以下の説明は、例示的な方法、パラメータなどについて記載する。しかしながら、そのような説明は、本開示の範囲に対する限定として意図されるものではなく、代わりに例示的な実施形態の説明として提供されることを認識されたい。
ピアツーピア転送を管理するための効率的な方法及びインタフェースを提供する電子デバイスが必要とされている。例えば、一般的に使用されるメッセージングアプリケーションを使用して転送を送受信する好都合且つ効率的な方法を提供する電子デバイスが必要とされている。別の例として、安全な方法でピアツーピア転送を簡単に管理できる電子デバイスが必要である。別の例として、転送履歴を表示及び管理するための迅速で直感的な技術を提供する電子デバイスが必要である。別の例として、ユーザ入力なしで、又は最小限のユーザ入力で転送を受け付けることができる電子デバイスが必要である。このような技法により、ピアツーピア転送にアクセスして利用するユーザの認識的負担を軽減することができそれによって、生産性を向上させる。更に、このような技法は、普通なら冗長なユーザ入力に浪費されるプロセッサ及び電池の電力を低減させることができる。
以下、図1A〜図1C、図2、図3、図4A〜4H及び図5A〜5Hは、ピアツーピア転送を操作するための技術を実行するための例示的なデバイスの説明を提供する。図6は、いくつかの実施形態に係る1つ以上の通信チャネルを介して接続された例示的なデバイスを示す。図7A〜図7Eは、いくつかの実施形態に係る、ファイル転送を開始及び管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図8A〜図8AHは、いくつかの実施形態に係る、転送を開始及び管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図9A〜図9Iは、いくつかの実施形態に係る、転送を開始及び管理する方法を示すフロー図である。図7A〜図7E及び図8A〜図8AHのユーザインタフェースは、図9A〜図9Iのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図10A〜図10Dは、いくつかの実施形態に係る、完了したファイル転送に対応するメッセージオブジェクトにフィードバックを提供するための例示的なユーザインタフェースを示す。図11A〜図11Vは、いくつかの実施形態に係る、完了した転送に対応するメッセージオブジェクトにフィードバックを提供するための例示的なユーザインタフェースを示す。図12A〜図12Cは、いくつかの実施形態に係る、完了した転送に対応するメッセージオブジェクトにフィードバックを提供する方法を示すフロー図である。図10A〜図10D及び図11A〜図11Vのユーザインタフェースは、図12A〜図12Cのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図13A〜図13Dは、いくつかの実施形態に係る、メッセージ指定に基づいて視覚的に区別可能なメッセージオブジェクトの見掛けを提供するための例示的なユーザインタフェースを示す。図14A〜図14Mは、いくつかの実施形態に係る、メッセージ指定に基づいて視覚的に区別可能なメッセージオブジェクトの見掛けを提供するための例示的なユーザインタフェースを示す。図15A〜図15Kは、いくつかの実施形態に係る、メッセージ指定に基づいて視覚的に区別可能なメッセージオブジェクトの見掛けを提供する方法を示すフロー図である。図13A〜図13D及び図14A〜図14Mのユーザインタフェースは、図15A〜図15Kのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図16A〜図16Fは、いくつかの実施形態に係る、暗号化されたメッセージ転送を受信して送信するためのアカウントをアクティブ化するための例示的なユーザインタフェースを示す。図17A〜図17Lは、いくつかの実施形態に係る、転送を受信して送信するためのアカウントをアクティブ化するための例示的なユーザインタフェースを示す。図18A〜図18Fは、いくつかの実施形態に係る、転送を受信して送信するためのアカウントをアクティブ化する方法を示すフロー図である。図16A〜図16F及び図17A〜図17Lのユーザインタフェースは、図18A〜図18Fのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図19A〜図19Dは、いくつかの実施形態に係る、異なるユーザ識別とユーザ識別を交換するための例示的なユーザインタフェースを示す。図20A〜図20Jは、いくつかの実施形態に係る、転送で使用するためのアカウントを交換するための例示的なユーザインタフェースを示す。図21A〜図21Dは、いくつかの実施形態に係る、転送で使用するためのアカウントを交換する方法を示すフロー図である。図19A〜図19D及び図20A〜図20Jのユーザインタフェースは、図21A〜図21Dのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図22A〜図22Fは、いくつかの実施形態に係る、2つ以上のリソースアカウント間でリソース転送を分割するための例示的なユーザインタフェースを示す。図23A〜図23Oは、いくつかの実施形態に係る、2つ以上のアカウント間で転送を分割するための例示的なユーザインタフェースを示す。図24A〜図24Cは、いくつかの実施形態に係る、2つ以上のアカウント間で転送を分割する方法を示すフロー図である。図22A〜図22F及び図23A〜図23Oのユーザインタフェースは、図24A〜図24Cのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図25A〜図25Cは、いくつかの実施形態に係る、添付ファイル転送履歴リストを生成及び表示するための例示的なユーザインタフェースを示す。図26A〜図26Tは、いくつかの実施形態に係る、転送履歴リストを生成及び表示するための例示的なユーザインタフェースを示す。図27A〜図27Eは、いくつかの実施形態に係る、転送履歴リストを生成及び表示する方法を示すフロー図である。図25A〜図25C及び図26A〜図26Tのユーザインタフェースは、図27A〜図27Eのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図28A〜図28Fは、いくつかの実施形態に係る、ファイル転送の音声アクティブ化のための例示的なユーザインタフェースを示す。図29A〜図29Sは、いくつかの実施形態に係る、転送の音声アクティブ化のための例示的なユーザインタフェースを示す。図30A〜図30Dは、いくつかの実施形態に係る、転送の音声アクティブ化の方法を示すフロー図である。図28A〜図28F及び図29A〜図29Sのユーザインタフェースは、図30A〜図30Dのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図31A〜図31Mは、いくつかの実施形態に係る、ユーザ検証のための例示的なユーザインタフェースを示す。図32A〜図32Dは、いくつかの実施形態に係る、自動アカウント搭載のための例示的なユーザインタフェースを示す。図33A〜図33Oは、いくつかの実施形態に係る、転送に関連付けられた動作に対応するフィードバックを提供するための例示的なユーザインタフェースを示す。図34A〜図34Dは、いくつかの実施形態に係る、転送に関連付けられた動作に対応するフィードバックを提供するための方法を示すフロー図である。図33A〜図33Oのユーザインタフェースは、図34A〜図34Dのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図35A〜図35Jは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を送信するための例示的なユーザインタフェースを示す。図36A〜図36Zは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を送信するための例示的なユーザインタフェースを示す。図37A〜図37Cは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を送信する方法を示すフロー図である。図35A〜図35J及び図36A〜図36Zのユーザインタフェースは、図37A〜図37Cのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図38A〜図38Fは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を管理するための例示的なユーザインタフェースを図示する。図39A〜図39Lは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図40A〜図40Bは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を管理する方法を示すフロー図である。図38A〜図38F及び図39A〜図39Lのユーザインタフェースは、図40A〜図40Bのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図41A〜図44Dは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウントを作成及び管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図42A〜図42Oは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウントを作成及び管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図43A〜図43Cは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウントを作成及び管理する方法を示すフロー図である。図41A〜図41D及び図42A〜図42Oのユーザインタフェースは、図43A〜図43Cのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図44A〜図44Eは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウント対非グループアカウントを作成するための例示的なユーザインタフェースを示す。図45A〜図45Uは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウント対非グループアカウントを作成するための例示的なユーザインタフェースを示す。図46A〜図46Cは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウント対非グループアカウントを作成する方法を示すフロー図である。図44A〜図44E及び図45A〜図45Uのユーザインタフェースは、図46A〜図46Cのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図47A〜図47Hは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウントの有効期間を管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図48A〜図48Yは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウントの有効期間を管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図49A〜図49Dは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウントの時間期間を管理する方法を示すフロー図である。図47A〜図47H及び図48A〜図48Yのユーザインタフェースは、図49A〜図49Dのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。図50A〜図50AGは、いくつかの実施形態に係る、残高通知を管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図51A〜51Bは、いくつかの実施形態に係る、残高通知を管理する方法を示すフロー図である。図50A〜図50AGのユーザインタフェースは、図51A〜図51Bのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。
以下の説明では、様々な要素について説明するために、「第1の」、「第2の」などの用語を使用するが、これらの要素は、それらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、ある要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。例えば、記載する様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1のタッチを第2のタッチと呼ぶこともでき、同様に第2のタッチを第1のタッチと呼ぶこともできる。第1のタッチ及び第2のタッチはどちらもタッチであるが、これらは同じタッチではない。
本明細書に記載する様々な実施形態の説明で使用される術語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とし、限定的であることは意図されていない。記載する様々な実施形態の説明及び添付の特許請求の範囲では、単数形の「a(1つ、一)」、「an(1つ、一)」、及び「the(その、この)」は、文脈上別途明白に記載しない限り、複数形も同様に含むことが意図される。また、本明細書で使用されるとき、用語「及び/又は」は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上のいずれか及びすべての考えられる組み合わせを指し、かつこれを含むことを理解されたい。用語「includes(含む)」、「including(含む)」、「comprises(含む、備える)」、及び/又は「comprising(含む、備える)」は、本明細書で使用する場合、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を除外しないことが更に理解されるであろう。
「〜の場合(if)」という用語は、任意選択的に、文脈に応じて、「〜とき(when)」若しくは「〜とき(upon)」、又は「〜と判定したことに応じて(in response to determining)」若しくは「〜を検出したことに応じて(in response to detecting)」を意味すると解釈される。同様に、「〜と判定された場合(if it is determined)」又は「[記載の状態又はイベント]が検出された場合(if [a stated condition or event] is detected)」という語句は、任意選択的に、文脈に応じて、「〜と判定したとき(upon determining)」若しくは「〜と判定したことに応じて(in response to determining)」、又は「[記載の状態又はイベント]を検出したとき(upon detecting [the stated condition or event])」若しくは「[記載の状態又はイベント]を検出したことに応じて(in response to detecting [the stated condition or event])」を意味すると解釈される。
電子デバイス、そのようなデバイス用のユーザインタフェース、及びそのようなデバイスを使用する関連するプロセスの実施形態が説明される。いくつかの実施形態では、デバイスは、PDA機能及び/又は音楽プレーヤ機能などの他の機能も含む、携帯電話などのポータブル通信デバイスである。ポータブル多機能デバイスの例示的な実施形態は、Cupertino、CaliforniaのApple Inc.からのiPhone(登録商標)、iPod Touch(登録商標)、及びiPad(登録商標)デバイスを含むが、これらに限定されない。任意選択的に、タッチ感知面を有するラップトップ又はタブレットコンピュータ(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)などの他のポータブル電子デバイスも使用される。また、いくつかの実施形態では、デバイスはポータブル通信デバイスではなく、タッチ感知面を有するデスクトップコンピュータ(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)であることも理解されたい。
以下の論考では、ディスプレイ及びタッチ感知面を含む電子デバイスについて説明する。しかしながら、電子デバイスは、任意選択的に、物理キーボード、マウス、及び/又はジョイスティックなどの1つ以上の他の物理ユーザインタフェースデバイスを含むことを理解されたい。
デバイスは、典型的には、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、ワードプロセッシングアプリケーション、ウェブサイト作成アプリケーション、ディスクオーサリングアプリケーション、スプレッドシートアプリケーション、ゲームアプリケーション、電話アプリケーション、テレビ会議アプリケーション、電子メールアプリケーション、インスタントメッセージングアプリケーション、トレーニングサポートアプリケーション、写真管理アプリケーション、デジタルカメラアプリケーション、デジタルビデオカメラアプリケーション、ウェブブラウジングアプリケーション、デジタル音楽プレーヤアプリケーション、及び/又はデジタルビデオプレーヤアプリケーションのうちの1つ以上などの様々なアプリケーションに対応する。
本デバイス上で実行される様々なアプリケーションは、タッチ感知面などの、少なくとも1つの共通の物理ユーザインタフェースデバイスを、任意選択的に使用する。タッチ感知面の1つ以上の機能、並びにデバイス上に表示される対応する情報は、アプリケーションごとに、及び/又はそれぞれのアプリケーション内で、任意選択的に、調節及び/又は変更される。このように、デバイスの共通の物理アーキテクチャ(タッチ感知面など)は、任意選択的に、ユーザにとって直観的かつ透過的なユーザインタフェースを備える様々なアプリケーションをサポートする。
ここで、タッチ感知ディスプレイを備えるポータブルデバイスの実施形態に注意を向ける。図1Aは、いくつかの実施形態によるタッチ感知ディスプレイシステム112を有するポータブル多機能デバイス100を示すブロック図である。タッチ感知ディスプレイ112は、便宜上「タッチスクリーン」と呼ばれることがあり、「タッチ感知ディスプレイシステム」として知られている又は呼ばれることがある。デバイス100は、メモリ102(任意選択的に、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含む)、メモリコントローラ122、1つ以上の処理ユニット(CPU)120、周辺機器インタフェース118、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、セキュア要素115、入出力(I/O)サブシステム106、他の入力コントロールデバイス116、及び外部ポート124を含む。デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光センサ164を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165(例えば、デバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112などのタッチ感知面)を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上で触知出力を生成する(例えばデバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112又はデバイス300のタッチパッド355などのタッチ感知面上で触知出力を生成する)1つ以上の触知出力生成器167を含む。これらの構成要素は、任意選択的に、1つ以上の通信バス又は信号ライン103を介して通信する。
本明細書及び特許請求の範囲では、タッチ感知面上の接触の「強度」という用語は、タッチ感知面上の接触(例えば、指の接触)の力若しくは圧力(単位面積当たりの力)、又はタッチ感知面上の接触の力若しくは圧力に対する代理(プロキシ)を指す。接触の強度は、少なくとも4つの別個の値を含み、より典型的には、数百の(例えば、少なくとも256の)別個の値を含む、値の範囲を有する。接触の強度は、任意選択的に、様々な手法、及び様々なセンサ又はセンサの組合せを使用して、特定(又は測定)される。例えば、タッチ感知面の下又はそれに隣接する1つ以上の力センサは、任意選択的に、タッチ感知面上の様々なポイントにおける力を測定するために使用される。いくつかの実装形態では、複数の力センサからの力測定値は、接触の推定される力を判定するために組み合わされる(例えば、加重平均)。同様に、スタイラスの感圧性先端部は、任意選択的に、タッチ感知面上のスタイラスの圧力を特定するために使用される。あるいは、タッチ感知面上で検出される接触エリアのサイズ及び/若しくはその変化、接触に近接するタッチ感知面の電気容量及び/若しくはその変化、並びに/又は、接触に近接するタッチ感知面の抵抗及び/若しくはその変化は、任意選択的に、タッチ感知面上の接触の力又は圧力の代替物として使用される。いくつかの実装形態では、接触の力又は圧力のための代替測定値は、強度閾値を超えているかどうかを判定するために直接使用される(例えば、強度閾値は、代替測定値に対応する単位で記述される)。いくつかの実装形態では、接触力又は圧力に対する代理測定は、推定される力又は圧力に変換され、推定される力又は圧力は、強度閾値を超過したかどうかを判定するために使用される(例えば、強度閾値は、圧力の単位で測定される圧力閾値である)。接触の強度をユーザ入力の属性として使用することにより、アフォーダンスを(例えば、タッチ感知ディスプレイ上に)表示するための、及び/又は、ユーザ入力を(例えば、タッチ感知ディスプレイ、タッチ感知面、又は、ノブ若しくはボタンなどの物理的/機械的制御部を介して)受信するための面積が制限されている、低減されたサイズのデバイス上で、通常であればユーザによってアクセスすることが不可能であり得る追加のデバイス機能への、ユーザのアクセスが可能となる。
本明細書及び特許請求の範囲で使用されるように、用語「触知出力」は、ユーザの触覚でユーザによって検出されることになる、デバイスの従前の位置に対するそのデバイスの物理的変位、デバイスの構成要素(例えば、タッチ感知面)の、そのデバイスの別の構成要素(例えば、筐体)に対する物理的変位、又は、デバイスの質量中心に対する構成要素の変位を指す。例えば、デバイス又はデバイスの構成要素が、タッチに敏感なユーザの表面(例えば、ユーザの手の指、手のひら、又は他の部分)に接触している状況では、物理的変位によって生成された触知出力は、そのデバイス又はデバイスの構成要素の物理的特性の認識される変化に相当する触感として、ユーザによって解釈されることになる。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイ又はトラックパッド)の移動は、ユーザによって、物理アクチュエータボタンの「ダウンクリック」又は「アップクリック」として、任意選択的に解釈される。いくつかの場合、ユーザの動作により物理的に押された(例えば、変位された)タッチ感知面に関連付けられた物理アクチュエータボタンの移動がない時でさえ、ユーザは「ダウンクリック」又は「アップクリック」などの触感を感じる。別の例として、タッチ感知面の移動は、タッチ感知面の平滑度に変化がない場合であっても、ユーザによって、そのタッチ感知面の「粗さ」として、任意選択的に解釈又は感知される。そのようなユーザによるタッチの解釈は、ユーザの個人的な感覚認知に左右されるが、大多数のユーザに共通する、多くのタッチの感覚認知が存在する。したがって、触知出力が、ユーザの特定の感覚認知(例えば、「アップクリック」「ダウンクリック」、「粗さ」)に対応するものと記述される場合、別途記載のない限り、生成された触知出力は、典型的な(又は、平均的な)ユーザの記述された感覚認知を生成するデバイス、又はデバイスの構成要素の物理的変位に対応する。触知出力を使用して触覚フィードバックをユーザに提供することで、デバイスの操作性が向上し、ユーザ−デバイスインタフェースがより効率的になり(例えば、デバイスを動作させ/デバイスと相互作用するとき、ユーザが適切な入力を提供するのを助け、ユーザの誤りを低減させることによる)、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用するのを有効化することによって、電力使用を低減させ、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、触知出力パターンは、触知出力の振幅、触知出力の動き波形の形状、触知出力の周波数、及び/又は触知出力の持続時間などの触知出力の特性を指定する。
異なる触知出力パターンを有する触知出力がデバイスによって生成されると(例えば、触知出力を生成するために可動質量を移動させる1つ以上の触知出力生成器を介して)、触知出力は、ユーザがデバイスを保持又はタッチする際に異なる触覚感覚を引き起こし得る。ユーザの感覚は、触知出力のユーザの知覚に基づいているとき、ほとんどのユーザは、デバイスによって生成される触知出力の波形、周波数、及び振幅の変化を識別することが可能である。したがって、波形、周波数、及び振幅を調整して、異なる動作が実行されたことをユーザに示すことができる。したがって、いくつかの状況では、所与の環境(例えば、グラフィカル特徴及びオブジェクトを含むユーザインタフェース、仮想の境界及び仮想のオブジェクトを有するシミュレートされた物理的環境、物理的な境界及び物理的な物体を有する実際の物理的環境、並びに/又は上記の任意の組合せ)において、物体の特性(例えば、サイズ、材料、重量、剛性、平滑度、など)、挙動(例えば、振動、変位、加速、回転、膨張など)、及び/又は相互作用(例えば、衝突、粘着、反発、吸引、摩擦など)をシミュレートするように設計、選択、及び/又は開発された触知出力パターンを有する触知出力は、入力エラーを低減させ、デバイスのユーザの動作の効率を増大させる有用なフィードバックをユーザに提供する。加えて、触知出力は、任意選択的に、入力閾値又はオブジェクトの選択などのシミュレートされた物理的特性に関係ないフィードバックに対応するように生成される。いくつかの状況では、そのような触知出力は、入力エラーを低減させ、デバイスのユーザの動作の効率を増大させる有用なフィードバックをユーザに提供する。
いくつかの実施形態では、適した触知出力パターンを有する触知出力は、ユーザインタフェース内又はデバイス内のシーンの後ろにおける対象イベントの出現に対する合図として働く。対象となるイベントの例は、デバイス上又はユーザインタフェース内で提供されるアフォーダンス(例えば、実ボタン、仮想ボタン、又はトグルスイッチ)のアクティブ化、要求された動作の成功又は失敗、ユーザインタフェース内の境界に到達すること又は超えること、新たな状態に入ること、オブジェクト間の入力の焦点を切り替えること、新たなモードのアクティブ化、入力閾値に到達すること又は超えること、入力又はジェスチャのタイプの検出又は認識などを含む。一部の実施形態では、触知出力は、リダイレクション又は中断入力が時宜を得て検出されない限り発生する、近いうち起こるイベント又は結果に対する警告又はアラートしての役割を果たすように提供される。触知出力はまた、他の文脈で、ユーザエクスペリエンスの向上、視覚若しくは運動の障害又は他のアクセシビリティに関する必要を有するユーザに対するデバイスのアクセシビリティの改善、並びに/あるいはユーザインタフェース及び/又はデバイスの効率及び機能性の改善のために使用される。触知出力は、任意選択的に、オーディオ出力及び/又は可視のユーザインタフェースの変化を伴い、ユーザがユーザインタフェース及び/又はデバイスと対話するときのユーザのエクスペリエンスを更に向上させ、ユーザインタフェース及び/又はデバイスの状態に関する情報のより良好な伝達を容易にし、入力エラーを低減させ、デバイスのユーザの動作の効率を増大させる。
図4C〜4Eは、上述したもの並びに本明細書に論じるユーザインタフェース及び方法に関して記載したものなどの様々なシナリオ及び様々な目的で適した触覚フィードバックを作成するために、そのまま、又は1つ以上の変形(例えば、変調、増幅、打切りなど)を介して、個々に又は組合せで使用してもよい1組のサンプル触知出力パターンを提供する。触知出力のパレットのこの例は、触知出力パターンのアレイを作成するために、1組の3つの波形及び8つの周波数をどのように使用することができるかを示す。この図に示す触知出力パターンに加えて、これらの触知出力パターンはそれぞれ、任意選択的に、例えば図4F〜4Hに1.0、0.75、0.5、及び0.25のゲインを有する変形形態によってそれぞれ示すフルタップ(FullTap)80Hz、フルタップ200Hz、ミニタップ(MiniTap)80Hz、ミニタップ200Hz、マイクロタップ(MicroTap)80Hz、及びマイクロタップ200Hzに対して示すように、触知出力パターンに対するゲイン値を変化させることによって、振幅が調整される。図4F〜4Hに示すように、触知出力パターンのゲインを変化させることで、パターンの周波数又は波形の形状を変化させることなく、パターンの振幅を変化させる。いくつかの実施形態では、可動質量にどれだけの力を印加することができるかによって、いくつかの触知出力生成器が制限されるため、触知出力パターンの周波数を変化させることで、振幅がより低くなり、したがって質量の周波数の動きが大きければ大きいほど、より低い振幅に制約され、波形を作成するために必要とされる加速が、触知出力生成器の動作力の範囲外の力を必要としないことが確実になる(例えば、230Hz、270Hz、及び300Hzにおけるフルタップのピーク振幅は、80Hz、100Hz、125Hz、及び200Hzにおけるフルタップの振幅より低い)。
図4C〜4Hは、特定の波形を有する触知出力パターンを示す。触知出力パターンの波形は、中立位置(例えば、xzero)に対する物理的変位と、その触知出力パターンを有する触知出力を生成するために可動質量が通る時間との関係を示すパターンを表す。例えば、図4Cに示す第1の組の触知出力パターン(例えば、「フルタップ」の触知出力パターン)はそれぞれ、2つの完全なサイクルを有する振動(例えば、中立位置で開始及び終了し、中立位置を3回交差する振動)を含む波形を有する。図4Dに示す第2の組の触知出力パターン(例えば、「ミニタップ」の触知出力パターン)はそれぞれ、1つの完全なサイクルを含む振動(例えば、中立位置で開始及び終了し、中立位置を1回交差する振動)を含む波形を有する。図4Eに示す第3の組の触知出力パターン(例えば、「マイクロタップ」の触知出力パターン)はそれぞれ、完全なサイクルの2分の1を含む振動(例えば、中立位置で開始及び終了し、中立位置を交差しない振動)を含む波形を有する。触知出力パターンの波形はまた、触知出力の開始及び終了時の可動質量の漸進的な加速及び減速を表す開始バッファ及び終了バッファを含む。図4C〜4Hに示す波形の例には、可動質量の最大及び最小の動き範囲を表すxmin及びxmaxの値が挙げられる。より大きな可動質量を有するより大きな電子デバイスの場合、質量の移動の最小限度及び最大限度が、より大きい、又はより小さいこともある。図4C〜4Hに示す例は、1次元における質量の動きについて説明しているが、類似の原理は、2次元又は3次元における可動質量の動きにも当てはまるはずである。
図4C〜4Eに示すように、各触知出力パターンはまた、その特性周波数を有する触知出力からユーザが感じる触覚の「ピッチ」に影響を及ぼす対応する特性周波数を有する。連続する触知出力の場合、特性周波数は、触知出力生成器の可動質量によって所与の時間期間内に完了されるサイクルの数(例えば、1秒当たりのサイクル)を表す。個別の触知出力の場合、個別の出力信号(例えば、0.5、1、又は2回のサイクルを有する)が生成され、特性周波数値は、その特性周波数を有する触知出力を生成するために可動質量がどれだけ速く動く必要があるかを指定する。図4C〜4Hに示すように、各種類の触知出力(例えば、フルタップ、ミニタップ、又はマイクロタップなど、それぞれの波形によって画定される)に対して、より高い周波数値は、可動質量によるより速い移動(単数又は複数)に対応し、したがって概して、触知出力を完成させるより短い時間(例えば、個別の触知出力に対して必要とされる数のサイクル(単数又は複数)を完成させる時間と、開始及び終了バッファ時間との和を含む)に対応する。例えば、80Hzの特性周波数を有するフルタップは、100Hzの特性周波数を有するフルタップより、完成させるのに長くかかる(例えば、図4Cの35.4msと28.3ms)。加えて、所与の周波数に対して、それぞれの周波数においてその波形でより多くのサイクルを有する触知出力は、同じそれぞれの周波数においてその波形でより少ないサイクルを有する触知出力より、完成させるのに長くかかる。例えば、150Hzにおけるフルタップは、150Hzにおけるミニタップより、完成させるのに長くかかり(例えば、19.4msと12.8ms)、150Hzにおけるミニタップは、150Hzにおけるマイクロタップより、完成させるのに長くかかる(例えば、12.8msと9.4ms)。しかし、異なる周波数の触知出力パターンでは、この規則性が当てはまらないことがある(例えば、より多くのサイクルだがより高い周波数を伴う触知出力では、より少ないサイクルだがより低い周波数を伴う触知出力よりもかかる時間が短いことがあり、その逆も起こり得る)。例えば、300Hzにおいて、フルタップは、ミニタップと同じだけ長くかかる(例えば、9.9ms)。
図4C〜4Eに示すように、触知出力パターンはまた、触知信号内に含まれるエネルギーの量、又はその特性振幅を有する触知出力によってユーザが感じる可能性がある触覚の「強度」に影響を及ぼす特性振幅を有する。いくつかの実施形態では、触知出力パターンの特性振幅は、触知出力を生成するときの中立位置からの可動質量の最大変位を表す絶対値又は正規化値を指す。いくつかの実施形態では、触知出力パターンの特性振幅は、例えば、様々な状態(例えば、ユーザインタフェースのコンテキスト及び挙動に基づいてカスタマイズされる)に従って、固定された若しくは動的に決定されたゲイン係数(例えば、0〜1の値)、並びに/又は事前設定されたメトリック(例えば、入力ベースのメトリック、及び/若しくはユーザインタフェースベースのメトリック)によって、調整可能である。いくつかの実施形態では、入力ベースのメトリック(例えば、強度変化メトリック又は入力速度メトリック)は、入力の特性(例えば、触知出力の生成をトリガする入力中の押下入力における接触の特性強度の変化速度、又はタッチ感知面における接触の動き速度)を示す。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースベースのメトリック(例えば、境界横断速度メトリック)は、触知出力の生成をトリガするユーザインタフェースの変化中のユーザインタフェース要素の特性(例えば、ユーザインタフェース内で隠された又は可視の境界を越える要素の動き速度)を示す。一部の実施形態では、触知出力パターンの特性振幅は「包絡線」によって変調されてもよく、隣接するサイクルのピークは異なる振幅を有してもよく、上記の波形のうちの1つは、触知出力が生成されている間に経時的に触知出力の一部の振幅を徐々に調整するように、経時的に(例えば、0〜1まで)変更する包絡線パラメータ乗算することによって更に変調される。
図4C〜4Eには、例示を目的として、サンプル触知出力パターン内の特有の周波数、振幅、及び波形が表されているが、類似の目的で、他の周波数、振幅、及び波形を有する触知出力パターンを使用してもよい。例えば、0.5〜4回のサイクルを有する波形を使用することができる。また、60Hz〜400Hzの範囲の他の周波数も用いることができる。表1は、特定の触覚フィードバックの挙動、構成の例、及びそれらの使用例を提供する。
デバイス100は、ポータブル多機能デバイスの一例に過ぎず、デバイス100は、任意選択的に、示されているものよりも多くの構成要素又は少ない構成要素を有するものであり、任意選択的に、2つ以上の構成要素を組合せるものであり、又は、任意選択的に、それらの構成要素の異なる構成若しくは配置を有するものであることを理解されたい。図1Aに示す様々な構成要素は、1つ以上の信号処理回路及び/又は特定用途向け集積回路を含む、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの両方の組合せで実施される。
メモリ102は、任意選択的に、高速ランダムアクセスメモリを含み、また任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステートメモリデバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリコントローラ122は、任意選択的に、デバイス100の他の構成要素によるメモリ102へのアクセスを制御する。
周辺機器インタフェース118は、デバイスの入力及び出力周辺機器をCPU120及びメモリ102に結合するために使用することができる。1つ以上のプロセッサ120は、メモリ102に記憶された様々なソフトウェアプログラム及び/又は命令セットを動作させる、又は実行して、デバイス100のための様々な機能を実行し、データを処理する。いくつかの実施形態では、周辺機器インタフェース118、CPU120、及びメモリコントローラ122は、任意選択的に、チップ104などの単一のチップ上で実施される。いくつかの他の実施形態では、それらは別々のチップ上に任意選択的に実装される。
RF(radio frequency)(無線周波数)回路108は、電磁信号とも呼ばれるRF信号を送受信する。RF回路108は、電気信号を電磁信号に、又は電磁信号を電気信号に変換し、電磁信号を介して通信ネットワーク及び他の通信デバイスと通信する。RF回路108は、任意選択的に、これらの機能を実行するための周知の回路を含み、それらの回路としては、限定するものではないが、アンテナシステム、RF送受信機、1つ以上の増幅器、同調器、1つ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリなどが挙げられる。RF回路108は、任意選択的に、ワールドワイドウェブ(World Wide Web、WWW)とも呼ばれるインターネット、イントラネット、並びに/又はセルラー電話ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(local area network、LAN)及び/若しくはメトロポリタンエリアネットワーク(metropolitan area network、MAN)などの無線ネットワークなどのネットワークと、また他のデバイスと、無線通信によって通信する。RF回路108は、任意選択的に、短距離通信無線機などによって近距離通信(near field communication、NFC)フィールドを検出するよく知られている回路を含む。無線通信は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、動き通信用のグローバルシステム(Global System for Mobile Communications、GSM)、拡張データGSM環境(Enhanced Data GSM Environment、EDGE)、高速ダウンリンクパケットアクセス(high-speed downlink packet access、HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(high-speed uplink packet access、HSUPA)、エボリューションデータオンリ(Evolution,Data-Only、EV−DO)、HSPA、HSPA+、デュアルセルHSPA(Dual-Cell HSPA、DC−HSPDA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、近距離通信(NFC)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、W−CDMA)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)、Bluetooth(登録商標)、Bluetoothローエネルギー(Bluetooth Low Energy、BTLE(登録商標))、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、Wi−Fi(登録商標))(例えば、IEEE 802.11a、IEEE 802.11b、IEEE 802.11g、IEEE 802.11n、及び/若しくはIEEE 802.11ac)、ボイスオーバインターネットプロトコル(voice over Internet Protocol、VoIP)、Wi−MAX(登録商標)、電子メール用プロトコル(例えば、インターネットメッセージアクセスプロトコル(Internet message access protocol、IMAP)及び/若しくはポストオフィスプロトコル(post office protocol、POP))、インスタントメッセージング(例えば、拡張可能なメッセージング及びプレゼンスプロトコル(extensible messaging and presence protocol、XMPP)、インスタントメッセージング及びプレゼンスレベレイジングエクステンションのためのセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions、SIMPLE)、インスタントメッセージング及びプレゼンスサービス(Instant Messaging and Presence Service、IMPS))、並びに/若しくはショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)、又は本明細書の出願日の時点でまだ開発されていない通信プロトコルを含む任意の他の適した通信プロトコルを含む、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
オーディオ回路110、スピーカ111、及びマイクロフォン113は、ユーザとデバイス100との間のオーディオインタフェースを提供する。オーディオ回路110は、周辺機器インタフェース118からオーディオデータを受信し、このオーディオデータを電気信号に変換し、この電気信号をスピーカ111に送信する。スピーカ111は、電気信号を人間の可聴音波に変換する。また、オーディオ回路110は、マイクロフォン113によって音波から変換された電気信号を受信する。オーディオ回路110は、電気信号をオーディオデータに変換し、このオーディオデータを処理のために周辺機器インタフェース118に送信する。オーディオデータは、任意選択的に、周辺機器インタフェース118によって、メモリ102及び/若しくはRF回路108から取り出され、かつ/又はメモリ102及び/若しくはRF回路108に送信される。いくつかの実施形態では、オーディオ回路110はまた、ヘッドセットジャック(例えば、図2の212)を含む。ヘッドセットジャックは、オーディオ回路110と、出力専用ヘッドホン又は出力(例えば片耳又は両耳用のヘッドホン)及び入力(例えばマイクロフォン)の両方を有するヘッドセットなどの着脱可能なオーディオ入出力周辺機器との間のインタフェースを提供する。
セキュア要素(例えば、115)は、データ又はアルゴリズムを確実に記憶するように構成されたハードウェア構成要素(例えば、セキュアマイクロコントローラチップ)であり、それにより確実に記憶されたデータは、デバイスのユーザからの適切な認証情報を有していないデバイスによってアクセスできなくなる。デバイス上の他の記憶装置とは別個のセキュア要素内で確実に記憶されたデータを保持することで、デバイス上の他の記憶場所が損なわれた場合でも(例えば、悪意あるコード又はデバイス上に記憶された情報を損なおうとする他の試行による)、確実に記憶されたデータへのアクセスを防止する。いくつかの例では、セキュア要素は、支払い情報(例えば、アカウント番号及び/又はトランザクション特有の動的セキュリティコード)を提供(又は公開)する。いくつかの例では、セキュア要素は、ユーザ認証などの許可をデバイスが受信したことに応じて、支払い情報を提供(又は公開)する(例えば、指紋認証、パスコード認証、デバイスがアンロック状態にあるとき、及び任意選択的に、認証クレデンシャルをデバイスへ提供することによってデバイスがアンロックされてからデバイスが連続してユーザの手首上にあるときの、ハードウェアボタンの2回押下の検出。デバイスがユーザの手首上に連続して存在することは、デバイスがユーザの皮膚に接触していることを定期的に検査することによって判定される)。例えば、デバイスは、デバイスの指紋センサ(例えば、ボタンに組み込まれた指紋センサ)で指紋を検出する。デバイスは、この指紋が登録された指紋に一貫しているかどうかを判定する。指紋が登録された指紋に一貫しているという判定に従って、セキュア要素は、支払い情報を提供(又は公開)する。指紋が登録された指紋に一貫していないという判定に従って、セキュア要素は、支払い情報の提供(又は公開)を取り止める。
セキュア要素及び関連技術に関する追加の詳細は、以下の出願に記載されており、2013年12月6日に出願され、「PROVISIONING AND AUTHENTICATING CREDENTIALS ON AN ELECTRONIC DEVICE」と題する米国特許出願第61/912,727号、2014年5月28日に出願され、「ONLINE PAYMENTS USING A SECURE ELEMENT OF AN ELECTRONIC DEVICE」と題する、米国特許出願第62/004,182号、2013年11月4日に出願され、「USING BIOAUTHENTICATION IN NEAR−FIELD−COMMUNICATION TRANSACTIONS」と題する、米国特許出願第61/899,737号、2013年11月15日に出願され、「GENERATING TRANSACTION IDENTIFIERS」と題する、米国特許出願第61/905,035号、2014年5月29日に出願され、「METHODS FOR MANAGING PAYMENT APPLETS ON A SECURE ELEMENT TO CONDUCT MOBILE PAYMENT TRANSACTIONS」と題する、米国特許出願第62/004,837号、2014年5月29日に出願され、「METHODS FOR USING A RANDOM AUTHORIZATION NUMBER TO PROVIDE ENHANCED SECURITY FOR A SECURE ELEMENT」と題する、米国特許出願第62/004,832号、及び2014年5月29日に出願され、「USER DEVICE SECURE PARTICIPATION IN TRANSACTIONS VIA LOCAL SECURE ELEMENT DETECTION OF MECHANICAL INPUT」と題する、米国特許出願第62/004,338号に記載されており、これらは、その全体が共に参照により本書に組み込まれる。
I/Oサブシステム106は、タッチスクリーン112及び他の入力コントロールデバイス116などのデバイス100上の入出力周辺機器を、周辺機器インタフェース118に結合する。I/Oサブシステム106は、任意選択的に、ディスプレイコントローラ156、光センサコントローラ158、強度センサコントローラ159、触覚フィードバックコントローラ161、及び他の入力若しくは制御デバイスのための1つ以上の入力コントローラ160を含む。1つ以上の入力コントローラ160は、他の入力コントロールデバイス116からの電気信号の受信/他の入力コントロールデバイス116への電気信号の送信を行う。他の入力コントロールデバイス116は、任意選択的に、物理ボタン(例えば、プッシュボタン、ロッカボタンなど)、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックホイールなどを含む。いくつかの代替実施形態では、入力コントローラ160は、任意選択的に、キーボード、赤外線ポート、USBポート、及びマウスなどのポインタデバイスのうちのいずれかに結合される(又はいずれにも結合されない)。1つ以上のボタン(例えば、図2の208)は、任意選択的に、スピーカ111及び/又はマイクロフォン113の音量コントロールのための上下ボタンを含む。1つ以上のボタンは、任意選択的に、プッシュボタン(例えば、図2の206)を含む。
全体として参照により本明細書に組み込まれている、2005年12月23日出願の米国特許出願第11/322,549号、「Unlocking a Device by Performing Gestures on an Unlock Image」、米国特許第7,657,849号に記載されているように、プッシュボタンの素早い押下は、任意選択的に、タッチスクリーン112のロックを係合解除し、又は任意選択的に、タッチスクリーン上のジェスチャを使用してデバイスをアンロックするプロセスを開始する。プッシュボタン(例えば、206)のより長い押下は、任意選択的に、デバイス100への電力をオン又はオフにする。ボタンのうちの1つ以上の機能性は、任意選択的に、ユーザによってカスタマイズ可能である。タッチスクリーン112は、仮想又はソフトボタン及び1つ以上のソフトキーボードを実施するために使用される。
タッチ感知ディスプレイ112は、デバイスとユーザとの間の入力インタフェース及び出力インタフェースを提供する。ディスプレイコントローラ156は、タッチスクリーン112からの電気信号の受信及び/又はタッチスクリーン112への電気信号の送信を行う。タッチスクリーン112は、ユーザに対して視覚出力を表示する。この視覚出力は、グラフィック、テキスト、アイコン、ビデオ、及びそれらの任意の組合せ(総称して「グラフィック」)を任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、視覚出力の一部又はすべては、任意選択的に、ユーザインタフェースオブジェクトに対応する。
タッチスクリーン112は、触覚及び/又は触知接触に基づいてユーザからの入力を受信するタッチ感知面、センサ、又は1組のセンサを有する。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は(あらゆる関連モジュール及び/又はメモリ102内の命令セットと共に)、タッチスクリーン112上の接触(及び接触のあらゆる動き又は中断)を検出し、検出した接触を、タッチスクリーン112上に表示されるユーザインタフェースオブジェクトとの対話(例えば、1つ以上のソフトキー、アイコン、ウェブページ、又は画像)に変換する。例示的な実施形態では、タッチスクリーン112とユーザとの間の接触点は、ユーザの指に対応する。
タッチスクリーン112は、任意選択的に、LCD(液晶ディスプレイ)技術、LPD(発光ポリマーディスプレイ)技術、又はLED(発光ダイオード)技術を使用するが、他の実施形態では、他のディスプレイ技術も使用される。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、容量性、抵抗性、赤外線、及び表面音波の技術、並びにタッチスクリーン112との1つ以上の接触点を判定する他の近接センサアレイ又は他の要素を含む、現在知られている又は今後開発される複数のタッチ感知技術のうちのいずれかを使用して、接触及びそのあらゆる動き又は中断を検出する。例示的な実施形態では、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)及びiPod Touch(登録商標)に見られるものなどの、投影型相互静電容量感知技術が使用される。
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、任意選択的に、それぞれ全体として参照により本明細書に組み込まれている、米国特許第6,323,846号(Westermanら)、第6,570,557号(Westermanら)、及び/若しくは第6,677,932号(Westerman)、並びに/又は米国特許公報第2002/0015024A1号という米国特許に記載されているマルチタッチ感知タッチパッドに類似している。しかしながら、タッチスクリーン112はデバイス100からの視覚出力を表示するのに対して、タッチ感知タッチパッドは視覚出力を提供しない。
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、(1)2006年5月2日出願の米国特許出願第11/381,313号、「Multipoint Touch Surface Controller」、(2)2004年5月6日出願の米国特許出願第10/840,862号、「Multipoint Touchscreen」、(3)2004年7月30日出願の米国特許出願第10/903,964号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(4)2005年1月31日出願の米国特許出願第11/048,264号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(5)2005年1月18日出願の米国特許出願第11/038,590号、「Mode−Based Graphical User Interfaces For Touch Sensitive Input Devices」、(6)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,758号、「Virtual Input Device Placement On A Touch Screen User Interface」、(7)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,700号、「Operation Of A Computer With A Touch Screen Interface」、(8)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,737号、「Activating Virtual Keys Of A Touch−Screen Virtual Keyboard」、及び(9)2006年3月3日出願の米国特許出願第11/367,749号、「Multi−Functional Hand−Held Device」という出願に記載されている。これらの出願はすべて、全体として参照により本明細書に組み込まれている。
タッチスクリーン112は、任意選択的に、100dpiを超えるビデオ解像度を有する。いくつかの実施形態では、タッチスクリーンは、約160dpiのビデオ解像度を有する。ユーザは、任意選択的に、スタイラス、指などの任意の適した物体又は付属物を使用して、タッチスクリーン112に接触する。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、指ベースの接触及びジェスチャを主に扱うように設計されるが、これは、タッチスクリーン上の指の接触面積がより大きいため、スタイラスベースの入力ほど精密でない可能性がある。いくつかの実施形態では、デバイスは、指に基づく粗い入力を、ユーザによって所望されているアクションを実行するための、正確なポインタ/カーソルの位置又はコマンドに変換する。
いくつかの実施形態では、タッチスクリーンに加えて、デバイス100は、任意選択的に、特定の機能をアクティブ化又は非アクティブ化するためのタッチパッド(図示せず)を含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、タッチスクリーンとは異なり、視覚出力を表示しない、装置のタッチ感知エリアである。タッチパッドは、任意選択的に、タッチスクリーン112又はタッチスクリーンによって形成されるタッチ感知面の拡張部とは別個のタッチ感知面である。
デバイス100は、また、様々なコンポーネントに電力を供給する電力システム162を含む。電力システム162は、任意選択的に、電力管理システム、1つ以上の電源(例えば、バッテリ、交流(AC))、再充電システム、停電検出回路、電力コンバータ又はインバータ、電力状態インジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、並びにポータブルデバイス内での電力の生成、管理、及び分配に関連付けられた任意の他の構成要素を含む。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光センサ164を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の光センサコントローラ158に結合された光センサを示す。光センサ164は、任意選択的に、電荷結合デバイス(charge-coupled device、CCD)又は相補的金属酸化物半導体(complementary metal-oxide semiconductor、CMOS)フォトトランジスタを含む。光センサ164は、1つ以上のレンズを通って投影された環境からの光を受信し、その光を、画像を表すデータに変換する。光センサ164は、撮像モジュール143(カメラモジュールとも呼ばれる)と連動して、任意選択的に、静止画像又はビデオをキャプチャする。いくつかの実施形態では、光センサは、デバイスの前面にあるタッチスクリーンディスプレイ112とは反対に、デバイス100の裏面に位置し、したがってタッチスクリーンディスプレイは、静止画像及び/又はビデオ画像の取得のためのビューファインダとして使用することが有効である。いくつかの実施形態では、光センサは、デバイスの前面には位置し、したがってユーザの画像が、任意選択的に、テレビ会議のために入手され、ユーザは、他のテレビ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見る。いくつかの実施形態では、光センサ164の位置は、ユーザによって(例えば、デバイスハウジング内でレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、したがって単一の光センサ164が、タッチスクリーンディスプレイと共に、テレビ会議にも静止画像及び/又はビデオ画像の取得にも使用される。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の接触強度センサ165を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の強度センサコントローラ159に結合された接触強度センサを示す。接触強度センサ165は、任意選択的に、1つ以上のピエゾ抵抗ひずみゲージ、容量性力センサ、電気力センサ、圧電力センサ、光学力センサ、容量性タッチ感知面、又は他の強度センサ(例えば、タッチ感知面上の接触の力(若しくは圧力)を測定するために使用されるセンサ)を含む。接触強度センサ165は、接触強度情報(例えば、圧力情報又は圧力情報に対するプロキシ)を環境から受信する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、タッチ感知面(例えばタッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接している。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、デバイス100の前面に位置するタッチスクリーンディスプレイ112とは反対に、デバイス100の裏面に位置する。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の近接センサ166を含む。図1Aは、周辺機器インタフェース118に結合された近接センサ166を示す。代わりに、近接センサ166は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。近接センサ166は、任意選択的に、全体として参照により本明細書に組み込まれている、米国特許出願第11/241,839号、「Proximity Detector In Handheld Device」、第11/240,788号、「Proximity Detector In Handheld Device」第11/620,702号、「Using Ambient Light Sensor To Augment Proximity Sensor Output」、第11/586,862号、「Automated Response To And Sensing Of User Activity In Portable Devices」、及び同第11/638,251号、「Methods And Systems For Automatic Configuration Of Peripherals」で説明されるように機能するものであり、これらの出願は、全体が参照により本明細書に組み込まれる。いくつかの実施形態では、近接センサは、多機能デバイスがユーザの耳付近に配置されたとき(例えば、ユーザが電話をかけているとき)、タッチスクリーン112をオフにして無効化する。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の触知出力生成器167を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の触覚フィードバックコントローラ161に結合された触知出力生成器を示す。触知出力生成器167は、任意選択的に、スピーカ若しくは他のオーディオ構成要素などの1つ以上の電気音響デバイス、及び/又はモータ、ソレノイド、電気活性ポリマー、圧電アクチュエータ、静電アクチュエータ、若しくは他の触知出力生成構成要素(例えば、デバイス上で電気信号を触知出力に変換する構成要素)などのエネルギを直線の動きに変換する電気機械デバイスを含む。接触強度センサ165は、触覚フィードバックモジュール133から触知フィードバック生成命令を受信し、デバイス100のユーザが感知することが可能な触知出力をデバイス100上に生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器は、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイシステム112)に配置されているか、又はそれに近接しており、任意選択的に、タッチ感知面を垂直方向(例えば、デバイス100の表面の内/外)に、又は水平方向(例えば、デバイス100の表面と同じ平面内の前後)に動かすことによって、触知出力を生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器センサは、デバイス100の前面に位置するタッチスクリーンディスプレイ112とは反対に、デバイス100の裏面に位置する。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の加速度計168を含む。図1Aは、周辺機器インタフェース118に結合された加速度計168を示す。代わりに、加速度計168は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。加速度計168は、任意選択的に、どちらも全体として参照により本明細書に組み込まれている、米国特許公開第20050190059号、「Acceleration−based Theft Detection System for Portable Electronic Devices」、及び米国特許公開第20060017692号、「Methods And Apparatuses For Operating A Portable Device Based On An Accelerometer」に記載されているように機能する。いくつかの実施形態では、情報は、1つ以上の加速度計から受信したデータの分析に基づいて、ポートレートビュー又はランドスケープビューでタッチスクリーンディスプレイ上に表示される。デバイス100は任意選択で、加速度計(単数又は複数)168に加えて、磁気計(図示せず)並びにデバイス100の位置及び向き(例えば、縦向き又は横向き)に関する情報を取得するためのGPS(又はGLONASS又は他のグローバルナビゲーションシステム)受信機(図示せず)を含む。
いくつかの実施形態では、メモリ102内に記憶されているソフトウェア構成要素は、オペレーティングシステム126、通信モジュール(又は命令セット)128、接触/動きモジュール(又は命令セット)130、グラフィックモジュール(又は命令セット)132、テキスト入力モジュール(又は命令セット)134、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)モジュール(又は命令セット)135、及びアプリケーション(又は命令セット)136を含む。更に、いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、図1A及び図3に示すように、デバイス/グローバル内部状態157を記憶する。デバイス/グローバル内部状態157は、現在アクティブ状態のアプリケーションがある場合に、どのアプリケーションがアクティブであるかを示す、アクティブアプリケーション状態、どのアプリケーション、ビュー、又は他の情報がタッチスクリーンディスプレイ112の様々な領域を占有しているかを示すディスプレイ状態、デバイスの様々なセンサ及び入力コントロールデバイス116から入手した情報を含むセンサ状態、並びにデバイスの場所及び/又は姿勢に関する場所情報のうちの1つ以上を含む。
オペレーティングシステム126(例えば、Darwin(登録商標)、RTXC(登録商標)、LINUX(登録商標)、UNIX(登録商標)、OS X(登録商標)、iOS(登録商標)、WINDOWS(登録商標)、又はVxWorks(登録商標)などの組み込み型オペレーティングシステム)は、通常のシステムタスク(例えば、メモリ管理、記憶デバイスの制御、電力管理など)を制御及び管理する様々なソフトウェア構成要素及び/又はドライバを含み、様々なハードウェアとソフトウェア構成要素との間の通信を容易にする。
通信モジュール128は、1つ以上の外部ポート124を介して他のデバイスとの通信を容易にし、RF回路108及び/又は外部ポート124が受信したデータを処理するための様々なソフトウェア構成要素をも含む。外部ポート124(例えばユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)、FIREWIRE(登録商標)など)は、直接的に、又はネットワーク(例えばインターネット、無線LANなど)を介して間接的に、他のデバイスに連結するように適合されている。いくつかの実施形態では、外部ポートは、iPod(登録商標)(Apple Inc.の商標)デバイス上で使用される30ピンコネクタと同じ若しくは類似であり、かつ/又はそれに適合しているマルチピン(例えば、30ピン)コネクタである。
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、タッチスクリーン112(ディスプレイコントローラ156と連動して)及び他のタッチ感知デバイス(例えば、タッチパッド又は物理クリックホイール)との接触を検出する。接触/動きモジュール130は、接触が生じたかを判定すること(例えば、指を下ろすイベントを検出すること)、接触の強度(例えば、接触の力若しくは圧力、又は接触の力若しくは圧力の代替物)を判定すること、接触の移動が存在するかを判定し、タッチ感知面を横断する移動を追跡すること(例えば、指をドラッグする1つ以上のイベントを検出すること)、及び接触が停止したかを判定すること(例えば、指を上げるイベント又は接触の中断を検出すること)などの、接触の検出に関する様々な動作を実行する、様々なソフトウェア構成要素を含む。接触/動きモジュール130は、タッチ感知面から接触データを受信する。一連の接触データによって表される、接触点の移動を判定することは、任意選択的に、接触点の速さ(大きさ)、速度(大きさ及び方向)、及び/又は加速度(大きさ及び/又は方向の変化)を判定することを含む。これらの動作は、任意選択的に、単一の接触(例えば、1本の指の接触)又は複数の同時接触(例えば、「マルチタッチ」/複数の指の接触)に適用される。いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130及びディスプレイコントローラ156は、タッチパッド上の接触を検出する。
いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130は、1つ以上の強度閾値のセットを使用して、ユーザによって操作が実行されたかどうかを判定する(例えば、ユーザがアイコン上で「クリック」したかどうかを判定する)。いくつかの実施形態では、強度閾値の少なくとも1つのサブセットが、ソフトウェアパラメータに従って判定される(例えば、強度閾値は、特定の物理アクチュエータのアクティブ化閾値によって判定されるのではなく、デバイス100の物理ハードウェアを変化させることなく調整することができる)。例えば、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイのマウス「クリック」閾値は、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイハードウェアを変化させることなく、広範囲の所定の閾値のうちのいずれかに設定することができる。加えて、いくつかの実装形態では、デバイスのユーザは、組の強度閾値の1つ以上を調整するソフトウェア設定が提供される(例えば、システムレベルのクリック「強度」パラメータによって、個々の強度閾値を調整すること、及び/又は複数の強度閾値を一度に調整することによる)。
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、ユーザによるジェスチャ入力を検出する。タッチ感知面上の異なるジェスチャは、異なる接触パターンを有する(例えば検出される接触の動き、タイミング、及び/又は強度が異なる)。したがって、ジェスチャは、任意選択的に、特定の接触パターンを検出することによって検出される。例えば、指タップジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて指ダウンイベントと同じ位置(又は実質上同じ位置)(例えば、アイコンの位置)で指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。別の例として、タッチ感知面上で指スワイプジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて1つ以上の指ドラッグイベントを検出し、その後それに続いて指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。
グラフィックモジュール132は、表示されるグラフィックの視覚的な影響(例えば、輝度、透明度、彩度、コントラスト、又は他の視覚的特性)を変化させる構成要素を含めて、タッチスクリーン112又は他のディスプレイ上にグラフィックをレンダリング及び表示する様々な知られているソフトウェア構成要素を含む。本明細書では、「グラフィック」という用語は、それだけに限定されるものではないが、テキスト、ウェブページ、アイコン(ソフトキーを含むユーザインタフェースオブジェクトなど)、デジタル画像、ビデオ、アニメーションなどを含む、ユーザに表示することができる任意のオブジェクトを含む。
いくつかの実施形態では、グラフィックモジュール132は、使用されることになるグラフィックを表すデータを記憶する。各グラフィックには、任意選択的に、対応するコードが割り当てられる。グラフィックモジュール132は、アプリケーションなどから、必要に応じて、座標データ及び他のグラフィック特性データと共に、表示されることとなるグラフィックを指定する1つ以上のコードを受信し、次にディスプレイコントローラ156に出力するスクリーンの画像データを生成する。
触覚フィードバックモジュール133は、デバイス100とのユーザ対話に応じて、デバイス100上の1つ以上の場所で触知出力を生成するために、触知出力生成器(単数又は複数)167によって使用される命令を生成するための、様々なソフトウェア構成要素を含む。
テキスト入力モジュール134は、任意選択で、グラフィックモジュール132の構成要素であり、様々なアプリケーション(例えば、連絡先137、電子メール140、IM141、ブラウザ147、及びテキスト入力を必要とする任意の他のアプリケーション)でテキストを入力するためのソフトキーボードを提供する。
GPSモジュール135は、デバイスの位置を判定し、この情報を様々なアプリケーションで使用するために(例えば、位置に基づくダイヤル発呼で使用するために電話138へ、画像/ビデオのメタデータとしてカメラ143へ、並びに、天気ウィジェット、地域のイエローページウィジェット、及び地図/ナビゲーションウィジェットなどの、位置に基づくサービスを提供するアプリケーションへ)提供する。
アプリケーション136は、任意選択的に、以下のモジュール(又は命令セット)又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●連絡先モジュール137(アドレス帳又は連絡先リストと呼ばれることもある)、
●電話モジュール138、
●テレビ会議モジュール139、
●電子メールクライアントモジュール140、
●インスタントメッセージング(Instant messaging、IM)モジュール141、
●トレーニングサポートモジュール142、
●静止画像及び/又はビデオ画像用のカメラモジュール143、
●画像管理モジュール144、
●ビデオプレーヤモジュール、
●音楽プレーヤモジュール、
●ブラウザモジュール147、
●カレンダモジュール148、
●任意選択的に気象ウィジェット149−1、株価ウィジェット149−2、計算機ウィジェット149−3、アラーム時計ウィジェット149−4、辞書ウィジェット149−5、及びユーザによって入手された他のウィジェット、並びにユーザ作成ウィジェット149−6のうちの1つ以上を含むウィジェットモジュール149、
●ユーザ作成ウィジェット149−6を作るウィジェットクリエータモジュール150、
●検索モジュール151、
●ビデオプレーヤモジュール及び音楽プレーヤモジュールを一体化したビデオ及び音楽プレーヤモジュール152、
●メモモジュール153、
●地図モジュール154、並びに/又は、
●オンラインビデオモジュール155。
任意選択的にメモリ102に記憶される他のアプリケーション136の例としては、他のワードプロセッシングアプリケーション、他の画像編集アプリケーション、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、JAVA(登録商標)対応アプリケーション、暗号化、デジタル著作権管理、音声認識、及び音声複製が挙げられる。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連動して、連絡先モジュール137は、任意選択的に、アドレス帳に名前(単数又は複数)を追加すること、アドレス帳から名前(単数又は複数)を削除すること、電話番号(単数又は複数)、電子メールアドレス(単数又は複数)、住所(単数又は複数)、又は他の情報を名前に関連付けること、画像を名前に関連付けること、名前を分類して並べ替えること、電話番号又は電子メールアドレスを提供して、電話138、テレビ会議モジュール139、電子メール140、又はIM141による通信を開始及び/又は促進することなどを含めて、アドレス帳又は連絡先リスト(例えば、メモリ102又はメモリ370内の連絡先モジュール137のアプリケーション内部状態192内に記憶される)を管理するために使用される。
RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連動して、電話モジュール138は、任意選択的に、電話番号に対応する文字シーケンスの入力、連絡先モジュール137内の1つ以上の電話番号へのアクセス、入力された電話番号の修正、それぞれの電話番号のダイヤル、会話の実施、会話が終了したときの通話停止又はハングアップのために使用される。前述したように、無線通信は、任意選択的に、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、連絡先モジュール137、及び電話モジュール138と連動して、テレビ会議モジュール139は、ユーザ命令に従ってユーザと1人以上の他の参加者との間のテレビ会議を開始、実行、及び終了するための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連動して、電子メールクライアントモジュール140は、ユーザ命令に応じて電子メールを作成、送信、受信、及び管理するための実行可能な命令を含む。画像管理モジュール144と連動して、電子メールクライアントモジュール140は、カメラモジュール143で撮影された静止画像又はビデオ画像を有する電子メールの作成及び送信を非常に容易にする。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連動して、インスタントメッセージングモジュール141は、インスタントメッセージに対応する文字シーケンスの入力、以前に入力された文字の修正、それぞれのインスタントメッセージの送信(例えば、電話通信ベースのインスタントメッセージ向けのショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)若しくはマルチメディアメッセージサービス(Multimedia Message Service、MMS)プロトコル、又はインターネットベースのインスタントメッセージ向けのXMPP、SIMPLE、若しくはIMPSを使用する)、インスタントメッセージの受信、及び受信したインスタントメッセージの閲覧のための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、送信及び/又は受信されるインスタントメッセージは、任意選択的に、MMS及び/又は拡張メッセージングサービス(Enhanced Messaging Service、EMS)でサポートされるグラフィック、写真、オーディオファイル、ビデオファイル、及び/又は他の添付ファイルを含む。本明細書では、「インスタントメッセージング」とは、電話通信ベースのメッセージ(例えば、SMS又はMMSを使用して送信されるメッセージ)と、インターネットベースのメッセージ(例えば、XMPP、SIMPLE、又はIMPSを使用して送信されるメッセージ)との両方を指す。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、地図モジュール154、及び音楽プレーヤモジュールと連動して、トレーニングサポートモジュール142は、トレーニング(例えば、時間、距離、及び/又はカロリー燃焼目標を有する)の作成、トレーニングセンサ(スポーツデバイス)との通信、トレーニングセンサデータの受信、トレーニングをモニタするために使用されるセンサの較正、トレーニングのための音楽の選択及び再生、並びに、トレーニングデータの表示、記憶、及び送信のための実行可能な命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及び画像管理モジュール144と連動して、カメラモジュール143は、静止画像若しくはビデオ(ビデオストリームを含む)のキャプチャ及びメモリ102内への記憶、静止画像若しくはビデオの特性の修正、又はメモリ102からの静止画像若しくはビデオの削除のための実行可能な命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びカメラモジュール143と連動して、画像管理モジュール144は、静止画像及び/又はビデオ画像の配置、修正(例えば、編集)、あるいはその他の操作、ラベル付け、削除、提示(例えば、デジタルスライドショー又はアルバムにおける)、及び記憶のための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連動して、ブラウザモジュール147は、ウェブページ又はその一部分、並びにウェブページにリンクされた添付ファイル及び他のファイルの検索、リンク、受信、及び表示を含めて、ユーザ命令に従ってインターネットをブラウジングするための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連動して、カレンダモジュール148は、ユーザ命令に従ってカレンダ及びカレンダに関連付けられたデータ(例えば、カレンダ入力、やることリストなど)を作成、表示、修正、及び記憶するための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連動して、ウィジェットモジュール149は、任意選択的にユーザによってダウンロード及び使用されるミニアプリケーション(例えば、気象ウィジェット149−1、株価ウィジェット149−2、計算機ウィジェット149−3、アラーム時計ウィジェット149−4、及び辞書ウィジェット149−5)、又はユーザによって作成されるミニアプリケーション(例えば、ユーザ作成ウィジェット149−6)である。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、HTML(Hypertext Markup Language;ハイパーテキストマークアップ言語)ファイル、CSS(Cascading Style Sheets;カスケーディングスタイルシート)ファイル、及びJavaScript(登録商標)ファイルを含む。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、XML(Extensible Markup Language:拡張可能マークアップ言語)ファイル及びJavaScriptファイル(例えば、Yahoo!ウィジェット)を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連動して、ウィジェットクリエータモジュール150は、任意選択的に、ウィジェットを作成する(例えば、ウェブページのユーザ指定部分をウィジェットにする)ために、ユーザによって使用される。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連動して、検索モジュール151は、ユーザ命令に従って1つ以上の検索基準(例えば、1つ以上のユーザ指定検索語)に一致するメモリ102内のテキスト、音楽、サウンド、画像、ビデオ、及び/又は他のファイルを検索するための実行可能な命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、及びブラウザモジュール147と連動して、ビデオ及び音楽プレーヤモジュール152は、ユーザがMP3若しくはAACファイルなどの1つ以上のファイル形式で記憶されている記録された音楽及び他のサウンドファイルをダウンロード及び再生することを可能にする実行可能な命令、並びにビデオを表示、提示、又は他の方法で(例えば、タッチスクリーン112上又は外部ポート124を介して接続された外部ディスプレイ上に)再生するための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、デバイス100は、任意選択的に、iPod(Apple社の商標)などのMP3プレーヤの機能を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連動して、メモモジュール153は、ユーザ命令に従ってメモ、やることリストなどを作成及び管理するための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、及びブラウザモジュール147と連動して、地図モジュール154は、任意選択的に、ユーザ命令に従って、地図及び地図に関連付けられたデータ(例えば、運転方向、特定の場所又はその付近の店舗及び他の対象地点に関するデータ、並びに他の場所ベースのデータ)を受信、表示、修正、及び記憶するために使用される。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連動して、オンラインビデオモジュール155は、ユーザが特定のオンラインビデオへのアクセス、特定のオンラインビデオのブラウジング、受信(例えば、ストリーミング及び/又はダウンロードによる)、再生(例えば、タッチスクリーン上又は外部ポート124を介して接続された外部ディスプレイ上)、特定のオンラインビデオへのリンクを有する電子メールの送信、並びにH.264などの1つ以上のファイル形式のオンラインビデオの他の管理を行うことを可能にする命令を含む。いくつかの実施形態では、特定のオンラインビデオへのリンクを送信するために、電子メールクライアントモジュール140ではなく、インスタントメッセージングモジュール141が使用される。オンラインビデオアプリケーションについての追加の説明は、その内容が全体として参照により本明細書に組み込まれている、2007年6月20日出願の米国仮特許出願第60/936,562号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」、及び2007年12月31日出願の米国特許出願第11/968,067号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」において見ることができる。
上記で特定したモジュール及びアプリケーションはそれぞれ、前述した1つ以上の機能及び本出願に記載する方法(例えば、本明細書に記載するコンピュータにより実施される方法及び他の情報処理方法)を実行する1組の実行可能な命令に対応する。これらのモジュール(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実施する必要はなく、したがって、様々な実施形態において、これらのモジュールの様々なサブセットが、任意選択的に、組み合わされ、又は他の形で再構成されている。例えば、ビデオプレーヤモジュールは、任意選択的に、音楽プレーヤモジュールと組み合わされて、単一のモジュール(例えば、図1Aのビデオ及び音楽プレーヤモジュール152)にされる。いくつかの実施形態では、メモリ102は、任意選択的に、上記で特定したモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ102は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
いくつかの実施形態では、デバイス100は、そのデバイスにおける所定の機能のセットの動作がタッチスクリーン及び/又はタッチパッドのみを通じて実行されるデバイスである。デバイス100が動作するための主要な入力コントロールデバイスとしてタッチスクリーン及び/又はタッチパッドを使用することにより、任意選択的に、デバイス100上の物理的な入力コントロールデバイス(プッシュボタン、ダイヤルなど)の数が削減される。
タッチスクリーン及び/又はタッチパッドを通じてのみ実行される所定の機能のセットは、任意選択的に、ユーザインタフェース間のナビゲーションを含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、ユーザによってタッチされたときに、デバイス100上に表示される任意のユーザインタフェースから、メインメニュー、ホームメニュー、又はルートメニューにデバイス100をナビゲートする。このような実施形態では、「メニューボタン」は、タッチパッドを使用して実装される。いくつかの他の実施形態では、メニューボタンは、タッチパッドではなく、物理プッシュボタン又はその他の物理入力コントロールデバイスである。
図1Bは、いくつかの実施形態に係る、イベント処理のための例示的な構成要素を示すブロック図である。いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、イベントソータ170(例えば、オペレーティングシステム126内)と、それぞれのアプリケーション136−1(例えば、前述のアプリケーション137〜151、155、380〜390のうちのいずれか)とを含む。
イベントソータ170は、イベント情報を受信し、イベント情報が配信されるアプリケーション136−1及びアプリケーション136−1のアプリケーションビュー191を判定する。イベントソータ170は、イベントモニタ171及びイベントディスパッチャモジュール174を含む。いくつかの実施形態では、アプリケーション136−1は、アプリケーションがアクティブ又は実行中であるときにタッチ感知ディスプレイ112上に表示される現在のアプリケーションビューを示すアプリケーション内部状態192を含む。いくつかの実施形態では、デバイス/グローバル内部状態157は、どのアプリケーション(単数又は複数)が現在アクティブであるかを判定するためにイベントソータ170によって使用され、アプリケーション内部状態192は、イベント情報が配信されるアプリケーションビュー191を決定するためにイベントソータ170によって使用される。
いくつかの実施形態では、アプリケーション内部状態192は、アプリケーション136−1が実行を再開するときに使用される再開情報、アプリケーション136−1によって表示されている又は表示される準備ができている情報を示すユーザインタフェース状態情報、ユーザがアプリケーション136−1の以前の状態又はビューに戻ることを可能にする状態待ち行列、及びユーザが行った以前のアクションのリドゥ/アンドゥ待ち行列のうちの1つ以上などの追加の情報を含む。
イベントモニタ171は、周辺機器インタフェース118からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント(例えば、マルチタッチジェスチャの一部としてのタッチ感知ディスプレイ112上のユーザタッチ)に関する情報を含む。周辺機器インタフェース118は、I/Oサブシステム106、又は近接センサ166、加速度計(単数又は複数)168、及び/若しくは(オーディオ回路110を介した)マイクロフォン113などのセンサから受信する情報を送信する。周辺機器インタフェース118がI/Oサブシステム106から受信する情報は、タッチ感知ディスプレイ112又はタッチ感知面からの情報を含む。
いくつかの実施形態では、イベントモニタ171は、所定の間隔で周辺機器インタフェース118に要求を送信する。それに応じて、周辺機器インタフェース118は、イベント情報を送信する。他の実施形態では、周辺機器インタフェース118は、重要なイベント(例えば、所定のノイズ閾値を上回る及び/又は所定の持続時間を超える入力の受信)があるときのみイベント情報を送信する。
いくつかの実施形態では、イベントソータ170はまた、ヒットビュー判定モジュール172及び/又はアクティブイベント認識部判定モジュール173を含む。
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチ感知ディスプレイ112が2つ以上のビューを表示するとき、サブイベントが1つ以上のビュー内のどこで行われたかを判定するソフトウェア手順を提供する。ビューは、ユーザがディスプレイ上で見ることができる制御装置及び他の要素から構成されている。
アプリケーションに関連付けられたユーザインタフェースの別の態様は、本明細書ではアプリケーションビュー又はユーザインタフェースウィンドウと呼ばれることもあるビューのセットであり、その中で情報が表示され、タッチに基づくジェスチャが生じる。タッチが検出される(それぞれのアプリケーションの)アプリケーションビューは、任意選択的に、アプリケーションのプログラム階層又はビュー階層内のプログラムレベルに対応する。例えば、タッチが検出される最下位レベルビューは、任意選択的に、ヒットビューと呼ばれ、また、適切な入力として認識されるイベントの組は、任意選択的に、タッチによるジェスチャを開始する初期タッチのヒットビューに少なくとも部分的に基づいて決定される。
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチに基づくジェスチャのサブイベントに関連する情報を受信する。アプリケーションが階層状に構成された複数のビューを有するときには、ヒットビュー判定モジュール172は、サブイベントを処理すべき階層内の最下位のビューとして、ヒットビューを特定する。ほとんどの状況では、ヒットビューは、開始サブイベント(例えば、イベント又は潜在的イベントを形成するサブイベントシーケンス内の第1のサブイベント)が行われる最も低いレベルのビューである。ヒットビューがヒットビュー判定モジュール172によって特定された後、このヒットビューは、典型的には、ヒットビューとして特定されたのと同じタッチ又は入力ソースに関係するすべてのサブイベントを受信する。
アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ビュー階層内のどのビュー(単数以上)がサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきかを判定する。いくつかの実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ヒットビューのみがサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、サブイベントの物理位置を含むすべてのビューがアクティブに関わりがあるビューであると判定し、したがって、すべてのアクティブに関わりがあるビューが、サブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、タッチサブイベントが1つの特定のビューに関連するエリアに完全に限定された場合でも、階層内の上位のビューは、依然としてアクティブに関わりがあるビューであり続ける。
イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をイベント認識部(例えばイベント認識部180)にディスパッチする。アクティブイベント認識部判定モジュール173を含む実施形態において、イベントディスパッチャモジュール174は、アクティブイベント認識部判定モジュール173により判定されたイベント認識部にイベント情報を配信する。いくつかの実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、それぞれのイベント受信部182によって取り出されるイベント情報をイベント待ち行列に記憶する。
いくつかの実施形態では、オペレーティングシステム126は、イベントソータ170を含む。代替として、アプリケーション136−1がイベントソータ170を含む。更に他の実施形態では、イベントソータ170は、独立型のモジュール、又は接触/動きモジュール130などの、メモリ102に記憶された別のモジュールの一部である。
いくつかの実施形態では、アプリケーション136−1は、それぞれがアプリケーションのユーザインタフェースのそれぞれのビュー内で発生するタッチイベントを処理する命令を含む、複数のイベントハンドラ190及び1つ以上のアプリケーションビュー191を含む。アプリケーション136−1の各アプリケーションビュー191は、1つ以上のイベント認識部180を含む。典型的には、それぞれのアプリケーションビュー191は、複数のイベント認識部180を含む。他の実施形態では、イベント認識部180のうちの1つ以上は、ユーザインタフェースキット(図示せず)又はアプリケーション136−1が方法及び他の特性を継承する上位レベルのオブジェクトなどの、別個のモジュールの一部である。いくつかの実施形態では、対応するイベントハンドラ190は、データアップデータ176、オブジェクトアップデータ177、GUIアップデータ178及び/又はイベントソータ170から受信されたイベントデータ179、のうちの1つ以上を含む。イベントハンドラ190は、任意選択的に、データアップデータ176、オブジェクトアップデータ177、又はGUIアップデータ178を利用し又は呼び出して、アプリケーション内部状態192を更新する。別法として、アプリケーションビュー191のうちの1つ以上が、1つ以上のそれぞれのイベントハンドラ190を含む。また、いくつかの実施形態では、データアップデータ176、オブジェクトアップデータ177及びGUIアップデータ178のうちの1つ以上は、対応するアプリケーションビュー191に含まれる。
それぞれのイベント認識部180は、イベントソータ170からイベント情報(例えば、イベントデータ179)を受信し、このイベント情報からイベントを特定する。イベント認識部180は、イベント受信部182及びイベント比較部184を含む。いくつかの実施形態では、イベント認識部180はまた、メタデータ183及びイベント配信命令188(任意選択的にサブイベント配信命令を含む)の少なくともサブセットも含む。
イベント受信部182は、イベントソータ170からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベントについての情報、例えば、タッチ又はタッチの移動についての情報を含む。サブイベントに応じて、イベント情報はまた、サブイベントの位置などの追加の情報を含む。サブイベントがタッチの動きに関わるとき、イベント情報はまた任意選択的に、サブイベントの速さ及び方向を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つの向きから別の向きへの(例えば、縦向きから横向きへ、又はその逆の)デバイスの回転を含み、イベント情報は、デバイスの現在の向き(デバイスの姿勢とも呼ぶ)についての対応する情報を含む。
イベント比較部184は、イベント情報を、定義済みのイベント又はサブイベントの定義と比較し、その比較に基づいて、イベント又はサブイベントを判定するか、あるいはイベント又はサブイベントの状態を判定若しくは更新する。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、イベント定義186を含む。イベント定義186は、例えばイベント1(187−1)及びイベント2(187−2)などのイベント(例えば所定のサブイベントのシーケンス)の定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント(187)内のサブイベントは、例えば、タッチの開始、タッチの終了、タッチの動き、タッチの取り消し、及び複数のタッチを含む。一例では、イベント1(187−1)についての定義は、表示されたオブジェクト上のダブルタップである。ダブルタップは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第1のタッチ(タッチ開始)、所定の段階に対する第1のリフトオフ(タッチ終了)、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第2のタッチ(タッチ開始)、及び所定の段階に対する第2のリフトオフ(タッチ終了)を含む。別の例では、イベント2(187−2)の定義は、表示されたオブジェクト上のドラッグである。ドラッグは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクトのタッチ(又は接触)、タッチ感知ディスプレイ112におけるタッチの動き、及びタッチのリフトオフ(タッチ終了)を含む。いくつかの実施形態では、イベントはまた、1つ以上の関連付けられたイベントハンドラ190に関する情報を含む。
いくつかの実施形態では、イベント定義187は、それぞれのユーザインタフェースオブジェクトについてのイベントの定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、どのユーザインタフェースオブジェクトがサブイベントに関連付けられているかを判定するヒットテストを実行する。例えば、タッチ感知ディスプレイ112上に、3つのユーザインタフェースオブジェクトが表示されているアプリケーションビューでは、タッチ感知ディスプレイ112上でタッチが検出されると、イベント比較部184は、3つのユーザインタフェースオブジェクトのうちのいずれが、そのタッチ(サブイベント)と関連付けられているかを判定するために、ヒットテストを実行する。表示された各オブジェクトが、対応するイベントハンドラ190に関連付けられている場合、イベント比較部は、ヒットテストの結果を用いて、どのイベントハンドラ190をアクティブ化すべきかを判定する。例えば、イベント比較部184は、ヒットテストをトリガするサブイベント及びオブジェクトと関連付けられたイベントハンドラを選択する。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント(187)に対する定義はまた、サブイベントシーケンスがイベント認識部のイベントタイプに対応するか否かが判定される後までイベント情報の送信を遅延する遅延アクションを含む。
それぞれのイベント認識部180が一連のサブイベントがイベント定義186のいずれのイベントとも一致しないと判断した場合には、それぞれのイベント認識部180は、イベント不可能、イベント失敗、又はイベント終了の状態になり、その後は、タッチによるジェスチャの後続のサブイベントを無視する。この状況では、ヒットビューについてアクティブのままである他のイベント認識部があれば、そのイベント認識部は、進行中のタッチによるジェスチャのサブイベントの追跡及び処理を続行する。
いくつかの実施形態では、対応するイベント認識部180は、イベント配信システムがどのようにサブイベント配信を実行すべきかをアクティブに関与しているイベント認識部に示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを有するメタデータ183を含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、イベント認識部が互いにどのように対話するか、又はイベント認識部が互いにどのように対話することができるようになっているかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、サブイベントがビュー階層又はプログラム階層における多様なレベルに配信されるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントの1つ以上の特定のサブイベントが認識されるときに、イベントと関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントと関連付けられたイベント情報をイベントハンドラ190に配信する。イベントハンドラ190をアクティブ化することは、それぞれのヒットビューにサブイベントを送信する(及び、送信を延期する)こととは別個である。いくつかの実施形態では、イベント認識部180は、認識したイベントと関連付けられたフラグを投入し、そのフラグと関連付けられたイベントハンドラ190は、そのフラグを捕らえ、既定のプロセスを実行する。
いくつかの実施形態では、イベント配信命令188は、イベントハンドラをアクティブ化することなくサブイベントについてのイベント情報を配信するサブイベント配信命令を含む。代わりに、サブイベント配信命令は、一連のサブイベントと関連付けられたイベントハンドラに、又はアクティブに関与しているビューにイベント情報を配信する。一連のサブイベント又はアクティブに関与しているビューと関連付けられたイベントハンドラは、イベント情報を受信し、所定の処理を実行する。
いくつかの実施形態では、データアップデータ176は、アプリケーション136−1で使用されるデータを作成及び更新する。例えば、データアップデータ176は、連絡先モジュール137で使用される電話番号を更新する、又はビデオプレーヤモジュールで使用されるビデオファイルを記憶する。いくつかの実施形態では、オブジェクトアップデータ177は、アプリケーション136−1で使用されるオブジェクトを作成及び更新する。例えば、オブジェクトアップデータ177は、新たなユーザインタフェースオブジェクトを作成するか、又はユーザインタフェースオブジェクトの位置を更新する。GUIアップデータ178は、GUIを更新する。例えば、GUIアップデータ178は、表示情報を準備し、タッチ感知ディスプレイ上に表示するために表示情報をグラフィックモジュール132に送る。
いくつかの実施形態では、イベントハンドラ(単数又は複数)190は、データアップデータ176、オブジェクトアップデータ177、及びGUIアップデータ178を含むか又はそれらへのアクセスを有する。いくつかの実施形態では、データアップデータ176、オブジェクトアップデータ177、及びGUIアップデータ178は、それぞれのアプリケーション136−1又はアプリケーションビュー191の単一モジュールに含まれる。他の実施形態では、それらは、2つ以上のソフトウェアモジュールに含まれる。
図1Cは、いくつかの実施形態に係る触知出力モジュールを示すブロック図である。いくつかの実施形態では、I/Oサブシステム106(例えば、触覚フィードバックコントローラ161(図1A)及び/又は他の入力コントローラ160(図1A))は、図1Cに示す構成要素例のうちの少なくともいくつかを含む。いくつかの実施形態では、周辺機器インタフェース118は、図1Cに示す構成要素例のうちの少なくともいくつかを含む。
いくつかの実施形態では、触知出力モジュールは、触覚フィードバックモジュール133を含む。いくつかの実施形態では、触覚フィードバックモジュール133は、電子デバイス上のソフトウェアアプリケーションからのユーザインタフェースフィードバック(例えば、表示ユーザインタフェースに対応するユーザ入力、並びに電子デバイスのユーザインタフェースにおける動作の実行又はイベントの出現を示す警報及び他の通知に応答するフィードバック)に対する触知出力を集約して組み合わせる。触覚フィードバックモジュール133は、波形モジュール123(触知出力を生成するために使用される波形を提供する)、ミキサ125(異なるチャネルの波形などの波形を混合する)、コンプレッサ127(波形のダイナミックレンジを低減又は圧縮する)、ローパスフィルタ129(波形内の高周波信号成分をフィルタリングする)、及び熱コントローラ131(熱状態に従って波形を調整する)のうちの1つ以上を含む。いくつかの実施形態では、触覚フィードバックモジュール133は、触覚フィードバックコントローラ161(図1A)内に含まれる。いくつかの実施形態では、触覚フィードバックモジュール133の別個のユニット(又は触覚フィードバックモジュール133の)別個の実装形態がまた、オーディオコントローラ(例えば、図1Aのオーディオ回路110)内に含まれ、オーディオ信号を生成するために使用される。いくつかの実施形態では、単一の触覚フィードバックモジュール133が、オーディオ信号及び触知出力に対する波形を生成するために使用される。
いくつかの実施形態では、触覚フィードバックモジュール133はまた、トリガモジュール121(例えば、ソフトウェアアプリケーション、オペレーティングシステム、又は生成すべき触知出力を判定して対応する触知出力を生成するプロセスを開始する他のソフトウェアモジュール)を含む。いくつかの実施形態では、トリガモジュール121は、波形の生成(例えば、波形モジュール123による)を開始するトリガ信号を生成する。例えば、トリガモジュール121は、事前設定されたタイミング基準に基づいて、トリガ信号を生成する。いくつかの実施形態では、トリガモジュール121は、ユーザインタフェース要素(例えば、アプリケーション内のアプリケーションアイコン若しくはアフォーダンス)又はハードウェア入力デバイス(例えば、ホームボタン若しくは強度感知タッチスクリーンなどの強度感知入力面)のアクティブ化に基づいて、触覚フィードバックモジュール133の外からトリガ信号を受信し(例えば、いくつかの実施形態では、触覚フィードバックモジュール133は、触覚フィードバックモジュール133の外に位置するハードウェア入力処理モジュール146からトリガ信号を受信する)、触覚フィードバックモジュール133内の他の構成要素(例えば、波形モジュール123)又は動作をトリガ(例えば、トリガモジュール121による)するソフトウェアアプリケーションへ、それらのトリガ信号を中継する。いくつかの実施形態では、トリガモジュール121はまた、触知フィードバック生成命令(例えば、図1A及び図3の触覚フィードバックモジュール133から)を受信する。いくつかの実施形態では、トリガモジュール121は、触覚フィードバックモジュール133(又は触覚フィードバックモジュール133内のトリガモジュール121)が触知フィードバック命令(例えば、図1A及び図3の触覚フィードバックモジュール133から)を受信したことに応じて、トリガ信号を生成する。
波形モジュール123は、トリガ信号(例えば、トリガモジュール121から)を入力として受信し、トリガ信号を受信したことに応じて、1つ以上の触知出力の生成のための波形(例えば、図4C〜4Dを参照して以下により詳細に説明する波形など、波形モジュール123による使用のために指定された所定の1組の波形から選択された波形)を提供する。
ミキサ125は、波形(例えば、波形モジュール123から)を入力として受信し、これらの波形を共に混合する。例えば、ミキサ125が2つ以上の波形(例えば、第1のチャネルの第1の波形及び第1の波形と少なくとも部分的に重複する第2のチャネルの第2の波形)受信したとき、ミキサ125は、2つ以上の波形の和に対応する組み合わせた波形を出力する。いくつかの実施形態では、ミキサ125はまた、2つ以上の波形のうちの1つ以上の波形を修正し、2つ以上の波形のうちの残りに対して特定の波形を強調する(例えば、特定の波形の縮尺の増大及び/又は波形のうちの残りの縮尺の減少による)。いくつかの状況では、ミキサ125は、組み合わせた波形から除去すべき1つ以上の波形を選択する(例えば、触知出力生成器167によって同時に出力することが要求された4つ以上のソースからの波形があるとき、最も古いソースからの波形が落とされる)。
圧縮器127は、波形(例えば、ミキサ125からの合成波形)を入力として受信し、波形を変更する。いくつかの実施形態では、コンプレッサ127は、これらの波形を低減させ(例えば、触知出力生成器167(図1A)又は357(図3)の物理仕様に従って)、その結果、これらの波形に対応する触知出力が低減される。いくつかの実施形態では、コンプレッサ127は、波形に対する所定の最大振幅を強制することなどによって、波形を制限する。例えば、コンプレッサ127は、波形のうち所定の振幅閾値を超過する部分の振幅を低減させながら、波形のうち所定の振幅閾値を超過しない部分の振幅は維持する。いくつかの実施形態では、コンプレッサ127は、波形のダイナミックレンジを低減させる。いくつかの実施形態では、コンプレッサ127は、波形のダイナミックレンジを動的に低減させ、その結果、組み合わせた波形は、触知出力生成器167の性能仕様(例えば、力及び/又は可動質量の変位限界)の範囲内に留まる。
ローパスフィルタ129は、波形(例えば、コンプレッサ127からの圧縮された波形)を入力として受信し、これらの波形をフィルタリング(例えば、平滑化)する(例えば、波形内の高周波信号成分を除去又は低減する)。例えば、いくつかの場合、触知出力が圧縮された波形に従って生成されるとき、コンプレッサ127は、圧縮された波形内に、触知出力の生成に干渉しかつ/又は触知出力生成器167の性能仕様を超過する外生信号(例えば、高周波信号成分)を含む。ローパスフィルタ129は、波形内のそのような外生信号を低減又は除去する。
熱コントローラ131は、波形(例えば、ローパスフィルタ129からのフィルタリングされた波形)を入力として受信し、デバイス100の熱状態に従ってこれらの波形を調整する(例えば、触覚フィードバックコントローラ161の温度などのデバイス100内で検出される内部温度、及び/又はデバイス100によって検出される外部温度に基づく)。例えば、いくつかの場合、触覚フィードバックコントローラ161の出力は、温度に応じて変動する(例えば、触覚フィードバックコントローラ161は、同じ波形を受信したことに応じて、触覚フィードバックコントローラ161が第1の温度であるときは、第1の触知出力を生成し、触覚フィードバックコントローラ161が第1の温度とは異なる第2の温度であるときは、第2の触知出力を生成する)。例えば、触知出力の大きさ(又は振幅)は、温度によって変化してもよい。温度変動の影響を低減させるために、波形が修正される(例えば、温度に基づいて波形の振幅が増大又は減少される)。
いくつかの実施形態では、触覚フィードバックモジュール133(例えば、トリガモジュール121)が、ハードウェア入力処理モジュール146に結合される。いくつかの実施形態では、図1Aの他の入力コントローラ160は、ハードウェア入力処理モジュール146を含む。いくつかの実施形態では、ハードウェア入力処理モジュール146は、ハードウェア入力デバイス145(例えば、ホームボタンなどの図1Aの他の入力若しくは制御デバイス116、又は強度感知タッチスクリーンなどの強度感知入力面)からの入力を受信する。いくつかの実施形態では、ハードウェア入力デバイス145は、タッチ感知ディスプレイシステム112(図1A)、キーボード/マウス350(図3)、タッチパッド355(図3)、他の入力若しくは制御デバイス116(図1A)のうちの1つ、又は強度感知ホームボタンなど、本明細書に記載する任意の入力デバイスである。いくつかの実施形態では、ハードウェア入力デバイス145は、タッチ感知ディスプレイシステム112(図1A)、キーボード/マウス350(図3)、又はタッチパッド355(図3)ではなく、強度感知ホームボタンからなる。いくつかの実施形態では、ハードウェア入力デバイス145(例えば、強度感知ホームボタン又はタッチスクリーン)からの入力に応じて、ハードウェア入力処理モジュール146は、ホームボタンの「クリック」(例えば、「ダウンクリック」又は「アップクリック」)に対応する入力などの所定の入力基準を満足させるユーザ入力が検出されたことを示すために、1つ以上のトリガ信号を触覚フィードバックモジュール133に提供する。いくつかの実施形態では、触覚フィードバックモジュール133は、ホームボタンの「クリック」に対応する入力に応じて、ホームボタンの「クリック」に対応する波形を提供し、物理ホームボタンを押下する触覚フィードバックをシミュレートする。
いくつかの実施形態では、触知出力モジュールは、触知出力の生成を制御する触覚フィードバックコントローラ161(例えば、図1Aの触覚フィードバックコントローラ161)を含む。いくつかの実施形態では、触覚フィードバックコントローラ161は、複数の触知出力生成器に結合されており、複数の触知出力生成器のうちの1つ以上の触知出力生成器を選択し、触知出力を生成する選択された1つ以上の触知出力生成器へ波形を送信する。いくつかの実施形態では、触覚フィードバックコントローラ161は、ハードウェア入力デバイス145のアクティブ化に対応する触知出力要求、及びソフトウェアイベントに対応する触知出力要求(例えば、触覚フィードバックモジュール133からの触知出力要求)を統合し、2つ以上の波形のうちの1つ以上の波形を修正、2つ以上の波形のうちの残りに対して特定の波形を強調する(例えば、ソフトウェアイベントに対応する触知出力よりハードウェア入力デバイス145のアクティブ化に対応する触知出力に優先順位をつけるためなどの、特定の波形の縮尺の増大及び/又は波形のうちの残りの縮尺の減少による)。
いくつかの実施形態では、図1Cに示すように、触覚フィードバックコントローラ161の出力は、デバイス100のオーディオ回路(例えば、図1Aのオーディオ回路110)に結合されており、デバイス100のオーディオ回路へオーディオ信号を提供する。いくつかの実施形態では、触覚フィードバックコントローラ161は、触知出力を生成するために使用される波形と、触知出力の生成と連動してオーディオ出力を提供するために使用されるオーディオ信号との両方を提供する。いくつかの実施形態では、触覚フィードバックコントローラ161は、オーディオ信号及び/又は波形(触知出力を生成するために使用される)を修正し、その結果、オーディオ出力及び触知出力が同期される(例えば、オーディオ信号及び/又は波形を遅延させることによる)。いくつかの実施形態では、触覚フィードバックコントローラ161は、デジタル波形をアナログ信号に変換するために使用されるデジタルアナログ変換器を含み、アナログ信号は、増幅器163及び/又は触知出力生成器167によって受信される。
いくつかの実施形態では、触知出力モジュールは、増幅器163を含む。いくつかの実施形態では、増幅器163は、波形(例えば、触覚フィードバックコントローラ161から)を受信し、これらの波形を増幅してから、増幅された波形を触知出力生成器167(例えば、触知出力生成器167(図1A)又は357(図3)のうちのいずれか)へ送信する。例えば、増幅器163は、触知出力生成器167の物理仕様に従った信号レベル(例えば、触知出力生成器167へ送信された信号が、触覚フィードバックコントローラ161から受信した波形に対応する触知出力を生成するように、触知出力を生成するために触知出力生成器167によって必要とされる電圧及び/又は電流)まで、受信した波形を増幅し、増幅された波形を触知出力生成器167へ送信する。応じて、触知出力生成器167は、触知出力を生成する(例えば、可動質量の中立位置に対して可動質量を1つ以上の次元で前後にシフトさせることによる)。
いくつかの実施形態では、触知出力モジュールは、触知出力生成器167に結合されたセンサ169を含む。センサ169は、触知出力生成器167又は触知出力生成器167の1つ以上の構成要素(例えば、触知出力を生成するために使用される膜などの1つ以上の動き部分)の状態又は状態変化(例えば、機械的位置、物理的変位、及び/又は動き)を検出する。いくつかの実施形態では、センサ169は、磁界センサ(例えば、ホール効果センサ)又は他の変位及び/若しくは動きセンサである。いくつかの実施形態では、センサ169は、情報(例えば、触知出力生成器167内の1つ以上の部分の位置、変位、及び/又は動き)を触覚フィードバックコントローラ161に提供し、触知出力生成器167の状態に関するセンサ169によって提供された情報に従って、触覚フィードバックコントローラ161は、触覚フィードバックコントローラ161から出力される波形(例えば、任意選択的に増幅器163を介して触知出力生成器167へ送信される波形)を調整する。
タッチ感知ディスプレイ上のユーザタッチのイベント処理に関する上記の論考は、入力デバイスを有する多機能デバイス100を動作させるためのユーザ入力の他の形態にも当てはまり、それらのユーザ入力は、必ずしもすべてがタッチスクリーン上で開始されるとは限らないことが理解されよう。例えば、キーボードの単一又は複数の押圧若しくは保持と任意選択的に連携される、マウスの移動及びマウスボタンの押圧、タッチパッド上のタップ、ドラッグ、スクロールなどの接触の動き、ペンスタイラス入力、デバイスの移動、口頭による命令、検出された目の動き、バイオメトリック入力、並びに/又はそれらの任意の組合せを、任意選択的に、認識するイベントを定義するサブイベントに対応する入力として利用する。
図2は、いくつかの実施形態によるタッチスクリーン112を有するポータブル多機能デバイス100を示す。タッチスクリーンは、任意選択的に、ユーザインタフェース(user interface、UI)200内に1つ以上のグラフィックを表示する。本実施形態、並びに以下で説明される他の実施形態では、ユーザは、例えば、1本以上の指202(図には正確な縮尺では描かれていない)又は1つ以上のスタイラス203(図には正確な縮尺では描かれていない)を使用して、グラフィック上でジェスチャを実施することによって、それらのグラフィックのうちの1つ以上を選択することが可能となる。いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィックの選択は、ユーザが、その1つ以上のグラフィックとの接触を中断する場合に実施される。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、任意選択的に、1つ以上のタップ、1つ以上のスワイプ(左から右、右から左、上向き、及び/若しくは下向き)、並びに/又はデバイス100と接触した指のロール(右から左、左から右、上向き、及び/若しくは下向き)を含む。いくつかの実装形態又は状況では、グラフィックとの不測の接触は、そのグラフィックを選択するものではない。例えば、選択に対応するジェスチャがタップである場合、アプリケーションアイコンの上をスイープするスワイプジェスチャは、任意選択的に、対応するアプリケーションを選択するものではない。
デバイス100はまた、任意選択的に、「ホーム」ボタン又はメニューボタン204などの1つ以上の物理ボタンを含む。前述したように、メニューボタン204は、任意選択的に、任意選択的にデバイス100上で実行される1組のアプリケーション内の任意のアプリケーション136へナビゲートするために使用される。別法として、いくつかの実施形態では、メニューボタンは、タッチスクリーン112上に表示されるGUI内のソフトキーとして実施される。
いくつかの実施形態では、デバイス100は、タッチスクリーン112、メニューボタン204、デバイスの電源をオン/オフにしてデバイスをロックするプッシュボタン206、音量調整ボタン208、加入者識別モジュール(SIM)カードスロット210、ヘッドセットジャック212、及びドッキング/充電用外部ポート124を含む。プッシュボタン206は、任意選択的に、ボタンを押し下げて、所定の期間にわたってボタンを押し下げた状態に保持することによって、デバイスの電源をオン/オフするため、ボタンを押し下げて、所定の期間が経過する前にボタンを解放することによって、デバイスをロックするため、及び/又はデバイスをロック解除する、若しくはロック解除プロセスを開始するために、使用される。代替的実施形態では、デバイス100はまた、マイクロフォン113を介して、一部の機能をアクティブ化又は非アクティブ化するための口頭入力も受け入れる。デバイス100はまた、任意選択的に、タッチスクリーン112上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165、及び/又はデバイス100のユーザに対する触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器167を含む。
図3は、いくつかの実施形態に係る、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する例示的な多機能デバイスのブロック図である。デバイス300は、ポータブル型である必要はない。いくつかの実施形態では、デバイス300は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、マルチメディア再生デバイス、ナビゲーションデバイス、教育的デバイス(子供の学習玩具など)、ゲームシステム、又は制御デバイス(例えば、家庭用又は業務用コントローラ)である。デバイス300は、典型的には、1つ以上の処理ユニット(CPU)310、1つ以上のネットワーク又は他の通信インタフェース360、メモリ370、及びこれらの構成要素を相互接続する1つ以上の通信バス320を含む。通信バス320は、任意選択的に、システム構成要素間の通信を相互接続及び制御する回路(チップセットと呼ばれることもある)を含む。デバイス300は、ディスプレイ340を備える入出力(I/O)インタフェース330を含み、ディスプレイ340は、典型的には、タッチスクリーンディスプレイである。I/Oインタフェース330はまた、任意選択的に、キーボード及び/又はマウス(若しくは他のポインティングデバイス)350と、タッチパッド355と、デバイス300上に触知出力を生成する触知出力生成器357(例えば、図1Aを参照して前述した触知出力生成器167に類似している)と、センサ359(例えば、図1Aを参照して前述した接触強度センサ165に類似している光、加速度、近接、タッチ感知、及び/又は接触強度センサ)とを含む。メモリ370は、DRAM、SRAM、DDR RAM、又は他のランダムアクセスソリッドステートメモリデバイスなどの高速ランダムアクセスメモリを含み、任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、光ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリ370は、CPU310からリモートに位置する1つ以上の記憶デバイスを任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、メモリ370は、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102内に記憶されているプログラム、モジュール、及びデータ構造に類似したプログラム、モジュール、及びデータ構造、又はそのサブセットを記憶する。更に、メモリ370は任意選択で、ポータブル多機能デバイス100のメモリ102に存在しない追加のプログラム、モジュール、及びデータ構造を記憶する。例えば、デバイス300のメモリ370は、任意選択的に、描画モジュール380、プレゼンテーションモジュール382、ワードプロセッシングモジュール384、ウェブサイト作成モジュール386、ディスクオーサリングモジュール388、及び/又はスプレッドシートモジュール390を記憶するのに対して、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102は、任意選択的に、これらのモジュールを記憶しない。
図3の上記で特定した要素はそれぞれ、任意選択的に、前述したメモリデバイスのうちの1つ以上の中に記憶される。上記で特定したモジュールはそれぞれ、前述した機能を実行する1組の命令に対応する。上記で特定したモジュール又はプログラム(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実施する必要はなく、したがって様々な実施形態では、これらのモジュールの様々なサブセットは、任意選択的に、組み合わされ、又は他の形で再構成されている。いくつかの実施形態では、メモリ370は、任意選択的に、上記で特定したモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
次に、任意選択的に例えばポータブル多機能デバイス100上で実施されるユーザインタフェースの実施形態に注意を向ける。
図4Aは、いくつかの実施形態に係る、ポータブル多機能デバイス100上のアプリケーションのメニューのための例示的なユーザインタフェースを示す。同様のユーザインタフェースは、デバイス300上に任意選択的に実装される。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェース400は、以下の要素、又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●セルラー信号及びWi−Fi信号などの無線通信(単数又は複数)のための信号強度インジケータ(単数又は複数)402、
●時刻404、
●Bluetoothインジケータ405、
●バッテリ状態インジケータ406、
●以下のような、頻繁に使用されるアプリケーションのアイコンを有するトレイ408、
○不在着信又はボイスメールメッセージの数のインジケータ414を任意選択的に含む、「電話」とラベル付けされた、電話モジュール138のアイコン416、
○未読電子メールの数のインジケータ410を任意選択的に含む、「メール」とラベル付けされた、電子メールクライアントモジュール140のアイコン418、
○「ブラウザ」とラベル付けされた、ブラウザモジュール147のアイコン420、及び
○「iPod」とラベル付けされた、iPod(Apple Inc.の商標)モジュール152とも称されるビデオ及び音楽プレーヤモジュール152のアイコン422、及び
●以下のような、他のアプリケーションのアイコン、
○「メッセージ」とラベル付けされた、IMモジュール141のアイコン424、
○「カレンダ」とラベル付けされた、カレンダモジュール148のアイコン426、
○「写真」とラベル付けされた、画像管理モジュール144のアイコン428、
○「カメラ」とラベル付けされた、カメラモジュール143のアイコン430、
○「オンラインビデオ」とラベル付けされた、オンラインビデオモジュール155のアイコン432、
○「株価」とラベル付けされた、株式ウィジェット149−2のアイコン434、
○「地図」のラベル付けされた、地図モジュール154のためのアイコン436、
○「天気」とラベル付けされた、気象ウィジェット149−1のアイコン438、
○「時計」とラベル付けされた、アラーム時計ウィジェット149−4のアイコン440、
○「トレーニングサポート」とラベル付けされた、トレーニングサポートモジュール142のアイコン442、
○「メモ」とラベル付けされた、メモモジュール153のアイコン444、及び
○デバイス100及びその様々なアプリケーション136に対する設定へのアクセスを提供する「設定」のラベル付きの設定アプリケーション又はモジュールのためのアイコン446。
図4Aに示すアイコンラベルは、単なる例であることに留意されたい。例えば、ビデオ及び音楽プレーヤモジュール152のためのアイコン422は、「音楽」又は「音楽プレーヤ」と表示される、他のラベルが、様々なアプリケーションアイコンのために、任意選択的に使用される。いくつかの実施形態では、それぞれのアプリケーションアイコンに関するラベルは、それぞれのアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前を含む。いくつかの実施形態では、特定のアプリケーションアイコンのラベルは、その特定のアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前とは異なる。
図4Bは、ディスプレイ450(例えば、タッチスクリーンディスプレイ112)とは別個のタッチ感知面451(例えば、図3のタブレット又はタッチパッド355)を有するデバイス(例えば、図3のデバイス300)上のユーザインタフェース例を示す。デバイス300はまた、任意選択的に、タッチ感知面451上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ(例えば、センサ359のうちの1つ以上)、及び/又はデバイス300のユーザに対する触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器357を含む。
以下の例のうちのいくつかは、タッチスクリーンディスプレイ112(タッチ感知面及びディスプレイが組み合わされている)上の入力を参照して与えられるが、いくつかの実施形態では、デバイスは、図4Bに示すディスプレイとは別個のタッチ感知面上の入力を検出する。いくつかの実施形態では、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)は、ディスプレイ(例えば、450)上の1次軸(例えば、図4Bの453)に対応する1次軸(例えば、図4Bの452)を有する。これらの実施形態によれば、デバイスは、ディスプレイ上のそれぞれの場所に対応する場所(例えば、図4Bでは、460は468に対応し、462は470に対応する)で、タッチ感知面451との接触(例えば、図4Bの460及び462)を検出する。このようにして、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)上でデバイスによって検出されるユーザ入力(例えば、接触460及び462、並びにこれらの動き)は、タッチ感知面がディスプレイとは別個であるとき、多機能デバイスのディスプレイ(例えば、図4Bの450)上のユーザインタフェースを操作するために、デバイスによって使用される。同様の方法が、本明細書に記載の他のユーザインタフェースに任意選択的に使用されることを理解されたい。
加えて、以下の例は、主に指入力(例えば、指接触、指タップジェスチャ、指スワイプジェスチャ)を参照して与えられるが、いくつかの実施形態では、指入力のうちの1つ以上は、別の入力デバイスからの入力(例えば、マウスベースの入力又はスタイラス入力)に置き換えられることを理解されたい。例えば、スワイプジェスチャは、(例えば、接触の代わりの)マウスクリックに続けた、(例えば、接触の移動の代わりの)スワイプの経路に沿ったカーソルの移動によって、任意選択的に置き換えられる。別の例として、タップジェスチャは、任意選択的に、カーソルがタップジェスチャの位置の上に位置する間はマウスクリックと置き換えられる(例えば、接触を検出して、それに続いて接触の検出を停止する代わりに)。同様に、複数のユーザ入力が同時に検出されるとき、複数のコンピュータマウスが、任意選択的に、同時に使用され、又はマウス及び指の接触が、任意選択的に、同時に使用されることを理解されたい。
図5Aは、パーソナル電子デバイス500例を示す。デバイス500は、本体502を含む。いくつかの実施形態では、デバイス500は、デバイス100及び300(例えば、図1A〜4B)に関して説明する特徴のうちのいくつか又はすべてを含むことができる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、タッチ感知ディスプレイスクリーン504、以下タッチスクリーン504を有する。タッチスクリーン504に対する別法又は追加として、デバイス500は、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する。デバイス100及び300と同様に、いくつかの実施形態では、タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)は、任意選択的に、加えられている接触(例えば、タッチ)の強度を検出する1つ以上の強度センサを含む。タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)の1つ以上の強度センサは、タッチの強度を表す出力データを提供することができる。デバイス500のユーザインタフェースは、タッチの強度に基づいてタッチに応答することができ、これは、異なる強度のタッチが、デバイス500上で異なるユーザインタフェース動作を呼び出すことができることを意味する。
タッチ強度を検出及び処理する技法例は、例えば、それぞれ全体として参照により本明細書に組み込まれている、国際特許第WO/2013/169849号として公開された、2013年5月8日出願の国際特許出願第PCT/US2013/040061号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Displaying User Interface Objects Corresponding to an Application」、及び国際特許第WO/2014/105276号として公開された、2013年11月11日出願の国際特許出願第PCT/US2013/069483号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Transitioning Between Touch Input to Display Output Relationships」という関連出願に見られる。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上の入力機構506及び508を有する。入力機構506及び508は、含まれる場合、物理的機構とすることができる。物理的入力機構の例としては、プッシュボタン及び回転可能機構が挙げられる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上のアタッチメント機構を有する。そのようなアタッチメント機構は、含まれる場合、例えば帽子、アイウェア、イアリング、ネックレス、シャツ、ジャケット、ブレスレット、腕時計のバンド、チェーン、ズボン、ベルト、靴、財布、バックパックなどにデバイス500を取り付けることを可能にすることができる。これらのアタッチメント機構は、ユーザがデバイス500を着用することを可能にする。
図5Bは、パーソナル電子デバイス500例を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図1A、図1B、及び図3に関して説明した構成要素のうちのいくつか又はすべてを含むことができる。デバイス500は、I/Oセクション514を1つ以上のコンピュータプロセッサ516及びメモリ518に動作可能に結合するバス512を有する。I/Oセクション514は、ディスプレイ504に接続することができ、ディスプレイ504は、タッチ感知構成要素522と、任意選択的に強度センサ524(例えば、接触強度センサ)とを有することができる。加えて、I/Oセクション514は、Wi−Fi、Bluetooth、近距離通信(NFC)、セルラー、及び/又は他の無線通信技法を使用してアプリケーション及びオペレーティングシステムデータを受信する通信ユニット530に接続することができる。デバイス500は、入力機構506及び/又は508を含むことができる。入力機構506は、任意選択的に、例えば回転可能入力デバイス又は押下可能及び回転可能入力デバイスである。いくつかの例では、入力機構508は、任意選択的にボタンである。
いくつかの例では、入力機構508は、任意選択的にマイクロフォンである。パーソナル電子デバイス500は、任意選択的に、GPSセンサ532、加速度計534、方向センサ540(例えば、コンパス)、ジャイロスコープ536、動きセンサ538、及び/又はこれらの組合せなどの様々なセンサを含み、これらのセンサはすべて、I/Oセクション514に動作可能に接続することができる。
パーソナル電子デバイス500のメモリ518は、コンピュータ実行可能命令を記憶するための1つ以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、それらの命令は、1つ以上のコンピュータプロセッサ516によって実行されると、例えば、コンピュータプロセッサに、プロセス900、1200、1500、1800、2100、2400、2700及び3000(図9A〜9I、図12A〜12C、図15A〜15K、図18A〜18F、図21A〜21D、図24A〜24C、図27A〜27E、及び図30A〜30D)を含む、以下に説明する技術を実行させることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用するための、又は命令実行システム、装置、又はデバイスに接続されているコンピュータ実行可能命令を、有形に含み又は記憶することができる任意の媒体とすることができる。いくつかの例では、記憶媒体は、一時的コンピュータ可読記憶媒体である。いくつかの例では、記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、それだけに限定されるものではないが、磁気、光学、及び/又は半導体記憶装置を含むことができる。そのような記憶装置の例としては、磁気ディスク、CD、DVD、又はBlu−ray技術に基づく光学ディスク、並びにフラッシュ、ソリッドステートドライブなどの常駐ソリッドステートメモリなどが挙げられる。パーソナル電子デバイス500は、図5Bの構成要素及び構成に限定されるものではなく、他の又は追加の構成要素を複数の構成で含むことができる。
本明細書では、「アフォーダンス」という用語は、任意選択的にデバイス100、300、及び/又は500(図1A、図3、及び図5A〜5B)のディスプレイスクリーン上に表示されるユーザ対話グラフィカルユーザインタフェースオブジェクトを指す。例えば、画像(例えば、アイコン)、ボタン、及びテキスト(例えば、ハイパーリンク)はそれぞれ、意選択的に、アフォーダンスを構成する。
本明細書で使用される「フォーカスセレクタ」という用語は、ユーザが対話しているユーザインタフェースの現在の部分を示す入力要素を指す。カーソル又は他の場所マーカを含むいくつかの実装形態では、カーソルが「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってカーソルが特定のユーザインタフェース要素(例えば、ボタン、ウインドウ、スライダ、又は他のユーザインタフェース要素)の上に位置する間に、タッチ感知面(例えば、図3のタッチパッド355又は図4Bのタッチ感知面451)上で入力(例えば、押下入力)が検出されたとき、特定のユーザインタフェース要素が、検出された入力に従って調整される。タッチスクリーンディスプレイ上のユーザインタフェース要素との直接対話を有効化するタッチスクリーンディスプレイ(例えば、図1Aのタッチ感知ディスプレイシステム112又は図4Aのタッチスクリーン112)を含むいくつかの実装形態では、タッチスクリーン上の検出された接触が「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってタッチスクリーンディスプレイ上の特定のユーザインタフェース要素(例えば、ボタン、ウインドウ、スライダ、又は他のユーザインタフェース要素)の場所で入力(例えば、接触による押下入力)が検出されたとき、特定のユーザインタフェース要素が、検出された入力に従って調整される。いくつかの実装形態では、タッチスクリーンディスプレイ上の対応するカーソルの動き又は接触の動き(例えば、フォーカスを1つのボタンから別のボタンへ動かすためにタブキー又は矢印キーを使用することによる)なく、フォーカスがユーザインタフェースの1つの領域からユーザインタフェースの別の領域へ動かされ、これらの実装形態では、フォーカスセレクタは、ユーザインタフェースの種々の領域間でのフォーカスの移動に従って移動する。フォーカスセレクタがとる特有の形態に関わらず、フォーカスセレクタは、概して、ユーザインタフェース要素(又はタッチスクリーンディスプレイ上の接触)であり、ユーザの意図する対話をユーザインタフェースによって通信するように、ユーザによって制御される(例えば、ユーザが対話することを意図しているユーザインタフェースの要素をデバイスに示すことによる)。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチパッド又はタッチスクリーン)上で押圧入力が検出されている間の、対応のボタンの上のフォーカスセレクタ(例えば、カーソル、接触、又は選択ボックス)の位置は、その対応のボタンを(そのデバイスのディスプレイ上に示される他のユーザインタフェース要素ではなく)アクティブ化することをユーザが意図していることを示すものである。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される、接触の「特性強度」という用語は、接触の1つ以上の強度に基づく、その接触の特性を指す。いくつかの実施形態では、特性強度は複数の強度サンプルに基づく。特性強度は、任意選択的に、既定の数の強度サンプル、すなわち、既定のイベント(例えば、接触を検出した後、接触のリフトオフを検出する前、接触の移動の開始を検出する前若しくは後、接触の終了を検出する前、接触の強度の増大を検出する前若しくは後、及び/又は、接触の強度の減少を検出する前若しくは後の)に関連する既定の時間期間(例えば、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2、5、10秒)の間に収集された強度サンプルのセットに基づく。接触の特性強度は、任意選択的に、接触の強度の最大値、接触の強度の平均(mean)値、接触の強度の平均(average)値、接触の強度の上位10パーセンタイル値、接触の強度の最大の2分の1の値、接触の強度の最大の90パーセントの値などのうちの1つ以上に基づいている。いくつかの実施形態では、特性強度を特定する際に(例えば、特性強度が経時的な接触の強度の平均であるときに)、接触の持続期間が使用される。いくつかの実施形態では、特性強度は、ユーザによって操作が実行されたかどうかを判定するために、1つ以上の強度閾値のセットと比較される。例えば、組の1つ以上の強度閾値は、任意選択的に、第1の強度閾値及び第2の強度閾値を含む。この例では、第1の閾値を超過しない特性強度を有する接触は、第1の動作をもたらし、第1の強度閾値を超過するが第2の強度閾値を超過しない特性強度を有する接触は、第2の動作をもたらし、第2の閾値を超過する特性強度を有する接触は、第3の動作をもたらす。いくつかの実施形態では、特性強度と1つ以上の閾値との間の比較は、第1の動作を実行するべきか、それとも第2の動作を実行するべきかを判定するために使用されるのではなく、1つ以上の動作を実行するべきか否か(例えば、それぞれの動作を実行するべきか、それともそれぞれの動作を実行するのを取り止めるべきか)を判定するために使用される。
図5Cは、複数の強度センサ524A〜524Dによってタッチ感知ディスプレイスクリーン504上で複数の接触552A〜552Eを検出することを示す。図5Cは、追加として、強度単位に対する強度センサ524A〜524Dの現在の強度測定値を示す強度ダイアグラムを含む。この例では、強度センサ524A及び524Dの強度測定値はそれぞれ9強度単位であり、強度センサ524B及び524Cの強度測定値はそれぞれ7強度単位である。いくつかの実装形態では、集約強度は、複数の強度センサ524A〜524Dの強度測定値の和であり、この例では32強度単位である。いくつかの実施形態では、各接触に、集約強度の一部分であるそれぞれの強度が割り当てられる。図5Dは、力の中心554からの距離に基づいて、集約強度を接触552A〜552Eに割り当てることを示す。この例では、接触552A、552B、及び552Eのそれぞれに、集約強度の8強度単位の接触の強度が割り当てられ、接触552C及び552Dのそれぞれに、集約強度の4強度単位の接触の強度が割り当てられる。より一般的には、一部の実装例では、各接触jは、所定の数学関数Ij=A・(Dj/ΣDi)に従って、合計の強度Aの一部分である、それぞれの強度Ijが割り当てられ、ここで、Djは、力の中心からそれぞれの接触jまでの距離であり、ΣDiは、力の中心からすべてのそれぞれ接触(例えば、i=1から最後まで)までの距離の和である。図5C〜図5Dを参照して説明した動作は、デバイス100、300又は500と類似若しくは同一の電子デバイスを使用して行うことができる。いくつかの実施形態では、接触の特性強度は、接触の1つ以上の強度に基づいている。いくつかの実施形態では、強度センサは、単一の特性強度(例えば、単一の接触の単一の特性強度)を判定するために使用される。強度ダイアグラムは、表示ユーザインタフェースの一部ではなく、読み手の助けになるように図5C〜5Dに含まれていることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、特性強度を特定する目的のために、ジェスチャの一部分が識別される。例えば、タッチ感知面は、任意選択的に、開始場所から遷移して終了場所に到達する連続するスワイプ接触を受信し、その時点で接触の強度が増大する。この例では、終了場所での接触の特性強度は、任意選択的に、スワイプ接触全体ではなく、連続するスワイプ接触の一部分のみ(例えば、スワイプ接触のうち終了場所の部分のみ)に基づいている。いくつかの実施形態では、任意選択的に、接触の特性強度を判定する前に、平滑化アルゴリズムがスワイプ接触の強度に適用される。例えば、平滑化アルゴリズムは、任意選択的に、非加重移動平均平滑化アルゴリズム、三角平滑化アルゴリズム、中央値フィルタ平滑化アルゴリズム、及び/又は指数平滑化アルゴリズムのうちの1つ以上を含む。いくつかの状況では、これらの平滑化アルゴリズムは、特性強度を特定する目的のために、スワイプ接触の強度の小幅な上昇又は降下を排除する。
タッチ感知面上の接触の強度は、任意選択的に、接触検出強度閾値、軽い押下の強度閾値、深い押下の強度閾値、及び/又は1つ以上の他の強度閾値などの1つ以上の強度閾値に対して特徴付けられる。いくつかの実施形態では、軽い押圧強度閾値は、通常、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることに関連付けられた動作をデバイスが実行する強度に相当する。いくつかの実施形態では、深い押圧強度閾値は、通常、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることに関連付けられた動作とは異なる動作をデバイスが実行する強度に相当する。いくつかの実施形態では、軽い押下の強度閾値を下回る(例えば、それを下回ると接触が検出されなくなる公称接触検出強度閾値を上回る)特性強度を有する接触が検出されたとき、デバイスは、軽い押下の強度閾値又は深い押下の強度閾値に関連付けられた動作を実行することなく、タッチ感知面上の接触の動きに従ってフォーカスセレクタを動かす。一般に、特に明記しない限り、これらの強度閾値は、ユーザインタフェース図の様々なセットの間で一貫している。
軽い押下の強度閾値を下回る強度から、軽い押下の強度閾値と深い押下の強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増大は、「軽い押下」の入力と呼ばれることがある。深い押下の強度閾値を下回る強度から、深い押下の強度閾値を上回る強度への、接触の特性強度の増大は、「深い押下」の入力と呼ばれることがある。接触検出強度閾値を下回る強度から、接触検出強度閾値と軽い押下の強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増大は、タッチ面上の接触の検出と呼ばれることがある。接触検出強度閾値を上回る強度から、接触検出強度閾値を下回る強度への、接触の特性強度の減少は、タッチ面からの接触のリフトオフの検出と呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロである。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値は、ゼロより大きい。
本明細書に記載するいくつかの実施形態では、それぞれの押下入力を含むジェスチャを検出したことに応じて、又はそれぞれの接触(若しくは複数の接触)によって実行されたそれぞれの押下入力を検出したことに応じて、1つ以上の動作が実行され、それぞれの押下入力は、押下入力強度閾値を上回る接触(又は複数の接触)の強度の増大を検出したことに少なくとも部分的に基づいて検出される。いくつかの実施形態では、それぞれの動作は、押下入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大(例えば、それぞれの押下入力の「ダウンストローク」)を検出したことに応じて実行される。いくつかの実施形態では、押下入力は、押下入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大、及びそれに続く押下入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、それぞれの動作は、それに続く押下入力閾値を下回るそれぞれの接触の強度の減少(例えば、それぞれの押下入力の「アップストローク」)を検出したことに応じて実行される。
図5E〜5Hは、図5Eの軽い押下の強度閾値(例えば、「ITL」)を下回る強度から、図5Hの深い押下の強度閾値(例えば、「ITD」)を上回る強度への、接触562の強度の増大に対応する押下入力を含むジェスチャの検出を示す。接触562によって実行されるジェスチャは、タッチ感知面560上で検出され、所定の領域574内に表示されたアプリケーションアイコン572A〜572Dを含む表示ユーザインタフェース570上では、アプリ2に対応するアプリケーションアイコン572Bの上にカーソル576が表示される。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、タッチ感知ディスプレイ504上に検出される。強度センサは、タッチ感知面560上の接触の強度を検出する。デバイスは、接触562の強度が深い押下の強度閾値(例えば、「ITD」)を上回ってピークに達したと判定する。接触562は、タッチ感知面560上で維持される。ジェスチャの検出に応じて、ジェスチャ中に深い押下の強度閾値(例えば、「ITD」)を上回る強度を有する接触562に従って、図5F〜5Hに示すように、アプリ2に対して最近開いた文書の縮尺が低減された表現578A〜578C(例えば、サムネイル)が表示される。いくつかの実施形態では、1つ以上の強度閾値と比較されるこの強度は、接触の特性強度である。接触562に対する強度ダイアグラムは、表示ユーザインタフェースの一部ではなく、読み手の助けになるように図5E〜5Hに含まれていることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、表現578A〜578Cの表示は、アニメーションを含む。例えば、図5Fに示すように、表現578Aが、アプリケーションアイコン572Bに近接して最初に表示される。アニメーションが進むにつれて、図5Gに示すように、表現578Aは上方へ動き、表現578Bが、アプリケーションアイコン572Bに近接して表示される。次いで、図5Hに示すように、表現578Aが上方へ動き、表現578Bが表現578Aに向かって上方へ動き、表現578Cが、アプリケーションアイコン572Bに近接して表示される。表現578A〜578Cは、アイコン572Bの上にアレイを形成する。いくつかの実施形態では、アニメーションは、図5F〜5Gに示すように、接触562の強度に従って進行し、接触562の強度が深い押下の強度閾値(例えば、「ITD」)に向かって増大するにつれて、表現578A〜578Cが現れ、上方へ動く。いくつかの実施形態では、アニメーションの進行が基づいている強度は、接触の特性強度である。図5E〜5Hを参照して説明する動作は、デバイス100、300、又は500に類似又は同一の電子デバイスを使用して実行することができる。
いくつかの実施形態では、デバイスは、「ジッタ」と呼ばれる場合がある偶発的な入力を回避するために強度ヒステリシスを採用し、デバイスは、押圧入力強度閾値との既定の関係を有するヒステリシス強度閾値を定義又は選択する(例えば、ヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値よりも低いX強度単位であり、又はヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値の75%、90%、若しくは何らかの妥当な割合である)。したがって、いくつかの実施形態では、押下入力は、押下入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大、及びそれに続く押下入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、それぞれの動作は、それに続くヒステリシス強度閾値を下回るそれぞれの接触の強度の減少(例えば、それぞれの押下入力の「アップストローク」)を検出したことに応じて実行される。同様に、いくつかの実施形態では、押下入力は、デバイスが、ヒステリシス強度閾値以下の強度から押下入力強度閾値以上の強度への接触の強度の増大、及び任意選択的に、その後のヒステリシス強度以下の強度への接触の強度の減少を検出するときにのみ検出され、それぞれの動作は、押下入力(例えば、状況に応じて、接触の強度の増大又は接触の強度の減少)を検出したことに応じて実行される。
説明を容易にするために、押下入力強度閾値に関連付けられた押下入力、又は押下入力を含むジェスチャに応じて実行される動作の説明は、任意選択的に、押下入力強度閾値を上回る接触の強度の増大、ヒステリシス強度閾値を下回る強度から押下入力強度閾値を上回る強度への接触の強度の増大、押下入力強度閾値を下回る接触の強度の減少、及び/又は押下入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少のいずれかを検出したことに応じてトリガされる。更に、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応じて実行されるように動作が記載される例では、動作は、任意選択的に、押圧入力強度閾値に対応し、かつそれよりも低いヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応じて実行される。
図6は、いくつかの実施形態に係るトランザクションに関与するために1つ以上の通信チャネルを介して接続されたデバイス例を示す。1つ以上の電子デバイス(例えば、デバイス100、300、及び500)例は、任意選択的に入力(例えば、特定のユーザ入力、NFCフィールド)を検出し、任意選択的に支払い情報を送信する(例えば、NFCを使用する)ように構成されている。1つ以上の電子デバイスは、任意選択的に、NFCハードウェアを含み、NFC有効になるように構成されている。
電子デバイス(例えば、デバイス100、300、及び500)は、任意選択的に、1つ以上の支払いアカウントのそれぞれに関連付けられた支払いアカウント情報を記憶するように構成されている。支払いアカウント情報は、例えば、個人名又は会社名、請求先住所、ログイン、パスワード、アカウント番号、有効期限、セキュリティコード、電話番号、支払いアカウントに関連付けられた銀行(例えば、発行銀行)、及びカードネットワーク識別子のうちの1つ以上を含む。いくつかの例では、支払いアカウント情報は、支払いカードの写真(例えば、デバイスによって撮影及び/又はデバイスで受信される)などの画像を含む。いくつかの例では、電子デバイスは、少なくともいくつかの支払いアカウント情報を含むユーザ入力を受信する(例えば、ユーザが入力したクレジット、デビット、アカウント、又はギフトカードの番号及び有効期限を受信する)。いくつかの例では、電子デバイスは、画像(例えば、デバイスのカメラセンサによってキャプチャされた支払いカード)から少なくともいくつかの支払いアカウント情報を検出する。いくつかの例では、電子デバイスは、別のデバイス(例えば、別のユーザデバイス又はサーバ)から少なくともいくつかの支払いアカウント情報を受信する。いくつかの例では、電子デバイスは、ユーザ若しくはユーザデバイス又は特定された支払いアカウントデータに対するアカウントが以前に購入を行った別のサービス(例えば、オーディオ及び/又はビデオファイルのレンタル又は販売用のアプリ)に関連付けられたサーバから支払いアカウント情報を受信する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、デバイス100、300、及び500)に支払いアカウントが追加され、それにより支払いアカウント情報は、電子デバイス上に確実に記憶される。いくつかの例では、ユーザがそのようなプロセスを開始した後、電子デバイスは、支払いアカウントに対する情報をトランザクション協調サーバへ送信し、次いでトランザクション協調サーバは、アカウントに対する支払いネットワークによって動作するサーバ(例えば、支払いサーバ)と通信して、情報の有効性を確実にする。電子デバイスは、任意選択的に、電子デバイスがアカウントに対する支払い情報をセキュア要素上へプログラムすることを可能にするスクリプトをサーバから受信するように構成されている。
いくつかの実施形態では、電子デバイス100、300、及び500間の通信は、トランザクション(例えば、一般的な又は特有のトランザクション)を容易にする。例えば、第1の電子デバイス(例えば、100)は、提供又は管理デバイスとして働くことができ、新しい又は更新された支払いアカウントデータ(例えば、新しいアカウントに対する情報、既存のアカウントに対する更新された情報、及び/又は既存のアカウントに関する警報)の通知を第2の電子デバイス(例えば、500)へ送信することができる。別の例では、第1の電子デバイス(例えば、100)は、第2の電子デバイスへデータを送信することができ、このデータは、第1の電子デバイスで促進された支払いトランザクションに関する情報を反映する。情報は、任意選択的に、支払い額、使用されるアカウント、購入時間、及び既定のアカウントが変更されたかどうかのうちの1つ以上を含む。第2のデバイス(例えば、500)は、任意選択的に、そのような情報を使用して、既定の支払いアカウントを更新する(例えば、学習アルゴリズム又は明示的なユーザ入力に基づく)。
電子デバイス(例えば、100、300、500)は、様々なネットワークのうちのいずれかを介して互いに通信するように構成されている。例えば、デバイスは、Bluetooth接続608(例えば、従来のBluetooth接続若しくはBluetoothローエネルギー接続を含む)又はWiFiネットワーク606を使用して通信する。ユーザデバイス間の通信は、任意選択的に、情報をデバイス間で不適当に共有する可能性を低減させるように調整される。例えば、支払い情報に関係する通信は、通信デバイスがペアリングされる(例えば、明示的なユーザ相互作用を介して互いに関連付けられる)こと、又は同じユーザアカウントに関連付けられることを必要とする。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、100、300、500)は、任意選択的にNFC有効である販売時点(point-of-sale、POS)支払い端末600と通信するために使用される。この通信は、任意選択的に、様々な通信チャネル及び/又は技術を使用して行われる。いくつかの例では、電子デバイス(例えば、100、300、500)は、NFCチャネル610を使用して支払い端末600と通信する。いくつかの例では、支払い端末600は、ピアツーピアNFCモードを使用して電子デバイス(例えば、100、300、500)と通信する。電子デバイス(例えば、100、300、500)は、任意選択的に、支払いアカウント(例えば、既定のアカウント又は特定のトランザクションに対して選択されたアカウント)に対する支払い情報を含む信号を支払い端末600へ送信するように構成されている。
いくつかの実施形態では、トランザクションを進めることは、支払いアカウントなどのアカウントに対する支払い情報を含む信号を送信することを含む。いくつかの実施形態では、トランザクションを進めることは、NFC有効の非接触支払いカードなどの非接触支払いカードとして応答するように電子デバイス(例えば、100、300、500)を再構成し、次いでNFCを介して支払い端末600などへアカウントのクレデンシャルを送信することを含む。いくつかの実施形態では、NFCを介してアカウントのクレデンシャルを送信した後、電子デバイスは、非接触支払いカードとして応答しないように再構成する(例えば、NFCを介して非接触支払いカードとして応答するようにもう一度再構成する前に許可を必要とする)。
いくつかの実施形態では、信号の生成及び/又は送信は、電子デバイス(例えば、100、300、500)内のセキュア要素によって制御される。セキュア要素は、任意選択的に、支払い情報を公開する前に、特定のユーザ入力を必要とする。例えば、セキュア要素は、任意選択的に、電子デバイスが着用されていることの検出、ボタン押下の検出、パスコードの入力の検出、タッチの検出、1つ以上のオプション選択(例えば、アプリケーションとの対話中に受信される)の検出、指紋署名の検出、音声若しくは音声コマンドの検出、及び/又はジェスチャ若しくは動き(例えば、回転若しくは加速)の検出を必要とする。いくつかの例では、別のデバイス(例えば、支払い端末600)との通信チャネル(例えば、NFC通信チャネル)が、入力の検出から定義された時間期間内で確立された場合、セキュア要素は、他方のデバイス(例えば、支払い端末600)へ送信すべき支払い情報を公開する。いくつかの例では、セキュア要素は、セキュア情報の公開を制御するハードウェア構成要素である。いくつかの例では、セキュア要素は、セキュア情報の公開を制御するソフトウェア構成要素である。
いくつかの実施形態では、トランザクションの関与に関係するプロトコルは、例えば、デバイスタイプに依存する。例えば、支払い情報を生成及び/又は送信する状態は、ウェアラブルデバイス(例えば、デバイス500)及び電話(例えば、デバイス100)にとって異なる可能性がある。例えば、ウェアラブルデバイスに対する生成及び/又は送信状態は、ボタンが押下されたこと(例えば、セキュリティ検証後)を検出することを含み、電話に対応する状態は、ボタン押下を必要としないが、代わりにアプリケーションとの特定の対話の検出を必要とする。いくつかの例では、支払い情報を送信及び/又は公開する状態は、複数のデバイスのそれぞれで特定の入力を受信することを含む。例えば、支払い情報の公開は、任意選択的に、デバイス(例えば、デバイス100)での指紋及び/又はパスコードの検出と、別のデバイス(例えば、デバイス500)上での機械入力(例えば、ボタン押下)の検出とを必要とする。
支払い端末600は、任意選択的に、支払い情報を使用して、支払いが許可されたかどうかを判定するために支払いサーバ604へ送信する信号を生成する。支払いサーバ604は、任意選択的に、支払いアカウントに関連付けられた支払い情報を受信し、提案された購入が許可されるかどうかを判定するように構成された任意のデバイス又はシステムを含む。いくつかの例では、支払いサーバ604は、発行銀行のサーバを含む。支払い端末600は、直接、又は1つ以上の他のデバイス若しくはシステム(例えば、取得バンクのサーバ及び/若しくはカードネットワークのサーバ)を介して間接的に、支払いサーバ604と通信する。
支払いサーバ604は、任意選択的に、支払い情報の少なくともいくつかを使用して、ユーザアカウントのデータベース(例えば、602)の中からユーザアカウントを識別する。例えば、各ユーザアカウントは、支払い情報を含む。アカウントは、任意選択的に、POS通信からの支払い情報に一致する特定の支払い情報を有するアカウントを位置決めすることによって位置決めされる。いくつかの例では、提供された支払い情報が一貫していない(例えば、有効期限がクレジット、デビット、若しくはギフトカードの番号に対応しない)とき、又はPOS通信からの支払い情報に一致する支払い情報を含むアカウントがないとき、支払いは拒否される。
いくつかの実施形態では、ユーザアカウントに対するデータは、1つ以上の制限(例えば、クレジット限度)、現在若しくは以前のバランス、以前の取引日、場所、及び/若しくは額、アカウント状態(例えば、アクティブ若しくは凍結)、並びに/又は許可命令を更に特定する。いくつかの例では、支払いサーバ(例えば、604)は、そのようなデータを使用して、支払いを許可するかどうかを判定する。例えば、現在のバランスに購入額が追加されるとアカウント限度を超過するとき、アカウントが凍結されているとき、以前のトランザクション額が閾値を超過しているとき、又は以前のトランザクション回数若しくは頻度が閾値を超過しているとき、支払いサーバは支払いを拒否する。
いくつかの実施形態では、支払いサーバ604は、提案された購入が許可されたか、それとも拒否されたかに関するインジケーションによって、POS(point of sale)支払い端末600に応答する。いくつかの例では、POS支払い端末600は、結果を識別するための信号を電子デバイス(例えば、100、300、500)へ送信する。例えば、POS支払い端末600は、購入が許可されたとき、電子デバイス(例えば、100、300、500)へ領収書を送信する(例えば、ユーザデバイス上のトランザクションアプリを管理するトランザクション協調サーバを介する)。いくつかの場合、POS支払い端末600は、結果を示す出力(例えば、視覚的又はオーディオ出力)を提示する。支払いは、許可プロセスの一部として小売商へ送信することができ、又は後に送信することができる。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、100、300、500)は、POS支払い端末600の介入なしに完了するトランザクションに関与する。例えば、機械入力が受信されたことを検出したとき、電子デバイス(例えば、100、300、500)内のセキュア要素は、支払い情報を公開し、電子デバイス上のアプリケーションが情報にアクセスすること(例えば、その情報をアプリケーションに関連付けられたサーバへ送信すること)を可能にする。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、100、300、500)は、ロック状態又はアンロック状態にある。ロック状態で、電子デバイスは電源が投入されて動作状態であるが、ユーザ入力に応じて所定の1組の動作を実行することは防止される。所定の1組の動作は、ユーザインタフェース間のナビゲーション、所定の1組の機能のアクティブ化又は非アクティブ化、及び特定のアプリケーションのアクティブ化又は非アクティブ化を含んでもよい。ロック状態は、電子デバイスのいくつかの機能性の意図しない若しくは無許可の使用、又は電子デバイス上のいくつかの機能のアクティブ化若しくは非アクティブ化を防止するために使用されてもよい。アンロック状態で、電子デバイス100は電力が投入されて動作状態であり、ロック状態では実行できない所定の1組の動作の少なくとも一部分を実行することが防止されない。
デバイスがロック状態にあるとき、デバイスはロックされていると考えられる。いくつかの実施形態では、ロック状態のデバイスは、デバイスをアンロック状態から遷移させようとする試行に対応する入力、又はデバイスの電源をオフにすることに対応する入力を含む、制限された1組のユーザ入力に応じてもよい。
いくつかの例では、セキュア要素(例えば、115)は、データ又はアルゴリズムを確実に記憶するように構成されたハードウェア構成要素(例えば、セキュアマイクロコントローラチップ)であり、それにより確実に記憶されたデータは、デバイスのユーザからの適切な認証情報を有していないデバイスによってアクセスできなくなる。デバイス上の他の記憶装置とは別個のセキュア要素内で確実に記憶されたデータを保持することで、デバイス上の他の記憶場所が損なわれた場合でも(例えば、悪意あるコード又はデバイス上に記憶された情報を損なおうとする他の試行による)、確実に記憶されたデータへのアクセスを防止する。いくつかの例では、セキュア要素は、支払い情報(例えば、アカウント番号及び/又はトランザクション特有の動的セキュリティコード)を提供(又は公開)する。いくつかの例では、セキュア要素は、ユーザ認証などの許可をデバイスが受信したことに応じて、支払い情報を提供(又は公開)する(例えば、指紋認証、パスコード認証、デバイスがアンロック状態にあるとき、及び任意選択的に、認証クレデンシャルをデバイスへ提供することによってデバイスがアンロックされてからデバイスが連続してユーザの手首上にあるときの、ハードウェアボタンの2回押下の検出。デバイスがユーザの手首上に連続して存在することは、デバイスがユーザの皮膚に接触していることを定期的に検査することによって判定される)。例えば、デバイスは、デバイスの指紋センサ(例えば、ボタンに組み込まれた指紋センサ)で指紋を検出する。デバイスは、この指紋が登録された指紋に一貫しているかどうかを判定する。指紋が登録された指紋に一貫しているという判定に従って、セキュア要素は、支払い情報を提供(又は公開)する。指紋が登録された指紋に一貫していないという判定に従って、セキュア要素は、支払い情報の提供(又は公開)を取り止める。
次に、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイス上で実施されるユーザインタフェース(「UI」)及び関連プロセスの実施形態に注意を向ける。
図7A〜7Eは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例を示す。以下でより詳細に説明するように、図7A〜7Eに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、図8A〜8AHに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関し、これらは、図9A〜9Iのプロセスを含む以下に説明するプロセスを説明するのに使用される。
図7Aは、電子デバイス700(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図7A〜7Eに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス700はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス700は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス700は、ディスプレイ702、1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ702のタッチスクリーン、機械式ボタン704、マイク)、及び無線通信無線機を有する。
図7Aを参照すると、電子デバイス700は、ディスプレイ702上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者710(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション706のメッセージ会話708を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者710は、デバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者710は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者710は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス700はまた、ディスプレイ702上に、仮想キーボード712を使用して、仮想キーボード712(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー714とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード712に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー714は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー714は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを録音できるようにするマイクボタン716を含む。
図7Aに示すように、メッセージ会話708は、2つの可視メッセージオブジェクト718及び720を含む。メッセージオブジェクト718は、デバイスのユーザによってメッセージ参加者710に送信されるメッセージに対応する。メッセージオブジェクト718において、ユーザは、メッセージ参加者710に「あのレストランはとても良かったです!」と述べる。メッセージオブジェクト720は、メッセージ参加者710によってユーザに送信されたメッセージに対応する(メッセージオブジェクト718に対応するメッセージへの応答として)。メッセージオブジェクト720において、メッセージ参加者710はユーザに応答し、「はい!昨夜の写真を送ってもらえますか?」
いくつかの実施形態において、電子デバイス700は、メッセージオブジェクト720に対応するメッセージの内容(例えば、テキスト)の分析を実行する(例えば、「あのレストランはとても良かったです!」と述べるメッセージオブジェクト718に対応するメッセージに対する応答として)。「はい!昨夜の写真を送ってもらえますか?」と記載する)。いくつかの実施形態では、メッセージの内容(例えば、テキスト)の分析は、デバイスの言語処理構成要素又は言語分析構成要素を使用して電子デバイス700によって実行される。いくつかの実施形態では、分析は外部デバイス(例えば、サーバ)で実行され、電子デバイス700は、外部デバイスから分析の結果を受信する。
メッセージオブジェクト720(及び、任意選択的に、メッセージオブジェクト718及び720などのメッセージ会話708の1つ以上の他の以前又は後続のメッセージオブジェクト)の内容(例えば、テキスト)の分析に基づいて、メッセージオブジェクト720に対応するメッセージの内容(例えば、テキスト)が、メッセージングアプリケーション706が転送するように構成されている電子ファイル(例えば、写真、ビデオ、文書、オーディオファイル)の転送に関するという判定(例えば、電子デバイス700で作成されるか、又はサーバなどの外部デバイスから受信される)に従って、以下で説明するように、電子デバイス700は、1つ以上のファイル(例えば、写真、ビデオファイル、オーディオファイル、文書)の転送に、又は1つ以上のファイル(例えば、写真、ビデオファイル、オーディオファイル、文書)の転送を続行する意図に対応する選択可能なインジケーションを表示する。例えば、図7Aでは、判定はメッセージオブジェクト720のテキストに基づいて行われ、(「はい!昨夜の写真を送ってもらえますか?」)メッセージ参加者710が、特定の時間期間(例えば昨夜)に撮影した写真の転送を要求しているという判定である。
いくつかの実施形態では、図7Aに示すように、電子デバイス700は、デバイス又はデバイスと通信する外部デバイス(例えばサーバ)によって判定される(例えば、上記の分析に基づいて)メッセージオブジェクト720内のフレーズ(例えば、「昨夜の写真」)のマーキング722(例えば、下線を付ける、太字化する、強調表示する)を提供して、1つ以上のファイル(例えば、昨夜の写真)の転送の要求に対応する。更に、メッセージ内のフレーズが1つ以上のファイルの転送の要求に対応するという判定に応じて、電子デバイス700は、メッセージオブジェクト720のメッセージに対応する要求された1つ以上のファイルの転送を進めるための転送ボタン726を含む提案バー724を表示する(例えば、仮想キーボード712のいくつかの上、仮想キーボード712と作成バー714の間で)。例えば、図7Aでは、転送ボタン726は、「写真」を示して、ボタンが要求された写真の転送に関すること、及びオペレーティングシステム(第一者)制御転送アプリケーションを使用して転送できることを示す(第三者アプリケーションによってではなく)。いくつかの実施形態では、提案バー724はまた、メッセージオブジェクト720のメッセージに応答するための提案された応答(例えば、「もちろん」、「OK」)を含む(例えば、ファイルの転送を進めることなく)。
図7Bでは、メッセージ会話708を表示しながら、電子デバイス700は、メッセージオブジェクト720に含まれる1つ以上のファイル(例えば、昨夜の写真)の転送の要求に対応するフレーズのマーキング722のユーザアクティブ化を検出する(例えば、タッチスクリーンを介して)。例えば、図7Bに示すように、ユーザアクティブ化は、メッセージオブジェクト720に含まれるフレーズ(例えば、下線付きの「昨夜の写真」)のマーキング722のタップジェスチャ701である。あるいは、いくつかの実施形態では、ユーザアクティブ化は、提案バー724内の転送ボタン726(例えば、「写真」を表示する)のユーザ選択(例えば、タップジェスチャ)であり得る。
図7Cでは、メッセージ参加者710の「昨夜の写真」の要求に対応するマーキング722上のタップジェスチャ701の検出に応じて、電子デバイス700はディスプレイ702上にフォトギャラリユーザインタフェース728を表示する。いくつかの実施形態では、図7Cに示すように、フォトギャラリユーザインタフェース728は、メッセージングアプリケーション706及び仮想キーボード712の表示に置き換わる。いくつかの実施形態では、フォトギャラリユーザインタフェース728は、ディスプレイの縁部からディスプレイ内にスライドして(例えば、ディスプレイの下縁部から上にスライドして)、仮想キーボード712(及び、任意選択的に、メッセージングアプリケーション706)のディスプレイを置き換える。
いくつかの実施形態では、図7Cに示すように、フォトギャラリユーザインタフェース728は、電子デバイス700に記憶された(又はリモートサーバを介してデバイスによってアクセス可能な)写真に対応する複数の選択可能なプレビュー画像を含む。いくつかの実施形態では、図7Cに示すように、複数の選択可能なプレビュー画像は、時間(例えば、写真が撮影された日付)及び/又は場所(例えば、写真が撮影された場所)に基づいて編成される。例えば、ヘッダ730の下に示される複数の選択可能なプレビュー画像730A〜730Fは、カリフォルニア州クパチーノで4月30日に撮影された写真に対応し、ヘッダ732の下に示される複数の選択可能なプレビュー画像732A〜732Cは、カリフォルニア州サンフランシスコで昨日撮影され、ヘッダ734の下に示される複数の選択可能なプレビュー画像734A〜734Bは、今日撮影された写真に対応する。
更に、フォトギャラリユーザインタフェース728は、メッセージ参加者710からの「昨夜の写真」の転送の検出された要求に対応するマーキング722のユーザアクティブ化を介して起動されたため、フォトギャラリユーザインタフェース728が表示されるとき、検出された要求と一致する選択可能なプレビュー画像は、事前に選択される(転送のために)。フォトギャラリユーザインタフェース728では、複数の選択可能なプレビュー画像732A〜732Cは、昨夜撮影された写真に対応する(例えば、ヘッダ732によって示すように)。従って、図7Cに示すように、選択可能なプレビュー画像732A〜732Cのそれぞれは、メッセージングアプリケーション706を介してメッセージ参加者710に転送されるように事前に選択される(例えば、プレビュー画像上のグラフィカルチェックマークによって示される)。
いくつかの実施形態では、更に図7Cに示すように、フォトギャラリユーザインタフェース728は、(例えば、選択された写真の)転送に伴うコメントを含むための作成バー736(例えば、作成バー714に対応)と、転送を開始するための送信ボタン738(例えば、選択した写真)とを含む。
図7Dでは、(メッセージ参加者710に)転送するように事前に選択された選択可能なプレビュー画像732A〜732C(昨夜の写真に対応する)を備えたフォトギャラリユーザインタフェース728を表示しながら、電子デバイス700は、選択可能なプレビュー画像732A〜732Cに対応する写真の転送を開始するための送信ボタン738のユーザアクティブ化を検出する。例えば、図7Dに示すように、ユーザアクティブ化は、送信ボタン738上のタップジェスチャ703である。
図7Eでは、タップジェスチャ703の検出に応じて、電子デバイスは、メッセージングアプリケーション706を使用し且つ無線通信無線機を介して、選択された選択可能なプレビュー画像732A〜732Cに対応する写真をメッセージ参加者710に送信し、ディスプレイ702上、にメッセージングアプリケーション706のメッセージ会話708を再び表示する(例えば、フォトギャラリユーザインタフェース728のディスプレイに置き換わる)。図7Eに示すように、メッセージ会話708は、メッセージングアプリケーション706を介してメッセージ参加者710に送信された写真メッセージオブジェクト733A〜733C(選択可能なプレビュー画像732A〜732Cに対応する写真に対応する)を示す。いくつかの実施形態では、メッセージ会話708は、写真が意図された受取人(例えば、メッセージ参加者710)に送信されたことをユーザに知らせるインジケーション740(例えば、「送信済み」を示す)を更に表示する。
上述のように、上述の図7A〜7Eに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、以下で説明する図8A〜8AHに示されたユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関する。従って、図7A〜7Eに示されるユーザインタフェース例に関して上述したプロセス及び図8A〜8AHに示されるユーザインタフェース例に関して以下に説明するプロセスは、電子デバイス(例えば、100、300、500、700、又は800)を使用して転送を開始及び管理することを同様に含むプロセスと大部分が類似していることが理解されるべきである。
図8A〜図8AHは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例を示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図9A〜図9Iにおけるプロセスを含む、後述するプロセスを説明するために使用される。
図8Aは、電子デバイス800(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図8A〜8AHに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス800はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス800は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス800は、ディスプレイ802、1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ802のタッチスクリーン、機械式ボタン804、マイク)、及び無線通信無線機を有する。
図8Aを参照すると、電子デバイス800は、ディスプレイ802上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者810(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション806のメッセージ会話808を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者810は、デバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者810は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者810は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス800はまた、ディスプレイ802上に、仮想キーボード812を使用して、仮想キーボード812(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー814とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード812に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー814は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー814は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを録音できるようにするマイクボタン814Aを含む。
図8Aに示すように、メッセージ会話808は、2つの可視メッセージオブジェクト816及び818を含む。メッセージオブジェクト816は、メッセージ参加者810によってユーザに送信されたメッセージに対応し、メッセージオブジェクト818はユーザによってメッセージ参加者810に送信されたメッセージに対応する。メッセージオブジェクト816において、メッセージ参加者810はユーザに「昨夜は楽しかったです。できるときに、私に返金して下さい。」と記載する。メッセージオブジェクト818では、ユーザはメッセージ参加者810に「私はあなたにいくら借りていますか?」と尋ねる。
図8Bは、メッセージングアプリケーション806のメッセージ会話808において、「私はあなたにいくら借りていますか?」というユーザの質問に応答するメッセージ参加者810からユーザへの新しい受信メッセージに対応するメッセージオブジェクト818を示す。具体的には、メッセージオブジェクト818では、メッセージ参加者810は、「夕食とタクシー代は合わせて28ドルでした。」と応答する。メッセージオブジェクト820に対応する新しいメッセージの受信に応じて、メッセージオブジェクト820の内容(例えば、テキスト)の分析が実行される。いくつかの実施形態では、分析は、デバイスの言語処理構成要素又は言語分析構成要素を使用して電子デバイス800によって実行される。いくつかの実施形態では、分析は外部デバイス(例えば、サーバ)で実行され、電子デバイス800は、外部デバイスから分析の結果を受信する。
メッセージオブジェクト820(及び、任意選択的に、メッセージオブジェクト816及び818などのメッセージ会話808の1つ以上の他の以前又は後続のメッセージオブジェクト)の内容(例えば、テキスト)の分析に基づいて、メッセージオブジェクト820に対応するメッセージの内容(例えば、テキスト)が、メッセージングアプリケーション806が転送するように構成されている支払い(例えば、支払い要求、支払いの送信の同意)の転送に関するという判定(例えば、電子デバイス800で作成されるか、又はサーバなどの外部デバイスから受信される)に従って、以下で説明するように、電子デバイス800は、支払い量又は支払い転送を続行する意図に対応する選択可能なインジケーションを表示する。
いくつかの実施形態では、メッセージの内容が支払いに関連する(例えば、又は、代替として、支払いの要求に関連する)という判定は、メッセージ(例えば、又は1つ以上の以前の又は後続のメッセージ)に含まれる支払いの量(例えば、「$28」)のインジケーションに少なくとも部分的に基づいて行われる。いくつかの実施形態では、メッセージの内容が支払いに関連する(例えば、又は、代替として、支払いの要求に関連する)という判定は、メッセージ及び/又はメッセージ中の1つ以上のテキストトリガ(及び、任意選択的に1つ以上の以前の又は後続のメッセージ)(例えば、「私があなたに借りている」、「私に支払ってください」、「支払いです」)に含まれる支払いの量(例えば、「$28」)のインジケーションに少なくとも部分的に基づいて行われる。いくつかの実施形態では、メッセージの内容が支払いに関連する(例えば、又は、代替として、支払いの要求に関連する)という判定は、メッセージ及びメッセージのテキストのより詳細な分析(及び、任意選択的に1つ以上の以前の又は後続のメッセージ)に含まれる支払いの量(例えば$28)のインジケーションに少なくとも部分的に基づいて、メッセージ(及び、任意選択的に1つ以上の以前の又は後続のメッセージ)の意図を復号化する言語処理及び解釈技術を使用して行われる。
例えば、図8Bでは、メッセージオブジェクト818に示される「私はあなたにいくら借りていますか?」というユーザの質問に応じて、メッセージ参加者810は、メッセージオブジェクト820に示すように、「夕食とタクシー代は合わせて28ドルでした。」と応答する。それに応じて、メッセージの内容(例えば、「夕食とタクシー代は合わせて28ドルでした。」)の分析(例えば、サーバなどの外部デバイス、又は電子デバイス800による)が実行され、メッセージがユーザからのメッセージ参加者810による28ドルの量の支払いの要求に対応するという判定が行われる(例えば、サーバなどの外部デバイス、又は電子デバイス800による)。
図8Bに示すように、電子デバイス800は、メッセージオブジェクト820に示される支払い量のマーキング822(例えば、下線を付ける、太字化する、強調表示する)を提供する。更に、メッセージ支払いに関連するという判定に応じて、電子デバイス800は、支払い量の選択可能なインジケーション(例えば28ドル)を含む支払い量ボタン826を含む提案バー824を表示する(例えば、仮想キーボード812の一部上、仮想キーボード812と作成バー814と間で)。図8Bにおいて、支払い量ボタン826に加えて、提案バー824は、支払い量のインジケーションを含まないがボタンが支払いを進めるためのものであるというインジケーションを含む支払いボタン828(例えば、「支払い」と記載する)を含む(例えば、又は、代替として、支払い要求を進める)。いくつかの実施形態では、メッセージ内の選択可能なインジケーションの1つ以上は省略される。いくつかの実施形態では、支払いボタン828は、(例えば、第三者アプリケーションによってではなく)オペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを使用して、メッセージ(例えば、又は1つ以上の依然又は後続のメッセージ)から検出された可能性のある支払いに関して、支払いを行うことができることをユーザに示す(例えば、「支払い」と記載することにより)。
図8Cは、メッセージングアプリケーション806の異なるメッセージ会話830を示している。図8Cでは、メッセージ会話830は、電子デバイス800のユーザと未知の参加者832との間である。いくつかの実施形態では、未知の参加者832は、デバイスに記憶された連絡先に対応しない参加者である。いくつかの実施形態では、未知の参加者832は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先に含まれていない参加者である。いくつかの実施形態では、未知の参加者832は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれていない参加者である。いくつかの実施形態では、未知の参加者832は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できない連絡先リスト(例えば、スパムリスト)に含まれる参加者である。いくつかの実施形態において、未知の参加者832は、サーバなどの外部デバイスによって維持される信頼できないユーザリスト(例えば、スパムリスト)に含まれる参加者である。
図8Cに示すように、電子デバイス800は、未知の参加者832から受信したメッセージに対応するメッセージオブジェクト834をメッセージ会話830に表示する。例えば、未知の参加者832から受信したメッセージオブジェクト834に対応するメッセージは、メッセージ参加者810から受信したメッセージオブジェクト820に対応するメッセージ(例えば、「夕食とタクシー代は合わせて28ドルでした。」)と同じ内容(例えば、同じことを述べる)を有する。しかしながら、メッセージオブジェクト834に対応するメッセージは未知の参加者からのものであるため、デバイスは、(例えば、サーバなどの外部デバイス、又は電子デバイス800による)メッセージは28ドルの量の支払いの要求に対応すると判定された場合でも、(28ドルの)支払い量、又は(28ドルの)支払い転送に進む意図に対応する選択可能なインジケーション(例えば、28ドルの支払いのマーキング822、支払い量ボタン826、支払いボタン828)の表示を取り止める。
いくつかの実施形態では、メッセージオブジェクト(例えば、メッセージオブジェクト834)に対応するメッセージが未知の参加者(例えば、未知の参加者832)からのものであるという判定に従って、電子デバイス800は選択可能なインジケーション(例えば、28ドルの支払いのマーキング822、支払い量ボタン826、支払いボタン828(例えば、「支払い」を表示する))の表示を取り止める。いくつかの実施形態では、選択可能なインジケーション(例えば、支払28ドルのマーキング822、支払い量ボタン826、支払いボタン828)を表示する代わりに、デバイスは(例えば、メッセージ会話830内で)、メッセージが未知の参加者からのものであるスパム通知836(例えば、テキスト通知、画像通知、プロンプト)を表示する。例えば、図8Cに示すように、デバイスはメッセージ会話830内に、「この送信者はあなたの連絡先リストにありません。」と述べるスパム通知836(通知メッセージ)を表示する。いくつかの実施形態では、デバイスは、未知の参加者を外部デバイス(例えば、サーバ)に報告する(例えば、未知の参加者に関する情報を送信する)ための選択可能なインジケーション838(例えば、選択可能なテキスト、ボタン)を更に表示する(例えば、スパム通知836の下)。例えば、図8Cに示すように、デバイスは、「スパム報告」を述べる選択可能な通知838(選択可能なテキスト)をスパム通知836の下に表示する。
図8Dでは、電子デバイス800は、メッセージ参加者810とのメッセージングアプリケーション806のメッセージ会話808を再び表示する(例えば、図8Bに最初に示すように)。いくつかの実施形態では、メッセージ会話808を表示しながら、電子デバイス800は、メッセージオブジェクト820に含まれる支払い量(例えば、下線付き「28ドル」)のマーキング822のユーザアクティブ化を(例えば、タッチスクリーンを介して)検出する。例えば、図8Dに示すように、ユーザアクティブ化は、メッセージオブジェクト820に含まれる支払い量(例えば、下線付き「28ドル」)のマーキング822のタップジェスチャ801である。あるいは、いくつかの実施形態では、ユーザアクティブ化は、提案バー824内の支払い量ボタン826(例えば、支払い量(例えば「$28」)が示されている)のユーザ選択(例えばタップジェスチャ)であり得る。あるいは、いくつかの実施形態では、ユーザアクティブ化は、提案ボタン824内の支払いボタン828(例えば、ボタンが支払いを進めるためのものであるインジケーション(例えば、「支払い」)を有する)のユーザ選択(例えば、タップジェスチャ)であり得る。
図8Eを参照すると、タップジェスチャ801の検出に応じて、電子デバイス800は、ディスプレイ802上に、支払い転送ユーザインタフェース840を表示する。いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース840は、仮想キーボード812の表示に取って代わる。いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース840は、ディスプレイの縁部からディスプレイ内にスライドして(例えば、ディスプレイの下縁部から上にスライドして)、仮想キーボード812のディスプレイを置き換える。
いくつかの実施形態では、メッセージ会話808の表示を維持しながら、支払い転送ユーザインタフェース840は、メッセージングアプリケーション806内からアクセス可能な異なるアプリケーション機能(例えば、ピアツーピア転送の管理、音楽の再生、目覚まし時計の設定)に関連付けられた異なるユーザインタフェース間を切り替える(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840と音楽を再生用のユーザインタフェースとの間の切り替え)ための複数のショートカットアイコンを含むインタフェース切り替えメニューバー842を含む。いくつかの実施形態において、インタフェース切り替えメニューバー842の複数のショートカットアイコンは、異なるアプリケーションに対応し、従って、ユーザが異なるアプリケーションのユーザインタフェース間で素早く切り替えることを可能にする。いくつかの実施形態では、インタフェース切り替えメニューバー842は、支払い転送ユーザインタフェース840に対応する支払い転送ショートカットアイコン844を含む。従って、支払い転送ユーザインタフェース840は現在表示されているユーザインタフェースであるため、図8Eのデバイスは、インタフェース切り替えメニューバー842内で現在選択されている支払い転送ショートカットアイコン844を示す。いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース840はまた、支払いメッセージオブジェクトが、(例えば、第三者ではなく)オペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた支払いに対応することをユーザに知らせるインジケーション841(例えば「支払い」と述べる)を含む。
更に図8Eに示すように、支払い転送ユーザインタフェース840は、メッセージングアプリケーション806を介して異なるユーザ(例えば、メッセージ参加者810)からの支払いの要求を開始するための要求ボタン845と、メッセージングアプリケーション806を介して異なるユーザ(例えば、メッセージ参加者810)への支払いの送信を開始するための送信ボタン847とを含む。
更に図8Eに示すように、支払い転送ユーザインタフェース840は、転送量(例えば、「28ドル」)のインジケーション848を含む値変更領域846を含む。図8Eに示すように、支払い量(例えば、又は示された支払い量を有する支払い量ボタン826)のマーキング822のユーザアクティブ化(例えば、タップジェスチャ801)に応じて支払い転送ユーザインタフェース840が表示されると、図8Eに示すように、デバイスは、インジケーション848に事前入力された支払い量(例えば、「28ドル」)を含む支払い転送ユーザインタフェース840を表示する。いくつかの実施形態では、インジケーション848に事前入力された支払い量は、通貨記号(例えば、米ドルの「$」)を含む。いくつかの実施形態では、インジケーション848の事前入力された支払い量は、通貨記号を含まない。
支払い転送ユーザインタフェース840はまた、値変更領域846内に、インジケーション848内の表示された支払い量(例えば「28ドル」)を増加させるための値増加ボタン850(例えば「+」として示される)と、インジケーション848内の表示された支払い量(例えば「28ドル」)を減らすための値減少ボタン852(例えば「−」として示される)とを含む。いくつかの実施形態では、値増加ボタン850のユーザアクティブ化(例えば、ユーザ入力)の検出に応じて、インジケーション848内の表示された支払い量が増加する。
例えば、図8Fに示すように、値増加ボタン850上のタップジェスチャ803の検出に応じて、インジケーション848内の表示された支払い量は「28ドル」から「29ドル」に増加する。いくつかの実施形態では、ユーザアクティブ化が値増加ボタン850上のタップジェスチャ(例えば、タップジェスチャ803)である場合、1つのタップジェスチャにより、インジケーション848に表示される支払い量において1単位の増加(例えば、1ドルの増加、1セントの増加)が引き起こされる。いくつかの実施形態では、ユーザアクティブ化が値増加ボタン850の継続的な押圧(例えば、少なくとも所定の時間期間の押圧)である場合、インジケーション848に表示される支払い量は、一定の割合で単位増分だけ継続的に増加する。いくつかの実施形態では、ユーザアクティブ化が値増加ボタン850の継続的な押圧(例えば、少なくとも所定の時間期間の押圧)である場合、インジケーション848に表示される支払い量は、値増加ボタン852を押し続けた長さに対応する加速的な速度で単位増分だけ継続的に増加する。いくつかの実施形態では、ユーザアクティブ化が第1の接触強度を有する継続的な入力である場合、インジケーション848に表示される支払い量は、第1の一定速度で単位増分だけ継続的に増加し、ユーザアクティブ化が、第1の接触強度よりも大きい第2の接触強度を有する継続的な入力である場合、インジケーション848に表示される支払い量は、第1の一定速度よりも速い第2の一定速度で単位増分だけ継続的に増加する。上記と同じ機能は、値減少ボタン852に関して、反対方向に適用することができる(例えば、インジケーション848に表示される支払い量を増加する代わりに減少させる)。
図8Gは、値変更領域846の値増加ボタン850上のタップジェスチャ803の結果として、以前に表示された支払い量(例えば「28ドル」)よりも大きい支払い量(例えば「29ドル」)を表示するインジケーション848を示す。図8H〜8Iでは、以前に表示された支払い量(例えば「28ドル」)よりも大きい支払い量(例えば「29ドル」)を表示するインジケーション848を表示しながら、電子デバイス800は、インジケーション848に表示される支払い量を減少させる値変更領域846上の別のユーザ入力を検出する(例えば、「29ドル」から「28ドル」)。
例えば、図8Hから図8Iへの遷移に示すように、ユーザ入力は、値変更領域846内の右から左方向のスライドジェスチャ805である。図8Iに示すように、スライドジェスチャ805の検出に応じて、インジケーション848に表示される支払い量が減少する(例えば、「29ドル」から「28ドル」)。いくつかの実施形態では、スライドジェスチャの長さが所定の長さ制限内であるという判定に従って、支払い量は、1つの単位(例えば、1ドルで、1セントで)で減少する。いくつかの実施形態では、スライドジェスチャの長さが少なくとも所定の長さ制限であるという判定に従って、支払い量は、複数の単位(例えば、5ドルで、50セントで)減少する。いくつかの実施形態では、値変更領域846内で検出されるにつれてスライドジェスチャの速度が増加しているという判定に従って、支払いの変化速度(例えば減少速度)は、スライドジェスチャの増加する速度に比例して加速する。いくつかの実施形態では、インジケーション848に表示される支払い量を減少させるスライドジェスチャは、上から下へのスライドジェスチャであり得る。上記と同じ機能は、左から右方向(例えば、又は下から上方向)のスライドジェスチャに関して、反対方向(例えば、インジケーション848に表示される支払い量を減少させる代わりに増加させる)に適用できる。
図8Jは、支払い転送ユーザインタフェース840の値変更領域846内のスライドジェスチャ805の結果として、以前に表示された支払い量(例えば「29ドル」)より小さい支払い量(例えば「28ドル」)を表示するインジケーション848を示す。いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース840は、インタフェースを第2の(例えば、より大きな全スクリーン)モードに拡張するための拡張領域854を含む。いくつかの実施形態では、拡張領域854上のユーザ入力(例えば、拡張領域上のタップジェスチャ、拡張領域上のスライドアップジェスチャ)に応じて、電子デバイス800は拡張支払い転送ユーザインタフェース856を表示する(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840及びメッセージングアプリケーション806の少なくとも一部を拡張支払い転送ユーザインタフェース856で置き換える)。例えば、図8Kに示すように、ユーザ入力拡張支払い転送ユーザインタフェース840から拡張支払い転送ユーザインタフェース856は、拡張領域854上の、ディスプレイ806の上縁部への、スライドアップジェスチャ807である。いくつかの実施形態では、拡張支払い転送ユーザインタフェース856は、表示されたメッセージングアプリケーション806の少なくとも一部(又はすべて)をカバーする。いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース840は、選択されると、拡張支払い転送ユーザインタフェース856の表示を引き起こす拡張ボタン(例えば、拡張領域854の代わりに、又はそれに加えて)を含む。
図8Lは、スライドジェスチャ807によって支払い転送ユーザインタフェース840から拡張された後の拡張支払い転送ユーザインタフェース856の実施形態を示す。図8Lに示すように、いくつかの実施形態では、拡張支払い転送ユーザインタフェース856は、支払い転送ユーザインタフェース840からの値変更領域846の表示を維持する。いくつかの実施形態では、拡張支払い転送ユーザインタフェース856はまた、支払い転送ユーザインタフェース840からの要求ボタン845及び送信ボタン847の表示を維持する。いくつかの実施形態では、拡張支払い転送ユーザインタフェース856はまた、インタフェース切り替えメニューバー842の表示を維持する。いくつかの実施形態では、拡張支払い転送ユーザインタフェース856は、デバイス上でプロビジョニングされた支払いアカウント(例えば、既定支払いアカウント、記憶値アカウント、デビットアカウント、当座預金アカウント)に関連付けられた残高のインジケーション858を含む。
更に図8Lに示すように、拡張支払い転送ユーザインタフェース856はまた、複数の選択ボタン860A〜860Lを含む。選択ボタン860A〜860Lは、数字キーパッドのボタンに対応する(例えば、数字ボタン0〜9、記号ボタン、及び戻る/クリアボタンを含む)。選択ボタン860A〜Lにより、ユーザが数字キーパッドでタイピングしているかのように、ユーザはインジケーション848に表示される支払い量を変更することができる。いくつかの実施形態では、拡張支払い転送ユーザインタフェース856は、選択されると、支払い転送ユーザインタフェース840への戻りを引き起こす戻りボタン(例えば、拡張領域854の代わりに、又はそれに加えて)を含む。
図8M〜8Oは、拡張支払い転送ユーザインタフェース856から提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862への遷移を示す。いくつかの実施形態では、遷移は、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862に切り替えるための拡張支払い転送ユーザインタフェース856上のユーザ入力を含む。例えば、図8M〜8Nに示すように、ユーザ入力は、拡張支払い転送ユーザインタフェース856上の右から左方向のスライドジェスチャ809である。スライドジェスチャ809の検出に応じて、電子デバイス800は、拡張支払い転送ユーザインタフェース856の表示を提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862に徐々に置き換える(例えば、拡張支払い転送ユーザインタフェース856は、ディスプレイの一方の縁部でディスプレイからスライドオフし、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862は、ディスプレイの対向する縁部でディスプレイにスライドする)。いくつかの実施形態では、スライドジェスチャは、拡張支払い転送ユーザインタフェース856上で左から右方向にある。いくつかの実施形態では、拡張支払い転送ユーザインタフェース856は、選択されると、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース856の表示を引き起こすスイッチボタンを含む。いくつかの実施形態では、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース856はまた、選択されると、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862の表示を引き起こす対応するスイッチボタンを含む。
図8Oに示すように、いくつかの実施形態では、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862は、値変更領域846の表示を維持する。図示すように、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862はまた、インタフェース切り替えメニューバー842の表示を維持する。図示するように、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862はまた、要求ボタン845及び送信ボタン847の表示を維持する。図8Oに示すように、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862は、デバイス上でプロビジョニングされた支払いアカウント(例えば、既定支払いアカウント、記憶値アカウント、デビットアカウント、当座預金アカウント)に関連付けられた残高のインジケーション858を含む。いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース840は、選択されると、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862の表示を引き起こす(例えば、拡張支払い転送ユーザインタフェース856の代わりに)拡張ボタン(例えば、拡張領域854の代わりに)を含む。いくつかの実施形態では、提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862は、選択されると、支払い転送ユーザインタフェース840への戻りを引き起こす戻りボタン(例えば、拡張領域854の代わりに、又はそれに加えて)を含む。
提案モード拡張支払い転送ユーザインタフェース862は、複数の選択ボタン864A〜Lを含む。いくつかの実施形態では、選択ボタン864A〜864Lは、例えば、提案チップ量ボタン(例えば、10%、15%、18%、20%、2ドル、5ドルなど)、提案税量ボタン(例えば、デバイスの検出された場所(例えば、カリフォルニアなどの米国の州)によって異なり得る)、支払いアカウントを2人以上の個人で分割するための分割係数ボタン(例えば、2で割る、4で割る)、「アンドゥ」ボタン、「リセット」ボタンに関連し得る提案(例えば、又は推薦)された支払い量(例えば、又は提案/推薦された追加支払い量)を含む。いくつかの例では、ボタンは様々なオプションに対応する量の表現を含む(例えば、支払いが100ドルの場合、ボタンは10%のチップに対する110ドル、20%のチップに対する120ドル、2ドルのチップに対する102ドル、2分割に対する50ドル、又は4分割に対する25ドル)。例えば、図8Oでは、選択ボタン864Cのユーザ選択により、インジケーション848に表示される支払い量が+20%で調整される(例えば、20%のチップを追加する)。別の例については、図8Oでは、選択ボタン864Dのユーザ選択により、インジケーション848に表示される支払い量が、例えば8%で調整される(例えば、売上税を計上するため)。上記のように、提案された税量は、場所情報に基づいてデバイスによって自動的に調整できる。別の例については、図8Oでは、選択ボタン864Gのユーザ選択により、インジケーション848に表示される支払い量が2の分割係数(例えば、「28ドル」から「14ドル」)で調整される。
図8Pは、メッセージングアプリケーション806のメッセージ会話808及び支払い転送ユーザインタフェース840を再び表示する電子デバイス800を示す(例えば、図8E及び8Jに最初に示すように)。支払い転送ユーザインタフェース840を表示しながら、デバイスは送信ボタン847のユーザアクティブ化を検出する(例えば、支払いを送信するため)。例えば、図8Pに示すように、ユーザアクティブ化は、送信ボタン847上のタップジェスチャ811である。
図8Qでは、送信ボタン847上のタップジェスチャ811の検出に応じて、デバイスは仮想キーボード812を表示する(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の表示を仮想キーボード812に置き換える)。更に、送信ボタン847上のタップジェスチャ811の検出に応じて、デバイスは、メッセージ会話808で、支払い量の量インジケーション868を含む支払いメッセージオブジェクト866を表示する。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト866はまた、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた(例えば、第三者ではなく)支払いに対応するモードインジケーション870(例えば「支払い」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース840は、仮想キーボード812に置き換えられる。
あるいは、図8P〜8Qには図示されないが、メッセージングアプリケーション806のメッセージ会話808及び支払い転送ユーザインタフェース840を表示しながら(例えば、図8E及び8Jに最初に示すように)、デバイスはまた、要求ボタン845のユーザアクティブ化(例えば、タップジェスチャ)を検出することができる。次に、支払いメッセージオブジェクト866は、インジケーション868に、要求された支払い量と、支払いメッセージオブジェクトが支払いの要求に対応すること(例えば、支払いの代わりに)をユーザに知らせる追加のテキストインジケーション(例えば、「$28要求」)を含む。
いくつかの実施形態では、図8Qに示すように、支払いメッセージオブジェクト866は、拡張作成バー872(例えば、作成バー814に隣接する/上にある作成領域の拡張領域)内に表示される。拡張作成バー872内にある支払いメッセージオブジェクトは、支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いがまだ(メッセージ参加者810に)送信されていないが作成されていることをユーザに示す。
いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト866内の支払い量(例えば、又は、代替として、支払い要求量)のインジケーション868は、メッセージオブジェクトの中央に顕著に表示される(例えば、太いフォントで、大きいフォントで)。いくつかの例では、メッセージオブジェクトが発信支払いに対応していること(例えば、又は、代替として、メッセージオブジェクトが支払い要求に対応していること)を示すインジケーション870がメッセージオブジェクトの角にあまり目立たないように表示される(例えば、薄いフォント、小さいフォントで)。
いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト866は、非支払いメッセージオブジェクト(例えば、メッセージオブジェクト818及びメッセージオブジェクト820)と区別する視覚特性(例えば、異なる背景色、異なる背景シェード、異なる背景パターン)で表示される。例えば、支払いメッセージオブジェクト866は、暗い色/陰影(例えば、黒)の背景色で表示されるが、非支払いメッセージオブジェクト(例えば、メッセージオブジェクト818及びメッセージオブジェクト820)は、より明るい背景色/陰影で表示される(例えばグレー、白、青)。
いくつかの実施形態では、更に図8Qに示すように、支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト866)が拡張作成バーに表示されている(例えば、そしてまだ送信されていない)場合、電子デバイス800は作成バー814内にコメント(例えば、メモ、メッセージ)を支払いメッセージオブジェクト866に追加(例えば、又は一緒に送信)できるインジケーション873を表示する。デバイスはまた、メッセージ会話内の意図された参加者に、支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いを送信するための(例えば、又は、代替として、支払いメッセージオブジェクトに対応する支払い要求を送信するための)最終送信ボタン874を作成バー814内に表示する(例えば、メッセージ会話808のメッセージ参加者810)。
いくつかの実施形態では、作成バー814(例えば、最終送信ボタン874を含まない作成バー814の領域、「コメントの追加又は送信」と述べるインジケーション873を有する作成バー814の領域)上のユーザ入力の検出(例えば、タップジェスチャによる)に応じて、電子デバイス800は、コメントが作成バー814に入力(例えば、種類入力)する準備ができていることを示すカーソル(例えば、カーソルでインジケーション873の表示を置き換える)を表示する(例えば、仮想キーボード812を使用して)。例えば、図8Rは、支払いメッセージオブジェクト866と共にメッセージ参加者810に送信するために、ユーザによって追加されたコメント876(例えば、「夕食+タクシー」)を示す。
図8Sでは、拡張作成バー872内の支払いメッセージオブジェクト866及び支払いに追加されたコメント876を表示しながら、電子デバイス800は、最終送信ボタン874のユーザアクティブ化を検出する。例えば、ユーザアクティブ化は、最終送信ボタン874上のタップジェスチャ813である。図8T〜8Uにおいて、タップジェスチャ813の検出に応じて、電子デバイス800は、支払い確認ユーザインタフェース878を表示する。いくつかの実施形態では、図8Tから図8Uへの遷移に示すように、支払い確認ユーザインタフェース878がディスプレイ802の下縁部から現れ、ディスプレイに上にスライドして、最終的に仮想キーボード812のディスプレイ(又は支払い転送ユーザインタフェース840のディスプレイのいずれか現在表示されている)を置き換える。いくつかの実施形態では、支払い確認ユーザインタフェース878がディスプレイに上にスライドしながら、支払い確認ユーザインタフェースによってカバーされていないディスプレイの残りの部分は陰影が付けられ(例えば、より暗い陰影で表示され、グレーアウト)、従って支払い確認ユーザインタフェース878にユーザの注意を引く(例えば、メッセージ会話808などのディスプレイの他の部分の代わりに)。
いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト866が代わりにユーザによるメッセージ参加者810への支払い要求に関係する場合(ユーザからメッセージ参加者810への発信支払いではなく)、最終送信ボタン874のユーザアクティブ化は支払い確認ユーザインタフェース878の表示を引き起こさない。代わりに、支払いメッセージオブジェクト866が支払い要求に関連する場合、最終送信ボタン874のユーザアクティブ化に応じて、電子デバイス800は、メッセージ会話808内に支払いメッセージオブジェクト866を表示する(それにより、支払いメッセージオブジェクトに関連付けられた支払い要求が送信されたことを示す)。
いくつかの実施形態では、(支払いメッセージオブジェクトが拡張作成フィールド872に表示されている間)電子デバイス800は、支払いメッセージオブジェクトに対応する支払(又は支払い要求)を送信するための支払いバー814内に支払いボタンを表示する。従って、いくつかの実施形態では、ユーザは、支払い(例えば、又は支払い要求)に付随するメモ(例えば、コメント、メッセージ)を入力した後、支払いボタンを選択して支払い及び入力されたメモを送信できる。いくつかの実施形態では、仮想キーボード812が表示されている間、作成バー814内に支払いボタンが示されている。いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース840が表示されている間、支払いボタンが作成バー814内に示される。
図8Uに示すように、支払い確認ユーザインタフェース878は、支払い確認ユーザインタフェース878によって作成されている支払いメッセージオブジェクトが、(例えば、第三者アプリケーションではなく)オペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた支払いに対応するモードインジケーション880(例えば「支払い」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、支払い確認ユーザインタフェース878はまた、(例えば、メッセージ参加者810への)支払いをキャンセルするためのキャンセルボタン827も含む。いくつかの実施形態では、更に図8Uに示すように、支払い確認ユーザインタフェース878は、支払いに使用される(例えば、又は、代替として、支払い要求のための支払いを受け取るために)支払いアカウント及び支払いアカウントの残高のインジケーション884(例えば、グラフィカルインジケーション、テキストインジケーション)を含む。例えば、インジケーション884は、支払いアカウントに関連付けられた物理的なカードのミニサムネイル画像を含むことができる。別の例では、支払いアカウントが記憶値アカウントである場合、インジケーション884はアカウントに記憶された残高(例えば「50ドル」)を含むことができる。いくつかの実施形態では、支払い確認ユーザインタフェース878は、支払いメッセージオブジェクト866に対応する支払いを行うために使用できるデバイス上にプロビジョニングされた他の支払いアカウントを検視するための追加のアカウントボタン886を含む。いくつかの実施形態では、更に図8Uに示すように、支払い確認ユーザインタフェース878は、支払いの意図された受取人のインジケーション882(例えば、「支払いジョン」)及び支払い量のインジケーション888を含む(例えば、支払い量のユーザに対する別の助言として機能するため)。
いくつかの実施形態では、更に図8Uに示すように、支払い確認ユーザインタフェース878は、ユーザがメッセージ参加者810への支払いに進むために認証情報を提供することを要求する認証要求890(例えば、グラフィカル要求、テキスト要求)を含む。いくつかの実施形態では、要求される認証は、顔認識認証、指紋認証、音声認識認証、虹彩スキャン認証、又は網膜スキャン認証などのバイオメトリック認証である。例えば、図8Uでは、要求された認証情報(例えば、認証要求890に示すように)は、指紋情報(例えば、「指紋で支払う」)である。
図8Vでは、支払い確認ユーザインタフェース878を表示しながら、電子デバイス800は、ユーザから、要求された指紋情報815を(例えば、機械式ボタン804を介して)受信する。指紋情報815をユーザから受信している間(例えば、又はそれに続いて)、指紋情報815がユーザの登録済みの認証情報(例えば、登録済みの指紋情報)と一致するか否かについて判定が行われる(例えば、デバイス、又はサーバなどの外部デバイスによって)。図8Wに示すように、指紋情報815がユーザの登録済みの指紋情報と一致するという判定に従って、デバイスは、認証が成功したことを示すために認証要求890(例えば、特定の種類の認証情報の要求を以前に示した)を更新する(例えば、チェックマークを表示するか、あるいは「認証成功」又は「支払い完了」を表示することにより)。
いくつかの実施形態では、指紋情報815がユーザの登録済みの指紋情報と一致しない(すなわち、認証が成功しなかった)という判定に従って、デバイスは、認証が失敗したというインジケーションと要求された認証情報の再提供の要求を表示する。いくつかの実施形態では、指紋情報815がユーザの登録済みの指紋情報と一致しない(例えば、第2の時間)という判定に従って、デバイスは、異なる種類の認証情報を提供するため、又はユーザがデバイスにログオンしているユーザアカウントに関連付けられているユーザであることを確認するため、検証ユーザインタフェースを表示する(例えば、図31A〜31Mを参照して以下で説明する)。
図8Xに示すように、図8Wからの成功したユーザ認証に応じて、電子デバイス800は、支払い確認ユーザインタフェース878の表示を削除する(そして、削除された支払い確認ユーザインタフェース878の代わりに仮想キーボード812を再び表示する)。また、更に図8Xに示すように、デバイスは、メッセージングアプリケーション806のメッセージ会話808内に支払いメッセージオブジェクト866を表示し、それにより、支払いがメッセージ参加者810に送信されたことを示す。更に、デバイスはまた、支払いメッセージオブジェクト866に隣接して(又はその下又は内部に)、以前にユーザが入力した追加コメント876に対応する送信済みメモメッセージオブジェクト892を表示する。
いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト866は、送信されると、送信された支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いの状態をユーザに知らせる第1の状態インジケータ894を含む(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れ」)。例えば、図8Xにおいて、第1の状態インジケータ894は「保留中」を示し、従って、送信された支払いメッセージオブジェクト866に関連付けられた支払いがメッセージ参加者810によってまだ受諾されていないことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクトが送信されると、デバイスは(例えば、第1の状態インジケータ894に加えて、又はその代わりに)、送信された支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いの状態をユーザに通知する第2の状態インジケータ896を表示する(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れ」)。例えば、図8Xに示すように、第2の状態インジケータ896(例えば、「保留中」)は、第1の状態インジケータ894(例えば、「保留中」)によって示されるのと同じ状態を示す。
図8Yは、メッセージ参加者810によって受諾された支払いメッセージオブジェクト866に対応する支払い(又は、代替として、支払い要求)を示す。支払いメッセージオブジェクト866に対応する支払い(例えば、又は代わりに支払い要求)がメッセージ参加者810によって受諾されたという判定に応じて、電子デバイス800は第1の状態インジケータ894を更新して(例えば「保留中」から「支払い済み」に)支払いがメッセージ参加者810によって受諾されたことをユーザに通知する(例えば、又は、代替として、支払い要求が受諾されたため、要求された支払い量のメッセージ参加者810による支払いがメッセージ参加者810によってユーザに対して行われたことをユーザに通知する)。いくつかの実施形態において、デバイスは、第2の状態インジケータ896を更新して(例えば、「保留中」から「支払い済み」に)、支払いがメッセージ参加者810によって受諾されたことをユーザに通知する(例えば、又は、代替として、支払い要求が受諾されたため、要求された支払い量のメッセージ参加者810による支払いがメッセージ参加者810によってユーザに対して行われたことをユーザに通知する)。
更に図8Yに示すように、メッセージ参加者810によって受諾された支払いメッセージオブジェクト866に対応する支払い(例えば、又は、代替として支払い要求)に応じて、デバイスは支払いメッセージオブジェクト866内の支払い量のインジケーション868の表示を変更する(例えば、特別なグラフィック効果を適用し、特別なアニメーションを適用し、特別なパターンを適用する)。いくつかの実施形態では、支払い量のインジケーション868は、より顕著なフォント(例えば、より大きなフォント、より厚いフォント)に変更される。いくつかの実施形態では、支払い量のインジケーション868は、特別なホログラフィック効果を示すように変更される(例えば、図11A〜11Vを参照してより詳細に説明されるように)。第1の状態インジケータ894及び第2の状態インジケータ896に加えて、受諾された支払いメッセージオブジェクト866内の支払い量のインジケーション868への変更は、支払いがメッセージ参加者810によって受諾されたことをユーザに伝える(又は、代替として、支払い要求が、メッセージ参加者810によって受諾/承認されたこと)。
図8Zは、図8Yと対照的に、メッセージ参加者810によって、所定の時間期間内(例えば24時間、3日、1週間など)に受諾されなかった支払いメッセージオブジェクト866に対応する支払い(例えば、又は、代替として、支払い要求)を示す。支払いメッセージオブジェクト866に対応する支払い(例えば、又は代わりに支払い要求)がメッセージ参加者810によって、所定の時間期間内に受諾されなかったという判定に応じて、電子デバイス800は第1の状態インジケータ894を更新して(例えば「保留中」から「期限切れ」に)支払いが所定の時間期間内にメッセージ参加者810によって受諾されなかったことをユーザに通知する(例えば、又は、代替として、支払い要求が所定の時間期間内に受諾されなかったため、要求された支払い量のメッセージ参加者810による支払いがメッセージ参加者810によって行われなかったことをユーザに通知する)。いくつかの実施形態において、デバイスは、第2の状態インジケータ896を更新して(例えば、「保留中」から「期限切れ」に)、支払いがメッセージ参加者810によって所定の時間期間内に受諾されなかったことをユーザに通知する(例えば、又は、代替として、支払い要求が所定の時間期間内に受諾されなかったため、要求された支払い量のメッセージ参加者810による支払いがメッセージ参加者810によって行われなかったことをユーザに通知する)。
いくつかの実施形態では、更に図8Zに示すように、支払いメッセージオブジェクト866に対応する支払い(例えば、又は代わりに支払い要求)がメッセージ参加者810によって、所定の時間期間内に受諾されなかったという判定に応じて、電子デバイス800は、支払い(例えば、又は代替として支払い要求)が期限切れになったことを示すために、期限切れの支払いに対応する支払いメッセージオブジェクト866(及び支払いメッセージオブジェクトに関連付けられた送信されたメモメッセージオブジェクト892)の表示を変える(例えば、ぼかす、表示されたテキストを明るくする)。
[360]図8AA〜図8AHは、図8A〜図8Zを参照して上述したピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例に類似の、ピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例を示す。特に、図8A〜図8Zの非限定的例のユーザインタフェースは、電子デバイス800に関して図示及び説明され、スマートフォン、図8AA〜図8AHの非限定的なユーザインタフェース例は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)である電子デバイス850に関して図示及び説明されている。電子デバイス800に類似して、電子デバイス850は、ディスプレイ851、1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ851のタッチスクリーン、回転可能な入力ボタン853、機械式ボタン855、及びマイク)、及び無線通信無線機を有する。
図8AAでは、電子デバイス850は、ディスプレイ851上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者810(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション857のメッセージ会話859を表示する(例えば、図8A〜図8Zを参照して上述したメッセージングアプリケーション806のメッセージ会話808に類似して)。いくつかの実施形態では、メッセージングアプリケーション857は、メッセージングアプリケーションを介して送信されるメッセージを入力する(例えば、異なる入力方法を使用して、異なる入力オブジェクトを使用して)ための1つ以上のメッセージ入力ボタン861A〜861Cの表示を含む。例えば、図8AAにおいて、メッセージ入力ボタンは、音声入力(例えば、音声ユーザ入力)を介してメッセージを入力するためのマイク入力ボタン861Aと、メッセージとして(例えば、又は一緒に)送信される顔文字を選択するための顔文字入力ボタン861Bと、動的(例えば、動く、非静的)メッセージを作成するための動的入力ボタン861Cとを含む。いくつかの実施形態では、メッセージングアプリケーション857はまた、手書き入力を使用してユーザがメッセージのテキストを入力できるようにするための走り書き入力ボタン863の表示も含む。
図8AAに示すように、メッセージ会話808は、メッセージ参加者810によってユーザに送信されたメッセージオブジェクト865を含む。メッセージオブジェクト865に対応するメッセージで、メッセージ参加者810はユーザに「夕食は28ドルでした」と通知する。メッセージオブジェクト865に対応する新しいメッセージの受信に応じて、メッセージオブジェクト865の内容(例えば、テキスト)の分析が実行される(例えば、上記図8Bのメッセージオブジェクト820に関して実行される分析に類似)。メッセージオブジェクト865(及び、任意選択的に、メッセージ会話859の1つ以上の他の以前又は後続のメッセージオブジェクト)の内容(例えば、テキスト)の分析に基づいて、メッセージオブジェクト865に対応するメッセージの内容(例えば、テキスト)が、メッセージングアプリケーション857が転送するように構成されている支払い(例えば、支払い要求、支払いの送信の同意)の転送に関するという判定(例えば、電子デバイス850で作成されるか、又はサーバなどの外部デバイスから受信される)に従って、以下で説明するように、電子デバイス850は、支払い量又は支払い転送を続行する意図に対応する1つ以上の選択可能なインジケーションを表示する(例えば、図8Bで上述したように、メッセージオブジェクト820に関して実行される選択可能なインジケーションに類似)。
いくつかの実施形態では、図8AAに示すように、選択可能なインジケーションは、メッセージオブジェクト865に示される支払い量のマーキング867(例えば、メッセージオブジェクト820のマーキング822に類似)である。いくつかの実施形態では、図8AAに示すように、メッセージオブジェクト820上のマーキング867に加えて(例えば、又はそれに代えて)、電子デバイス850は、支払いボタン869(例えば、メッセージオブジェクト820に関連付けられた支払いボタン828に類似)を表示する。いくつかの実施形態において、支払いボタン869は、メッセージングアプリケーション857内の走り書きボタン863の下に表示される。
図8ABでは、マーキング867及び支払いボタン869が表示されたメッセージ会話859を表示しながら、電子デバイス850は、支払いボタン869(例えば、又は、代替として、メッセージオブジェクト865のマーキング867)のユーザアクティブ化を検出し、要求された支払い量(例えば、「28ドル」)のメッセージ参加者810への転送に進む。例えば、図8ABに示すように、ユーザアクティブ化は、支払いボタン(又は、代替として、メッセージオブジェクトのマーキング)上のタップジェスチャ871である。図8ACでは、支払いボタン869(例えば、又はメッセージオブジェクト865のマーキング867)上のタップジェスチャ871の検出に応じて、電子デバイス850はディスプレイ851上に、支払い転送ユーザインタフェース875を表示する(例えば、図8Eに示される支払い転送ユーザインタフェース840に類似)。
支払い転送ユーザインタフェース840と同様に、支払い転送ユーザインタフェース875は、(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の値変更領域846に対応する)値変更領域879を含む。支払い転送ユーザインタフェース840の値変更領域846と同様に、支払い転送ユーザインタフェース875の値変更領域879は、転送量(例えば、「28ドル」)のインジケーション881を含む。図8ACに示すように、いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース875は、インジケーション881に事前入力された支払い量(例えば、「28ドル」)と共に表示される(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840のインジケーション848に関して図8Eで上述したように)。
いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース875はまた、支払いメッセージオブジェクトが、(例えば、第三者ではなく)オペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた支払いに対応することをユーザに知らせるインジケーション877(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840のインジケーション841に類似して、「支払い」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース875は、要求ボタン877(例えば、要求ボタン845に対応する)及び送信ボタン889(例えば、送信ボタン8847に対応する)を含む。
更に図8ACに示すように、支払い転送ユーザインタフェース875はまた、値変更領域881(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の値変更領域846に類似)内に、インジケーション881内の表示された支払い量を増加させるための値増加ボタン885(例えば、値変更領域846の増加ボタン850に対応する「+」として示される)と、減少させるための値減少ボタン883(例えば、値変更領域846の減少ボタン852に対応する「−」として示される)を含む。いくつかの実施形態では、値増加ボタン885のユーザアクティブ化の検出に応じて、インジケーション881内の表示された支払い量が増加し、値減少ボタン883のユーザアクティブ化の検出に応じて、インジケーション881内の表示された支払い量が減少する。
いくつかの実施形態では、値増加ボタン885及び値減少ボタン883を使用してインジケーション881に表示される支払い量を変更することに加えて(又は代替として)、回転可能な入力ボタン853の回転に基づいて支払い量を増加又は減少させることができる。いくつかの実施形態では、値変更領域879のインジケーション881に表示される支払い量の値は、回転可能な入力ボタン853の時計回りの回転に応じて増加し、値変更領域879のインジケーション881に表示される支払い量の値は、回転可能な入力ボタン853の反時計回りの回転に応じて減少する。例えば、図8ADにおいて、電子デバイス850は、回転可能な入力ボタン853上のユーザ回転入力891を受信し、ユーザ回転入力891は、時計回り方向における入力ボタンの回転である。図8ADに示すように、ユーザ回転入力891の受信に応じて、インジケーション881に表示される支払い量は増加する(例えば、「28ドル」から「29ドル」)。いくつかの実施形態では、値増加ボタン885のユーザアクティブ化によって同じ結果を達成することができる。
図8AEでは、電子デバイス850は、値変更領域879の値減少ボタン883に対するユーザ入力を検出する。例えば、図8AEに示すように、ユーザ入力は、値減少ボタン883上のタップジェスチャ893である。図8AEに示すように、タップジェスチャ893の検出に応じて、インジケーション881に表示される支払い量は減少する(例えば、「29ドル」から「28ドル」)。いくつかの実施形態では、回転可能な入力ボタンを反時計回り方向にユーザが回転させることにより、同じ結果を達成することができる。
図8AFでは、値変更領域879のインジケーション881に表示されるメッセージ参加者810(例えば、メッセージオブジェクト865内)によって要求された量に対応する支払い量(例えば「28ドル」)を含む支払い転送ユーザインタフェース875を表示しながら、電子デバイス850は送信ボタン889のユーザアクティブ化を検出する。例えば、図8AFに示すように、ユーザアクティブ化は、送信ボタン上のタップジェスチャ895である。
図8AGに示すように、送信ボタン889上のタップジェスチャ895の検出に応じて、電子デバイス850は、支払い確認ユーザインタフェース831(例えば、図8Uを参照して上述した、例えば支払い確認ユーザインタフェース878に類似)を表示する(例えば、支払い転送ユーザインタフェース875の表示を置き換える)。支払い確認ユーザインタフェース878と同様に、支払い確認ユーザインタフェース831は、モードインジケーション877(例えば、支払い確認ユーザインタフェース878のモードインジケーション880に対応する「支払い」を示す)、キャンセルボタン897(例えば、支払い確認ユーザインタフェース878のキャンセルボタン827に対応する)、支払いアカウントのインジケーション839(例えば、支払い確認ユーザインタフェース787のインジケーション884に対応する)、(例えば「ジョン・アップルシード」への)支払いの意図された受取人のインジケーション835(例えば、支払い確認ユーザインタフェース787のインジケーション882に対応する)、及び支払い量のインジケーション833(例えば、支払い確認ユーザインタフェース878のインジケーション888に対応)(例えば、支払う量のユーザへの別の助言として機能する)を含む。いくつかの実施形態では、支払い確認ユーザインタフェース31は、メッセージ参加者810への支払い(例えば、28ドル)に進むための確認をユーザが提供することを要求する確認要求837(例えば、支払い確認ユーザインタフェース787の認証要求890、グラフィカル要求、テキスト要求に類似)を含む。例えば、図8AGでは、確認要求837は「ダブルクリックして支払い」と示す。
図8AGに示すように、確認ユーザインタフェース831を表示しながら、電子デバイス850は、確認要求837を介して要求された確認に対応するユーザ入力を受信して、支払い転送の完了に進む。例えば、図8AGに示すように、ユーザ入力は機械式ボタン855上のダブルクリック(又はダブルプッシュ)入力899である。
図8AHでは、機械式ボタン855上でのダブルクリック入力899の受信に応じて、電子デバイス850は、ディスプレイ851上に、メッセージ参加者810とのメッセージングアプリケーション857のメッセージ会話859を再び表示する(例えば、支払い確認ユーザインタフェース831の表示を置き換える)。図8AHに示すように、(例えば、メッセージオブジェクト865の下)メッセージ会話859は、メッセージ参加者810に送信された支払い(例えば、28ドル)に対応する支払いメッセージオブジェクト853(例えば、図8Qを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト866に類似)をここでは含む(例えば、メッセージオブジェクト865に対応するメッセージに含まれるメッセージ参加者の要求に応じて)。
いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト866と同様に、支払いメッセージオブジェクト853は、支払い量の量インジケーション859(例えば、支払いメッセージオブジェクト866の量インジケーション868に対応する)を含む。いくつかの実施形態では、更に支払いメッセージオブジェクト866と同様に、支払いメッセージオブジェクト853は、モードインジケーション859(例えば、「支払い」を示し、支払いメッセージオブジェクト866のモードインジケーション870に対応する)を含む。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト866と同様に、支払いメッセージオブジェクト853は、メッセージ参加者810に送信された支払いメッセージオブジェクトに関連する支払いの状態を示す状態インジケータ859(例えば、「保留中」を示し、テキストメッセージオブジェクト866の状態インジケータ894に対応する)を含む。
図9A〜9Iは、いくつかの実施形態による電子デバイスを用いてピアツーピア転送を管理する方法を説明するフロー図である。方法900は、ディスプレイ、1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチスクリーン、マイク、カメラ、バイオメトリックセンサ)、及び無線通信無線機(例えば、Bluetooth接続、WiFi接続、4GのLTE接続などのモバイルブロードバンド接続)を有するデバイス(例えば、100、300、500、700、800、850)で、実行される。方法900におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法900は、ピアツーピア転送を管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピア転送を管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピア転送をより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、700、800、850)は、無線通信無線機を介して、1つ以上のメッセージ(例えば、テキストメッセージ、電子メールメッセージ、インスタントメッセージ)を(例えば、リモートユーザから)受信する(例えば、902)。
電子デバイス(例えば、700、800、850)は、ディスプレイ(例えば、904)(例えば、1つ以上のメッセージの受信に応じて/に続いて)、ディスプレイ(例えば、702、802、851)上に、複数の会話参加者(例えば、710、810、デバイスのユーザと1人以上の他の参加者)間のメッセージ会話(例えば、708、808、859、インスタントメッセージ会話、テキストメッセージスレッド、電子メールスレッド)に、1つ以上のメッセージ(例えば、718、720、816、818、820、865)のうちの少なくとも1つを含むメッセージングアプリケーション(例えば、706、806、857)用のユーザインタフェースを表示する。メッセージングアプリケーション(例えば、706、806、857)用のユーザインタフェース、特に、会話内のメッセージ(例えば、718、720、816、818、820、865)を表示すると、会話内のメッセージの送信者/受信者に関するコンテキストフィードバックがユーザに提供され、ユーザが、会話内に表示される更なるメッセージについて送信者/受信者を調査する必要性が低減される。ユーザに改善された視覚的フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。いくつかの例では、メッセージ会話(例えば、708、808、859)(例えば、906)は、デバイスのユーザ以外の2人以上の参加者を含む。
同時に、ディスプレイ(例えば、702、802、851)上に、メッセージ会話(例えば、708、808、859)の1つ以上のメッセージ(例えば、718、720、816、818、820、865)の少なくとも1つを表示しながら、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、参加者(例えば、710、810)の1人から、それぞれのメッセージ(例えば、720、820、865)を(例えば、ユーザ又は他の参加者のいずれかから)受信する(908)。
それぞれのメッセージの受信(例えば、910)に応じて、それぞれのメッセージ(及び、任意選択的に、メッセージ会話の1つ以上の前のメッセージ)内のテキストの分析に基づいて、メッセージングアプリケーションが転送するように構成されている第1の種類の項目(例えば、ステッカー、写真又は支払いオブジェクト)の転送に、それぞれのメッセージが関連するという判定に従って、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、ディスプレイ(例えば、702、802、851)に、メッセージの表現と第1の種類の項目に対応する選択可能なインジケーション(例えば、722、822、867、第1の種類の項目に関連するテキストの一部に下線を引き、選択可能なアフォーダンスになるテキストの一部を更新し、又は第1の種類の項目の表現を仮想キーボードで表示すること)とを同時に表示(例えば、912)する。ある種類の項目(例えば、写真、支払い)の転送に関連すると判定されたメッセージ(例えば、720、820、865)の受信に応じて、メッセージの表現と選択可能なインジケーション(例えば、722、822、867)を同時に表示することは、選択可能なインジケーションが受信したメッセージに対応し、選択可能なインジケーションをアクティブ化するとメッセージに関連する動作が実行されることを示すフィードバックをユーザに提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例において、それぞれのメッセージ(例えば、720、820、865)内のテキストは、第1の種類の項目の内容の第1の量(例えば、ステッカーの数、写真の数、支払い量、リソース量)を含む(例えば、914)。いくつかの例では、それぞれのメッセージの表現は第1の量を含む。
いくつかの例では、それぞれのメッセージ内のテキストの分析に基づいて、それぞれのメッセージが、メッセージングアプリケーションが転送するように構成された第1の種類の項目の転送に関連するという判定に従って、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、ディスプレイ(例えば、702、802)上に、転送アフォーダンス(例えば、726、826、828、869)を表示する(例えば、916)(例えば、第1の種類の項目の内容の1つ以上の提案された量(例えば、724、824)を含む仮想キーボード(例えば、712、812)の提案領域に)(例えば、ステッカー/フォトギャラリユーザインタフェースを開くアフォーダンス、支払いユーザインタフェースを開くための支払いアフォーダンス、リソース転送アフォーダンスを開くためのリソース転送アフォーダンス)。いくつかの例では、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、転送アフォーダンス(例えば、726、826、828、869)のユーザアクティブ化を検出し、転送アフォーダンス(例えば、726、826、828、869)のユーザアクティブ化の検出に応じて、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、ディスプレイ(例えば、702、802、851)上に、メッセージ会話の参加者への第1の種類の項目の転送を開始する(例えば、そして仮想キーボードの表示を停止する)ための転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)(例えば、転送するステッカー/写真を選択するためのステッカー/写真ギャラリ、資金の量又はリソースの量を選択するための数値選択ユーザインタフェース)を表示する。それぞれのメッセージが項目の転送に関連するとき、転送アフォーダンス(例えば、726、826、828、869)を表示し、転送アフォーダンス(例えば、726、826、828、869)がアクティブ化されるとき、転送ユーザインタフェース(例えば、728,840,875)を表示すると、デバイスが転送ユーザインタフェースを開始するために複数のユーザ入力を受信する必要がなくなる。動作の実行に必要な入力の数を減らすことは、デバイスの動作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを動作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、それぞれのメッセージが、転送要求が不正な転送要求(例えば、未知のユーザ/アカウントからの転送要求、検証されていないソースからの転送要求、フラグが立てられたユーザ/アカウントからの転送要求)であることを示す1つ以上の機能を含む(例えば、又は対応する)という判定に従って、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、転送アフォーダンス(例えば、726、826、828、869)の表示を取り止める。いくつかの例では、電子デバイスは、それぞれのメッセージがスパム/ジャンクメッセージであると疑われることを示すプロンプト/通知(例えば、726、836、838)を更に提供する。いくつかの例では、電子デバイスの連絡先のリスト(例えば、アドレス帳アプリ)にない参加者からのメッセージは、不正な転送要求に関連するものとしてフラグが立てられる。いくつかの例では、電子デバイスの連絡先のリスト(例えば、既知のスパマーのリスト)にある参加者からのメッセージは、不正な転送要求に関連するものとしてフラグが立てられる。それぞれのメッセージが不正な転送要求に関連する場合に転送アフォーダンスを表示しないことにより、ユーザは転送に参加するために追加の手順を実行する必要があるため、ユーザは転送を更に調査せずに転送に参加する可能性が低くなり、技術の安全性を高め不正な転送の数を減らす。不正な転送の数を低減することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。
いくつかの例では、更に、それぞれのメッセージの受信に応じて、それぞれのメッセージ(及び、任意選択的に、メッセージ会話の1つ以上の前のメッセージ)内のテキストの分析に基づいて、第1の種類の項目(例えばステッカー、写真又は支払いオブジェクト)の転送に、それぞれのメッセージが関連しないという判定に従って、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、ディスプレイ(例えば、702、802、851)上に、第1の種類の項目に対応する選択可能なインジケーション(例えば、722、822、867)を表示することなく、それぞれのメッセージ(例えば、720、820、865)(例えば、通常のテキストメッセージ、通常の吹き出し、通常の電子メールメッセージ)の表現を表示(例えば、920)する。
メッセージの表現と第1の種類の項目に対応する選択可能なインジケーションがディスプレイに同時に表示される間、電子デバイス(例えば、700、800、850)は1つ以上の入力デバイスを介して、選択可能なインジケーションのユーザアクティブ化(例えば、801、871、タップなどのタッチジェスチャ)を検出する(例えば、922)。
選択可能なインジケーションのユーザアクティブ化(例えば、801、871)の検出に応じて(例えば、924)、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、ディスプレイ(例えば、702、802、851)上に、メッセージ会話の参加者(例えば、810、ユーザ)間の第1の種類の項目の転送を開始するための転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)を表示する(例えば、926)(例えば、ステッカー共用インタフェース、写真共用インタフェース、支払いインタフェース、あるいは送信又は要求されるポイント、クレジット又は資金などのリソースの量のユーザ調整を受け取るためのリソース数値選択ユーザインタフェース)。それぞれのメッセージが項目の転送に関連するとき、選択可能なインジケーション(例えば、722,822,867)を表示し、インジケーション(例えば、722,822,867)が選択される(例えば、アクティブ化される)とき、転送ユーザインタフェース(例えば、728,840,875)を表示すると、デバイスが転送ユーザインタフェースを開始するために複数のユーザ入力を受信する必要がなくなる。動作の実行に必要な入力の数を減らすことは、デバイスの動作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを動作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例において、それぞれのメッセージ内のテキストは、第1の種類の項目の内容の第1の量(例えば、ステッカーの数、写真の数、支払い量、リソース量)を含む(例えば、928)。いくつかの例では、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)は、第1の種類の項目の内容の第1の量(例えば、848、881)のインジケーションを含む。いくつかの例では、テキストに含まれる量(例えば、数値、通貨記号/文字に隣接する数値)は、それぞれのメッセージのテキストの分析中に使用され、メッセージングアプリケーションが転送するように構成されている第1の種類の項目(例えば、ステッカー、写真、支払いオブジェクト)の転送に、それぞれのメッセージが関連していることを判定する。転送ユーザインタフェースでメッセージからの項目の額を開始点として自動的に表示することにより、ユーザは無関係な値(例えば、0の値)を調整するのではなく、メッセージから派生した量を調整(例えば増加、減少)でき、所望の調整値に到達するために必要な入力の数を減らすのに役立つ。動作の実行に必要な入力の数を減らすことは、デバイスの動作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを動作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)は、第1の種類の項目の内容の第2の量のインジケーションを含み(例えば、930)、第2の量は、第1の数量に基づいて2人以上の参加者の間で分割された(例えば比例的に)数値である。例えば、それぞれのメッセージ内のテキストが20ドルの内容の第1の量(例えば、支払い量)を含み、メッセージ会話のその他の参加者の数が5人の場合、内容の第2の量は20ドル/5=4ドルである。転送ユーザインタフェースでメッセージからの項目の額に基づいて値を開始点として自動的に表示することにより、ユーザは無関係な値(例えば、0)を調整するのではなく、値を調整(例えば増加、減少)でき、所望の調整値に到達するために必要な入力の数を減らす。動作の実行に必要な入力の数を減らすことは、デバイスの動作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを動作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)は、それぞれのメッセージ(例えば、720、820、865)の表現の少なくとも一部(例えば、一部又は全部)と同時に表示される(例えば、932)(及び、任意選択的に、第1のリソース量の選択可能なインジケーション(例えば、722、822、867)と共に)。いくつかの例では、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)はディスプレイの下半分に表示され、それぞれのメッセージの表現(例えば、720、820、865)を含むメッセージングアプリケーション(例えば、又はメッセージングアプリケーションの会話)がディスプレイの上半分に表示される。
いくつかの例において、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)は、転送モードアフォーダンス(例えば、「転送発信」モードと「転送要求」モードとの間の切り替え用のトグル)を含む(例えば、934)。
いくつかの例では、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)は、送信アフォーダンス(例えば、738、847、889)(例えば、選択されたステッカーに関連付けられたメッセージを送信するためのアフォーダンス、選択された写真に関連付けられたメッセージを送信するためのアフォーダンス、選択された資金の量に関連付けられたメッセージを送信するためのアフォーダンス、選択されたリソースの量に関連付けられたメッセージを送信するためのアフォーダンス)を含む(例えば、936)。
いくつかの例では、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)を表示しながら、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、ユーザ入力(例えば、転送ユーザインタフェースの領域から転送ユーザインタフェースの上縁部への、又は上縁部から上方向のスワイプ)を受信する(例えば、938)。ユーザ入力の受信に応答(例えば、940)して、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、ディスプレイ(例えば、702,802,851)に、キーパッドユーザインタフェース(例えば、856、862)(例えば、数字パッドを含む)を表示し、キーパッドユーザインタフェース(例えば、856、862)は、転送する第1の種類の項目の数量についての1つ以上の提案された数値を含む(例えば、942)。いくつかの例において、キーパッドユーザインタフェース(例えば、856、862)は、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)の表示を置き換える。いくつかの例では、提案される数値は場所(例えば、現地の売上税)に基づく。いくつかの例では、提案される数値はメッセージ会話の参加者の数に基づく。いくつかの例では、提案される数値はコンテキストに基づく(例えば、支払いが分割されるか、又は複数の項目の支払いが必要であるというインジケーション)。いくつかの例では、提案される数値はチップが含まれた提案を含む。いくつかの例では、1つ以上の提案された数値は、それぞれのメッセージの受信に応じて、それぞれのメッセージ(例えば、そして、任意選択的に、メッセージ会話における1つ以上の以前のメッセージ)のテキストの分析に基づいて、それぞれのメッセージが、メッセージングアプリケーションが転送するように構成されている第1の種類の項目(例えば、ステッカー、写真又は支払いオブジェクト)の転送に関連するという判定に従って、キーパッドユーザインタフェース(例えば、856、862)の一部として表示される。
いくつかの例において、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、転送モードアフォーダンスの第1のアクティブ化(例えば、タッチスクリーンタップオン)を検出する(例えば、944)。転送モードアフォーダンスの第1のアクティブ化の検出に応じて(例えば、946)、電子デバイスは、第1の種類の項目の送信(例えば、発信)に対応するものとして、第1の種類の項目の転送に関連付けられたメッセージを指定する(例えば、948)。電子デバイスは、転送モードアフォーダンスの第2のアクティブ化を検出する(950)。転送モードアフォーダンスの第2のアクティブ化の検出に応じて(952)、電子デバイスは、第1の種類の項目の要求に対応するものとして、第1の種類の項目の転送に関連付けられたメッセージを指定する(954)。
いくつかの例では、電子デバイスは、送信アフォーダンス(例えば、738、847、889)のユーザアクティブ化を検出する(例えば、956)。送信アフォーダンス(例えば、738、847、889)のユーザアクティブ化の検出に応じて(例えば、958)、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、ディスプレイ(例えば、702、802、851)上に、メッセージ会話における第1の種類の項目(例えば、ステッカー、写真、資金、リソース)の転送に関連付けられたメッセージ(例えば、866、853)(例えば、選択されたステッカーに関連付けられたメッセージ、選択された写真に関連付けられたメッセージ、選択された資金に関連付けられたメッセージ、選択されたリソースの量に関連付けられたメッセージ)のグラフィカル表現を表示し(例えば、960)、第1の種類の項目の転送に関連付けられたメッセージ(例えば、866、853)のグラフィカル表現は、転送される第1の種類の項目の内容の量(例えば、868、859)(例えば、ステッカーの数、写真の数、資金の量、リソースの量)のインジケーションを含む。転送された項目の量のインジケーションを含むメッセージを表示することにより、実行中の動作の視覚フィードバックがユーザに提供され、ユーザはその後メッセージ会話を確認して、転送された項目の量と転送先を理解できる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、送信アフォーダンス(例えば、738、847、889)のユーザアクティブ化の検出(例えば、958)に応じて、ディスプレイ(例えば、702、802)上に、第1の種類の項目の転送に関連付けられたメッセージが第1の種類の項目の送信に対応するという判定に従って、メッセージ会話における第1の種類の項目の転送に関連付けられたメッセージのグラフィカル表現(例えば、866、853)を表示する前に、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、ディスプレイ(例えば、702、802、851)上に、認証情報(例えば、指紋、顔の特徴、虹彩/網膜の特徴などの生体情報、又はパスコードやパターンなどの入力情報)を要求する認証ユーザインタフェース(例えば、878、831)を表示する(例えば、964)。電子デバイス(例えば、700、800、850)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、704、804、855)を介して認証情報を受信する(例えば、966)。受信した認証情報が転送を許可するための登録された認証情報(例えば、デバイスに記憶されている)に対応するという判定に従って、電子デバイスはディスプレイにメッセージ会話(例えば、708、808、859)における第1の種類の項目の転送に関連付けられたメッセージのグラフィカル表現(例えば、866、853)を表示する(例えば、968)。受信した認証情報が転送を許可するための登録された認証情報に対応しないという判定に従って、電子デバイスはディスプレイ(例えば、702、802、851)上にメッセージ会話(例えば、708、808、859)における第1の種類の項目の転送に関連付けられたメッセージのグラフィカル表現(例えば、866、853)の表示を取り止める(例えば、970)。
いくつかの例では、ディスプレイ(例えば、702、802、851)上に、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)を表示する間(例えば、972)、ブロック974〜980が実行される。電子デバイス(例えば、700、800、850)は、第1の種類の項目の額(例えば、「0」又はそれぞれのメッセージにおけるテキストのテキスト分析に基づいて判定された非ゼロ値)を表す数値(例えば、848、881)を表示する(例えば、974)。電子デバイス(例えば、700、800、850)は、1つ以上の入力デバイスを介して、ユーザ入力(例えば、803、805)を検出する(例えば、976)。ユーザ入力が第1の種類のユーザ入力に対応するという判定に従って、電子デバイスは、表示された数値(例えば、848、881)を、第1の種類のユーザ入力に対応する量だけ増加させる(例えば、978)。いくつかの例では、第1の種類のユーザ入力は、「+」アフォーダンス(例えば850、885)などの第1のアフォーダンスの選択に対応する。いくつかの例では、ユーザ入力の第1の種類は、第1の方向の水平/垂直スクラブに対応する。ユーザ入力が第2の種類のユーザ入力に対応するという判定に従って、電子デバイスは、表示された数値(例えば、848、881)を、第2の種類のユーザ入力に対応する量だけ減少させる(例えば、980)。いくつかの例では、第2の種類のユーザ入力は、「−」アフォーダンス(例えば852、883)などの第2のアフォーダンスの選択に対応する。いくつかの例では、ユーザ入力の第2の種類は、第2の方向の水平/垂直スクラブに対応する。
いくつかの例では、ユーザ入力は、少なくとも所定の時間のアフォーダンスに関する連続入力(例えば、「タッチアンドホールド」入力、長時間入力)である。ユーザ入力が第1の種類のユーザ入力(例えば、「+」アフォーダンスなどの第1のアフォーダンスの入力)に対応するという判定に従って、電子デバイス(例えば700、800、850)はユーザ入力の持続時間(及び/又は特性強度)に基づいて、表示された数値(例えば、848、881)をより高速に増加する。ユーザ入力が第2の種類のユーザ入力(例えば、「−」アフォーダンスなどの第2のアフォーダンスの入力)に対応するという判定に従って、電子デバイスはユーザ入力の持続時間(及び/又は特性強度)に基づいて、表示された数値(例えば、848、881)をより高速に減少させる。従って、いくつかの例では、表示される数値(例えば、848、881)は、ユーザ入力がますます長い持続時間保持されると、より速い速度で変化(例えば、増加又は減少)する。ユーザ入力の持続時間(又は強度)に基づいてますます速い速度で数値を増加又は減少させると、ユーザの入力に基づいてデバイスによって検出されている持続時間(又は強度のレベル)に関するフィードバックがユーザに提供され、長く押すと(又は強く押すと)デバイスの変化速度を増加させることを示す視覚フィードバックをユーザに提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、ユーザ入力(例えば、803、805)は、第1の時間での第1の特性強度と第2の時間(例えば、第1の時間より遅い時間)での第2の特性強度(例えば、第1の接触強度よりも強い)とを有するアフォーダンス上の連続入力(例えば、「タッチアンドホールド」入力、長時間入力)である。従って、いくつかの例では、ユーザ入力は時間の経過と共に強く/強固になる接触である。ユーザ入力が第1の種類のユーザ入力(例えば、「+」アフォーダンス(例えば、850、885)などの第1のアフォーダンスの入力)に対応するという判定に従って、第1の時間で第1の速度によって、第2の時間で第2の速度(例えば、第1の時間の速度よりも速い速度)によって、表示される数値(例えば、848、881)を増加させる。ユーザ入力が第2の種類のユーザ入力(例えば、「+」アフォーダンス(例えば、852、883)などの第2のアフォーダンスの入力)に対応するという判定に従って、第1の時間で第1の速度によって、第2の時間で第2の速度によって、表示される数値(例えば、848、881)を減少させる。従って、いくつかの例では、表示される数値はユーザのタッチ/接触入力がますます堅固/強くなるにつれて、次第に速い速度で変化する(増加又は減少)。ユーザ入力の強度に基づいてますます速い速度で数値を増加又は減少させると、ユーザの入力に基づいてデバイスによって検出されている強度のレベルに関するフィードバックがユーザに提供され、強く押すとデバイスの変化速度を増加させることを示す視覚フィードバックをユーザに提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、表示された数値(例えば、第1の種類のユーザ入力又は第2の種類のユーザ入力に対応する量によって)が変化(例えば、増加又は減少)している間、フィードバック(例えば、1つ以上の触知出力の形での触覚フィードバック、音声フィードバック)を提供する。
いくつかの例では、ユーザ入力が第3の種類のユーザ入力(例えば、転送ユーザインタフェース上の上方へのスワイプ)に対応するという判定に従って、電子デバイス(例えば700、800、850)は、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)の表示を数値キーパッドユーザインタフェース(例えば、856、862)(例えば、各数字のアイコンを含むユーザインタフェース)に置き換え、数値キーパッドユーザインタフェース(例えば、856、862)は、複数の提案された値を含む(例えば、転送する第1の種類の項目の額)。
いくつかの例では、複数の提案された値のうちの少なくとも1つの量は、電子デバイス(例えば、700、800、850)のユーザに関連付けられた記憶された履歴使用データ(例えば、最も頻繁に使用された値、一番最後に使用された値)に基づいて判定される。
いくつかの例では、更に、それぞれのメッセージの受信に応じて、それぞれのメッセージ(及び、任意選択的に、メッセージ会話の1つ以上の前のメッセージ)内のテキストの分析に基づいて、第1の種類の項目(例えば、ステッカー、写真又は支払いオブジェクト)の転送に、それぞれのメッセージが関連しないという判定に従って、電子デバイスは、ディスプレイに、第1の種類の項目に対応する選択可能なインジケーション(例えば、722、822、867)を表示することなく、それぞれのメッセージ(例えば、通常のテキストメッセージ、通常の吹き出し、通常の電子メールメッセージ)の表現を表示する。
いくつかの例では、選択可能なインジケーション(例えば、例:722、822、867)は、それぞれのメッセージ(の表現)における他のテキストと視覚的に区別される(例えば、テキストの一部に下線を引く、又はテキストの一部を別の色で表示する)第1の種類の項目に関連するそれぞれのメッセージにおけるテキストの一部(例えば、ステッカー(単数又は複数)の名前又は量、写真(単数又は複数)の名前又は量、資金の量、リソースの量)である。
いくつかの例では、ディスプレイ(例えば、702、802、851)上に転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)を表示することは、複数の英数字キーを有する仮想キーボード(例えば、712、812、デバイスのオペレーティングシステムの通常の仮想キーボード)の表示を転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)に置き換えることを含む。
いくつかの例では、送信する準備ができたメッセージが第1の種類の項目に対応するという判定に従って、送信アフォーダンス(例えば874)は第1の視覚特性(例えば色、陰影、グラフィカルパターン、形状)で表示される。いくつかの例では、送信する準備ができたメッセージが第1の種類の項目とは異なる第2の種類の項目(例えばテキストメッセージ)に対応するという判定に従って、送信アフォーダンス(例えば874)は第1の視覚特性とは異なる第2の視覚特性(例えば、異なる色、異なる陰影、異なるグラフィックパターン、異なる形状)で表示される。いくつかの例では、支払い又は支払い要求を含むメッセージを送信する準備ができた場合、送信アフォーダンス(例えば874)は第1の色であり、送信するメッセージが支払い又は支払い要求を含まない場合、送信アフォーダンス(例えば874)は、第1の色とは異なる第2の色である。項目の転送に対応するメッセージの下書きと、項目の転送に対応しないメッセージの下書きとを視覚的に区別することにより、ユーザは、項目の転送を含むメッセージを意図せずに送信することを回避できる。転送されないメッセージの影響は限定的であり、ユーザは確認をほとんど行わずにそのようなメッセージを送信できるが、転送に対応するメッセージの影響は比較的大きいため、これは特に便利である。差別化された視覚フィードバックにより、ユーザはそのようなメッセージをより慎重に確認するように求められる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第1の種類の項目の転送に関連付けられたメッセージ(例えば866、853)のグラフィカル表現は、メッセージ会話における第3の視覚特性(例えば、色、陰影、グラフィカルパターン、形状)と共に表示され、第1の種類の項目の転送に関連していないメッセージ会話(例えば、708、808、859)におけるメッセージの表現(例えば、718、720、816、818、820、865)は、第3の視覚特性とは異なる第4の視覚特性(例えば、異なる色、異なる陰影、異なるグラフィックパターン、異なる形状)と共に表示される。項目の転送に対応するメッセージと項目の転送に対応しないメッセージを視覚的に区別することで、ユーザは項目の転送を含むメッセージを素早く識別できる。転送されないメッセージの影響は限定的であり、ユーザは確認をほとんど行わずにそのようなメッセージを素早く見ることができるが、転送に対応するメッセージの影響は比較的大きいため、これは特に便利である。差別化された視覚フィードバックにより、ユーザはそのようなメッセージをより慎重に確認する(及び可能性として対処する)ように求められる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、それぞれのメッセージが、メッセージ会話の第1の参加者からの、第1の種類の項目の第1の量の内容の送信に対応するという判定に従って、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、(例えば、認証を確認せず、認証情報を要求せず、ユーザ入力を必要とせずに)第1の種類の項目の第1の量の内容を第1の参加者(例えば、710、810)に自動的に転送する。いくつかの例では、それぞれのメッセージがメッセージ会話の第1の参加者からの送信に対応するという判定に従って、電子デバイスは、ディスプレイに、(例えば、認証を確認せずに、認証情報を要求せずに)第1の種類の項目の第1の量の内容を第1の参加者に転送することに関連付けられたメッセージのグラフィカル表現(例えば、710、810)を表示する。メッセージがデバイスのユーザへの項目の転送である場合に、内容の転送を自動的に受諾すると、転送をより迅速に処理でき、転送を受諾するための追加のユーザ入力の必要がなくなる。更なるユーザ入力を必要とせずに1組の条件が満たされた場合に動作を実行することは、デバイスの動作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを動作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、転送ユーザインタフェース(例えば、728、840、875)をディスプレイ(例えば、702、802、851)上に表示しながら、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、第1の種類の項目の転送に使用するアカウント(例えば、デビットカードアカウントやクレジットカードアカウントなどの支払いアカウント、ポイントアカウント、リソースアカウント)を変更するためのアフォーダンスを表示する。電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、アカウントを変更するためのアフォーダンスのユーザアクティブ化を検出する。アカウントを変更するためのアフォーダンスのユーザアクティブ化の検出に応じて、電子デバイスは、ディスプレイに、現在のアカウントの表現及び第2のアカウントの表現を含むアカウントユーザインタフェースを表示し、現在のアカウントは転送で使用するために現在選択されている。電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、第2のアカウントの表現のユーザ選択を検出する。第2のアカウントの表現のユーザ選択の検出に応じて、電子デバイスは、転送で使用するための第2のアカウントを選択する(例えば、第1のアカウントを使用せずに)。
いくつかの例では、メッセージ会話の参加者への第1の種類の項目の転送に応じて(例えば、又はそれに続いて)、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、メッセージの表現内(例えば、又は、代わりに、表示されたメッセージ会話全体又はディスプレイ全体内)で、(例えば、図12A〜図12Cを参照した方法1200で説明された出力されたフィードバックに加えて)動的グラフィカルアニメーション(例えば、移動する現金、落下する現金)を提供する。いくつかの例では、メッセージ会話の参加者からの第1の種類の項目の受信に応じて(例えば、又はそれに続いて)、電子デバイス(例えば、700、800、850)は、メッセージの表現内(例えば、又は、代わりに、表示されたメッセージ会話全体又はディスプレイ全体内)で、(例えば、図12A〜図12Cを参照した方法1200で説明された出力されたフィードバックに加えて)動的グラフィカルアニメーション(例えば、移動する現金/通貨記号、落下する現金/通貨記号)を提供する。
いくつかの例では、メッセージ会話(例えば、708、808、859)の参加者(例えば、710、810、ユーザ)間で第1の種類の項目の転送を開始した後、第1の種類の項目の転送が参加者によって受諾されたという判定に従って、動的な視覚的、音声的、及び/又は感覚的フィードバックがメッセージの表現及び/又はデバイスによる第1の種類の項目に対応する選択可能なインジケーションに適用される(例えば、図12A〜図12Cを参照して方法1200で以下に説明されるように)。いくつかの例では、動的フィードバックは、視覚フィードバックであり、デバイスの向きによってフォントが変化する(例えば、図12A〜12Cを参照して方法1200で以下に説明するように)。いくつかの例では、動的フィードバックは、視覚フィードバックであり、デバイスに対するユーザの顔の移動によってフォントが変化する(例えば、図12A〜12Cを参照して方法1200で以下に説明するように)。いくつかの例では、動的フィードバックは、触覚フィードバックなどの感覚的フィードバックである(例えば、図12A〜12Cを参照して方法1200で以下に説明するように)。
方法900に関連して上述されたプロセス(例えば、図9A、図9I)の詳細はまた、以下で説明される方法にも、類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法900は、任意選択的に、方法1200、1500、1800、2100、2400、2700、3000及び3400を参照して以下に説明する様々な方法の特性のうちの1つ以上を含む。例えば、方法1200で説明された動的フィードバックの出力は、メッセージ(例えば、866、853)のグラフィカル表現に関して適用され得る。別の例では、方法1500で説明したように、メッセージオブジェクトが送信メッセージ又は要求メッセージに対応するか否かに基づくメッセージオブジェクトの異なる視覚的見掛けは、メッセージのグラフィカル表現(例えば866、853)に関して適され得る。別の例では、方法1800で説明するように、メッセージに関連付けられた1つ以上の項目(例えば、ステッカー、写真、支払い)を取得する場合、1つ以上の項目(例えば、ステッカー、写真、リソース、支払い)を取り出すことを許可されたアカウントをアクティブにする要求を、メッセージ(例えば866、853)のグラフィカル表現に関して適用することができる。別の例では、方法2100で説明するように、第1のアカウント及び第2のアカウントの表現を表示することもまた、認証ユーザインタフェース(例えば、878、831)に表示することができる。別の例では、方法2400で説明するように、ユーザ入力なしで転送を自動的に進めることにより、メッセージのグラフィカル表現(例えば866、853)に対応する転送を受諾することができる。別の例では、方法2700で説明するように、メッセージ会話のメッセージからの情報を含む複数の項目は、メッセージのグラフィカル表現(例えば、866、853)のユーザ選択に応じて表示できる。別の例では、方法3000で説明するように、発話を使用して、メッセージのグラフィカル表現(例えば、866、853)を作成することができる。別の例では、方法3400で説明したように、メッセージに関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払い)が完了したとき、視覚効果(例えば、色調効果、ジオメトリ変更効果)を、メッセージ(例えば、866、853)のグラフィカル表現の要素(例えば、868、853)に適用することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図9A〜9Iを参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜1Bに示す構成要素によって実施される。例えば、受信動作902、表示動作904、受信動作908、表示動作912、検出動作922、及び表示動作926は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実施される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図10A〜図10Dは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例を示す。以下でより詳細に説明するように、図10A〜図10Dに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、図11A〜図11Vに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関し、これらは、図12A〜図12Cのプロセスを含む以下に説明するプロセスを説明するのに使用される。
図10Aは、電子デバイス1000(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図10A〜図10Dに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス1000はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス1000は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス1000は、ディスプレイ1002及び1つ以上のセンサデバイス(例えば、加速度計、1つ以上のカメラ)を有する。いくつかの実施形態では、任意選択的に、電子デバイス1000はまた、1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ1002のタッチスクリーン、機械式ボタン1004、マイク)を有する。
図10Aを参照すると、電子デバイス1000は、ディスプレイ1002上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者1010(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション1006のメッセージ会話1008を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者1010は、デバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者1010は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者1010は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス1000はまた、ディスプレイ1002上に、仮想キーボード1012を使用して、仮想キーボード1012(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー1014とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード1012に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー1014は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー1014は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを録音できるようにするマイクボタン1016を含む。
図10Aに示すように、メッセージ会話1008は、メッセージオブジェクト1018を含む。メッセージオブジェクト1018は、メッセージ参加者1010によって電子デバイス1000のユーザに送信されるメッセージに対応する。メッセージオブジェクト1018において、メッセージ参加者はユーザに「夕べの写真を私に送ってくれますか?」と述べる。言い換えると、メッセージ参加者1010は、ユーザがメッセージングアプリケーションを介して、昨夜撮影された電子デバイス1000に記憶された(又はデバイスによってアクセス可能な)写真をメッセージ参加者に送信することをユーザに要求している。
図10Aに示すように、メッセージ会話1008はまた、保留中の転送メッセージオブジェクト1020を含む。保留中の転送メッセージオブジェクト1020は、メッセージオブジェクト1018においてメッセージ参加者の要求に応じて、ユーザがメッセージ参加者1010に送信した(昨夜からの)写真の保留中の転送に対応する。いくつかの実施形態では、写真の代わりに、転送は、ビデオファイル、オーディオファイル、又は文書などの異なる種類のファイルであり得る。いくつかの実施形態では、転送は複数のファイルであり得る。いくつかの実施形態では、保留中の転送メッセージオブジェクト1020は、保留中の転送メッセージオブジェクト1020を介してユーザによってメッセージ参加者1010に送信された(例えば、昨夜からの)写真に対応するミニファイルオブジェクト1022(例えば(例えば、選択可能な)サムネイル、(例えば、選択可能な)プレビュー画像、リンク)を含む。いくつかの実施形態では、保留中の転送メッセージオブジェクト1020はまた、メッセージオブジェクトに関連付けられた転送の状態をユーザに通知する状態インジケータ1024(例えば、「保留中」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、転送に対応するメッセージの意図された受取人、この例ではメッセージ参加者1010が、転送メッセージオブジェクトに対応するファイル(例えば、写真、ビデオファイル、オーディオファイル、文書)にまだ応じていない(例えば閲覧、ダウンロード)場合、転送は「保留中」である。いくつかの実施形態では、転送に対応するファイル(例えば、プレビュー画像1022に対応する写真)は、図7A〜図7Eに関して上述したプロセスを使用して選択される。
図10Bは、図10Aに示されるディスプレイ(例えば、メッセージ会話1008内の保留中の転送メッセージオブジェクト1020を含む)を表示している間の電子デバイス1000を示し、これはデバイスのセンサ(例えば、カメラ)の視野内のデバイスの閲覧者(例えば、ユーザ)の顔である基準点1026に対して2つの異なる角度(例えば、角度1000A及び角度1000B)で閲覧されている。あるいは、いくつかの実施形態では、基準点は、地面又は床上の位置など、デバイスの外部の静的点である。図10Bに示すように、角度1000A又は角度1000Bのいずれかでデバイスのディスプレイ1002を閲覧する閲覧者(例えば、ユーザ)の基準点1026の視点から、保留中の転送メッセージオブジェクト1020は、いずれの角度でも同じように見える。言い換えれば、閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ1002を角度1000Aで見るか、閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ1002を角度1000Bで見るか、又は閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ1002を真正面から(例えば、図10Aに示すように、ディスプレイが閲覧者の顔に対する角度で傾斜していないように)見ても、保留中の転送メッセージオブジェクトがユーザによってディスプレイ1002に表示される方法に変更はないため、保留中の転送メッセージオブジェクトがユーザによって知覚される方法に変化はない。従って、図10Bでは(例えば、以下で説明する図10Dとは対照的に)、デバイスは、保留中の転送メッセージオブジェクト1020に関連付けられたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、音声フィードバック)を、基準点(例えば、閲覧者の顔、デバイス外部の静的ポイント)に対するデバイスの向きの変化(例えば、動きの変化、視野角の変化)に応じて、デバイスの閲覧者(例えば、ユーザ)に提供しない。
図10Cでは、ミニファイルオブジェクト1022に対応する写真は、メッセージ参加者1010によって閲覧(又はダウンロード)されている。従って、図10Cは、保留中の転送メッセージオブジェクト1020の代わりに、完了した転送メッセージオブジェクト1028を示す。転送メッセージオブジェクトは、転送メッセージオブジェクトに対応する転送に関連付けられたファイル(例えば、ミニファイルオブジェクト1022に対応する写真)が、転送の意図された受取人(例えば、メッセージ参加者1010)によって閲覧された(例えば、又はダウンロード)とき、完了した転送メッセージオブジェクトである(例えば、保留中の転送メッセージオブジェクトではなく)。いくつかの実施形態では、状態インジケータ1024が更新され(例えば、「保留中」ではなく「閲覧済み」と表示される)、転送メッセージオブジェクトに関連付けられた転送に対応するファイル(例えば、ミニファイルオブジェクト1022に対応する写真)が、意図された受取人によって閲覧(例えば、又はダウンロード)されたことをユーザに通知する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス1000は、完了した転送メッセージオブジェクトに関連付けられたフィードバック(例えば、視覚効果、触覚効果などの感覚的フィードバック、音声フィードバック)を生成し、これはメッセージオブジェクトに対応するファイルの転送が受諾されたことをユーザに示す(例えば、閲覧された、ダウンロードされた)。例えば、転送メッセージオブジェクトに対応するファイルの転送が完了すると、完了した転送メッセージオブジェクト1028のミニファイルオブジェクト1022に視覚効果が適用される。いくつかの実施形態では、ミニファイルオブジェクトに適用される視覚効果は、ミニファイルオブジェクトの境界の太字化(又は厚くすること)である。いくつかの実施形態では、ミニファイルオブジェクトに適用される視覚効果は、ミニファイルオブジェクトの境界に適用される黒い輪郭(例えば、影)である。いくつかの実施形態では、ミニファイルオブジェクトに適用される視覚効果は、ミニファイルオブジェクトの少なくともいくつかの色の変化である。
いくつかの実施形態において、電子デバイス1000は、完了した転送メッセージオブジェクトに関連付けられているか、又は完了した転送メッセージオブジェクトの要素(例えば、ミニファイルオブジェクト1022)に関連付けられたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック、音声フィードバック)を生成する。いくつかの実施形態では、フィードバックは、基準点1026に対するデバイスの向きの変化が検出されると、完了した転送メッセージオブジェクト(例えば、完了した転送メッセージオブジェクト1028)又は転送メッセージオブジェクトの要素(例えば、ミニファイルオブジェクト1022)の表示を変化させる動的視覚フィードバックである。いくつかの実施形態において、デバイスの向きの変化は、デバイスの1つ以上のセンサ(例えば、加速度計、カメラ)を介して検出される。例えば、デバイスは移動を検出することにより、加速度計を介して向きを変更する。別の例では、デバイスは、カメラを介して閲覧者(例えば、ユーザ)の顔に対する位置の変化を検出する。いくつかの実施形態では、動的フィードバック(例えば、視覚、触覚、及び/又は音声フィードバック)は、デバイスの向き及び/又はユーザの顔に対するデバイスの位置が変化するにつれて次第に変化する(例えば、動的フィードバックの変化の量及び/又は方向は、デバイスの向きの変化の量及び/又は方向、及び/又はユーザの顔に対するデバイスの位置によって判定される)。
例えば、図10Dでは、動的視覚フィードバックは、完了した転送メッセージオブジェクト1028のミニファイルオブジェクト1022が3次元である視覚効果をユーザに提供する3D効果である(例えば、図33D〜図33Jを参照して後述する量オブジェクト3324に適用される視覚フィードバックの1つ以上の種類に類似)。従って、図10Dでは、基準点1026に基づいて、完了した転送メッセージオブジェクト1028のミニファイルオブジェクト1022は、デバイスの角度1000Aとデバイスの角度1000Bから視覚的に異なって見え(例えば、写真に対応するミニファイルオブジェクトは、動的立方体であるように見え、2次元写真の代わりに、写真は立方体の片側に表示される)、任意選択的に、角度1000A及び角度1000Bからの完了した転送メッセージオブジェクト1028のミニファイルオブジェクト1022の両方のビューが、正面からの完了した転送メッセージオブジェクトのミニファイルオブジェクトの見掛けから異なる(例えば、図10Cに示すように、ディスプレイが基準点に対してある角度で傾かないように)いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、ミニファイルオブジェクトの少なくとも一部又は完了した転送メッセージオブジェクトの少なくとも一部に適用される色の変化である。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、完了した転送メッセージオブジェクトに適用される変化する背景である。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、完了した転送メッセージオブジェクトのミニファイルオブジェクト1022などの1つ以上の要素の移動である。
いくつかの実施形態では、更に図10Dに示すように、動的視覚フィードバックの生成に加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバック1030を生成する(例えば、図33F〜図33Hを参照して以下で説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、動的触覚フィードバックは、デバイスによって引き起こされる動的に強化及び弱化する触知出力である。いくつかの実施形態では、動的触覚フィードバックは、デバイスによって引き起こされる触知出力パターンの変化を伴う触知出力である。いくつかの実施形態では、デバイスが基準点(例えば、基準点1026)に対するデバイスの向きの変化を検出すると、触知出力の強度又は周波数が変化する。
いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック、音声フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
上述のように、上述の図10A〜図10Dに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、以下で説明する図11A〜図11Vに示されたユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関する。従って、図10A〜図10Dに示されるユーザインタフェース例に関して上述したプロセス及び図11A〜図11Vに示されるユーザインタフェース例に関して以下に説明するプロセスは、電子デバイス(例えば、100、300、500、1000、又は1100)を使用して転送を開始及び管理することを同様に含むプロセスと大部分が類似していることが理解されるべきである。
図11A〜図11Vは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送のためのユーザインタフェース例を示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図12A〜図12Cにおける処理を含む、以下で説明する処理を例示するために使用される。
図11Aは、電子デバイス1100(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図11A〜図11Vに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス1100はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス1100は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス1100は、ディスプレイ1102及び1つ以上のセンサデバイス(例えば、加速度計、1つ以上のカメラ)を有する。いくつかの実施形態では、任意選択的に、電子デバイス1100はまた、1つ以上の入力デバイス(例えば、機械式ボタン1104)を有する。
図11Aを参照すると、電子デバイス1100は、ディスプレイ1102上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者1110(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション1106のメッセージ会話1108を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者1110は、デバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者1110は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者1110は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス1100はまた、ディスプレイ1102上に、仮想キーボード1112を使用して、仮想キーボード1112(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー1114とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード1112に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー1114は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー1114は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを録音できるようにするマイクボタン1114Aを含む。
図11Aに示すように、メッセージ会話1108は、メッセージオブジェクト1116及び支払いメッセージオブジェクト1118を含む。メッセージオブジェクト1116は、電子デバイス1100のユーザによってメッセージ参加者1110に送信されるメッセージに対応する。メッセージオブジェクト1116において、ユーザは「夕食は28ドルでした。」とメッセージ参加者に述べる。言い換えれば、ユーザは、メッセージ参加者1110がユーザに28ドルを借りていることをメッセージ参加者1110に通知している(従って、メッセージ参加者1110がユーザに28ドルを支払うことを要求している)。支払いメッセージオブジェクト1118は、メッセージ参加者1110によるユーザへの28ドルの支払いに対応する(ユーザの28ドルの支払い要求に応答する)。加えて、支払いメッセージオブジェクト1118に対応するメッセージと共に送信された付随するメモ(例えば、「夕食のため」)に対応する付随するメモメッセージオブジェクト1126もまた表示される。
示すように、支払いメッセージオブジェクト1118はまた、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介してメッセージ参加者1110によってユーザに対して行われた(例えば、第三者ではなく)支払いに対応するモードインジケーション1120(例えば「支払い」と述べる)を含む。支払いメッセージオブジェクト1118はまた、メッセージ参加者1110によってユーザに送信された支払い量の量インジケーション1122(例えば、「28ドル」)を含む。あるいは、支払いメッセージオブジェクト1118が、メッセージ参加者1110によるユーザへの支払い要求(例えば、送信された支払いの代わり)に対応する場合、量インジケーション1122は、要求された支払い量を示し、任意選択的に、量が要求されていることを更に示す(例えば、「28ドル要求」)。
支払いメッセージオブジェクト1118はまた、量インジケーション1122に示される量の受信メッセージオブジェクト1118に対応する支払いを受諾する(又は、代替的に、支払い要求によりなされた支払いを送信することに同意する)ための受諾ボタン1124を含む。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1118はまた、付随するメモメッセージオブジェクト1126を含む。図11Aでは、メッセージ参加者1110は、メモメッセージオブジェクト1126を介して、支払いオブジェクト1118に対応する支払いが「夕食用」(メッセージオブジェクト1116を介してユーザによって要求された)であることをユーザに通知する。
図11Bは、図11Aに示されるディスプレイ(例えば、メッセージ会話1108内の支払いメッセージオブジェクト1118を含む)を表示している間の電子デバイス1100を示し、これはデバイスのセンサ(例えば、カメラ)の視野内のデバイスの閲覧者(例えば、ユーザ)の顔である基準点1128に対して2つの異なる角度(例えば、角度1100A及び角度1100B)で閲覧されている。あるいは、いくつかの実施形態では、基準点は、地面又は床上の位置など、デバイスの外部の静的点である。図11Bに示すように、角度1100A又は角度1100Bのいずれかでデバイスのディスプレイ1102を閲覧する閲覧者(例えば、ユーザ)の基準点1128の視点から、支払いメッセージオブジェクト1118は、いずれの角度でも同じように見える。言い換えれば、閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ1102を角度1100Aで見るか、閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ1102を角度1100Bで見るか、又は閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ1102を真正面から(例えば、図11Aに示すように、ディスプレイが閲覧者の顔に対する角度で傾斜していないように)見ても、支払い送信メッセージオブジェクトがユーザによってディスプレイ1102に表示される方法に変更はないため、支払い送信メッセージオブジェクトがユーザによって知覚される方法に変化はない。従って、図11Bでは(例えば、以下で説明する図11Eとは対照的に)、デバイスは、支払いメッセージオブジェクト1118に関連付けられたフィードバックを、閲覧者(例えば、ユーザ)の顔に対するデバイスの向きの変化(例えば、動きの変化、視野角の変化)に応じて、デバイスの閲覧者(例えば、ユーザ)に提供しない。
図11Cでは、メッセージ会話1108内に支払いメッセージオブジェクト1118を表示しながら、電子デバイス1100は、支払いメッセージオブジェクトの受諾ボタン1124上のユーザ入力を検出する。例えば、図11Cに示すように、ユーザ入力は、支払いメッセージオブジェクト1118の受諾ボタン1124上のタップジェスチャ1101である。
図11Dは、(未完了の)支払いメッセージオブジェクト1118の代わりに、完了した支払いメッセージオブジェクト1132を示す。具体的には、図11Dに示すように、支払いメッセージオブジェクト1118上のタップジェスチャ1101の検出(これにより、メッセージ参加者1110からの支払いを受諾する)に応じて、受諾ボタン1124は支払いメッセージオブジェクト上の表示を停止される。図11Dに示すように、支払いメッセージオブジェクト1118上のタップジェスチャ1101の検出(例えば、これにより、メッセージ参加者1110からの支払いを受諾する)に応じて、電子デバイス1100はフィードバック(例えば、視覚効果、触覚効果などの感覚的フィードバック、音声フィードバック)を生成し、これは支払いメッセージオブジェクト1118に対応する支払が受諾され、現在完了した支払いメッセージオブジェクト1132である支払いメッセージオブジェクト1118は、既に受諾された支払いに対応することをユーザに示す。
例えば、図11Dに示すように、支払いメッセージオブジェクト1118上のタップジェスチャ1101の検出に応じて、完了した支払いメッセージオブジェクト1132の量インジケーション1122(例えば、「28ドル」)が視覚的に変化する。いくつかの実施形態において、量インジケーション1122への視覚的変化は、表示された量(例えば、「28ドル」)のフォントの太字化(例えば、又は厚くすること)である。いくつかの実施形態において、量インジケーション1122への視覚的変化は、表示された量(例えば、「28ドル」)のフォントに適用される黒い輪郭(例えば、影)を含む。いくつかの実施形態では、量インジケーション1122への視覚的変化は、表示された量(例えば、「28ドル」)の色の変化(例えば、黒から白へ)である。
いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクトのタップジェスチャ1101の検出に応じて、電子デバイス1100は、支払いメッセージオブジェクトに関連付けられたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック、音声フィードバック)を生成する。いくつかの実施形態において、フィードバックは、基準点1128に対するデバイスの向きの変化が検出されると、支払いメッセージオブジェクト(例えば、完成した支払いメッセージオブジェクト1132)の表示を変化させる動的視覚フィードバックである。いくつかの実施形態において、デバイスの向きの変化は、デバイスの1つ以上のセンサ(例えば、加速度計、カメラ)を介して検出される。例えば、デバイスは移動を検出することにより、加速度計を介して向きを変更する。別の例では、デバイスは、カメラを介して閲覧者(例えば、ユーザ)の顔に対する位置の変化を検出する。いくつかの実施形態では、動的フィードバック(例えば、視覚、触覚、及び/又は音声フィードバック)は、デバイスの向き及び/又はユーザの顔に対するデバイスの位置が変化するにつれて次第に変化する(例えば、動的フィードバックの変化の量及び/又は方向は、デバイスの向きの変化の量及び/又は方向、及び/又はユーザの顔に対するデバイスの位置によって判定される)。
例えば、図11Eでは、動的視覚フィードバックは、支払いメッセージオブジェクトの量インジケーション1122が3次元である視覚効果をユーザに提供する3D効果(例えば、図33D〜図33Jを参照して以下で説明する疑似的深度効果3325)である(例えば、図33D〜図33Jを参照して後述する量オブジェクト3324に適用される視覚フィードバックの1つ以上の種類に類似)。従って、図11Eでは、ユーザの基準点1128に基づいて、支払いメッセージオブジェクト1118の量インジケーション1122は、デバイスの角度1100Aとデバイスの角度1100Bから視覚的に異なって見え(例えば、量インジケーション1122の表示された数の後ろの影は異なって見える)、任意選択的に、角度1100A及び角度1100Bからの支払いメッセージオブジェクト1118の両方のビューが、正面からの支払いメッセージオブジェクト1118の見掛けから異なって見える(例えば、図11Dに示すように、ディスプレイが閲覧者の顔に対してある角度で傾かないように)。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、量インジケーション(又は支払いメッセージオブジェクト全体)に適用される色の変化である。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、支払いメッセージオブジェクトに適用される背景の変化である。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、支払いメッセージオブジェクトの量インジケーション1122又はモードインジケーション1120などの1つ以上の要素の移動である。
いくつかの実施形態では、更に図11Eに示すように、動的視覚フィードバックの生成に加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバック1130を生成する(例えば、図33F及び図33Hを参照して以下で説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、動的触覚フィードバックは、デバイスによって引き起こされる動的に強化及び弱化する触知出力である。いくつかの実施形態では、動的触覚フィードバックは、デバイスによって引き起こされる触知出力パターンの変化を伴う触知出力である。いくつかの実施形態では、デバイスが基準点(例えば、基準点1128)に対するデバイスの向きの変化を検出すると、触知出力の強度又は周波数が変化する。
いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック、音声フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
図11Fでは、メッセージ会話1108内に完了した支払いメッセージオブジェクト1132を表示しながら、電子デバイス1100は、完了した支払いメッセージオブジェクト上のユーザ入力を検出する。例えば、図11Fに示すように、ユーザ入力は、完了した支払いメッセージオブジェクト1132の上のタップジェスチャ1103である。
図11Gでは、タップジェスチャ1103の検出に応じて、電子デバイス1100は、完了した支払いメッセージオブジェクト(例えば、完了した支払いメッセージオブジェクト1132)のグラフィカル表現1135(例えば、コピー)と、支払い(例えば、「夕食用」を述べる付随するメモメッセージオブジェクト1126)に付随するメモのテキストインジケーション1137と、選択した(例えば、完了した支払いメッセージオブジェクト1132に対応する支払い)トランザクションに関する複数の詳細と、を含むトランザクション詳細ユーザインタフェース1134を表示する(例えば、メッセージングアプリケーション1106及び仮想キーボード1112の表示を置き換える)。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、支払い(又は、代替として、支払い要求)送信者/受取人のインジケーション1134Aを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、支払いアカウント又は支払い受領アカウントのインジケーション1134Bを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、支払いの(又は、代替として、支払い要求の)日時のインジケーション1134Cを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、競合トランザクションの日時のインジケーション1134Dを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、トランザクション番号のインジケーション1134Eを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、支払い(又は、代替として、支払い要求)量のインジケーション1134Fを含む。
示すように、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、電子デバイス1100の電子ウォレットアプリケーションでトランザクション詳細を表示するためのウォレットボタン1136(例えば、「ウォレットで見る」選択可能インジケーション)を含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、現在見ているトランザクションと同じ受取人向けの現在見ているトランザクションと同じ量の支払いに対応する新しい支払いメッセージオブジェクトを作成するための再送信ボタン1131を含む(例えば、支払いメッセージオブジェクト1135に関連付けられた支払いがユーザによってメッセージ参加者に行われた支払いであった場合)。従って、再送信ボタン1131は、同じ受取人(例えば、メッセージ参加者1110)に同じ量(例えば、「28ドル」)で別の支払いを、その受取人とのトランザクションのトランザクション詳細ユーザインタフェースを介して実行するための迅速且つ簡単なオプションをユーザに提供する。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、送信された支払いの払い戻しを要求するための払い戻しボタン1133を含む(例えば、支払いメッセージオブジェクト1135に関連付けられた支払いがユーザによってメッセージ参加者に行われた支払いであった場合)。いくつかの実施形態では、払い戻しボタン1133は、支払いメッセージオブジェクトに関連付けられた支払いが受諾された場合(例えば、意図された受取人(例えば、メッセージ参加者1110)が支払いを受諾したため、もはや保留中でない)にのみ利用(例えば、見ることができる、選択できる)できる。
図11Hは、メッセージングアプリケーション806の異なるメッセージ会話1140を示している。図11Hでは、メッセージ会話1140は、電子デバイス1100のユーザと未知の参加者1142との間である。いくつかの実施形態では、未知の参加者1142は、デバイスに記憶された連絡先に対応しない参加者である。いくつかの実施形態では、未知の参加者1142は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先に含まれていない参加者である。いくつかの実施形態では、未知の参加者1142は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれていない参加者である。いくつかの実施形態では、未知の参加者1142は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できない連絡先リスト(例えば、スパムリスト)に含まれる参加者である。いくつかの実施形態において、未知の参加者1142は、サーバなどの外部デバイスによって維持される信頼できないユーザリスト(例えば、スパムリスト)に含まれる参加者である。図8C及び対応する説明は、未知の参加者に関する追加の例を提供する。
図11Hに示すように、電子デバイス1100は、未知の参加者1142によってユーザになされた28ドルの支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト1144(及び付随メモメッセージオブジェクト1146)を、メッセージ会話1140に表示する。いくつかの実施形態では、支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト1144)は、支払い量インジケーション1122を含み、これはまた、支払いメッセージオブジェクトが支払いではなく、支払い要求に関連していることをユーザに示す追加テキスト(例えば、「28ドル要求」)を含む。支払いに関連する支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト1118)と同様に、支払い要求に関する支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト1144)はまた、支払い要求を受諾する(例えば、支払い要求で要求された量を支払うことに同意する)ための受諾ボタン1124を含む。
いくつかの実施形態では、更に図11Hに示すように、(例えば、支払いの代わりに)支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト1144)は、支払いメッセージオブジェクトが、支払いではなく、支払い要求(例えば、(例えば、デバイスのユーザがメッセージ参加者に行った支払い要求、又はメッセージ参加者がユーザに送信した支払い要求)に対応することをユーザに示す要求インジケータ1145を含む。いくつかの実施形態では、図11Hに示すように、要求インジケータ1145は、メッセージオブジェクトの中央領域に表示される通貨記号(例えば、ドル記号「$」)である。いくつかの実施形態では、要求インジケータ1145はグラフィカル記号である。いくつかの実施形態では、要求インジケータ1145の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影、3D効果などの動的フィードバック)は、(例えば、保留中又は完了した)支払いに対応する支払いメッセージオブジェクトの量インジケーション(例えば、支払いメッセージオブジェクト1118、1132の量インジケーション1122)の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影)に対応する。いくつかの実施形態では、要求インジケータ1145の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影、3D効果などの動的フィードバック)は、(例えば、保留中又は完了した)支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクトの量インジケーション(例えば、支払いメッセージオブジェクト1144の量インジケーション1122)の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影、3D効果などの動的フィードバック)と異なる(例えば、且つ対応しない)。
図11Hでは、上述のように、支払いメッセージオブジェクト1144に対応する支払い要求は、未知の参加者(例えば、未知の参加者1142)からのものである。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクトに対応する支払い要求が未知の参加者からのものであるという判定に従って、電子デバイス1100は、メッセージが未知の参加者からのものであるスパム通知1158(例えば、テキスト通知、グラフィック通知、プロンプト)を表示する。例えば、図11Hに示すように、デバイスはメッセージ会話1140内に、「この送信者はあなたの連絡先リストにありません。」と述べるスパム通知1158(通知メッセージ)を表示する。いくつかの実施形態では、デバイスは、未知の参加者を外部デバイス(例えば、サーバ)に報告する(例えば、未知の参加者に関する情報を送信する)ための選択可能な報告通知1160(例えば、選択可能なテキスト、ボタン)を更に表示する(例えば、スパム通知1158の下)。例えば、図11Hに示すように、デバイスは、「スパム報告」を述べる選択可能な報告通知1160(例えば、選択可能なテキスト)をスパム通知1158の下に表示する。
図11Iを参照すると、スパム通知1158を表示しながら、電子デバイス1100は、(表示されたスパム通知1158にもかかわらず)未知の参加者1142からの支払いメッセージオブジェクト1144の受諾ボタン1124上のユーザ入力を検出する。例えば、図11Iに示すように、検出されたユーザ入力は、受諾ボタン1124上のタップジェスチャ1105である。
いくつかの実施形態では、図11Jに示すように、(例えば、表示されたスパム通知1158にもかかわらず)タップジェスチャ1105の検出に応じて、電子デバイス1100は、ディスプレイ1102上に、支払いメッセージオブジェクト1144に対応する支払い要求が未知の送信者(例えば、未知の参加者1142)からのものであることをユーザに更に通知するポップアップ警告1162を表示する。いくつかの実施形態では、ポップアップ警告1162は、キャンセルボタン1162A及び続行ボタン1162Bを含む。
図11Kでは、ポップアップ警告1162を表示しながら、電子装置1100は、ポップアップ警告1162の続行ボタン1162B上でのユーザ入力を(ポップアップ警告が、支払い要求が未知の送信者からのものであることをユーザに再度通知するにもかかわらず)検出する。例えば、図11Kに示すように、検出されたユーザ入力は、ポップアップ警告1162の続行ボタン1162B上のタップジェスチャ1107である。
図11Lでは、ポップアップ警告1162の続行ボタン1162B上のタップジェスチャ1107の検出に応じて、電子デバイス1100は、ポップアップ警告1162の表示を停止する。更に、いくつかの実施形態では、ポップアップ警告1162の続行ボタン1162B上のタップジェスチャ1107の検出に応じて、デバイスは、図8A〜8AHを参照して上述した支払い転送ユーザインタフェース840に対応する支払い転送ユーザインタフェース1164を表示する(例えば、仮想キーボード1112の表示を置き換える)。いくつかの実施形態では、図11Lに示すように、28ドルの量の支払いメッセージオブジェクト1144に対応する支払い要求に基づいて、支払い転送ユーザインタフェース1162が、値変更領域1166に事前入力された要求された支払い量(28ドルの)と共に表示される。
図11Mでは、支払い転送ユーザインタフェース1164を表示しながら、電子デバイス1100は、送信ボタン1168のユーザアクティブ化を検出する(例えば、要求された支払いを送信するため)。例えば、図11Mに示すように、ユーザアクティブ化は、送信ボタン1168上のタップジェスチャ1109である。
図11Nでは、送信ボタン1168上のタップジェスチャ1109の検出に応じて、電子デバイス1100は、図8T〜図8Wを参照して上述した、支払い確認ユーザインタフェース878に対応する支払い確認ユーザインタフェース1178を表示する(例えば、支払い転送ユーザインタフェース1164の表示を置き換える)。
いくつかの実施形態では、図11Nに示すように、支払い確認ユーザインタフェース1178は、支払い要求によって要求されたものへの支払いに進むために、認証情報を提供することをユーザに要求する認証要求1180(例えば、グラフィカル要求、テキスト要求)を含む。いくつかの実施形態では、要求される認証は、顔認識認証、指紋認証、音声認識認証、虹彩スキャン認証、又は網膜スキャン認証などのバイオメトリック認証である。例えば、図11Nでは、要求された認証情報(例えば、認証要求1180に示すように)は、指紋情報(例えば、「指紋で支払う」)である。いくつかの実施形態では、支払い確認ユーザインタフェース1178はまた、現在の支払いが未知の受取人(例えば、未知の参加者1142)向けであることのインジケーション1176を含む。
図11Oでは、支払い確認ユーザインタフェース1178を表示しながら、電子デバイス1100は、ユーザから、要求された指紋情報1111を(例えば、機械式ボタン1104を介して)受信する。指紋情報1111をユーザから受信している間(例えば、又はそれに続いて)、指紋情報1111がユーザの登録済みの認証情報(例えば、登録済みの指紋情報)と一致するか否かについて判定が行われる(例えば、デバイス、又はサーバなどの外部デバイスによって)。図11Pでは、指紋情報1111がユーザの登録済みの指紋情報と一致するという判定に従って、デバイスは、認証が成功したことを示すために認証要求1180(例えば、特定の種類の認証情報の要求を以前に示した)を更新する(例えば、チェックマークを表示するか、あるいは「認証成功」又は「支払い完了」を表示することにより)。
いくつかの実施形態では、指紋情報1111がユーザの登録済みの指紋情報と一致しない(例えば、認証が成功しなかった)という判定に従って、デバイスは、認証が失敗したというインジケーションと要求された認証情報の再提供の要求を表示する。いくつかの実施形態では、指紋情報1111がユーザの登録済みの指紋情報と一致しない(例えば、第2の時間)という判定に従って、デバイスは、異なる種類の認証情報を提供するため、又はユーザがデバイスにログオンしているユーザアカウントに関連付けられているユーザであることを確認するため、検証ユーザインタフェースを表示する(例えば、図31A〜31Mを参照して以下で説明する)。
図11Qに示すように、成功したユーザ認証に応じて、電子デバイス1100は、支払い確認ユーザインタフェース1178の表示を削除する(そして、削除された支払い確認ユーザインタフェース1178の代わりに仮想キーボード1112を再び表示する)。いくつかの実施形態では、更に図11Qに示すように、デバイスは、未知の参加者からの支払い要求に応じて、未知の参加者1142に対してユーザが行った支払いに対応する新しい支払いメッセージオブジェクト1170を表示する。更に図11Qに示すように、支払いメッセージオブジェクト1170は、送信された支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いの状態をユーザに知らせる第1の状態インジケータ1194を含む(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れ」)。例えば、図11Qにおいて、第1の状態インジケータ1194は「保留中」を示し、従って、送信された支払いメッセージオブジェクト1170に関連付けられた支払いが未知の参加者1142によってまだ受諾されていないことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、デバイスは(例えば、第1の状態インジケータ1194に加えて、又はその代わりに)、送信された支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いの状態をユーザに通知する第2の状態インジケータ1196を表示する(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れ」)。例えば、図11Xでは、第2の状態インジケータ1196(例えば、「保留中」)は、第1の状態インジケータ1194(例えば、「保留中」)によって示されるのと同じ状態を示す。
いくつかの実施形態では、未知の参加者からの支払い要求に応じて、未知の参加者1142に対してユーザが行った支払いに対応する支払いメッセージオブジェクト1170が生成されると、未知の参加者1142によってユーザに送信された支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト1144が維持される(例えば、メッセージ会話1108内(例えば、支払いメッセージオブジェクト1170上)、そしてメッセージ会話から削除されない)。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1144が(例えば、メッセージ会話1108内(例えば、支払いメッセージオブジェクト1170上)に)維持される場合、支払いメッセージオブジェクト1144は(例えば、図11Pからの認証成功に応じて)更新され、支払い要求がユーザによって受諾されたことを示す(例えば、ユーザが支払いメッセージオブジェクト1144を介して要求された支払いを行うことに同意したこと)。例えば、いくつかの実施形態では、受諾ボタン1124がメッセージオブジェクトから削除され、状態インジケータ(例えば、「保留中」と述べる)が更新される(例えば、「受諾済み」と述べるため)。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1170に対応する支払い(例えば、支払いメッセージオブジェクト1144を介して未知の参加者によって要求された支払いにも対応する)が未知の参加者1142によって受諾されると(例えば、従って、支払いメッセージオブジェクト1170に対応する支払いは完了))、動的3次元視覚効果(例えば、図11Tの完了済み支払いメッセージオブジェクト1172を参照して説明した)が、支払いメッセージオブジェクト1144の要求インジケータ1149又は支払いメッセージオブジェクト全体に適用される(例えば、支払いメッセージオブジェクト1170及び1172の量インジケータ(例えば、「28ドル」)として同じフォント及び/又はスタイルで通貨記号(例えば、「$」)として表示される)。いくつかの実施形態では、未知の参加者からの支払い要求に応じて、未知の参加者1142に対してユーザが行った支払いに対応する新しい支払いメッセージオブジェクト1170が作成されると、支払いメッセージオブジェクト1144は(メッセージ会話1108から)削除される。
図11Rは、図11Qに示される(例えば、ディスプレイ(例えば、メッセージ会話1140内の支払いメッセージオブジェクト1118を含む)を表示している間の電子デバイス1100を示し(例えば、また図11Bに支払いメッセージオブジェクト1170に関して説明されるように)、これはデバイスのセンサ(例えば、カメラ)の視野内のデバイスの閲覧者(例えば、ユーザ)の顔である基準点1128に対して2つの異なる角度(例えば、角度1100A及び角度1100B)で閲覧されている。あるいは、いくつかの実施形態では、基準点は、地面又は床上の位置など、デバイスの外部の静的点である。図11Rに示すように、角度1100A又は角度1100Bのいずれかでデバイスのディスプレイ1102を閲覧する閲覧者(例えば、ユーザ)の基準点1128の視点から、支払いメッセージオブジェクト1170は(例えば、意図された受取人(例えば、未知の参加者1142)によってまだ受諾されていないため)、いずれの角度でも同じように見える。言い換えれば、閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ1102を角度1100Aで見るか、閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ1102を角度1100Bで見るか、又は閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ1102を真正面から(例えば、図11Qに示すように、ディスプレイが閲覧者の顔に対する角度で傾斜していないように)見ても、支払い送信メッセージオブジェクトがユーザによってディスプレイ1102に表示される方法に変更はないため、支払い送信メッセージオブジェクトがユーザによって知覚される方法に変化はない。従って、図11Rでは、デバイスは、支払いメッセージオブジェクト1170に関連付けられたフィードバックを、デバイスの閲覧者(例えば、ユーザ)に提供しない。
図11Sは、未知の参加者1142によって受諾された支払いメッセージオブジェクト1170に対応する支払い(又は、代替として、支払い要求)を示す。従って、デバイスは、支払いメッセージオブジェクト1170の表示を完了したメッセージオブジェクト1172に更新する。更に、支払いメッセージオブジェクト1170に対応する支払い(例えば、又は、代替として、支払い要求)が未知の参加者1142によって受諾されたという判定に応じて、電子デバイス1100は第1の状態インジケータ1194を更新して(例えば「保留中」から「支払い済み」に)支払いが未知の参加者1142によって受諾されたことをユーザに通知する(例えば、又は、代替として、支払い要求が受諾されたため、要求された支払い量の未知の参加者1142による支払いが未知の参加者によってユーザに対して行われたことをユーザに通知する)。いくつかの実施形態において、デバイスは、第2の状態インジケータ1196を更新して(例えば、「保留中」から「支払い済み」に)、支払いが未知の参加者1142によって受諾されたことをユーザに通知する(例えば、又は、代替として、支払い要求が受諾されたため、要求された支払い量の未知の参加者1142による支払いが未知の参加者によってユーザに対して行われたことをユーザに通知する)。
図11Tは、(未完了の)支払いメッセージオブジェクト1170の代わりに、完了した支払いメッセージオブジェクト1172を示す(図11Bの完了した支払いメッセージオブジェクト1132を参照して説明したように)。具体的には、図11Tに示すように、電子デバイス1100はフィードバック(例えば、視覚効果、触覚フィードバック、音声フィードバック)を生成し、これは完了した支払いメッセージオブジェクト1170に対応する支払が受諾され、現在完了した支払いメッセージオブジェクト1172である支払いメッセージオブジェクト1170は、既に受諾された支払いに対応することをユーザに示す。
例えば、図11Tに示すように、完了した支払いメッセージオブジェクト1172の量インジケーション1174(例えば「28ドル」)が視覚的に変更される。いくつかの実施形態において、量インジケーション1174への視覚的変化は、表示された量(例えば、「28ドル」)のフォントの太字化(例えば、又は厚くすること)である。いくつかの実施形態において、量インジケーション1174への視覚的変化は、表示された量(例えば、「28ドル」)のフォントに適用される黒い輪郭(例えば、影)を含む。いくつかの実施形態では、量のインジケーション1174に対する視覚的な変化は、表示された量(例えば、「$28」)の色の変化(例えば、黒から白へ)である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス1100は、完了した支払いメッセージオブジェクト1172に関連付けられたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック、音声フィードバック)を生成する。いくつかの実施形態において、フィードバックは、基準点1128に対するデバイスの向きの変化が検出されると、支払いメッセージオブジェクト(例えば、完成した支払いメッセージオブジェクト1172)の表示を変化させる動的視覚フィードバックである。例えば、図11Tでは、動的視覚フィードバックは、支払いメッセージオブジェクトの量インジケーション1174が3次元である視覚効果をユーザに提供する3D効果(例えば、図33D〜図33Jを参照して以下で説明する疑似的深度効果3325)である。従って、図11Tでは、ユーザの基準点1128に基づいて、完了した支払いメッセージオブジェクト1172の量インジケーション1174は、デバイスの角度1100Aとデバイスの角度1100Bから視覚的に異なって見え(例えば、量インジケーション1174の表示された数の後ろの影は異なって見える)、任意選択的に、角度1100A及び角度1100Bからの完了した支払いメッセージオブジェクト1172の両方のビューが、正面からのオブジェクトの見掛けから異なる(例えば、図11Sに示すように、ディスプレイが閲覧者の顔に対してある角度で傾かないように)。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、量インジケーション(又は支払いメッセージオブジェクト全体)に適用される色の変化である。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、支払いメッセージオブジェクトに適用される背景の変化である。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、支払いメッセージオブジェクトの量インジケーション1174などの1つ以上の要素の移動である。
いくつかの実施形態では、更に図11Tに示すように、動的視覚フィードバックに加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバック1176を生成する。いくつかの実施形態では、動的触覚フィードバックは、デバイスによって引き起こされる動的に強化及び弱化する触知出力である。いくつかの実施形態では、動的触覚フィードバックは、デバイスによって引き起こされる触知出力パターンの変化を伴う触知出力である。いくつかの実施形態では、デバイスが基準点(例えば、基準点1128)に対するデバイスの向きの変化を検出すると、触知出力の強度又は周波数が変化する。
いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、感覚的フィードバック、音声フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
図11Uでは、メッセージ会話1140内に完了した支払いメッセージオブジェクト1172を表示しながら、電子デバイス1100は、完了した支払いメッセージオブジェクト上のユーザ入力を検出する。例えば、図11Uに示すように、ユーザ入力は、完了した支払いメッセージオブジェクト1172の上のタップジェスチャ1113である。
図11Vでは、タップジェスチャ1113の検出に応じて、電子デバイス1100は、完了した支払いメッセージオブジェクト(例えば、完了した支払いメッセージオブジェクト1172)のグラフィカル表現1135(例えば、コピー)と、支払い(例えば、「夕食用」を述べる付随するメッセージオブジェクト1146)に付随するメモのテキストインジケーション1137と、選択した(例えば、完了した支払いメッセージオブジェクト1172に対応する支払い)トランザクションに関する複数の詳細と、を含むトランザクション詳細ユーザインタフェース1134(例えば、図11Gを参照して初めて上述した)を表示する(例えば、メッセージングアプリケーション1106及び仮想キーボード1112の表示を置き換える)。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、支払い送信者/受取人(例えば、ユーザ(例えば、ケイト・アップルシード、「ケイトの支払いアカウントから」)のインジケーション1134Aを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、支払いアカウント又は支払い受取人アカウントのインジケーション1134Bを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、支払いの意図された受取人(例えば、又は、代替として、支払い要求)(例えば、未知の参加者1142、メッセージ参加者1110)のインジケーション1134Cを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、競合トランザクションの日時のインジケーション1134Dを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、競合トランザクションの日時のインジケーション1134Eを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、トランザクション番号のインジケーション1134Fを含む。
いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、電子デバイス1100の電子ウォレットアプリケーションでトランザクション詳細を表示するためのウォレットボタン1136(例えば、「ウォレットで見る」選択可能インジケーション)を含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、現在見ているトランザクションと同じ受取人向けの現在見ているトランザクションと同じ量の支払いに対応する新しい支払いメッセージオブジェクトを作成するための再送信ボタン1131を含む(例えば、支払いメッセージオブジェクト1135に関連付けられた支払いがユーザによってメッセージ参加者に行われた支払いであった場合)。従って、再送信ボタン1131は、同じ受取人(例えば、メッセージ参加者1110)に同じ量(例えば、「28ドル」)で別の支払いを、その受取人とのトランザクションのトランザクション詳細ユーザインタフェースを介して実行するための迅速且つ簡単なオプションをユーザに提供する。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース1134は、送信された支払いの払い戻しを要求するための払い戻しボタン1133を含む(例えば、支払いメッセージオブジェクト1135に関連付けられた支払いがユーザによってメッセージ参加者に行われた支払いであった場合)。いくつかの実施形態では、払い戻しボタン1133は、支払いメッセージオブジェクトに関連付けられた支払いが受諾された場合(例えば、意図された受取人(例えば、メッセージ参加者1110)が支払いを受諾したため、もはや保留中でない)にのみ利用(例えば、見ることができる、選択できる)できる。
図12A〜12Cは、いくつかの実施形態による電子デバイスを用いてピアツーピア転送を管理する方法を説明するフロー図である。方法1200は、ディスプレイ及び1つ以上のセンサデバイス(例えば、加速度計、カメラ)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、1000、1100)にて実行される。方法1200のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法1200は、ピアツーピア転送を管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピア転送を管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピア転送をより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
いくつかの例では、ディスプレイ(例えば、1002、1102)上に通信のグラフィカル表現(例えば、1020、1118)を表示する(例えば、1204)前に、電子デバイス(例えば、1000、1100)は外部デバイスからの所定の種類のメッセージを有する通信を受信する(例えば、1202)。いくつかの例では、メッセージは、電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントから、外部デバイスに関連付けられた第2のアカウントへのリソース転送(例えば、コンピューティングリソース、ポイント、クレジット、資金、仮想リソース)に対応する(例えば、電子デバイスのユーザのアカウントから、スマートフォン、スマートウォッチ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータなどの別の電子デバイスのユーザのアカウントへのリソースの転送)。
いくつかの例では、通信は、デバイスのユーザ(例えば、1000、1100)とメッセージ会話(例えば、1008、1108)の参加者(例えば、1010、1110)との間の第1の種類の項目の完了した転送に関連付けられている。いくつかの例では、第1の種類の項目の転送は、ステッカー共用インタフェースを使用したステッカーの転送、写真共用インタフェースを使用した写真の転送、支払いインタフェースを使用した支払いの転送、あるいは送信又は要求されるポイント、クレジット、又は資金などのリソースの量のユーザ調整を受け取るためのリソース数値選択ユーザインタフェースを使用するリソースの転送である。いくつかの例では、通信は、デバイスのユーザとメッセージ会話の参加者との間の第1の種類の項目(例えば、資金)の転送の要求に対応する。
電子デバイス(例えば、1000、1100)は、ディスプレイ(例えば、1002、1102)上に、通信のグラフィカル表現(例えば、1020、1118)を表示する(例えば、1204)。いくつかの例では、通信の状態(例えば、1206)(例えば、第1の状態又は第2の状態にある通信)は、メッセージ会話(例えば、外部デバイス上の参加者による支払いの確認)において、デバイスのユーザ以外の参加者(例えば、1010、1110)によって行われたアクションを示す。いくつかの例では、通信の状態は、通信の受信者が通信に対応するメッセージを読んだか否か、又は通信に対応する支払いを受諾したか否かを示す。
いくつかの例では、通信の状態(例えば、1208)は、デバイスのユーザが行ったアクションを示す(例えば、ユーザは通信に対応するメッセージを読んだ、ユーザはデバイスで支払いを確認した)。例えば、ユーザが行ったアクションは、通信に関連付けられた支払いを受諾するか、又は通信に関連する支払いの受諾を開始することである(例えば、支払いを受諾するために必要な支払いアカウントを設定することによって)(例えば、図18A〜18Fを参照して、方法1800で以下に説明するように)。いくつかの例では、通信の状態は、通信に対応するメッセージが送信されたか否か、又は通信に対応する支払い要求に対して支払いが行われたか否か(例えば受諾されたか)を示す。
いくつかの例では、通信のグラフィカル表現(例えば、1118)は、通信に関連付けられた項目の額のインジケーション(例えば、1122)を含む(例えば、1210)。いくつかの例では、数量は、メッセージがリモート受取人によって表示された回数である。いくつかの例では、数量は、転送された通貨の量、転送される通貨の量、又は転送が要求された通貨の量である。いくつかの例では、通信に関連付けられた項目の額は、ディスプレイの他の項目及び/又は要素と量を区別する特別な視覚特性(例えば、特別なフォント)で表示される(例えば、図15A〜15Kを参照して以下に説明するように)。
ディスプレイ(例えば、1002、1102)上に通信(例えば、1020、1118)のグラフィカル表現を表示しながら、電子デバイス(例えば、1000、1100)は、1つ以上のセンサ装置を介して、基準点(例えば、1026、1128、空間内の点、床/地面上の点、カメラの視野内の点)に対する電子デバイスの向きの変化を検出する(例えば、1212)。いくつかの例では、ユーザは静止したまま、電子デバイスを保持しているユーザが空間内、床上、又は地面上の点に対して電子デバイスを動かしているとき、基準点(例えば、1026、1128)に対して電子デバイスの向きが変化する。いくつかの例では、ユーザ(例えば、ユーザの頭や目)が電子デバイスに対して移動しており、電子デバイスは空間内、床上、又は地面上の点に対して静止したままであるとき、基準点に対して電子デバイスの向きが変化する。
いくつかの例では、基準点(例えば、1026、1128)は、1つ以上のセンサのうちのあるセンサ(例えば、カメラ)の視野内の顔(例えば、デバイスのユーザの顔、目又は鼻などの顔上の点)である(例えば、1214)。
いくつかの例では、基準点(例えば、1026、1128)は、電子デバイスの外部の静的位置(例えば、地上/床上の固定点、デバイスの外部の固定点)である(例えば、1000、1100)(例えば、1216)。いくつかの例では、デバイスは、加速度計及び/又はコンパスなどの1つ以上のセンサを使用して、地球などの基準点に対する電子デバイスの向きの変化を判定する。
ディスプレイに通信のグラフィカル表現を表示しながら、基準点(例えば、1026、1128)に対する電子デバイスの向き(例えば、1000、1100)の変化を検出したことに応じて(例えば、1218)、ブロック1220〜1226は任意選択的に実行される。
通信が第1の状態であるという判定(例えば、着信メッセージに対して読み取り済みメッセージ、着信支払いに対して受諾済み支払い、発信メッセージに対して送信済みメッセージ、発信支払いに対して承諾済み支払い、発信支払いに対して受諾済み支払い)に従って、電子デバイス(例えば、1000、1100)は、通信(例えば、1020、1118)のグラフィカル表現を表示し(例えば、1220)、通信のグラフィカル表現に対応するフィードバックのそれぞれの種類(例えば、図11T、1130で説明した量インジケーション1174に対するフィードバック、視覚フィードバック、感覚的フィードバック、音声フィードバック)を出力する。フィードバックは、基準点に対する電子デバイスの向きの変化の大きさを示す。いくつかの例では、通信が支払いである場合、支払いが着信支払いに対して受諾された場合、又は支払いが発信支払いに対して承諾された場合、デバイスが向きの変化を検出すると、それぞれの種類のフィードバックが出力される。デバイスが基準点に対する向きの変化を検出すると、通信のグラフィカル表現に対応する特定のフィードバックを出力することにより、ユーザに通信の状態に関するフィードバックを提供する。従って、例えば、ユーザはデバイスの向きを変更し、フィードバックが提供されるか否かを確認することで、通信の状態を判定できる。ユーザに改善されたフィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、デバイスの要素の状態を示すことにより、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、それぞれの種類のフィードバックは、動的視覚フィードバック(例えば、図11Tで説明した量インジケーション1174に関するフィードバック)(例えば、色の変化、パターンの変化、背景の変化などの視覚効果の変化、通信のグラフィカル表現の1つ以上の要素の移動(例えば、1028、1172))である。いくつかの例では、基準点に対する電子デバイスの向きの変化が検出されると、視覚フィードバックが変化する。いくつかの例では、視覚フィードバックは、通信のグラフィカル表現の要素(例えば、量など)が3次元である効果をユーザに提供する3D効果(例えば、図33D〜図33Jを参照して以下で説明する疑似的深度効果3325)である。向きの変化に対応する動的視覚フィードバック(例えば、3次元効果など)を出力することで、ユーザはフィードバックが正当(例えば、向きの変化に結びついている)であり、不正ではない(例えば、向きの変化に結び付けられていない予め作製されたビデオ)ことを知ることができ、ユーザは、提供されている視覚フィードバックが正当であるか否か、従って関連する通信が本物か否かを識別できる。改善された視覚フィードバックをユーザへ提供することは、デバイスの操作性を高め、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする。これは、更に、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を低減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの例では、それぞれの種類のフィードバックは、動的触覚フィードバック(例えば、1030、1130)(例えば、動的に強化及び弱化する触知出力、変化する触知出力パターンを伴う触知出力)である。例えば、デバイスが基準点に対する電子デバイスの向きの変化を検出すると、触知出力の強度又は周波数が変化する。向きの変化に対応する動的触覚フィードバック(例えば、1030、1130)(例えば、強度又は周波数が変化する触覚フィードバックなどの)を出力することで、ユーザはフィードバックが正当(例えば、向きの変化に結びついている)であり、不正ではない(例えば、向きの変化に結び付けられていない予め作製された触覚)ことを知ることができ、ユーザは、提供されている触覚フィードバックが正当であるか否か、従って関連する通信が本物か否かを識別できる。改善された触覚フィードバックをユーザへ提供することは、デバイスの操作性を高め、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする。これは、更に、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を低減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの例では、それぞれの種類のフィードバック(例えば、視覚フィードバック、感覚的フィードバック、音声フィードバック)は、電子デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、電子デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはそれぞれの種類のフィードバックを引き起こすことができない。いくつの例では、オペレーティングシステムのみが、それぞれの種類のフィードバックを開始/引き起こすことができる。いくつかの例では、オペレーティングシステムは、特定のアプリケーションのみがそれぞれの種類のフィードバック(例えば、特定の周波数の触知出力又は加速度計で制御された視覚アニメーション)を開始/引き起こすことを可能にする。
いくつかの例では、それぞれの種類のフィードバックは、通信のグラフィカル表現(例えば、1028、1172)上に表示されるグラフィカルアニメーション(例えば、照明効果)である。いくつかの例では、通信のグラフィカル表現(例えば、1170、1172)は、通貨インジケータ(例えば、「$」記号、「?」記号)を含む。
いくつかの例では、それぞれの種類のフィードバックは、グラフィカル表現(例えば、1028、1172)の下に表示されるグラフィカルアニメーション(例えば、影)である。いくつかの例では、通信のグラフィカル表現(例えば、1170、1172)は、通貨インジケータ(例えば、「$」記号、「?」記号)を含む。
いくつかの例では、それぞれの種類のフィードバックは、グラフィカル表現(例えば、1028、1172)(例えば、又はその一部)が、デバイスの角度(例えば、又は向き)が変化するにつれて異なる角度から見られる3次元のオブジェクトである錯覚を作り出すグラフィカルアニメーション(例えば、遷移する色、遷移する形状)である。いくつかの例では、通信のグラフィカル表現(例えば、1170、1172)は、通貨インジケータ(例えば、「$」記号、「?」記号)を含む。
いくつかの例では、それぞれの種類のフィードバックを出力することは、非視覚フィードバック(例えば、1つ以上の触知出力を含む触覚フィードバック及び/又は音声フィードバック)を出力することを含む。いくつかの例では、触覚フィードバックは、第一者アプリでのみ利用可能な(従って、他のアプリ開発者が模擬できない)触知出力の周波数を使用する。
通信が第1の状態とは異なる第2の状態(例えば、着信メッセージに対して未読のメッセージ、着信支払いに対して未決済の支払い、発信メッセージに対して未送信のメッセージ、発信支払いに対して未承諾の支払い)を有するという判定に従って、電子デバイス(例えば、1000、1100)は、基準点に対する電子デバイスの向きの変化の大きさを示すフィードバック(例えば、図11T、1130で説明したミニファイルオブジェクト1022又は量インジケーション1174に対するフィードバック)を出力することなく、通信(例えば1028、1172)のグラフィカル表現を表示する(例えば、1226)。いくつかの例では、通信の送信者の外部デバイスで、通信が第2の状態にある場合でも、外部デバイスが向きの変化を検出すると、対応するフィードバックが出力される。いくつかの例では、第2の状態と第1の状態は相互に排他的である(例えば、通信が第1の状態を有する場合、第2状態を有することはできず、通信が第2の状態を有する場合、第1の状態を有することはできない)。デバイスが基準点に対する向きの変化を検出すると、グラフィカル表現に対応する特定のフィードバックの出力を取り止めることにより、ユーザに通信の状態に関するフィードバックを提供する。従って、例えば、ユーザはデバイスの向きを変更し、フィードバックが提供されるか否かを確認することで、通信の状態を判定できる。フィードバックが提供されない場合、ユーザは通信が第1の状態ではないことを知る。ユーザに改善されたフィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、デバイスの要素の状態を示すことにより、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、通信は、複数の会話参加者(例えば1010、1110)間のメッセージ会話(例えば1108)におけるメッセージであり、通信は確認に関連付けられている。ディスプレイ(例えば、1002、1102)に通信のグラフィカル表現(例えば、1170、1172)を表示する前に、電子デバイス(例えば、1000、1100)は、確認アフォーダンスのユーザアクティブ化を検出する(例えば、支払いを確認するため)。確認アフォーダンスのユーザアクティブ化の検出に応じて、電子デバイスは、ディスプレイに、メッセージ会話における通信のグラフィカル表現(例えば、1170)を表示し、通信のグラフィカル表現に対応する第2の種類のフィードバック(例えば、視覚フィードバック、1つ以上の触知出力を含む触覚フィードバック、音声フィードバック)を出力し、フィードバックは通信が確認されたことを示す。いくつかの例では、触覚フィードバックは、第一者アプリでのみ利用可能な(従って、他のアプリ開発者が模擬できない)触知出力の周波数を使用する。いくつかの例では、第2の種類のフィードバックは、第1の種類のフィードバックの一部である。いくつかの例では、第2の種類のフィードバックは第1の種類のフィードバックとは異なる。いくつかの例では、第2の種類のフィードバックは、デバイスの角度に基づいて変化しない。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1000、1100)は、通信(例えば、1028、1172)のグラフィカル表現のユーザ選択(例えば、タップ)を受信する(例えば、1228)。通信のグラフィカル表現(例えば、1028、1172)のユーザ選択の受信に応じて、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、1002、1102)に、通信に関連付けられた情報(例えば、1134A−E、支払いトランザクションの量、リソース転送の量、トランザクション/転送の日時、トランザクション/転送に関連するメモ/コメント)を含む詳細ユーザインタフェース(例えば、1134)を表示する(例えば、1230)。
いくつかの例では、所定の種類のメッセージを伴う通信の受信に応じて(例えば、1144)、通信の(例えば、内容の)分析に基づいて、通信が第1の所定の条件を満たしているという判定に従って(例えば、所定のフラグを立てる(例えば、通信が信頼できない送信者からのものであると疑われるため、通信がスパム/ジャンクであると疑われるため))、電子デバイス(例えば、1000、1100)は、ディスプレイに(例えば、1002、1102)、通信が第1の所定の条件(例えば、所定のフラグを立てる/設定する)を満たすという第1のインジケーション(例えば、1158、1160、通信(例えば、1144)が信頼できない送信者からのものであることをユーザに警告する通知、メッセージ、又はプロンプト、通信がスパム/ジャンクであると疑われることを示す通知、メッセージ、又はプロンプト、通信が表示/選択/開くのが安全ではない可能性があることをユーザに警告するプ通知、メッセージ、又はプロンプト)を表示し、任意選択的に、電子デバイスは、通信(例えば、1144)のグラフィカル表現に対応するそれぞれの種類のフィードバックの出力を任意選択的に取り止める。所定の条件が満たされたときに自動的にインジケーション(例えば、1158、1160、メッセージがスパムであるというインジケーション)を表示すると、転送を更に調査することなく、ユーザがメッセージに対応する転送に参加する可能性が低くなり、技術の安全性が強化され、不正な転送の数を減らす。不正な転送の数を低減することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。(例えば、内容の)通信(例えば、1118)の分析に基づいて、通信が第1の所定の条件を満たさない(例えば、通信が所定のフラグを立てない/設定しない)という判定に従って(例えば、通信は信頼できる送信者からのものであるため、通信はスパム/ジャンクであると疑われないため)、電子デバイスは、ディスプレイに第1のインジケーション(例えば、1158、1160、メッセージはスパムである可能性があるというインジケーション)の表示を取り止める。いくつかの例では、第1のインジケーションは、メッセージがスパムメッセージである可能性があることである。
いくつかの例では、外部デバイスが電子デバイス(例えば、1000、1100)に関連付けられた複数の連絡先のうちの1つ(例えば、連絡先リスト、信頼できる連絡先リスト、ユーザ設定の連絡先リスト)に対応していない場合(例えば、未知の番号からの通信)、通信(例えば1144)は、第1の所定の条件を満たす(例えば、所定のフラグを立てる)。
いくつかの例では、外部デバイスが複数の連絡先のうちの1つに対応している場合(例えば、スパム番号リスト、疑いのある不正アカウントリスト)、通信(例えば1144)は、第1の所定の条件を満たす(例えば、所定のフラグを立てる/設定する)。いくつかの例では、複数の連絡先は、信頼できないと識別された連絡先のリストである。
いくつかの例では、(例えば、内容の)通信(例えば、1144)の分析に基づいて、通信が第1の所定の条件を満たす(例えば、所定のフラグを立てない/設定しない)という判定に従って(例えば、通信は信頼できない送信者からのものであると疑われるため、通信はスパム/ジャンクであると疑われるため)、電子デバイス(例えば、1000、1100)は、ディスプレイ(例えば、1002、1102)に、(例えば、スパム/ジャンク通信をリモートサーバに報告するための)報告アフォーダンス(例えば、1160)を表示する。ディスプレイに報告アフォーダンス(例えば、1160)を表示しながら、電子デバイスは、報告アフォーダンス(例えば、1160)のユーザアクティブ化を検出する。報告アフォーダンスのユーザアクティブ化の検出に応じて、電子デバイスは、所定のフラグを立てた(例えば、又は設定した)通信に関連付けられた情報を外部デバイス(例えば、外部サーバ)に送信する。
いくつかの例では、ディスプレイに、通信が所定のフラグを立てた(例えば、又は設定した)という第1のインジケーション(例えば、1158、1160、通信が信頼できない送信者からのものであることをユーザに警告する通知、メッセージ、又はプロンプト、通信がスパム/ジャンクであると疑われることを示す通知、メッセージ、又はプロンプト、通信が表示/選択/開くのが安全ではない可能性があることをユーザに警告するプ通知、メッセージ、又はプロンプト)を表示することに続いて、電子デバイス(例えば、1000、1100)は、通信のグラフィカル表現に表示された送信アフォーダンス(例えば、1124)のユーザアクティブ化を受信する。送信アフォーダンス(例えば、1124)のユーザアクティブ化の受信に応じて(及び通信の(例えば、内容の)分析に基づいて、通信が第1の所定の条件を満たすという判定に従って)、電子デバイスは、通信が第1の所定の条件(例えば、所定のフラグを立てた/設定した)を満たしたという第2のインジケーション(例えば、1162、「未知の送信者、続けますか?」)を表示し、第2のインジケーションは第1ののインジケーション(例えば、第2のインジケーションは第1のインジケーションより視覚的に目立ち)、更にディスプレイに、デバイスのユーザとメッセージ会話の参加者との間の第1の種類の項目の転送を進めることを取り止める(例えば、第1の種類の項目の転送を開始するための転送ユーザインタフェースの、完了の取り消し、表示の取り止め)ためのキャンセルアフォーダンス(例えば、1162A)を表示する。いくつかの例では、転送は受信した通信に対応する。いくつかの例では、第2の送信アフォーダンス(例えば、1162B)はキャンセルアフォーダンスと同時に表示される。第2の送信アフォーダンス(例えば、1162B)のアクティブ化の検出に応じて、電子デバイス(例えば、1000、1100)は、デバイスのユーザとメッセージ会話の参加者との間の第1の種類の項目の転送を進めるための転送ユーザインタフェース(例えば、1164)を表示する。ユーザが転送を続けるための入力を提供する場合に、第2のインジケーション(例えば、1162、メッセージがスパムであるというインジケーション)を表示すると、転送及び/又はメッセージを更に調査することなく、ユーザがメッセージに対応する転送に参加する可能性が低くなり、技術の安全性が強化され、不正な転送の数を減らす。不正な転送の数を低減することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。
いくつかの例では、詳細ユーザインタフェース(例えば、1134)は、キャンセルアフォーダンス(例えば、1141、通信が支払いに関連する場合は払い戻しを要求するアフォーダンス、通信が項目/リソースに関連する場合は送信された項目/リソースの復帰を要求するアフォーダンス)を含む。通信が第1の状態(例えば、170)である場合、キャンセルアフォーダンスはユーザが選択できる。電子デバイス(例えば、1000、1100)は、キャンセルアフォーダンス(例えば、1141)のユーザアクティブ化を検出する。キャンセルアフォーダンスのユーザアクティブ化の検出(例えば1141)に応じて、通信が第1の状態を有するという判定に従って、電子デバイスは、所定の種類のメッセージを有する第2の通信を、通信を介して転送された第1の種類の項目の返送を要求する通信に関連付けられた外部デバイスに転送する。いくつかの例では、通信が第2の状態にある場合、ユーザはキャンセルアフォーダンス(例えば、1141)を選択できない。いくつかの例では、通信が第2の状態にある場合、キャンセルアフォーダンス(例えば、1141)は表示されない。いくつかの例では、通信が第2の状態にあるという判定(例えば、第1の状態から第2の状態への遷移)に従って、電子デバイスは通信のグラフィカル表現を選択不可能にし、に、通信のグラフィカル表現が選択不可能になったことのインジケーション(例えば、ディスプレイの表示)を提供する。いくつかの例では、キャンセルアフォーダンス(例えば、1141)は、通信の状態に応じて条件付きで表示される(例えば、通信が第1の状態を有するという判定に従って、詳細ユーザインタフェースにキャンセルアフォーダンスを表示し、通信が第2の状態を有するという判定に従って、詳細ユーザインタフェースでのキャンセルアフォーダンスの表示を取り止める)。
いくつかの例では、第1の状態(例えば、(例えば、着信メッセージに対して読み取り済みメッセージ、着信支払いに対して受諾済み支払い、発信メッセージに対して送信済みメッセージ、発信支払いに対して受諾済み支払い)を有する通信(例えば、1028、1172)のグラフィカル表現は、電子デバイス(例えば、1000、1100)と外部デバイスとの間の第1の種類の項目(例えば、ステッカー、写真、又は支払いオブジェクト)の完了した転送のグラフィカルインジケーション(例えば、1174)を含む。
方法1200(例えば、図12A〜12C)に関して上述したプロセスの詳細は、本明細書に記載する方法にも同様に当てはまることに留意されたい。例えば、方法1200は、方法900、1500、1800、2100、2400、2700、3000、及び3400を参照して本明細書で説明した多様な方法の1つ以上の特性を任意選択的に含む。例えば、メッセージの表現と、方法900で説明した種類の項目(例えば、写真、ステッカー、リソース、又は支払いなどの転送される)に対応する選択可能なインジケーションを同時に表示することは、通信のグラフィカル表現(例えば、1118)に関して適用できる。別の例では、方法1500で説明したように、メッセージオブジェクトが送信メッセージ又は要求メッセージに対応するか否かに基づくメッセージオブジェクトの異なる視覚的見掛けは、通信のグラフィカル表現(例えば、1118)に関して適用できる。別の例では、方法1800で説明するように、メッセージに関連付けられた1つ以上の項目(例えば、ステッカー、写真、リソース、支払い)を取得する場合、1つ以上の項目(例えば、ステッカー、写真、リソース、支払い)を取り出すことを許可されたアカウントをアクティブにする要求を、通信のグラフィカル表現(例えば、1118)に関して適用することができる。別の例では、方法2100で説明するように、第1のアカウント及び第2のアカウントの表現を表示することはまた、通信(例えば、1118)のグラフィカル表現に対応する着信転送を認証/確認するときに表示できる。別の例では、方法2400で説明するように、ユーザ入力を要求する代わりに、自動的に転送を進めることもまた、第2の状態を有する通信の内容を応答するために使用できる。別の例では、方法2700で説明されるように、メッセージ会話におけるメッセージからの情報を含む複数の項目は、通信のグラフィカル表現(例えば、1172)のユーザ選択に応じて表示できる。別の例では、方法3000で説明するように、発話を使用して、通信のグラフィカル表現(例えば、1118)を作成することができる。別の例では、方法3400で説明したように、通信に関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払い)が完了したとき、視覚効果(例えば、色調効果、ジオメトリ変更効果)を、通信のグラフィカル表現(例えば、1118)の要素(例えば、1122)に適用することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図12A〜12Cを参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜1Bに示す構成要素によって実施される。例えば、表示動作1204、検出動作1212、表示動作1220、及び表示動作1226は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって任意選択的に実行される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図13A〜図13Dは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例を示す。以下でより詳細に説明するように、図13A〜図13Dに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、図14A〜図14Mに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関し、これらは、図15A〜図15Kのプロセスを含む以下に説明するプロセスを説明するのに使用される。
図13Aは、電子デバイス1300(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図13A〜図13Dに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス1300はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス1300は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なるタイプの電子デバイスであり得る。電子デバイス1300は、ディスプレイ1302及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ1302のタッチスクリーン、機械式ボタン1304、マイク)を有する。
図13Aを参照すると、電子デバイス1300は、ディスプレイ1302上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者1310(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション1306のメッセージ会話1308を表示する。図13Aに示すように、メッセージ会話1308は、メッセージ参加者1310によってユーザに送信されたメッセージに対応するメッセージオブジェクト1318を含む。メッセージオブジェクト1318において、メッセージ参加者1310は「昨夜は楽しかったです。」と述べる。
図13Aはまた、ディスプレイ1302に(例えば、メッセージングアプリケーション1306を介して写真、ビデオファイル、オーディオファイル、又は文書などのファイルを転送するための)転送ユーザインタフェース1320を表示する電子デバイス1300を示す。いくつかの実施形態では、転送ユーザインタフェース1320は、ユーザインタフェースがメッセージングアプリケーション1306を使用してファイルを転送するための(例えば、第一者、オペレーティングシステム制御)アプリケーションに対応することをユーザに知らせるインジケーション1322(例えば、「転送」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、メッセージ会話1308の表示を維持しながら、転送ユーザインタフェース1320は、メッセージングアプリケーション1306内からアクセス可能な異なるアプリケーション機能(例えば、ピアツーピア転送の管理、音楽の再生、目覚まし時計の設定)に関連付けられた異なるユーザインタフェース間を切り替える(例えば、転送ユーザインタフェース1320と音楽を再生用のユーザインタフェースとの間の切り替え)ための複数のショートカットアイコンを含むインタフェース切り替えメニューバー1324を含む。いくつかの実施形態において、インタフェース切り替えメニューバー1324の複数のショートカットアイコンは、異なるアプリケーションに対応し、従って、ユーザが異なるアプリケーションのユーザインタフェース間で素早く切り替えることを可能にする。いくつかの実施形態では、インタフェース切り替えメニューバー1324は、転送ユーザインタフェース1320に対応する転送ショートカットアイコン1326を含む。従って、転送ユーザインタフェース1320は現在表示されているユーザインタフェースであるため、デバイスは、インタフェース切り替えメニューバー1324内で現在選択されている転送ショートカットアイコン1326を示す。
更に図13Aに示すように、転送ユーザインタフェース1320は、メッセージングアプリケーション1306を介して異なるユーザ(例えば、メッセージ参加者1310)からのファイルの転送の要求を開始するための要求ボタン1338と、メッセージングアプリケーション1306を介して異なるユーザ(例えば、メッセージ参加者1310)へのファイルの転送を開始するための送信ボタン1340とを含む。
更に図13Aに示すように、転送ユーザインタフェース1320は、転送する複数のファイル(例えば、いくつかの写真、いくつかのビデオファイル、いくつかのオーディオファイル)又は転送する特定のファイル(例えば、5番目の写真、5番目のビデオファイル、5番目のオーディオファイル、5番目の文書)のインジケーション1332(例えば、「#5」と述べる)を含む値変更領域1330を含む。いくつかの実施形態において、転送ユーザインタフェース1320は、メッセージオブジェクト1318に対応するメッセージの内容の分析に基づいて、転送される複数のファイル(例えば、又は特定のファイル)で事前入力される(例えば、図7A〜7Eに関して上述した事前選択プロセスに類似)。いくつかの実施形態では、インジケーション1332内の事前入力された数は、インジケーション1332内の数値が複数のファイルに関連することを示す記号(例えば、「#」)を含む。いくつかの実施形態では、転送ユーザインタフェース1320は、転送するように選択されているファイルの種類(例えば、写真)及びファイルの種類(例えば、昨夜の写真)からの特定のファイルをユーザに知らせるインジケーション1328(例えば、「昨夜の写真」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、値変更領域1330はまた、インジケーション1332内の表示された数値(例えば「#5」)を増加させるための値増加ボタン1336(例えば「+」として示される)と、インジケーション1332内の表示された数値(例えば「#5」)を減らすための値減少ボタン1334(例えば「−」として示される)とを含む。
図13Bは、要求ボタン1338のユーザアクティブ化の検出に応じて、ディスプレイ1302に、(例えば、図13Aの転送ユーザインタフェース1320を介して選択された)昨夜の5枚の写真の転送の要求(例えば、メッセージ参加者1310に対してユーザによってなされた)に対応する要求メッセージオブジェクト1344を表示する電子デバイス1300を示す。いくつかの実施形態では、要求ボタン1338のユーザアクティブ化に応じて、デバイスはディスプレイ1302に仮想キーボード1312を表示する(例えば、転送ユーザインタフェース1320の表示を置き換える)。
いくつかの実施形態では、図13Bに示すように、要求メッセージオブジェクト1344は作成領域1314の拡張である拡張作成領域1342内に表示され、メッセージオブジェクトが意図された受取人(例えば、メッセージ参加者1310)にまだ送信されていないことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、作成領域1314は、メッセージオブジェクトを送信するための送信ボタン1316を含む。
いくつかの実施形態では、要求メッセージオブジェクト1344は、メッセージオブジェクトに関連付けられた転送が、ファイルの発信転送ではなく、ファイルの要求(例えば、昨夜の5枚の写真の要求)であることをユーザに示す要求インジケータ1346(例えば、「#」を示す)を含む。いくつかの実施形態では、要求メッセージオブジェクト1344はまた、要求されている特定のファイル(例えば、ファイルの種類、ファイルの数)のテキストインジケーション1348(例えば、「昨夜の5枚の写真要求」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、更に図13Bに示すように、要求インジケータ1346は、テキストインジケーション1348とは異なるフォント(例えば、より厚いフォント、より太いフォント、転送要求用に予約された特別な種類)で表示される。
図13Cを参照すると、電子デバイス1300は、ディスプレイ1302上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者1352(例えば、「サラ・ジェームズ」)との間のメッセージングアプリケーション1306の、メッセージ会話1308とは異なるメッセージ会話1350を表示する。図13Cに示すように、メッセージ会話1350は、メッセージ参加者1352によってユーザに送信されたメッセージに対応するメッセージオブジェクト1354を含む。メッセージオブジェクト1354では、メッセージ参加者1352が「昨夜の3枚の写真を送ってくれますか?」と述べている。
図13Cはまた、ディスプレイ1302に転送ユーザインタフェース1320を表示する電子デバイス1300を示す。いくつかの実施形態において、転送ユーザインタフェース1320は、メッセージオブジェクト1354に対応するメッセージのフレーズのマーキング1356(例えば「昨夜の3枚の写真」を示す)のユーザ選択の検出に応じて表示される。いくつかの実施形態において、マーキング1356は、メッセージオブジェクトに対応するメッセージの内容(例えば、テキスト)の分析(例えば、デバイスにより、デバイスと通信するリモートサーバにより)と、テキストのフレーズが1つ以上ファイル(例えば写真、ビデオファイル、オーディオファイル、文書)の転送の要求に関連しているという判定とに基づいてメッセージオブジェクト1354に適用される。
図13Cに示すように、転送ユーザインタフェース1320の値変更領域1330は、転送するように要求されている複数のファイル(例えば、複数の写真、複数のビデオファイル、複数のオーディオファイル、複数の文書)あるいはメッセージ参加者1352によって転送するように要求されている特定のファイル(例えば、3番目の写真、3番目のビデオファイル、3番目のオーディオファイル、3番目の文書)に対応する数値を示すインジケーション1332(例えば、「#3」と述べる)を含む。いくつかの実施形態において、転送ユーザインタフェース1320は、メッセージオブジェクト131354に対応するメッセージの内容の分析に基づいて、転送するように要求されている複数のファイル(例えば、又は特定のファイル)で事前入力される(例えば、図7A〜図7Eに関して上述した事前選択プロセスに類似)。
図13Dは、送信ボタン1340のユーザアクティブ化の検出に応じて、ディスプレイ1302に、(例えば、図13Cの転送ユーザインタフェース1320を介して選択された)昨夜の3枚の写真の発信転送(例えば、メッセージ参加者1352への)に対応する送信メッセージオブジェクト1360を表示する電子デバイス1300を示す。いくつかの実施形態では、送信ボタン1340のユーザアクティブ化に応じて、デバイスはディスプレイ1302に仮想キーボード1312を表示する(例えば、転送ユーザインタフェース1320の表示を置き換える)。
いくつかの実施形態では、図13Dに示すように、送信メッセージオブジェクト1358は拡張作成領域1342内に表示され、メッセージオブジェクトが意図された受取人(例えば、メッセージ参加者1352)にまだ送信されていないことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、作成領域1314は、メッセージオブジェクトを転送するための送信ボタン1316を含む。
いくつかの実施形態では、送信メッセージオブジェクト1358は、転送されている特定のファイル(例えば、ファイルの種類、ファイルの数)のテキストインジケーション1360(例えば、「昨夜の#3写真」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、送信メッセージオブジェクト1358は、送信メッセージオブジェクト1358に関連付けられた転送を介して転送されている写真に対応する複数の(選択可能な)ミニファイルオブジェクト1362A〜1362Cを含む。
上述のように、上述の図13A〜図13Dに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、以下で説明する図14A〜図14Mに示されたユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関する。従って、図13A〜図13Dに示されるユーザインタフェース例に関して上述したプロセス及び図14A〜図14Mに示されるユーザインタフェース例に関して以下に説明するプロセスは、電子デバイス(例えば、100、300、500、1300、又は1400)を使用して転送を開始及び管理することを同様に含むプロセスと大部分が類似していることが理解されるべきである。
図14A〜図14Mは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送のためのユーザインタフェース例を示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図15A〜図15Kにおける処理を含む、以下で説明する処理を例示するために使用される。
図14Aは、電子デバイス1400(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図14A〜図14Mに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス1400はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス1400は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス1400は、ディスプレイ1402及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ1402のタッチスクリーン、機械式ボタン1404、マイク)を有する。
図14Aでは、電子デバイス1400は、ディスプレイ1402上に、例えば、図8A〜図8Bを参照して上述したメッセージングアプリケーション806のメッセージ会話808に対応するメッセージングアプリケーション1406のメッセージ会話1408を表示する。図8A〜8Bのように、メッセージングアプリケーション1406のメッセージ会話1408は、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者1410(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のものである。
図14Aに示すように、メッセージ会話1408は、2つの可視メッセージオブジェクト1416及び1418を含む。メッセージオブジェクト1416は、図8A〜8Bのメッセージオブジェクト818(例えば、ユーザによってメッセージ参加者1410に送信されたメッセージ)に対応する。メッセージオブジェクト1418は、図8A〜図8Bのメッセージオブジェクト820(例えば、メッセージ参加者1410によってユーザに送信されたメッセージ)に対応する。メッセージオブジェクト1416で、ユーザはメッセージ参加者1410に「私はあなたにいくら借りていますか?」と質問する。メッセージオブジェクト1418で、メッセージ参加者1410は「夕食とタクシー代は合わせて28ドルでした。」と応答する。
図14Aはまた、例えば、図8E〜図8Pを参照して上述した支払い転送ユーザインタフェース840に対応する支払い転送ユーザインタフェース1440を示す。支払い転送ユーザインタフェース840と同様に、支払い転送ユーザインタフェース1440は、値変更領域1446の量インジケーション1448に、事前入力されたメッセージオブジェクト1418に対応するメッセージのメッセージ参加者1410によって要求された支払いの量(例えば「28ドル」)を表示する。例えば、支払い転送ユーザインタフェース840に関して上述したように、電子デバイス1400は、メッセージオブジェクト1418の内容(例えば、テキスト)の分析に基づいて、支払い転送ユーザインタフェースに支払い量を事前入力する。いくつかの実施形態では、分析は、デバイスの言語処理構成要素又は言語分析構成要素を使用して電子デバイス1400によって実行される。いくつかの実施形態では、分析は外部デバイス(例えば、サーバ)で実行され、デバイスは、外部デバイスから分析の結果を受信する。
図14Bでは、支払いユーザインタフェース1440を表示ながら、電子デバイス1400は、例えば図8E〜図8Pを参照して上述した支払い転送ユーザインタフェース840の送信ボタン847に対応する支払い転送ユーザインタフェース1440の送信ボタン1447上のユーザ入力を検出する。例えば、図14Bに示すように、ユーザ入力は、送信ボタン1447上のタップジェスチャ1401である。
図14Cでは、送信ボタン1447上のタップジェスチャ1401の検出に応じて、電子デバイス1400は、例えば、図8Q〜8Wを参照して説明した拡張作成バー872に対応する拡張作成バー1472(例えば、作成バー1414に隣接する/作成バー1414上にある作成領域の拡張領域)を、例えば、図8Q〜図8Wを参照して説明した拡張作成バー1472内に位置する支払いメッセージオブジェクト866に対応する支払いメッセージオブジェクト1420と共に表示する。支払いメッセージオブジェクト1420は、支払い(例えば、ユーザからメッセージ参加者1410への発信支払い)に対応する。
上述のように、拡張作成バー1472内にある支払いメッセージオブジェクトは、支払いメッセージオブジェクト1420に対応する支払いがまだ(メッセージ参加者1410に)送信されていないが作成されていることをユーザに示す。また、図8Q〜図8Wを参照して上述したように、支払いメッセージオブジェクト1420は、支払いメッセージオブジェクト866の量インジケーション868に対応する、メッセージ参加者1410によってユーザに送信される支払い量の量インジケーション1468(例えば、「28ドル」)と、モードインジケーション870に対応する、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介した(例えば、第三者アプリケーションではない)支払いに対応することを示すモードインジケーション1470(例えば「支払い」と述べる)とを含む。
図14Cに更に示すように、電子デバイスは、送信された支払いメッセージオブジェクトに付随するメモ(例えば、コメント又はメッセージ)を(例えば、仮想キーボード1412でのタイピングにより)入力するための作成バー814に対応する作成バー1414を表示する。いくつかの実施形態では、作成バー1414(例えば、これは、いくつかの例では、「コメントを追加又は送信」と述べるインジケーション1473を含み、メモを追加できることをユーザに知らせる)上のユーザ入力の検出(例えば、タップジェスチャを介して)に応じて、電子デバイス1400は、メモ(例えば、コメント又はメッセージ)を作成バー1414に入力(例えば、タイピングする)する(例えば、仮想キーボード1412を使用)準備ができていることを示すカーソルを表示する(例えば、インジケーション1473の表示をカーソルに置き換える)。例えば、図14Dは、支払いメッセージオブジェクト1420に添えるためにユーザによって追加されたメモ1476(例えば、「夕食+タクシー」)を示す。
図14Eでは、拡張作成バー1472内の支払いメッセージオブジェクト1420及び支払いに追加された作成バー1414内のメモ1476を表示しながら、電子デバイス1400は最終送信ボタン1474(最終送信ボタン874に対応)のユーザアクティブ化を検出する。例えば、ユーザアクティブ化は、最終送信ボタン1474上のタップジェスチャ1403である。
図14Fでは、ユーザ認証が成功すると(例えば、支払い確認ユーザインタフェース878などの支払い確認ユーザインタフェースを使用して図8T〜図8Uで説明した認証プロセスを介して)、電子デバイス1400は仮想キーボード1412を表示する(例えば、削除した支払い確認ユーザインタフェースの代わりに)。また、デバイスは、メッセージングアプリケーション1406のメッセージ会話1408内に支払いメッセージオブジェクト1420を表示し、それにより、支払いメッセージオブジェクト1420に対応する支払いがメッセージ参加者1410に送信されたことをユーザに示す。更に、デバイスはまた、支払いメッセージオブジェクト1420に隣接して(あるいはその下又は内部に)、支払いに添えるためにユーザによって追加されたメモ1472に対応するメモメッセージオブジェクト1473を表示する。
更に、いくつかの実施形態では、送信された支払いメッセージオブジェクト1420は、送信された支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いの状態をユーザに知らせる第1の状態インジケータ1494(状態インジケータ894に対応する)を含む(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れ」)。例えば、図14Fにおいて、第1の状態インジケータ1494は「保留中」を示し、従って、送信された支払いメッセージオブジェクト866に関連付けられた支払いがメッセージ参加者1410によってまだ受諾されていないことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、デバイスはまた(例えば、第1の状態インジケータ1494に加えて、又はその代わりに)、送信された支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いの状態をユーザに通知する第2の状態インジケータ1496(例えば、状態インジケータ896に対応する)を表示する(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れ」)。例えば、図14Fに示すように、第2の状態インジケータ1496(例えば、「保留中」)は、第1の状態インジケータ1494(例えば、「保留中」)によって示されるのと同じ状態を示す。
更に、いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1420はユーザによる支払いに対応するため(例えば、支払い要求の代わりに)、支払いメッセージオブジェクト1420の量インジケーション1468は、支払い転送ユーザインタフェースを使用して生成された支払いに関連付けられるように、(例えば、デバイスの)オペレーティングシステムによって事前に判定された(例えば、又は制御、設定、構成された)支払いフォントで支払い量の数値(例えば「28ドル」)を表示する。いくつかの実施形態では、支払いフォントは、通常のテキストメッセージオブジェクト(例えば、メッセージングアプリケーションのメッセージオブジェクト1418)に使用されるフォントよりも大きい(例えば、サイズが大きい)フォントの種類である。
図14Gは、ディスプレイ1402に、メッセージオブジェクト1417(例えば、「あなたは私にいくら借りていますか?」と尋ねるユーザによってメッセージ参加者1410に送信されるメッセージに対応する)と、メッセージオブジェクト1419(例えば、「夕食とタクシー代は合わせて28ドルでした。」と応答するメッセージ参加者1410によってユーザに送信されたメッセージに対応する)とを示すメッセージングアプリケーション1406のメッセージ会話1408と、図14Aを参照して上述したように、事前入力された支払い量(例えば、「28ドル」)を含む支払い転送ユーザインタフェース1440とを表示する、電子デバイス1400を示す。
図14Gでは、事前入力された支払い量(例えば「28ドル」)を含む支払い転送ユーザインタフェース1440を表示しながら、電子デバイス1400は、支払い転送ユーザインタフェース1440の要求ボタン1445(例えば、要求ボタン845に対応する)のユーザアクティブ化を検出する。例えば、図14Gに示すように、ユーザアクティブ化は、要求ボタン1445上のタップジェスチャ1405である。
図14Hでは、要求ボタン1445上のタップジェスチャ1405の検出に応じて、電子デバイス1400は、拡張作成バー1472内に保留中の支払いメッセージオブジェクト1460を表示する。(例えば、ユーザによる支払いに対応する)支払いメッセージオブジェクト1420とは異なり、支払いメッセージオブジェクト1460は、ユーザによる(例えば、メッセージ参加者1410への)支払いの要求(例えば、支払い要求)に対応する。いくつかの実施形態では、(例えば、支払いの代わりに)支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト1460)は、支払いメッセージオブジェクトが(例えば、支払いではなく)支払い要求に対応していることをユーザに通知する支払い量インジケーション1468に追加情報(例えば、追加テキスト)を含む(例えば、「28ドル要求」)。いくつかの実施形態では、いくつかの実施形態では、(例えば、支払いの代わりに)支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト1460)はまた、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた(例えば、第三者ではなく)支払いに対応することを示すモードインジケーション1470(例えば「支払い」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト1460はまた、受諾ボタン1471を含む。
更に、いくつかの実施形態では、更に図14Hに示すように、(例えば、支払いの代わりに)支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト1460)は、支払いメッセージオブジェクトが、支払いではなく、支払い要求(例えば、(例えば、デバイスのユーザがメッセージ参加者に行った支払い要求、又はメッセージ参加者がユーザに送信した支払い要求)に対応することをユーザに示す要求インジケータ1449を含む。いくつかの実施形態では、図14Hに示すように、要求インジケータ1449は、メッセージオブジェクトの中央領域に表示される通貨記号(例えば、ドル記号「$」)である。いくつかの実施形態では、要求インジケータ1449はグラフィカル記号である。いくつかの実施形態では、要求インジケータ1449の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影、3D効果などの動的フィードバック)は、(例えば、保留中又は完了した)支払いに対応する支払いメッセージオブジェクトの量インジケーション(例えば、支払いメッセージオブジェクト1420、1491の量インジケーション1468)の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影、3D効果などの動的フィードバック)に対応する。いくつかの実施形態では、要求インジケータ1449の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影、3D効果などの動的フィードバック)は、(例えば、保留中又は完了した)支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクトの量インジケーション(例えば、支払いメッセージオブジェクト1460、1490の量インジケーション1468)の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影)と異なる(例えば、且つ対応しない)。
図14Iでは、拡張作成バー1472内に支払いメッセージオブジェクト1460(例えば、支払い要求に対応する)を表示しながら、デバイスは、支払い要求に添えるメモ1461のユーザ入力(例えば、仮想キーボード1412を使用して)を受け取る。例えば、図14Iでは、支払いメッセージオブジェクト1460の支払い要求に付随するメモ1461は、「夕食+タクシー」と述べる。
図14Jでは、作成バー1414内の拡張作成バー1472及びメモ1461(例えば、「夕食+タクシー」)内の支払いメッセージオブジェクト1460(例えば、支払い要求に対応)を表示する支払い要求を表示しながら、電子メールデバイス1400は、最終送信ボタン1474のユーザアクティブ化を検出する。例えば、図14Jに示すように、ユーザアクティブ化は、最終送信ボタン1474上のタップジェスチャ1407である。
図14Kでは、最終送信ボタン1474上のタップジェスチャ1407の検出に応じて、電子デバイス1400は、メッセージングアプリケーション1406のメッセージ会話1408内に支払いメッセージオブジェクト1460(支払い要求に対応する)を表示し、それにより、支払いメッセージオブジェクト1420に対応する支払いがメッセージ参加者1410に送信されたことをユーザに示す。デバイスはまた、支払いメッセージオブジェクト1420に隣接して(あるいはその下又は内部に)、支払いに添えるためにユーザによって追加されたメモ1461に対応するメモメッセージオブジェクト1463を表示する。
更に、いくつかの実施形態では、送信された支払いメッセージオブジェクト1460(例えば、支払い要求に対応する)は、送信された支払いメッセージオブジェクトに対応する支払い要求の状態をユーザに知らせる第1の状態インジケータ1494(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れ」)を含む。例えば、図14Fにおいて、第1の状態インジケータ1494は「保留中」を示し、従って、送信された支払いメッセージオブジェクト1460に関連付けられた支払い要求がメッセージ参加者1410によってまだ受諾されていない(すなわち、支払いがまだ行われていない)ことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、第2の状態インジケータ1496(例えば、状態インジケータ896に対応)が表示され(例えば、第1の状態インジケータ1494に加えて、又はその代わりに)、送信された支払いメッセージオブジェクト(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れ」)に対応する支払い要求の状態をユーザに通知する。例えば、図14Kに示すように、第2の状態インジケータ1496(例えば、「保留中」)は、第1の状態インジケータ1494(例えば、「保留中」)によって示されるのと同じ状態を示す。
図14Lは、メッセージ参加者1410によってユーザに送信されたメッセージ参加者1410(例えば、「ジョン・アップルシード」)との会話1408内の支払いメッセージオブジェクト1490を示す。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1490は、ユーザによってメッセージ参加者に送信される支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト1460の要素に類似する要素を含む。例えば、支払いメッセージオブジェクト1460と同様に、支払いメッセージオブジェクト1490は、支払いメッセージオブジェクトが支払い要求(例えば、支払いではなく)に対応することをユーザに知らせる追加情報(例えば、追加テキスト)(例えば、「28ドル要求」)を含む量インジケーション1468を含む。別の例では、支払いメッセージオブジェクト1460と同様に、支払いメッセージオブジェクト1490は、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた(例えば、第三者ではなく)支払いに対応することを示すモードインジケーション1470(例えば「支払い」と述べる)を含む。別の例では、支払いメッセージオブジェクト1460と同様に、支払いメッセージオブジェクト1490は、支払い要求を受諾する(例えば、すなわち、支払い要求によって要求された支払を行う)ための受諾ボタン1471(例えば、「支払い」と述べる)を含む。
いくつかの実施形態では、図14Hに示す支払いメッセージオブジェクト1460と同様に、支払いメッセージオブジェクト1490は、(支払いの代わりに)支払い要求に対応するため、支払いメッセージオブジェクトが支払いではなく支払い要求に対応することをユーザに示す要求インジケータ1449を含む。いくつかの実施形態では、図14Lに示すように、要求インジケータ1449は、メッセージオブジェクトの中央領域に表示される通貨記号(例えば、ドル記号「$」)である。いくつかの実施形態では、要求インジケータ1449はグラフィカル記号である。いくつかの実施形態では、要求インジケータ1449の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影、3D効果などの動的フィードバック)は、(例えば、保留中又は完了した)支払いに対応する支払いメッセージオブジェクトの量インジケーション(例えば、支払いメッセージオブジェクト1420、1491の量インジケーション1468)の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影、3D効果などの動的フィードバック)に対応する。いくつかの実施形態では、要求インジケータ1449の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影、3D効果などの動的フィードバック)は、(例えば、保留中又は完了した)支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクトの量インジケーション(例えば、支払いメッセージオブジェクト1460、1490の量インジケーション1468)の視覚特性(例えば、フォント種類、太さ/厚さ、色、陰影)と異なる(例えば、且つ対応しない)。
いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1490内の受諾ボタン1471のユーザアクティブ化(例えば、タップジェスチャ)の検出に応じて、図8T〜図8Wを参照して上述した、支払い確認ユーザインタフェース878に対応する支払い確認ユーザインタフェースが表示される。次に、支払い確認ユーザインタフェースを介したユーザ認証が成功すると、支払いメッセージオブジェクト1490を介してメッセージ参加者1410によって要求された支払いを支払うことができる。いくつかの実施形態では、支払い確認ユーザインタフェースを介したユーザ認証が成功すると、デバイスは、ユーザによってメッセージ参加者1410に送信された認証済み支払いに対応する新しい支払いメッセージオブジェクト(例えば、図14C〜図14Fを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト1420)を作成する。
図14Mは、メッセージ参加者1410によってユーザに送信されたメッセージ参加者1410(例えば、「ジョン・アップルシード」)との会話1408内の支払いメッセージオブジェクト1491を示す。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1491は、ユーザによってメッセージ参加者に送信される支払いに対応する支払いメッセージオブジェクト1420の要素に類似する要素を含む。例えば、支払いメッセージオブジェクト1420と同様に、支払いメッセージオブジェクト1491は、支払いフォントで表示される支払い量(例えば、「28ドル」)を示す量インジケーション1468を含む。別の例では、支払いメッセージオブジェクト1420と同様に、支払いメッセージオブジェクト1491は、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた(例えば、第三者ではなく)支払いに対応することを示すモードインジケーション1470(例えば「支払い」と述べる)を含む。別の例では、支払いメッセージオブジェクト1420と同様に、支払いメッセージオブジェクト1491は、支払いを受諾する(例えば、すなわち、メッセージ参加者1410によって送信された支払いを受け取る)ための受諾ボタン1471(例えば、「支払い」と述べる)を含む。
いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1491内の受諾ボタン1471のユーザアクティブ化(例えば、タップジェスチャ)の検出(例えば、それによりメッセージ参加者1410からの支払いを受諾する)に応じて、受諾ボタン1471は支払いメッセージオブジェクト上の表示を停止される。更に、いくつかの実施形態では、図11D〜図11Eの支払いメッセージオブジェクト1118を参照して上述したように、電子デバイス1400は、支払いメッセージオブジェクト1491に対応する支払いが受諾されたことをユーザに示すフィードバック(例えば、視覚効果、触覚効果などの感覚フィードバック、音声フィードバック)を生成する。上述のように、図11D〜図11Eの支払いメッセージオブジェクト1118を参照して上述したように、様々な種類のフィードバック例がデバイスによって生成され得る。
いくつかの実施形態では、ユーザによって(例えば、メッセージ参加者1410などのメッセージ参加者に)送信された支払いに関連付けられた支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト1420)と、ユーザが(例えば、メッセージ参加者1410などのメッセージ参加者に)行った支払い要求(例えば、支払いメッセージオブジェクト1460)と、メッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者1410)がユーザに行った支払い要求(例えば、支払いメッセージオブジェクト1490)と、メッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者1410)がユーザに送信した支払い(例えば、支払いメッセージオブジェクト1491)とは、同じ(例えば、背景)色、同じ陰影、同じグラフィカルパターン、及び/又は同じ形状などの同じ視覚特性で、ディスプレイ(例えば、ディスプレイ1402)に表示される。いくつかの実施形態では、視覚特性のこの一貫性は、2つの通信デバイス(例えば、ユーザのデバイス上及びメッセージ参加者のデバイス上)全体に当てはまる。
いくつかの実施形態では、支払い関連オブジェクトは2つの通信デバイス上で同様の方法で表示されるが、非支払い関連オブジェクトはデバイス間で異なる方法で表示される。例えば、ユーザによって(例えば、メッセージ参加者1410などのメッセージ参加者に)送信された支払いに関連付けられた支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト1420)と、ユーザが(例えば、メッセージ参加者1410などのメッセージ参加者に)行った支払い要求(例えば、支払いメッセージオブジェクト1460)と、メッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者1410)がユーザに行った支払い要求(例えば、支払いメッセージオブジェクト1490)と、メッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者1410)がユーザに送信した支払い(例えば、支払いメッセージオブジェクト1491)とは、両方の通信デバイスで(例えば、ユーザのデバイス及びメッセージ参加者のデバイスの両方で)、同じ視覚特性(例えば第1の(例えば、背景)色、陰影、グラフィカルパターン、及び/又は形状)で、ディスプレイ(例えば、ディスプレイ1402)に表示されるが、非支払いメッセージオブジェクト(例えばメッセージオブジェクト1416及びメッセージオブジェクト1418)は、2つの通信デバイスで異なる視覚特性で表示される。例えば、ユーザのデバイス(例えば、電子デバイス1400)では、すべての支払いメッセージオブジェクトが第1の視覚特性で表示され、メッセージオブジェクト1416(例えば、ユーザがメッセージ参加者1410に送信したメッセージに対応)は第2の視覚特性(例えば、第1の(例えば、背景)色、陰影、グラフィカルパターン、及び/又は形状とは異なる第2の(例えば、背景)色、陰影、グラフィカルパターン、及び/又は形状)で表示され、メッセージオブジェクト1418(例えば、メッセージ参加者1410がユーザに送信したメッセージに対応)は、第3の視覚特性(例えば、第1の(例えば、背景)色、陰影、グラフィカルパターン、及び/又は形状と、第2の(例えば、背景)色、陰影、グラフィカルパターン、及び/又は形状の両方と異なる第3の(例えば、背景)色、陰影、グラフィカルパターン、及び/又は形状)で表示される。対照的に、メッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者1410の)のデバイス上では、すべての支払いメッセージオブジェクトが第1の視覚特性で表示されるが、ユーザのデバイス上のメッセージオブジェクト1416に対応するメッセージオブジェクトは、第3の(例えば、第2の代わりに)視覚特性で表示され、ユーザのデバイス上のメッセージオブジェクト1418に対応するメッセージオブジェクトは、第2の(例えば、第3の代わりに)視覚特性で表示される。
図15A〜15Kは、いくつかの実施形態による電子デバイスを用いてピアツーピア転送を管理する方法を説明するフロー図である。方法1500は、ディスプレイ及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面、マイク)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、1300、1400)で実行される。方法1500におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法1500は、ピアツーピア転送を管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピア転送を管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピア転送をより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
いくつかの例では、ディスプレイ(例えば、1302、1402)に数値選択ユーザインタフェース(例えば、1320、1440)を表示する前に、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、ディスプレイ(例えば、1302、1402)に、1人以上の参加者の、電子デバイスのユーザ以外の参加者(例えば、1310、1410)から受信したメッセージ(例えば、それぞれの数値を要求するメッセージ)に対応する第3のメッセージオブジェクト(例えば1418)をディスプレイに表示する(1502)。第3のメッセージが参加者によって認証された(例えば、指紋認証を介して、顔認識認証を介して、虹彩/網膜スキャン認証を介して、又はパスコードを介して)という判定に従って、参加者の外部デバイスで、第3のメッセージオブジェクト(例えば、1418)と共に、第3のメッセージが参加者によって生体認証された(例えば、検証済み)ことのインジケーション(例えば、受信したメッセージが検証済みメッセージであることを示すメッセージ、通知、又はメモ/コメント)を同時に表示する(例えば、送信者による認証で行われた支払い要求は、支払い要求が認証された要求である場合、受取人に示すために、認証なしで行われた支払い要求とは異なって受取人に表示される。)(例えば、1504)。
いくつかの例では、ディスプレイ(例えば、1302、1402)に数値選択ユーザインタフェース(例えば、1320、1440)を表示する前に、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、第3のメッセージオブジェクト(例えば、1418)(例えば、又はメッセージトランスクリプト内の1つ以上の追加のメッセージオブジェクト)の内容の分析に基づいて、選択可能なインジケーション(例えば、メッセージオブジェクトの内容に含まれる支払い量に対応する)を表示する。いくつかの例では、選択可能なインジケーションのユーザ選択の検出に応じて、電子デバイスは、数値選択ユーザインタフェース内の事前入力された第3のメッセージオブジェクト(例えば、1418)の内容に示される要求された量(例えば、資金)に対応する数値で、数値選択ユーザインタフェース(例えば、1320、1440)を表示(例えば、起動)する(例えば、図9A〜9Iを参照して方法900で説明したように)。いくつかの例では、選択可能なインジケーションのユーザ選択の検出に応じて、電子デバイスは、数値選択ユーザインタフェース内の事前入力された第3のメッセージオブジェクト(例えば、1418)の内容に示される要求された量(例えば、資金)に対応する数値なしに、数値選択ユーザインタフェース(例えば、1320、1440)を表示(例えば、起動)する。
電子デバイス(例えば、1300、1400)は、ディスプレイ(例えば、1302、1402)に数値選択ユーザインタフェース(例えば、1320、1440)を表示する(例えば、1506)。数値選択ユーザインタフェース(例えば、1320、1440)を表示しながら、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、1つ以上の入力デバイスを介して、数値選択インタフェースでの複数の数値からのそれぞれの数値の選択に対応する入力(例えば、デバイスのタッチ感知面上のユーザ入力)を受信する(例えば、1508)。
それぞれの数値の選択に対応する入力の受信に応じて(例えば、1510)、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、ディスプレイ(例えば、1302、1402)に、数値選択ユーザインタフェース(例えば、1320、1440)においてそれぞれの数値(例えば、1448)の表現を表示する(1512)。
数値選択ユーザインタフェース(例えば、1320、1440)にそれぞれの数値(例えば、1448)の表現を表示しながら、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、メッセージングアプリケーション(例えば、1306、1406)を介するそれぞれの数値に対応するメッセージ送信要求に対応する入力を、1つ以上の入力デバイスを介して受信する(例えば、1514)。
それぞれの数値に対応するメッセージングアプリケーション(例えば、1306、1406)を介してメッセージ送信要求に対応する入力(例えば1401)の受信に応じて(1516)、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、それぞれの数値に対応するメッセージを1人以上の参加者(例えば1310、1410)に送信する(例えば、1518)。
いくつかの例では、1人以上の参加者(例えば1310、1410)は第1の参加者及び第2の参加者を含み、第1の参加者及び第2の参加者は電子デバイスのユーザ(例えば、1300、1400)とは異なる(例えば、1520)。
メッセージがそれぞれの数値の送信メッセージ(例えば、コンピューティングリソースの発信、ポイントの発信、クレジットの発信、資金の発信、仮想リソースの発信)として指定されているという判定に従って(1522)、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、ディスプレイに、メッセージングアプリケーション(例えば、電子デバイスのユーザとリモートユーザとの間の)のメッセージトランスクリプト(例えば、1308、1408)内の第1のメッセージオブジェクト(例えば、1344、1420、テキストメッセージ、吹き出し、オープンメール)を表示する(例えば、1524)。第1のメッセージオブジェクト(例えば、1344、1420)は、数値選択ユーザインタフェースを使用して生成された要求に関連付けられたそれぞれのフォントのそれぞれの数値(例えば、1346、1468)のグラフィカル表現を含む(例えば、オペレーティングシステムによって制御される特別な種類のフォント)。いくつかの例では、それぞれのフォントは、メッセージトランスクリプト内の他のメッセージオブジェクトにおけるテキストに使用されるフォントより大きいフォントである。特定のフォントの値のグラフィカル表現を含むメッセージをメッセージトランスクリプト(例えば1308、1408)に表示すると、メッセージの生成方法、送信に関連するメッセージ(例えば、資金の要求ではなく資金の送信)、及び送信に対応する値を提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
メッセージがそれぞれの数値の要求メッセージとして指定されているという判定(例えば、コンピューティングリソースの要求、ポイントの要求、クレジットの要求、資金の要求、仮想リソースの要求)に従って(例えば、1528)、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、ディスプレイ(例えば、1302、1402)に、第1のメッセージオブジェクト(例えば、1344、1420、テキストメッセージ、吹き出し、オープンメール)とは異なるメッセージングアプリケーション(例えば、1306、1406)のメッセージトランスクリプト(例えば、1308、1408)における第2のメッセージオブジェクト(例えば、1358、1460)を表示する(例えば、1530)。
第2のメッセージオブジェクト(例えば、1358、1460)では、それぞれの数値は、それぞれのフォントより小さい(例えば、高さが低い)フォントで表示される(例えば、1532)。第2のメッセージオブジェクト(例えば、1360、1460)では、数値選択ユーザインタフェースを使用して生成された要求に関連付けられた所定の要求インジケータ(例えば、通貨記号「$」などの記号、又は「リソースの要求」などのテキストインジケータ)が、それぞれのフォントで表示される(例えば、1534)。同じフォントの数値を表示することなく、特定のフォントの所定の要求インジケータを含むメッセージをメッセージトランスクリプト(例えば1308、1408)に表示することは、メッセージの生成方法、要求に関連するメッセージ(例えば、資金の送信ではなく資金の要求)、及び要求に対応する値を提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、メッセージングアプリケーション(例えば、1306、1406)のメッセージトランスクリプト(例えば、1308、1408)は、第3のメッセージオブジェクト(例えば、1491、ユーザ以外の参加者(例えば、1310、1410)から受信した)を含む(例えば、1536)。第3のメッセージオブジェクト(例えば、1491)は、1人以上の参加者のうちのある参加者(例えば、1310、1410)の外部デバイスで生成された数値に対応する1つ以上の項目を送信するための送信メッセージ(例えば、送信された数値量で資金をユーザに送信する支払いメッセージ)に対応する(例えば、1538)。いくつかの例では、第3のメッセージオブジェクトは、電子デバイスで第3のメッセージオブジェクトに関連付けられた1つ以上の項目に応答するための受諾アフォーダンス(例えば、1471)を含む(例えば、1540)(例えば、第3のメッセージオブジェクトが受信された参加者からの1つ以上のファイル又は支払い)。
いくつかの例では、メッセージングアプリケーション(例えば、1306、1406)のメッセージトランスクリプト(例えば、1308、1408)は、第4のメッセージオブジェクト(例えば、1490、ユーザ以外の参加者(例えば、1310、1410)から受信した)を含む(例えば、1542)。第4のメッセージオブジェクト(例えば、1490)は、1人以上の参加者のうちのある参加者の外部デバイスで生成された数値に対応する1つ以上の項目を要求するための要求メッセージ(例えば、要求された数値量で資金を要求する支払い要求メッセージ)に対応する(例えば、1544)。いくつかの例では、第4のメッセージオブジェクト(例えば、1490)は、第4のメッセージオブジェクトに関連付けられた1つ以上の項目を、第4のメッセージオブジェクト(例えば、1490)が受信された参加者に送信するための送信アフォーダンス(例えば、1471)を含む(1546)(例えば、第4のメッセージオブジェクトが受信された参加者へのデバイスのユーザからの1つ以上のファイル又は支払い)。
メッセージングアプリケーション(例えば、1306、1406)を介して、それぞれの数値に対応するメッセージを送信する要求に対応する入力を受信する(例えば、1516)ことに応じて、1人以上の参加者の第1の参加者(例えば、1310、1410)が、メッセージの受信に不適格であるという判定に従って(例えば、第1の参加者のデバイスはリソースの転送をサポートしていない)、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、ディスプレイ(例えば、1402)に、第1の参加者がメッセージの受信に不適格であるというインジケーション(例えば、ポップアップ通知、メッセージアプリケーションにおけるエラーメッセージ、メッセージングアプリケーションにおけるメッセージに付随するメモ/コメント)を表示する(例えば、1548)。いくつかの例では、意図された受取人(例えば、又は複数の目的の受取人)がリソースの転送/要求に参加するのに不適格である(例えば、有効になっていない)場合、送信アフォーダンス(例えば、下書きされたメッセージの送信に使用)はグレー表示されるか又は、それ以外の方法でアクティブ化を防止する。リモートユーザがメッセージの受信に不適格であることを示すインジケーションは、ユーザにリモートユーザのデバイスの機能に関するフィードバックを提供し、メッセージが送信されないという視覚的なフィードバックをユーザに提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、電子デバイスは、1人以上の参加者のうちのある参加者(例えば、1310、1410)から、第2のそれぞれの数値に対応するメッセージを受信する(例えば、1550)。いくつかの例では、受信したメッセージが第2のそれぞれの数値の送信メッセージ(例えば、コンピューティングリソースの発信、ポイントの発信、クレジットの発信、資金の発信、仮想リソースの発信)として指定されているという判定に従って、電子デバイスは、ディスプレイに、メッセージングアプリケーション(例えば、電子デバイスのユーザとリモートユーザとの間の)のメッセージトランスクリプト(例えば、1308、1408)内の第1の受信したメッセージオブジェクト(例えば、1491、テキストメッセージ吹き出し、チャット吹き出し、異なる参加者から受信したオープンメール)を表示する(例えば、1552)。いくつかの例では、第1の受信メッセージオブジェクト(例えば、1491)は、数値選択ユーザインタフェースを使用して生成された要求に関連付けられたそれぞれのフォントの第2のそれぞれの数値(例えば、1468)のグラフィカル表現を含む(例えば、オペレーティングシステムによって制御される特別な種類のフォント)(例えば、1554)。いくつかの例では、それぞれのフォントは、メッセージトランスクリプト内の他のメッセージオブジェクトにおけるテキストに使用されるフォントより大きいフォントである。特定のフォントの値のグラフィカル表現を含むメッセージをメッセージトランスクリプトに表示すると、メッセージの生成方法、送信に関連するメッセージ(例えば、資金の要求ではなく資金の送信)、及び送信の値を提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、受信メッセージが第2のそれぞれの数値の要求メッセージとして指定されているという判定(例えば、コンピューティングリソースの要求、ポイントの要求、クレジットの要求、資金の要求、仮想リソースの要求)に従って、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、ディスプレイ(例えば、1302、1402)に、第1のメッセージオブジェクト(例えば、1491、テキストメッセージ、吹き出し、オープンメール)とは異なるメッセージングアプリケーションのメッセージトランスクリプト(例えば、1308、1408)における第2の受信メッセージオブジェクト(例えば、1490)を表示する(例えば、1556)。いくつかの例では、第2の受信メッセージオブジェクト(例えば、1490)では、それぞれの数値(例えば、1468)は、それぞれのフォントより小さい(例えば、高さが低い)フォントで表示される(例えば、1558)。いくつかの例では、数値選択ユーザインタフェースを使用して生成された要求に関連付けられた所定の要求インジケータ(例えば、通貨記号又は「$」などの記号、あるいは「リソースの要求」などのテキストインジケータ)が、それぞれのフォントで表示される(例えば、1560)。同じフォントの数値を表示することなく、特定のフォントの所定の要求インジケータを含むメッセージをメッセージトランスクリプトに表示することは、メッセージの生成方法、要求に関連するメッセージ(例えば、資金の送信ではなく資金の要求)、及び要求の値を提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、メッセージングアプリケーション(例えば1306、1406)のメッセージトランスクリプト(例えば1308、1408)内のメッセージオブジェクト(例えば、第1のメッセージオブジェクト又は第2のメッセージオブジェクト)に関連付けられた第1の位置(例えば、第1のメッセージオブジェクト内、第1のメッセージオブジェクトに隣接する)に、1人以上の参加者のうちのある参加者(例えば、1310、1410)のアクションに関連付けられた状態を示す視覚インジケータ(例えば、1494、1496、「受諾済み」、「保留中」、「閲覧済み」、又はグラフィカルインジケータなどのテキスト)を同時に表示する(例えば、第1のメッセージオブジェクトと共に、第2のメッセージオブジェクトと共に)(例えば、1562)。いくつかの例では、参加者(例えば1310、1410)が、状態を変更するアクション(例えば、転送の受諾、支払いの受諾、転送の閲覧、支払いの閲覧、転送の拒否、支払いの拒否)を行ったという判定に従って、電子デバイスは、視覚的インジケータ(例えば、1494、1496)を更新して(例えば、1564)、参加者のアクションに関連付けられた状態の変更を反映する。
いくつかの例では、第1の位置は、表示されたメッセージオブジェクト(例えば、1344、1358、1420、1460、1490、1491)と少なくとも部分的に重複する。いくつかの例では、第1の位置は表示されたメッセージオブジェクトと重複しない。いくつかの例では、視覚インジケータの内容は、電子デバイスのオペレーティングシステムによって制御される(例えば、視覚インジケータは、メッセージの表現が表示されるトランスクリプトの背景に表示され、トランスクリプト内のメッセージの表現と視覚的に区別される)。
いくつかの例では、メッセージングアプリケーションにおける第2のメッセージオブジェクト(例えば1358、1460)をディスプレイ(例えば1302、1402)に表示した(例えば、1530)後、それぞれの数値に対応する量の第1の種類の項目の転送が、第2のメッセージオブジェクトに関連付けられたメッセージの意図された受取人によって開始された(例えば、又は受諾された)という判定に従って、電子デバイス(例えば1300、1400)は、第2のメッセージオブジェクト(例えば1358、1460)の視覚特性の表示を、第1の視覚特性から第2の視覚特性に変更する(例えば、1566)。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、1人以上の参加者のある参加者に関連付けられた外部デバイスから、第2のそれぞれの数値(例えば、コンピューティングリソース、ポイント、クレジット、資金、又は仮想リソースに対する埋め込み要求を含む要求メッセージ、あるいはコンピューティングリソース、ポイント、クレジット、資金、又は仮想リソースの要求の言及を含む通常のテキストメッセージ)の要求に関連付けられた第2のメッセージ(例えば、リソース要求メッセージ、支払い要求メッセージ、テキストのみを含む通常のテキストメッセージ)を受け取る(例えば、1568)。第2のそれぞれの数値の要求に関連付けられた第2のメッセージを受信(例えば、1570)した後、第2のメッセージを受信してから所定の時間(例えば、1時間などの定義済みの時間制限)が経過したという判定に従って、そして第2のメッセージが第2のそれぞれの数値に対応する1つ以上の項目の要求メッセージとして指定されている(例えば、外部デバイスの参加者が対応する数値選択ユーザインタフェースを使用して送信する)という判定に従って、電子デバイスは、受信した第2のメッセージの助言(例えば、電子デバイスのロックスクリーンに表示され、メッセージングアプリケーションを起動するためのアイコン上に数値インジケータとして表示)を生成する(例えば、1572)。第2のそれぞれの数値の要求に関連付けられた第2のメッセージを受信(例えば、1570)した後、第2のメッセージが第2のそれぞれの数値に対応する1つ以上の項目の要求メッセージとして指定されていない(例えば、外部デバイス上の対応する数値選択ユーザインタフェースを使用して送信されないが、第2のそれぞれの数値の要求に関連するテキストを含む通常のテキストメッセージである)という判定に従って、受信した第2のメッセージの助言の生成を取り止める(例えば、1574)。
いくつかの例では、第1のメッセージオブジェクト(例えば、1344、1420)、第2のメッセージオブジェクト(例えば、1460)、第1の受信メッセージオブジェクト(例えば、1491)、及び第2の受信メッセージオブジェクト(例えば、1490)が、第1の視覚的特性(例えば、色、陰影、グラフィックパターン、形状)で表示される。従って、いくつかの例では、第1のメッセージオブジェクト、第2のメッセージオブジェクト、第1の受信メッセージオブジェクト、及び第2の受信メッセージオブジェクトはすべて、同じ色、同じ背景色、同じ陰影、同じグラフィカルパターン、及び/又は同じ形状などの視覚特性で表示される。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1300、1400)によって送信されたメッセージングアプリケーション(例えば、1306、1406)のメッセージに対応し、且つそれぞれの数値(及び/又は数値選択ユーザインタフェースを使用して生成されたメッセージに対応しない)に対応しない第3のメッセージオブジェクト(例えば、1416)は、第2の視覚特性(例えば、色、陰影、グラフィカルパターン、形状)で表示され、1人以上の参加者から受信し、第2のそれぞれの数値に対応しない(及び/又は数値選択ユーザインタフェースを使用して生成されたメッセージに対応しない)メッセージングアプリケーションに対応する第3の受信メッセージオブジェクト(例えば、1418)は、第2の視覚特性とは異なる第3の視覚特性(例えば色、陰影、グラフィックパターン、形状)で表示される。メッセージがデバイスによって送信されたか否か、又はデバイスによって受信されたか否かに基づいてメッセージを区別すると、メッセージの送信者及び受取人に関する視覚的なフィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第1のメッセージオブジェクト(例えば、1344、1420)、及び第2のメッセージオブジェクト(例えば、1460)が、第1の視覚的特性(例えば、色、陰影、グラフィックパターン、形状)で表示される。いくつかの例では、リソース/資金の転送又は要求に対応しないメッセージは、リソース/資金の転送又は要求に対応するメッセージとは異なる背景色を有する。
いくつかの例では、それぞれの数値(及び/又は数値選択ユーザインタフェースを使用して生成されたメッセージに対応しない)に対応しないメッセージングアプリケーション(例えば、1306、1406)のメッセージに対応する第3のメッセージオブジェクト(例えば、1416)は、第1の視覚特性とは異なる第2の視覚特性(例えば、色、陰影、グラフィカルパターン、形状)で表示される。項目の転送に対応するメッセージと項目の転送に対応しないメッセージを視覚的に区別することで、ユーザは項目の転送を含むメッセージを素早く識別できる。転送されないメッセージの影響は限定的であり、ユーザは確認をほとんど行わずにそのようなメッセージを素早く見ることができるが、転送に対応するメッセージの影響は比較的大きいため、これは特に便利である。差別化された視覚フィードバックにより、ユーザはそのようなメッセージをより慎重に確認する(及び可能性として対処する)ように求められる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、1人以上の参加者は第1の参加者(例えば、1310、1410)及び第2の参加者を含み、第1の参加者及び第2の参加者は電子デバイスのユーザ(例えば、1300、1400)とは異なる。いくつかの例において、電子デバイスは、メッセージの意図された受取人が第2の参加者ではなく第1の参加者であるというインジケーションを(例えば、ユーザ入力に基づいて、参加者間の1つ以上のメッセージのテキストに基づいて)受信する。メッセージの意図された受取人が第2の参加者ではなく第1の参加者であるというインジケーションを受信した後、メッセージがそれぞれの数値の送信メッセージ(例えば、コンピューティングリソースの発信、ポイントの発信、クレジットの発信、資金の発信、仮想リソースの発信)として指定されているという判定に従って、電子デバイス(例えば1300、1400)は、ディスプレイ(例えば1302、1402)に、メッセージングアプリケーションのメッセージトランスクリプトとは異なる第2のメッセージトランスクリプト(例えば、電子デバイスのユーザと第1の参加者との間のみで、第2の参加者が関与しないチャットスクリーン)における第1のメッセージオブジェクト(例えば、1416)を表示する。第2のメッセージトランスクリプトは第2の参加者に関連付けられていない(例えば、第1の参加者と電子デバイスのユーザにのみに関連付けられている)。従って、いくつかの例では、元のメッセージング会話がグループ会話であり、ユーザがグループ会話の1人の参加者のみにメッセージを送信する場合、ユーザとメッセージの意図された受取人のみの間に新しい会話が作成される。メッセージの意図された受取人が第2の参加者ではなく第1の参加者であるというインジケーションを受信した後、メッセージがそれぞれの数値の要求メッセージ(例えば、コンピューティングリソースの発信、ポイントの発信、クレジットの発信、資金の発信、仮想リソースの発信)として指定されているという判定に従って、電子デバイスは、ディスプレイに、メッセージングアプリケーションの第2のメッセージトランスクリプトにおける第2のメッセージオブジェクトを表示する。
いくつかの例では、1人以上の参加者にメッセージを送信する前に、電子デバイス(例えば、1300、1400)は、入力メカニズム(例えば、1412)を介して、ユーザのコメント(例えば、1人以上の参加者に送信されるメッセージに関連するテキスト)を受信する。いくつかの例では、ユーザのコメントを受信する前に、電子デバイスはコメントインジケータ(例えば、テキストを入力するためのコメント領域又はコメントバー、キーボードを表示するためのコメントアフォーダンス)上の入力(例えばタップ)を受信する。いくつかの例では、数値選択ユーザインタフェース(例えば1320、1440)は、コメントを入力するためのコメント領域又はコメントバーを含む。いくつかの例では、数値選択ユーザインタフェース(例えば1320、1440)は、ユーザがコメントを入力できるキーボードを表示するためのコメントアフォーダンスを含む。いくつかの例では、コメントインジケータ上の入力の受信に応じて、デバイスはコメントを入力するための入力メカニズム(例えば、テキストをタイピングするための仮想キーボード、音声ユーザ入力によるテキスト入力のためのデジタルアシスタント)を表示する。いくつかの例では、ユーザのコメントを受信した後、メッセージがそれぞれの数値に対応する1つ以上の項目の送信メッセージとして指定されているという判定に従って(例えば、コンピューティングリソースの発信、ポイントの発信、クレジットの発信、資金の発信、仮想リソースの発信)、電子デバイスは、ユーザのコメント(例えば、1461)を含むメッセージオブジェクト(例えば、1463)を、第1のメッセージオブジェクト(例えば、1344、1420)に隣接して(例えば、下に)同時に表示する。いくつかの例では、ユーザのコメントを受信した後、メッセージがそれぞれの数値に対応する1つ以上の項目の要求メッセージとして指定されているという判定に従って(例えば、コンピューティングリソースの要求、ポイントの要求、クレジットの要求、資金の要求、仮想リソースの要求)、電子デバイスは、ユーザのコメントを含むメッセージオブジェクトを、第2のメッセージオブジェクト(例えば、1460)に隣接して(例えば、下に)同時に表示する。
方法1500(例えば、図15A〜15K)に関して上述したプロセスの詳細は、本明細書に記載する方法にも同様に当てはまることに留意されたい。例えば、方法1500は、方法900、1200、1800、2100、2400、2700、3000、及び3400を参照して本明細書で説明した多様な方法の1つ以上の特性を任意選択的に含む。例えば、例えば、メッセージの表現と、方法900で説明した種類の項目(例えば、写真、ステッカー、リソース、又は支払いなどの転送される)に対応する選択可能なインジケーションを同時に表示することは、第1のメッセージオブジェクト(例えば1420)、第2のメッセージオブジェクト(例えば1460)、第1の受信メッセージオブジェクト(例えば1491)、又は第2の受信メッセージオブジェクト(例えば1490)に関して適用できる。別の例では、方法1200で説明された動的フィードバックの出力は、第1のメッセージオブジェクト(例えば、1420)、第2のメッセージオブジェクト(例えば、1460)、第1の受信メッセージオブジェクト(例えば、1491)、又は、第2の受信メッセージオブジェクト(例えば1490)に関して適用できる。別の例では、方法1800で説明するように、メッセージに関連付けられた1つ以上の項目(例えば、ステッカー、写真、リソース、支払い)を取得する場合、1つ以上の項目(例えば、ステッカー、写真、リソース、支払い)を取り出すことを許可されたアカウントをアクティブにする要求を、第1のメッセージオブジェクト(例えば、1420)、第2のメッセージオブジェクト(例えば、1460)、第1の受信メッセージオブジェクト(例えば、1491)、又は、第2の受信メッセージオブジェクト(例えば1490)に適用できる。別の例では、方法2100で説明するように、第1のアカウント及び第2のアカウントの表現を表示することはまた、第2の受信メッセージオブジェクト(例えば、1491)に対応する着信転送を認証/確認するときに表示できる。別の例では、方法2400で説明するように、ユーザ入力を要求する代わりに、自動的に転送を進めることもまた、第2の受信メッセージオブジェクト(例えば、1491)に対応する着信転送の内容を応答するために使用できる。別の例では、方法2700で説明するように、メッセージ会話のメッセージからの情報を含む複数の項目は、第1のメッセージオブジェクト(例えば、1420)、第2のメッセージオブジェクト(例えば、1460)、第1の受信メッセージオブジェクト(例えば、1491)、又は、第2の受信メッセージオブジェクト(例えば1490)のユーザ選択に応じて表示され得る。別の例では、方法3000で説明したように、発話を使用して、第1のメッセージオブジェクト(例えば、1420)又は第2のメッセージオブジェクト(例えば、1460)を作成することができる。別の例では、方法3400で説明したように、視覚効果(例えば、色調効果、幾何学的変化効果)を、メッセージオブジェクトに関連付けられた転送(例えば、リソースの、ファイルの、支払いの)が完了したとき、メッセージオブジェクト(例えば、1420)の要素(例えば、1468)又は受信メッセージオブジェクト(例えば、1490)の要素(例えば、1468)に適用できる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図15A〜15Kを参照して上述した演算は、図1A〜1Bで示した構成要素によって、任意選択的に実行される。例えば、表示動作1506、受信動作1508、表示動作1512、受信動作1514、送信動作1518、表示動作1524、及び表示動作1530は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実施される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図16A〜図16Fは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例を示す。以下でより詳細に説明するように、図16A〜図16Fに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、図17A〜図17Lに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関し、これらは、図18A〜図18Fのプロセスを含む以下に説明するプロセスを説明するのに使用される。
図16Aは、電子デバイス1600(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図16A〜図16Fに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス1600はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス1600は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス1600は、ディスプレイ1602及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ1602のタッチスクリーン、機械式ボタン1604、マイク)を有する。
図16Aを参照すると、電子デバイス1600は、ディスプレイ1602上に、電子デバイス1600のユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者1610(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション1606のメッセージ会話1608を表示する。いくつかの実施形態では、デバイスはまた、仮想キーボード1612を使用して、仮想キーボード1612(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー1614とを表示する(例えば、メッセージングアプリケーション1608の下又は一部を覆う)。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード1612に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー1614は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー1614は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを入力できるようにするマイクボタン1616を含む。
図16Aに示すように、メッセージ会話1608は、ユーザによってメッセージ参加者1610に送信されたメッセージに対応するメッセージオブジェクト1618を含む。メッセージオブジェクト1618に対応するメッセージでは、ユーザはメッセージ参加者1610に「アカウント情報を送ってもらえますか?」と要求する。図16Aに更に示すように、メッセージ会話1608はまた、「アカウント情報」を送信するためのユーザの要求に応じて、メッセージ参加者1610によってユーザに送信される暗号化されたメッセージオブジェクト1620を含む。いくつかの実施形態では、暗号化されたメッセージオブジェクト1620は、暗号化されたメッセージの転送に対応し(例えば、インジケーション1622によって示される)、暗号化されたメッセージオブジェクトに関連付けられた暗号化されたメッセージの内容を応答する(そしてそれにより復号化する)ための受諾ボタン1624を含む。いくつかの実施形態では、暗号化されたメッセージオブジェクト1620に対応する暗号化されたメッセージなどの暗号化されたメッセージを復号化するために、アクティブ化された復号化アカウントが必要である。
図16Bは、ディスプレイ1602に、受諾ボタン1624のユーザアクティブ化の検出に応じて、且つ暗号化して閲覧及び送信する(例えば、メッセージングアプリケーション1606を介して)ために必要な、ユーザに関連付けられた復号化アカウントがまだアクティブ化されていない(例えば、まだ設定されていない、まだ構成されていない)という判定(例えば、デバイスに記憶又は記録されたアカウントに基づいて電子デバイス1600によって実行された、又はデバイスのユーザに関連付けられたアカウントに関する情報を記憶するサーバなどの外部デバイスによって実行された)に従って、デバイスは、初期設定通知ユーザインタフェース1626を表示する(例えば、メッセージングアプリケーション1606のメッセージ会話1608の表示を置き換える)電子デバイス1600を示す。
いくつかの実施形態では、初期設定通知ユーザインタフェース1626は、ユーザアカウントに関連付けられた復号化アカウント(デバイスにログインし、デバイスのユーザに属する)をアクティブにする(例えば、設定、構成)必要があることをユーザに通知する(画像及び/又はテキスト)インジケーション1628を含む。例えば、図16Bでは、インジケーション1628は「暗号化されたメッセージを送受信するには、復号化アカウントを設定してください」と述べるテキストを含む。初期設定通知ユーザインタフェース1626はまた、復号化アカウントのアクティブ化を進めるための続行ボタン1630を含む。
いくつかの実施形態では、ユーザに関連付けられた必要な復号化アカウントがアクティブ化されている(例えば、既に設定された、既に構成された)という判定(例えば、デバイスに記憶又は記録されたアカウントに基づいて電子デバイス1600によって実行された、又はデバイスのユーザに関連付けられたアカウントに関する情報を記憶するサーバなどの外部デバイスによって実行された)に従って、デバイスは暗号化されたメッセージオブジェクト1620に対応する暗号化されたメッセージの復号化を進め、メッセージの内容を表示する(例えば、図16Fに示される)。
図16Cでは、続行ボタン1630のユーザ選択の検出に応じて、電子デバイス1600は、ディスプレイ1602に、アカウントアクティブ化ユーザインタフェース1626を表示する。図16Cに示すように、アカウントアクティブ化ユーザインタフェース1626は、復号化アカウントのグラフィカル表現1632(例えば、支払いアカウントに関連付けられたカードを表す画像)及び設定復号化アカウントのアクティブ化が進行中であることをユーザに通知する進捗インジケーション1638(例えば、「アクティブ化中」、「復号化アカウントを設定中」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、図16Cに示すように、復号化アカウントのグラフィカル表現1632は、表現が復号化アカウントに対応するテキストインジケーション1634と、動的(例えば、移動、色の変化、位置の変化、深度効果の変化)であり得る複数のパターン1636(例えば、ユーザインタフェースオブジェクト、形状)とを含む。いくつかの実施形態では、復号化アカウントがまだアクティブ化されていない場合(図16Cの場合のように)、動的フィードバック(例えば、視覚、感覚、音声)は電子デバイス1600によって生成されない。代わりに、図16Dに示すように、復号化がアクティブ化されると、動的フィードバックが生成される。
図16Dはアカウントのアクティブ化プロセスが完了したことを示す。従って、図16Dでは、アカウントアクティブ化ユーザインタフェース1626の進捗インジケーション1638は、復号化アカウントのアクティブ化が正常に完了したことをユーザに通知する(例えば、「アクティブ化されました」、「あなたの復号化アカウントは使用準備ができました」と述べることによって)。
いくつかの実施形態では、図16Eに示すように、電子デバイス1600は、完了した転送メッセージオブジェクトに適用される動的視覚フィードバックに類似して、復号化アカウントのグラフィカル表現1632上で動的フィードバック(例えば、複数の移動パターン1636、移動パターン/要素の3Dアニメーション)を生成する(例えば、図33D〜図33Jを参照して以下で説明する量オブジェクト3324に適用される視覚フィードバックに類似)。いくつかの実施形態では、フィードバックは、基準点1640に対するデバイスの向きの変化が検出されると、グラフィカル表現1632(例えば、又はパターン1636)の表示を変化させる動的視覚フィードバックであり、基準点1640は、デバイスのセンサ(例えば、カメラ)の視野内のデバイスの閲覧者(例えば、ユーザ)の顔である(代替的に、いくつかの実施形態では、基準点は、地面又は床上の位置など、デバイスの外部の静的点である)。例えば、図16Eでは、動的視覚フィードバックは、グラフィカル表現1632(又はパターン1636)が3次元である視覚効果をユーザに提供する3D効果である。従って、図16Eでは、ユーザの基準点1640に基づいて、グラフィカル表現1632(例えば、又はパターン1636)は、デバイスの角度1600A及びデバイスの角度1600Bから視覚的に異なって見え(複数のパターン1632の背後の影が変化する)、任意選択的に、角度1600A及び角度1600Bからのグラフィカル表現1632の両方のビューが、正面からの表現の見掛けから異なって見える(例えば、図16Dに示すように、ディスプレイが閲覧者の顔に対してある角度で傾かないように)。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、グラフィカル表現(又はグラフィカル表現の複数のパターン)に適用される変化する色である。
いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックに加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバックを生成する(例えば、図33F及び図33Hを参照して以下で説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、動的触覚フィードバックは、デバイスによって引き起こされる動的に強化及び弱化する触知出力である。いくつかの実施形態では、動的触覚フィードバックは、デバイスによって引き起こされる触知出力パターンの変化を伴う触知出力である。いくつかの実施形態では、デバイスが基準点(例えば、基準点1640)に対するデバイスの向きの変化を検出すると、触知出力の強度又は周波数が変化する。
いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、感覚的フィードバック、音声フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
図16Fは、ユーザが復号化アカウントを正常にアクティブ化した後、ディスプレイ1602に、メッセージングアプリケーション1606のメッセージ会話1608(メッセージ参加者1610と)を表示する電子デバイス1600を示す。復号化アカウントは現在アクティブであるため、暗号化されたメッセージオブジェクト1620は、暗号化されたメッセージオブジェクトに関連付けられたメッセージの内容を表示する(例えば、「あなたのアカウントのパスワードは12345678です」と述べる)。
上述のように、上述の図16A〜図16Fに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、以下で説明する図17A〜図17Lに示されたユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関する。従って、図16A〜図16Fに示されるユーザインタフェース例に関して上述したプロセス及び図17A〜図17Lに示されるユーザインタフェース例に関して以下に説明するプロセスは、電子デバイス(例えば、100、300、500、1600、又は1700)を使用して転送を開始及び管理することを同様に含むプロセスと大部分が類似していることが理解されるべきである。
図17A〜図17Lは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送のためのユーザインタフェース例を示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図18A〜図18Fにおける処理を含む、以下で説明する処理を例示するために使用される。
図17Aは、電子デバイス1700を示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図17A〜図17Lに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス1700はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス1700は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス1700は、ディスプレイ1702及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ1702のタッチスクリーン、機械式ボタン1704、マイク)を有する。
図17Aでは、電子デバイス1700は、ディスプレイ1702に、メッセージ参加者1710(例えば、「ジョン・アップルシード」)から受け取った支払いに対応する通知1732を示すユーザインタフェースロックスクリーン1730を表示する。例えば、図17Aに示すように、通知1732には「ジョン・アップルシードが支払いを送信しました」と表示されている。いくつかの実施形態では(例えば、受け取った支払いがギフトである場合)、受け取った支払いの量は通知1732に示されない。いくつかの実施形態では(例えば、受け取った支払いがギフトでない場合)、受け取った支払いの量は通知1732に示される。
いくつかの実施形態では、通知1732は、ユーザインタフェースロックスクリーン1730以外の異なるユーザインタフェースに表示される。例えば、通知1732は、デバイスのホーム画面に表示できる(例えば、ポップアップバナーとして)。別の例では、通知1732は、デバイスの通知ユーザインタフェース(例えば、通知パネル)に表示することができる。別の例として、通知1732は、デバイス上で現在実行中のアプリケーションのアプリケーションユーザインタフェース上のポップアップ通知として表示できる。
図17Bは、電子デバイス1700のユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)と、メッセージ参加者1710(例えば、「ジョン・アップルシード」)と、通知1732に対応する支払いの送信者との間のメッセージングアプリケーション1706のメッセージ会話1708を示す。いくつかの実施形態では、図17Bに示すように、デバイス1700はまた、仮想キーボード1712を使用して、仮想キーボード1712(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー1714とを表示する(例えば、メッセージングアプリケーション1708の下又は一部を覆う)。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード1712に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー1714は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー1714は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを入力できるようにするマイクボタン1714Aを含む。
図17Bに示すように、メッセージ会話1708は、ユーザによってメッセージ参加者1710に送信されたメッセージに対応するメッセージオブジェクト1716を含む。メッセージオブジェクト1716に対応するメッセージでは、ユーザはメッセージ参加者1710に「明日パーティーで会いましょう!」と述べる。
図17Bに更に示すように、メッセージ会話1708は、通知1732によって通知された受信された支払い(例えば、ギフト支払い)に対応するギフト支払いメッセージオブジェクト1718を含む。いくつかの実施形態では、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718は、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた(例えば、第三者ではなく)支払いに対応するモードインジケーション1720(例えば、図11Aで説明したモードインジケーション1120に対応する)(例えば、「支払い」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718は、送信された支払いメッセージオブジェクト(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れなど」)に対応する支払いの状態をユーザに知らせる状態インジケータ1722(例えば、第1の状態インジケータ894に対応する)を含む。例えば、図17Aにおいて、状態インジケータ1722は「保留中」を示し、従って、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718に関連付けられた支払いがユーザによってまだ受諾されていないことをユーザに示す。
いくつかの実施形態において、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718は、グラフィカルインジケーション1724を含む(例えば、支払いのインジケーションの代わりに、従って、支払い量を隠す)。いくつかの実施形態では、グラフィカルインジケーション1724は、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718に対応する支払いがギフトとしてであることをユーザに知らせるグラフィカルアニメーション(例えば、ギフトボックス、封筒、誕生日ケーキ)である。いくつかの実施形態では、グラフィカルインジケーション1724は、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718に対応する支払いがギフトであることをユーザに知らせる動的グラフィカルアニメーション(例えば、開くギフトボックス、開く封筒、点灯されたろうそく付き誕生日ケーキ)である。
図17Bでは、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718は、ギフト支払いの送信者(例えば、メッセージ参加者1710)によって送信されたメモ(例えば、コメント又はメッセージ)に対応する付随メモメッセージオブジェクト1719を含む。例えば、図17Bでは、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718に付随するメモメッセージオブジェクト1719に対応するメッセージは「HAPPY BIRTHDAY!」と述べ、従って、ギフト支払いがユーザの誕生日のギフトとして意図されているインジケーション(例えば、グラフィカルインジケーション1724に加えて)を更に提供する。
いくつかの実施形態では、ギフト支払い(例えば、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718に対応する支払い)の送信前に、支払い(例えば、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718に対応する支払い)は、送信ギフト支払いオプションのユーザ選択の検出に応じて、送信者のデバイス(例えば、メッセージ参加者1710のデバイスなど)でギフト支払いとして(通常の支払いの代わりに)マークされる(例えば、図8Eで説明した支払い転送ユーザインタフェース840で)。いくつかの実施形態において、送信されたギフト支払いオプションに加えて、デバイスは、ギフト支払いに対応するギフト支払いメッセージオブジェクト(例えば、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718)に適用されるグラフィカルインジケーション1724に使用できる複数の(動的)グラフィカルアニメーション(例えば、ギフトボックス、封筒、誕生日ケーキ)を提供する(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840などの支払い転送ユーザインタフェース上、又は支払い転送ユーザインタフェースからアクセス可能なギフトオプションユーザインタフェース上)。
図17Cでは、メッセージ会話1708内に完了したギフト支払いメッセージオブジェクト1718を表示しながら、電子デバイス1700は、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718の(グラフィカルインジケーション1724の)上のユーザ入力を検出する。例えば、図17Cに示すように、ユーザ入力は、グラフィカルインジケーション1724上のタップジェスチャ1701である。いくつかの実施形態において、ユーザ入力(例えば、タップジェスチャ1718)は、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718内の任意の領域で検出される。
図17Dでは、タップジェスチャ1701の検出に応じて、電子デバイス1700は、ギフト(支払い)量を隠すグラフィカルインジケーション1724の表示を、量インジケーション1726(例えば、図11Aで説明した量インジケーション1122に対応する)に置き換え、これにより、ギフト支払いの量、及びメッセージ参加者1710によってユーザにギフトとして送信された支払いを受諾するための受諾ボタン1728(例えば、図11Aで説明した受諾ボタン1124に対応する)を明らかにする。この方法でグラフィカルインジケーション1724(例えば、ギフト量を隠す)から量インジケーション1726(例えば、ギフト量を示す)を明らかにすることは、ギフトとして支払いを受け取る受取人(例えば、ユーザ)に「サプライズ」効果を提供する。
図17Eでは、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718内に量インジケーション1726及び受諾ボタン1728を表示しながら、電子デバイス1700は、受諾ボタン1728のユーザアクティブ化を検出する。例えば、図17Eに示すように、ユーザアクティブ化は、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718の受諾ボタン1728上のタップジェスチャ1703である。
いくつかの実施形態では、図17Fに示すように、判定に従って、タップジェスチャ1703の検出に応じて、支払いを受信及び送信する(例えば、オペレーティングシステム制御の転送アプリケーションを介して)ために必要な、ユーザに関連付けられた支払いアカウントがまだアクティブ化されていない(例えば、まだ設定されていない、まだ構成されていない)という判定(例えば、デバイスに記憶又は記録されたアカウントに基づいて電子デバイス1700によって実行された、又はデバイスのユーザに関連付けられたアカウントに関する情報を記憶するサーバなどの外部デバイスによって実行された)に従って、デバイスは、初期設定通知ユーザインタフェース1740を表示する(例えば、メッセージングアプリケーション1706のメッセージ会話1708の表示を置き換える)。
いくつかの実施形態では、初期設定通知ユーザインタフェース1740は、ユーザアカウントに関連付けられた支払いアカウント(デバイスにログインし、デバイスのユーザに属する)をアクティブにする(例えば、設定、構成)必要があることをユーザに通知する(画像及び/又はテキスト)インジケーション1742を含む。例えば、図17Fでは、インジケーション1742は、支払いアカウントのグラフィカルインジケーションを含み、「支払いを送受信するために、支払いアカウントを設定してください。」と述べている。また、初期設定通知ユーザインタフェース1740はまた、支払いアカウントのアクティブ化を進めるための続行ボタン1744を含む。いくつかの実施形態では、初期設定通知ユーザインタフェース1740はまた、支払いアカウントのアクティブ化を進めることを取り止めるためのキャンセルボタン1745を含む。
いくつかの実施形態では、ユーザに関連付けられた必要な支払いアカウントがアクティブ化されている(例えば、既に設定された、既に構成された)という判定(例えば、デバイスに記憶又は記録されたアカウントに基づいて電子デバイス1700によって実行された、又はデバイスのユーザに関連付けられたアカウントに関する情報を記憶するサーバなどの外部デバイスによって実行された)に従って、デバイスは、例えば、図11A及び図11Gを参照して上記で説明したステップを介して、メッセージ参加者1710によって送信されたギフト支払いの受諾に進み、受け取ったギフトの支払い(たとえば、50ドルの量)をユーザに関連付けられた支払いアカウントに追加させる。
いくつかの実施形態では、支払いアカウントが既にアクティブ化されている場合、支払いメッセージオブジェクト(例えば、ギフト支払いメッセージオブジェクト1718)に対応する支払いは、ユーザ入力なしで(例えば、タップジェスチャー1703)自動的に受諾される。いくつかの実施形態では、電子デバイス1700は、(受信した支払いに対応する支払いメッセージオブジェクト上のタップジェスチャ1703などのユーザ入力なしで)受信した支払いがデバイス上で有効になっている自動受諾オプションであることの自動的受諾に進む。いくつかの実施形態では、デバイス上で自動受諾オプションが有効になっている場合でも、支払いの送信者(例えば、メッセージ参加者1710)が連絡先リスト又はデバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストにない場合、デバイスは自動的に支払いを受諾することを取り止める。いくつかの実施形態では、支払いアカウントが既にアクティブ化され、自動受諾オプションが有効になっている場合でも、電子デバイス1700が支払いアカウントに関連する以前のトランザクションの記録がないと判定した場合(例えば、ユーザがまだ第1の支払いを受け取っていないとデバイスが判定する場合)、デバイスはその第1のインスタンスで自動的に支払いを受諾することを取り止め、代わりに支払いを受諾するユーザ入力(例えば、タップジェスチャー1703)を要求する。
図17Gは、初期設定通知ユーザインタフェース1740上の続行ボタン1744のユーザ選択(例えば、タップジェスチャ)の検出に応じて表示される「利用規約」ページ1746を示す。図17Gに示すように、「利用規約」ページ1746は、支払いアカウントのアクティブ化に関連する(法的)利用規約のテキスト説明1748を含み、利用規約のユーザの理解及び利用規約の同意についてのユーザの確認を要求する。「利用規約」ページ1746は、アカウントアクティブ化を進めるための同意ボタン1750(それにより利用規約への同意を示す)と、アカウントアクティブ化の続行を取り止めるための非同意ボタン1752(それにより利用規約への非同意を示す)とを含む。
図17Hに示すように、「利用規約」ページ1746上の受諾ボタン1750のユーザ選択の検出に応じて、電子デバイス1700はアカウントアクティブ化ユーザインタフェース1754を表示する。図17Hに示すように、アカウントアクティブ化ユーザインタフェース1754は、支払いアカウントのグラフィカル表現1756(例えば、支払いアカウントに関連付けられたカードを表す画像)及び設定支払いアカウントのアクティブ化が進行中であることをユーザに通知する進捗インジケーション1758(例えば、「アクティブ化中」、「支払いアカウントを設定中」と述べる)を含む。
いくつかの実施形態では、図17Iに示すように、電子デバイス1700は、完了した支払いメッセージオブジェクトに適用される動的視覚フィードバックと同様に、支払いアカウントのグラフィカル表現1756上で動的フィードバックアニメーション(例えば、複数の移動パターン1757、移動パターン/要素の3Dアニメーション)を生成する(例えば、図11Eを参照して説明した完了した支払いメッセージオブジェクト1132に適用される動的視覚フィードバック)。いくつかの実施形態では、フィードバックは、基準点1729に対するデバイスの向きの変化が検出されると、グラフィカル表現1756の表示を変化させる動的視覚フィードバックであり、基準点1729は、デバイスのセンサ(例えば、カメラ)の視野内のデバイスの閲覧者(例えば、ユーザ)の顔である(代替的に、いくつかの実施形態では、基準点は、地面又は床上の位置など、デバイスの外部の静的点である)。例えば、図17Iでは、動的視覚フィードバックは、グラフィカル表現1756が3次元である視覚効果をユーザに提供する3D効果である。従って、図17Iでは、ユーザの基準点1729に基づいて、グラフィカル表現1756は、デバイスの角度1700A及びデバイスの角度1700Bから視覚的に異なって見え(複数の移動パターン1757の背後の影が変化する)、任意選択的に、角度1700A及び角度1700Bからのグラフィカル表現1756の両方のビューが、正面からの表現の見掛けから異なって見える(例えば、図17Hに示すように、ディスプレイが閲覧者の顔に対してある角度で傾かないように)。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックは、グラフィカル表現に適用される色の変化である。
いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックに加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバックを生成する。いくつかの実施形態では、動的触覚フィードバックは、デバイスによって引き起こされる動的に強化及び弱化する触知出力である。いくつかの実施形態では、動的触覚フィードバックは、デバイスによって引き起こされる触知出力パターンの変化を伴う触知出力である。いくつかの実施形態では、デバイスが基準点(例えば、基準点1729)に対するデバイスの向きの変化を検出すると、触知出力の強度又は周波数が変化する。
いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、感覚的フィードバック、音声フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
図17Jはアカウントのアクティブ化プロセスが完了したことを示す。従って、図17Jでは、アカウントアクティブ化ユーザインタフェース1754の進捗インジケーション1758は、支払いアカウントのアクティブ化が正常に完了したことをユーザに通知する(例えば、「アクティブ化されました」、「あなたの支払いアカウントは使用準備ができました」と述べることによって)。図17Kは、図17Jからのアカウントアクティブ化ユーザインタフェース1754を示し、アクティブ化が完了している。いくつかの実施形態では、図17Kに示すように、図17Iを参照して示され、説明された支払いアカウントのグラフィカル表現1756に適用される動的視覚フィードバックが示され、支払いアカウントのアクティブ化後に維持される。
支払いアカウントのアクティブ化に続いて、図17Lは、メッセージングアプリケーション1706のメッセージ会話1708内のギフト支払いメッセージオブジェクト1718に対応する支払いが受諾されたことを再び示している。特に、支払いが受諾されたため(及び50ドルのギフト支払いがアクティブ化された支払いアカウントに支払われた)、動的視覚効果がギフト支払いメッセージオブジェクト1718の量インジケーション1726(又は支払いメッセージオブジェクト全体)に適用され、動的視覚効果は、図11Dから図11Eを参照して上で説明した完了した支払いメッセージオブジェクト1132に適用される視覚効果に類似している。
いくつかの実施形態では、図17Lに示される完了したギフト支払いメッセージオブジェクト1718のユーザ選択の検出に応じて、電子デバイス1700は、図11G及び11Vで上述したトランザクション詳細ユーザインタフェース1134に対応するトランザクション詳細ユーザインタフェースを表示し(例えば、メッセージングアプリケーション1706の表示を置き換える)、これは詳細のリストを含む(例えば、支払いメッセージオブジェクトのコピー、付随するメモのコピー、支払い送信者/受取人情報、トランザクション日時情報、トランザクションで使用される1つ以上のアカウントの情報等)。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェースは、デバイスの電子ウォレットアプリケーションでトランザクション詳細を表示するためのウォレットボタン(例えば、「ウォレットで見る」選択可能インジケーション)を更に含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェースは、受信した支払いを支払いの送信者(例えば、メッセージ参加者1710)に戻すための戻りボタンを更に含む。
図18A〜18Fは、いくつかの実施形態による電子デバイスを用いてピアツーピア転送を管理する方法を説明するフロー図である。方法1800は、ディスプレイ及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチスクリーン、マイク、カメラ、バイオメトリックセンサ)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、1600、1700)で実行される。方法1800におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法1800は、ピアツーピア転送を管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピア転送を管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピア転送をより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、1600、1700)は、ディスプレイ(例えば、1602、1702)に、メッセージ会話(例えば、1608、1708)(メッセージングアプリケーションいて、電子デバイスのユーザとリモートユーザ(例えば、1610、1710)との間)におけるメッセージオブジェクト(例えば、1718、テキストメッセージ、チャット吹き出し、オープンメール)を表示する(1802)。メッセージオブジェクト(例えば、1620、1718)は、会話の参加者から電子デバイスのユーザに送信された第1の1つ以上の項目のインジケーション(例えば、1622、1724、1726)を含む(1804)(例えば、参加者からデバイスのユーザへの支払いに対応する特別に暗号化されたメッセージ又は支払いオブジェクト)。いくつかの例では、インジケーション(例えば、1622、1726)は、ユーザのアカウントに預けることができるリソースの第1の量を示す。会話内のメッセージを表示すると、会話内のメッセージの送信者/受信者に関するコンテキストフィードバックがユーザに提供され、ユーザが、会話内に表示される更なるメッセージについて送信者/受信者を調査する必要性が低減される。項目(又は項目の額)のインジケーションを含むメッセージを表示すると、受信した内容に関する視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、メッセージ会話の少なくとも一部(例えば、1608、1708)を表示しながら(1806)、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の1つ以上の項目(例えば、特別に暗号化されたメッセージを再生する、又は支払いを受諾するための受諾アフォーダンス上の入力)を取得する要求に対応する入力を検出する(1808)前に、電子デバイスが、更なるユーザの確認なしに第1の内容を取得することを許可されたアクティブ化されたアカウントに関連付けられているという判定に従って(1810)(例えば、ユーザが既にメッセージを自動的に復号化するように構成されたメッセージ復号化アカウント又は支払いに自動的に受諾するように構成されたピアツーピア支払いアカウントを設定しているという判定に従って)、電子デバイス(例えば、1600、1700)は、第1の1つ以上の項目を取得する要求に対応する入力を検出せずに、第1の1つ以上の項目の取得に進む(例えば、1812)(そして追加のユーザ入力を必要としない)。従って、いくつかの例では、電子デバイスは、ユーザの入力なしで第1の内容を自動的に取得する。いくつかの例では、電子デバイスは、参加者からのユーザ入力なしで、第1の内容を自動的に取得する。いくつかの例では、電子デバイスは、ユーザのデバイスの連絡先リストにある参加者からのユーザ入力なしで、第1の内容を自動的に取得する。デバイスがアクティブ化された許可されたアカウントに関連付けられている場合、更なるユーザ入力を検出せずに項目を自動的に取得することにより、ユーザはより素早く項目を取得できる。更なるユーザ入力を必要とせずに1組の条件が満たされた場合に動作を実行することは、デバイスの動作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを動作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第1の1つ以上の項目は、第1の種類の項目(例えば、暗号化されたメッセージや支払い)である。メッセージ会話(例えば、1608、1708)の少なくとも一部を表示しながら(1806)、電子デバイス(例えば、1600、1700)が、更なるユーザの確認なしに第1の種類の項目を取得することを許可されたアクティブ化されたアカウントに関連付けられているという判定に従って(1810)、アクティブ化されたアカウントを使用して、以前に取得した第1の種類の項目の記録がないという判定(1814)に従って(例えば、ユーザはメッセージ復号化アカウントを既に設定しているが、暗号化されたメッセージをまだ受け取っていないという判定に従って、ユーザはピアツーピア支払いアカウントを既に設定しているがまだ支払いを受け取っていないという判定に従って)、電子デバイスは、入力を検出せずに第1の1つ以上の項目の取得に進むことを取り止め(1816)(例えば、ユーザがメッセージを自動的に復号化する/支払いを受諾するようにデバイスを構成した場合でも、第1の時間に入力が必要である)、第1の1つ以上の項目を取得する要求に対応する入力の検出に応じて、第1の内容の取得に進む(1818)。
いくつかの例では、第1の1つ以上の項目は、第1の種類の項目(例えば、暗号化されたメッセージや支払い)である。メッセージ会話(例えば、1608、1708)の少なくとも一部を表示しながら(1806)、電子デバイス(例えば、1600、1700)が、更なるユーザの確認なしに第1の種類の項目を取得することを許可されたアクティブ化されたアカウントに関連付けられているという判定に従って(1810)、アクティブ化されたアカウントを使用して、以前に取得した第1の種類の項目の記録があるという判定(1820)に従って(例えば、ユーザはメッセージ復号化アカウントを既に設定しており、少なくとも1つの暗号化されたメッセージを受け取ったという判定に従って、ユーザはピアツーピア支払いアカウントを既に設定しており、少なくとも1つの支払いを受け取ったという判定に従って)、電子デバイスは、第1の種類の項目を取得する要求に対応するユーザ入力の検出を必要とせずに、第1の種類の項目の取得に進む(1822)。
いくつかの例では、メッセージ会話の少なくとも一部(例えば、1608、1708)を表示しながら(1806)、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の1つ以上の項目(例えば、特別に暗号化されたメッセージを再生する、又は支払いを受諾するための受諾アフォーダンス上の入力)を取得する要求に対応する入力を検出する(1808)前に、電子デバイスが、更なるユーザの確認なしに第1の1つ以上の項目を取得することを許可されたアクティブ化されたアカウントに関連付けられていないという判定に従って、電子デバイス(例えば、1600、1700)は、ディスプレイ(例えば、1602、1702)に、第1の1つ以上の項目の取得を許可されたアカウントをアクティブ化するための受諾アフォーダンス(例えば、ユーザにリソースアカウントを設定するように要求又は促すアクティブ化アフォーダンス)を表示する(1824)。デバイスがアクティブ化された許可されたアカウントに関連付けられていない場合に受諾アフォーダンスを表示すると、ユーザにデバイスの状態に関するフィードバックが提供され、ユーザは許可されたアカウントを簡単にアクティブ化できる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
メッセージ会話(例えば、1608、1708)の少なくとも一部を表示(1806)しながら、電子デバイス(例えば、1600、1700)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の1つ以上の項目を取得する要求に対応する入力を検出する(1826)。いくつかの例では、電子デバイスは、特別に暗号化されたメッセージの再生/閲覧又は支払いの受諾のための受諾アフォーダンスのアクティブ化を検出する。いくつかの例では、第1の1つ以上の項目は、第1の種類の項目(例えば、暗号化されたメッセージや支払い)である。
第1の1つ以上の項目を取得する要求に対応する入力の検出に応じて(1830)、電子デバイス(例えば、1600、1700)が、第1の1つ以上の項目を取得することを許可されたアクティブ化された(ユーザの)アカウントに関連付けられているという判定に従って(1832)(例えば、ユーザがメッセージ復号化アカウント又はピアツーピア支払いアカウントを既に設定しているという判定に従って)、電子デバイスは、第1の1つ以上の項目の取得に進む(1834)。
第1の1つ以上の項目を取得する要求に対応する入力の検出に応じて(1830)、電子デバイス(例えば、1600、1700)が、第1の内容を取得することを許可されたアクティブ化されたアカウントに関連付けられていないという判定に従って(1836)、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、1602、1702)に、第1の1つ以上の項目の取得を許可されたアカウントをアクティブ化するための第2のアフォーダンス(例えば、1630、1744、1750、ユーザにリソースアカウントの設定を要求又は促すアクティブ化アフォーダンス)を表示する(1838)。いくつかの例では、第2のアフォーダンス(例えば、1630、1744、1750)は、メッセージユーザインタフェース(例えば、1706、1708、メッセージトランスクリプト)の少なくとも一部を覆うユーザインタフェース(例えば、1626、1740、1746)の一部として表示される。いくつかの例では、電子デバイスは既に1つ以上のアクティブ化されたアカウントを有する。ただし、アカウントは第1の内容の取得を許可されていない。例えば、アカウントは正しい種類のアカウントではないか、第1の内容を取得することができません。適切なアカウントがまだアクティブ化されていないとデバイスが判定した場合に、アカウントをアクティブ化するためのアフォーダンスを自動的に表示すると、デバイスの状態に関するコンテキストフィードバックがユーザに提供され、ユーザがデバイスのユーザインタフェースをナビゲートしてアカウントをアクティブ化する必要性が減少する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、参加者から送信された第1の内容(例えば、1610、1710)がギフト(例えば、暗号化されたメッセージ、受取人へのサプライズを意図された支払い)に対応するという判定に従って(1840)、電子デバイス(例えば、1600、1700)は、参加者から送信された第1の1つ以上の項目がギフトに対応しているグラフィカルインジケーション(例えば、1622、1724、メッセージが暗号化されているインジケーション、包装されたギフトボックスのグラフィカルインジケーション、閉じた封筒のグラフィカルインジケーション)を表示する(1842)。いくつかの例では、メッセージオブジェクト(例えば、1620、1718)は、少なくとも部分的に包装されたギフトボックス(例えば、1724)のグラフィカル表現として表示される。いくつかの例では、メッセージオブジェクト(例えば、1724)は、少なくとも部分的に閉じた封筒のグラフィカル表現として表示される。いくつかの例では、通信のグラフィカル表現に適用されるグラフィカルインジケーション(例えば、1620、1724、メッセージが暗号化されているインジケーション、包装されたギフトボックスのグラフィカルインジケーション、閉じた封筒のグラフィカルインジケーション)は、外部デバイス(例えば、通信の発信元のデバイス)上の通信の対応する保留中のグラフィカル表現上の特別な入力に基づいて選択される。例えば、特別な入力は、所定の閾値強度(例えば、深押し強度閾値)より大きい接触強度を有する深押し入力である。いくつかの例では、(外部デバイスから電子デバイスに送信される前に)デバイス上の通信の対応する保留中のグラフィカル表現の深押しの検出に応じて、外部デバイスは、選択され通信に適用され得る1つ以上のグラフィカルインジケーション(包装されたギフトボックス、閉じた封筒)のリストを表示する。
いくつかの例では、参加者から送信された第1の内容がギフト(例えば、暗号化されたメッセージ、受取人へのサプライズを意図された支払い)に対応するという判定に従って(1840)、電子デバイス(例えば1600、1700)は、第1の1つ以上の項目の量(例えば、1726)のインジケーションを隠す(1844)(例えば、取り止める)。ギフトの量(例えば、1726)のインジケーションを表示せずに、項目がギフトに対応することを示すグラフィカルインジケーション(例えば、1724)を表示すると、内容の状態(例えば、ギフトである)に関するフィードバックがユーザに提供され、任意選択的に、量を見ることなくユーザがギフトを拒否できる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1600、1700)は、メッセージオブジェクト(例えば、1620、1718)のユーザ選択を検出する(1846)。メッセージオブジェクト(例えば、1718)のユーザ選択の検出に応じて、電子デバイス(例えば、1600、1700)は、(任意選択的にメッセージを復号化して)、ディスプレイに、第1の1つ以上の項目の量(例えば、1726)のインジケーションを表示する(1848)。ギフトの量(例えば、1726)のインジケーションを表示すると、内容の状態(例えば、ギフトの量)に関するフィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1600、1700)は、メッセージ会話(電子デバイスのユーザとリモートユーザとの間の)において、メッセージオブジェクト(例えば、1620、1718、テキストメッセージ、チャット吹き出し、オープンメール)上で第2の入力を受信する(1850)。メッセージオブジェクト(例えば、1620、1718)に関する上での第2の入力の受信に応じて、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、1602、1702)に、メッセージオブジェクトに関連付けられている情報(例えば、暗号化/復号化情報、内容の量、支払いの量、参加者に関連する情報、日時、第1の内容の取得に関連するメモ/コメント)を含む詳細ユーザインタフェースを表示する1852)。
いくつかの例では、第1の1つ以上の項目は、第1の種類の項目(例えば、暗号化されたメッセージや支払い)である。いくつかの例では、第1の1つ以上の項目を取得すると、第1の種類の項目の以前の転送の総数が移動するという判定に従って(例えば、暗号化されたメッセージ又は支払いの取得/受信、暗号化されたメッセージの送信/送信又は所定の限度を超えてアクティブ化されたアカウントに関連付けられた支払い)、電子デバイス(例えば、1600、1700)は、ディスプレイ(例えば、1602、1702)に、アクティブ化されたアカウントに関連付けられたユーザの身元を確認する要求に対応する検証ユーザインタフェース(例えば、図31A〜図31Mを参照して以下に説明するように)を表示する(1854)。いくつかの例では、ユーザが特定の期間(又は合計)に受諾した(例えば、又は送信した)資金の合計量が閾値を超えることになる資金を受諾(例えば、又は送信)しようとする場合、検証ユーザインタフェースが表示され、身分証明書(例えば、政府発行の身分証明書など)を撮影するなどによって、ユーザがユーザの識別情報を検証することを可能にする。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1600、1700)は、第1の1つ以上の項目を管理(例えば、処理)するように構成されたアプリケーションを含む。いくつかの例では、アプリケーションは暗号化されたメッセージを復号化するように構成されている。いくつかの例では、アプリケーションはメッセージを暗号化するように構成されている。いくつかの例では、アプリケーションは、支払いを受信/送信するために支払いアカウントを管理するように構成されている。いくつかの例では、第1の内容を処理できるデバイスでアプリケーションを使用できるが、第1の内容を取得するにはアクティブ化されたアカウントもまた必要である。
いくつかの例では、ディスプレイ(例えば、1602、1702)に、メッセージ会話(例えば、1608、1708)におけるメッセージオブジェクト(例えば、1620、1718)を(例えば、ユーザが復号化されたメッセージを見る前、ユーザが支払いを見る前)表示する前に、参加者(例えば、1610、1710)から送信された第1の1つ以上の項目がギフト(例えば、暗号化されたメッセージ、受取人へのサプライズを意図された支払い)に対応するという判定に従って、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、1602、1702)に、第1の1つ以上の項目の量のインジケーションの表示を含まない参加者から受信した第1の内容の通知(例えば、1732)(例えば、ポップアップ通知、通知バナー)を表示する。いくつかの例では、ディスプレイに、メッセージ会話(例えば、1608、1708)におけるメッセージオブジェクト(例えば、1718)を(例えば、ユーザが復号化されたメッセージを見る前、ユーザが支払いを見る前)表示する前に、参加者から送信された第1の1つ以上の項目がギフトに対応しないという判定に従って、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、1602、1702)に、第1の1つ以上の項目の量のインジケーションの表示を含む参加者から受信した第1の1つ以上の項目の通知を表示する。いくつかの例では、通知(例えば、1732)はデバイスのホーム画面に表示される。いくつかの例では、通知(例えば、1732)は、デバイスのロックスクリーン(例えば、1730)に表示される。いくつかの例では、通知(例えば、1732)は、デバイスで実行されているアプリケーションのユーザインタフェースに表示される。通知がギフトに関連するとき、量のインジケーションを表示せずに通知(例えば、1732など)を表示すると、内容の状態(例えば、ギフトである)に関するフィードバックがユーザに提供され、任意選択的に、量を見ることなくユーザがギフトを拒否できる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、メッセージオブジェクト(例えば、1620、1718など)は、承諾アフォーダンス(例えば、1624、1728、特別に暗号化されたメッセージを再生する、又は支払いを受諾するための受諾アフォーダンス)と、受諾アフォーダンス上の入力を含む第1の1つ以上の項目の取得要求に対応する入力とを含む。
いくつかの例では、第1の1つ以上の項目は、第1の種類の項目(例えば、暗号化されたメッセージ又は支払い)であり、アクティブ化に関連付けられた第1の種類の項目の以前の転送の合計量(例えば、数又は総量)は、第1の種類の項目の取得(又は受信)に関連付けられた第1の種類の項目の以前の転送(例えば、支払いの受け取り、アカウントのユーザによるアクティブ化されたアカウントの資金調達)(例えば、電子デバイスのユーザに関連付けられたアカウントによる)のみを含み、(例えば、電子デバイスのユーザに関連付けられたアカウントからの外部デバイスのユーザなど別のユーザへの)第1の種類の項目の送信(又は発信)に関連付けられた第1の種類の項目の以前の転送は含まない。
方法1800(例えば、図18A〜18F)に関して上述したプロセスの詳細は、本明細書に記載する方法にも同様に当てはまることに留意されたい。例えば、方法1800は、方法900、1200、1500、2100、2400、2700、3000、及び3400を参照して本明細書で説明した多様な方法の1つ以上の特性を任意選択的に含む。例えば、メッセージの表現と、方法900で説明した種類の項目(例えば、写真、ステッカー、リソース、又は支払いなどの転送される)に対応する選択可能なインジケーションを同時に表示することは、メッセージオブジェクト(例えば、1718)に関して適用できる。別の例では、方法1200で説明された動的フィードバックの出力は、メッセージオブジェクト(例えば、1718)に関して適用できる。別の例では、方法1500で説明したように、メッセージオブジェクトが送信メッセージ又は要求メッセージに対応するか否かに基づくメッセージオブジェクトの異なる視覚的見掛けは、メッセージオブジェクト(例えば1718)に関して適され得る。別の例では、方法2100で説明したように、第1のアカウント及び第2のアカウントの表現を表示することはまた、ギフトメッセージオブジェクト(例えば、1718)に類似したギフトの発信転送を認証/確認するときに表示できる。別の例では、方法2400で説明するように、ユーザ入力を要求する代わりに、自動的に転送を進めることもまた、(ギフト)支払いオブジェクト(例えば、1718)に対応する着信転送の内容を応答するために使用できる。別の例では、方法2700で説明するように、メッセージ会話のメッセージからの情報を含む複数の項目は、(ギフト)メッセージオブジェクト(例えば、1718)のユーザ選択に応じて表示できる。別の例では、方法3000で説明するように、発話を使用して(ギフト)メッセージオブジェクト(例えば、例:1718)に対応するギフトを受諾するか、又はメッセージオブジェクト(例えば、1718)に類似した発信(ギフト)メッセージオブジェクトを作成できる。別の例では、方法3400で説明したように、メッセージオブジェクトに関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払い)が完了したとき、視覚効果(例えば、色調効果、ジオメトリ変更効果)を、メッセージオブジェクト(例えば、1726)の要素に適用することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図18A〜18Fを参照して上述した演算は、図1A〜1Bで示した構成要素によって、任意選択的に実行される。例えば、表示動作1802、検出動作1826、続行動作1834、及び表示動作1838は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって任意選択的に実行される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図19A〜図19Dは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例を示す。以下でより詳細に説明するように、図19A〜図19Dに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、図20A〜図20Jに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関し、これらは、図21A〜図21Dのプロセスを含む以下に説明するプロセスを説明するのに使用される。
図19Aでは、電子デバイス1900は、ディスプレイ1902に、ユーザインタフェースロックスクリーン1906を表示する。いくつかの実施形態では、デバイスがユーザインタフェースロック状態(例えば、オペレーティングシステムの1つ以上の機能が、デバイスのユーザ(例えば、「ケイトアップルシード」)による使用を禁止されている状態)である場合に、ユーザインタフェースロックスクリーンが表示される。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースロックスクリーン1906は、デバイスがユーザインタフェースロック状態にあることのインジケーション1908(例えば、「ロックされています」と述べる)を含む。
いくつかの実施形態において、電子デバイス1900がユーザインタフェースロック状態のままで、デバイスは、無線送信デバイスを介して、外部デバイスから信号を受信する。いくつかの実施形態では、外部デバイスは近距離無線通信(NFC)端末である。いくつかの実施形態では、外部デバイスは、電子デバイス1900とは異なるユーザデバイス(例えば、スマートフォン、スマートウォッチ)である。いくつかの実施形態では、外部デバイスからの信号は、電子デバイス1900から外部デバイスに識別情報を提供するための(デバイスのユーザに関連付けられた)識別クレデンシャルの要求に対応する。
図19Bでは、識別クレデンシャルの要求の受信に応じて、電子デバイス1900は、ディスプレイ1902に、識別ユーザインタフェース1910を表示する。いくつかの実施形態では、図19Bに示すように、識別ユーザインタフェース1910は、第1の位置(例えば、インタフェースの上半分)に、デバイスに記憶される既定の識別(例えば、運転免許証などの一般識別カード)のグラフィカル表現1912を含む。いくつかの実施形態では、識別ユーザインタフェース1910の第1の位置に位置する識別(又は2つ以上の識別)は、識別情報の提供に使用するために現在選択されている識別である。
いくつかの実施形態では、図19Bに更に示すように、識別ユーザインタフェース1910は、第2の位置(例えば、インタフェースの底部)に、グラフィカル表現1912に対応する識別以外のデバイスに記憶された1つ以上の識別のグラフィカル表現1916を含む。いくつかの実施形態では、デバイスに記憶された1つ以上の識別は、使用制限識別カード(例えば、識別情報を提供するための限られた数の使用を有する識別カード)を含む。
いくつかの実施形態では、図19Bに示すように、既定の識別(例えば、運転免許証)のグラフィカル表現1912の表示を維持しながら、電子デバイス1900は、識別のグラフィカル表現1916内の使用制限識別カードに対応するグラフィカル表現1918のより大きな部分を表示する。いくつかの実施形態では、グラフィカル表現1918は、グラフィカル表現1916から上にスライドして(例えば、識別ユーザインタフェース1910が最初に表示されてから所定の時間が経過した後)、より大きな部分を表示する。図19Bに更に示すように、使用制限識別カードのグラフィカル表現1918は、使用制限識別カードに残っている利用可能な使用数に対応する制限インジケーション1922を含む(例えば、5回使用残り」と述べる)。制限インジケーション1922は、識別情報を提供するために使用できる使用制限識別カード(グラフィカル表現1918に対応する)の残りの使用回数の助言をユーザに提供する。使用制限識別カードのグラフィカル表現1918はまた、表現が使用制限識別である識別に対応するというインジケーション(例えば、「使用制限IDカード」と述べる)を含む。
図19Cでは、使用制限識別アカウントのグラフィカル表現1918のより大きな部分を表示しながら、電子デバイス1900は、グラフィカル表現1918上のユーザ入力を検出する。例えば、図19Cに示すように、ユーザ入力は、グラフィカル表現1918上のタップジェスチャ1901である。
図19Dに示すように、タップジェスチャ1901の検出に応じて、電子デバイス1900は、識別ユーザインタフェースの第1の位置で、一般使用識別カードのグラフィカル表現1912の表示を、使用制限識別カードのグラフィカル表現1918に置き換える(そして、既定の識別のグラフィカル表現1912は、1つ以上の他の識別のグラフィカル表現1916の一部になる)。いくつかの実施形態では、図19Dに示すように、グラフィカル表現1918は、第1の位置でグラフィカル表現1912を置き換えているため、グラフィカル表現1916内のその位置から上にスライドする。いくつかの実施形態では、グラフィカル表現1912は、第1の位置からグラフィカル表現1916に向かって下にスライドする。
いくつかの実施形態では、図19Dに示すように、図16A〜16Fを参照して上述した復号化アカウントのグラフィカル表現1632に類似であり、使用制限識別カードのグラフィカル表現1918は、動的フィードバック(例えば、移動パターンの3Dアニメーション)を提供できる複数の移動パターン1924を含む。また、図19Dに更に示すように、グラフィカル表現1918は、識別ユーザインタフェースの第1の位置に表示されている間、識別が使用制限識別に対応することを示すインジケーション1920及び制限インジケーション1922の表示を維持する。第1の位置における既定の識別のグラフィカル表現1912の表示を完全に置換すると、グラフィカル表現1918に対応する使用制限識別は、要求された識別情報を提供する際に使用する準備が整う。
上述のように、上述の図19A〜図19Dに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、以下で説明する図20A〜図20Jに示されたユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関する。従って、図19A〜図19Dに示されるアカウントを交換するためのユーザインタフェース例に関して上述したプロセス及び図20A〜図20Jに示されるユーザインタフェース例に関して以下に説明するプロセスは、電子デバイス(例えば、100、300、500、1900、又は2000)を使用して転送を管理することを同様に含むプロセスと大部分が類似していることが理解されるべきである。
図20A〜図20Jは、いくつかの実施形態に係る、転送で使用するためのアカウントを交換するための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図21A〜図21Dにおける処理を含む、以下で説明する処理を例示するために使用される。
図20Aは、電子デバイス2000(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図20A〜図20Jに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス2000はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス2000は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス2000は、ディスプレイ2002、無線送信デバイス、及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ2002のタッチスクリーン、機械式ボタン2004、マイク)を有する。
図20Aでは、電子デバイス2000は、ディスプレイ2002に、ユーザインタフェースロックスクリーン2016を表示する。いくつかの実施形態では、デバイスがユーザインタフェースロック状態(例えば、オペレーティングシステムの1つ以上の機能が、デバイスのユーザ(例えば、「ケイトアップルシード」)による使用を禁止されている状態)である場合に、ユーザインタフェースロックスクリーンが表示される。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースロックスクリーン2016は、デバイスがユーザインタフェースロック状態にあるというインジケーション2018を含む。
図20Bでは、電子デバイス2000がユーザインタフェースロック状態のままで、デバイスは、無線送信デバイスを介して、外部デバイス2020から信号を受信する。いくつかの実施形態において、外部デバイス2020は、(例えば、支払いトランザクションを行うための)近距離無線通信(NFC)端末である。いくつかの実施形態では、外部デバイス2020は、販売時点管理(POS)端末(例えば、支払いトランザクションを行うための)である。いくつかの実施形態では、外部デバイス2020は、電子デバイス2000とは異なるユーザデバイス(例えば、スマートフォン、スマートウォッチ)である。
図20Bでは、外部デバイス2020(例えば、NFC端末、POS端末)からの信号は、電子デバイス2000から外部デバイス2020に送信される支払いを行うための支払いクレデンシャル(例えば、デバイスのユーザに関連付けられた)の要求に対応する。いくつかの実施形態では、図20Bに示すように、デバイスは、外部デバイス2020からの信号が受信されると、ディスプレイ2002に、ユーザインタフェースロックスクリーン2016を表示する。いくつかの実施形態では、外部デバイス2020からの信号が受信されるとき、デバイスのディスプレイ2002は電源オフである。
図20Cでは、外部デバイス2020から支払いクレデンシャルの要求を受信したことに応じて、電子デバイス2000は、ディスプレイ2002にウォレットユーザインタフェース2022を表示する。いくつかの実施形態では、図20Cに示すように、ウォレットユーザインタフェース2022は、第1の位置(例えば、インタフェースの上半分)に、デバイス2000にプロビジョニングされた既定のアカウント(例えば、記憶値アカウントに対応する支払いアカウント、デビットアカウントに対応する支払いアカウント、当座預金アカウントに対応する支払いアカウント)のグラフィカル表現2024を含む。いくつかの実施形態では、ウォレットユーザインタフェース2002の第1の位置に位置するアカウント(又は2つ以上のアカウント)は、支払いトランザクションで使用するために現在選択されているアカウントである。
いくつかの実施形態では、図20Cに更に示すように、ウォレットユーザインタフェース2022は、第2の位置(例えば、インタフェースの底部)に、グラフィカル表現2024に対応するアカウント以外のデバイスにプロビジョニングされた1つ以上のアカウントのグラフィカル表現2026を含む。例えば、デバイスにプロビジョニングされた1つ以上のアカウントは、オペレーティングシステム制御支払いアカウント、デビットカードアカウント、当座預金アカウント、クレジットアカウント、及び(ロイヤルティ)ポイントカードアカウントを含むことができる。いくつかの実施形態では、図20Cに示すように、グラフィカル表現2026内のアカウントの各グラフィカル表現は、ウォレットユーザインタフェース2022上で部分的にのみ見える。いくつかの実施形態では、グラフィカル表現2026は、オペレーティングシステム制御支払いアカウント(例えば、図17H〜17Kを参照して上述したグラフィカル表現1756に関連付けられた支払いアカウントに対応するアカウント)に対応する(部分的)グラフィカル表現2030を含む。いくつかの実施形態では、支払いアカウントは、一意のオペレーティングシステム制御及び管理アカウントである。
いくつかの実施形態では、外部デバイス2020から支払いクレデンシャルの要求を受信した(そしてウォレットユーザインタフェース2022を表示した)後、電子デバイス2000は、外部デバイスからの信号がそれ以上検出されないように外部デバイスから離れるように移動する(例えば、ユーザによって)。いくつかの実施形態では、外部デバイス2020から支払いクレデンシャルの要求を受信した(そしてウォレットユーザインタフェース2022を表示した)後、電子デバイスは、外部デバイスからの信号が検出され続けるように外部デバイス2020の近くに維持される(例えば、ユーザによって)。
いくつかの実施形態では、図20Cに示すように、ウォレットユーザインタフェースはまた、電子デバイス2000上でプロビジョニングされたアカウントを使用してトランザクションを許可するための認証方法をユーザに知らせるインジケーション2028(例えば、画像及び/又はテキスト)を表示する。例えば、図20Cでは、インジケーション2028(例えば、指紋のグラフィカル表現を示し、「指紋で支払う」と述べる)は、指紋認証を使用してトランザクションを許可できることをユーザに知らせる。
図20Dは、既定のアカウントのグラフィカル表現2024の表示を維持しながら、支払いアカウントに対応するグラフィカル表現2030のより大きな部分を表示するウォレットユーザインタフェース2022を示す。いくつかの実施形態では、支払いアカウントに対応するグラフィカル表現2030の大部分は、外部デバイス2020から最初に信号を受信してから所定の時間(例えば、0.3秒、0.5秒、1秒)が経過した後に表示される。いくつかの実施形態では、外部デバイス2020からの信号の受信に応じてウォレットユーザインタフェース2022が最初に表示されるときに、支払いアカウントに対応するグラフィカル表現2030の大部分が表示される。
いくつかの実施形態では、グラフィカル表現2030は、グラフィカル表現2026から上にスライドして、より大きな部分を表示する(図20Dに示すように)。図20Dに更に示すように、グラフ表現2030は、(グラフ表現2030に対応する)支払いアカウントの利用可能な残高に対応する残高インジケーション2032を含む。残高インジケーション2032は、グラフィカル表現2030の大部分が表示されるときに、(グラフィカル表現2030に対応する)支払いアカウントの利用可能な残高の助言をユーザに提供する。
図20Eでは、支払いアカウントのグラフィカル表現2030の大部分を表示しながら、電子デバイス2000は、グラフィカル表現2030上のユーザ入力を検出する。例えば、図20Eに示すように、ユーザ入力は、グラフィカル表現2030上のタップジェスチャ2001である。
図20F〜図20Gに示すように、タップジェスチャ2001の検出に応じて、電子デバイス2000は、ウォレットユーザインタフェース2022の第1の位置で、既定のアカウントに対応するグラフィカル表現2024の表示を、支払いアカウントのグラフィカル表現2030に置き換える(そして、既定のアカウントのグラフィカル表現2024は、1つ以上のアカウントのグラフィカル表現2026の一部になる)。いくつかの実施形態では、図20Fに示すように、グラフィカル表現2030は、第1の位置でグラフィカル表現2024を置き換えているため、グラフィカル表現2026(例えば、図20Dに示すように)内のその位置から上にスライドする。いくつかの実施形態では、グラフィカル表現2024は、第1の位置からグラフィカル表現2026に向かって下にスライドする。図20Fに示すように、デバイスは、ディスプレイで上にスライドするときに、グラフィカル表現2030上の残高インジケーション2032の表示を維持する。
上述のように、いくつかの実施形態では、グラフィカル表現2030に関連付けられた支払いアカウントは、図17H〜図17Kを参照して上述されたグラフィカル表現1756に関連付けられた支払いアカウントに対応する。グラフィカル表現1756と同様に、グラフィカル表現2030は、グラフィカル表現1756の複数のパターン1757に対応する複数の移動パターン2034を含む。従って、電子デバイス2000は、例えば図 11Eに説明するように、完了した支払いメッセージオブジェクトに適用される動的視覚フィードバックと同様に、支払いアカウントのグラフィカル表現2030(例えば、移動パターンの3Dアニメーション)上に動的フィードバックアニメーションを生成する。
図20Gは、タップジェスチャ2001の検出に応じて、ウォレットユーザインタフェース2022の第1の位置における既定のアカウントのグラフィカル表現2024の表示を完全に置き換えた支払いアカウントのグラフィカル表現2030と、1つ以上の他のアカウントのグラフィカル表現2026内のグラフィカル表現2030を置き換えたグラフィカル表現2024とを示す。
図20Hは、無線送信無線機を介して、外部デバイス2020と通信する電子デバイス2000(再び)を示す。いくつかの実施形態では、デバイスが外部デバイス2020から離れて移動していた場合(例えば、図20C)、図20Hのデバイスは、外部デバイスから再び信号(例えば、支払いクレデンシャルの要求に対応して)を受信する(例えば、外部デバイス2020の近くに配置されることにより)。いくつかの実施形態では、デバイスが外部デバイス2020の近くに維持されていた場合、図20Hのデバイスは、外部デバイスからの信号(例えば、支払いクレデンシャルの要求に対応する)の受信を継続する。
図20Hでは、ウォレットユーザインタフェース2022を、インタフェースの第1の位置にある支払いアカウントのグラフィカル表現2030と共に表示しながら(従って、支払いアカウントは、支払いトランザクションで使用するために現在選択されている)、電子デバイス2000は、インジケーション2028に示されている認証要求に対応するユーザ入力2003を受信する。例えば、図20Hに示すように、インジケーション2028(例えば、「指紋で支払う」と述べる)は、指紋認証を要求し、従って、ユーザ入力は、デバイスの指紋センサ(例えば、機械式ボタン2004)上の指紋スキャン入力2003である。
図20Iは、インジケーション2028(例えば、「支払い完了」と述べる)を介して、指紋認証が成功し、従って、グラフィカル表現2030に関連付けられた支払いアカウントを使用して支払いトランザクションが完了したことを示す。いくつかの実施形態では、受信された認証情報(例えば、指紋スキャン入力2003)が、デバイスに記憶された登録済みの認証情報(例えば、登録された指紋認証情報)と一致する場合、認証(例えば、指紋認証)は成功する(又は、デバイスによって、外部サーバを介して、アクセスできる)。いくつかの実施形態では、認証が成功しなかった場合(例えば、指紋スキャン入力2003から取得した指紋情報が登録済みの指紋認証情報と一致しないため)、電子デバイス2000は、ユーザが要求された認証情報を再度入力してみるか、又は外部デバイス2020との支払いトランザクションをキャンセルすることを要求する。
図20Iでは、支払いアカウント(例えば、グラフ表現2030に対応)は、支払いトランザクションで使用するために現在選択されているアカウントであるため、成功した支払いトランザクション(例えば、インジケーション2028で示される)は、例えば、タップジェスチャ2001の前に、支払いトランザクションで使用するために現在選択されていたグラフィカル表現2024に関連付けられた既定のアカウントからの資金の代わりに、支払いアカウント(これは、残高インジケーション2032で示すように、30ドルの資金があった)からの資金で実行された。いくつかの例では、電子デバイス2000は、支払いアカウントのグラフィカル表現2030内の残高インジケーション2032を更新して、成功したトランザクションに資金を供給するために支払いアカウントから引き出された(例えば、又は取り出された)資金の量(例えば、「10.00ドル」)を反映し、更新された残高インジケーション2032を支払い成功インジケーション2028と同時に表示する。
図20Jは、(支払いアカウントを使用して)成功した支払いトランザクションに続いてトランザクション要約情報2036を表示するウォレットユーザインタフェース2022を示す。いくつかの実施形態では、トランザクション要約情報は、トランザクションの相手(例えば、企業、レストラン、異なる非企業個人)及び/又は位置(例えば、住所、都市)のインジケーション2038を含む。例えば、20Jでは、現在のトランザクションは、カリフォルニア州サンフランシスコのサンドイッチ店とのものだった。いくつかの実施形態では、トランザクション要約情報は、トランザクション量のインジケーション2040を含む(例えば、「10.00ドル」)。いくつかの実施形態では、トランザクション要約情報は、トランザクションで使用されたアカウント(例えば、支払いアカウント)のインジケーション2044と、トランザクションに資金を供給するためのインジケーション2044に対応するアカウントアカウントから引き出された資金の量(例えば、「10.00ドル」)のインジケーション2046とを含む。
図20Jに更に示すように、成功したトランザクション(例えば、10.00ドルの量)に続いて、電子デバイス2000は、成功したトランザクションに資金を供給するために支払いアカウントから引き出された(例えば、又は取り出された)資金の量(例えば、「10.00ドル」)を反映するために、支払いアカウントのグラフィカル表現2030内の残高インジケーション2032を更新する。例えば、図20Jでは、正常なトランザクションの前に残高インジケーション2032が30ドルを示し、トランザクション量が10.00ドルであったため(インジケーション2046で示すように)、デバイスは残高インジケーション2032を更新してトランザクション後の量20ドルを示す。
図21A〜図21Dは、いくつかの実施形態に係る、電子デバイスを使用する転送で使用するためのアカウントを交換する方法を示すフロー図である。方法2100は、ディスプレイ、無線送信デバイス及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチスクリーン、マイク、カメラ、バイオメトリックセンサ)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、1900、2000)で実行される。方法2100におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法2100は、ピアツーピアトランザクションを管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピアトランザクションを管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピアトランザクションをより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、1900、2000)は、(例えば、無線送信デバイスを介して)要求(例えば、電子デバイスへのユーザ入力、外部デバイスからの信号)を受信して(2102)、無線送信デバイスを介して、デバイスのユーザに関連付けられた制限されたクレデンシャル(例えば、識別クレデンシャル、又は支払いクレデンシャル)を、外部デバイス(例えば、2020、販売時点管理(POS)端末、電子デバイスとは異なるスマートフォン又はスマートウォッチ)に提供する要求を受信する。いくつかの例では、要求は、無線送信デバイスを介してクレデンシャルを送信することである。いくつかの例では、制限されたクレデンシャルを外部デバイスに提供することは、無線送信デバイスを介して、クレデンシャルを外部デバイス(例えば、2020)に送信することを含む。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1900、2000)はセキュア要素(例えば、115)を含み、制限されたクレデンシャル(例えば、第1のアカウント及び第2のアカウント用)は、電子デバイスのセキュア要素に記憶される(2104)。いくつかの例では、制限されたクレデンシャルは支払い情報である(又は含む)。いくつかの例では、セキュア要素は、支払い情報(例えば、アカウント番号及び/又はトランザクション特有の動的セキュリティコード)を提供(又は公開)する。いくつかの例では、セキュア要素は、ユーザ認証などの許可をデバイスが受信したことに応じて、支払い情報を提供(又は公開)する(例えば、指紋認証、パスコード認証、デバイスがアンロック状態にあるとき、及び任意選択的に、認証クレデンシャルをデバイスへ提供することによってデバイスがアンロックされてからデバイスが連続してユーザの手首上にあるときの、ハードウェアボタンの2回押下の検出。デバイスがユーザの手首上に連続して存在することは、デバイスがユーザの皮膚に接触していることを定期的に検査することによって判定される)。例えば、デバイスは、デバイスの指紋センサ(例えば、ボタンに組み込まれた指紋センサ)で指紋を検出する。デバイスは、この指紋が登録された指紋に一貫しているかどうかを判定する。指紋が登録された指紋に一貫しているという判定に従って、セキュア要素は、支払い情報を提供(又は公開)する。指紋が登録された指紋に一貫していないという判定に従って、セキュア要素は、支払い情報の提供(又は公開)を取り止める。
いくつかの例では、無線送信デバイスを介して、デバイスのユーザに関連付けられた制限されたクレデンシャルを、外部デバイス(例えば2020)に提供するために受信した要求は、デバイスのユーザからの入力(例えば、タップ入力2303、音声入力、デバイスのユーザからのボタン(例えば、1904、2304、2356))である。いくつかの例では、ユーザからの入力は、デバイスのボタン(例えば、1904、2304、ホームボタン)の2重押しである。いくつかの例では、ユーザからの入力は、デバイスの電源ボタンの2重押しである。
いくつかの例では、外部デバイス(例えば、2020)は非接触端末(例えば、トランザクション端末、POS端末2020、NFC支払い端末)である。いくつかの例では、無線送信デバイスを介して、デバイスのユーザに関連付けられた制限されたクレデンシャルを、外部デバイスに提供する受信した要求(例えば、2020)は、非接触端末(例えば、2020)からの信号である。いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、非接触端末(例えば、非接触支払い端末、2020)の範囲内に配置され、支払いの要求を受信する(例えば、NFCを介して)。
制限されたクレデンシャルを提供する要求の受信に応じて(2110)、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、ディスプレイに、ディスプレイの第1の位置(例えば、ディスプレイの中央の領域、又は中央の近くなどのディスプレイの目立つ部分)に、第1の制限されたクレデンシャル(例えば、既定のユーザ識別アカウント、既定のリソースアカウント、既定のポイントアカウント、デビットカードアカウント、クレジットカードアカウント)に関連付けられた第1のアカウント(例えば、2024)の表現であって、制限されたクレデンシャルの提供に使用される、第1のアカウントの表現(2112)と、ディスプレイの第2の位置(例えば、ディスプレイの下縁部などのディスプレイのコーナー又は縁部)で、第2の制限されたクレデンシャル(例えば、代替の識別子)に関連付けられた第2のアカウント(例えば1918、2030)の表現の少なくとも一部(例えば、上部、下部なしの上部、第2の位置を伴う第1の位置)(2114)と、を同時に表示する。第2のアカウントの表現の少なくともいくつかの表示は、第2のアカウントの使用メトリック(例えば、1922、2032、使用制限、利用可能なリソース)の表示を含む(例えば、代替識別子が利用可能な時間、代替の識別子が利用可能な回数、アカウントに記憶されているか、アカウントに関連付けられている支払いアカウントで利用可能な通貨の量)。いくつかの例では、利用可能なリソース(例えば、1922、2032)のインジケーションが表示されたアカウント表現の右上角又は左上角に見えるように、第2のリソースアカウント(例えば、1918、2030)の表現は、ディスプレイの下部に部分的にのみ表示される。複数のアカウントの表現を使用メトリック(例えば、1922、2032)を使用して異なる位置に同時に表示することで、ユーザに、アカウントが使用するために選択されているか、又は利用可能かなどのアカウントの状態に関する(位置ベースの)視覚フィードバックが提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、非接触端末(例えば、2020)からの信号が少なくとも第2所定の時間の間検出されたという判定に従って(そして代替的に、又は追加して、デバイスが第2所定の時間、非接触端末の範囲内から削除されていなかったという判定に従って)、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、第1のアカウントを使用して制限されたクレデンシャルの提供を続行する(2116)。
いくつかの例では、非接触端末(例えば、2020)からの信号が第2所定の時間未満の間の間検出されたという判定に従って(そして代替的に、又は追加して、デバイスが少なくとも第2所定の時間、非接触端末の範囲内から削除されていたという判定に従って)、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、第1のアカウントを使用して制限されたクレデンシャルの提供(例えば、無線通信を介して、非接触端末に)を続行することを取り止める(2118)。従って、電子デバイスは、非接触端末(例えば、2020)との支払いトランザクションなどで、制限されたクレデンシャルを提供するために、第1のアカウントの使用から第2アカウントの使用に切り替える機会をユーザに提供する。第2の所定の時間期間より短い間、デバイスが非接触端末の範囲内(例えば、RF範囲内)にある場合、第1のアカウントを自動的に進めることを取り止めることにより、デバイスが非接触端末の範囲内にあるときに、アカウントの状態をユーザが見ることができるようにし、選択したアカウントを変更するために非接触端末の範囲からデバイスを引っ込めるための制御及び時間をユーザに提供し、それにより望ましくない又は意図しないアカウントの使用を回避するのに役立つ。追加の制御を提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
電子デバイス(例えば、1900、2000)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)のユーザ選択(ユーザによる表示された第2のリソースアカウントの一部上のタップ2001などのタップジェスチャ、デジタルアシスタントを介する音声選択)を検出する。第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)のユーザ選択を検出したことに応じて(2122)、電子デバイスは、任意選択的に、1つ以上のブロック2124〜2130に進む。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、第2のアカウント(例えば、1918、2030)の表現の少なくとも一部の表示(2124)を、第1のアカウント(例えば、1912、2024)の表現の少なくとも一部の表示に置き換え、電子デバイスは、制限されたクレデンシャルの提供に同時に使用する第1のアカウントの選択を維持しながら、制限されたクレデンシャルの提供に使用する第2のアカウントを選択する(2126)(例えば、第1のアカウントと第2のアカウントの両方は、制限されたクレデンシャルの提供に部分的に使用され、第1のアカウントと第2のアカウントの両方は、支払いトランザクションで部分的に使用される)。いくつかの例では、制限されたクレデンシャルの提供に使用するために第2のアカウントが選択されると、状況によっては、第2のアカウントに支払いに十分な資金がないため、第1のアカウントと第2のアカウントの両方を使用して支払いを行う。いくつかの例では、図24A〜図24Cの方法2400における第1のリソースアカウント及び第2のリソースアカウントを参照して以下で説明するように、電子デバイスは、第2のアカウントの利用可能な資金をすべて提供し、支払いの未払い部分に対して第1のアカウントから資金を提供する。
第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)のユーザ選択を検出したことに応じて(2122)、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、ディスプレイの第1の位置で、第1のアカウントの表現(例えば、1912、2024)の表示を第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)に置き換える(2128)。様々なアカウントのディスプレイ上の位置を変更すると、アカウントが使用するために選択されているか、又は利用可能であるか否かなど、アカウントの更新された状態に関する(位置ベースの)視覚フィードバックがユーザに提供され、ユーザが提供した入力により使用のために選択されたアカウントが変更されたことの視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)のユーザ選択を検出したことに応じて(2122)、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、制限されたクレデンシャルの提供に使用するための第2のアカウントを選択する(例えば、無線送信デバイスを介して代替的な識別クレデンシャルを利用できるすることにより、又は、無線送信デバイス介して支払いアカウントを利用できるようにすることにより、支払いアカウントを使用する準備をすることにより、代替的な識別を使用する準備をする)。いくつかの例では、電子デバイスはまた、電子デバイスが使用のために第2のアカウントを選択する場合、制限されたクレデンシャルを提供する際の使用のために、第1のアカウントを選択解除する。いくつかの例では、電子デバイスはまた、電子デバイスが使用のために第2のアカウントを選択する場合、制限されたクレデンシャルを提供する際の使用のために、第1のアカウントを選択解除しない。
いくつかの例では、制限されたクレデンシャルを提供する際に使用するために第2のアカウントを選択した後、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、第2のアカウントを使用して(例えば、無線送信デバイスを使用して送信することにより)制限されたクレデンシャルを提供することを進める(2132)。いくつかの例では、電子デバイスは、第2のアカウントの使用メトリック(例えば、1922、2032、使用制限、利用可能なリソース)の表示を更新して(2134)、第2のアカウントを使用する制限されたクレデンシャルの提供によってもたらされた使用メトリックの変化を反映する(例えば、代替識別子が利用可能な時間は減少する、代替の識別子が利用可能な回数は減少する、アカウントに記憶されているか、アカウントに関連付けられている支払いアカウントで利用可能な通貨の量は減少する)。表示された使用メトリック(例えば、192、2032)を更新して、制限されたクレデンシャルの使用を反(e.g., 1918, 2030,映することにより、アカウントに残っているリソースの量など、第2のアカウントの使用に起因する第2のアカウントの状態に関するリアルタイム(又はほぼリアルタイム)の視覚フィードバックをユーザに提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、制限されたクレデンシャル(例えば、第1のアカウントと第2のアカウント用)は、電子デバイスのユーザに一意に関連付けられる(例えば、ユーザ固有の識別子を介して)。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、ユーザ認証(例えば、指紋、顔認識、虹彩、又は網膜認証などの生体認証)が電子デバイスのユーザによって正常に提供されない限り、制限されたクレデンシャルを外部デバイス(例えば、2020)に送信することを取り止める(例えば、送信のユーザ要求などの要求を拒否する)。いくつかの例では、電子デバイスが生体認証情報を受信し、生体認証情報が制限されたクレデンシャルの送信を許可できる生体認証情報に対応すると判定した場合、ユーザ認証が正常に受信される。
いくつかの例では、第2のアカウントの表現の少なくとも一部(例えば2030)は、第1のアカウントの表現の表示から所定の時間(例えば2秒)が経過した後に表示される(例えば1912、2024)。従って、いくつかの例では、最初に第1のアカウントの表現(例えば、1912、2024)が表示され、第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)は表示されない。第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)は、第1のアカウントの表現(例えば、1912、2024)から所定の時間が経過した後に表示される。いくつかの例では、所定の期間が経過した後、第1のアカウント(例えば、1912、2024)と第2のアカウント(例えば、1918、2030)の両方の表現(例えば、又はその一部)が同時にディスプレイに表示される。最初に選択したアカウントを表示し、次に少し遅れて未選択のアカウントを表示すると、ユーザに、アカウントが使用するために選択されているか、又は利用可能かなどのアカウントの状態に関する(時間ベースの)視覚フィードバックが提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、ディスプレイの第1の位置で、第1のアカウントの表現(例えば2024)の表示を第2のアカウントの表現(例えば1918、2030)に置き換えることは、ディスプレイの第1の位置(例えば、ディスプレイの中央の領域、又は中央の近くなどのディスプレイの目立つ部分)で、第2のアカウントの表現(例えば、1912、2024)の全体を表示すること(例えば、第2のアカウントが第1のアカウントの代わりに選択されたアカウントとして設定されるため)と、ディスプレイの第2の位置(例えば、ディスプレイの下縁部などのディスプレイの角又は縁部)で第1のアカウントの表現(例えば、1912、2024)の少なくとも一部(例えば、第1のアカウントの全体表現(例えば、1912、2024)より小さい、第1の部分で、第2の部分は除く)を表示することと、を含む。いくつかの例では、デバイスのユーザが既定のアカウントを、第1のアカウントではなく第2のアカウントに変更できる。第2のアカウント(例えば、選択されたアカウント)の全体表現と第1のアカウントの一部(例えば、選択されていないアカウントの全体表現より小さい)を表示すると、使用するために選択されているか、又は利用可能であるか否かなどアカウントの状態に関する(例えば、サイズベースの)視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。いくつかの例では、アカウントの表現の全体は、アカウントの表現の全体ではないアカウントの表現の一部よりもサイズが大きい(ディスプレイに表示される場合)。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、ディスプレイに、ディスプレイの第2の場所に隣接する場所で(例えば、積層体に配置された項目など、第2のアカウントの表現(例えば、図20Dの2030)の隣、第2のアカウントの表現の上、第2のアカウントの表現の後ろ)、第3のアカウント(1916のうちの1つ、2026のうちの1つ、第3のアカウントはセキュア要素からの対応する制限されたクレデンシャルを提供できる)の表現の少なくとも一部(例えば上部)を同時に表示し、一方、第2の場所で第2のアカウントの表現の少なくとも一部の表示を維持する。いくつかの例では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、第3のアカウントの表現(例えば、1916のうちの1つ、2026のうちの1つ)のユーザ選択(ユーザによる表示された第2のリソースアカウントの一部上のタップなどのタップジェスチャ、デジタルアシスタントを介する音声選択)を検出する。第3のアカウントの表現のユーザ選択の検出に応じて、電子デバイスは、ディスプレイの第1の位置で、第1のアカウントの表現(例えば、1912、2024)の表示を第3のアカウントの表現(例えば、1916のうちの1つ、2026のうちの1つ)に置き換え、電子デバイスは、ディスプレイの第2の位置で、第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)の少なくとも一部の表示を維持する。従って、いくつかの例では、ディスプレイの第2の位置での第2のアカウントの表現の表示は、どのアカウント(第2のアカウント以外)がディスプレイの第1の位置で選択及び表示されても(独立して)常に維持される。様々なアカウントのディスプレイ上の位置を変更すると、アカウントが使用するために選択されているか、又は利用可能であるか否かなど、アカウントの更新された状態に関する(位置ベースの)視覚フィードバックがユーザに提供され、ユーザが提供した入力により使用のために選択されたアカウントが変更されたことの視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第2のアカウントの使用メトリック(例えば、1922、2032、使用制限、利用可能なリソース)は、第2のアカウントの表現の少なくともいくつかの表示から第3の所定の時間(例えば1秒)が経過した後に表示される。従って、いくつかの例では、表示された使用メトリック(例えば、1922、2032)は、第2のアカウント(例えば、1918、2030)の表現が最初に表示されてからの遅延後に表示される。いくつかの例では、使用メトリック(例えば、1922、2032)を表示せずに、第2のアカウント(例えば、2030)の表現の少なくとも一部が表示される。第3の所定の期間が経過した後、使用メトリック(例えば、1922、2032)は、第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)が使用メトリック(例えば、2032)と同時に表示すように表示される。
いくつかの例では、最初に使用メトリックを表示してから第4の所定の時間(例えば、3秒)が経過した後、第2のアカウントの使用メトリック(例えば、1922、2032、使用制限、利用可能なリソース)の表示が停止される(例えば、1922、2032、使用制限、利用可能なリソース)。従って、いくつかの例では、一定の時間が経過してもユーザが第2のアカウントを選択しなかった場合、表示される使用メトリックはディスプレイから自動的に非表示になる。
、選択されたアカウントは第1の場所(例えば、ディスプレイの中央に向かう場所、アカウントが選択されていることを示す)に表示され、選択されていないアカウントは第2の場所に表示される(例えば、ディスプレイの縁部に近い場所、アカウントが選択されていないことを示す)(例えば、積層体として配置される選択されていないアカウント又は選択されていない支払いカードの表現の領域)。従って、いくつかの例では、アカウントの表現がディスプレイの第1の位置に表示される場合、デバイスのユーザは、アカウントが制限されたクレデンシャルの提供又は支払いトランザクションでの使用のために現在選択されていることを認識し、一方、アカウントの表現がディスプレイの第2の位置に表示される場合、ユーザは、アカウントが制限されたクレデンシャルの提供又は支払いトランザクションでの使用のために現在選択されていないことを認識する。アカウントの表現を使用して異なる位置に表示することで、ユーザに、アカウントが使用するために選択されているか、又は利用可能かなどの対応するアカウントの状態に関する(位置ベースの)視覚フィードバックが提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、選択されていないアカウントの複数の表現が、第2の位置で積層体構成(例えば、3次元積層体、例えば図20Cに示される他のアカウントのグラフィカル表現1916、2026)で表示される(例えば、互いの上に積み重ねられたアカウントの表現、互いの少なくとも一部が見えるように互いの上に積み重ねられた支払いカードの表現)。
いくつかの例では、第2のアカウントの表現のユーザ選択を検出したことに応じて、電子デバイス(例えば、1900、2000)は、第2のアカウントの表現(例えば、2030)の少なくとも一部の表示を第1のアカウントの表現(例えば、1912、2024)の少なくとも一部の表示に置き換える。様々なアカウントのディスプレイ上の位置を変更すると、アカウントが使用するために選択されているか、又は利用可能であるか否かなど、アカウントの更新された状態に関する(位置ベースの)視覚フィードバックがユーザに提供され、提供された入力により使用のために選択されたアカウントが変更されたことの視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)は、特徴的な視覚特性(例えば、グラフィカルアニメーション、グラフィカルパターン、動的アニメーション、動的パターン)を含み、第1のアカウント(例えば、2024)の表現を含む第2のアカウントではない他のアカウントの表現(例えば、1912、1916、2024、2026)は、特徴的な視覚特性を含まない。いくつかの例では、第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)は、彫刻が施されたカードの見掛けを提供する3次元視覚効果(例えば、ドロップシャドー付きなど)などの、デバイスの向きの変化に応じて変化する視覚効果を含む(例えば、図17I及び17Kを参照して上述したように)。例えば、3次元視覚効果は、基準点に対するデバイスの向きの変化が検出されると、第2のアカウント(例えば、2030)の表現の表示を変化させることを伴う。いくつかの例では、基準点は、デバイスのセンサ(例えば、カメラ)の視野内のデバイスの閲覧者(例えば、ユーザ)の顔である。あるいは、いくつかの例では、基準点は、地面又は床の位置など、デバイスの外部の静的点である。基準点(例えば、ユーザの顔)に基づいて、第2のアカウントの表現(例えば、1918、2030)は、デバイスの異なる傾斜角度ビューと比較して、デバイスの1つの傾斜角度から視覚的に異なって見え(例えば、複数の移動パターン1924、2034の背後の影が変化する)、任意選択的に、いずれかの角度からの表現は、デバイスの真正面から見ると異なるように見える(例えば、図20Hに示すように、ディスプレイがユーザの顔に対してある角度で傾かないように)。
方法2100(例えば、図21A〜21D)に関して上述したプロセスの詳細は、本明細書に記載する方法にも同様に当てはまることに留意されたい。例えば、方法2100は、方法900、1200、1500、1800、2400、2700、3000、及び3400を参照して本明細書で説明した多様な方法の1つ以上の特性を任意選択的に含む。例えば、方法900で説明したように、参加者間の第1の種類の項目(例えば、写真、ステッカー、リソース、支払い)の転送を開始するための転送ユーザインタフェースの表示は、第2のアカウントの表現(例えば、例:2030)上のユーザ選択の検出に応じて適用できる。別の例では、方法1200で説明するように、フィードバックの出力は、第2のアカウント(例えば、2030)の表現に適用され得る。別の例では、方法1500で説明したように、メッセージオブジェクトが送信メッセージ又は要求メッセージに対応するか否かに基づくメッセージオブジェクトの異なる視覚的見掛けは、第2のアカウントの表現(例えば2030)に関して適され得る。別の例では、方法1800で説明するように、1つ以上の項目(例えば、ステッカー、写真、リソース、支払い)を取得することを許可されたアカウントをアクティブ化する要求を、第2のアカウントを設定するときに適用することができる。別の例では、方法2400で説明するように、ユーザ入力を要求する代わりに、転送を自動的に進めることはまた、第2のアカウントを使用して転送を進めるときに使用できる。別の例では、方法2700で説明するように、メッセージ会話のメッセージからの情報を含む複数の項目は、第1のアカウント及び第2のアカウントを使用する転送からの情報を含むことができる。別の例では、方法3000で説明したように、発話を使用して、第1のアカウント又は第2のアカウントを使用して転送を開始する(例えば、支払いを開始する)ことができる。別の例では、アカウントが転送(例えば、リソース、ファイル、支払い)に使用する準備ができたとき及び/又はアカウントを使用した転送(例えば、リソース、ファイル、支払い)が完了したとき、方法3400で説明したように、視覚効果(例えば、色調効果、ジオメトリ変更効果)を、アカウントのグラフィカル表現(例えば2030)の1つ以上の要素(例えば2034)に適用することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図21A〜21Dを参照して上述した演算は、図1A〜1Bで示した構成要素によって、任意選択的に実行される。例えば、受信動作2102、表示動作2110、検出動作2120、置換動作2128、及び選択動作2130は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実施される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図22A〜図22Fは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例を示す。以下でより詳細に説明するように、図22A〜図22Fに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、図23A〜図23Oに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関し、これらは、図24A〜図24Cのプロセスを含む以下に説明するプロセスを説明するのに使用される。
図22Aは、電子デバイス2200(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図22A〜図22Fに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス2200はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス2200は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス2200は、ディスプレイ2202及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ2202のタッチスクリーン、機械式ボタン2204、マイク)を有する。
図22Aでは、電子デバイス2200は、ディスプレイ2202上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者2210(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション2206のメッセージ会話2208を表示する。ユーザ及びメッセージ参加者は、中央処理装置(「CPU」)サイクルの転送に関する会話に参加する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2210は、デバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2210は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2210は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス2200はまた、ディスプレイ2202上に、仮想キーボード2212を使用して、仮想キーボード2212(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー2214とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード2212に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー2214は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー2214は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを入力できるようにするマイクボタン2216を含む。
図22Aは更に、デバイスのユーザによってメッセージ参加者2210に送信されるメッセージに対応するメッセージオブジェクト2218を示す。メッセージオブジェクト2218に対応するメッセージで、ユーザはメッセージ参加者2210に、メッセージ参加者が必要とするCPUサイクルの量について「あとどれだけ必要ですか?」と尋ねる。図22Aは更に、メッセージ参加者2210によってユーザに送信された特定の数(例えば、100万)のCPUサイクルの要求に対応するサイクル転送メッセージオブジェクト2220を示す。
いくつかの実施形態では、図22Aに示すように、サイクル転送メッセージオブジェクト2220は、転送メッセージオブジェクトが(例えば、CPUサイクルの送信と対照的に)CPUサイクルの要求に対応することを示す要求インジケータ2221(例えば、記号「#」)を含む。いくつかの実施形態では、図22Aに更に示すように、サイクル転送メッセージオブジェクト2220は、テキストインジケーション2222(例えば、要求されているサイクル数の「1Mサイクル要求」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、要求インジケータ2221は、テキストインジケーション2222とは異なるフォント(例えば、より厚いフォント、より太いフォント、転送要求メッセージ用に予約された特別な種類のフォント)で表示される。いくつかの実施形態では、図22Aに更に示すように、サイクル転送メッセージオブジェクト2220は、サイクルの要求を受諾するための受諾ボタン2224を含む(従って、要求された数のサイクルをメッセージ参加者に送信することに同意する)。
図22Aでは、メッセージ参加者2210とのメッセージ会話2208内にサイクル転送メッセージオブジェクト2220(100万CPUサイクルの要求に対応する)を表示しながら、電子デバイス2200は、サイクル転送メッセージオブジェクトの受諾ボタン2224上のユーザ入力を検出する。例えば、図22Aに示すように、ユーザ入力は、受諾ボタン2224上のタップジェスチャ2201である。
図22Bでは、タップジェスチャ2201の検出に応じて、電子デバイス2200は、ディスプレイ2202に転送確認ユーザインタフェース2226を表示する。いくつかの実施形態では、転送確認ユーザインタフェース2226は、主(例えば、優先)リソースアカウント(例えば、優先CPUサイクルを記憶する)のインジケーション2228(例えば、グラフィカルインジケーション、テキストインジケーション)を含む。図22Bでは、主リソースアカウントには、要求された100万CPUサイクルをカバーするのに十分なCPUサイクルの残高がない。従って、いくつかの実施形態では、インジケーション2228は、リソースアカウントのCPUサイクルの残高が不十分であることをユーザに知らせるテキストインジケーション(例えば、「残高不足」と述べる)と、CPUサイクルの転送に使用する1つ以上の他の追加アカウントを選択するためのアカウント選択ボタン2230とを含む。いくつかの実施形態では、転送確認ユーザインタフェース2226はまた、現在選択されているリソースアカウント(例えば、インジケーション2228に関連付けられた主リソースアカウント)が転送要求によるリソースの要求数をカバーするには、残りのCPUサイクルの数が不十分であることをユーザに知らせる状態インジケーション2232(例えば、グラフィカル及び/又はテキストインジケーション)を含む。
図22Cでは、転送確認ユーザインタフェース2226を表示しながら、電子デバイス2200は、インジケーション2228のアカウント選択ボタン2230上のユーザ入力を検出する。例えば、図22Cに示すように、ユーザ入力は、アカウント選択ボタン2230上のタップジェスチャ2203である。
図22Dに示すように、タップジェスチャ2203の検出に応じて、電子デバイス2200は、デバイスに記憶又はプロビジョニングされた1つ以上のアカウント2228及び2236のインジケーションを表示する。インジケーション2228は、主リソースアカウントに対応している。主リソースアカウントは現在、CPUサイクルの要求への応答に使用するために選択されているため、主リソースアカウントのインジケーション2228には、アカウントがCPUサイクル転送で使用するために現在選択されていることをユーザに通知する選択マーク2234が含まれている。インジケーション2236は、バックアップ(例えば、非優先)リソースアカウントに対応し、受信したCPUサイクル要求をカバーする(例えば、単独又は主リソースアカウントと共に)のに十分なCPUサイクルを有している。バックアップリソースアカウントは現在、CPUサイクル転送で使用するために選択されていないため、選択マークは含まれていない。
図22Dに示すように、主リソースアカウントのインジケーション2228及びバックアップリソースアカウントのインジケーション2236の両方を表示しながら、電子デバイス2200は、バックアップリソースアカウントに対応するインジケーション2236のユーザ選択を検出する。例えば、図22Dに示すように、ユーザ選択は、インジケーション2236上のタップジェスチャ2205である。図22Eでは、タップジェスチャ2205の検出に応じて、デバイスは、インジケーション2236の表示を更新して、選択マーク2238を含める。従って、図22Eでは、タップジェスチャ2205の検出に続いて、主リソースアカウントとバックアップアカウントの両方が、CPUサイクル転送で使用するために選択される。
図22Fでは、電子デバイス2200は、状態インジケーション2232(例えば、「指紋で送信」と述べる)認証情報(例えば、指紋認証、顔認識、音声認識、虹彩/網膜認識、又はパスコード認証などの生体認証)によって示すように、プライマリリソースアカウントとバックアップリソースアカウントの両方を使用して、要求されたCPUサイクルのメッセージ参加者への転送を進めることを要求する。登録された認証情報と一致する認証情報(CPUサイクル転送を進めるため)がユーザから提供されると、デバイスはメッセージングアプリケーション2206を介して、(第1の)主リソースアカウントと(第2の)バックアップリソースアカウントから利用可能なCPUサイクルを引き出すことによって、要求された(100万)CPUサイクルをメッセージ参加者2210に送信する。
上述のように、上述の図22A〜図22Fに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、以下で説明する図23A〜図23Oに示されたユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関する。従って、図22A〜図22Fに示されるユーザインタフェース例に関して上述したプロセス及び図23A〜図23Oに示されるユーザインタフェース例に関して以下に説明するプロセスは、電子デバイス(例えば、100、300、500、2200、又は2300)を使用して転送を開始及び管理することを同様に含むプロセスと大部分が類似していることが理解されるべきである。
図23A〜図23Oは、いくつかの実施形態に係る、2つ以上のアカウント間で転送を分割するための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図24A〜図24Cにおける処理を含む、以下で説明する処理を例示するために使用される。
図23Aは、電子デバイス2300(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図23A〜図23Oに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス2300はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス2300は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス2300は、ディスプレイ2302及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ2302のタッチスクリーン、機械式ボタン2304、マイク)を有する。
図23Aでは、電子デバイス2300は、ディスプレイ2302に、図20A〜20Jを参照して上述したウォレットユーザインタフェース2022に対応するウォレットユーザインタフェース2322を表示する。いくつかの実施形態では、図23Aに示すように、デバイス2300は、ユーザのクレデンシャル(例えば、支払いクレデンシャル)を要求する外部デバイス2320(例えば、スマートフォン又はスマートウォッチ、近距離無線通信(NFC)端末、販売時点管理(POS)端末などの様々なデバイス)からの信号の受信に応じて、ウォレットユーザインタフェース2322を表示する。いくつかの実施形態では、デバイスは、機械式ボタン2304を介したインタフェースのユーザアクティブ化(例えば、2重押し)の検出に応じて、ウォレットユーザインタフェース2322を表示する。いくつかの実施形態では、デバイスは、マイクを介した音声コマンドの受信に応じて、ウォレットユーザインタフェース2322を表示する。
ウォレットユーザインタフェース2022と同様に、ウォレットユーザインタフェース2322は、ディスプレイの第1の位置(例えば、上半分)の支払いアカウント(例えば、一意のオペレーティングシステム制御及び管理アカウント)に対応するグラフィカル表現2330(例えば、グラフィカル表現2030に対応)と、グラフィカル表現2330内の残高インジケーション2332(例えば、「30ドル」)とを含み、支払いアカウントから利用可能な資金量をデバイスのユーザに(例えば、「ケイト・アップルシード」)通知する。図23Aに示すように、グラフィカル表現2330に関連付けられた支払いアカウントは、現在の残高が30ドルである(残高インジケーション2332によって示すように)。
ウォレットユーザインタフェース2022と同様に、ウォレットユーザインタフェース2322は、ディスプレイの第2の位置(例えば、下縁部)で、デバイス上に記憶又はプロビジョニングされた1つ以上のアカウントに対応するグラフィカル表現2326(例えば、グラフィカル表現2026に対応)を含む。ウォレットユーザインタフェース2022と同様に、ウォレットユーザインタフェース2322は、デバイスにプロビジョニングされたアカウントを使用してトランザクションを認証するための認証方法をユーザに通知するインジケーション(例えば、画像及び/又はテキスト、インジケーション2028に対応)を含む。例えば、図23Aでは、インジケーション2328(例えば、指紋のグラフィカル表現を示し、「指紋で支払う」と述べる)は、指紋認証を使用してデバイス上のトランザクションを許可できることをユーザに知らせる。
更に、図23Aでは、電子デバイス2300は、グラフィカル表現2330と共に、インタフェースの第1の位置にある既定のアカウントに対応するグラフィカル表現2324(例えば、グラフィカル表現2024に対応する)を表示する。図23Aでは、グラフィカル表現2324(既定のアカウントに対応する)は、インタフェースの第1の位置でのグラフィカル表現2330(支払いアカウントに対応する)の一部をカバーする。いくつかの実施形態では、グラフィカル表現2330(支払いアカウントに対応する)は、インタフェースの第1の位置でのグラフィカル表現2324(既定のアカウントに対応する)の一部をカバーする。
図23Aでは、電子デバイス2300は、外部デバイス2320から、現在利用可能な支払いアカウントの残高(30ドル)より大きい量(例えば、50ドル)の支払いを許可する支払いクレデンシャルの要求を受信した。従って、いくつかの実施形態では、支払いアカウントだけでは現在のトランザクションの額を支払うのに十分な資金がないという判定(例えば、外部デバイス2320からの要求信号に基づく)に従って、デバイスは、既定のアカウントに対応するグラフィカル表現2324(例えば、グラフィカル表現2024に対応する)を、インタフェースの第1の位置でグラフィカル表現2330と共に自動的に表示する(それにより、支払いアカウントと既定の両方が現在のトランザクションに使用されることを示す)。いくつかの実施形態では、既定のアカウントが「既定」アカウントとして指定されているため、デバイスは、既定のアカウントの表現を自動的に表示する(デバイスに記憶又はプロビジョニングされた別のアカウントではなく)。いくつかの実施形態では、デバイスは、現在のトランザクションに使用される第2のアカウントとして既定のアカウントのユーザ選択を受信したことに応じて、第1の位置に既定のアカウントのグラフィカル表現2324を表示する(例えば、現在のトランザクションの全額を支払うには支払いアカウントの資金が不足しているとデバイスが最初にユーザにプロンプトを出した後、又は、残高インジケーション2332に基づいて、支払いアカウントの残高が不足していることをユーザが認識した後)。
いくつかの実施形態では、図23Aに示すように、グラフィカル表現2324(既定のアカウントに対応する)は、インタフェースの第1の位置でのグラフィカル表現2330(支払いアカウントに対応する)の一部を覆う。いくつかの実施形態では、グラフィカル表現2330(支払いアカウントに対応する)は、インタフェースの第1の位置でのグラフィカル表現2324(既定のアカウントに対応する)の一部をカバーする。
図23Aでは、ウォレットユーザインタフェース2322の第1の位置にグラフィカル表現2330(例えば、支払いアカウントの)及びグラフィカル表現2324(例えば、既定のアカウントの)の両方を表示しながら、電子デバイスは、現在のトランザクションの支払い(例えば、50ドル)を許可するためのユーザ入力(例えば、機械式ボタンの指紋センサ2304上の指紋スキャン入力2301)を受け取る。図23Bに示すように、インジケーション2328(例えば、現在「支払い完了」を述べる)によって示すように、(指紋スキャン入力2301に基づく)認証は成功している(例えば、受信した指紋情報は、トランザクションを許可する登録指紋情報と一致するため)。現在のトランザクション(50ドル)がユーザによって正常に許可されると、ウォレットユーザインタフェース2322の第1の位置に、支払いアカウントと既定のアカウントの両方のグラフィカル表現が表示されるため、両方のアカウントはトランザクションの支払いに使用するために許可される。
図23Cは、(支払いアカウント及び既定のアカウントの両方を使用して)成功した支払いトランザクションに続いてトランザクション要約情報2336を表示するウォレットユーザインタフェース2322を示す。いくつかの実施形態では、トランザクション要約情報2336は、トランザクションの相手(例えば、企業、レストラン、非企業個人)及び/又は位置(例えば、住所、都市)のインジケーション2338を含む。例えば、23Cでは、現在のトランザクションは、カリフォルニア州サンフランシスコのティムの玩具店とのものだった。いくつかの実施形態では、トランザクション要約情報は、トランザクション量のインジケーション2340を含む(例えば、「50.00ドル」)。いくつかの実施形態では、トランザクション要約情報は、トランザクションで使用された2つの異なるアカウントの第1のアカウント(例えば支払いアカウント)のインジケーション2344Aと、2つの異なるアカウントの第2のアカウント(例えば既定のアカウント)のインジケーション2344Bとを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション要約情報は、トランザクションで使用するために第1のアカウント(例えば支払いアカウント)から取り出された資金の量の第1のインジケーション2346A(例えば「30.00ドル」)と、トランザクションで使用するために第2のアカウント(例えば、既定のアカウント)から取り出された資金の量(例えば、「20.00ドル」)の第2のインジケーションとを含む。
図23Cに示すように、成功したトランザクション(例えば、10.00ドルの量)に続いて、電子デバイス2000は、成功したトランザクションに資金を供給するために支払いアカウントから引き出された(例えば、又は取り出された)資金の量(例えば、「30.00ドル」)を反映するために、支払いアカウントのグラフィカル表現2330内の残高インジケーション2332を更新する。例えば、23Cでは、正常なトランザクションの前に残高インジケーション2332が30ドルを示し、トランザクション量が50.00ドルであったため(支払いアカウントの利用可能な資金より大きい)、デバイスは残高インジケーション2332を更新してトランザクション後の量0ドルを示す(30ドルの量におけるすべての利用可能な資金はトランザクションをカバーするために使用されたため)。従って、いくつかの実施形態では、現在のトランザクションのトランザクション量(例えば「50ドル」)が支払いアカウントの利用可能な資金(例えば「30ドル」)より大きい場合、支払いアカウントの利用可能な資金はすべてトランザクションで自動的に使用され(これにより、支払いアカウントの残高は0ドルのままになる)、そして支払いアカウントに残された残高不足(例えば、「20ドル」)は、トランザクションに選択された他のアカウント(例えば、既定のアカウント)によって自動的にカバーされる。
図23Dでは、電子デバイス2300は、ディスプレイ2302上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者2310(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション2306のメッセージ会話2308を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2310はデバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2310は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2310は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス2300はまた、ディスプレイ2302上に、仮想キーボード2312(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、仮想キーボード2312を使用して、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー2314とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード2312に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー2314は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー2314は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを入力できるようにするマイクボタン2314Aを含む。
図23Dはまた、メッセージ参加者2310によってユーザに送信されたメッセージに対応するメッセージオブジェクト2348を示す。例えば、図23Dでは、メッセージオブジェクト2348は「夕食とタクシー代は合わせて28ドルでした」と述べている。図23Dはまた、28ドルの量の支払い(例えば、メッセージオブジェクト2310に記載されている夕食及びタクシー代)を要求する、メッセージ参加者2310によってユーザに送信された支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト2350(例えば、図14Lを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト1490に対応する)を示す。
いくつかの実施形態では、図23Dに示すように、支払いメッセージオブジェクト2350は、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた(例えば、第三者ではなく)支払い要求に対応することをユーザに示すモードインジケーション2352(例えば「支払い」と述べる)を含む。図23Dに示すように、支払いメッセージオブジェクト2350はまた、要求された支払い(例えば、「28ドル」)の量を受取人(例えば、ユーザ)に知らせる量インジケーション2354と、支払いメッセージオブジェクトが支払いの要求に対応する更なるインジケーション(例えば、「28ドル要求」)とを含む。図23Dに示すように、支払いメッセージオブジェクト2350はまた、要求された支払いに対応する支払い(例えば、28ドルの量で)を行うことに同意する(又は行うプロセスを開始する)受諾ボタン2356を含む。いくつかの実施形態では、図23Dに示すように、支払いメッセージオブジェクト2350は、送信された支払いメッセージオブジェクト(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れなど」)に対応する支払い要求の状態をユーザに知らせる状態インジケータ2358を含む。例えば、図23Dにおいて、状態インジケータ2358は「保留中」を示し、従って、支払いメッセージオブジェクト2350に関連付けられた支払い要求がユーザによってまだ受諾されていないことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、図23Dに示すように、支払い要求に関連するメモ(例えば、コメント、メッセージ)に対応するメモメッセージオブジェクト2360が、支払いメッセージオブジェクトに付随している。
図23Dでは、メッセージ参加者2310とのメッセージ会話2308内に支払いメッセージオブジェクト2350(支払い要求に対応する)を表示しながら、電子デバイス2300は、支払いメッセージオブジェクトの受諾ボタン2356上のユーザ入力を検出する。例えば、図23Dに示すように、ユーザ入力は、受諾ボタン2356上のタップジェスチャ2303である。
図23Eでは、タップジェスチャ2303の検出に応じて、電子デバイス2300は、ディスプレイ2302に、図8T〜図8Wを参照して説明した支払確認ユーザインタフェース878に対応する支払確認ユーザインタフェース2362を表示する。支払い確認ユーザインタフェース878と同様に、支払い確認ユーザインタフェース2362は、現在の支払いが、オペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーション(第三者アプリケーションではないによるものではない)を介して行われた支払い要求(又は支払い)に関連することをユーザに示すモードインジケーション(例えば、モードインジケーション880に対応し、「PAY」と述べる)を含む。支払確認ユーザインタフェース878と同様に、支払確認ユーザインタフェース2362はまた、支払いアカウント並びに支払いに現在選択されている支払いアカウントの残高のインジケーション2366(例えば、インジケーション884に対応する)(例えば、グラフィカルインジケーション、テキストインジケーション)を含む。インジケーション2364は、デバイスが支払いの許可を要求していることをユーザに通知する。例えば、図23Eでは、インジケーション2366は、支払いアカウントのグラフィカル表現のサムネイル画像と、支払いアカウントの現在の残高(例えば、「20ドル」)とを含む。支払い確認ユーザインタフェース878と同様に、支払い確認ユーザインタフェース2362はまた、支払い(例えば、「支払いジョン」)の意図された受取人のインジケーション2370(例えば、インジケーション882に対応する)及び支払い量のインジケーション2372(例えば、インジケーション888に対応する)を含む(例えば、支払い量のユーザに対する助言として機能するため)。いくつかの実施形態では、支払い確認ユーザインタフェース2362はまた、支払いをキャンセルする(及び支払い確認インタフェースを閉じる)ためのキャンセルボタン2376を含む。
支払い量(例えば、支払いメッセージオブジェクト2350を介して要求された支払い)を示すインジケーション2372(例えば、「28ドル」)によって示すように、インジケーション2366で示すように、支払いアカウントの現在の残高(例えば、「20ドル」)は要求された支払い全体をカバーするには不十分である。従って、いくつかの実施形態では、現在の残高(例えば、「20」)が、現在のトランザクションの全量をカバーするには不十分であるという判定に従って、電子デバイス2300は、支払い確認ユーザインタフェース2362内に、トランザクションのために現在選択されているアカウント(例えば、支払いアカウント)が現在のトランザクションの量をカバーするのに十分な資金がないことを示す(例えば、グラフィカル及び/又はテキスト)インジケーション2374(例えば、「残高不足」と述べる)を表示する。更に、いくつかの実施形態では、デバイスは、インジケーション2366内に警告インジケーション2365(例えば、「残高不足」と述べる)と、トランザクションで現在選択されているアカウント(例えば、支払いアカウント)と共に使用される1つ以上の追加アカウントを選択するためのアカウント選択ボタン2368とを表示する。
図23Fでは、支払い確認ユーザインタフェース2362を表示しながら、電子デバイス2300は、インジケーション2366のアカウント選択ボタン2368上のユーザ入力を検出する。例えば、図23Fに示すように、ユーザ入力は、アカウント選択ボタン2368上のタップジェスチャ2305である。
図23Gでは、タップジェスチャ2305の検出に応じて、電子デバイス2300は、アカウント選択ユーザインタフェース2378を表示する(例えば、支払い確認ユーザインタフェース2632の表示を置き換える)。いくつかの実施形態では、アカウント選択ユーザインタフェース2378は、支払い確認ユーザインタフェース2362に戻るためのバックボタン2382を含む。いくつかの実施形態では、アカウント選択ユーザインタフェース2378は、キャンセルボタン2376(アカウント選択をキャンセルするため、又は支払いをキャンセルするため)の表示を維持する。いくつかの実施形態では、アカウント選択ユーザインタフェース2378は、支払いアカウントの残高不足をユーザに通知するインジケーション2374の表示を維持する(従って、トランザクションで使用するために1つ以上の追加(又は代替の)アカウントを選択する必要があることを示す)。
いくつかの実施形態では、アカウント選択ユーザインタフェース2378は、デバイス上に記憶又はプロビジョニングされた1つ以上のアカウントのインジケーションを含む。例えば、図23Gに示すように、アカウント選択ユーザインタフェース2378は、支払いアカウントに対応するインジケーション2366を示している。支払いアカウントは現在トランザクションで使用するために選択されているため(例えば、図23Fのインジケーション2366で示すように)、支払いアカウントのインジケーション2366は、支払いアカウントがトランザクションで現在使用するために選択されていることをユーザに知らせる選択マーク2367を含む。アカウント選択ユーザインタフェース2378はまた、デビットカードアカウントに対応するインジケーション2380及びクレジットカードアカウントに対応するインジケーション2384を示している。現在、デビットカードアカウントもクレジットカードアカウントもトランザクションで使用するために選択されていないため、どちらのインジケーションにも選択マークが含まれていない。
図23Hでは、アカウント選択ユーザインタフェース2378を表示しながら、電子デバイス2300は、デビットカードアカウントに対応するインジケーション2380のユーザ選択を検出する。例えば、図23Hに示すように、ユーザ選択は、デビットカードアカウントに対応するインジケーション2380上のタップジェスチャ2307である。図23Iでは、タップジェスチャ2307の検出に応じて、デバイスは、インジケーション2380の表示を更新して、選択マーク2381を含める。従って、図23Iでは、タップジェスチャ2307の検出後、アカウント選択ユーザインタフェース2378は、(選択マーク2367及び2381を介して)支払いアカウントとデビットカードアカウントの両方がトランザクションで使用するために選択されているが、クレジットカードはトランザクションで使用するために選択されていないことを示す。いくつかの実施形態では、既に選択されているインジケーションのユーザ選択により、インジケーション(従って対応するアカウント)が選択解除される(従って、トランザクションで使用するために選択されない)。
図23Jでは、支払いアカウントとデビットカードアカウントの両方が選択されたアカウント選択ユーザインタフェース2378を表示しながら、電子デバイス2300は、支払い確認ユーザインタフェース2362に戻るためのバックボタン2382のユーザ選択を検出する。例えば、図23Jに示すように、ユーザ選択は、バックボタン2382上のタップジェスチャ2309である。
図23Kでは、タップジェスチャ2309の検出に応じて、電子デバイス2300は、支払い確認ユーザインタフェース2362を再び表示する(例えば、アカウント選択ユーザインタフェース2378の表示を置き換える)。図23Kに示すように、支払い確認ユーザインタフェース2362は、タップジェスチャ2307によって選択された、支払いアカウントに対応するインジケーション2366及びデビットカードアカウントに対応するインジケーション2380を表示する。従って、ユーザは、支払いアカウントとデビットカードアカウントの両方がトランザクションに使用される(又は使用が許可される)ことを通知される。更に、デビットカードアカウントもまたトランザクションに使用されるため、支払いアカウントの資金(例えば、20ドル)だけではトランザクションの量(例えば、28ドル)をカバーするには依然として不足している場合でも、トランザクションを進めることができる。そのため、デバイスは警告インジケーション2365及びアカウント選択ボタン2368の表示を停止する。更に、デバイスは、インジケーション2374の表示を(残高不足の警告の代わりに)トランザクションを進めるために、ユーザ認証情報を要求するように変更する。
いくつかの実施形態では、図23F〜図23Jを参照して上述したアカウント選択ユーザインタフェース2378を使用して手動アカウント選択オプションを提供する代わりに、電子デバイス2300は、現在選択されているアカウント(例えば、支払いアカウント)の資金が不足しているという判定に従って、現在選択されているアカウント(例えば、支払いアカウントなど)の資金が不足している場合のトランザクションで使用するための第2のアカウントとして既定のバックアカウント(例えば、デビットカードアカウント)を自動的に選択する。従って、いくつかの実施形態では、トランザクションで使用する第2のアカウントを手動で選択するオプションをユーザに提供するアカウント選択ボタン2368を表示する代わりに、又はそれに加えて、支払いアカウントの資金が不十分であるという判定に従って、デバイスはトランザクションにおいて支払いアカウントで使用される既定のバックアップアカウント(例えば、デビットカードアカウントなど)を自動的に設定(及び既定のバックアップアカウントのインジケーションを表示)する。いくつかの実施形態では、既定のバックアップアカウントは、ユーザによって事前に構成されている(例えば、ユーザは、既定のバックアップアカウントとしてデバイス上に記憶又はプロビジョニングされた複数のアカウントからアカウントを事前に選択する)。
図23Lでは、電子デバイス2300は、インジケーション2374によって示される要求された認証情報に対応するユーザ入力を受信する(例えば、指紋情報を要求する)。例えば、図23Lに示すように、ユーザ入力は、デバイスの(例えば、機械式ボタン2304の)指紋センサ上の指紋スキャン入力2311である。
図23Mは、認証成功後(例えば、機械式ボタン2304上の指紋スキャン入力2311から得られた指紋情報が、トランザクションを許可するために電子デバイス2300に記憶された登録指紋情報と一致するため)、支払い(例えば、28ドルの量)が完了していることを示す。従って、いくつかの実施形態では、インジケーション2374が更新されて、支払いが完了したことを示す(例えば、「支払い完了」と述べる、及び/又は指紋要求グラフィカルインジケーションをチェックマークのグラフィカルインジケーションに置き換えることにより)。
支払いアカウント(インジケーション2366に対応)とデビットカードアカウント(インジケーション2380に対応)の両方を使用したトランザクションの成功に応じて、電子デバイス2300は、支払いアカウントの残高の表示を(20ドルから)0ドルに更新する。支払いアカウントには単独で支払い量(28ドル)をカバーするだけの十分な資金がないため、支払いアカウントの利用可能な資金(20ドル)はすべてトランザクションに使用され、残りの残高(8ドル)はデビットカードアカウントから支払われた。
図23Nは、ディスプレイ2302に、第三者アプリケーションを介して示される第三者オンラインストアのショッピングカート画面2386を表示する電子デバイス2300を示す。例えば、図23Nでは、ショッピングカート画面2386は、16.00ドルの価格タグを有する第1の項目2388(例えば、Tシャツ)と、12.00ドルの価格タグを有する第2の項目2390とを含む。従って、ショッピングカートスクリーン2386は、レジの合計コスト2392が28.00ドルであることを示す。
図23Nに示すように、ショッピングカート画面2386はまた、ショッピングカート内の項目の支払い(例えば、28.00ドルの量)を進めるための支払いボタン2394を含む。図23Nでは、電子デバイス2300は、支払いを進めるための支払いボタン2394のユーザ選択(例えば、タップジェスチャ2313)を検出する。
図23Oでは、ユーザのタップジェスチャ2313に応じて、支払いアカウントに対応するインジケーション2366及びデビットカードアカウントに対応するインジケーション2380の両方がインタフェースに示され、電子デバイス2300は、支払い確認ユーザインタフェース2362を自動的に(例えば、ユーザ入力なしに)表示する。従って、支払いアカウントの資金が不足している間(例えば、「20ドル」)、ユーザは依然として支払いアカウントとデビットカードアカウントの両方を使用して、第1の項目2388及び第2の項目2390の支払い(例えば、インジケーション2372で示すように28ドルの量)を簡単に進めることができる。
図24A〜図24Cは、いくつかの実施形態に係る、電子デバイスを使用する2つ以上のアカウント間で転送を分割する方法を示すフロー図である。方法2400は、ディスプレイ及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチスクリーン、マイク、カメラ、バイオメトリックセンサ)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、2200、2300)で実行される。方法2400におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法2400は、ピアツーピアトランザクションを管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピアトランザクションを管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピアトランザクションをより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
いくつかの例では、第1のリソースアカウントを使用して要求されたリソース量のリソースの転送(例えば、コンピューティングリソースの転送、ポイントの転送、クレジットの転送、資金の転送、仮想リソースの転送)に参加する要求(例えば、電子デバイス上のユーザ入力、外部デバイスからの信号)を受信する前に、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、開始入力(例えば、電子デバイス上のユーザ入力、POS端末などの外部デバイスからの信号)を受信する(2402)。
いくつかの例では、開始入力の受信に応じて(且つ、任意選択的に、要求されたリソース量が第1のリソースアカウントを介して利用可能なリソースの量よりも大きいという判定に従って(例えば、第1のリソースアカウントに、リソース転送の要求されたリソース量をカバーするのに十分なリソースがない)、及び/又は要求されたリソース量が第1のリソースアカウントを介して利用可能なリソースの量以下であるという判定に従って)、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、第1のリソースアカウント(例えば、デバイスのセキュア要素に記憶されているアカウント)の表現(例えば、グラフィカル表現、テキスト表現)と、第2のリソースアカウント(例えば、バックアップリソースアカウント、デビットアカウント、当座預金アカウント)の表現(例えば、グラフィカル表現、テキスト表現)とを同時に表示する(2404)。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、リソースの転送を進めるためのユーザ入力(例えば、2303、タッチ入力、音声入力)を受け取る(2406)。
いくつかの例では、リソースの転送を進めるためのユーザ入力の受信に応じて、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、リソースの転送を進めるための認証情報を要求する認証ユーザインタフェース(例えば、2226、2362)を表示する(2408)。認証の要求を表示すると、ユーザにデバイスの状態(例えば、認証が必要な状態)についての視覚フィードバックが提供され、ユーザに認証を提供するよう求める(例えば、指紋認証や顔認識などの生体認証を通じて)。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第1のリソースアカウント(例えば、2330)の表現は、第1のリソースアカウントを介して利用可能な資金の量(例えば、2332)のインジケーションを含む。いくつかの例では、第1のリソースアカウントの表現(例えば2330)及び第2のリソースアカウントの表現(例えば2324)がリストに表示される。いくつかの例では、第2のリソースアカウント(例えば2324)の表現を表示する前に、第1のリソースアカウント(例えば2330)の表現が表示される。いくつかの例では、第1のリソースアカウントの表現(例えば、2330など)は、第2のリソースアカウントの表現(例えば、2324など)よりもリストの上位に表示される。いくつかの例では、リスト内の第1のリソースアカウント(例えば、2330)の表現の前に、第2のリソースアカウント(例えば、2324)の表現が表示される。いくつかの例では、リストは3次元積層体である。いくつかの例では、リソースアカウントの表現が互いに部分的に重複している。
電子デバイス(例えば、2200、2300)は、第1のリソースアカウントを使用して要求されたリソース量のリソースの転送(例えば、コンピューティングリソースの転送、ポイントの転送、クレジットの転送、資金の転送、仮想リソースの転送)に参加する要求(例えば、2303、電子デバイス上のユーザ入力、外部デバイスからの信号)を受信する(2410)。
いくつかの例では、リソースは(2412)資金の量(例えば、ドル、ユーロ)であり、第2のリソースアカウントは記憶された資金を含む記憶値アカウント(例えば、デビットカードアカウント、当座預金アカウントなど)(方法900、1200、1500、及び1800を参照して上記で詳細に説明した、メッセージングアプリを介した支払いの送受信に使用できる記憶値アカウント)である。
いくつかの例では、リソースの転送に参加する要求を受信すること(例えば、2410)は、認証情報(例えば、指紋情報、顔認識情報、音声認識情報、虹彩/網膜スキャン情報又はパスコード又はパターンに対応する認証情報などの生体情報)の受信(2414)を含む。いくつかの例では、デバイス(例えば、2200、2300)は、認証情報が登録済みの認証情報と一致しているか否かを判定する。いくつかの例では、リソースの転送にはクレデンシャルの送信が含まれる。いくつかの例では、認証情報が登録された認証情報と一致しているという判定に従って、電子デバイスのセキュア要素はクレデンシャル(例えば、支払い情報)を提供(又は解放)する。いくつかの例では、認証情報が登録された認証情報と一致していないという判定に従って、セキュア要素はクレデンシャル(例えば、支払い情報)の提供(又は解放)を取り止める。
第1のリソースアカウントを使用して、要求されたリソース量のリソースの転送に参加する要求を受信したことに応じて(2416)(又はそれに続いて)、電子デバイス(例えば、2200、2300)は任意選択的に、ブロック2418及び2428を実行する。
要求されたリソースの量が、第1のリソースアカウントを介して利用可能なリソースの量以下であるという判定(例えば、第1のリソースアカウントがリソースリソース転送の要求されたリソース量をカバーするのに十分なリソースを有するという判定に従って)(2418)に従って、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、任意選択的に、ブロック2420〜2426の1つ以上を実行する。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、第1のリソースアカウント(例えば、2228、2332)を介して利用可能なリソースの量のインジケーションを表示し(2420)、電子デバイスは、第2のリソースアカウントの選択可能な表現(例えば、グラフィカル表現、テキスト表現)の表示を取り止める(2422)。第1のリソースアカウントで十分なリソースが利用可能な場合、第2のリソースアカウントの表現を表示せずに、第1のリソースアカウント(例えば、2332)から利用可能なリソースのインジケーションを表示すると、第1のリソースアカウントに要求を実行するのに十分なリソース(例えば資金)があることと、第2のリソースアカウントが使用されないこととを確認する視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
電子デバイス(例えば、2200、2300)は、第1のリソースアカウントのみを使用して(例えば、第1のリソースアカウントを使用して、第2のリソースアカウントを使用せずに)、自動的に(例えば、追加のユーザ入力なしで)リソースの転送を進める(2424)。いくつかの例では、第1のリソースアカウントは転送可能なリソースの量に関連付けられている。要求されたリソースの量が特定のアカウントで利用可能なリソースの量より多い(又は少ない)ことに基づいて、適切なアカウントを使用してリソースの転送を自動的に進めることにより、更なるユーザ入力を必要とせずにリソースの正しいアカウント(単数又は複数)を転送できる。動作を実行するために必要とされるユーザ入力数を低減することは、デバイスの動作性を高め、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする。これは、更に、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を低減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの例では、(第2のリソースアカウントは使用せずに)第1のリソースアカウントのみを使用してリソースの転送を自動的に進めることに続いて(又は任意選択的にそれに応じて)、電子デバイス(例えば、2200、2300など)は、表示される(例えば、2426)、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、第1リソースアカウントに関連付けられた第1の表現(例えば、2330、グラフィカル表現、テキスト表現)を表示し、第2のリソースアカウントに関連付けられた第2の表現(例えば、2324)の表示を取り止める。
要求されたリソースの量が、第1のリソースアカウントを介して利用可能なリソースの量より大きいという判定(例えば、第1のリソースアカウントがリソースリソース転送の要求されたリソース量をカバーするのに十分なリソースを有さないという判定に従って)(2428)に従って、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、任意選択的に、ブロック2430〜2434の1つ以上を実行する。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、第1のリソースアカウント(例えば、2228、2332)を介して利用可能なリソースの量のインジケーションと、第2のリソースアカウント(例えば、バックアップリソースアカウント、第1のリソースアカウントとは異なる種類のリソースアカウント)の選択可能な表現(例えば、2324、グラフィカル表現、テキスト表現)とを表示する(2430)(例えば同時に)。第1のリソースアカウントで十分なリソースが利用できない場合、第1のリソースアカウントから利用可能なリソースのインジケーションを表示し且つ第2のリソースアカウントの表現を表示すると、第1のリソースアカウントに要求を実行するのに十分なリソース(例えば資金)がないことと、第2のリソースアカウントが使用されることとの視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
電子デバイス(例えば、2200、2300)は、第1のリソースアカウントと、第1のリソースアカウントとは異なる第2のリソースアカウント(例えば、バックアップリソースアカウント)とを使用して、リソースの転送を自動的に(例えば、ユーザの入力なし、リソースの転送への参加要求を受信した後のユーザ入力なし)進める(2432)。いくつかの例では、第2のリソースアカウントは転送可能なリソースの量に関連付けられている。要求されたリソースの量が特定のアカウントで利用可能なリソースの量より多い(又は少ない)ことに基づいて、適切なアカウントを使用してリソースの転送を自動的に進めることにより、更なるユーザ入力を必要とせずにリソースの正しいアカウント(単数又は複数)を転送できる。動作を実行するために必要とされるユーザ入力数を低減することは、デバイスの動作性を高め、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする。これは、更に、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を低減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの例では、第1のリソースアカウント及び第2のリソースアカウントを使用してリソースの転送を進める(2432)ことに続いて(又は任意選択的にそれに応じて)(例えば、第1のリソースアカウントにはリソース転送の要求されたリソース量をカバーするのに十分なリソースがないという判定に従って)、電子デバイス(例えば、2200、2300など)は、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、第1のリソースアカウント(例えば、2228、2330)に関連付けられた第1の表現(例えば、グラフィカル表現、テキスト表現)と、第2リソースアカウント(例えば、2236、2324)に関連付けられた第2表現とを(例えば、同時に)表示する(2434)。いくつかの例では、デバイスは、第1のリソースアカウントを使用して転送されたリソースの量と、第2のリソースアカウントを使用して転送されたリソースの量とを更に同時に表示する。
いくつかの例では、リソースの転送に進む前に(例えば、任意選択的に、リソースの転送に参加する要求を受信する前に)(例えば、第1のリソースアカウントのみを使用するか、第1のリソースアカウントと第2のリソースアカウントの両方を使用する)、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、認証情報(例えば、指紋、顔の特徴、虹彩/網膜の特徴などの生体情報、又はパスコードやパターンなどの入力情報)を要求する認証ユーザインタフェース(例えば、2226、2362)を表示する。認証の要求を表示すると、ユーザにデバイスの状態(例えば、認証が必要な状態)についての視覚フィードバックが提供され、ユーザに認証を提供するよう求める(例えば、指紋認証や顔認識などの生体認証を通じて)。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。いくつかの例では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して認証情報を受信し、リソースの転送を自動的に進めることは(例えば、第1のリソースアカウント又は第1及び第2のリソースアカウントの両方を使用)、受信した認証情報が、転送の許可のために登録された認証情報(例えば、デバイスに記憶されている)に対応するという判定に従う。いくつかの例では、受信した認証情報が転送を許可するための記登録された認証情報と一致しないという判定に従って、電子デバイスは、リソースの転送を進める(且つ、任意選択的に、認証が要求されていることを示す)ことを取り止める。
いくつかの例では、リソースは資金の量(例えば、ドル、ユーロ)及び(例えば、クレジットカードアカウント)である。いくつかの例では、第1のリソースアカウントを使用して、要求されたリソース量のリソースの送信に参加する要求を受信したことに応じて、第2のリソースアカウントがトランザクション手数料に関連付けられているという判定に従って、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、トランザクション手数料(例えば、クレジットカードアカウントを使用するためのトランザクション手数料、転送で送金される資金の量の割合(例えば、2%))が転送に追加されるというインジケーションを表示する。いくつかの例では、第1のリソースアカウントを使用して、要求されたリソース量のリソースの送信に参加する要求を受信したことに応じて、第2のリソースアカウントがトランザクション手数料に関連付けられていないという判定に従って、電子デバイスは、ディスプレイに、トランザクション手数料(例えば、クレジットカードアカウントを使用するためのトランザクション手数料、転送で送金される資金の量の割合(例えば、2%))が転送に追加されるというインジケーションの表示を取り止める。
いくつかの例では、第2のアカウントを使用したリソースの転送を進めること(例えば、第1のアカウントを使用せず、第1のアカウントと第2のアカウントの両方を使用)に従って、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、第1の量における第1の料金(例えば、クレジットアカウントである第2のリソースアカウントへの料金)を第2のリソースアカウントへ適用し、第1の量はトランザクション手数料を含む。いくつかの例では、資金の転送は第2のリソースアカウントのみを使用し、第2のリソースアカウントに請求される合計量は、送信された資金の量とトランザクション手数料の合計である。いくつかの例では、資金の転送は第2のリソースアカウント及び1つ以上のアカウント(例えば、第1のアカウント)を使用し、第2のリソースアカウントに請求される合計量は、第2のリソースアカウントを使用して送信された資金の量とトランザクション手数料の合計である。いくつかの例では、トランザクション手数料は、第2のリソース量を使用して送信された量(例えば、パーセント)に基づいている。いくつかの例では、トランザクション手数料は定率手数料である。いくつかの例では、トランザクション手数料はパーセンテージと定率手数料を組み合わせたものである。
いくつかの例では、リソースの転送に参加する要求を受信することは、メッセージ会話(例えば、2208、2308)の別の参加者(例えば、2210、2310)にリソースを送信するために、ユーザからの1つ以上の入力のシーケンスを受信することを含む。
いくつかの例では、リソースの転送に参加する要求を受信することは、トランザクションに関する情報と共に外部ソースから情報を受信することと、外部ソースからの情報に基づいて選択されたリソースを送信するために、ユーザから1つ以上の入力のシーケンスを受信することとを含む。
いくつかの例では、リソースの転送に参加する要求を受信することは、近距離無線通信を介して近くのデバイスへの制限されたクレデンシャルの送信を許可するユーザからの1つ以上の入力のシーケンスを受信することを含む。
いくつかの例では、第1のリソースアカウント及び第2のリソースアカウントを使用してリソースの転送を進めることは、割り前勘定オプション(例えば、2つ以上の異なるリソースアカウントを使用したリソースの自動転送を有効/無効にするためのユーザ設定)がデバイスで有効になっているという判定に従う。いくつかの例では、既定の状態では、デバイスで割り前勘定オプションが有効になっている。いくつかの例では、デバイス上で割り前勘定オプションが有効になっていないという判定に従って、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、要求されたリソース量が第1のリソースアカウントを介して利用可能なリソースの量よりも大きい(例えば、第1のリソースアカウントがリソース転送の要求されたリソース量をカバーするのに十分なリソースを有していないこと)という通知(例えば、ポップアップ通知、プロンプト)を表示する。いくつかの例では、デバイスで割り前勘定オプションが有効になっていない場合、電子デバイスは、第1のリソースアカウントと第2のリソースアカウントを使用してリソースの転送を進めることを取り止め、任意選択的に、第2のリソースアカウントを使用して(且つ第1のリソースアカウントを使用しない)リソースの転送を進める。
いくつかの例では、リソースの転送に参加する要求を受信する前に、電子デバイス(例えば、2200、2300など)は、転送で使用する別の(例えば、第3の)リソースアカウントを選択する1つ以上の入力を受信する。デバイスが転送に参加する要求を受信すると、デバイスは、第1のリソースアカウントではなく、選択された(例えば、異なる第3の)リソースアカウントを使用して転送に使用する。いくつかの例では、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、第2の(又は第3)リソースアカウント(例えば、バックアップリソースアカウント、第1のリソースアカウントとは異なる種類のリソースアカウント)の選択可能な表現(例えば、グラフィカル表現、テキスト表現)を表示する。いくつかの例では、電子デバイスは、第2(又は第3)のリソースアカウントの選択可能な表現のユーザ選択を受信する。第2のリソースアカウントの選択可能な表現のユーザ選択の受信に応じて、電子デバイスは、転送で使用するための第2(又は第3)のリソースアカウントを選択する(例えば、転送で第1のリソースアカウントを使用しない)。
いくつかの例では、第1のリソースアカウントを使用して要求されたリソース量のリソースの転送に参加する要求を受信する前に、電子デバイス(例えば、2200、2300)は、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、表示し、複数の参加者(例えば、デバイスのユーザとユーザの連絡先、2210、2310)間のメッセージングアプリケーション(例えば、2206、2306)のメッセージ会話(例えば、2208、2308)を表示する。いくつかの例では、開始入力は、メッセージ会話の第1の参加者から受信したリソースメッセージオブジェクト(例えば、要求されたリソース量のインジケーションを有するメッセージ吹き出し、要求されたリソース量のインジケーションを有する電子メールメッセージ)のユーザ選択に対応する。いくつかの例では、リソースの転送に参加する要求は、複数の参加者の間でメッセージングアプリケーション(例えば、2206、2306)のメッセージ会話(例えば、2208、2308)をディスプレイ(例えば、2202、2302)に表示しながら受信され、開始入力はリソースメッセージオブジェクト(例えば、要求されたリソース量のインジケーションを有するメッセージ吹き出し、要求されたリソース量のインジケーションを有する電子メールメッセージ)のユーザ選択(例えば、タッチスクリーンディスプレイ上のタップ入力)に対応する。開始入力の検出に応じて(例えば、リソースメッセージオブジェクトのユーザ選択(例えば、アクティブ化)の検出に応じて、又は支払い作成インタフェースにおける支払い送信アフォーダンスの選択に応じて)、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、第1のリソースアカウント(例えば、デバイスのセキュア要素に記憶されているアカウント)の表現(例えば、2366、グラフィカル表現、テキスト表現)と、第2のリソースアカウント(例えば、バックアップリソースアカウント、デビットアカウント、当座預金アカウント)の表現(例えば、2380、グラフィカル表現、テキスト表現)とを同時に表示する。いくつかの例では、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、転送ユーザインタフェース(例えば、ポイント、リソース又は資金などのリソースの量のユーザ調整を受信するためのリソース数値選択ユーザインタフェース)を表示し、転送ユーザインタフェースは、第1のリソースアカウント及び第2のリソースアカウントからのリソースが転送に使用されるというインジケーション(例えば、第1のリソースアカウントの表現及び第2のリソースアカウントの表現を含むリスト)を含む。いくつかの例では、第1のリソースアカウントの表現は、アカウントに関連付けられたカードのサムネイル画像など、アカウントのグラフィカル表現である。いくつかの例では、第1のリソースアカウントの表現は、アカウントに関連付けられた識別番号(例えば、識別番号、カード番号)などのアカウントのテキスト表現である。いくつかの例では、第2のリソースアカウントの表現は、アカウントに関連付けられたカードのサムネイル画像など、アカウントのグラフィカル表現である。いくつかの例では、第2のリソースアカウントの表現は、アカウントに関連付けられた識別番号(例えば、識別番号、カード番号)などのアカウントのテキスト表現である。いくつかの例では、メッセージ会話がリソースアカウントの表現と同時に表示される。
いくつかの例では、ディスプレイ(例えば、2202、2302)に、第1のリソースアカウント(例えば、デバイスのセキュア要素に記憶されたアカウント)の表現(例えば、2330、2366、グラフィカル表現、テキスト表現)と第2リソースアカウントの表現(例えば、2324、2380、グラフィカル表現、テキスト表現)を同時に表示することは、トランザクションへの参加を許可するための許可情報(例えば、パスコード又は指紋や顔などの生体認証)を提供するためのトランザクションに関する追加情報(例えば、合計金額、配送情報、税金など)及び命令を更に含むトランザクション詳細領域を表示することを含む。
方法2400(例えば、図24A〜24C)に関して上述したプロセスの詳細は、本明細書に記載する方法にも同様に当てはまることに留意されたい。例えば、方法2400は、方法900、1200、1500、1800、2100、2700、3000、及び3400を参照して本明細書で説明した多様な方法の1つ以上の特性を任意選択的に含む。例えば、方法900で説明したように、参加者間の第1の種類の項目(例えば、写真、ステッカー、リソース、支払い)の転送を開始するための転送ユーザインタフェースの表示は、第1リソースアカウントと第2のリソースアカウントの両方を使用して送信する転送量を調整するときに適用できる。別の例では、方法1200で説明したフィードバックの出力は、メッセージングアプリケーション(例えば、2206、2306)を介して、第1のリソースアカウントと第2のリソースアカウントの両方からのリソースを使用して行われた転送メッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法1500で説明したように、メッセージオブジェクトが送信メッセージ又は要求メッセージに対応するか否かに基づくメッセージオブジェクトの異なる視覚的見掛けは、メッセージングアプリケーション(例えば、2206、2306)を介して、第1のリソースアカウントと第2のリソースアカウントの両方からのリソースを使用して行われた転送メッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法1800で説明するように、1つ以上の項目(例えば、ステッカー、写真、リソース、支払い)を取得することを許可されたアカウントをアクティブ化する要求を、第1のリソースアカウントを設定するときに適用することができる。別の例では、方法2100で説明するように、現在選択されているアカウントでリソースが不足しているというインジケーションに基づいてリソース転送で使用されるアカウントを切り替えると、第1のリソースアカウントに十分なリソースがない場合に、第1のリソースアカウントではない単一のアカウントを使用して転送を進める場合に使用できる。別の例では、方法2700で説明するように、メッセージ会話のメッセージからの情報を含む複数の項目は、第1のリソースアカウントに関連付けられた且つ第2のリソースアカウントからの情報を含むことができる。別の例では、方法3000で説明したように、発話を使用して、第1のリソースアカウントと第2のリソースアカウントの両方を使用して転送を開始(例えば、支払いを開始)することができる。別の例では、支払いアカウントが転送(例えば、リソース、ファイル、支払いの)に使用する準備ができたとき及び/又は支払いアカウントを使用した転送(例えば、リソース、ファイル、支払いの)が完了したとき、方法3400で説明したように、視覚効果(例えば、色調効果、ジオメトリ変更効果)を、アカウントのグラフィカル表現(例えば2330)の1つ以上の要素(例えば、アカウントのグラフィカル表現の表面上の1つ以上のユーザインタフェースオブジェクト、1つ以上のパターン)に適用することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図24A〜24Cを参照して上述した演算は、図1A〜1Bで示した構成要素によって、任意選択的に実行される。例えば、受信動作2410、続行動作2424、及び続行動作2432は任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190により実行される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図25A〜図25Cは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例を示す。以下でより詳細に説明するように、図25A〜図25Cに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、以下で説明する図26A〜図26Tに示されたユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関する。
図25Aは、電子デバイス2500を示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図25A〜図25Cに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス2500はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス2500は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス2500は、ディスプレイ2502及び任意選択的に1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ2502のタッチスクリーン、機械式ボタン2505、マイク)を有する。
図25Aを参照すると、電子デバイス2500は、ディスプレイ2502上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者2510(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション2506のメッセージ会話2508を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2510はデバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2510は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2510は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス2500はまた、ディスプレイ2502上に、仮想キーボード2512を使用して、仮想キーボード2512(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー2514とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード2512に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー2514は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー2514は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを入力できるようにするマイクボタン2516を含む。
図25Aに示すように、メッセージ会話2508は、ユーザによってメッセージ参加者2510に送信されたメッセージに対応するメッセージオブジェクト2518を含む。メッセージオブジェクト2518に対応するメッセージで、ユーザはメッセージ参加者2510に「昨夜のビデオを送ってもらえますか?」と尋ねる。図25Aに更に示すように、メッセージ会話2508は、メッセージ参加者2510によってユーザに送信された転送メッセージオブジェクト2520を含む。転送メッセージオブジェクト2520は、メッセージオブジェクト2518に対応するメッセージでユーザによって要求されたファイル(例えば、ビデオファイル)の送信に対応する。
いくつかの実施形態では、図25Aに示すように、転送メッセージオブジェクト2520は、転送メッセージオブジェクト2520を介して送信されているファイル(例えば、ビデオファイル)に対応する添付オブジェクト2522を含む。例えば、図25Aでは、ファイルはビデオファイルであるため、添付オブジェクト2522はビデオファイルに対応する。いくつかの実施形態では、図25Aに更に示すように、転送メッセージオブジェクト2520はまた、ファイル(例えば、添付オブジェクト2522に対応するビデオファイル)がユーザによってまだ受諾(例えば、閲覧又はダウンロード)されていないことをユーザに知らせる状態インジケータ2524(例えば、「保留中」と述べる)を含む。
図25Bを参照すると、電子デバイス2500は、ディスプレイ2502上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者2530(例えば、「サラ・ジェームズ」)との間のメッセージングアプリケーション2506のメッセージ会話2509(メッセージ会話2508とは異なる)を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2530はデバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2530は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2530は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
図25Bに示すように、メッセージ会話2509は、メッセージ参加者2530によってユーザに送信されたメッセージに対応するメッセージオブジェクト2532を含む。メッセージオブジェクト2532に対応するメッセージでは、メッセージ参加者2530はユーザに「昨夜は楽しかった!」と述べている。図25Bに示すように、メッセージ会話2509は、ユーザによってメッセージ参加者2530に送信された転送メッセージオブジェクト2534を含む。転送メッセージオブジェクト2534は、メッセージオブジェクト2532に対応するメッセージ内のメッセージ参加者2530によって言及された時間期間(例えば昨夜)からの写真(例えば5枚の写真)の転送の要求に対応する。
いくつかの実施形態では、転送メッセージオブジェクト2534は、メッセージオブジェクトがファイル(例えば、写真)の転送の要求に対応することをユーザに示す要求インジケータ2535(例えば、記号「#」)を含む。いくつかの実施形態では、転送メッセージオブジェクト2534はまた、転送を要求されているファイル(例えば、「写真」)の数(例えば、「5」)を示すテキストインジケーション2536(例えば、「昨夜の要求から5枚の写真」を含む)と、転送を要求されている特定の種類のファイルの説明(例えば、「昨夜の」)とを含む。いくつかの実施形態では、転送メッセージオブジェクト2534はまた、転送要求がメッセージ参加者2530によってまだ受諾されていないことをユーザに通知する状態インジケータ2538(例えば、「保留中」と述べる)を含む。
図25Cでは、電子デバイス2500は、ディスプレイ2502に、様々な連絡先と共にメッセージングアプリケーション2506を使用して送信、受信、及び/又は要求された添付ファイルに関連付けられた詳細を含む添付ファイル詳細ユーザインタフェース2540を表示する。いくつかの実施形態では、添付ファイル詳細ユーザインタフェース2540は、デバイスにログオンし、メッセージングアプリケーション2506を使用して送信、受信、及び/又は要求された添付ファイルに関連付けられたユーザアカウントのグラフィカル表現2542を含む。
いくつかの実施形態では、添付ファイル詳細ユーザインタフェース2540は、複数の添付ファイル詳細項目を含み、それぞれが、電子デバイス2500にログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先に、送信された/連絡先から受信した、又は連絡先に要求した/連絡先によって要求された、添付ファイル(例えば、写真、ビデオファイル、オーディオファイル、ドキュメント)に対応する。いくつかの実施形態では、添付ファイル詳細ユーザインタフェース2540は、着信(すなわち受信)添付ファイル及び/又は添付ファイルの送信のための着信要求に対応する1つ以上の着信アイテム2550を含む。例えば、図25Cでは、図25Aに示すように、着信項目2550は、メッセージ参加者2510(例えば、「ジョン・アップルシード」)から受信した転送メッセージオブジェクト2520に関連付けられたビデオファイルに対応するビデオファイルの第1の着信項目2552を含む。いくつかの実施形態では、第1の着信項目2552は、項目に関連付けられた連絡先のインジケーション2552A(例えば、「ジョン・アップルシード」を示す)と、添付ファイルの選択可能なインジケーション2552B(例えば、添付オブジェクト2522に対応するビデオファイル)とを含み、選択すると、デバイスに、添付オブジェクト2522に対応するビデオファイルに対応する添付ファイルに関する詳細を含む詳細スクリーンを表示させる。
いくつかの実施形態では、添付ファイル詳細ユーザインタフェース2540は、発信(すなわち送信)添付ファイル及び/又は添付ファイルの送信のための発信要求に対応する1つ以上の発信アイテム2554を含む。例えば、図25Cでは、発信項目2554は、図25Bに示すように、メッセージ参加者2530(例えば、「サラ・ジェームズ」)に送信された転送メッセージオブジェクト2534に関連付けられた「昨夜の5枚の写真」の要求に対応する写真への保留中の要求の第1の発信項目2556を含む。いくつかの実施形態では、第1の発信項目2556は、項目に関連付けられた連絡先のインジケーション2556A(例えば、「サラ・ジェームズ」と述べる)と、添付ファイルへの要求の選択可能なインジケーション2556B(例えば、「昨夜の5枚の写真」)とを含み、選択すると、デバイスに、転送メッセージオブジェクト2534に対応する写真の保留中の要求に関する詳細を含む詳細スクリーンを表示させる。
いくつかの実施形態では、添付ファイル詳細ユーザインタフェース2540は、着信及び/又は発信添付ファイル及び/又は現在の日からの添付ファイルの送信要求に対応する1つ以上の今日項目2558を含む。例えば、図25Cでは、今日項目2558は、異なるメッセージ参加者(例えば、インジケーション2560Aによって示されるように「マシュー・スミス」)に送信された4枚の写真の添付ファイル(例えば、「チーム写真」と述べるメモインジケーション2560B及び選択可能なインジケーション2560Cによって示される)に対応する第1の今日項目2560と、メッセージ参加者2510(例えば、インジケーション2562Bによって示される)に送信された誕生日ビデオ(例えば、「お誕生日おめでとう」と述べるメモインジケーション2562B、及び選択可能なインジケーション2562Cによって示される)の添付ファイルに対応する第2の今日項目2562とを含み、第2の今日項目2562は、第1の着信項目2552(次に転送メッセージオブジェクト2520に対応する)に対応するビデオファイルとは異なる。
上述のように、上述の図25A〜図25Cに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、以下で説明する図26A〜図26Tに示されたユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関する。従って、図25A〜図25Cに示されるユーザインタフェース例に関して上述したプロセス及び図26A〜図26Tに示されるユーザインタフェース例に関して以下に説明するプロセスは、電子デバイス(例えば、100、300、500、2500、又は2600)を使用して転送を開始及び管理することを同様に含むプロセスと大部分が類似していることが理解されるべきである。
図26A〜図26Tは、いくつかの実施形態に係る、転送履歴リストを生成及び表示するための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図27A〜図27Eにおける処理を含む、以下で説明する処理を例示するために使用される。
図26Aは、電子デバイス2600(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図26A〜図26Tに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス2600はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス2600は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス2600はディスプレイ2602を有する。
図26Aを参照すると、電子デバイス2600は、ディスプレイ2602上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者2610(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション2606のメッセージ会話2608を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2610はデバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2610は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2610は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス2600はまた、ディスプレイ2602上に、仮想キーボード2612を使用して、仮想キーボード2612(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー2614とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード2612に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー2614は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー2614は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを入力できるようにするマイクボタン2614Aを含む。
図26Aに示すように、メッセージ会話2608は、メッセージ参加者2610によってユーザに送信されたメッセージに対応するメッセージオブジェクト2616を含む。メッセージオブジェクト2616で、メッセージ参加者2610はユーザに「夕食とタクシー代は合わせて28ドルでした。」と述べる。図26Aに更に示すように、メッセージ会話2608は、メッセージ参加者2610によってユーザに送信された追跡支払いメッセージオブジェクト2618を含む。支払いメッセージオブジェクト2618(例えば、図14Lの支払いメッセージオブジェクト1490に関して上述したように、ユーザが受信した支払い要求に関連付けられた支払いメッセージオブジェクトに対応する)は、支払い要求(例えば、メッセージオブジェクト2616に対応するメッセージに示されている夕食とタクシー代に対する28ドル)に対応する。いくつかの実施形態では、図26Aに示すように、支払いメッセージオブジェクト2618(ユーザが受信した支払い要求に関連付けられた)は、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた(例えば、第三者ではなく)支払い要求(又は支払い)に対応することをユーザに示すモードインジケーション2620(例えば「支払い」と述べる)を含む。図26Aに示すように、支払いメッセージオブジェクト2618はまた、要求された支払い(例えば、「28ドル」)の量を受取人(例えば、ユーザ)に知らせる量インジケーション2622と、支払いメッセージオブジェクトが支払いの要求に対応する更なるインジケーション(例えば、「28ドル要求」)とを含む。いくつかの実施形態では、図26Aに示すように、支払いメッセージオブジェクト2618はまた、支払い要求を受諾するための(例えば、要求された支払いを行い、要求された支払いを進めることに同意するための)受諾ボタン2624を含む。いくつかの実施形態では、図26Aに示すように、支払いメッセージオブジェクト2618はまた、送信された支払いメッセージオブジェクト(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れなど」)に対応する支払い要求の状態をユーザに知らせる状態インジケータ2626を含む。例えば、図26Aにおいて、状態インジケータ2626は「保留中」を示し、従って、支払いメッセージオブジェクト2618に関連付けられた支払い要求がユーザによってまだ受諾されていないことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、図26Aに示すように、メッセージ会話2608は、支払い要求に関連するメモ(例えば、コメント、メッセージ)に対応する支払いメッセージオブジェクト(例えば、「夕食+タクシー」を示す)に付随するメモメッセージオブジェクト2628を含む。
図26Bを参照すると、電子デバイス2600は、ディスプレイ2602上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者2621(例えば、「サラ・ジェームズ」)との間のメッセージングアプリケーション2606のメッセージ会話2630(メッセージ会話2608とは異なる)を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2621は、デバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2621は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2621は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
図26Bに示すように、メッセージ会話2630は、メッセージ参加者2621によってユーザに送信されたメッセージに対応するメッセージオブジェクト2632を含む。メッセージオブジェクト2632では、メッセージ参加者2621はユーザに「ブランチのために私があなたにいくら借りているかを教えてください。」と述べる。図26Bに示すように、メッセージ会話2630は、ユーザによってメッセージ参加者2621に送信された支払いメッセージオブジェクト2634を含む。支払いメッセージオブジェクト2634(例えば、図14G〜図14Kの支払いメッセージオブジェクト1460に関して上述したように、ユーザが行った支払い要求に関連付けられた支払いメッセージオブジェクトに対応する)は、支払い要求(例えば、メッセージオブジェクト2632に対応するメッセージに示されているブランチに対する35ドル)に対応する。いくつかの実施形態では、図26Bに示すように、支払いメッセージオブジェクト2634(ユーザが行った支払い要求に関連付けられた)は、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた(例えば、第三者ではなく)支払い要求(又は支払い)に対応することをユーザに示すモードインジケーション2620(例えば「支払い」と述べる)を含む。図26Bに示すように、支払いメッセージオブジェクト2634はまた、要求された支払い(例えば、「35ドル」)の量を受取人(例えば、メッセージ参加者2621)に知らせる量インジケーション2622と、支払いメッセージオブジェクトが支払いの要求に対応する更なるインジケーション(例えば、「35ドル要求」)とを含む。いくつかの実施形態では、図26Bに示すように、支払いメッセージオブジェクト2634はまた、送信された支払いメッセージオブジェクト(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れなど」)に対応する支払い要求の状態をユーザに知らせる第1の状態インジケータ2626を含む。例えば、図26Bにおいて、状態インジケータ2626は「保留中」を示し、従って、支払いメッセージオブジェクト2634に関連付けられた支払い要求がメッセージ参加者2621によってまだ受諾されていないことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、図26Bに、支払いメッセージオブジェクト2634はまた、送信された支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いの状態をユーザに通知する第2の状態インジケータ2636を含む(例えば、第1の状態インジケータ2626に加えて、又はその代わりに)(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れ」など)。例えば、図26Bでは、第2の状態インジケータ2636(例えば、「保留中」)は、第1の状態インジケータ2626(例えば、「保留中」)によって示されるのと同じ状態を示す。いくつかの実施形態では、図26Bに示すように、メッセージ会話2630は、支払い要求に関連するメモ(例えば、コメント、メッセージ)に対応する支払いメッセージオブジェクト(例えば、「ブランチ」を示す)に付随するメモメッセージオブジェクト2638を含む。
図26Cを参照すると、電子デバイス2600は、ディスプレイ2602上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)とメッセージ参加者2631(例えば、「マシュー・スミス」)との間のメッセージングアプリケーション2606のメッセージ会話2640(メッセージ会話2608及び2630とは異なる)を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2631は、デバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2631は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2631は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
図26Cに示すように、メッセージ会話2640は、メッセージ参加者2642によってユーザに送信されたメッセージに対応するメッセージオブジェクト2642を含む。メッセージオブジェクト2642で、メッセージ参加者2642はユーザに「今シーズンのチーム料金は選手あたり40ドルです。試合で会いしましょう!」と記載する。図26Cに更に示すように、メッセージ会話2640は、ユーザによってメッセージ参加者2631に送信された支払いメッセージオブジェクト2644を含む。支払いメッセージオブジェクト2644(例えば、図14B〜図14Fの支払いメッセージオブジェクト1420に関して上述したように、ユーザが行った支払いに関連付けられた支払いメッセージオブジェクトに対応する)は、支払い(例えば、メッセージオブジェクト2642に対応するメッセージに示されているチーム料金に対する40ドル)に対応する。いくつかの実施形態では、図26Cに示すように、支払いメッセージオブジェクト2644(ユーザが行った支払いに関連付けられた)は、支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われた(例えば、第三者ではなく)支払い要求(又は支払い)に対応することをユーザに示すモードインジケーション2620(例えば「支払い」と述べる)を含む。図26Cに示すように、支払いメッセージオブジェクト2644はまた、行われた支払い(例えば、「40ドル」)の量を受取人(例えば、メッセージ参加者2631)に知らせる量インジケーション2622を含む。いくつかの実施形態では、図26Cに示すように、支払いメッセージオブジェクト2644はまた、送信された支払いメッセージオブジェクト(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れなど」)に対応する支払いの状態をユーザに知らせる第1の状態インジケータ2626を含む。例えば、図26Cにおいて、第1の状態インジケータ2626は「支払い済み」を示し、従って、支払いメッセージオブジェクト2644に関連付けられた支払い要求がメッセージ参加者2631によって受諾されたことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、図26Cに、支払いメッセージオブジェクト2644はまた、支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いの状態をユーザに通知する第2の状態インジケータ2636を含む(例えば、第1の状態インジケータ2626に加えて、又はその代わりに)(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れ」など)。例えば、図26Cでは、第2の状態インジケータ2636(例えば、「支払い済み」)は、第1の状態インジケータ2626(例えば、「支払い済み」)によって示されるのと同じ状態を示す。いくつかの実施形態では、図26Cに示すように、メッセージ会話2640は、支払いに関連するメモ(例えば、コメント、メッセージ)に対応する支払いメッセージオブジェクト(例えば、「チーム料金」を示す)に付随するメモメッセージオブジェクト2646を含む。
図26Cでは、メッセージ参加者2631とのメッセージ会話2640を表示しながら、電子デバイス2600は、支払いメッセージオブジェクト2644のユーザ選択を検出する。例えば、図26Cに示すように、ユーザ選択は、支払いメッセージオブジェクト2644上のタップジェスチャ2601である。
図26Dでは、支払いメッセージオブジェクト2644上のタップジェスチャ2601の検出に応じて、電子デバイス2600は、ディスプレイ2602に、選択された支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト2644)に対応する支払い(例えば、又は支払い要求)に関連するトランザクション詳細を含むトランザクション詳細ユーザインタフェース2648を表示する。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、選択された支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト2644)に対応する支払いメッセージオブジェクト画像2650を含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、メモメッセージオブジェクト2646に対応するメモのインジケーション2652(例えば、「チーム料金」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、支払いメッセージオブジェクト2644を介してなされた支払いに関連する複数のトランザクション詳細2648A〜Gを含む。例えば、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、トランザクションで使用された支払いアカウントのインジケーション2648A(例えば、「ケイトの支払いアカウントから」)と、使用されたアカウントから引き出された量(例えば、「40ドル」)と、トランザクションの合計量(例えば、「40ドル」)のインジケーション2648Bとを含む。別の例では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、使用されたアカウント(例えば、ケイトの支払いアカウント)のアカウント詳細(例えば、アカウント番号)のインジケーション2648Cを含む。別の例では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、支払いの受取人(例えば、メッセージ参加者2631、「マシュー・スミス」)のインジケーション2648Dを含む。別の例では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、支払いが送信された日時のインジケーション2648E(ユーザによる)と、支払いが受け付けられた日時のインジケーション2648F(受取人による、メッセージ参加者2631)を含む。別の例では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、トランザクション番号のインジケーション2648Gを含む。
いくつかの実施形態では、図26Dに示すように、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、ウォレットアプリケーション(例えば、図20A〜20Jを参照して上述したウォレットユーザインタフェース2022に対応する)におけるトランザクション詳細を見るためのウォレットボタン2654を含む。いくつかの実施形態では、図26Dに示すように、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、現在表示されている支払いの対応する支払い詳細(例えば、同じ支払いアカウントからの同じ量、同じ受取人)と共に新しい支払いを送信するための再送信ボタン2656を含む。いくつかの実施形態では、図26Dに示すように、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、現在表示されているトランザクション詳細ページに対応する支払いの返還を要求するための払い戻しボタン2658を含む。いくつかの実施形態では、払い戻しは、完了したトランザクション(受取人が支払いを受諾した場合)に対して要求することができるが、保留中のトランザクションに対しては要求できない。従って、いくつかの実施形態では、支払いが保留中のトランザクションに対応する(完了したトランザクションに対応しない)場合、払い戻しボタン(例えば、払い戻しボタン2658)はトランザクション詳細ユーザインタフェースに表示されない。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648は、払い戻しボタン2613(例えば、現在のトランザクションに関連するメッセージ参加者2631の名前を述べる)を含み、選択されると、デバイスにメッセージ会話2640に戻させる(そして詳細トランザクションユーザインタフェースの表示を停止する)。
図26Eでは、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648を表示しながら、電子デバイス2600は、現在のトランザクションで使用されたアカウント(例えば、2648A及び2648Cに示される支払いアカウント)のアカウント詳細を見るためのウォレットボタン2654のユーザ選択を検出する。例えば、図26Eに示すように、ユーザ選択は、ウォレットボタン2654上のタップジェスチャ2603である。
図26Fは、トランザクション詳細ユーザインタフェース2648からウォレットボタン2654上のタップジェスチャ2603を検出したことに応じて、電子デバイス2600は、ディスプレイ2602に、現在見ているアカウントに関連付けられた保留中及び過去のトランザクションのリストを含むトランザクション履歴ユーザインタフェース2661を表示する(例えば、支払いアカウント)。例えば、図26Eでは、支払いメッセージオブジェクト2644に対応する支払いに使用されたアカウントは支払いアカウントであった。従って、支払いメッセージオブジェクト2644に関連付けられたトランザクション詳細ユーザインタフェースからウォレットボタン2654上でのユーザ選択2603の検出に応じて、電子デバイスは、ディスプレイ2602に、支払いアカウントに対応するトランザクション履歴ユーザインタフェース2661を表示する。
いくつかの実施形態では、図26Fに示すように、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661は、現在見ているアカウント(例えば、支払いアカウント)に対応するグラフィカル表現2662(例えば、サムネイル画像、ミニ画像)を含む。いくつかの実施形態において、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661は、支払いアカウント内の現在利用可能な資金量の残高インジケーション2664(例えば、「215ドル」)を含む。いくつかの実施形態において、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661は、アカウント情報ビュー(例えば、現在見ているアカウント(例えば、支払いアカウント)に関連付けられたアカウント情報ユーザインタフェースに対応する)とアカウント履歴ビュー(例えば、トランザクション履歴ユーザインタフェースに対応する)とを切り替えるための切り替えバー2666を含む。アカウント情報ビューは情報タブ2666Aに対応し、アカウント履歴ビューはトランザクションタブ2666Bに対応する。図26Fに示すように、トランザクション履歴ユーザインタフェースが現在表示されている(アカウント情報ユーザインタフェースの代わりに)ため、トランザクションタブ2666Bが強調表示(例えば、太い境界線でマーク)され、現在表示されているビューがトランザクション履歴ユーザインタフェースに対応することをユーザに示す。
図26Fに更に示すように、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661は、1つ以上のトランザクション項目(例えば、現在保留中のトランザクションに対応する保留中のトランザクション項目、又は競合トランザクションに対応する過去のトランザクション項目)を含む。いくつかの実施形態では、図26Fに示すように、1つ以上の項目は、保留中のトランザクション(例えば、着信保留中要求2668及び発信保留中要求2672)、及び完了したトランザクション(例えば、今日完了したトランザクションに対応する今日のトランザクション2676、及び今日より前に完了したトランザクションに対応する以前のトランザクション2682)に基づいて編成される。いくつかの実施形態では、完了したトランザクションは、所定の時点までの日ごとに(例えば、今日、昨日、火曜日、月曜日、そして「以前」)編成される(例えば、時系列で)。
例えば、図26Fに示すように、着信要求2668は、図26Aを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト2618に関連付けられた支払い要求に対応するメッセージ参加者2610(例えば、「ジョン・アップルシード」)からの着信支払い要求項目2670を含む。着信支払い要求項目2670は、着信支払い要求の送信者(例えば、メッセージ参加者2610)のインジケーション2670A(例えば、「ジョン・アップルシード」を示す)を含む。いくつかの実施形態では、着信支払い要求項目2670は保留中の支払い要求に対応するため、項目はまた、要求された支払いを支払うための支払いボタン2670Bを含む。いくつかの実施形態では、着信支払い要求項目2670が選択可能である。着信支払い要求項目2670のユーザ選択の受信に応じて、デバイスは、選択された項目に関連付けられたメッセージ参加者に対応する支払い及び/又は支払い要求に関連付けられた参加者履歴ユーザインタフェースを表示する。
更に、図26Fでは、発信要求2672は、図26Bを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト2634に関連付けられた支払い要求に対応する、ユーザからメッセージ参加者2621(例えば、「サラ・ジェームズ」)への発信支払い要求項目2674を含む。発信支払い要求項目2674は、発信支払い要求の受取人(例えば、メッセージ参加者2621)のインジケーション2674A(例えば、「サラ・ジェームズ」を示す)を含む。いくつかの実施形態では、発信支払い要求項目2674は、受取人(例えば、メッセージ参加者2621)がまだ応じておらず、従ってまだ保留中である支払い要求に対応するため、項目はまた、要求された支払いを行うために助言を受取人(例えば、メッセージ参加者2621)に送信するための助言ボタン2674Bを含む。いくつかの実施形態では、発信支払い要求項目2674は選択可能である。着信支払い要求項目2674のユーザ選択の受信に応じて、デバイスは、選択された項目に関連付けられたメッセージ参加者に対応する支払い及び/又は支払い要求に関連付けられた参加者履歴ユーザインタフェースを表示する。
更に図26Fでは、今日のトランザクション2676(現在の日中に完了したトランザクション)は、図26Cを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト2644に関連付けられた支払いに対応する、ユーザからメッセージ参加者2631(例えば、「マシュー・スミス」)への支払いに関連付けられた完了した発信支払い項目2678、及び完了した着信支払い項目2680(例えば、メッセージ参加者2610「ジョン・アップルシード」からの)を含む。完了した発信支払い項目2678は、完了した発信支払いの受取人(例えば、メッセージ参加者2631)のインジケーション2678A(例えば、「マシュー・スミス」を示す)、及び行われた支払いの量のインジケーション2678B(例えば、「40ドル」)を含む。いくつかの実施形態では、インジケーション2678Bは、項目が発信支払い(例えば、ユーザから受取人への支払い)に対応することをユーザに知らせるために正(例えば、「+」)又は負(例えば、「−」)のインジケータなしで量(例えば、「40ドル」)を示す。完了した発信支払い項目2678はまた、トランザクションに関連するメモ(例えば、メモメッセージオブジェクト2646のメモに対応する「チーム料金」と述べる)及び支払いが送信された時間及び/又は日付などの、完了したトランザクションに関連付けられた他の詳細のインジケーション2678Cを含む。完了した着信支払い項目2680は、着信支払いの送信者(例えば、メッセージ参加者2610、「ジョン・アップルシード」)のインジケーション2680Aと、入金の量(例えば、「50ドル」)のインジケーション2680Bとを含む。いくつかの実施形態では、インジケーション2680Bは、受け取った支払い(例えば、ユーザが送信者から受け取った支払い)に対応することをユーザに知らせるために、正(例えば「+」)のインジケータを付けて量(例えば「50ドル」)を示す。完了した着信支払い項目2680はまた、トランザクションに関連するメモ(例えば、「お誕生日おめでとう」と述べる)及び支払いを受け取った時間及び/又は日付などの、完了したトランザクションに関連付けられた他の詳細のインジケーション2680Cを含む。更に、いくつかの実施形態では、今日のトランザクション2676内の項目(例えば、完了した発信支払い項目2678及び完了した着信支払い項目2680)は選択可能である。今日のトランザクション2676からのトランザクション項目のユーザ選択の受信に応じて、デバイスは、選択された項目に関連付けられたメッセージ参加者に対応する支払い及び/又は支払い要求に関連付けられた参加者履歴ユーザインタフェースを表示する。
更に図26Fでは、以前のトランザクション2682(又は現在の日より前の日に完了したトランザクション)は、インジケーション2684Aによって示すように、ユーザが営利実体(例えば、コーヒー店)に対して行った支払いに関連付けられた完了した発信支払い項目2684を含む。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者2610、2621、及び2631などの非営利実体と同様に、営利実体とのトランザクションを行うことができる。他の項目と同様に、完了した発信支払い項目2684は、受取人(又は「営利実体」)の名前のインジケーション2684A(例えば、「コーヒー店」など)、営利実体への支払いのインジケーション2684B(例えば、「4.75ドル」及び/又は日付のインジケーション2684Cを含む。
図26Gでは、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661を表示しながら、電子デバイス2600は、着信要求項目2668の着信支払い要求項目2670のユーザ選択(例えば、支払いボタン2670Bに対応する領域以外の領域で)を検出する。例えば、図26Gに示すように、ユーザ選択は、着信支払い要求項目2670上のタップジェスチャ2605(例えば、支払ボタン2670Bに対応する領域以外の領域での)である。
図26Hでは、タップジェスチャ2605の検出に応じて、電子デバイス2600は、ディスプレイ2602に、タップジェスチャ2605によって選択された項目に関連付けられた参加者に固有の1つ以上の項目を含む参加者履歴ユーザインタフェース2686を表示する。例えば、図26Hでは、タップジェスチャ2605が、メッセージ参加者2610に対応する着信支払い要求項目2670の選択に対応したため、参加者履歴ユーザインタフェース2686はメッセージ参加者2610に対応する。
図26Hに示すように、参加者履歴ユーザインタフェース2686は、現在見ている参加者履歴ユーザインタフェースに関連付けられたメッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者2610)のインジケーション2610(例えば、「ジョン・アップルシード」)を含む。いくつかの実施形態では、図26Hに更に示すように、参加者履歴ユーザインタフェース2686は、現在見ているメッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者2610)に関して実行され得る異なる種類の動作に関連付けられたメニューアイコン2692A〜Eを含む。例えば、メニューアイコン2692Aは、ユーザがメッセージ参加者2610とメッセージング会話(例えば、メッセージングアプリケーション2606を介して)を開始することを可能にするメッセージングアイコンであり、メニューアイコン2692Bは、ユーザがメッセージ参加者2610との電話呼び出し(例えば、電話アプリケーションを介して)を開始できるようにする呼び出しアイコンであり、メニューアイコン2692Cは、ユーザがメッセージ参加者2610とビデオコールを開始できるビデオコールアイコンであり、メニューアイコン2692Dは、ユーザがメッセージ参加者2610と電子メール(例えば、Eメール)通信を開始できるようにするメールアイコンであり、メニューアイコン2692Eは、メッセージ参加者2610の情報/詳細(例えば、名前、連絡先情報、住所情報、関連するグループ)をユーザが閲覧できるようにする情報アイコンである。
図26Hに更に示すように、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661に類似して、参加者履歴ユーザインタフェース2686(例えば、メッセージ参加者2610に固有)は、保留中のトランザクション(例えば、保留中の支払い又は支払い要求)及び完了したトランザクション(例えば、支払い済み支払い又は支払い要求)に対応する1つ以上の項目(例えば、メッセージ参加者2610で実行されたトランザクションに対応)を含む。従って、いくつかの実施形態では、1つ以上の項目は、保留中のトランザクション(例えば、着信保留中要求2694)、及び完了したトランザクション(例えば、今日完了したトランザクションに対応する今日のトランザクション2698、及び今日より前に完了したトランザクションに対応する以前のトランザクション2697)に基づいて編成される。
例えば、図26Hでは、着信保留要求2694は、図26Fを参照して上述した支払い要求項目2670に対応する支払い要求項目2696を含む。支払い要求項目2696は、支払い要求項目に関連付けられたメモのインジケーション2696A(例えば、「夕食+タクシー」と述べる)(例えば、支払い要求の理由のユーザへの助言として機能するため)と、支払い要求の量(例えば、「28ドル」)を示し、選択された場合(例えば、支払ボタン2670Bと同様)、支払い要求の支払いを進める(例えば、メッセージングアプリケーション2606を介して)支払いボタン2696B(例えば、支払ボタン2670Bに対応)と、支払い要求が受信された日付及び/又は時間のインジケーション2696Cとを含む。
更に、図26Hでは、今日のトランザクション2698は、現在の日にメッセージ参加者2610からユーザが受け取った支払いに対応する完了した着信支払い項目2699を含む。完了した着信支払い項目2699は、着信支払いに関連付けられたメモのインジケーション2699A(例えば、「お誕生日おめでとう」と述べる)(例えば、支払いの理由のユーザへの助言として機能するため)と、受け取った支払い量を示す量インジケーション2699B(例えば、「+50ドル」と述べる)と、支払いが受け取られた日付及び/又は時間のインジケーション2699Cとを含む。いくつかの実施形態では、完了した着信支払い項目2699は受け取った支払いに対応するため(例えば、行われた支払いではなく)、量インジケーション2699Bは、支払いが着信支払いに対応することを示す正の記号(例えば「+」)を含む。
更に、図26Hでは、以前のトランザクション2697は、メッセージ参加者2610に対してユーザが行った支払いに対応する完了した発信支払い項目2695と、メッセージ参加者2610からユーザが受け取った支払いに対応する完了した着信支払い項目2693とを含む。完了した発信支払い項目2695は、支払いに関連付けられたメモのインジケーション2695A(例えば、「母のギフト」と述べる)(例えば、支払いを行う理由のユーザへの助言として機能するため)と、受け取った支払い量を示す量インジケーション2695B(例えば、「60.00ドル」)と、支払いが行われた時間及び/又は日付のインジケーション2695Cとを含む。完了した着信支払い項目2693は、支払いに関連付けられたメモのインジケーション2693A(例えば、「ランチ」と述べる)(例えば、支払いの理由のユーザへの助言として機能するため)と、支払い量を示す量インジケーション2693B(例えば、「+13.50ドル」)と、支払いが受け取られた時間及び/又は日付のインジケーション2693Cとを含む。
いくつかの実施形態では、図26Hに示すように、参加者履歴ユーザインタフェース2686は、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661に戻るためのバックボタン2688を含む。いくつかの実施形態では、図26Hに更に示すように、参加者履歴ユーザインタフェースは、メッセージング参加者2610との新しい支払い又は新しい支払い要求を(例えば、メッセージングアプリケーション2606を介して)開始するための支払いボタン2690を含む。
図26Iでは、メッセージ参加者2610に対応する参加者履歴ユーザインタフェース2686を表示しながら、電子デバイス2600は、完了した着信支払い項目2699のユーザ選択を検出する。例えば、図26Iに示すように、ユーザ選択は、完了した着信支払い項目2699上のタップジェスチャ2607である。
図26Jでは、完了した着信支払い項目2699上のタップジェスチャ2607の検出に応じて、電子デバイス2600は、ディスプレイ2602に、完了した着信支払い項目2699に関連付けられたトランザクションの詳細を含むトランザクション詳細ユーザインタフェース2691を表示する(例えば、図26Dを参照して上述したトランザクション詳細ユーザインタフェース2648に類似)。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2691は、完了した着信支払い項目2699に関連付けられた支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いメッセージオブジェクト画像2689を含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2691は、完了した着信支払い項目2699に関連付けられた支払いメッセージオブジェクトに関連付けられたメモ(例えば、「お誕生日おめでとう」と述べる)のインジケーション2687を含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2691は、着信支払いに関連する複数のトランザクション詳細2691A〜Eを含む。例えば、トランザクション詳細ユーザインタフェース2691は、支払いの送信者(例えば、「ジョン」と述べる、メッセージ参加者2610)のインジケーション2691Aと、支払い量(例えば、「50ドル」)とを含む。別の例では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2691は、支払いが預けられたアカウント(例えば、ユーザ、ケイトの支払いアカウント)のアカウント詳細(例えば、アカウント番号)のインジケーション2691Bを含む。別の例では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2691は、支払いが送信された日時のインジケーション2691C(メッセージ参加者2610による)と、支払いが受諾された日時のインジケーション2648D(ユーザによる)とを含む。別の例では、トランザクション詳細ユーザインタフェース2691は、トランザクション番号のインジケーション2691Eを含む。いくつかの実施形態では、図26Jに示すように、トランザクション詳細ユーザインタフェース2691は、メッセージングアプリケーション2606のメッセージ会話(例えば、メッセージ参加者2610とのメッセージ会話2608)における現在の支払いに対応する支払いメッセージオブジェクトを見るためのビューインメッセージボタン2654を含む。
図26Kでは、参加者履歴ユーザインタフェース2686を表示しながら、電子デバイス2600は、支払い要求項目2696(支払い要求項目2670に対応)に関連付けられた支払い要求に対応する支払いを進めるための支払いボタン2696B(支払いボタン2670Bに対応)のユーザアクティブ化を検出する。例えば、図26Kに示すように、ユーザアクティブ化は、支払ボタン2696B上のタップジェスチャ2609である(又は、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661上の対応する支払ボタン2670B上のタップジェスチャでもあり得る)。
図26Lでは、支払ボタン2696B上のタップジェスチャ2609の検出に応じて、電子デバイス2600は、図26Aを参照して最初に上述したように、ディスプレイ2602に、メッセージングアプリケーション2606のメッセージ会話2608(メッセージ参加者2610と)を再び表示する。上述のように、メッセージ会話2608は、メッセージ参加者2610からユーザに送信されるメッセージオブジェクト2616と、支払い要求項目2696参加者履歴ユーザインタフェース2686によって表示される)に関連付けられた支払い要求に対応する支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト2618と(支払い要求項目2670(トランザクション履歴ユーザインタフェース2661に表示)と、を含む。
図26Lで更に示すようには、支払ボタン2696B(又は支払ボタン2670B)上のタップジェスチャ2609の検出に応じて、電子デバイス2600はディスプレイ2602に、支払い転送ユーザインタフェース2683(例えば、図8E〜8Pを参照して上述した支払い転送ユーザインタフェース840に対応)を表示する。支払転送ユーザインタフェース840と同様に、支払転送ユーザインタフェース2683は、値変更領域2681(例えば、値変更領域846に対応する)と、値変更領域2681内の転送量(例えば、「28ドル」)のインジケーション2679とを含む。
図26Mでは、支払い転送ユーザインタフェース2683を表示しながら、電子デバイス2600は、示された量(例えば、28ドル)で支払いを送信するための送信ボタン2677(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の送信ボタン847に対応)のユーザアクティブ化を検出する。例えば、図26Mに示すようにでは、ユーザアクティブ化は、送信ボタン2677上のタップジェスチャ2611である。
図26Nでは、送信ボタン2677上のタップジェスチャ2611の検出に応じて(従って、支払いメッセージオブジェクト2618に関連付けられた要求された支払いによって要求された支払いを送信する)、電子デバイス2600は、要求された支払いが行われたことを示すために、支払いメッセージオブジェクト2618の見掛けを更新する。具体的には、図26Nに示すように、支払いメッセージオブジェクト2618の量インジケーション2622が視覚的に変更される。いくつかの実施形態において、量インジケーション2622への視覚的変化は、表示された量(例えば、「28ドル」)のフォントの太字化(例えば、又は厚くすること)である。いくつかの実施形態において、量インジケーション2622への視覚的変化は、表示された量(例えば、「28ドル」)のフォントに適用される黒い輪郭(例えば、影)を含む。いくつかの実施形態では、量インジケーション2622への視覚的変化は、表示された量(例えば、「28ドル」)の色の変化(例えば、黒から白へ)である。いくつかの実施形態では、デバイスの向きの変化の検出に応じて、電子デバイス2600は、支払いメッセージオブジェクトに関連付けられたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック、音声フィードバック)を生成する。いくつかの実施形態において、フィードバックは、例えば、図11Eの支払いメッセージオブジェクト1118を参照して上述したように、基準点に対するデバイスの向きの変化が検出されると、支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト2618)の表示を変化させる動的視覚フィードバックである。いくつかの実施形態において、デバイスはまた、仮想キーボード2612を表示する(例えば、支払い転送ユーザインタフェース2683の表示を置き換える)。
図26Oは、ウォレットユーザインタフェース2673(例えば、図20C〜図20Jを参照して上述したウォレットユーザインタフェース2022に類似)を示す。図26Oに示すように、ウォレットユーザインタフェース2673は、支払いアカウントのグラフィカル表現2669及びデビットカードアカウント(例えば、既定のバックアップアカウント)のグラフィカル表現2671を示す。支払いアカウントのグラフィカル表現2669(例えば、ケイトの支払いアカウント、オペレーティングシステムによって制御及び管理される一意のアカウント)は、支払いアカウントの利用可能な資金を示す残高インジケーション2669A(例えば、「187ドル」)を含み、グラフィカル表現2669及び2671は、インタフェースの第1の位置(例えば、上半分)に表示され、それにより、2つのアカウント(例えば、支払いアカウント及びデビットカードアカウント)がトランザクションで使用するために現在選択されていることを示す。いくつかの実施形態では、図26Oで更に示すように、ウォレットユーザインタフェース2673は、インタフェースの第2の位置(例えば、下縁領域)に表示される複数の他のアカウント(例えば、航空券2667A、コンサートパス2667B、ロイヤルティカード2667C)の(部分的な)グラフィカル表現2667を含み、これにより、これらのアカウントがトランザクションで使用するために現在選択されていないことを示す。
図26Pでは、ウォレットユーザインタフェース2673を表示しながら、電子デバイス2600は、支払いアカウントのグラフィカル表現2669上のユーザ入力を検出する。例えば、図26Pに示すように、ユーザ入力は、支払いアカウントに対応するグラフィカル表現2669上のタップジェスチャ2613である。
図26Qでは、タップジェスチャ2613の検出に応じて、電子デバイス2600は、ウォレットユーザインタフェース2673内に、選択されたアカウント(例えば、支払いアカウント)を使用して行われた最新のトランザクション(例えば、支払いメッセージオブジェクト2618に関連付けられた支払い発信支払い)の要約情報2665を含む選択されたアカウント固有ページ(例えば、支払いアカウント固有ページ)を表示する。例えば、26Qに示すように、要約情報2665は、支払いの受取人(例えば、メッセージ参加者2610、「ジョン・アップルシード」)、支払いに関連付けられたメモ(例えば、「夕食+タクシー」と述べる)(例えば、支払い理由のユーザへの助言として機能するため)、支払いの日付及び/又は時間、並びに支払いの量(例えば、「28.00ドル」)を含む。また、26Qに更に示すように、グラフィカル表現2669(支払いアカウントの)上のタップジェスチャ2613の検出に応じて、デバイスは、ウォレットユーザインタフェースの第1の位置で、選択されたアカウントのグラフィカル表現(例えば、支払いアカウントのグラフィカル表現2669)を表示(を維持)する。
いくつかの実施形態では、図26Qに更に示すように、支払いアカウント(デビットカードアカウントではない)のグラフィカル表現のユーザ選択(例えば、タップジェスチャ2613)の検出に応じて、電子デバイスは、デビットカードアカウント(非選択)のグラフィカル表現2671の表示をインタフェースの第1の位置から第2の位置に移動する。例えば、図26Qに示すように、デビットカードアカウントのグラフィカル表現2671は、他のアカウントのグラフィカル表現2667の1つであり、ディスプレイ上で部分的にのみ見えるように移動される。
いくつかの実施形態では、図26Qに更に示すように、ウォレットユーザインタフェース2673の支払いアカウント固有ページは、現在選択されているアカウント(例えば、支払いアカウント)に関連付けられた更なる詳細/情報を見るためのアカウント情報ボタン2663を含む。図26Rでは、ウォレットユーザインタフェース2673の支払いアカウント固有ページを表示しながら(例えば、インタフェースの第1の位置に表示されている支払いアカウントのグラフィカル表現2669によって示すように)、電子デバイス2600は、現在選択されている支払いアカウントに関連付けられている更なる詳細/情報を見るためのカウント情報ボタン2663のユーザアクティブ化を検出する。例えば、ユーザアクティブ化は、アカウント情報ボタン2663上のタップジェスチャ2615である。
図26Sでは、アカウント情報ボタン2663上のタップジェスチャ2615の検出に応じて、電子デバイス2600は、アカウント情報ユーザインタフェース2659(例えば、支払いアカウントの)を表示する(例えば、ウォレットユーザインタフェース2673の支払いアカウント固有ページの表示を置き換える)。いくつかの実施形態において、アカウント情報ユーザインタフェース2659は、図26Fを参照して上述したように、スイッチバー2666から情報タブ2666Aを選択することにより、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661からナビゲート可能なアカウント情報ビューに対応する。同様に、アカウント情報ユーザインタフェース2659は、対応するスイッチバー2666(対応する情報タブ2666A及び対応するトランザクションタブ2666Bを有する)を含む。アカウント情報のユーザインタフェースが現在表示されているため、情報タブ2666Aが強調表示される(例えば、太い境界線でマークされる)。また、図26Sに更に示すように、アカウント情報ユーザインタフェース2659(支払いアカウントの)は、現在見ているアカウント(例えば、支払いアカウント)に対応するグラフィカル表現2662(例えば、サムネイル画像、ミニ画像)を含む。いくつかの実施形態では、アカウント情報ユーザインタフェース2659は、支払いアカウント内の現在利用可能な資金量の残高インジケーション2664(例えば、「187ドル」)を含む。例えば、図26Sの残高インジケーション2664によって示される支払いアカウントの残高は、支払いメッセージオブジェクト2618を介してメッセージ参加者2610に行われた28ドルの支払いの結果として、図26Fの残高インジケーション2664によって示すように、支払いアカウントの残高よりも28ドル少ない(例えば、187ドル対215ドル)。
いくつかの実施形態では、アカウント情報ユーザインタフェース2659は、現在見ているアカウント(例えば、支払いアカウント)に資金を追加するための資金追加選択可能インジケーション2659A(例えば、「お金追加」を示す)を含む。いくつかの実施形態では、アカウント情報ユーザインタフェース2659はまた、支払いアカウントから別のアカウント(例えば、銀行アカウント)に資金を転送するための転送選択可能インジケーション2659B(例えば、「銀行への転送」を示す)を含む。いくつかの実施形態では、アカウント情報ユーザインタフェース2659はまた、自動支払い受入れリスト2659C内に、選択されると、電子デバイス2600に自動的に(例えば、ユーザからのユーザ入力なしで)任意のメッセージ参加者からの着信支払い(又は、いくつかの実施形態では、着信支払い要求に自動的に受諾して同意させる)に受諾させる「全員」オプション2659Dを含む。いくつかの実施形態では、アカウント情報ユーザインタフェース2659はまた、自動支払い受入れリスト2659C内に、選択されると、デバイスに自動的に(例えば、ユーザからのユーザ入力なしで)デバイスにログインしたユーザアカウントに関連付けられている連絡先リスト内の連絡先(例えば、主連絡先リスト、お気に入りの連絡先リスト、信頼できる連絡先リスト)に対応するメッセージ参加者からの着信支払い(又は、いくつかの実施形態では、着信支払い要求に自動的に受諾して同意させる)に受諾させる「連絡先のみ」オプション2659Kを含む。いくつかの実施形態では、アカウント情報ユーザインタフェース2659はまた、自動支払い受入れリスト2659C内に、選択されると、電子デバイス2600に自動的に(例えば、ユーザからのユーザ入力なしで)信頼できるメッセージ参加者などの手動で作成された(ユーザによって)リストのメンバーであるメッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者2610)からの着信支払い(又は、いくつかの実施形態では、着信支払い要求に自動的に受諾して同意させる)に受諾させる手動オプション2659Eを含む。いくつかの実施形態では、アカウント情報ユーザインタフェース2659はまた、自動支払い受入れリスト2659C内に、選択されると、電子デバイス2600に自動的に(例えば、ユーザが受諾するユーザ入力を提供しない限り)任意のメッセージ参加者からの着信支払い(又は、いくつかの実施形態では、着信支払い要求に自動的に応じて同意させる)に受諾させないオフオプションを含む。
いくつかの実施形態では、アカウント情報ユーザインタフェース2659はまた、「オン」モードにある場合、デバイスがメッセージングアプリケーション2606を介して他のメッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者2610、2621、2631)から支払い要求を受信及び提供できるようにし、「オフ」モードにある場合、デバイスが他のメッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者2610、2621、2631)からの支払い要求を受信及び提供することを禁止する、要求許可オプション2659F(例えば、図26Sに示すように、「オフ」モードと「オン」モードとを切り替えるトグルボタンを有してもよい)を含む。いくつかの実施形態において、アカウント情報ユーザインタフェース2659はまた、現在見ているアカウント(例えば、支払いアカウント)に固有のアカウント情報を含むカード(又はアカウント)詳細領域2659Gを含む。例えば、図26Sに示すように、カード詳細領域2659Hは、現在見ているアカウント(例えば、支払いアカウント)に関連付けられたカード番号(又はアカウント番号)のインジケーション2659Gと、アカウントに設定された(初期)ピン番号のインジケーション2659I(及び/又はアカウントに設定されたピン番号を変更するためのピン変更ボタン)と、現在見ているアカウント(例えば、支払いアカウント)を非アクティブ化する(例えば、デバイスからプロビジョニング解除する)ための選択可能なインジケーション2659Jとを含む。いくつかの例では、インジケーション2659Gはカード番号(又はアカウント番号)の少なくとも一部である。
図26Tは、図26Fを参照して上述したように、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661を示す。上述したように、アカウント情報ユーザインタフェース2659は、スイッチバー2666から情報タブ2666Aを選択することにより、トランザクション履歴ユーザインタフェース2661からナビゲート可能なアカウント情報ビューに対応する。同様に、アカウント情報ユーザインタフェース2659は、対応するスイッチバー2666(対応する情報タブ2666A及び対応するトランザクションタブ2666Bを有する)を含む。図26Tでは、アカウント情報ユーザインタフェースが現在表示されているため(例えば、アカウント情報ユーザインタフェース2659を見ながら、トランザクションタップ2666Bのユーザ選択を検出したことに応じて)、トランザクションタブ2666Bが強調表示される(例えば、より太い境界線でマークされる)。
図27A〜図27Eは、いくつかの実施形態に係る、電子デバイスを使用して転送履歴リストを生成及び表示する方法2700を示すフロー図である。方法2700は、ディスプレイを有するデバイス(例えば、100、300、500、2500、2600)で実行される。方法2700におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法2700は、ピアツーピアトランザクションを管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピアトランザクションを管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピアトランザクションをより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、2500、2600)は、電子メッセージ(例えば、テキスト会話スレッド、電子メールスレッド)の第1の会話(例えば、2608)において1つ以上のメッセージ(例えば、1つ以上のテキストメッセージ、1つ以上の電子メール)を受信し(2702)、これは電子デバイスのユーザから第1の参加者(例えば2510、2610)へのメッセージと、第1の参加者(例えば、第1の友人)から電子デバイスのユーザへのメッセージとを含む。第1の会話(例えば、2508、2608)における1つ以上のメッセージは、第1の追加項目(例えば、写真、ビデオ、ファイル又は支払い)の転送に関連付けられた第1のメッセージ(例えば、第1の参加者又はユーザから)を含む(2704)。
いくつかの例では、第1の追加項目は電子デバイスのユーザと第1の参加者(例えば2510、2610)との間の第1の転送である(2706)。いくつかの例では、第1の転送は第1のメディア転送である。いくつかの例では、第1の転送は第1の支払い転送である。
いくつかの例では、第1の転送は電子デバイスのユーザから第1の参加者(例えば2510、2610)への転送である(2708)。いくつかの例では、デバイスのユーザから第1の参加者への第1の転送は、デバイスのユーザから第1の参加者へのメディア転送である。いくつかの例では、デバイスのユーザから第1の参加者への第1の転送は、デバイスのユーザから第1の参加者への支払いである。
いくつかの例では、第1の転送は電子デバイスのユーザによる第1の参加者(例えば2510、2610)への転送要求である(2710)。
電子デバイス(例えば、2500、2600)は、電子メッセージ(例えば、テキスト会話スレッド、電子メールスレッド)の第2の会話(例えば、2509、2630)において1つ以上のメッセージ(例えば、1つ以上のテキストメッセージ、1つ以上の電子メール)を受信し(2712)、これは電子デバイスのユーザから第2の参加者(例えば2530、2621)へのメッセージと、第2の参加者(例えば、第1の友人とは異なる第2の友人)から電子デバイスのユーザへのメッセージとを含む。第2の会話における1つ以上のメッセージは、第2の追加項目(例えば、写真、ビデオ、ファイル又は支払い)の転送に関連付けられた第2のメッセージ(例えば、第2の参加者又はユーザから)を含む(2714)。
いくつかの例では、第2の追加項目は、電子デバイスのユーザと第2の参加者(例えば、2530、2621)との間の第2の転送である(2716)。いくつかの例では、第2の転送は第2のメディア転送である。いくつかの例では、いくつかの例では、第2の転送は第2の支払い転送である。
いくつかの例では、第2の転送は電子デバイスのユーザから第2の参加者(例えば、2510、2530、2610、2621、2631のうち、第1の参加者に対応しないもの)への転送である(2718)。いくつかの例では、デバイスのユーザから第2の参加者への第2の転送は、デバイスのユーザから第2の参加者へのメディア転送である。いくつかの例では、デバイスのユーザから第2の参加者への第2の転送は、デバイスのユーザから第2の参加者への支払い転送である。
いくつかの例では、第2の転送は、電子デバイスのユーザによる第2の参加者への転送要求である(2720)。
電子デバイス(例えば、2500、2600)は、ディスプレイ(例えば、2502、2602)に、第1の参加者関連付けられた第1の項目(例えば、2552、2670)(2724)と、第2の参加者に関連付けられた第2の項目(例えば、2556、2674)(2736)とを同時に表示する(2722)。異なる会話のメッセージからの情報を含む複数の項目(例えば、第1の項目及び第2の項目)を同時に表示すると、項目が転送に関連していることの視覚フィードバックをユーザに提供しながら、ユーザが様々な会話からの情報を同時同時に見ることを可能にする。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、いくつかの例では、第1のアイテム(例えば、2552、2670)は、関連する連絡先(参加者)のインジケーション(例えば、2670A、写真、名前)と、関連する連絡先との会話に関連する他の情報(例えば、トランザクション量、トランザクションの時間、トランザクションの位置などのトランザクション情報)とを含む。第1の項目は、電子メッセージの第1の会話内の第1のメッセージからの第1の情報(例えば、2622)と、第1の追加項目の表現(例えば、2552B、2670B)とを含む(2726)。
いくつかの例では、第1の追加項目(例えば、2552B、2670B)の表現は、第1の追加項目の数値表現(例えば、サイズ(バイト)、編集日、資金量)を含む(2728)。いくつかの例では、第1の追加項目はビデオファイルであるため、第1の追加項目の表現は、ビデオファイルのサイズ(バイト)及び/又は編集日を含む。いくつかの例では、第2の追加項目は写真であるため、第2の追加項目の表現は、写真のサイズ(バイト)及び/又は編集日を含む。
いくつかの例では、第1の追加項目の表現(例えば、2552B、2670B)は、第1の転送量のインジケーション(例えば、3.1MB、20.17ドル)を含む(2730)。いくつかの例では、量はリソースの量である。いくつかの例では、量は使用されるストレージの量又はサイズ(例えば、バイト単位)である。いくつかの例では、量は資金/通貨の量である。
いくつかの例では、第1の項目(代替的に、又は追加して、第2の項目)(例えば、第1の項目及び/又は第2の項目)は、第1の項目に関連付けられた第1の参加者(あるいは第2の参加者)(例えば、第1の参加者又は第2の参加者)のインジケーション(例えば、又は、2552A、2670A)と、第1の項目に関連付けられた時間のインジケーション(例えば、項目に関連付けられたメッセージが送信/受信された時間)とを含む(2734)。参加者と時間のインジケーションを表示すると、他の人が転送に関与したものや転送が行われた時間に関する視覚フィードバックがユーザに提供される。このような情報は、同じアカウントを使用する転送がグループ化され、特定のアカウントの転送の要約及び対応する転送の詳細をユーザに提供する場合に特に役立つ。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
第2の項目は、電子メッセージの第2の会話(例えば、2509、2630)内の第2のメッセージからの第2の情報と、第2の追加項目(例えば、2556B、2674B)の表現とを含む(2738)。異なる会話のメッセージからの情報を含む複数の項目(例えば、第1の項目及び第2の項目)を同時に表示すると、項目が転送に関連していることの視覚フィードバックをユーザに提供しながら、ユーザが様々な会話からの情報を同時同時に見ることを可能にする。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第2の追加項目(例えば、2556B、2674B)の表現は、第2の転送量のインジケーション(例えば、3.1MB、5.16ドル)を含む(2740)。いくつかの例では、量はリソースの量である。いくつかの例では、量は使用されるストレージの量又はサイズ(例えば、バイト単位)である。いくつかの例では、量は資金/通貨の量である。
いくつかの例では、第1の追加項目はビデオファイルで、第2の追加項目は写真である。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、2500、2600)は、第1の項目(例えば、2552、2670)に対応する位置で入力(例えば、電子デバイスのタッチ感知面)を検出する。第1の項目に対応する位置(例えば、2552、2670)での入力の検出に応じて、その位置が第1の追加項目の表現に対応するという判定に従って、電子デバイスは項目固有ユーザインタフェース(例えば、第1のメッセージに関連付けられた詳細を含む項目詳細ページ)を表示する。第1の項目に対応する位置での入力の検出に応じて、その位置が第1の追加項目の表現に対応しないという判定に従って、電子デバイスは第1の参加者固有ユーザインタフェース(例えば、2686、参加者に関連付けられたいくつかの異なる項目を含む連絡先詳細ページ)を表示する。
いくつかの例では、第1の項目(例えば、2552、2670)(代替として、又は追加として、第2の項目)は、保留中の(例えば、まだ完了していない)支払いトランザクションに対応し、第1の追加項目の表現(例えば、2552B、2670B)(あるいは、第2の追加項目の表現)は、保留中の支払いトランザクションの量(資金の)のインジケーションを含む。電子デバイス(例えば、2500、2600)は、第1の項目(あるいは、第2の項目)の第1の追加項目(例えば、2552B、2670B)の表現上のユーザ入力を受信する。ユーザ入力の受信に応じて、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、2502、2602)に、トランザクションに応答するための認証情報(例えば、指紋認証用の指紋、顔認識のための顔の特徴、音声認識のための音声入力、虹彩/網膜識別のための虹彩/網膜スキャン、などの生体認証情報)を要求する認証ユーザインタフェースを表示する。認証の要求を表示すると、ユーザにデバイスの状態(例えば、認証が必要な状態)についての視覚フィードバックが提供され、ユーザに認証を提供するよう求める(例えば、指紋認証や顔認識などの生体認証を通じて)。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第1の項目(例えば、2552、2670)(代替的に、又は追加して、第2の項目)は、第1の項目に関連付けられた第1の参加者(あるいは、第2の参加者)(例えば、第1の参加者又は第2の参加者)によってユーザに送信された支払いに対応する。いくつかの例では、第1の項目は、支払い量をユーザに関連付けられた外部アカウント(例えば、リンクされたユーザの銀行アカウント)に転送するためのアフォーダンス(例えば2624)を含む。いくつかの例では、アフォーダンスのユーザ選択を受け取ると、参加者から受け取った支払い量に相当する資金が、既定の記憶値アカウント(例えば、デビットアカウント)などのユーザの既定のアカウントに転送される。
いくつかの例では、第1の参加者固有のユーザインタフェース(例えば2686)は、第1の参加者に関連付けられた連絡先情報(例えば電話番号、電子メールアドレス、ウェブページURL)と、第1の参加者に関連付けられた、第1の項目を含む1つ以上の第1の参加者固有の項目(例えば、2696、2698、2695、2693、参加者に関連付けられた以前の項目であり、以前の項目はそれぞれ、電子メッセージの会話における関連メッセージからの情報を含む)のリストとを含む。参加者に関する情報を表示すると、転送に関する追加のコンテキスト及び視覚フィードバックがユーザに提供され、ユーザは簡単に参加者に連絡して(例えば、参加者固有ユーザインタフェースで電話番号アフォーダンスをアクティブ化することにより)、転送について話し合うことができる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第1の項目固有のユーザインタフェースは、第1の項目に関連付けられた内容の表現(2748)(例えば、写真、ビデオ、又はファイルのプレビューなどの第1の追加項目のプレビュー又はミニ表現、あるいは支払い量のインジケーション)と、第1の参加者のインジケーション(2750)と、第1のメッセージに関連付けられた時間のインジケーション(2752)(例えば、第1のメッセージが送信/受信された時間)とを含む(2746)。項目に関する情報を表示すると、その項目に関連する追加のコンテキストがユーザに提供され、項目に関する視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第1の追加項目の表現は、第1の転送に関連付けられた状態インジケータ(例えば、「保留中」、「完了」)と、第1の転送に関連付けられた追加の詳細(例えば、トランザクションの日時、トランザクションの参加者、トランザクションの位置)を見るためのアフォーダンスとを含む。いくつかの例では、電子デバイス(例えば、2500、2600)は、第1の転送に関連付けられた追加の詳細を見るためのアフォーダンスのユーザアクティブ化を検出する。アフォーダンスのユーザアクティブ化の検出に応じて、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、2502、2602)に詳細ユーザインタフェースを表示する。詳細ユーザインタフェースは、電子メッセージの第1の会話の第1のメッセージからの第1の情報と、第1の転送を許可するための許可アフォーダンスと、第1の転送をキャンセル(例えば拒否)するためのキャンセルアフォーダンスとを含む(例えば、同時に表示される)。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、2500、2600)は、許可アフォーダンスのユーザアクティブ化を検出する。許可アフォーダンスのユーザアクティブ化の検出に応じて、電子デバイスは、認証情報(例えば、指紋、顔認識、虹彩スキャン、網膜スキャン認証などの生体認証)を要求するための認証ユーザインタフェースを表示する。電子デバイスは認証情報を受信する。受信した認証情報が、トランザクションを認証するために登録された認証情報(例えば、デバイスに記憶されている)と一致する(例えば、一致する、一致する)という判定に従って、電子デバイスは、第1の転送を許可し、第1の転送が許可されたことを示すために、電子メッセージの第1の会話における第1のメッセージの表示を更新する(例えば、色の変更、陰影の変更、パターンの変更、状態インジケータの変更)。受信した認証情報が、トランザクションを認証するために登録された認証情報と一致しないという判定に従って、電子デバイスは、第1の転送の許可を取り止め、任意選択的に、第1の転送が許可されたことを示すために、電子メッセージの第1の会話における第1のメッセージの表示を更新しない(例えば、色の変更、陰影の変更、パターンの変更、状態インジケータの変更)。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、2500、2600)はキャンセルアフォーダンスのユーザアクティブ化を検出する。キャンセルアフォーダンスのユーザアクティブ化の検出に応じて、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、2502、2602)に電子メッセージの第1の会話を表示する。第1の会話(例えば、2508、2608)は、第1の転送がキャンセルされたことのインジケーション(例えば、示している新しいメッセージ)を含む。いくつかの例では、電子デバイスは、第1の支払い転送がキャンセルされたことを示すために、第1のメッセージの表示(例えば、2520、2618、色の変更、陰影の変更、パターンの変更、状態インジケータの変更)を更に更新する。いくつかの例では、電子デバイスは、第1の支払い転送がキャンセルされたことを示すために、第1のメッセージ(例えば、2520、2618)の表示を更新する。状態の変更を反映するようにメッセージの表示を更新する(例えば、保留中からキャンセルまで)ことにより、メッセージの状態に関し、ユーザが行った要求(例えば、支払い転送のキャンセル)がデバイスによって受信(及び実行)されたことの、視覚フィードバックをユーザに提供する。改善された視覚フィードバックをユーザへ提供することは、デバイスの操作性を高め、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする。これは、更に、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を低減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの例では、第1の項目は保留中(例えば、まだ完了していない)の支払いトランザクションに対応し、第2の項目は完了した支払いトランザクションに対応する。
第1の項目固有のユーザインタフェースは、電子メッセージの第1の会話における第1のメッセージ内のテキストの注釈を含む。
いくつかの例では、第1の項目固有のユーザインタフェースは、電子メッセージの第1の会話における第1のメッセージに隣接する1つ以上のメッセージからのテキストの注釈を含む(第1のメッセージを含む又は含まない)(例えば、第1のメッセージの直前に受信した以前のメッセージ、第1のメッセージの直後に受信された後続のメッセージ)。会話内の隣接するメッセージのテキストを表示すると、項目がユーザに送信された理由や項目が対応するイベントなど、項目のコンテキストに関する視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、第1の項目(例えば、2552、2670)及び第2の項目(例えば、2556、2674)は、第1の支払いアカウント(例えば、既定のアカウント、デビットアカウント、記憶値アカウントなど)を使用して行われたトランザクションに対応する)。ディスプレイ上に、第1の項目(例えば、2552、2670)及び第2の項目(例えば、2556、2674)を同時に表示する前に、電子デバイス(例えば、2500、2600)は、ディスプレイ(例えば、2502、2602)に、第1の支払いアカウントの表現(例えば、2669、支払いアカウントのサムネイル画像又は支払いアカウントのプレビュー画像などのグラフィカル表現)を表示する。電子デバイスは、第1の支払いアカウントの表現のユーザ選択(例えば、2669)を受け取る。第1の支払いアカウントの表現のユーザ選択の受信に応じて、電子デバイスは、ディスプレイに、第1の支払いアカウントに関連付けられた項目のリスト(例えば、2670、2674、2678、2680、2684)を同時に表示する。項目のリスト(例えば、2670、2674、2678、2680、2684)は、第1の項目(例えば、2552、2670)及び第2の項目(例えば、2556、2674)を含む。項目のリスト(例えば、様々な会話のメッセージに対応する)を同時に表示すると、第1の支払いアカウントを使用した転送に関する視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
第1の項目が、ユーザから第1の項目(あるいは第2の項目)に関連付けられた第1の参加者(あるいは第2の参加者)への資金の量の転送に関連付けられているという判定に従って、電子デバイスは、第1の項目に含まれる資金の量の数値表現に方向インジケータ(例えば、「+」記号又は「−」記号)を追加することを取り止める。第1の項目が、第1の項目(例えば2670)(あるいは第2の項目)に関連付けられた第1の参加者(あるいは第2の参加者)からユーザへの資金の量の転送に関連付けられているという判定に従って、電子デバイスは、第1の項目に含まれる資金の量の数値表現に方向インジケータ(例えば、「+」記号)を追加する。特定のインジケータを含めるか含めないことによって、ユーザから及びユーザへの転送を視覚的に区別することで、ユーザと他の人との間のリソース(例えば、資金)のフローの方向に関する視覚フィードバックをユーザに提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
、第1の項目(例えば、2552、2670)は、第1の項目に関連付けられた第1の参加者のグラフィカルインジケーション(例えば、参加者の写真、参加者の絵)を含む。第1の参加者が個人ではなく営利実体(例えば会社)である場合、グラフィカルインジケーションは営利実体に関連付けられたロゴである。第2の項目は、第2の項目に関連付けられた第2の参加者のグラフィカルインジケーション(例えば、参加者の写真、参加者の絵)を含む。
、第1の追加項目の表現(あるいは、第2の追加項目の表現)は、第1の追加項目のサムネイル画像を含む。第1の追加項目はビデオファイルであり、従って、第1の追加項目の表現は、ビデオファイルのサムネイル画像(例えば、プレビュー画像)を含む。いくつかの例では、第2の追加項目は写真であるため、第2の追加項目の表現は、写真のサムネイル画像(例えば、より小さい画像)を含む。
いくつかの例では、参加者間のトランザクションは、電子デバイスのユーザと商人との間の商業トランザクションであり得る。いくつかの例では、電子デバイスのユーザは、商人に支払いをするか、商人からの支払いを要求する。いくつかの例において、商人は、電子デバイスのユーザに支払い(例えば、以前の購入の払い戻し)を行うか、電子デバイスのユーザに支払い(例えば、商品又はサービスに対する)を要求する。
方法2700(例えば、図27A〜27Eに関して上述したプロセスの詳細は、本明細書に記載する方法にも同様に当てはまることに留意されたい。例えば、方法2700は、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、3000、及び3400を参照して本明細書で説明した多様な方法の1つ以上の特性を任意選択的に含む。例えば、方法900で説明したように、第1の種類の項目(例えば、ステッカー、写真、支払いオブジェクト)を転送するために作成された支払いメッセージオブジェクトは、項目固有ユーザインタフェースを見るために選択できる。別の例では、方法1200で説明したように、フィードバックの出力は、第1の項目固有ユーザインタフェース(例えば、2691)に示される第1の項目(例えば、2689)の表現に適用できる。別の例として、方法1500で説明したように、メッセージオブジェクトが送信メッセージ又は要求メッセージに対応するか否かに基づくメッセージオブジェクトの異なる視覚的見掛けは、第1の項目固有ユーザインタフェースを見るために選択することができる。別の例では、方法1800で説明するように、1つ以上の項目(例えば、ステッカー、写真、リソース、支払い)を取得することを許可されたアカウントをアクティブ化する要求を、第1の項目及び第2の項目に関連付けられたアカウントを設定する場合に適用することができる。別の例では、方法2100で説明するように、現在選択されているアカウントでリソースが不足しているというインジケーションに基づいてリソース転送で使用されるアカウントを切り替えると、第1の項目(例えば、2696)を使用して第1の参加者固有ユーザインタフェース(例えば、2686)からの転送を進めるときに使用できる。別の例では、方法2400で説明するように、ユーザ入力を要求する代わりに、転送を自動的に進めることは、第1の項目固有ユーザインタフェース又は第1の参加者固有ユーザインタフェースの転送を進める場合に使用できる。別の例では、方法3000で説明したように、第1の項目(例えば、2696)を介して第1の参加者固有のユーザインタフェース(例えば、2686)を見ながら、発話を使用して転送を開始(例えば、支払いを開始)することができる。別の例では、方法3400で説明したように、メッセージオブジェクト(例えば、2644)に対応するメッセージに関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払い)が完了したとき、視覚効果(例えば、色調効果、ジオメトリ変更効果)を、メッセージオブジェクトの要素(例えば、2622)に適用することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図27A〜27Eを参照して上述した演算は、図1A〜1Bで示した構成要素によって、任意選択的に実行される。例えば、受信動作2702、及び表示動作2722は任意選択的に、イベントソート部170、イベント認識部180、及びイベント処理部190により実行される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図28A〜図28Fは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送を管理するためのユーザインタフェース例を示す。以下でより詳細に説明するように、図28A〜図28Fに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、以下で説明する図29A〜図29Sに示されたユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関する。
図28Aは、電子デバイス2800(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図28A〜図28Fに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス2800はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス2800は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。
図28Aでは、電子デバイス2800のユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)は、要求を含む音声によるユーザ入力を提供している(例えば、デジタルアシスタントのデジタルアシスタントユーザインタフェースがデバイスのディスプレイに示されている間)。例えば、図28Aに示すように、ユーザは、「昨夜の5枚の写真をジョンに送信する」と述べる音声ユーザ入力2801を提供し、従って、デバイスが意図された受取人ジョンアップルシードに5枚の写真を送ることを要求する。
図28Bは、音声ユーザ入力2801を介して受信された要求に続いて、デバイスのディスプレイ2802に、デジタルアシスタントのデジタルアシスタントユーザインタフェース2804を表示する電子デバイス2800を示す。具体的には、「昨夜の5枚の写真をジョンに送信」と述べる音声ユーザ入力2801の受信に応じて、デバイスは音声ユーザ入力で音声認識及び自然言語処理を実行し、ディスプレイ2802に音声ユーザ入力2801に対応するトランスクリプション2801Aを表示する(例えば、ユーザの意図された入力がデバイスによって受信されたことの確認を提供するため)。更に、音声ユーザ入力に対して実行された音声認識及び自然言語処理から、ユーザの意図(昨夜の5枚の写真をジョン・アップルシードに送信する意図)が判定される(例えば、デバイスによって又はデバイスと通信するサーバなどの外部デバイスによって)。
音声ユーザ入力2801に基づいて、ユーザの意図は、1つ以上のファイル(例えば、写真、ビデオファイル、オーディオファイル、文書)を意図された受取人(例えば、ジョンアップルシードに昨夜の5枚の写真を送信するために)に送信することであるという判定(例えば、デバイスによって実行されたか、又はデバイスと通信するサーバなどの外部デバイスによって実行された)に従って、電子デバイス2800は、デジタルアシスタントユーザインタフェース2804内に、音声ユーザ入力2801から判定された写真の要求された転送に対応するドラフト転送メッセージオブジェクト2812を含むメッセージオブジェクトボックス2808を表示する。図28Bに示すように、ドラフト転送メッセージオブジェクト2812は、ジョンアップルシードに送信される5枚の写真に対応する複数のミニファイルオブジェクト2814A〜Eを含む。いくつかの実施形態において、メッセージオブジェクトボックス2808はまた、転送の意図された受取人(例えば、「ジョン・アップルシード」と述べる)のインジケーション2806を含む。いくつかの実施形態において、メッセージオブジェクトボックス2808は、送信ボタン2818(メッセージオブジェクトボックス2808に示すように選択された5枚の写真に関連する転送メッセージオブジェクトの転送を進めるため)及び取り止め送信ボタン2816(メッセージオブジェクトボックス2808に示すように、選択した5枚の写真に関連付けられた転送メッセージオブジェクトの転送の続行をキャンセルするため)を含む。
図28Cでは、デジタルアシスタントユーザインタフェース2804にメッセージオブジェクトボックス2808を表示しながら、電子デバイス2800は、メッセージオブジェクトボックスのドラフト転送メッセージオブジェクト2812によって示すように、選択された5枚の写真の転送を進めるための送信ボタン2818のユーザアクティブ化を検出する。例えば、図28Cに示すように、ユーザアクティブ化は、送信ボタン2818上のタップジェスチャ2803である。いくつかの実施形態において、ユーザアクティブ化は、デジタルアシスタントへの音声ユーザ入力(例えば、「選択された写真を送信する」)を介して行われる。
いくつかの実施形態では、図28Dに示すように、メッセージオブジェクトボックス2808のドラフト転送メッセージオブジェクト2812に示すように、転送を進めるための送信ボタン2818上のユーザ入力2803の検出に応じて、電子デバイス2800は、デジタルアシスタントユーザインタフェースに確認要求2820(例えば、「これらの選択した5枚の写真をジョン・アップルシードに送信してもよろしいですか?」と述べる)を表示する。図28Dに示すように、ユーザは(例えば、音声入力を介して)要求された確認2805(例えば、「はい、これらの写真をジョンに送ってください。」と述べる)をデバイスに提供する。
いくつかの実施形態では、図28Eに示すように、要求された確認2805の受信に応じて、電子デバイス2800は、(例えば、デジタルアシスタントユーザインタフェース2804の少なくともいくつかの上に)転送確認ユーザインタフェース2822を表示する。いくつかの実施形態では、転送確認ユーザインタフェース2822は、(例えば、ファイルミニファイルオブジェクト2814A〜2814Eに対応する5枚の写真)の意図された受取人(例えば、「ジョン・アップルシード」)への送信を進めるために、ユーザに認証情報(例えば、「指紋で送信する」)の提供を要求する認証要求2830(例えば、グラフィカル要求、テキスト要求)を含む。いくつかの実施形態では、図28Eに更に示すように、転送確認ユーザインタフェース2822は、転送される項目(例えば、ファイル、写真、ビデオファイル、オーディオファイル、文書)及び転送の意図された受取人のインジケーション2824(例えば、「ジョンへの5枚の写真」)と、送信される項目を変更するため及び/又は転送の1人以上の意図された受取人を変更するための変更ボタン2826と、転送をキャンセルするためのキャンセルボタン2828とを含む。
図28Eでは、転送確認ユーザインタフェース2822を表示しながら、電子デバイス2800は、転送を進めるために要求された認証情報に対応するユーザ入力を検出する。例えば、図28Eに示すように、ユーザ入力は、デバイスの機械式ボタン2817の指紋センサ上の指紋入力2807である。
図28Fでは、認証が成功したという判定に応じて、デジタルアシスタントは、デジタルアシスタントユーザインタフェース2804(例えば、メッセージオブジェクトボックス2808の下)上に、ドラフト転送メッセージオブジェクト2812に対応する転送メッセージオブジェクトが、関連するファイル(例えば、ドラフト転送メッセージオブジェクト2812のミニファイルオブジェクト2814A〜Eに対応する5枚の写真)と共に、意図された受取人(例えば、"ジョン・アップルシード")に送信される(例えば、メッセージングアプリケーションを介して)ことをユーザに通知する肯定2830(例えば、「わかりました、メッセージを送ります」と述べる)を提供する。
上述のように、上述の図28A〜図28Fに示されるユーザインタフェースの非限定的実施形態例は、以下で説明する図29A〜図29Sに示されたユーザインタフェースの非限定的実施形態例に関する。従って、図28A〜図28Fに示されるユーザインタフェース例に関して上述したプロセス及び図29A〜図29Sに示されるユーザインタフェース例に関して以下に説明するプロセスは、電子デバイス(例えば、100、300、500、2800、又は2900)を使用して転送を開始及び管理することを同様に含むプロセスと大部分が類似していることが理解されるべきである。
図29A〜図29Sは、いくつかの実施形態に係る、転送の音声アクティブ化のための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図30A〜図30Dにおけるプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。
図29Aは、電子デバイス2900(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図29A〜図29Sに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス2900はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス2900は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス2900は、ディスプレイ2902及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ2902のタッチスクリーン、機械式ボタン2904、マイク)を有する。
図29Aでは、電子デバイス2900は、ディスプレイ2902に、ユーザインタフェースロックスクリーン2920を表示する。いくつかの実施形態では、デバイスがユーザインタフェースロック状態(例えば、オペレーティングシステムの1つ以上の機能が、デバイスのユーザ(例えば、「ケイトアップルシード」)による使用を禁止されている状態)である場合に、ユーザインタフェースロックスクリーンが表示される。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースロックスクリーン2920は、デバイスがユーザインタフェースロック状態にあるというインジケーション2922を含む。
いくつかの実施形態では、図29Aでは、電子デバイス2900がユーザインタフェースロック状態のままである間、デバイスは、デバイスのデジタルアシスタントを開始するユーザ入力を受信する。例えば、図29Aに示すように、ユーザ入力は、デバイスのホームボタン(例えば、機械式ボタン2904)上の長押しジェスチャ2901である。いくつかの実施形態において、デバイスは、デバイスがユーザインタフェースロック解除状態にある間に、ユーザ入力を受信する(例えば、閾値持続時間よりも長い間ボタン2904の押下を検出する長押しジェスチャ2901)。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、(例えば、長押しジェスチャ2901の代わりに)デバイスのマイクを介して検出された音声入力(例えば、音声によるデジタルアシスタントの呼び出し)であり、デバイスのデジタルアシスタントを開始する。
電子デバイス2900のデジタルアシスタントは、ユーザの音声による要求に応答できる(音声制御の)デジタルアシスタントである。そのためには、デジタルアシスタントに音声認識機能が必要である。いくつかの例では、自動音声認識(ASR)システムなどを介して、音声テキスト化(STT)処理を使用して音声認識が実行される。1つ以上のASRシステムが音声入力を処理して、認識結果を生成できる。各ASRシステムは、フロントエンド音声プリプロセッサを含む。このフロントエンド発話プリプロセッサは、発話入力から代表的特徴を抽出する。例えば、フロントエンド発話プリプロセッサは、発話入力に対してフーリエ変換を実行することにより、その発話入力を代表的な多次元ベクトルのシーケンスとして特徴付ける、スペクトル特徴を抽出する。更に、各ASRシステムは、1つ以上の音声認識モデル(例えば、音響モデル及び/又は言語モデル)を含み、1つ以上の音声認識エンジンを実装する。発話認識モデルの例としては、隠れマルコフモデル、混合ガウスモデル、ディープニューラルネットワークモデル、nグラム言語モデル、及び他の統計的モデルが挙げられる。発話認識エンジンの例としては、動的時間伸縮法ベースのエンジン、及び重み付き有限状態トランスデューサ(weighted finite-state transducer;WFST)ベースのエンジンが挙げられる。1つ以上の音声認識モデル及び1つ以上の音声認識エンジンが、フロントエンド音声プリプロセッサの抽出された代表的特徴を処理して中間認識結果(例えば、音素、音素列、部分語)、最終的にテキスト認識結果(単語、単語列、トークンの列)を生成するために使用される。いくつかの実施例では、発話入力は、認識結果を生成するために、第三者サービスによって、又はユーザのデバイス(例えば、電子デバイス)上で、少なくとも部分的に処理される。STT処理が、テキスト列(例えば、単語、単語のシーケンス、又はトークンのシーケンス)を含む認識結果を生成すると、その認識結果は、意図推論のために自然言語処理モジュールに渡される。いくつかの例では、STT処理は、発話入力の複数のテキスト表現候補を生成する。各テキスト表現候補は、発話入力に対応する、単語又はトークンのシーケンスである。一部の実施例では、各テキスト表現候補は、発話認識信頼性スコアに関連付けられる。この発話認識信頼性スコアに基づいて、STT処理は、テキスト表現候補をランク付けし、n個の最良の(例えば、n個の最高ランクの)テキスト表現候補(単数又は複数)を、意図推論のために自然言語処理モジュールに提供する(nは、ゼロよりも大きい所定の整数である)。例えば、一実施例では、最も高いランク(n=1)のテキスト表現候補のみが、意図推論のために自然言語処理モジュールに渡される。別の実施例では、5つの最高ランク(n=5)のテキスト表現候補が、意図推論のために自然言語処理モジュールに渡される。音声テキスト化処理についての更なる詳細は、開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、2011年9月20日出願の、「Consolidating Speech Recognition Results」に関する米国実用特許出願第13/236,942号で説明されている。
デジタルアシスタントの自然言語処理モジュール(「自然言語プロセッサ」)は、STT処理によって生成された、n個の最良のテキスト表現候補(単数又は複数)(「単語シーケンス(単数又は複数)」又は「トークンシーケンス(単数又は複数)」)を取得して、それらのテキスト表現候補のそれぞれを、デジタルアシスタントによって認識される1つ以上の「実施可能な意図」に関連付けることを試みる。「実施可能な意図」(又は「ユーザ意図」)は、デジタルアシスタントが実行できるタスクを表します。この関連するタスクフローは、そのタスクを実行するためにデジタルアシスタントが実施する、一連のプログラムされたアクション及びステップである。デジタルアシスタントの能力の範囲は、タスクフローモデル内に実装及び記憶されている、様々なタスクフローの数及び多様性に応じて判定され、あるいは、換言すれば、そのデジタルアシスタントが認識する「実施可能な意図」の数及び多様性に応じて判定される。しかしながら、デジタルアシスタントの有効性はまた、自然言語で表現されたユーザ要求から正しい「実施可能な意図(単数又は複数)」を推測する、そのアシスタントの能力に応じても決定される。発話入力の複数のテキスト表現候補から判定された実施可能な意図候補に基づく、ユーザ意図の推測の他の詳細は、開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、2014年6月6日出願の「System and Method for Inferring User Intent From Speech Inputs」に関する米国実用特許出願第14/298,725号で説明されている。
図29Bでは、電子デバイス2900のデジタルアシスタントをアクティブ化するために機械式ボタン2904上で長押しジェスチャ2901を受信したことに応じて、電子デバイス2900は、ディスプレイ2902に、デジタルアシスタントがユーザを支援する準備ができていることをユーザに示すインジケーション2924A(例えば、「何か手伝えますか?」)を含むデジタルアシスタントユーザインタフェース2924と、ユーザの音声入力がデバイスによって検出されている(又は検出されていない)か否かを示すグラフィカルインジケーション2924Bとを表示する。例えば、グラフィカルインジケーション2924Bは、デバイスがユーザの音声入力を検出しながら、デバイスが検出すると動的に形状を変える。
図29Cは、(例えば、デジタルアシスタントユーザインタフェース2924がディスプレイに示されている)要求を含む音声ユーザ入力を使用した電子デバイス2900を提供するユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)を示す。例えば、図29Cに示すように、ユーザは、「ジョン28ドルを送る」と述べる音声ユーザ入力2903を提供し、従って、デバイスが28ドルの量の支払いを受取人ジョン・アップルシードに送ることを要求している。
図29Dは、音声ユーザ入力2903を介して受信された要求に続くデジタルアシスタントユーザインタフェース2924を示す。具体的には、「28ドルをジョンに送信」と述べる音声ユーザ入力2903の受信に応じて、電子デバイス2900は音声ユーザ入力で音声認識及び自然言語処理を実行し、ディスプレイ2902に音声ユーザ入力2903に対応するトランスクリプション2926を表示する(例えば、ユーザの意図された入力がデバイスによって受信されたことの確認を提供するため)。更に、音声ユーザ入力に対して実行された音声認識及び自然言語処理から、ユーザの意図(28ドルの支払いをジョンに送信する意図)が判定される(例えば、デバイスによって又はデバイスと通信するサーバなどの外部デバイスによって)。
音声ユーザ入力2903に基づくユーザの意図は、意図された受取人に支払いを送信することであるという判定(例えば、デバイスによって実行されたか、又はデバイスと通信するサーバなどの外部デバイスによって実行された)に従って(例えば、28ドルの支払いをジョンに送るために)、電子デバイス2900は、デジタルアシスタントユーザインタフェース2924内に、音声アシスタント入力2903から判定された要求された支払いに対応するドラフト支払いメッセージオブジェクト2932を含むメッセージオブジェクトボックス2928を表示する。図29Dに更に示すように、ドラフトメッセージオブジェクト2932は、ドラフト支払いメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御支払い転送アプリケーションを介して行われる(例えば、第三者ではなく)支払いに対応することをユーザに示すモードインジケーション2934(例えば「支払い」と述べる)を含む。図29Dに更に示すように、ドラフトメッセージオブジェクト2932は、意図された支払いの量を示す量インジケーション2936(例えば、「28ドル」)を含む。
いくつかの実施形態において、メッセージオブジェクトボックス2928は、支払いの意図された受取人(例えば、受取人2910、「ジョンアップルシード」)のインジケーション2930を含む。いくつかの実施形態では、メッセージオブジェクトボックス2928は、支払ボタン2940(メッセージオブジェクトボックス2928によって示される支払いを進めるため)及び支払取り止めボタン2938(メッセージオブジェクトボックス2928によって示される支払いの続行を取り止めるため)を含む。いくつかの実施形態では、デジタルアシスタントユーザインタフェースはまた、ユーザが支払いに付随するコメント(例えば、メモ、メッセージ)を追加するつもりであるか否かを尋ねるデジタルアシスタントからの要求2942も表示する。
図29Eは、電子デバイス2900がメッセージオブジェクトボックス2928と共にデジタルアシスタントユーザインタフェース2924を表示しながら、ユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)はデバイスに、ユーザがコメントを追加する意思がある確認(例えば、「はい」)を提供し、追加するコメント(例えば、「夕食+タクシー代」)を更に提供する。例えば、図29Eに示すように、ユーザは、1つの連続した音声ユーザ入力2905を介して確認及びコメントを提供する(例えば、「はい、夕食+タクシー代」と述べる)。
図29Fでは、要求2942に応答する音声ユーザ入力2905の受信に応じて(例えば、支払いに付随するコメントを追加するため)、電子デバイス2900は、音声ユーザ入力2905からのコメントに対応するドラフトメモメッセージオブジェクト2946(例えば、「夕食+タクシー」と述べる)を含む(例えば、ドラフト支払いメッセージオブジェクトの下)ために、デジタルアシスタントユーザインタフェース2924上の更新されたメッセージオブジェクトボックス2928の表示を提供する。いくつかの実施形態において、デジタルアシスタントユーザインタフェース2924は、更新されたメッセージオブジェクトボックスを表示する前に、ユーザから受信した音声ユーザ入力2905の音声表記2944(例えば、「はい、夕食+タクシー代」と述べる)を提供する。
図29Gでは、メッセージオブジェクトボックス2928を表示しながら、電子デバイス2900は、メッセージオブジェクトボックスによって示すように、支払いを進めるための支払いボタン2940のユーザアクティブ化を検出する。例えば、図29Gに示すように、ユーザアクティブ化は、支払いボタン2940上のタップジェスチャ2907である。いくつかの実施形態において、ユーザアクティブ化は、デジタルアシスタントへの音声ユーザ入力(例えば、「支払いを進める」、「示されているように支払いを行う」)を介して行われる。
図29Hでは、メッセージオブジェクトボックス2928に示すように支払いを進めるための支払いボタン2940上のユーザ入力2907の検出に応じて、電子デバイス2900はディスプレイ2902に、支払い確認ユーザインタフェース2948(例えば図8T〜8Wを参照して上述した支払い確認ユーザインタフェース878に対応する)を表示する。支払い確認ユーザインタフェース878と同様に、支払い確認ユーザインタフェース2948は、受取人2910への支払い(例えば、「ジョン・アップルシード」)を行うことを進めるために認証情報(例えば、「指紋で支払う」)をユーザが提供することを要求する認証要求2950(例えば、グラフィカル要求、テキスト要求)を含む。
図29Iでは、認証要求2950を含む支払確認ユーザインタフェース2948を表示しながら、電子デバイス2900は、認証要求2950に対応するユーザ入力を検出する。例えば、図29Iに示すように、要求された認証要求は指紋認証要求であり、ユーザ入力は、デバイスの指紋センサ(例えば、機械式ボタン2904の)上の指紋スキャン入力2909である。
図29Jでは、機械式ボタン2904上の指紋スキャン入力2909を検出しながら(又はその後に)、指紋スキャン入力2909から受信した指紋情報が、トランザクションを許可するための登録された指紋情報と一致しているか否かの判定が行われる(例えば、デバイスによって又はデバイスと通信する外部デバイスによって)。受信した指紋情報が登録された指紋情報と一致するという判定に従って、電子デバイス2900は、認証要求2950を更新して、トランザクションが正常に完了したことを示す(例えば、「認証成功」と述べる)。いくつかの実施形態では、受信された指紋情報が登録された指紋情報と一致しないという判定に従って、デバイスは、認証の第2の時間の試行を要求するプロンプトを表示する。いくつかの実施形態では、受信された指紋情報が登録された指紋情報と一致しないという判定に従って、デバイスは保留中の支払いを終了し、認証が失敗したことを示すインジケーションを(例えば、デジタルアシスタントユーザインタフェース2924上に)表示する。
図29Kでは、認証が成功したという判定に応じて、デジタルアシスタントは、デジタルアシスタントのユーザインタフェース2924(例えば、メッセージオブジェクトボックス2928の下)に、ドラフト支払いメッセージオブジェクト2932に対応する支払いメッセージオブジェクトが(例えば、ドラフトメモメッセージオブジェクト2946に対応するメモメッセージオブジェクトと共に)送信される(例えば、メッセージングアプリケーションを介して)ことをユーザに知らせる肯定2952(例えば、「あなたのメッセージを送信します」と述べる)を提供する。いくつかの実施形態では、デバイスが現在ユーザインタフェースロック状態にある場合でも、支払いメッセージオブジェクト(及び従って対応する支払い)は(メッセージングアプリケーションを介して受取人2910に)送信される。いくつかの実施形態では、デバイスがユーザインタフェースロック状態からユーザインタフェースロック解除状態に変更されると、支払いメッセージオブジェクト(及び従って対応する支払い)が(メッセージングアプリケーションを介して受取人2910に)送信される。
図29Lは、図29Aで説明したように、デバイスが再びユーザインタフェースロック状態にあり、ユーザインタフェースロックスクリーン2920を表示している電子デバイス2900を示している。図29Lでは、ユーザインタフェースロックスクリーン2920を表示しながら、デバイスは、デバイスをユーザインタフェースロック状態からユーザインタフェースロック解除状態に正常にロック解除することに対応するユーザ入力を検出する。例えば、図29Lに示すように、ユーザ入力は、デバイスのロックを解除するための登録指紋情報と一致する(例えば、機械式ボタン2904の)指紋センサ上の指紋スキャン入力2911である。
図29Mは、(例えば、デバイスをロック解除する指紋スキャン入力2911を受信した後)電子デバイス2900のホームユーザインタフェース2954を示す。図29Mに示すように、ホームユーザインタフェース2954は、異なるアプリケーションに対応する複数のアプリケーションアイコン2954A〜2954Iを含む(例えば、携帯時計アプリケーションに対応するアプリケーションアイコン2954A、カメラアプリケーションに対応するアプリケーションアイコン2954B、天気に対応するアプリケーションアイコン2954Cアプリケーション、目覚まし時計アプリケーションに対応するアプリケーションアイコン2954D、音楽アプリケーションに対応するアプリケーションアイコン2954E、メッセージングアプリケーションに対応するアプリケーションアイコン2954F、電話アプリケーションに対応するアプリケーションアイコン2954G、メールアプリケーションに対応するアプリケーションアイコン2954H、及びブラウザアプリケーションに対応するアプリケーションアイコン2954I)。
図29Mでは、ホームユーザインタフェース2954を表示しながら、電子デバイス2900は、メッセージングアプリケーションに対応するアイコン2954Fのユーザ選択を検出する。例えば、図29Mに示すように、ユーザ選択は、アイコン2954F上のタップジェスチャ2913である。
図29Nでは、メッセージングアプリケーションに対応するアイコン2954Fのタップジェスチャ2913の検出に応じて、電子デバイス2900は、ディスプレイ2902に、デバイスのユーザと受取人2910(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション2906のメッセージ会話2908(例えば、「ケイト・アップルシード」)を表示する。いくつかの実施形態では、受取人2910はデバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、受取人2910は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、受取人2910は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス2900はまた、ディスプレイ2902上に、仮想キーボード2912(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、仮想キーボード2912を使用して、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー2914とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード2912に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー2914は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー2914は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを録音できるようにするマイクボタン2914Aを含む。
図29Nに示すように、メッセージ会話2908は、デジタルアシスタントを介して作成され、メッセージングアプリケーション2906を介して受取人2910(例えば、「ジョン・アップルシード」)に送信される支払いメッセージオブジェクト2956を含む。支払いメッセージオブジェクト2956(例えば、図14C〜図14Fを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト1420に類似)は、ドラフト支払いメッセージオブジェクト2932に対応し、これは、音声ユーザ入力2903から判定された要求された支払いに対応する。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト2956は、支払いメッセージオブジェクトが、オペレーティングシステム制御の支払い転送アプリケーションを介して行われた(第三者のアプリケーションによって行われていない)支払い(又は支払い要求)に対応することをユーザに示すモードインジケーション2958(例えば、「支払い」と述べる)を含む。支払いメッセージオブジェクト2956はまた、支払い量(例えば、「28ドル」)をユーザに知らせる量インジケーション2960を含む。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト2956はまた、送信された支払いメッセージオブジェクト(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れなど」)に対応する支払いの状態をユーザに知らせる第1の状態インジケータ2962を含む。例えば、図29Nにおいて、第1の状態インジケータ2962は「支払い済み」を示し、従って、支払いメッセージオブジェクト2956に関連付けられた支払いが受取人(例えば、受取人2910)によって受諾されたことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、送信された支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いの状態(例えば、「保留中」、「支払済み」、「受諾済み」、「期限切れ」など)をユーザに知らせる第2の状態インジケータ2964もまた表示される(例えば、支払いメッセージオブジェクトの外側)。例えば、図29Nでは、第2の状態インジケータ2964(例えば、「支払い済み」)は、第1の状態インジケータ2962(例えば、「支払い済み」)によって示されるのと同じ状態を示す。
状態インジケータ2962及び2964で示すように、支払いメッセージオブジェクト2956に対応する支払いは、受取人2910によって受諾された。従って、いくつかの実施形態では、支払い量の量インジケーション2960(例えば「28ドル」)は、支払が保留中である場合よりも太い(例えば、又は厚い)フォントで表示される。いくつかの実施形態では、量インジケーション2960は、表示された量(例えば、「28ドル」)のフォントに適用される黒い輪郭(例えば、影)を含む。いくつかの実施形態では、支払い量の量インジケーション2960(例えば「28ドル」)は、支払いが保留中である場合とは異なる色(例えば、黒ではなく白)で示される。いくつかの実施形態では、デバイスの向きの変化の検出に応じて、電子デバイス2900は、支払いメッセージオブジェクトに関連付けられたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック、音声フィードバック)を生成する。いくつかの実施形態において、フィードバックは、例えば、図11Tの支払いメッセージオブジェクト1172を参照して上述したように、基準点に対するデバイスの向きの変化が検出されると、支払いメッセージオブジェクト(例えば、支払いメッセージオブジェクト2956)の表示を変化させる動的視覚フィードバックである。
図29Oは(例えば、デジタルアシスタントがアクティブである間、電子デバイス2900がデジタルアシスタントユーザインタフェース2924を表示する間)、ユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)は、意図された受取人に対して支払い要求を行うように要求する音声ユーザ入力2915をデバイスに提供する。例えば、図29Oに示すように、音声ユーザ入力2915は「夕食+タクシー代にジョンから28ドル要求」と述べる(従って、「夕食+タクシー」の28ドルの量で受取人2910(ジョン)に送信する支払い要求をデジタルアシスタントに要求する)。
図29Pでは、「夕食+タクシー」の支払い要求(28ドルの)を受取人2910(ジョン)に送信することを要求する音声入力2915の受信に応じて、電子デバイス2900は、音声ユーザ入力2915の音声表記2968(例えば、「夕食とタクシー代にジョンから28ドル要求」と述べる)と共にデジタルアシスタントユーザインタフェース2924と、音声ユーザ入力2915から受信した支払い要求を作成する要求に対応するメッセージオブジェクトボックス2970とを表示する。図29Pに示すように、音声ユーザ入力2915から受信した要求に対応して、メッセージオブジェクトボックス2970は、支払い要求の意図された受取人(例えば、受取人2910、「ジョン・アップルシード」)のインジケーション2972と、支払いのドラフト支払いメッセージオブジェクト2974と、要求、音声ユーザ入力2915から検出されたコメントに対応するドラフトメモメッセージオブジェクト2980とを含む。ドラフト支払いメッセージオブジェクト2932と同様に、ドラフト支払いメッセージオブジェクト2974は、支払いメッセージオブジェクトが、オペレーティングシステム制御の支払い転送アプリケーションを介して行われた(第三者のアプリケーションによって行われていない)支払い要求に対応することをユーザに示すモードインジケーション2976(例えば、「支払い」と述べる)を含む。ドラフト支払いメッセージオブジェクト2974はまた、要求された支払い(例えば、「28ドル」)の量を支払い要求の受取人(例えば、受取人2910)に知らせる量インジケーション2978と、支払いメッセージオブジェクトが支払いの要求に対応する更なるインジケーション(例えば、「28ドル要求」)とを含む。
図29Pに更に示すように、メッセージオブジェクトボックス2970は、(支払い要求の送信を進めるための)要求ボタン2984と(支払い要求の送信の続行を取り止めるための)要求取り止めボタン2982とを含む。図29Qでは、メッセージオブジェクトボックス2970を表示しながら、電子デバイス2900は、支払い要求の送信を進めるための要求ボタン2984のユーザ選択を検出する。例えば、図29Qに示すように、ユーザ選択は、要求ボタン2984上のタップジェスチャ2917である。いくつかの実施形態では、ユーザ選択は、要求ボタン2984を選択する意図(又は支払い要求の送信を進める意図)を示す音声入力である。
図29Rでは、支払い要求の送信を進めるための要求ボタン2984上のタップジェスチャ2917の検出に応じて、電子デバイス2900は、デバイスが支払い要求の送信を進めることをユーザに通知する(例えば、メッセージングアプリケーション2906を介して)肯定2986(例えば、「あなたのメッセージを送ります」と述べる)を表示する(例えば、メッセージオブジェクトボックス2970の下に)。
図29Sは、メッセージングアプリケーション2906のメッセージ会話2908(受取人2910、「ジョン・アップルシード」と共に)を表示する電子デバイス2900を示す。図29Sに示すように、メッセージ会話2908は、デジタルアシスタントを介して作成され、メッセージングアプリケーション2906を介して受取人2910(例えば、「ジョン・アップルシード」)に送信される支払い要求に対応する支払いメッセージオブジェクト2990を含む。支払いメッセージオブジェクト2990(例えば、図14H〜図14Kを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト1460に類似)は、ドラフト支払いメッセージオブジェクト2974に対応し、これは、音声ユーザ入力2915から作成された支払い要求に対応する。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト2990は、支払いメッセージオブジェクトが、オペレーティングシステム制御の支払い転送アプリケーションを介して行われた(第三者のアプリケーションによって行われていない)支払い(要求)に対応することをユーザに示すモードインジケーション2992(例えば、「支払い」と述べる)を含む。支払いメッセージオブジェクト2990はまた、要求された支払い(例えば、「28ドル」)の量を支払い要求の受取人(例えば、受取人2910)に知らせる量インジケーション2994と、支払いメッセージオブジェクトが支払いの要求に対応する更なるインジケーション(例えば、「28ドル要求」)とを含む。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト2990はまた、送信された支払いメッセージオブジェクト(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「受諾済み」、「期限切れなど」)に対応する支払いの状態をユーザに知らせる第1の状態インジケータ2962を含む。例えば、図29Sにおいて、第1の状態インジケータ2996は「保留中」を示し、従って、支払いメッセージオブジェクト2990に関連付けられた支払いが受取人(例えば、受取人2910)によってまだ受諾されていないことをユーザに示す。いくつかの実施形態では、送信された支払いメッセージオブジェクトに対応する支払いの状態(例えば、「保留中」、「支払済み」、「受諾済み」、「期限切れ」など)をユーザに知らせる第2の状態インジケータ2998もまた表示される(例えば、支払いメッセージオブジェクトの外側)。例えば、図29Sでは、第2の状態インジケータ2998(例えば、「保留中」)は、第1の状態インジケータ2996(例えば、「保留中」)によって示されるのと同じ状態を示す。
図30A〜30Dは、いくつかの実施形態による電子デバイスを用いて転送の音声アクティブ化の方法を説明するフロー図である。方法3000は、ディスプレイ及び1つ以上の入力デバイス(例えば、音声入力の受信用のマイク、タッチ感知面)を含む1つ以上の出力装置(例えば、ディスプレイ、スピーカ)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、2800、2900)で実行される。方法3000におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法3000は、ピアツーピアトランザクションを管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピアトランザクションを管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピアトランザクションをより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、2800、2900)は、1つ以上の入力デバイスを介して、動作(例えば、安全な内容へのアクセス、安全な内容の送信、支払いの送信、支払いの受諾、支払い要求の送信)を実行するための要求に対応するユーザからの発話(例えば、2801、2903、単語、フレーズ、自然言語入力)を受信する(3002)。
いくつかの例では、動作を実行する要求に対応するユーザからの発話(例えば、2801、2903)は、電子デバイス(例えば、2800、2900)が動作のロック済みモード(例えば、ユーザがデバイスに対して認証されず、ロック解除済み動作モードのときにデバイスが実行できる1つ以上の動作をデバイスが実行することを阻止される動作モード)にある間に受信される(3004)。
いくつかの例では、動作を実行する要求に対応するユーザからの発話(例えば、2801、2903)は、デバイス(例えば、2800、2900)が動作のロック解除済みモード(例えば、デバイスはデバイスがロック解除である間、動作を実行する)(例えば、ユーザがデバイスに対して認証され、動作のロック済みモードのときにデバイスが実行を阻止される1つ以上の動作をデバイスが実行することができる動作モード)にある間に受信される。
いくつかの例では、動作は、メッセージングアプリケーション(例えば、テキストメッセージアプリケーション、チャットアプリケーション、電子メールアプリケーション)のメッセージ会話のメッセージ参加者(デバイスのユーザ以外)にメッセージ(例えば、テキストメッセージ、チャットメッセージ、電子メール)を送信することを含む(3006)。いくつかの例では、メッセージは添付された項目(例えば、ファイル、写真、ビデオ、支払い)を含む(3008)。いくつかの例では、添付された項目(すなわち、添付ファイル)は許可が必要と印付けされていない。
発話の受信に応じて、電子デバイス(例えば、2800、2900)は、動作を実行する準備をし(3010)、動作が許可を必要とするという判定に従って(3012)、デバイスの1つ以上の出力デバイスを介して、動作の表現(例えば、2932)(3016)と、デバイスの1つ以上の入力デバイスを介して、動作を実行するための許可をデバイスに提供する命令(3018)と、を提示することを含む動作を実行する準備をする(3014)。ユーザに動作の表現(例えば、2932)と、動作を実行するための許可を提供する命令とを提示すると、実行される動作(許可された場合)について及びデバイスの状態(例えば、認証が必要な状態)についてのフィードバックがユーザに提供され、ユーザに許可(例えば、指紋認証や顔認識などの生体認証を通じて)を提供するように求める。ユーザに改善されたフィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、デバイスの1つ以上の入力デバイスを介して、デバイスに許可を提供し、動作を実行する命令を提示することは、ディスプレイ(例えば、2802、2902)に、許可ユーザインタフェース(例えば、2822、2948、デバイスのユーザから認証情報を受信して、支払いなどの動作を許可するためのユーザインタフェース)を表示することを含む(3020)。いくつかの例では、許可ユーザインタフェース(例えば、2948)は、動作を認証するために、デバイスのユーザからの認証情報(例えば、2830、2950、生体認証情報)の要求を含む。いくつかの例では、許可ユーザインタフェース(例えば、2822、2948)は、使用する支払い方法のインジケーションと、支払い方法を変更するオプション(例えば、電子デバイスにプロビジョニングされされたクレジットカードアカウント、デビットカードアカウント、支払いアカウントなどの複数の支払い方法から選択する)を含む。いくつかの例では、許可ユーザインタフェース(例えば、2822、2948)は、許可を提供する命令(例えば、2830、2950)を含む。いくつかの例では、許可ユーザインタフェース(例えば、2948)は、他のコンテキストでの支払い(例えば、アプリ内支払いやWeb支払い)に使用されるシステム生成の許可ユーザインタフェースである。いくつかの例では、システム生成の許可ユーザインタフェースは、内容が参照により本書に組み込まれる、2014年9月30日に出願された「USER INTERFACE FOR PAYMENTS」という名称の米国特許出願第14/503,296号に記載されているように、第2のアプリケーション(例えば、オペレーティングシステム又は電子ウォレットアプリケーション)用のユーザインタフェースである。
動作の実行を準備した後、動作の実行に関連付けられた(又は対応する)確認入力(例えば、デバイス上のタップ入力、デバイスのタッチ感知面上のタップ入力、口頭確認入力)を受信する(3022)。確認入力の受信に応じて(3024)、電子デバイスは、ブロック3026、3032、及び3038のうちの1つ以上を実行する。
動作が許可を必要とし(3026)、動作が許可されていないという判定に従って、電子デバイス(例えば、2800、2900など)は、確認入力に応ずる動作を実行することを取り止める(3028)。動作が許可を必要とし(3026)、動作が許可されていないという判定に従って、電子デバイスは、動作のロック済みモードから動作のロック解除済みモード(例えば、ユーザがデバイスに対して認証され、動作のロック済みモードの場合にデバイスが実行できない1つ以上の動作を実行できるようにする動作のモード)へのデバイスのロック解除を取り止める(3030)。認証が正常に提供されなかったという判断に従ってデバイスのロックの解除を取り止めると、デバイスのセキュリティが強化され、デバイスへのアクセスがセキュリティ対策によって保護されていることが分かっているため、ユーザがファイルや情報(例えば、文書、写真、アカウント)をデバイスに記憶できるようになる。デバイスのセキュリティ対策を改善することにより、コンテンツへの無許可のアクセス及び動作を防ぐことによって、デバイスの操作性を向上させ、加えて、ユーザがデバイスをより効率的に使用できるようにして電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
動作が許可を必要とし(3032)、動作が許可されているという判定に従って、電子デバイスは、確認入力に応動作を実行する(3034)(例えば、安全な添付ファイル付きのメッセージの送信、又は支払いの送信)。いくつかの例では、動作が許可を必要とし、動作が許可されているという判定に従って(3032)、電子デバイス(例えば、2800、2900)は、動作のロック済みモードから動作のロック解除済みモードへのデバイスのロック解除をする(3036)。
動作が許可を必要としない(3038)という判定に従って、電子デバイス(例えば、2800、2900)は、確認入力に応じる動作を実行する(3040)(例えば、安全な添付ファイルを含まないメッセージ又は決済の送信)。いくつかの例では、動作が許可を必要としないという判定に従って(3038)、電子デバイスは、動作のロック済みモードから動作のロック解除済みモードへのデバイスのロック解除を取り止める。
従って、電子デバイスがロックされ、電子デバイス(例えば、2800、2900)が動作を許可する有効な認証を受け取ると、デバイスはまた、動作のロック解除済みモードに移行する。従って、動作の許可とデバイスのロック解除の両方を行うために、単一の認証(例えば、単一の生体認証、単一の指紋認証、単一の顔認識認証)が使用される。いくつかの例では、電子デバイスがロックされ、電子デバイスが、動作を許可する無効な認証を受け取る場合、デバイスは動作のロック解除済みモードに移行しない。
いくつかの例では、添付項目は許可を必要とするものとして印付けされる(例えば、保護されたファイルの開封を許可するため、添付ファイルに関連付けられた決済を許可するため)。
いくつかの例では、添付項目は、メッセージ参加者への決済を表す決済オブジェクトである(例えば、銀行又はその他の金融機関によるメッセージ参加者への決済を許可する支払いオブジェクト、あるいはメッセージ参加者への支払いのデジタル表現)。
いくつかの例では、添付項目は、メッセージ参加者からのデバイスのユーザによる支払いの要求(例えば、特定の資金の量の要求)である。
いくつかの例では、確認入力に応じて動作を実行することは、ディスプレイ(例えば、2802、2902)に、メッセージ(添付ファイル付き)がメッセージングアプリケーションのメッセージ会話のメッセージ参加者に送信されるインジケーション(例えば、2830、2952、確認通知、テキスト確認(例えば、「あなたのメッセージは送信されます」、「メッセージを送信します」)、音声確認、確認を示すフィードバック)を表示することを含む。メッセージが参加者に送信されるインジケーションを表示すると、動作が実行された(又は実行される)か否かなど、デバイスの状態に関する視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善されたフィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、確認入力に応じて動作を実行する前に、電子デバイス(例えば、2800、2900)は、添付項目と共に(例えば、メッセージ内、あるいはメッセージ会話の後続又は前のメッセージ内に)ユーザ指定のメッセージを含めるために、プロンプト(例えば、テキストバー又はプロンプトなどの視覚的インジケーション、及び/又は音声インジケーション)を出力する。いくつかの例では、添付項目と共にユーザ指定のメッセージを含むためにプロンプトを出力した後、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイス(例えば、マイクロフォン、表示されたキーボード)を介して、追加の入力(例えば、発話、タイピングされた入力)を受信する。電子デバイスは、追加の入力に対応するテキストを添付ファイルと共にメッセージ会話の参加者に送信する。
いくつかの例では、ユーザからの発話に基づいて、グラフィカルアニメーション(例えば、移動パターン、移動要素、及び/又は色の変化などの動的視覚効果)がメッセージに関連付けられるとの判定に従って、電子デバイス(例えば、2800、2900)は、1つ以上の出力デバイス(例えば、ディスプレイを介した視覚的要求、スピーカを介した音声要求)を介して、グラフィカルアニメーションのユーザ選択を要求する。いくつかの例では、電子デバイスは、ユーザが選択するために適用できる複数の様々なグラフィカルアニメーションを提供する。いくつかの例では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のグラフィカルアニメーション(例えば、落下する現金を含むアニメーション、花火を含むアニメーション、包装を解くギフトボックスを含むアニメーション、開く封筒を含むアニメーション)のユーザ選択を受信する。いくつかの例では、メッセージをメッセージ参加者に送信する前に、第1のグラフィカルアニメーションをメッセージに関連付ける。いくつかの例では、メッセージがインスタントメッセージ(例えば、テキストメッセージなど)の場合、メッセージ参加者がメッセージ参加者の外部デバイス上のテキストメッセージングアプリケーションでメッセージを受信すると、メッセージは、第1のグラフィカルアニメーションが適用されてテキストメッセージングアプリケーションのメッセージ会話に表示される。
いくつかの例では、デバイスの1つ以上の出力デバイスを介して動作を実行するための許可をデバイスに提供する前に、電子デバイス(例えば、2800、2900)は、ディスプレイ(例えば、2802、2902)に、送信オプションのインジケーション(例えば、2940、添付ファイルの送信、支払いの送信)及び要求オプションのインジケーション(例えば、2984、添付ファイルの要求用、支払いの要求用)を表示する。
いくつかの例では、デバイスの1つ以上の出力デバイスを介して動作を実行するための許可をデバイスに提供する前に、電子デバイス(例えば、2800、2900)は、ディスプレイ(例えば、2802、2902)に、送信オプション(例えば、2818、2940、添付ファイルの送信、支払いの送信)及び要求オプション(例えば、2984、添付ファイルの要求用、支払いの要求用)を表示する。例えば、送信オプション(例えば、2818、2940)及び要求オプション(例えば、2984)は、発話(例えば、単語、句、自然言語入力)が動作に対応する(例えば、高い信頼度、閾値を超える信頼度)が、発話が送信動作又は要求動作に対応するか否かに関する信頼度しきい値を下回る信頼度を有すると判定する電子デバイスに従って、表示される。電子デバイスは、送信オプション(例えば、2818、2940)又は要求オプション(例えば、2984)を選択するユーザ入力を受信する。送信オプションのアクティブ化に対応する受信したユーザ入力に従って、電子デバイスはデバイスに認証を提供する命令を提示する。いくつかの例では、要求オプションのアクティブ化に対応する受信したユーザ入力(例えば、2984)に従って、電子デバイスは、デバイスに認証を提供するための命令の提示を取り止め、任意選択的に、要求(例えば、支払いの要求)を送信する。従って、いくつかの例では、デバイスは支払いを送信するための許可を必要とし、支払いを要求するための許可を必要としない。いくつかの例では、送信オプション及び要求オプションは、発話(例えば、単語、句、自然言語入力)が動作に対応し(例えば、高い信頼度、閾値を超える信頼度)、発話が送信動作又は要求動作に対応するか否かに関する信頼度しきい値を上回る信頼度を有すると判定する電子デバイスに従って、表示されないる。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、2800、2900など)はユーザ入力選択を受け取る。ユーザ入力選択が送信オプションのアクティブ化に対応するという判定に従って、電子デバイスは、添付ファイルを、ユーザからメッセージ参加者への資金の量の転送に対応する支払いとして指定する。いくつかの例では、上記のように、技術はその後、動作を実行する準備に進む。ユーザ入力選択が要求オプションのアクティブ化に対応するという判定に従って、電子デバイスは、添付ファイルを、メッセージ参加者からユーザへの資金の量の転送の要求に対応する支払い要求として指定する。いくつかの例では、上記のように、技術はその後、動作を実行する準備に進む。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、2800、2900)は、送信オプション(例えば、2940)のユーザ選択(例えば、オプションのタッチ入力を介して、オプションを選択するための口頭命令を介して)を受け取る。送信オプション(例えば、2818、2940)のユーザ選択の受信に応じて、電子デバイスは、添付ファイルを、ユーザからメッセージ参加者への資金の量の転送に対応する支払いとして指定する。いくつかの例では、上記のように、技術はその後、動作を実行する準備に進む。
いくつかの例では、電子デバイス(例えば、2800、2900)は、要求オプション(例えば、2984)のユーザ選択(例えば、オプションのタッチ入力を介して、オプションを選択するための口頭命令を介して)を受け取る。要求オプション(例えば、2984)のユーザ選択の受信に応じて、電子デバイスは、添付ファイルを、メッセージ参加者からユーザへの資金の量の転送の要求に対応する支払い要求として指定する。いくつかの例では、上記のように、技術はその後、動作を実行する準備に進む。
いくつかの例では、認証情報には、生体認証情報(例えば、指紋認証用の指紋、顔認識用の顔の特徴、音声認識用の音声入力、虹彩認識用の虹彩スキャン、網膜認識用の網膜スキャン)が含まれる。
いくつかの例では、許可ユーザインタフェース(例えば、2822、2948)は、動作を実行する際に使用するためのリソースアカウント(例えば、デビットカード又は当座預金アカウント、ポイントアカウント、クレジットアカウントなどの支払いアカウント)のインジケーションを含む。
いくつかの例では、デバイスの1つ以上の出力デバイスを介して、動作の表現及びデバイスに認証を提供する命令を提示することは、ディスプレイ上に、動作の表現(例えば、2932)と、デバイスの1つ以上の入力デバイスを介して、動作を実行するための許可をデバイスに提供する命令とを同時に表示することを含む。動作の表現と、動作を実行するための許可を提供する命令とを同時に表示すると、実行される動作(許可された場合)について及びデバイスの状態(例えば、認証が必要な状態)についての視覚フィードバックがユーザに提供され、ユーザに許可(例えば、指紋認証や顔認識などの生体認証を通じて)を提供するように求める。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、デバイスの1つ以上の出力デバイスを介して、動作の表現とデバイスに認証を提供する命令を提示することは、1つ以上の出力デバイス(例えば、スピーカを介した音声出力)を介して、動作の音声(例えば、口頭)説明(又は、代替的又は追加的に視覚的説明)を出力すること(例えば、話者)と、1つ以上の出力デバイスを介して、動作の実行を可能にするために、デバイスに許可を与えるための音声(例えば、口頭)(又は、それに加えて、視覚的命令)命令を出力することとを含む。動作の音声説明と、動作を実行するための許可を提供するための音声命令とを出力すると、実行される動作(許可された場合)について及びデバイスの状態(例えば、認証が必要な状態)についての音声的フィードバックがユーザに提供され、ユーザに許可(例えば、指紋認証や顔認識などの生体認証を通じて)を提供するように求める。ユーザに改善された音声フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの例では、発話の受信に応じて、動作を実行する準備をする前に、電子デバイスは、発話の音声認識を実行して、発話のテキスト表現を判定し、動作は発話のテキスト表現の分析に基づいて実行される。
いくつかの例では、自動音声認識(ASR)システムなどを介して、音声テキスト化(STT)処理を使用して音声認識が実行される。1つ以上のASRシステムが音声入力を処理して、認識結果を生成できる。各ASRシステムは、フロントエンド音声プリプロセッサを含む。このフロントエンド発話プリプロセッサは、発話入力から代表的特徴を抽出する。例えば、フロントエンド発話プリプロセッサは、発話入力に対してフーリエ変換を実行することにより、その発話入力を代表的な多次元ベクトルのシーケンスとして特徴付ける、スペクトル特徴を抽出する。更に、各ASRシステムは、1つ以上の音声認識モデル(例えば、音響モデル及び/又は言語モデル)を含み、1つ以上の音声認識エンジンを実装する。発話認識モデルの例としては、隠れマルコフモデル、混合ガウスモデル、ディープニューラルネットワークモデル、nグラム言語モデル、及び他の統計的モデルが挙げられる。発話認識エンジンの例としては、動的時間伸縮法ベースのエンジン、及び重み付き有限状態トランスデューサ(weighted finite-state transducer;WFST)ベースのエンジンが挙げられる。1つ以上の音声認識モデル及び1つ以上の音声認識エンジンが、フロントエンド音声プリプロセッサの抽出された代表的特徴を処理して中間認識結果(例えば、音素、音素列、部分語)、最終的にテキスト認識結果(単語、単語列、トークンのシーケンス)を生成するために使用される。いくつかの実施例では、発話入力は、認識結果を生成するために、第三者サービスによって、又はユーザのデバイス(例えば、電子デバイス)上で、少なくとも部分的に処理される。STT処理が、テキスト列(例えば、単語、単語のシーケンス、又はトークンのシーケンス)を含む認識結果を生成すると、その認識結果は、意図推論のために自然言語処理モジュールに渡される。いくつかの例では、STT処理は、発話入力の複数のテキスト表現候補を生成する。各テキスト表現候補は、発話入力に対応する、単語又はトークンのシーケンスである。一部の実施例では、各テキスト表現候補は、発話認識信頼性スコアに関連付けられる。この発話認識信頼性スコアに基づいて、STT処理は、テキスト表現候補をランク付けし、n個の最良の(例えば、n個の最高ランクの)テキスト表現候補(単数又は複数)を、意図推論のために自然言語処理モジュールに提供する(nは、ゼロよりも大きい所定の整数である)。例えば、一実施例では、最も高いランク(n=1)のテキスト表現候補のみが、意図推論のために自然言語処理モジュールに渡される。別の実施例では、5つの最高ランク(n=5)のテキスト表現候補が、意図推論のために自然言語処理モジュールに渡される。
音声テキスト化処理についての更なる詳細は、開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、2011年9月20日出願の、「Consolidating Speech Recognition Results」に関する米国実用特許出願第13/236,942号で説明されている。
いくつかの例では、発話のテキスト表現の分析は、発話のテキスト表現に対して自然言語処理を実行して、実行可能な意図(デバイスのユーザの)を判定することを含む。
いくつかの例では、デジタルアシスタントの自然言語処理モジュール(「自然言語プロセッサ」)は、STT処理によって生成された、n個の最良のテキスト表現候補(単数又は複数)(「単語シーケンス(単数又は複数)」又は「トークンシーケンス(単数又は複数)」)を取得して、それらのテキスト表現候補のそれぞれを、デジタルアシスタントによって認識される1つ以上の「実施可能な意図」に関連付けることを試みる。「実施可能な意図」(又は「ユーザ意図」)は、デジタルアシスタントが実行できるタスクを表します。この関連するタスクフローは、そのタスクを実行するためにデジタルアシスタントが実施する、一連のプログラムされたアクション及びステップである。デジタルアシスタントの能力の範囲は、タスクフローモデル内に実装及び記憶されている、様々なタスクフローの数及び多様性に応じて判定され、あるいは、換言すれば、そのデジタルアシスタントが認識する「実施可能な意図」の数及び多様性に応じて判定される。しかしながら、デジタルアシスタントの有効性はまた、自然言語で表現されたユーザ要求から正しい「実施可能な意図(単数又は複数)」を推測する、そのアシスタントの能力に応じても決定される。
発話入力の複数のテキスト表現候補から判定された実施可能な意図候補に基づく、ユーザ意図の推測の他の詳細は、開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、2014年6月6日出願の「System and Method for Inferring User Intent From Speech Inputs」に関する米国実用特許出願第14/298,725号で説明されている。
方法3000(例えば、図30A〜30D)に関して上述したプロセスの詳細は、本明細書に記載する方法にも同様に当てはまることに留意されたい。例えば、方法3000は、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700、及び3400を参照して本明細書で説明した多様な方法の1つ以上の特性を任意選択的に含む。例えば、方法900で説明したように、第1の種類の項目(例えば、ステッカー、写真、支払いオブジェクト)を転送するために作成された支払いメッセージオブジェクトは、発話(例えば、2903)を介して作成できる。別の例では、方法1200で説明したように、フィードバックの出力は、メッセージングアプリケーションを介して送信された後の動作の表現に適用することができる。別の例として、方法1500で説明したように、メッセージオブジェクトが送信メッセージ又は要求メッセージに対応するか否かに基づくメッセージオブジェクトの異なる視覚的見掛けは、発話(例えば、2903)によって開始される様々な種類の動作に適用できる。別の例では、方法1800で説明するように、1つ以上の項目(例えば、ステッカー、写真、リソース、支払い)を取得することを許可されたアカウントをアクティブ化する要求を、発話(例えば、2903)によって開始される動作に関連付けられたアカウントを設定するときに適用できる。別の例では、方法2100で説明するように、現在選択されているアカウントでリソースが不足しているというインジケーションに基づいてリソース転送で使用されるアカウントを切り替えると、発話(例えば、2903)によって開始される動作で、使用するアカウントを切り替えるときに使用できる。別の例では、方法2400で説明するように、ユーザ入力を要求する代わりに、転送を自動的に進めることは、発話(例えば、2903など)によって開始された動作を送信するときに使用できる。別の例では、方法2700で説明するように、メッセージ会話のメッセージからの情報を含む複数の項目は、発話(例えば、2903)によって開始される動作からの情報を含むことができる。別の例では、方法3400で説明したように、メッセージオブジェクト(例えば、2932)に対応するメッセージに関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払い)が完了したとき、視覚効果(例えば、色調効果、ジオメトリ変更効果)を、メッセージオブジェクトの要素に適用することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図30A〜30Dを参照して上述した演算は、図1A〜1Bで示した構成要素によって、任意選択的に実行される。例えば、受信動作3002、準備動作3010、提示動作3014、受信動作3022、実行動作3028、実行動作3034、及び実行動作3040は、イベントソータ170、イベント認識部180及びイベントハンドラ190によって、任意選択的に実施される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図31A〜図31Mは、いくつかの実施形態に係る、ユーザ検証のための例示的なユーザインタフェースを示す。図31Aは、電子デバイス3100(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図31A〜図31Mに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス3100はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス3100は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス3100は、ディスプレイ3102及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ3102のタッチスクリーン、機械式ボタン3104、マイク、カメラ)を有する。
いくつかの実施形態では、図31A〜図31Mを参照して以下で説明するユーザ検証のための例示的なユーザインタフェースは、本明細書に記載の電子デバイス(例えば、電子デバイス700、800、850、1000、1100、1300、1400、1600、1700、1900、2000、2100、2300、2500、2600、2800、2900、3200、及び/又は3300)によって、デバイスのユーザを検証するために使用できる(例えば、デバイスの現在のユーザがデバイスにログインしたユーザアカウントに対応するユーザであることを検証する)。例えば、図8Wでは、指紋情報815が(例えば、第2の時間)ユーザアカウントに関連付けられた登録された指紋情報と一致しない(例えば、トランザクションの許可又はユーザの検証のため)という判定に従って、デバイスは図31A〜図31Mに説明したユーザ検証技術を使用してユーザを検証できる。別の例では、図11Pでは、指紋情報1111が(例えば、第2の時間)ユーザアカウントに関連付けられた登録された指紋情報と一致しない(例えば、トランザクションの許可又はユーザの検証のため)という判定に従って、デバイスは図31A〜図31Mに説明したユーザ検証技術を使用してユーザを検証できる。別の例では、図20Iでは、指紋情報2003が(例えば、第2の時間)ユーザアカウントに関連付けられた登録された指紋情報と一致しない(例えば、トランザクションの許可又はユーザの検証のため)という判定に従って、デバイスは図31A〜図31Mに説明したユーザ検証技術を使用してユーザを検証できる。別の例では、図23Mでは、指紋情報2311が(例えば、第2の時間)ユーザアカウントに関連付けられた登録された指紋情報と一致しない(例えば、トランザクションの許可又はユーザの検証のため)という判定に従って、デバイスは図31A〜図31Mに説明したユーザ検証技術を使用してユーザを検証できる。
図31Aでは、電子デバイス3100は、ディスプレイ3102上に、デバイスのユーザを検証する(例えば、デバイスの現在のユーザがデバイスにログインしたユーザアカウントに対応するユーザであることを検証する)ための自動検証ユーザインタフェース3106を表示する。図31Aに示すように、自動検証ユーザインタフェース3106は、キャプチャ領域3108を含む。いくつかの実施形態では、自動検証ユーザインタフェース3106はまた、ユーザ検証の要求をユーザに示す検証要求3110(例えば、「写真IDの検証」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、自動検証ユーザインタフェース3106はまた、検証のための許容可能な入力オブジェクト(例えば、運転免許証、政府発行の身分証明書、パスポート)をユーザに通知するインジケーション3112(例えば、「フレームにDL又は州IDを使用」)を含む。
図31Bに示すように、自動検証ユーザインタフェース3106を表示しながら、電子デバイス3100は、デバイスのユーザによって提供される(例えば、デバイスのカメラを介して)入力オブジェクト(例えば、「ケイト・アップルシード」)を検出する。例えば、図31Bに示すように、入力オブジェクトは、ユーザによって提供される政府発行の身分証明書3114(例えば、カリフォルニア州のID)である。いくつかの実施形態では、政府発行の身分証明書3114の画像をキャプチャしている間及びその後に、政府発行の身分証明書3114のキャプチャ画像をキャプチャ領域3108内に表示する。
図31Cに更に示すように、政府発行の身分証明書3114の画像のキャプチャに応じて、自動検証ユーザインタフェース3106は、ID検証が現在進行中であるというインジケーション3116を含む進行ページ3106を表示する。
図31Dに示すように、検証が成功した(例えば、取得された政府発行の身分証明書3114から取得されたユーザ識別情報が、デバイスに記憶されている、又はデバイスと通信するサーバなどの外部デバイスに記憶されている登録済みユーザ識別情報と一致するため)という判定(例えば、デバイスによって又はデバイスと通信するサーバなどの外部デバイスによって行われた)に従って、自動検証ユーザインタフェース3106は、ユーザに検証が成功したことを通知する確認インジケーション示3116(例えば、「検証済み」あなたのアカウントが検証されました」と述べる)を表示する。いくつかの実施形態では、自動検証ユーザインタフェース3106はまた、検証インタフェースを終了するための完了ボタン3118を表示する。
いくつかの実施形態では、政府発行の識別カード3114からキャプチャされた識別情報を使用した検証が成功しなかったという判定(例えば、デバイスによって又はデバイスと通信するサーバなどの外部デバイスによって行われた)に従って、電子デバイス3100は、ディスプレイ3102に、手動検証ユーザインタフェース3120を表示する。いくつかの実施形態では、手動検証ユーザインタフェース3120は、検証の第1のインスタンスで表示される(例えば、自動検証ユーザインタフェース3106の代わりに)。いくつかの実施形態では、図31Eに示すように、手動検証ユーザインタフェース3120は、ユーザ検証に手動検証が必要であることを示す(例えば、グラフィカル及び/又はテキスト)インジケーションと、手動検証プロセスを進めるための継続ボタン3124とを含む。
図31Fでは、継続ボタン3124の選択(例えば、タップジェスチャ)の検出に応じて、電子デバイス3100は、ディスプレイ3102に、ユーザから識別情報の第1の組を要求する手動検証ユーザインタフェース3120の第1の質問ページを表示する。例えば、図31Fに示すように、第1の組の識別情報は、名の要求3120A、姓の要求3120B、街路アドレスの要求3120C、居住者の州の要求3120D、及び郵便番号の要求3120Eを含む。いくつかの実施形態では、手動検証ユーザインタフェース3120の第1の質問ページはまた、検証プロセスをキャンセルするためのキャンセルボタン3126と、検証プロセスを進めるための(第1の組の質問から要求情報を提供した後)次ボタン3125を含む。
いくつかの実施形態では、図31Gでは、手動検証ユーザインタフェース3120の第1の質問ページからの次ボタン3125のユーザ選択(例えば、タップジェスチャ)の検出に応じて、電子デバイス3100は、第2の組の識別情報をユーザから要求する手動検証ユーザインタフェース3120の第2の質問ページを表示する。例えば、図31Gに示すように、第2の組の識別情報は、政府識別番号(例えば、社会保障番号の最後の4桁、個々の納税者識別番号の最後の4桁)の要求3120Fと、ユーザの出生情報の日付の要求3120Gとを含む。いくつかの実施形態では、手動検証ユーザインタフェース3120の第2の質問ページは、キャンセルボタン3126及び次ボタン3125の表示を維持する。
いくつかの実施形態では、図31Hでは、手動検証ユーザインタフェース3120の第2の質問ページからの次ボタン3125のユーザ選択(例えば、タップジェスチャ)の検出に応じて、電子デバイス3100は、第3の組の識別情報をユーザから要求する手動検証ユーザインタフェース3120の第3の質問ページを表示する。例えば、図31Hに示すように、識別情報の第3のセットは、完全な政府識別番号(例えば、完全な社会保障番号、完全な個人納税者識別番号)の要求3120Hを含む。いくつかの実施形態では、要求3120Hは選択可能なインジケーションに対応し、要求3120Hの選択可能な領域でのユーザ入力(例えばタップジェスチャ)の検出に応じて、デバイスは要求された情報を入力するための仮想キーパッド3128を表示する。いくつかの実施形態では、要求された検証情報の完全な数字(例えば、要求された社会保障番号のすべての数字が入力された)の判定に応じて、デバイスは、入力された識別番号(例えば、完全な社会保障番号)が検証されている(例えば、デバイスと通信しているサーバなどの外部デバイスによって)インジケーション3129を表示する。
いくつかの実施形態では、図31Iでは、提供された政府識別番号(例えば、社会保障番号)が登録された識別情報と一致したという判定(例えば、デバイスと通信する外部デバイスによる)に応じて、電子装置3100は、手動検証ユーザインタフェース3120の第1の質問ページで提供される第1の質問3130への回答をユーザから要求する手動検証ユーザインタフェース3120の第1の質問ページを表示する。例えば、図31Iに示すように、第1の質問3130は、ユーザの現在又は以前の街路アドレスの正しい選択を要求する質問に関するものであり、4つの可能な回答選択肢3130A〜3130Dを含む(例えば、1つのみが正しい回答選択肢である)。図31Iでは、回答選択肢として回答選択肢3130Cが選択されている(チェックマークで示されているように)。
いくつかの実施形態では、図31Jでは、回答選択肢3130Cが第1の質問3130に対する正しい回答選択肢であるという判定に従って、手動検証ユーザインタフェース3120の第1の質問ページは、検証(例えば、現在のユーザがデバイスは、デバイスにログインしたユーザアカウントに関連付けられたユーザです)が成功したことのインジケーション(例えば、「検証されました」と述べる)を提供する。いくつかの実施形態では、さらなる検証のために、手動検証ユーザインタフェース3120を介して、デバイスによって追加の質問が尋ねられる。
いくつかの実施形態では、図31Kに示すように、検証が失敗したという判定に従って(例えば、第1の質問3130に提供された回答選択肢が成功しなかったという判定に続いて)、電子デバイス3100は、手動検証ユーザインタフェース3120の検証失敗ページを表示する。例えば、図31Kに示すように、手動検証ユーザインタフェース3120の検証失敗ページは、検証が失敗したことをユーザに通知するインジケーション3134(例えば、「検証失敗」を示す)と、現在デバイスにログインしているユーザアカウントは審査される(例えば、外部サーバ経由)というインジケーション3136(例えば、「審査中のアカウント」と述べる)とを含む。いくつかの実施形態では、図31Lに示すように、(例えば、ユーザアカウントが審査を受けている場合)ユーザアカウントに接続された及び/又は関連付けられた複数の機能が無効化される(例えば、ユーザアカウントが制限される)。従って、いくつかの実施形態では、図31Lに示すように、手動検証ユーザインタフェース3120の検証失敗ページは、ユーザアカウントが現在使用が制限されていること(例えば、アカウントが審査を受けている間)のインジケーション3138(例えば、「アカウントは制限されている」と述べる)を含む。
いくつかの実施形態では、図31Mに示すように、(例えば、ユーザアカウントが審査を受けている場合)ユーザアカウントに接続された及び/又は関連付けられた機能が無効化される(例えば、ユーザアカウントがロックされる)。従って、いくつかの実施形態では、図31Mに示すように、手動検証ユーザインタフェース3120の検証失敗ページは、ユーザアカウントが現在使用がロックされていること(例えば、アカウントが審査を受けている間)のインジケーション3140(例えば、「アカウントはロックされている」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、図31Mに更に示すように、手動検証ユーザインタフェース3120の検証失敗ページは、ロックされたアカウントを報告し、及び/又はアカウント管理チームに接触する(例えば、ロックされたアカウントのロック解除について議論するため)ための接触アフォーダンス3143を含む。
図32A〜図32Dは、いくつかの実施形態に係る、自動アカウント搭載のための例示的なユーザインタフェースを示す。図32Aは、電子デバイス3200(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)を示す。図32A〜図32Dに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス3200はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス3200は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス3200は、ディスプレイ3202及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ3202のタッチスクリーン、機械式ボタン3204、マイク、カメラ)を有する。
図32A〜図32Dを参照して以下で説明するデバイス上でユーザのアカウントをプロビジョニングするための例示的なユーザインタフェースは、例えば、デバイスで上記の1つ以上のアカウントをプロビジョニングするために使用できる。例えば、図32A〜図32Dで説明したプロビジョニング技術は、図17H〜図17Kを参照して上記で説明した支払いアカウント(グラフィカル表現1756に対応する)をデバイス上でプロビジョニングすることができる。別の例については、図32A〜32Dで説明されたプロビジョニング技術を使用して、支払いアカウント(グラフィカル表現2030に対応)及び/又は図20C〜図20Jを参照して上述した既定のアカウント(グラフィカル表現2024に対応)をデバイス上でプロビジョニングすることができる。別の例については、図32A〜32Dで説明されたプロビジョニング技術を使用して、支払いアカウント(グラフィカル表現2330に対応)及び/又は図23A〜図23Cを参照して上述した既定のアカウント(グラフィカル表現2324に対応)をデバイス上でプロビジョニングすることができる。別の例については、図32A〜32Dで説明されたプロビジョニング技術を使用して、支払いアカウント(グラフィカル表現2669に対応)及び/又は図26O〜図26Rを参照して上述したデビットカードアカウント(グラフィカル表現2671に対応)をデバイス上でプロビジョニングすることができる。
図32Aでは、電子デバイス3200は、ディスプレイ3202に、デバイスを介して使用する(支払いトランザクションを行う際に)電子デバイス3200上のユーザのアカウントをプロビジョニングするための自動アカウント設定ユーザインタフェース3206を表示する。いくつかの実施形態では、自動アカウント設定ユーザインタフェース3206は、図31Aを参照して上述した自動検証ユーザインタフェース3106に対応する。
図32Aに示すように、自動アカウント設定ユーザインタフェース3206は、電子デバイス3200にプロビジョニングされるアカウントの画像(例えば、当座預金アカウントに関連付けられた小切手の画像、当座預金アカウントに関連付けられた物理的デビットカードの画像)をキャプチャする(例えば、デバイスのカメラを介して)キャプチャ領域3208を含む。いくつかの実施形態において、自動アカウント設定ユーザインタフェース3206はまた、プロビジョニングのためのアカウントが(例えば、キャプチャ領域3208を介して)キャプチャするよう要求されていることをユーザに示す設定要求3210(例えば、「アカウント追加」と述べる)を含む。いくつかの実施形態において、自動アカウント設定ユーザインタフェース3206はまた、(例えば、キャプチャを使用する自動プロセスの代わりに)手動プロセスをユーザに通知する選択可能な手動設定オプション3212(例えば、「手動でアカウント詳細を追加してください」と述べる)を含む。
電子デバイス2900によって(カメラなどを介して)キャプチャするユーザの当座預金口座に対応する小切手3209をユーザが提供する場合、デバイスはキャプチャされた小切手からアカウント情報(例えば、ユーザ名情報、銀行名情報、アカウント番号情報、ルーティング番号情報)を自動的に検出し、デバイスが使用するために(例えば支払いトランザクションを行うため)デバイス上でキャプチャされた小切手に対応するアカウントを自動的に(アカウント情報を更なるユーザ入力なしに)プロビジョニングする。
いくつかの実施形態では、図32Bに示すように、手動設定オプション3212のユーザ選択に応じて、電子デバイス3200は、ディスプレイ3202に、手動で(例えば、仮想キーボードを使用して)デバイスにアカウントをプロビジョニングするためのアカウント情報を入力するための手動アカウント設定ユーザインタフェース3214を表示する。例えば、図32Bに示すように、手動アカウント設定ユーザインタフェース3214は、ユーザの(フルネーム)の要求3214A、(プロビジョニングされるアカウントの)銀行名の要求3214B、ルーティング番号(プロビジョニングされるアカウントの)の要求3214C、及び(プロビジョニングされるアカウントの)アカウント番号の要求3214Dを含む。いくつかの実施形態では、図32Bに更に示すように、手動アカウント設定ユーザインタフェース3214は、アカウント詳細が現在入力できない場合に選択可能なアカウント詳細利用不可オプション3216を含む。いくつかの実施形態では、アカウント詳細利用不可オプション3216のユーザ選択(例えば、タップジェスチャ)に応じて、デバイスは、アカウント設定プロセスを終了する(及びアカウント設定ユーザインタフェースの表示を停止する)。
いくつかの実施形態では、図32Cに示すように、要求の選択可能な領域(例えば、要求3214Cに対応する領域3218などのテキストを入力できる場所)でのユーザ入力(例えば、タップジェスチャ)の検出に応じて、電子デバイス3200は、手動アカウント設定ユーザインタフェース3214を表示しながら、要求されたアカウント詳細情報を入力するときにユーザが使用するための仮想キーパッド3220(又は仮想英数字キーボード)を表示する。
図32Dは、要求された情報3214A〜3214Dのすべてが(デバイスのユーザによって)入力された、手動アカウント設定ユーザインタフェース3214を示す。いくつかの実施形態では、3214A−3214Dに対応するすべての要求されたアカウント詳細情報が入力されたという判定(例えば、デバイスによる又はデバイスと通信するサーバなどの外部デバイスによる)に応じて、手動アカウント設定ユーザインタフェース3214は、設定プロセスを完了するための完了ボタン3222を表示し、それによりデバイスによる使用のため(支払いトランザクションを実行するとき)にデバイス上にアカウント(例えば、ウエスタンバンクの)をプロビジョニングする。
図33A〜図33Oは、いくつかの実施形態に係る、ピアツーピア転送のためのユーザインタフェース例を示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図34A〜図34Dにおけるプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。
図33Aは、電子デバイス3300を示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図33A〜図33Oに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス3300はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス3300は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。
図33Aは、電子デバイス3300のユーザ(例えば、「ケイト・アップルシード」)が、基準点(例えば、地面、デバイスのユーザなどの閲覧者の顔)に関してベースラインの向きに対してデバイスを定義済みの既定の向き(例えば、デバイスのオペレーティングシステムによって事前された)に保持しながらデバイスのディスプレイを見ている様子を示す。いくつかの実施形態では、定義済みの既定の向きは、静止状態の向きである。いくつかの実施形態では、定義済みの既定の向きは、地面からの45度の傾斜である。
図33Bは、電子デバイス3300のディスプレイ3302を示し、これはまた、1つ以上のセンサデバイス(例えば、加速度計、1つ以上のカメラ)、及び任意選択的に1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイのタッチスクリーン、機械式ボタン3304、マイクロフォン)を有する。
図33Bに示すように、電子デバイス3300は、ディスプレイ3302に、ユーザとメッセージ参加者3310(例えば、「ジョン・アップルシード」)との間のメッセージングアプリケーション3306のメッセージ会話3308を表示する(例えば、デバイスが、ベースラインの向きに対して定義済みの既定の向きにある間)。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者3310は、デバイスに記憶された連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者3310は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者3310は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス3300はまた、ディスプレイ3302上に、仮想キーボード3312を使用して、仮想キーボード3312(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、メッセージを入力するときにメッセージのテキストを表示する作成バー3314とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード3312に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー3314は、より長い又はより広いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、作成バー3314は、アクティブ化されると、ユーザが音声入力を使用してメッセージを録音できるようにするマイクボタン3316を含む。
図33Bに示すように、メッセージ会話3308は、ユーザによってメッセージ参加者3310に送信されたメッセージオブジェクト3318を含む。メッセージオブジェクト3318に対応するメッセージで、ユーザはメッセージ参加者3310に「夕食は28ドルでした」と述べる。図33Bに示すように、メッセージ会話3308は、メッセージ参加者3310によってデバイスのユーザに送信された保留中の支払いメッセージオブジェクト3320(例えば、図11A〜11Cに関して上述した支払いメッセージオブジェクト1118に類似)を含む。支払いメッセージオブジェクト1118と同様に、保留中の支払いメッセージオブジェクトは、支払いメッセージオブジェクトが、オペレーティングシステム制御(第一者)の支払い転送アプリケーションを介してメッセージ参加者3310によってユーザに対して行われた(第三者のアプリケーションによって行われていない)支払いに対応することをユーザに示すモードインジケーション3322(例えば、「支払い」と述べる)を含む。保留中の支払いメッセージオブジェクト3320はまた、メッセージ参加者3310によってユーザに送信された支払い量の量オブジェクト3324(例えば「28ドル」)を含む。更に、保留中の支払いメッセージオブジェクト3320は、量オブジェクト3324に示される量のメッセージオブジェクトに対応する支払いを受諾するための受諾ボタン3326を含む。加えて、保留中の支払いメッセージオブジェクト3320は、支払いメッセージオブジェクトに対応する支払い(例えば、28ドル)が保留中であることをユーザに知らせる状態インジケータ(例えば、「保留中」と述べる)である(例えば、受諾/完了ではなく)。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1118と同様に、保留中の支払いメッセージオブジェクト3320はまた、付随メモメッセージオブジェクト3330を含む。図33Bでは、メッセージ参加者3310は、メモメッセージオブジェクト3330を介して、支払いメッセージオブジェクト3320に対応する支払いが「夕食用」(メッセージオブジェクト3318を介してユーザによって要求された)であることをユーザに通知する。
図33Cは、図33Bに示されるディスプレイ(メッセージ会話3308の支払いメッセージオブジェクト3320を含む)を表示している間の電子デバイス3300を示し、基準点3332に対するベースラインの向きに対して2つの異なる向き(例えば、角度3300A及び角度3300B)で見られている(例えば、基準点が地面である場合)。図33Cに示すように、デバイスが2つの異なる向き(例えば、基準点3332に対するベースラインの向きに関してベースラインの向きに対する角度3300A及び角度3300Bで表される)の視点から見られた場合でも、保留中の支払いメッセージオブジェクト3320はどちらの角度でも同じように表示される。言い換えれば、閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ3302を角度3300Aに対応する向きで見るか、閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ3302を角度3300Bに対応する向きで見るか、又は閲覧者(例えば、ユーザ)がデバイスのディスプレイ3302を真正面から(例えば、デバイスが定義済みの既定の向きにあるような)見ても、支払いメッセージオブジェクト3320又は支払いメッセージオブジェクトの要素(例えば、支払いの量のオブジェクト3324)がデバイスによってディスプレイ3302に表示される方法に変更はない。いくつかの実施形態では、角度3300A及び3300Bに対応する向きに向かって移動することは、ベースラインの向きから離れるデバイスの移動を含む。
いくつかの実施形態では、メッセージ会話3308内に支払いメッセージオブジェクト3320を表示しながら、電子デバイス3300は、支払いメッセージオブジェクトの受諾ボタン3326のユーザアクティブ化を検出する。図33Dに示すように、受諾ボタン3326のユーザアクティブ化の検出(及びそれによりメッセージ参加者3310からの支払いの受諾)に応じて、受諾ボタン3326は支払いメッセージオブジェクト上表示を停止される。
図33Dに更に示すように、保留ボタン3326のユーザアクティブ化の検出(及びそれによりメッセージ参加者3310からの支払いの受諾)に応じて、図33Bに示すように保留中の支払いメッセージオブジェクト3320は、対応する完了した支払いメッセージオブジェクト3334に更新され、状態インジケータ3328(例えば、「支払い済み」と述べる)もそれに応じて更新される。更に、電子デバイス3300は、支払いが受諾され、支払いメッセージオブジェクトが今度は完了した(保留中の代わりに)支払いに対応することをユーザに示す1つ以上のフィードバック(例えば、視覚効果、触覚効果などの感覚フィードバック、音声フィードバック)を生成する。
いくつかの実施形態では、1つ以上の視覚フィードバックが、完了した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324に適用される。量オブジェクト3324に適用される1つ以上の視覚フィードバックをより具体的に説明するために、図33E〜図33Iに注目する。図33Eは、(定義済みの既定の向きに対する)電子デバイス3300の3つの異なる傾き(向き)にある、図33Dの完成した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324の拡大図を示す。デバイスが向き3301Aにあるとき、デバイスは、基準点(例えば、地面)に対するベースラインの向きに対する定義済みの既定の向き(例えば、静止状態の向き、地表から45度の傾き)にある(又は、既定の傾きの制限内にある)。デバイスが向き3301Bにあるとき、デバイスは、定義済みの既定の向きから(小さな)時計回りの上下角傾斜にある(例えば、デバイスがユーザによって定義済みの既定の向きで保持されているときと比較して、デバイスの上縁部が(わずかに)ユーザに近く、デバイスの下縁部は(わずかに)ユーザから遠くにある)。デバイスが向き3301Cにあるとき、デバイスは、定義済みの既定の向きから(小さな)反時計回りの上下角傾斜にある(例えば、デバイスがユーザによって定義済みの既定の向きで保持されているときと比較して、デバイスの下縁部が(わずかに)ユーザに近く、デバイスの上縁部は(わずかに)ユーザから遠くにある)。
いくつかの実施形態では、向き3301Aで、視覚フィードバック(例えば、大きさが小さい)が、完了した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324に適用される。いくつかの実施形態では、視覚フィードバックは、量オブジェクトの少なくとも一部に適用されるジオメトリ変更効果(例えば、スキュー効果、3D効果、疑似的深度効果)である(例えば、オブジェクトの形状を画定する線又は曲線間の角度又は距離を変更する)。例えば、図33Eは、すべての向き3301A〜Cで量オブジェクトに適用される深度線3325を含む疑似的深度効果を示す。いくつかの実施形態では、疑似的深度効果は、スキュー効果(例えば、量オブジェクトのジオメトリのスキュー量を変更する)と併せて適用される。いくつかの実施形態では、スキュー効果は、擬似的3次元オブジェクト(例えば、疑似的深度効果が適用された量オブジェクト)の上限を表す線を擬似的3次元オブジェクトの下限を表す線に近づけたり遠ざけたりするか(例えば、隆起したパターンの頂部を表す線を隆起したパターンの端部に近づけたり遠ざけたりする)、又は、擬似的3次元オブジェクトの下限を表す中心線(例えば、深度線3325)を、擬似的3次元オブジェクト(例えば、疑似的深度効果が適用された量オブジェクト)の上限を表す線に近づけたり遠ざけたりすることを含む(例えば、彫刻パターンの底部を表す線を彫刻パターンの端部に近づけたり、遠ざけたりする)。いくつかの実施形態では、スキュー効果を低減することは、ベースラインの向きに対するデバイスの向きが変化するにつれて、線(例えば、深度線3325)の偏移量を減らすことを含む。いくつかの実施形態では、深度線3325は、量オブジェクトの他の線(例えば、境界線)に対して静止したままであり、他の線(例えば、境界線)は、ベースラインに対するデバイスの向きが変わると、深度線に対して偏移する。
いくつかの実施形態では、デバイスが向き3301A(例えば、定義済みの既定の向きに対応する)にあるとき、電子デバイスは、擬似的深度効果を完了した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324に適用する(例えば、オブジェクトの擬似的深度の底を示す深度線3325を量オブジェクトの中心の下に適用することにより)。いくつかの実施形態では、デバイスが向き3301Bに(例えば、徐々に)移動されると、深度線3325の対応する動的移動が表示される(例えば、デバイスが定義済みの既定の向きに対してわずかに上方に傾いているため、量オブジェクトの深度線が(わずかに)上に移動する)。いくつかの実施形態では、デバイスが向き3301Cに(例えば、徐々に)移動されると、深度線3325の対応する動的移動が表示される(例えば、デバイスが定義済みの既定の向きに対してわずかに下方に傾いているため、量オブジェクトの深度線が(わずかに)下に移動する)。いくつかの実施形態では、向き3301B及び3301Cで、デバイスはまた、図33Fを参照して以下でより詳細に説明するように、触覚フィードバック(例えば、触知出力)を生成する。
いくつかの実施形態では、向き3301Aの定義済みの既定の向きでは、デバイスが向き3301Bにあるときと比較して、完成した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324に適用される視覚フィードバックに変化はない。従って、いくつかの実施形態では、向き3301A〜3301Cのいずれにおいても量オブジェクト3324に適用される視覚フィードバックはない。
図33Fは、完了した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324を表示し、最初に図33Cに示すように、基準点3332に関してベースラインの向きに対して2つの異なる向き(例えば、角度3300A及び角度3300B)で見られている電子デバイス3300を示す。より具体的には、角度3300Aに対応する向きは、定義済みの既定の向きからの反時計回りの(10度又は15度などわずかな)水平角傾斜であり、角度3300Bに対応する向きは、定義済みの既定の向きからの時計回りの(10度又は15度などわずかな)水平角度傾斜である。いくつかの実施形態では、角度3300A及び3300Bに対応する向きに向かって移動することは、ベースラインの向きから離れるデバイスの移動を含む。
いくつかの実施形態では、電子デバイス3300は1つ以上の触知出力生成器を含み、電子デバイスが定義済みの既定の向きではない向き(例えば、角度3300A又は角度3300Bに対応)にあるとき、完了した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324に適用された視覚フィードバックに加えて又は代わりに)、デバイスは触覚フィードバック(例えば、触知出力3336)を生成する。例えば、いくつかの実施形態では、定義済みの既定の向き(例えば図33D)から角度3300A又は角度3300Bに対応する向きへのデバイスの向きの変化の検出に応じて、デバイスは1つ以上の触知出力生成器を介して、デバイスの向きの変化を示す触知出力3336を生成する(例えば、デバイスの向きの変化の持続時間)(例えば、ベースラインの向きに対するデバイスの向きの変化の大きさ、速度、及び/又は方向に基づいて調整されたパラメータを含む触知出力)。従って、いくつかの実施形態では、触知出力3336は、デバイスの向きの変化を追跡する更なるフィードバックをユーザに提供する。
図33Gは、図33Fの完成した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324の拡大図を示し、いくつかの実施形態において、電子デバイス3300の6つの異なる傾斜において、量オブジェクトが電子デバイスによってどのように表示されるかを示す。向き3303A及び3303Bは、図33Fの角度3300A及び角度3300Bにそれぞれ対応する(又はこれらの角度の定義済みの傾き制限内)。デバイスが角度3300A及び3300Bから(小さな)時計回りの上下角傾斜にあるとき、向き3303C及び3303Dはそれぞれ対応する(例えば、デバイスがユーザによって定義済みの既定の向きで保持されているときと比較して、デバイスの上縁部が(わずかに)ユーザに近く、デバイスの下縁部は(わずかに)ユーザから遠くにある)。デバイスが角度3300A及び3300Bから(小さな)反時計回りの上下角傾斜にあるとき、向き3303E及び3303Fはそれぞれ対応する(例えば、デバイスがユーザによって定義済みの既定の向きで保持されているときと比較して、デバイスの下縁部が(わずかに)ユーザに近く、デバイスの上縁部は(わずかに)ユーザから遠くにある)。
いくつかの実施形態では、向き3303A及び3303B(例えば、デバイスがベースラインの向きから離れて(例えば、水平に)移動した場所)で、1つ以上の視覚フィードバックが完成した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324に適用される(例えば、向き3301Aよりも強い大きさで)。いくつかの実施形態では、視覚フィードバックは、深度線3325を含む疑似的深度効果である(図33Eに関して上述した)。向き3303A及び3303Bでは、深度線3325の変化は、(向き3301Aで知覚される深度効果と比較して)より強調される(従って、ユーザにより知覚される)。例えば、向き3303Aでは、ユーザが現在真正面のビューに対して傾斜した(左)側面角度の量オブジェクト内の擬似的深度を見ているため、量オブジェクトの深度線が(徐々に、デバイスが向きを変更している間)向き3301Aの位置から左に移動した。向き3303Bでは、ユーザが現在真正面のビューに対して傾斜した(右)側面角度の量オブジェクト内の擬似的深度を見ているため、量オブジェクトの深度線が(徐々に、デバイスが向きを変更している間)向き3301Aの位置から右に移動した。いくつかの実施形態では、深度線3325は静止したままであり、コンテンツの輪郭は位置が移動し、それにより深度効果をシミュレートする。
更に、いくつかの実施形態では、電子デバイス3300が向き3303C及び3303Dに移動すると、疑似的深度効果の対応する動的移動が表示される。例えば、向き3303Cでは、デバイスの向きが向き3303Aに対してより高い角度に遷移したため、量オブジェクトの深度線3325が(徐々に、デバイスが向きを変更している間)向き3303Aでの深度線3325に対して上に移動した。同様に、向き3303Dでは、デバイスの向きが向き3303Bに対してより高い角度に遷移したため、量オブジェクトの深度線3325が(徐々に、デバイスが向きを変更している間)向き3303Bでの深度線に対して上に移動した。更に、いくつかの実施形態では、デバイスが向き3303E及び3303Fに移動されると、深度線3325の対応する動的移動が表示される。同様に、向き3303Eでは、デバイスの向きが向き3303Aに対してより低い角度に遷移したため、量オブジェクトの深度線3325が(徐々に、デバイスが向きを変更している間)向き3303Aでの深度線に対して下に移動した。同様に、向き3303Fでは、デバイスの向きが向き3303Bに対してより低い角度に遷移したため、量オブジェクトの深度線3325が(徐々に、デバイスが向きを変更している間)向き3303Bでの深度線に対して下に移動した。いくつかの実施形態では、深度線3325は静止したままであり、コンテンツの輪郭は位置が移動し、それにより深度効果をシミュレートする(動的深度線の代わりに動的境界を使用して)。
いくつかの実施形態では、深度線3325を含む疑似的深度効果に加えて(又はその代わりに)、追加の視覚フィードバックが量オブジェクト3324に適用される。いくつかの実施形態では、図33Gに示すように、追加の視覚フィードバックは、量オブジェクトのいくつかの異なる部分に適用される複数の色付きパターン3327の色調効果であり、各色付きパターン3327は、1つ以上の異なる色(例えば、3327A〜3327Cに対応する3つの異なる色)で構成されている。いくつかの実施形態では、各色付きパターンは、虹の色を含む虹色付きパターンである。
いくつかの実施形態では、図33Gに示すように、向き3303A及び3303B(角度3300A及び3300Bに対応し、デバイスがベースラインの向きから(例えば、水平方向に)離れて移動した場合)では、色付きパターン3327(例えば、色3327A〜3327Cを含む)の色調効果が完了した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324に適用される。例えば、向き3303A及び3303Bでは、複数の色付きパターン3327が量オブジェクトの様々な部分に表示される。更に、いくつかの実施形態では、デバイスが向き3303C及び3303Dに移動すると、対応する色付きパターン3327の動的移動が電子デバイスによって表示される。例えば、向き3303Aで、量オブジェクト上の色付きパターンのそれぞれは、向き3303Cでの位置に対して上に移動した(徐々に、デバイスが向きを変更している間)。同様に、向き3303Dで、量オブジェクト上の色付きパターンのそれぞれは、向き3303Bでの位置に対して上に移動した(徐々に、デバイスが向きを変更している間)。更に、いくつかの実施形態では、デバイスが向き3303E及び3303Fに移動されると、色付きパターン3327の対応する動的移動が表示される。例えば、向き3303Eで、量オブジェクト上の色付きパターンのそれぞれは、向き3303Aでの位置に対して下に移動した(徐々に、デバイスが向きを変更している間)。同様に、向き3303Fで、量オブジェクト上の色付きパターンのそれぞれは、向き3303Bでの位置に対して下に移動した(徐々に、デバイスが向きを変更している間)。
図33Hは、完了した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324の表示を維持しながら、基準点3332に対するベースラインの向きに対して2つの異なる向き(例えば、角度3300Aよりもベースラインの向きから遠い角度3300Cで、及び角度3300Bよりもベースラインの向きから遠い角度3300Dで)で見られている電子デバイス3300を示す。より具体的には、角度3300Cに対応する向きは、図33Fの角度3300Aでのデバイスの向きから更に反時計回りの水平角傾斜である向きであり、角度3300Dに対応する向きは、図33Fの角度3300Bでのデバイスの向きから更に時計回りの水平角傾斜である向きである。いくつかの実施形態では、角度3300C及び3300Dに対応する向きに向かって移動することは、ベースラインの向きから離れるデバイスの移動となる。いくつかの実施形態では、デバイスが角度3300C又は角度3300Dに対応する向きにあるとき(及びデバイスが向かっている間)、デバイスは触覚フィードバック(例えば、触知出力3336)を生成し続ける(例えば、ますます強い大きさで)。
図33Iは、図33Hの完成した支払いメッセージオブジェクト3334の量オブジェクト3324の拡大図を示し、いくつかの実施形態において、電子デバイス3300の6つの異なる傾斜(向き)において、量オブジェクトがどのように表示されるかを示す。向き3305A及び3305Bは、図33Hの角度3300C及び角度3300Dにそれぞれ対応する(又はこれらの角度の定義済みの傾き制限内)。デバイスが角度3300C及び3300Dから(小さな)時計回りの上下角傾斜にあるとき、向き3305C及び3305Dはそれぞれ対応する(例えば、デバイスがユーザによって定義済みの既定の向きで保持されているときと比較して、デバイスの上縁部が(わずかに)ユーザに近く、デバイスの下縁部は(わずかに)ユーザから遠くにある)。デバイスが角度3300A及び3300Bから(小さな)反時計回りの上下角傾斜にあるとき、向き3305E及び3305Fはそれぞれ対応する(例えば、デバイスがユーザによって定義済みの既定の向きで保持されているときと比較して、デバイスの下縁部が(わずかに)ユーザに近く、デバイスの上縁部は(わずかに)ユーザから遠くにある)。
向き3305A及び3305Bでは、向き3303A及び3303Bでそれぞれ表示される深度効果と比較して、深度線3325を含む表示される擬似的深度効果が強調される。例えば、向き3305Aでは、デバイスの向きが向き3303Aに対して更に傾斜した(左)側面角度に遷移したため、量オブジェクトの深度線3325が(徐々に)向き3303Aでの深度線と比較して更に左に移動した。向き3305Bでは、デバイスの向きが向き3303Bに対して更に傾斜した(右)側面角度に遷移したため、量オブジェクトの深度線3325が(徐々に)向き3303Bでの深度線と比較して更に右に移動した。いくつかの実施形態では、深度線3325は静止したままであり、コンテンツの輪郭は位置が移動し、それにより深度効果をシミュレートする(動的深度線の代わりに動的境界を使用して)。
更に、いくつかの実施形態では、デバイスが向き3305C及び3305Dに移動すると、疑似的深度効果3325の対応する動的移動が表示される。例えば、向き3305Cでは、デバイスの向きが向き3305Aに対してより高い角度に遷移したため、量オブジェクトの深度線が(徐々に)向き3305Aでの深度線3325に対して上に移動した。例えば、向き3305Dでは、デバイスの向きが向き3305Bに対してより高い角度に遷移したため、量オブジェクトの深度線が(徐々に)向き3305Bでの深度線3325に対して上に移動した。更に、いくつかの実施形態では、デバイスが向き3305E及び3305Fに移動すると、疑似的深度効果3325の対応する動的移動が表示される。同様に、向き3305Eでは、デバイスの向きが向き3305Aに対してより低い角度に遷移したため、量オブジェクトの深度線3325が(徐々に、デバイスが向きを変更している間)向き3305Aでの深度線に対して下に移動した。同様に、向き3305Fでは、デバイスの向きが向き3305Bに対してより低い角度に遷移したため、量オブジェクトの深度線3325が(徐々に、デバイスが向きを変更している間)向き3305Bでの深度線に対して下に移動した。
更に、いくつかの実施形態では、図33Iに示すように、向き3305A〜3305Fで、量オブジェクト3324に適用される色付きパターン3327の色3327A〜3327Cは、向き3303A〜3303Fで量オブジェクト3324にそれぞれ適用される色パターン3327の対応する色3327A〜3327Cに対してより飽和している。例えば、向き3305A〜3305Fでの色付きパターン3327の色3327Aは、向き3303A〜3303Fでの色付きパターン3327の対応する色3327Aに対してより飽和している。同様に、向き3305A〜3305Fでの色付きパターン3327の色3327Bは、向き3303A〜3303Fでの色付きパターン3327の対応する色3327Bに対してより飽和している。同様に、向き3305A〜3305Fでの色付きパターン3327の色3327Cは、向き3303A〜3303Fでの色付きパターン3327の対応する色3327Cに対してより飽和している。いくつかの例では、色の彩度を変更するのではなく(又は追加)、色の厚み又は輝度を変更する。
更に、いくつかの実施形態では、デバイスがそれぞれ向き3305A及び3305Bから向き3305C及び3305Dに移動すると、対応する色付きパターン3327の動的移動が表示される。例えば、向き3305Cでは、デバイスが向き3305Aから向き3305Cに(徐々に)傾くにつれて、量オブジェクトの各色付きパターンが向き3305Aでの位置に対して(徐々に、デバイスが向きを変更している間)上に移動する。同様に、向き3305Dでは、デバイスが向き3305Bから向き3305Dに(徐々に)傾くにつれて、量オブジェクトの各色付きパターンが向き3305Bでの位置に対して(徐々に、デバイスが向きを変更している間)上に移動する。更に、いくつかの実施形態では、デバイスがそれぞれ向き3305A及び3305Bから向き3305E及び3305Fに移動すると、対応する色付きパターン3327の動的移動が表示される。例えば、向き3305Eでは、デバイスが向き3305Aから向き3305Eに(徐々に)傾くにつれて、量オブジェクトの各色付きパターンが向き3305Aでの位置に対して(徐々に、デバイスが向きを変更している間)下に移動する。同様に、向き3305Fでは、デバイスが向き3305Bから向き3305Fに(徐々に)傾くにつれて、量オブジェクトの各色付きパターンが向き3305Bでの位置に対して(徐々に、デバイスが向きを変更している間)下に移動する。
加えて、いくつかの実施形態では、電子デバイス3300は、デバイスの向きが変化するにつれて(例えば、それぞれ向き3303A−3303Fから向き3305A−3305Fに)触知出力3336を生成し続ける。いくつかの実施形態では、ベースラインに対するデバイスの向きが変化しなくなると、デバイスは触知出力3336の生成を徐々に停止する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス3300が(例えば、ベースラインの向きから遠ざかる向きではなく)ベースラインの向きに向かう方向に向きを変えると、1つ以上の適用又は生成されるフィードバック(例えば、深度線3325を含む擬似的深度効果、色付きパターン3327によって表される色調効果、触知出力3336)の大きさは減少する。例えば、デバイスの向きが変化している(例えば、ベースラインの向きに移動している)間、フィードバックは徐々に減少する。別の例では、デバイスの向きが変化するにつれて、フィードバックの変化率が徐々に減少する(例えば、向きの変化量が大きくなるほど、フィードバックの変化が大きくなる)。いくつかの実施形態では、疑似的深度効果の大きさを減らすことは、量オブジェクト(又はテキストオブジェクト)のジオメトリの擬似的深度を減らすことを含む(例えば、彫刻パターンの底部から彫刻パターンが彫刻されている表面への角度を小さくすること、又は隆起したオブジェクトの頂部から、隆起したパターンが配置されている表面までの角度を小さくすること)。いくつかの実施形態では、色調効果の大きさを減らすことは、色付きパターン3327の色3327A〜3327Cの彩度を低減することを含む。
図33Jは、量オブジェクト3324に類似のテキストオブジェクト3354(例えば、「YAY」と述べる)を示す。量オブジェクト3324に類似して、テキストオブジェクト3354は、支払いメッセージオブジェクト3320及び3334に類似したメッセージオブジェクトを使用して、メッセージングアプリケーション(例えば、メッセージングアプリケーション3306)のメッセージ会話(例えば、メッセージ会話3308)のメッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者3310)に送信又はメッセージ参加者から受信することができる。従って、いくつかの例では、視覚フィードバック(例えば、深度線3325を含む擬似的深度効果、色3327A〜Cの色付きパターン3327によって表される色調効果)がテキストオブジェクト3354に同様に適用される。例えば、図33Jは、いくつかの実施形態において、電子デバイスが図33Iを参照して上述した向き3305A〜3305Fに対応する向き3307A〜3307Fにあるとき、テキストオブジェクト3354が表示され方法を示す。深度線3325及び色3327A〜Cの色付きパターン3327によって表される色調効果を含む擬似的深度フィードバックなどの1つ以上の種類のフィードバックは、量オブジェクト3324に関して上述したように、テキストオブジェクト3354に同様に適用できる。更に、量オブジェクト3324に適用されるフィードバックに関連して生成される触知出力3336はまた、テキストオブジェクト3354に適用されるフィードバックに関連して生成することができる。
図33Kは、転送(例えば、支払い、リソース、ポイント、メッセージの)で使用するための複数の利用可能なアカウントから1つ以上のアカウントを選択するためのアカウントユーザインタフェース3337(例えば、図20B〜図20Jを参照して上述したウォレットユーザインタフェース2022に類似)を、ディスプレイ3302に表示する電子デバイス3300を示す。いくつかの実施形態では、アカウントユーザインタフェース3337は、アカウントユーザインタフェース3337の第1の位置に表示されるグラフィカル表現3338(例えば、図20D〜図20Jを参照して上述した支払いアカウントのグラフィカル表現2030に類似の支払いアカウントの)を含む。ユーザインタフェースの第1の位置では、表示されたグラフィカル表現に対応するアカウントが現在転送で使用するために選択されている。図33Kを参照すると、(例えば、支払いアカウントの)グラフィカル表現3338は、複数のパターンオブジェクト3344(例えば、支払いアカウントのグラフィカル表現2030の1つ以上の要素2034に類似する)を含む。いくつかの実施形態では、アカウントユーザインタフェース3337はまた、ユーザインタフェースの第2の位置にある他の選択可能なアカウントを含み、これも転送で使用するために利用できる。いくつかの実施形態では、アカウントユーザインタフェース3337はまた、グラフィカル表現3338に関連付けられたアカウント(例えば、支払いアカウント)のインジケーション3340と、グラフィカル表現3338に関連付けられたアカウントで利用できる資金の量(又はリソース、ポイント、使用制限)の残高インジケーション3342(例えば、「30ドル」と述べる)とを含む。
図33Lは、図33Kに示すように、支払いアカウントに対応するグラフィカル表現3338に類似する(支払いアカウントの代わりに)誕生日カードに対応するグラフィカル表現3339を有するアカウント選択ユーザインタフェース3337を示す。図33Lに示すように、誕生日カードのグラフィカル表現3339(例えば、「HAPPY BIRTHDAY!」を示す)はまた、図33Kに示すように、支払いアカウントのグラフィカル表現3338の複数のパターンオブジェクト3344に類似する複数のパターンオブジェクト3343を含む。
図33M〜33Oは、グラフィカル表現3338(例えば、支払いアカウントの、誕生日カードの)のパターンオブジェクト3344に適用されるか、又はそれに関連して適用されるフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック)を示す。従って、以下で説明するフィードバック効果は支払いアカウントのグラフィカル表現に関して説明されているが、フィードバック効果は図33Lに示すように、誕生日カードなどの他のオブジェクトのグラフィカル表現のパターンオブジェクトにも同様に適用できることを理解されたい。
図33Mは、アカウントユーザインタフェース3336の第1の位置でグラフィカル表現3338の表示を維持しながら、図33Cに最初に示すように、基準点3332に関するベースラインの向きに対して2つの異なる向き(例えば、角度3300A及び角度3300B)で見られる電子デバイス3300を示す。より具体的には、角度3300Aに対応する向きは、定義済みの既定の向きからの反時計回りの(10度又は15度などわずかな)水平角傾斜であり、角度3300Bに対応する向きは、定義済みの既定の向きからの時計回りの(10度又は15度などわずかな)水平角度傾斜である。いくつかの実施形態では、角度3300A及び3300Bに対応する向きに向かって移動することは、ベースラインの向きから離れるデバイスの移動となる。
いくつかの実施形態では、視覚フィードバックは、1つ以上のパターンオブジェクト3344(又はその一部)に適用される複数の色付きパターン3345の色調効果であり、色付きパターン3345は1つ以上の異なる色(例えば、虹色)で構成されている。いくつかの実施形態では、図33Mに示すように、角度3300A及び3300Bに対応する向きで、色付きパターン3345の色調効果が1つ以上のパターンオブジェクト3344(又はその一部)に適用された。いくつかの実施形態では、色付きパターン3345の全色の一部(例えば、すべての虹色の赤及びオレンジ)のみが、1つ以上のパターンオブジェクト3344上で見ることができる。いくつかの実施形態では、色付きパターン3345は、パターンオブジェクトの一部(すべてではない)を覆う。いくつかの実施形態では、デバイスが定義済みの既定の向きから角度3300A及び3300Bに対応する向きに向きを変えると(例えば、ベースラインの向きから離れる)、色付きパターン3345の1つ以上の色がグラフィカル表現3338の片側からスライドしてパターンオブジェクト3344に入る。いくつかの実施形態では、パターンオブジェクト3345の個々のパターンオブジェクトは、色付きパターン3345の2つ以上の色によって覆われている。いくつかの実施形態では、デバイスの定義済みの既定の向きからの現在の向きの角距離に依存して、パターンオブジェクト3344の第1の組は色付きパターン3345で覆われ、パターンオブジェクト3344の第2の組は色付きパターン3345で覆われない。いくつかの実施形態では、視覚フィードバックはまた、グラフィカル表現3338に関連付けられたアカウント(例えば、支払いアカウント)のインジケーション3340に適用される。いくつかの実施形態では、視覚フィードバックはまた、グラフィカル表現3338に関連付けられたアカウントで利用可能な資金(又はリソース、ポイント、使用制限)の量の残高インジケーション3342に適用される。
いくつかの実施形態では、電子デバイス3300は1つ以上の触知出力生成器を含み、電子デバイスが定義済みの既定の向きではない向き(例えば、角度3300A又は角度3300Bに対応)にあるとき、グラフィカル表現3338に適用された視覚フィードバックに加えて又は代わりに)、デバイスは触覚フィードバック(例えば、触知出力3336)を生成する。例えば、いくつかの実施形態では、定義済みの既定の向き(例えば図33K)から角度3300A又は角度3300Bに対応する向きへのデバイスの向きの変化の検出に応じて、デバイスは1つ以上の触知出力生成器を介して、デバイスの向きの変化を示す触知出力3336を生成する(例えば、デバイスの向きの変化の持続時間)(例えば、ベースラインの向きに対するデバイスの向きの変化の大きさ、速度、及び/又は方向に基づいて調整されたパラメータを含む触知出力)。従って、いくつかの実施形態では、触知出力3336は、デバイスの向きの変化を追跡する更なるフィードバックをユーザに提供する。
図33Nは、グラフィカル表現3338の表示を維持しながら(例えば、アカウント、支払いアカウント、誕生日カード)、角度3300A及び3300Bに対応する向きと比較してより大きい傾斜角度(例えば、角度3300C及び3300D)で傾斜した(従って、ベースラインの向きから離れる)電子デバイス3300を示す。いくつかの実施形態では、デバイスは、角度3300A及び3300Bからそれぞれ角度3300C及び3300Dに対応する向きへのデバイスの向きの変化の検出に応じて、(例えば、支払いアカウント、誕生日カードの)グラフィカル表現3338のパターンオブジェクト3344に色付きパターン効果を適用し続ける。いくつかの実施形態では、図33Nに示すように、角度3300C及び3300Dに対応する向きでパターンオブジェクト3344に適用される1つ以上の色は、図33Mに示すように、角度3300A及び3300Bに対応する向きでパターンオブジェクト3344に適用される1つ以上の色とは異なる。いくつかの実施形態では、デバイスが向きを変えると(例えば、角度3300A及び3300Bに対応する向きからそれぞれ角度3300C及び3300Dに対応する向きに)、色付きパターン3334の異なる色がパターンオブジェクト3344全体を塗る。いくつかの実施形態では、デバイスが十分な閾値の向きに達すると(例えば、ベースラインから十分に離れる、又はベースラインに十分近く)、色付きパターン3345はパターンオブジェクト3344から滑り落ち、デバイスは最終的に(例えば、支払いアカウント、誕生日カードの)グラフィカル表現3338への(例えば、色付きパターン3345の)視覚フィードバックの表示を停止する。いくつかの実施形態では、電子デバイスが(それぞれ角度3300A及び3300Bに対応する向きから)角度3300C及び3300Dに対応する向きにある場合(及びデバイスが向かっている間)、デバイスは触覚フィードバック(例えば、触知出力3336)を生成し続ける(例えば、ますます強くなる大きさで)。
図33Oは、グラフィカル表現3338の表示を維持しながら(例えば、アカウント、支払いアカウント、誕生日カード)、角度3300C及び3300Dに対応する向きと比較してより大きい角度(例えば、角度3300E及び3300F)で傾斜した(従って、ベースラインの向きから離れる)電子デバイス3300を示す。いくつかの実施形態では、デバイスは、角度3300C及び3300Dからそれぞれ角度3300E及び3300Fに対応する向きへのデバイスの向きの変化の検出に応じて、グラフィカル表現3338のパターンオブジェクト3344への視覚フィードバック(例えば、色調効果3345)の表示を徐々に停止する(例えば、輝度の低下、溶暗、洗い落とし)。更に、いくつかの実施形態では、視覚フィードバックがグラフィカル表現3338のパターンオブジェクト3344にもはや適用されていないという判定に従って(又は判定に続いて)、デバイスは、触知出力3336の生成を更に停止する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス3300が(例えば、ベースラインの向きから遠ざかる向きではなく)ベースラインの向きに向かう方向に向きを変えると、1つ以上の適用又は生成されるフィードバック(例えば、色付きパターン3345によって表される色調効果、触知出力3336)の大きさは減少する。例えば、デバイスの向きが変化している(例えば、ベースラインの向きに移動している)間、フィードバックは徐々に減少する。別の例では、デバイスの向きが変化するにつれて、フィードバックの変化率が徐々に減少する(例えば、向きの変化量が大きくなるほど、フィードバックの変化が大きくなる)。いくつかの実施形態では、色調効果の大きさを減らすことは、色付きパターン3345の色(例えば、虹色)の彩度を低減することを含む。
図34A〜図34Dは、いくつかの実施形態に係る、転送に関連付けられた動作に対応するフィードバックを提供するための方法を示すフロー図である。方法3400は、ディスプレイ及び1つ以上のセンサデバイス(例えば、デバイスの向きを検出するための加速度計、1つ以上のカメラ)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、3300)にて実行される。方法3400におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法3400は、ピアツーピアトランザクションを管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピアトランザクションを管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピアトランザクションをより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、3300)は、デバイスが基準点(例えば、3332、地面、閲覧者の顔)に関してベースラインの向きに対して第1の向き(例えば、静止状態の向き、地表から45度の傾き)にある間、ディスプレイに(例えば、3302)、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344、数値、形状、パターン、項目の背景と視覚的に区別できる項目の一部)を表示する(3402)。いくつかの実施形態において、オブジェクト(例えば、3324、3354)は、メッセージングアプリケーションのメッセージ会話内のメッセージオブジェクト(の一部、の要素、内に表示される)である。いくつかの実施形態において、オブジェクト(例えば、3344)は、デバイス上に記憶/プロビジョニングされたアカウント(例えば、ユーザアカウント、リソースアカウント、支払いアカウント)のグラフィカル表現(の一部、の要素、内に表示される)である(例えば、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700及び3000に関してより詳細に上述したように)。
電子デバイス(例えば、3300)は、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)を表示しながら、1つ以上のセンサデバイス(例えば、加速度計、カメラ)を介して、基準点(例えば、3332)に対する第1の向き(例えば、3300A、3300B、3300C、3300D、3300E、3300F)から、基準点に対するそれぞれの向き(例えば、3300A、3300B、3300C、3300D、3300E、3300F)へのデバイスの向きの変更(例えば、3300Aから3300C、3300Cから3300A、3300Aから3300E、3300Eから3300A、3300Bから3300D、3300Dから3300B、3300Bから3300F、3300Fから3300B)を検出する(3404)。
いくつかの実施形態では、基準点(例えば3332)に対する第1の向きから基準点(例えば3332)に対するそれぞれの向きへのデバイス(例えば3300)の向きの変化を検出することは、デバイスの向きの変化を検出することを含む(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、磁気計などのデバイスの方向センサに基づいて、地球上の固定基準点に対するデバイスの向きの変化を検出する)。
いくつかの実施形態では、基準点(例えば3332)に対する第1の向きから基準点(例えば3332)に対するそれぞれの向きへのデバイス(例えば3300)の向きの変化を検出することは、
デバイスに対するユーザの向きの変化を検出すること含む(例えば、デバイスによって追跡されている顔によって、デバイスの視野角の視点の変化を検出できるカメラ又は他の顔追跡センサなどの顔追跡センサに基づく)。基準点に対する第1の向きから基準点に対するそれぞれの向きへのデバイスの向きの変化を検出することは、デバイスに対するユーザの向きの変化を検出することと、デバイスの向きの変化を検出することとを含む。
電子デバイス(例えば、3300)は、デバイスの向きの変化の検出に応じて(3406)、デバイスの向きが基準点(例えば、3332)に対して変化すると、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)の1つ以上のパラメータの1組を変化させる視覚効果(例えば、3325、3327、3345)をユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)に適用することによって、ユーザインタフェースオブジェクトの見掛けを変更する(3408)。デバイスの向きが基準点(例えば、3332)に対して変化するときに、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)をユーザインタフェースオブジェクトに適用することによって、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3344)の見掛けを変更することは、ユーザインタフェースオブジェクトに関連付けられた転送(例えば、メッセージ、ファイル、リソース、支払い)が正常に完了したか否かなどのユーザインタフェースオブジェクトの状態及び/又はユーザインタフェースオブジェクトに関する情報に関する視覚フィードバックをユーザに提供する。更に、デバイスの向きが変化するときの視覚効果の振幅の変化は、表示されたオブジェクトが本物であり、デバイスの向きに独立して表示されるビデオではないことをユーザに示す。ユーザに改善された視覚的フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって、デバイスが正常な視野角にある間、ユーザへのユーザインタフェース要素の可読性を高めることによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。更に、改善された視覚フィードバックを提供することはまた、オペレーティングシステム制御(例えば、第一者)アプリケーションではない第三者アプリケーションによって複製(例えば、偽造、コピー)できないセキュリティ検証手段を提供する。デバイスのセキュリティ対策を改善することにより、コンテンツへの無許可のアクセス及び動作を防ぐことによって、デバイスの操作性を向上させ、加えて、ユーザがデバイスをより効率的に使用できるようにして電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)は、ユーザインタフェースオブジェクトの少なくとも一部に適用される色調効果(例えば、3327、3345、1つ以上の色、2つ以上の色、虹色のパターンなどの1つ以上の色付きパターン)を含む(3410)。いくつかの例では、色調効果は、ユーザインタフェースオブジェクトの表面全体で色が変化し、ベースラインの向きに対するデバイスの向きが変わると変化する1つ以上の色の虹色効果である。いくつかの例では、色調効果は1つ以上の虹色パターンを含む虹色効果である。視覚効果(の一部)として色調効果を適用すると、視覚効果を適用したときにユーザは視覚効果をより簡単に知覚及び認識することができ、従って、いくつかの実施形態では、色調効果が適用されるユーザインタフェースオブジェクトに関連付けられた転送が正常に完了したことを、ユーザがより簡単に認識できる。更に、デバイスの向きが変化するときの視覚効果の色の変更は、表示されたオブジェクトが本物であり、デバイスの向きに独立して表示されるビデオではないことをユーザに示す。ユーザに改善された視覚的フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって、デバイスが正常な視野角にある間、ユーザへのユーザインタフェース要素の可読性を高めることによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。更に、改善された視覚フィードバックを提供することはまた、オペレーティングシステム制御(例えば、第一者)アプリケーションではない第三者アプリケーションによって複製(例えば、偽造、コピー)できないセキュリティ検証手段を提供する。デバイスのセキュリティ対策を改善することにより、コンテンツへの無許可のアクセス及び動作を防ぐことによって、デバイスの操作性を向上させ、加えて、ユーザがデバイスをより効率的に使用できるようにして電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、少なくとも所定の角距離のデバイスの向きの変化に応じて、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば3324、3354、3344)の少なくとも一部に適用される色調効果(例えば3327、3345)の色が、第1の色から第1の色とは異なる第2の色に変化する(例えばシフト、遷移)(3412)(例えば、デバイスの向きがベースラインの向きに対して変化するにつれて、ユーザインタフェースオブジェクト全体で色が偏移し、及び/又はデバイスの向きがベースラインの向きに対して変化するにつれて、ユーザインタフェースオブジェクトの特定の部分に表示される色は、ある色から別の色に(任意選択的に、虹の順序で中間色のシーケンスを介して)徐々に遷移する)。
いくつかの実施形態では、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)は、ユーザインタフェースオブジェクトの少なくとも一部に適用されるジオメトリ変更効果(例えば、3325、スキュー効果、3D効果、深度効果)を含む(3414)(例えば、オブジェクトの形状を画定する線又は曲線間の角度又は距離を変更する)。視覚効果(の一部)としてジオメトリ変更効果(例えば、3325)を適用すると、視覚効果を適用したときにユーザは視覚効果をより簡単に知覚及び認識することができ、従って、いくつかの実施形態では、色調効果が適用されるユーザインタフェースオブジェクトに関連付けられた転送が正常に完了したことを、ユーザがより簡単に認識できる。ユーザに改善された視覚的フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって、デバイスが正常な視野角にある間、ユーザへのユーザインタフェース要素の可読性を高めることによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。更に、改善された視覚フィードバックを提供することはまた、オペレーティングシステム制御(例えば、第一者)アプリケーションではない第三者アプリケーションによって複製(例えば、偽造、コピー)できないセキュリティ検証手段を提供する。デバイスのセキュリティ対策を改善することにより、コンテンツへの無許可のアクセス及び動作を防ぐことによって、デバイスの操作性を向上させ、加えて、ユーザがデバイスをより効率的に使用できるようにして電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)は輝度効果を含む。いくつかの例では、輝度効果は、ユーザインタフェースオブジェクトをオブジェクトの表面に光のビーム(例えば、1つ以上の色)が輝いているように見せるためのライトシャイン効果である。いくつかの例では、光のビームがオブジェクトの表面を照らしているときに、ライトシャイン効果によりユーザインタフェースオブジェクトが輝く。いくつかの例では、輝度効果は光沢又は艶出し効果であり、ユーザインタフェースオブジェクトの表面が光沢又は磨かれたテクスチャを有しているように見せる。いくつかの例では、輝度効果は、ユーザインタフェースオブジェクトに付随する影の見掛けを引き起こす影効果である。
いくつかの実施形態では、(3416)ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)はユーザインタフェース項目(例えば、3334、3338)に表示される(例えば、メッセージオブジェクトなどのメッセージングアプリケーションのメッセージ会話のテキストメッセージ項目(例えば、3334)、記憶値アカウント、現金アカウント、又は当座預金アカウントなどの支払いアカウント(例えば、3338)のグラフィカル表現、リソースアカウントなどのユーザアカウントのグラフィカル表現、ポイントカードなどのカードのグラフィカル表現、デビットカード又はクレジットカードなどの支払いカードのグラフィカル表現)。いくつかの例では、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)は、ユーザインタフェース項目(例えば、3334、3338)の表面に表示される複数のユーザインタフェースオブジェクトの第1のユーザインタフェースオブジェクトである。いくつかの例では、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)は、V字型の彫刻パターンでユーザインタフェース項目(例えば、3334、3338)の表面に「彫刻」されているように見え、視覚効果をユーザインタフェースオブジェクトに適用することは、視覚効果の第1の大きさをユーザインタフェースオブジェクトの第1の部分に適用し、視覚効果の第2の大きさ(第1の大きさとは異なる)をユーザインタフェースオブジェクトの第2の部分に適用することを含む。視覚効果の第1の大きさ(例えば、3325、3327、3345)をユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)の第1の部分に適用し、第2の大きさ(例えば、第1の大きさとは異なる)をユーザインタフェースオブジェクトの第2の部分(例えば、3324、3354、3344など)に適用することにより、ユーザは視覚効果が適用されたときに、視覚効果をより簡単に知覚及び認識することができる(例えば、従って、いくつかの実施形態では、2つの異なる大きさの視覚効果が適用されたユーザインタフェースオブジェクトに関連付けられた転送が正常に完了したことをユーザがより簡単に認識することができる)。更に、デバイスの向きが変化するときの効果の振幅の変化は、表示されたオブジェクトが本物であり、デバイスの向きに独立して表示されるビデオではないことをユーザに示す。ユーザに改善された視覚的フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって、デバイスが正常な視野角にある間、ユーザへのユーザインタフェース要素の可読性を高めることによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。更に、改善された視覚フィードバックを提供することはまた、オペレーティングシステム制御(例えば、第一者)アプリケーションではない第三者アプリケーションによって複製(例えば、偽造、コピー)できないセキュリティ検証手段を提供する。デバイスのセキュリティ対策を改善することにより、コンテンツへの無許可のアクセス及び動作を防ぐことによって、デバイスの操作性を向上させ、加えて、ユーザがデバイスをより効率的に使用できるようにして電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、(3418)ユーザインタフェース項目(例えば、3334、3338)は、メッセージングアプリケーション(例えば、3306)(例えば、デバイスのオペレーティングシステムによって制御される)のメッセージ会話の(例えば、3308)(例えば、発信又は着信の)メッセージオブジェクト(例えば、3334、テキストメッセージオブジェクト、支払いメッセージオブジェクト)に対応する。
いくつかの実施形態では、ユーザインタフェース項目(例えば、3334、3338)に対応するメッセージオブジェクトに関連付けられた(例えば、リソース、ファイル、支払いの)転送が完了したとき、1つ以上のパラメータの組を変化させる視覚効果(例えば、3325、3327、3345)がユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)に(例えば、ベースラインに対するデバイスの向きの変化に関係なく)適用される(例えば、方法1200を参照して詳細に説明するように、支払いはメッセージングアプリケーションのメッセージ会話の受取人に送信され、支払いはメッセージングアプリケーションのメッセージ会話の受取人が受諾する)。
いくつかの実施形態では、(3420)ユーザインタフェース項目(例えば3334、3338)はアカウントのグラフィカル表現(例えば3338、方法2100及び2400に関して説明した支払いカードのグラフィカル表現)に対応する。
電子デバイス(例えば3300)は、デバイスの向きの変化の検出に応じて(3406)、デバイスの向きの変化が、所定の基準を満たすベースラインの向きに向かう移動を含むという判定に従って、視覚効果の振幅(例えば、3325、3327、3345)を(徐々に)低減させる(3422)。いくつかの例では、デバイスの向きが変化している間、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)は徐々に減少する。いくつかの例では、デバイスの向きが変化するにつれて、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)は徐々に減少する(例えば、向きの変化量が大きくなるほど、視覚効果の変化が大きくなる)。いくつかの例では、デバイスの向きの変化が、所定の基準を満たさないベースラインの向きに向かう移動を含むという判定に従って、視覚効果の振幅(例えば、3325、3327、3345)は維持されるか、又は増加される。デバイスの向きの変化が、所定の基準を満たすベースラインの向きに向かう移動を含むという判定に従って、視覚効果の振幅(例えば、3325、3327、3345)を低減することにより、ユーザインタフェースオブジェクトの状態及び/又はユーザインタフェースオブジェクトに関連付けられた転送(例えば、メッセージ、ファイル、リソース、支払い)が正常に完了したか否かなどのユーザインタフェースオブジェクトに関する情報に関する視覚フィードバックがユーザに提供され、ユーザインタフェースオブジェクトに関連付けられた転送が特別な種類の転送(例えば、第三者アプリケーションではなく第一者アプリケーションを使用して行われた転送)であることをユーザに示す。ユーザに改善された視覚的フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって、デバイスが正常な視野角にある間、ユーザへのユーザインタフェース要素の可読性を高めることによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。更に、改善された視覚フィードバックを提供することはまた、オペレーティングシステム制御(例えば、第一者)アプリケーションではない第三者アプリケーションによって複製(例えば、偽造、コピー)できないセキュリティ検証手段を提供する。デバイスのセキュリティ対策を改善することにより、コンテンツへの無許可のアクセス及び動作を防ぐことによって、デバイスの操作性を向上させ、加えて、ユーザがデバイスをより効率的に使用できるようにして電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、所定の基準は、ベースラインの向きから所定の角度距離内の移動(例えば、デバイスの移動又はデバイスのユーザの顔の移動)を含む。
いくつかの実施形態において、(3424)視覚効果(例えば、3325、3327、3345)の振幅を低減することは、視覚効果をユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)に適用し続ける(例えば、デバイスの向きの変更前のユーザインタフェースオブジェクト適用される視覚効果の振幅と比較して低減した振幅で)ことを含む(例えば、ユーザインタフェースオブジェクトへの視覚効果の適用を停止せずに、ユーザインタフェースオブジェクトへの視覚効果の振幅を低減する)。
いくつかの実施形態では、視覚効果の振幅(例えば、3325、3327、3345)を低減することは(3426)、デバイス(例えば、3300)の向きがベースラインの向きに向かって移動する間に、振幅を徐々に減らすことを含む。いくつかの例では、視覚効果の振幅の減少の大きさは、デバイスの向きの変化の大きさに依存するため、ベースラインの向きに向かう第1の量の移動は、視覚効果の振幅の第1の量の減少をもたらし、デバイスの向きがベースラインの向きに近くなるベースラインの向きへの第2の量の移動は、視覚効果の振幅の第1の量の減少よりも大きい視覚効果の振幅の第2の量の減少をもたらす。
いくつかの実施形態では、視覚効果の振幅を低減することは、視覚効果のユーザインタフェースオブジェクトへの適用を(徐々に)停止することを含む(3428)。
いくつかの実施形態では、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)は、ユーザインタフェースオブジェクトの少なくとも一部に適用される色調効果(例えば、3327、3345、1つ以上の色、2つ以上の色、虹色のパターンなどの1つ以上の色付きパターン)を含み、色調効果(例えば、3327、3345)の振幅を低減することは、ユーザインタフェースオブジェクトの少なくとも一部(例えば、3324、3354、3344など)に適用される色調効果の色の彩度を低減することを含む(3430)。いくつかの例では、視覚効果の振幅の増加は、色調効果の彩度の増加を含む(例えば、例:3327、3345)。
いくつかの実施形態では、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)は、ユーザインタフェースオブジェクトの少なくとも一部に適用されるジオメトリ変更効果(例えば、3325、スキュー効果、3D効果、深度効果)を含み(3432)(例えば、オブジェクトの形状を画定する線又は曲線間の角度又は距離を変更する)、ジオメトリ変更効果(例えば、3325)はスキュー効果であり、視覚効果の振幅を低減することは、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)のジオメトリのスキューの量を低減することを含む。いくつかの例では、視覚効果の振幅を大きくすることは、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344など)のジオメトリのスキュー量を増加させることを含む。いくつかの例では、スキュー効果は、擬似的3次元オブジェクトの上限を表す線を擬似的3次元オブジェクトの下限を表す線に近づけたり遠ざけたりするか(例えば、隆起したパターンの頂部を表す線を隆起したパターンの端部に近づけたり遠ざけたりする)、又は、擬似的3次元オブジェクトの下限を表す中心線を、擬似的3次元オブジェクトの上限を表す線に近づけたり遠ざけたりすることを含む(例えば、彫刻パターンの底部を表す線を彫刻パターンの端部に近づけたり、遠ざけたりする)。いくつかの例では、スキュー効果を低減することは、ベースラインの向きに対するデバイスの向きが変化するにつれて、線の偏移量を減らすことを含む。
いくつかの実施形態では、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)は、ユーザインタフェースオブジェクトの少なくとも一部に適用されるジオメトリ変更効果(例えば、3325、スキュー効果、3D効果、深度効果)を含み(3434)(例えば、オブジェクトの形状を画定する線又は曲線間の角度又は距離を変更する)、ジオメトリ変更効果は擬似的深度効果であり、視覚効果の振幅を低減することは、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)のジオメトリの擬似的深度を低減することを含む(例えば、彫刻パターンの底部から彫刻パターンが彫刻されている表面への角度を小さくすること、又は隆起したオブジェクトの頂部から、隆起したパターンが配置されている表面までの角度を小さくすること)。いくつかの例では、視覚効果の振幅を大きくすることは、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344など)のジオメトリの擬似的深度を増加させることを含む。
電子デバイス(例えば3300)は、デバイスの向きの変化の検出に応じて、所定の基準を満たすベースラインの向きから離れる動きを含むという判定に従って、視覚効果の振幅を低減させることなく、視覚効果(例えば、3436、3325、3327、3345)をユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)に(例えば、一定の振幅で、徐々に増加する振幅で)適用し続けることを含む。いくつかの例では、デバイスの向きの変化が、所定の基準を満たさないベースラインの向きから離れる移動を含むという判定に従って、視覚効果の振幅(例えば、3325、3327、3345)は低減されるか、又は視覚効果の表示は停止される。視覚効果の振幅を減らすことなく、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)をユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)に適用し続けると、ユーザインタフェースの状態及び/又はユーザインタフェースオブジェクトに関連付けられた転送(例えば、メッセージ、ファイル、リソース、支払い)が正常に完了したか否かなどのユーザインタフェースオブジェクトに関する情報に関する視覚フィードバックがユーザに提供され、そして、視覚効果の振幅を減らすことなく、視覚効果をユーザインタフェースオブジェクトに適用し続けることにより、ユーザがユーザインタフェースオブジェクトへの視覚効果の適用をより簡単に確認することを可能にする(例えば、転送が正常に完了した後、視覚効果がすぐに除去されるか、又は、ごく短時間で削除される場合と対照的に)。ユーザに改善された視覚的フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって、デバイスが正常な視野角にある間、ユーザへのユーザインタフェース要素の可読性を高めることによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。更に、改善された視覚フィードバックを提供することはまた、オペレーティングシステム制御(例えば、第一者)アプリケーションではない第三者アプリケーションによって複製(例えば、偽造、コピー)できないセキュリティ検証手段を提供する。デバイスのセキュリティ対策を改善することにより、コンテンツへの無許可のアクセス及び動作を防ぐことによって、デバイスの操作性を向上させ、加えて、ユーザがデバイスをより効率的に使用できるようにして電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、視覚効果の振幅を低減させることなく視覚効果(例えば、3325、3327、3345)をユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)に適用し続けることは、デバイスの向き(例えば、3300)がベースラインの向きから離れる間、視覚効果の振幅を(徐々に)増加させることを含む(3438)。いくつかの例では、視覚効果の振幅の増加の大きさ(例えば、3325、3327、3345)は、デバイスの向きの変化の大きさに依存するため、ベースラインの向きから離れる第1の量の移動は、視覚効果の振幅の第1の量の増加をもたらし、デバイスの向きがベースラインの向きから遠くなるベースラインの向きから離れる第2の量の移動は、視覚効果の振幅の第1の量の増加よりも大きい視覚効果の振幅の第2の量の増加をもたらす。視覚効果(例えば、3325、3327、3345)の振幅を増やすと、ユーザインタフェースの状態及び/又はユーザインタフェースオブジェクトに関連付けられた転送(例えば、メッセージ、ファイル、リソース、支払い)が正常に完了したか否かなどのユーザインタフェースオブジェクトに関する情報に関する視覚フィードバックがユーザに提供され、そして、視覚効果の振幅が増加するため、ユーザがユーザインタフェースオブジェクトへの視覚効果の適用をより簡単に知覚することを可能にする(例えば、視覚効果が静的であった場合と対照的に)。ユーザに改善された視覚的フィードバックを提供することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって、デバイスが正常な視野角にある間、ユーザへのユーザインタフェース要素の可読性を高めることによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。更に、改善された視覚フィードバックを提供することはまた、オペレーティングシステム制御(例えば、第一者)アプリケーションではない第三者アプリケーションによって複製(例えば、偽造、コピー)できないセキュリティ検証手段を提供する。デバイスのセキュリティ対策を改善することにより、コンテンツへの無許可のアクセス及び動作を防ぐことによって、デバイスの操作性を向上させ、加えて、ユーザがデバイスをより効率的に使用できるようにして電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、3300)は、デバイスの向きの変化の検出に応じて、1つ以上のセンサデバイスを介して、デバイスがベースラインの向きに対して第2の向きにあることを検出し、第2の向きは、少なくともベースラインの向きからの所定の限界角距離(例えば、25度、30度、45度、90度)である。いくつかの実施形態では、デバイスは更に、デバイスの向きの変化の検出に応じて、及びデバイスがベースラインの向きに対して第2の向きにあることの検出に応じて、視覚効果(例えば3325、3327、3345)のユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)への表示を徐々に停止する(例えば、視覚効果が表示されるのを徐々に停止している間、視覚効果の振幅の減少の大きさは、デバイスの向きの変化の大きさに依存するため、ベースラインの向きに向かう第1の量の移動は、視覚効果の振幅の第1の量の減少をもたらし、デバイスの向きがベースラインの向きに近くなるベースラインの向きへの第2の量の移動は、視覚効果の振幅の第1の量の減少よりも大きい視覚効果の振幅の第2の量の減少をもたらす)。
いくつかの実施形態では、1つ以上のパラメータの組を変化させる視覚効果(例えば、3325、3327、3345)は、ユーザインタフェース項目(例えば、3334、3338)(例えば、方法1200を参照して上記で詳細に説明している)に対応するグラフィカル表現に対応するアカウントを使用して転送(リソースの、1つ以上のファイルの、支払いの、支払いは近距離通信を使用して送信される)が完了すると、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)に適用される。
いくつかの実施形態において、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)の見掛けの変更は、デバイス(例えば、3300)のオペレーティングシステムと統合される第1のアプリケーション(例えば、第一者メッセージングアプリケーション、第一者支払いアプリケーションなどの第一者アプリケーション)によって(のみ)制御され、基準点に対する第1の向きから基準点に対するそれぞれの向きへのデバイスの向きの変更に基づくユーザインタフェースオブジェクトの見掛けを変更する能力は、デバイスのオペレーティングシステムと統合されていないアプリケーションでは利用できない(例えば、第三者アプリケーションなどの、デバイスのオペレーティングシステムによって制御されていないアプリケーション)。いくつかの例では、デバイスのオペレーティングシステムによって制御される第1のアプリケーション(例えば、第一者アプリケーション)は、デバイスのモーションデータ(例えば、加速度計からのデータ)又はユーザインタフェースオブジェクトの表示を管理するために使用されるユーザの向きのデータ(例えば、1つ以上のカメラ又は他のセンサからの顔追跡データ)へアクセスするが、デバイスのオペレーティングシステムによって制御されない第2のアプリケーション(例えば、第三者アプリケーション)は、モーションデータ又はユーザの向きのデータ(例えば、1つ以上のカメラ又は他のセンサからの顔追跡データ)にアクセスできない。ユーザインタフェースオブジェクト(3324、3354、3344など)の外観を変更する制御を、デバイスのオペレーティングシステムと統合されている第1のアプリケーション(例えば第一者アプリケーション)に制限し、デバイスのオペレーティングシステムと統合されていないアプリケーション(第三者アプリケーションなど)からの、デバイスの向きの変化に基づいたユーザインタフェースオブジェクトの見掛けを変更する機能を禁止することは、デバイスのオペレーティングシステムと統合されていない他のアプリケーションが、統合されたアプリケーションを使用して行われた正常な転送(ファイル、リソース、支払いなど)に関連付けられていない操作のために、同じ(又は同様の)ユーザインタフェースオブジェクトの外観変更を使用することを禁止することでデバイスのセキュリティが強化される。デバイスのセキュリティ対策を改善することにより、コンテンツへの無許可のアクセス及び動作を防ぐことによって、デバイスの操作性を向上させ、加えて、ユーザがデバイスをより効率的に使用できるようにして電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、更に、デバイス(例えば、3300)の向きの変化の検出に応じて、デバイスがベースラインの向きにある(又はベースラインの向きの所定のデルタ内の向きにある)という判定に従って、デバイス(例えば、3300)は、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)をユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)に適用し続ける(3440)(例えば、デバイスの向きの変更前にユーザインタフェースオブジェクトに適用された視覚効果の振幅と比較して、低減された振幅で、又は一定の振幅で)。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、3300)は、1つ以上の触知出力生成器を更に含み、基準点(例えば3332)に対する第1の向きから、基準点(例えば、3332)に対するそれぞれの向きへのデバイスの向きの変化の検出に応じて、デバイスは、1つ以上の触知出力生成器を介して、基準点に対して第1の向きから、基準点(例えば、3332)に対してそれぞれの向きへのデバイスの向きの変化を示す触知出力(例えば、3336)を生成する(3442)(例えば、デバイスの向きの変化の持続時間)(例えば、ベースラインの向きに対するデバイスの向きの変化の大きさ、速度、及び/又は方向に基づいて調整されたパラメータを含む触知出力)。触知出力(例えば、3336)の生成は、転送(例えば、メッセージ、ファイル、リソース、支払いの)がデバイスによって正常に完了したなどの、デバイスによって実行される動作又は実行された動作に関する感覚フィードバック(例えば、視覚フィードバックに加えて、視覚フィードバックを補うため、又は視覚フィードバックの代わりに)をユーザに提供する。ユーザに改善された感覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、3300)は、1つ以上の触知出力生成器を更に含み、基準点(例えば3332)に対する第1の向きから、基準点(例えば、3332)に対するそれぞれの向きへのデバイス(例えば、3300)の向きの変化の検出に応じて、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344など)に適用されている視覚効果(例えば、3325、3327、3345)が、所定の振幅制限(例えば、視覚効果の最小量、視覚効果のトリガ量)を超えるという判定に基づいて、デバイスは、1つ以上の触知出力生成器を介して、基準点に対して第1の向きから、基準点に対してそれぞれの向きへのデバイスの向きの変化を示す触知出力(例えば、3336)を生成する(例えば、デバイスの向きの変化の持続時間)。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、3300)は、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344など)に適用されている視覚効果(例えば、3325、3327、3345)が、所定の振幅制限(例えば、視覚効果の最小量、視覚効果のトリガ量)を超えていないという判定に基づいて、1つ以上の触知出力生成器を介して、基準点に対して第1の向きから、基準点に対してそれぞれの向きへのデバイスの向きの変化を示す触知出力(例えば、3336)を更に生成することを取り止める(例えば、デバイスの向きの変化の持続時間)。ユーザインタフェースオブジェクトに適用されている視覚効果が所定の振幅制限(例えば、大きさ)を超えていないという判断に従って、触知出力(例えば、3336)(例えば、ユーザインタフェースオブジェクトに適用されている視覚効果に関連付けられている)の生成を取り止めることにより、デバイスは不必要な(又は不適切/誤った)感覚フィードバックを提供することを回避できる。デバイスによって提供された不必要な出力を低減することは、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、デバイスに意図された結果を発生させる入力を指示するフィードバックを提供することによって、ユーザが、意図された結果を達成することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、生成された触知出力のパラメータ(例えば、大きさ、周波数、繰り返し速度)(例えば、触覚出力によって引き起こされるデバイス又はデバイスの構成要素の物理的変位量、図4C〜4Hを参照して上述した波形などの、触覚出力生成器によって駆動される質量が駆動される波形、又は触知出力の繰り返し間の間隔)は、デバイス(例えば、3300)の移動の速度に基づいて(例えば、相関して)変化する(例えば、デバイスの向きが変化する間)(3444)。いくつかの例では、デバイスの移動の速度が増加するにつれて(又は相関する)、生成される触知出力の大きさが増加する(例えば、デバイス又はデバイスの構成要素の物理的変位量が増加する)。いくつかの例では、デバイスの移動の速度が減少するにつれて(又は相関する)、生成される触知出力の大きさが減少する(例えば、デバイス又はデバイスの構成要素の物理的変位量が減少する)。デバイスの移動の速度に基づいて変化する触知出力(例えば、3336)を生成すると、ユーザは触知出力が生成されたときに、それをより簡単に感知及び認識することができる(従って、いくつかの実施形態では、この種類の触知出力に対応する動作がデバイスによって実行されたことをユーザがより簡単に認識できる)。固有の感覚フィードバック(速度の変化に基づく触知出力など)をユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、生成された触知出力のパラメータ(例えば、大きさ、周波数、繰り返し速度)(例えば、触覚出力によって引き起こされるデバイス又はデバイスの構成要素の物理的変位量、触覚出力生成器によって駆動される質量が駆動される波形、又は触知出力の繰り返し間の間隔)は、デバイス(例えば、3300)の移動の量(例えば、距離)に基づいて(例えば、相関して)変化する(例えば、デバイスの向きが変化する間)(3446)。いくつかの例では、デバイスの移動の量が増加するにつれて(又は相関する)、生成される触知出力の大きさが増加する(例えば、デバイス又はデバイスの構成要素の物理的変位量が増加する)。いくつかの例では、デバイスの移動の量が減少するにつれて(又は相関する)、生成される触知出力の大きさが減少する(例えば、デバイス又はデバイスの構成要素の物理的変位量が減少する)。デバイスの移動の量に基づいて変化する触知出力(例えば、3336)を生成すると、ユーザは触知出力が生成されたときに、それをより簡単に感知及び認識することができる(従って、いくつかの実施形態では、この種類の触知出力に対応する動作がデバイスによって実行されたことをユーザがより簡単に認識できる)。固有の感覚フィードバック(移動の量の変化に基づく触知出力など)をユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、3300)は、)は、基準点(例えば、3332)に対するデバイスの向きの変化を検出しない間(3448)(例えば、デバイスの向きの変化の検出の停止直後又は応じて)、ユーザインタフェースオブジェクト(例えば、3324、3354、3344)の見掛けの変更を停止する(3450)。いくつかの例では、視覚効果(例えば、3325、3327、3345)は適用され続けるが、デバイスの向きが変わらない間は変わらない。いくつかの実施形態では、基準点(例えば、3332)に対するデバイスの向きの変化を検出しない間(3448)、1つ以上の触知出力生成器を介して、基準点に対して第1の向きから、基準点に対してそれぞれの向きへのデバイスの向きの変化を示す触知出力(例えば3336)を(継続して)生成する(3452)(例えば、デバイスの向きが変わったときから触知出力を(例えば、所定の期間)実行し続ける)。
いくつかの実施形態において、電子デバイス(例えば、3300)は、1つ以上のセンサデバイスを介して、デバイスの向きの変化の停止(例えば、停止)を検出する(3454)。いくつかの実施形態では、デバイスの向きの変化の停止の検出に応じて、デバイスは更に徐々に触知出力(例えば3336)の生成を停止する(3456)。いくつかの例では、触知出力の生成を徐々に停止(例えば、3336など)することは、デバイスが停止する前に、ベースラインの向きに対するデバイスの速度又は移動量に基づいて、所定の期間にわたって徐々に触知出力の生成を停止することを含む。例えば、停止する前にデバイスが(平均して)より高速で移動していた場合、所定の期間は、停止する前にデバイスが(平均して)より低速で移動していた場合よりも長くなる。別の例では、デバイスが停止する前により長い(総計)距離を移動していた場合、所定の期間は、デバイスが停止する前により短い(総計)距離を移動していた場合よりも長くなる。いくつかの例では、所定の期間は、0.2秒、0.5秒、1秒などの所定の制限時間に基づいている。いくつかの実施形態では、触知出力(例えば、3336)の生成を徐々に停止することは、擬似的物理システム(例えば、エネルギー散逸システム)に基づいて、触知出力の生成を停止することを含む。いくつかの実施形態では、擬似的物理システムのパラメータは、触知出力(例えば、3336)が閾値時間内に徐々に停止することを保証するように選択される(例えば、所定の消費速度及びエネルギー貯蔵のための制限された容量のエネルギー散逸システム)。
いくつかの実施形態では、生成された触知出力は、第1の触知出力パターン及び第2の触知出力パターンを含む2つ以上の別個の触知出力パターン(例えば、図4C〜4Hを参照して上述した1つ以上の触知出力パターン)の繰り返しであり、第1の触知出力パターンは、第2の触知出力パターンとは異なる。いくつかの例では、第1の触知出力パターンと第2の触知出力パターンは、同じ所定の持続時間を有する。いくつかの例では、第1の触知出力パターンと第2の触知出力パターンの持続時間は異なる。いくつかの例では、第1の触知出力パターンと第2の触知出力パターンは異なる周波数パターンを有する。いくつかの例では、第1の触知出力パターンと第2の触知出力パターンは異なる大きさのパターンを有する。2つ以上の異なる触知出力パターンの繰り返しである触知出力(例えば、3336)を生成すると、ユーザは触知出力が生成されたときに、それをより簡単に感知及び認識することができる(従って、いくつかの実施形態では、この種類の触知出力に対応する動作がデバイスによって実行されたことをユーザがより簡単に認識できる)。固有の感覚フィードバック(2つ以上の異なる触知出力パターンの繰り返しである触知出力など)をユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスはウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)である。いくつかの実施形態では、転送(例えば、支払いトランザクション)を続行するための許可(例えば、指紋許可、顔認識許可、音声認識許可、網膜/虹彩スキャン許可などの生体許可)を受信した(例えば、デバイスのユーザから)後、受信した許可が成功した(例えば、受信した許可情報が転送を許可するための登録された許可情報と一致する)という判定に従って、デバイスは、無線送信デバイスを介して、転送を進めるためにトランザクション端末(例えば、近距離無線通信端末、販売時点管理端末)にアカウントクレデンシャル(例えば、記憶値アカウント、デビットカードアカウント、クレジットカードアカウントなどの支払いアカウントの支払いクレデンシャル)を送信する。いくつかの実施形態では、アカウントクレデンシャルをトランザクション端末に送信した後、又はアカウントクレデンシャルの正常な受領及び転送が正常に完了したことを確認するトランザクション端末からの応答信号の受信に応じて、デバイスは(ディスプレイをオフにし、及び/又はディスプレイをオフ状態に維持しながら)触知出力を生成する(例えば、トランザクション端末との支払いトランザクションが正常に完了したことをユーザに示すため)。
なお、方法3400に関して上述された処理(例えば、図34A〜図34D)の詳細はまた、以下で説明される方法にも、類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法3400は、任意選択的に、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700及び3000に関して前述した様々な方法の特性の1つ以上を含む。例えば、方法900に記載されるように、メッセージ(例えば、メッセージ866のグラフィカル表現に対応する)に関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払いの)が完了すると、視覚効果(例えば、3325、3327、3345、色調効果、幾何学的変更効果)をメッセージ(例えば、866)のグラフィカル表現の要素(例えば、868)に適用して、ユーザに転送が正常に完了したことを示すことができる。別の例では、方法1200に記載されるように、通信(例えば、通信1118のグラフィカル表現に対応する)に関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払いの)が完了すると、視覚効果(例えば、3325、3327、3345、色調効果、幾何学的変更効果)を通信(例えば、1118)のグラフィカル表現の要素(例えば、1122)に適用して、ユーザに転送が正常に完了したことを示すことができる。別の例では、方法1500に記載されるように、メッセージ(例えば、受信したメッセージオブジェクト1490に対応する)に関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払いの)が完了すると、視覚効果(例えば、3325、3327、3345、色調効果、幾何学的変更効果)をメッセージに対応する受信したメッセージオブジェクト(例えば、1490)の要素(例えば、1468)に適用して、ユーザに転送が正常に完了したことを示すことができる。別の例では、方法1800に記載されるように、メッセージ(例えば、メッセージオブジェクト1726に対応する)に関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払いの)が完了すると、視覚効果(例えば、3325、3327、3345、色調効果、幾何学的変更効果)をメッセージに対応するメッセージオブジェクト(例えば、1726)の要素に適用して、ユーザに転送が正常に完了したことを示すことができる。別の例では、方法2100で説明するように、アカウント(例えば、第2のアカウント2030の表現に対応する)が転送(例えば、リソース、ファイル、支払いの)で使用する準備ができている場合、及び/又はアカウントを使用した転送が完了した場合、アカウントが転送で使用する準備ができていること、及び/又は転送が正常に完了したことをユーザに示すためのアカウントの表現(2030など)の1つ以上の要素(例えば2034)に視覚効果(例えば、3325、3327、3345、色調効果、幾何学的変更効果)を適用できる。別の例では、方法2400で説明するように、支払いアカウント(例えば、グラフィカル表現2330に対応する)が転送(例えば、リソース、ファイル、支払いの)で使用する準備ができている場合、及び/又は支払いアカウントを使用した転送が完了した場合、アカウントが転送で使用する準備ができていること、及び/又は転送が正常に完了したことをユーザに示すための支払いアカウントのグラフィカル表現(2330など)の1つ以上の要素に視覚効果(例えば、3325、3327、3345、色調効果、幾何学的変更効果)を適用できる。別の例では、方法2700に記載されるように、メッセージ(例えば、メッセージオブジェクト2644に対応する)に関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払いの)が完了すると、視覚効果(例えば、3325、3327、3345、色調効果、幾何学的変更効果)をメッセージに対応するメッセージオブジェクト(例えば、2644)の要素(例えば、2622)に適用して、ユーザに転送が正常に完了したことを示すことができる。別の例では、方法3000に記載されるように、メッセージ(例えば、メッセージオブジェクト2932に対応する)に関連付けられた転送(例えば、リソース、ファイル、支払いの)が完了すると、視覚効果(例えば、3325、3327、3345、色調効果、幾何学的変更効果)をメッセージに対応するメッセージオブジェクト(例えば、2932の要素に適用して、ユーザに転送が正常に完了したことを示すことができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図1A〜1Bを参照して上述した演算は、図34A〜34Dで示した構成要素によって、任意選択的に実行される。例えば、表示動作3402、検出動作3404、変更動作3408、減少動作3422、及び継続動作3436は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実施される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図35A〜図35Jは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を送信するための例示的なユーザインタフェースを示す。以下でより詳細に説明するように、図35A〜図35Jの例示的なユーザインタフェースによって示される技術は、図 36A〜36Zの例示的なユーザインタフェースによって示される技術に関する。
図35Aは、電子デバイス3500Aを示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図35A〜図35Jに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス3500Aはスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス3500Aは、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス3500Aは、ディスプレイ3502及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ3502のタッチスクリーン、機械式ボタン、マイク、カメラ)を有する。
図35Aを参照すると、電子デバイス3500Aは、ディスプレイ3502上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト」)とメッセージ参加者3608(例えば、「ジョン」)との間のメッセージングアプリケーション3504の1対1のメッセージ会話3506を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージングアプリケーション3504は、デバイスのオペレーティングシステムによって制御される第一者アプリケーションである(第三者アプリケーションではない)。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者3508は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者3508は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
図35Aに示すように、メッセージ会話3506は、デバイスのユーザ(ケイト)とメッセージ参加者3508(ジョン)との間の会話に対応する2つの可視メッセージオブジェクト3516及び3518を含み、メッセージオブジェクト3516は、ユーザによってメッセージ参加者3508に送信されたメッセージに対応し、メッセージオブジェクト3518は、メッセージ参加者3508によってユーザに送信されたメッセージに対応する。メッセージオブジェクト3516で、ユーザはメッセージ参加者3508に「こんにちは!昨日あなたの誕生日パーティー楽しかった!」と述べる。メッセージオブジェクト3518では、メッセージ参加者3508がユーザに「お祝いに来てくれてありがとう!」と応答する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス3500Aはまた、ディスプレイ3502上に、仮想キーボード3512(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、仮想キーボード3510を使用してメッセージを入力するときに、メッセージのテキストを表示する作成バー3512とを表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス3500Aはまた、アプリケーションボタン3518を表示する(例えば、作成バー3512に隣接する)。図35Aでは、電子デバイス3500Aは、アプリケーションボタン3514のユーザ選択3501(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ3502のタッチスクリーンを介して)検出する。
図35Bでは、アプリケーションボタン3514のユーザ選択3501の検出に応じて、電子デバイス3500Aは、ディスプレイ3502に、オンラインデータストレージアカウントに関連付けられた電子データストレージの量を受取人(単数又は複数)に転送するためのデータストレージ転送ユーザインタフェース3520を表示する。いくつかの実施形態では、ユーザと受取人(単数又は複数)(及び、場合によっては他の個人)は、限られた量の利用可能なデータストレージ(例えば、1TB)を有するオンラインデータストレージアカウント(例えば、クラウドストレージアカウント)を共用する。共用ストレージアカウントの利用可能なデータストレージは、ストレージアカウントのユーザ(例えば、ユーザ、受取人(単数又は複数)、及び場合によっては他の個人を含む)間に配分される。ストレージアカウント内のデータストレージの量は、ストレージアカウントのメンバー間で更に転送され得る(例えば、データストレージ転送ユーザインタフェース3520を使用して)。
図35Bに示すように、いくつかの実施形態では、データストレージ転送ユーザインタフェース3520は、値増加ボタン3522A例えば、表示されているデータストレージ量を増やすための及び値減少ボタン3522B(例えば、表示されているデータストレージ量を減らすための)を使用してユーザが入力した転送量(例えば「50GB」)のインジケーション3524を含む値変更領域3522を含む。図35Bに更に示すように、いくつかの実施形態では、データストレージ転送ユーザインタフェース3520は、メッセージングアプリケーション3504を介して異なるユーザ(例えば、メッセージ参加者3508)からのデータストレージ転送を開始するための送信ボタン3526と、メッセージングアプリケーション3504を介して異なるユーザ(例えば、メッセージ参加者3508)から支払いの要求を開始するための要求ボタン3528とを含む。
いくつかの実施形態では、データストレージ転送ユーザインタフェース3520は、ギフトボタン3530を更に含む。いくつかの実施形態では、ギフトボタン3530は、メッセージングアプリケーション3504を介して、異なるユーザ(例えば、メッセージ参加者3508)へデータストレージ転送を開始するために使用され、データストレージはギフトとして送信される。いくつかの実施形態では、ギフトボタン3530は、メッセージングアプリケーション3504を介して送信されるギフト転送オブジェクトに適用されるグラフィカルアニメーション(例えば、封筒アニメーション、ギフトボックスアニメーション)を選択するために使用される。
図35Cでは、転送量として「50GB」が入力されたデータストレージ転送ユーザインタフェース3520を表示しながら(例えば、インジケーション3524によって示されるように)、電子デバイス3600Aは、ギフトボタン3530上のユーザ選択3503(例えば、タップジェスチャ)を検出する(例えば、ディスプレイ3502のタッチスクリーンを介して)。いくつかの実施形態では、ギフトボタン3530のユーザ選択3503はギフトモードをアクティブ化する。いくつかの実施形態では、電子デバイス3600Aは、ギフトボタンが選択されたこと、従って、ギフトモードがアクティブ化されたことを示す(例えば、特定の色でギフトボタンを強調表示する、ギフトボタンに陰影をつける、ギフトボタンの境界線を厚くする)強調表示をギフトボタン3530に適用する。
図35Dでは、ギフトボタン3530のユーザ選択3503に応じて、電子デバイス3500Aは、意図された受取人(単数又は複数)(例えば、メッセージ参加者3508)にまだ送信されていないドラフト転送メッセージオブジェクト(例えば、データストレージの量の転送などの転送に関連するメッセージオブジェクト)を表示するための拡張作成領域3532を(例えば、メッセージ会話3506の一部にわたって)表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス3500Aは、データストレージ転送ユーザインタフェース3520の表示を仮想キーボード3510の表示に更に置き換える。
図35Dに更に示すように、電子デバイス3500Aは、拡張作成領域3532内に、内容オブジェクト3536及び隠しオブジェクト3538を含むギフトメッセージオブジェクト3534を更に表示する。いくつかの例では、ギフトメッセージオブジェクトは封筒と手紙のグラフィカルアニメーションに対応し、内容要素は手紙に対応し、隠し要素は封筒に対応する。いくつかの例では、ギフトメッセージオブジェクトは、ギフトボックスに囲まれたギフト項目のグラフィカルアニメーションに対応し、内容要素はギフト項目に対応し、隠しオブジェクトはギフトボックスに対応する。
図35Dに更に示すように、内容オブジェクト3536(例えば、これは、図35Iによって示される非限定的な例では、手紙に対応する)は、データストレージ転送ユーザインタフェース3520を介してユーザによって選択されたデータストレージ転送量(例えば、50GB)に対応するデータストレージ転送量の量インジケーション3540と、ギフトメッセージオブジェクトがオペレーティングシステム制御のデータストレージ転送アプリケーションに関連付けられている(第三者アプリケーションによらない)ことを示すモードインジケーション3542(例えば、「TFR」と述べる)とを含む。いくつかの実施形態では、拡張作成領域3532内に表示される(従って、意図する受取人(単数又は複数)にまだ送信されていない)場合、量インジケーション3540は、動的視覚効果(例えば、図33A〜図33Oを参照して説明した深度効果又は色調効果、図11A〜図11Vを参照して説明した3D効果)と共に表示されない。いくつかの実施形態において、内容オブジェクト3536は、拡張作成領域3532内に表示されるとき、隠し要素3538(例えば、図35Dに示される非限定的な例ではエンベロープに対応する)によって部分的に非表示にされる(例えば隠される)。
図35Eでは、拡張作成領域3532内にギフトメッセージオブジェクト3534を表示しながら、電子デバイス3500Aは、送信ボタン3546のユーザ選択3505(例えば、タップジェスチャ)を検出する(例えば、ディスプレイ3502のタッチスクリーンを介して)。ユーザ選択3505の検出に応じて、電子デバイス3500Aは、ギフト支払いメッセージオブジェクト3534に対応する通信をメッセージ参加者3508(意図された受取人、ジョン)に送信する。
図35Fは、電子デバイス3500A(例えば、ケイトに属する)及び電子デバイス3500B(例えば、ジョンに属する)を示す。単に説明を簡単にするために、電子デバイス3500A及び3500Bは、それぞれケイトのデバイス及びジョンのデバイスと呼ばれる。
図35Fでは、電子デバイス3500A(ケイトのデバイス)は、メッセージ会話3506に、送信ボタン3546のユーザ選択3505の検出に応じて、メッセージ会話3506で送信されたギフトメッセージオブジェクト3534を表示する。いくつかの実施形態では、図35Fのケイトのデバイスによって示されるように、送信されると、ギフトメッセージオブジェクト3534は異なるビューから示される(例えば、隠しオブジェクトが封筒である場合、隠しオブジェクト3538の裏側)。いくつかの実施形態では、図35Fのケイトのデバイスによって更に示されるように、送信されると、ギフトメッセージオブジェクト3534は、ギフトメッセージオブジェクトがギフト転送に対応することを示すメッセージ3552を更に示す。例えば、図35Fに示す非限定的な例では、メッセージ3552は「ラッキーです!」と述べる。いくつかの実施形態では、隠しオブジェクト3538に関連付けられたメッセージ3552は隠しオブジェクトに固定されており、従って、ユーザが修正又は変更することはできない。いくつかの実施形態では、隠しオブジェクトに関連付けられたメッセージ3552はギフト転送を送信する前に、ユーザが入力することができる(例えば、仮想キーボード3510を使用して)。いくつかの実施形態では、電子デバイス3500Aは、ギフトメッセージオブジェクト3534に関連付けられた支払いが受取人(例えば、メッセージ参加者3508、ジョン)によって受諾されたか(又は見られたか)否かを示す状態メッセージ3554(例えば、「内容まだ未開封」と述べる)を更に表示する。
同様に、図35Fでは、電子デバイス3500B(ジョンのデバイス)は、ケイトのデバイスからギフト転送に対応する通信を受信すると、ジョンのデバイスは、メッセージングアプリケーション3504B(ケイトのデバイス上のメッセージングアプリケーション3504に対応)のメッセージ会話3506B(ケイトのデバイス上のメッセージ会話3506に対応)内に、送信されたギフトメッセージオブジェクト3534に対応する受信されたギフトメッセージオブジェクト3535を表示する。ケイトのデバイスの送信ギフトメッセージオブジェクト3534と同様に、ジョンのデバイスの受信ギフトメッセージオブジェクト3535は、ギフトメッセージオブジェクトがギフトメッセージオブジェクトの隠しオブジェクト3539上のギフト転送に対応することを示すメッセージ3553(例えば、「ラッキーです!」と述べる)を含む。更に、ジョンのデバイスはまた、ギフトメッセージオブジェクト3534に関連付けられた支払いが受取人(ジョン)によって開かれたか否かを示す状態メッセージ3555を表示する。
図35Gは、メッセージ会話3506(ケイトとジョンの間)でギフトメッセージオブジェクト3534を表示する電子デバイス3500A(ケイトのデバイス)と、メッセージ会話3506B(ケイトとジョンの間)でギフトメッセージオブジェクト3535を表示する電子デバイス3500B(ジョンのデバイス)を再び示す。図35Gでは、メッセージ会話3506Bにギフトメッセージオブジェクト3535を表示しながら、ジョンのデバイスは、ギフトメッセージオブジェクト3535のユーザ選択3507(例えば、タップジェスチャ)を検出する。
図35Hに示すように、ジョンのデバイス上のギフトメッセージオブジェクト3535のユーザ選択3507の検出に応じて、ジョンのデバイス上に表示されたギフトメッセージオブジェクト3535の隠しオブジェクト3539が開かれ、ケイトから贈られたデータストレージの量に対応する量インジケーション3541(例えば、「50GB」を示す)を含む内容オブジェクト3537が明らかにされる。同様に、ジョンのデバイス上のギフトメッセージオブジェクト3535のユーザ選択3507の検出に応じて(又は続いて)、ケイトのデバイス上に表示されたギフトメッセージオブジェクト3534の隠しオブジェクト3538が対応して開かれ、ケイトからジョンに贈られたデータストレージの量に対応する量インジケーション3540(例えば、「50GB」を示す)を含む内容オブジェクト3536が明らかにされる。
いくつかの実施形態では、図35Hに更に示されるように、一度開かれると(例えば、受取人によって)、ジョンのデバイスに表示されるギフトメッセージオブジェクト3539の内容オブジェクト3537の量インジケーション3541(及び、それに対応して、ケイトのデバイスに表示されるギフトメッセージオブジェクト3534の内容オブジェクト3536の量インジケーション3540)が動的な視覚効果と共に表示される(例えば、図33A〜33Oを参照して説明した深度効果及び/又は色調効果、図11A〜11Vを参照して説明した3D効果)。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックの生成に加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバックを生成する(例えば、図33F〜図33Hを参照して説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
図35Iは、上記の図35Cに示すように、ギフト転送を行う前に、メッセージ会話3506及びデータストレージ転送ユーザインタフェース3520を表示する電子デバイス3500A(ケイトのデバイス)を示す。図35Iでは、50GBのデータストレージが転送量として選択されたデータストレージ転送ユーザインタフェース3520を表示しながら(例えば、インジケーション3524により示されるように)、電子デバイス3500Aは、データストレージ転送ユーザインタフェース3520の送信ボタン3526(例えば、ギフトボタン3530ではなく)のユーザ選択3509(例えば、タップジェスチャ)を検出する。
図35Jに示すように、送信ボタン3526のユーザ選択3509の検出に応じて、電子デバイス3500Aは、拡張作成領域3532と、インジケーション3570(例えば「50GB」を示す)で示すように、50GBの非ギフトデータストレージ転送に対応するドラフト転送メッセージオブジェクト3568とを表示する(例えば、図35C〜35Hを参照して上記で説明した50GBのデータのギフト転送ではなく)(例えば、メッセージ会話3506の一部上に)。図35Jに示すように、ギフトメッセージオブジェクト3534とは異なり、転送メッセージオブジェクト3568は隠しオブジェクト又は内容オブジェクトを含まない。
上記の図35A〜図35Jに示すユーザインタフェース例は、以下の図36A〜図36Zに示したユーザインタフェース例に関連する。具体的には、図35A〜図35Jのユーザインタフェース例及び図36A〜図36Zのユーザインタフェース例は両方とも、いくつかの実施形態による、電子デバイス(例えば、100、300、500、3500A、3600A)を使用したギフト転送の送信に関する。従って、図35A〜図35Jのユーザインタフェース例に関して説明した技術及び図36A〜図36Zのユーザインタフェース例に関して説明した技術は両方とも、いくつかの実施形態による、ギフト転送を管理するための同様の概念に関連する技術である。
上述のように、図36A〜図36Zは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を送信するための例示的なユーザインタフェースを示す。図36Aは、電子デバイス3600Aを示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図36A〜図36Zに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス3600Aはスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス3600Aは、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス3600Aは、ディスプレイ3602及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ3602のタッチスクリーン、機械式ボタン、マイク、カメラ)を有する。
図36Aを参照すると、電子デバイス3600Aは、ディスプレイ3602上に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト」)と1対1のメッセージ参加者3606(例えば、「ジョン」)との間のメッセージングアプリケーション3604のメッセージ会話3608を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージングアプリケーション3604は、デバイスのオペレーティングシステムによって(のみ)制御される第一者アプリケーションである(第三者アプリケーションではない)。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者3608(ジョン)は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストの連絡先である。いくつかの実施形態では、メッセージ参加者3608(ジョン)は、デバイスにログオンしたユーザアカウントに関連付けられた信頼できる連絡先リストに含まれる連絡先である。
図36Aに示すように、メッセージ会話3606は、ユーザ(ケイト)とメッセージ参加者3608(ジョン)との間の会話に対応する2つの可視メッセージオブジェクト3616及び3618を含み、メッセージオブジェクト3616は、ユーザによってメッセージ参加者3608に送信されたメッセージに対応し、メッセージオブジェクト3618は、メッセージ参加者3608によってユーザに送信されたメッセージに対応する。メッセージオブジェクト3616で、ユーザはメッセージ参加者3608に「こんにちは!昨日あなたの誕生日パーティー楽しかった!」と述べる。メッセージオブジェクト3618では、メッセージ参加者3608がユーザに「お祝いに来てくれてありがとう!」と応答する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス3600Aはまた、ディスプレイ3602上に、仮想キーボード3610(例えば、メッセージを入力するための英数字キーボード)と、仮想キーボード3612を使用してメッセージを入力するときに、メッセージのテキストを表示する作成バー3612とを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージを入力するために、仮想キーボード3610に加えて、又は代替として、機械式キーボードを使用することができる。いくつかの実施形態において、作成バー3612は、より長いメッセージ又はメッセージオブジェクト(例えば、画像、絵文字、支払いオブジェクトなどの特別な種類のメッセージオブジェクト)に対応するように拡大(例えば、上方に拡大)することができる。いくつかの実施形態では、仮想キーボード3610は、メッセージングアプリケーション3604の一部の上に表示される。
いくつかの実施形態では、電子デバイス3600Aはまた、アプリケーションボタン3614を表示する(例えば、作成バー3612に隣接する)。図36Bでは、電子デバイス3600Aは、アプリケーションボタン3614のユーザ選択3601(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ3602のタッチスクリーンを介して)検出する。図36Cでは、アプリケーションボタン3614ユーザ選択3601の検出に応じて、電子デバイス3600Aはディスプレイ3602に、支払い転送ユーザインタフェース3620(例えば、図8A〜8AHを参照して上述した支払い転送ユーザインタフェース840に類似)を表示する。
図36Cに示すように、いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース3620は、転送量のインジケーション3624(例えば、「0ドル」を示す)を含む値変更領域3622(例えば、支払転送ユーザインタフェース840の値変更領域846に対応)を含む。値変更領域846と同様に、値変更領域3622は、インジケーション3624内の表示された支払い量を増加させるための値増加ボタン3622A(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の値増加ボタン850に対応する「+」として示される)と、インジケーション3624内の表示された支払い量を減少させるための値減少ボタン3622B(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の値減少ボタン852に対応する「−」として示される)とを含む。図36Cに更に示すように、支払い転送ユーザインタフェース3620は、メッセージングアプリケーション3604を介して異なるユーザ(例えば、メッセージ参加者3608)への支払い転送を開始するための送信ボタン3626(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の送信ボタン847に類似)と、メッセージングアプリケーション3604を介して異なるユーザ(例えば、メッセージ参加者3608)からの支払いの要求を開始するための要求ボタン3628(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の要求ボタン845に類似)とを含む。
いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース3620は、ギフトボタン3630を更に含む。いくつかの実施形態において、ギフトボタン3630は、ギフトとしてメッセージングアプリケーション3604を介して、メッセージ会話の別のメッセージ参加者(例えば、メッセージ会話3606のメッセージ参加者3608)への支払い転送を開始するために使用される。いくつかの実施形態では、ギフトボタン3630は、メッセージングアプリケーション3604を介して送信されるギフト支払いオブジェクトに適用されるグラフィカルアニメーション(例えば、封筒アニメーション、ギフトボックスアニメーション)を選択するために使用される。
図36Dでは、支払い転送ユーザインタフェース3620を表示しながら、電子デバイス3600Aは、現在選択されている支払い量をユーザが送信したい量まで(例えば、50ドルまで)増加させるための、値変更領域3622の値増加ボタン3622Aのユーザ選択3603(例えば、一定時間の長押しジェスチャ、一定時間の強押しジェスチャ、1つ以上のスワイプジェスチャ)を検出する(例えば、ディスプレイ3602のタッチスクリーンを介して)。例えば、図36Eでは、ユーザ選択3603に従って、インジケーション3624で示されるように、現在選択されている支払い量は「50ドル」に設定される。
図36Fでは、支払い量(例えば50ドル)を設定するユーザ選択3603の検出に続いて、支払い転送ユーザインタフェース3620を表示しながら、電子デバイス3600Aは、ギフトボタン3630上のユーザ選択3605(例えばタップジェスチャ)を検出する(例えばディスプレイ3602のタッチスクリーンを介して)。いくつかの実施形態では、ギフトボタン3630のユーザ選択3605はギフトモードをアクティブ化する。いくつかの実施形態では、図36Gに示すように、ギフトボタン3630上のユーザ選択3605の検出に応じて、電子デバイス3600Aは、ギフトボタンが選択されたこと、従って、ギフトモードがアクティブ化されたことを(ユーザに)示す(例えば、特定の色でギフトボタンを強調表示する、ギフトボタンに陰影をつける、ギフトボタンの境界線を厚くする)強調表示3631を適用する。
図36Hでは、ギフトモードがアクティブ化されている間(例えば、ギフトボタン3630の強調表示3631によって示されるように)、電子デバイス3600Aは、送信ボタン3626のユーザ選択3607(例えば、タップジェスチャ)を検出する(例えば、ディスプレイ3602のタッチスクリーンを介して)。
図36Iでは、ギフトモードがアクティブ化されている間に、送信ボタン3626のユーザ選択3607の検出に応じて、電子デバイス3600Aは、受取人(例えば、メッセージ参加者3608、ジョン)にまだ送信されていないドラフト支払メッセージオブジェクト(例えば、図8Q〜図8Wを参照して説明した支払メッセージオブジェクト866などの支払に関連するメッセージオブジェクト)を表示するための拡張作成領域3632(例えば、図8Qを参照して説明された拡張作成バー872に類似)を表示する(例えば、メッセージ会話3606の一部上に)。いくつかの実施形態では、電子デバイス3600Aは、支払い転送ユーザインタフェース3620の表示を仮想キーボード3610の表示に更に置き換える。
電子デバイス3600Aは、拡張作成領域3632内に、内容オブジェクト3636及び隠しオブジェクト3638を含むギフトメッセージオブジェクト3634を更に表示する。いくつかの例では、図36Iに示すようにギフトメッセージオブジェクト3634は封筒と手紙のグラフィカルアニメーションに対応し、内容要素は手紙に対応し、隠し要素は封筒に対応する。いくつかの例では、ギフトメッセージオブジェクトは、ギフトボックスに囲まれたギフト項目のグラフィカルアニメーションに対応し、内容要素はギフト項目に対応し、隠しオブジェクトはギフトボックスに対応する。
図36Iに更に示すように、内容要素3636(図36Iに示されるユーザインタフェース例では手紙として表される)は、支払い転送ユーザインタフェース3620(例えば、図36E〜図36Fを参照して上述した)を介してユーザによって選択された支払い転送量に対応する支払い転送量(例えば、「$50」)の量インジケーション3640と、ギフトメッセージオブジェクトが、(第三者アプリケーションではなく)オペレーティングシステム制御の支払い転送アプリケーションによって制御されていることを示すモードインジケーション3642(例えば、図8A〜図8AHを参照して説明したモードインジケーション870に対応する「支払い」と述べる)とを含む。いくつかの実施形態では、拡張作成領域3632内に表示される(従って、意図する受取人(単数又は複数)にまだ送信されていない)場合、支払い転送量の量インジケーション3640は、動的視覚フィードバック(例えば、図33A〜図33Oを参照して説明した深度効果及び/又は色調効果、図11A〜図11Vを参照して説明した3D効果)と共に表示されない。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックの生成に加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバックを生成する(例えば、図33F〜図33Hを参照して説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。図36Iに更に示すように、いくつかの実施形態において、内容要素3636は、拡張作成領域3632内に表示されるとき、隠し要素3638(例えば、図36Iに示される非限定的な例ではエンベロープに対応する)によって部分的に非表示にされる(例えば隠される)。
いくつかの実施形態では、拡張作成領域3632内にギフトメッセージオブジェクト3634を表示しながら、電子デバイス3600Aは、ギフトメッセージオブジェクトに関連付けられたコメント3648のユーザ入力を(例えば、仮想キーボード3610を介して、マイクを介して)受信する。例えば、図36Jに示される例示的なユーザインタフェースでは、入力されたコメント3648は「Happy Birthday!」と述べている。図36Jに示すように、コメント3648は作成領域3612内に表示され、作成領域はメッセージオブジェクト(例えば、ギフトメッセージオブジェクト3634)及び関連するコメント(例えば、コメント3648)を意図した受取人(単数又は複数)(例えば、メッセージ参加者3608)に送信するための送信ボタン3646を含む。
図36Kでは、拡張作成領域3632内にギフトメッセージオブジェクト3634及び作成領域3612内にコメント3648を表示しながら、電子デバイス3600Aは、送信ボタン3646のユーザ選択3609(例えば、タップジェスチャ)を検出する(例えば、ディスプレイ3602のタッチスクリーンを介して)。ユーザ選択3609の検出に応じて、電子デバイス3600Aは、ギフト支払いメッセージオブジェクト3634に対応する通信をメッセージ参加者3608(受取人、ジョン)に送信する。
図36L〜図36Pは、送信ボタン3646のユーザ選択3609に応じて、拡張作成領域3632からメッセージ会話3606に移動されるギフトメッセージオブジェクト3634のグラフィカルアニメーションを示す(従って、ギフト支払いオブジェクトに関連付けられたギフト支払いがメッセージ参加者3608に配送されたことを示す)。いくつかの実施形態では、一連の図36L〜図36Pによって示されるように、グラフィカルアニメーションは、隠し要素3638によって囲まれる内容要素3636を含み、内容要素3636が隠し要素3638によって囲まれているため、ギフトメッセージオブジェクト3634は、拡大構成領域3632から持ち上げられ、メッセージオブジェクトの前面(例えば、隠し要素3638の開き側)からメッセージオブジェクトの裏面(例えば、隠し要素3638の裏面)に裏返され(例えば、回転)、完全に閉じられている(従って、内容要素3636が隠し要素3638内に完全に隠されている)メッセージ会話3608内に着地している。更に、図36L〜図36Pに更に示すように、送信ボタン3646のユーザ選択3609に応じて、コメント3648に対応するメッセージオブジェクト3650(例えば、「Happy Birthday!」を示す)がメッセージ会話3606に表示される(例えば、ギフトメッセージオブジェクト3634の下)。
図36Pは、電子デバイス3600A(ユーザ、ケイトに属する)及び電子デバイス3600B(メッセージ参加者3608、ジョンに属する)を示す。単に説明を簡単にするために、電子デバイス3600Aはケイトのデバイスと呼ばれ、電子デバイス3600Bはジョンのデバイスと呼ばれる。
図36Pでは、電子デバイス3600A(ケイトのデバイス)は、メッセージ会話3606に、ギフトメッセージオブジェクトに対応する支払い転送がメッセージ参加者3608(ジョン)に送信された後、ギフトメッセージオブジェクト3634及びメッセージオブジェクト3650を表示する。いくつかの実施形態では、図36Pのケイトのデバイスによって示されるように、送信されると、ギフトメッセージオブジェクト3634は異なるビューから示される(例えば、隠しオブジェクトが封筒である場合、隠しオブジェクト3638の裏側)。いくつかの実施形態では、いくつかの実施形態では、図36Pのケイトのデバイスによって更に示されるように、送信されると、ギフトメッセージオブジェクト3634は、ギフトメッセージオブジェクトがギフト支払い(通常の支払いと対照的に)に対応することを示す隠しオブジェクト3638上のメッセージ3652を更に示す。例えば、図36Pに示す非限定的な例では、メッセージ3652は「ラッキーです!」と述べる。いくつかの実施形態では、隠しオブジェクト3638に関連付けられたメッセージ3652は隠し要素に固定されており、従って、ユーザが修正又は変更することはできない。いくつかの実施形態では、隠しオブジェクトに関連付けられたメッセージ3652はギフト支払いを送信する前に、ユーザが入力することができる(例えば、仮想キーボード3610を使用して)。いくつかの実施形態では、電子デバイス3600Aは、ギフトメッセージオブジェクト3634に関連付けられた支払いが意図した受取人(単数又は複数)(例えば、メッセージ参加者3608、ジョン)によって受諾されたか(又は見られたか)否かを示す状態メッセージ3652(例えば、「この内容まだ未開封」と述べる)を更に表示する。
図36Pでは、電子デバイス3600B(ジョンのデバイス)は、ケイトのデバイスからギフト転送に対応する通信を受信すると、ジョンのデバイスは、メッセージングアプリケーション3604B(ケイトのデバイス上のメッセージングアプリケーション3604に対応)のメッセージ会話3606B(ケイトのデバイス上のメッセージ会話3606に対応)内に、送信されたギフトメッセージオブジェクト3634に対応する受信されたギフトメッセージオブジェクト3634Bを表示する。ケイトのデバイスの送信ギフトメッセージオブジェクト3634と同様に、ジョンのデバイスの受信ギフトメッセージオブジェクト3634Bは、ギフトメッセージオブジェクトが隠しオブジェクト3638B上のギフト転送に対応することを示すメッセージ3652B(例えば、「ラッキーです!」と述べる)を含む。更に、ジョンのデバイスは、ギフトメッセージオブジェクト3654Bに関連付けられた支払いが受取人(例えば、メッセージ参加者3608、ジョン)によって受諾されたか(又は見られたか)否かを示す状態メッセージ3654B(例えば、「この内容はまだ未開封」と述べる)を更に表示する。
図36Qは、メッセージ会話3606(ケイトとジョンの間)でギフトメッセージオブジェクト3634を表示する電子デバイス3600A(ケイトのデバイス)と、メッセージ会話3606B(ケイトとジョンの間)でギフトメッセージオブジェクト3634Bを表示する電子デバイス3600B(ジョンのデバイス)を再び示す。図36Qのジョンのデバイスに示されているように、メッセージ会話3606Bにギフトメッセージオブジェクト3634Bを表示しながら、ジョンのデバイスは、ギフトメッセージオブジェクト3634Bのユーザ選択3611(例えば、タップジェスチャ)を検出する。
図36Rに示すように、ジョンのデバイスでのギフトメッセージオブジェクト3634B上のユーザ選択3611の検出に応じて(又はそれに続いて)、ジョンのデバイス(電子デバイス3600B)及びケイトのデバイス(電子デバイス3600A)は、ギフトメッセージオブジェクト3634B及びギフトメッセージオブジェクト3634をそれぞれ開く。ジョンのデバイスでは、ギフトメッセージオブジェクトが開かれると、ジョンのデバイスはギフトメッセージオブジェクト3634Bの内容オブジェクト3636Bを表示する(例えば、隠しオブジェクト3638Bのグラフィカルアニメーションを使用して明らかにする)。図36Rに示すように、内容オブジェクト3636Bは、モードインジケーション3642(例えば、「支払い」と述べる)及び支払い転送量の量インジケーション3640B(例えば、「50ドル」を示す)を依然として含む。いくつかの実施形態では、量インジケーション3640Bは、動的視覚フィードバック(例えば、図33A〜図33Oを参照して説明した深度効果及び/又は色調効果、図11A〜図11Vを参照して説明した3D効果)と共に表示される。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックの生成に加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバックを生成する(例えば、図33F〜図33Hを参照して説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック)は、ジョンのデバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
いくつかの実施形態では、ユーザ選択3611の検出に更に応じて、ギフトメッセージオブジェクト3634B(例えば、50ドル)に対応する資金が、ケイトの個人支払いアカウントからジョンの個人支払いアカウントに自動的に転送される。いくつかの実施形態では、電子デバイス3600Bは、ギフトメッセージオブジェクト3634Bに関連付けられた資金を受け取る前に、認証(例えば、パスコード/パスワード認証、指紋認証、顔認識認証、虹彩/網膜スキャン認証などの生体認証)を必要とする。
同様に、ケイトのデバイスでは、ギフトメッセージオブジェクトがジョンのデバイスでジョンによって開かれると(又はその後)、ケイトのデバイスはギフトメッセージオブジェクト3634の内容オブジェクト3636を表示する(例えば、隠しオブジェクト3638のグラフィカルアニメーションを使用して明らかにする)。図36Rに示すように、内容オブジェクト3636は、モードインジケーション3642(例えば、「支払い」と述べる)及び支払い転送量の量インジケーション3640(例えば、「50ドル」を示す)を依然として含む。いくつかの実施形態では、量インジケーション3640は、動的視覚フィードバック(例えば、図33A〜図33Oを参照して説明した深度効果及び/又は色調効果、図11A〜図11Vを参照して説明した3D効果)と共に表示される。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックの生成に加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバックを生成する(例えば、図33F〜図33Hを参照して説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック)は、ケイトのデバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
図36Sは、メッセージ会話3606(ジョンとの会話に対応する)及び支払い転送ユーザインタフェース3620を表示する電子デバイス3600A(ケイトのデバイス)を示す。支払い転送ユーザインタフェース3620を表示しながら、電子デバイス3600Aは、ギフトボタン3630上のユーザ選択3613(例えばタップジェスチャ、強押しジェスチャ、長押しジェスチャ)を検出する(例えばディスプレイ3602のタッチスクリーンを介して)。いくつかの実施形態では、図36Sに示すように、ギフトボタン3630上のユーザ選択3613の検出に応じて、電子デバイス3600Aは、ギフト転送で使用する複数の選択可能なグラフィカルアニメーション3656A〜3656C(例えば、ギフトボックスアニメーション3656A、封筒/手紙アニメーション3656B、バルーンアニメーション3656C)を含むギフトアニメーションオプションメニュー3656を表示する(例えば、支払い転送ユーザインタフェース3620の一部上)。
図36Tでは、ギフトアニメーションオプションメニュー3656を表示しながら、電子デバイス3600Aは、グラフィカルアニメーション3656A(例えば、ギフトボックスアニメーション)のユーザ選択3615(例えば、タップジェスチャ)を検出する。図36Uでは、ユーザ選択3615の検出に応じて、電子デバイス3600Aは、ギフトボタン3630の強調表示3633を表示する(異なるギフトアニメーション(例えば、既定のアニメーションとは異なる)、グラフィカルアニメーション3656Aが選択されたことを示すため、及び/又はギフトモードがアクティブ化されたことを示すため)。
図36Vでは、転送に選択された50ドル(インジケーション2624で示される)及びギフトボタン3630の強調表示3633で支払い転送ユーザインタフェース3620を表示しながら、電子デバイス3600Aは、送信ボタン3626のユーザ選択3617を検出する。図36Wでは、ユーザ選択3617の検出に応じて、電子デバイス3600Aは、拡張作成領域3632内に、ギフトボックスのグラフィカルアニメーション3656Aが適用されたギフトメッセージオブジェクト3658を表示する(例えば、図36Iに示すように、封筒/手紙ではなく)。いくつかの実施形態では、グラフィカルアニメーション3656A(例えば、ギフトボックス)では、ギフトメッセージオブジェクト3658は、隠しオブジェクト3662(例えば、ギフトボックスの外箱)及び内容オブジェクト3660(例えば、ギフトボックス内の項目)を含む。)。ギフトメッセージオブジェクト3634の内容オブジェクト3636と同様に、ギフトメッセージオブジェクト3658の内容オブジェクト3660は、ギフト転送の量を示す量インジケーション3664と、モードインジケーション3642に対応するモードインジケーション3666(例えば、「支払い」と述べる)を含む。
図36Xは、メッセージ会話3606(例えば、メッセージ参加者3608、ジョンと)及び支払い転送ユーザインタフェース3620を表示する電子デバイス3600Aを示し、ギフトモードはアクティブ化されていない(例えば、強調表示3631又は強調表示3633などの強調表示はギフトボタン3630に適用されない)。値変更領域3622内の転送量のインジケーション3624で示されるように、現在50ドルが支払い転送に選択されている。
図36Yでは、転送量として50ドルが選択され、ギフトモードがアクティブ化されていない支払い転送ユーザインタフェース3620を表示しながら、電子デバイス3600Aは、支払い転送ユーザインタフェース3620の送信ボタン3626のユーザ選択3619を検出する。図36Zでは、ユーザ選択3619の検出に応じて、電子デバイス3600Aは、拡張作成領域3632に、選択された量(例えば50ドル)(例えば、図8Qに示すドラフト支払いメッセージオブジェクト866に類似する)をメッセージ会話3606の他の参加者、メッセージ参加者3608(例えば、John)に転送するためのドラフト支払いメッセージオブジェクト3668を表示する。ドラフト支払メッセージオブジェクト866と同様に、ドラフト支払メッセージオブジェクト3632は、量インジケーション868に対応する量インジケーション3670(例えば、「50ドル」を示す)及びモードインジケーション870に対応するモードインジケーション3672(例えば、「支払い」と述べる)を含む。
図37A〜図37Cは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を送信する方法を示すフロー図である。方法3700は、ディスプレイ(例えば、3502、3602)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面、ディスプレイのタッチスクリーン、機械式ボタン、マイク)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、3500A、3600A)で実行される。方法3700におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法3700は、ピアツーピアトランザクションを管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピアトランザクションを管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピアトランザクションをより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、ディスプレイ(例えば、3502、3602)に、受取人へメッセージを作成するためのメッセージ作成領域を含むメッセージ作成ユーザインタフェース(例えば、3520、3620)を表示する(3702)(例えば、キーボードやバリューピッカーなどの入力領域、及び/又はデバイスのユーザとメッセージ会話の1人以上の参加者との間の複数のメッセージを含むメッセージ会話と同時に表示される)。メッセージを作成するためのメッセージ作成領域を表示すると、メッセージが下書きされている(又は下書きできる)ことを示す視覚フィードバックが提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
メッセージ作成ユーザインタフェース(例えば、3520、3620)を表示しながら、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、それぞれの内容を含むドラフトメッセージ(例えば、3534、3634)を生成する要求を受信する(3704)(例えば、キーボード上で入力するか、又はバリューピッカーに値を入力する)。
いくつかの実施形態では、メッセージ作成ユーザインタフェース(例えば、3520、3620)は、第1のアフォーダンス(例えば、3526、3626、3530、3630、通常のメッセージと隠しメッセージ又は別個の隠しメッセージボタンの両方を送信するためのユニバーサル送信ボタン)を含む(3706)。いくつかの実施形態では、それぞれの内容を含むドラフトメッセージを生成する要求を受信することは、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のアフォーダンス上の第1の種類の入力(例えば、タップジェスチャ、強制押し、長押し、強押し)を検出することを含む(3708)(例えば、3530、3630、ディスプレイ上の第1のアフォーダンスの位置に対応するタッチ感知面上の位置で)。いくつかの例では、第1のアフォーダンスはトグルである。いくつかの例では、第1のアフォーダンスのユーザ選択(例えば、3530、3630)の検出に応じて、アフォーダンスは「オフ」状態から「オン」状態に変化する(例えば、トグル位置の変更、色の変更)。
いくつかの実施形態では、第1のアフォーダンス上の第1の種類の入力(例えば、タップジェスチャ、強制押し、長押し、強押し)を検出すること(例えば、3530、3630、ディスプレイ上の第1のアフォーダンスの位置に対応するタッチ感知面上の位置で)に応じて、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、第1のアフォーダンス(例えば、3631、下書き中のメッセージがギフトメッセージであることを示す)のグラフィカル特性(例えば、色、形状、陰影、輪郭)を変更する(3710)。第1のアフォーダンス上での第1の種類の入力の検出に応じて第1のアフォーダンスのグラフィカル特性を変更すると、アフォーダンス上で入力が受信されたことを示すことで、視覚フィードバックが提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第2の種類の入力(例えば、長押し、強制押し、強押し、第1の種類の入力とは異なる)を第1のアフォーダンス(例えば、3530、3630、隠しメッセージボタン)上で検出する(3712)。
いくつかの実施形態では、第1のアフォーダンス(例えば、3530、3630)上での第2の種類の入力の検出に応じて、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、ディスプレイ(例えば、3502、3602)に、複数の隠しアニメーションオプション(例えば3656A〜3656C)を含むユーザインタフェース(例えば3656)を表示し(3714)、複数の隠しアニメーションオプションは、第1の隠しアニメーションオプション(例えば手紙/封筒アニメーションなど)と、第1の隠しアニメーションオプションとは異なる第2の隠しアニメーションオプション(ギフトボックスアニメーション)とを含む。
いくつかの実施形態では、選択可能なグラフィカルアニメーションオプションの種類(例えば、3656A〜3656C)は、コンテキストに基づいて(自動的に)選択される。コンテキストに基づいて選択可能なグラフィカルアニメーションオプションの種類を選択する(例えば、自動的に、ユーザ入力なしで)ことにより、ユーザがグラフィカルアニメーションを選択するために必要な入力の数が減少する。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースに表示される複数の隠しオプションは、コンテキストソースから取り出されたコンテキスト情報(例えば、現在の時期、現在の時刻、現在の日、次の休日、次の誕生日)に基づいて(自動的に)選択される。例えば、第1の休日中又はその少し前に、第1の休日に関連付けられた隠しオプションが表示され、第1の休日とは異なる第2の休日の中又はその直前に、第2の休日に関連付けられた隠しオプションが表示される(例えば、第1の休日に関連する隠しオプションの代わりに)。コンテキストに基づいてユーザインタフェースに表示される複数の隠しオプションを選択すると、デバイスは、ユーザが選択する可能性が高いオプションをユーザに提示できる。コンテキスト上方に基づいて操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、利用可能なグラフィカルアニメーションの種類は、オペレーティングシステムによってのみ制御できる(第三者アプリケーションでは制御できない)。
いくつかの実施形態では、複数の隠しアニメーションオプションは、デバイス上で実行する第一者アプリケーション(オペレーティングシステムによって制御される)によって制御される(デバイス上で実行する第三者アプリケーションによって制御できない)。
いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージは、ある量の支払い(例えば、受取人への資金の特定量の支払い)に関連付けられている。
ドラフトメッセージを生成する要求の受信に応じて、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、メッセージ作成領域(例えば、3532、3632)に、ドラフトメッセージの表現(例えば、3720)を表示する(例えば3534、3634)。
いくつかの実施形態では、メッセージ作成領域(例えば、3532、3632)にドラフトメッセージの表現(例えば、3534、3634)を表示する前に、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、コンテキストソース(例えば、リモートサーバ、データベース)からコンテキスト情報(例えば、現在の時期、現在の時刻、現在の日、次の休日、次の誕生日)を取り出す(3716)。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、取り出されたコンテキスト情報に基づいて、ドラフトメッセージの表現にグラフィカル特性(例えば、色、パターン、テクスチャ、形状、表面素材)を自動的に適用する(3718)。コンテキスト情報に基づいてドラフトメッセージの表現にグラフィカル特性を自動的に(例えば、ユーザ入力なしで)適用すると、適用するグラフィカル特性を選択するために必要な入力の数が減少する。動作を行うために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの動作性が高められ、ユーザ−デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを動作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
ドラフトメッセージが隠されたメッセージとして配信するように指定された第1の種類(例えば、ギフト転送メッセージ)のドラフトメッセージであるという判定に従って、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、ドラフトメッセージのそれぞれの内容(例えば、3540、3640)の少なくとも一部を隠し要素(例えば、3538、3638)の表現と同時に表示する(3722)。ドラフトメッセージが隠されたメッセージとして配信するように指定された第1の種類のドラフトメッセージであるという判定に従って、ドラフトメッセージのそれぞれの内容(例えば、3540、3640)の少なくとも一部を隠し要素の表現と同時に表示することは、表示されたドラフトメッセージが特定の種類のメッセージ(例えば、ギフト転送メッセージ)に対応していることを示すことにより、視覚フィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。
いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージのそれぞれの内容の少なくとも一部(例えば、3540、3640)を隠し要素(例えば、3538、3638、封筒要素、ギフトボックス要素)の表現と同時に表示することは、ドラフトメッセージのそれぞれの内容を隠し要素に少なくとも部分的に囲まれて表示することを更に含む(3734)。隠し要素に少なくとも部分的に囲まれたドラフトメッセージのそれぞれの内容を表示すると、ドラフトメッセージの内容が隠されている可能性があることを示すことで視覚フィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。いくつかの例では、それぞれの内容は隠し要素とは異なる内容要素に表示され、内容要素は隠し要素に少なくとも部分的に囲まれている。いくつかの例では、それぞれの内容は隠し要素で完全に囲まれている。
いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージ(例えば、3534、3634)が隠されたメッセージとして配送に指定された第1の種類のドラフトメッセージであるという判定に従って、それぞれの内容(例えば3540、3640)は手紙のグラフィカル表現上に表示される。いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージが、隠されたメッセージとして配信に指定されたドラフトメッセージの第1の種類であるという判定に従って、隠し要素の表現は封筒のグラフィカル表現である。いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージが隠されたメッセージとして配信に指定されたドラフトメッセージの第1の種類であるという判定に従って、ドラフトメッセージのそれぞれの内容の少なくとも一部を記隠し要素の表現と同時に表示することは、手紙のグラフィカル表現を封筒のグラフィカル表現に少なくとも部分的に隠されて(例えば、囲まれて、又は覆われて)表示することを含む
いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージ(例えば、3534、3634)が隠されたメッセージとして配送に指定された第1の種類のドラフトメッセージであるという判定に従って、それぞれの内容(例えば3540、3640)はギフトオブジェクトのグラフィカル表現上に表示される。いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージが、隠されたメッセージとして配信に指定されたドラフトメッセージ(例えば、3534、3634)の第1の種類であるという判定に従って、隠し要素(例えば、3538、3638)の表現はギフト包装(例えば、ギフトボックス、ギフト袋、ギフトパッケージ)のグラフィカル表現である。いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージ(例えば3534、3634)が隠されたメッセージとして配信に指定されたドラフトメッセージの第1の種類であるという判定に従って、ドラフトメッセージのそれぞれの内容(例えば3540、3640)の少なくとも一部を記隠し要素の表現(例えば、3538、3638)と同時に表示することは、ギフトオブジェクトのグラフィカル表現をギフト包装のグラフィカル表現に少なくとも囲まれて表示することを含む。
いくつかの実施形態では、(例えば、ドラフトメッセージが隠されたメッセージとして配信に指定されたドラフトメッセージの第1の種類であるという判定に従って)、ドラフトメッセージ(例えば、3534、3634など)のそれぞれの内容の少なくとも一部(例えば3540、3640)が、視覚効果(例えば、3D効果、虹色効果、深度効果、色調効果など)と共に表示される(3736)。ドラフトメッセージのそれぞれの内容の少なくとも一部を視覚効果と共に表示すると、メッセージが、安全な特定の種類のアプリケーション(例えば、第三者のアプリケーションによるものではなく、デバイスのオペレーティングシステムによって制御される第一者アプリケーション)を使用して送信されたメッセージに対応することを示す視覚フィードバックがユーザに提供され、従って、デバイスの操作性が向上し、ユーザデバイスインタフェースのセキュリティが強化される(例えば、デバイスとの操作/対話時の詐欺を減らすことにより)。いくつかの例では、視覚効果は、図33A〜図33Oを参照して説明した深度効果に対応する。いくつかの例では、視覚効果は、図33A〜図33Oを参照して説明した色調効果に対応する。いくつかの例では、視覚効果は、図11A〜図11V及び図33A〜図33Oを参照して説明した3D効果に対応する。
ドラフトメッセージが隠されていないメッセージとして配信するように指定された第2の種類(例えば、通常の非ギフト転送メッセージ)のドラフトメッセージ(例えば、3568、3668)であるという判定に従って、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、隠し要素の表現を表示せずに、ドラフトメッセージのそれぞれの内容の少なくとも一部を表示する(3724)。ドラフトメッセージが隠されていないメッセージとして配信するように指定された第2の種類のドラフトであるという判定に従って、隠し要素の表現を表示せずに、ドラフトメッセージのそれぞれの内容の少なくとも一部を表示することは、表示されたドラフトメッセージが特定の種類のメッセージ(例えば、非ギフト転送メッセージ)に対応していることを示すことにより、視覚フィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。
いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージの表現を表示しながら、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、ドラフトメッセージを送信する要求を受信する(3726)。いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージを送信する要求の受信に応じて、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、ドラフトメッセージを受取人に送信(3728)し、ドラフトメッセージ(例えば、3534、3634)が隠されたメッセージとして配信するように指定された第1の種類のドラフトメッセージであるという判定に従って、ドラフトメッセージのそれぞれの内容(例えば、3540、3640)を隠し要素(例えば、3538、3638)で当初隠す命令と共にドラフトメッセージを送信することと(3730)、ドラフトメッセージが隠されていないメッセージとして配信するように指定された第2の種類のドラフトメッセージであるという判定に従って、ドラフトメッセージ(例えば、3568、3668)のそれぞれの内容を隠し要素で当初隠す命令なしでドラフトメッセージを送信する(3732)こととを含む。ドラフトメッセージが、隠されたメッセージとして配送するように指定されている第1の種類のドラフトメッセージであるか、隠されないメッセージとして配送するように指定されている第2の種類のドラフトメッセージであるか否かの判断に基づいて、ドラフトメッセージのそれぞれの内容を隠し要素で当初隠す命令あり又は命令なしでドラフトメッセージを送信することにより、ユーザは特定の種類のメッセージを簡単に作成して送信することができる。動作を行うために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの動作性が高められ、ユーザ−デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを動作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージ(例えば、3534、3634)を受取人に送信したことに応じて、ドラフトメッセージが隠されたメッセージとして配信するように指定された第1の種類のドラフトメッセージであるという判定に従って、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、メッセージングアプリケーション(例えば、ユーザのデバイス上)(例えば、3504、3604)のメッセージ会話(例えば、3506、3606)において、ドラフトメッセージ(例えば、3534、3634)の送信された表現を表示し(3738)、ドラフトメッセージのそれぞれの内容(例えば3540、3640)は、(完全に)隠し要素によって隠される。メッセージ会話で、ドラフトメッセージの送信された表現を表示すると、送信されたメッセージの種類を示すことで視覚フィードバックが提供される。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。
メッセージングアプリケーションのメッセージ会話(例えば、3506、3606)(例えば、3506、3606)において、送信されたドラフトメッセージの表現を表示する(例えば、ユーザのデバイス上)ことは、それぞれの内容を隠す(例えば、収納、包装、カバー)隠し要素(例えば、3538、3638)の動的グラフィカルアニメーションを表示することを含む(3740)。それぞれの内容を隠す隠し要素の動的なグラフィカルアニメーションを表示すると、メッセージが特定の種類のメッセージ(例えば、ギフト転送メッセージ)として正常に送信されたことを示すことで視覚フィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。いくつかの例では、隠し要素は封筒であり、それぞれの内容は手紙に含まれ、動的グラフィカルアニメーションは手紙を囲む封筒である。いくつかの例では、隠し要素はギフトボックスであり、それぞれの内容はギフト項目に含まれ、動的グラフィカルアニメーションはギフト項目を囲むギフトボックスである。
いくつかの実施形態では、メッセージのそれぞれの内容(例えば、3540、3640)を隠し要素(例えば、3538、3638)で当初隠す命令は、ドラフトメッセージのそれぞれの内容(例えば、テキスト、数値)を、受取人の第2のデバイスで表示される受領通知に表示されることを防ぐ(例えば、隠し要素のアクティブ化など、特定のユーザ入力が受信されるまで)命令を更に含む。
いくつかの実施形態では、ドラフトメッセージ(例えば、3534、3634)が(受取人のデバイスで受取人によって)閲覧されたという判定に従って、電子デバイス(例えば、3500A、3600A)は、表示する(例えば、3742)、メッセージングアプリケーション(例えば、ユーザのデバイス上の)(例えば、3504、3604)のメッセージ会話(例えば、3506、3606)において、隠し要素の表現と同時に、ドラフトメッセージのそれぞれの内容(例えば、3540、3640)の少なくとも一部を表示する(例えば、3538、3638、保留中のドラフトメッセージとしてメッセージ作成ユーザインタフェースに当初表示される)。メッセージ会話において、ドラフトメッセージが閲覧されたという判定に従って、隠し要素の表現と同時にドラフトメッセージのそれぞれの内容の少なくとも一部を表示すると、ユーザがメッセージが意図した受取人によって閲覧された(そしてメッセージに関連付けられたギフトが受諾された)ことをユーザが容易に認識できるようにすることよって視覚フィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。
方法3700に関して上述された処理(例えば、図37A〜図37C)の詳細はまた、上記及び以下で説明される方法にも、類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法3700は、任意選択的に、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700、3000、3400、4000、4300、4600及び4900を参照して上記及び以下に説明する様々な方法の特性のうちの1つ以上を含む。例えば、方法900で説明するように、メッセージングアプリケーションのメッセージ会話を介して行われる転送(例えば、リソース、ファイル、データストレージ、支払いの)は、非ギフト転送としてではなく、ギフト転送として行うことができる。別の例では、方法1200で説明するように、完了した転送(例えば、リソース、ファイル、データストレージ、支払い)に適用された視覚効果(例えば、3D効果)は、ギフト転送が受取人によって受信又は開かれた場合、ギフト転送に対応するメッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法1500で説明するように、指定されたメッセージに基づいて視覚的に区別可能なメッセージオブジェクトは、さまざまな種類のギフト転送(例えば、サプライズギフト、要求に応じたギフト、特定の時期に作られた贈り物)を区別するために、ギフトメッセージに適用することができる。別の例では、方法1800で説明するように、アクティブ化されたアカウント(例えば、データストレージアカウント、支払いアカウント)を使用して、ギフト転送を介してギフトとして項目(例えば、ファイル、データストレージ、支払い)を受信及び/又は送信することができる。別の例では、方法2100で説明するように、項目(例えば、ファイル、データストレージ、資金)の転送に使用する準備ができているアカウントは、メッセージ会話の別の参加者からギフトとして取得した項目を使用できる。別の例として、方法2400で説明するように、転送(例えば、ファイル、データストレージ、資金)が2つの異なるアカウント間で分割される場合、一方又は両方のアカウントがギフト転送で取得した資金を使用できる。別の例では、方法2700で説明するように、転送履歴リストは、ギフト転送として受信又は送信された転送を含むことができる。別の例では、方法3000で説明するように、転送を行うために使用される音声アクティブ化はまた、ギフト転送を行うために使用することもできる。別の例では、方法3400で説明するように、受諾された転送に対応するメッセージオブジェクトに適用される動的視覚フィードバックは、ギフトメッセージオブジェクトが受取人に開かれて受諾された場合、ギフト転送に対応するメッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法4000で説明するように、受取人に見られるギフト転送に対応するメッセージオブジェクトのグラフィカルアニメーションの種類は、ギフト転送を送信する前に複数のオプションから選択できる。別の例として、方法4300、4600、及び4900で説明するように、グループアカウントが作成されると、グループアカウントはギフト転送を行うため又はギフト転送を受信するために使用できる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図1A〜1Bを参照して上述した演算は、図37A〜37Cで示した構成要素によって、任意選択的に実行される。例えば、表示動作3702、受信動作3704、表示動作3720、検出動作3722、及び表示動作3724は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実施される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図38A〜図38Fは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を管理するための例示的なユーザインタフェースを図示する。以下でより詳細に説明するように、図38A〜図38Fに示される例示的なユーザインタフェースによって示される技術は、図 39A〜39Lの例示的なユーザインタフェースによって示される技術に関する。
図38Aは、図35A〜図35Jを参照して上述した電子デバイス3500B(例えば、ジョンに属する)に対応する電子デバイス3800Bを示す。単に説明を簡単にするために、電子デバイス3800Bは、図38A〜図38Fに示される例示的なユーザインタフェースを説明するときに、再び「ジョンのデバイス」と呼ばれる。
図38Aでは、電子デバイス3800B(例えば、ジョンのデバイス)は、ディスプレイ3802に、ロックスクリーン3804(例えば、デバイスがロック解除状態ではなくロック状態にあるときに表示されるユーザインタフェース)を表示する。ロックスクリーン3804は、(例えば、ギフト転送を受信した後)ギフト転送(例えば、共用データストレージアカウントの記憶容量の)の受領に対応するギフト通知3806を含み、ギフト通知3806は、通知に関連付けられた転送がギフトであることを示すギフトインジケーション3806A(例えば、「ギフトを受け取りました!」というテキスト)を含む(非ギフト転送ではなく)。
ロックスクリーン3804はまた、(例えば、非ギフト転送の受領に応じて)非ギフト転送の受領に対応する転送通知3808を表示し、転送通知3808は、受信した転送が共用データストレージアカウントのデータストレージの特定の量(例えば「28GB」)であることを示す転送インジケーション3808A(例えば、「サラがあなたに28GBを送りました」と述べるテキスト)を含む。図38Aに示すように、いくつかの実施形態では、ギフト通知3806のギフトインジケーション3806Aは、贈られたデータストレージの量のインジケーションを含まず、それにより、デバイスを使用してギフトの開封前に受取人(例えば、ユーザ、ジョン)がギフトの量を見ることを防止する。いくつかの実施形態では、ギフト通知3806のギフトインジケーション3806Aは、ギフトの送信者のインジケーションを含まない。
図38Aに示すように、ギフト通知3806及び支払い通知3808と共にロックスクリーン3804を表示しながら、電子デバイス3800B(例えば、ジョンのデバイス)は、ギフト通知3806のユーザ選択3801(例えば、タップジェスチャ)を検出する(例えば、ディスプレイ3802のタッチスクリーンを介して)。
図38Bは図35Fに対応し、電子デバイス3800A(例えば、図35A〜図35Jで説明した電子デバイス3500A、ケイトのデバイスに対応)及び電子デバイス3800B(例えば、図35A〜図35Jで説明した電子デバイス3500B、ジョンのデバイスに対応)を示す。単に説明を簡単にするために、電子デバイス3800A及び3800Bは、それぞれケイトのデバイス及びジョンのデバイスと再び呼ばれる。
図38Bでは、ギフト通知3806のユーザ選択3801の検出に応じて、電子デバイス3800B(ジョンのデバイス)は、メッセージングアプリケーション3812のメッセージ会話3814内に、ギフト通知3806に対応する受信ギフトメッセージオブジェクト3820を表示する。ギフトメッセージオブジェクト3820は、ギフトメッセージオブジェクトの隠しオブジェクト3822上にメッセージ3824(例えば、「ラッキーです!」と述べる)を含み、ギフトメッセージオブジェクトがギフト転送(非ギフト転送ではなく)に対応することを示す。ジョンのデバイスはまた、メッセージ会話3814において、ギフトメッセージオブジェクト3820が受取人(ジョン)によって開かれたか(例えば、ギフトメッセージオブジェクトを選択することによって)否かを示す状態インジケーション3828(例えば、「この内容は未開封」と述べる)を表示する。
図38Bでは、メッセージングアプリケーション3813(例えば、ジョンのデバイス上のメッセージングアプリケーション3812に対応)のメッセージ会話3815(例えば、ジョンのデバイス上のメッセージ会話3814に対応する)を表示しながら、電子デバイス3800A(例えば、ケイトのデバイス)は、メッセージ会話3815に、ジョンのデバイス上の受信ギフトメッセージオブジェクト3820に対応する送信ギフトメッセージオブジェクト3821を対応して表示する。ギフトメッセージオブジェクト3820と同様に、ケイトのデバイス上のギフトメッセージオブジェクト3821は、ギフトメッセージオブジェクトの隠しオブジェクト3823上にメッセージ3825(例えば、「ラッキーです!」と述べる)を含み、ギフトメッセージオブジェクトがギフト転送に対応することを示す(例えば、非ギフト転送ではなく)。ケイトのデバイスはまた、メッセージ会話3815に、状態インジケーション3829(例えば、状態インジケーション3828に対応する)を表示し、ギフトメッセージオブジェクト3820が受取人のデバイス(ジョンのデバイス)で受取人(ジョン)によって開かれたか否かを示す。
図38Cでは、メッセージ会話3814に、ケイトからのギフト転送に対応する(未開封の)ギフトメッセージオブジェクト3820を表示しながら、電子デバイス3800B(ジョンのデバイス)は、ギフトメッセージオブジェクト3820のユーザ選択3803(例えば、タップジェスチャ)を検出する。
図38Dでは、ギフトメッセージオブジェクト3820のユーザ選択3803の検出に応じて、ジョンのデバイス上に表示されたギフトメッセージオブジェクト3820は、ギフトメッセージオブジェクト3820の隠しオブジェクト3822内に以前に囲まれた内容オブジェクト3830を開いて(例えば、開いているギフトメッセージオブジェクトの隠しオブジェクトのグラフィカルアニメーションを介して)明らかにし、内容オブジェクト3830は、ケイトからジョンに贈られたデータストレージ(例えば、50GB)の量を示す量インジケーション3832を含む(例えば、制限された共用データストレージアカウントのジョンの部分に追加される、ジョンの個人データストレージアカウントに追加される)。いくつかの実施形態では、メッセージオブジェクト3820のユーザ選択3803を検出すると、ジョンのデバイスはまた、メッセージ会話3814に、開いているギフトメッセージオブジェクトのグラフィカルアニメーションを再生して囲まれた内容オブジェクトを明らかにするための再生ボタン3836を表示する。
応じて、ケイトのデバイス上のメッセージ会話3815に表示されるギフトメッセージオブジェクト3821(例えば、ジョンのデバイス上のメッセージ会話3814に表示されるギフトメッセージオブジェクト3820に対応)もまた開かれて(例えば、ジョンのデバイス上のギフトメッセージオブジェクト3820に適用された開いているギフトメッセージオブジェクトと同じグラフィカルアニメーションを介して)、ジョンのデバイス上の内容オブジェクト3830に対応する内容オブジェクト3831を明らかにする。2つのギフトメッセージオブジェクト(ジョンのデバイス上のギフトメッセージオブジェクト3820とケイトのデバイス上のギフトメッセージオブジェクト3821)は同じギフト転送(例えば、ケイトからジョンへの50GBのデータストレージ)に対応するため、内容オブジェクト3831はまた、ケイトからジョンに贈られたのと同じ量のデータストレージ(例えば、50GB)を示す量インジケーション3833を示す。いくつかの実施形態では、ギフトメッセージオブジェクトが受取人のデバイス(ジョンのデバイス)上で受取人(ジョン)によって開かれたという判定に従って、ケイトのデバイスはまた、メッセージ会話3815に、ギフトメッセージが受取人(ジョン)によって開かれたことを示す状態インジケータ3837を表示する。
いくつかの実施形態では、図38Dに示すように、内容オブジェクト(例えば、内容オブジェクト3830及び内容オブジェクト3831)の量インジケーション(例えば、量インジケーション3832及び量インジケーション3833)は、動的視覚効果(例えば図33A〜図33Oを参照して説明したように、深度効果及び/又は色調効果、図11A〜図11Vを参照して説明した3D効果)と共に表示される。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックの生成に加えて、又はその代わりに、デバイス(ケイトのデバイス及びジョンのデバイス)は動的触覚フィードバックを生成する(例えば、図33F〜図33Hを参照して説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
図38Eは、最初に図38Aに示されるように、ギフト通知3806及び転送通知3808と共にロックスクリーン3804を再び表示する電子デバイス3800B(ジョンのデバイス)を示す。図38Eでは、電子デバイス3800B(ジョンのデバイス)は、転送通知3808のユーザ選択3805(例えば、タップジェスチャ)を検出する。上述のように、転送通知3808は、メッセージングアプリケーションを介してサラから受信したデータストレージの非ギフト転送(例えば、28GBの量)の受領に対応する。
図38Fでは、転送通知3808のユーザ選択3805の検出に応じて、電子デバイス3800Bは、メッセージ参加者3864(例えば、「サラ」)との1対1のメッセージ会話に対応するメッセージングアプリケーション3812のメッセージ会話3862を表示する。電子デバイス3800Bは、メッセージ会話3862において、サラによって送信された28GBのデータストレージの受信非ギフト転送に対応する転送メッセージオブジェクト3870と、データストレージの転送に関するサラからのメモに対応するメッセージオブジェクト3876(例えば、「データです」と述べる)とを更に表示する。
図38Fに示すように、転送メッセージオブジェクト3870は、転送された(サラからジョンへ)データストレージの量を示す量インジケーション3872(例えば、「28GB」を示す)を含む。いくつかの実施形態では、転送メッセージオブジェクト3870の量インジケーション3872(例えば、ユーザ、ジョンによって受諾された)は、動的視覚フィードバック(例えば、図33A〜図33Oを参照して説明した深度効果及び/又は色調効果、図11A〜図11Vを参照して説明した3D効果)と共に表示される。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックの生成に加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバックを生成する(例えば、図33F〜図33Hを参照して説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
上記の図38A〜図38Fに示すユーザインタフェース例は、以下の図39A〜図39Lに示したユーザインタフェース例に関連する。具体的には、図38A〜図38Fのユーザインタフェース例及び図39A〜図39Lのユーザインタフェース例は両方とも、いくつかの実施形態による、電子デバイス(例えば、100、300、500、3800B、3900B)を使用したギフト転送の管理に関する。従って、図38A〜図38Fのユーザインタフェース例に関して説明した技術及び図39A〜図39Lのユーザインタフェース例に関して説明した技術は両方とも、ギフト転送を管理するための同様の概念に関連する技術である。
上述したように、図39A〜図39Lは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図39Aは、図36A〜図36Zを参照して上述した電子デバイス3600B(例えば、ユーザ、ジョンに属する)に対応する電子デバイス3900Bを示す。単に説明を簡単にするために、電子デバイス3600Bに対応する電子デバイス3900Bは、再びジョンのデバイスと呼ばれる。
図39Aでは、電子デバイス3900B(例えば、ジョンのデバイス)は、ディスプレイ3902に、ロックスクリーン3904(例えば、デバイスがロック解除状態ではなくロック状態にあるときに表示されるユーザインタフェース)を表示する。ロックスクリーン3904は、(例えば、ギフトの支払いを受け取った後)ギフトの支払いの受領に対応するギフト通知3906を含む。ギフト通知3906は、通知に関連付けられた支払いがギフトであることを示す(非ギフト支払いではなく)ギフトインジケーション3906A(例えば、「ギフトを受け取りました!」と述べるテキスト)を含む。ロックスクリーン3904はまた、(例えば、支払いを受け取った後)通常の支払いの受領に対応する支払い通知3908を含む。支払い通知3908は、特定の量(例えば、28ドル)の支払いが受領されたことを示す支払い通知3908A(例えば、「サラがあなたに28ドルを送りました」と述べる)を含む。図39Aに示すように、いくつかの実施形態では、ギフト通知3906のギフトインジケーション3906Aは、ギフト支払いの量のインジケーションを含まず、それにより、ギフトの開封前に受取人(例えば、デバイスのユーザ)がギフトの量を見ることを防止する。いくつかの実施形態では、ギフト通知3906のギフトインジケーション3906Aは、ギフトの送信者のインジケーションを含まない。
図39Bでは、ギフト通知3906及び支払い通知3908と共にロックスクリーン3904を表示しながら、電子デバイス3900B(例えば、ジョンのデバイス)は、ギフト通知3906のユーザ選択3901(例えば、タップジェスチャ)を検出する(例えば、ディスプレイ3902のタッチスクリーンを介して)。
図39Cでは、ギフト通知3906のユーザ選択3908の検出に応じて、ジョンのデバイスは、ディスプレイ3902に、ギフト通知3906に対応するギフト支払いの送信者であるメッセージ参加者3916(例えば、ケイト)とのメッセージ会話に対応するメッセージングアプリケーション3912のメッセージ会話3914を表示する。図39Cにジョンのデバイスに示すように、メッセージ会話3914は、以前に送信された(ジョンからケイトへ)メッセージに対応するメッセージオブジェクト3918(例えば、「お祝いに来てくれてありがとう!」と述べる)を含む。
メッセージ会話3914は、ギフトメッセージオブジェクト3920(例えば、図36I〜36Rを参照して上述したギフトメッセージオブジェクト3634に対応する)と、ギフトメッセージオブジェクト3920に付随するメッセージオブジェクト3926(例えば、「Happy Birthday!」と述べる、図36I〜36Rに上記で示されたメッセージオブジェクト3650に対応する)とを更に含む。ギフトメッセージオブジェクト3920は、内容オブジェクトを隠す(例えば、隠す、囲む)隠しオブジェクト3922を含む。いくつかの例において、隠しオブジェクトは、図39Cに示されるように封筒である。いくつかの例では、隠しオブジェクトはギフトボックスである。いくつかの実施形態では、隠しオブジェクト3922は、(通常の支払いではなく)メッセージオブジェクトがギフト支払いに対応することを受取人(単数又は複数)に示すメッセージ3924(例えば、「ラッキーです!」と述べる)を更に含む。
メッセージ会話3914は、ギフトメッセージオブジェクト3920に対応するギフト支払いが受取人のジョンによってまだ受諾されていないことを示す状態インジケータ3928(例えば、「この内容は未開封」と述べるテキスト、図36Pに上記で示す状態インジケータ3654に対応する)を更に含む。
図39Cはまた、ギフトメッセージオブジェクト3920に対応するギフト支払いの送信者(例えば、「ケイト」)に関連付けられ、更に図36A〜図36Zを参照して上述した電子デバイス3600Aに対応する電子デバイス3900Aを示す。単に説明を簡単にするために、電子デバイス3900Aは「ケイトのデバイス」と呼ばれる。図39Cでは、ケイトのデバイスは、ディスプレイ3902Aに、デバイスのユーザ(ケイト)とメッセージ参加者3916A(ジョン)との間のメッセージングアプリケーション3912A(例えば、メッセージングアプリケーション3912と同じアプリケーション)のメッセージ会話3914A(ジョンとケイトとの間のメッセージ会話3914に対応)を表示する。
メッセージ会話3914とメッセージ会話3914Aは、同じ参加者(ケイトとジョン)間の対応する会話であるため、メッセージ会話3914Aは、メッセージ会話3914に示されるメッセージに対応するメッセージを表示する。例えば、ケイトのデバイスでのメッセージ会話3914Aは、ジョンのデバイスでのメッセージ会話3914のメッセージオブジェクト3918に対応するメッセージオブジェクト3918A(例えば、「お祝いに来てくれてありがとう!」と述べる)を含む。同様に、ケイトのデバイスでのメッセージ会話3914Aは、ジョンのデバイスでのメッセージ会話3914のギフトメッセージオブジェクト3920に対応するギフトメッセージオブジェクト3920Aを含む。ジョンのデバイスのギフトメッセージオブジェクト3920と同様に、ケイトのデバイス上のギフトメッセージオブジェクト3920Aは、隠し要素3922A(隠し要素3922に対応)及び隠し要素3922A上に示されるメッセージ3924A(メッセージ3924に対応)を含む。
いくつかの実施形態では、ジョンのデバイスのメッセージ会話3914と同様に、メッセージ会話3914Aは、ギフトメッセージオブジェクト3920Aに対応する(従って、ギフトメッセージオブジェクト3920にも対応する)ギフト支払いが、受取人のジョンによってまだ開かれていないことをユーザに示す状態インジケータ3928A(「この内容は未開封」と述べる状態インジケータ3928に対応)を含む。
図39Dは、メッセージ会話3914に、(例えば、状態インジケータ3928によって示されるように)受取人ジョンによってまだ受諾されていないギフトメッセージオブジェクト3920を表示する電子デバイス3900B(ジョンのデバイス)を示す。ギフトメッセージオブジェクト3920を表示しながら、電子デバイス3900Bは、ギフトメッセージオブジェクト(例えば、ギフトメッセージオブジェクト3920の隠し要素3922上のタップジェスチャ)のユーザ選択3903(例えば、タップジェスチャ)を検出する(例えば、ディスプレイ3902のタッチスクリーンを介して)。
ギフトメッセージオブジェクト3920のユーザ選択2903の検出に応じて、ギフトメッセージオブジェクト3920が開かれ、隠しオブジェクト3922内に囲まれる内容オブジェクト3930が明らかになる。いくつかの実施形態では、内容オブジェクトが明らかにされたときに、グラフィカルアニメーションがギフトメッセージオブジェクト3920に適用される。例えば、一連の図39E〜図39Jによって示されるように、ギフトメッセージオブジェクト3920が封筒/手紙である場合(例えば、隠しオブジェクト3922が封筒であり、内容オブジェクト3930が手紙である)、グラフィカルアニメーションは、メッセージ会話3914内でギフトメッセージオブジェクト3920が持ち上げられて裏返され(封筒の背面を示すことから封筒の前面へ)、オブジェクトが裏返されると、隠しオブジェクト3922(例えば、封筒)が開かれ、隠しオブジェクト3922に囲まれた内容オブジェクト3930が明らかにされることを伴う。更に、内容オブジェクト3930(例えば、手紙)は、その後、隠しオブジェクト3922内から持ち上げられ、隠し要素の前に配置され、従って、図39Jのジョンのデバイスによって示されるように、内容オブジェクトの内容を完全に示す。
図39Jは、図39Cに示すように、電子デバイス3900B(ジョンのデバイス)と電子デバイス3900A(ケイトのデバイス)の両方を再び示す。ジョンのデバイスは、メッセージの参加者3916(ケイト)とのメッセージ会話3914で、ギフト支払いが受取人ジョンによって開かれた(ユーザ選択3903を介して)後ギフトメッセージオブジェクト3920を表示する。図39Jのジョンのデバイスに示されているように、ギフト支払いが受諾されると、ギフトメッセージオブジェクト3920の内容オブジェクト3930が隠しオブジェクト3922内から明らかにされる。内容オブジェクト3930は、ギフト支払い量(例えば、50ドル)を示す量インジケーション3932を含み、量インジケーションは、ギフト支払いが受取人ジョンによって受諾された(ユーザ選択2903を介して)ため、グラフィカル効果(例えば、図36Rを参照して上述した量インジケーション3640に類似)と共に表示される。
いくつかの例では、開かれたギフトメッセージオブジェクトの量インジケーション3932に適用されるグラフィカル効果は、図33A〜図33Oを参照して説明した深度効果を含む動的視覚フィードバックである。いくつかの例では、開かれたギフトメッセージオブジェクトの量インジケーション3932に適用されるグラフィカル効果は、図33A〜図33Oを参照して説明した色調効果を含む動的視覚効果である。いくつかの例では、開かれたギフトメッセージオブジェクトの量インジケーション3932に適用されるグラフィカル効果は、図11A〜11V及び図33A〜図33Oを参照して説明した3D効果を含む動的視覚効果である。いくつかの実施形態では、動的視覚効果の生成に加えて、又はその代わりに、電子デバイス3900Bは動的触覚効果を生成する(例えば、図33F〜図33Hを参照して説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。
いくつかの実施形態では、ギフト支払いがユーザ(ジョン)によって受諾され、グラフィカルアニメーション(例えば、一連の図39E〜39Jに示される)が再生された後、電子デバイス3900B(ジョンのデバイス)は、ギフトメッセージオブジェクト3920の開に対応するグラフィカルアニメーションを再生して、隠しオブジェクト3922内から内容オブジェクト3930を明らかするための再生ボタン3936を表示する。
図39Jでは、ケイトのデバイスは、メッセージ会話3914A(メッセージ会話3914に対応)において、ジョンのデバイスに表示された開かれたギフトメッセージオブジェクト3920に対応する開かれたギフトメッセージオブジェクト3920Aを表示する。いくつかの実施形態では、図39Jに示すように、ギフト支払いが受取人(ジョン)によって開かれると、対応するギフトメッセージオブジェクトの内容オブジェクトもまた、送信者のデバイス(ケイトのデバイス、電子デバイス3900A)の対応するメッセージ会話内に明らかにされ、それにより、受取人(ジョン)がギフトメッセージオブジェクトに関連付けられたギフト支払いを開いたことを送信者(ケイト)に示す。従って、ジョンのデバイスのメッセージ会話3914に表示されるギフトメッセージオブジェクト3920と同様に、ケイトのデバイスのメッセージ会話3914Aに表示されるギフトメッセージオブジェクト3920Aは、隠しオブジェクト3922A(隠しオブジェクト3922に対応)内から明らかになった内容オブジェクト3930A(内容オブジェクト3930に対応)を表示する。更に、いくつかの実施形態では、内容オブジェクト3930Aは、動的視覚フィードバック(例えば、図33A〜図33Oを参照して説明した深度効果及び/又は色調効果、図11A〜図11Vを参照して説明した3D効果)と共に表示される量インジケーション3932A(例えば、量インジケーション3932に対応)を含む。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックの生成に加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバックを生成する(例えば、図33F〜図33Hを参照して説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。いくつかの実施形態では、メッセージ会話3914Aはまた、ギフトメッセージオブジェクト3920Aに関連付けられた送信されたギフト支払いが受取人(ジョン)によって受信され受諾されたことを送信者(ケイト)に示す状態インジケータ3938(例えば、「受信」と述べる)を含む。
図39Kは、図39Aに最初に示されるロックスクリーン3904を再び表示する電子デバイス3900B(ジョンのデバイス)を示し、ロックスクリーン3904は、ギフト通知3906(ギフトメッセージオブジェクト3920に関連付けられたギフト支払いに対応する)及び支払い通知3908(例えば、サラが28ドルで送った通常の非ギフト支払いに対応する)を表示している。図39Kでは、ロックスクリーン3904を表示しながら、電子デバイス3900Bは、支払い通知3908のユーザ選択3905(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ3902のタッチスクリーンを介して)検出する。
図39Lでは、支払い通知3908のユーザ選択3905の検出に応じて、電子デバイス3900B(ジョンのデバイス)は、支払い通知3908に関連付けられた支払いの送信者に対応するメッセージ参加者3964(例えば「サラ」)とのメッセージングアプリケーション3912のメッセージ会話3962を表示する。図39Lに示すように、メッセージ会話3962は、支払い通知3908に関連付けられた支払い(例えば、28ドルの量)に対応する支払メッセージオブジェクト3970を含み、支払いは、デバイスのオペレーティングシステム(のみ)により制御される第一者アプリケーションを使用して(第三者のアプリケーションではなく)行われた(例えば、図8X〜図8Zを参照して説明した支払いメッセージオブジェクト866に類似)。いくつかの実施形態では、支払いの送信者(例えば「サラ」)がユーザの信頼できる連絡先である場合、支払い通知3908に関連付けられた支払いは、通知のユーザ選択(例えばユーザ選択3905)に応じて自動的に受諾される。
図39Lに示すように、いくつかの実施形態では、支払いが受取人(ジョン)によって受諾されると、支払いメッセージオブジェクト3970の量インジケーション3972が、動的視覚効果(例えば、図33A〜33Oを参照して説明される深度効果及び/又は色調効果、図11A〜図11Vを参照して説明される3D効果)と共に表示される。いくつかの実施形態では、動的視覚フィードバックの生成に加えて、又はその代わりに、デバイスは動的触覚フィードバックを生成する(例えば、図33F〜図33Hを参照して説明する生成された触知出力3336に類似)。いくつかの実施形態では、生成されたフィードバック(例えば、視覚フィードバック、触覚フィードバック)は、デバイスの(例えば、唯一)オペレーティングシステムプログラムによって引き起こされ、デバイスの非オペレーティングシステムプログラムはフィードバックを引き起こすことができない。いくつかの実施形態では、支払い通知3908のユーザ選択の検出に応じて、支払いは自動的に受諾されない(例えば、支払いの送信者が信頼できる連絡先又は既知の連絡先でない場合)。そのような場合、支払い通知3908及び支払いメッセージオブジェクト3970に関連付けられた支払いを受諾するために、ユーザは追加のステップ(単数又は複数)を実行しなければならない(例えば、メッセージ会話3962で支払いメッセージオブジェクト3970を1回選択)。
図40A〜図40Bは、いくつかの実施形態に係る、ギフト転送を管理する方法を示すフロー図である。方法4000は、ディスプレイ(例えば、3802、3902)及び1つ以上のセンサデバイス(例えば、デバイスの向きを検出するための加速度計、1つ以上のカメラ)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、3800B、3900B)にて実行される。方法4000におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法4000は、ピアツーピアトランザクションを管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピアトランザクションを管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピアトランザクションをより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、3800B、3900B)は、ディスプレイ(例えば、3802、3902)に、デバイスのユーザと1人以上の他の参加者(例えば、3817、3917)との間のメッセージ会話(例えば、3814、3914)の少なくとも一部を含むメッセージユーザインタフェースを表示する(4002)。デバイスのユーザと1人以上の他の参加者との間のメッセージ会話の少なくとも一部を含むメッセージユーザインタフェースを表示すると、ユーザがメッセージ会話の最近の台詞を簡単に見ることができるため、視覚フィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。メッセージユーザインタフェースを表示しながら、電子デバイス(例えば、3800B、3900B)はメッセージを受信する(4004)。
メッセージの受信に応じて、電子デバイス(例えば、3800B、3900B)は、メッセージ会話(例えば、3814、3914)にメッセージ(例えば、3820、3920)の表現を表示する(4006)。メッセージの受信に応じてメッセージ会話にメッセージの表現を表示すると、ユーザがメッセージ会話で受信したメッセージの内容を簡単に表示できるようになるため、視覚フィードバックが提供される。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。メッセージユーザインタフェースを表示しながら、電子デバイス(例えば、3800B、3900B)はメッセージを受信する(4004)。
メッセージ会話(例えば、3814、3914)にメッセージの表現(例えば、3820、3920)を表示することは、メッセージが第1の種類のメッセージであり、メッセージのそれぞれの内容を当初隠す命令と共に送信されるという判定に従って、メッセージ会話(例えば、3814、3914)において、メッセージのそれぞれの内容(例えば、ギフトメッセージ)を隠す(一部又はすべて)隠し要素(例えば、3822、3922)を表示(4008)し、隠し要素(少なくとも一部)が基準点の変化に対するデバイスの角度が変化するにつれて変化する動的視覚効果(例えば、虹色効果、3D効果など)と共に表示される(例えば、カメラによって検出されたデバイスのディスプレイに対するユーザの顔の位置の変化、加速度計によって検出された基準点に対するデバイスの向きの変化)。メッセージのそれぞれの内容を隠す隠し要素を表示することは、メッセージが特別な種類のメッセージ(例えば、ギフトメッセージなど)に対応していることを閲覧者に示すことで視覚フィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。更に、動的視覚効果と共に隠し要素を表示すると、メッセージが、安全な特別な種類のメッセージ(例えば、第三者のアプリケーションによるものではなく、デバイスのオペレーティングシステムによって制御された第一者アプリケーションによって送信されたメッセージ)ジに対応することを示す視覚フィードバックが閲覧者に提供され、従って、デバイスの操作性が向上し、ユーザデバイスインタフェースのセキュリティが強化される(例えば、デバイスとの操作/対話時の詐欺を減らすことにより)。
いくつかの例では、視覚効果は色調効果である(例えば、図33A〜図33Oを参照して説明したように)。いくつかの例では、視覚効果は深度効果である(例えば、図33A〜図33O参照して説明したように)。いくつかの例では、視覚効果は光のきらめき効果である(例えば、グラフィック部分の表面を「照らす」光)。いくつかの例では、視覚効果は「光沢」効果である。いくつかの例では、隠し要素はメッセージ(例えば、「ラッキーです!」などのメモ、コメント)を含み、視覚効果はまた、第1のグラフィカル部分(隠し要素の他の部分ではない)上のメッセージ(例えば、「ラッキーです!」と述べる)に適用される。
いくつかの実施形態では、メッセージ会話(例えば、3814、3914)にメッセージの表現(例えば、3820、3920)を表示した後、メッセージが第1の種類のメッセージであり、メッセージのそれぞれの内容(例えば、ギフトメッセージ)を当初隠す命令と共に送信されるという判定に従って、電子デバイス(例えば、3800B、3900B)は、1つ以上の入力デバイスを介して、メッセージの表現の隠し要素(例えば、3820、3920)上のユーザ入力を検出する(4014)(例えば、ディスプレイ上のメッセージの表現の表示位置に対応するタッチ感知面上の位置で)。
いくつかの実施形態では、隠し要素(例えば、3820、3920)上のユーザ入力を検出したことに応じて(4016)、電子デバイス(例えば、3800B、3900B)は、メッセージ会話(例えば、3814、3914)において、メッセージのそれぞれの内容(例えば、3832、3932)を含む内容要素(例えば、3830、3930)を表示し(4018)、動的視覚効果(例えば、虹色効果、3D効果)が内容要素(の少なくとも一部)に適用される。隠し要素上のユーザ入力の検出に応じて、メッセージの会話に、メッセージのそれぞれの内容を含む内容要素を表示すると、特定の入力を実行した後閲覧者(例えば、ユーザ、受取人)がメッセージの内容を見ることを可能にすることによって視覚フィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。
いくつかの例では、動的視覚効果は、内容要素(例えば、3830、3930)上のメッセージの内容(例えば、3832、3932)にのみ適用される。いくつかの例では、隠し要素上のユーザ入力の検出に応じて、内容要素の表示に加えて、デバイスはアカウントの第1の種類の項目の第1の量をデバイスのユーザに関連付けられたアカウントに追加させる(第1の種類の項目を蓄積するために)。いくつかの例では、アカウントはデバイスのオペレーティングシステムによって制御されており、第三者アプリケーションによって制御することはできない
いくつかの実施形態では、隠し要素(例えば、3830、3930)上のユーザ入力の検出(例えば、4016)に応じて、電子デバイス(例えば、3800B、3900B)は、第2のデバイス(例えば、3800A、3900A、送信者のデバイス)の対応するメッセージ会話(例えば、3815、3915)に表示されるメッセージ(例えば、3833、3933)のそれぞれの内容を含む対応する内容要素(例えば、3831、3931)への、対応する動的視覚効果(例えば、虹色効果、3D効果)の適用を引き起こす(4020)。対応する動的視覚効果を対応する内容要素に適用すると、メッセージが、安全な特別な種類のメッセージ(例えば、第三者のアプリケーションによるものではなく、デバイスのオペレーティングシステムによって制御された第一者アプリケーションによって送信されたメッセージ)に対応することを示す視覚フィードバックが閲覧者に提供され、従って、デバイスの操作性が向上し、ユーザデバイスインタフェースのセキュリティが強化される(例えば、デバイスとの操作/対話時の詐欺を減らすことにより)。いくつかの例では、電子デバイスは、隠し要素上のユーザ入力を検出することなどにより、ギフトメッセージが開かれたことを第2のデバイスに示す命令を送信する。
いくつかの実施形態では、メッセージのそれぞれの内容(例えば、3832、3932)は、第1の種類の項目の量(例えば、リソース、ポイント、資金、写真、ファイル)を含み、隠し要素(例えば、3830、3930)上のユーザ入力の検出に応じて(4016)電子デバイス(例えば、3800B、3900B)は、電子デバイス(例えば、3800B、3900B)でプロビジョニングされたアカウント(例えば、リソースアカウント、ポイントアカウント、支払いアカウント、フォトギャラリアカウント、記憶装置アカウント)に第1の種類の項目の量を追加し(4022)、アカウントは、第1の種類の項目に関連付けられている(任意選択的に、対応している)。
いくつかの実施形態では、メッセージ会話(例えば、3814、3914)において、メッセージ(例えば、3822、3922)のそれぞれの内容(例えば、3832、3932)を含む内容要素(例えば、3830、3930)を表示することは、内容要素を明らかにする隠し要素の動的グラフィカルアニメーションを表示することを含む。内容要素を明らかにする隠し要素の動的グラフィカルアニメーションを表示すると、隠し要素と内容要素に対応するギフトが開かれていることを閲覧者が認識するのを可能にすることによって、視覚的フィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。
いくつかの例では、隠し要素(例えば、3822、3922)は封筒のグラフィカルな描写であり、内容要素(例えば、3830、3930)は、封筒に囲まれた手紙のグラフィカルな描写であり、動的グラフィカルアニメーションは、開く封筒と、封筒に同封された(例えば、少なくとも部分的に)手紙が出るグラフィカルアニメーションである。いくつかの例では、隠し要素(例えば、3822、3922)はギフトボックスのグラフィカルな描写であり、内容要素(例えば、3830、3930)は、ギフトボックスに包装されたギフト項目のグラフィカルな描写であり、動的グラフィカルアニメーションは、ギフトボックスの包装が開いてギフトボックスの中の包装されたギフト項目が少なくとも部分的に明らかになるグラフィカルアニメーションである。
メッセージ会話(例えば、3814、3914)に、メッセージのそれぞれの内容(例えば、3832、3932)を含む内容要素(例えば、3830、3930)を表示した後、電子デバイス(例えば、3800B、3900B)は、1つ以上の入力デバイスを介して、再生アフォーダンス(例えば、3836、3936)のユーザ選択(例えば、アクティブ化)を検出する(4024)。いくつかの実施形態では、再生アフォーダンスのユーザ選択(例えば、3836、3936)の検出に応じて(4026)、電子デバイス(例えば、3800B、3900B)は、隠し要素によって隠される内容要素(例えば、3830、3930)を元に戻し(4028)、隠し要素の動的グラフィカルアニメーション(例えば、3822、3922)を再表示して、内容要素(例えば、3830、3930)を明らかにする(4030)。
いくつかの実施形態では、動的グラフィカルアニメーションは、デバイスの第一者(例えば、オペレーティングシステム制御)アプリケーションによって制御され、デバイスの非第一者(例えば、第三者)アプリケーションによって制御されることを防止される。デバイスの第一者アプリケーションによって制御される(そしてデバイスの非第一者アプリケーションによって制御されることを阻止される)動的グラフィカルアニメーションは、関連するギフトが安全な第一者アプリケーションを使用して送信されたことを示す視覚フィードバックが閲覧者に提供され、従って、デバイスの操作性が向上し、ユーザデバイスインタフェースのセキュリティが強化される(例えば、デバイスとの操作/対話時の詐欺を減らすことにより)。
いくつかの実施形態では、隠し要素(例えば、3822、3922)は、封筒のグラフィカル表現に対応し、内容要素(例えば、3830、3930)は、封筒に対応する手紙のグラフィカル表現に対応する。いくつかの実施形態では、隠し要素(例えば、3822、3922)は、ギフトボックス(例えば、又はギフトボックスラッピング)のグラフィカル表現に対応し、内容要素(例えば、3830、3930)は、ギフトボックス内のギフト項目のグラフィカル表現に対応する。いくつかの実施形態では、メッセージのそれぞれの内容を含む内容要素が表示されると、内容要素は隠し要素によって再度隠すことができない。
いくつかの実施形態では、メッセージが第1の種類のメッセージであり、メッセージのそれぞれの内容(例えば、3832、3932)を当初隠す命令と共に送信されるという判定に更に従って、電子デバイス(例えば、3800B、3900B)は、メッセージが閲覧されていないというインジケーション(例えば、メッセージが受取人によってまだ開かれていないという)を、メッセージ会話(例えば、3814、3914)に表示する(4032)。メッセージが第1の種類のメッセージであり、メッセージのそれぞれの内容を当初隠す命令と共に送信されるという判定に従って、メッセージが閲覧されていないというインジケーションを表示すると、メッセージの現在の状態の視覚フィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。いくつかの例では、メッセージが表示されている(例えば見られている)ことに応じて(及び後)、メッセージが見られていないというインジケーションは表示を停止する。
メッセージ会話(例えば、3814、3914)においてメッセージの表現(例えば、3820、3920)を表示することは、メッセージが第1の種類のメッセージであり、メッセージのそれぞれの内容(例えば、ギフトメッセージではない支払いメッセージ)を当初隠す命令と共に送信されなかったという判定に従って、メッセージ会話(例えば、3814、3914)に、基準点の変化に対してデバイスの角度が変化するにつれて変化する動的視覚効果と共に、メッセージのそれぞれの内容を表示する(4010)。メッセージ会話において、基準点の変化に対してデバイスの角度が変化するにつれて変化する動的視覚効果と共にメッセージのそれぞれの内容を表示すると、メッセージが、安全な特別な種類のメッセージ(例えば、第三者のアプリケーションによるものではなく、デバイスのオペレーティングシステムによって制御された第一者アプリケーションによって送信されたメッセージ)に対応することを示す視覚フィードバックが提供され、従って、デバイスの操作性が向上し、ユーザデバイスインタフェースのセキュリティが強化される(例えば、デバイスとの操作/対話時の詐欺を減らすことにより)。
いくつかの実施形態では、第1の種類のメッセージはある量の支払いに対応し(例えば、メッセージ参加者からデバイスのユーザへ)、メッセージのそれぞれの内容(例えば、3932)はその量を含む。いくつかの例では、メッセージのそれぞれの内容は支払い量に対応している。
メッセージ会話(例えば、3814、3914)におけるメッセージの表現の表示は、メッセージが第2の種類のメッセージであるという判定に従って、メッセージ会話(例えば、3814、3914)において、動的視覚効果なしでメッセージのそれぞれの内容を表示することを含む(4012)。メッセージ会話において、動的視覚効果なしでメッセージのそれぞれの内容を表示すると、メッセージが、強化されたセキュリティを必要とする特別な種類のメッセージ(例えば、支払いに対応するメッセージ)に関連付けられていないことを示す視覚フィードバックが提供される。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。
いくつかの実施形態では、動的視覚効果は、デバイスの第一者(オペレーティングシステム制御の)アプリケーションによって制御され、デバイス上の非第一者(例えば第三者)アプリケーションは、動的視覚効果に類似の特性を有する視覚効果の生成を防止される(例えば、メッセージング環境で実行されているアプリケーションには、基準点に対するデバイスの角度の変化に応じて変化する虹色効果を作成するために必要なデバイス方向データが提供されないため、非第一者アプリケーションが支払いやその他のセキュアなデータに対応するように見える誤解を招くアニメーションを作成することを阻止する)。デバイスの第一者アプリケーションによって制御される(そしてデバイスの非第一者アプリケーションによって制御されることを阻止される)動的視覚効果は、関連するギフトが安全な第一者アプリケーションを使用して送信されたことを示す視覚フィードバックが提供され、従って、デバイスの操作性が向上し、ユーザデバイスインタフェースのセキュリティが強化される(例えば、デバイスとの操作/対話時の詐欺を減らすことにより)。
方法4000に関して上述された処理(例えば、図40A〜図40B)の詳細はまた、上記及び以下で説明される方法にも、類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法4000は、任意選択的に、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700、3000、3400、3700、4300、4600及び4900を参照して上記及び以下に説明する様々な方法の特性のうちの1つ以上を含む。例えば、方法900で説明するように、メッセージングアプリケーションのメッセージ会話を介して行われる転送(例えば、リソース、ファイル、データストレージ、支払いの)は、非ギフト転送としてではなく、ギフト転送として行うことができる。別の例では、方法1200で説明するように、完了した転送(例えば、リソース、ファイル、データストレージ、支払い)に適用された視覚効果(例えば、3D効果)は、ギフト転送が受取人によって受信又は開かれた場合、ギフト転送に対応するメッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法1500で説明するように、指定されたメッセージに基づいて視覚的に区別可能なメッセージオブジェクトは、さまざまな種類のギフト転送(例えば、サプライズギフト、要求に応じたギフト、特定の時期に作られた贈り物)を区別するために、ギフトメッセージに適用することができる。別の例では、方法1800で説明するように、アクティブ化されたアカウント(例えば、データストレージアカウント、支払いアカウント)を使用して、ギフト転送を介してギフトとして項目(例えば、ファイル、データストレージ、支払い)を受信及び/又は送信することができる。別の例では、方法2100で説明するように、項目(例えば、ファイル、データストレージ、資金)の転送に使用する準備ができているアカウントは、メッセージ会話の別の参加者からギフトとして取得した項目を使用できる。別の例として、方法2400で説明するように、転送(例えば、ファイル、データストレージ、資金)が2つの異なるアカウント間で分割される場合、一方又は両方のアカウントがギフト転送で取得した資金を使用できる。別の例では、方法2700で説明するように、転送履歴リストは、ギフト転送として受信又は送信された転送を含むことができる。別の例では、方法3000で説明するように、転送を行うために使用される音声アクティブ化はまた、ギフト転送を行うために使用することもできる。別の例では、方法3400で説明するように、受諾された転送に対応するメッセージオブジェクトに適用される動的視覚フィードバックは、ギフトメッセージオブジェクトが受取人に開かれて受諾された場合、ギフト転送に対応するメッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法3700で説明するように、非ギフト転送ではなくギフト転送として(例えば、ファイルの、データストレージの、資金の)転送を行うことで、受信したギフト転送のために表示される通知の種類を判定することができる。別の例として、方法4300、4600、及び4900で説明するように、グループアカウントが作成されると、グループアカウントはギフト転送を行うため又はギフト転送を受信するために使用できる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図40A〜図40Bを参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜1Bに示す構成要素によって実施される。例えば、表示動作4002、受信動作4004、表示動作4006、表示動作4008、表示動作4010、及び表示動作4012は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実施される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図41A〜図41Dは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウントを作成及び管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。以下でより詳細に説明するように、図41A〜図41Dに示される例示的なユーザインタフェースによって示される技術は、図42A〜図42Oの例示的なユーザインタフェースによって示される技術に関する。
図41Aは、電子デバイス4100Aを示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図41A〜図41Dに示す非限定的な例示的実施形態では、電子デバイス4100はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス4200Aは、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス4100Aは、ディスプレイ4102、セキュア要素、及び1つ以上の無線通信無線機を備える。
図41Aでは、電子デバイス4100A(例えば、ユーザ「ケイト」に属する)は、ディスプレイ4102に、メッセージングアプリケーション4104のグループメッセージ会話4106(例えば、の少なくとも一部)上にプールアカウント作成ユーザインタフェース4122を表示し、グループメッセージ会話は、ユーザ(例えば、この非限定的な実施例では「ケイト」)、メッセージ参加者4108(例えば、この非限定的な実施例では「ジョン」)、メッセージ参加者4110(例えば、この非限定的な実施例では「ジェーン」)、及びメッセージ参加者4112(例えば、この非限定的な実施例では「サラ」)を含む。いくつかの実施形態において、プールアカウント作成ユーザインタフェース4122は、(オンライン)共用データストレージアカウント(例えば、プールデータストレージアカウント)を作成するために使用され、参加者は共用データストレージアカウントにデータストレージを提供又は共用データストレージアカウントからデータストレージを使用できる。
図41Aに示すように、プールアカウント作成ユーザインタフェース4122は、作成者(ケイト)によって選択されたプールアカウントの代表画像を示す画像領域4122Sと、作成者によって選択されたプールデータストレージアカウントの名前を示す名前領域4122b(例えば、「グループ記憶装置」を示す)と、作成者によって選択されたグループ記憶装置アカウントの有効期間を示す日付領域4122C(例えば、7月4日〜7月8日を示す)と、作成者が要求する寄与ストレージ量(例えば、プールデータストレージアカウントに参加するため)を示す寄与領域4122D(例えば、「50GB」を示す)と、(例えば、「ケイト・アップルシード、ジョン・アップルシード、ジェーン・スミス、サラ・フランシスコ」を示す)プールデータストレージアカウントに参加するよう招待された選択された参加者を示す参加者領域4122Eと、領域4122A〜4122Eに示されている選択された設定でプールデータストレージアカウントの作成を進めるためのプール作成ボタン4124とを含む。
図41Aでは、領域4122A〜4122Eに示されるように選択されたプールアカウント設定でプールアカウント作成ユーザインタフェース4122を表示しながら、電子デバイス4100Aは、プール作成ボタン4124のユーザ選択4101(例えば、タップジェスチャ)を検出する。
図41Bは、それぞれケイト、ジョン、ジェーン、及びサラのデバイスにそれぞれ対応する電子デバイス4100A〜4100Dを示す。単に説明を簡単にするために、図41Bの例示的なユーザインタフェースを説明する場合、電子デバイス4200A(ケイトに属する)は、ケイトのデバイスと呼ばれ、電子デバイス4200B(ジョンに属する)はジョンのデバイスと呼ばれ、電子デバイス4200C(ジェーンに属する)はジェーンのデバイスと呼ばれ、電子デバイス4200D(サラに属する)は、サラのデバイスと呼ばれる。
図41Bのケイトのデバイスによって示されるように、プール作成ボタン4124のユーザ選択4101の検出に応じて、ケイトのデバイスは、グループメッセージ会話4106内に、図41Aのプールアカウントユーザインタフェース4122を使用して作成された「グループ記憶装置」プールアカウントに対応するプールメッセージオブジェクト4130を表示する。プールメッセージオブジェクト4130は、プールアカウント作成ユーザインタフェース4122を使用して以前に選択されたプールアカウント(例えば、「グループ記憶装置」)の名前に対応する名前インジケーション4130Aと、プールアカウント作成ユーザインタフェース4122を使用して以前に選択されたプールアカウントの有効期間(例えば、7月4日〜7月8日)に対応する日付インジケーション4130Bと、プールアカウント作成ユーザインタフェース4122を使用して以前に選択されたプールアカウントの代表画像に対応する背景画像4130Cとを含む。更に、プールメッセージオブジェクト4130は、プールアカウントの詳細設定ページを表示するためのビューボタン4132を含む。更に、ギフトメッセージオブジェクト4130に対応するギフトメッセージオブジェクトが意図する受取人(例えば、ジョン、ジェーン、及びサラ)に送信されたことを示す状態インジケータ4134(例えば、「配送済み」と述べる)がグループメッセージ会話4106内に表示される。
図41Bの4つのデバイスによって示されるように、グループメッセージ会話4206でプールメッセージオブジェクト4130を表示するケイトのデバイスと同様に、対応するグループメッセージオブジェクト4131、4133、及び4135は、招待された各参加者のデバイスの対応するグループメッセージ会話に送信され、表示される(例えば、ジョン、ジェーン、サラ)。
すなわち、ジョンのデバイスでは、プールメッセージオブジェクト4131が対応するグループメッセージ会話4106Bに示され、グループメッセージ会話4106Bは、ケイトのデバイスに示されるグループメッセージ会話4106に対応し、ジョンのデバイスのプールメッセージオブジェクト4131は、ケイトのデバイスのプールメッセージオブジェクト4230に対応する。プールメッセージオブジェクト4131は、プールメッセージオブジェクト4131に対応するプールデータストレージアカウントに参加するための参加ボタン4132Bを更に含む。
同様に、ジェーンのデバイスでは、プールメッセージオブジェクト4133が対応するグループメッセージ会話4106Cに示され、グループメッセージ会話4106Cは、ケイトのデバイスに示されるグループメッセージ会話4106に対応し、ジェーンのデバイスのプールメッセージオブジェクト4133は、ケイトのデバイスのプールメッセージオブジェクト4130に対応する。プールメッセージオブジェクト4133は、プールメッセージオブジェクト4133に対応するプールアカウントに参加するための参加ボタン4132Cを更に含む。
同様に、サラのデバイスでは、プールメッセージオブジェクト4135が対応するグループメッセージ会話4106Dに示され、グループメッセージ会話4106Dは、ケイトのデバイスに示されるグループメッセージ会話4106に対応し、サラのデバイスのプールメッセージオブジェクト4135は、ケイトのデバイスのプールメッセージオブジェクト4130に対応する。プールメッセージオブジェクト4135は、プールメッセージオブジェクト4135に対応するプールアカウントに参加するための参加ボタン4132Dを更に含む。
図41Cでは、プールメッセージオブジェクト4130を表示しながら、電子デバイス4100Aは、メッセージ会話4106におけるプールメッセージオブジェクト4130のビューボタン4134のユーザ選択4103(例えば、タップジェスチャ)を検出する。図41Dでは、ビューボタン4134のユーザ選択4103の検出に応じて、電子デバイス4100Aは、選択されたプールメッセージオブジェクトに対応するプールデータストレージアカウントに関する情報を含むプール詳細ユーザインタフェース4152を表示する(例えば、グループメッセージ会話4106の表示を置き換える)。
いくつかの実施形態では、図41Dに示すように、プール詳細ユーザインタフェース4152は、プールアカウントの名前を示す名前領域4152A(例えば、「グループ記憶装置」を示す)と、プールアカウントのデータストレージを使用することができる(例えば、ファイルを記憶するため)有効期間を示す日付領域4152B(例えば、「7月4日〜7月8日を示す)と、選択されたプールアカウントの代表画像を示す画像領域4152C(プールアカウント作成ユーザインタフェース4122の画像領域4122Aで選択された画像に対応)とを含む。
いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4152はまた、プールアカウントのデータストレージの1つ以上の過去の使用及び/又はプールアカウントに行われた追加データストレージの寄与を示す使用領域4154を含む。例えば、使用領域4154は、ケイトが「グループ記憶装置」プールアカウントを作成したときにケイトによって行われた寄与に関連付けられた第1の使用4154Aを示す(例えば、図41Aで説明したように)。使用領域4154はまた、サラが「グループ記憶装置」プールアカウントに参加するために行った寄与に関連付けられた第2の使用4154Bを示す。
いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4152はまた、プールアカウントで現在利用可能なデータストレージの量を示す残高インジケーション4156(例えば、「100GB」を示す)を含む。例えば、図41Dでは、「グループ記憶装置」プールアカウントには現在、それぞれ50GBの2つの寄与(ケイトとサラが行った)のみが含まれ、他の使用はないため、残高インジケーション4156は100GBの利用可能なデータストレージの合計を示す。いくつかの実施形態において、プール詳細ユーザインタフェース4152はまた、プール参加者(例えば、グループアカウントの所有者又は作成者、プールアカウントに参加した参加者、プールアカウントに参加するように招待されたがまだ参加していない参加者)を示す参加者領域4158を含む。例えば、図41Dでは、サラはプールアカウントに参加したため、サラは参加者領域4158内の「参加」メンバーとして表示されるが、ジョンとジェーンはまだプールアカウントに参加していないため、プールアカウントの「保留中」メンバーとして表示される。いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4152は、デバイスのユーザが現在メンバーであるプールアカウントのすべてを見るためのプールビューボタン4160(例えば、「すべてのプールを見る」と述べる)を含む。
上記の図41A〜図41Dに示すユーザインタフェース例は、以下の図42A〜図42Oに示したユーザインタフェース例に関連する。具体的には、図41A〜図41Dのユーザインタフェース例及び図42A〜図42Oのユーザインタフェース例は両方とも、いくつかの実施形態による、電子デバイス(例えば、100、300、500、4100A、4200A)を使用したグループアカウントの作成及び管理に関する。従って、図41A〜図41Dのユーザインタフェース例に関して説明した技術及び図42A〜図42Oのユーザインタフェース例に関して説明した技術は両方とも、グループアカウントを作成及び管理するための同様の概念に関連する技術である。
上述のように、図42A〜図42Oは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウントを作成及び管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図42Aは、電子デバイス4200Aを示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図42A〜図42Oに示す非限定的な例示的実施形態では、電子デバイス4200はスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス4200Aは、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス4200Aは、ディスプレイ4202、セキュア要素、及び1つ以上の無線通信無線機を備える。
図42Aでは、電子デバイス4200Aは、ディスプレイ4202に、ユーザ(例えば、この非限定的な実施例では「ケイト」と名付けられている)、メッセージ参加者4208(例えば、この非限定的な実施例では「ジョン」と名付けられている)、メッセージ参加者4210(例えば、この非限定的な例では「ジェーン」と名付けられている)、及びメッセージ参加者4212(例えば、この非限定の例の実施例では「サラ」と名付けられている)を含むメッセージングアプリケーション4204(例えば、第三者アプリケーションではなく、デバイスのオペレーティングシステムによって制御される第一者アプリケーション)のグループメッセージ会話4206を表示する。単に説明を簡単にするために、図42A〜図42Oに示される例示的なユーザインタフェースを説明するとき、電子デバイス4200Aのデバイスユーザは「ケイト」と呼ばれ、メッセージ参加者4208は「ジョン」と呼ばれ、メッセージ参加者4210は「ジェーン」と呼ばれ、メッセージ参加者4212は「サラ」と呼ばれる。
図42Aに示すように、グループメッセージ会話4206は、ジェーンからのメッセージオブジェクト4214(例えば、「タホはとても楽しくなるでしょう!」と述べる)と、サラからのメッセージオブジェクト4216(例えば、「はい!何を持って行く必要がありますか?」と述べる)とを含む。いくつかの実施形態では、グループメッセージ会話4206を表示しながら、電子デバイス4200Aは、メッセージ及びアプリケーションボタン4220を入力するための仮想キーボード4218を表示する。
図42Bに示すように、グループメッセージ会話4206を表示しながら、電子デバイス4200Aは、アプリケーションボタン4220のユーザ選択4201(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4202のタッチスクリーンを介して)検出する。
図42Cでは、グループメッセージ会話4206を表示している間に、アプリケーションボタン4220上のユーザ選択4201の検出に応じて、電子デバイス4200Aは、ユーザがグループメッセージ会話4206のグループメッセージ参加者(例えば、ケイト、ジョン、ジェーン及びサラ)間でプールアカウントを作成するつもりか否かをユーザ(ケイト)に尋ねるプールアカウント作成プロンプト4221を表示する(例えば、仮想キーボード4218の表示を置き換えることにより)。図42Cに示すように、プールアカウント作成プロンプト4221は、プールアカウントの作成を進めるための「はい」ボタン4221Aと、プールアカウントの作成の続行を取り止めるための「いいえ」ボタン4221Bとを含む。
図42Dでは、プールアカウント作成プロンプト4221を表示しながら、電子デバイス4200Aは、プールアカウントの作成を進めるための「はい」ボタン4221Aのユーザ選択4211(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4202のタッチスクリーンを介して)検出する。
図42Eでは、ユーザ選択4221の検出に応じて、電子デバイス4200Aは、ディスプレイ4202に、プールアカウントを作成するためのプールアカウント作成ユーザインタフェース4222を表示する。いくつかの例では、図42Eに示すように、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222がグループメッセージ会話4206の上に(少なくとも部分的に)表示される。いくつかの例では、図42Eに示すように、メッセージングアプリケーション4204に示されるグループメッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者4208、メッセージ参加者4210、及びメッセージ参加者4212)の少なくとも一部は、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222が表示されている間、表示されたままである。
プールアカウント作成ユーザインタフェース4222は、作成されているプールアカウントの設定に対応する複数の領域を含む。いくつかの実施形態では、図42Eに示すように、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222は、画像領域4222A(例えば、プールアカウントの代表画像を追加するため)、名前領域4222B(例えば、プールアカウントの名前を入力するため)、日付領域4222C(例えば、プールアカウントがアクティブで期限切れになっていないプールアカウントの有効期間を入力するため)、寄与量領域4222D(例えば、プールアカウントの選択された招待者に要求された寄与量を入力するため)、及び参加者領域4222E(例えば、プールアカウントの現在選択されている招待者を示す)を含む。
いくつかの実施形態では、すべてのプール参加者がプールアカウントを使用して支払いトランザクションを行うことを許可されているわけではなく、すべてのプール参加者がプールアカウントに寄与することを許可されているわけではない。すなわち、いくつかの実施形態では、プールアカウントの一部(すべてではない)の参加者が許可されたファンドユーザとして指定され、及び/又はプールアカウントの一部(すべてではない)の参加者が許可ファンド寄与者として指定される。いくつかの実施形態では、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222はまた、作成されると、プールアカウントを使用して支払いトランザクションを行うことを許可されたユーザ(例えば、許可された資金ユーザ)を別個に選択するための許可ユーザ領域を含む(例えば、プール参加者全員がプールアカウントを使用して支払いトランザクションを行うことを許可されるわけではない場合)。いくつかの実施形態において、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222はまた、プールアカウントへの寄与を許可されたプール参加者(例えば、許可された資金寄与者)を別個に選択するための寄与ユーザ領域も含む。
いくつかの実施形態では、図42Eに更に示されるように、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222は、複数の利用可能な既存のテンプレートからテンプレートを選択するためのテンプレートボタン4224(例えば、「テンプレートを使用」と述べる)を更に含み、テンプレートは、1組の既定のアカウント設定(例えば、既定の画像、既定の名前、既定の日付、既定の寄与量、既定の参加者、既定の許可された資金のユーザ、既定の許可された資金の寄与者)を含む。
図42Fは、入力及び/又は選択された領域4222A〜4222Eを有するプールアカウント作成ユーザインタフェース4222を表示する電子デバイス4200Aを示す。図42Fに示すように、画像領域4222Aは、プールアカウントに対して選択された代表画像を示し、名前領域4222Bは、プールアカウントに対して選択された名前(例えば、「タホ旅行」と述べる)を示し、日付領域4222Cは、プールアカウントに対して選択された日付範囲(例えば、7月4日〜7月8日)を示し、寄与領域4222Dは、プールアカウントに対して選択された要求された寄与量(例えば、「50ドル」)を示し(例えば、プールアカウントに参加するために、各招待者からプールアカウントへの寄与が当初要求される支払い量)、参加者領域4222Eは、招待されたプール参加者(例えば、ケイト、ジョン、ジェーン、サラ)を示す。
いくつかの実施形態では、招待されたプール参加者(例えば、参加者領域4222Eに示されている)は、ユーザによって手動で入力及び/又は選択される。いくつかの実施形態において、招待されたプール参加者は、背景グループメッセージ会話(例えば、グループメッセージ会話4206)の参加者に基づいて自動的に(例えば、ユーザ入力なしで)選択される。従って、図42Fでは、いくつかの実施形態において、グループメッセージ会話4206の参加者はケイト、ジョン、ジェーン、及びサラであるため、参加者領域4222Eにケイト、ジョン、ジェーン、及びサラを含むようにプール参加者が自動的に表示される。
いくつかの実施形態では、設定の少なくとも一部(又はすべて)が入力及び/又は選択されたことの検出に応じて、電子デバイス4200Aは、図42Fに示すように、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222にプール作成ボタン4225を表示する。いくつかの例では、プール作成ボタン4225がテンプレートボタン4224に置き換わる。図42Fでは、電子デバイス4200Aは、プールアカウント(例えば「タホ旅行」プールアカウント)を作成するためのプール作成ボタン4225のユーザ選択4203(例えばタップジェスチャ)を(例えばディスプレイ4202のタッチスクリーンを介して)検出する。
いくつかの実施形態では、プールアカウント(例えば、「タホ旅行」プールアカウント)を作成するユーザ選択4203の検出に応じて、要求された寄与量(例えば、寄与領域4222Dによって示される50ドルの量)は、ユーザ(ケイト)に関連付けられたアカウントから自動的に引き出され、プールアカウントに追加される。いくつかの実施形態では、ユーザ(ケイト)アカウントからの寄与量をプールアカウントに追加する前に、電子デバイス4200Aはユーザ認証を要求し(例えば、指紋認証、顔認識認証、虹彩/網膜スキャン認証などの生体認証を介して、又はパスワード/パスコード認証を介して)、資金(例えば、50ドルの量)は、要求された認証が成功した場合、ユーザのアカウントからプールアカウントに寄与される。
図42Gは、それぞれケイト、ジョン、ジェーン、及びサラのデバイスにそれぞれ対応する電子デバイス4200A〜4200Dを示す。単に説明を簡単にするために、電子デバイス4200A(ケイトに属する)は、ケイトのデバイスと呼ばれ、電子デバイス4200B(ジョンに属する)はジョンのデバイスと呼ばれ、電子デバイス4200C(ジェーンに属する)はジェーンのデバイスと呼ばれ、電子デバイス4200D(サラに属する)は、サラのデバイスと呼ばれる。
図42Gのケイトのデバイスによって示されるように、プール作成ボタン4225のユーザ選択4203の検出に応じて、ケイトのデバイスは、グループメッセージ会話4206内に、図42Fのプールアカウントユーザインタフェース4222を使用して作成された「タホ旅行」プールアカウントに対応するプールメッセージオブジェクト4230を表示し、プールメッセージオブジェクト4230は、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222を使用して以前に選択されたプールアカウント(例えば、「タホ旅行」)の名前に対応する名前インジケーション4230Aと、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222を使用して以前に選択されたプールアカウントのアクティブな期間(例えば、7月4日〜7月8日)に対応する日付インジケーション4230Bと、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222を使用して以前に選択されたプールアカウントの代表画像に対応する背景画像4230Cとを含む。更に、プールメッセージオブジェクト4230は、プールアカウントの詳細設定ページを表示するためのビューボタン4232を含む。更に、ギフトメッセージオブジェクト4230に対応するギフトメッセージオブジェクトが意図する受取人(例えば、ジョン、ジェーン、及びサラ)に送信されたことを示す(ケイト)状態インジケータ4234(例えば、「配送済み」と述べる)がグループメッセージ会話4206内に表示される。
図42Gの4つのデバイスによって示されるように、プール作成ボタン4225のユーザ選択4203の検出に応じて、グループメッセージ会話4206でプールメッセージオブジェクト4230を表示するケイトのデバイスに加えて、対応するグループメッセージオブジェクト4231、4233、及び4235は、選択された各参加者のデバイスの対応するグループメッセージ会話に送信され、表示される(例えば、ジョン、ジェーン、サラ)。すなわち、ジョンのデバイスでは、プールメッセージオブジェクト4231がグループメッセージ会話4206Bに示され、ジョンのデバイスに示されるグループメッセージ会話4206Bは、ケイトのデバイスに示されるグループメッセージ会話4206に対応し、ジョンのデバイスに示されるプールメッセージオブジェクト4231は、ケイトのデバイスに示されるプールメッセージオブジェクト4230に対応する。プールメッセージオブジェクト4231は、プールメッセージオブジェクト4231に対応するプールアカウントに参加するための参加ボタン4232Bを更に含む。同様に、ジェーンのデバイスでは、プールメッセージオブジェクト4233がグループメッセージ会話4206Cに示され、ジェーンのデバイスに示されるグループメッセージ会話4206Cは、ケイトのデバイスに示されるグループメッセージ会話4206に対応し、ジェーンのデバイスに示されるプールメッセージオブジェクト4233は、ケイトのデバイスに示されるプールメッセージオブジェクト4230に対応する。プールメッセージオブジェクト4233は、プールメッセージオブジェクト4233に対応するプールアカウントに参加するための参加ボタン4232Cを更に含む。同様に、サラのデバイスでは、プールメッセージオブジェクト4235がグループメッセージ会話4206Dに示され、サラのデバイスに示されるグループメッセージ会話4206Dは、ケイトのデバイスに示されるグループメッセージ会話4206に対応し、サラのデバイスに示されるプールメッセージオブジェクト4235は、ケイトのデバイスに示されるプールメッセージオブジェクト4230に対応する。プールメッセージオブジェクト4235は、プールメッセージオブジェクト4235に対応するプールアカウントに参加するための参加ボタン4232Dを更に含む。
図42Hは、図42Gのように、ケイトのデバイス、ジョンのデバイス、ジェーンのデバイス、サラのデバイスを示し、それぞれ対応するプールメッセージオブジェクト4230、4231、4233、4235を表示する。図42Hに示すように、サラのデバイス上のメッセージ会話4206Dにプールメッセージオブジェクト4325を表示しながら、サラのデバイスは、(例えば、デバイスのディスプレイのタッチスクリーンを介して)プールメッセージオブジェクト4235の参加ボタン4232Dのユーザ選択4205Dを検出する(プールメッセージオブジェクト4230、4231、及び4233に対応する)。ジョンのデバイスとジェーンのデバイスは、同様のユーザ選択を検出しない。プールメッセージオブジェクト4235の参加ボタン4232Dを選択することにより、サラはプール支払いメッセージ4230に対応するプールアカウントに参加したが、ジョンとジェーンはまだプールアカウントに参加していない。
いくつかの実施形態では、招待者は、プールアカウントに参加するために要求された寄与をしなければならない。「タホ旅行」プールアカウントの場合、要求された寄与は50ドルである(図42Fに示すように、プールアカウント作成ユーザインタフェース4222を使用して選択されている)。いくつかの実施形態では、サラのデバイス上のプールメッセージオブジェクト4235の参加ボタン4232Dでのユーザ選択4205Dの検出に応じて、サラの指定された個人アカウントからプールアカウントに要求された寄与量(例えば50ドル)が自動的に送信される(従って、プールアカウントに寄与される)。いくつかの実施形態では、プールアカウント作成者(ケイト)がサラのデバイスに保存された信頼できる連絡先である場合、又はグループメッセージ会話のすべての参加者(ケイト、ジョン及びジェーン)がサラのデバイスに記憶されている信頼できる連絡先である場合にのみ、要求された寄与量がサラの個人指定アカウントからプールアカウントに自動的に送信される。いくつかの実施形態では、サラのアカウントからの寄与量をプールアカウントに送信する前に、サラのデバイスはユーザ認証を要求し(例えば、指紋認証、顔認識認証、虹彩/網膜スキャン認証などの生体認証を介して、又はパスワード/パスコード認証を介して)、資金(例えば、50ドルの量)は、要求された認証が成功した場合、サラの指定された個人のアカウントからプールアカウントに寄与される。
図42Iでは、サラのデバイスがプールメッセージオブジェクト4235の参加ボタン4232Dでのユーザ選択4205Dを検出することに続いて、電子デバイス4200A(ケイトのデバイス)は、グループメッセージ会話4206に、サラがタホ旅行プールアカウントに参加したこと及び対応するタイムスタンプ4250(例えば、サラがプールアカウントに参加した日付及び時間を述べる)を示す(ケイト)通知4248(例えば、「サラはタホ旅行に参加しました」と述べる)を表示する。ジョン及びジェーンはまだプールアカウントに参加していないため、電子デバイス4200A(ケイトのデバイス)はいずれもプールアカウントに参加したという通知を表示しない。
図42Jでは、プールメッセージオブジェクト4230と共にグループメッセージ会話4206を表示しながら、電子デバイス4200Aは、(例えば、ディスプレイ4202のタッチスクリーンを介して)メッセージ会話4206のプールメッセージオブジェクト4232のビューボタン4230のユーザ選択4207を検出する。図42Kでは、ユーザ選択4207の検出に応じて、電子デバイス4200Aは、ディスプレイ4202に、選択されたプールメッセージオブジェクトに対応するプールアカウントに関する情報を含むプール詳細ユーザインタフェース4252を表示する。
いくつかの実施形態では、図42Kに示すように、プール詳細ユーザインタフェース4252は、プールアカウントの名前を示す名前領域4252A(例えば、「タホ旅行」を示す)と、選択されたプールアカウントが有効である(例えば、プールアカウントを使用して支払いトランザクションを行うための)時間期間を示す日付領域4252B(例えば、「7月4日〜7月8日を示す)と、選択されたプールアカウントの代表画像を示す画像領域4252C(背景画像4230Cに対応)とを含む。
いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4252はまた、プールアカウントを使用して行われた1つ以上の過去のトランザクション及び/又はプールアカウントに行われた寄与を示すトランザクション領域4254を含む。例えば、図42Kは、ケイトが「タホ旅行」プールアカウントを作成したときに(例えば、図42Fを参照して上記に説明したように)、ケイトによって行われた寄与に関連付けられた第1のトランザクション4254Aを示す(例えば、ケイトがプールアカウントユーザインタフェース4222を使用してプールアカウントを作成したときに発生した)。図42Kはまた、プールアカウントに参加するためにサラによって行われた寄与(例えば、プールメッセージオブジェクトの参加ボタンを選択することによってサラがプールアカウントに参加したときに発生した)に関連する第2のトランザクション4254Bを示す(図42Jを参照して上記に説明したように)。
いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4252はまた、プールアカウントでの使用に利用可能な資金の量を示す残高インジケーション4256を含む。例えば、図42Kでは、「タホ旅行」プールアカウントには現在、それぞれ50ドルの2つの寄与(ケイトとサラが作成)のみが含まれ、他のトランザクションはないため、残高インジケーション4256は100ドルの利用可能な合計資金を示す。いくつかの実施形態において、プール詳細ユーザインタフェース4252はまた、プール参加者(例えば、グループアカウントの所有者又は作成者、プールアカウントに参加した参加者、プールアカウントに参加するように招待されたがまだ参加していない参加者)を示す参加者領域4258を含む。例えば、図42Kでは、サラはプールアカウントに参加しているため、サラは参加者領域4258内で「参加」メンバーとして表示されるが、ジョンとジェーンはまだプールアカウントに参加していないため「保留」メンバーとして表示される。
いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4252は、デバイスのユーザが現在メンバーであるプールアカウントのすべてを見るためのプールビューボタン4260(例えば、「すべてのプールを見る」と述べる)を含む。図42Lでは、プール詳細ユーザインタフェース4252を表示しながら、電子デバイス4200Aは、プールビューボタン4260のユーザ選択4209(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4202のタッチスクリーンを介して)検出する。
図42Mでは、プールビューボタン4260のユーザ選択4209の検出に応じて、電子デバイス4200Aは、ディスプレイ4202に、デバイスのユーザが現在メンバーである(又は参加の招待を受けている)1つ以上のプールアカウントに対応する1つ以上のプール項目を含むプールユーザインタフェース4262を表示する。例えば、電子デバイス4200A(ケイト)のユーザは(作成者/所有者としての)「タホ旅行」プールアカウント及び第2のプールアカウントである「労働の日BBQ」プールアカウントのメンバーである従って、プールユーザインタフェース4262は、「タホ旅行」プールアカウントに対応する第1のプール項目4264と、「労働の日BBQ」プールアカウントに対応する第2のプール項目4266とを示す。いくつかの実施形態では、プール項目は、プールアカウントの名前のインジケーション(例えば、プール項目4264及びプール項目4266のそれぞれ名前インジケーション4264A及び名前インジケーション4266A)、プールアカウントが有効/アクティブである時間期間のインジケーション(例えば、プール項目4264及びプール項目4266のそれぞれ日付インジケーション4264B及び日付インジケーション4266B)、プールアカウントの代表画像(例えば、プール項目4264及び4266のそれぞれ背景画像4264C及び背景画像4266C)、及びプールアカウントの参加者(例えば、プール項目4264及びプール項目4266のそれぞれ参加者領域4264D及び参加者領域4266D)を含む。
いくつかの実施形態では、プールアカウント(例えば、「タホ旅行」プールアカウント)が作成されると、電子デバイス4200Aは、デバイスのウォレットアプリケーションに作成されたプールアカウントのグラフィカル表現を追加し、ウォレットアプリケーションを介して支払いトランザクションのためにプールアカウントを使用できるようにする。
図42Nは、対応するウォレットアプリケーション(例えば、第三者プログラムではなく、デバイスのオペレーティングシステムによって制御される)のウォレットユーザインタフェース4268を表示する電子デバイス4200A(ケイトのデバイス)、電子デバイス4200B(ジョンのデバイス)、電子デバイス4200C(ジェーンのデバイス)、及び電子デバイス4200D(サラのデバイス)を示す。
図42Nでは、電子デバイス4200A(ケイトのデバイス)は、ウォレットユーザインタフェース4268に、支払いトランザクションに使用できる1つ以上のアカウントに関連付けられた1つ以上の支払いオブジェクトを表示する。図42Nにケイトのデバイスによって示すように、ウォレットユーザインタフェース4268は、デバイスのユーザ(ケイト)に属する銀行カードに対応する銀行カードオブジェクト4270を含む。ウォレットユーザインタフェース4268は、「タホ旅行」プールアカウントに対応する第1のプール項目4272と(例えば、デバイスのユーザであるケイトが「タホ旅行」プールアカウントのメンバーになったときにデバイスにプロビジョニングされる)、「労働の日BBQ」プールアカウントに対応する第2のプール項目4274(例えば、デバイスのユーザであるケイトが「労働の日BBQ」プールアカウントのメンバーになったときにデバイスにプロビジョニングされる)とを示す。いくつかの実施形態では、対応するプールアカウントオブジェクトの作成時にウォレットアプリケーションによって使用されるプールアカウントオブジェクトが作成される。銀行カードオブジェクト4270、第1プールアカウントオブジェクト4272、及び第2プールアカウントオブジェクト4274に対応するアカウントはそれぞれ、ウォレットアプリケーションを介して支払いトランザクションを実行する(及び資金を提供する)ために使用できる。
同様に、サラもケイトと共に「タホ旅行」プールアカウントのメンバーになったため、電子デバイス4200D(サラのデバイス)は、対応するウォレットアプリケーションのウォレットユーザインタフェース4268Dに、ウォレットアプリケーションを介した支払い転送を実行(及び資金提供)するために選択及び使用できる「タホ旅行」プールアカウントに対応する(及びケイトのデバイスのウォレットユーザインタフェース4268の第1のプールアカウントオブジェクト4272に対応)第1のプールアカウントオブジェクト4272Dを表示する。ウォレットユーザインタフェース4268Dは、サラのデバイス上のウォレットアプリケーションを介して支払いトランザクションを実行するために使用できるサラの個人銀行アカウントに対応する銀行カードオブジェクト4270Dを更に含む。ウォレットユーザインタフェース42685Dは、サラのデバイスのウォレットアプリケーションを介して支払いトランザクションを実行するために使用できる、サラがメンバーである(ただし、ケイト、ジョン、ジェーンのいずれもがメンバーではない)異なるプールアカウント(例えば、「女子会」プールアカウント)に対応する第2のプールアカウントオブジェクト4274Dを更に含む。
ケイトとサラとは対照的に、ジョンとジェーンは参加を招待されているが、「タホ旅行」プールアカウントにはまだ参加していない。電子デバイス4200B(ジョンのデバイス)は、対応するウォレットアプリケーションのウォレットユーザインタフェース4268Bに、ジョンのデバイス上のウォレットアプリケーションを介して支払いトランザクションを実行するために使用できるジョンの個人クレジットカードアカウントに対応するクレジットカードオブジェクト4270Bを表示するが、「タホ旅行」プールアカウントに対応するプールアカウントオブジェクトは含まれない。そのため、ジョンのデバイスを使用して、「タホ旅行」プールアカウントを使用するウォレットアプリケーションを介する支払いトランザクションを実行することは(まだ)できない。同様に、電子デバイス4200C(ジェーンのデバイス)は、対応するウォレットアプリケーションのウォレットユーザインタフェース4268Cに、ジェーンのデバイス上のウォレットアプリケーションを介して支払いトランザクションを実行するために使用できるジェーンの個人クレジットカードアカウントに対応する銀行カードオブジェクト4270Cを表示するが、「タホ旅行」プールアカウントに対応するプールアカウントオブジェクトは含まれない。そのため、ジェーンのデバイスを使用して、「タホ旅行」プールアカウントを使用するウォレットアプリケーションを介する支払いトランザクションを実行することは(まだ)できない。
ウォレットユーザインタフェース4268を表示しながら、プールアカウントオブジェクト4272上のユーザ選択(例えば、タップジェスチャ)の検出に応じて、電子デバイス4200Aは、支払いトランザクションで使用するためのプールアカウントオブジェクト4272に対応するプールアカウントを指定した(例えば、「タホ旅行」プールアカウント)。図42Oでは、「タホ旅行」プールアカウントが支払トランザクションでの使用のために指定されている間(例えば、ウォレットユーザインタフェース4272内で選択されているプールアカウントオブジェクト4272によって示される)、電子デバイスは支払い端末4276(例えば、デバイスの無線通信無線機を介して)を検出する。
いくつかの実施形態では、トランザクションで使用するために選択されたプールアカウントで支払い端末4276を検出したことに応じて、電子デバイス4200Aは、プールアカウントの資金を使用して支払いトランザクションを進めるための認証(例えば、指紋認証、顔認識認証、虹彩/網膜スキャン認識などの生体認証、又はパスコード/パスワード認証)を要求する。認証が成功したという判定に応じて、電子デバイスはプールアカウントからの資金を使用して支払いトランザクションを進める。
図42Oはまた、第2の種類の支払いトランザクションを実行するために使用されるプールアカウント(例えば、「タホ旅行」プールアカウント)を示している。例えば、ディスプレイ4202に、項目4280(例えば、靴)のオンライン購入を行うためのウェブページ4278を表示しながら、電子デバイス4200Aは、項目4280のオンライン購入を完了するために支払いトランザクションを進めるためのユーザ選択を検出する。オンライン購入を進めるためのユーザ選択の検出に応じて、電子デバイス4200Aは、ディスプレイ4202に、支払いトランザクションを進めるために認証を提供するための支払い確認ユーザインタフェース4282を表示する(例えば、図23D〜図23Mを参照して上述した支払い確認ユーザインタフェース2362に類似)。いくつかの例では、支払確認ユーザインタフェース4282は、支払トランザクションで使用するアカウントを選択するための支払いアカウント選択領域4284を含む。支払い確認ユーザインタフェース4282では、「タホ旅行」プールアカウントが現在、支払いトランザクションで使用するために選択されている。従って、ユーザ(ケイト)は、認証(例えば、指紋認証、顔認識認証、虹彩/網膜スキャン認識などの生体認証、又はパスコード/パスワード認証)が、支払い確認ユーザインタフェース4282を使用して正常に提供される場合、「タホ旅行」プールアカウントからの資金を使用することによってオンライン購入の完了を進めることができる。
図42Oはまた、第3の種類の支払いトランザクションを実行するために使用されるプールアカウント(例えば、「タホ旅行」プールアカウント)を示している。例えば、電子デバイス4200A(例えば、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ)とは異なる電子デバイス(電子デバイス4200A上のグラフィカル表現4288で描写されている)を使用して購入(例えば、オンライン購入)を試みている間に、電子デバイス4200Aは(例えば、デバイスの無線通信無線機を介して)購入(例えば、「67.99ドル」の量で)の支払いを提供する及び購入を認証する要求を受信する。要求の受信に応じて、電子デバイス4200Aは、ディスプレイ4202にリモート支払いユーザインタフェース4286を表示する。図42Oに示すように、リモート支払いユーザインタフェース4286は、支払い要求を送信した異なるデバイスのグラフィカル表現4288を含む。図42Oに更に示すように、リモート支払いユーザインタフェース4286はまた、支払いトランザクションで使用するアカウントを選択するための支払いアカウント選択領域4290を含む。図42Pのリモート支払いユーザインタフェース4286では、「タホ旅行」プールアカウントが現在、支払いトランザクションで使用するために選択されている。従って、ユーザ(ケイト)は、認証(例えば、指紋認証、顔認識認証、虹彩/網膜スキャン認識などの生体認証、又はパスコード/パスワード認証)が、電子デバイス4200Aを使用して正常に提供される場合、「タホ旅行」プールアカウントからの資金を使用することによってリモート支払いの完了を進めることができる。
図43A〜図43Cは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウント(例えばプールアカウント)を作成及び管理する方法を示すフロー図である。方法4300は、ディスプレイ(例えば、4102、4202)、セキュア要素、及び1つ以上の無線通信無線機を備えたデバイス(例えば、100、300、500、4100A、4200A)で実行される。方法4300におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法4300は、ピアツーピアトランザクションを管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピアトランザクションを管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピアトランザクションをより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、デバイスのセキュア要素を使用して、電子デバイスにグループアカウント(例えば、プールアカウント、異なるデバイスにログインした異なるユーザアカウントからアクセス可能なアカウント、アカウントは、支払いアカウント、リソースアカウント、ポイントアカウント、写真、ファイルを保持するアカウント)をプロビジョニングする(4316)。デバイスのセキュア要素を使用してデバイスにグループアカウントをプロビジョニングすると、グループアカウントに関連付けられたデータがセキュア要素内に記憶され、それによりグループアカウントに関連付けられたデータをデバイスから盗むことを目的とした不正行為が阻止される。デバイスからデータを盗むことを目的とした不正行為を阻止することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。いくつかの例では、所定の時間期間は、デバイスのユーザによって手動で設定される。いくつかの例では、電子デバイス(例えば、4100、4200)は、複数の参加者(例えば、4108、4110、4112、4208、4210、4212)を有するメッセージングアプリケーションのメッセージ会話(例えば、4106、4206)をディスプレイ(例えば、4102、4202)に表示しながら、グループアカウントをプロビジョニングする。
いくつかの実施形態では、グループアカウントを電子デバイスにプロビジョニングする前に、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、ディスプレイ(例えば、4102、4202)に、メッセージングアプリケーション(例えば、4104、4204)のメッセージ会話(例えば、4106、4206)を表示し、メッセージ会話(例えば、4106、4206)は複数の参加者(例えば、4108、4110、4112、4208、4210、4212)を含む(4302)。いくつかの例では、複数の参加者はメッセージ会話(例えば、4106、4206)の参加者である。いくつかの実施形態において、グループアカウントを電子デバイス(例えば、4100A、4200A)にプロビジョニングすることは、メッセージ会話の複数の参加者をグループアカウントのメンバーとして(自動的に)関連付けることを含む(4306)。メッセージ会話の複数の参加者をグループアカウントのメンバーとして自動的に関連付けることにより、ユーザは、参加者をグループアカウントのメンバーとして手動で関連付ける(例えば、選択する)必要がなくなる。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。いくつかの例では、グループアカウントのメンバーは、グループアカウントの項目の許可されたユーザである。いくつかの例では、グループアカウントのすべてのメンバーは、グループアカウントの項目の許可されたユーザである。
いくつかの実施形態では、グループアカウントをプロビジョニングする前に、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、ディスプレイ(例えば、4102、4202)に、メッセージ会話(例えば、4106、4206、インスタントメッセージ会話の)を表示する(4302)。いくつかの実施形態では、メッセージ会話(例えば、4106、4206)を表示しながら、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、グループアカウントアフォーダンス(例えば、4120、4220)のユーザ選択を検出する(4304)。いくつかの実施形態では、グループアカウントアフォーダンス(例えば、4120、4220)のユーザ選択の検出に応じて、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、4102、4202)に、グループアカウント用に指定された複数のパラメータ(例えば、4122A〜4122E、4222A〜4222E、グループアカウントに関連付けられた名前、グループアカウントに関連付けられた画像などのグラフィカル表現、グループアカウントの参加者、グループアカウントの1人以上の参加者に要求する種類の項目の量、グループアカウントの有効期限)を構成する(例えば設定する、適用する)ためのグループアカウント作成ユーザインタフェース(例えば、4122、4222)を表示する(4306)。
いくつかの実施形態では、グループアカウントの複数のパラメータ(例えば、4122A〜4122E、4222A〜4222E)の第1のパラメータ(例えば、4122A、4222A)は、グループアカウントのユーザ選択の代表画像である。いくつかの実施形態では、グループアカウントの複数のパラメータの第2のパラメータ(例えば、4122E、4222E)は、グループアカウントの参加者である。いくつかの例では、グループアカウントの参加者は、デバイスのユーザが手動で選択する(例えば、デバイスの連絡先リストから)。いくつかの実施形態では、グループアカウントの参加者は、メッセージ会話(例えば4106、4206)の複数の参加者(例えば、4108、4110、4112、4208、4210、4212)に基づいて自動的に選択される(又は、を選択する)(4308)。
いくつかの実施形態では、グループアカウントの複数のパラメータの第3のパラメータは、複数のテンプレートを含むグループアカウントのテンプレートである。いくつかの例では、テンプレートは1組の既定のアカウント設定を含む。いくつかの例では、異なるテンプレートは異なる使用制限を含む。いくつかの例では、ユーザ(例えば、第1のユーザ)がグループアカウントに寄与し、別のユーザ(例えば、寄与なしの第2のユーザ)がグループアカウントから量を消費/使用するように、許可構造が構成されている。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、複数のテンプレートのうちのあるテンプレートのユーザ選択を検出する(4310)。いくつかの実施形態では、テンプレートのユーザ選択の検出に応じて、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、選択されたテンプレートが第1のテンプレートであるという判定に従って、第1の参加者(のみ)による種類の項目の量の使用を有効にし、第2の参加者(及び複数の参加者のうちの他のいずれの参加者も)による種類の項目の量の使用を禁止する(4312)。選択したテンプレートが第1のテンプレートであるという判定に従って、第1参加者(のみ)による種類の項目の量の使用を有効にし、第2参加者による種類の項目の量の使用を禁止することは、グループアカウントのための既定の設定をユーザに提供し、これにより、ユーザはグループアカウントの特定の設定を手動で選択することを省略できる。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、テンプレートのユーザ選択の検出に応じて、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、選択されたテンプレートが第2のテンプレートであるという判定に従って、電子デバイスは第1の参加者による、及び第2の参加者(及び複数の参加者のうちの他のいずれの参加者も)による種類の項目の量の使用を有効にする(4314)。選択したテンプレートが第2のテンプレートであるという判定に従って、第1参加者による及び第2参加者による種類の項目の量の使用を有効にすることは、グループアカウントのための既定の設定をユーザに提供し、これにより、ユーザはグループアカウントの特定の設定を手動で選択することを省略できる。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、1つ以上の無線通信無線機を使用して(例えば、メッセージ会話を介して)、種類の項目(例えば、資金、リソース、ポイント、写真、ファイル)の量の要求をメッセージ会話(例えば、4106、4206、インスタントメッセージ会話)の複数の参加者(例えば、4108、4110、4112、4208、4210、4212)に送信する(4318)。種類の項目の量の要求をメッセージ会話の複数の参加者に送信することにより、受取人が要求を簡単に見て応答することを可能にする。動作を行うために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの動作性が高められ、ユーザ−デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを動作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。いくつかの例では、要求はグループアカウントのメンバーになるための招待を含む。いくつかの例では、招待の受取人は、現在のメッセージ会話のメンバーであると自動的に判定される。
いくつかの実施形態では、種類の項目の量の要求を複数の参加者(例えば、4108、4110、4112、4208、4210、4212)に送信することは、第2のデバイス(電子デバイスとは異なる)の対応するメッセージ会話(例えば、4106B、4106C、4106D、4206B、4206C、4206C)において、(種類の項目の要求された量の送信を許可することにより)要求に応じてグループアカウントのメンバーになるための受諾アフォーダンス(例えば、4132B、4132C、4132D、4232B、4232C、4232D)を有する招待メッセージオブジェクト(例えば、4131、4133、4135、4231、4233、4235)の表示を引き起こす(4320)。受諾アフォーダンスを有する招待メッセージオブジェクトを表示すると、受取人(単数又は複数)が招待メッセージオブジェクトを介してグループアカウントに参加できることを示すことにより、受取人(単数又は複数)に視覚フィードバックが提供される。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。いくつかの例では、招待メッセージオブジェクトはグループアカウントの代表的な画像を含む。いくつかの例では、招待メッセージオブジェクトはグループアカウントの有効期限を含む。いくつかの例では、招待メッセージオブジェクトはグループアカウントの有効期間を含む。
デバイスのセキュア要素を使用してグループアカウントを電子デバイス(例えば、4100A、4200Aなど)にプロビジョニングした後(4322)、電子デバイス(例えば、4100A、4200Aなど)は、種類の量を追加複数の参加者(例えば、4108、4110、4112、4208、4210、4212)の第1の参加者から受け取った種類の項目(例えば、資金、リソース、ポイント、写真、ファイルなど)の量をグループアカウントに追加し(4324)、複数の参加者(例えば、4108、4110、4112、4208、4210、4212)の第2の参加者から受け取った種類の項目(例えば、資金、リソース、ポイント、写真、ファイルなど)の量をグループアカウントに追加する(4328)。
いくつかの実施形態では、複数の参加者(例えば、4108、4110、4112、4208、4210、4212)の第1の参加者から受け取った種類の項目の量(例えば、資金、リソース、ポイント、写真、ファイル)をグループアカウントに追加したことに応じて(又はその後)、電子デバイス(例えば、4100、4200など)は、第1の参加者をグループアカウントのメンバーとして関連付ける(4326)。第1の参加者から受け取った種類の項目の量を追加したことに応じて、第1の参加者をグループアカウントのメンバーとして関連付けると、ユーザはどの招待された参加者がグループアカウントのメンバーになることができるかを簡単に制御できる。操作を行うために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ−デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。いくつかの例では、グループアカウントのメンバーは、グループアカウントの項目の許可されたユーザである。
いくつかの実施形態では、第1の参加者から受け取った種類の項目の量は、種類の項目の要求量に等しく、第2の参加者から受け取った種類の項目の量は、種類の項目の要求量に等しい。
いくつかの実施形態では、第1の参加者から受け取った種類の項目の量は、第2の参加者から受け取った種類の項目の量とは異なる。いくつかの例では、第1の参加者から受け取った種類の項目の量は、種類の項目の要求量とは異なり、第2の参加者から受け取った種類の項目の量は、種類の項目の要求量とは異なる。
電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、(例えば、デバイスへのユーザ入力を介して、POS端末、NFC端末、非接触POS端末などのトランザクション端末から)グループアカウントのクレデンシャル(例えば、支払いクレデンシャル、アカウント情報)を送信する要求を受信する(4330)。
グループアカウントのクレデンシャルを送信する要求の受信に応じて、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、認証情報(例えば、パスコード又は指紋情報、音声情報、虹彩/網膜情報、顔の特徴情報などの1つ以上のセンサデバイスを介して検出されたバイオメトリック情報)を受信する(4332)。いくつかの例では、電子デバイスは、グループアカウントのクレデンシャルを送信する要求の受信に応じて認証情報を要求する。いくつかの例では、受信した認証情報が登録済みの認証情報に対応するか否かを判定する。グループアカウントのクレデンシャルを送信する要求に応じて認証情報を要求すると、グループアカウントを使用して行われる不正なトランザクションの数が減少する。不正な遷移の数を低減することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。
デバイスで受信した認証情報が登録した認証情報に対応しているという判定(例えば、トランザクションを許可するため、トランザクションを許可できる)に従って、電子デバイス(例えば、4100A、4200Aなど)は、1つ以上の無線通信無線機を介して、グループアカウントのクレデンシャル(例えば、支払いクレデンシャル、アカウント情報)を送信する(例えば、トランザクション端末へ、リモートサーバへ)(4334)。デバイスで受信した認証情報が登録済みの認証情報に対応していないという判定に従って、電子デバイス(例えば、4100、4200など)は、グループアカウントのクレデンシャルの送信を取り止める(4336)。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、ディスプレイ(例えば、4102、4202)に、グループアカウントユーザインタフェース(例えば、4262)を表示し、グループアカウントユーザインタフェース(例えば、4262)は、グループアカウントの第1のグラフィカル表現(例えば、4264)と、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)にプロビジョニングされたグループアカウント(ユーザもメンバーである)とは異なる第2のグループアカウントの第2グラフィカル表現(例えば、4266)とを含む(4338)。
いくつかの実施形態では、グループアカウントの第1のグラフィカル表現(例えば、4264)は、グループアカウントの代表画像(例えば、4264C)、グループアカウントの参加者のインジケーション(例えば、4264D)、グループアカウントの有効期間(例えば、4264B)のインジケーション、及びグループアカウントで利用可能な項目の量のインジケーションを含む。いくつかの例では、参加者のインジケーションは、参加者の名前、参加者のアバター、メンバーレベル(例えば、グループアカウントを使用してトランザクションを行う権限のあるユーザとグループアカウントを使用してトランザクションを行う権限のないユーザ)、及び/又は参加者の写真を含む。いくつかの例では、アカウントの有効期間は、図48A〜図48Yを参照して以下で説明するように、アカウントの所定の時間期間に基づいて判定される。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、ディスプレイ(例えば、4102、4202)に、グループアカウントに関連付けられた詳細ユーザインタフェース(例えば、4152、4252)を表示し、詳細ユーザインタフェース(例えば、4152、4252)は、第1の参加者から受け取った種類の項目の量の追加のインジケーション(例えば、4154A、4254A)と、種類の項目の量の使用(例えば、第1の参加者など、グループアカウントの参加者による)のインジケーション(例えば、4154B、4254B)とを含む(4340)。詳細ユーザインタフェースを表示すると、グループアカウントに関する情報に関する視覚フィードバックがユーザに提供される。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。
いくつかの実施形態では、その種類の項目の量の要求を複数の参加者(例えば、4108、4110、4112、4208、4210、4212)に送信することは、その種類の項目の量の要求を複数の参加者の第3の参加者に送信することを含み(4342)、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、第3の参加者に要求された種類の項目の量が第3の参加者から受信されなかったという判定に従って、詳細ユーザインタフェース(例えば、4152、4252など)に、第3の参加者から項目が受信されなかったインジケーション(例えば、「招待済み」、「保留中」、「待機中」を示すテキストインジケーション)を表示する(4344)。詳細ユーザインタフェースで、第3の参加者から項目を受け取っていないことを表示すると、第3の参加者がまだグループアカウントのメンバーになっていないという視覚フィードバックがユーザに提供される。改善されたフィードバックを提供すれば、ユーザの活動競争への参加が増加し、デバイスの操作性が向上し、(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを助け、デバイスとの動作/対話時にユーザの間違いを低減することによって)ユーザとデバイスのインタフェースがより効率的になり、これによって、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようになることにより、更に、電力使用が低減し、デバイスのバッテリ寿命が改善される。いくつかの例では、参加者から項目を受け取っていない場合、参加者はまだグループアカウントのメンバーではない。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は1つ以上の入力デバイスを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、ディスプレイ(例えば、4102、4202)に、プロビジョニングされたアカウント(例えば、4270、4272、4274など)の複数のグラフィカル表現を含む電子ウォレットアプリケーション(例えば、4268)のユーザインタフェースを表示し(4346)、プロビジョニングされたアカウントの複数の表現はグループアカウントの第1のグラフィカル表現(例えば、4272)を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、グループアカウント(例えば、4272)の第1のグラフィカル表現のユーザ選択を検出する(4348)。いくつかの実施形態では、グループアカウント(例えば、4272)の第1のグラフィカル表現のユーザ選択の検出に応じて、電子デバイス(例えば、4100A、4200A)はディスプレイ(例えば、4102、4202)に、グループアカウントユーザインタフェースを表示し、グループアカウントユーザインタフェースは、グループアカウントの第2のグラフィカル表現を含む(4350)。いくつかの例では、グループアカウントの第2のグラフィカル表現は、グループアカウントの第1のグラフィカル表現と視覚的に類似している(又は同一)。いくつかの例では、グループアカウントユーザインタフェース上のグループアカウントの第2のグラフィカル表現のユーザ選択の検出に応じて、電子ウォレットアプリケーションのユーザインタフェースが表示される。
方法4300(例えば、図43A〜図43C)に関して前述したプロセスの詳細はまた、後述/前述の方法にも類似の形で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法4300は、任意選択的に、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700、3000、3400、3700、4000、4600及び4900を参照して上記及び以下に説明する様々な方法の特性のうちの1つ以上を含む。例えば、方法900で説明したように、メッセージングアプリケーションのメッセージ会話を介して行われる転送(例えば、リソース、ファイル、データストレージ、支払い)は、グループアカウント(例えば、プールアカウント)の項目(例えば、ファイル、データストレージ、資金)を使用して行うことができる。別の例では、方法1200で説明したように、完了した転送(例えば、リソース、ファイル、データストレージ、支払い)に適用された視覚効果(例えば、3D効果)は、グループアカウント(例えば、プールアカウント)を使用して行われた転送(例えば、ファイル、データストレージ、資金)に対応するメッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法1500で説明したように、指定されたメッセージに基づいて視覚的に区別可能なメッセージオブジェクトを提供することは、グループアカウント(例えばプールアカウント)を使用して行われた転送に適用できる。別の例では、方法1800で説明するように、アクティブ化されたアカウント(例えば、データストレージアカウント、支払いアカウント)は、項目(例えば、ファイル、データストレージ、支払い)をグループアカウント(例えば、プールアカウント)に寄与するために使用できる。別の例では、方法2100で説明するように、転送中に1つのアカウントから別のアカウントにアカウントを交換することは、個人アカウント(例えば、非プールアカウント)とグループアカウント(例えば、プールアカウント)の間で発生する可能性がある。別の例では、方法2400で説明するように、転送(例えば、ファイルの、データストレージの、資金の)が2つの異なるアカウント間で分割される場合、1つのアカウントは個人アカウント(例えば、非プールアカウント)と他のアカウントはグループアカウント(例えば、プールアカウント)にすることができる。別の例では、方法2700で説明するように、転送履歴リストが表示されると、リストはグループアカウント(例えば、プールアカウント)に行われた転送及び寄与を表示できる。別の例では、方法3000で説明したように、転送を行うために使用される音声アクティブ化はまた、グループアカウント(例えば、プールプール)からの項目(例えば、ファイル、データストレージ、資金)を使用する転送を行うために使用できる。別の例では、方法3400で説明するように、受諾された転送に対応するメッセージオブジェクトに適用される動的視覚フィードバックは、グループアカウント(例えばプールアカウント)を使用して行われた転送に対応するメッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法3700で説明するように、ギフト転送(例えば、データストレージの、資金の)は、グループアカウント(例えばプールアカウント)からの資金を使用して送信することができる。別の例では、方法4000で説明したギフト転送として受け取った項目(例えば、データストレージ、資金)をグループアカウント(例えば、プールアカウント)に追加(寄与)できる。別の例では、方法4600で説明するように、グループメッセージ会話(1対1のメッセージ会話ではなく)から到着したグループアカウント作成ユーザインタフェースは、グループメッセージ会話の参加者間でグループアカウント(例えば、プールアカウント)を作成するために使用できる。別の例として、方法4900で説明するように、日付設定を変更して、グループアカウント(例えば、プールアカウント)の有効期間を延長することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図43A〜図43Cを参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜1Bに示す構成要素によって実施される。例えば、プロビジョニング動作4316、送信動作4318、追加動作4324、追加動作4328、受信動作4330、受信動作4332、送信動作4334、及び取り止め動作4336は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実施される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図44A〜図44Eは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウント対非グループアカウントを作成するための例示的なユーザインタフェースを示す。以下でより詳細に説明するように、図44A〜図44Eに示される例示的なユーザインタフェースによって示される技術は、図45A〜図45Uの例示的なユーザインタフェースによって示される技術に関する。
図44Aは、電子デバイス4400Aを示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図44A〜図44Gに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス4400Aはスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス4400Aは、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス4400Aは、ディスプレイ4402及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ4402のタッチスクリーン、機械式ボタン、マイク、カメラ)を有する。
図44Aでは、電子デバイス4400A(例えば、ユーザ「ケイト」に属する)は、ディスプレイ4402に、メッセージングアプリケーション4404(例えば、デバイスのオペレーティングシステムによって制御される第一者アプリケーションであり第三者アプリケーションではない)の1対1のメッセージ会話4406を表示し、メッセージ会話は、デバイスのユーザ(ケイト)とメッセージ参加者4408(例えば、"ジョン")の間で行われる。メッセージ会話では、メッセージオブジェクト4410に示されているように、ユーザ(ケイト)はメッセージ参加者4408(ジョン)に「こんにちは!どれくらいの記憶容量が必要ですか?」と述べる。応じて、メッセージ参加者4408は、メッセージオブジェクト4412に示すように、ユーザに「できるだけ多く。ありがとう!」と述べる。図44Aに示すように、電子デバイス4400Aはまた、メッセージを入力するための仮想キーボード4414及びアプリケーションボタン4416を(例えば、1対1のメッセージ会話4406と同時に)表示する。
メッセージ参加者4408との1対1のメッセージ会話4406を表示しながら、電子デバイス4400Aは、アプリケーションボタン4416のユーザ選択4401(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4402のタッチスクリーンを介して)検出する。図44Bでは、1対1のユーザメッセージ会話4406を表示しながら、アプリケーションボタン4416のユーザ選択4401を検出したことに応じて、電子デバイス4400Aは、1対1のメッセージ会話の他の参加者であるメッセージ参加者4408(ジョン)にデータストレージの量を送信するためのデータストレージ転送ユーザインタフェース4418(例えば図35A〜35Jを参照して説明したデータストレージユーザインタフェース3520に対応する)を表示する(例えば、仮想キーボード4414のディスプレイを置き換える)。
いくつかの実施形態では、データストレージ転送ユーザインタフェース4418は、ユーザによって選択された転送量(例えば「50GB」)のインジケーション4422を含む値変更領域4420、インジケーション4422内のデータストレージ量を増加させるための値増加ボタン4420A(例えば「+」として示される)、及びインジケーション4422内のデータストレージ量を減少させるための値減少ボタン4420B(例えば「−」として示される)を含む。図44Bに更に示すように、いくつかの実施形態では、データストレージ転送ユーザインタフェース4418は、メッセージングアプリケーション4402を介して、他のメッセージ参加者であるメッセージ参加者4408へのデータストレージの転送を開始する送信ボタン4424と、メッセージングアプリケーション4402を介して、他のメッセージ参加者であるメッセージ参加者4408からデータストレージの要求を開始する要求ボタン4426とを含む。いくつかの実施形態では、データストレージ転送ユーザインタフェース4418は、支払いをギフトとして送るためのギフトボタン4428(例えば、データストレージ転送ユーザインタフェース3520のギフトボタン3530に類似)を更に含む。
図44Cでは、電子デバイス4400Aは、ディスプレイ4402に、以下の参加者の間のメッセージングアプリケーション4404のグループメッセージ会話4430(1対1のメッセージ会話ではなく)を表示し、デバイスのユーザ(ケイト)、メッセージ参加者4408(ジョン)、メッセージ参加者4432(ジェーン)、及びメッセージ参加者4434(サラ)である。グループメッセージ会話4430では、メッセージ参加者4432(ジェーン)は、メッセージオブジェクト4436に示されているように、「このプロジェクトは楽しくなりそうです!」とグループに述べている。次に、メッセージオブジェクト4438に示されているように、メッセージ参加者4434(サラ)がグループに「そうですね!プロジェクトの共用ストレージアカウントを作成しましょう」と述べている。電子デバイス4400Aはまた、メッセージを入力するための仮想キーボード4414及びアプリケーションボタン4416を表示する(例えば、グループメッセージ会話4430と同時に)。
グループメッセージ会話4430を表示しながら、電子デバイス4400Aは、アプリケーションボタン4416のユーザ選択4403(例えば、タップジェスチャ)を検出する。図44Dにおいて、アプリケーションボタン4416のユーザ選択4403の検出に応じて、電子デバイス4400Aは、プール(例えば、共用)データストレージアカウントの作成を進めるためのプールアカウント作成プロンプト4431を表示する。図44Dに示すように、プールアカウント作成プロンプト4431は、プールアカウントの作成を進めるための「はい」ボタン4431Aと、プールアカウントの続行を取り止めるための「いいえ」ボタン4431Bとを含む。
プールアカウント作成プロンプト4431を表示しながら、電子デバイス4400Aは、ユーザ(ケイト)、メッセージ参加者4408(ジョン)、メッセージ参加者4432(ジェーン)、及びメッセージ参加者4434(サラ)であるグループメッセージ会話4430のメンバー間でプールグループ記憶装置アカウントの作成を進めるための「はい」ボタン4431Aのユーザ選択4405(例えば、タップジェスチャ)を検出する。
図44Eでは、グループメッセージ会話のメンバー間でプールグループ記憶装置アカウントの作成を進めるためのユーザ選択4405の検出に応じて、電子デバイス4400Aは、図41Aを参照して上述したプールアカウント作成ユーザインタフェース4122に対応するプールアカウント作成ユーザインタフェース4440(例えば、グループメッセージ会話の少なくとも一部にわたって)を表示する。図41A〜図41Dを参照して説明したように、プールアカウント作成ユーザインタフェース4440を使用して、プールデータストレージアカウント用の設定を選択してプールデータストレージアカウントを作成し、プールデータストレージアカウントへの招待は、メッセージングアプリケーション4404のグループメッセージ会話4430を介して招待された参加者に送信される。
上記の図44A〜図44Eに示すユーザインタフェース例は、以下の図45A〜図45Uに示したユーザインタフェース例に関連する。具体的には、図44A〜図44Eのユーザインタフェース例及び図45A〜図45Uのユーザインタフェース例は両方とも、いくつかの実施形態による、電子デバイス(例えば、100、300、500、4400A、4500A)を使用したグループアカウント対非グループアカウントの作成に関する。従って、図44A〜図44Eのユーザインタフェース例に関して説明した技術及び図45A〜図45Uのユーザインタフェース例に関して説明した技術は両方とも、いくつかの実施形態による、グループアカウント対非グループアカウントを作成するための同様の概念に関連する技術である。
上述したように、図45A〜図45Uは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウント対非グループアカウントを作成するための例示的なユーザインタフェースを示す。図45Aは、電子デバイス4500Aを示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図45A〜図45Uに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス4500Aはスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス3200は、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス4500Aは、ディスプレイ4502及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ4502のタッチスクリーン、機械式ボタン、マイク、カメラ)を有する。
図45Aでは、電子デバイス4500A(例えば、「ケイト」に属する)は、ディスプレイ4502に、メッセージングアプリケーション4505(例えば、デバイスのオペレーティングシステムによって制御される第一者アプリケーションであり第三者アプリケーションではない)の1対1のメッセージ会話4506を表示し、メッセージ会話は、デバイスのユーザ(ケイト)とメッセージ参加者4508(例えば、"ジョン")の間で行われる。メッセージ会話では、メッセージオブジェクト4510に示されているように、ユーザ(ケイト)はメッセージ参加者4508(ジョン)に「こんにちは!昨日あなたの誕生日パーティー楽しかった!」と述べる。これに応じて、メッセージ参加者4508は、メッセージオブジェクト4512に示されているように、ユーザに「お祝いに来てくれてありがとう!」と応答する。図45Aに示すように、電子デバイス4500Aはまた、メッセージを入力するための仮想キーボード4514及びアプリケーションボタン4516を(例えば、1対1のメッセージ会話4506と同時に)表示する。
メッセージ参加者4508との1対1のメッセージ会話4506を表示しながら、電子デバイス4500Aは、アプリケーションボタン4516のユーザ選択4501(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4502のタッチスクリーンを介して)検出する。図45Bでは、1対1のユーザメッセージ会話4506を表示しながら、アプリケーションボタン4501のユーザ選択4501を検出したことに応じて、電子デバイス4500Aは、1対1のメッセージ会話の他の参加者であるメッセージ参加者4508(ジョン)に資金を送信するための支払い転送ユーザインタフェース4518(例えば図8A〜8AHを参照して説明した支払い転送ユーザインタフェース840に類似)を表示する(例えば、仮想キーボード4514のディスプレイを置き換える)。
支払い転送ユーザインタフェース840に類似して、支払い転送ユーザインタフェースは、転送量(例えば「0ドル」)のインジケーション4522を含む値変更領域4520(例えば、図8Eを参照して説明した値変更領域846に類似)を含む。値変更領域846と同様に、値変更領域4520は、インジケーション4522内の表示された支払い量を増加させるための値増加ボタン4520A(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の値増加ボタン850に類似する「+」として示される)と、インジケーション4522内の表示された支払い量を減少させるための値減少ボタン4520B(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の値減少ボタン852に類似する「−」として示される)とを含む。図45Bに更に示すように、いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース3620は、メッセージングアプリケーション4502を介して他のメッセージ参加者、メッセージ参加者4508への支払い転送を開始するための送信ボタン4524(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の送信ボタン847に類似)と、メッセージングアプリケーション4502を介して他のメッセージ参加者、メッセージ参加者4508からの支払いの要求を開始するための要求ボタン4526(例えば、支払い転送ユーザインタフェース840の要求ボタン845に類似)とを含む。いくつかの実施形態では、支払い転送ユーザインタフェース4518は、(例えば、図36A〜36Zを参照して説明した支払い転送ユーザインタフェース3620と同様)支払いをギフトとして送信するためギフトボタン4528(例えば、支払い転送ユーザインタフェース3620のギフトボタン3630に類似)を更に含む。
図45Cでは、電子デバイス4500Aは、ディスプレイ4502に、以下の参加者の間のメッセージングアプリケーション4502のグループメッセージ会話4530を表示し(そして1対1のメッセージ会話4506は表示しない)、デバイスのユーザ(ケイト)、メッセージ参加者4508(ジョン)、メッセージ参加者4532(ジェーン)、及びメッセージ参加者4534(サラ)である。グループメッセージ会話4530では、メッセージ参加者4532(ジェーン)は、メッセージオブジェクト4536に示されているように、「タホはとても楽しくなりそうです!」とグループに述べている。更に、メッセージオブジェクト4538に示されているように、メッセージ参加者4534(サラ)がグループに「そうですね!何を持って行く必要がありますか?」と述べている。図45Cに示すように、電子デバイス4500Aはまた、メッセージを入力するための仮想キーボード4514及びアプリケーションボタン4516を(例えば、グループメッセージ会話4530と同時に)表示する。
ユーザ(ケイト)、メッセージ参加者4508(ジョン)、メッセージ参加者4532(ジェーン)、及びメッセージ参加者4534(サラ)の間でグループメッセージ会話4530を表示しながら、電子デバイス4500Aは、アプリケーションボタン4516のユーザ選択4503(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4502のタッチスクリーンを介して)検出する。図45Dでは、グループメッセージ会話4530を表示しながら、アプリケーションボタン4516上のユーザ選択4503の検出に応じて、電子デバイス4500Aは、グループメッセージ会話4530の参加者(ケイト、ジョン、ジェーン及びサラ)によって共用されるプールアカウントを作成するためのプールアカウント作成プロンプト4531を表示する(例えば、仮想キーボード4514の表示を置き換える)。図45Dに示すように、プールアカウント作成プロンプトは、プールアカウントの作成を進めるための「はい」ボタン4531Aと、プールアカウントの作成の続行を取り止めるための「いいえ」ボタン4531Bとを含む。
図45Eでは、プールアカウント作成プロンプト4531を表示しながら(そして同時にグループメッセージ会話4530を表示)、電子デバイス4500Aは、プールアカウントの作成を進めるためにプールアカウント作成プロンプト4531の「はい」ボタン4531Aのユーザ選択4519(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4502のタッチスクリーンを介して)検出する。
図45Fでは、「はい」ボタン4531Aのユーザ選択4519の検出に応じて、電子デバイス4500Aは、グループメッセージ会話4530のメンバー間で共用されるプールアカウントを作成するためのプールアカウント作成ユーザインタフェース4540を表示する。いくつかの例では、図45Fに示すように、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540がグループメッセージ会話4530の上に(少なくとも部分的に)表示される。いくつかの例では、図45Fに示すように、メッセージングアプリケーション4502に示されるグループメッセージ参加者(例えば、メッセージ参加者4508、メッセージ参加者4532、及びメッセージ参加者4534)の少なくとも一部は、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540が表示されている間、表示されたままである。
プールアカウント作成ユーザインタフェース4540は、作成されているプールアカウントのパラメータ(又は設定)に対応する複数の領域を含む。いくつかの実施形態では、図45Fに示すように、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540は、画像領域4540A(例えば、プールアカウントの代表画像を追加するため)、名前領域4540B(例えば、プールアカウントの名前を入力するため)、日付領域4540C(例えば、プールアカウントがアクティブで期限切れになっていないプールアカウントの有効期間を入力するため)、寄与量領域4540D(例えば、プールアカウントの選択された招待者に要求された寄与量を入力するため)、及び参加者領域4540E(例えば、プールアカウントの現在選択されている招待者を示す)及びコメント領域4540F(例えば、プールアカウントに関するコメント、又は説明を入力するため)を含む。
いくつかの例では、参加者領域4540Eはまた、プールアカウントへの参加を招待する参加者を追加又は除去するための参加者追加ボタン4540を含む。従って、いくつかの実施形態では、招待されたプール参加者(例えば、参加者領域4540Eに示されている)は、ユーザが手動で入力及び/又は選択することができる。いくつかの実施形態において、招待されたプール参加者は、背景グループメッセージ会話(例えば、グループメッセージ会話4530)の参加者に基づいて自動的に(例えば、ユーザ入力なしで)選択される。従って、図45Fでは、グループメッセージ会話4530の参加者はユーザ(ケイト)、メッセージ参加者4508(ジョン)、メッセージ参加者4532(ジェーン)、及びメッセージ参加者4534(サラ)であるため、プール参加者は自動的に(ユーザ入力なし)参加者領域4540Eにジョン、ジェーン、及びサラを含んで表示される。
いくつかの実施形態では、すべてのプール参加者がプールアカウントを使用して支払いトランザクションを行うことを許可されているわけではなく、すべてのプール参加者がプールアカウントに寄与することを許可されているわけではない。すなわち、いくつかの実施形態では、プールアカウントの一部(すべてではない)の参加者が許可されたファンドユーザとして指定され、及び/又はプールアカウントの一部(すべてではない)の参加者が許可ファンド寄与者として指定される。いくつかの実施形態では、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540はまた、作成されると、プールアカウントを使用して支払いトランザクションを行うことを許可されたユーザ(例えば、許可された資金ユーザ)を別個に選択するための許可ユーザ領域を含む(例えば、プール参加者全員がプールアカウントを使用して支払いトランザクションを行うことを許可されるわけではない場合)。いくつかの実施形態において、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540はまた、プールアカウントへの寄与を許可されたプール参加者(例えば、許可された資金寄与者)を別個に選択するための寄与ユーザ領域も含む。
いくつかの実施形態では、図45Fに示されるように、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540はまた、複数の利用可能な既存のテンプレートからテンプレートを選択するためのテンプレートボタン4544(例えば、「テンプレートを使用」と述べる)を更に含み、テンプレートは、1組の既定のアカウント設定(例えば、既定の画像、既定の名前、既定の日付、既定の寄与量、既定の参加者、既定の許可された資金のユーザ、既定の許可された資金の寄与者)を含む。
図45Gでは、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540を表示しながら、電子デバイス4500Aは、画像領域4540Aのユーザ選択4505(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4502のタッチスクリーンを介して)検出する。図45Hでは、画像領域4540Aのユーザ選択4505の検出に応じて、電子デバイス4500Aは、デバイスに記憶されているか、デバイスからアクセス可能な1つ以上の写真(例えば、写真4546A〜4546L)を含むフォトギャラリユーザインタフェース4546を表示する(例えば、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540を置き換える)。
図45Iでは、フォトギャラリユーザインタフェース4546を表示しながら、電子デバイス4500Aは、写真ギャラリユーザインタフェースに示される複数の写真4546A〜4546Lのうちの写真4546Aのユーザ選択4507(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4502のタッチスクリーンを介して)検出する。図45Jでは、写真4546Aでのユーザ選択4507の検出に応じて、電子デバイス4500Aは、選択された写真4546Aを現在作成中のプールアカウントの代表写真として設定する。従って、写真4546A上でのユーザ選択4507の検出に応じて、電子デバイス4500Aは、画像領域4540A内のプールアカウントの代表画像として示される写真4546Aと共にプールアカウント作成ユーザインタフェース4540を表示する。
図45Jでは、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540を表示しながら(例えば、且つプールアカウントの代表画像を選択した後)、電子デバイス4500Aは、名前領域4540Bのユーザ選択4509(例えば、タップジェスチャー)を(例えば、ディスプレイ4502のタッチスクリーンを介して)検出する。図45Kにおいて、名前領域4540Bのユーザ選択4509の検出に応じて、電子デバイス4500Aは、名前領域4540B内にインジケーション(例えば、カーソル)を表示して、領域にユーザ入力を行うことができることを示す。更に、電子デバイス4500Aは、(例えば、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540の一部上に)ユーザ入力を行うための仮想キーボード4514を表示する。
図45Lでは、名前領域4540B内に、領域内でユーザ入力が可能であることを示すインジケーション(例えば、カーソル)を表示しながら、電子デバイス4500Aは、プールアカウントの所望の名前(例えば、「タホ旅行」)に対応するユーザ入力を受信し、所望の名前は、名前領域4540B内に表示され、続いてenterボタン4550上のユーザ選択4511(例えば、タップジェスチャ)を検出する(ユーザが名前領域4540B内のプールアカウントの名前の入力を終了すると)。ユーザ選択4511は、プールアカウントの名前を、入力されたユーザ入力(例えば、「タホ旅行」)に設定する。
図45Mにおいて、入力ボタン4550のユーザ選択4511の検出に応じて、又は日付領域4540Cのユーザ選択(例えば、タップジェスチャ)の検出に応じて、電子デバイス4500Aは、領域にユーザ入力ができることを示す日付領域4540C内にインジケーション(例えば、カーソル)を表示する。
図45Nでは、日付領域4540C内に、領域内でユーザ入力が可能であることを示すインジケーション(例えば、カーソル)を表示しながら、電子デバイス4500Aは、プールアカウントが使用できる所望の日付範囲(例えば、「7月4日」から「7月8日」)に対応するユーザ入力を受信し、所望の日付は、日付領域4540C内に表示され、続いてenterボタン4550のユーザ選択4513(例えば、タップジェスチャ)を検出する(ユーザが日付領域4540C内のプールアカウントの名前の入力を終了すると)。ユーザ選択4513は、入力された日付範囲内で使用できるようにプールアカウントを設定する。プールアカウントの使用が有効な場合、支払いトランザクションの作成に使用できる(例えば、デバイスにプロビジョニングされた銀行アカウントを使用して支払いトランザクションを行うのに類似)が、プールアカウントの使用が無効な場合(例えば、例、アカウントはまだ有効ではないか、有効期限が切れている)、支払いトランザクションを行うために使用することはできない。
図45Oにおいて、入力ボタン4550のユーザ選択4513の検出に応じて、又は寄与領域4540Dのユーザ選択(例えば、タップジェスチャ)の検出に応じて、電子デバイス4500Aは、領域にユーザ入力ができることを示す寄与領域4540D内にインジケーション(例えば、カーソル)を表示する。
図45Pでは、領域内でユーザ入力を行うことができることを示す寄与領域4540D内にインジケーション(例えば、カーソル)を表示しながら、電子デバイス4500Aは、招待された参加者それぞれが支払いを求められる(又はプールアカウントに参加するために支払わなければならない)所望の寄与量(例えば「50ドル」)に対応するユーザ入力を受信する。入力された寄与量は、寄与領域4540D内に表示される。続いて、電子デバイス4500Aは、決定ボタン4550のユーザ選択4515(例えば、タップジェスチャ)を検出する(ユーザが寄与領域4540D内に寄与量の入力を終了すると)。ユーザ選択4515は、招待された参加者(メッセージ参加者4508、メッセージ参加者4532、メッセージ参加者4534)がプールアカウントに参加するときに支払うか、プールアカウントに参加するために支払う必要がある要求された寄与量を設定する。
図45Qにおいて、入力ボタン4550のユーザ選択4515の検出に応じて、又はコメント領域4540Fのユーザ選択(例えば、タップジェスチャ)の検出に応じて、電子デバイス4500Aは、領域にユーザ入力ができることを示すコメント領域4540F内にインジケーション(例えば、カーソル)を表示する。
図45Rでは、領域内でユーザ入力を行うことができることを示す寄与領域4540F内にインジケーション(例えば、カーソル)を表示しながら、電子デバイス4500Aは、入力されたコメント(例えば、「金曜日までに寄与してください!」と述べる)に対応するユーザ入力を受信し、これはコメント領域4540F内に表示される。続いて、電子デバイス4500Aは、決定ボタン4550のユーザ選択4517(例えば、タップジェスチャ)を検出する(ユーザが寄与領域4540F内に寄与量の入力を終了すると)。いくつかの実施形態では、図45Uに示すように、コメント領域4540F内の入力されたコメントは、プールアカウントのすべてのパラメータがユーザによって設定され、招待がユーザによって送信されると、プールアカウントに参加するための招待に対応する招待と共に送信される。
図45Sでは、電子デバイス4500Aは、(例えば、ユーザがプールアカウントのパラメータの入力を終了した後にプールアカウント作成ユーザインタフェース4540の領域上でタップジェスチャを検出したことに応じて)プール作成ボタン4552を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス4500Aは、プールアカウントの少なくとも必要なパラメータセットがユーザによって入力されたという決定に応じて、プール作成ボタン4552を表示する。いくつかの例では、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540内のテンプレートボタン4544をプール作成ボタン4552に置き換える。図45Tでは、プールアカウント作成ユーザインタフェース4540内にプール作成ボタン4552を表示しながら、電子デバイス4500Aは、(例えば、ディスプレイ4502のタッチスクリーンを介して)プール作成ボタン4552のユーザ選択4521を検出する。
図45Uは4つのデバイス4500A〜Dを示し、それぞれがケイトのデバイス(電子デバイス4500A)、ジョンのデバイス(電子デバイス4500B)、ジェーンのデバイス(電子デバイス4500C)、及びサラのデバイス(電子デバイス4500D)に対応する。単に説明を簡単にするために、電子デバイス4500Aはケイトのデバイスと呼ばれ、電子デバイス4500Aはジョンのデバイスと呼ばれ、電子デバイス4500Aはジェーンのデバイスと呼ばれ、電子デバイス4500Aはサラのデバイスと呼ばれる。
図45Uでは、ユーザ選択の検出4521に応じて、ケイトのデバイスはプールアカウント作成ユーザインタフェース4540の表示を停止し、ユーザ(ケイト)、メッセージ参加者4508(ジョン)、メッセージ参加者4532(ジェーン)及びメッセージ参加者4534(サラ)間のメッセージングアプリケーション4504のグループメッセージ会話4530を表示し、作成されたプールアカウントに参加するための招待に対応する通信を、招待された参加者のデバイス(ジョンのデバイス、ジェーンのデバイス、及びサラのデバイス)に送信する。
ケイトのデバイスは、グループメッセージ会話4530に、作成されたプールアカウント(例えば、「タホ旅行」という名前の)に対応するプールメッセージオブジェクト4554(例えば図42Gを参照して上で説明したプールメッセージオブジェクト4230に類似)を更に表示する。プールメッセージオブジェクト4230と同様に、プールメッセージオブジェクト4554は、プールアカウントの名前インジケーション4554A、プールアカウントの日付インジケーション4554B、及びプールアカウントの選択された代表画像に対応するプールアカウントの背景画像4554Cを含む。更に、プールメッセージオブジェクト4554は、プールアカウントの詳細(例えば、図42Kに示されるプール詳細ユーザインタフェース4252に示されるように)を見るためのビューボタン4556を含む。ケイトのデバイスは、グループメッセージ会話4530(例えば、プールメッセージオブジェクト4554の下)に、コメント領域4540F内のユーザ(ケイト)によって入力されたコメントに対応するメッセージオブジェクト4558(例えば、「金曜日までに投稿してください!と述べる」)を更に表示する。
図45Uのジョンのデバイスによって示されるように、プールアカウントへの参加に対応するメッセージの受信に続いて、ジョンのデバイスは、ケイトのデバイスに表示される同じグループメッセージ会話4530に対応するグループメッセージ会話4530B内に、プールメッセージオブジェクト4554に対応するプールメッセージオブジェクト4555及びメッセージオブジェクト4558に対応するメッセージオブジェクト4558Bを表示し、プールメッセージオブジェクト4555はプールアカウントに参加するための参加ボタン4563を含む。
同様に、図45Uのジェーンのデバイスによって示されるように、プールアカウントへの参加に対応するメッセージの受信に続いて、ジェーンのデバイスはまた、ケイトのデバイスに表示される同じグループメッセージ会話4530に対応するグループメッセージ会話4530C内に、プールメッセージオブジェクト4554に対応するプールメッセージオブジェクト4557及びメッセージオブジェクト4558に対応するメッセージオブジェクト4558Cを表示し、プールメッセージオブジェクト4557はプールアカウントに参加するための参加ボタン4565を含む。
同様に、図45Uのサラのデバイスによって示されるように、プールアカウントへの参加に対応するメッセージの受信に続いて、サラのデバイスはまた、ケイトのデバイスに表示される同じグループメッセージ会話4530に対応するグループメッセージ会話4530D内に、プールメッセージオブジェクト4554に対応するプールメッセージオブジェクト4559及びメッセージオブジェクト4558に対応するメッセージオブジェクト4558Dを表示し、プールメッセージオブジェクト4559はプールアカウントに参加するための参加ボタン4567を含む。それぞれのプールメッセージオブジェクト上の参加ボタンを選択することにより、招待された参加者がプールアカウントに参加できるようになる(例えば、図42H〜図42Kのサラに関して説明したように)。
図46A〜図46Cは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウント対非グループアカウントを作成する方法4600を示すフロー図である。方法4600は、ディスプレイ(例えば、4402、4502)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイのタッチスクリーン、機械式ボタン、マイク)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、4400A、4500A)で実行される。方法4600におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
以下で説明するように、方法4600は、ピアツーピアトランザクションを管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピアトランザクションを管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピアトランザクションをより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、4400A、4500A)は、ディスプレイ(例えば、4402、4502)に、メッセージングアプリケーション(例えば、4404、4504)のメッセージ会話(例えば、4406、4506、4430、4530)の少なくとも一部を表示する(4602)。メッセージングアプリケーションのメッセージ会話の少なくとも一部を表示すると、表示されたメッセージ会話がデバイス上で現在アクティブ(例えば使用中)であることを示すことで視覚フィードバックを提供する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、メッセージングアプリケーションは、第一者アプリケーション(例えば、デバイスのオペレーティングシステムによってのみ制御可能な、又はデバイスのオペレーティングシステムの一部であり、第三者によって制御できないアプリケーション)である。
メッセージングアプリケーション(例えば、4404、4504)のメッセージ会話(例えば、4406、4506、4430、4530)の少なくとも一部を表示しながら、電子デバイス(例えば、4400A、4500A)は、ディスプレイ(例えば、4402、4502)に、第1の種類の項目(例えば、通貨、写真、ビデオ、プリンタクレジット)の管理に関連付けられた第1のアフォーダンス(例えば、資金、リソース、ポイント、写真、ファイルを転送するためのユーザインタフェースを開くため)(例えば、4416、4516)を表示する(4604)。第1の種類の項目の管理に関連付けられた第1アフォーダンスを表示すると、アフォーダンスを選択すると第1の種類の項目が表示されることをユーザがすぐに認識できるため、視覚フィードバックが得られる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。いくつかの例では、第1のアフォーダンスは、図8Bのインジケーション822を参照して説明したように、コンテキスト情報に基づいてメッセージ会話のメッセージオブジェクトに自動的に現れる選択可能なインジケーションである。
電子デバイス(例えば、4400A、4500A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のアフォーダンス(例えば、4416、4516)のユーザアクティブ化(例えば、第1のアフォーダンス上のタップジェスチャ)を検出する(4606)。いくつかの実施形態では、第1の種類の項目は資金(例えば、ドル、ユーロ)であり、共用項目管理アカウントは、共用グループ支払いアカウント(例えば、グループ支払いアカウントの各参加者が支払いや寄与を行うことを可能にする支払いアカウント)である。
第1のアフォーダンス(例えば4416、4516)のユーザアクティブ化の検出に応じて(又はその後)(4608)、電子デバイス(例えば4400A、4500A)は、メッセージ会話は3人以上の参加者(例えば、デバイスのユーザと他の少なくとも2人の参加者)(例えば、4408、4432、4434、4508、4532、4534など)を含むグループメッセージ会話(例えば、4430、4530)であるという判定に従って、ディスプレイ(例えば、4402、4502)に、メッセージ会話の参加者と共に第1の種類の項目を管理するための共用項目管理アカウントを設定するための第1のユーザインタフェース(例えば、4440、4540)を表示する(4610)。メッセージ会話がグループ会話であるという判定に従って、第1の種類の項目をメッセージ会話の参加者と管理するための共用項目管理アカウントを設定するための第1のユーザインタフェースを自動的に表示して、第1のユーザインタフェースにユーザがより素早くアクセスできるようにする(例えば、入力が少ない)。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。いくつかの例では、図42Eのプールアカウント作成ユーザインタフェース4222を参照して説明したように、第1のユーザインタフェースにより、ユーザはグループアカウントを作成することができる。いくつかの例では、メッセージ会話が2人の参加者(デバイスのユーザを含む)を含むという判定に従って、第1の転送ユーザインタフェースが表示される。
いくつかの実施形態では、第1のユーザインタフェース(例えば、4440、4540)を表示しながら、電子デバイス(例えば、4400A、4500A)は、第1のユーザインタフェース(例えば、4440、4540)に、共用項目管理アカウントの複数の招待者のうちの少なくとも1人の招待者を表示し(自動的に)、共用項目管理アカウントへの複数の招待者は、グループメッセージ会話(例えば、4430、4530)の3人以上の参加者(例えば、4408、4432、4434、4508、4532、4534)に対応する(4614)。第1のユーザインタフェースを表示しながら、第1のユーザインタフェースに、共用項目管理アカウントの複数の招待者のうちの少なくとも1人の招待者を自動的に表示すると、共用項目管理アカウントの招待者をユーザが手動で選択する必要を回避できる。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のユーザインタフェース(例えば、4440、4540)を表示した後(4616)、電子デバイス(例えば、4400A、4500A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、連絡先(例えば、デバイスに記憶されている連絡先リストからの連絡先、又は電話番号、電子メールアドレスなどを含むデバイスからアクセス可能な連絡先)のユーザ選択を検出し(4618)、第1のユーザインタフェース(例えば、4440、4540)に、共用項目管理アカウントの複数の招待者のうちの少なくとも1人の招待者を表示し、複数の招待者は選択された連絡先を含む(4620)。
いくつかの実施形態では、第1のユーザインタフェース(例えば、4440、4540)を表示した後(4616)、電子デバイス(例えば、4400A、4500A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、画像(例えば4546A、デバイスに記憶された、又はデバイスがアクセス可能なフォトギャラリから、利用可能な既定の画像のリストからの)のユーザ選択を検出し(4622)、選択した画像(例えば、4546A)を共用項目管理アカウントの代表画像として指定する(4624)。
いくつかの実施形態では、第1のユーザインタフェースの表示に続いて(4616)、電子デバイス(例えば、4400A、4500A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の時間(例えば、特定の日付)と第2の時間(例えば、特定の後日)のユーザ選択を検出し(4626)、共用項目管理アカウントのアクティブな時間期間を、第1の時間と第2の時間の間の時間期間に指定する(4628)。共用項目管理アカウントのアクティブな時間期間を第1の時間と第2の時間の間の時間期間に指定すると、共用項目管理アカウントを使用して行われる不正な転送の可能性が減る(例えば、アカウントが使用できる期間を制限することにより)。不正な転送の可能性を低減することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。いくつかの例では、既定の第1の時間は現在の時間である。いくつかの例では、共用項目管理アカウントは、第2の時間の後期限切れになる(従って、使用できなくなる)。いくつかの例では、共用項目管理アカウントは、第1の日付まではまだアクティブではない(従って、まだ使用できない)。
いくつかの実施形態では、第1のユーザインタフェース(例えば、4440、4540)を表示した後(4616)、電子デバイス(例えば、4400A、4500A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、項目量(例えば、資金の量、リソースの量、クレジットの量、写真の数、ファイルの数)のユーザ選択を検出(4630)し、項目量の項目に対する要求を、メッセージ会話の参加者(例えば、4408、4432、4434、4508、4532、4534)の第1の参加者に送信する(例えば、デバイスの無線通信無線機を介して)(4632)。
いくつかの実施形態では、第1のユーザインタフェース(例えば、4440、4540)を表示(4616)した後、電子デバイス(例えば、4400A、4500A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、共用項目管理アカウントにタイトルを提供するユーザ入力(例えば、テキスト入力)を検出し(4634)、入力されたタイトルを共用項目管理アカウントの代表的なタイトル(又は代表名)として指定する入力されたタイトルを共用項目管理アカウントの代表的なタイトルとして指定する(4636)。
いくつかの実施形態では、第1のユーザインタフェース(例えば、4440、4540)を表示した後(4616)、電子デバイス(例えば、4400A、4500A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、共用項目管理アカウントに関連付けられたコメントを提供するユーザ入力(例えば、テキスト入力)を検出し(4638)、メッセージ会話(例えば、4430、4530)で、共用項目管理アカウントに参加するための招待に対応する第1のメッセージオブジェクト(例えば、招待メッセージオブジェクト)と、共用項目管理アカウント(例えば、「参加」アフォーダンスを有するメッセージオブジェクト)に関連付けられたコメントを含む第2のメッセージオブジェクト(例えば、通常のテキストメッセージオブジェクト)とを表示する(4640)。
第1のアフォーダンス(例えば4416、4516)のユーザアクティブ化の検出に応じて(4608)、電子デバイス(例えば4400A、4500A)は、メッセージ会話が(正確に)2人の参加者(例えば、デバイスのユーザと他の1人の参加者)を含む1対1のメッセージ会話(例えば、4406、4506)であるという判定に従って、ディスプレイ(例えば、4402、4502)に、第1の種類の項目を管理するための共用項目管理アカウントを設定せずに、メッセージ会話(例えば、4406、4506)の別の参加者からの第1の種類の項目を送信又は要求するための第1のユーザインタフェースとは異なる第2ユーザインタフェース(例えば、4418、4518)を表示する(4612)。自動的に)メッセージ会話が1対1のメッセージ会話であるとの判定に従って、第1の種類の項目を管理するための共用項目管理アカウントを設定せずに、メッセージ会話の別の参加者から第1の種類の項目を送信又は要求するための第2のユーザインタフェースを表示することにより、ユーザは第2のユーザインタフェースに素早くアクセスできる(例えば、入力が少ない)。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。いくつかの例では、第2のユーザインタフェース(例えば、4418、4518)は、図7A〜図7E及び8A〜図8AHを参照して説明したように、資金、リソース、ポイント、写真、及び/又はファイルを送信又は要求するための転送ユーザインタフェースである。いくつかの例では、メッセージ会話が3人以上の参加者(デバイスのユーザを含む)を含むという判定に従って、第2の転送ユーザインタフェース(例えば、4418、4518)が表示される。
方法4600(例えば、図46A〜図46C)に関して前述したプロセスの詳細はまた、後述/前述の方法にも類似の形で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法4600は、任意選択的に、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700、3000、3400、3700、4000、4300及び4900を参照して上記及び以下に説明する様々な方法の特性のうちの1つ以上を含む。例えば、方法900で説明したように、メッセージングアプリケーションのメッセージ会話を介して行われる転送(例えば、リソース、ファイル、データストレージ、支払い)は、グループアカウント(例えば、プールアカウント)の項目(例えば、ファイル、データストレージ、資金)を使用して行うことができる。別の例では、方法1200で説明したように、完了した転送(例えば、リソース、ファイル、データストレージ、支払い)に適用された視覚効果(例えば、3D効果)は、グループアカウント(例えば、プールアカウント)を使用して行われた転送(例えば、ファイル、データストレージ、資金)に対応するメッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法1500で説明したように、指定されたメッセージに基づいて視覚的に区別可能なメッセージオブジェクトを提供することは、グループアカウント(例えばプールアカウント)を使用して行われた転送に適用できる。別の例では、方法1800で説明するように、アクティブ化されたアカウント(例えば、データストレージアカウント、支払いアカウント)は、項目(例えば、ファイル、データストレージ、支払い)をグループアカウント(例えば、プールアカウント)に寄与するために使用できる。別の例では、方法2100で説明するように、転送中に1つのアカウントから別のアカウントにアカウントを交換することは、個人アカウント(例えば、非プールアカウント)とグループアカウント(例えば、プールアカウント)の間で発生する可能性がある。別の例では、方法2400で説明するように、転送(例えば、ファイルの、データストレージの、資金の)が2つの異なるアカウント間で分割される場合、1つのアカウントは個人アカウント(例えば、非プールアカウント)と他のアカウントはグループアカウント(例えば、プールアカウント)にすることができる。別の例では、方法2700で説明するように、転送履歴リストが表示されると、リストはグループアカウント(例えば、プールアカウント)に行われた転送及び寄与を表示できる。別の例では、方法3000で説明したように、転送を行うために使用される音声アクティブ化はまた、グループアカウント(例えば、プールプール)からの項目(例えば、ファイル、データストレージ、資金)を使用する転送を行うために使用できる。別の例では、方法3400で説明するように、受諾された転送に対応するメッセージオブジェクトに適用される動的視覚フィードバックは、グループアカウント(例えばプールアカウント)を使用して行われた転送に対応するメッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法3700で説明するように、ギフト転送(例えば、データストレージの、資金の)は、グループアカウント(例えばプールアカウント)からの資金を使用して送信することができる。別の例では、方法4000で説明したギフト転送として受け取った項目(例えば、データストレージ、資金)をグループアカウント(例えば、プールアカウント)に追加(寄与)できる。別の例では、方法4300で説明するように、参加者が共用するグループアカウント(例えば、プールアカウント)は、グループメッセージ会話のメンバーがグループアカウント(例えば、プールアカウント)の参加者として自動的に選択されるグループメッセージ会話から作成できる。別の例として、方法4900で説明するように、日付設定を変更して、グループアカウント(例えば、プールアカウント)の有効期間を延長することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図46A〜図46Cを参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜1Bに示す構成要素によって実施される。例えば、表示動作4602、表示動作4604、検出動作4606、表示動作4610、及び表示動作4612は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実施される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図47A〜図47Hは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウントの有効期間を管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。以下でより詳細に説明するように、図47A〜図47Hの例示的なユーザインタフェースによって示される技術は、図48A〜図48Yの例示的なユーザインタフェースによって示される技術に関する。
図47Aは、電子デバイス4700Aを示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図47A〜図47Hに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス4700Aはスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス4700Aは、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス4700Aは、ディスプレイ4702とセキュア要素(例えば、セキュア要素115)とを有する。
図47Aでは、電子デバイス4700Aは、プール詳細ユーザインタフェース4722(例えば、図41Dを参照して上述したプール詳細ユーザインタフェース4152に対応する)を表示する。例えば、いくつかの実施形態では、図47Aに示すように、プール詳細ユーザインタフェースは、プールアカウントの名前を示す名前領域4724(例えば、「グループ記憶装置」を示す)と、プールデータストレージアカウントの記憶容量を使用することができる(例えば、ファイルを記憶するため)有効期間を示す日付領域4726(例えば、「7月4日〜7月8日を示す)と、選択されたプールアカウントの代表画像を示す画像領域4728とを含む。
いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4722はまた、プールアカウントのデータストレージの1つ以上の過去の使用及び/又はプールアカウントに行われた追加データストレージの寄与を示す使用領域4730を含む。例えば、使用領域4730は、ケイトが「グループ記憶装置」プールアカウントを作成したときにケイトによって行われた寄与に関連付けられた第1の使用4730Aを示す(例えば、図41Aを参照して上述した)。使用領域4730はまた、サラがプールアカウントに参加するために行った寄与に関連付けられた第2の使用4730Bを示す。
いくつかの実施形態において、プール詳細ユーザインタフェース4722はまた、プールアカウントで現在利用可能なデータストレージの量を示す残高インジケーション4732(例えば、「100GB」を示す)と、プール参加者4734A〜4734D(例えば、グループアカウントの所有者又は作成者、プールアカウントに参加した参加者、プールアカウントに参加するように招待されたがまだ参加していない参加者)を示す参加者領域4158とを含む。例えば、図47Aでは、サラはプールアカウントに参加したため、サラは参加者領域4734内の「参加」メンバーとして表示されるが、ジョンとジェーンはまだプールアカウントに参加していないため、プールアカウントの「保留中」メンバーとして表示される。いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4722は、デバイスのユーザが現在メンバーであるプールアカウントのすべてを見るためのプールビューボタン4736(例えば、「すべてのプールを見る」と述べる)を含む。
実施形態では、プールデータストレージアカウントに関連付けられた表示された情報(及び設定)のうちの1つ以上は編集可能である(例えば、編集ボタン4738を介して)。図47Bでは、プール詳細ユーザインタフェース4722を表示しながら、電子デバイス4700Aは、編集ボタン4738のユーザ選択4701(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4702のタッチスクリーンを介して)検出する。
図47Cでは、ユーザ選択4701の検出に応じて、電子デバイス4700Aは、プールアカウント作成ユーザインタフェース4740(例えば、図41Aを参照して上述したプールアカウント作成ユーザインタフェース4122に対応する)を表示し(例えば、プール詳細ユーザインタフェース4722の表示を置き換える)、これは、いくつかの実施形態では、プールアカウントの設定(例えば、それぞれ画像領域4740A、名前領域4740B、日付領域4740C、寄与領域4740D、参加者領域4740E、及びコメント領域4740Fに示された名前、有効期間、代表画像、寄与量、参加者、コメント)の編集(例えば、変更、修正)に使用できる。いくつかの実施形態では、プールアカウント設定(例えば、有効期間)は、プールアカウントの作成者(例えば、「グループ記憶装置」プールアカウントのケイト)のみがこの方法で編集できる。いくつかの実施形態において、プールアカウント設定は、プール参加者の1人以上の許可された参加者によって編集され得る。いくつかの実施形態では、プールアカウント設定は、(アカウントに参加した)プール参加者全員が編集できる。
図47Dでは、「グループ記憶装置」プールアカウントに対応するプールアカウント作成ユーザインタフェース4740を表示ししながら、電子デバイス4700Aは、プールアカウント作成使用インタフェースの日付領域4740Cのユーザ選択4703(例えば、タップジェスチャ)を検出する。図47Cに示すように、ユーザ選択4703により、デバイスは日付領域4740C内にインジケーション4746(例えば、カーソル)を表示し(従って、領域を編集できることを示す)、ユーザ入力を行うための仮想キーボード4718を表示する。
日付領域4740Cのユーザ選択4703を検出した後、電子デバイス4700Aは、図47Cに示すように、「7月4日〜7月8日」から「7月4日〜7月10日」までのプールアカウントの有効期間の変更に対応するユーザ入力(例えば、仮想キーボード4718を使用)を受信する。図47Dに示すように、有効期間の変更に続いて、電子デバイス4700Aは、仮想キーボード4718の決定ボタン4748のユーザ選択4705(例えば、タップジェスチャ)を検出する。
図47Eでは、プールアカウントの有効期間を修正し、修正を保存した後(例えば、プールアカウント作成ユーザインタフェース4740の更新保存ボタンを介して)、電子デバイス4700Aは、(例えば、更新保存ボタンのユーザ選択の検出に応じて)「グループ記憶装置」プールデータストレージアカウントに対応するプールメッセージオブジェクト4714を有するグループメッセージ会話4706を表示する。図47Eに示すように、プールアカウントの有効期間がユーザによって変更されたため、プールメッセージオブジェクト4814の日付インジケーション4714Bは、対応する更新を反映する(例えば、「7月4日〜7月8日」から「7月4日〜7月10日」へ)。
図47Fは、アカウントに関連付けられたデータストレージを使用するためのアカウントアプリケーションのアカウントユーザインタフェース4752を表示する電子デバイス4700Aを示す。図47Fでは、「グループ記憶装置」プールアカウントに対応するプールアカウントオブジェクト4756が現在使用のために選択されている。アカウントユーザインタフェース4752は、プールデータストレージアカウントで利用可能なデータストレージの量を示す残高インジケーション4760(例えば、「プール残高100GB」を示す)と、プールアカウントの資金を使用するための認証を提供するための要求された認証方法(例えば、指紋認証、顔認識認証、虹彩/網膜スキャン認証などの生体認証を介して、又はパスワード/パスコード認証)を示す認証命令4761を更に表示する。
使用のために選択された「グループ記憶装置」プールアカウントでアカウントユーザインタフェース4752を表示しながら、電子デバイス4700Aは、(例えば、デバイスの機械式入力ボタンを介して)認証命令4761(例えば、指紋認証)によって要求された認証に対応するユーザ入力4705(例えば、指紋入力)を検出する。
認証が成功したという判定(例えば、入力がユーザの登録済みの指紋などの登録済みの認証情報と一致したため)に続いて、電子デバイス4700Aは、(例えば、デバイスの無線通信無線機を介して)デジタルコンテンツ(例えば、ビデオファイル)をダウンロードするためのデジタルコンテンツ端末4762(例えば、近距離通信デジタルコンテンツ端末、販売時点管理デジタルコンテンツ端末)を検出する。いくつかの実施形態では、プールアカウント(例えば、「グループ記憶装置」プールアカウント)を使用してデジタル転送(例えば、デジタルコンテンツ端末4762で)を実行する際、デジタルコンテンツは、そのソース(例えば、デジタルコンテンツ端末4762と通信するサーバ)からプールアカウントの記憶容量を保持するサーバへ自動的に送信される。
図47Fでは、現在の日付は7月8日である。従って、プールアカウントの有効期間は7月4日から7月10日であるため、プールアカウントの記憶容量は、デジタルコンテンツ端末4762からデジタルコンテンツをダウンロードする際に使用できる。図47Gは、デジタルコンテンツ端末4762と通信するサーバから「グループ記憶装置」プールアカウント(プールアカウントオブジェクト4756に対応)の記憶容量へのデジタルコンテンツ(例えば、20GB)の転送を首尾よく引き起こした後の電子デバイス4700Aを示す(例えば、インジケーション4763により示される)。転送が成功すると、残高インジケーション4760はまた更新され(例えば、「100GB」から「80GB」に)、実行されたデジタル転送に続くプールアカウントの残りの記憶容量を反映する。
図47Hでは、現在の日付は7月11日であるため、プールアカウントの有効期間(7月4日〜7月10日)が過ぎている。いくつかの実施形態では、プールデータストレージアカウントを使用するための有効期間が過ぎたという判定に従って、電子デバイス4700Aは、(例えば、自動的に)プールアカウントの残りの記憶容量を分割させ(例えば、均等に分割、寄与量に基づいて比例的に分割)、プールアカウントから、プール参加者のユーザ(ケイト)、メッセージ参加者4708(ジョン)、メッセージ参加者4710(ジェーン)、メッセージ参加者4712(サラ)の個人(オンライン)データストレージアカウントに転送させる。いくつかの実施形態では、電子デバイス4700Aはまた、期限切れのプールアカウントに対応するプールメッセージオブジェクト4714を更新して、プールメッセージオブジェクトに対応するプールアカウントが期限切れであることを示すインジケーション4766(例えば、「期限切れ」を示す)を含める。いくつかの実施形態では、電子デバイス4700Aはまた、メッセージングアプリケーション4704のグループメッセージ会話4706に、残りの記憶容量(例えば、80GB)が(例えば、均等に)分割され、「グループ記憶装置」プールアカウントの各プール参加者(例えば、ケイト、ジョン、ジェーン、サラ)の個人データストレージアカウントに返されたことを示す状態インジケーション4768(例えば、「20GBが各メンバーに返されました。」)を表示する。
上記の図47A〜図47Hに示すユーザインタフェース例は、以下の図48A〜図48Yに示したユーザインタフェース例に関連する。具体的には、図47A〜図47Hのユーザインタフェース例及び図48A〜図48Yのユーザインタフェース例は両方とも、いくつかの実施形態による、電子デバイス(例えば、100、300、500、4700A、4800A)を使用したグループアカウント(例えばプールアカウント)の有効期間を管理することに関する。従って、図47A〜図47Hのユーザインタフェース例に関して説明した技術及び図48A〜図48Yのユーザインタフェース例に関して説明した技術は両方とも、グループアカウントの有効期間を管理するための同様の概念に関連する技術である。
上述のように、図48A〜図48Yは、いくつかの実施形態に係る、グループアカウント(例えば、プールアカウント)の有効期間を管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。図48Aは、電子デバイス4800Aを示す(例えば、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500)。図48A〜図48Yに示す非限定的実施形態例では、電子デバイス4800Aはスマートフォンである。他の実施形態では、電子デバイス4800Aは、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)などの異なる種類の電子デバイスであり得る。電子デバイス4800Aは、ディスプレイ4802とセキュア要素(例えば、セキュア要素115)とを有する。
図48Aでは、電子デバイス4800Aは、ディスプレイ4802に、デバイスのユーザ(例えば、「ケイト」)、メッセージ参加者4808(例えば、「ジョン」)、メッセージ参加者4810(例えば、「ジェーン」)、及びメッセージ参加者4812(例えば、「サラ」)間のグループメッセージ会話4806を表示する。グループメッセージ会話は、ユーザによって作成され、メッセージ会話の他の参加者であるメッセージ参加者4808、メッセージ参加者4810、及びメッセージ参加者4812に送信されたプールアカウントに対応するプールメッセージオブジェクト4814(例えば、図45A〜45Uを参照して上述したプールメッセージオブジェクト4554に対応)を含む。プールメッセージオブジェクト4816は、名前インジケーション4814A(例えば、「タホ旅行」と述べる)、日付インジケーション(例えば、「7月4日〜7月8日と述べる」)、プールアカウントの代表画像に対応する背景画像4814C、及びプールアカウントに関連付けられた詳細を表示するためのビューボタン4816を含む。
図48Bでは、グループメッセージ会話4806内にプールメッセージオブジェクト4814を表示しながら、電子デバイス4800Aは、プールメッセージオブジェクト4814のビューボタン4816のユーザ選択4801(例えば、タップジェスチャー)を(例えば、ディスプレイ4802のタッチスクリーンを介して)検出する。
図48Cでは、ユーザ選択4801の検出に応じて、電子デバイス4800Aは、プールアカウントに関する情報を含むプール詳細ユーザインタフェース4822(例えば、図42Kで上述したプール詳細ユーザインタフェース4252に類似)を表示する(例えば、グループメッセージ会話4806の表示を置き換える)。いくつかの実施形態では、図48Cに示すように、プール詳細ユーザインタフェースは、プールアカウントの名前を示す名前領域4824(例えば、「タホ旅行」を示す)と、選択されたプールアカウントが有効である(例えば、プールアカウントを使用して支払いトランザクションを行うための)時間期間を示す日付領域4826(例えば、「7月4日〜7月8日を示す)と、選択されたプールアカウントの代表画像を示す画像領域4828(背景画像4814Cに対応)とを含む。
いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4822はまた、プールアカウントを使用して行われた1つ以上の過去のトランザクション及び/又はプールアカウントに行われた寄与を示すトランザクション領域4830を含む。例えば、トランザクション領域4830は、ケイトによって行われた寄与に関連付けられたトランザクション4830Aを示している(例えば、ケイトがプールアカウントを作成したときに発生した)。いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4822はまた、プールアカウントでの使用に利用可能な資金の量を示す残高インジケーション4832を含む。例えば、図48Cでは、「タホ旅行」プールアカウントには現在、50ドルの1つの寄与(ケイトが作成)のみが含まれ、他のトランザクションはないため、残高インジケーション4832は50ドルの利用可能な合計資金を示す。いくつかの実施形態において、プール詳細ユーザインタフェース4822はまた、プール参加者4834A〜4834D(例えば、グループアカウントの所有者又は作成者、プールアカウントに参加した参加者、プールアカウントに参加するように招待されたがまだ参加していない参加者)を示す参加者領域4834を含む。いくつかの実施形態では、プール詳細ユーザインタフェース4822は、デバイスのユーザが現在メンバーであるプールアカウントのすべてを見るためのプールビューボタン4836(例えば、「すべてのプールを見る」と述べる)を含む。
実施形態では、プールデータストレージアカウントに関連付けられた表示された情報のうちの1つ以上は編集可能である(例えば、編集ボタン4838を介して)。図48Dでは、プール詳細ユーザインタフェース4822を表示しながら、電子デバイス4800Aは、編集ボタン4838のユーザ選択4803(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4802のタッチスクリーンを介して)検出する。
図48Eでは、編集ボタン4838のユーザ選択4803の検出に応じて、電子デバイス4800Aは、プールアカウント作成ユーザインタフェース4840(例えば、図42Eに上述したプールアカウント作成ユーザインタフェース4222に類似)を表示し(例えば、プール詳細ユーザインタフェース4822の表示を置き換える)、これは、いくつかの実施形態では、既存のプールアカウントの設定(例えば、名前、有効期間、代表画像、寄与量、参加者、コメント)の編集(例えば、変更、修正)に使用できる。いくつかの実施形態では、プールアカウント設定(例えば、有効期間)は、プールアカウントの作成者(例えば、「タホ旅行」プールアカウントのケイト)のみがこの方法で編集できる。いくつかの実施形態において、プールアカウント設定は、プール参加者の1人以上の許可された参加者によって編集され得る。いくつかの実施形態では、プールアカウント設定は、(アカウントに参加した)プール参加者全員が編集できる。
図48Fでは、既存の「タホ旅行」プールアカウントに対応するプールアカウント作成ユーザインタフェース4840を表示しながら、電子デバイス4800Aは、日付領域4840Cのユーザ選択4805(例えば、タップジェスチャ)を(例えば、ディスプレイ4802のタッチスクリーンを介して)検出する。ユーザ選択4805により、デバイスは日付領域4840C内にインジケーション4846(例えば、カーソル)を表示し(従って、領域を編集できることを示す)、図48Gに示すように、ユーザ入力を行うための仮想キーボード4818を表示する。
日付領域4840Cのユーザ選択4805を検出した後、電子デバイス4800Aは、図48Hに示すように、「7月4日〜7月8日」から7月4日〜7月10日」までのプールアカウントの有効期間の変更に対応するユーザ入力(例えば、仮想キーボード4818を使用)を受信する。有効期間の変更に続いて、電子デバイス4800Aは、仮想キーボード4818の決定ボタン4848のユーザ選択4807(例えば、タップジェスチャ)を検出する。図48Iでは、ユーザ選択4807の検出に応じて、電子デバイス4800Aは、仮想キーボード4818の表示を停止する(例えば、ユーザは、決定ボタン4848を選択することにより、修正に対応するユーザ入力が完了したことを示したため)。
図48Jでは、プールアカウントの有効期間の修正に続いて(例えば、プールアカウント作成ユーザインタフェース4840の日付領域4840Cに示されるように)、電子デバイス4800Aは、プールアカウント作成ユーザインタフェース4840の更新保存ボタン4842のユーザ選択4809(例えば、タップジェスチャ)を検出する。いくつかの実施形態において、プールアカウント作成使用インタフェース4840は、現在編集中のプールアカウントが既存のプールアカウントである場合(作成中の新しいプールアカウントではなく)、更新保存ボタン4842(例えば、図42Fに示すプール作成ボタン4224などのプール作成ボタンの代わり)を含む。
図48Kでは、更新の保存ボタン4842のユーザ選択4809の検出に応じて、電子デバイス4800Aは、グループメッセージ会話4806をプールメッセージオブジェクト4814と共に再び表示する(例えば、プールアカウント作成ユーザインタフェース4840の表示を置き換える)。図48Kに示すように、プールアカウントの有効期間がユーザによって変更されたため、プールメッセージオブジェクト4814の日付インジケーション4814Bは、対応する更新を示す(例えば、「7月4日〜7月8日」から「7月4日〜7月10日」へ)。
図48Lは、ウォレットアプリケーション(例えば、第三者プログラムではなく、デバイスのオペレーティングシステムによって制御される)に対応するウォレットユーザインタフェースをそれぞれ表示する電子デバイス4800A(ケイトのデバイス)、電子デバイス4800A(ジョンのデバイス)、電子デバイス4800C(ジェーンのデバイス)、及び電子デバイス4800D(サラのデバイス)を示す。特に、ケイトのデバイスのウォレットユーザインタフェース4852は、図42Nのケイトのデバイスのウォレットユーザインタフェース4268に対応し、ジョンのデバイスのウォレットユーザインタフェース4852Bは、図42Nのジョンのデバイスのウォレットユーザインタフェース4268Bに対応し、ジェーンのデバイスのウォレットユーザインタフェース4852Cは、図42Nのジェーンのデバイスのウォレットユーザインタフェース4268Cに対応し、サラのデバイスのウォレットユーザインタフェース4852Dは、図42Nのサラのデバイスのウォレットユーザインタフェース4268Dに対応する。図42Nを参照して説明したように、ケイトのデバイスのウォレットユーザインタフェース4852(ウォレットユーザインタフェース4268に対応)は、ケイトの個人銀行カードに関連付けられた銀行カードオブジェクト4854(銀行カードオブジェクト4270に対応)、「タホ旅行」プールアカウントに関連付けられた第1のプールアカウントオブジェクト4856(第1のプールアカウントオブジェクト4272に対応)、及びケイトもまたメンバーである「労働の日BBQ」プールアカウントに関連付けられた第2のプールアカウントオブジェクト4858(第2のプールアカウントオブジェクト4858に対応)を含む。
図48Lに示すように、「タホ旅行」プールアカウントの有効期間の更新に応じて(又はその後)、ケイトのデバイスのウォレットユーザインタフェース4852は、「タホ旅行」プールアカウントに対応する第1のプールアカウントオブジェクト4856を更新して、時間期間の変更(「7月4日〜7月8日」から「7月4日〜7月10日」)を示す。更にケイトのデバイス上の「タホ旅行」プールアカウントの有効期間の更新に応じて(又はその後)、サラのデバイスのウォレットユーザインタフェース4852Dもまた、「タホ旅行」プールアカウントに対応する第1のプールアカウントオブジェクト4856Dを更新して、時間期間の変更(「7月4日〜7月8日」から「7月4日〜7月10日」)を示す。ジョン及びジェーンはまだ「タホ旅行」プールアカウントに参加していないため、ジョンのデバイスのウォレットユーザインタフェース4852B及びジェーンのデバイスのウォレットユーザインタフェース4852Cは、「タホ旅行」プールアカウントに対応するプールアカウントオブジェクトを含んでおらず、従って、有効期間の変更は、ジョンのデバイスにもジェーンのデバイスにも反映されない。
図48Mは、ウォレットユーザインタフェース4852を表示する電子デバイス4800A(ケイトのデバイス)を示す。上述したように、ウォレットユーザインタフェース4852は、銀行カードオブジェクト4854(例えば、ウォレットユーザインタフェース4268の銀行カードオブジェクト4270に対応)、第1プールアカウントオブジェクト4856(例えば、ウォレットユーザインタフェース4268の第1プールアカウントオブジェクト4272に対応)、及び第2のプールアカウントオブジェクト4858(例えば、ウォレットユーザインタフェース4268の第2のプールアカウントオブジェクト4274に対応する)を含む。ウォレットユーザインタフェース4852を表示している間、電子デバイス4800Aは、第1のプールアカウントオブジェクト4856(「タホ旅行」プールアカウントに対応)のユーザ選択4811(例えば、タップジェスチャ)を検出し、これは選択された第1のプールアカウントオブジェクト(「タホ旅行」プールアカウント)に対応するプールアカウントを支払いトランザクションで使用するために現在選択されているアカウントとして設定する。
図48Nでは、電子デバイス4800Aは、ウォレットユーザインタフェース4852を、トランザクションで使用するために現在選択されている「タホ旅行」プールアカウント(第1プールアカウントオブジェクト4856に対応する)と共に表示する。アカウントが選択されると、ウォレットユーザインタフェース4852は、プールアカウントで利用可能な資金の量を示す残高インジケーション4860(例えば、「プール残高100ドル」と述べる)と、プールアカウントの資金を使用するための認証を提供するための要求された認証方法(例えば、指紋認証、顔認識認証、虹彩/網膜スキャン認証などの生体認証を介して、又はパスワード/パスコード認証)を示す認証命令4861を更に含む。
図48Oでは、選択された「タホ旅行」プールアカウントでウォレットユーザインタフェース4852を表示しながら、電子デバイス4800Aは、(例えば、デバイスの機械式入力ボタンを介して)認証命令4861(例えば、指紋認証)によって要求された認証に対応するユーザ入力4813(例えば、指紋入力)を検出する。図48Pでは、ユーザ入力4813(例えば、指紋入力)の検出に応じて、認証が成功した場合(例えば、入力がユーザの登録済み指紋などの登録済み認証情報と一致するため)、電子デバイス4800Aは、ウォレットユーザインタフェース4852上に、プールアカウントが支払いトランザクションで使用する準備ができており、許可されていることを示す準備完了通知4863を表示する(例えば、認証命令4861の表示を置き換える)。
図48Qでは、支払いトランザクションで使用する準備ができており許可されているプールアカウント(「タホ旅行」プールアカウント)と共にウォレットユーザインタフェース4852を表示しながら、電子デバイス4800Aは、「タホ旅行」プールアカウントからの資金を使用して特定の量(例えば、「56ドル」など)を購入するための支払い端末4862(例えば、近距離通信端末、販売時点管理端末)を検出する(例えば、デバイスの無線通信無線機を介して)。図48Pでは、現在の日付は7月9日であり、従って、プールアカウントの有効期間が7月4日から7月10日に変更されているため(例えば、日付インジケーション4856Bで示されるように)、プールアカウントは支払いトランザクションの実行に使用できる。
図48Rでは、トランザクション(例えば「56ドル」の量)が正常に完了したことに応じて、ウォレットユーザインタフェース4852は、プールアカウント(「タホ旅行」プールアカウント)からの資金を使用した購入が正常に完了したことを示す完了通知4865を表示する(例えば、準備完了通知4863の表示を置き換える)。
図48Sでは、プールアカウント(「タホ旅行」プールアカウント)を使用した購入が正常に完了した後、ウォレットユーザインタフェース4852は、購入に使用された資金のためのアカウントに残高インジケーション4860(例えば、「プール残高44ドル」を示す)を示す。いくつかの実施形態では、ウォレットユーザインタフェース4852は、現在選択されているアカウント(例えば、「タホ旅行」プールアカウント)に関連付けられたトランザクション詳細を見るための詳細ボタン4867を更に表示する。
図48Tでは、図48P〜図48Rを参照して上述したプールアカウント(「タホ旅行」プールアカウント)を使用して購入を正常に完了した後(例えば、56ドルの量で)ウォレットユーザインタフェース4852を表示しながら、電子デバイス4800Aは、詳細ボタン4867のユーザ選択4815を検出する(例えば、ディスプレイ4802のタッチスクリーンを介して)。
図48Uでは、詳細ボタン4867のユーザ選択4815の検出に応じて、電子デバイス4800Aは、ディスプレイ4802に、プールアカウントの表現4871、残高インジケーション4873、及びトランザクション項目4869A〜4869Eのリストを含むトランザクション詳細ユーザインタフェース4869(例えば、図26F〜26Tを参照して説明したトランザクション詳細ユーザインタフェース2661に類似)を表示し、トランザクション項目4869A〜4869Eは、プールアカウント使用して行われた購入及び/又は寄与の一部(例えば、許可された参加者による)に対応する。例えば、トランザクション項目4869Aは、図48P〜図48Rを参照して上述したユーザ(ケイト)による7月8日の56ドルの購入に対応し、トランザクション項目4869Bは、プール参加者サラ(メッセージ参加者4812)が7月4日に行った47ドルの購入に対応し、トランザクション項目4869Cは、プール参加者ジョン(メッセージ参加者4808)が7月2日に行った43ドルの購入に対応し、トランザクション項目4869Dは、プール参加者ジョンによって行われた50ドルの寄与に対応し(例えば、プールアカウントに参加するため)、トランザクション項目4869Dは、プール参加者ジェーン(メッセージ参加者4810)によって行われた50ドルの寄与に対応する(例えば、プールアカウントに参加するため)。
図48Vでは、ウォレットユーザインタフェース4852を、トランザクションで使用するために現在選択されている「タホ旅行」プールアカウント(第1プールアカウントオブジェクト4856に対応する)と共に再び表示する電子デバイス4800Aを示す。図48Qで行われた以前の購入の結果として、残高インジケーション4860は、プールアカウントで使用するために残っている44ドルの資金を示す。
図48Wでは、支払いトランザクション(例えば図48M〜図48Rを参照して上述した)で使用する準備ができており許可されているプールアカウント(「タホ旅行」プールアカウント)と共にウォレットユーザインタフェース4852を表示しながら、電子デバイス4800Aは、「タホ旅行」プールアカウントからの資金を使用して特定の量(例えば、「20ドル」など)を別に購入するための支払い端末4862(例えば、近距離通信端末、販売時点管理端末)を検出する(例えば、デバイスの無線通信無線機を介して)。図48Wでは、現在の日付は7月11日で、プールアカウントの有効期間(7月4日〜7月10日)外である。
現在の時間がプールアカウントの有効期間外である場合、プールアカウントを使用して購入することはできない(いくつかの実施形態では、寄与を受諾することもできない)。従って、7月11日の支払い端末4862の検出に応じて、電子デバイス4800Aは購入を許可せず、図48Xに示すように、プールアカウントの有効期限が切れているため、プールアカウント(例えば、「タホ旅行」プールアカウント)を購入に使用することはできないこと示す期限切れ通知4864(例えば、「プール期限切れ」と述べる)を表示する。
いくつかの実施形態では、プールアカウントの満了に応じて、又はそれに続いて、残りの資金はゼロより大きい場合、プールアカウントの(参加した)参加者に(自動的に)分配される。例えば、ユーザ(ケイト)、メッセージ参加者4808(ジョン)、メッセージ参加者4810(ジェーン)、及びメッセージ参加者4812(サラ)がすべて「タホ旅行」プールアカウントの参加者であり、期限切れになったプールアカウントに44ドルの資金が残っている場合(例えば、プールアカウントの有効期間が過ぎたため)、電子デバイス4800Aは、(自動的に)残りの資金を分割させ(例えば、均等に分割、又はアカウントへの各参加者の寄与に基づいて比例的に分割)、各参加者の個人アカウントに送信させる。
いくつかの実施形態では、図48Yでは、プールアカウントの有効期限が切れ、残りの資金が参加者の個人アカウントに戻されると、グループメッセージ会話4806に表示される(そして他の参加者のデバイスの対応するプールメッセージオブジェクトに対応して表示される)プールメッセージオブジェクト4814は、期限切れのメッセージ4866を含むように更新されたため、プールメッセージオブジェクトに関連付けられたプールアカウントの期限が切れたことを示す。更に、いくつかの実施形態では、期限切れ通知4868がグループメッセージ会話4806(例えば、「各メンバーに11ドルが返されました」と述べる)内に表示され(そして他の参加者のデバイスの対応するプールメッセージオブジェクトに対応して表示される)、残りの資金が(均等に)分割され、各プールアカウント参加者の個人アカウントに戻されたことを示す。
図49A〜49Dは、いくつかの実施形態に係る、転送に関連付けられた動作に対応するフィードバックを提供するための方法を示すフロー図である。方法4900は、ディスプレイ(例えば、4702、4802)及びセキュア要素を備えたデバイス(例えば、100、300、500、4700A、4800A)で実行される。方法4900におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
以下で説明するように、方法4900は、ピアツーピアトランザクションを管理するための直感的方法を提供する。この方法は、ピアツーピアトランザクションを管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがピアツーピアトランザクションをより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、デバイスのセキュア要素を使用して、電子デバイスに(一時的な)グループアカウント(例えば、プールアカウント、異なるデバイスにログインした異なるユーザアカウントからアクセス可能なアカウント、アカウントは、支払いアカウント、リソースアカウント、ポイントアカウント、写真、ファイルを保持するアカウント)をプロビジョニングし(例えば加える、記憶する)(4908)、グループアカウントは、グループアカウントに関連付けられた複数の参加者(例えば、4708、4710、4712、4808、4810、4812)から受信した第1の種類(例えば、資金、リソース、ポイント、写真、ファイル)の項目に関連付けられており、グループアカウント(例えば、プールアカウントの1人以上のメンバー、メッセージ会話の1人以上の参加者)は、所定の時間期間(例えば、事前に設定された日付範囲)の後に期限切れになるように構成されている。デバイスのセキュア要素を使用してデバイスにグループアカウントをプロビジョニングすると、グループアカウントに関連付けられたデータがセキュア要素内に記憶され、それによりグループアカウントに関連付けられたデータをデバイスから盗むことを目的とした不正行為が阻止される。デバイスからデータを盗むことを目的とした不正行為を阻止することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。いくつかの例では、所定の時間期間は、デバイスのユーザによって手動で設定される。
いくつかの実施形態では、グループアカウントの参加者はグループを作成するために使用されたメッセージ会話(例えば、4706、4806)の参加者に基づいて選択された(4910)(例えば、グループに参加する招待は、参加者を含むメッセージングユーザインタフェースのグループ会話内から作成された)。グループの作成に使用されたメッセージ会話の参加者に基づいてグループの参加者を選択すると、ユーザは手動でグループの参加者を選択する必要がなくなる(例えば、連絡先のリストから)。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、所定の時間期間は少なくとも第1の時間期間(例えば、最小時間期間、1時間、1日、24時間)であり、且つ第2の時間期間(例えば、最大時間期間、1年)以下であり、第2の時間期間は第1の時間期間よりも長い(4912)。いくつかの例では、第1の時間期間と第2の時間期間はデバイスのオペレーティングシステムによって事前に構成されており、デバイスのユーザ又は第三者アプリケーションによって変更することはできない。
いくつかの実施形態では、第1の種類の項目は写真である。いくつかの実施形態では、第1の種類の項目はプリンタクレジット(又はプリンタポイント、プリンタリソース)である。いくつかの実施形態では、第1の種類の項目はコンピューティングリソース(例えば、データストレージ、CPUサイクル)であり、第1の種類の項目は資金(例えば、ドル、ユーロ)である。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、1つ以上の入力デバイスを含み、グループアカウントを電子デバイスにプロビジョニングする前に、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、ディスプレイ(例えば、4702、4802)に、メッセージングアプリケーション(例えば、4704、4804)のメッセージ会話(例えば、4706、4806)を表示し(4902)、メッセージ会話の参加者(例えば、4708、4710、4712、4808、4810、4812)はグループアカウントに関連付けられた複数の参加者に対応する。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、グループアカウントを構成するためのユーザインタフェース(例えば、4740、4840)のユーザアクティブ化を検出する(複数の参加者はグループアカウントの参加者になるように自動的に事前に選択される)(4904)。いくつかの実施形態において、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、グループアカウントを構成するためのユーザインタフェース(例えば、4740、4840)に関連付けられた確認アフォーダンスのユーザ選択を検出し(4906)、確認アフォーダンスのユーザ選択の検出に応じて、グループアカウントを電子デバイスにプロビジョニングする(4908)(例えば、生体、パスワード又はパスコート認証などのユーザからの認証が情報にアクセスするために要求されるデバイスのセキュア要素においてグループアカウントへ資金を転送する又はグループアカウントから転送するなどのトランザクションを実行するために使用できるグループアカウントに関する情報を保存する)。
いくつかの実施形態では、グループアカウントを電子デバイスにプロビジョニングした後、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、所定の時間期間とは異なる第2の所定の時間期間(例えば、異なる事前設定日付範囲)のユーザ選択を検出する(4914)。いくつかの実施形態では、第2の所定の時間期間のユーザ選択の検出に応じて、グループアカウントを再構成して、第2の所定の時間期間の後に期限切れにする(元の所定の時間期間の代わりに)(4916)。
グループアカウントが期限切れになる前に、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、第1の種類の項目をグループアカウントから転送して、第1の種類の項目の第1のサブセットを使用する(4918)。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、無線通信無線機(例えば、WiFi、Bluetooth、近距離通信(NFC)接続用)を含む。グループアカウントが期限切れであると判定する前に(4920)、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、無線通信無線機を介して、転送を続行する(例えば、支払いトランザクションを続行するためなど)ために、第2のデバイス(例えば、4762、4862、トランザクション端末、NFC端末、POS端末)からアカウントクレデンシャル(例えば、支払いクレデンシャル)の要求を受信し(4922)、要求は、第1の種類の項目の第2のサブセットの転送に関連付けられる。いくつかの実施形態では、転送(例えば、生体認証による許可、パスコード認証による許可)に許可(例えば、トランザクションを進めるための)が与えられたという判定に従って(4924)、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、無線通信無線機を介して、グループアカウントのアカウントクレデンシャルを第2のデバイス(例えば、4762、4862)に送信し(4926)、グループアカウントから第1の種類の項目を転送することにより、第1の種類の項目の第2のサブセットを使用する(4928)。グループアカウントのアカウントクレデンシャルを第2のデバイスに送信し、転送に許可が与えられたという判定に従って第1の種類の項目の第2のサブセットを使用すると、デバイスのグループアカウントを使用して行われる不正な(例えば、無許可の)転送の数が減る。不正な転送の数を低減することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は1つ以上の入力デバイスを含む。いくつかの実施形態では、グループアカウントが期限切れであると判定する前に(4920)、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、ディスプレイに(例えば、4702、4802)、トランザクションユーザインタフェース(オンライン転送、オンライントランザクションを進めるため)を表示する(4930)。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の種類の項目の第3のサブセットを転送するための確認アフォーダンスのユーザ選択を検出する(4932)。いくつかの実施形態では、確認アフォーダンスのユーザ選択の検出に応じて、転送(例えば、生体認証による許可、パスコード認証による許可)に許可(例えば、オンライン転送、オンライントランザクションを進めるための)が与えられたという判定に従って、グループアカウントから第1の種類の項目を転送することにより、第1の種類の項目の第3のサブセットを使用する(例えば、グループアカウントを使用して支払いを行う)(4934)。転送に許可が与えられたという判断に従って、第1の種類の項目の第3サブセットを使用して、グループアカウントから第1の種類の項目を転送することにより、デバイスのグループアカウントを使用して行われる不正な(例えば、無許可の)転送の数を減らす。不正な転送の数を低減することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。
いくつかの実施形態では、転送(例えば、支払いの、リソースの、クレジットの)に許可が与えられたという判定は、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)が、ディスプレイ(例えば、4702、4802)に、転送を許可するための認証情報(例えば、4761、4861、指紋情報、音声入力情報、虹彩/網膜スキャン情報、及び/又は顔認識情報などの生体認証情報、パスコード認証情報、パターン認証情報)に対する要求を表示することと、要求に対応する認証情報を(例えば、デバイスのユーザから)受信することと、受信した認証が、転送を許可するための登録済みの認証情報(例えば、指紋情報、音声入力情報、虹彩/網膜スキャン情報、及び/又は顔認識情報などの登録済みの生体認証情報、登録済みのパスコード認証情報、登録済みのパターン認証情報)と一致するという判定に従って、転送のための許可を与えることと、を含む。転送を許可するための認証情報を要求し、受信した認証情報が登録済みの認証情報と一致するという判定に従って転送の許可を提供すると、デバイスのグループアカウントを使用して行われる不正な(例えば、無許可の)転送の数が減る。不正な転送の数を低減することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、無線通信無線機(例えば、WiFi、Bluetooth、近距離通信(NFC)接続用)を含み、グループアカウントが期限切れであると判定する前に、電子デバイス(例えば、4700A、4800Aなど)は、無線通信無線機を介して、電子デバイスとは異なる第2のデバイス(例えば、グループアカウントに関連付けられた電子デバイスのユーザ以外の参加者のデバイス)によって、グループアカウントの第1の種類の項目を使用して行われた転送(例えば、支払いトランザクション、写真、クレジット、又はポイントの転送)の情報を受信する(4936)。いくつかの実施形態では、グループアカウントの第1の種類の項目を使用して行われた転送の情報を第2のデバイスが受信した後、電子デバイス(例えば4700A、4800A)はディスプレイ(例えば、4702、4802)に、転送の情報を含む転送履歴リスト(例えば、4869、グループアカウントに関連付けられた参加者がグループアカウントを使用して行った転送の記録)をディスプレイに表示する(4938)。グループアカウントの第1の種類の項目を使用して行われた転送の情報を第2のデバイスが受信した後、転送履歴リストを表示すると、グループアカウントを使用して行われた他の転送に関するフィードバックに簡単にアクセスできる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
第1の種類の項目の少なくとも第1のサブセットを使用した後、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、グループアカウントが期限切れであることを判定する(4940)。
グループアカウントが期限切れであるとの判定に応じて(例えば、及び所定の時間期間の経過後)(4942)、グループアカウントがゼロより大きい第1の種類の項目の第1の量に関連付けられているという判定に従って(例えば、プールアカウントなどのグループアカウントに残りの資金があるという判定に従って)、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、グループアカウントに関連付けられた複数の参加者のうちの第1の参加者と、グループアカウントに関連付けられた複数の参加者のうちの第2の参加者を含むグループアカウントに関連付けられた複数の参加者間で分割されたグループアカウントに関連付けられた第1の種類の項目の転送を(自動的に)引き起こす(4944)(例えば、対象受取人のデフォルトアカウントに)。グループアカウントが有効期限切れであるという判定に応じて、第1の種類の項目を自動的に転送することにより、ユーザはグループアカウントから項目の転送を手動で取り出す必要がなくなる。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
グループアカウントが期限切れであるとの判定に応じて(例えば、及び所定の時間期間の経過後)、グループアカウントがゼロより大きく第1の量とは異なる第1の種類の項目の第2の量に関連付けられているという判定(4942)に従って(例えば、プールアカウントなどのグループアカウントに残りの資金があるという判定に従って)、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、グループアカウントに関連付けられた複数の参加者のうちの第1の参加者と、グループアカウントに関連付けられた複数の参加者(例えば、ユーザ、4708、4710、4712、4808、4810、4812)のうちの第2の参加者を含むグループアカウントに関連付けられた複数の参加者間で分割されたグループアカウントに関連付けられた第1の種類の項目の転送を(自動的に)引き起こす(4946)(例えば、対象受取人のデフォルトアカウントに)。グループアカウントが有効期限切れであるという判定に応じて、第1の種類の項目を自動的に転送することにより、ユーザはグループアカウントから項目の転送を手動で取り出す必要がなくなる。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、グループに関連付けられた複数の参加者(例えば、ユーザ、4708、4710、4712、4808、4810、4812)の間で第1の種類の項目を分割することは、(4956)複数の参加者の数に基づいて第1の種類の項目を(例えば実質的に)等しく分割することを含む。例えば、第1の参加者に転送される第1の種類の項目の量は、第2の参加者(及び複数の参加者のすべての他の参加者)に転送される第1の種類の項目の量に等しい。
いくつかの実施形態では、グループに関連付けられた複数の参加者(例えば、ユーザ、4708、4710、4712、4808、4810、4812)間で第1の種類の項目を分割することは、複数の参加者によるグループアカウントへの第1の種類の項目の寄与量に基づいて第1の種類の項目を比例分割することを含む(4958)。例えば、グループアカウントの有効期限が切れる前に、第2の参加者が第1の参加者の2倍の量の第1の種類の項目をグループアカウントに追加した場合、グループアカウントの有効期限が切れると、第2の参加者は第1の参加者よりも、第1の種類の項目の2倍の量をグループアカウントから受け取る。
いくつかの実施形態では、グループアカウントに関連付けられた複数の参加者(例えば、ユーザ、4708、4710、4712、4808、4810、4812)間で分割されたグループアカウントに関連付けられた第1のタイプの項目の転送を引き起こすことは、複数の参加者の第3の参加者を含まない。いくつかの実施形態では、第1の参加者は第1の種類の項目をグループアカウントに提供し、第2の参加者は第1の種類の項目をグループアカウントに提供し、第3の参加者は第1の種類の項目をグループアカウントに提供しなかった。
いくつかの実施形態では、更に、グループアカウントが期限切れであるとの判定に応じて(4948)、第1の量がゼロに等しいという判定に従って(例えば、グループアカウントに資金が残っていないという判定に従って)、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、グループアカウントに関連付けられている第1の種類の項目の転送を引き起こすことを取り止め(4950)(例えば、意図した受取人の既定のアカウント)、電子デバイスのセキュア要素を使用して、電子デバイスのグループアカウントを無効にする(例えば、削除又はプロビジョニング解除)(例えば、デバイスのセキュア要素からグループアカウントに関連付けられたデータの一部又はすべてを削除)(4952)。デバイスのセキュア要素を使用して、グループアカウントが期限切れであるという判定に応じて、デバイスからグループアカウントを自動的に無効にすると、グループアカウントに関連付けられたデータへの許可されないアクセスの可能性が減少する。無許可のアクセスの可能性を低減することは、デバイスの操作性を高め、ユーザとデバイスのインタフェースをより安全(例えば、デバイスを操作するとき/それと対話するとき不正を低減する)にする。更に、デバイスのセキュア要素を使用して、グループアカウントが期限切れであるという判定に応じて、デバイスからグループアカウントを(自動的に)無効にすると、ユーザはデバイスからグループアカウントを手動で削除する必要がなくなる。更なるユーザ入力を必要とせずに、操作を行うことにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作/対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、グループアカウントは、グループ内のすべての参加者、又はグループアカウントの主催者以外のグループ内のすべての参加者のデバイスからプロビジョニング解除、削除、又は無効化される。
いくつかの実施形態では、グループアカウントが期限切れであるという判定に更に応じて、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、デバイスのウォレットアプリケーションに記憶されているグループアカウントの表現をウォレットアプリケーションから削除する(例えば、自動的に、更にユーザ入力なしで)(4954)。グループアカウントが期限切れであるという判定に応じて、デバイスのウォレットアプリケーションに記憶されているグループアカウントの表現を削除すると、グループアカウントを使用してトランザクションを実行できないという視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、ディスプレイ(例えば、4702、4802)に、メッセージングアプリケーション(例えば、4704、4804、デバイスのオペレーティングシステムによって制御されるインスタントメッセージングアプリケーション)のメッセージ会話(例えば、4706、4806)のグループアカウントに対応するメッセージオブジェクト(例えば、4714、4814)を表示し(4960)、メッセージオブジェクトは、(複数の参加者の)(少なくとも)第1の参加者の表現を含む。いくつかの例では、メッセージオブジェクトはまた、第2の参加者のグラフィカル表現を含む。いくつかの例では、メッセージオブジェクトは、グループアカウントに関連付けられたすべての参加者のグラフィカル表現を含む。
いくつかの実施形態では、第1の参加者がグループアカウントの第1の種類のユーザであるという判定に従って、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、第1の参加者の表現(例えば、第1の参加者がグループアカウントで支払いを行えることを示すグラフィカルインジケーション)に関連付けられた第1の種類のグラフィカルインジケーションを表示する(4962)。第1参加者がグループアカウントの第1の種類のユーザであるという判定に従って、第1参加者の表現に関連付けられた第1の種類のグラフィカルインジケーションを表示すると、第1参加者がグループアカウントの第1の種類のユーザであるという視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1の参加者がグループアカウントの第1の種類のユーザとは異なる第2の種類のユーザであるという判定に従って、電子デバイス(例えば、4700A、4800A)は、第1の種類のグラフィカルインジケーションとは異なる第2の参加者の表現(例えば、第2の参加者がグループアカウントで支払いを行えないことを示すグラフィカルインジケーション)に関連付けられた第2の種類のグラフィカルインジケーションを表示する(4964)。例えば、スポーツチームのグループ支払いアカウントの場合、コーチはグループ支払いアカウントからお金を使うことができるが、親はグループ支払いアカウントにお金を寄与することはできるが、グループ支払いアカウントからお金を使うことはできない。第1の参加者がグループアカウントの第2の種類のユーザであるという判定に従って、第1の種類のグラフィカルインジケーションとは異なる第2の参加者の表現に関連付けられた第2の種類のグラフィカルインジケーションを表示すると、第1の参加者がグループアカウントの第1の種類のユーザとは異なる第2の種類のユーザであるという視覚フィードバックがユーザに提供される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
なお、方法4900に関して上述された処理(例えば、図49A〜図49D)の詳細はまた、以下で説明される方法にも、類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法4900は、任意選択的に、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700、3000、3400、3700、4000及び4600に関して前述した様々な方法の特性の1つ以上を含む。例えば、方法900で説明したように、メッセージングアプリケーションのメッセージ会話を介して行われる転送(例えば、リソース、ファイル、データストレージ、支払い)は、グループアカウント(例えば、プールアカウント)の項目(例えば、ファイル、データストレージ、資金)を使用して行うことができる。別の例では、方法1200で説明したように、完了した転送(例えば、リソース、ファイル、データストレージ、支払い)に適用された視覚効果(例えば、3D効果)は、グループアカウント(例えば、プールアカウント)を使用して行われた転送(例えば、ファイル、データストレージ、資金)に対応するメッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法1500で説明したように、指定されたメッセージに基づいて視覚的に区別可能なメッセージオブジェクトを提供することは、グループアカウント(例えばプールアカウント)を使用して行われた転送に適用できる。別の例では、方法1800で説明するように、アクティブ化されたアカウント(例えば、データストレージアカウント、支払いアカウント)は、項目(例えば、ファイル、データストレージ、支払い)をグループアカウント(例えば、プールアカウント)に寄与するために使用できる。別の例では、方法2100で説明するように、転送中に1つのアカウントから別のアカウントにアカウントを交換することは、個人アカウント(例えば、非プールアカウント)とグループアカウント(例えば、プールアカウント)の間で発生する可能性がある。別の例では、方法2400で説明するように、転送(例えば、ファイルの、データストレージの、資金の)が2つの異なるアカウント間で分割される場合、1つのアカウントは個人アカウント(例えば、非プールアカウント)と他のアカウントはグループアカウント(例えば、プールアカウント)にすることができる。別の例では、方法2700で説明するように、転送履歴リストが表示されると、リストはグループアカウント(例えば、プールアカウント)に行われた転送及び寄与を表示できる。別の例では、方法3000で説明したように、転送を行うために使用される音声アクティブ化はまた、グループアカウント(例えば、プールプール)からの項目(例えば、ファイル、データストレージ、資金)を使用する転送を行うために使用できる。別の例では、方法3400で説明するように、受諾された転送に対応するメッセージオブジェクトに適用される動的視覚フィードバックは、グループアカウント(例えばプールアカウント)を使用して行われた転送に対応するメッセージオブジェクトに適用できる。別の例では、方法3700で説明するように、ギフト転送(例えば、データストレージの、資金の)は、グループアカウント(例えばプールアカウント)からの資金を使用して送信することができる。別の例では、方法4000で説明したギフト転送として受け取った項目(例えば、データストレージ、資金)をグループアカウント(例えば、プールアカウント)に追加(寄与)できる。別の例では、方法4300で説明するように、参加者間で共用するために作成されたグループアカウント(例えば、プールアカウント)の有効期間は、アカウントの有効期間を変更することでより長く使用できるように延長できる。別の例では、方法4600で説明するように、グループメッセージ会話(1対1のメッセージ会話ではなく)から到着したグループアカウント作成ユーザインタフェースは、グループメッセージ会話の参加者間でグループアカウント(例えば、プールアカウント)を作成又は修正するために使用できる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上述した情報処理方法での演算は、汎用プロセッサ(例えば、図1A、3、及び5Aに対して説明したように)又は特定用途向けチップなどの情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを実行させることによって、任意選択的に実行される。更に、図49A〜図49Dを参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜1Bに示す構成要素によって実施される。例えば、プロビジョニング動作4908、使用動作4918、判定動作4940、使役動作4944、及び使役動作4946は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実施される。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知面604上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136ー1に送信する。アプリケーション136ー1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触が、ユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、アップデータ176又はオブジェクトアップデータ177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベント処理部190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者には、図1A〜1Bに示した構成要素に基づいて他の処理がどのように実施され得るかは明らかであろう。
図50A〜図50AGは、いくつかの実施形態に係る、残高通知を管理するための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図51A〜図51Bにおけるプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。
図50Aは、ディスプレイ5002、1つ以上の入力デバイス(例えば、ディスプレイ5002のタッチ感知面、機械式入力デバイス5004)、及び無線通信無線機(例えば、LTE、WiFi、Bluetooth、及び/又はNFC接続用)を備えた電子デバイス5000(例えば、スマートフォン、モバイルデバイス)を示す。いくつかの実施形態では、電子デバイス5000は、カメラ及び深度センサ(例えば、カメラと統合されているか、カメラとは別個である)を更に含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス5000は、指紋センサ(例えば、機械式入力デバイスと統合される)及び/又は虹彩/網膜スキャナなどの生体認証センサを更に含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス5000は、1つ以上の出力デバイス(例えば、触覚生成器、スピーカ)を更に含む。
図50Aでは、電子デバイス5000は、ディスプレイ5002に、転送アプリケーション(例えば、電子ウォレットアプリケーション、支払いアプリケーション)の転送ユーザインタフェース5006を表示している。いくつかの実施形態では、第三者転送アカウント(例えば、ポイントアカウント、銀行アカウント/カード、クレジットカード、第三者機関に関連付けられたプ記憶値アカウント)は、転送動作で使用される転送アカウントとして設定(例えば、トランザクション、支払い)される。転送ユーザインタフェース5006は、ユーザインタフェースの上部に第三者転送アカウントの表現5008を示し(例えば、現在選択されている転送アカウントを表示)、それにより表現5008に対応する第三者転送アカウントが転送動作で使用するために現在設定されていることを示す。
図50Aでは、電子デバイス5000は、転送ユーザインタフェース5006において、認証(例えば、顔認識認証、指紋認証、虹彩/網膜スキャン認証などの生体認証又は、パスコード認証)が、現在選択されているアカウント(例えば、第三者転送アカウント)を使用して転送動作(例えば、トランザクション、支払い)を進めるために必要であることを示す認証要求5016を表示する。電子デバイス5000はまた、転送ユーザインタフェース5006において、他のアカウント(例えば、の一部)の表現に対応する利用可能なアカウント積層体5010(例えば、第一者転送アカウント、様々な第三者転送アカウント、ポイントアカウント、ロイヤルティカード、身分証明書)及び/又は電子デバイス5000でプロビジョニングされたカードを表示する。他のアカウントは、電子デバイス5000のオペレーティングシステムに直接関連付けられ、オペレーティングシステムによって提供される第一者転送アカウント(例えば、記憶値アカウントの種類)を含む。
図50Aでは、第三者転送アカウントは転送動作で使用するために現在選択されているが、第一転送アカウントの残高(例えば、ポイント、リソース、資金)が少なくとも閾値量(例えば、10ドル)であるとの判定に従って、電子デバイス5000は、利用可能な積層体5010内のアカウントの別の(又は他のすべて)表現と比較して、利用可能なアカウント積層体5010内からの第一者転送アカウントの表現5012の大部分を表示し、それにより、表現5008に対応する現在選択されている第三者転送アカウントの代わりに、第一者転送アカウントを転送動作(例えば、トランザクション、支払い)に使用できることをユーザに示す。第一者転送アカウントの表現5012の表示された部分は、第一者転送アカウントの現在の残高を示す残高通知5012A(例えば、11ドル)を含む。
いくつかの実施形態では、利用可能なアカウント積層体5010からの第一者転送アカウントの表現5012の表示をトリガーする閾値量は、電子デバイス5000のオペレーティングシステムによって設定される(そして構成変更不可能であり、デバイスのユーザは変更できない)。いくつかの実施形態では、利用可能なアカウント積層体5010から第一者転送アカウントの表現5012の表示をトリガーする閾値量は、電子デバイス5000のユーザによって変更/設定することができる。
図50Aでは、利用可能なアカウント積層体5010内からの第一者転送アカウントの表現5012の一部を表示しながら、電子デバイス5000は、第一者転送アカウントの表現5012の選択5001(例えばタッチ入力)を検出する。図50Bでは、表現5012の選択5001の検出に応じて、電子デバイス5000は、転送ユーザインタフェース5006において、第三者転送アカウントの表現5008の表示を、第一者転送アカウントの表現5012に置き換える(それにより、支払いなどの転送動作で使用するための第三者転送アカウントではなく、第一者転送アカウントを装備する)。電子デバイス5000は、第三者転送アカウントの表現5008を利用可能なアカウント積層体5010に追加する(選択5001が検出されたとき、第三者転送アカウントの表現5008は利用可能なアカウント積層体5010になかった)。
図50Cは、ディスプレイ5002に、転送動作で使用するために(例えば、現在選択されている転送アカウントを示すことに関連付けられたユーザインタフェースの上部に示されている第三者転送アカウントの表現5008によって示されるように)選択された第三者転送アカウントと共に転送アプリケーションの転送ユーザインタフェース5006を表示し、転送動作(例えば、トランザクション、支払い)で使用するために第三者転送アカウントを認証するための認証要求5016を示す電子デバイス5000を示す。転送ユーザインタフェース5006はまた、電子デバイス5000にプロビジョニングされた他のアカウント及び/又はカードに対応する他のアカウント(例えば、の一部)の表現(例えば、第一者転送アカウント、様々な第三者転送アカウント、ポイントアカウント、ロイヤルティカード、身分証明書)に対応する利用可能なアカウント積層体5010を含む。図50Cでは、転送ユーザインタフェース5006を表示しながら、電子デバイス5000は、利用可能なアカウント積層体5010のアクティブ化5003(例えば、タッチ入力)を(例えば、ディスプレイ5002のタッチ感知面を介して)検出する。
図50Dでは、選択5003の検出に応じて、電子デバイス5000は、転送ユーザインタフェース5006において、電子デバイス5000にプロビジョニングされたアカウント及び/又はカードに対応する複数の表現(例えば、第三者転送アカウントに対応する表現5008、第一者転送アカウントに対応する表現5012、ギフトカードに対応する表現5018、ロイヤルティパスアカウントに対応する表現5020)を表示する。図50Dに示すように、第一者転送アカウントの表現5012は、アカウントの現在の残高(例えば、利用可能なポイント、利用可能なクレジット、利用可能なリソース、利用可能な資金)を示す残高インジケーション5012Aを含む(例えば、9ドル)。図50C〜図50Iの例では、第一者転送アカウントの現在の残高(例えば、9ドル)は、図50A〜50Bの例の第一者転送アカウントの現在の残高よりも低い(例えば、11ドル)。いくつかの実施形態では、表現5012のみが残高インジケーションを含む。
図50Eでは、電子デバイス5000にプロビジョニングされたアカウント及び/又はカードに対応する複数の表現を表示しながら、電子デバイス5000は、第一者転送アカウントの表現5008(例えば、第一者転送アカウントの残高は9ドル)の選択5005(例えばタッチ入力)を検出する。いくつかの実施形態では、選択5005の検出に応じて、電子デバイス5000は、転送ユーザインタフェース5006の上部の第三者転送アカウントの表現5008を、第一者転送アカウントの表現5012に置き換える(それにより、トランザクションや支払いなどの転送動作で使用するために、現在第一者転送アカウントが選択されていることを示す)。いくつかの実施形態では、転送動作で使用するために第一者転送アカウントが選択されている間、電子デバイス5000は、転送動作で使用するための第一者転送アカウントの認証を要求する(例えば、認証要求5016を介して)。
図50Fでは、第一者転送アカウントの表現5012の選択5005を検出した後(例えば、及び、転送動作で第一転送アカウントの使用を許可するための顔認識認証、指紋認証、又はパスコード認証などの認証を受信した後)、電子デバイス5000は、(特定の支払い量など特定の転送量の)転送動作に関係するトランザクション端末5014(例えば、非接触支払い端末)によって生成されたフィールドの存在を(例えば、デバイスの無線通信無線機を介して)検出する。いくつかの実施形態では、トランザクション端末5014によって生成されたフィールドの存在を検出する前に、電子デバイス5000は、転送ユーザインタフェース5006に、トランザクション端末によって生成されたフィールドの範囲内にユーザが電子デバイス5000を置くことのインジケーション(例えば、「リーダの近くに保持する」と述べる)を表示する。
更に図50Fに示すように、トランザクション端末5014によって生成されたフィールドの存在の検出に応じて(及びその間に)、電子デバイス5000は、転送ユーザインタフェース5006に、ユーザインタフェースの中央部分に第一者転送アカウントの表現5012を表示する(例えば、ユーザインタフェースの転送準備完了部分)。電子デバイス5000は、(トランザクション端末5014によって生成されたフィールドの存在を検出し続けながら)転送ユーザインタフェース5006に、トランザクション端末5014で転送動作を進めるために行われる特定の種類の入力を要求する入力要求5022(例えば、「ダブルクリックして支払う」と述べる)を更に表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス5000によって要求される特定の種類の入力は、機械式入力デバイス5004のダブルクリックである。いくつかの実施形態において、電子デバイス5000は、転送ユーザインタフェース5006において、特定の種類の入力を行う必要がある入力デバイス(例えば、機械式入力デバイス5004)を強調表示しているグラフィカルインジケーション5024(例えば、幅広と狭小の間で振動する長方形のオブジェクトを含むアニメーション)を更に表示する。この例では、グラフィカルインジケーション5024が入力デバイス(例えば、機械式入力デバイス5004)に隣接して表示される。図50Fでは、電子デバイス5000は、機械式入力デバイス5004(入力要求5022によって要求された特定の種類の入力に対応する)上のアクティブ化5007を検出して、転送動作を進める。
機械式入力デバイス5004のアクティブ化5007の検出に応じて、電子デバイス5000は、第一者転送アカウントの残高(例えば9ドル)が転送動作の要求された転送量(例えば、トランザクション端末5014から受け取った要求された支払い量)をカバーするのに十分であるか否かを判定する(例えば、要求された転送量が9ドル以下であり、従って9ドルの残高が十分であるか、又は要求された転送量が9ドルを超えているため、残高が不十分であるか否か)。
図50Gでは、(例えば、電子デバイス5000による)第一者転送アカウントの残高(例えば、第一者転送アカウントの表現5012の残高インジケーション5012Aで示される9ドル)が転送動作のためにトランザクション端末5014によって要求された転送量には不十分であるとの判定に従って、電子デバイス5000は、転送ユーザインタフェース5006に、第一者転送アカウントの現在の残高が転送動作に不十分であることを示す不足残高通知5026を表示する。いくつかの実施形態では、残高不足通知5026は、第一者転送アカウントの残高が不十分であるというテキストインジケーション(例えば、「残高不足」と述べる)及び/又はグラフィカルインジケーション(例えば、感嘆符を含む)を含む。電子デバイス5000はまた、転送ユーザインタフェース5006に、(例えば、ポイント、リソース、又は資金を追加することにより)第一者転送アカウントの残高を増加させるための残高追加アフォーダンス5028(例えば、「カードにお金を追加」と述べる)を表示する。いくつかの実施形態では、残高不足通知5026を表示することに加えて、電子デバイス5000は、触知出力5030を生成し(例えば、電子デバイス5000の触覚フィードバックモジュール及びコントローラを使用して)デバイスのユーザに警告する。
図50Hでは、転送ユーザインタフェース5006に残高不足通知5026及び残高追加アフォーダンス5028を表示しながら、電子デバイス5000は、残高追加アフォーダンス5028のアクティブ化5009(例えば、タッチ入力)を検出する。
図50Iでは、残高追加アフォーダンス5028のアクティブ化5009の検出に応じて、電子デバイス5000は、ディスプレイ5002に、(例えば、ポイント、リソース、又は資金を追加することにより)第一者転送アカウントに残高を追加するための残高追加ユーザインタフェース5032を表示する。いくつかの実施形態では、残高追加ユーザインタフェース5032は、残高追加ユーザインタフェース5032が現在第一者転送アカウントの残高を調整するように設定されているというインジケーション5034(例えば、第一者転送アカウントの表現5012に対応する)を含む。いくつかの実施形態では、残高追加ユーザインタフェース5032は、第一者転送アカウントの現在の残高に対応する現在の残高インジケーション5036を含む。いくつかの実施形態では、残高追加ユーザインタフェース5032は、第一者転送アカウントの現在の残高に追加される残高(例えば、ポイント、リソース、資金の)に対応する残高追加インジケーション5038を含む。いくつかの実施形態では、残高追加ユーザインタフェース5032は、第一者転送アカウントの現在の残高に追加される新しい残高(例えば、ポイント、リソース、又は資金の)を入力するための数値パッド5040を含む。いくつかの実施形態では、数値パッド5040は、第一者転送アカウントの現在の残高に追加される複数の推奨量(例えば、10ドルの推奨5042A、20ドルの推奨5042B、50ドルの推奨5042C)を含む。従って、第一者転送アカウントの現在の残高が特定の転送動作を実行するのに不十分である場合(例えば、現在の残高が、支払いなどの特定の転送動作に対してトランザクション端末5014によって要求される転送量又は支払い量未満であるため)、電子デバイス5000のユーザは、残高追加ユーザインタフェース5032を介して第一者転送アカウントに残高を素早く容易に追加することができる。いくつかの実施形態では、残高追加ユーザインタフェース5032は、新しい残高を第一者転送アカウントに追加することなく、残高追加ユーザインタフェース5032を離れる(及び転送ユーザインタフェース5006に戻る)ためのキャンセルアフォーダンス5044を含む。
図50Jは、ディスプレイ5002に、メッセージングアプリケーション(例えば、テキストメッセージングアプリケーション、チャットアプリケーション)のメッセージングユーザインタフェース5046と、メッセージングアプリケーションを介して送信されるメッセージを入力するための仮想キーボード5056とを表示する電子デバイス5000を示す。図50Jでは、電子デバイス5000は、メッセージングユーザインタフェース5046において、電子デバイス5000のユーザと第1のメッセージ参加者(例えば、「ジョン」という名前)との間のメッセージ会話5048を表示している。図50Jでは、メッセージ会話5048は、第1のメッセージ参加者からの着信メッセージに対応する複数のメッセージオブジェクトを含み、第1のメッセージ参加者がメッセージングアプリケーションを介してユーザに行った(例えば、28ドルの資金の)転送要求に対応する転送メッセージオブジェクト5050(例えば、図11Hを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト1144に対応する)を含む。
いくつかの実施形態(例えば、支払い要求オブジェクト1144に類似)では、転送メッセージオブジェクト5050は、メッセージオブジェクトが第1のメッセージ参加者によって行われた転送要求に関連することを示す転送量インジケーション5050A(例えば、「28ドル要求」と述べる)と、転送メッセージオブジェクト5050が(第三者転送アプリケーションではなく)オペレーティングシステム制御の転送アプリケーションを介して行われた転送要求に対応するモードインジケーション5050B(例えば、「支払い」と述べる)と、転送要求の状態(例えば、「保留中」、「支払い済み」、「期限切れ」)を示す状態インジケータ5050Cとを含む。いくつかの実施形態では、(支払い要求オブジェクト1144と同様に)、転送メッセージオブジェクト5050は、転送要求を受諾するための受諾アフォーダンス5052を含む(例えば、支払い要求の要求された量28ドルを第1のメッセージ参加者に支払うことに同意する)。いくつかの実施形態では、メッセージ会話5048はまた、支払い要求に関して第1のメッセージ参加者から受信したコメントに対応するメモメッセージオブジェクト5054を含む(例えば、支払い要求を行う理由を述べる)。
図50Jでは、電子デバイス500は、転送メッセージオブジェクト5050の受諾アフォーダンス5052のアクティブ化5011(例えば、タッチ入力)を検出する。図50Kでは、アクティブ化5011の検出に応じて、電子デバイス5000は、ディスプレイ5002(例えば、仮想キーボード5056上、メッセージングユーザインタフェース5046の一部上)に、転送メッセージオブジェクト5050からの要求された転送量に対応する転送動作を実行するための転送シート5058(例えば、支払いシート)を表示する。いくつかの実施形態において、転送シート5058は、アプリケーションのレジページの支払アフォーダンスの検出(又は支払いアフォーダンスのアクティブ化の検出)に応じて表示される(例えば、アプリケーションを介して1つ以上の項目を購入するため)。いくつかの実施形態では、転送シート5058を表示した後、メッセージングユーザインタフェース5046の少なくとも一部が依然として示されている。いくつかの実施形態では、依然として示されるメッセージングユーザインタフェース5046の部分は陰影が付けられ(例えば、暗化され、溶暗され)、それにより、転送シートを介して実行される転送動作がまだ表示されているユーザインタフェース(例えば、メッセージングユーザインタフェースの転送メッセージオブジェクト5050)の部分に関連することを示しながら、転送シートを視覚的に強調する。
いくつかの実施形態では、図50Kに示すように、転送シート5058は、転送シート5058がオペレーティングシステム制御転送アプリケーション(第三者転送アプリケーションではない)に対応することを示すモードインジケーション5060(例えば、モードインジケーション5050Bに対応する「支払い」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、転送シート5058は、現在の転送動作(例えば、支払い)の受取人を示す受取人インジケーション5062(例えば、ジョン)を含む。いくつかの実施形態では、受取人(受取人インジケーション5062によって示される)は、転送シート5058がアクティブ化された転送メッセージオブジェクト5050に関連付けられたメッセージ受取人に対応する。いくつかの実施形態において、転送シート5058は、転送量インジケーション5064(例えば、28ドル)を含む。いくつかの実施形態では、転送量(転送量インジケーション5064によって示される)は、転送シート5058がアクティブ化された転送メッセージオブジェクト5050からの要求された転送量に対応する。いくつかの実施形態では、転送シート5058は、認証(例えば、顔認識認証、指紋認証、虹彩/網膜スキャン認証などの生体認証、パスコード認証)が、現在の転送動作(例えば、ジョンへの28ドルの支払い)を続行するために必要であることを示す認証要求5066を含む。いくつかの実施形態では、転送シート5058は、転送シート5058の表示を停止するためのキャンセルアフォーダンス5074を含む(転送動作を進めずに)。
いくつかの実施形態では、転送シート5058は、転送動作で使用するために現在選択されているアカウントである転送アカウントを示す現在のアカウントインジケーション5070を含む現在のアカウント領域5068を含む。いくつかの実施形態では、現在選択されているアカウントが第一者転送アカウント(表現5012に対応)ではなく、第一者転送アカウントの残高が現在の送金動作を実行するのに十分な場合(例えば、少なくとも28ドル、従って、28ドルの支払いに使用するのに十分)、電子デバイス5000は、現在のアカウント領域5068(例えば、現在のアカウントインジケーション5070の下)に、第一者支払いアカウントが現在の転送動作(例えば、28ドルの支払い)で使用するのに十分な残高があり、従って使用できることを示す十分な残高通知5072(第一者転送アカウントの現在の残高のインジケーションを含む)を表示する。
図50Lでは、十分な残高通知5072と共に転送シート5058の現在のアカウント領域5068を表示しながら、電子デバイス5000は、現在のアカウント領域5068(又は現在のアカウント領域5068の指示された選択可能領域上)でアクティブ化5013(例えばタッチ入力)を検出する。
図50Mでは、現在のアカウント領域5068のアクティブ化5013の検出に応じて(例えば、第三者転送アカウントが現在の転送アカウントとして設定され、十分な残高通知5072が現在のアカウント領域5068に表示される)、電子デバイス5000は、転送シート5058に、電子デバイス5000にプロビジョニングされた複数のアカウント5076(例えば、現在選択されている第三者転送アカウントに対応するアカウント5076A、クレジットカードなどのクレジットアカウントに対応するアカウント5076B、第一者転送アカウントに対応するアカウント5076Cを含み、第一者転送アカウントの現在の残高(例えば、30)を示す)を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス5000は、複数のアカウント5076のうちのどのアカウントが現在選択されているアカウント(例えば、アカウント5076A)に対応するかを示す現在のアカウントインジケーション5078を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス5000はまた、複数のアカウント5076の表示を停止し、(図50Kに示すように)転送シート5058の以前の表示に戻るためのバックアフォーダンス5082も表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス5000はまた、電子デバイス5000に新しいアカウントをプロビジョニングするための新しいアカウントアフォーダンス5080を表示する(例えば、第一者転送アカウントに対応するアカウント5076Cの下)。
図50Mでは、転送シート5058に複数のアカウント5076(例えば、5076A〜5076C)を表示しながら、電子デバイス5000は、第一者転送アカウントに対応するアカウント5076Cの選択5015(例えば、タッチ入力)を検出する。
図50Nにおいて、第一者転送アカウントに対応するアカウント5076Cの選択5015の検出に応じて、電子デバイス5000は、転送シート5058における複数のアカウント5076の表示を停止し、転送シート5058の以前の表示に戻る(図 50Kに示す)。更に、電子デバイス5000は、現在のアカウント領域5068の現在のアカウントインジケーション5070において、(図50Kに示すように以前に転送動作で使用するために選択された第三者転送アカウントの代わりに)転送動作で使用するために第一者転送アカウントが選択されたことを示す。従って、電子デバイス5000のユーザは、第一者転送アカウントを使用して、転送動作(例えば、メッセージングアプリケーションを介して、第1のメッセージ受取人ジョンに28ドルの支払いを行う)に進むことができる。
図50Oでは、転送シート5058を表示しながら(例えば、現在のアカウント領域5068の現在のアカウントインジケーション5070によって示されるように、転送動作で使用するために現在選択されている第一者転送アカウントと共に)、電子デバイス5000は、(例えば、カメラ及び/又は深度センサなどの1つ以上の入力デバイスを介して)転送動作で使用する第一者転送アカウントを認証するためのユーザの生体情報(例えば、顔の特徴情報)受信する。いくつかの実施形態では、認証プロセス中に、電子デバイス5000は、転送シート5058に、デバイスが受信した生体情報に基づいて認証を実行していることを示すグラフィカルインジケーション5059を表示する。
図50Pでは、認証が成功したという判定に従って(例えば、受信した生体情報がデバイスに登録された生体情報と一致したため)、電子デバイス5000は、転送シート5058に、認証が正常に完了し、デバイスが転送動作(例えば、第1のメッセージ参加者への28ドルの支払い)の実行に進むことができることを示す成功インジケーション5061(例えば、笑顔を含むグラフィカルインジケーション)を表示する。認証が成功しなかったという判定に従って(例えば、受信した生体情報がデバイスに登録された生体情報と一致しなかったため)、電子デバイス5000は、転送シート5058に、認証が正常に完了せず、デバイスが転送動作の実行に進むことができないことを示す失敗インジケーションを表示する。
図50Qでは、第一者転送アカウントを使用した転送動作(例えば、支払いクレデンシャルの送信による第1のメッセージ参加者への28ドルの支払い)が完了すると、電子デバイス5000は、転送シート5058に、転送動作が正常に完了したことを示す完了インジケーション5063(例えば、チェックマークを含むグラフィカルインジケーション、「支払い成功」を示すテキストインジケーション)を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス5000は、転送動作の完了後の第一者転送アカウントの残りの残高を反映するために、転送シート5058の現在のアカウントインジケーション5070に関連付けられた残高インジケーション5084の表示を更に更新する(例えば、第1のメッセージ参加者への28ドルの支払いの結果、30ドルから2ドルに変更された)。
図50Rは、現在のアカウント領域5068の現在のアカウントインジケーション5070によって示されるように、転送動作(例えば、第1のメッセージ受取人、ジョンへの28ドルの支払い)で使用するために現在選択されている第一者転送アカウントを有する転送シート5058をディスプレイ5002に表示する電子デバイス5000を示す。しかし、図50Rでは、第一者転送アカウントの残高(例えば、現在のアカウント領域5068に示される残高インジケーション5084で示される20ドル)は、転送動作(例えば、28ドルの支払い)には不十分である。第一者転送アカウントの現在の残高が不十分であるため、電子デバイス5000は、テキストインジケーション(例えば、「残高不足」と述べる)を含む残高不足通知5086A(例えば、認証要求5066の代わりに)と、第一者転送アカウントの現在の残高が不足していることを示すグラフィカルインジケーション(例えば、感嘆符を含む)を表示する。いくつかの実施形態において、電子デバイス5000は、第一者転送アカウントの現在の残高が不十分であることを更に強調する第2の残高不足通知5086B(例えば、感嘆符を含むグラフィカルインジケーション)を現在のアカウント領域5068に更に表示する(例えば、5086Aと同時に)。
図50Sにおいて、転送シート5058に残高不足通知5086A及び第2の残高不足通知5086Bを表示しながら(第一者転送アカウントが転送動作で使用するために選択された)、電子デバイス5000は、第2の残高不足通知5086B(あるいは、残高不足通知5086A、又は、現在のアカウント領域5068)のアクティブ化5017(例えば、タッチ入力)を検出する。
図50Tでは、アクティブ化5017の検出に応じて、電子デバイス5000は、図50Lを参照して最初に上述したように、転送シート5058に複数のアカウント5076を表示する(例えば、第三者転送アカウントに対応するアカウント5076A、クレジットアカウントに対応するアカウント5076B、及び第一者転送アカウントに対応するアカウント5076Cを含む)。電子デバイス5000は、第一者転送アカウントに残高を追加するために、残高追加アフォーダンス5088(例えば、「カードにお金を追加」と述べる)を更に表示する(例えば、第一者転送アカウントに対応するアカウント5076Cの下)。
図50Uでは、複数のアカウント5076を示す転送シート5058を表示しながら、電子デバイス5000は、残高追加アフォーダンス5088のアクティブ化5019(例えば、タッチ入力)を検出する。
図50Vでは、アクティブ化5019の検出に応じて、電子デバイス5000は、ディスプレイ5002に、残高追加ユーザインタフェース5032を表示する(図50Iを参照して最初に説明したように)。残高追加ユーザインタフェース5032は、現在の残高インジケーション5036に、第一者転送アカウント(例えば、20ドル)の現在の残高(例えば、ポイントの、リソースの、又は資金の)を示す。いくつかの実施形態では、追加される残高を選択するための数値パッド5040を表示する前に、電子デバイス5000は、残高追加ユーザインタフェース5032に、それぞれの残高(例えば、ポイント、リソース、資金)が引き落とされて、第一者転送アカウントの残高に追加される1つ以上のソースアカウント(例えば、記憶値アカウントに対応するソースアカウント5090A又は当座預金アカウント、貯蓄預金アカウントに対応するソースアカウント5090B)を表示する。図50Vでは、電子デバイス5000は、ソースアカウント5090A(例えば、当座預金アカウントに対応する)の選択5021(例えば、タッチ入力)を検出する。
図50Wでは、選択5021の検出に応じて、電子デバイス5000は、残高追加ユーザインタフェース5032に、現在選択されているソースアカウント(例えば、アカウント5090Aに対応する当座預金アカウント)を示すソースアカウントインジケーション5092を表示する。電子デバイス5000はまた、残高追加ユーザインタフェース5032に、数字パッド5040を表示する。図50Wでは、残高追加ユーザインタフェース5032を表示しながら、電子デバイス5000は、数値パッド5040に含まれる推奨量5042A(例えば、10ドルに対応する)の選択5023(例えば、タッチ入力)を検出する。
図50Xでは、推奨量5042Aの選択5023の検出に応じて、電子デバイス5000は、選択を反映するために、残高追加ユーザインタフェース5032の残高追加インジケーション5038(例えば、0ドルから10ドル)を更新する。いくつかの実施形態では、第一者転送アカウントの現在の残高に追加される新しい残高(例えば10ドル)の選択を受信した後、電子デバイス5000は、ソースアカウント(ソースアカウントインジケーション5092で示される)から第一者転送アカウントへのユーザが選択した残高(例えば、10ドル)の転送を確認及び許可する確認アフォーダンス5094のアクティブ化5023(例えばタッチ入力)を検出する。いくつかの実施形態では、ソースアカウントから第一者転送アカウントへのユーザ選択残高の転送を実行する前に、電子デバイス5000は、転送を進めるための認証(例えば、顔認証認証、指紋認証、虹彩/網膜スキャン認証などの生体認証、パスコード認証)を要求する。図50Xでは、新しい残高(例えば、10ドル)の選択を受け取った後、電子デバイス5000は、確認アフォーダンス5094のアクティブ化5025を検出する。
図50Yでは、確認アフォーダンス5094のアクティブ化5025の検出に応じて、電子デバイス5000は、残高追加ユーザインタフェース5032の表示を停止し、再度、第一者転送アカウントに対応するアカウント5076Cを含む複数のアカウント5076を示す転送シート5058を表示し、第一者転送の現在の残高は更新され(例えば、20ドルから30ドルに)、図50U〜50Xで説明した動作から第一者転送動作に追加された新しい残高を反映する。現在のアカウントインジケーション5078はまた、転送動作で使用するために第一者の転送アカウントが現在設定されていることを示す。図50Yでは、複数のアカウント5076を示す転送シート5058を表示しながら、電子デバイスは、バックアフォーダンス5082のアクティブ化5027(例えば、タッチ入力)を検出する。
図50Zでは、バックアフォーダンス5082のアクティブ化5027の検出に応じて、電子デバイス5000は、複数のアカウント5076の表示を停止し、図50Kに最初に示すように、転送シート5058を再表示する(現在のアカウント領域5068の現在のアカウントインジケーション5070で示されるように、転送動作で使用するために第一者転送アカウントが選択された)。第一者転送アカウントが選択された転送シート5058を表示しながら、電子デバイス5000は、認証要求5066によって要求された第一者転送アカウントを使用した転送動作(例えば、メッセージングアプリケーションを介したジョンへの28ドルの支払い)を進めるために(例えば、カメラ、深度センサ、指紋センサなどの電子デバイス5000の1つ以上の入力デバイスを介して)、認証(例えば、顔認識認証、指紋認証、虹彩/網膜スキャン認証などの生体認証、又はパスコード認証)を受け取る。
要求された認証の受信に応じて(及び認証が成功したと判定した後)、電子デバイス5000は、第一者転送アカウントを使用して転送動作(例えば、メッセージングアプリケーションを介したジョンへの28ドルの支払い)に進む。転送動作の結果、第一者転送アカウントの残高は、転送動作に使用される量の分が減る(例えば、ジョンへの28ドルの支払いの結果、30ドルから2ドルに減少する)。更に、電子デバイス5000は、図50AAに示されるように、転送シート5058に、第一者転送アカウントを使用した転送動作が正常に完了したことを示す転送成功インジケーション5096(例えば、認証要求5066の代わり)を表示する。
図50ABは、ディスプレイ5002にロックスクリーン5098を表示する電子デバイス5000を示す(例えば、ディスプレイはオンであるがデバイスがユーザインタフェースロック状態にあるときに電子デバイス5000によって表示される)。図50ABに示すように、電子デバイス5000は、ロックスクリーン5098に、(例えば、電子デバイス5000の電子ウォレットアプリケーションに関連付けられた)残高追加通知5099を表示し、第一者転送アカウントの残高(例えば、ポイント、リソース、又は資金の)が低いことを示す(例えば、ゼロ又は10ドルなどのしきい値量以下)。いくつかの実施形態では、電子デバイス5000がユーザインタフェースアンロック状態にあるときに通知5099が表示される(例えば、ホームユーザインタフェースの表示中又は異なるアプリケーションのユーザインタフェースの表示中にバナーとして表示される)。いくつかの実施形態では、通知5099の表示をトリガーする閾値量(例えば、ゼロ、10ドル)は、電子デバイス5000のオペレーティングシステムによって設定/構成されている(そしてデバイスのユーザは変更することはできない)。いくつかの実施形態では、通知5099の表示をトリガーする閾値量は、電子デバイス5000のユーザによって設定/変更され得る。図50ABでは、通知5099を表示しながら、電子デバイス5000は、通知の選択5029(例えば、タッチ入力)を検出する。
図50ACでは、通知5099の選択5029の検出に応じて、電子デバイス5000は、ディスプレイ5002に、第一者転送アカウントに残高を追加する(例えば図50U〜50Xを参照して上述したように)ための残高追加ユーザインタフェース5032(図50Iを参照して最初に上述した)を表示する。
図50ADは、図50Jを参照して最初に説明したように、ディスプレイ5002にメッセージングアプリケーションのメッセージングユーザインタフェース5046を表示する電子デバイス5000を示す。図50ADでは、電子デバイス5000のユーザは、第2のメッセージ参加者(例えば、ジェーン)とのメッセージ会話5097に参加している。メッセージ会話5097は、第2のメッセージ参加者が電子デバイス5000のユーザに行った支払い(例えば、28ドル)に対応する転送メッセージオブジェクト5095(例えば、図14Mを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト1491と類似)を含む、ユーザと第2のメッセージ参加者との間で送信される複数のメッセージオブジェクトを含む。いくつかの実施形態では、支払メッセージオブジェクト1491と同様に、転送メッセージオブジェクト5095は、第2のメッセージ参加者によってユーザに送信された転送量(例えば、28ドル)を示す量インジケーション5095Aを含む。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1491と同様に、転送メッセージオブジェクト5095は、転送メッセージオブジェクト5095がオペレーティングシステム制御転送アプリケーションを介して行われた転送(第三者アプリケーションによらない)に対応することを示すモードインジケーション5095B(例えば「支払い」と述べる)を含む。いくつかの実施形態では、支払いメッセージオブジェクト1491と同様に、転送メッセージオブジェクト5095は、転送を受諾するための受諾アフォーダンス5093を含む(例えば、転送量をユーザの第一者転送アカウントに追加することにより)。いくつかの実施形態では、転送メッセージオブジェクト5095は、転送(例えば、第2のメッセージ参加者によってユーザに送られた28ドルの支払い)が、まだ電子デバイス5000のユーザによって受諾されていないことを示す状態インジケーション5095C(例えば、「保留中」と述べる)を含む。
図50AEは、ディスプレイ5002に、ホームユーザインタフェース5091を表示する電子デバイス5000を示す(例えば、デバイスにインストールされた複数のアプリケーションに対応するアプリケーションアイコンを示す)。いくつかの実施形態では、ホームユーザインタフェース5091は、転送アプリケーション(例えば、電子ウォレットアプリケーション)に対応する転送アプリケーションアイコン5089(例えば、電子ウォレットアプリケーションアイコン)を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス5000のユーザは、第一者転送アカウントをまだアクティブ化/設定しておらず、第一者転送アカウントは、図17F〜17Kで説明した支払いアカウントに関して説明したように、初期アクティブ化/設定を必要とする。いくつかの実施形態では、第一者転送アカウントがユーザによってまだアクティブ化/設定されておらず、電子デバイス5000が第一者転送アカウントに関連する転送を受信する場合(例えば、メッセージングアプリケーションを介して第2のメッセージ参加者によって送信された転送メッセージオブジェクト5095に対応する28ドルの支払い)、電子デバイス5000は、転送アプリケーションアイコン5089に、ユーザの第一者転送アカウントに送信された転送の数を示すアイコンバッジ5087(例えば、「1」を示す)(ただし、第一転送アカウントがまだアクティブ化/設定されていないため、支払い量などの対応する転送量は、ユーザの第一者転送アカウントの残高にまだ貸方記入されていない)を表示する。図50AEでは、転送アプリケーションアイコン5089のアイコンバッジ5087は、1つの転送(例えば、転送メッセージオブジェクト5095を介して第2のメッセージ参加者によって送信された支払いに対応する)が受信されたことを示す(ただし、ユーザの第一者転送アカウントがまだアクティブ化/設定されていないため、まだ貸方記入されていない)。図50AEでは、転送アプリケーションアイコン5089を表示しながら、電子デバイス5000は、転送アプリケーションアイコン5089のアクティブ化5031(例えば、タッチ入力)を検出する。
図50AFでは、転送アプリケーションアイコン5089のアクティブ化5031の検出に応じて、電子デバイス5000は、ディスプレイ5002に、転送アプリケーションの転送ユーザインタフェース5006を表示する(例えば、第一者転送アカウントの表現5012がユーザインタフェースの上部に示される)。いくつかの実施形態において、電子デバイス5000は、転送ユーザインタフェース5006において、第一者転送アカウントに関連する転送が受信された(例えば、転送メッセージオブジェクト5095に対応する28ドルの支払い)こと、そして転送に応じて、ユーザの第一者転送アカウントに転送量を貸方記入するために、第一者転送アカウントをアクティブ化/設定する必要があることを示すアクティブ化要求5085を表示する。いくつかの実施形態において、電子デバイス5000はまた、転送ユーザインタフェース5006において、第一者転送アカウントのアクティブ化/設定を進めるためのアクティブ化アフォーダンス5083を表示する(例えば、アクティブ化/設定プロセスが図17F〜17Kに示される支払いアカウントに関して上述したアクティブ化プロセスに対応する場合)。
図50AGは、ディスプレイ5002に、メッセージングアプリケーションのメッセージングユーザインタフェース5046を表示する電子デバイス5000を示し、電子デバイス5000のユーザは、第3のメッセージ参加者(例えば、サラ)とメッセージ会話5083に参加している。図50AGに示すように、メッセージ会話5083は、電子デバイス5000のユーザと第3のメッセージ参加者との間で送信される複数のメッセージオブジェクトを含み、(例えば、第一者転送アカウントからの残高を使用して)ユーザによって第3のメッセージ参加者に送信された転送(例えば、転送メッセージオブジェクト5081の量インジケーション5081Aによって示される12ドルの支払い)に対応する転送メッセージオブジェクト5081(例えば、図8Q〜図8Zを参照して上述した支払いメッセージオブジェクト866と同様)を含む。いくつかの実施形態では、転送メッセージオブジェクト50841は、第一者転送アカウントの現在の残高を示す残高インジケーション5079を含む(例えば、第一者転送アカウントの残高は以前28ドルであり、第3のメッセージ参加者であるサラに12ドルを支払った後、残りの残高は16ドルになるため、残高インジケーション5079は16ドルの残りの残高を示す)。
図51A〜51Bは、いくつかの実施形態による、残高通知を管理する方法を示す流れ図である。方法5100は、ディスプレイ及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面、1つ以上の機械式入力ボタン)を備えたデバイス(例えば、100、300、500、5000)で実行される。方法5100におけるいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
以下で説明するように、方法5100は残高通知を管理するための直感的な方法を提供する。この方法は、残高を管理する際のユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン−マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザが残高をより高速かつより効率的に管理することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
電子デバイス(例えば、5000)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の転送アカウント(例えば、表現5012に関連付けられた第一者転送アカウント)に関連付けられた動作を実行する要求を受信する(5104)。いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントは、種類の項目(例えば、ポイント、クレジット、リソース、資金)に関連付けられている。いくつかの実施形態では、動作は、第1の転送アカウントから(例えば、異なるアカウントへの)第1の転送アカウントに関連付けられた項目(例えば、ポイント、クレジット、リソース、資金)の転送である。いくつかの実施形態では、要求は、電子デバイスに転送アプリケーション(例えば、電子ウォレットアプリケーション)のユーザインタフェースを表示させる入力であり、第1の転送アカウントは転送動作/トランザクションで使用されるアカウントとして設定される(例えば、第1の転送アカウントは「装備」している)。いくつかの実施形態では、要求は、電子デバイスに、表示されていたアプリケーション(例えば、非転送アプリケーション)のユーザインタフェース(例えば、5046)を少なくとも部分的にカバーする転送シート(例えば、5058、支払いシート)を表示させる入力(例えば、5011)である。
いくつかの実施形態では、第1の転送アカウント(例えば、表現5012に関連付けられた第一者転送アカウント)に関連付けられた動作を実行する要求を受信する前に、電子デバイス(例えば5000)は、第1のアプリケーション(例えば、ブラウザアプリケーション、マーチャントアプリケーション)のユーザインタフェース(例えば、チェックアウトページなど)を表示し(5102)、残高閾値は、第1のアプリケーション(のユーザインタフェースに表示された情報)に基づいて検出された要求された転送量(例えば購入価格)に対応する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1のアプリケーション(のユーザインタフェースに表示される情報)に基づいて、要求された転送量(例えば、購入価格)を検出する。第1のアプリケーションに基づいて要求された転送量を検出すると、ユーザは要求された転送量を手動で提供することなく、転送動作を簡単かつ素早く進めることができる。動作を行うために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの動作性が高められ、ユーザ−デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを動作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントに関連付けられた動作(例えば、表現5012に関連付けられた第一者転送アカウント)は、電子デバイス(例えば5000)が転送動作(例えば、支払いトランザクション)の要求された転送量(例えば購入価格)を(まだ)判定していない間(例えば、第1の転送アカウントが設定されたときに要求された転送量が電子デバイスに不明である場合)、転送動作で使用できるように第1の転送アカウントを設定することである。いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントを転送動作で使用できるように設定する前に、電子デバイスは、第2の電子デバイスによって生成されたフィールドの存在を検出すると(及びクレデンシャルを送信する認証を受信して第2電子デバイスに送信した後)、第1の転送アカウントのクレデンシャル(例えば、支払いトランザクションなどのトランザクションを実行するのに必要なアカウントクレデンシャル)を第2電子デバイス(例えば、5014、非接触トランザクション端末)送信しない。いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントを転送動作で使用できるように設定した後、電子デバイスは、第2の電子デバイスによって生成されたフィールドの存在を検出すると(及びクレデンシャルを送信する認証を受信して第2の電子デバイスに送信した後)、第1の転送アカウントのクレデンシャルを第2の電子デバイスに(例えば、電子デバイスの無線通信無線機を介して)送信する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、転送アプリケーション(例えば、支払いアプリケーション、電子ウォレットアプリケーション)が起動されると、転送動作で使用する準備が整うように第1の転送アカウントを設定する(例えば、第1の転送アカウントは既定のアカウントとして設定されているため)。いくつかの実施形態では、転送アプリケーションが起動された後、電子デバイスが(例えば、1つ以上の他の利用可能な転送アカウントからの)第1の転送アカウントではない既定の転送アカウントの代わりに使用するための、第1の転送アカウントの選択を検出する場合、電子デバイスは、転送動作で使用できるように第1の転送アカウントを設定する。いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントを転送動作で使用する準備ができた後、電子デバイスは、電子デバイスの無線通信無線機(例えば、NFC通信用)を使用して、第2の電子デバイスとの通信を介して、(例えば、トランザクション端末)要求された転送量を判定する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1の転送アカウントを転送動作で使用できるように設定する前に、要求された転送量を判定していない。
いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントに関連付けられた動作は、電子デバイス(例えば5000)が転送動作(例えば、支払いトランザクション)の要求された転送量(例えば購入価格)を判定した後、(例えば、第1の転送アカウントが設定されたときに要求された転送量が電子デバイスに既知である場合)、転送動作で使用できるように第1の転送アカウントを設定することである。いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントに関連付けられた動作を実行する要求を受信する前に、電子デバイスは、ディスプレイ(例えば、5002)に、第1のアプリケーション(例えば、5046)(例えばメッセージングアプリケーション、ブラウザアプリケーション、マーチャントアプリケーション)のユーザインタフェースを表示し、そして電子デバイスは、第1のアプリケーション(例えば、転送メッセージオブジェクト5050などからのユーザインタフェースに表示される情報)に基づいて、要求された転送量(例えば、要求された支払い量、購入価格)を検出する。いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントは、電子デバイスが第1のアプリケーションのユーザインタフェースの一部上に転送アプリケーション(例えば、支払いシート)を起動し表示するときに、転送動作で使用できるように設定される(例えば第1の転送アカウントが既定のアカウントとして設定されているため)。いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントは、第1のアプリケーションのユーザインタフェースの一部上に転送アプリケーション(例えば、支払いシート)を表示しながら、電子デバイスが転送アプリケーションによって表示される複数の利用可能な転送アカウントから第1の転送アカウントの選択を検出するとき、転送動作で使用できるように設定される(例えば第1の転送アカウントが既定のアカウントとして設定されているため)。
第1の転送アカウントに関連付けられた動作を実行するための要求の受信に応じて(5106)、第1の転送アカウントの残高が残高閾値を下回っているとの判定に従って(5108)、電子デバイス(例えば、5000)がディスプレイ(例えば、5002)に、残高不足通知(例えば、5026、5086A、5086B)と第1の転送アカウント(例えば、5012)(例えば、表現5012に関連する第一者転送アカウント)の表現とを同時に表示する(5110)。第1の転送アカウントの残高が残高閾値を下回っているとの判定に従って残高不足通知を含む第1の転送アカウントの表現を表示すると、ユーザは第1の転送の残高が低いため、転送動作を実行するには不十分である場合があることを素早く簡単に認識することができ、フィードバックを改善する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントの残高が残高閾値(例えば、ゼロ、所定量)未満であるという判定に従って、電子デバイスは触覚フィードバック(例えば、5030)も提供する。第1の転送アカウントの残高が残高閾値を下回っているとの判定に基づいて触覚フィードバックを提供すると、ユーザはデバイスの表示を見なくても第1の転送アカウントの残高が不十分である可能性があることを認識できるため、デバイスの操作性を向上させ、ユーザとデバイスのインタフェースをより効果的にし(例えば、ユーザが適切な入力を提供することを支援し、デバイスを操作又はそれと対話するとき、ユーザの間違いを低減することによって)、それにより更に、ユーザがデバイスをより素早く、効果的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスの電池寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、残高不足通知(例えば、5026、5086A、5086B)のアクティブ化(例えば、5017)を検出する(5112)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、不十分な残高通知のアクティブ化の検出に応じて、ディスプレイ(例えば5002)に、第1の転送アカウント(例えば、電子デバイスにプロビジョニングされたポイントカードなどの転送アカウント、ロイヤルティカード、クレジットカード、事前資金カード、トランジットカード、デビットカード)の表現を含む1つ以上の利用可能な転送アカウントの表現と、残高追加アフォーダンス(例えば第一者転送アカウントの表現の下)とを同時に表示する(5114)。いくつかの実施形態において、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、残高追加アフォーダンスのアクティブ化を検出する(5116)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、残高追加アフォーダンスのアクティブ化の検出に応じて、ディスプレイに、第1の転送アカウントに残高を追加するための残高追加ユーザインタフェースを表示する(5118)。いくつかの実施形態では、残高追加ユーザインタフェースは、記憶値アカウントなどの転送アカウントに項目(例えば、ポイント、クレジット、リソース、資金)を追加するためのユーザインタフェースに対応する。
いくつかの実施形態では、第1の転送アカウント(例えば、表現5012に関連付けられた第一者転送アカウント)の残高が残高閾値未満であるという判定(5108)に従って、電子デバイス(例えば、5000)は、(例えば、電子デバイスの無線通信無線機を介して)第1の転送アカウントのクレデンシャルと、第1の転送アカウントとは異なる第2の転送アカウント(例えば、表現5008に関連付けられた第三者転送アカウント、銀行アカウント、クレジットカードアカウント)のクレデンシャルとを、転送動作(例えば、ポイント、クレジット、リソース、又は第1の転送から異なるアカウントへの資金)で使用するために、第2の電子デバイス(例えば、5014、支払い端末、外部サーバ)に送信する(5120)。
いくつかの実施形態では、第1の転送アカウント(例えば、表現5012に関連付けられた第一者転送アカウント)の残高が残高閾値未満であるという判定(5108)に従って、電子デバイス(例えば5000))は、ディスプレイ(例えば、5002)に(例えば残高不足通知の下)、追加残高アフォーダンスを表示する(5122)(例えば、5028、5088、ポイント、クレジット、リソース、又は第1の転送アカウントへの資金)。第1の転送アカウントの残高が残高しきい値を下回っているとの判定に従って残高追加アフォーダンスを表示すると、ユーザはアカウントの残高を管理するためのユーザインタフェースに手動で移動する必要なく、アカウントの残高を素早く簡単に管理できる。動作を行うために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの動作性が高められ、ユーザ−デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを動作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。いくつかの実施形態では、残高追加アフォーダンスは、項目(例えば、ポイント、クレジット、リソース、資金)を第1の転送アカウントに追加できることをユーザに通知するインジケーション(例えば、「カードにお金を追加」と述べるテキスト)を含む。いくつかの実施形態では、転送アカウントが転送動作(例えば、支払いトランザクション)で使用する準備ができていることをユーザに知らせるインジケーション(例えば、「カード準備完了」と述べるテキスト)の代わりに置き換え/表示される、転送アカウントの残高が残高閾値以上になると、転送アカウントの使用準備ができたことをユーザに通知するインジケーションが表示される。いくつかの実施形態において、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、残高追加アフォーダンスのアクティブ化(例えば、5009、5019)を検出する(5124)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、残高追加アフォーダンスのアクティブ化の検出に応じて、ディスプレイに、第1の転送アカウントに残高を追加するための残高追加ユーザインタフェース(例えば、5032)を表示する(5126)。いくつかの実施形態では、残高追加ユーザインタフェースは、記憶値アカウントなどの転送アカウントに項目(例えば、ポイント、クレジット、リソース、資金)を追加するためのユーザインタフェースに対応する。
いくつかの実施形態では、第1の転送アカウント(例えば、表現5012に関連する第一者転送アカウント)の残高が残高閾値未満であるという判定(5108)に従って、電子デバイス(例えば5000)は、ディスプレイ(例えば、5002など)に、第1の支払いアカウントとは異なる第2の転送アカウントを転送動作(例えば、支払いトランザクション)に使用できるというインジケーション(例えば5072)を表示する(5128)。第1の転送アカウントの残高が残高しきい値を下回っているとの判定に従って、第1の支払いアカウントとは異なる第2の転送アカウントを転送動作に使用できるというインジケーションを表示すると、第1の転送アカウントの残高が不足している場合に、ユーザが素早く簡単に転送動作を続行できることによってデバイスの使用性を改善する。表示される追加コントローラによってUIを雑然とさせることなく、追加制御オプションを提供することにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ−デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。いくつかの実施形態では、第2の転送アカウントは、残高閾値を下回らない残高を有する。いくつかの実施形態では、異なる第2の転送アカウントを転送動作に使用できるというインジケーションを表示することは、第2の転送アカウントの表現の少なくとも一部を表示することを含む。いくつかの実施形態では、第2の転送アカウントの表現の一部が既に表示されている場合、第2の転送アカウントが転送動作に使用できるというインジケーションを表示することは、第2の転送アカウントの表現のより大きな部分(例えば、5012)を表示することを含む。
いくつかの実施形態では、第1の転送アカウント(例えば、表現5012に関連する第一者転送アカウント)に関連する動作を実行する要求を受信(5130)した後、第1の転送アカウントの残高が残高閾値を下回っている間、電子デバイス(例えば、5000)は、(例えば、デバイスの無線通信無線機を介して)第1の転送アカウントのクレデンシャル(例えば、支払いクレデンシャル)を第2の電子デバイス(例えば、5014、トランザクション端末、外部サーバ)に送信する(5132)。いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントに関連付けられた動作を実行する要求の受信に続いて(5130)、第1の転送アカウントの残高が残高閾値を下回っている間、電子デバイス(例えば5000)は、ディスプレイに、残高追加通知を表示する(5134)(例えば、アラート、バナー通知、ポップアップ通知として)。第1の転送アカウントに関連付けられた動作を実行する要求を受信した後、第1の転送アカウントの残高が残高しきい値を下回っている間に残高追加通知を表示すると、ユーザが第1の転送アカウントの残高が現在低いことを素早く簡単に認識できるようになり、フィードバックが改善され、ユーザがアカウントに残高を素早く簡単に追加できるようになるため、デバイスの使用性が向上する。改善された視覚フィードバックをユーザに提供し、操作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、デバイスの操作性が高められ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話する際に、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ−デバイスインタフェースが更に効率的になる。これにより、追加的に、ユーザがデバイスを更に素早く且つ効率的に使用することを可能にすることによって、電力使用が削減され、デバイスのバッテリ寿命が改善される。いくつかの実施形態では、電子デバイスはまた、第1の転送アカウントのクレデンシャルと共に第2の転送アカウントのクレデンシャル(例えば、支払いクレデンシャル)を第2の電子デバイスに送信する(例えば、第1の転送アカウントの残高だけでは支払いトランザクションなどの転送動作に不十分であるため)。
いくつかの実施形態では、残高追加通知(例えば、5026、5086A、5086B)を表示しながら、電子デバイス(例えば、5000)は、1つ以上の入力デバイスを介して、残高追加通知のアクティブ化を検出する(5136)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、残高追加通知のアクティブ化の検出に応じて、ディスプレイに残高追加ユーザインタフェース(例えば、5032)を表示する(5138)。いくつかの実施形態では、残高追加ユーザインタフェースは、記憶値アカウントなどの転送アカウントに項目(例えば、ポイント、クレジット、リソース、資金)を追加するためのユーザインタフェースに対応する。
第1の転送アカウントに関連付けられた動作を実行するための要求の受信に応じて(5106)、第1の転送アカウントの残高が残高閾値を下回っていないとの判定に従って(5140)、電子デバイス(例えば、5000)がディスプレイ(例えば、5002)に、残高不足通知(例えば、5026、5086A、5086B)を表示せずに、第1の転送アカウント(例えば、表現5012に関連する第一者転送アカウント)の表現(例えば5012)を表示する(5142)。第1の転送アカウントの残高が残高閾値を下回っていないとの判定に従って残高不足通知を表示せずに、第1の転送アカウントの表現を表示すると、ユーザは第1の転送アカウントを転送動作に使用できる(できるであろう)ことを素早く簡単に認識できる。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントの表現は、第1の転送アカウントの残高のインジケーションを含む。
いくつかの実施形態では、第1の転送アカウント(例えば、表現5012に関連付けられた第一者転送アカウント)の残高が残高閾値を下回っていないという判定(5140)に従って、電子デバイス(例えば、5000)は、(例えば、電子デバイスの無線通信無線機を介して)第1の転送アカウントのクレデンシャルを、転送動作(例えば、ポイント、クレジット、リソース、又は第1の転送から異なるアカウントへの資金)で使用するために、第2の電子デバイス(例えば、5014、支払い端末、外部サーバ)に送信する(5144)。
いくつかの実施形態では、残高不足通知(例えば、5026、5086A、5086B)を表示せずに、第1の転送アカウントの表現(例えば、表現5012に関連付けられた第一者転送アカウント)を表示することは、第2の転送アカウントの表現の一部を示すそれぞれの領域(例えば、転送アプリケーションのユーザインタフェースの下部)内に第1の転送アカウントの表現(例えば、5012)の少なくとも少なくとも一部(例えば上部)を(全体の表現を表示することをせずに)表示することを含み、第1の転送アカウントの表現の一部は、第1の転送アカウントの残高に対応する残高インジケーションを含む。第1の転送アカウントの残高に対応する残高インジケーションを含む第1の転送アカウントの表現の一部を表示すると、ユーザが第1の転送アカウントに十分な残高があり、転送動作で使用できることを素早く簡単に認識できるため、視覚的なフィードバックが向上する。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、5000)は、第2の転送アカウントの表現の一部を示すそれぞれの領域に、第1の支払いアカウント及び第2の支払いアカウントとは異なる他の転送アカウントの表現の1つ以上の部分を表示する。
いくつかの実施形態では、残高不足通知(例えば、5026、5086A、5086B)を表示せずに、第1の転送アカウントの表現(例えば、表現5012に関連付けられた第一者転送アカウント)を表示しながら、電子デバイス(例えば、5000)は、(例えば、カメラ、深度センサ、指紋センサ、網膜/虹彩スキャナなどの生体認証センサを介して)生体認証情報(例えば、顔の特徴情報、指紋情報)を検出する(5146)。いくつかの実施形態では、検出された生体情報が登録済み生体情報に対応するという判定(例えば、ユーザによってデバイス上に事前設定された)に従って、電子デバイスは、要求された項目の量に対応する転送動作で使用するための第1の転送アカウントのクレデンシャルを、第2の電子デバイス(例えば、5014、トランザクション端末、外部サーバ)に送信して、要求された項目の量が第1の転送アカウントから引き出さられる(例えば、デバイスの無線通信無線機を介して)(従って、第1の転送アカウントの残高はそれに応じて減少する)(5148)。検出された生体情報が登録済みの生体情報に対応するという判定に従って、転送動作で使用するための第1の転送アカウントのクレデンシャルを第2の電子デバイスへ送信すると、デバイスを使用して行われる不正なトランザクションや無許可のトランザクションの防止に役立つため、デバイスのセキュリティが強化される。
いくつかの実施形態では、転送動作で使用するための第1の転送アカウント(例えば、表現5012に関連付けられた第一者転送アカウント)のクレデンシャルの送信に応じて(又はそれに続いて)、残高が残高閾値を下回る(例えば、(少なくとも)要求された項目の量が第1の転送アカウントから引き出された後)という判定に従って、電子デバイス(例えば、5000)は、ディスプレイ(例えば、5002)に、低残高通知(例えば、5099)(例えば、正常な転送動作の後、第1の転送アカウントの残高が残高閾値を下回ったことを示す)を表示する(5150)。要求された項目の量が第1の転送アカウントから引き出された後、残高が残高しきい値を下回ったという判定に従って低残高通知を表示すると、ユーザがアカウントが低残高であり、残高は後で新しい転送動作を開始する前に追加する必要があることを素早く簡単に認識できるため、フィードバックが改善される。ユーザに改善された視覚フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントの残高は、項目の第1の量(例えば、ポイント、クレジット、リソース、資金)に対応し、残高閾値は、項目の所定の量に対応する(例えば、ゼロ、10ドル)。
いくつかの実施形態では、第1の転送アカウントの残高は、項目の第1の量(例えば、ポイント、クレジット、リソース、資金)に対応し、残高閾値は、要求された転送量(例えば、購入価格)に対応する。
いくつかの実施形態では、残高閾値は、電子デバイスのユーザ(例えば、5000)によって設定(例えば、事前設定、事前選択)される。いくつかの実施形態では、残高閾値は、電子デバイスのオペレーティングシステムによって設定される(そして、電子デバイスのユーザによって変更することはできない)。
なお、方法5100に関して上述された処理(例えば、図51A〜図51B)の詳細はまた、以下で説明される方法にも、類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法5100は、任意選択的に、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700、3000及び3400に関して前述した様々な方法の特性の1つ以上を含む。例えば、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700、3000、及び3400に関して説明した支払いアカウントを使用して、転送(例えば、トランザクション、支払いなど)の実行に関連して残高不足通知(例えば、5026、5086A、5086B)を提供できる。同様に、方法900、1200、1500、1800、2100、2400、2700、3000及び3400に関して説明した支払いアカウントを使用して、転送(例えば、トランザクション、支払い)に関連して残高インジケーション(例えば、5079、5084)を提供できる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上記の説明は、説明のため、特定の実施形態について述べられたものである。しかしながら、上記の例示的な論考は、網羅的であること、又は開示される厳密な形態に本発明を限定することを意図するものではない。上記の教示を考慮して、多くの修正及び変形が可能である。これらの実施形態は、本技術の原理、及びその実際の適用を最もよく説明するために、選択及び記載されている。それにより、他の当業者は、意図された具体的な用途に適するような様々な修正を用いて、本技術及び様々な実施形態を最も良好に利用することが可能となる。
添付図面を参照して、本開示及び例を十分に説明してきたが、様々な変更及び修正が、当業者には明らかとなるであろうことに留意されたい。そのような変更及び修正は、特許請求の範囲によって定義されるような、本開示及び例の範囲内に含まれるものとして理解されたい。
上述したように、本技術の一態様は、電子デバイスを使用するアカウントの管理及び電子デバイスを使用するピアツーピア転送の管理及び動作を改善するための様々なソースから利用可能なデータの収集及び使用である。本開示は、いくつかの例において、この収集されたデータは、特定の人物を一意に特定する個人情報データ、又は特定の人物に連絡する若しくはその所在を突き止めるために使用できる個人情報データを含み得ることを想到している。そのような個人情報データとしては、人口統計データ、ロケーションベースのデータ、電話番号、電子メールアドレス、ツイッターID、自宅の住所、ユーザの健康又はフィットネスのレベル(例えば、バイタルサイン測定値、服薬情報、運動情報)に関するデータ若しくは記録、誕生日、又は任意のその他の識別情報若しくは個人情報を挙げることができる。
本開示は、本技術におけるそのような個人情報データの使用がユーザの利益になる使用であり得る点を認識するものである。例えば、個人情報データを使用して、不正な、無許可の、及び/又は意図しない転送を防止することにより、ピアツーピア転送の動作を管理するときに、デバイスのセキュリティ及びユーザ保護を強化できる。更には、ユーザに利益をもたらす、個人情報データに関する他の使用もまた、本開示によって想到される。例えば、健康データ及びフィットネスデータは、ユーザの全般的なウェルネスについての洞察を提供するために使用することができ、或いは、ウェルネスの目標を追求するための技術を使用している個人への、積極的なフィードバックとして使用することもできる。
本開示は、そのような個人情報データの収集、分析、開示、送信、記憶、又は他の使用に関与するエンティティが、確固たるプライバシーポリシー及び/又はプライバシー慣行を遵守するものとなることを想到する。具体的には、そのようなエンティティは、個人情報データを秘密として厳重に保守するための、業界又は政府の要件を満たしているか又は上回るものとして一般に認識されている、プライバシーのポリシー及び慣行を実施し、一貫して使用するべきである。そのようなポリシーは、ユーザによって容易にアクセス可能とするべきであり、データの収集及び/又は使用が変化するにつれて更新されるべきである。ユーザからの個人情報は、そのエンティティの合法的かつ正当な使用のために収集されるべきであり、それらの合法的使用を除いては、共有又は販売されるべきではない。更には、そのような収集/共有は、ユーザに告知して同意を得た後に実施されるべきである。更には、そのようなエンティティは、そのような個人情報データへのアクセスを保護して安全化し、その個人情報データへのアクセスを有する他者が、それらのプライバシーポリシー及び手順を遵守することを保証するための、あらゆる必要な措置を講じることを考慮するべきである。更には、そのようなエンティティは、広く受け入れられているプライバシーのポリシー及び慣行に対する自身の遵守を証明するために、第三者による評価を自らが受けることができる。更には、ポリシー及び慣行は、収集及び/又はアクセスされる具体的な個人情報データのタイプに適合されるべきであり、また、管轄権固有の考慮事項を含めた、適用可能な法令及び規格に適合されるべきである。例えば、米国では、特定の健康データの収集又はアクセスは、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(Health Insurance Portability and Accountability Act、HIPAA)などの、連邦法及び/又は州法によって管理することができ、その一方で、他国における健康データは、他の規制及びポリシーの対象となり得るものであり、それに従って対処されるべきである。それゆえ、各国の異なる個人データのタイプに関して、異なるプライバシー慣行が保たれるべきである。
前述のことがらにも関わらず、本開示はまた、個人情報データの使用又は個人情報データへのアクセスを、ユーザが選択的に阻止する実施形態も想到する。すなわち、本開示は、そのような個人情報データへのアクセスを防止又は阻止するように、ハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を提供することができると想到する。例えば、転送アカウントなどのアカウントを管理する場合、本技術は、ユーザが、サービスの登録中又はその後のいつでも、個人情報データの収集への参加の「オプトイン」又は「オプトアウト」を選択することができるように構成することができる。別の例では、ユーザは、アカウントのプロビジョニングとピアツーピア転送でのアカウントの使用を管理するときに不要な個人情報を提供しないことを選択できる(又は、異なる種類の生体情報などの異なる種類の個人情報の代わりに、特定の種類の生体認証情報などの1種類の個人情報を提供する)。「オプトイン」及び「オプトアウト」の選択肢を提供することに加えて、本開示は、個人情報のアクセス又は使用に関する通知を提供することを想到する。例えば、ユーザの個人情報データにアクセスすることとなるアプリのダウンロード時にユーザに通知され、その後、個人情報データがアプリによってアクセスされる直前に再びユーザに注意してもよい。
更には、本開示の意図は、個人情報データを、非意図的若しくは非認可アクセス又は使用の危険性を最小限に抑える方法で、管理及び処理するべきであるという点である。データの収集を制限し、データがもはや必要とされなくなった時点で削除することによって、危険性を最小限に抑えることができる。更には、適用可能な場合、特定の健康関連アプリケーションにおいて、ユーザのプライバシーを保護するために、データの非特定化を使用することができる。非特定化は、適切な場合には、特定の識別子(例えば、生年月日など)を除去すること、記憶されたデータの量又は特異性を制御すること(例えば、位置データを住所レベルよりも都市レベルで収集すること)、データがどのように記憶されるかを制御すること(例えば、データをユーザ全体にわたって集約すること)及び/又は他の方法によって、容易にすることができる。
それゆえ、本開示は、1つ以上の様々な開示された実施形態を実施するための、個人情報データの使用を広範に網羅するものではあるが、本開示はまた、そのような個人情報データにアクセスすることを必要とせずに、それらの様々な実施形態を実施することもまた可能であることを想到している。すなわち、本技術の様々な実施形態は、そのような個人情報データのすべて又は一部分が欠如することにより、実施不可能となるものではない。例えば、特定の種類の項目のピアツーピア転送は、非個人情報データ又は最低限の個人情報、電子デバイスのユーザに関連付けられた及びデバイスからアクセス可能な他の非個人情報、又は公開情報に基づいて嗜好を推測することによって実行できる。