JP2021508707A5 - - Google Patents
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Description
添付の図面と併せて読めば、本発明の上記の概要及び下記の詳細な説明への理解が深まるであろう。本発明を例示するために、図面には、現時点で好ましい実施形態が示されている。しかしながら、本発明が、示されているとおりの構成及び手段に限定されないことは理解されたい。
本発明は、以下の態様にも関する。
[1] (a)下記:
i.配列番号71〜82からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR1、
ii.配列番号83〜94からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR2であって、その配列番号87が任意に、配列番号95〜97のうちのいずれか1つに置き換えられている前記重鎖CDR2、及び
iii.配列番号98〜109からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR3
を含む重鎖可変ドメイン(VH)、並びに
(b)下記:
i.配列番号110〜121からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR1であって、その配列番号111が任意に、配列番号122に置き換えられており、配列番号114が任意に、配列番号123に置き換えられている前記軽鎖CDR1、
ii.配列番号124〜135からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR2、及び
iii.配列番号136〜147からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR3
を含む軽鎖可変ドメイン(VL)
を含む単離抗体又はその抗原結合断片であって、
PD−L1、好ましくはヒトPD−L1に特異的に結合できる前記抗体又は抗原結合断片。
[2] (1)前記VHが、配列番号75のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号87のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号114のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号128のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2及び配列番号140のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を含み、その配列番号87が任意に、配列番号95〜97のうちのいずれか1つに置き換えられており、配列番号114が任意に、配列番号123に置き換えられている、又は
(2)前記VHが、配列番号72のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号84のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号99のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号111のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1配列、配列番号125のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2配列及び配列番号137のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3配列を含み、その配列番号111が任意に、配列番号122に置き換えられている、
上記[1]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[3] 前記VHが、配列番号75のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号97のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号123のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号128のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2及び配列番号140のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を含む、上記[1]又は[2]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[4] 前記VHが、配列番号72のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号84のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号99のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号122のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1配列、配列番号125のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2配列及び配列番号137のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3配列を含む、上記[2]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[5] 前記VHが、配列番号1〜44からなる群から選択される配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号45〜70からなる群からそれぞれ選択される配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[4]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[6] 前記VHが、配列番号1〜44のうちのいずれか1つのアミノ酸配列、又は前記VHにアミノ酸置換を最大で約3個含むそのバリアントを含み、前記VLが、配列番号45〜70のうちのいずれか1つのアミノ酸配列、又は前記VLにアミノ酸置換を最大で約3個含むそのバリアントを含む、上記[5]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[7] (1)前記VHが、配列番号5、13、14、15及び21〜44からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号49、58、62〜64及び68〜70からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、又は
(2)前記VHが、配列番号2及び16〜20からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号46、57、59〜61及び65〜67からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、
上記[5]又は[6]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[8] 前記VHが、配列番号21、25、27又は31のアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号68のアミノ酸配列を含む、上記[7]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[9] 前記VHが、配列番号16又は19のアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号65のアミノ酸配列を含む、上記[7]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[10] 前記VHが、免疫グロブリンの重鎖定常領域に融合されている、上記[1]〜[9]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[11] 前記VLが、免疫グロブリンの軽鎖定常領域(CL)に融合されている、上記[1]〜[10]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[12] 前記抗体又はその抗原結合断片と前記PD−L1との結合のK D が、10 −7 M〜約10 −12 M、好ましくは約10 −8 M〜約10 −12 M、より好ましくは約10 −9 M〜約10 −12 Mである、上記[1]〜[11]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[13] げっ歯類抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、部分ヒト化抗体又は完全ヒト化抗体である、上記[1]〜[12]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[14] ヒトIgG1の定常ドメインをさらに含む、上記[13]に記載の単離抗体。
[15] 配列番号278〜321及び348〜391のうちのいずれか1つの重鎖アミノ酸配列、並びに配列番号322〜347のうちのいずれか1つの軽鎖アミノ酸配列を含む、上記[14]に記載の単離抗体。
[16] 第2の抗体部分をさらに含み、前記第2の抗体部分が、第2の抗原に特異的に結合できる、上記[1]〜[15]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[17] 前記第2の抗体部分が、Fab、Fab’、(Fab’) 2 、Fv、1本鎖Fv(scFv)、scFv−scFv、ミニボディ、ダイアボディ、sdAb又は抗体ミメティックである、上記[16]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[18] 前記第2の抗体部分が、sdAbである、上記[16]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[19] 前記第2の抗体部分が、CTLA−4に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、CTLA−4に特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[20] 前記第2の抗体部分が、TIGITに特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、TIGITに特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[21] 前記第2の抗体部分が、TIM−3に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、TIM−3に特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[22] 前記第2の抗体部分が、LAG−3に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、LAG−3に特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[23] PD−L1を特異的に認識できる完全長IgGの重鎖又は軽鎖のアミノ末端が、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbのカルボキシル末端に、任意にペプチドリンカーを介して、融合されている、上記[19]〜[22]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[24] PD−L1を特異的に認識できる完全長IgGの重鎖又は軽鎖のカルボキシル末端が、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbのアミノ末端に、任意にペプチドリンカーを介して、融合されている、上記[19]〜[22]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[25] PD−L1を特異的に認識できる前記完全長IgGが、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbに、配列番号397〜399のうちの1つのアミノ酸配列を有するペプチドリンカーを介して融合されている、上記[23]又は[24]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[26] 上記[1]〜[25]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片と競合的に、PD−L1に特異的に結合できる第2の単離抗体又はその抗原結合断片。
[27] 上記[1]〜[25]のいずれかに記載の単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は上記[26]に記載の第2の単離抗体若しくはその抗原結合断片、及び製薬学的に許容可能な担体を含む医薬組成物。
[28] PD−L1関連疾患の治療が必要な対象のPD−L1関連疾患を治療する使用のための、上記[1]〜[25]のいずれかに記載の単離抗体若しくはその抗原結合断片、上記[26]に記載の第2の単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は上記[27]に記載の医薬組成物。
[29] 前記PD−L1関連疾患が、がんである、上記[28]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[30] 前記がんが、固形腫瘍である、上記[29]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[31] 前記がんが、結腸癌である、上記[29]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[32] 追加のがん療法と組み合わせる、上記[28]〜[31]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は医薬組成物。
[33] 前記追加のがん療法が、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法、ホルモン療法又はこれらを組み合わせたものである、上記[32]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[34] 前記PD−L1関連疾患が、病原性感染症である、上記[28]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[35] 全身投与又は局所投与用である、上記[28]〜[34]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[36] 静脈内投与用である、上記[28]〜[34]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[37] 腫瘍内投与用である、上記[28]〜[34]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[38] 前記対象が、ヒトである、上記[28]〜[37]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
本発明は、以下の態様にも関する。
[1] (a)下記:
i.配列番号71〜82からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR1、
ii.配列番号83〜94からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR2であって、その配列番号87が任意に、配列番号95〜97のうちのいずれか1つに置き換えられている前記重鎖CDR2、及び
iii.配列番号98〜109からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR3
を含む重鎖可変ドメイン(VH)、並びに
(b)下記:
i.配列番号110〜121からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR1であって、その配列番号111が任意に、配列番号122に置き換えられており、配列番号114が任意に、配列番号123に置き換えられている前記軽鎖CDR1、
ii.配列番号124〜135からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR2、及び
iii.配列番号136〜147からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR3
を含む軽鎖可変ドメイン(VL)
を含む単離抗体又はその抗原結合断片であって、
PD−L1、好ましくはヒトPD−L1に特異的に結合できる前記抗体又は抗原結合断片。
[2] (1)前記VHが、配列番号75のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号87のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号114のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号128のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2及び配列番号140のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を含み、その配列番号87が任意に、配列番号95〜97のうちのいずれか1つに置き換えられており、配列番号114が任意に、配列番号123に置き換えられている、又は
(2)前記VHが、配列番号72のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号84のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号99のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号111のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1配列、配列番号125のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2配列及び配列番号137のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3配列を含み、その配列番号111が任意に、配列番号122に置き換えられている、
上記[1]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[3] 前記VHが、配列番号75のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号97のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号123のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号128のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2及び配列番号140のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を含む、上記[1]又は[2]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[4] 前記VHが、配列番号72のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号84のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号99のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号122のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1配列、配列番号125のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2配列及び配列番号137のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3配列を含む、上記[2]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[5] 前記VHが、配列番号1〜44からなる群から選択される配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号45〜70からなる群からそれぞれ選択される配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[4]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[6] 前記VHが、配列番号1〜44のうちのいずれか1つのアミノ酸配列、又は前記VHにアミノ酸置換を最大で約3個含むそのバリアントを含み、前記VLが、配列番号45〜70のうちのいずれか1つのアミノ酸配列、又は前記VLにアミノ酸置換を最大で約3個含むそのバリアントを含む、上記[5]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[7] (1)前記VHが、配列番号5、13、14、15及び21〜44からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号49、58、62〜64及び68〜70からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、又は
(2)前記VHが、配列番号2及び16〜20からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号46、57、59〜61及び65〜67からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、
上記[5]又は[6]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[8] 前記VHが、配列番号21、25、27又は31のアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号68のアミノ酸配列を含む、上記[7]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[9] 前記VHが、配列番号16又は19のアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号65のアミノ酸配列を含む、上記[7]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[10] 前記VHが、免疫グロブリンの重鎖定常領域に融合されている、上記[1]〜[9]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[11] 前記VLが、免疫グロブリンの軽鎖定常領域(CL)に融合されている、上記[1]〜[10]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[12] 前記抗体又はその抗原結合断片と前記PD−L1との結合のK D が、10 −7 M〜約10 −12 M、好ましくは約10 −8 M〜約10 −12 M、より好ましくは約10 −9 M〜約10 −12 Mである、上記[1]〜[11]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[13] げっ歯類抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、部分ヒト化抗体又は完全ヒト化抗体である、上記[1]〜[12]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[14] ヒトIgG1の定常ドメインをさらに含む、上記[13]に記載の単離抗体。
[15] 配列番号278〜321及び348〜391のうちのいずれか1つの重鎖アミノ酸配列、並びに配列番号322〜347のうちのいずれか1つの軽鎖アミノ酸配列を含む、上記[14]に記載の単離抗体。
[16] 第2の抗体部分をさらに含み、前記第2の抗体部分が、第2の抗原に特異的に結合できる、上記[1]〜[15]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[17] 前記第2の抗体部分が、Fab、Fab’、(Fab’) 2 、Fv、1本鎖Fv(scFv)、scFv−scFv、ミニボディ、ダイアボディ、sdAb又は抗体ミメティックである、上記[16]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[18] 前記第2の抗体部分が、sdAbである、上記[16]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[19] 前記第2の抗体部分が、CTLA−4に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、CTLA−4に特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[20] 前記第2の抗体部分が、TIGITに特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、TIGITに特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[21] 前記第2の抗体部分が、TIM−3に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、TIM−3に特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[22] 前記第2の抗体部分が、LAG−3に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、LAG−3に特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[23] PD−L1を特異的に認識できる完全長IgGの重鎖又は軽鎖のアミノ末端が、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbのカルボキシル末端に、任意にペプチドリンカーを介して、融合されている、上記[19]〜[22]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[24] PD−L1を特異的に認識できる完全長IgGの重鎖又は軽鎖のカルボキシル末端が、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbのアミノ末端に、任意にペプチドリンカーを介して、融合されている、上記[19]〜[22]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[25] PD−L1を特異的に認識できる前記完全長IgGが、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbに、配列番号397〜399のうちの1つのアミノ酸配列を有するペプチドリンカーを介して融合されている、上記[23]又は[24]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[26] 上記[1]〜[25]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片と競合的に、PD−L1に特異的に結合できる第2の単離抗体又はその抗原結合断片。
[27] 上記[1]〜[25]のいずれかに記載の単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は上記[26]に記載の第2の単離抗体若しくはその抗原結合断片、及び製薬学的に許容可能な担体を含む医薬組成物。
[28] PD−L1関連疾患の治療が必要な対象のPD−L1関連疾患を治療する使用のための、上記[1]〜[25]のいずれかに記載の単離抗体若しくはその抗原結合断片、上記[26]に記載の第2の単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は上記[27]に記載の医薬組成物。
[29] 前記PD−L1関連疾患が、がんである、上記[28]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[30] 前記がんが、固形腫瘍である、上記[29]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[31] 前記がんが、結腸癌である、上記[29]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[32] 追加のがん療法と組み合わせる、上記[28]〜[31]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は医薬組成物。
[33] 前記追加のがん療法が、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法、ホルモン療法又はこれらを組み合わせたものである、上記[32]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[34] 前記PD−L1関連疾患が、病原性感染症である、上記[28]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[35] 全身投与又は局所投与用である、上記[28]〜[34]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[36] 静脈内投与用である、上記[28]〜[34]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[37] 腫瘍内投与用である、上記[28]〜[34]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[38] 前記対象が、ヒトである、上記[28]〜[37]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
Claims (38)
- (a)下記:
i.配列番号71〜82からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR1、
ii.配列番号83〜94からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR2であって、その配列番号87が任意に、配列番号95〜97のうちのいずれか1つに置き換えられている前記重鎖CDR2、及び
iii.配列番号98〜109からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR3
を含む重鎖可変ドメイン(VH)、並びに
(b)下記:
i.配列番号110〜121からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR1であって、その配列番号111が任意に、配列番号122に置き換えられており、配列番号114が任意に、配列番号123に置き換えられている前記軽鎖CDR1、
ii.配列番号124〜135からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR2、及び
iii.配列番号136〜147からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR3
を含む軽鎖可変ドメイン(VL)
を含む単離抗体又はその抗原結合断片であって、
PD−L1、好ましくはヒトPD−L1に特異的に結合できる前記抗体又は抗原結合断片。 - (1)前記VHが、配列番号75のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号87のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号114のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号128のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2及び配列番号140のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を含み、その配列番号87が任意に、配列番号95〜97のうちのいずれか1つに置き換えられており、配列番号114が任意に、配列番号123に置き換えられている、又は
(2)前記VHが、配列番号72のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号84のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号99のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号111のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1配列、配列番号125のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2配列及び配列番号137のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3配列を含み、その配列番号111が任意に、配列番号122に置き換えられている、
請求項1に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。 - 前記VHが、配列番号75のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号97のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号123のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号128のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2及び配列番号140のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を含む、請求項1又は2に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記VHが、配列番号72のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号84のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号99のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号122のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1配列、配列番号125のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2配列及び配列番号137のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3配列を含む、請求項2に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記VHが、配列番号1〜44からなる群から選択される配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号45〜70からなる群からそれぞれ選択される配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記VHが、配列番号1〜44のうちのいずれか1つのアミノ酸配列、又は前記VHにアミノ酸置換を最大で約3個含むそのバリアントを含み、前記VLが、配列番号45〜70のうちのいずれか1つのアミノ酸配列、又は前記VLにアミノ酸置換を最大で約3個含むそのバリアントを含む、請求項5に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- (1)前記VHが、配列番号5、13、14、15及び21〜44からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号49、58、62〜64及び68〜70からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、又は
(2)前記VHが、配列番号2及び16〜20からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号46、57、59〜61及び65〜67からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、
請求項5又は6に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。 - 前記VHが、配列番号21、25、27又は31のアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号68のアミノ酸配列を含む、請求項7に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記VHが、配列番号16又は19のアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号65のアミノ酸配列を含む、請求項7に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記VHが、免疫グロブリンの重鎖定常領域に融合されている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記VLが、免疫グロブリンの軽鎖定常領域(CL)に融合されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記抗体又はその抗原結合断片と前記PD−L1との結合のKDが、10−7M〜約10−12M、好ましくは約10−8M〜約10−12M、より好ましくは約10−9M〜約10−12Mである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- げっ歯類抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、部分ヒト化抗体又は完全ヒト化抗体である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- ヒトIgG1の定常ドメインをさらに含む、請求項13に記載の単離抗体。
- 配列番号278〜321及び348〜391のうちのいずれか1つの重鎖アミノ酸配列、並びに配列番号322〜347のうちのいずれか1つの軽鎖アミノ酸配列を含む、請求項14に記載の単離抗体。
- 第2の抗体部分をさらに含み、前記第2の抗体部分が、第2の抗原に特異的に結合できる、請求項1〜15のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記第2の抗体部分が、Fab、Fab’、(Fab’)2、Fv、1本鎖Fv(scFv)、scFv−scFv、ミニボディ、ダイアボディ、sdAb又は抗体ミメティックである、請求項16に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記第2の抗体部分が、sdAbである、請求項16に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記第2の抗体部分が、CTLA−4に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、CTLA−4に特異的に結合できるsdAbである、請求項16〜18のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記第2の抗体部分が、TIGITに特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、TIGITに特異的に結合できるsdAbである、請求項16〜18のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記第2の抗体部分が、TIM−3に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、TIM−3に特異的に結合できるsdAbである、請求項16〜18のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 前記第2の抗体部分が、LAG−3に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、LAG−3に特異的に結合できるsdAbである、請求項16〜18のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- PD−L1を特異的に認識できる完全長IgGの重鎖又は軽鎖のアミノ末端が、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbのカルボキシル末端に、任意にペプチドリンカーを介して、融合されている、請求項19〜22のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- PD−L1を特異的に認識できる完全長IgGの重鎖又は軽鎖のカルボキシル末端が、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbのアミノ末端に、任意にペプチドリンカーを介して、融合されている、請求項19〜22のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- PD−L1を特異的に認識できる前記完全長IgGが、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbに、配列番号397〜399のうちの1つのアミノ酸配列を有するペプチドリンカーを介して融合されている、請求項23又は24に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 請求項1〜25のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片と競合的に、PD−L1に特異的に結合できる第2の単離抗体又はその抗原結合断片。
- 請求項1〜25のいずれか1項に記載の単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は請求項26に記載の第2の単離抗体若しくはその抗原結合断片、及び製薬学的に許容可能な担体を含む医薬組成物。
- PD−L1関連疾患の治療が必要な対象のPD−L1関連疾患を治療する使用のための、請求項1〜25のいずれか1項に記載の単離抗体若しくはその抗原結合断片、請求項26に記載の第2の単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は請求項27に記載の医薬組成物。
- 前記PD−L1関連疾患が、がんである、請求項28に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
- 前記がんが、固形腫瘍である、請求項29に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
- 前記がんが、結腸癌である、請求項29に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
- 追加のがん療法と組み合わせる、請求項28〜31のいずれか1項に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は医薬組成物。
- 前記追加のがん療法が、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法、ホルモン療法又はこれらを組み合わせたものである、請求項32に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
- 前記PD−L1関連疾患が、病原性感染症である、請求項28に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
- 全身投与又は局所投与用である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
- 静脈内投与用である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
- 腫瘍内投与用である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
- 前記対象が、ヒトである、請求項28〜37のいずれか1項に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
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