端側に取付けられ前記運転席の上方を覆うルーフ部とにより構成してなる建設機械に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記左,右の支柱間には、前記ルーフ部よりも下側に配置され後方への転倒時に前記各支柱の上端側に先立って地面と接触する転倒時接触部材を設け、前記転倒時接触部材は、長さ方向の両端部が前記左,右の支柱に固着されることにより該各支柱間を連結する部材からなり、前記転倒時接触部材には、後方に突出し後方への転倒時に最初に地面と接触する後方突出部を設けたことにある。
請求項2の発明は、前記上部旋回体は旋回中心を中心とした旋回半径内に収まるようにほぼ円形状に形成され、前記上部旋回体が前記下部走行体上で旋回したときに前記カウンタウエイトの後面が前記下部走行体の車幅内に収まる後方小旋回型の構成とし、前記転倒時接触部材は前記旋回半径内に収まる構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記転倒時接触部材の後方突出部は、前記転倒時接触部材の左,右方向の中間に位置して後方に突出し、後方への転倒時に最初に地面に接触する構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記運転席は垂直方向に対する傾斜角度が調整可能な背もたれ部を有し、前記転倒時接触部材は、前記背もたれ部の可動範囲を避けた位置に設ける構成としたことにある。
請求項5の発明は、前記左,右の支柱のうち少なくとも一方の支柱には、左,右方向への横転時に前記各支柱の上端側に先立って地面と接触する横転時接触部材を設ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、キャノピを構成する左,右の支柱間にルーフ部よりも下側に位置して転倒時接触部材を設け、この転倒時接触部材には後方突出部を設けたので、建設機械が後方に転倒した場合には、各支柱の上端側に先立って転倒時接触部材の後方突出部を最初に地面に接触させることができる。このため、建設機械が後方に転倒した場合に、キャノピの各支柱の上端側が地面に衝突する場合に比較して、各支柱に作用する荷重を軽減することができ、キャノピの変形等を抑えることができる。
請求項2の発明によれば、転倒時接触部材が上部旋回体の旋回半径内に収まる構成としたので、上部旋回体が旋回した場合でも、転倒時接触部材が周囲の障害物に接触するのを確実に抑えることができる。このため、キャノピの支柱に転倒時接触部材を設けた場合でも、建設機械を用いた掘削作業等を円滑に行うことができる。
請求項3の発明によれば、建設機械が後方に転倒したときには、キャノピの各支柱の上端側が地面に衝突する前に、転倒時接触部材の左,右方向の中間に設けた後方突出部を最初に地面に接触させることができる。これにより、地面との衝突によって各支柱に作用する荷重を確実に軽減することができる。
請求項4の発明によれば、運転席の背もたれ部の傾斜角度を種々に変化させた場合でも、転倒時接触部材が背もたれ部に干渉することがない。これにより、運転席の周囲に大きな作業空間を確保することができ、運転席に着席したオペレータは背もたれ部によって楽な姿勢を保持しつつ建設機械を操作することができる。
請求項5の発明によれば、左,右の支柱のうち少なくとも一方の支柱に横転時接触部材を設けることにより、例えば建設機械が左,右方向に横転した場合には、各支柱の上端側に先立って横転時接触部材を地面に接触させることができる。このため、建設機械が後方に転倒した場合のみならず、建設機械が左,右方向に横転した場合でも、各支柱に作用する荷重を軽減することができ、キャノピの変形等を抑えることができる。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1ないし図10は本発明の第1の実施の形態を示し、図中、1は建設機械としてのキャノピ仕様の油圧ショベルを示している。ここで、油圧ショベル1は、左,右の履帯2Aを有する自走可能な履帯式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3とにより大略構成されている。そして、上部旋回体3の前部側にはスイング式の作業装置4が設けられ、該作業装置4によって土砂の掘削作業等を行うものである。
ここで、上部旋回体3は、図3に示すように、下部走行体2の車幅とほぼ等しい左,右方向の幅寸法を有し、かつ旋回中心Oを中心とした旋回半径Rの仮想円D内に収まるように、上方からみてほぼ円形状に形成されている。これにより、油圧ショベル1は、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回中心Oを中心として旋回したときに、後述するカウンタウエイト11の後面11Aがほぼ下部走行体2の車幅内に収まる後方小旋回型の油圧ショベルとして構成されている。
そして、上部旋回体3は、後述の旋回フレーム5、カウンタウエイト11、フロア支持部材12、フロア部材15、運転席16、キャノピ20等により構成されている。なお、上述の旋回半径Rは、旋回中心Oからカウンタウエイト11の後面11Aまでの距離によって規定され、上述の仮想円Dは、上部旋回体3の旋回時におけるカウンタウエイト11の後面11Aの軌跡を示している。
5は上部旋回体3のベースとなる旋回フレームで、該旋回フレーム5は、図5に示すように、左,右方向の中央部を前,後方向に延びる厚肉な平板状の底板5Aと、該底板5Aの上面側に立設され前,後方向に延びた左,右の縦板5B,5Cと、これら左,右の縦板5B,5Cの前端部に設けられ作業装置4を支持する支持ブラケット5Dと、底板5Aの左側に設けられた円弧状の左枠部材5Eと、底板5Aの右側に設けられた円弧状の右枠部材5Fとにより大略構成され、強固な支持構造体をなしている。そして、旋回フレーム5の後部側には、後述のフロア支持部材12が設けられる構成となっている。
6は旋回フレーム5の後部側に搭載されたエンジンで、該エンジン6は、図5及び図6に示すように、左,右方向に延びる横置き状態に配置されている。ここで、エンジン6は、後述するフロア部材15の下側に配設されている。また、エンジン6の左側には、該エンジン6によって駆動される油圧ポンプ7が設けられ、エンジン6の右側には、ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器8が配設されている。
9は熱交換器8の前側に位置して旋回フレーム5の右側に配設された作動油タンクで、該作動油タンク9は、油圧ショベル1に搭載された各種の油圧機器に供給される作動油を貯溜するものである。また、10は作動油タンク9の前側に配設された燃料タンクで、該燃料タンク10は、エンジン6に供給される燃料を貯溜するものである。
11はエンジン6の後側に位置して旋回フレーム5の後端部に設けられたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト11は、作業装置4との重量バランスをとるものである。ここで、カウンタウエイト11は、図3に示すように、上部旋回体3の旋回中心Oを中心とする円弧状(凸湾曲状)の重量物として形成されている。そして、カウンタウエイト11は、旋回フレーム5の後端部から上方に立上がることにより、作業装置4との重量バランスをとると共に、エンジン6、油圧ポンプ7、熱交換器8等を後側から覆っている。
この場合、カウンタウエイト11の後面11Aは、上部旋回体3の旋回中心Oを中心として左,右方向に延びる円弧面として形成され、この後面11Aの半径は、旋回中心Oを中心とした上部旋回体3の後端部の旋回半径Rと等しく設定されている。従って、上部旋回体3の後端部の旋回半径Rは、カウンタウエイト11の後面11Aによって規定される構成となっている。
12はカウンタウエイト11よりも前側で、かつエンジン6を跨いだ状態で旋回フレーム5の後部側に設けられたフロア支持部材で、該フロア支持部材12は、後述するフロア部材15の後側部位を支持するものである。そして、フロア支持部材12は、図6および図9に示すように、エンジン6の上方を左,右方向に延びる中空な角筒状の台座12Aと、該台座12Aから下向きに延び、下端側が旋回フレーム5に取付けられた4本の支持脚12B,12C,12D,12Eとにより大略構成されている。
13はフロア支持部材12の台座12A上に設けられたフロア取付板で、該フロア取付板13は、後述するフロア部材15の後部側が取付けられるものである。ここで、図9に示すように、フロア取付板13は左,右方向に延びる板状体により構成され、弾性体からなる防振マウント14,14を介してフロア支持部材12の台座12A上に取付けられている。
15はエンジン6の前側に位置して旋回フレーム5の左側に配置されたフロア部材で、このフロア部材15は、前部側が旋回フレーム5に取付けられ、後部側がフロア取付板13に取付けられるものである。ここで、フロア部材15は、図6及び図7に示すように、後述の運転席16に着席したオペレータが足を乗せる平板状の足乗せ板15Aと、該足乗せ板15Aの前側に設けられ後述の走行用レバー・ペダル18等が取付けられる前側取付板15Bと、足乗せ板15Aの後部側から上方に立上って設けられ後述の運転席16が載置される座席台15Cと、該座席台15Cの後端側から後方に延びた後側取付板15Dとにより大略構成されている。
そして、フロア部材15の前側取付板15Bは、旋回フレーム5の前部側にピン等(図示せず)を介して上,下方向に回動可能に連結され、フロア部材15の後側取付板15Dは、上述のフロア取付板13に着脱可能に取付けられる構成となっている。これにより、フロア部材15は、フロア取付板13及び防振マウント14を介してフロア支持部材12上に弾性的に支持され、かつ、前側取付板15Bと旋回フレーム5との連結部を支点として、旋回フレーム5に対してチルトアップ、チルトダウン可能(傾転可能)に構成されている。
16はフロア部材15の座席台15C上に載置された運転席で、該運転席16は、油圧ショベル1を操縦するオペレータが着席するものである。ここで、運転席16は、オペレータの背中を支える背もたれ部16Aを有し、該背もたれ部16Aは、垂直方向に対する傾斜角度を調整することができ、例えば図2に示す通常姿勢と図10に示す傾斜姿勢との間で傾動(リクライニング)する構成となっている。
また、運転席16の左,右両側には、作業装置4等を操作する作業用の左,右の操作レバー17が配設され、運転席16の前側には、下部走行体2の走行を制御する走行用レバー・ペダル18が、フロア部材15の前側取付板15Bに取付けられた状態で配設されている。
19は運転席16の右側に配設された外装カバーで、該外装カバー19は、旋回フレーム5の右側に配設された上述の熱交換器8、作動油タンク9、燃料タンク10等を覆うものである。
次に、20は本実施の形態による油圧ショベル1に適用された2柱式のキャノピを示している。このキャノピ20は、運転席16を上方から覆うものである。ここで、キャノピ20は、図7ないし図9等に示すように、後述する左,右の支柱21,22と、キャノピルーフ24と、転倒時接触部材25とにより大略構成されている。
21は運転席16の左後側に配置された左支柱、22は運転席16の右後側に配置された右支柱で、これら左,右の支柱21,22は、中空なパイプ材等を用いて形成されている。そして、左,右の支柱21,22は、図4及び図7に示すように、運転席16を挟んで左,右に離間し、運転席16の後方を上,下方向に延びている。
ここで、図8に示すように、左支柱21の下端部21Aと右支柱22の下端部22Aとは、左,右方向に延びる平板状のベース板23に、それぞれ溶接等の手段を用いて強固に固着され、このベース板23は、図9に示すように、フロア部材15の後側取付板15Dにボルト等を用いて取付けられる。これにより、本実施の形態によるキャノピ20は、フロア部材15、フロア取付板13、防振マウント14を介してフロア支持部材12の台座12Aに取付けられる構成となっている。
また、図2及び図8等に示すように、左,右の支柱21,22の上端側は、屈曲部21B,22Bから上方が前方に向けて折曲げられ、運転席16の後側から前方へと延びるルーフ取付部となっている。そして、これら左,右の支柱21,22の上端側には、後述のキャノピルーフ24が設けられる構成となっている。
24は左,右の支柱21,22の上端側に設けられたルーフ部としてのキャノピルーフで、該キャノピルーフ24は、例えば薄肉な鋼板材等を用いてほぼ四角形状に形成されている。そして、キャノピルーフ24は、左,右の支柱21,22の上端側に取付けられることにより運転席16の上方を覆い、運転席16に着席したオペレータを雨水等から保護するものである。
さらに、25はキャノピ20を構成する左,右の支柱21,22間に設けられた転倒時接触部材である。この転倒時接触部材25は、キャノピルーフ24よりも下側で、各支柱21,22の下端部21A,22Aと屈曲部21B,22Bとのほぼ中間に配置され、例えば油圧ショベル1が傾斜地等において後方に転倒したときに、キャノピ20を構成する各支柱21,22の上端側に先立って地面と接触(衝突)するものである。
そして、転倒時接触部材25は、図8等に示すように、1本の中空なパイプ材を用いて形成され、長さ方向の両端部が、左,右の支柱21,22の下端部21A,22Aと屈曲部21B,22Bとの中間部位にそれぞれ溶接によって固着されている。これにより、転倒時接触部材25は、各支柱21,22間を連結した状態で左,右方向に延びている。
また、図2に示すように、転倒時接触部材25の左,右方向(長さ方向)の中間部位は、左,右の支柱21,22の屈曲部21B,22Bよりも後方に突出した後方突出部25Aとなっている。そして、この後方突出部25Aは、油圧ショベル1が後方に転倒したときに地面と最初に接触する部位となるものである。
ここで、例えば油圧ショベル1が傾斜地等において後方(カウンタウエイト11側)に転倒した場合には、まず、図2中の矢印Xで示すように下部走行体2(履帯2A)の前部側が上方に持上がり、履帯2Aの後端側が接地点Aにおいて地面に接地する。これにより、油圧ショベル1は、接地点Aを中心として後方に反転するようになる。
このとき、キャノピ20の各支柱21,22間には転倒時接触部材25が設けられているので、図2に示すように、油圧ショベル1は、履帯2Aの接地点Aを中心として後方に反転した後、転倒時接触部材25の後方突出部25Aが、各支柱21,22の屈曲部21B,22Bに先立ち、接地点Bにおいて最初に地面に接触するようになる。
ここで、上述した油圧ショベル1の転倒時に、履帯2Aが地面に接触する接地点Aと、転倒時接触部材25の後方突出部25Aが地面に接触する接地点Bとの間の距離をL1とし、転倒時にキャノピ20が地面から受ける荷重をFとすると、転倒時に接地点Aを支点として転倒時接触部材25に作用するモーメントM1は、下記数1によって表される。
Figure 0005086212
これに対し、仮にキャノピ20に転倒時接触部材25が設けられていない場合には、図2に示すように、油圧ショベル1は、履帯2Aの接地点Aを中心として後方に反転した後、キャノピ20を構成する各支柱21,22の屈曲部21B,22Bが、接地点Cにおいて最初に地面に接触するようになる。
ここで、上述した油圧ショベル1の転倒時に、履帯2Aが地面に接触する接地点Aと、各支柱21,22の屈曲部21B,22Bが地面に接触する接地点Cとの間の距離をL2とし、転倒時にキャノピ20が地面から受ける荷重をFとすると、転倒時に接地点Aを支点として各支柱21,22の屈曲部21B,22Bに作用するモーメントM2は、下記数2によって表される。
Figure 0005086212
この場合、転倒時接触部材25は、各支柱21,22の屈曲部21B,22Bよりも下側に設けられているため、履帯2Aが地面に接触する接地点Aと転倒時接触部材25の後方突出部25Aが地面に接触する接地点Bとの間の距離L1は、履帯2Aが地面に接触する接地点Aと各支柱21,22の屈曲部21B,22Bが地面に接触する接地点Cとの間の距離L2よりも小さくなる(L1<L2)。
従って、転倒時に接地点Aを支点として転倒時接触部材25に作用するモーメントM1は、転倒時に接地点Aを支点として各支柱21,22の屈曲部21B,22Bに作用するモーメントM2よりも小さくなる。
このように、キャノピ20に転倒時接触部材25を設け、油圧ショベル1が後方に転倒したときに、各支柱21,22の上端側に先立って転倒時接触部材25が地面に接触することにより、各支柱21,22に作用するモーメントを軽減することができ、キャノピ20の変形等を抑えることができる構成となっている。
また、図3に示すように、転倒時接触部材25は、上部旋回体3の旋回中心Oを中心とした旋回半径Rの仮想円D内に収まるように構成されている。これにより、上部旋回体3が旋回動作を行ったときに、転倒時接触部材25が周囲の障害物に接触するのを確実に抑えることができる構成となっている。
さらに、転倒時接触部材25は、運転席16に設けられた背もたれ部16Aの可動範囲を避けた位置、即ち、背もたれ部16Aが図2に示す通常姿勢と図10に示す傾斜姿勢との間で傾動する場合でも、この背もたれ部16Aと干渉しない位置に設けられている。
本実施の形態によるキャノピ仕様の油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、この油圧ショベル1は、下部走行体2によって作業場所まで自走した後、上部旋回体3を旋回させつつ作業装置4を用いて土砂の掘削作業等を行う。
ここで、油圧ショベル1は、傾斜地等において不用意に掘削作業を行うことにより、バランスを崩して後方に転倒することがある。この場合、本実施の形態による油圧ショベル1は、キャノピ20に転倒時接触部材25を設けることにより、転倒時にキャノピ20に作用する荷重を軽減できるようになっており、以下、この転倒時接触部材25の作用について説明する。
まず、油圧ショベル1が傾斜地等において後方に転倒した場合には、図2中の矢印Xで示すように下部走行体2(履帯2A)の前部側が上方に持上がり、履帯2Aの後端側が接地点Aにおいて地面に接地する。
これにより、油圧ショベル1は、接地点Aを中心として後方に反転し、キャノピ20に設けられた転倒時接触部材25の後方突出部25Aが、キャノピ20の各支柱21,22の屈曲部21B,22Bに先立ち、接地点Bにおいて最初に地面に接触するようになる。このとき、接地点Aを支点として転倒時接触部材25に作用するモーメントM1は、上記数1となる。
これに対し、仮にキャノピ20に転倒時接触部材25が設けられていない場合には、油圧ショベル1が、履帯2Aの接地点Aを中心として後方に反転すると、キャノピ20を構成する各支柱21,22の屈曲部21B,22Bが、接地点Cにおいて最初に地面に接触するようになる。このとき、接地点Aを支点として各支柱21,22の屈曲部21B,22Bに作用するモーメントM2は、上記数2となる。
この場合、接地点Aと接地点Bとの間の距離L1は、接地点Aと接地点Cとの間の距離L2よりも小さい。従って、転倒時接触部材25に作用するモーメントM1を、各支柱21,22の屈曲部21B,22Bに作用するモーメントM2よりも小さくすることができる。この結果、油圧ショベル1が後方に転倒した場合に、キャノピ20を構成する左,右の支柱21,22の上端側が地面に衝突する場合に比較して、各支柱21,22に作用する荷重を軽減することができ、転倒時におけるキャノピ20の変形等を確実に抑えることができる。
かくして、本実施の形態によれば、キャノピ20を構成する左,右の支柱21,22間に、キャノピルーフ24よりも下側に位置して転倒時接触部材25を設ける構成としたので、油圧ショベル1が後方に転倒した場合には、各支柱21,22の上端側に先立って転倒時接触部材25を地面に接触させることができる。このため、油圧ショベル1が後方に転倒した場合に、キャノピ20を構成する左,右の支柱21,22の上端側が地面に衝突する場合に比較して、各支柱21,22に作用する荷重を軽減することができ、キャノピ20の変形等を抑えることができる。
また、図3に示すように、転倒時接触部材25は、上部旋回体3の旋回中心Oを中心とした旋回半径Rの仮想円D内に収まるように構成されている。これにより、上部旋回体3が旋回動作を行ったときに、転倒時接触部材25が周囲の障害物に接触するのを確実に抑えることができ、油圧ショベル1を用いた掘削作業等を円滑に行うことができる。
さらに、転倒時接触部材25は、運転席16の背もたれ部16Aが、図2に示す通常姿勢と図10に示す傾斜姿勢との間で傾動するときに、この背もたれ部16Aと干渉しない位置に設けられている。これにより、運転席16の周囲に大きな作業空間を確保することができるので、運転席16に着席したオペレータは、背もたれ部16Aによって楽な姿勢を保持した状態で、長時間に亘って油圧ショベル1を円滑に操作することができる。
次に、図11ないし図13は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、カウンタウエイトに取付けられたキャノピに転倒時接触部材を設ける構成としたことにある。
図中、31は本実施の形態によるキャノピ仕様の油圧ショベルを示し、この油圧ショベル31は、上述した第1の実施の形態による油圧ショベル1とほほ同様に、自走可能な履帯式の下部走行体32と、該下部走行体32上に旋回可能に搭載された上部旋回体33と、該上部旋回体33の前部側に設けられたスイング式の作業装置34とにより大略構成されている。
そして、上部旋回体33は、後述の旋回フレーム35、カウンタウエイト37、運転席40、キャノピ43等により構成されているものの、キャノピ43がカウンタウエイト37に取付けられている点が、第1の実施の形態による油圧ショベル1とは異なっている。
35は上部旋回体33のベースとなる旋回フレームで、該旋回フレーム35は、図12に示すように、厚肉な鋼板等を用いて形成された底板35Aと、該底板35A上に前,後方向に延びるように立設された左,右の縦板35B,35Cと、左,右の縦板35B,35Cの前端部に設けられ作業装置34を支持する支持ブラケット35Dと、左縦板35Bの左側に位置して前,後方向に延びた左サイドフレーム35Eと、右縦板35Cの右側に位置して前,後方向に延びた右サイドフレーム35Fとにより大略構成されている。
36は旋回フレーム35の後側に搭載されたエンジンで、該エンジン36は、旋回フレーム35上を左,右方向に延在する横置き状態に配置され、油圧ポンプ(図示せず)を駆動するものである。
37はエンジン36の後側に位置して旋回フレーム35の後端部に取付けられたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト37は、作業装置34との重量バランスをとるもので、左,右方向の中央部が後方に突出する円弧状の重量物として形成されている。また、カウンタウエイト37の上面部37Aは平坦面として形成され、該上面部37Aには、後述するキャノピ43を取付けるための左,右のボルト穴(雌ねじ穴)37B,37Bが螺設されている。
38はエンジン36の上部前側を覆うように設けられたシートベースで、該シートベース38は、後述の運転席40が取付けられるものである。また、39はシートベース38の前側に敷設された床板で、該床板39は、運転席40に着席したオペレータの足場を形成するものである。
40はシートベース38上に取付けられた運転席で、該運転席40は、油圧ショベル31を操縦するオペレータが着席するものである。また、運転席40の左,右両側には、作業用の左,右の操作レバー41が配設され、運転席40の前側には、走行用レバー・ペダル42が配設されている。
43はカウンタウエイト37の上面部37Aに取付けられた2柱式のキャノピを示し、このキャノピ43は、運転席40を上方から覆うものである。ここで、キャノピ43は、後述する左,右の支柱44,45と、キャノピルーフ46と、転倒時接触部材47とにより大略構成されている。
44は運転席40の左後側に配置された左支柱、45は運転席40の右後側に配置された右支柱で、これら左,右の支柱44,45は、中空なパイプ材等を用いて形成されている。そして、左,右の支柱44,45は、運転席40を挟んで左,右に離間し、運転席40の後方を上,下方向に延びている。
ここで、図13に示すように、左,右の支柱44,45の下端側には、それぞれ平板状の取付フランジ44A,45Aが設けられ、各取付フランジ44A,45Aには、カウンタウエイト37の上面部37Aに設けられたボルト穴37Bと対応するボルト挿通穴44B,45Bが穿設されている。また、左,右の支柱44,45の上端側は、屈曲部44C,45Cから上方が前方に向けて折曲げられ、後述のキャノピルーフ46が取付けられるルーフ取付部となっている。
46は左,右の支柱44,45の上端側に設けられたルーフ部としてのキャノピルーフで、該キャノピルーフ46は、例えば薄肉な鋼板材等を用いてほぼ四角形状に形成され、運転席40の上方を覆うものである。
そして、キャノピ43の左,右の支柱は、取付フランジ44A,45Aのボルト挿通穴44B,45Bに挿通したボルト(図示せず)を、カウンタウエイト37のボルト穴37Bに螺合することにより、カウンタウエイト37の上面部37A上に取付けられる構成となっている。
次に、47はキャノピ43を構成する左,右の支柱44,45間に設けられた転倒時接触部材を示している。この転倒時接触部材47は、キャノピルーフ46よりも下側で、各支柱44,45の取付フランジ44A,45Aと屈曲部44C,45Cとのほぼ中間に配置され、油圧ショベル31が後方に転倒したときに、各支柱44,45の上端側に先立って地面と接触するものである。
そして、転倒時接触部材47は、1本の中空なパイプ材を用いて形成され、長さ方向の両端部が、左,右の支柱44,45の取付フランジ44A,45Aと屈曲部44C,45Cとの中間部位にそれぞれ溶接によって固着されている。これにより、転倒時接触部材47は、各支柱44,45間を連結した状態で左,右方向に延びている。
また、転倒時接触部材47の左,右方向の中間部位は、左,右の支柱44,45の屈曲部44C,45Cよりも後方に突出した後方突出部47Aとなっている。そして、この後方突出部47Aは、油圧ショベル31が後方に転倒したときに地面と最初に接触する部位となるものである。
本実施の形態による油圧ショベル31は上述の如き構成を有するもので、本実施の形態においても、油圧ショベル31が後方に転倒した場合には、キャノピ43を構成する左,右の支柱44,45の上端側に先立って、転倒時接触部材47の後方突出部47Aを地面に接触させることができる。このため、油圧ショベル31が後方に転倒した場合に、キャノピ43を構成する左,右の支柱44,45の上端側が地面に衝突する場合に比較して、各支柱44,45に作用する荷重を軽減することができ、キャノピ43の変形等を確実に抑えることができる。
次に、図14及び図15は本発明の第3の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、キャノピを構成する左,右の支柱間に転倒時接触部材を設けると共に、左,右の支柱の一方に横転時接触部材を設けたことにある。なお、本実施の形態では上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、51は本実施の形態に適用される2柱式のキャノピで、このキャノピ51は、第1の実施の形態によるキャノピ20と同様に、左,右の支柱21,22と、キャノピルーフ24と、転倒時接触部材25とにより大略構成されているものの、左支柱21に後述の横転時接触部材52が設けられている点で、第1の実施の形態によるキャノピ20とは異なるものである。
52は左支柱21の外側面に設けられた横転時接触部材で、該横転時接触部材52は、油圧ショベルが左,右方向に横転したときに、キャノピ51を構成する左,右の支柱21,22の上端側に先立って地面に接触するものである。ここで、横転時接触部材52は、鋼板材等を用いてほぼ台形状をなす平板として形成され、左支柱21のうちキャノピルーフ24よりも下側の外周面に溶接等の手段を用いて固着されている。
そして、横転時接触部材52は、転倒時接触部材25とほぼ等しい高さ位置において左支柱21から左側方に突出し、油圧ショベルが左方向に横転したときに、左支柱21の上端側に先立って地面に接触するものである。
本実施の形態によれば、油圧ショベルが後方に転倒した場合には、キャノピ20を構成する左,右の支柱21,22の上端側に先立って、転倒時接触部材25が地面に接触することにより、各支柱21,22に作用する荷重を軽減することができ、キャノピ20の変形等を確実に抑えることができる。さらに、油圧ショベルが左側方に横転した場合には、キャノピ20を構成する左支柱21の上端側に先立って、横転時接触部材52が地面に接触することにより、左支柱21に作用する荷重を軽減することができ、キャノピ20の変形等を確実に抑えることができる。
なお、上述した第1の実施の形態では、左,右の支柱21,22間に1本の転倒時接触部材25を設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば左,右の支柱21,22間に、複数本の転倒時接触部材を設ける構成としてもよい。このことは、第2の実施の形態についても同様である。
また、上述した第3の実施の形態では、左支柱21にのみ横転時接触部材52を設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、左,右の支柱21,22にそれぞれ横転時接触部材を設けてもよく、右支柱にのみ横転時接触部材を設ける構成としてもよい。
さらに、上述した各実施の形態では、キャノピを備えた建設機械として履帯式の油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、キャノピを備えている建設機械であれば、例えばホイール式の油圧ショベル、ホイールローダ等の他の建設機械にも適用することができる。
第1の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 作業装置を取外した状態の油圧ショベルを拡大して示す正面図である。 油圧ショベルを上方からみた平面図である。 油圧ショベルをカウンタウエイト側からみた右側面図である。 フロア部材、外装カバー等を取外した上部旋回体を示す平面図である。 外装カバーを取外した上部旋回体を示す正面図である。 フロア部材、運転席、キャノピ等を示す斜視図である。 キャノピを単体で示す斜視図である。 フロア支持部材、フロア部材、キャノピ等を示す一部破断の分解斜視図である。 座席の背もたれ部を傾転させた状態を示す図2と同様な正面図である。 第2の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 油圧ショベルの旋回フレーム、カウンタウエイトを示す斜視図である。 カウンタウエイト及びキャノピを示す一部破断の分解斜視図である。 第3の実施の形態に用いられるキャノピを単体で示す斜視図である。 第3の実施の形態によるキャノピを備えた油圧ショベルを示す図4と同様な右側面図である。
符号の説明
1,31 油圧ショベル(建設機械)
2,32 下部走行体
3,33 上部旋回体
4,34 作業装置
5,35 旋回フレーム
11,37 カウンタウエイト
12 フロア支持部材
15 フロア部材
15C 座席台
16,40 運転席
16A 背もたれ部
20,43,51 キャノピ
21,44 左支柱
22,45 右支柱
24,46 キャノピルーフ(ルーフ部)
25,47 転倒時接触部材
25A,47A 後方突出部
52 横転時接触部材

Claims (5)

  1. 自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体とからなり、
    該上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレームの後部側に設けられたカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に配置された運転席と、該運転席を上方から覆うキャノピとを備え、
    前記キャノピは、前記運転席を挟んで左,右に離間し前記運転席の後方を上,下方向に延びた左,右の支柱と、該各支柱の上端側に取付けられ前記運転席の上方を覆うルーフ部とにより構成してなる建設機械において、
    前記左,右の支柱間には、前記ルーフ部よりも下側に配置され後方への転倒時に前記各支柱の上端側に先立って地面と接触する転倒時接触部材を設け
    前記転倒時接触部材は、長さ方向の両端部が前記左,右の支柱に固着されることにより該各支柱間を連結する部材からなり、
    前記転倒時接触部材には、後方に突出し後方への転倒時に最初に地面と接触する後方突出部を設けたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記上部旋回体は旋回中心を中心とした旋回半径内に収まるようにほぼ円形状に形成され、前記上部旋回体が前記下部走行体上で旋回したときに前記カウンタウエイトの後面が前記下部走行体の車幅内に収まる後方小旋回型の構成とし、
    前記転倒時接触部材は前記旋回半径内に収まる構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記転倒時接触部材の後方突出部は、前記転倒時接触部材の左,右方向の中間に位置して後方に突出し、後方への転倒時に最初に地面に接触する構成としてなる請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 前記運転席は垂直方向に対する傾斜角度が調整可能な背もたれ部を有し、前記転倒時接触部材は、前記背もたれ部の可動範囲を避けた位置に設ける構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械。
  5. 前記左,右の支柱のうち少なくとも一方の支柱には、左,右方向への横転時に前記各支柱の上端側に先立って地面と接触する横転時接触部材を設ける構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の建設機械。
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