JP2021508707A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2021508707A5
JP2021508707A5 JP2020536100A JP2020536100A JP2021508707A5 JP 2021508707 A5 JP2021508707 A5 JP 2021508707A5 JP 2020536100 A JP2020536100 A JP 2020536100A JP 2020536100 A JP2020536100 A JP 2020536100A JP 2021508707 A5 JP2021508707 A5 JP 2021508707A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seq
amino acid
acid sequence
antigen
binding fragment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020536100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021508707A (ja
JP7383617B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/CN2018/124925 external-priority patent/WO2019129211A1/en
Publication of JP2021508707A publication Critical patent/JP2021508707A/ja
Publication of JP2021508707A5 publication Critical patent/JP2021508707A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7383617B2 publication Critical patent/JP7383617B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

添付の図面と併せて読めば、本発明の上記の概要及び下記の詳細な説明への理解が深まるであろう。本発明を例示するために、図面には、現時点で好ましい実施形態が示されている。しかしながら、本発明が、示されているとおりの構成及び手段に限定されないことは理解されたい。
本発明は、以下の態様にも関する。
[1] (a)下記:
i.配列番号71〜82からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR1、
ii.配列番号83〜94からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR2であって、その配列番号87が任意に、配列番号95〜97のうちのいずれか1つに置き換えられている前記重鎖CDR2、及び
iii.配列番号98〜109からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR3
を含む重鎖可変ドメイン(VH)、並びに
(b)下記:
i.配列番号110〜121からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR1であって、その配列番号111が任意に、配列番号122に置き換えられており、配列番号114が任意に、配列番号123に置き換えられている前記軽鎖CDR1、
ii.配列番号124〜135からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR2、及び
iii.配列番号136〜147からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR3
を含む軽鎖可変ドメイン(VL)
を含む単離抗体又はその抗原結合断片であって、
PD−L1、好ましくはヒトPD−L1に特異的に結合できる前記抗体又は抗原結合断片。
[2] (1)前記VHが、配列番号75のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号87のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号114のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号128のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2及び配列番号140のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を含み、その配列番号87が任意に、配列番号95〜97のうちのいずれか1つに置き換えられており、配列番号114が任意に、配列番号123に置き換えられている、又は
(2)前記VHが、配列番号72のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号84のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号99のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号111のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1配列、配列番号125のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2配列及び配列番号137のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3配列を含み、その配列番号111が任意に、配列番号122に置き換えられている、
上記[1]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[3] 前記VHが、配列番号75のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号97のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号123のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号128のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2及び配列番号140のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を含む、上記[1]又は[2]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[4] 前記VHが、配列番号72のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号84のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号99のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号122のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1配列、配列番号125のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2配列及び配列番号137のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3配列を含む、上記[2]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[5] 前記VHが、配列番号1〜44からなる群から選択される配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号45〜70からなる群からそれぞれ選択される配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[4]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[6] 前記VHが、配列番号1〜44のうちのいずれか1つのアミノ酸配列、又は前記VHにアミノ酸置換を最大で約3個含むそのバリアントを含み、前記VLが、配列番号45〜70のうちのいずれか1つのアミノ酸配列、又は前記VLにアミノ酸置換を最大で約3個含むそのバリアントを含む、上記[5]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[7] (1)前記VHが、配列番号5、13、14、15及び21〜44からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号49、58、62〜64及び68〜70からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、又は
(2)前記VHが、配列番号2及び16〜20からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号46、57、59〜61及び65〜67からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、
上記[5]又は[6]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[8] 前記VHが、配列番号21、25、27又は31のアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号68のアミノ酸配列を含む、上記[7]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[9] 前記VHが、配列番号16又は19のアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号65のアミノ酸配列を含む、上記[7]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[10] 前記VHが、免疫グロブリンの重鎖定常領域に融合されている、上記[1]〜[9]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[11] 前記VLが、免疫グロブリンの軽鎖定常領域(CL)に融合されている、上記[1]〜[10]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[12] 前記抗体又はその抗原結合断片と前記PD−L1との結合のK が、10 −7 M〜約10 −12 M、好ましくは約10 −8 M〜約10 −12 M、より好ましくは約10 −9 M〜約10 −12 Mである、上記[1]〜[11]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[13] げっ歯類抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、部分ヒト化抗体又は完全ヒト化抗体である、上記[1]〜[12]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[14] ヒトIgG1の定常ドメインをさらに含む、上記[13]に記載の単離抗体。
[15] 配列番号278〜321及び348〜391のうちのいずれか1つの重鎖アミノ酸配列、並びに配列番号322〜347のうちのいずれか1つの軽鎖アミノ酸配列を含む、上記[14]に記載の単離抗体。
[16] 第2の抗体部分をさらに含み、前記第2の抗体部分が、第2の抗原に特異的に結合できる、上記[1]〜[15]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[17] 前記第2の抗体部分が、Fab、Fab’、(Fab’) 、Fv、1本鎖Fv(scFv)、scFv−scFv、ミニボディ、ダイアボディ、sdAb又は抗体ミメティックである、上記[16]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[18] 前記第2の抗体部分が、sdAbである、上記[16]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[19] 前記第2の抗体部分が、CTLA−4に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、CTLA−4に特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[20] 前記第2の抗体部分が、TIGITに特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、TIGITに特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[21] 前記第2の抗体部分が、TIM−3に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、TIM−3に特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[22] 前記第2の抗体部分が、LAG−3に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、LAG−3に特異的に結合できるsdAbである、上記[16]〜[18]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[23] PD−L1を特異的に認識できる完全長IgGの重鎖又は軽鎖のアミノ末端が、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbのカルボキシル末端に、任意にペプチドリンカーを介して、融合されている、上記[19]〜[22]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[24] PD−L1を特異的に認識できる完全長IgGの重鎖又は軽鎖のカルボキシル末端が、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbのアミノ末端に、任意にペプチドリンカーを介して、融合されている、上記[19]〜[22]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[25] PD−L1を特異的に認識できる前記完全長IgGが、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbに、配列番号397〜399のうちの1つのアミノ酸配列を有するペプチドリンカーを介して融合されている、上記[23]又は[24]に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
[26] 上記[1]〜[25]のいずれかに記載の単離抗体又はその抗原結合断片と競合的に、PD−L1に特異的に結合できる第2の単離抗体又はその抗原結合断片。
[27] 上記[1]〜[25]のいずれかに記載の単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は上記[26]に記載の第2の単離抗体若しくはその抗原結合断片、及び製薬学的に許容可能な担体を含む医薬組成物。
[28] PD−L1関連疾患の治療が必要な対象のPD−L1関連疾患を治療する使用のための、上記[1]〜[25]のいずれかに記載の単離抗体若しくはその抗原結合断片、上記[26]に記載の第2の単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は上記[27]に記載の医薬組成物。
[29] 前記PD−L1関連疾患が、がんである、上記[28]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[30] 前記がんが、固形腫瘍である、上記[29]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[31] 前記がんが、結腸癌である、上記[29]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[32] 追加のがん療法と組み合わせる、上記[28]〜[31]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は医薬組成物。
[33] 前記追加のがん療法が、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法、ホルモン療法又はこれらを組み合わせたものである、上記[32]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[34] 前記PD−L1関連疾患が、病原性感染症である、上記[28]に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[35] 全身投与又は局所投与用である、上記[28]〜[34]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[36] 静脈内投与用である、上記[28]〜[34]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[37] 腫瘍内投与用である、上記[28]〜[34]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
[38] 前記対象が、ヒトである、上記[28]〜[37]のいずれかに記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
Figure 2021508707
Figure 2021508707
Figure 2021508707
Figure 2021508707
Figure 2021508707
Figure 2021508707
Figure 2021508707
Figure 2021508707
Figure 2021508707

Claims (38)

  1. (a)下記:
    i.配列番号71〜82からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR1、
    ii.配列番号83〜94からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR2であって、その配列番号87が任意に、配列番号95〜97のうちのいずれか1つに置き換えられている前記重鎖CDR2、及び
    iii.配列番号98〜109からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む重鎖CDR3
    を含む重鎖可変ドメイン(VH)、並びに
    (b)下記:
    i.配列番号110〜121からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR1であって、その配列番号111が任意に、配列番号122に置き換えられており、配列番号114が任意に、配列番号123に置き換えられている前記軽鎖CDR1、
    ii.配列番号124〜135からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR2、及び
    iii.配列番号136〜147からなる群からそれぞれ選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖CDR3
    を含む軽鎖可変ドメイン(VL)
    を含む単離抗体又はその抗原結合断片であって、
    PD−L1、好ましくはヒトPD−L1に特異的に結合できる前記抗体又は抗原結合断片。
  2. (1)前記VHが、配列番号75のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号87のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号114のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号128のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2及び配列番号140のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を含み、その配列番号87が任意に、配列番号95〜97のうちのいずれか1つに置き換えられており、配列番号114が任意に、配列番号123に置き換えられている、又は
    (2)前記VHが、配列番号72のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号84のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号99のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号111のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1配列、配列番号125のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2配列及び配列番号137のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3配列を含み、その配列番号111が任意に、配列番号122に置き換えられている、
    請求項1に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  3. 前記VHが、配列番号75のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号97のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号123のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号128のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2及び配列番号140のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を含む、請求項1又は2に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  4. 前記VHが、配列番号72のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1配列、配列番号84のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2配列及び配列番号99のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3配列を含み、前記VLが、配列番号122のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1配列、配列番号125のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2配列及び配列番号137のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3配列を含む、請求項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  5. 前記VHが、配列番号1〜44からなる群から選択される配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号45〜70からなる群からそれぞれ選択される配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  6. 前記VHが、配列番号1〜44のうちのいずれか1つのアミノ酸配列、又は前記VHにアミノ酸置換を最大で約3個含むそのバリアントを含み、前記VLが、配列番号45〜70のうちのいずれか1つのアミノ酸配列、又は前記VLにアミノ酸置換を最大で約3個含むそのバリアントを含む、請求項5に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  7. (1)前記VHが、配列番号5、13、14、15及び21〜44からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号49、58、62〜64及び68〜70からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、又は
    (2)前記VHが、配列番号2及び16〜20からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号46、57、59〜61及び65〜67からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、
    請求項5又は6に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  8. 前記VHが、配列番号21、25、27又は31のアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号68のアミノ酸配列を含む、請求項7に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  9. 前記VHが、配列番号16又は19のアミノ酸配列を含み、前記VLが、配列番号65のアミノ酸配列を含む、請求項7に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  10. 前記VHが、免疫グロブリンの重鎖定常領域に融合されている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  11. 前記VLが、免疫グロブリンの軽鎖定常領域(CL)に融合されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  12. 前記抗体又はその抗原結合断片と前記PD−L1との結合のKが、10−7M〜約10−12M、好ましくは約10−8M〜約10−12M、より好ましくは約10−9M〜約10−12Mである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  13. げっ歯類抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、部分ヒト化抗体又は完全ヒト化抗体である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  14. ヒトIgG1の定常ドメインをさらに含む、請求項13に記載の単離抗体。
  15. 配列番号278〜321及び348〜391のうちのいずれか1つの重鎖アミノ酸配列、並びに配列番号322〜347のうちのいずれか1つの軽鎖アミノ酸配列を含む、請求項14に記載の単離抗体。
  16. 第2の抗体部分をさらに含み、前記第2の抗体部分が、第2の抗原に特異的に結合できる、請求項1〜15のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  17. 前記第2の抗体部分が、Fab、Fab’、(Fab’)、Fv、1本鎖Fv(scFv)、scFv−scFv、ミニボディ、ダイアボディ、sdAb又は抗体ミメティックである、請求項16に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  18. 前記第2の抗体部分が、sdAbである、請求項16に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  19. 前記第2の抗体部分が、CTLA−4に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、CTLA−4に特異的に結合できるsdAbである、請求項16〜18のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  20. 前記第2の抗体部分が、TIGITに特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、TIGITに特異的に結合できるsdAbである、請求項16〜18のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  21. 前記第2の抗体部分が、TIM−3に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、TIM−3に特異的に結合できるsdAbである、請求項16〜18のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  22. 前記第2の抗体部分が、LAG−3に特異的に結合でき、好ましくは、前記第2の抗体部分が、LAG−3に特異的に結合できるsdAbである、請求項16〜18のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  23. PD−L1を特異的に認識できる完全長IgGの重鎖又は軽鎖のアミノ末端が、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbのカルボキシル末端に、任意にペプチドリンカーを介して、融合されている、請求項19〜22のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  24. PD−L1を特異的に認識できる完全長IgGの重鎖又は軽鎖のカルボキシル末端が、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbのアミノ末端に、任意にペプチドリンカーを介して、融合されている、請求項19〜22のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  25. PD−L1を特異的に認識できる前記完全長IgGが、CTLA−4、TIGIT、TIM−3又はLAG−3に特異的に結合できる前記sdAbに、配列番号397〜399のうちの1つのアミノ酸配列を有するペプチドリンカーを介して融合されている、請求項23又は24に記載の単離抗体又はその抗原結合断片。
  26. 請求項1〜25のいずれか1項に記載の単離抗体又はその抗原結合断片と競合的に、PD−L1に特異的に結合できる第2の単離抗体又はその抗原結合断片。
  27. 請求項1〜25のいずれか1項に記載の単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は請求項26に記載の第2の単離抗体若しくはその抗原結合断片、及び製薬学的に許容可能な担体を含む医薬組成物。
  28. PD−L1関連疾患の治療が必要な対象のPD−L1関連疾患を治療する使用のための、請求項1〜25のいずれか1項に記載の単離抗体若しくはその抗原結合断片、請求項26に記載の第2の単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は請求項27に記載の医薬組成物。
  29. 前記PD−L1関連疾患が、がんである、請求項28に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
  30. 前記がんが、固形腫瘍である、請求項29に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
  31. 前記がんが、結腸癌である、請求項29に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
  32. 追加のがん療法と組み合わせる、請求項28〜31のいずれか1項に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片、又は医薬組成物。
  33. 前記追加のがん療法が、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法、ホルモン療法又はこれらを組み合わせたものである、請求項32に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
  34. 前記PD−L1関連疾患が、病原性感染症である、請求項28に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
  35. 全身投与又は局所投与用である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
  36. 静脈内投与用である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
  37. 腫瘍内投与用である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
  38. 前記対象が、ヒトである、請求項28〜37のいずれか1項に記載の使用のための単離抗体若しくはその抗原結合断片又は医薬組成物。
JP2020536100A 2017-12-28 2018-12-28 Pd-l1に対する抗体及びそのバリアント Active JP7383617B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN2017119505 2017-12-28
CNPCT/CN2017/119505 2017-12-28
PCT/CN2018/124925 WO2019129211A1 (en) 2017-12-28 2018-12-28 Antibodies and variants thereof against pd-l1

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2021508707A JP2021508707A (ja) 2021-03-11
JP2021508707A5 true JP2021508707A5 (ja) 2021-07-26
JP7383617B2 JP7383617B2 (ja) 2023-11-20

Family

ID=67066642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020536100A Active JP7383617B2 (ja) 2017-12-28 2018-12-28 Pd-l1に対する抗体及びそのバリアント

Country Status (11)

Country Link
US (1) US20220135687A1 (ja)
EP (1) EP3732203A4 (ja)
JP (1) JP7383617B2 (ja)
KR (1) KR20200104886A (ja)
CN (1) CN111542543B (ja)
AU (1) AU2018396964C1 (ja)
CA (1) CA3078849A1 (ja)
IL (1) IL275577A (ja)
SG (1) SG11202005273XA (ja)
TW (1) TW201930350A (ja)
WO (1) WO2019129211A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12098204B2 (en) 2018-11-16 2024-09-24 Nanjing GenScript Biotech Co., Ltd. Humanized anti-human PD-L1 monoclonal antibody and preparation method therefor and use thereof
US20220220204A1 (en) * 2019-06-12 2022-07-14 Nanjing GenScript Biotech Co., Ltd. Anti-pd-l1/anti-lag-3 multiple antigen binding proteins and methods of use thereof
EP4017882A4 (en) * 2019-08-23 2023-09-27 Wuxi Biologics Ireland Limited HUMANIZED ANTIBODIES AGAINST PD-L1
CA3114467C (en) * 2019-08-29 2024-06-11 Remegen Co., Ltd. Anti pd-l1 antibody and use thereof
EP4060998A4 (en) 2019-11-15 2023-11-15 Korea Advanced Institute of Science and Technology SYSTEM AND METHOD FOR LIVE VIDEO INGESTION
CN115135675A (zh) * 2020-02-18 2022-09-30 南京金斯瑞生物科技有限公司 融合蛋白及其用途
CN115521378B (zh) * 2021-07-23 2023-12-22 南京吉盛澳玛生物医药有限公司 Pd-l1抗体及其用途
WO2023060276A1 (en) * 2021-10-08 2023-04-13 Arbele Limited Compositions and methods for detecting cadherin-17 protein
KR102534281B1 (ko) * 2022-09-02 2023-05-30 한국생명공학연구원 신규한 항-pd-l1 키메릭 항원 수용체 및 이를 발현하는 면역세포
US20240294651A1 (en) 2023-01-30 2024-09-05 Kymab Limited Antibodies

Family Cites Families (113)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3773919A (en) 1969-10-23 1973-11-20 Du Pont Polylactide-drug mixtures
US4816567A (en) 1983-04-08 1989-03-28 Genentech, Inc. Recombinant immunoglobin preparations
US4676980A (en) 1985-09-23 1987-06-30 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Target specific cross-linked heteroantibodies
US5225539A (en) 1986-03-27 1993-07-06 Medical Research Council Recombinant altered antibodies and methods of making altered antibodies
US6548640B1 (en) 1986-03-27 2003-04-15 Btg International Limited Altered antibodies
IL85035A0 (en) 1987-01-08 1988-06-30 Int Genetic Eng Polynucleotide molecule,a chimeric antibody with specificity for human b cell surface antigen,a process for the preparation and methods utilizing the same
WO1988007089A1 (en) 1987-03-18 1988-09-22 Medical Research Council Altered antibodies
GB8823869D0 (en) 1988-10-12 1988-11-16 Medical Res Council Production of antibodies
DE3920358A1 (de) 1989-06-22 1991-01-17 Behringwerke Ag Bispezifische und oligospezifische, mono- und oligovalente antikoerperkonstrukte, ihre herstellung und verwendung
US6150584A (en) 1990-01-12 2000-11-21 Abgenix, Inc. Human antibodies derived from immunized xenomice
JP3068180B2 (ja) 1990-01-12 2000-07-24 アブジェニックス インコーポレイテッド 異種抗体の生成
US6075181A (en) 1990-01-12 2000-06-13 Abgenix, Inc. Human antibodies derived from immunized xenomice
US5545806A (en) 1990-08-29 1996-08-13 Genpharm International, Inc. Ransgenic non-human animals for producing heterologous antibodies
ATE158021T1 (de) 1990-08-29 1997-09-15 Genpharm Int Produktion und nützung nicht-menschliche transgentiere zur produktion heterologe antikörper
US5770429A (en) 1990-08-29 1998-06-23 Genpharm International, Inc. Transgenic non-human animals capable of producing heterologous antibodies
US5633425A (en) 1990-08-29 1997-05-27 Genpharm International, Inc. Transgenic non-human animals capable of producing heterologous antibodies
US5625126A (en) 1990-08-29 1997-04-29 Genpharm International, Inc. Transgenic non-human animals for producing heterologous antibodies
US5661016A (en) 1990-08-29 1997-08-26 Genpharm International Inc. Transgenic non-human animals capable of producing heterologous antibodies of various isotypes
DK0564531T3 (da) 1990-12-03 1998-09-28 Genentech Inc Berigelsesfremgangsmåde for variantproteiner med ændrede bindingsegenskaber
US5571894A (en) 1991-02-05 1996-11-05 Ciba-Geigy Corporation Recombinant antibodies specific for a growth factor receptor
WO1992022653A1 (en) 1991-06-14 1992-12-23 Genentech, Inc. Method for making humanized antibodies
US5637481A (en) * 1993-02-01 1997-06-10 Bristol-Myers Squibb Company Expression vectors encoding bispecific fusion proteins and methods of producing biologically active bispecific fusion proteins in a mammalian cell
GB9114948D0 (en) 1991-07-11 1991-08-28 Pfizer Ltd Process for preparing sertraline intermediates
US5587458A (en) 1991-10-07 1996-12-24 Aronex Pharmaceuticals, Inc. Anti-erbB-2 antibodies, combinations thereof, and therapeutic and diagnostic uses thereof
WO1993008829A1 (en) 1991-11-04 1993-05-13 The Regents Of The University Of California Compositions that mediate killing of hiv-infected cells
EP0617706B1 (en) 1991-11-25 2001-10-17 Enzon, Inc. Multivalent antigen-binding proteins
CA2372813A1 (en) 1992-02-06 1993-08-19 L.L. Houston Biosynthetic binding protein for cancer marker
CA2163345A1 (en) 1993-06-16 1994-12-22 Susan Adrienne Morgan Antibodies
US5731168A (en) 1995-03-01 1998-03-24 Genentech, Inc. Method for making heteromultimeric polypeptides
US5641870A (en) 1995-04-20 1997-06-24 Genentech, Inc. Low pH hydrophobic interaction chromatography for antibody purification
US5869046A (en) 1995-04-14 1999-02-09 Genentech, Inc. Altered polypeptides with increased half-life
EP0739981A1 (en) 1995-04-25 1996-10-30 Vrije Universiteit Brussel Variable fragments of immunoglobulins - use for therapeutic or veterinary purposes
DE69637481T2 (de) 1995-04-27 2009-04-09 Amgen Fremont Inc. Aus immunisierten Xenomäusen stammende menschliche Antikörper gegen IL-8
AU2466895A (en) 1995-04-28 1996-11-18 Abgenix, Inc. Human antibodies derived from immunized xenomice
GB9603256D0 (en) 1996-02-16 1996-04-17 Wellcome Found Antibodies
KR20080059467A (ko) 1996-12-03 2008-06-27 아브게닉스, 인크. 복수의 vh 및 vk 부위를 함유하는 사람 면역글로불린유전자좌를 갖는 형질전환된 포유류 및 이로부터 생성된항체
AU757627B2 (en) 1997-06-24 2003-02-27 Genentech Inc. Methods and compositions for galactosylated glycoproteins
ATE419009T1 (de) 1997-10-31 2009-01-15 Genentech Inc Methoden und zusammensetzungen bestehend aus glykoprotein-glykoformen
US6610833B1 (en) 1997-11-24 2003-08-26 The Institute For Human Genetics And Biochemistry Monoclonal human natural antibodies
WO1999029888A1 (en) 1997-12-05 1999-06-17 The Scripps Research Institute Humanization of murine antibody
DE69937291T2 (de) 1998-04-02 2008-07-10 Genentech, Inc., South San Francisco Antikörpervarianten und fragmente davon
US6194551B1 (en) 1998-04-02 2001-02-27 Genentech, Inc. Polypeptide variants
DK2180007T4 (da) 1998-04-20 2017-11-27 Roche Glycart Ag Glycosyleringsteknik for antistoffer til forbedring af antistofafhængig cellecytotoxicitet
US6737056B1 (en) 1999-01-15 2004-05-18 Genentech, Inc. Polypeptide variants with altered effector function
KR20060067983A (ko) 1999-01-15 2006-06-20 제넨테크, 인크. 효과기 기능이 변화된 폴리펩티드 변이체
EP2275541B1 (en) 1999-04-09 2016-03-23 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. Method for controlling the activity of immunologically functional molecule
US7504256B1 (en) 1999-10-19 2009-03-17 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Process for producing polypeptide
JP2003516755A (ja) 1999-12-15 2003-05-20 ジェネンテック・インコーポレーテッド ショットガン走査、すなわち機能性タンパク質エピトープをマッピングするための組み合わせ方法
EP1272647B1 (en) 2000-04-11 2014-11-12 Genentech, Inc. Multivalent antibodies and uses therefor
EA013224B1 (ru) 2000-10-06 2010-04-30 Киова Хакко Кирин Ко., Лтд. Клетки, продуцирующие композиции антител
US7064191B2 (en) 2000-10-06 2006-06-20 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Process for purifying antibody
US6946292B2 (en) 2000-10-06 2005-09-20 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Cells producing antibody compositions with increased antibody dependent cytotoxic activity
US6596541B2 (en) 2000-10-31 2003-07-22 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Methods of modifying eukaryotic cells
PT1354034E (pt) 2000-11-30 2008-02-28 Medarex Inc Roedores transgénicos transcromossómicos para produção de anticorpos humanos
NZ592087A (en) 2001-08-03 2012-11-30 Roche Glycart Ag Antibody glycosylation variants having increased antibody-dependent cellular cytotoxicity
US7371849B2 (en) 2001-09-13 2008-05-13 Institute For Antibodies Co., Ltd. Methods of constructing camel antibody libraries
AU2002337935B2 (en) 2001-10-25 2008-05-01 Genentech, Inc. Glycoprotein compositions
US20040093621A1 (en) 2001-12-25 2004-05-13 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd Antibody composition which specifically binds to CD20
ES2362419T3 (es) 2002-04-09 2011-07-05 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. Células con depresión o deleción de la actividad de la proteína que participa en el transporte de gdp-fucosa.
WO2003085107A1 (fr) 2002-04-09 2003-10-16 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Cellules à génome modifié
AU2003236017B2 (en) 2002-04-09 2009-03-26 Kyowa Kirin Co., Ltd. Drug containing antibody composition
JP4832719B2 (ja) 2002-04-09 2011-12-07 協和発酵キリン株式会社 FcγRIIIa多型患者に適応する抗体組成物含有医薬
EP1498490A4 (en) 2002-04-09 2006-11-29 Kyowa Hakko Kogyo Kk PROCESS FOR PREPARING ANTIBODY COMPOSITION
EP1498491A4 (en) 2002-04-09 2006-12-13 Kyowa Hakko Kogyo Kk METHOD FOR INCREASING THE ACTIVITY OF AN ANTIBODY COMPOSITION FOR BINDING TO THE FC GAMMA RECEPTOR IIIA
CA2488441C (en) 2002-06-03 2015-01-27 Genentech, Inc. Synthetic antibody phage libraries
US7361740B2 (en) 2002-10-15 2008-04-22 Pdl Biopharma, Inc. Alteration of FcRn binding affinities or serum half-lives of antibodies by mutagenesis
US7217797B2 (en) 2002-10-15 2007-05-15 Pdl Biopharma, Inc. Alteration of FcRn binding affinities or serum half-lives of antibodies by mutagenesis
EP1556684A4 (en) 2002-11-01 2008-01-23 Univ Colorado Regents QUANTITATIVE ANALYSIS OF PROTEIN ISOFORMS USING FLIGHT TIME MASS SPECTROMETRY BY MATRIX ASSISTED LASER DESORPTION / IONIZATION
GB0228210D0 (en) 2002-12-03 2003-01-08 Babraham Inst Single chain antibodies
PT1572744E (pt) 2002-12-16 2010-09-07 Genentech Inc Variantes de imunoglobulina e utilizações destas
WO2004065416A2 (en) 2003-01-16 2004-08-05 Genentech, Inc. Synthetic antibody phage libraries
EP1688439A4 (en) 2003-10-08 2007-12-19 Kyowa Hakko Kogyo Kk HYBRID PROTEIN COMPOSITION
EP1705251A4 (en) 2003-10-09 2009-10-28 Kyowa Hakko Kirin Co Ltd PROCESS FOR PRODUCING ANTIBODY COMPOSITION BY RNA INHIBITION OF FUNCTION OF $ G (A) 1,6-FUCOSYLTRANSFERASE
SG10202008722QA (en) 2003-11-05 2020-10-29 Roche Glycart Ag Cd20 antibodies with increased fc receptor binding affinity and effector function
WO2005053742A1 (ja) 2003-12-04 2005-06-16 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. 抗体組成物を含有する医薬
JP5128935B2 (ja) 2004-03-31 2013-01-23 ジェネンテック, インコーポレイテッド ヒト化抗TGF−β抗体
US7785903B2 (en) 2004-04-09 2010-08-31 Genentech, Inc. Variable domain library and uses
EP2360186B1 (en) 2004-04-13 2017-08-30 F. Hoffmann-La Roche AG Anti-P-selectin antibodies
TWI380996B (zh) 2004-09-17 2013-01-01 Hoffmann La Roche 抗ox40l抗體
CA2580141C (en) 2004-09-23 2013-12-10 Genentech, Inc. Cysteine engineered antibodies and conjugates
EP1957531B1 (en) 2005-11-07 2016-04-13 Genentech, Inc. Binding polypeptides with diversified and consensus vh/vl hypervariable sequences
US20070237764A1 (en) 2005-12-02 2007-10-11 Genentech, Inc. Binding polypeptides with restricted diversity sequences
KR101481843B1 (ko) 2006-01-25 2015-01-12 에라스무스 유니버시티 메디컬 센터 로테르담 형질전환 동물 내에서의 중쇄만의 항체의 생성
JP2009536527A (ja) 2006-05-09 2009-10-15 ジェネンテック・インコーポレーテッド 最適化されたスキャフォールドを備えた結合ポリペプチド
CN101104640A (zh) * 2006-07-10 2008-01-16 苏州大学 抗人pd-l1单克隆抗体制备及应用
US20080226635A1 (en) 2006-12-22 2008-09-18 Hans Koll Antibodies against insulin-like growth factor I receptor and uses thereof
CN100592373C (zh) 2007-05-25 2010-02-24 群康科技(深圳)有限公司 液晶显示面板驱动装置及其驱动方法
PT2215119E (pt) * 2007-11-13 2013-02-11 Boehringer Ingelheim Int Anticorpos monoclonais que se ligam a hgm-csf e composições médicas que os compreendem
JP2011504740A (ja) 2007-11-27 2011-02-17 アブリンクス エン.ヴェー. ヘテロ二量体サイトカイン及び/又はこれらの受容体に指向性を有するアミノ酸配列、並びにこれを含むポリペプチド
HUE028536T2 (en) 2008-01-07 2016-12-28 Amgen Inc Method for producing antibody to FC heterodimer molecules using electrostatic control effects
US20100122358A1 (en) 2008-06-06 2010-05-13 Crescendo Biologics Limited H-Chain-only antibodies
CA2998281C (en) * 2008-09-26 2022-08-16 Dana-Farber Cancer Institute, Inc. Human anti-pd-1 antobodies and uses therefor
CN108997498A (zh) * 2008-12-09 2018-12-14 霍夫曼-拉罗奇有限公司 抗-pd-l1抗体及它们用于增强t细胞功能的用途
KR101553244B1 (ko) 2009-12-10 2015-09-15 리제너론 파마슈티칼스 인코포레이티드 중쇄 항체를 만드는 마우스
SI2785375T1 (sl) * 2011-11-28 2020-11-30 Merck Patent Gmbh Protitelesa proti PD-L1 in uporabe le-teh
TWI680138B (zh) * 2014-01-23 2019-12-21 美商再生元醫藥公司 抗pd-l1之人類抗體
KR102601491B1 (ko) 2014-03-21 2023-11-13 리제너론 파마슈티칼스 인코포레이티드 단일 도메인 결합 단백질을 생산하는 비-인간 동물
KR102130600B1 (ko) * 2014-07-03 2020-07-08 베이진 엘티디 Pd-l1 항체와 이를 이용한 치료 및 진단
SG10201901057UA (en) * 2014-08-05 2019-03-28 Cb Therapeutics Inc Anti-pd-l1 antibodies
CN105777906B (zh) * 2014-12-19 2019-04-23 苏州丁孚靶点生物技术有限公司 抗pd-l1全人抗体及其应用
WO2017020291A1 (en) 2015-08-06 2017-02-09 Wuxi Biologics (Shanghai) Co. Ltd. Novel anti-pd-l1 antibodies
BR112018009064A8 (pt) 2015-11-17 2019-02-26 Jiangsu Hengrui Medicine Co anticorpo de pd-l1, fragmento de ligação ao antígeno do mesmo e aplicação médica do mesmo
GEP20217220B (en) * 2015-11-18 2021-02-10 Merck Sharp & Dohme Pd1 and/or lag3 binders
CN107922503B (zh) * 2016-03-04 2018-08-28 四川科伦博泰生物医药股份有限公司 一种pdl-1抗体、其药物组合物及其用途
CA3007135A1 (en) * 2016-03-23 2017-09-28 Mabspace Biosciences (Suzhou) Co., Ltd Novel anti-pd-l1 antibodies
TWI770020B (zh) * 2016-04-15 2022-07-11 丹麥商H朗德貝克公司 人類化抗pacap 抗體及其用途
AR108377A1 (es) 2016-05-06 2018-08-15 Medimmune Llc Proteínas de unión biespecíficas y sus usos
CN105968200B (zh) * 2016-05-20 2019-03-15 瑞阳(苏州)生物科技有限公司 抗人pd-l1人源化单克隆抗体及其应用
CN107488229B (zh) * 2016-06-13 2020-11-17 天境生物科技(上海)有限公司 Pd-l1抗体及其用途
PH12018502623A1 (en) 2016-06-13 2019-10-07 I Mab Anti-pd-l1 antibodies and uses thereof
CA3026151A1 (en) 2016-06-14 2017-12-21 Xencor, Inc. Bispecific checkpoint inhibitor antibodies
CN108239149B (zh) * 2016-12-25 2021-03-05 南京传奇生物科技有限公司 高亲和力、高特异性、多抗原识别表位的具有更高功能性的抗人pd-l1抗体
TWI690538B (zh) * 2017-04-05 2020-04-11 瑞士商赫孚孟拉羅股份公司 特異性結合至pd1至lag3的雙特異性抗體

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021508707A5 (ja)
JP2019524693A5 (ja)
FI3625259T3 (fi) Anti-sirp-alfa vasta-aineet
JP2021503455A5 (ja)
JP2017535257A5 (ja)
JP2020515247A5 (ja)
JP2019533719A5 (ja)
JP2017504578A5 (ja)
JP2014522850A5 (ja)
JP2018536632A5 (ja) B7‐h3に特異的に結合する分子及びpd‐1に特異的に結合する分子
JP2018093875A5 (ja)
JP2009225799A5 (ja)
CA2798390A1 (en) Compositions and methods of use for therapeutic low density lipoprotein - related protein 6 (lrp6) multivalent antibodies
JP2012519492A5 (ja)
JP2015509960A5 (ja)
JPWO2019137548A5 (ja)
WO2019195313A1 (en) Anti-vegf antagonist and pedf agonist constructs and uses thereof
JP2020522488A5 (ja)
JP2020513759A5 (ja)
FI3830132T3 (fi) Humanisoituja vasta-aineita psma:ta vastaan
JP2020533004A5 (ja)
Hong et al. Chemoenzymatic Synthesis of a Rhamnose‐Functionalized Bispecific Nanobody as a Bispecific Antibody Mimic for Cancer Immunotherapy
JP2024504124A (ja) 新規の抗グレムリン1抗体
JP2016529213A5 (ja)
JP2020502233A5 (ja)