JP2500636Y2 - プリント配線基板 - Google Patents
プリント配線基板Info
- Publication number
- JP2500636Y2 JP2500636Y2 JP1990079057U JP7905790U JP2500636Y2 JP 2500636 Y2 JP2500636 Y2 JP 2500636Y2 JP 1990079057 U JP1990079057 U JP 1990079057U JP 7905790 U JP7905790 U JP 7905790U JP 2500636 Y2 JP2500636 Y2 JP 2500636Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed wiring
- wiring board
- cabinet
- board
- printed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、電子機器のキャビネット内に取り付けられ
るプリント配線基板に関し、特に前記キャビネットと接
触してもプリント配線が破損されることのないプリント
配線基板に関する。
るプリント配線基板に関し、特に前記キャビネットと接
触してもプリント配線が破損されることのないプリント
配線基板に関する。
（従来の技術） 第３図に示すように、電子機器（図示せず）のキャビ
ネットｃ内には、プリント配線基板ａが取り付けられ
る。
ネットｃ内には、プリント配線基板ａが取り付けられ
る。
キャビネットｃ内には、プリント配線基板ａを取り付
けるための基板取付用ボスd,dが設けられている。
けるための基板取付用ボスd,dが設けられている。
プリント配線基板ａ上には、第３図には図示しない
が、プリント配線が設けられている。このプリント配線
基板ａは、基板取付用ボスd,dに載置され、ビス（図示
せず）等により固定される。
が、プリント配線が設けられている。このプリント配線
基板ａは、基板取付用ボスd,dに載置され、ビス（図示
せず）等により固定される。
このとき、プリント配線と基板取付用ボスd,dとが接
触して互いに擦れ合った状態となると、プリント配線が
破損しやすくなっていた。このようなプリント配線の破
損を防止するためには、以下のような工夫がなされてい
た。
触して互いに擦れ合った状態となると、プリント配線が
破損しやすくなっていた。このようなプリント配線の破
損を防止するためには、以下のような工夫がなされてい
た。
つまり、第４図に示すように、プリント配線b,bは、
プリント配線基板ａ上の基板取付用ボスd,dとの接触部
分F,Fを避けて配置されていた。これにより、プリント
配線b,bと基板取付用ボスd,dとは直接に接触しない。
プリント配線基板ａ上の基板取付用ボスd,dとの接触部
分F,Fを避けて配置されていた。これにより、プリント
配線b,bと基板取付用ボスd,dとは直接に接触しない。
また、プリント配線b,bを前記接触部分F,Fを避けて配
置できない場合には、第５図に示すように、前記接触部
分F,Fにプリント配線保護用シートe,eを貼り付けてい
た。これにより、プリント配線b,bと基板取付用ボスd,d
とは直接に接触しない。
置できない場合には、第５図に示すように、前記接触部
分F,Fにプリント配線保護用シートe,eを貼り付けてい
た。これにより、プリント配線b,bと基板取付用ボスd,d
とは直接に接触しない。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、第４図に示すように、前記接触部分F,
Fを避けるようにプリント配線b,bを配置すると、プリン
ト配線基板ａ上に活用されない部分が生じる。これによ
り、プリント配線基板ａ上でプリント配線ｂ…を密集さ
せることができなくなり、プリント配線基板ａの小型化
を図ることができなくなっていた。したがって、近年の
電子機器の小型化に対応することが困難となっていた。
Fを避けるようにプリント配線b,bを配置すると、プリン
ト配線基板ａ上に活用されない部分が生じる。これによ
り、プリント配線基板ａ上でプリント配線ｂ…を密集さ
せることができなくなり、プリント配線基板ａの小型化
を図ることができなくなっていた。したがって、近年の
電子機器の小型化に対応することが困難となっていた。
また、プリント配線基板ａ上の基板取付用ボスd,dの
接触部分F,Fにプリント配線保護用シートe,eを貼り付け
ると、その分作業工数が増大するとともに機器全体のコ
ストアップにつながっていた。
接触部分F,Fにプリント配線保護用シートe,eを貼り付け
ると、その分作業工数が増大するとともに機器全体のコ
ストアップにつながっていた。
（課題を解決するための手段） 本考案のプリント配線基板は、電子機器のキャビネッ
ト内に取り付けられるプリント配線基板であって、前記
キャビネットとの接触部分にプリント配線を保護するプ
リント配線保護層が印刷によって形成されたものであ
る。
ト内に取り付けられるプリント配線基板であって、前記
キャビネットとの接触部分にプリント配線を保護するプ
リント配線保護層が印刷によって形成されたものであ
る。
（作用） 本考案のプリント配線基板は、キャビネットが接触す
る部分に、プリント配線を保護するプリント配線保護層
が印刷によって形成されたものである。これにより、プ
リント配線基板が前記キャビネットに取り付けられたと
きに、プリント配線とキャビネットとが直接接触しな
い。したがって、プリント配線とキャビネットとが擦れ
ることによるプリント配線の破損が防止される。
る部分に、プリント配線を保護するプリント配線保護層
が印刷によって形成されたものである。これにより、プ
リント配線基板が前記キャビネットに取り付けられたと
きに、プリント配線とキャビネットとが直接接触しな
い。したがって、プリント配線とキャビネットとが擦れ
ることによるプリント配線の破損が防止される。
（実施例） 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第１図に、プリント配線基板１を示している。
このプリント配線基板１は、第２図に示すように、電
子機器のキャビネット９内に取り付けられる。
子機器のキャビネット９内に取り付けられる。
キャビネット９内には、プリント配線基板１を取り付
けるための基板取付用ボス91,91が設けられている。
けるための基板取付用ボス91,91が設けられている。
プリント配線基板１上には、プリント配線2,2が、第
１図に示すように、基板取付用ボス91,91との接触部分
4,4を横切るように設けられている。
１図に示すように、基板取付用ボス91,91との接触部分
4,4を横切るように設けられている。
プリント配線基板１上の基板取付用ボス91,91との接
触部分4,4は、たとえばシルクスクリーン印刷によって
形成されたプリント配線保護層3,3で覆われている。
触部分4,4は、たとえばシルクスクリーン印刷によって
形成されたプリント配線保護層3,3で覆われている。
プリント配線基板１をキャビネット９内に取り付ける
と、プリント配線基板１の前記接触部分4,4と基板取付
用ボス91,91とが当接する。このとき、接触部分4,4はプ
リント配線保護層3,3で覆われているため、プリント配
線2,2と基板取付用ボス91,91とは直接に接触しない。
と、プリント配線基板１の前記接触部分4,4と基板取付
用ボス91,91とが当接する。このとき、接触部分4,4はプ
リント配線保護層3,3で覆われているため、プリント配
線2,2と基板取付用ボス91,91とは直接に接触しない。
これにより、プリント配線2,2と基板取付用ボス91,91
とは互いに擦れ合うようなことがなく、プリント配線2,
2の破損が防止される。したがって、プリント配線2,2が
破損されることによる電子機器の故障を未然に防止する
ことができ、電子機器の信頼性を確保することができ
る。
とは互いに擦れ合うようなことがなく、プリント配線2,
2の破損が防止される。したがって、プリント配線2,2が
破損されることによる電子機器の故障を未然に防止する
ことができ、電子機器の信頼性を確保することができ
る。
また、基板取付用ボス91,91との接触部分4,4を避ける
ように、プリント配線2,2を設計する必要がない。これ
により、プリント配線2,2の設計の自由度が高くなり、
プリント配線2,2の密集度を高めることができる。した
がって、プリント配線基板１を小型にすることができ、
電子機器の小型化及び薄型化に寄与できる。
ように、プリント配線2,2を設計する必要がない。これ
により、プリント配線2,2の設計の自由度が高くなり、
プリント配線2,2の密集度を高めることができる。した
がって、プリント配線基板１を小型にすることができ、
電子機器の小型化及び薄型化に寄与できる。
プリント配線保護層3,3の印刷は、プリント配線基板
１に実装される電子部品（図示せず）の部品番号等（シ
ンボルという。）のシルクスクリーン印刷によって行え
ば、プリント配線保護層3,3の印刷と前記シンボルの印
刷とを共通の版で行うことができ、実質的にコストアッ
プとはならず都合が良い。
１に実装される電子部品（図示せず）の部品番号等（シ
ンボルという。）のシルクスクリーン印刷によって行え
ば、プリント配線保護層3,3の印刷と前記シンボルの印
刷とを共通の版で行うことができ、実質的にコストアッ
プとはならず都合が良い。
（考案の効果） 以上述べたように、本考案に係るプリント配線基板
は、キャビネットとの接触部分にプリント配線保護層が
印刷によって形成されたものである。
は、キャビネットとの接触部分にプリント配線保護層が
印刷によって形成されたものである。
これにより、プリント配線の破損を防ぐことができ、
電子機器の信頼性を向上させることができる。
電子機器の信頼性を向上させることができる。
キャビネットと接触する部分にパターン保護用シート
等を貼る必要がないので、電子機器のコストダウン及び
組立時の作業効率の向上を図ることができる。
等を貼る必要がないので、電子機器のコストダウン及び
組立時の作業効率の向上を図ることができる。
しかも、キャビネットと接触する部分にもプリント配
線を配置できるので、プリント配線の設計自由度が向上
し、プリント配線の密集度を上げることが可能となる。
したがって、電子機器の小型化及び薄型化に寄与するこ
とができる。
線を配置できるので、プリント配線の設計自由度が向上
し、プリント配線の密集度を上げることが可能となる。
したがって、電子機器の小型化及び薄型化に寄与するこ
とができる。
第１図及び第２図は本考案の一実施例を示し、第１図は
プリント配線基板の底面図、第２図はプリント配線基板
がキャビネットに取り付けられた状態を示す側断面図、
第３図乃至第５図は従来例を示し、第３図はプリント配
線基板がキャビネットに取り付けられた状態を示す側断
面図、第４図はプリント配線基板の底面図、第５図はプ
リント配線基板がプリント配線保護シートを使用するこ
とによってキャビネットに取り付けられた状態を示す側
断面図である。 １……プリント配線基板 ３……プリント配線保護層 ４……基板取付用ボスとの接触部分（キャビネットとの
接触部分） ９……キャビネット
プリント配線基板の底面図、第２図はプリント配線基板
がキャビネットに取り付けられた状態を示す側断面図、
第３図乃至第５図は従来例を示し、第３図はプリント配
線基板がキャビネットに取り付けられた状態を示す側断
面図、第４図はプリント配線基板の底面図、第５図はプ
リント配線基板がプリント配線保護シートを使用するこ
とによってキャビネットに取り付けられた状態を示す側
断面図である。 １……プリント配線基板 ３……プリント配線保護層 ４……基板取付用ボスとの接触部分（キャビネットとの
接触部分） ９……キャビネット
Claims (1)
- 【請求項１】電子機器のキャビネット内に取り付けられ
るプリント配線基板であって、 前記キャビネットとの接触部分にプリント配線を保護す
るプリント配線保護層が印刷によって形成されたことを
特徴とするプリント配線基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990079057U JP2500636Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | プリント配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990079057U JP2500636Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | プリント配線基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0436269U JPH0436269U (ja) | 1992-03-26 |
| JP2500636Y2 true JP2500636Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=31622881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990079057U Expired - Lifetime JP2500636Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | プリント配線基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500636Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01315189A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-20 | Tokyo Electric Co Ltd | プリント基板 |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP1990079057U patent/JP2500636Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0436269U (ja) | 1992-03-26 |
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