JP5661835B2 - 端末装置、表示処理方法及び表示処理プログラム - Google Patents

端末装置、表示処理方法及び表示処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、端末装置、表示処理方法及び表示処理プログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット型PC(Personal Computer)等の携帯型の端末装置の普及率が飛躍的に伸びている。また、このような端末装置の画面上において、例えば、端末装置の傾きに応じて3次元空間の光源座標を回転させることにより、影の表示状態の変化や、光反射の表示状態等を表現する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、端末装置の画面上において、例えば、物体の特殊表面加工による反射の変化を、端末装置本体の傾きに応じて変化するよう擬似再現する画像表示技術が知られている。
例えば、物体の特殊表面加工による反射の変化を擬似再現する手法として、例えば、端末装置本体の傾きにそれぞれ対応する画像データを1枚1枚予め用意しておき、端末装置の傾きに応じて、複数の画像データのなかから傾き角度に対応する画像データを一つ選択し、選択した画像データを表示する手法が知られている。また、物体の特殊表面加工による反射の変化を擬似再現する手法として、端末装置の傾きが変化するたびに、傾きパラメータに基づく演算によって毎回画像データをグラフィック処理で描画する手法が知られている。
特開2003−325974号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、物体の特殊表面加工による反射の変化を擬似再現する処理において、画像データの切り替えを容易に行うことができないという課題があった。
つまり、上記した端末装置の傾きごとの画像データを予め用意しておき、端末装置の傾きに応じて、傾き角度に対応する画像を表示する手法では、端末装置の傾きに対応する画像データを全て用意しておかなければならず、予め全ての画像データを作成することによる負荷が大きいため、画像データの切り替えを容易に行うことができなかった。また、上記した端末装置の傾きが変化するたびに毎回画像を描画する手法では、傾きが変わるたびに、その都度新しく画像を描画するため、画像の描画の演算を行うことによる負荷が大きく、画像データの切り替えを容易に行うことができなかった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、物体の特殊表面加工による反射の変化を、端末装置本体の傾きに応じて変化するよう擬似再現する処理について、画像データの切り替えを容易に行うことができるようにすることを目的とする。
本願に係る端末装置は、自装置の傾きを検出する検出部と、前記検出部によって検出された傾きに応じて、光の反射を擬似的に表現した白色部分とそれ以外の透過色部分とからなる第一のシートの表示態様を変更する変更部と、前記変更部によって表示態様が変更された第一のシートを、ベースの画像であるベース画像シートの上に重畳して表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
本願に係る端末装置、表示処理方法及び表示処理プログラムは、物体の特殊表面加工による反射の変化を、端末装置本体の傾きに応じて変化するよう擬似再現する処理について、画像データの切り替えを容易に行うことができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る表示処理の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるレイヤ1の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるレイヤ2の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるレイヤ3の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるテーブルの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるレイヤ4の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるレイヤ5の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る傾き検出処理の一例を説明する図である。 図10は、実施形態に係るレイヤ3の選択処理の一例を説明する図である。 図11は、実施形態に係るレイヤ4の回転処理の一例を説明する図である。 図12は、実施形態に係るレイヤ4の抽出処理の一例を説明する図である。 図13は、実施形態に係る画像表示処理の一例を説明する図である。 図14は、実施形態に係る端末装置による表示処理手順を示すフローチャートである。 図15は、変形例に係る回転角度取得処理の一例を説明する図である。 図16は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図17は、変形例に係る表示態様の一例を示す図である。 図18は、変形例に係るレイヤ3の一例を示す図である。
以下に、本願に係る端末装置、表示処理方法及び表示処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る端末装置、表示処理方法及び表示処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.表示処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る表示処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る表示処理の一例を示す説明図である。図1の例では、端末装置100によって表示処理が行われる。また、図1の例では、図1の(1)に示す端末装置100と図1の(2)に示す端末装置100とでは、それぞれ本体の傾きが異なっている。
図1に示した端末装置100は、例えば、スマートフォン等の携帯端末であり、表示部110を有する。表示部110は、タッチパネルが採用されており、各種情報を表示するだけでなく、指(又は、専用ペン等)によって指定(タッチ)されることで各種操作を受け付ける。
実施形態に係る端末装置100は、図1に示すように、ユーザからの画像表示指示を受け付けることで、画像データを表示する。図1に示した例では、端末装置100は、画像として、プリズムシートのように光の反射を表現した格子状の模様を表示している。なお、後に詳述するが、表示部110により表示されている画像データは、複数のレイヤで構成されており、複数のレイヤの画像データを重畳して表示されたものである。
例えば、端末装置100は、レイヤの画像データとして、灰色一色のレイヤ1の画像データと、格子状に複数色の模様が配置されたレイヤ2の画像データと、光の反射を表現した白色部分と透過色部分とを含む模様が同じく格子状配置されたレイヤ3の画像データと、複数色を含むレイヤ4の画像データと、を記憶する。
そして、端末装置100は、画像を表示する場合には、上記のレイヤ1〜4の画像を重畳して画像を作成し、作成した画像を表示する。ここで、端末装置100は、本体の傾きを検知し、傾きに応じて、光の反射を擬似的に表現したレイヤ3の画像における模様の表示態様と、複数色を含むレイヤ4の画像における色の表示態様を変更する。
また、図1の(1)および図1の(2)に示すように、端末装置100の傾きが変わるたびに、光の反射を擬似的に表現したレイヤ3の模様(図1の例では、白色の四角の模様)が変化する。また、同様に、端末装置100の傾きがが変わるたびに、レイヤ3の模様周辺で表示される色が変化する。このため、物体の表面加工による物体光の見え方の変化が、端末装置100の傾きと連動した画像パターンの変化で再現することができ、プリズムシールなどのキラキラ感を平面画面の表示で擬似的に体験させることが可能である。
〔2.端末装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る端末装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る端末装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、端末装置100は、表示部110と、入力部120と、通信部130と、画像記憶部140と、制御部150とを有する。
(表示部110、入力部120について)
表示部110は、各種情報を表示するための表示デバイスである。例えば、表示部110は、液晶ディスプレイ等によって実現される。入力部120は、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。なお、実施形態に係る端末装置100にはタッチパネルが採用されているので、表示部110と入力部120とは一体化される。
(通信部130について)
通信部130は、ネットワーク(図示せず)に接続され、ネットワークを介して、ウェブサーバ(図示せず)との間で情報の送受信を行う。かかる通信部130は、ネットワークとの接続を有線又は無線で行う。
ここで、ウェブサーバとは、各種ウェブページを端末装置100に配信するサーバ装置である。ウェブサーバによって配信されるウェブページは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)や、JavaScript(登録商標)や、CSS(Cascading Style Sheets)等により記述されたHTMLファイルに該当する。このようなウェブサーバは、例えば、各種サービスを提供しており、これらのサービスを提供するためにユーザに会員登録を行わせる場合がある。そして、ウェブサーバは、会員登録時に要するユーザ情報を入力させるためのウェブページ(すなわち、入力画面)を配信する。
(画像記憶部140について)
画像記憶部140は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の記憶装置によって実現される。かかる画像記憶部140は、表示部110に画像データを表示するための画像データであって、レイヤごとに分類された複数の画像データを記憶する。
例えば、画像記憶部140は、レイヤ1〜5の画像データを記憶する。以下では、図3〜図8を用いて、各レイヤ1〜5の画像データについて説明する。まず、図3を用いて、レイヤ1の画像データについて説明する。図3は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるレイヤ1の一例を示す図である。レイヤ1の画像データは、ベースとなる画像データであり、レイヤ1〜5の画像データを重畳して表示する際に、最下層に位置する画像である。かかるレイヤ1の画像データは、図3の例に示すように、灰色一色の画像である。
次に、図4を用いてレイヤ2の画像データについて説明する。図4は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるレイヤ2の一例を示す図である。図4に示すように、レイヤ2の画像データは、複数色を含む模様の四角が格子状に配置されている画像データである。図4の例では、各四角に含まれる複数色として、4種類の色を異なるハッチングで表現しているが、例えば、各四角に含まれる色は4種類に限定されるものではなく、3種類以下であってもよいし、5種類以上であってもよい。また、四角内の色が赤、橙、黄、緑、青、藍、紫に順次変化するグラデーションで構成されてもよく、例えば、四角内の色が時計回りに赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の順次変化するグラデーションで構成されてもよい。
レイヤ2の画像データは、レイヤ1〜5の画像データを重畳して画像データを表示する際に、レイヤ1とレイヤ3との間に位置する画像である。レイヤ2の画像データは、表面加工による反射光の局所部分の原色(光波長)を表現した画像データである。かかるレイヤ2の画像データにおける色は、レイヤ3の各模様の色味を表現するものである。また、レイヤ2の画像データは、固定されている。なお、レイヤ2の画像データにおける各四角に付された色は、後述するレイヤ4の画像データと同様に、端末装置100の傾きに応じて、回転させるようにしてもよい。
次に、図5を用いてレイヤ3の画像データについて説明する。図5は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるレイヤ3の一例を示す図である。レイヤ3の画像データは、表面加工による反射光の光強度を表現した画像データである。図5の例では、白い部分は、光の反射を表現した部分であり、図面の黒い部分は、実際は、下位のレイヤ1、2の画像データの色が透過する透明な部分である。なお、図5では、光の反射を表現した部分については、白一色で示しているが、これに限らず、一部を濃い灰色や薄い灰色などにすることで、反射光の強弱を表現してもよい。
図5に示すように、画像記憶部140は、光の反射を表現した四角の部分(図5における白い部分)と透明な部分(図5における黒い部分)とを含む模様が格子状配置されたレイヤ3の画像データを複数記憶する。例えば、画像記憶部140では、レイヤ3の画像データとして、18つの画像データを記憶し、各画像データに対して画像データを一意に識別するための画像ID1〜18が設定されている。また、各レイヤ3の画像データは、光の反射を表現した四角の部分の傾きが異なる。図5の例を用いて説明すると、図5の(1)に示したレイヤ3の画像データと、図5の(2)に示したレイヤ3の画像データとでは、光の反射を表現した四角の部分の傾きが異なる。
各レイヤ3の画像データは、光の反射を表現した四角の部分の傾きが10度ずつ異なる。具体的な例を挙げて説明すると、画像ID「2」の画像データにおける光の反射を表現した四角は、画像ID「1」の画像データにおける光の反射を表現した四角を時計周りに方向に10度回転した配置である。また、画像ID「3」の画像データにおける光の反射を表現した四角は、画像ID「2」の画像データにおける光の反射を表現した四角を時計周りに方向に10度回転した配置である。このように、画像IDが一つ違いの画像データ同士では、光の反射を表現した四角の傾きが10度ずつ異なる。
また、画像記憶部140は、図6に例示するように、レイヤ3の画像データに関するデータとして、「画像ID」と「傾き値」とが対応付けられたテーブルを記憶する。図6は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるテーブルの一例を示す図である。図6に例示するように、画像記憶部140は、レイヤ3の画像データを一意に識別する「画像ID」と、端末装置100本体の傾き度合いを示す値である「傾き値」とを対応付けて記憶する。
具体的な例を挙げて説明すると、画像ID「1」と傾き値「1〜5、91〜95、・・・」とが対応付けられて記憶されている。これは、画像ID「1」の画像については、端末装置100の傾き値が「1〜5、91〜95、・・・」である場合に、レイヤ3の画像データとして、画像ID「1」の画像データが選択されることを意味する。
次に、図7を用いてレイヤ4の画像データについて説明する。レイヤ4の画像データは、表面加工による反射光のシート全体の原色変化を表現した画像データである。図7は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるレイヤ4の一例を示す図である。なお、図7の例では、レイヤ2の画像データと同様に、レイヤ4の画像データに含まれる複数色として、4種類の色を異なるハッチングで表現しているが、例えば、各四角に含まれる色は4種類に限定されるものではなく、3種類以下であってもよいし、5種類以上であってもよい。また、レイヤ4の画像データ内の色が赤、橙、黄、緑、青、藍、紫に順次変化するグラデーションで構成されてもよく、例えば、レイヤ4の画像データ内の色が時計回りに赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の順次変化するグラデーションで構成されてもよい。
図7に示すレイヤ4の画像データは、端末装置100に表示される画像データ全体の色の変化を表現するための画像データであり、端末装置100に表示される画像データよりも大きい画像データである。このレイヤ4の画像データは、端末装置100の傾きに応じて、回転され、端末装置100に表示される画像データの大きさと同じ大きさの領域が抽出される。
次に、図8を用いてレイヤ5の画像データについて説明する。図8は、実施形態に係る画像記憶部に記憶されるレイヤ5の一例を示す図である。図8の(1)、図8の(2)に例示するように、レイヤ5には、所定の絵柄として、例えば、猫のキャラクタと犬のキャラクタが描かれている。また、レイヤ5の画像データは、所定の絵柄の背景が透過する。このため、レイヤ1〜5の画像データを重畳して画像データを表示した場合には、レイヤ5の画像データの背景として、下位レイヤであるレイヤ1〜4の画像データの色彩や模様を透過する。このレイヤ5の画像データをレイヤ1〜4の画像データに重ねることで、本体を傾けることで本物のプリズムシールのようにキラキラ変化するキャラクターカードのような画像データを表示することができる。なお、図1に例示したように、キャラクタなどの絵柄を表示しない画像データを表示する場合には、レイヤ5の画像データについては記憶しなくともよい。
(制御部150について)
制御部150は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部150は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
かかる制御部150は、図2に示すように、ブラウザ制御部160を有する。ブラウザ制御部160は、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションを実行制御する。なお、端末装置100は、ブラウザ制御部160のほかにも、ユーザにより入力された文字を記憶するメモ帳アプリケーションを実行制御するメモ帳アプリ制御部や、端末装置100内の各種情報を検索する検索アプリケーションを実行制御する検索アプリ制御部などを有しているが、ここでは説明を省略する。
(ブラウザ制御部160について)
ブラウザ制御部160は、図2に示すように、操作受付部161、検出部162、変更部163、生成部164、画像表示部165を有する。ここで、検出部162、変更部163、生成部164および画像表示部165は、JavaScriptやCSSが記述されたHTMLファイルがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。
本実施形態に係る端末装置100では、前提として、画像データを表示する以前に、各入力情報を含むXMLHttpリクエストを上記したウェブサーバに送信し、XMLHttpリクエストの応答として画像データやJavaScriptやCSSが記述されたHTMLファイルを受信する。そして、端末装置100は、受信したレイヤ1〜5の画像データを画像記憶部140に記憶するとともに、受信したHTMLファイルに記述されたJavaScriptやCSSをRAMの作業領域に展開する。これにより、画像データを表示する際には、ウェブサーバへのアクセスを行うことなく、ブラウザ制御部160の機能により、画像表示制御を実現することができるので、処理負荷が軽減し、且つ、処理速度を向上することが可能である。
(操作受付部161について)
操作受付部161は、入力部120に対して行われた各種ユーザ操作を受け付ける。例えば、操作受付部161は、表示部110に表示するキャラクタの選択指示を受け付けるとともに、該キャラクタを画面に表示する画面表示指示を受け付ける。なお、キャラクタを表示しない場合には、画面表示指示のみを受け付ける。
(検出部162について)
検出部162は、端末装置100の傾きを検出する。例えば、検出部162は、端末装置100の傾きとして、端末装置100に設けられたジャイロセンサの値を取得し、3軸の回転角度を取得する。ここで、図9の例を用いて端末装置100本体の傾きを検出する検出処理について説明する。図9は、実施形態に係る傾き検出処理の一例を説明する図である。図9に示すように、検出部162は、ジャイロセンサの値を取得し、3軸の回転角度x、y、zの値をそれぞれ取得する。なお、本実施形態では、3軸の回転角度を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、2軸の回転角度を取得して、端末装置100の傾きを検出してもよい。
そして、検出部162は、回転角度x、y、zの値をそれぞれ取得すると、x、y、zの値を加算した傾き値Cを算出する。例えば、検出部162は、式「C=(x+y+z)×調整値」により、傾き値Cを算出する。この調整値は、自由に設定することが値である。なお、ここでは、算出処理を簡略化するために、調整値を「1」とする。また、後述する変更部163は、ここで算出された傾き値Cに対応するレイヤ3を選択し、傾き値Cに応じた角度だけレイヤ4を回転する。
(変更部163について)
変更部163は、検出部162によって検出された傾きに応じて、光の反射を擬似的に表現した白色部分とそれ以外の透過色部分とからなるレイヤ3の画像データの表示態様を変更する。具体的には、変更部163は、検出部162によって算出された傾き値Cに応じて、複数のレイヤ3の画像データのうち、いずれか一つの画像データを選択する。例えば、変更部163は、検出部162から傾き値Cを取得すると、図6に例示したテーブルを参照して、傾き値Cに対応するレイヤ3の画像データの画像IDを取得する。そして、変更部163は、取得した画像IDによって識別されるレイヤ3の画像データを選択する。
ここで、図10を用いて、傾き値に応じてレイヤ3の画像データを選択する選択処理について説明する。図10は、実施形態に係るレイヤ3の選択処理の一例を説明する図である。図10(1)に示すように、変更部163は、検出部162によって算出された傾き値に応じて、複数のレイヤ3の画像データのうち、いずれか一つの画像データを選択する。
その後、図10の(2)に示すように、端末装置100の傾きが変わり、傾き値が変更されると、変更された傾き値に対応するレイヤ3の画像データを再度選択し、選択されたレイヤ3の画像データを用いて表示部110に画像データが表示される。このため、端末装置100の傾きが変わると、その傾きと連動してレイヤ3の画像データが変更され、それに伴って、表示部110に表示される画像データの背景における光の反射を擬似的に表現した模様の表示態様が変更される。これにより、実物のプリズムシールなどの背景のキラキラ感を擬似的に再現することができる。なお、上記したようなレイヤ3の画像データを複数用意し、傾き値に対応するレイヤ3の画像データを選択する処理に限定されるものではなく、傾き値に応じて、レイヤ3の画像データの模様を回転させるなどして表示態様が変化する処理を行うようにしてもよい。
また、変更部163は、検出部162によって算出された傾き値Cに応じた角度だけレイヤ4の画像データを回転させ、回転させたレイヤ4の画像データの一部における領域を抽出する。例えば、検出部162によって算出された傾き値が「45」であった場合には、レイヤ4の画像データを時計回りに45度回転させる。
ここで、図11を用いて、傾き値に応じてレイヤ4の画像データを回転させる回転処理について説明する。図11は、実施形態に係るレイヤ4の回転処理の一例を説明する図である。例えば、図11に例示するように、変更部163は、検出部162によって算出された傾き値Cと同じ値の角度だけ、レイヤ4の画像データの中心を軸として時計周りに回転させる。これにより、図11の(1)に示すレイヤ4の画像データと図11の(2)に示すレイヤ4の画像データを比較すると、レイヤ4の画像データを回転させたことにより、レイヤ4の画像データにおける4つの色の位置関係が変更される。
そして、変更部163は、レイヤ4を回転させた後、回転させたレイヤ4の画像データの一部における領域を抽出する。ここで、図12を用いて、レイヤ4の画像データの一部の領域を抽出する抽出処理について説明する。図12は、実施形態に係るレイヤ4の抽出処理の一例を説明する図である。図12に示すように、変更部163は、レイヤ4を回転させた後、回転させたレイヤ4の画像データの一部における領域(図12の例では、点線で囲まれた領域)を抽出する。
ここで抽出される領域の大きさは、表示部110で表示される画像データの大きさと同じ大きさである。つまり、画像記憶部140に記憶されたレイヤ4の画像データは、表示部110で表示される画像データよりも大きい画像データであり、回転させた後に表示部110で表示される画像データと同じ大きさの領域を抽出され、抽出された画像データが、表示部110で表示される画像データに用いられる。このため、端末装置100の傾きが変わるたびに、表示部110で表示される画像データ全体の色の変化を表現することができる。
(生成部164について)
生成部164は、レイヤ1の画像を最下層の画像データとして、レイヤ2の画像データ、レイヤ3の画像データ、レイヤ4の画像データ、そして、レイヤ5の画像データを順に重畳させてページを生成する。ここで、レイヤ3の画像データは、上記したように、変更部163によって選択されたレイヤ3の画像データである。また、レイヤ4の画像データは、上記したように、変更部163によって抽出されたレイヤ4の画像データの一部の領域である。なお、生成部164は、レイヤ2の画像データおよびレイヤ4の画像データを重畳する際に、レイヤ2の画像データおよびレイヤ4の画像データに透明度を加える処理を行う。また、ここでは、レイヤ2の画像データよりもレイヤ4の画像データの透明度が高くなるように処理を行うこととする。
(画像表示部165について)
画像表示部165は、生成部164によって生成されたページを表示する。例えば、画像表示部165は、図13に例示するように、猫のキャラクタと、光の反射を擬似的に表現した画像とを含む画像データを表示する。そして、画像表示部165は、図13の(1)の画像データと図13の(2)の画像データに示すように、端末装置100の本体が傾けられると、光の反射を擬似的に表現した模様である白色の四角の模様が変化した画像データに表示を切り替える。
図13の(1)の画像データと図13の(2)の画像データとを比較すると、光の反射を擬似的に表現した模様である白色の四角の模様の傾きが変化するとともに、四角の模様の周辺の配色が異なっている。このため、端末装置100の本体を傾けるたびに、光の反射を擬似的に表現した模様変化するとともに、模様周辺の色味が変化することから、プリズムシールなどのキラキラ感を平面画面の表示で擬似的に体験させることが可能となる。
また、端末装置100は、傾き値に対応する完成された画像データを予め用意する必要がなく、また、傾きが変化するごとに画像を描画する必要がないことから、物体の特殊表面加工による反射の変化を、端末装置の平面画面上に本体の傾きに応じて変化するよう擬似再現する処理について、画像の表示処理を容易に行うことができる。
[3.端末装置による処理手順]
次に、図14を用いて、実施形態に係る端末装置100による処理を説明する。図14は、実施形態に係る端末装置による表示処理手順を示すフローチャートである。
図14に示すように、端末装置100の操作受付部161は、表示部110に表示するキャラクタの選択指示を受け付けるとともに、該キャラクタを画面に表示する画面表示指示を受け付けたか判定する(ステップS101)。そして、操作受付部161は、画面表示指示を受け付けていない場合には(ステップS101否定)、画面表示指示を受け付けるまで待機する。
また、操作受付部161が画面表示指示を受け付けると(ステップS101肯定)、検出部162は、端末装置100の傾きを検出する(ステップS102)。例えば、検出部162は、端末装置100の傾きとして、端末装置100に設けられたジャイロセンサの値を取得し、3軸の回転角度を取得する。そして、検出部162は、3軸の回転角度を用いて、傾き値を計算する(ステップS103)。例えば、検出部162は、3軸の回転角度x、y、zの値をそれぞれジャイロセンサから取得すると、x、y、zの値の合計を傾き値Cとして算出する。
そして、変更部163は、傾き値に応じて、複数のレイヤ3の画像データのうち、いずれか一つの画像データを選択する(ステップS104)。例えば、変更部163は、検出部162から傾き値Cを取得すると、図6に例示したテーブルを参照して、傾き値Cに対応するレイヤ3の画像データの画像IDを取得する。そして、変更部163は、取得した画像IDによって識別されるレイヤ3の画像データを選択する。
続いて、変更部163は、検出部162によって算出された傾き値Cに応じた角度だけレイヤ4の画像データを回転させ、回転させたレイヤ4の画像データの一部における領域を抽出する(ステップS105)。その後、生成部164は、レイヤ1〜5の画像データを重畳する(ステップS106)。例えば、生成部164は、レイヤ1の画像を最下層の画像データとして、レイヤ2の画像データ、レイヤ3の画像データ、レイヤ4の画像データ、そして、レイヤ5の画像データを順に重畳させる。ここで、レイヤ3の画像データは、上記したように、変更部163によって選択されたレイヤ3の画像データである。また、レイヤ4の画像データは、上記したように、変更部163によって抽出されたレイヤ4の画像データの一部の領域である。
そして、画像表示部165は、重畳された画像データを表示部110に表示する(ステップS107)。その後、検出部162は、端末装置100の傾きの変更を検出したか否かを判定する(ステップS108)。この結果、検出部162は、端末装置100の傾きの変更を検出していない場合には(ステップS108否定)、傾きの変更を検出するまで待機する。
また、検出部162は、端末装置100の傾きの変更を検出した場合には(ステップS108肯定)、検出部162は、3軸の回転角度を用いて、傾き値を再度計算する(ステップS109)。そして、変更部163は、傾き値に応じて、複数のレイヤ3の画像データのうち、いずれか一つの画像データを選択する(ステップS110)。
続いて、変更部163は、検出部162によって算出された傾き値Cに応じた角度だけレイヤ4の画像データを回転させ、回転させたレイヤ4の画像データの一部における領域を抽出する(ステップS111)。その後、生成部164は、レイヤ1〜5の画像データを重畳する(ステップS112)。そして、画像表示部165は、重畳された画像データを表示部110に表示する(ステップS113)。
その後、操作受付部161は、表示している画像データの表示を終了する旨の指示である画面表示終了指示を受け付けたか判定する(ステップS114)。そして、操作受付部161は、画面表示指示を受け付けていない場合には(ステップS114否定)、ステップS108の処理に戻る。また、操作受付部161が画面表示指示を受け付けた場合には(ステップS114肯定)、処理を終了する。
[実施形態の効果]
上述してきたように、端末装置100は、自装置の傾きを検出し、検出された傾きに応じて、光の反射を擬似的に表現した白色部分とそれ以外の透過色部分とからなるレイヤ3の画像データの表示態様を変更し、表示態様が変更されたレイヤ3の画像データを、ベースの画像であるレイヤ1の画像データの上に重畳して表示する。これにより、レイヤ3の画像データの模様の表示態様のみを変更するだけで、端末装置100本体の傾きに応じて、物体の特殊表面加工による反射の変化の擬似再現を行うことができるため、傾き値に対応する完成された画像データを予め用意することなく、また、傾きが変化するごとに画像を描画することなく、物体の特殊表面加工による反射の変化を、端末装置100の平面画面上で擬似再現する処理について、画像の表示処理を容易に行うことができる。このため、物体の特殊表面加工による反射の変化を、端末装置本体の傾きに応じて変化するよう擬似再現する処理について、画像データの切り替えを容易に行うことができる。
また、実施形態によれば、端末装置100は、傾きに応じて、レイヤ3の画像データの表示態様を変更するとともに、全体の色の変化を表現したレイヤ4の画像データの表示態様を変更し、表示態様が変更されたレイヤ3の画像データおよびレイヤ4の画像データを、レイヤ1の画像データの上に重畳して表示する。このため、端末装置100本体の傾きに応じて全体の色の変化を表現することができる。
また、実施形態によれば、端末装置100は、検出された傾きに応じて、レイヤ3の画像データにおける模様がそれぞれ異なる複数のレイヤ3の画像データのうち、いずれか一つのレイヤ3の画像データを選択し、選択されたレイヤ3の画像データの上に、レイヤ5を重畳した画像データを生成する。このように、端末装置100は、模様がそれぞれ異なる複数の第3のレイヤの画像データを予め記憶しておき、傾きに応じて選択することで、レイヤ3の画像データの変更や加工を行うことなく、画像データの切り替えを容易に行うことができる。
〔4.変形例〕
上述した実施形態に係る端末装置は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の端末装置の他の実施形態について説明する。
〔タッチ操作に応じた画像データの表示処理〕
上記実施形態では、端末装置100本体の傾きを検出し、端末装置100本体の傾きに応じて、白および原色(可視光色)パターン画像を変えて表示する場合を説明した。しかし、この例に限らず、端末装置100本体の傾きとともに、三次元空間上で表示された画像データの回転角度に応じて、パターン画像を変えて表示するようにしてもよい。
ここで、端末装置100は、例えば、タッチ操作により表示された画像データを三次元空間上で回転操作が可能なものとする。そして、端末装置100は、端末装置100の傾きを検出するとともに、表示部110によって三次元空間上で表示された画像データであって、該三次元空間上で回転操作が可能な画像データの回転角度を取得する。
ここで、図15は、変形例に係る回転角度取得処理の一例を説明する図である。端末装置100は、上記したように、端末装置100の傾きとして、端末装置100に設けられたジャイロセンサの値を取得し、3軸の回転角度の値として、x、y、zを取得する。また、端末装置100は、三次元空間上で回転操作が可能な画像データの回転角度の値として、a、b、cを取得する。
そして、端末装置100は、回転角度x、y、zおよび回転角度a、b、cの値をそれぞれ取得すると、x、y、zの値の合計とa、b、cの値の合計とを加算した傾き値Cを算出する。例えば、検出部162は、「C=(x+y+z)+(a+b+c)×調整値」により、傾き値Cを算出する。なお、この調整値は、自由に設定することが値である。
そして、端末装置100は、傾き値Cに対応するレイヤ3を選択し、また、傾き値Cに応じた角度だけレイヤ4を回転させて一部の領域を抽出する。そして、端末装置100は、レイヤ1〜レイヤ5の画像を重畳して、画像データを生成し、生成した画像データを表示する。
例えば、図16に例示するように、端末装置100は、三次元空間上で回転可能に表示されている。図16は、変形例に係る表示処理の一例を示す説明図である。図16に示すように、端末装置100は、図16の(1)の画像データ、図16の(2)の画像データ、図16の(3)の画像データに示すように、三次元空間上での画像データが回転操作されると、光の反射を擬似的に表現した模様である白色の四角の模様が変化した画像データに表示を切り替える。また、同様に、三次元空間上での画像データが回転操作されることで、光の反射を擬似的に表現した模様周辺で表示される色の位置が変化する。
このため、物体の表面加工による物体光の見え方の変化が、三次元空間上で表示される画像データの傾きと連動した画像パターンの変化で再現することができ、プリズムシールなどのキラキラ感を平面画面の表示で擬似的に体験させることが可能である。
〔ユーザの視点位置に応じた画像データの表示処理〕
また、上記実施形態では、端末装置100本体の傾きを検出し、端末装置100本体の傾きに応じて、白および原色(可視光色)パターン画像を変えて表示する場合を説明した。しかし、この例に限らず、端末装置100本体の傾きとともに、ユーザの視点位置に応じて、パターン画像を変えて表示するようにしてもよい。
例えば、端末装置100は、既存の技術によりユーザの視点位置を特定し、端末装置100本体の傾きとユーザの視点位置から端末装置100に対する視点角度を求め、端末装置100本体の傾きと視点角度とから傾き値Cを算出する。そして、端末装置100は、傾き値Cに対応するレイヤ3を選択し、また、傾き値Cに応じた角度だけレイヤ4を回転させて一部の領域を抽出する。そして、端末装置100は、レイヤ1〜レイヤ5の画像を重畳して、画像データを生成し、生成した画像データを表示する。
これにより、端末装置100は、ユーザの視点位置が変わると、光の反射を擬似的に表現した模様である白色の四角の模様が変化した画像データに表示を切り替える。また、同様に、三次元空間上での画像データが回転操作されることで、光の反射を擬似的に表現した模様周辺で表示される色の位置が変化する。このため、ユーザの視点位置と連動した画像パターンの変化で再現することができ、プリズムシールなどのキラキラ感を平面画面の表示で擬似的に体験させることが可能である。
〔光の反射を擬似的に表現した模様〕
また、上記実施形態では、光の反射を擬似的に表現した模様が四角形である場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、光の反射を擬似的に表現した模様の形状は、どのような形状であってもよい。例えば、図17の(1)に例示するように、模様の形状が円であってもよいし、図17の(2)に例示するように、模様の形状が星型であってもよい。また、上記実施形態では、レイヤ3の画像データについては、光の反射を表現した部分と透過している部分とが明確に分かれている場合を例に説明したが(図5参照)、これに限定されるものではない。例えば、図18の(1)および図18の(2)に例示するように、少し白い部分や、少しだけ透過する部分を組み合わせることで、反射光の強弱を表現してもよいし、光の反射を表現した部分と透過している部分をどのように組み合わせるかも任意に変更してよい。なお、図18の例では、白い部分は、光の反射を表現した部分であり、図面の黒い部分は、実際は、下位のレイヤ1、2の画像データの色が透過する透明な部分である。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、検出手段は、検出部や検出回路に読み替えることができる。
100 端末装置
110 表示部
120 入力部
130 通信部
140 画像記憶部
150 制御部
160 ブラウザ制御部
161 操作受付部
162 検出部
163 変更部
164 生成部
165 画像表示部

Claims (6)

  1. 自装置の傾きを検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された傾きに応じて、光の反射を擬似的に表現した白色部分とそれ以外の透過色部分とからなる第一のシートであって、表示態様がそれぞれ異なる複数の第一のシートのうち、いずれか一つの第一のシートを選択することにより、前記第一のシートの表示態様を変更する変更部と、
    前記変更部によって表示態様が変更された第一のシートを、ベースの画像であるベース画像シートの上に重畳して表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記変更部は、前記検出部によって検出された傾きに応じて、前記第一のシートの表示態様を変更するとともに、全体の色の変化を表現した第二のシートの表示態様を変更し、
    前記表示部は、前記変更部によって表示態様が変更された第一のシートおよび第二のシートを、前記ベース画像シートの上に重畳して表示することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記各シートを操作に応じて3次元仮想空間上で回転させる三次元処理手段と、
    前記三次元処理手段によって仮想空間上で回転されたシートの仮想回転の角度を取得する取得部とをさらに備え、
    前記変更部は、前記検出部によって検出された傾きと前記取得部によって取得された回転角度とに応じて、前記第一のシートの表示態様を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. ユーザの視点の位置を特定する特定部をさらに備え、
    前記変更部は、前記検出部によって検出された傾きと前記特定部によって特定されたユーザの視点位置とに応じて、前記第一のシートの表示態様を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の端末装置。
  5. 端末装置が実行する表示処理方法であって、
    自装置の傾きを検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された傾きに応じて、光の反射を擬似的に表現した白色部分とそれ以外の透過色部分とからなる第一のシートであって、表示態様がそれぞれ異なる複数の第一のシートのうち、いずれか一つの第一のシートを選択することにより、前記第一のシートの表示態様を変更する変更工程と、
    前記変更工程によって表示態様が変更された第一のシートを、ベースの画像であるベース画像シートの上に重畳して表示する表示工程と、
    を含むことを特徴とする表示処理方法。
  6. 自装置の傾きを検出する検出手順と、
    前記検出手順によって検出された傾きに応じて、光の反射を擬似的に表現した白色部分とそれ以外の透過色部分とからなる第一のシートであって、表示態様がそれぞれ異なる複数の第一のシートのうち、いずれか一つの第一のシートを選択することにより、前記第一のシートの表示態様を変更する変更手順と、
    前記変更手順によって表示態様が変更された第一のシートを、ベースの画像であるベース画像シートの上に重畳して表示する表示手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする表示処理プログラム。
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