JP4798985B2 - 旋回作業機 - Google Patents
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前記旋回台は、走行装置のトラックフレームに旋回ベアリングを介して旋回軸心回りに回動自在に支持される旋回基板を備えており、この旋回基板の前部に板材からなる上下一対の支持ブラケットが設けられ、この上下支持ブラケットの前部にスイングブラケットが上下軸回りに回動自在に支持され、このスイングブラケットにブームの基部側が左右軸回りに回動自在に枢支連結され、このブームの先端側にアームの基部側が左右軸回りに回動自在に枢支連結され、このアームの先端側にバケットが左右軸回りに揺動自在に枢支連結されている。
そこで、上下支持ブラケットの左方に位置ズレさせてステップを配置することで、掘削装置の支持強度を確保しながらステップの高さを低くすることが考えられている。
なお、図12において、下記に述べる実施の形態と同様の機能を有する部材は同様の符号を付して説明を省略する。
第1に、走行装置上に上下方向の旋回軸心回りに回動自在に支持された旋回基板を備え、この旋回基板の前端側の左右一側寄りに作業装置を支持する上下一対の支持ブラケットを備えると共に、該旋回基板上に前記支持ブラケットから後方に向けて延設された左右一対の縦リブを固定し、前記旋回基板の上方にステップを設け、このステップ上に運転席を設けた旋回作業機において、
前記ステップを支持ブラケットの左右方向他側方で且つ上側の支持ブラケットよりも下方側に配置し、
左右方向他側の縦リブは、上側の支持ブラケットと略同じ高さで且つ該支持ブラケットから旋回軸心近傍位置又は該旋回軸心の後方にまで延設された広幅部分と、この広幅部分より後部側で且つ低位な狭幅部分とを有し、
この狭幅部分を、後方に行くに従って左右方向他側外方へ移行するように屈曲し且つ前記ステップより低い高さに形成していると共に該狭幅部分の後部を左右方向他側外方へ延出するように形成している。
第3に、前記左右方向他側の縦リブの狭幅部分は、前部が前後方向直線状に形成され、中間部が後方に行くに従って左右方向他側外方へ移行する傾斜状に屈曲形成されている。
前記ステップを支持ブラケットの左右方向他側方で且つ上側の支持ブラケットよりも下方側に配置し、左右方向他側の縦リブを上側の支持ブラケットと略同じ高さで該支持ブラケットから旋回軸心近傍位置又は該旋回軸心の後方にまで延設していることを特徴とする。
また、左右方向他側の縦リブは旋回軸心と交差するように設けられていてもよい。
図3において、1は旋回作業機として例示するバックホーであり、該バックホー1は、下部の走行装置2と、上部の旋回体3とから主構成されている。
走行装置2は、スプロケット4と、アイドラ5と、転輪6とに亘ってクローラベルト7を掛装すると共に、スプロケット4を油圧モータ8で回転駆動することでクローラベルト7を循環回走して走行するようにしたクローラ式走行装置が採用されている。
旋回体3は、走行装置2上に上下方向の旋回軸心X回りに回動自在に設けられた旋回台10と、この旋回台10の前部に設けられた作業装置(掘削装置)11とを有し、旋回台10上には運転室を形成するキャビン12が搭載されている。
旋回台10の前部には、作業装置11を支持する板材からなる上下一対の支持ブラケット13が設けられている。
前記コントロールバルブ32は、バックホー1に設けられた各種油圧機器を制御する制御バルブを前後方向に連接してなる。
旋回基板36は、走行装置2のトラックフレームFに旋回ベアリング38を介して上下方向の旋回軸心X回りに回動自在に支持され、前記旋回ベアリング38のインナーレース38AはトラックフレームFにボルト固定され、アウターレース38Bは旋回基板36の下面にボルト固定されている。
上下支持ブラケット13は、旋回基板36の前部の左右方向中央部から右側寄りに配置され、前記ステップ24及びキャビン12は、上下支持ブラケット13の左側方に配置されている。
また、キャビン12は下端が開口状とされていると共に、該下端開口をステップ24で塞ぐように該ステップ24上に載置され、且つキャビン12の下端開口縁部に設けられた取付壁42をステップ24にボルト固定することにより、キャビン12がステップ24に着脱自在に取り付けられている。
下側の支持ブラケット13の基部側(後部側)は、旋回基板36上に重ね合わされて該旋回基板36に溶接固定され、該下側の支持ブラケット13の前後方向中途部は、該支持ブラケット13基部側の前端から前方に行くに従って上方に移行する傾斜状に形成され、該下側の支持ブラケット13の先端側(前部側)は中途部の前端から前方に延出されている。
また、上側の支持ブラケット13は平板状に形成されていて、下側の支持ブラケット13の上方に間隔をおいて配置されている。
これら上下の支持ブラケット13の前部は、旋回基板36から前方に突出状とされており、この上下支持ブラケット13の前部には、上下方向の軸心を有すると共に該上下支持ブラケット13の前部間に亘る筒軸44が固定されており、この筒軸44に挿通される枢軸を介してスイングブラケット14が上下支持ブラケット13に支持されている。
左右の縦リブ37L,37Rは、板厚方向が上下方向に直交する方向となるように(板幅方向が上下方向となるように)縦向きに配置され、該左右の縦リブ37L,37Rの前端側は、上下の支持ブラケット13間に挿入状とされ、該挿入状とされた部分の、上端部は上側の支持ブラケット13の下面に接当して溶接固定され下端部は下側の支持ブラケット13の上面に接当して溶接固定され且つ前端が前記筒軸44に溶接固定されている。
また、左右縦リブ37L,37Rの、下側の支持ブラケット13から後方側に延出されている部分は、旋回基板36の上面に接当すると共に該旋回基板36上面に溶接固定されている。
また、右側の縦リブ37Rは、中途部において旋回ベアリング38の右側上方を通り、後部側において、後方に行くに従って左右方向外方に移行する傾斜状に形成されると共に後端側が左右方向外方を向くように屈曲している。
この左側の縦リブ37Lの高さは、前部から中途部にかけて上側の支持ブラケット13(の下面位置)と略同じ高さで後方に延設されており、後部側においてステップ24よりも低い高さに形成されており、したがって該左側縦リブ37Lの上下幅は、前部側から中途部にかけて上下方向に広幅に形成され、後部側において上下方向に幅狭に形成されている。
また、この広幅部分46の背面46bは後方に行くに従って下方に移行する急斜面に形成されている。
また、上側の支持ブラケット13の左側の、左側縦リブ37Lの上端に重ね合わされて溶接固定される部分には、旋回軸心X近傍にまで後方に向けて延出された延出部48が設けられている。
この補強板49の後端部は、旋回基板36の後端側の左右方向中央部に設けられた補強ブロック50に連結されている。
また、補強板49の前部左方には補強板59が左右方向に配置され、該補強板59は補強板49に接続されている。
この通し穴53は旋回基板36の旋回中心に形成された通し穴40に対応する位置に形成されていて、左側縦リブ37Lがスイベルジョイント39に干渉するのを避けるように且つスイベルジョイント39に油圧ホースが接続できるように形成されている。
前記実施形態のバックホー1にあっては、ステップ24及びキャビン12が、作業装置11を支持する上下の支持ブラケット13の左方に位置しているので、ステップ24及びキャビン12の底部を低くすることができ、または、ステップ24等の位置を高くすることなく上下支持ブラケット13の上下間隔(左右縦リブ37L,37Rの前端側の上下幅)を大きく採ることができる。
図9〜図11は比較例を示しており、図9に示すものは、左側縦リブ37Lの後部側の狭幅部分47の後部が前後方向直線状とされて左右方向の補強板54に接続され、該補強板54は、補強板55によって補強ブロック50に連結されている。また、補強ブロック50の右側には、前方に突出状とされて右側の縦リブ37Rに接続された延設部56が設けられ、前記補強板54は該延設部56に連結されている。
その他の構成は、前記図1〜図8に示す実施の形態と略同様に構成される。
図10に示すものは、左側の縦リブ37Lの後部側の狭幅部分47が前部側の広幅部分46から後方に延長された直線状に形成されていて、左右方向の補強板54に接続されており、この補強板54の左端側は、前後方向に配置されていて後端が補強ブロック50に接続された補強板57に接続され、前記補強板54の右端側は、補強ブロック50の右側の延設部56に連結されている。
図11に示すものは、図10に示す旋回フレーム21に変更を加えたものであり、図10に示す旋回フレーム21と構成が異なる点は、右側の縦リブ37Rの高さを高くして(上下方向の幅を広くして)いると共に、該右側の縦リブ37Rに油圧ホースを通すための通し穴58が形成されている点である。
10 旋回台
11 作業装置
13 支持ブラケット
24 ステップ
26 運転席
36 旋回基板
37L 縦リブ
37R 縦リブ
53 通し穴
X 旋回軸心
Claims (3)
- 走行装置(2)上に上下方向の旋回軸心(X)回りに回動自在に支持された旋回基板(36)を備え、この旋回基板(36)の前端側の左右一側寄りに作業装置(11)を支持する上下一対の支持ブラケット(13)を備えると共に、該旋回基板(36)上に前記支持ブラケット(13)から後方に向けて延設された左右一対の縦リブ(37L,37R)を固定し、前記旋回基板(36)の上方にステップ(24)を設け、このステップ(24)上に運転席(26)を設けた旋回作業機において、
前記ステップ(24)を支持ブラケット(13)の左右方向他側方で且つ上側の支持ブラケット(13)よりも下方側に配置し、
左右方向他側の縦リブ(37L)は、上側の支持ブラケット(13)と略同じ高さで且つ該支持ブラケット(13)から旋回軸心(X)近傍位置又は該旋回軸心(X)の後方にまで延設された広幅部分(46)と、この広幅部分(46)より後部側で且つ低位な狭幅部分(47)とを有し、
この狭幅部分(47)を、後方に行くに従って左右方向他側外方へ移行するように屈曲し且つ前記ステップ(24)より低い高さに形成していると共に該狭幅部分(47)の後部を左右方向他側外方へ延出するように形成していることを特徴とする旋回作業機。 - 前記左右方向他側の縦リブ(37L)の後端部の左右方向他側外方に、前記旋回基板(36)の後部上で前後方向に延設された補強板(49)を設け、この補強板(49)に前記狭幅部分(47)の後部の左右方向他側の端部を連結していることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
- 前記左右方向他側の縦リブ(37L)の狭幅部分(47)は、前部が前後方向直線状に形成され、中間部が後方に行くに従って左右方向他側外方へ移行する傾斜状に屈曲形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回作業機。
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